JPH08508603A - 電気スイッチに関する改良 - Google Patents

電気スイッチに関する改良

Info

Publication number
JPH08508603A
JPH08508603A JP6518740A JP51874094A JPH08508603A JP H08508603 A JPH08508603 A JP H08508603A JP 6518740 A JP6518740 A JP 6518740A JP 51874094 A JP51874094 A JP 51874094A JP H08508603 A JPH08508603 A JP H08508603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
bimetal
conductors
ptc
molded plastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6518740A
Other languages
English (en)
Inventor
スミス,デイビッド・アンドリュー
フローレンタイン,ビンセント・アンドリュー
Original Assignee
オッタ・コントロールズ・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オッタ・コントロールズ・リミテッド filed Critical オッタ・コントロールズ・リミテッド
Publication of JPH08508603A publication Critical patent/JPH08508603A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H61/00Electrothermal relays
    • H01H61/01Details
    • H01H61/013Heating arrangements for operating relays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/50Means for increasing contact pressure, preventing vibration of contacts, holding contacts together after engagement, or biasing contacts to the open position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/50Means for increasing contact pressure, preventing vibration of contacts, holding contacts together after engagement, or biasing contacts to the open position
    • H01H1/504Means for increasing contact pressure, preventing vibration of contacts, holding contacts together after engagement, or biasing contacts to the open position by thermal means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H81/00Protective switches in which contacts are normally closed but are repeatedly opened and reclosed as long as a condition causing excess current persists, e.g. for current limiting
    • H01H81/02Protective switches in which contacts are normally closed but are repeatedly opened and reclosed as long as a condition causing excess current persists, e.g. for current limiting electrothermally operated

Landscapes

