JPH08506839A - 難燃性臭素化スチレングラフトラテックス組成物 - Google Patents

難燃性臭素化スチレングラフトラテックス組成物

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Abstract

(57)【要約】 環ハロゲン化不飽和エチレン性芳香族モノマーをグラフトした天然または合成ラテックスを含有する難燃性ラテックス組成物が開示される。グラフトラテックスは単独または非グラフト天然もしくは合成ラテックスとともに用いられる。該組成物は、布裏面塗り、カーペット、ペイント、接着剤、シーラント、コーキング材、不織布結合剤等を含む種々の用途のコーティングとして有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 難燃性臭素化スチレングラフトラテックス組成物 発明の背景 発明の分野 本発明は、裏面塗り、シーラント、接着剤等を含むコーティングとして有用な 難燃性グラフトラテックス組成物、とくに、少なくとも1種のラテックスにグラ フトされた環ハロゲン化不飽和エチレン性芳香族モノマーから調製される組成物 に関する。 従来技術の説明 天然および合成ラテックスは工業的に種々のコーティングに使用されている。 コーティングの多くの用途において、使用するラテックスは難燃性を有すること が望ましい。このことは、とくに、ラテックスが布、カーペット、ペイント、透 明塗料、接着剤、シーラント、コーキング材、不織布結合剤等に用いられる場合 にあてはまる。 ラテックスに難燃性を付与する通常の方法は難燃化添加剤を配合することであ る。これらの難燃化添加剤は、三酸化アンチモンとともに、臭素化ジフェニルや ジフェニルオキシドのような臭素を含有するものが多い。しかし、該難燃化添加 剤には、それを用いると強白色顔料化や沈降効果の生成、および三酸化アンチモ ンの存在に起因する毒性のような問題をひき起すという点で大きな欠点がある。 種々のコーティング用途に有用で、望ましい難燃性を有するポリマーラテック ス組成物に対する要望は依然として残っている。本発明の組成物は、この要望を 満足させ、かつ布裏面塗り、ペイント、接着剤、シーラント、コーキング、不織 布結合剤や種々の他の用途に有用な難燃性ラテックスを提供する。 発明の要約 本発明によれば、天然または合成ラテックスに環ハロゲン化不飽和エチレン性 芳香族モノマーをグラフトさせることによって調製されるラテックス組成物が提 供される。典型的には、ハロゲン化芳香族モノマーは、最終ラテックス組成物中 に6〜36重量パーセントの臭素をもたらす量で導入される。他の態様では、ハ ロゲン化芳香族モノマーは、とくに、1モノマー単位当り、平均少なくとも1. 5個の臭素を有するモノマーであるようなポリ臭素化モノマーを含有する。 本発明は、1つ以上の天然および/または合成ラテックスに環ハロゲン化不飽 和エチレン性芳香族モノマーをグラフトざせることによるだけでなく、また該グ ラフトラテックスと付加的な天然および/または合成ラテックスとの混合物によ っても例示される。得られたグラフトラテックスは臭素化モノマー単位のグラフ トラテックスおよびホモポリマーラテックスを含有する。 本発明の目的は、望ましい物理的性状を有する難燃性ポリマーラテックス組成 物を提供することにある。 本発明の他の目的は、布裏面塗り、ペイント、接着剤、シーラント、コーキン グ、不織布結合剤等を含む種々の用途に有用な難燃性ラテックス組成物を提供す ることにある。 本発明の別の目的および利点は以下の説明から明らかになろう。 好ましい態様の説明 本発明の原理をさらによく理解させるために、ここで以下に示す態様について 述べる。しかし、これによって、本発明の範囲を限定しようとするものではなく 、この明細書に記載されている本発明の変更、別の修正および原理の応用が本発 明に関係する当業者にとっては普通に思い付くであろうと考えられることは理解 されよう。 本発明は、種々の用途において有川となる好適な物理的性状を有し、従来技術 の組成物に勝るすぐれた難燃性を有するポリマーラテックス組成物を提供する。 