JPH08508186A - バルーンカテーテル及びバルーンカテーテルで潅流するための装置 - Google Patents

バルーンカテーテル及びバルーンカテーテルで潅流するための装置

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JPH08508186A
JPH08508186A JP6521633A JP52163394A JPH08508186A JP H08508186 A JPH08508186 A JP H08508186A JP 6521633 A JP6521633 A JP 6521633A JP 52163394 A JP52163394 A JP 52163394A JP H08508186 A JPH08508186 A JP H08508186A
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アイグナー,カール・エル
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アイグナー,カール・エル
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Abstract

(57)【要約】 先端部が閉じた多重管腔バルーン型カテーテル(1)であって、カテーテル(1)の基端部から短い距離の所に膨脹可能なバルーン(2)が配置され、カテーテルの一つの場所に少なくとも一つのコントラスト・マーキングを有し、そのマーキングによってバルーン(2)の位置が決定でき、少なくとも二つの管腔(4,6)がカテーテル(1)の長手方向に延長し、二つの管腔のうちの一つ(4)が膨脹可能なバルーン(2)の内部に通じ、第2の管腔(6)がカテーテルの壁にいくつかの横穴を有し、横穴(7)の距離が、バルーン(2)から末端方向に増加し、側壁の近い方の穴はバルーン(2)の末端部から2〜5mmの距離の所に配置されている、多重管腔バルーン型カテーテル(1)、並びに治療に有効な物質の分離灌流のための装置におけるその使用。

Description

【発明の詳細な説明】 バルーンカテーテル及びバルーンカテーテルで 灌流するための装置 本発明は、治療に有効な物質又は物質の組合せにおける分離灌流のための装置 に関する。本発明の核心は、この場合には、治療すべき身体部位の血流を完全に 遮断又は部分的に遮断するために用いる多重管腔カテーテルである。血管中の流 れのこの遮断又は減少によって、従来の技術では患者に害を及ぼすことなしには 達成できない、局部的に非常に高濃度の有効な物質の投与が行えるようにされる 。 薬理学的に有効な物質のそのように高い濃度での投与は、治療においてしばし ば遭遇する要件である。これが可能な装置は化学療法の領域において特に望まし い。 そのような装置、及び関連する二重管腔カテーテルはドイツ特許出願DE−A −3,400,874号から周知である。この刊行物は特に、血液の生体内浄化 装置用二重管腔カテーテルを取り扱っている。その装置にカテーテルが取り付け られる。この装置は、ぜん動ポンプと、限外ろ過フィルタと、組織への抗凝固剤 の注入の可能性とを備える。血液の温度低下を補償す ることができるようにするために管系の一部が加熱浴を通じて導かれる。二重管 腔カテーテルは開いた先端部を有し、その開いた先端部が一つの管腔バルーンに 通じている。第1の管腔及び第2の管腔はカテーテル壁の横穴に通じる。 さまざまに設計された多重管腔カテーテルが現在の技術に属する。 多重管腔バルーンカテーテルの基端部から短い距離の所に、一つのカテーテル 管腔に通じるバルーンを有するところの、膨脹可能な先端部が閉じられている多 重管腔バルーンカテーテルが米国特許第4,382,688号から周知である。 バルーンの基部側でカテーテルの壁に第2のカテーテル管腔に通じる横穴が存在 する。後端部においてカテーテルは、個々の管腔との連結を行うことができるよ うにするために、取付具を有する。カテーテルはバルーンを何個かもつこともで きる。そうすると各場合に2個のバルーンの間に横穴が存在する。 ドイツ特許出願DE−A−3,821,544号にバルーンカテーテルが記載 されている。その膨脹可能なバルーンが複数の小孔形貫通穴を有するので、拡張 したときにバルーンの内部の物質は出ることができる。