  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 2amp以下のオーダの比較的低い過負荷の電流に応答して回路を開くように設計される熱反応性のスイッチは、第1および第2の単純な銅線の端子をとらえ内部チャンバを有する成形されたプラスチックの本体を含み、非常に薄いスナップ動作するバイメタルブレードはワイヤの端子の一方にスポット溶接され、スイッチング動作において他方のワイヤの端子と協働する銀の接触子を有し、スイッチ本体のチャンバの内部構成は、それにバイメタルブレードが固定されるワイヤ端子のそれぞれ一方によってバイメタルブレードに物理的なサポートを与えるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】 電気スイッチに関する改良 発明の分野 この発明は、電気スイッチに関する改良に関連し、より特定的には熱アクチュ エータのようなバイメタルの素子を用いる熱反応性の電気スイッチに関連する。発明の背景 バイメタルのアクチュエータを用いるさまさまな種類の電気スイッチが既知で あり、同様にバイメタルのスイッチアクチュエータの多くの異なる形状が既知で ある。初期のバイメタルスイッチは単に、温度変化に応答して比較的ゆっくりと 動く単純なバイメタルブレードを用い、スイッチにアークの問題を起こしたので 、対向して湾曲した外形の間をスナップ動作で動くことのできる窪んた(dished )バイメタル素子として構成される、スナップ動作するバイメタルアクチュエー タの開発によって、当該分野は大きく前進した。 たとえばGB600055、GB657434、GB1064643、GB1 542252、およびGB2124429に開示されているような、スナップ動 作するバイメタルアクチュエータの種々の形が既知であり、このようなバイメタ ルアクチュエータを用いる電気スイッチの種々の形もまた同様に既知である。た とえは上述のGB2124429は、電流感度のよいスイッチにおける梨型でス ナップ動作するバイメタルアクチュエータの利用を開示し、そ こを流れる電流によってバイメタルが加熱されると、電流の過負荷状態において スイッチがはずれる(trip)ように設計されている。 バイメタルスイッチにおいてスイッチの接触子と直列にまたはこれと並列にヒ ータ素子を設けることが知られている。スイッチの接触子と直列にヒータ素子が 設けられれば、たとえば小型の電気モータのためのモータ保護スイッチ等の特殊 な要件に合わせてスイッチのスイッチング特性を調整することが可能である。G B 2 133 931では、スイッチの通常の動作において熱が発生されてス イッチの特性に影響を与えるように、より一般的に用いられる真鍮ではなくニッ ケルクロム合金またはステンレス鋼等の比較的高抵抗の材料で形成された端子部 分を有するバイメタルスイッチが記載されている。大きな電流に対するバイメタ ルの応答は、端子部分で発生された熱がバイメタルまで伝達されるのにかかる時 間よりも迅速であるために、端子部分で発生された熱によって大きな過負荷の電 流に対するスイッチの応答が大きく影響されることはないが、わずかに過負荷の レベルにある電流に対するスイッチの応答は高められる。ヒータ素子がスイッチ の接触子と並列に接続された場合には、スイッチの接触子が閉じている限り、ヒ ータおよびバイメタルの相対的な抵抗に依存した電流をヒータが通し、この状態 でのヒータの電流は無視できる程度のものであるかもしれず、またはそうでない かもしれないが、 バイメタルが動作すると、ヒータはフルの負荷電流を通し、熱を発生してそれが バイメタルに伝達され、そのリセット期間を遅延させるか、または完全にリセッ トするのを防ぐ。 上述のGB 2 133 931のように比較的高抵抗の材料で形成されるス イッチ部分を用いるのとともに、導電性のインクから薄膜抵抗器として、および セラミックPTC材料(すなわち正の温度の抵抗係数を有するセラミック材料) としてスイッチヒータを形成することが知られている。PTC材料ヒータの利点 は、スイッチの接触子と並列に接続されると、スイッチの接触子が開いていると きにPTC材料における貫通電流によっておこる自己加熱がスイッチのバイメタ ル素子に熱を与えるだけでなく、PTC材料の抵抗をも増大して、それによって スイッチの負荷に与えられる電流を効果的に低減することである。PTC材料の ヒータを組み込むバイメタルスイッチの例は、GB 2 252 674に記載 されている。 PTC材料の抵抗は、それら自体によって電気モータのための過負荷防止装置 としても用いられており、たとえばGB 1 604 111は、モータの巻線 と直列に接続され、モータの過負荷によってPTC装置の抵抗が著しく増大する ような場合にはモータを通る電流を安全なレベルに低減するように動作するPT C材料の抵抗の利用を開示している。このような装置はまた、電気モータのため の始動回路内の熱継電器としても有用であり、たとえばGB 2 015 823は、PTC抵抗器を電気モータの始動巻線と直列に設けて、 モータを始動させるために大きな初期電流が流れることをPTC抵抗器が許容し 、その後その抵抗を増大して、これに対応して始動巻線の電流を低減させること を開示している。PTC特性を有するプラスチック材料もまた既知であり、たと えば、WO 91/07804では、たとえばこのようなPTCサーミスタが、 小型DCモータの電機子の巻線と直列に接続され、モータ保護機能を果たす。 上述のことより、当該分野においてはバイメタルスイッチ、加熱素子を組み込 みPTC材料の加熱素子を含むバイメタルスイッチ、およびPTC材料の保護装 置に対する数多くの提案があることがわかるだろう。