前記のような組成物を提供しようとする過去の努力は失敗したが、今では、ポリ マーラテックスに環臭素化芳香族モノマー単位をグラフトさせると、ラテックス の他の物理的属性に悪影響を及ぼすことなくすぐれた難燃性を有する組成物を生 成することが見出された。 1種,2種またはそれ以上のラテックスを、たとえば臭素化スチレンと反応さ せて、本発明のグラフトラテックス組成物を生成させることができる。臭素化芳 香族モノマーとともに用いるラテックスを適当に選択することによって、種々の 用途に有用な難燃性組成物を製造することができる。この明細書で用いる「コー ティング」という用語は、広い意味で使用し、積層物のみならず侵入型充填剤と しての基体への適用をも包含するつもりである。たとえば、用途には、種々の適 当な基体に適用される布製室内装飾品やドラペリー用布裏面塗り、カーペット裏 地、不織布濾過材結合剤、ペイント、接着剤、コーキング材、シーラント等があ る。 本発明の組成物は、環臭素化芳香族モノマーをグラフトしたラテックスを含有 する。難燃性グラフトラテックスコポリマーは次式を有する。 式中、nは>1、Lは天然または合成ラテックス、および各Sは環臭素化芳香族 モノマー単位を含むグラフト側鎖である。該環臭素化芳香族モノマー単位は式( I)を有する。 式中、x=1〜4、R1は−Hまたは−CH3、およびR2は−Hまたは炭素原子 が1〜4個のアルキル基である。代表的な環ハロゲン化芳香族モノマーは、それ ぞれフェニル核に臭素置換(モノ、ジ、トリおよびテトラ)を有するスチレン、 メチルスチレン、αメチルスチレン、αメチルメチルスチレン、エチルスチレン またはαメチルエチルスチレンである。前記モノマーの混合物または前記モノマ ーの異性体の混合物も使用することができる。後に詳しく述べるように、好まし い環臭素化芳香族モノマーはポリ臭素化スチレンで、ジブロモスチレンがもっと も好ましい。好ましいジブロモスチレン物質は、たとえばインディアナ州,West LafayetteのGreat Lakes Chemical Corporationから入手可能なx=2のモノマ ー単位を少なくとも約82%有するもので、該物質は、通常、モノブロモス チレンを約15重量パーセントおよびトリブロモスチレンを3重量パーセントを も含んでいる。 市販ラテックスのグラフト重合は、典型的には臭素化芳香族モノマーのグラフ トラテックスコポリマーおよびホモポリマーをもたらす。臭素化芳香族モノマー のグラフトラテックスおよびホモポリマーラテックスは十分に混り合ったままに なっていることが認められている。ホモポリマーは、別の方法として、除くこと もできようが、これは必ずしも必要なことではなく、したがって、好ましい組成 物は、臭素化芳香族モノマーのグラフトラテックスコポリマーおよびホモポリマ ーを含有する。 本発明の1つの態様では、望ましい難燃性を得るだけの臭素、典型的にはグラ フトラテックスの少なくとも約1重量%の臭素をもたらす量の環臭素化芳香族モ ノマーをラテックス組成物にグラフトさせる。この点に関し、環臭素化モノマー には、典型的に、全組成物の6〜36重量パーセントの臭素を与える量が含まれ る。より好ましくは、環臭素化モノマーには9〜24重量パーセントの臭素を与 える量が含まれる。 本発明の他の態様では、ポリ臭素化形の環臭素化芳香族モノマーを用いるのが 好ましいことが確かめられている。これによって、全組成物の一定重量パーセン トの臭素を得るのに必要な環臭素化モノマー単位の数を最少限とする。環臭素化 モノマー単位の使用割合を低く抑えることにより、当該単位を多く使用した場合 にラテックスコーティングの物理的特性に与えるであろう悪影響を最少限にする 。したがって、本発明の1つの態様は、環臭素化芳香族モノマー単位がポリ臭素 化単位を含み、かつ環臭素化モノマー単位が1単位当り平均少なくとも約1.5 個の臭素を含むことである。好ましい態様では、臭素化モノマー単位の少なくと も約80%が、式中x=2の式を有する。モノ臭素化形の環臭素化芳香族モノマ ー単位を含有する組成物の場合には、環臭素化芳香族モノマー単位の多くても約 20%がモノ臭素化であることが典型的に好ましい。 同時に、ラテックス組成物が容易に調製されることが望ましい。純粋なテトラ ブロモスチレンのような高臭素化不飽和エチレン性芳香族モノマーは室温では液 状でなく、このことがラテックスの容易なグラフト化の妨げとなる。