JPH08507417A - 制御可能な物理接続管理状態マシーン・ユーザ・インターフェース - Google Patents

制御可能な物理接続管理状態マシーン・ユーザ・インターフェース

Info

Publication number
JPH08507417A
JPH08507417A JP6514322A JP51432294A JPH08507417A JP H08507417 A JPH08507417 A JP H08507417A JP 6514322 A JP6514322 A JP 6514322A JP 51432294 A JP51432294 A JP 51432294A JP H08507417 A JPH08507417 A JP H08507417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
register
physical layer
connection management
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6514322A
Other languages
English (en)
Inventor
フリードリッチ,ウォルター,アール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Semiconductor Corp
Original Assignee
National Semiconductor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Semiconductor Corp filed Critical National Semiconductor Corp
Publication of JPH08507417A publication Critical patent/JPH08507417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
    • H04L12/433Loop networks with decentralised control with asynchronous transmission, e.g. token ring, register insertion

Abstract

(57)【要約】 局の物理層コントローラ、又は実質上、FDDIプロトコルに従って動作するデータ伝送ネットワーク内への挿入可能な集信装置における用途のために、制御可能な物理層接続管理(PCM)状態マシーンのユーザインターフェースが記載される。本発明の1つの態様において、インターフェースにより、初期接続管理シーケンス時に、ユーザが、特定の状態に入った後に中断させるために、PCM状態マシーンに指図することが可能になる。本発明の別の態様において、インターフェースにより、ユーザが、状態レジスタ内に所望の新しい状態を書き込むことにより、強制的に状態遷移をさせることが可能になる。これらユーザインターフェースの特徴により、状態遷移が、ユーザにより制御され、従っておそらく変更されることが可能になる。好適な実施例において、PCM状態マシーンを中断させながら、ユーザ始動による状態遷移が発生し得る。