モータ保護の応用例では、 小型化がさらに進み動力がより大きくなってきている自動車の窓の開閉モータ等 の小型DCモータの保護に関しては特に、単純なバイメタルスイッチを用いるこ とによって、スイッチのサイクリングが断続的に加熱および冷却する際に敏感な ギアの列におけるギアの軋みを引き起こす可能性があり、スイッチの寿命を制限 し、停止したモータが、保護されて制限された温度に確実に保持されるように注 意深く制御される必要があるという問題を起こす。さらに、状況によっては、停 止したモータの内部抵抗が急速に増大し、それによって貫通電流が急激に低下し 、電流感度のよいバイメタルスイッチでモータを保護することの難 しさを助長し、スイッチの設計および製造に厳しい要件を課す。バイメタルスイ ッチにPTC抵抗器を組み込むと、バイメタル特性とPTC装置の特性との組合 せによって十分なさらなるスイッチの変数を与え、設計をさらに多様化させ、特 定の応用例の要件を満たすことが可能になる点においてある程度これらの問題を 克服するが、これはスイッチをより複雑にすることを伴なう。PTC装置自体は 単純であるという利点を有するが、特定の応用に適合するように個々に設計され なくてはならず、時間的に特に安定しているわけでもなく、温度および電流の両 方に依存する動作特性を示す。発明の目的および概要 本発明の目的は、上述の問題を克服する、または少なくとも実質的に軽減する ことができる熱反応性のバイメタルスイッチを提供することであり、このスイッ チはさらに、好ましくは安価で、複雑でない構造を有する。 本発明のある局面に従えば、成形プラスチックスイッチ本体内に収容されるバ イメタルスイッチが提供され、成形プラスチックスイッチ本体は、重合PTC材 料で形成される。 本発明のより特定的な局面に従えば、そこに第1および第2の端子導体を収容 する成形プラスチック本体部分と、この導体の一方に固定されてスイッチの可動 接触子を構成する接触子を支持するスナップ動作するバイメタルアクチ ュエータとを含み、このような接触子は2つの導体のうちの他方とスイッチング 動作の際に協働するように構成され、成形プラスチック本体部分は重合PTC材 料で形成されるスイッチが提供される。 本発明を実施する際にいかなる適切な重合PTC材料が用いられてもよいが、 1以上の導電性充填剤を組込み、好ましくはさらにファイバ等の非導電性充填剤 を組込むポリプロピレン等のポリオレフィン材料を用いて、安定性および再現性 を与えるのが好ましい。カーボンブラックが好ましい導電性の充填剤であり、比 較的低い割合(0ないし5%)の導電性の高いカーボンブラック(たとえばアク ゾ(Akzo)からのケットジェンブラック(Ketjenblack)EC600)と比較的 高い割合(0ないし30%)のPTC効果に実質的に寄与するようなカーボンブ ラック(たとえばカボット社(Cabot Coportation)からのエルフレックス(Elf lex)120)とを用いるのが好ましいであろう。非導電性の充填剤は、たとえ ば0ないし40%のガラスファイバであってもよい。ここで挙げた割合は重量% である。 スイッチのバイメタルアクチュエータは、有利には補助的な熱源を与える必要 なく、2amp以下という低い貫通電流にも応答することができるような薄さで あり、たとえばバイメタル素子は0.076mm(0.003インチ)のオーダ の厚さであり、スイッチの本体部分は、好ましくはスイッチング動作の間バイメ タル素子に物理的なサポー トを与える。 以下に詳細に説明する例示的な実施例において、バイメタルアクチュエータは 、間隔をあけられた脚部の間で舌部を規定する一般的にU字型のカットアウトを 有する類のものであり、脚部は舌部の自由端近傍でブリッジされている。端子導 体は単純なワイヤとして形成され、バイメタルの舌部は、たとえば溶接によって 、端子導体の一方に固定され、ブリッジ部分は他方の導体と協働する接触子を有 する。他方の導体には別個の接触子は与えられないが、これはたとえばWO 9 2/14282に説明されるような銀アンチモンの被覆等の、銀または銀の合金 の被覆を含む。スイッチの成形されたプラスチックのPCT材料の本体部分は、 バイメタルアクチュエータのエンクロージャを規定し、以下に説明するようにバ イメタルに構造的なサポートを与える部分を組入れる。結果としてできるスイッ チは単純で簡単に製造できる構造であり、小型にできるので非常に低い過負荷電 流にも感度を増すことができる。さらに、PTC材料の特性が多彩であるため、 特定の応用に合わせて容易にスイッチをあつらえることができる。 スイッチの電流感度をさらに高めるために、それが所望であれば、スイッチが 閉じた状態にあるときにバイメタルアクチュエータに熱を送り込むように直列に 接続された加熱素子が設けられてもよく、特に好都合な構成では、このような直 列の加熱素子は抵抗加熱素子として形成されるス イッチの2つの端子導体の一方または他方または両方の一部によって構成されて もよい。このような構成によって、電流の過負荷状態に対して直列の加熱素子が 設けられない時に得られるであろうよりも速いスイッチの反応を得るように構成 できる。それに代わる構成では、高抵抗の加熱素子がスイッチの導体に並列に、 たとえばスイッチの本体部分にプリントされる導電性インクの形で設けられても よく、このような構成の効果は、スイッチへのおよびそれを介する電源がオフに され、それによりバイメタルアクチュエータが冷まされてスイッチをリセットす るようなときまではスイッチのリセットを抑制するというものである。 