JPH08508126A - トースト、サンドイッチ、ピザ、ブリオッシュ等の温かい食品用の自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 トースト（７）等の温かい食品用の自動販売機であって、複数の互いに組み合わされたステーションから構成され、ブリスターパックで包装され、内部に包装された未調理トーストが入った容器（６）から、前記トーストが、適切なドライブによって、ピックアップステーションへ移動され、調理対象である商品が、移動可能な調理ステーションに入れられ、商品が調理後に押し出し装置（２９）によって押し出され、サイクルの終了時に、清潔なナプキン（４８）で包まれて、消費者が受け取る、ように作用する自動販売機。

Description

【発明の詳細な説明】 トースト、サンドイッチ、ピザ、ブリオッシュ等の温かい食品用の自動販売機 本発明は、トースト、サンドイッチ、ピザ、ブリオッシュ等の温かい食品用の 自動販売機に関する。現在、様々な自動販売機が用いられている。最も一般的で あるのは、温かい飲料や冷たい飲料用の自動販売機であり、しばしば、固体状の 食品（ブリオッシュ、サンドイッチ、ポテトチップ等）用の自動販売機と共に設 置されている。 また、例えば備え付けのオーブンを設置したトースト販売ステーションもある 。しかし、この場合には、商品の包装を外し、トースターの中へ入れるために、 オペレーターによる手動操作が必要となる。 或いは、集金ユニットへチップ、コイン、磁気カード等を挿入すると、包装さ れた未調理のトーストが出てくるような機械もある。この場合には、消費者がト ーストを取り出し、手で包装を外してトースターの中へ入れる。様々な指示の後 、調理が完了すると、トーストが取り出されるが、その際には、指を火傷する危 険を伴う。 現在の方法は様々な問題点を有する。 最も問題となるのは、衛生面である。トースターが公衆にさらされているため 、しばしば、トースターの中へ異物が挿入されることになる。 子供がトースターの中へ手を入れたりするため、事故が起こりやすいことも、 問題である。 また、使用者が、様々な操作段階に手動で関与するため、商品の消費者吸引力 が失われやすい。 さらに、商品が、しばしば不潔な手で扱われるために、衛生面が一層 悪化するという問題点もある。 従って、本発明は、温かいトースト、ピザ、ブリオッシュ等のための自動販売 機であって、商品を、手で持つことができるように部分的にナプキンで包み、完 全かつ均一に調理した状態で、適当なスロットから取り出すように構成された自 動販売機を提供することを目的とする。 本発明は、上記のような商品用の自動販売機であって、部分的に従来の部品を 組み合わせることによって、自動化及び信頼性の高い結果を達成できるような自 動販売機を提供することを目的とする。 また、販売する商品の値段に影響しないように、製造コスト及び運転コストが 低い自動販売機を提供することを目的とする。 本発明による自動販売機は、また、電子管理制御システムを備えるので、様々 な過程で発生する故障をタイムリーに報告することができる。 さらに、本発明による自動販売機は、商品の品質に影響することなく、電力消 費を抑えるように構成されている。 さらに、稼働率を高めるという要求に対処するために、通常のトースターより も短時間で商品を完全に調理することを目的とする。 また、商品が外的要因の影響を受けないように、商品が自動販売機の内部に保 管され、密封容器内に包装されているような、自動販売機を提供することを目的 とする。 また、商品を冷蔵室に保管することで、機械が停止したときにも、商品を完全 に保存することのできるような自動販売機を提供することを目的とする。 以上及び他の目的を達成するための手段として、トースト等の温かい食品用の 自動販売機を提供する。