JPH08506789A - 一次及び二次蓋機構を有する液体試薬容器 - Google Patents

一次及び二次蓋機構を有する液体試薬容器

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JPH08506789A JP7504099A JP50409995A JPH08506789A JP H08506789 A JPH08506789 A JP H08506789A JP 7504099 A JP7504099 A JP 7504099A JP 50409995 A JP50409995 A JP 50409995A JP H08506789 A JPH08506789 A JP H08506789A
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スターク,ウィリアム,エイ
パーデンハウアー,アーネスト,エイチ
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デイド、インターナショナル、インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 開示されている発明は、手で操作可能な一次蓋機構(36)と手でも自動的にも操作される二次蓋機構(70)とか備えられた開口(28)を備えたチャンバー(22)を有する、シールされた流動性材料容器(10)である。該チャンバー開口からの該一次蓋機構の手による除去は、該二次蓋機構(70)が横方向可動舌(70)を該容器(10)の最上部にある水平な案内溝(80)から該開口(28)を覆う正規に閉じた配置へと延びることを許容する。該二次蓋(70)上の係合可能なタブ(74)が、該チャンバー開口を露出させるために該付勢手段(84)に逆らった該可動の舌の引っ込みを許容する。該容器(10)は、血液、生理学的液体及び他の生物学的サンプルの分析及び試験のための、自動化された化学分配装置、分析装置及び関連装置において使用するのに特に有用性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 一次及び二次蓋機構を有する液体試薬容器 発明の分野 本発明は、自動化された化学分配装置及び関連装置と共に使用するのに適した 流動性の材料の容器に関する。より具体的には、本発明は、開口を備えたチャン バーと、手で操作できる一次蓋機構とそして手でも自動的にも操作できる二次蓋 機構とを有する、シールされた容器に関する。該チャンバー開口からの該一次蓋 機構の除去は、該二次蓋(弾力的に付勢された、横方向に動きうる舌の形態であ る)が、案内溝から正規に閉じた、該開口を覆う位置へと延びることを許容する 。該チャンバー開口を露出するために、該二次蓋機構にある係合可能なタブが、 該付勢機構に逆らった該可動の舌の引っ込みを許容する。本発明は、血液、生理 学的液体その他の生物学的サンプルの分析及び試験のための、自動化された化学 分析装置及び関連の装置において使用するのに特に有用性がある。 発明の背景 広範な種々の自動化された臨床分析装置が当該分野で、病院、診療所、及び研 究室において広く使用されている。そのような装置の特に一般的な例は、一連の 異なった試験が同時に且つ相互に並行して実施されるマルチ・チャンネルタイプ の分析装置である。この典型的なマルチ・チャンネル分析装置は、サンプル中に 存在する特定の成分と反応させるための液体又は固体の試薬を一般に利用してい る。反応のパラメーターが、次いで反応速度、サンプル成分濃度又 は他の類似の特性を測定するために、測光法システム又は電気的に感受性のプロ ーブを用いてモニターされる。 測光法手順を実施するために採用されている通常の方法は、サンプル溶液を、 透明な壁を備えた小さなセル、管又はキュベット内に入れ、そして該サンプル溶 液を光源と光感受性の検出要素との間に挿入することである。イオン濃度のよう な電気的パラメーターを検出しようとする場合には、プローブが実際に試薬とサ ンプルとの混合物内に浸漬される。