Description

【発明の詳細な説明】 制御可能な物理接続管理状態マシーン・ユーザ・インターフェース 発明の背景 1.発明の分野 本発明は一般的に、新しい局をデータ伝送リング内に挿入する前に、データ伝 送ネットワーク内の一対の局間の初期通信の管理に関する。更に特には、状態マ シーン・ユーザ・インターフェースを提供し、それにより、ユーザが接続管理シ ーケンスを制御可能とするものである。 2.従来技術の説明 高速データ伝送ネットワークの一型式は、ファイバ分布型データ・インターフ ェース(FDDI)プロトコルにより規定される。FDDIプロトコルは、光フ ァイバ伝送媒体を利用する100Mビット/秒のトークン・リング・ネットワー クに適用した、米国規格協会(ANSI)データ伝送規格である。FDDIプロ トコルは、コンピュータ、その関連大容量サブシステム、及び他の周辺機器間だ けでなく、多数のコンピュータ間の高性能相互接続として意図される。 情報は、FDDIリング上において、各記号が4データ・ビットを示す、5ビ ットの文字または「記号」からなるフレームで伝送される。トークンは、局間で データを伝送する権利を示すために利用される。FDDIには、32個のメンバ ー記号からなる組が含まれ る。組内において、16個の記号はデータ記号であり(各記号は4ビットの通常 データを示す)、8個は制御記号である。8個の制御記号は、J(開始区切りバ イトJKの第1記号)、K(開始区切りバイトJKの第2記号)、I(アイドル )、H(停止)、Q(沈黙)、T(終端区切り)、S(セット)、及びR(リセ ット)記号である。FDDI規格記号の組の残りの8個の記号は、プロトコルの コード連続実行長および直流バランス要求を妨害するので、使用されない。これ らはV(妨害)記号と呼ばれる。 作動時、制御記号パターンの連続流れが「ライン状態」を規定する。FDDI プロトコルは、接続管理シーケンスの間使用される以下のライン状態を含む、幾 つかのライン状態を規定する。 (1)アイドル記号の連続流れである、アイドルライン状態(ILS) (2)沈黙記号の連続流れである、沈黙ライン状態(QLS) (3)停止記号の連続流れである、停止ライン状態(HLS) (4)停止および沈黙記号の連続流れである、マスターライン状態(MLS) (5)データユニット(フレーム)を伝送するために使用される状態である、 活性ライン状態(ALS) FDDI局管理(SMT)規格は、FDDI局(ノード)の必要な制御を提供 し、その結果ノードは、FDDIネットワークの一部として協働して動作しうる 。必要とされる機能を効果的に実現するために、SMTは3つのエンティティに 分割され、すなわち接続管 理エンティティ(CMT)、リング管理エンティティ(RMT)、及びフレーム に基づくサービスである。接続管理(CMT)は、その局のポートだけでなく隣 接局のポートへの接続にも責任能力を持つ、局管理における管理エンティティで ある。 更に、接続管理は3つの副エンティティに分割される。それらには、物理接続 管理(PCM)、構成管理(CFM)、及びエンティティ調整管理(ECM)が 含まれる。FDDIリングのデータ流れ経路内へのあるFDDI局(ノード)の 導入は、物理接続管理(PCM)エンティティにより支配される。物理接続管理 (PCM)の最も重要な機能の1つは、直接接続される2つのポータ間の接続を 確立することである。接続過程は、ロック・ステップのハンドシェイク手順を介 して達成される。基本的なFDDIシーケンスにおいて、PCMにより制御され るハンドシェイク手順は、3段階に分割される。それらには、初期化シーケンス 、信号送出シーケンス、及び結合シーケンスが含まれる。初期化シーケンスは、 PCMハンドシェイク過程の始まりを指示するために使用される。それにより、 隣接PCMが既知の状態へと強いられるので、2つのPCM状態マシーンは、ロ ック・ステップ方式で実行することができる。 初期化シーケンスに続くのは、信号送出シーケンスである。信号送出シーケン スは、ポートおよびノードについての基本的な情報を隣接ポートと通信する。リ ンク信頼試験(LCT)も又、2つのポート間のリンク品質を試験するために、 信号送出シーケンス時に実施される。リンク品質が許容できない、あるいは接続 型式が、支援 されない、または現在はノードにより容認されない場合には、接続が保留される 。接続が信号送出シーケンス時に保留されない場合、PCM状態マシーンは、結 合シーケンスへと移行し、2つの隣接ポート間の接続を確立することができる。 異なる局のポート間の初期接続を管理するために、PCMは、物理層を管理し 、開始時に伝送されるライン状態を制御し、接続初期化時に受信されるライン状 態を監視する。PCMブロックはそれ自身、属性的に2つのエンティティに細分 される。それは、PCM状態マシーンおよび擬似コードである。PCM状態マシ ーンは、PCMの全ての状態およびタイミング情報を含み、信号送出チャンネル を提供する。擬似コードは、PCM状態マシーンにより信号送出すべきであるビ ットを指定し、リンクの他端でPCMから受信されたビットを処理する。PCM を含めて、局管理規格の概論と同時にその細部の各々は、1992年6月25日 付けの草稿であるANSIFDDI局管理規格に詳細に記載されており、参照に より本明細書に取り入れる。 基本的なFDDIプロトコルは、一対の局間の二重接続をなすための規定され た接続管理シーケンスを有する。図1に示すように、PCM状態マシーンは、接 続シーケンス時に全体で7つの状態に入るようなものである。これらには、以下 の状態すなわち、PC1:ブレイク、PC3:接続、PC4:ネクスト、PC5 :信号、PC6:結合、PC7:確認、及びPC8:活性状態が含まれる。PC Mが同じく一般的に入力可能である3つの他の状態がある。すなわ ち、PC0:オフ、PC2:追跡、及びPC9:保守である。PC0:オフは、 ポートが遮断した場合に生じる。PC2:追跡は、トークン・リングにおける欠 陥位置の発見に関する。PC9:保守は、保守機能に関する。 オフ状態(PC0)はPCM状態マシーンの初期状態である。PCMは、PC _Stop信号の受信に基づいてこの状態に戻る。オフ状態において、物理層(PH Y)の装置は沈黙(Q)記号を伝送し、光送信器が禁止され得る。ブレイク状態 (PC1)は、PCM接続シーケンスの始まりである。PC_Start信号の受信 に基づいてブレイク状態に入る。接続シーケンスを完了できず、再初期化が任意 の理由で必要とされる場合に、任意の他の状態からもブレイク状態に入る。 接続状態(PC3)は、初期接触を確立し、信号送出シーケンスを始めるため に、2つのポートを同期させるのに使用される。接続状態において、光送信器が 許可され、停止(H)記号の連続流れが伝送される。停止ライン記号が隣接ノー ドから受信された場合、状態マシーンは、接続状態を離れ、ネクスト状態(PC 4)に入る。他方、停止ライン状態の前にアイドルライン状態が受信された場合 には、接続は同期されず、状態マシーンは、接続シーケンスを再開するために、 ブレイク状態へ遷移する。 ネクスト状態(PC4)は、信号送出シーケンスで使用される2つの状態の1 つである。ネクスト状態の主要目的は、信号状態(PC5)で実行される「ビッ ト」信号送出を分離することである。