JP2002016664A - ループバックテスト方法および装置 - Google Patents

ループバックテスト方法および装置

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JP2002016664A
JP2002016664A JP2000197886A JP2000197886A JP2002016664A JP 2002016664 A JP2002016664 A JP 2002016664A JP 2000197886 A JP2000197886 A JP 2000197886A JP 2000197886 A JP2000197886 A JP 2000197886A JP 2002016664 A JP2002016664 A JP 2002016664A
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test
computer
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loopback
line
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JP2000197886A
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English (en)
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Shogo Yamatani
昇吾 山谷
Shizuya Watanabe
志津弥 渡辺
Hiroshi Tomizawa
宏 冨沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オンラインで実行できるループバックテスト方
式の提供。 【解決手段】各々がループバックテスト機能を有する複
数の計算機11,12,..、と、送信線211と受信
線212を有するツイストペアケーブル21を介して計
算機と接続する複数のポート1,2,..を有する集線
装置(HUB)31を備えるシステムで、各ポートに
は、送信線と受信線を接続するSW1と、自接続計算機
および他ポートからの送・受データの無いときにテスト
要求を発行する通信制御部3111を有し、計算機から
のACKを受けてSW1を接続し、計算機からのテスト
を行う。集線装置31には、テスト中に他ポートから受
信したデータを一時蓄積しておくバッファも有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LANに接続され
る集線装置に関し、特に集線装置と計算機間のループバ
ックテスト方式に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の計算機を接続し、相互に高
速に情報通信を行うローカルエリアネットワーク(LA
N)が普及している。この中でもCSMA/CD方式が
主流となってきており、中でも、10BASE−Tと呼
ばれるツイストペアケーブルをHUB(集線装置)に接
続してネットワークを構築する形態が普及している。
【0003】従来のループバックテスト方式には、特開
平5−284164に示すように、計算機からツイスト
ペアケーブルを外して、計算機の通信アダプタのインタ
フェースのみを対象にループバックテストを実施する方
法がある。また、特開平6−46069では、HUBの
代わりにループバックテスト装置を介して外部ループバ
ックテストを実施する方法が述べられている。さらに、
特開2000−49903には、1対1の通信システム
で通信データの余剰ビットにループバックデータを挿入
してループバックテストを行う方法が述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平5−2
84164や特開平6−46069は、計算機とHUB
間の外部ループバックテストができないという問題があ
る。
【0005】また、特開平10−336123のループ
バックテスト方式では、通常のオンラインの通信は受信
できず、オフライン中でなければループバックテストを
行えないという問題がある。一方、特開2000−49
90はオンライン中のループバックテスト方式ではある
が、通信システム構成が1対1のため、HUBのような
集線装置には適用できないという問題点がある。
【0006】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
み、計算機と集線装置間でオンライン通信中にループバ
ックテストを可能にする方法と装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は複数の計算機と複数のポートを有する集線
装置間のループバックテスト方法において、前記集線装
置は、ポート毎に送信及び受信を監視し、該送信及び受
信が無いときに接続している計算機に対してテスト要求