各サンプルについて多数の試験を実施するた めには、最も現代的なマルチ・チャンネル分析装置は、吸引プローブのような自 動化された移し替え及び分配装置と共に、数個の液体試薬貯蔵タンクを導入して いる。サンプルの小さな部分量が、適当な試薬と合わせられ、適当な技術を用い て評価される。 液体試薬技術を組み込んでいるマルチ・チャンネルの自動化された分析装置が 広く受け入れられているが、それらの使用に関してある種の欠点がある。例えば 、精密で正確な結果を反復して提供するために、サンプルの処理において用いら れる液体試薬は、一定の品質及び均一な濃度でなければならない。単純な誤り又 は試薬の劣化が、逆の経済的結果と潜在的に重大な結果によって、サンプル処理 の全体を無駄にしてしまう可能性がある。その結果、試薬の一定性を保証するた めに、比較的労働集約的なプロトコールが実施されねばならない。更には、サン プル処理間における又は試薬ロット間における必要な均質性のレベルを維持する ために、臨床分析装置を操作するための高度に訓練された要員が必要であり、単 位試験当たりのコストを引き上げる。 そのような懸念は、生物学的サンプルの分析に非常に有用な多く の試薬において見いだされている安定性の固有の欠如によって悪化する。多くの 普通に使用されている液体試薬は、該活性物質の劣化を引き起こし得る外部環境 に弱い。例えば、ある種の試薬の性質は、酸素又は水のような大気の成分への過 度の暴露によって変化を受け得る。試薬はまた、光又は高い温度に曝すことによ っても劣化し得る。そのような劣化は、サンプル処理に有害な影響を与え得る試 薬の反応性の低下や夾雑するアーティファクトの生成をもたらし得る。 劣化に加えて、生物学的サンプルの自動的分析において用いられている多くの 試薬は、揮発性成分を含有している。均一なサンプル処理を保証するために、分 析装置中では通常これらの試薬は温度制御されたコンパートメント内に保持され ている。これらの試薬が大気環境中で長期間に使用されると、試薬濃度の実質的 変化が生じて試験結果を歪め得る。更には、ある成分の揮発した試薬は、粘土を 増して正確に分配されなくなる。極端な場合には、試薬のために使用されている 分配機器を詰めてしまう固体のかわを残す迄に、試薬が蒸発し得る。 逆に、湿った又は冷却された環境においては、作動環境からの水蒸気吸収又は 凝縮の可能性が、特定の試薬の有効濃度を実際に経時的に低下させ得る。試薬濃 度における同様な更なる乖離が、夾雑物が開いた試薬容器内へ経時的に落ち込む 場合に、生じ得る。 液体試薬容器は、汚染や蒸発を防止しつつ材料の移し替えを許容する修正され たキャップを取り付けることができるが、そのようなキャップは一般に試薬の変 更手順を妨害し、且つ、該蓋が適正でなく使用され又は容器間で取り違えられた 場合には、外部の源からの 汚染の可能性を非常に高める。更には、大半の保護キャップ及び蓋は、正しく操 作するために毎回手で適用されて正しく納められなければならない。大多数の化 学分析装置に関連した多量試験の環境においては、非常に多くの試薬変更又は移 し替えが、短い時間間隔内にしばしば要求される。これは、キャップ又は同様の 、手で操作する保護手段の正しくない使用による汚染又は蒸発の起こり易さを非 常に高める。 蒸発や試薬の劣化と同様、外からの汚染が、試薬の特性を変化させてサンプル 処理に悪影響を及ぼし得る。現在使用されている化学分析装置の多くが試薬汚染 に対する作りつけの保護手段を備えてはいるが、これらの保護手段は、オペレー ターの過誤によって無効にされ得る。例えば、他の容器からのネジ式キャップの 不適正な使用によって液体試薬が先に汚染されていたならば、自己清浄化プロー ブは高度に非効果的である。他の共通の汚染源は、分析装置と共に使用するに適 した容器へのバルク試薬の移し替え及びサンプル処理又は試薬の転換に際した容 器間のはね返りを伴う。 これらの困難に加えて、自動的分析装置と共に使用されている多くの液体試薬 は、安定性の欠如のために、それらの温度制御されたコンパートメントから毎日 除去され、キャップをし直され、そして試験室の冷蔵庫内に貯蔵される必要があ る。この貯蔵方法は、試薬の蒸発を減らす傾向があるが、オペレーターの過誤に よって試薬汚染の機会を増加させ得る。