したがって 、 ラテックス中のモノ臭素化モノマー単位とポリ臭素化モノマー単位との比率は、 不飽和性環臭素化芳香族モノマーの対応する混合物が室温で液状であるような比 率が好ましい。たとえば、本発明のコーティングの調製に用いるのに好ましい物 質は、Great Lakes Chemical Corporation製の前記ジブロモスチレン組成物であ って、該組成物は室温において液状であり、モノブロモスチレン15パーセント 、ジブロモスチレン82パーセントおよびトリブロモスチレン3%の混合物であ る。室温で液状の他のモノーおよびポリ臭素化芳香族モノマー混合物も、同様に 、このラテックス組成物の調製に好ましい。該混合物はできる限り高比率の臭素 を含みながら、なお室温で液体であるのが好ましい。 本発明は、以下に限らないけれども、アクリル、スチレンーブタジエン、酢酸 ビニル−ビニルバーサテート10、スチレン−アクリル、酢酸ビニル−アクリル 、酢酸ビニル−アクリル−エチレン、ポリブタジエン、天然ラテックス、ポリイ ソプレン、ネオプレン、エチレン−酢酸ビニル、およびエチレン−塩化ビニル( ポリマーにアミド官能性を付与する第3のモノマーを含む)を含有する1種類以 上の天然または合成ラテックスを使用する。 最終のラテッスクは、1種以上のラテックスにグラフトさせた既述の環臭素化 芳香族モノマー、または該臭素化ラテックスとそのように臭素化されていない1 種以上の他のラテックスとの混合物より成ることができる。臭素化ラテックスは 、非臭素化ラテックスに対して任意の比率にあることができる。グラフトさせる ラテックスまたはラテックス混合物を選択する場合に考慮すべき第1の要素は、 望ましい最終ラテックス中のポリマーのガラス転移温度である。これは、系が硬 くて脆い物質から軟らかくてたわみやすい物質に変化する特有の温度である。ポ リマーは、通常、Tgを下回る温度ではラテッスクからフィルムを形成すること ができないので、明らかな要件は、適用および使用温度において、ポリマーがT gを上回っているということである。ポリマーは、Tgをあまりに大きく上回る 温度では、非常に軟らかくなって、硬度不足、粘着、摩耗抵抗、ほこりまみれ等 をもたらすという事実から、ポリマーのTgには別の制限が加えられる。したが って、Tgをさらに上回る温度で得られる良好なたわみ性、付着性、融合等と、 Tg近傍で認められる良好な機械的抵抗性とのバランスを得なければならない。 これは、通常、Tgが35℃を下回るポリマーを用い、大気中で使用しようとす るコーティングにおいて達成される。 都合のよいことに、本発明の組成物は、通常の方法によって調製し、適用する ことができる。たとえば、1種類以上の乳化剤を天然または合成ラテックスもし くはラテックス混合物に加えることによってラテックスが調製される。環臭素化 芳香族モノマー、適当なレドックス開始剤ならびに場合により、連鎖移動剤およ び/または水を加える。次に、得られたグラフトラテックスは、単独で用いるか または他のラテックスと混合して変性する。 適当な開始剤には、有機過酸化物、ヒドロペルオキシド、アゾまたはジアゾ化 合物、過硫酸塩、過酸化水素−第一鉄のようなレドックス系、過硫酸塩、レドッ クス系、第一鉄と油溶性過酸素化合物、ヒドロペルオキシド−ポリアミン系等の ような遊離基重合に用いられる開始剤がある。適当な乳化剤には、アニオン性、 カチオン性、非イオン性または両性乳化剤がある。有効な連鎖移動剤には、脂肪 族、アリールメルカプタンおよびジスルフィド、CCl4,CBr4,CHI3な らびにCHCl3等がある。これらの中、メルカプタンが好ましい。 重合は空気の存在下で行うことができる。空気が無い場合には、−30℃から 110℃にわたる温度において迅速な反応が認められ、好ましい温度は約0℃か ら約90℃に及ぶ。 ポリマーラテックスは、次に、通常のように適用して、難燃性の布裏面塗り、 ペイント、接着剤、シーラント、コーキング、不織布結合剤等が得られる。ラテ ックスの選択はコーティングの最終用途による。尺度は、ガラス転移温度(Tg )、フィルムの物理的性状および所望の耐薬品性がある。 