を送信し、該計算機からの試験開始通知信号(ACK)
を受けとると該ポートの送信線と受信線を接続し、前記
計算機がループバックテストプログラムによるテストを
行って、該テストが正常に終了した通知を受けると前記
送信線と前記受信線を開放することを特徴とする。
【0008】また、前記テスト中に、他のポートからの
受信データが発生した場合はそれを一時記憶し、テスト
終了後に前記計算機に対して送信することを特徴とす
る。
【0009】また、前記計算機によるループバックテス
トは、自局の論理アドレスとMACアドレスに送信元及
び送信先アドレスを記したテストフレームを作成し、前
記送信線を介して前記集線装置のポートに送信し、前記
送信線と前記受信線の接続を介して前記受信線に折り返
し、折り返されてきたテストフレームをコンペアチェッ
クすることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、各々がテストバックテス
ト機能を有する複数の計算機と、複数のポートを有する
集線装置を接続するシステムにおいて、前記集線装置
は、各ポート毎に前記計算機との送信線および受信線を
接離する第1のスイッチと、前記計算機からの送信およ
び他のポートからの受信の有無を検出し、該送受信が無
い場合にテスト要求を行い、前記計算機からのテスト開
始通知(ACK)により前記第1のスイッチを接続する
通信制御部を備えていることを特徴とする。
【0011】また、周期的に、且つ前記送受信が無い場
合にテスト要求を行う前記集線装置は、前記テスト中に
発生した他ポートからの受信データを一次記憶するデー
タバッファと、該バッファと前記他ポートとの間を接続
する第2のスイッチと、非テスト中に前記受信線と前記
データバッファの間を接続する第3のスイッチを備えて
いることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、第1のスイッチを非接続
にして他ポートと通信を行い、ループバックテストを行
う時は、ツイストペアケーブルの送信線と受信線を前記
スイッチで接続し、該ポートに接続する計算機から送信
されてくる送信データを、前記スイッチを介して受信線
に折り返すことで、計算機間と集線装置の間でループバ
ックテストを行う。ループバックテスト終了後は、前記
スイッチを切り離して、再び、他ポートとの通信をおこ
なう。ループバックテスト中に他のポートから受信デー
タがあった場合は、前記バッファに受信データを蓄積し
ておき、ループバックテスト終了後、該ポートに接続す
る計算機に蓄積しておいた受信データを送信する。
【0013】これにより、オンライン通信中に周期的に
集線装置側から計算機へループバックテスト要求を出し
て、計算機と集線装置間でループバックテストを行うこ
とでポートの健全性の確認試験ができ、また、ループバ
ックテスト中に受信した他ポートからのデータも受信バ
ッファに蓄積することで取りこぼすことなく計算機に受
信させることができるようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。集線装置(HUB)としては、CDMA/CD方
式を採用する例を説明する。
【0015】図1は、本発明のループバックテスト方法
を実現する実施例1のシステム構成図である。計算機1
1、12、・・・、1nがツイストペアケーブル21、
22、・・・、2nを介してHUB31の各ポート1、
2、・・・、nに接続される。ツイストペアケーブル2
1、22、・・・、2nには、それぞれ送信信号線21
1、221、・・・、2n1と受信信号線212、22
2、・・・、2n2がある。各計算機は、計算機11の
例で説明すると、通信アダプタ114とバス113とC
PU111とから構成され、CPU111には、ループ
バックテストプログラムが常駐している。HUB31
は、ポート1、2、・・・、nとスイッチング制御部3
12から構成され、各ポート1、2、・・・、nとスイ
ッチング制御部312はそれぞれT1、R1、T2、R
2、・・・、Tn、Rnで接続されている。
【0016】各ポートの構成は、ポート1を例に説明す
る。ポート1では、送信信号211と接続する信号線T
11と、受信信号線212と接続する信号線R11があ
り、SW1は、信号線T11と信号線R11を接続する
機能を有する。SW1の接続/非接続の制御は、信号線
S1を介して通信制御部3111から行う。信号線T1
1は、通信制御部3111を介して信号線T1に接続
し、信号線R11は、通信制御部3111を介して信号
線R1に接続する。
【0017】次に、本システムで行われるオンライン通
信中のループバックテストの動作を説明する。図2はル
ープバックテスト方法ノ動作を示すタイムチャートであ
る。計算機11とHUB31のポート1を例にしたもの
で、HUBが電源ONした状態では、(1)に示すよう
にSW1の状態は非接続、つまり、信号線T11と信号
線R11は非接続の状態であり、この状態では、計算機
11はHUB31のポート1を介して、他ポートに接続