ネ クスト状態は又、プロトコル・データ・ユニット(PDUs)を伝送するのに使 用され、同時にリンク信頼試験、又は選択的に、媒体アクセス制御層(MAC) の局所ループ試験のようなループ試験が実行される。PCM擬似コードマシーン が、ネクスト状態においても開始する。ネクスト状態への初期入力の際、アイド ル(I)記号の連続流れ、又はPDU記号流れが伝送される。 ネクスト状態が終了すると、状態マシーンは、ループ試験の後、停止ライン状 態またはマスターライン状態のどちらかの受信に基づいて、信号状態(PC5) へ遷移する。PC_Signal信号が擬似コードマシーンから受信された場合、同じ 遷移がなされる。PC_Join信号が受信された場合、結合状態へ遷移がなされる 。任意の理由で、沈黙ライン状態が受信され、一方状態マシーンがネクスト状態 にある場合、状態マシーンは、再開を許可するためブレイク状態へ遷移する。 信号状態は、信号送出シーケンスで使用される第2の状態である。信号状態に おいて、情報の個々のビットは、停止記号、又はマスター記号対のどちらかを伝 送することにより、ポート間で通信される。停止ライン状態の伝送は論理1と同 一であり、マスターライン状態の伝送は論理0である。一度、各個々のビットが 伝送され受信されてしまったならば、状態マシーンは、情報の次のビットを伝送 するために信号状態に戻る前に、ネクスト状態(すなわち、アイドルライン状態 の伝送)に戻る。従って、ネクスト状態は、2つの信号送出ビット間のビット区 切りとして使用される。全ての信号ビットが 伝送され受信されてしまった場合、信号送出シーケンスは終了する。 結合状態(PC6)は、活性接続へと導く、結合シーケンスでの3つの状態の うちの第1状態である。結合シーケンスは、シーケンスの終了時に、接続の両端 が共に活性状態に入ることを保証する。PC_Join信号が擬似コードマシーンか ら発せられた場合、信号シーケンスの終了までに結合状態に入る。結合状態にお いて、停止記号の連続流れが伝送される。 確認状態(PC7)は、3つの結合シーケンス状態のうちの第2状態である。 停止ライン状態が隣接ノードから受信された場合、確認状態に入る。確認状態に おいて、PCMはマスタライン状態を伝送する。結合および確認状態は合同して 、接続管理シーケンスにおいて特有である、マスターライン状態に続く停止ライ ン状態の、ライン状態シーケンスを生成する。 活性状態(PC8)は、結合シーケンスでの3つの状態のうちの最後の状態で ある。この状態において、アイドル記号の連続流れが伝送される。隣接ノードか らのアイドルライン状態の受信に基づいて、物理層装置が活性伝送モードに入る ことを可能にされ、従って活性リングの一部になる。通常のブレイク条件に加え て、停止ライン状態が、アイドルライン状態の代わりに受信された場合、接続は 同期されず、接続の再初期化が必要とされる。同様に、リンクエラー率が非常に 高い場合、接続は再初期化されねばならない。 基本的なFDDIプロトコル(FDDI−Iと言う)は、図2bに示すように 、規定された接続管理シーケンスを有する。ANSI 規格委員会は、一般にFDDI−IIと言われる、FDDIの強化版に関して作業 している。本明細書の作成時時は、FDDI−IIに対する接続管理シーケンスは 完成されていない。しかし、FDDI−IIに対して幾つかの提案された接続管理 シーケンスがある。二重接続のための、かかる提案されたシーケンスの1つを図 2cに示す。そこで分かるように、シーケンスが、FDDI−I接続に対するプ ロトコルと大体同様な概略であることが予測される。同様に、FDDI−II二重 接続に対する状態マシーンは、基本的なFDDI−I接続に対する状態マシーン と、本質的に同一であることが予測される。しかし、各種擬似コードビットに担 持される情報は、いくらか異なっていると予測される。 FDDIプロトコルは、通信が両方向(すなわち、二重接続)においてノード 間で可能である、二重リングの概念に主に基づかれているが、幾つかの分科会は 、FDDI−IIは同様に単信接続の使用も容易にすると提案している。単信接続 は、単一配置の局を接続することを意図する。単信接続体系の意図は、サイドロ ーブ(side lobe)上の局を介してリング情報の伝送を可能にすることである。 サイドローブ内において、通信は一方向のみ可能である。従って、ローブが作動 状態にある場合、リング内の全ての情報が、サイドローブ上の各局を介して直通 する。 二重接続のための上記のハンドシェイク手順は、単信接続においては不可能で あるので、単信接続のための接続管理シーケンスは、二重接続に必要とされるも のよりも必然的にずっと単純である。提 案された単信接続シーケンスを図2aに示し、一方図1には、単信および二重接 続の両方に必要とされるPCM状態を示す。そこで分かるように、接続、ネクス ト、信号、及び結合状態は全て、単信接続において完全に飛ばされている。 FDDI規格はまだ完成されておらず、実際いつか変更を免れそうもないので 、これら異なる接続管理シーケンスの各々を受け入れられるだけでなく、明らか となるFDDI規格、及び専門的なユーザ要求を受け入れるための適応可能性を も残す、単一チップセットを備えることが、システム設計者にとって望ましい。 発明の摘要 従って、本発明の主目的の1つは、PCM状態マシーン、及び接続管理シーケ ンスの作動に対するある種の制御をユーザが遂行可能な、制御可能インターフェ ースを提供することである。 前記の及び他の目的を達成するために、および本発明によれば、内部に物理接 続管理(PCM)を備える物理層コントローラが開示される。本発明の1つの態 様において、PCMには、任意の所定状態に入った後、ユーザが中断すべく制御 可能である、PCM状態マシーンが含まれる。本発明の別の態様において、ユー ザは、所望の新しい状態を状態レジスタ内に書き込むことにより、状態遷移を強 いることが可能である。これらの特徴により、ユーザは、接続管理シーケンスだ けでなく、状態遷移をも制御可能となる。かかる制御は、FDDI規格に対する 将来の変更、顧客要求、及びシステム設計時のデバッグを受け入れるのに特に有 益である。好適な実施例に おいて、PCM状態マシーンを中断しながら、ユーザ始動による状態遷移が発生 可能である。 本発明の方法面において、状態遷移の発生は、接続管理シーケンスの間に検出 される。次に、コントローラは、状態中断が新しく入った状態に対して要求され ているかどうかを判断する。状態中断が要求された場合、関連する状態に入ると 、状態マシーンが中断される。 図面の簡単な説明 本発明の更なる目的および利点と共に、本発明は、添付図面と関連してなす以 下の記載を参照することにより、最良に理解することができる。添付図面におい て、 図1は、二重および単信接続を開始する場合に出くわすPCM状態を示す流れ 図である。 図2a−2cは、FDDI−II単信、FDDI−I二重、及びFDDI−II二 重接続に対する接続シーケンスである。 図3は、物理層コントローラのブロック図である。 図4は、物理層内の接続管理構造のブロック図である。 図5は、制御レジスタの内容を示す図である。 図6は、条件レジスタの内容を示す図である。 図7は、条件マスクレジスタの内容を示す図である。 図8は、状態レジスタの内容を示す図である。 図9は、信号レジスタの内容を示す図である。 