本発明の難燃性ラテックスは、すぐれた性状の組成物および生成コーティング を得るために、非難燃性ラテックスを含む他のラテックス組成物と混合すること ができる。とくに、ここで使用する難燃性ラテックスと他の非臭素化ラテックス との混合物はすぐれた難燃性を有する組成物およびコーティングを生成する。さ らに、本発明のラテックスは得られる混合ラテックスおよびコーティングに前記 のような所望量の臭素を与えるだけの臭素量を有することができる。したがって 、ラテックス混合物の調製に用いる場合には、グラフトラテックスコポリマーが 、 グラフトラテックスコポリマーの6〜60重量%の臭素を付与するだけの数の臭 素化グラフト側鎖を含有することが望ましい。該混合物から得られるコーティン グの場合には、付着性、フィルム形成、耐薬品性およびたわみ性のような面につ いても性状の改善を得ることができる。 下記の実施例は例示的なものであって、限定するためのものではまったくない 。とくに断らない限り、指示パーセントは重量パーセントである。 実施例1〜8−市販ラテックスのジブロモスチレングラフト化 乳化重合法によって、8オンスのびんの中で、一連の市販ラテックスのジブロ モスチレン(DBS)グラフト化を行った。まず、市販ラテックス(84.4〜 40部乾量基準)にラウリン酸カリウム(3部)を混合した。次に、ジブロモス チレン(15.6〜60部)、クメンヒドロペルオキシド(0.2部)、テトラ エチレンペンタミン(0.4部)、第三級ドデシルメルカプタン(0.5部)お よび水(固形分約40〜60%の最終グラフトラテックスを得るための残量)を 添加した。窒素雰囲気中でびんを密封し、50℃の水浴に入れ、2〜4時間水平 軸の回りに回転させて、室温に冷却した。これら調製結果を表Iに示す。ラテッ クスはポリエステル布裏面塗りや他の用途にうまく機能し、またすぐれた難燃性 を示す(MVSS−302引火性試験において自消性の評価)。 実施例9−市販ラテックスのジブロモスチレングラフト化 Goodyear Tire & Rubber Co.製市販ポリブタジエンラテックス40重量部(乾 量基準)をびんの中で、ドデシル硫酸ナトリウム1重量部、過硫酸カリウム0. 2重量部、重亜硫酸ナトリウム0.2重量部および脱イオン水20mlを含有する 水溶液と混合した。ジブロモスチレン60重量部および第三級ドデシルメルカプ タン0.5重量部を添加した。窒素雰囲気中でびんを密封し、50℃の水浴 に入れ、6.5時間水平軸の回りに回転させて、室温に冷却した。最終ラテック スの固形分は59.25%であった。このグラフトラテックス3.1oz./yd2を 8oz./yd2の布に塗布すると、SEの評価が得られ、燃焼長さは0.8〜1.0 インチであった。この実施例の市販ラテックスは、前記のように変性しないと、 この塗布量ではMVSS−302試験に合格せず、燃焼距離は10.0インチを 示した。 実施例10〜15−市販ラテックスのジブロモスチレングラフト化度 テトラヒドロフラン溶剤抽出法によって、Pliolite SBRラテックスおよび ポリブタジエンラテックス(Goodyear Tire & Rubber Co.)の市販ラテックスの ジブロモスチレングラフト化度を調べた。すなわち、DBSグラフトラテックス 、55/45−DBS/SBRまたは60/40−DBS/ポリブタジエンを1 〜3%MgSO4溶液中で撹拌しながら凝固させた。凝固したポリマーを濾過し 、十分に水洗し、1夜間50℃の真空オーブンで乾燥して、恒量にした。乾燥し た凝固ポリマーの2グラムをセルロース製抽出円筒濾紙(43mm×123mm)中 に秤取し、テトラヒドロフランで48時間連続抽出を行った。DBSホモポリマ ー(PDBS)はテトラヒドロフランによって完全に抽出することができる。こ れは、未抽出PDBS残留物は市販ラテックスにグラフトされていると考えるの が当然であるということを意味する。グラフト化(すなわち、未抽出)PDBS の重量を、充填したDBSの重量で割ることによってDBSのグラフト化度が求 められる。ポリブタジエンでは30%のDBSグラフト化度、SBRでは60% のDBSグラフト化度であった(表II参照)。 これらの結果は、DBSが実際に市販ラテックスのPliolite SBRラテック スおよびポリブタジエンラテックスにグラフトしたことを示す。