この物質はバルーンにお ける血管 の壁との接触表面の領域にその作用を及ぼさなければならない。 排出目的のための別の多重バルーンカテーテルが米国特許第3,394,70 5号から周知である。このカテーテルは先端部及びバルーン間とバルーンの口側 とに横穴を有する。横穴はカテーテルの管腔に通じる。 腫瘍の治療においては、使用する細胞増殖抑止剤の作用は局部的な濃度及びp H値に依存する。ほぼ10μg/mlの濃度範囲で腫瘍の群形成能力が急激に低 下する。従って、腫瘍に対する高い抑止効果はこの範囲においてのみ達成される 。最高約100μg/mlまでのなお一層高い濃度によって細胞増殖抑止剤の作 用をより大幅に増大することが可能である。 従来の全身化学療法においては、細胞増殖抑止剤の注入は1〜2μg/mlに 制限されている。高い腫瘍毒力を達成するために上記範囲まで増大することは、 全身的な副作用が生じるために不可能である。 本発明の目的は、局部的に高い濃度の治療上有効な物質を投与できるようにす る装置を得ることである。特に、装置は化学療法のために10μg/ml以上の 範囲の高濃度の細胞増殖抑止剤の投与を行えるようにするものでなければならな い。 この目的は、本発明によれば、先端部が閉じている多重管腔バルーンカテーテ ルであって、カテーテルの基端部から短い距離の所に配置されている膨脹可能な バルーンを有し、カテーテルの一つの場所に少なくとも一つのコントラスト・マ ーキングを備え、そのマーキングによってバルーンの位置が決定でき、少なくと も二つの管腔がカテーテルの長手方向に平行に延長し、二つの管腔のうちの一つ が膨脹可能なバルーンの内部に通じ、第2の管腔がカテーテルの壁にいくつかの 横穴を有する前記多重バルーンカテーテルにおいて、横穴の距離が、バルーンか ら遠ざかる向きに増加し、近い方の穴はバルーンの末端部から2〜5mmの距離 の箇所に配置されることを特徴とする多重管腔バルーンカテーテルによって達成 される。 本発明の好適な実施例においては、端部が開いた第3の管腔を更に設けること ができる。これはカテーテルの先端部に置かれている可撓性チューブ片中に開き 、かつ血流中にカテーテルを配置する間に案内ワイヤを受けるために用いられる 。 又、この解決策は、治療に有効な物質の注入のためのポンプ系と循環系とを備 え、循環系はポンプ系に取り付けるための三方コックと灌流のためのポンプ系と 外部取付けのための二つの 連結具と本発明の二つのバルーンカテーテルに連結できる二つの無菌包装された チューブ片とを備える、治療に有効な物質の分離灌流のための装置を含む。 本発明のカテーテルは、例えば、大動脈又は大静脈等の動脈又は静脈をふさぐ 、充填体積が最大25mlのバルーンを有する。 このカテーテルはコントラスト・マーキングを有する。画像変換器による監視 の下に血管中に正確に配置できるようにするためにそのマーキングを適当な点に おいてX線によって検出できる。好適な実施例においては、バルーンの縁部上の X線コントラスト・マーキングによってバルーンは境界を定められる。所望の点 においてカテーテル管のポリマー材料に電波に対して不透明な材料を含ませるこ とによってコントラスト・マーキングは得られる。又、バルーンを膨らませるた めの電波に対して不透明な流体でバルーンを充たすことが可能である。このよう にして位置の監視をなお一層改善することが可能である。X線コントラスト媒体 はカテーテルの充填管腔を通じて注入される。その充填管腔は停止コック付で端 部に設けられる。バルーンの充填管腔に平行に注入管腔が延長する。この注入管 腔はいくつ かの横穴を有する。それらの横穴はバルーンの末端部から2〜5cmの距離から 始まる。それらの穴の間隔は、バルーンから末端に向かって増大する。本発明の 好適な実施例においては、横穴がバルーンから4種類の距離で配置され、各場合 に約10、20及び40mmだけ互いに隔てられる。この配置によって、穴の近 くにある血管の分岐を通じての細胞増殖抑止剤の過剰投与を、従って、治療すべ き個々の部位の過剰な治療又は不適切な治療を阻止する。横穴の形は一般に、直 径が1.5〜3mmの円又は楕円形状である。 本発明のカテーテルはより硬い設計形態又はより軟らかい設計形態であること が要求される。