図10は、状態中断レジスタの内容を示す図である。 図11は、物理接続管理機能時に、状態遷移が発生した場合に、状態中断が要 求されているかどうかを判断するために、続けられる処理を示す流れ図である。 図12は、ユーザが状態変化を要求したかどうかを判断するために、続けられ る処理を示す流れ図である。 発明の詳細な説明 図3は、ファイバ分布型データ・インターフェース(FDDI)プロトコル( ANSI X3T9.5)により規定されるような物理機能を実現する物理層コ ントローラ(PLAYERTM)10のブロック図を示す。物理層コントローラ1 0は、位相器11、受信器12、ハイブリッド・マルチプレクサ(HMUX)1 3、送信器14、構成スイッチ15、構成管理(CMT)16、多数の格納レジ スタ17、及び制御バスインターフェース18を含む幾つかの主要ブロックを備 える。 位相器11は、FDDIネットワーク・ファイバ光学伝送媒体と接続する直列 ポートを介して、外部供給源からの直列の2進125Mビット/秒のNon-Return -To-Zero-Invert-On-Ones(NRZI)データ流れを受け取る。位相器11は、 直列ビット流れに対して5ビット記号境界を確立し、上流局のクロックを物理層 コントローラ10の局所クロックに同期させる。 受信器12は、2つの内部折返し経路のうちの1つを経由して、位相器11、 又は送信器14のどちらかからの直列2進情報を受け取る。必要な場合、受信器 12は、FDDI媒体上で利用される (NRZI)形式からの情報流れを、受信局により内部で使用されるNon-Return -To-Zero(NRZ)形式に変換し、外部の5BコーディングからのNRZデータ を内部の4Bコーディングに復号する。受信器12は又、ライン状態検出、ライ ンエラー検出を実行し、内部符号化記号対として構成スイッチ15にデータを与 える。 ハイブリッド・マルチプレクサ13は、ANSI X3T9.5ハイブリッド ・リング制御草稿案の米国規格で規定されるようなHMUXの機能を実行する。 従って、HMUXは、受信サイクルを処理し、受信サイクル内の情報をどこに送 るべきかを判断する。 送信器14は、内部の4Bコーディングから外部の5Bコーディングの記号対 としての情報文字を受け取り、情報流れにおけるコード妨害を除去し、弾性バッ ファにより付加または消去されたアイドルバイトを再分配する。更に、送信器1 4は、アイドル(I)、マスター(M)、停止(H)、沈黙(Q)、又は他のユ ーザ規定の記号を発生することが可能である。送信器14は又、NRZからの情 報流れをNRZIに変換し、それを、内部折返し経路を経由して受信器12、又 は直列ビット流れとしてFDDIファイバ光学媒体のどちらかに与える。 構成スイッチ15の主要機能は、外部論理なしに異なる局型式に対して多数の 局構成を支援するために、情報の流れを経路付けることである。制御バスインタ ーフェース18により、ユーザが、構成スイッチ15をプログラムし、受信器1 2および送信器14内の機能を許可および禁止し、受信器12により検出される ライン状態お よびリンクエラーを報告し、エラー状況を報告することが可能になる。 次に、図4を参照して、接続管理エンティティ(CMT)16を手短に説明す る。FDDIプロトコルによれば、CMT16には、エンティティ調整管理のエ ンティティ(ECM)、複数の物理接続管理エンティティ(PCM)、及び複数 の構成管理エンティティ(CFM)が含まれる。FDDIプロトコル内において 、1つのPCMは各ポートに対して設けられるか、1つのCFMは各資源(すな わち、ポートあるいはMAC)に対して設けられる。 接続管理エンティティ16は、リング管理(RMT)、構成制御要素(CCE )、物理層(PHY)、物理媒体依存層(PMD)、及びその他を含む、局内の 各種の他のエンティティと通信する。これらエンティティの相互関係のより詳細 な説明は、前に引用したANSI FDDI局管理規格に記載されている。しか し、これらの関係は、本発明にとって特に関係ないので、本明細書には記載しな い。 多数のデータレジスタ17が、物理層コントローラ10の制御および動作を容 易にするために設けられている。大部分のレジスタは、PCMの動作に直接関与 せず、PCMに関与するレジスタの多くは本発明にとって直接関係ない。更に、 レジスタ内容の現実の重要性は、物理層の所望される特性に依存して、大いに変 化する。従って、本発明にとって関係のあるレジスタ(及び、そのセグメント) のみを本明細書に記載する。 データレジスタ17には、制御レジスタ21、条件レジスタ22、条件マスク レジスタ23、状態レジスタ24、状態レジスタ25、信号レジスタ27、及び 状態中断レジスタが含まれる。 図5に示すように、制御レジスタ21の2つのビットは、関連する局により許 可されるネットワーク構成を指示するために使用される。記載の実施例において 、制御レジスタ21のビットD1およびD0に配置され、ALMDIおよびAL MD0(可能モードビット1および可能モードビット0に対して)で表記される 。これら2つのビットにより規定され得る構成モードには、なし(0,0)、単 信接続(0,1)、二重接続(1,0)、単信または二重接続のどちらか(1, 1)が含まれる。制御レジスタは、ユーザにより常に読出し、又は書込み可能で ある。従って、ユーザは、いつでも許容される、局の接続構成を選択することが できる。制御レジスタ21の残りのビットD2−D7は、他の目的のための予備 である(ない)。 図6は条件レジスタ22を示す。条件レジスタ22におけるビットは、ユーザ により常に読出し、又は書込み可能なフラグである。条件レジスタ22のビット D2は、状態中断フラグ30(図でSTPSEで表記される)である。条件レジ スタ22における残りのビットは、他のフラグとして作用するための予備である 。状態中断フラグ30は、PCM状態マシーンが中断される時はいつでもセット される。 内部中断フラグがPCMにおいてセットされた場合、中断が発生することに留 意されたい。新しい状態値を状態レジスタ25内に書 込むことにより、又は以下に記載するように、PC連続信号を表す値を信号レジ スタ27内に書込むことにより、内部中断がクリアされる。次に、ユーザは、状 態中断フラグ30をクリアする責任がある。 図7に示す条件マスクレジスタ23は、条件レジスタ22に密接に関与してい る。特に、条件マスクレジスタにおける各ビットは、条件レジスタにおける対応 したビットを有する。条件マスクは、割り込みの発生を容易にすることを意図す る。動作時に、「オフ」(すなわち、0)にマスクされたビットは、条件レジス タ22における対応するビットがセットされるかどうかに関わらず、割り込みを 発生しない。他方で、「オン」(すなわち、1)にマスクされたビットは、条件 レジスタ22における対応するビットがセットされる時はいつでも、割り込みを 発生する。ユーザには、条件マスクレジスタ23の読出し、及び書込みのための 完全な自由度がある。このようにして、ユーザは、どの状態を通知されたいのか を決定できる。従って、状態中断割り込みフラグ31が0にセットされた場合、 ユーザには状態中断を通知されない。他方で、状態中断割り込みフラグ31が1 にセットされた場合、状態中断が生じる時はいつでも、割り込みが発生される。 