更には、絶え間のない除去と物理的環境 の変化とが、サンプル処理能力を実質的に遅くし、そして単位試験当たりのコス トを非常に上昇させる。労働力要求を増大させることに加えて、試薬の取り除き 貯蔵は、必要ではあるがサンプル処理の 時間と費用とを増大させる余分の較正を要求する。冷たい試薬を安定な動作温度 と再度平衡化させるために必要な時間によって、関連した機器停止時間もまた膨 らむ。これらの潜在的な難点の全てが、臨床分析装置の操作に関して経験され得 る、操作のかなりの中断及び出費を示している。より重要なことには、試薬の利 用性におけるこれらの制限が、試験中のサンプルについての試験結果の喪失の可 能性を増大させ、並びに分析を待っている他の標本の処理の遅れを増大させる。 これらの問題を解決するために異なった手順が進められてきたが、包括的万能 策であることの判明したものはない。最初、液体試薬は、バルク形態で供給され そして分析装置と適合性のある液量へと小分けされた。液体試薬のバルク調製は 、一般に、労働集約的な混合又は洗浄を伴わずに、一貫した特性とアッセイ毎の 較正の減少とを保証する。しかしながら、潜在的な汚染問題が残っており、且つ 上記の蒸発という難点が、やはり、管理された貯蔵のために分析装置から試薬を 毎日除去することを必要とする。 より最近には、一層小さな、分析装置と共に直ちに使用するために準備のでき た一層便利な量で、液体試薬が提供されている。典型的には、これらの直ちに使 用できる試薬は、再シール可能な使い捨てのバイアル又は容器中に包装されてい る。しかし、それらのバイアル又は容器が再シール可能であるとしても、手で操 作される蓋を用いていることが、依然として幾つかの問題を引き起こす。例えば 、個々の蓋は、とり違えすなわち誤った容器に偶発的に取り付けられて、その中 の試薬を汚染し得る。更には、試験準備時間及び試験間の時間がサンプル処理能 力に大きな影響を与え得る自動的な試験 環境においては、各容器を個々に開けそして再度閉めるのは不便である。加えて 、一層小さい、個々に包装された試薬は、追加の較正のための対応する装置停止 時間を伴う試薬のロット間変動を増大させる可能性がある。 バルク試薬に関連した従来の欠点の幾つかを克服するには効果があったが、こ れら先行技術の試薬容器は、内容物の安定性を保証し且つ汚染の起こり易さを増 大させることなしに蒸発又は濃縮を遅らせる、適合性のある液体試薬容器に対す る需要にこたえることができなかった。そのような容器ならば、化学分析装置上 に又はその内部に液体試薬を長期間貯蔵する能力を高めるであろう。そのような 貯蔵容器を用いれば、生物学的サンプルについてのリアルタイムの試験を、分析 機器が直ちに実施することが絶えず可能であろう。更には、そのような貯蔵能力 は、試験装置の柔軟性を高め、実質的に試験ベースの労働力コストを低めるであ ろう。更には、医療及び関連専門職に、自動化された処理装置を効果的に操作す るのに要する熟練の水準を下げる流動性試薬容器を提供することは、大きな利点 であろう。 従って、貯蔵されている試薬の安定性を高めそれによって試薬溶液の経時的な 均一性を維持する流動性材料容器を提供することは、本発明の一目的である。 活性の有意な変化を伴わずに長期間にわたって自動的分析装置の作動環境中に 試薬が維持されることを許容する流動性材料容器を提供することは、本発明の更 なる一目的である。 試薬の汚染の危険を減らしつつ試薬の移し替え及び貯蔵を容易にする流動性材 料容器を提供することは、本発明のなおも更なる一目 的である。 現代の自動化された分析装置によって容易に操作されそれによってオペレータ ー過誤の機会を減少させるものである、流動性材料容器を提供することは、本発 明の更なる一目的である。 丈夫で、単純でそして、製造し操作するのに高価でなく、且つ化学物質への暴 露を減少させることによりオペレーターの安全の改善を提供する流動性材料容器 を提供することは、本発明の更なる一目的である。 