この発明の上述のおよびさらなる特徴は、添付の請求の範囲において特定的に 述べられ、添付の図面を参照して与えられる例示的な実施例の以下の詳細な説明 を考慮することによって、最もよく解されるであろう。図面の簡単な説明 図1は、図2の線I…Iに沿った主題のスイッチの側面断面図であり、 図2はトップカバーを外した図1のスイッチを示す平面図であり、 図3は所望であれば図1のスイッチに用いられ得る、スイッチ内に直列接続さ れるヒータを設ける代替的な導体の構成を示す。実施例の詳細な説明 以下に説明するスイッチは多くの点でWO 92/20086に記載されるス イッチと同一であるが、主に、スイッチの成形プラスチック本体部分1が重合P TC材料で形成される点においてこれとは異なっている。添付の図面はWO 9 2/20086と同一である。 図面の図はスイッチの拡大図であり、示される寸法はスイッチの実際の寸法を ミリメートルで表している。スイッチの成形されたプラスチックの本体部分はし たがって、10.5mm×6.0mm×2.7mmの寸法の概ね方形であり、端 子導体2、3はさらに7.0mmだけ外に突出している。スイッチのトップカバ ーの厚さは0.5mmである。したがって、スイッチ全体は小型なので、自動部 品挿入装置によって使用するのに適当な小型容器(bandolier)内に入れて供給 するのが好都合であろう。 本発明を実施する際に本体部分1の形成に、PTC特性を示すいかなる適切な プラスチック材料を用いてもよいが、1以上の導電性の充填剤を組込み、好まし くはさらにファイバ等の非導電性の充填剤を組込むポリプロピレン等のポリオレ フィン材料を用いて、安定性およひ再現性を与えるのが好ましい。カーボンブラ ックが好ましい導電性の充填剤であり、比較的低い割合(0ないし5%)の導電 性の高いカーボンブラック(たとえばアクゾからのケットジェンブラックEC6 00)と比較的高い割合(0ないし30%)のPTC効果に実質的に寄与するよ うなカーボンブラ ック(たとえばカボット社からのエルフレックス120)とを用いるのが好まし いであろう。非導電性の充填剤は、たとえば0ないし40%のガラスファイバで あってもよい。ここで挙げた割合は重量%である。 スイッチの本体部分1内に、8.0mm×5.0mm×1.7mmのオーダの 寸法のチャンバ4が規定され、アップスタンド5がこのチャンバの一部を占める 。単純な銅線の導体2は断面が四角形または方形であって、その一方端で本体部 分1に成形され、その前部はアップスタンド5の上表面の凹所で受けられ、単純 な銅線の導体3は断面が円形であるが、これも四角形または方形の断面を有して もよく、チャンバ4内の7で露出するように本体部分1の対向端に成形される。 バイメタルアクチュエータ6は導体2の前部に溶接される。導体3の部分7は主 題のスイッチのスイッチング接触子を構成し、したがって導体3は、好ましくは 銀めっきされた銅線、またはより好ましくはWO 92/14282に記載され るような銀−アンチモンめっきされた銅線で形成される。導体2も同様に形成さ れてもよいが、必須ではない。 上述のWO 92/14282の教示に従って、優れた磨耗特性とともに卓越 した電気的特性を与える導線の好ましい形は、銅線、または少なくとも銅の90 %の熱伝導性、より好ましくは純度99.95%の銅の95%ないし99%の熱 伝導性を有する銅の合金から形成され、銀およびア ンチモンの厚いめっき層を設けたワイヤを含み、上述の導線3は有利にこの構成 を有してもよい。純度の高い銀(純度99.9%)およびごく少量、典型的には 約1%で特定的には0.3%ないし0.7%のアンチモンを含む厚いめっき(た とえば、少なくとも30ミクロン、好ましくは40ミクロンの厚さ)を、銅また は熱伝導性の高い銅の合金で形成される導体上に用いることによって、スイッチ ング動作の間の銀の粉末の形成が抑制され、約70,000のスイッチングサイ クルの寿命が得られるかもしれない。 バイメタルアクチュエータ6はオッター・コントロールズ(otter controls) 型であり、ブリッジ部分11によってブリッジされる脚部10の間の舌部9を規 定する、概ねU字型のカットアウト8を有するバイメタル材料の窪んだブレード を含む。スイッチの可動接触子は、図1に最もよく示されるようにブリッジ部分 11の下側に溶接される銀の接触子12によって構成される。アクチュエータ6 は、そこに溶接される舌部9によって端子導体2に固定される。バイメタルブレ ードの形状は、脚部10およびブレードの接触子を有する前部における電流密度 を増すことによって通過電流に対する応答性を高めるようなものである。 アップスタンド5は導体2の前部にサポートを与え、次にこれがバイメタルア クチュエータ6の舌部9にサポートを与え、一方バイメタル6の脚部10および ブリッジ部分11はチャンバ4内を自由に動ける。この構成によって、 スイッチング動作は実質的にもっぱら導体2上のそのサポートによって舌部9に ついて確立される安定した位置のまわりに脚部10が屈曲することによってのみ 行なわれるので、スイッチの温度反応特性を予めよりよく定めることができる。 