より硬い設計形態用の材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、 塩化ポリビニール、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアミド及びシリコン ・エラストマー等の医学的に適合性のあるプラスチックである。 ポリマー物質のショアーA硬さは96〜99である。 より軟らかい設計用には、硬い設計形態用のプラスチックと同じプラスチック が適当であるが、より軟らかい形態ではショアーA硬さは87〜95である。 カテーテルは先端部が閉じている。カテーテルの注入管腔の 末端部には、二つの同一流体又は2種類の流体の逐次分離注入を行えるようにす るための三方コックが設けられる。 第3の管腔を有する本発明のカテーテルを提供することが特に好ましい。これ は案内ワイヤのための管腔として用いられ、血管内部でのカテーテルの配置を容 易にする。第3の管腔は、カテーテルの先端部に適当なやり方で置かれている端 末チューブ片の基部近くに開く。ワイヤを挿入できるようにするために、チュー ブ片の端部は開いている。チューブ片の長さは、バルーンの上縁部から測って5 〜8cmに達する。その上部1/3においてチューブ片はある角度で設計できる 。カテーテルの長手軸からのずれの角度は全体として20゜〜30゜である。 挿入管腔の末端部には三方コック又は自動止め弁が設けられる。 第3の管腔はカテーテルの残りと同じ材料で製作されるが、終端チューブ片は 軟らかい可撓性材料で製作することが好ましい。 先端部に好適な材料はシリコン・エラストマー、ポリウレタン、ポリオレフィ ン、PVCである。このポリマー材料のショアーA硬さは80〜85である。 身体の治療すべき部位における細胞活動抑制剤の所望の局部的な濃度を達成す るために、治療はより硬い形態の二重管腔バルーンカテーテルを主血管、例えば 大動脈中に挿入すること、並びに適当な点で血流を遮断することを含む。このた めに、十分な量の流体媒体、例えばX線コントラスト媒体と生理学的食塩水との 混合物が充填管腔を通じてバルーンに入れられ、カテーテルは膨れたバルーンに よって血管内部に固定される。充填体積は一般に20mlから最大25mlで停 止コックを用いて所望量を設定する。電波に対して不透明なマーキングによって 画像変換器監視によりカテーテルの正確な配置が可能である。本発明のカテーテ ルが血流によってねじられないようにそれは十分に硬くなければならない。これ はカテーテル管に一層硬いポリマーを使用することによって行われる。 しかし、まず案内ワイヤを患者の血管内に挿入するとより十分に有利である。 そうしてから、次にカテーテルを前記第3の管腔すなわち挿入管腔によって血管 に挿入する。この手順は配置を極めて容易にする。従って、特に、例えば、しば しばS字横腹動脈等の大きく湾曲している血管を通じてカテーテルを押さなけれ ばならないときに、これによって管に穴を開けること なしに安全に挿入できる。 この理由から、本発明によれば、本発明のバルーンカテーテルの末端チューブ 片の有利な斜め配置も行われる。 患者の腿に血液を供給する血管に本発明のバルーンカテーテルを挿入した後、 三方コックを用いて注入管腔を介する適当なやり方で細胞活動抑制剤と標準溶液 とが血管内に導入される前に空気カフスによって静脈戻りが大幅に減少され、又 は遮断される。 15分間の最長治療時間の後で、血管と脚カフスとを順次ゆるめて解放する。 本発明のカテーテルの上記使用によって多くの場合に満足な結果が得られる。 しかし、身体の治療部位における組織循環の詰まりによってひき起こされる血液 の停止が不利益な結果をもたらすことがある。本発明のカテーテルの特殊な設計 にもかかわらず、薬剤の濃度の局部的な違いが治療すべき部位に生じ得る。もっ とも、それらの濃度の違いは横出口穴の配置を特別に工夫していないカテーテル を用いた場合の濃度の違いよりは十分に小さい。 この種の欠点を避けるために二つのカテーテルを有する装置 で身体の治療すべき分離された部位に血漿循環を行うことが可能である。 この場合には、上記のように、本発明のカテーテルは血管内、例えば静脈内に 固定される。その後で、より軟らかい材料で製作した第2のカテーテルを対応す る主血管、例えば身体の大きな血管(大静脈)に入れ、身体の治療すべき部位か らの静脈戻りを開始するために上記のように適当な場所に固定する。 