この自動販売機は：適切に包装された商品を適切な冷蔵 室に保存するための第１ステーションと；内部に加工する商品が入った容器の包 装を切断するための第２ステーションと；バ ネによってコントラストされたつかみから構成され、つかみの間に商品をしっか りと挟み込むためのピックアップステーションへの前記商品の移動と；前記つか みの軸の回りの９０°回転と；商品積載位置に対する、つかみの垂直配置と；垂 直方向に移動可能な調理ステーションの下降と；調理の完了に伴う、前記調理ス テーションの上昇と；つかみのさらなる９０°回転と；前記つかみへの、調理済 み商品を押し出すための装置の自動的な挿入と；押し出された商品と、垂直軸に 沿って配置されたナプキン片との接触と；商品が取り出しスロットに現れる前に 、消費者が清潔に取り出すことができるように、前記ナプキンによる商品の包装 と；各ステーションの元の位置への復帰と；各段階において、異常時に調理サイ クルを停止させるための電子的制御と；を備える。 本発明の以上の特徴及び利点は、以下の好ましい実施例についての詳細な説明 と、図面から明らかとなるであろう。 図１は、支払収集ユニット、インジケーター及びモニターライト、調理済み商 品を取り出すためのスロット、を備える、自動販売機の斜視図である。 図２は、商品を積載するために開放した状態の自動販売機、及び、空の容器と ゴミを収集するための引き出し様部品の斜視図である。 図３は、垂直軸に沿って切断した自動販売機の断面図である。 図４は、熱収縮性の包装材で包まれたトースト用容器の斜視図である。 図５は、切断ステーションの斜視図である。 図６は、切断ステーションの横断面図である。 図７ａ及び図７ｂは、熱収縮性の包装を切断し、トーストをつかみの上へ押し だし、トースト用容器を積み上げられた段から取り除く段階を 示す断面図である。 図８は、トースト保持つかみと、調理済みトーストを取り出し口へ押し出すた めのコームの斜視図である。 図９ａ、図９ｂ及び図９ｃは、トーストをつかみの上へのせる段階と、トース トの調理段階と、調理済みトーストをコームを使って取り出し口へ押し出す段階 と、を連続的に示したものである。 図１０は、トーストがナプキン様の紙で部分的に包まれた状態を示す、自動販 売機の部分的な断面図である。 図１１は、ナプキンを供給し、部分的に包まれたトーストを押し出すためのス テーションの横断面図である。 図１２は、異なる作動機構のトースト保持つかみを変更例として示す。 図１３ａ及び図１３ｂは、トースト保持つかみを作動させるカムの動きを示し た、トースト保持つかみの断面図である。 図１において、符号１は、自動販売機の箱状構造を示している。本構造は、外 部に、一般的な硬貨挿入装置２、及び、使用しなかった時に硬貨を返却するため の関連装置を備える。符号３は、挿入された硬貨の合計を示すディスプレイから 構成される読出し装置であり、一連のインジケーターライト４を備える。 使用者が硬貨をスロットへ挿入すると、前記硬貨の合計がディスプレイ３に表 示され、販売者によって設定された値に到達する。この時点で、４に示すインジ ケーターライトの１つが点滅し、機械が、温かいトーストの販売を開始できる状 態に成ったことを示す。 自動販売機外側の下部には、符号５で示されるスロットが設けられている。ス ロット５、５ａ及び５ｂは、使用者が調理済み商品を取り出す ためのスロットである。ここでは、トーストについて説明しているが、ピザ、サ ンドイッチ、ブリオッシュ等の温かい調理された同様の食品に置き換えることも できる。 図４の符号６は、ほぼＣ字型の金属製容器である。この中には、包装されたト ースト７が手動で挿入されている。金属製容器６及びトースト７の全体は、さら に、非毒性の熱収縮性のプラスチック材料８で包装されており、これによって商 品が常に保存されることになる。 前記容器６は、ガイド９に手動で挿入されて、積み重ねられる。 図２に、積み重ねられた状態を示す。本発明の自動販売機では、３セット或い はそれ以上のセットが隣り合わせに配置される。各セットの中には、同じ商品を 入れてもよいし、セット毎に異なる商品を入れてもよい。 使用者がボタンを押して機械を作動させると、図５の装置、即ち、容器を切断 し、トーストを容器から取り出すためのステーションが始動する。 符号１０は、Ｃ字型の装置であり、側部に、前向きに傾斜した羽根１１及び１ ２と鋭い端部を備え、前部に、鋭い鋸１４を備え、これらが平ら面１３に連結さ れている。 前記切断装置１０は、後縁、つまり、切断ブレードの反対側に、推進器として 機能する横部材１５を備える。