さらに、舌部9をこのようにサポートすることによって、舌部の付け根の応力割 れのリスクが減じられ、バイメタルの作動応力はその長手の脚部10に向けて集 中する。 ここで説明するスイッチの構成は、導体2および3とバイメタル6とで構成さ れ、スイッチの本体部分1によって構成されるPTCヒータがバイメタルスイッ チと並列に接続される単純なバイメタルスイッチを含む。説明したようなスイッ チの動作において、スイッチの環境からの熱伝導の結果として、またはそこを流 れる電流によるバイメタルの加熱の結果として、またはPTC材料を流れる電流 によるバイメタルの加熱の結果として、またはこれらの3つの効果の任意の2つ またはそれ以上の組合せによって、バイメタル6の温度がある予め定められたレ ベルまで上昇すると常に、接触子12がスナップ動作で導体3の部分7から離れ るように動く。バイメタルが十分に冷めると、スイッチが再び閉成される。しか しながら、スイッチ本体部分1を形成する重合PTC材料の特性は、スイッチの 特性全体に影響を及ぼし、リセットしてスイッチの接触子が再閉成するような温 度までバイメタルが冷却しないように設計し てもよく、または、スイッチのサイクリングによってモータが高い温度になって 停止することがあってはならないモータ保護の応用等の特定の応用に適合するよ うにスイッチサイクルのオン−オフ時間を調節するような量の熱を接触子が開成 した状況でバイメタル6にもたらすように設計してもよい。スイッチの本体部分 1のPTC特性をバイメタル6に固有のスイッチング特性と組合せることによっ て特定の応用に合わせて特殊なスイッチを即座に設計することを提供する。本発 明に従うスイッチを特定の応用に適合させるために調整できるさらなる設計上の 変数は、以下に説明するように直列に接続されるヒータをスイッチに含むことに よって得られる。 クロージャ15は、好都合にはスイッチ本体の一体の部分として成形されても よく、それに蝶番状に結合され、バイメタル6をチャンバ4に組立てて舌部9を 導体2の前部にスポット溶接した後、超音波で溶接されて閉じられる。クロージ ャ15は、チャンバ4をスイッチの環境から分離するように形成されてもよく、 またその代わりに図示されるように1以上の開口16を設けられてもよい。 アクチュエータ6のバイメタル材料の厚さは、わずか0.076mm(0.0 03インチ)であり、我々が特別に製造しなくてはならなかった。スイッチ本体 がバイメタルに物理的なサポートを与え、かつ重合PTC材料で形成されるため にスイッチの動作特性に寄与するようなスイッチの 構成においてこのように薄いバイメタル材料を用いることによって、2amps を下回る小さい電流のスイッチングで反復可能なスイッチ動作を得ることが可能 となっている。さらに、バイメタルスイッチ素子に並列にPTCスイッチ本体を 設けることによって、接触子が開いている状態でバイメタルスイッチが故障した 場合に、PTC材料によって過負荷電流の防止が維持される結果が得られる。 あるスイッチのアプリケーションでは直列接続されたヒータを設けることが望 ましいかもしれず、上述のスイッチはこのようなヒータを組入れるように簡単に 変形され得る。図3は、図1および図2のスイッチにおいて導体2の代わりに用 いられ得る導体の代替的な形状を示す。図3に示されるように、導体20は抵抗 加熱材料で形成され、スイッチ本体のチャンバ4内で受けられるように適合され る前部21を有し、一般に螺旋状に形成されて、バイメタルアクチュエータ6の 舌部9がそこにスポット溶接されるパッド22で終わる。図3に示される寸法は ミリメートルであり、図3はコンダクタの拡大図である。 上述のスイッチは、自動製造および設置によく適しており、最小の部品を含み 、比較的安価であり、電流感度を高めるために小型化することもできる。しかし ながら、このスイッチはこの発明によって達成可能なものの一例にすぎず、この 発明の範囲および精神を逸脱することなく変形および変更が可能である。たとえ ば、バイメタルは、電流感 度を高めるために上述のGB2124429に説明されるような梨型であっても よく、またはそれに代わる種々の形状もとり得る。さらに、ワイヤ端子2および 3の代わりに適切なシートメタル部品を用いてもよく、これは重合PTC材料本 体部分1にインサート成形され、半田付けによって、または極端な温度にスイッ チがさらされることを避けるのが好ましいことを考えればより好ましくは機械的 なスプリング締付機構によって、たとえばプリント回路板へのスイッチの表面装 着のために本体部分の下面でアクセスできる端子パッドを有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フローレンタイン,ビンセント・アンドリ ュー イギリス、エス・ケイ・17 9・ピィ・ビ ィ、ダービーシャー、バックストン、ケン ドール・クロース、16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 重合PTC材料で形成される成形プラスチックスイッチ本体内に収容され るバイメタルスイッチ。 2.