しかし、DBS グラフト化度は、開始剤、モノマーによるポリマーラテックスの膨潤度、温度、 連鎖移動剤や界面活性剤のような反応条件によって異なる。 実施例16−布裏面塗り用組成物 アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、ならびに少量のメタクリル酸および N−メチロールアクリルアミドより成るTgが−7℃の市販アクリルエマルジョ ン(Rohm and Haas Rhoplex HA−24)70重量部(乾量基準)をびんの中でラウ リン酸カリウム3重量部と混合した。ジブロモスチレン30重量部、クメンヒド ロベルオキシド0.2重量部、テトラエチレンペンタミン0.4重量部、第三級 ドデシルメルカプタン0.5重量部および水57.3重量部を添加した。窒素雰 囲気中でびんを密封し、50℃の水浴に入れて、3時間水平軸の回りに回転させ た。得られたラテックスを冷却して、100℃で30分間オーブン乾燥した後、 8oz./yd2の100%ポリエステル布に1.6oz./yd2の重量で塗布した。コーテ ィングは透明であって、市販ラテックスよりは極く僅か硬い触感があったが、こ れは良好と考えられる。塗布した布はMVSS−302引火性試験にSE(最良 の評価)で合格し、燃焼距離は0.8インチであった。市販ラテックス1.6oz ./yd2の裏面塗りした同一布はMVSS−302試験に不合格であって、燃焼距 離は10.0インチであった。 実施例17−布裏面塗り用組成物 Tgが−10℃の市販非イオン性自己架橋型ポリマーラテックス(Rohm and H aas Rhoplex HA−8)70重量部(乾量基準)をラウリン酸カリウム3重量部と 混合した。次に、ジブロモスチレン30重量部、クメンヒドロペルオキシド0. 2重量部、テトラエチレンペンタミン0.4重量部、第三級ドデシルメルカプタ ン0.5重量部、および水40.8重量部を添加した。窒素雰囲気中でびんを密 封し、50℃の水浴に入れ、水平軸の回りに4時間回転させて、室温に冷却した 。このグラフトラテックス1.4oz./yd2を8oz./yd2の布に塗布すると、SEの 評価が得られ、燃焼長さは1.4インチであった。前記のように変性しなかった この実施例の市販ラテックスは、この塗布量ではMVSS−302試験に不合格 であって、燃焼距離は10.0インチを示した。 実施例18−布裏面塗り用組成物 びんの中に、水103重量部、ドデシル硫酸ナトリウム3重量部、過硫酸カリ ウム0.3重量部、重亜硫酸ナトリウム0.3重量部、アクリル酸エチル21重 量部、アクリロニトリル19重量部およびアクリル酸ブチル60重量部を充填す ることによって第1のラテックスを調製した。N2でパージしながらびんに蓋を して、50℃の水浴に入れ、水平軸の回りに16時間回転させた。 この第1のラテックス合計60重量部(乾量基準)をラウリン酸カリウム3重 量部とともに別のびんに入れた。十分に振盪し、30分間放置後、スチレン10 重量部、ジブロモスチレン30重量部、クメンヒドロペルオキシド0.42重量 部、Na4270.7重量部、FeSO40.01重量部および水36重量部を 加え、50℃で3時間反応させて、第2の変性ラテックスを得た。 8oz./yd2の100%ポリエステル布に塗布すると、3.7oz./yd2の第1のラ テックスではMVSS−302試験に不合格であった(燃焼長さ10.0インチ )。ジブロモスチレンをグラフトした第2のグラフトラテックスは3.7oz./yd2 で16インチの燃焼長さを生じた。グラフトラテックスは良好なたわみ性を有 したが、ジブロモスチレンをグラフトしなかったラテックスよりもなお若干硬か った。 実施例19−コンタクト接着剤用組成物 アクリル酸エチル、アクリロニトリル、アクリル酸およびN−メチロールアク リルアミドを基剤とする市販コポリマーラデックスエマルジョン80重量部(乾 量基準)中に、ラウリン酸カリウム3重量部を溶解させた。この混合物に、クメ ンヒドロペルオキシド0.2重量部、テトラエチレンペンタミン0.4重量部お よび第三級ドデジルメルカブタン0.5重量部を添加した。最後に、ジブロモス チレン20重量部および水21.4重量部を加えた。