ユーザは、状態中断に応答して所望とされる特定の動作を規定できる。 次に、図8を参照して、状態レジスタ25を説明する。状態レジスタ25は、 現在のPCM状況を表す。状態レジスタの最初の4ビット(ビットD0−D3) は、擬似コード指標35を与える。すな わち、それらは、現在交換されている擬似コード信号のビット番号を表す。状態 レジスタの残りの4ビット(ビットD4−D7)は、現在のPCM状態を表す状 態指標36を形成する。状態指標内において、0は「オフ」状態を、1は「ブレ イク」状態を、2は「追跡」状態を、3は「接続」状態を、4は「ネクスト」状 態を、5は「信号」状態を、6は「結合」状態を、7は「確認」状態を、及び8 は「活性」状態を示す。もちろん、保守状態のような任意の追加状態が所望であ れば、同じく付加することが可能である。 状態レジスタの1つの重要な特徴は、ユーザによりいつでも読出し、又は書込 みが可能なのは、読出し/書込みレジスタであるということである。以下により 詳細に記載するように、これにより、ユーザが、新しい状態、及び/又は擬似コ ードのビット番号を状態レジスタ25内に書き込むことが可能になる。このよう にして、ユーザは、省略時の論理を無効にし、PCMの接続管理シーケンスを変 更することが可能になる。従って、ユーザは、状態マシーンの流れにわたって、 ほとんど完全な制御を遂行できる。ユーザは、状態マシーンが動作しながら、及 び状態マシーンが中断された場合の両方で、状態レジスタ内に書き込むことが自 由である。記載の実施例において、状態レジスタへの書き込みは、瞬時の状態遷 移を強いる。しかし、代替実施例においては、かかるユーザ制御は、状態マシー ンが中断された時期に制限されない。 信号レジスタ27の内容を図9に示す。そこで分かるように、ビットD0−D 3は4ビットのPC_Signal記号37を形成する。PC _Signal記号37が「0」にセットされた場合、それは、状態マシーンを強制的 にオフ状態にする、PC_Stop信号を示す。「1」は、状態マシーンを強制的に ブレイク状態にする、PC_Start信号を示す。「2」は、状態マシーンを強制的 に追跡状態にする、PC_Trace信号を示す。しかし、PC_Trace信号は、マシー ンが活性状態である場合に、唯一許可される。最後に、「15」は、中断状況を 除去し、それにより状態マシーンの進行を可能にする、PC_Continue信号を示 す。残りの数3−14は予備であり、特別な意味は何もない。同様に、信号レジ スタ27の残りの4ビット(すなわち、D4−D7)は予備である。 状態レジスタ25のように、信号レジスタ27は、ユーザにより常に書き込み 可能な読出し/書込みレジスタである。これにより、ユーザは、PCM状態マシ ーンが中断された時にいつでも、PC_Stop、PC_Start、あるいはPC_Trace コマンドを挿入することが可能になる。更に、ユーザ活性のPC_Continue機能 を設けることにより、状態中断後、状態マシーンの動作が容易に再開される。 次に、図10を参照して、状態中断レジスタ29を説明する。状態中断レジス タ29により、ユーザが、任意の特定状態でPCM状態マシーンを中断させるこ とが可能になる。これにより、ユーザは、状態マシーンの動作を制御する外部ソ フトウェアを備えることが可能になる。状態マシーンが特定のブレイク点で停止 した後、2つの方法で進行させることが可能である。第1は、信号レジスタ27 0のPC_Signal位置37内に記号「15」を書き込むことにより、PC _Continue信号を発行することである。状態マシーンの動作を再開する第2の方 法は、現在値とは異なる新しい値を、状態レジスタ25内に書き込むことである 。かかる値を状態レジスタ内に書き込むことは、状態マシーンを強制的に所定の 状態へとし、状態中断を終了させる。 状態中断レジスタ29は8ビットを有し、その各々は、PCMの関連するマシ ーン状態に対応する状態中断マスク38である。いつでもPCM状態マシーンは 新しい状態に入り、その新しい状態に対応する状態中断マスク38は、中断を発 生すべきかどうかを判断するために、ポーリングされる。特定のマシーン状態に 対応する状態中断マスク38が「1」にセットされた場合、状態マシーンはその 状態に入った後で中断する。他方、特定のマシーン状態に対応する状態中断マス ク38が「0」にセットされた場合、状態マシーンは、関連する状態に入った時 、割り込みがかからず進行する。PCM状態マシーンが中断する場合、内部中断 フラグがセットされ、条件レジスタ22における状態中断フラグ30も又立ち上 げられる。 図10に示す状態中断レジスタ29の実施例において、ビットD0はブレイク 状態を示す。従って、ビットD0が「1」にセットされた時はいつでも、PCM 状態マシーンは、ブレイク状態に入った後に中断する。同様に、ビットD1は追 跡状態を、ビットD2は接続状態を、ビットD3はネクスト状態を、ビットD4 は信号状態を、ビットD5は結合状態を、ビットD6は確認状態を、及びビット D7は活性状態を示す。従って、これらの状態のいずれかに入る場合、 ユーザは、単に、中断を望む状態と関連する状態中断レジスタのビットをセット することにより、PCMマシーン状態を中断させることができる。この特徴を上 記の状態レジスタ25の属性と組み合わせた場合、ユーザには、所望の事実上任 意の手法で、接続管理シーケンスを変更する制御が与えられる。すなわち、状態 マシーンが中断された場合、ユーザは、所望の新しい状態を状態レジスタ25内 に書き込むことにより、状態マシーンを強制的に新しい状態にすることができる 。同様に、状態レジスタ25の擬似コード指標35内に、所望の擬似コードの指 標を書き込むことにより、擬似コードを変更することができる。ユーザは、状態 マシーンを中断させながら、PCMの動作を制御するのに適したソフトウェアを 開発するであろうことが確信される。これは、ユーザに、事実上および所望の接 続管理シーケンスを備える能力を与える。 次に、図11を参照して、状態中断論理の概略的な流れを説明する。最初、ス テップ105において、処理が始まる。ステップ107において、PCMは、状 態遷移が発生したかどうかを判断する。状態遷移が発生していない場合、状態中 断論理は、状態遷移が発生するのを待つ。状態遷移が発生した場合、新しい状態 に対応する状態中断マスク38が、セットされているかどうかを判断するために 、状態中断レジスタ29が調べられる。(ステップ109)セットされていない 場合、PCMは次の状態で必要な信号を伝送し、次の状態遷移を待つために、状 態中断論理の流れがステップ107に戻る。 新しい状態に対応する状態中断マスク38がセットされている場 合、条件レジスタ22における状態中断フラグ30が、ステップ110において セットされる。次に、ステップ111において、状態中断割り込みフラグ31が 、セットされているかどうか、すなわち、割り込みが許可されているかどうかを 判断するために、条件マスクレジスタ23が調べられる。許可されている場合、 ステップ112において、状態中断がユーザに通知される。状態中断割り込みフ ラグ31がセットされていない、又はその代わりに、ステップ112において状 態中断をユーザに通知した後である場合、次の状態遷移を待つために、流れはス テップ107に戻る。 