発明の要約 これらの及び他の目的は、その広い構造面に従って、使用していない時には通 常の仕方で閉じられた形態を保持しつつ、種々の異なった条件下において試薬の 劣化及び汚染を遅らせしかも、自動化された分配装置に直ちに適合する、シール された又は通常の仕方で閉じられた容器を提供する本発明の流動性材料容器によ って達成される。術語「流動性材料」は、基本的には自由に流れる液体に適用さ れるが、粒子のような他の材料、流れる固体、ゲル、及び種々の粘性の液体もま た、本発明の範囲内にあるものとして想定されている。同様に、経時的に活性が 劣化又は変化する如何なる流動性の材料も、本発明の範囲に入る。 手で操作できる一次蓋機構に加えて、この開示された流動性材料容器は、サン プリングの合間に効果的且つ自動的にチャンバーの開口を覆う二次蓋機構を有し ており、それによってその中の材料の完全性を防衛する。更には、本発明の容器 は、込みは入っておらず操作が簡単で、比較的熟練していない人によっても使用 が簡単且つ便利であるようにしている。丈夫且つ軽量であることに加えて、該容 器 は、ガラスやプラスチックのような高価でない材料から構成することができる。 更には、本発明は、種々の条件に適合し得る貯蔵容器を提供するために、自動化 された分析装置から迅速且つ容易に取り外すことができる。 更に具体的には、本発明の試薬容器の典型的な一具体例は、複数の側壁、最上 部表面及び底を備えた液密チャンバー又は受器を含む。該最上部表面は、ほぼ水 平の開口を備える。該容器は、手で操作できる一次蓋機構と、サンプリング又は 分配の合間に手で又は自動的にシールするように該開口を閉じるための二次蓋機 構との、両方を備える。該一次蓋の除去に続いて、該二次蓋機構が、手で、又は 臨床分析装置の分配機構の形に設計された電子的に又は機械的に制御されたアセ ンブリーによって、自動的に操作できる。 本発明の一具体例においては、該一次蓋機構は、該チャンバーの最上部表面に 実質的に平行である該チャンバー開口を形成している、対応する雄ネジつきの容 器頸上へ螺着するよう設計された雌ネジつきのキャップで形成されている。この 具体例においては、該頸からの該一次蓋機構の除去は、該二次蓋機構が、該チャ ンバーの最上部表面上に該頸に隣接して備えられたハウジングによって規定され た案内溝から自動的に延びて該容器頚の開口を密封係合して覆うことを許容する 。この二次蓋機構は、バネ付勢された、横方向に可動の、該チャンバー開口を覆 って正規に閉じた配置に水平に延びる舌を含む。該一次蓋が所定位置にあると、 この横方向可動舌は、該チャンバーの該最上部表面上のハウジングによって提供 される該案内溝の中に部分的に留まる。該ハウジングは、実質的に水平なハウジ ングカバーを取り付けてある隆起したボスによって形成されている 。該案内溝が該チャンバーの最上部表面に対して水平であってよい一方、代わり の具体例においては、案内溝及びその中に留まっている横方向に動く舌は、該チ ャンバーの最上部表面に対して僅かに傾斜している。従って、該チャンバー開口 の突出した末梢リップは、該案内溝に対して傾斜した又は円錐形の断面を形成し てよい。そのような具体例においては、該弾力的に付勢された横方向可動舌の嵌 合面は、該舌が該溝から延びたときに該突出した末梢リップ又は頸の縁の上にお ける、排除可能な舌の明確にのることを許容するよう、対応してテーパがつけら れている。従って、該弾力的に付勢された可動の舌は、その正規に閉じた、完全 に延びた配置にあるときには、該チャンバー開口に密封的に係合しこれに一致し て納まる。 好ましくは、この横方向可動舌は、ハウジングカバーの溝に隣接して又はその 直下において該ハウジング内に備えられたバネ機構によって、完全に延びた又は 「閉じた」配置へと付勢されている。この付勢機構は、該横方向へ可動の舌から 下方へ延びた係合タブと相互作用し、それによってバネの圧縮エネルギーを該横 方向可動舌へ移転してそれをその延びた、正規に閉じた配置へと力を加え続ける 。該横方向可動舌の突出した末端にある外部操作タブが、この付勢力に逆らって 、手で、又は自動化されたシステムにおける電子的に又は機械的に制御された分 配アセンブリーによってサンプリング・サイクルに際して自動的に、該第2の蓋 機構が開けられることを許容する。 