する計算機と通常に通信を実施している。
【0018】次に、(2)に示すように、計算機11側
のループバックテストプログラムからループバック機能
有登録を送信すると、本送信データは送信信号線211
信号線T11を介して通信制御部3111に伝えられ
る。(3)に示すように、本通知をうけた通信制御部3
111はタイマ31113を起動し、タイマ31113
は、一定時間周期で、通信制御部3111にタイマ割込
みを入れる。
【0019】次に、タイマ割込みを受けた通信制御部3
111がオンライン通信中に、ループバックテストを実
施する動作を説明する。図2の(4)で、タイマ311
13から通信制御部3111にタイマ割込みが入ると、
通信制御部3111は他ポートからの受信データ及び、
自ポートからの送信データがなくなるのを待つ。送受信
データがなくなったことを検出すると、信号線R11、
受信信号線212、通信アダプタ114、バス113を
介してループバックテスト要求フレームを計算機11の
CPU11のループバックテストプログラム112に送
る(5)。
【0020】ループバックテスト要求フレームを受信し
たループバックテストプログラム112は、(6)でA
CKをポート1に返す。計算機11からACKを受けた
ポート1の通信制御部3111は、信号線S1を介し
て、SW1をONし、信号線T11とR11を接続する
(7)。次に、計算機11側のループバックテストプロ
グラムは、(8)でループバックテストフレームを通信
アダプタ114、送信信号線211を介してHUB31
のポート1に送信する。
【0021】ここで、図3にループバックテストフレー
ム4のフレームフォーマットを示す。41はループバッ
クテストフレーム4の物理ヘッダであり、42は論理ヘ
ッダ、43はループバックテストデータが格納されるデ
ータ部である。物理ヘッダ41内の宛先物理アドレス部
(DA)411及び送信元物理アドレス部(SA)41
2には共に、自計算機11の通信アダプタ114のMA
Cアドレスが格納される。論理ヘッダ43内の宛先論理
アドレス部(DA)421及び送信元論理アドレス部
(SA)422には共に、自計算機11の論理アドレス
が格納される。つまり、本ループバックテストフレーム
の宛先及び、送信元アドレスは、自計算機11のアドレ
スが格納される。
【0022】(8)で、ループバックテストプログラム
からHUB31のポート1に送信されたループバックテ
ストフレーム4は、(9)に示すように、SW1を介し
て送信信号線211から受信信号線212へ折り返さ
れ、通信アダプタ114に到達する。
【0023】通信アダプタ114では、受信したループ
バックテストフレーム4の物理ヘッダ及び論理ヘッダの
宛先アドレスが自計算機宛なので、ループバックテスト
フレーム4を自計算機11内に取り込み、バス113を
介してCPU111に送る。
【0024】ループバックテストフレーム4を受け取っ
たCPU111内のループバックテストプログラム11
2は、ループバックテストフレーム4のデータ部43の
データをコンペアチェックする。ここで、送信データと
受信データで、コンペアエラーがあった場合は、ユーザ
にエラーを通知して、HUB31のポート1に接続して
いる通信回線を閉塞処理する。
【0025】データコンペアエラーがなかった場合は、
ループバックテスト終了通知をHUB31のポート1に
通知する(13)。ループバックテスト終了通知を受け
た通信制御部3111は、信号S1を介してSW1を非
接続にして、信号線T11とR11を切り離す。以後、
(15)、(16)にしめすように、ポート1と他のポ
ートの通信は通常通り行われる。また、タイマ3111
3は一定時間毎にループバックテストの実施要求を行う
割込みを入れる為、周期的にHUBのポート1から計算
機11にループバックテスト要求を出してループバック
テストを行い、ポート及び、ポートに接続した計算機の
通信アダプタの健全性を検証できる。
【0026】次に、本発明の実施例2を説明する。実施
例1では、ループバックテストを行う時、送受信データ
がきてないことを確認してループバックテストを行って
いた。しかしながら、テスト中に、他ポートからデータ
が送信されてくることが考えられる。本実施例2ではオ
ンライン中のループバックテスト中に、万一、他ポート
からデータが送信されてきた場合でも、バッファに受信
データを蓄積しておくことで、受信データを取りこぼす
ことなく、ループバックテストを実施することができ
る。
【0027】図4は、本実施例のループバックテスト方
式を実現するシステムの構成図である。計算機11、1
2、・・・、1nがツイストペアケーブル21、22、
・・・、2nを介してHUB31の各ポート1、2、・
・・、nに接続される。ツイストぺケーブル21、2
2、・・・、2nには、それぞれ送信信号線211、2
21、・・・、2n1と受信信号線212、222、・
・・2n2がある。
【0028】各計算機は、計算機11の例で説明する
と、通信アダプタ114とバス113とCPU111と