熱反応性のスイッチであって、そこに第1および第2の端子導体をとらえる 成形されたプラスチックの本体部分と、前記導体の一方に固定され、スイッチの 可動接触子を構成しかつスイッチング動作において2つの導体の他方と協働する ように構成される接触子を有するスナップ動作するバイメタルアクチュエータと を含み、成形プラスチック本体部分が重合PTC材料で形成される、熱反応性の スイッチ。 3.第1および第2の端子導体が単純な導電性のワイヤの導体を含む、請求項2 に記載のスイッチ。 4.2つの導体の少なくとも前記他方が、アンチモンを含む銀でめっきされた銅 を含む、請求項2または3に記載のスイッチ。 5.前記接触子が銀を含む、請求項4に記載のスイッチ。 6.第1および第2の導体が成形されたプラスチックの本体の間隔をあけられた 対向端で捕えられる、請求項2ないし5のいずれかに記載のスイッチ。 7.バイメタルがそれに固定される導体の一方が、四角形または方形の断面を有 し、バイメタルが導体の平坦な表面に溶接される、請求項2ないし6のいずれか に記載のスイッチ。 8.バイメタルアクチュエータが、1対の外部の脚部に延ひ中央の舌部を規定す る概ねU字型のカットアウトを有する窪んだバイメタルブレードを含み、バイメ タルの舌部が導体の前記一方に固定される、請求項2ないし7のいずれかに記載 のスイッチ。 9.バイメタルブレードの厚さが0.076mmである、請求項8に記載のスイ ッチ。 10.前記導体の一方および/または他方が、バイメタルアクチュエータに熱を 送り込むように適合される抵抗加熱部分を含む、請求項2ないし9の先行請求項 のいずれかに記載のスイッチ。 11. 重合PTC材料が、重合材料にPTC特性を与える1以上の導電性の充 填剤および非導電性の充填剤を組込む、先行請求項のいずれかに記載のスイッチ 。 12. 導電性の充填剤がカーボンブラックを含む、請求項11に記載のスイッ チ。 13. 非導電性の充填剤がファイバ材料を含む、請求項11または12に記載 のスイッチ。 14. 実質的に、添付の図面を参照してここで説明したような熱反応性スイッ チ。
JP6518740A 1993-02-18 1994-02-16 電気スイッチに関する改良 Pending JPH08508603A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9303292.8 1993-02-18
GB9303292A GB2275823B (en) 1993-02-18 1993-02-18 Improvements relating to electric switches
PCT/GB1994/000315 WO1994019815A1 (en) 1993-02-18 1994-02-16 Improvements relating to electric switches

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08508603A true JPH08508603A (ja) 1996-09-10

Family

ID=10730659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6518740A Pending JPH08508603A (ja) 1993-02-18 1994-02-16 電気スイッチに関する改良

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0685107B1 (ja)
JP (1) JPH08508603A (ja)
KR (1) KR960701458A (ja)
AU (1) AU6008994A (ja)
CA (1) CA2155961A1 (ja)
DE (1) DE69406429D1 (ja)
GB (1) GB2275823B (ja)
WO (1) WO1994019815A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19546005C2 (de) 1995-12-09 1999-07-08 Hofsaes Marcel Schalter mit einem temperaturabhängigen Schaltwerk
DE19546004C2 (de) * 1995-12-09 1998-01-15 Hofsaes Marcel Schalter mit einem bei Übertemperatur schaltenden Schaltwerk
WO2005073995A1 (en) * 2004-01-30 2005-08-11 Danfoss Compressors Gmbh A system for preheating a bimetal protector, and a bimetal protector
DE102007014237A1 (de) * 2007-03-16 2008-09-18 Hofsaess, Marcel P. Temperaturabhängiger Schalter und dafür vorgesehenes Schaltwerk
KR20110005879A (ko) * 2008-04-18 2011-01-19 타이코 일렉트로닉스 저팬 지.케이. 회로 보호 디바이스