横部材にはアーム１６が連結され、一体化されて いる。前記アームは、支え１７を介して、ねじ付伝導軸１８に連結されている。 前記アーム１６は、位置１９に、さらに別のブレード２０を備える。 符号２１及び２２は、図７ａに示す２つの金属ブロックであり、バネ２５及び ２６によってコントラストされた収縮ピン２３及び２４を備える。 即ち、符号１０で示された装置から構成される切断ステーションは、支え１７ と駆動軸との係合によって、駆動軸１８上を水平方向に前進する。この前進によ り、トースト用容器の上部６ａにおいて、熱収縮性の包装が鋸状の端部１４によ って切断される。また、切断装置１０が前進し続けることにより、前記熱収縮性 材料は、容器の下部において、アーム１６に備えられたブレード２０によって切 断される。 Ｃ字型切断装置１０が前進すると、連結した横部材１５がトースト７に接触し て、トーストが金属製容器６から押し出される。 トースト用容器６内の切断装置１０は、金属製容器６を通過し終えるまで前進 し、それによって、バネ２５及び２６によってコントラストされた収縮装置２３ 及び２４が開放される。 図７ｂに示すように、戻り行程において、前端部が面取りされた２本の円柱状 ピンからなる前記装置が、切断装置の垂直羽根１１及び１２の位置”ａ”及び” ｂ”と係合することによって、金属製容器が動かされ、列９から外れる。前記容 器は、支えがなくなるために、コンベヤベルト２７上に落下する。コンベヤベル トは、切断ステーションの限界スイッチによって自動的に始動され、容器６と熱 収縮性保護容器を収集用引き出し箱２８へ運搬する。その後、容器は収集され、 別の場所で洗浄、殺菌され、新しい商品を詰めて包装され、サイクルへと戻され る。前進ステップのあいだに、商品７は横部材１５によって押し出され、その後 のピックアップステーション２９へと送られる。 前記ピックアップステーション２９は、駆動軸３１の回りを自在に回転可能な 水平の支え３０から構成されている。前記ステーションは段階的に移動する。つ まり、活動段階において１８０°回転する場合には、９０°において、所定の時 間、移動を中断する。一方、受動段階或いは戻り段階においては、一度に１８０ °の移動を行う。 トースト運搬アーム３２及び３３は、前記軸３１に連結しており、バネ３４に よってコントラストされて、トースト７をアームの間に挟むことができるように なっている。トースト７を容易にピックアップステーション２９へ挿入できるよ うに、アーム３２及び３３の間を少し離しておくための装置が備えられている。 トーストを取り出して次のステーションへ送ることができるように、アームを開 放するために、同様の装置が用いられている。 図１２及び図１３に示すピックアップステーションの別の実施態様においては 、商品をしっかりと挟むことができるように、水平の支え３０の代わりに、中心 部にコア３０Ｂを有する支え３０Ａが用いられている。前記コアは、軸３０Ｃに 対して同軸に設けられており、自在に回転可能で、本装置の構造に強固に連結さ れている。 軸３０Ｃ上には、符号３０Ｄで示す２つ或いはそれ以上のカムが備えられてい る。ドライブ３１によって、コア３０Ｂが運動することにより、カム３０Ｄと干 渉し、支持アーム３２Ａ及び３３Ａを支える一対のブレード３０Ｅ及び３０Ｆが 外向きに移動する。 前記ブレード３０Ｅ及び３０Ｆは、一対或いはそれ以上のコントラストバネの 働きによって元に戻る。カム３０Ｄが開放された場合には、コントラストバネに よって、商品がしっかりと保持される。 前記ステーションは以下のように作動する。水平位置においては、アーム支持 ブレード３０Ｅ及び３０Ｆがカム３０Ｄに押されて、互いに平行のまま離れて、 商品の挿入と取り出しが容易になる。 垂直位置においては、前記ブレードはカム３０Ｄから開放され、コントラスト バネによって水平のトースト支持アームが閉じられる。それによって、つかみと その間に挟まれた商品とが、調理の間、密着される。 ピックアップステーション２９は、ドライブによって、図９ａの水平 位置から、垂直位置９ｂへと移動する。符号３４ａ、３４ｂ及び３４ｃは、商品 支持つかみの回転運動を制限するための誘導センサである。 