から構成され、CPU111には、ループバックテスト
プログラムが常駐している。HUB31は、ポート1、
2、・・・、nとスイッチング制御部312から構成さ
れ、各ポート1、2、・・・、nとスイッチング制御部
312はそれぞれ信号線T1、R1、T2、R2、・・
・、Tn、Rnで接続されている。
【0029】ポート1を例にポートの構成を説明する。
ポート1では、送信信号線211と接続する信号線T1
1と、受信信号線212と接続する信号線R11があ
り、SW1は、信号線T11と信号線R11を接続する
機能を有する。SW1の接続/非接続の制御は、信号線
S1を介して通信制御部3111から行う。信号線R1
1はSW2を通して、接点AまたはBまたはCとスイッ
チングすることができる。SW2の制御は、信号線S2
を介して通信制御部3111から行う。
【0030】接点Aには伝送路1を通して通信制御部3
111に接続されている。接点Bはデータバッファ1を
介して通信制御部3111に接続している。接点Cはル
ープバック制御フレームバッファ2を介して通信制御部
3111に接続している。接点Aの伝送路1は、ループ
バックテストを行っていない時の通常の受信データを送
出する経路であり、接点Cのループバック制御フレーム
バッファ2は、オンラインデータの合間をぬって即座に
ループバック制御フレームを送信するためのバッファで
あり、接点Bのデータバッファ1は、ループバックテス
ト中に他ポートから受信データがあった場合に、受信デ
ータを一時蓄積しておくためのバッファである。
【0031】図5に通信制御部の内部構成を示す。信号
線T11は、通信制御部3111の内部で、SW3と送
信/受信データ検出部31112に接続している。SW
3は、接点E、Dとスイッチングする機能を有し、SW
3は信号線S3を介してループバック制御部31111
より制御される。
【0032】ループバック制御部31111は、ループ
バック制御用バッファ2と接続し、ループバック制御フ
レームの送信を制御する。また、ループバック制御部3
1111は、信号線S1、S2とも接続しており、SW
1、SW2の制御も行う。
【0033】信号線R1は送信/受信データ検出部31
112とSW4に接続している。送信/受信データ検出
部31112はT1信号とR1信号を監視していて、T
1信号に送信データがきていないとき、且つ、R1信号
に受信データきていないときは、信号線S5を介して、
ループバック制御部31111にT1とR1上に送信/
受信データがきていないことを通知する。つまり、送信
/受信データ検出部31112は、オンラインデータが
伝送路上にないデータとデータの狭間を監視している。
【0034】R1はSW4とも接続していて、SW4
は、接点FとGをスイッチングする機能を有する。SW
4の制御は、信号線S4を介して、ループバック制御部
31111から行う。信号線S6は、データバッファに
受信データがなくなったことをループバック制御部31
111に通知する信号線である。
【0035】次に、本システムで行われるオンライン通
信中のループバックテストの動作を説明する。図6に計
算機11とHUBのポート1を例にしたタイムチャート
を示す。
【0036】HUB31が電源ONした状態では、
(1)に示すように、SWの状態は、SW1が非接続、
つまり、信号線T11と信号線R11は非接続の状態
で、SW2はA側に接続し、SW3はG側に接続した状
態である。次に、(2)に示すように、計算機11側の
ループバックテストプログラムからループバックテスト
機能有登録を送信すると、本送信データは、送信信号線
211信号線T11、SW3よりE接点を介してループ
バック制御部31111に伝えられる。
【0037】(3)に示すように、本通知をうけたルー
プバック制御部31111は、タイマ31113を起動
する。タイマ31113は一定時間周期で、ループバッ
ク制御部にタイマ割込みをいれる。また、この時、ルー
プバック制御部31111は、SW3を接点D側に信号
線S3を介して接続する。この状態で、各ポート間のデ
ータの送受信が有効となる。
【0038】ここで、各ポートとの通常の送受信につい
て、ポート1とポート2間の送受信を例に説明する。ま
ず、ポート2の計算機12からポート1の計算機11へ
の送信は、計算機12から送信されたデータは信号線2
21、ポート2、スイッチング制御部312、信号線R
1を介して通信制御部3111内のSW4に送られる。
SW4では接点G側に接続しているので送信データは、
伝送路1を介してSW2に送られる。SW2は接点A側
に接続されているので、送信データはR11に送られ
る。この時、SW1は非接続の状態なので、データは信
号線T11に送られることなしに、受信信号線212に
送られ、通信アダプタ114、バス113を介してCP
U111に受信される。
【0039】次に、計算機11から計算機12への送信
について説明する。計算11のCPU111は計算機1
2に送信したいデータがあると、バス113、通信アダ