次に、図12を参照して、ユーザ制御からPCM制御への戻りを説明する。処 理はステップ140で開始する。ステップ141において、有効値が状態レジス タ25内にロードされたかどうかが判断される。ロードされた場合、ステップ1 43において、状態レジスタ25の状態指標36が読み出される。有効状態を表 す値が状態指標36内に入力されていない場合、PCM状態マシーンは、ステッ プ145において表示状態に遷移する。有効値が状態指標36内にロードされて いない場合、ステップ147において、信号レジスタ27のPC_Signal記号3 7内に、ある値がロードされたかどうかが判断される。ロードされた場合、信号 レジスタ27のPC_Signal記号37が、ステップ149において読み出される 。ロードされていない場合、論理はステップ141に戻り、状態指標36、又は PC_Signal記号37のどちらか内にある値がロードされるまで、論理は待ち状 態にある。 新しいPC_Signal値が信号レジスタ内に書き込まれた場合、論理はPC_Sign al記号を読み出し、次に、新しい信号の性質を判断し始めるステップ151に遷 移する。最初、ステップ151において、PC_Signal記号が、それがPC_Star t信号であるかどうかを判断するために、調べられる。PC_Start信号である場 合、PCMはステップ152でブレイク状態に遷移する。PC_Start信号でない 場合、ステップ154において、PC_Signal記号の値がPC_Stopに等しいかど うかが判断される。等しい場合、PCMはステップ155にてオフ状態に移行す る。PC_stopが選択されなかった場合、ステップ157において、PC_Signal 記号がPC_Traceに等しいかどうかが判断される。上述したように、PC_Trace は、PCMが活性状態にある後にのみ、選択可能であることに留意されたい。P C_Traceが選択された場合、PCMはステップ158にて追跡状態に移行する。 PC_Signal記号がPC_Trace記号を表す値でない場合、ステップ160におい て、信号レジスタ27のPC_Signal記号が、PC_Continue信号であるかどうか が判断される。PC_Continue信号である場合、PCM状態マシーンは、その現 在の状況において再開される。PC_Signal記号が、前記の信号のどれも含まな い場合、無効値がPC_Signal記号内に書き込まれ、状態レジスタ25、又は信 号レジスタ27のどちらか内に、ある値が書き込まれる事象の探しを再開する、 ステップ141に論理が戻る。次に、状態指標36、又はPC_Signal記号37 のどちらか内に、適切な値が書き込まれるまで、上記のループが繰り返される。 ステップ160において、PC_Continueが選択された場合、内部中断フラグ はクリアされ(ステップ162)、CPUは、次の強制状態遷移を探し始めるス テップ141に戻る。同様に、ユーザ動作が、ステップ145、152、155 、及び158で表されるような特定の状態に、PCMを指図した時はいつでも、 ステップ162において、内部中断フラグ30はクリアされる。再び、状態遷移 が終了した後、論理は、次の要求される状態遷移を待つステップ141に戻る。 本明細書の記載を簡略化するために、これらのステップが順次的に発生するか のように説明した。しかし、実際の論理では、ロード検出ステップが同時に発生 する、信号および状態レジスタを備えることが好ましい、ことを留意されたい。 また、かかる論理は当業者により容易に構成できるので、本発明を実現する特定 の論理を示すための試みはなされていない、ことも留意されたい。 本発明の1つの実施例のみを詳細に説明したが、本発明の精神または範囲から 逸脱することなく、多数の他の特定形式で本発明を具現化可能である、というこ とを理解すべきである。特に、接続管理シーケンス内で、ユーザが、入力に基づ く中断を任意の状態に強いることが可能である、実施例において本発明を説明し た。しかし、完全な制御よりは少ない制御を、ユーザにもたらし得ることも熟慮 されている。例えば、ある選択された状態への入力に基づいてのみ、ユーザに制 御がもたらされる。更に、レジスタの実際の内容、及び大きさは、広範に変更可 能である。 記載した実施例における物理層コントローラは、あるFDDI局の一部である 。本明細書の文脈における局という用語は、ワークステーションに限定されず、 むしろ、FDDIに基づいたデータ伝送リングの活性部分として付加され得る、 集信装置、及び任意の他の装置を含むことも可能である、ということを理解すべ きである。従って、本発明の例は、実証的なものとして考慮されるべきであり、 限定的ではなく、且つ本発明は、本明細書でなされた詳細に限定されるべきでな く、添付請求項の範囲内で変形可能である、ということは明白である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.実質上FDDIプロトコルに従って動作可能であるデータ伝送ネットワー ク内への、挿入可能である局の物理層を制御するための物理層コントローラであ り、PCM状態マシーンを含み、且つFDDIプロトコルに従って接続管理シー ケンスを実行可能である、物理接続管理エンティティが含まれる物理層コントロ ーラにおいて、 状態マシーンがどの状態において中断すべきかを指示するために、ユーザ により選択的に書き込み可能である状態中断レジスタを含み、状態マシーンが指 示された中断状態に入った場合、その状態にて、PCM状態マシーンが自動的に 中断することになる、複数のレジスタから更になる、物理層コントローラ。 2.前記複数のレジスタには更に、状態マシーンが遷移すべき新しい状態を指 示するために、ユーザが選択的に書き込み可能である状態レジスタが含まれ、ユ ーザが、状態レジスタ内に新しい状態を表す値を書き込んだ場合、PCM状態マ シーンが自動的に新しい状態へと遷移することになる、請求項1に記載の物理層 コントローラ。 3.状態マシーンを中断させながら、状態レジスタ内への書き込みが可能であ る、請求項2に記載の物理層コントローラ。 4.状態中断レジスタには、第1または第2のレベルにユーザが選択的にセッ ト可能である、複数の状態中断ビットが含まれ、各状態中断ビットは特定のPC M状態と関連付けられ、PCM 状態マシーンが、前記第1のレベルにセットされる特定の状態中断ビットと関連 する状態に入った場合、その状態にて、PCM状態マシーンが自動的に中断する ことになり、また、PCM状態マシーンが、前記第2のレベルにセットされる特 定の状態中断ビットと関連する状態に入った場合、その関連する状態において、 PCM状態マシーンが自動的に中断しないことになる、請求項1に記載の物理層 コントローラ。 5.状態レジスタの、ユーザによる読み出し、及び書き込みの両方が可能であ り、状態レジスタは、接続管理シーケンス時に、PCM状態マシーンの現在の状 態を識別するために配列される状態指標を含み、PCM状態マシーンの状態が、 接続管理シーケンス時に、ユーザにより、状態指標内への所望の新しい状態に対 応する値を書き込むことにより、強制的に変更され得る、請求項2に記載の物理 層コントローラ。 6.