カテーテルの注入管腔を適当な装置を介していわゆる灌流系に連結する。この 灌流系はポンプ装置を有する。そのポンプ装置で身体の治療すべき部位において 分離血液循環を行わせることができる。空気トラップによってどのような気泡も 系から除去される。別のポンプによって薬理学的に有効な物質、例えば、細胞増 殖抑止剤を含む注入流体を本発明のカテーテルを通じて身体の治療すべき部位に 注入する。 灌流系を二つのカテーテルに連結して身体の治療すべき部位から心臓への静脈 戻りが遮断された後で、細胞活動抑止溶液を3〜4分間注入し、灌流系のポンプ 装置を運転させる。その結果、分離血液循環が生じ、注入された細胞増殖抑止剤 を身体の治療すべき部位に一様に投与する。 この場合には、血管中に固定されている第2の軟らかいカテーテルの穴を通じ て細胞増殖抑止剤が入れられることはなく、その代わりに血液が静脈から除去さ れて灌流系によって吸収され、細胞増殖抑止剤が第1のカテーテルの中に新たに 入れられて治療すべき部位に一様に投与されることはいうまでもない。 この治療法においても、特殊な配置の横穴を有するカテーテルを使用しなけれ ばならない。さもないと、ポンプ系が存在するにもかかわらず、局部的な短い過 大濃度が生ずることがあり、その結果として全身的な副作用が生じることがある 。 この低酸素灌流を15分間行うことができる。そうすると、有効性をなんら損 なうことなしに細胞増殖抑止剤の作用持続時間が通常の60分間から大幅に短縮 される。 更に、低酸素治療法の結果として身体の遮断によって分離されている部位の酸 素濃度が降下する。しかし、そうするとpH値が小さくなるために中性範囲にお けるよりも僅かに酸性の範囲においてより良く応答するある種の細胞増殖抑止剤 の有効性がそれによって向上する。 しかし、血液循環に酸素を増加させるために熱交換器付きの人工肺を灌流系中 に配置することも可能である。それによっ て達成される高熱の酸素飽和灌流は、細胞活動抑止作用をより長い時間、約2時 間まで維持できるという利点を有する。 同様に、本発明の灌流系はろ過セットを取り付けられるようにする装置を備え ることができる。そのろ過セットによって、患者に全身的な負担を掛けている高 濃度の細胞増殖抑止剤を治療の後で除去できるようにされる。膜フィルタを有す る既知のろ過装置を使用できる。バルーンの閉塞作用が終り、別の灌流循環が全 身循環のために開始される前にろ過を行う。 以下、図面を参照して本発明を非常に詳しく説明する。 第1図は本発明のカテーテルの好適な実施例を示す。カテーテル1は閉じた先 端部を有する。ここから短い距離の所でカテーテル管の外側に体積が約20〜2 5mlの膨脹可能なバルーン2が配置される。バルーン2には膨脹のための流体 を管腔4を通じて供給できる。管腔4を閉じるために停止コック5を使用する。 有効な物質、例えば細胞増殖抑止剤を供給するためにいわゆる注入管腔6を用い る。それは4個の横穴7をカテーテル壁に有する。横穴は約10、約20及び約 40mmという次第に広くなる間隔をおいてバルーン2の末端部から末端の向き に配置される。注入管腔6はその周辺端部に三方コック8を有 する。バルーン2の脇のX線コントラスト・マーキングが番号3によって示され ている。 第2図は本発明のカテーテルの別の実施例を示す。このカテーテルはその設計 が第1図で説明したカテーテルに対応するが、それは第3の管腔9を有する。こ れは充填管腔4及び注入管腔6と平行に延長し、かつその末端部に停止コック又 は自動閉鎖弁10を有する。第3の管腔9は開口した終端チューブ片11に開口 する。終端チューブ片11はカテーテル1の先端部上に配置されている。このチ ューブ片の長さは前方X線コントラスト・マーキング3から測って約5〜8cm であり、前部1/3が約20゜〜30°だけ曲げられる。 第3図は本発明の閉じた灌流系の実施例を示す。この灌流系12は二つの連結 具17と灌流のためのポンプ系16と系中の気泡を集めるための空気トラップ1 9と二つのチューブ片18と別の三方コック15とを有する。連結具17は系を 充填するため、並びにろ過セット22の可能な取り付けのために用いる。