プタ114、送信信号線211を介してHUB31に送
信する。HUB31に送信されたデータは、信号線T1
に送られる、ここでも、SW1は非接続状態なので、送
信データは信号線R11に送られることはなく、T11
から通信制御部3111内のSW3に送られる。SW3
では、接点Dに接続されているので、送信データは、信
号線T1、スイッチング制御部313、信号線R2、ポ
ート2、受信信号線222を介して計算機12へ受信さ
れる。以上に述べたように通常の送受信処理は行われ
る。
【0040】次に、オンライン通信中のループバックテ
ストについて説明する。図6の(4)で、タイマ311
13からタイマ割込みがループバック制御部31111
に入ると、ループバック制御部は信号線S5を監視して
自分及び他ポートから送信/受信データがないかを監視
する。送信/受信データが信号線T1、R1になくなる
タイミング、つまり、オンラインデータの狭間で、信号
線S2を介してSW2の接続を接点C側に接続し、信号
線S4を介してSW4の接続を接点F側に接続し、信号
線S3を介してSW3の接続を接点Eに接続する。この
時点から、ポート1に他のポートから受信データがあっ
た場合は、受信データは、データバッファ1に蓄積され
る。
【0041】次に、ループバック制御部31111は、
ループバック制御フレーム用バッファ2を介して即座に
ループバックテスト要求フレームをSW2、信号線R1
1、受信信号線212、通信アダプタ114、バス11
3を介してCPU111のループバックテストプログラ
ム112に送る。この時、SW2は接点Cに接続してい
るので、ループバックテスト要求フレームは、ループバ
ックフレーム制御バッファ2から計算機11に送信され
る。
【0042】ループバックテスト要求フレームを受信し
たループバックテストプログラム112は、(6)でA
CKをポート1に返す。ポート1のSW3では、スイッ
チが接点E側に接続しているので、計算機11からのA
CKは、ループバック制御部31111に通知される。
ACKを受信したループバック制御装置は(7)で、S
W1をONし、信号線T11とR11を接続する。
【0043】(8)で、計算機11側のループバックタ
ストプログラムは、バス113、通信アダプタ114、
送信信号線211を介して、HUB31のポート1に対
してテストフレームを送信する。HUB31のポート1
ではSW1がONしている為、テストフレームは、SW
1を介して受信信号線212に折り返さられる(9)。
【0044】折り返されたテーストフレームは、受信信
号線212、通信アダプタ114、バス113を介し
て、CPU111のループバックテストプログラムに受
信される。ループバックテストプログラムは送信したテ
ストフレームと受信したテストフレームのデータコンペ
アチェックを行う。ここで、データコンペアエラーがあ
った場合は、ユーザにエラーを通知して、HUB31の
ポート1に接続している通信回線を閉塞処理する。デー
タコンペエラーがなかった場合は、ループバックテスト
終了通知をHUB31に通知する(13)。
【0045】本通知もSW3が接点E側に接続されてい
るので、ループバック制御部31111に届けられる。
本通知を受けたループバック制御部31111は、信号
線S1を介してSW1を非接続にして信号線T11とR
11を切り離し、信号線S3を介してSW3を接点D側
に接続し、計算機11からの通常の送信ができるように
し、信号線S2を介してSW2を接点B側に接続する
(14)。
【0046】次に、SW2を接点B側に接続すること
で、ループバック中に他ポートから受信し、データバッ
ファ1に蓄積されている受信データを計算機11に即座
に送信する(15)。
【0047】送信されて他ポートからの受信データは、
計算機11で、ループバックテスト終了後に受信処理さ
れる(16)。データバッファ1のバッファ内が空にな
ったら、信号線S6よりループバック制御部31111
にバッファ内が空になったことが通知され、信号線S6
の通知を受けたループバック制御部31111は、信号
線S4を介してSW4を接点Gに接続し、信号線S2を
介してSW2を接点Aに接続する。
【0048】以後、ポート1と他ポートの通信は、通常
通りに行われる。また、タイマ31113は一定時間毎
にループバックテストの実施要求を行う割込みを入れる
ため、周期的にポート1から計算機11にループバック
テスト要求を出してループバックテストを行い、ポート
及び、ポートに接続した計算機の通信アダプタの健全性
を検証できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、オンライン通信中で
も、オンラインデータの狭間をぬってループバックテス
トができる。しかも、ループバックテスト中に他ポート
から受信したデータはバッファに蓄積してループバック
テスト終了後に即座に計算機に受信させることにより、
受信データの抜けがないループバックテストが可能とな
り、集線装置のポート及び通信アダプタ、ツイストペア