符号３５で示される調理ステーションは、位置９ｂにおいて始動する。前記ス テーションは、電気抵抗器３６及び３７から構成され、支え３８上に固定されて おり、ねじ付ブシュ３９を介して駆動ピボット４０に連結している。 前記調理 ステーションは、垂直移動を行う。まず図９ｂの矢印Ｂの方向に下向きに移動し 、調理後、上向きの矢印Ｃの方向に移動する。前記調理ステーションは、前述し たように種々の構造上特徴を備えている。まず、本機械の始動と同時にオーブン の予熱が開始され、適切な温度に達するまで行われるる。前記適切な温度は、調 理段階の終了まで維持される。 調理段階は、電気抵抗器への分散的な電力供給によって行われる。 この方法により、熱が商品の外側から内部へ均一に対流によって広がり、内部 と比べて外側が調理されすぎる（赤外線の作用で起こる）ことを防止できる。 数分間にわたる商品の調理が完了すると、オーブン３５のスイッチが切れ、ピ ックアップステーション２９から離れ、電子制御装置によって初期状態へ戻る。 駆動シャフト３１の動きにより、つかみが４分の１回転し、図９ａの積載ステ ーションとは反対側の、図９ｃに示す水平の位置へ移動する。符号４１は、取り 出し用コームであり、複数の垂直ピン４２から構成されている。垂直ピン４２は 適切な形に成形されており、支え４３に固定されている。支え４３は、ネジ付き 駆動棒４５と同軸のネジ付きブシュ４４を備えるスライダに連結されている。 前記コーム４１は、トースト７と、つかみ３２及び３３を支える駆動軸３１と のあいだに挿入される。すなわち、駆動軸４５の動きにより前 記コーム４１が前進すると、トーストが出口へ向けて移動し、つかみ３２及び３ ３が解放される。 図１１は、この操作段階を詳しく図示したものである。コーム４１がトースト ７に押しつけられることにより、トーストが水平方向に前進する。この段階にお いて、トーストは、符号４６で示すフィーダーから自動的に送られてくるナプキ ン様の紙で部分的に包まれる。 前記フィーダーは、自在に回転可能な軸に装着されたリール４７から構成され ている。符号４８で示す紙片は、駆動車４９によって供給される。トーストの到 着に先だって、電子制御装置によって、紙供給ステーションから一定量の紙が供 給され、トーストの前進方向に対して直角に配置される。すなわち、トーストの 前進開始により、トーストは前記紙片で部分的に包まれ、その後、トーストがさ らに前進することにより、紙供給ステーションからさらに紙が供給され、トース トが完全に包装される。 符号５０は、一方向に移動可能なフラップを示す。フラップは、調理済みの商 品がスロット５ａに向かって前進するにつれて、消費者が取り出すことができる ように持ち上げられる。消費者がトーストを引っ張ることにより、ナプキンが破 れる。ナプキンは、鋸状の端部５２を備える傾斜ブレード５１によって、容易に 破れる。トーストがつかみから取り出されると、コームが初期位置へ戻る。 前記位置に戻ると、商品つかみが一度に１８０°回転する。 各調理サイクル毎に、紙供給ステーションから、所定の量の紙が供給され、取 り出されるトーストの方向に対して直角な位置に自動的に配置される。 本装置は、図３において、符号５２で示す冷蔵ユニットを備えており、自動販 売機が長時間使用されないときにも、未調理の商品を保存でき るようになっている。 以上のように、目的は全て達成され、調理済みトースト用の自動販売機が完全 に作動することが示された。 本発明における利点としては、さらに、熱収縮性材料を用いてブリスターパッ クにより包装された容器から、トーストが取り出される際に、調理過程に包装材 が混入しないことも挙げられる。 また、本発明によれば、適切なオーブンを使用することにより、トーストが均 一に調理され、最適な調理を行うことができる。 さらに、トーストがナプキン様の紙で完全に包まれるので、消費者の手に直接 触れることがない。また、本自動販売機は単純な機械部品から構成されているた めに、掃除や商品を詰める際に、点検が容易である。本発明の実施にあたっては 、種々の変更が必要である。使用されている材料や、寸法は、必要に応じて変更 可能である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．