50℃の水浴中で2時間反 応させて、固形分が50重量%に達した後では、目に見える凝塊は存在しなかっ た。 得られたラテックスを0.5ミルのマイラーポリエステルフィルムに塗布した 。158゜Fで90秒乾燥後、フィルム2枚を相互に圧着し、転がして気泡を無 くした。 冷却すると、付着力は適当であると判断された。フィルム複合体を、ガラス繊 維バット絶縁材の直径4インチの円筒の周囲に緩く巻付けて、引火性を試験した 。ブンゼンバーナーのメタンの青色の3インチの炎を、垂直に対して45゜の角 度 に置いたバット/マイラー構造物の下面および側面に当てた。10〜15秒接触 させた後、バーナー炎を取り去ったとき残炎は認められなかった。 ジブロモスチレンをグラフトしなかった市販ラテックスを用いた同様の構造物 についても引火性の試験を行った。10〜15秒の接触後に、バーナー炎を取り 去ったとき、約1分後に水で消火するまで基体の燃焼は続いた。 実施例20−ラテックス結合剤として有用な組成物 エチレン、塩化ビニルおよびポリマーにアミノ官能性を付与する第3のモノマ ーのターポリマーより成る市販ラテックスエマルジョン54重量部(乾量基準) にラウリン酸カリウム3重量部、クメンヒドロペルオキシド0.2重量部、テト ラエチレンペンタミン0.4重量部および第三級ドデシルメルカプタン0.5重 量部を添加した。次に、ジブロモスチレン10重量部および水14重量部を加え た。得られた混合物を緩やかに撹拌しながら50℃の水浴中に置いて反応させ、 2時間20分で、約58%の固形分とした。得られたラテックスには凝塊がなか った。 重量が約1.25oz./yd2のポリエステル繊維不織布濾過剤をラテックス中に 浸漬した。300゜Fで90秒乾燥すると、不織布の重量は2.4oz./yd2に増大 した。ポリエステル繊維不織布濾過剤の別の試料を、ジブロモスチレンをグラフ トしなかった市販ラテックスエマルジョン中に浸漬した。乾燥すると、不織布の 重量は2.3oz./yd2であった。 両方の不織布試料について、Fisherバーナーからの高さ4インチの1950゜ Fのプロパン炎に当てて引火性の試験を行った。濾過剤はバーナー先端から21 /2インチの高さで、水平に対して15°の角度に保持した。 ジブロモスチレンをグラフトしたラテックスを塗布しなかった試料は12イン チの長さがすべて燃焼した。ジブロモスチレングラフトラテックスを含有する試 料は8〜9インチ燃焼してから自己消炎した。 実施例21−ラテックスシーラント用組成物 2種類のラテックスシーラントを調製した。第1のラテックスは、水125重 量部、ドデシル硫酸ナトリウム2重量部、第三級ドデシルメルカプタン0.2重 量部および過硫酸カリウム0.3重量部を充填して調製した。混合した時点で、 アクリル酸エチル95重量部、アクリロニトリル3重量部およびアクリル酸2重 量部を添加した。窒素雰囲気中でびんを密封し、50℃の水浴中で16時間水平 軸の回りに緩やかに回転させた。 第2のラテックスは、第1のラテックス調製物(80乾燥重量部)に下記を加 えて調製した:ラウリン酸カリウム3.5重量部、クメンヒドロベルオキシド0 .2重量部、テトラエチレンペンタミン0.4重量部、第三級ドデシルメルカプ タン0.5重量部、ジブロモスヂレン20重量部および水20重量部。混合物を 50℃で反応させて、2時間で約47%の固形分とした。 前記2種類のラテックスの各100重量部に、Triton X−405(Rohm and Haas)2重量部、ベンジルブチルフタレート23重量部、Varsoll#1(Exxon) 4重量部、エチレングリコール2.5重量部、CompositionT分散剤(Calgon) 2重量部、炭酸カルシウム(平均粒径2ミクロン)120重量部および酸化チタ ン2.5重量部を加えた。 いずれのコーキング材も木材、ガラスおよびコンクリートを含む基体に対して 良好な付着性を示す。 アスベストセメントポードの幅1/2インチのストリップ上に直径1/4イン チのコーキング材のビーズを置いて、各コーキング材の引火性を試験した。コー キング材にButler chimney引火性試験(ASTM D−3014)を行った。 ラテックスにグラフトしたジブロモスチレンを含有しなかった第1のコーキン グ材は供試試験片の全長250mmを燃焼した。