ケーブルの健全性を常時監視できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるループバックテスト方法の実施例
1を示すシステの構成図。
【図2】実施例1のループバックテストの動作を示すタ
イムチャート。
【図3】ループバックテストフレームのフレームフォー
マット図。
【図4】本発明によるループバックテスト方法の実施例
2を示すシステの構成図。
【図5】集線装置の通信制御部の構成図。
【図6】実施例2のループバックテストの動作を示すタ
イムチャート。
【符号の説明】
11,12,1n…計算機、111…計算機11のCP
U、112…ループバックテストプログラム、113…
計算機11の内部バス、114…計算機11の通信アダ
プタ、21,22,2n…ツイストペアケーブル、21
1,221,2n1…送信信号線、212,222,2
n2…受信信号線、31…HUB、3111…通信制御
部、312…スイッチング制御部、31111…ループ
バック制御部、31112…送信/受信データ検出部、
31113…タイマ、4…フレームフォーマット、41
…物理ヘッダ、411…宛先アドレス(DA)、412
…送信元アドレス(SA)、42…論理ヘッダ、421
…宛先アドレス(DA)、422…送信元アドレス(S
A)、43…データ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨沢 宏 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか事業所内 Fターム(参考) 5B048 AA05 AA18 CC03 CC04 DD05 5B083 AA03 BB06 CC06 CE01 DD11 DD13 EE06 EE11 GG05 5K035 AA07 CC01 DD01 FF01 GG06 HH07 MM02 MM06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機と複数のポートを有する集
    線装置間のループバックテスト方法において、 前記集線装置は、ポート毎に送信及び受信を監視し、該
    送信及び受信が無いときに接続している計算機に対して
    テスト要求を送信し、該計算機からのACK(許可)信
    号を受けとると該ポートの送信線と受信線を接続し、前
    記計算機がループバックテストプログラムによるテスト
    を行って、該テストが正常に終了した通知を受けると前
    記送信線と前記受信線を開放することを特徴とするルー
    プバックテスト方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記テスト中に、他のポートからの受信データが発生し
    た場合はそれを一時記憶し、テスト終了後に前記計算機
    に対して送信することを特徴とするループバックテスト
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記計算機によるループバックテストは、自局の論理ア
    ドレスとMACアドレスに送信元及び送信先アドレスを
    記したテストフレームを作成し、前記送信線を介して前
    記集線装置のポートに送信し、前記送信線と前記受信線
    の接続を介して前記受信線に折り返し、折り返されてき
    たテストフレームをコンペアチェックすることを特徴と
    するループバックテスト方法。
  4. 【請求項4】 各々がテストバックテスト機能を有する
    複数の計算機と、複数のポートを有する集線装置を接続
    するシステムにおいて、 前記集線装置は、各ポート毎に前記計算機との送信線お
    よび受信線を接離する第1のスイッチと、前記計算機か
    らの送信および他のポートからの受信の有無を検出し、
    該送受信が無い場合にテスト要求を行い、前記計算機か
    らのテスト許可(ACK)により前記第1のスイッチを
    接続する通信制御部を備えていることを特徴とするルー
    プバックテスト装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 周期的に、且つ前記送受信が無い場合にテスト要求を行
    う前記集線装置は、前記テスト中に発生した他ポートか
    らの受信データを一次記憶するデータバッファと、該バ
    ッファと前記他ポートとの間を接続する第2のスイッチ
    と、非テスト中に前記受信線と前記データバッファの間
    を接続する第3のスイッチを備えていることを特徴とす
    るループバックテスト装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 前記集線装置は、前記テスト要求を即座に行うことので
    きる出力バッファを備えていることを特徴とするループ
    バックテスト装置。
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