トースト等の温かい食品用の自動販売機であって：適切に包装された商品（ ７）を適切な冷蔵室（５２）に保存するための第１ステーション（６）と；内部 に加工する商品が入った容器の包装を切断するための第２ステーション（１０） と；バネ（３４）によってコントラストされたつかみ（３２、３３）から構成さ れ、つかみの間に商品をしっかりと挟み込むためのピックアップステーション（ ２９）への前記商品（７）の移動と；前記つかみの軸の回りの９０°回転と；商 品積載位置に対する、つかみ（３２、３３）の垂直配置と；垂直方向に移動可能 な調理ステーション（３５）の下降と；調理の完了に伴う、前記調理ステーショ ン（３５）の上昇と；つかみ（３２、３３）のさらなる９０°回転と；前記つか み（３２、３３）への、調理済み商品を押し出すための装置（４１）の自動的な 挿入と；押し出された商品（７）と、垂直軸に沿って配置されたナプキン片（４ ８）との接触と；商品が取り出しスロット（５、５ａ、５ｂ）に現れる前に、消 費者が清潔に取り出すことができるように、前記ナプキンによる商品（７）の包 装と；各ステーション（６、１０、２９、３５）の元の位置への復帰と；各段階 において、異常時に調理サイクルを停止させるための電子的制御と；から成るこ とを特徴とする、自動販売機。 ２．前記保存ステーションが、一或いはそれ以上の箱状コラム（９）から成り、 その移動可能な前面が自動販売機のボデー（１）に連結しており、前記コラム（ ９）の中に積載された商品（７）が、従来の冷蔵ユニット（５２）の働きによっ て、０度を若干越えた温度で保存される、ことを特徴とする、請求項１記載の自 動販売機。 ３．ステンレス製のＣ字型の容器（６）で、包装された未調理のトース トが入った容器が前記コラム（９）に手動で挿入され、前記容器（６）が、商品 （７）を保護し、微生物を防ぐために、従来の熱収縮性のプラスチックフィルム （８）で完全に包装されており、前記容器（６）が、洗浄、殺菌後に再利用可能 である、ことを特徴とする、請求項１または２記載の自動販売機。 ４．前記Ｃ字型の容器（６）が、非毒性のプラスチック材料、或いは、他の低コ スト材料製であり、使い捨て容器である、ことを特徴とする、請求項３記載の自 動販売機。 ５．前記切断ステーションが、傾斜した垂直羽根（１１、１２）を備え、平ら面 （１３）の前端が鋸状（１４）であるＣ字型の移動装置（１０）から構成され、 前記装置（１０）が未調理商品の容器（６）と相補的な形状であり、その内部を 通過できる、ことを特徴とする、先行するいずれかの請求項記載の自動販売機。 ６．前記移動可能な切断装置（１０）が、鋸状部分（１４）の反対側の端部にお いて横部材（１５）と連結しており、横部材は、ネジ付き駆動軸（１８）と係合 する支え（１７）に対して垂直に連結されたアーム（１６）に固定されており、 前記軸（１８）の動きにより、切断装置（１０）が前進する、ことを特徴とする 、請求項４記載の自動販売機。 ７．熱収縮性の包装材の切断が、トースト容器（６）の三面において同時に行わ れ、一方、下部は、前記支え（１７）に対して垂直に連結されたアーム（１６） に設けられたブレード（２０）によって切断される、ことを特徴とする、請求項 ４及び５記載の自動販売機。 ８．前記横部材（１５）が２つのタブ（２１、２２）を備え、バネ（２５、２６ ）によってコントラストされた２つの収縮可能なピン（２３、２４）が、タブ内 に備えられており、前記ピン（２３、２４）は、トースト保持容器（６）を通過 する間は座の中に収納されているが、いった んバネ（２５、２６）の働きにより、座から押し出されると、つかみ手段として 作動して、切断装置（１０）が初期位置へ戻る際に、トースト保持容器（６）を 解放する、ことを特徴とする、請求項５記載の自動販売機。 ９．切断装置（１０）が前進するあいだに、前記横部材（１５）によって、未調 理のトーストが、つかみを備えたピックアップステーション（２９）へ押し出さ れる、ことを特徴とする、請求項５記載の自動販売機。 １０．前記容器（６）が、切断ステーション（１０）が戻ることによって積み上 げ段からはずれる際に、下方に位置するコンベヤベルト（２７）上に落下し、熱 収縮性の包装材と共に、適切な引き出し様容器（２８）内へと運搬される、こと を特徴とする、請求項７記載の自動販売機。 １１．前記ピックアップステーション（２９）が、駆動軸（３１）から構成され 、そこから２つのつかみ部品（３２、３３）が伸長し、前記つかみ部品が、複数 の金属製の横部材から成り、トースト（７）を保持し、挟むための一体構造を形 成している、ことを特徴とする、請求項１記載の自動販売機。 １２．前記駆動軸（３１）上に一連の収縮バネ（３４）が備えられており、前記 アーム（３２、３３）の端部が前記バネ（３４）に連結しており、前記バネは、 引っ張り運動により前記つかみ様アーム（３２、３３）をコントラストすること ができ、それによって、調理段階においてトーストを保持する、ことを特徴とす る、請求項１１記載の自動販売機。 １３．前記トーストピックアップステーション（２９）が、積載段階に対して９ ０°回転することによって、垂直方向に位置し、前記位置において、調理ステー ション（３５）と接する、ことを特徴とする、請求項１記載の自動販売機。 １４．前記調理ステーション（３５）が、内部に抵抗器（３６、３７）を備え、 底部が開放された箱状のオーブンから構成されており、前記オーブンは、下降運 動可能で、つかみ全体を取り囲むように構成されており、前記抵抗器（３６、３ ７）の放射をトーストにあてて調理する、ことを特徴とする、請求項１３記載の 自動販売機。 １５．調理が、電子制御による抵抗器（３６、３７）への間欠的な電力供給によ って行われ、トースト（７）の外表面のみを著しく照射することを防止しつつ、 内部を照射し、短時間で均一に調理を行う、ことを特徴とする、請求項１４記載 の自動販売機。 １６．調理済みトースト（７）をつかんだ前記トースト保持つかみ（２９）が、 さらに４分の１回転して、トーストを押し出すために水平方向に向き、トースト とトースト保持つかみ（２８）の駆動軸（３１）との間に、駆動支えに設けられ た垂直コーム（４１）が挿入されることによってトーストが押し出される、こと を特徴とする、請求項１記載の自動販売機。 １７．前記駆動コーム（４１）が、トースト（７）を取り出しスロット（５）へ 押しだし、トースト（７）が前進すると、トーストとトーストを部分的に包むた めの垂直方向の紙片（４８）とが、トーストの移動方向に対して直角に接触する 、ことを特徴とする、請求項１６記載の自動販売機。 １８．前記紙片（４８）が、適切な駆動手段（４９）により所定量の紙が供給さ れることによって供給され、トーストの進行方向に対して直角に配置され、トー ストが出口（５ａ）に向かって前進すると、トーストを完全に包むための紙片が さらに供給される、ことを特徴とする、請求項１７記載の自動販売機。 １９．ナプキン様紙片（４８）の最初の部分が、前記切断ステーション （１０）の始動時に、電子制御の監視のもとで供給される、ことを特徴とする、 請求項１８記載の自動販売機。 ２０．商品が取り出されると、トースト保持つかみ（２９）が一度に１８０°回 転して初期位置へ戻り、次のトースト（７）の積載位置へ配置される、ことを特 徴とする、先行する１つ或いは複数の請求項記載の自動販売機。 ２１．取り出し口（５）へ向かうトースト（７）が、軸の回りに回転可能なフラ ップ（５０）を開け、前記フラップが外向きの一方向だけに回転可能であるため に、トーストが取り出されると、元の位置へ戻って取り出し口を閉じる、ことを 特徴とする、先行する１つ或いは複数の請求項記載の自動販売機。 ２２．一方向に回転可能な前記フラップ（５０）が、消費者の手が機械の駆動部 に挿入されることを防止するような、安全装置として機能する、ことを特徴とす る、請求項２１記載の自動販売機。 ２３．各ステーションの動作の監視が、マイクロプロセッサーで制御された電子 システムによって行われ、異常時にあらゆる動作が停止される、ことを特徴とす る、請求項１記載の自動販売機。 ２４．トースト保持つかみ（２９）の開閉が、カム（３０ｄ）を備えた軸（３０ ｃ）によって行われ、前記カムが２つの垂直アーム支持ブレード（３０ｆ、３０ ｅ）を駆動して、前記アーム（３２ａ、３３ａ）を平行移動させる、ことを特徴 とする、請求項１記載の自動販売機。