ジブロモスチレンを含有するコー キング材の燃焼長さは160mmよりも短かった。 実施例22−ラテックスペイントとしての組成物 耐圧びんに、過硫酸アンモニウム0.12重量部、重亜硫酸ナトリウム0.1 6重量部および水113.51重量部の水溶液ならびにTriton X−207Rohm and Haas Co.7.6重量部、スチレン30重量部、アクリル酸ブチル68重量部 およびメタクリル酸2重量部の溶液を充填した。びんは65℃の水浴中に4時間 置き、その間水平軸の回りに回転させた。 得られたラテックス(原物質)を冷却して濾過した。このラテックス80重量 部(乾量基準)を別のびんに移して、ラウリン酸カリウム3重量部を加えた。次 に、そのびんにクメンヒドロペルオキシド0.2重量部、テトラエチレンペンタ ミン0.4重量部および第三級ドデシルメルカプタン0.5重量部を充填した。 次に、水をさらに18.6重量部およびジブロモスチレン20重量部を添加した 。このびんを50℃の水浴に入れて、2時間緩やかに撹拌した。 絶えず高せん断混合を行う開放容器に、40重量部の水、0.15重量部の泡 止め剤、分散剤および界面活性剤Tamol731(0.4部)、TritonX−207 (0.28部)およびSilwet L−7602(0.28部)(TamolおよびTriton はRohm and Haasの製品、SilwetはUnion Carbideの製品)、0.62重量部のポ リアクリル酸ナトリウム増粘剤、18重量部の二酸化チタン、28.3重量部の 炭酸カルシウムおよび7.3重量部の1−ブタノールを加えた。次に混合速度を 落してラテックス50重量部を加えた。次に、さらに4.6重量部の水、1.1 5重量部のメチルセロソルブおよび3重量部のポリアクリル酸ナトリウム増粘剤 を加えた。組成物Aはジブロモスチレンをグラフトしていない原のラテックスを 含有し、組成物Bはジブロモスチレンを有するラテックスを含有した。 ペイント組成物AおよびBは付着力およびフィルム形成性が良好であった。各 組成物を用いて、1ミルのマイラーフィルムに10ミルの浸漬厚さに塗布した。 乾燥フィルムは約3ミルの厚さがあった。極限酸素指数試験法(ASTM D− 2863)によって乾燥フィルム/マイラーを試験した。ジブロモスチレンを有 しない組成物Aは極限酸素指数が22であった。ジブロモスチレンを有する組成 物Bは極限酸素指数が24であって、難燃性が顕著に向上した。 実施例23−別のラデックス組成物 別の天然および/または合成ラテックスを用いて前記実施例を繰返すと同様の 結果を生じ、グラフトラテックスはすぐれた難燃性を示し、かつ適切な他の物理 的性状を維持する。アクリル、スチレン−ブタジエン、酢酸ビニル−ビニスバー サテート10、スチレン−アクリル、酢酸ビニル−アクリル、酢酸ビニル−アク リル−エチレン、ポリブタジ.エン、天然ラテックス、ポリイソプレン、ネオプ レン、エチレン−酢酸ビニル、エチレン−塩化ビニル−第3のモノマー(アミド )およびこれらの混合物を含む広範囲の天然および合成ラテックスを用いて実施 例 16〜22を再現すると、同様の結果が得られる。さらに、非グラフトラテック スを混合したグラフトラテックスを用いて実施例16〜22を繰返すと、得られ た組成物およびコーティングは依然としてすぐれた難燃性を示す。それぞれフェ ニル核に臭素置換(モノ、ジ、トリおよびテトラ)したスチレン、メチルスチレ ン、αメチルスチレン、αメチルメチルスチレン、エチルスチレンおよびαメチ ルエチルスチレンを含む別の環臭素化不飽和エチレン性芳香族モノマーを用いて 、実施例16〜22を繰返しても同様の結果が得られる。 前述の説明および特定実施例について本発明を詳細に述べたけれども、前記は 例示的とみなすべきものであって、本質的に限定的とみなすべきではない。好ま しい態様のみが説明されており、本発明の精神の中に入る変更は修正はすべて保 護されることが望ましいことを理解されたい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式: {式中、nは>1、Lは天然または合成ラテックス、および各Sは式: (式中、x=1〜4、R1はHまたはCH3、およびR2はHまたはC1-4低級アル キル基)の臭素化モノマー単位を含むグラフト側鎖である}を有するグラフトラ テックスコポリマーを含み、前記グラフトラテックスコポリマーが、該グラフト ラテックスコポリマーの少なくとも約1重量%の臭素を含有することを特徴とす る改良難燃性グラフトラテックス組成物。 