状態レジスタが更に、接続管理シーケンス時に、物理層コントローラによ り交換される、擬似コード信号のビット番号を表す擬似コード指標を含み、伝送 されている擬似コードが、ユーザにより、擬似コード指標内に、所望の新しい擬 似コードビット番号に対応する値を書き込むことにより、変更され得る、請求項 5に記載の物理層コントローラ。 7.所望の新しい状態に対応する値が、状態指標内に書き込まれた場合、PC M状態が、自動的、強制的に変化させられる、請求項6に記載の物理層コントロ ーラ。 8.複数のレジスタには更に、状態中断が発生した場合、ユーザが、割り込み を発生すべきかどうかを選択することを可能にする、状態中断マスクビットを有 する条件マスクレジスタが含まれる、請求項1に記載の物理層コントローラ。 9.複数のレジスタには更に、内部に状態中断フラグを有する条件レジスタが 含まれ、PCM状態マシーンが中断された時はいつでも、状態中断フラグが自動 的にセットされる、請求項1に記載の物理層コントローラ。 10.複数のレジスタには更に、状態中断が発生した場合、ユーザが、割り込み を発生すべきかどうかを選択することを可能にする、状態中断マスクビットを有 する条件マスクレジスタが含まれ、状態中断マスクビットが第1のレベルにセッ トされており、状態中断フラグが立ち上がった場合、割り込みが発生され、また 、状態中断マスクビットが第2のレベルにセットされており、状態中断フラグが 立ち上がった場合、割り込みは発生されない、請求項9に記載の物理層コントロ ーラ。 11.複数のレジスタには更に、ユーザによる読み出し、及び書き込みが可能で あるプログラム可能信号レジスタが含まれ、該信号レジスタは、PCM状態マシ ーン内の状態変化を開始する各種信号を示すために配列された、多ビットの信号 指標を有し、選択された状態変化信号が、信号指標内に選択された状態変化信号 と関連する指標番号を書き込むことにより、開始される、請求項1に記載の物理 層コントローラ。 12.受信器、送信器、構成スイッチ、及び制御バスインターフェースから更に なる、請求項1に記載の物理層コントローラ。 13.実質上FDDIプロトコルに従って動作可能であるデータ伝送ネットワー ク内への、挿入可能である局の物理層を制御するための物理層コントローラであ り、PCM状態マシーンを含み、且つFDDIプロトコルに従って接続管理シー ケンスを実行可能である、物理接続管理エンティティが含まれる物理層コントロ ーラにおいて、 状態マシーンが遷移すべき新しい状態を指示するために、ユーザが選択的 に書き込み可能である状態レジスタを含み、ユーザが、状態レジスタ内に新しい 状態を表す値を書き込んだ場合、PCM状態マシーンが、新しい状態へと自動的 に遷移することになる、複数のレジスタから更になる、物理層コントローラ。 14.実質上FDDIプロトコルに従って動作可能であるデータ伝送ネットワー ク内への、挿入可能な局のための物理層コントローラであり、実質上FDDIプ ロトコルに従って接続管理シーケンスを実行可能状態マシーンを有する、物理接 続管理エンティティが含まれる物理層コントローラにおいて、物理接続管理エン ティティが、 状態遷移が発生した後、ユーザが、選択的に状態マシーンを中断させるこ とを可能にする、中断手段と、 ユーザが、接続管理シーケンスを変更することを可能にする、遷移手段と 、 からなる、物理層コントローラ。 15.中断手段は、状態マシーンがどの状態において中断すべきかを指示するた めに、ユーザが選択的に書き込み可能である状態中断レジスタを含み、状態マシ ーンが指示される中断状態に入った場合、その状態において、物理接続管理状態 マシーンが自動的に中断することになる、請求項14に記載の物理層コントロー ラ。 16.遷移手段は、状態マシーンが遷移すべき新しい状態を指示するために、ユ ーザが選択的に書き込み可能である状態レジスタを含み、ユーザが、状態レジス タ内に新しい状態を表す値を書き込んだ場合、物理接続管理状態マシーンが、新 しい状態へと自動的に遷移することになる、請求項14に記載の物理層コントロ ーラ。 17.遷移手段、及び中断手段は、状態マシーンが中断されており、ユーザが状 態遷移を指図した場合、状態中断が自動的にクリアされることになる、というよ うに協働する、請求項14に記載の物理層コントローラ。 18.実質上FDDI接続管理機能のプロトコルに従って動作する、ローカル・ エリア・ネットワークのデータ伝送リングに最初の局を接続する方法であり、最 初の局は、接続管理シーケンス時に、複数のマシーン状態を介して遷移する状態 マシーンを有する、物理接続管理エンティティを含み、また、データ伝送リング の一部を形成するデータ伝送ラインにより、隣接局との接続 が可能である、方法において、 接続管理シーケンス時に、状態遷移の発生を検出するステップと、 新しく入った状態に対して、状態中断が要求されているかどうかを判断す るステップと、 新しく入った状態に対して、状態中断が要求されている場合、状態マシー ンを中断するステップと、 を含む方法。 19.状態中断が発生した場合、方法が更に、 状態中断割り込み要求がなされたかを判断するために調べるステップと、 状態中断割り込み要求がなされた場合、割り込みを発生するステップと、 を含む、請求項18に記載の方法。 20.状態中断が発生した場合、方法が更に、 所望の接続管理制御信号を表す信号値が、信号レジスタ内に入ったかどう かを判断するステップと、 前記信号値が、信号レジスタ内に入った場合、所望の制御信号を実行する ステップと、 を含む、請求項18に記載の方法。 21.複数の信号値を信号レジスタに格納可能であり、各信号値が、異なる所望 の制御信号を示す、請求項20に記載の方法。 22.状態中断が発生した場合、方法が更に、 所望の新しい状態を表す状態値が、状態レジスタ内に入ったかどうかを判 断するステップと、 前記状態値が状態レジスタ内に入った場合、前記状態値により表される所 望の新しい状態へと、強制的に状態マシーンを遷移させるステップと を含む、請求項18に記載の方法。 23.複数の状態値を状態レジスタに格納可能であり、各状態値が、異なる所望 の新しい状態を示す、請求項22に記載の方法。 24.所望の接続管理制御信号を表す信号値が、信号レジスタ内に入ったかどう かを判断するステップと、 前記信号値が信号レジスタ内に入った場合、所望の制御信号を実行するス テップと、 を更に含む、請求項23に記載の方法。 25.状態マシーンが中断された時はいつでも、状態中断フラグをセットするス テップと、 状態中断が終了した場合、状態中断フラグをクリアするステップと、 を更に含む、請求項18に記載の方法。
JP6514322A 1992-12-09 1993-12-06 制御可能な物理接続管理状態マシーン・ユーザ・インターフェース Pending JPH08507417A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/988,246 1992-12-09
US07/988,246 US5325360A (en) 1992-12-09 1992-12-09 Controllable PCM state machine user interface
PCT/US1993/011843 WO1994014262A1 (en) 1992-12-09 1993-12-06 A controllable pcm state machine user interface