最初は 2個の連結器20を連結していたチューブ連結片21が外された後で、チューブ 片18は二つの連結器20において三方コック8を介してカテーテル1、1’の 注入管腔6に取り付 けられる。三方コック15は別のポンプ系13によって灌流循環中に細胞増殖抑 止剤を入れるために使用される。 本発明の別の実施例においては、熱交換器23を有する人工肺を三方コック1 5と灌流のためのポンプ系16との間に配置する。 本発明の更に別の実施例においては、患者の全身に負担を掛けるおそれがある 高い濃度を除去するために、ろ過セット22を連結具17を介して灌流循環に連 結できる。 そのようなろ過セット22はドイツ特許出願DE−A−3,400,874号 の第4図に表されると共に説明されている。この装置は二重管腔カテーテルに取 り付けるために設計されており、吸込み管がチューブに取り付けられ、戻し管が チューブに取り付けられる。カテーテルの外側管から静脈血がぜん動ポンプによ ってチューブ連結部を通じて吸い込まれ、隣接するチューブを通じて限外フィル タ内に押し込まれ、そこからチューブ連結部を通じてカテーテルの内部管に到達 する。自動注入装置から到達する抗凝固剤供給管がフィルタの前方でチューブ連 結部に向かって開かれている。ぜん動ポンプの前及び後ろにおけるチューブ連結 具への接続は各場合において試料を採 取するために注入シリンジを使用するためのゴム膜である。それらの同じゴム膜 がフィルタ及び弁間のろ過管と水浴中に配置されているコイルの後ろのチューブ 管との内部に存在する。 ろ過管は限外フィルタから延長する。その管の内部に精密に調整できる弁が配 置される。その管はろ過物質を集めるための測定容器内に終端する。測定容器は 目盛りをもち、容量は1〜3リットルである。限外ろ過フィルタの後ろでチュー ブ連結部の内部に流体交換のための入口点が配置される。その流体は第2のぜん 動ポンプによって導入される。そのぜん動ポンプはチューブ連結部によって連結 されている、十分な寸法の一つ又は複数の貯蔵容器から交換流体を吸い込む。適 当であるならば、いくつかの異なる交換流体を使用できるようにするためにT金 具によるチューブ連結部中に分岐が存在する。交換流体をポンプで送り込む、そ のためにはいわゆるリンゲル液を使用することが好ましい、ことが必要である理 由は、さもないと所望の確度及び速さで大量の交換流体を系中に入れることがで きないからである。第2のぜん動ポンプの出力は、体積での流体の損失をできる だけ避けるように系から調整可能な弁を通って出る流体の量に設定される。しか し、原則として、一般的な治療の文 脈における特定の場合に必要があれば、より少ない量又はより多い量の交換流体 を入れることも可能である。 冷却損失を補償するためにチューブ管内部にチューブ・コイルを配置すること が好ましい。そのコイルは、約40゜の温度の水浴中に配置される。このように して、ろ過の後に残っているものを希望の温度で静脈に戻すことができるように 、生じる熱損失を簡単なやり方で保障できる。カテーテルとぜん動ポンプとの間 のチューブ連結部の長さは約1.5mであり、ぜん動ポンプとフィルタとの間の 距離は約1mに達し、チューブをカテーテルに取り付けるためにはチューブコイ ル無しで約2mのチューブ連結部を必要とする。チューブ連結部の内径は約5m m、外径は約7mmである。 複式取付具の取付け点は、取付け中の混乱を避けるため、チューブと同様に着 色例えば赤と青のマーキングを有する。 全体の装置はカテーテルと一緒のいわゆるろ過セットとして設計される。全体 の組合せを直ちに使用できるようにそのセットは市販されている完成品が好まし くかつ無菌包装が好ましい。しかし、原則的には、セットを無菌包装した部品と 無菌包装されない部品とに分けることも可能である。 符号の説明 1,1’……カテーテル、 2……バルーン、 3……X線コントラスト・マ ーキング、 4……充填管腔、 5……停止コック、 6……注入管腔、 7… …穴、 8……三方コック、9……挿入管腔、 10……自動閉鎖弁、 11… …終端チューブ片、 12……灌流系、 13……注入用ポンプ系、14……循 環系、 15……注入附属品用三方コック、16……灌流用ポンプ系、 17… …連結具、 18……チューブ片、 19……空気トラップ、 20……連結器 、21……チューブ連結片、 22……ろ過セット、23……熱交換器付酸素供 給器。