2.前記グラフトラテックスコポリマーが約1重量%〜約60重量%の臭素を 含むことを特徴とする請求項1の組成物。 3.前記グラフトラテックスコポリマーを非臭素化ラテックスと混合するため に使用し、かつ該グラフトラテックスコポリマーが約6重量%〜約60重量%の 臭素を含有することを特徴とする請求項2の組成物。 4.前記グラフトラテックスコポリマーが約6重量%〜約36重量%の臭素を 含むことを特徴とする請求項2の組成物。 5.前記グラフトラテックスコポリマーが約9重量%〜約24重量%の臭素を 含むことを特徴とする請求項2の組成物。 6.R1およびR2がそれぞれ水素であることを特徴とする請求項1の組成物。 7.前記臭素化モノマー単位の少なくとも約80%が、式中x=2の式を有す ることを特徴とする請求項1の組成物。 8.前記臭素化モノマー単位の少なくとも約85%が、式中x=2,3または 4の式を有することを特徴とする請求項1の組成物。 9.臭素化モノマー単位がモノ臭素化単位およびポリ臭素化m位を含有し、該 臭素化モノマー単位の僅か約20%がモノ臭素化単位であることを特徴とする請 求項1の組成物。 10.モノ臭素化モノマー単位とポリ臭素化モノマー単位の比率は、不飽和臭素 化モノマー単位の対応する混合物が室温で液状であるような比率であることを特 徴とする請求項1の組成物。 11.前記臭素化モノマー単位が1単位当り平均少なくとも約1.5個の臭素を 含有することを特徴とする請求項1の組成物。 12.グラフトラテックスコポリマーの前記天然または合成ラテックスLが、ア クリル、スチレン−ブタジエン、酢酸ビニルービニルバーサテート10、スチレ ン−アクリル、酢酸ビニルーアクリル、酢酸ビニル−アクリル−エチレン、ポリ ブタジエン、天然ラテックス、ポリイソプレン、ネオプレン、エチレン−酢酸ビ ニル、エチレン−塩化ビニル−第3のモノマー(アミド)およびこれらの混合物 より成る群から選ばれることを特徴とする請求項1の組成物。 13.前記臭素化モノマー単位がそれぞれフェニル核に臭素置換(モノ、ジ、ト リおよびテトラ)したスチレン、メチルスチレン、αメチルスチレン、αメチル メチルスチレン、エチルスチレンおよびαメチルエチルスチレンより成る群から 選ばれることを特徴とする請求項1の組成物。 14.さらに、前記臭素化モノマー単位のホモポリマーを含有し、前記グラフト ラテックスコポリマーおよび前記ホモポリマーがともに、前記組成物の少なくと も約1重量%の臭素を含有することを特徴とする請求項1の組成物。 15.さらに、グラフトラテックスコポリマー以外の非グラフト天然または合成 ラテックスを含有することを特徴とする請求項1の組成物。 16.前記グラフトラテックスコポリマーが、該グラフトラテックスコポリマー の約6重量%〜約60重量%の臭素を含有することを特徴とする請求項15の組 成物。 17.前記組成物の約6重量%〜約36重量%の臭素を含むことを特徴とする請 求項15の組成物。 18.前記組成物の約9重量%〜約24重量%の臭素を含むことを特徴とする請 求項17の組成物。 19.R1およびR2がそれぞれ水素であることを特徴とする請求項15の組成物 。 20.さらに、前記臭素化モノマー単位のホモポリマーを含有し、前記グラフト ラテックスコポリマーおよび前記ホモポリマーがともに、前記組成物の少なくと も約1重量%の臭素を含有することを特徴とする請求項15の組成物。 21.非グラフト天然または合成ラテックスがアクリル、スチレンーブタジエン 、酢酸ビニル−ビニルバーサテート10、スチレン−アクリル、酢酸ビニル−ア クリル、酢酸ビニル−アクリル−エチレン、ポリブタジエン、天然ラテックス、 ポリイソプレン、ネオプレン、エチレン−酢酸ビニル、エチレン−塩化ビニル− 第3のモノマー(アミド)およびこれらの混合物より成る群から選ばれることを 特徴とする請求項15の組成物。
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