GB2481240B (en) 2010-06-17 2017-04-12 Otter Controls Ltd Thermally responsive electric switches
DE102011016133B4 (de) * 2011-03-29 2012-10-18 Marcel P. HOFSAESS Temperaturabhängiger Schalter mit Vorwiderstand

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8614198D0 (en) * 1986-06-11 1986-07-16 Salplex Ltd Information handling & control systems
DE3711666A1 (de) * 1987-04-07 1988-10-27 Hofsass P Temperaturschalter
JPH0834075B2 (ja) * 1988-03-29 1996-03-29 東部電気株式会社 サーマルスイッチ
EP0453596B1 (de) * 1990-04-25 1995-03-22 Ulrika Hofsäss Temperaturschalter
GB9109316D0 (en) * 1991-04-30 1991-06-19 Otter Controls Ltd Improvements relating to electric switches

Also Published As

Publication number Publication date
GB9303292D0 (en) 1993-04-07
EP0685107B1 (en) 1997-10-22
KR960701458A (ko) 1996-02-24
AU6008994A (en) 1994-09-14
CA2155961A1 (en) 1994-09-01
GB2275823A (en) 1994-09-07
EP0685107A1 (en) 1995-12-06
DE69406429D1 (de) 1997-11-27
GB2275823B (en) 1996-11-27
WO1994019815A1 (en) 1994-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5428336A (en) Electric switches
AU746905B2 (en) Temperature-dependent switch having a current transfer member
US4399423A (en) Miniature electric circuit protector
US8237536B2 (en) Thermal protector
EP0714550B1 (en) Electric switches
EP0306544A1 (en) Protector
EP0128978B1 (en) Thermostat
US3707694A (en) Thermally sensitive circuit control apparatus
US4580123A (en) Thermal protective switch
JPH08508603A (ja) 電気スイッチに関する改良
GB1594334A (en) Thermal protection for electric motors
US4703298A (en) Thermostat with ceramic mounting pins of resistive material
JPS60232630A (ja) バイメタル保護スイツチ
US4591820A (en) Thermostatic electric switch and thermal biasing assembly therefor
EP0226663A1 (en) Thermostat
US4646051A (en) Thermostatic electric switch and thermal biasing assembly therefor
US4318071A (en) Interface relay for high current equipment
EP0376660A2 (en) Improvements relating to thermal switches
JPH0580088B2 (ja)
GB2481240A (en) Thermally responsive electric switch
EP0846329B1 (en) Heat transfer element for thermal controls
US2884501A (en) Circuit protective device
KR100350157B1 (ko) 개선된전기스위치
GB2354927A (en) Water heating element with adjustable resistance track associated with bimetal control
GB2133931A (en) Electric motor protection switches