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月10日 【補正内容】 バルーンカテーテル及びバルーンカテーテルで 潅流するための装置 本発明は、治療に有効な物質又は物質の組合せにおける分離灌流のための装置 に関する。本発明の核心は、この場合には、治療すべき身体部位の血流を完全に 遮断又は部分的に遮断するために用いる多重管腔カテーテルである。血管中の流 れのこの遮断又は減少によって、従来の技術では患者に害を及ぼすことなしには 達成できない、局部的に非常に高濃度の有効な物質の投与が行えるようにされる 。 薬理学的に有効な物質のそのように高い濃度での投与は、治療においてしばし ば遭遇する要件である。これが可能な装置は化学療法の領域において特に望まし い。 そのような装置、および関連する二重管腔カテーテルはドイツ特許出願DE− A−3,400,874号から周知である。この刊行物はとくに、血液の生体内 浄化装置用二重管腔カテーテルを取り扱っている。その装置にカテーテルが取り 付けられる。この装置は、ぜん動ポンプと、限外ろ過フィルタと、組織への抗凝 固剤の注入の可能性とを備える。血液の温度低下を補償 することができるようにするために管系の一部が加熱浴を通じて導かれる。二重 管腔カテーテルは開いた先端部を有し、その開いた先端部が一つの管腔バルーン に通じている。第1の管腔及び第2の管腔はカテーテル壁の横穴に通じる。 さまざまに設計された多重管腔カテーテルが現在の技術に属する。 多重管腔バルーンカテーテルの基端部から短い距離の所に、一つのカテーテル 管腔に通じるバルーンを有するところの、膨脹可能な先端部が閉じられている多 重管腔バルーンカテーテルが米国特許第4,832,688号から周知である。 バルーンの基部側でカテーテルの壁に第2のカテーテル管腔に通じる横穴が存在 する。後端部においてカテーテルは、個々の管腔との連結を行うことができるよ うにするために、取付具を有する。カテーテルはバルーンを何個かもつこともで きる。そうすると各場合に2個のバルーンの間に横穴が存在する。 ドイツ特許出願DE−A−3,821,544号にバルーンカテーテルが記載 されている。その膨脹可能なバルーンが複数の小孔形貫通穴を有するので、拡張 したときにバルーンの内部の物質は出ることができる。この物質はバルーンにお ける血管 の壁との接触表面の領域にその作用を及ぼさなければならない。 排出目的のための別の多重バルーンカテーテルが米国特許第3,394,70 5号から周知である。このカテーテルは先端部及びバルーン間とバルーンの口側 とに横穴を有する。横穴はカテーテルの管腔に通じる。 腫瘍の治療においては、使用する細胞増殖抑止剤の作用は局部的な濃度及びp H値に依存する。ほぼ10μg/mlの濃度範囲で腫瘍の群形成能力が急激に低 下する。従って、腫瘍に対する高い抑止効果はこの範囲においてのみ達成される 。最高約100μg/mlまでのなお一層高い濃度によって細胞増殖抑止剤の作 用をより大幅に増大することが可能である。 従来の全身化学療法においては、細胞増殖抑止剤の注入は1〜2μg/mlに 制限されている。高い腫瘍毒力を達成するために上記範囲まで増大することは、 全身的な副作用が生じるために不可能である。 本発明の目的は、局部的に高い濃度の治療上有効な物質を投与できるようにす る装置を得ることである。特に、装置は化学療法のために10μg/ml以上の 範囲の高濃度の細胞増殖抑止剤の投与を行えるようにするものでなければならな い。 この目的は、本発明によれば、先端部が閉じている多重管腔バルーンカテーテ ルであって、カテーテルの基端部から短い距離の所に配置されている膨脹可能な バルーンを有し、カテーテルの1つの場所に少なくとも1つのコントラスト・マ ーキングを備え、そのマーキングによってバルーンの位置が決定でき、少なくと も二つの管腔がカテーテルの長手方向に平行に延長し、二つの管腔のうちの1つ が膨脹可能なバルーンの内部に通じ、第2の管腔がカテーテルの壁にいくつかの 横穴を有する前記多重バルーンカテーテルにおいて、バルーン末端部から2〜5 mmの距離から始まる側壁にある横穴の数および互いに隣接した二つの横穴間の 距離がバルーンから遠ざかる方向に関して増加することを特徴とする多重管腔バ ルーンカテーテルによって達成される。 