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08507417A true JPH08507417A (ja) 1996-08-06

Family

ID=25533968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6514322A Pending JPH08507417A (ja) 1992-12-09 1993-12-06 制御可能な物理接続管理状態マシーン・ユーザ・インターフェース

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5325360A (ja)
EP (1) EP0673572B1 (ja)
JP (1) JPH08507417A (ja)
KR (1) KR100289817B1 (ja)
DE (1) DE69328936T2 (ja)
WO (1) WO1994014262A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9597239B2 (en) 2007-02-06 2017-03-21 Mönlycke Health Care AB Elongated strip-like film bandage

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5566203A (en) * 1993-06-24 1996-10-15 National Semiconductor Corp. Intelligent repeater functionality
US5875210A (en) * 1993-06-24 1999-02-23 National Semiconductor Corporation Method and apparatus for repeating data
US5442628A (en) * 1993-11-15 1995-08-15 Motorola, Inc. Local area network data processing system containing a quad elastic buffer and layer management (ELM) integrated circuit and method of switching
US5758084A (en) * 1995-02-27 1998-05-26 Hewlett-Packard Company Apparatus for parallel client/server communication having data structures which stored values indicative of connection state and advancing the connection state of established connections
JP3710643B2 (ja) * 1999-04-15 2005-10-26 富士通株式会社 光加入者線終端装置及び状態遷移制御方法
KR100462177B1 (ko) * 2002-08-26 2004-12-17 삼성전자주식회사 주변 장치의 동작 상태를 실시간으로 백업할 수 있는엠베디드 컨트롤러
US7517696B2 (en) * 2003-01-30 2009-04-14 Dionex Corporation Chemical suppressors and method of use
WO2004097545A2 (en) * 2003-05-01 2004-11-11 Maz Laboratory A method of executing a computer program
US20070104186A1 (en) * 2005-11-04 2007-05-10 Bea Systems, Inc. System and method for a gatekeeper in a communications network
US8171466B2 (en) * 2006-05-16 2012-05-01 Oracle International Corporation Hitless application upgrade for SIP server architecture
US8112525B2 (en) * 2006-05-16 2012-02-07 Oracle International Corporation Engine near cache for reducing latency in a telecommunications environment
US8219697B2 (en) * 2006-05-17 2012-07-10 Oracle International Corporation Diameter protocol and SH interface support for SIP server architecture
US8214574B2 (en) * 2006-09-08 2012-07-03 Intel Corporation Event handling for architectural events at high privilege levels
US8179912B2 (en) * 2008-09-26 2012-05-15 Oracle International Corporation System and method for providing timer affinity through engine polling within a session-based server deployment
US9723048B2 (en) * 2008-10-29 2017-08-01 Oracle International Corporation System and method for providing timer affinity through notifications within a session-based server deployment
KR101598746B1 (ko) * 2012-10-22 2016-02-29 인텔 코포레이션 고성능 상호연결 물리 계층

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4703486A (en) * 1984-12-18 1987-10-27 Advanced Micro Devices, Inc. Communication data encoder/decoder component system architecture
US4637022A (en) * 1984-12-21 1987-01-13 Motorola, Inc. Internally register-modelled, serially-bussed radio system
JPH01208934A (ja) * 1988-02-16 1989-08-22 Sumitomo Electric Ind Ltd ノード装置
US5046182A (en) * 1989-12-01 1991-09-03 National Semiconductor Corporation Code points for transferring data from a network transmission medium to a station on the network
US5182747A (en) * 1990-06-26 1993-01-26 International Business Machines Corporation Method for controlling the insertion of stations into fddi network

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9597239B2 (en) 2007-02-06 2017-03-21 Mönlycke Health Care AB Elongated strip-like film bandage

Also Published As

Publication number Publication date
DE69328936D1 (de) 2000-08-03
KR100289817B1 (ko) 2001-05-15
EP0673572B1 (en) 2000-06-28
WO1994014262A1 (en) 1994-06-23
US5325360A (en) 1994-06-28
EP0673572A1 (en) 1995-09-27
DE69328936T2 (de) 2001-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08507417A (ja) 制御可能な物理接続管理状態マシーン・ユーザ・インターフェース
US7054947B2 (en) Auto-negotiation method for high speed link in gigabit Ethernet using 1000 Base-T standard and apparatus thereof
US6603744B2 (en) Connection establishment method, communication method, state change transmission method, state changing method, wireless apparatus, wireless device, and computer
CA1280217C (en) Method and apparatus for utilization of dual latency stations for performance improvement of token ring networks
US20130205053A1 (en) Pci express tunneling over a multi-protocol i/o interconnect
US20070008898A1 (en) Point-to-point link negotiation method and apparatus
JP2571741B2 (ja) 信号およびデータを伝送する方法
JPH0750683A (ja) 通信ネットワークと周波数同期確立方法
CN101557379B (zh) 一种pcie接口的链路重组方法和装置
JP4071117B2 (ja) 送受信回路及び送受信方法並びに送受信装置
US7111158B1 (en) Techniques for transitioning control of a serial ATA device among multiple hosts using sleep and wake commands
TWI408559B (zh) 在通信系統中埠從活動狀態到待命狀態的過渡
EP0661850B1 (en) FDDI state machine interface
CN110880998A (zh) 一种基于可编程器件的报文传输方法及装置
US20020039354A1 (en) Method for solving a mismatched negotiation problem between an auto-negotiation mode and an enforce mode
JP3283263B2 (ja) Pcm疑似コード信号送出のためのユーザインターフェイス
JP2001243166A (ja) 高速2地点間シリアル・バスを使用するシンプル・エンクロージャ・サービス(sES)
US5577206A (en) System for physical layer controllers for performing automatic hardware based scrubbing of input and output dirty flags for updating system configuration changes
JPH02241157A (ja) データ転送装置
US20040010625A1 (en) Interface device and method for transferring data over serial ATA
JP3672845B2 (ja) インターフェース装置及びこれを備えた通信機器並びに通信方法
JP2002016664A (ja) ループバックテスト方法および装置
JPH11163912A (ja) ネットワーク制御装置及びネットワーク制御方法
JP3772358B2 (ja) 切替装置
CN109165099B (zh) 一种电子设备、内存拷贝方法及装置