本発明の好適な実施例においては、端部が開いた第3の管腔を更に設けること ができる。これはカテーテルの先端部に置かれている可撓性チューブ片中に開き 、かつ血流中にカテーテルを配置する間に案内ワイヤを受けるために用いられる 。 又、この解決策は、治療に有効な物質の注入のためのポンプ系と循環系とを備 え、循環系はポンプ系に取り付けるための三 方コックと灌流のためのポンプ系と外部取り付けのための二つの連結具と本発明 の二つのバルーンカテーテルに連結できる二つの無菌包装されたチューブ片とを 備える、治療に有効な物質の分離灌流のための装置を含む。 本発明のカテーテルは、例えば、大動脈又は大静脈等の動脈又は静脈をふさぐ 、充填体積が最大25mlのバルーンを有する。 このカテーテルはコントラスト・マーキングを有する。画像変換器による監視 の下に血管中に正確に配置できるようにするためにそのマーキングを適当な点に おいてX線によって検出できる。好適な実施例においては、バルーンの縁部上の X線コントラスト・マーキングによってバルーンは境界を定められる。所望の点 においてカテーテル管のポリマー材料に電波に対して不透明な材料を含ませるこ とによってコントラスト・マーキングは得られる。又、バルーンを膨らませるた めの電波に対して不透明な流体でバルーンを充たすことが可能である。このよう にして位置の監視をなお一層改善することが可能である。X線コントラスト媒体 はカテーテルの充填管腔を通じて注入される。その充填管腔は停止コック付で端 部に設けられる。バルーンの 充填管腔に平行に注入管腔が延長する。この注入管腔はいくつかの横穴を有する 。それらの横穴はバルーンの末端部から2〜5mmの距離から始まる。それらの 穴の間隔は、バルーンから末端に向かって増大する。本発明の好適な実施例にお いては、横穴がバルーンから4種類の距離で配置され、各場合に約10、20お よび40mmだけ互いに隔てられる。この配置によって、穴の近くにある血管の 分岐を通じての細胞活動抑止剤の過剰投与を、従って、治療すべき個々の部位の 過剰な治療又は不適切な治療を阻止する。横穴の形は一般に、直径が1.5〜3 mmの円又は楕円形状である。 本発明のカテーテルはより硬い設計形態又はより軟らかい設計形態であること が要求される。より硬い設計形態用の材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、 塩化ポリビニール、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアミドおよびシリコ ン・エラストマー等の医学的に適合性のあるプラスチックである。 ポリマー物質のショアーA硬さは96〜99である。 より軟らかい設計用には硬い設計形態用のプラスチックと同じプラスチックが 適当であるが、より軟らかい形態ではショアーA硬さは87〜95である。 請求の範囲 1.先端部が閉じた多重管腔バルーン型閉塞カテーテル(1)であって、カテー テル(1)の基端部から短い距離の箇所に配置されている膨脹可能なバルーン( 2)を有し、カテーテルの一つの場所に少なくとも一つのコントラスト・マーキ ングを備え、そのマーキングによってバルーン(2)の位置が決定でき、少なく とも二つの管腔(4,6)がカテーテル(1)の長手方向に延長し、二つの管腔 のうちの一つ(4)が膨脹可能なバルーン(2)の内部に通じ、第2の管腔(6 )がカテーテルの壁にいくつかの横穴を有する前記多重管腔バルーンカテーテル において、バルーン(2)末端部から2〜5mmの距離から始まる側壁にある横 穴(7)の数及び互いに隣接した二つの横穴(7)間の距離がバルーン(2)か ら遠ざかる方向に関して増加することを特徴とする多重管腔バルーン型閉塞カテ ーテル(1)。 2.横穴(7)が、直径1.5〜3.0mmの円又は楕円形状であることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載のバルーン型閉塞カテーテル。 3.横穴(7)がバルーン(2)から四つの異なる距離の箇所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.先端部が閉じた多重管腔バルーン型閉塞カテーテル(1)であって、カテー テル(1)の基端部から短い距離の箇所に配置されている膨脹可能なバルーン( 2)を有し、カテーテルの一つの場所に少なくとも一つのコントラスト・マーキ ングを備え、そのマーキングによってバルーン(2)の位置が決定でき、少なく とも二つの管腔(4,6)がカテーテル(1)の長手方向に延長し、二つの管腔 のうちの一つ(4)が膨脹可能なバルーン(2)の内部に通じ、第2の管腔(6 )がカテーテルの壁にいくつかの横穴を有する前記多重管腔バルーンカテーテル において、横穴(7)の距離が、バルーン(2)から末端方向に増加し、側壁の 近い方の穴がバルーン(2)の末端部から2mm〜5mmの距離の箇所に配置さ れることを特徴とする多重管腔バルーン型閉塞カテーテル。 2.横穴(7)が、直径1.5〜3.0mmの円又は楕円形状であることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載のバルーン型閉塞カテーテル。 3.横穴(7)がバルーン(2)から四つの異なる距離の箇所 に長手方向に配置され、かつ約10、約20及び約40mmの相互距離を有する ことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載のバルーンカテーテル。 4.バルーン(2)から各距離の所においてカテーテル(1)の側壁に一つ又は 複数の横穴(7)が設けられることを特徴とする請求の範囲第1項から第3項の いずれか一項に記載のバルーンカテーテル。 5.注入管腔(6)の末端部に三方コック(8)が配置されることを特徴とする 請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。 6.カテーテル(1)が第3の管腔(9)を有し、この第3の管腔が、カテーテ ル先端部に置かれた末端の開口チューブ片(11)内部にほぼ開口していること を特徴とする請求の範囲第1項から第5項のいずれか一項に記載のバルーンカテ ーテル。 7.末端チューブ片(11)における前方X線コントラスト・マーキング(3) から測った長さが5〜8cmであることを特徴とする請求の範囲第1項から第6 項のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。 8.末端チューブ片(11)の上方3分の1がカテーテルの長 手軸線に対して20゜〜30゜の角度だけ曲げられることを特徴とする請求の範 囲第1項から第7項のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。 9.カテーテル・チューブがショアーA硬さ92〜96のポリマーから製造され ることを特徴とする請求の範囲第1項から第8項のいずれか一項に記載のバルー ンカテーテル。 10.カテーテル・チューブがショアーA硬さ87〜90のポリマーから製造さ れることを特徴とする請求の範囲第1項から第9項のいずれか一項に記載のバル ーンカテーテル。 11.末端チューブ片(11)がショアーA硬さ80〜85のポリマーから製造 されることを特徴とする請求の範囲第1項から第10項のいずれか一項に記載の バルーンカテーテル。 12.治療に有効な物質を注入するためのポンプ系(13)と循環系(14)と を備えており、循環系が、ポンプ系(13)に取り付けるための三方コック(1 5)と灌流のためのポンプ系(16)と外部取り付けのための二つの連結具(1 7)と請求の範囲第1項から第11項のいずれか一項に記載のバルーンカテーテ ル(1)の二つに連結される二つの無菌包装されたチューブ片(18)とを備え ることを特徴とする治療に有効な 物質の分離灌流のための装置(12)。 13.バルーンカテーテル(1)が硬さの異なる材料からなることを特徴とする 請求の範囲第8項に記載の装置。 14.循環系(14)が熱交換器(23)を有する人工肺を更に備えることを特 徴とする請求の範囲第8項に記載の装置。 15.血液を純化するためのろ過セット(22)が外部取付けのための連結具( 17)上に配置されることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の装置。
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