本発明のこの具体例においては、該試薬容器は、楔形であり、回転台中に備え られたパイ形の区分内に嵌まるように設計されている。この典型的な具体例は、 各々が約45°の角度を囲むものである8 個の楔形の空洞を有する回転台中において使用するよう設計されている。該一次 蓋を除去した状態で該回転台中に一旦配置されると、各容器及び収容された流動 性試薬は、いつでも自動的分配装置又は分析装置に直ちにアクセス可能であり、 しかも該容器は各サイクルの合間には閉じられ且つ覆われたままである。 サンプルを処理するための所望の試薬を得るために、回転台と試薬容器とが、 当該分野において知られている電気機械的手段によって正しく配置される。次い で、電気的に又は機械的に駆動される分配アセンブリーが、自動的接触機構を用 いて、該横方向可動舌の前縁に配置された操作タブに接触して圧力を加える。こ の接触機構は、カム、腕その他であり、好ましくは、分析装置によって制御され た電気的ソレノイド又は小型モーターによって駆動される。この接触機構は、バ ネ付勢に打ち勝って該横方向可動舌をハウジングの案内溝内に引っ込ませるに十 分な水平の力を操作タブに加える。試薬移し替えチューブ又は分配機構が、次い で分析装置によって容器本体の垂直軸に沿って開口を通して、流動性試薬が収容 されているチャンバー内へと挿入される。所望の試薬の部分量がこの分配機構に よって移し替えられた後、横方向可動舌にある操作タブに対してもはや力を加え なくなる点にまでこの自動的接触機構が引っ込められる。この接触機構が引っ込 んだとき、バネ付勢は舌を、突出した外周縁と係合してチャンバー開口をシール するその正規に閉じた配置へと戻す。こうして、試薬は、潜在的に劣化を引き起 こす因子に対して、移し替え又は分配装置が挿入されている間に限り暴露される に過ぎない。 上述のように、本発明の更なる一面は、手で操作可能な一次蓋機 構を備えていることである。典型的な具体例においては、一次蓋のためのこの手 段は、チャンバー開口に備えられた対応するネジを備えた容器頸上にねじ込むよ うに設計された雌ネジつきのネジ式キャップで形成されている。試薬容器の開口 を閉じる位置にあるときには、このネジ式キャップは、好ましくは、突出した前 記横方向可動舌の前縁と接触しそれによって該舌を案内溝内に保持し二次蓋がチ ャンバー開口を横切って延びるのを阻止する。 加えて、該横方向可動舌のこの突出した縁は、このネジ式キャップの外側表面 上に備えられた摩擦隆線と相互作用するよう設計されたラチェットつめを含んで いてよい。キャップと接触すると、該つめはキャップの隆起した隆線と隆線との 間に挿入されて、それがただ一方向にのみ回転することを許容する。この更なる 特徴は、ネジ式キャップを偶発的に開けて除去することを防止し、しかも容器の 確実な機械的閉鎖が望ましいとき手でキャップをきつく締めることを許容する。 チャンバー開口から除去されたときは、ネジ式キャップは、容器のハウジング から突出したキャップ保持用ネジつき突起上にねじ込むことによって、該容器と 連携させて保持できる。この一次蓋機構の液体試薬容器との連携を維持すること によって、偶発的なキャップの取り違え及びその結果としての試薬の汚染の機会 が大きく減少する。加えて、突出している貯蔵されたキャップは、容器を持ち上 げる又は操作するために使用してよい。 正規に閉じた配置においては、二次蓋機構の該横方向可動舌は、自動的に閉じ てチャンバー開口を保護しその中の試薬の蒸発、汚染又は劣化を効果的に防止す ると共に、通常開いている試薬容器にお いては起こり得るような、臨床装置又はオペレーターが有害な化学物質に暴露さ れることを制限し又は防止する。その正規に閉じた配置において、本発明の容器 は、分析装置から容易に除去されて二次蓋機構のみを用いて貯蔵できる。この仕 方で貯蔵された試薬は、90乃至120日台の貯蔵寿命を有するものと予期される。 これに代わるものとして、容器が除去され、ネジ式キャップの一次蓋を用いて明 確に閉じられてもよい。この代わりの形態においては、正しく配置されたネジ式 キャップが容器をシールしているため、収容された試薬は問題なく何年も貯蔵で きる。 更には、本発明の容器及びその明確な蓋機構は、移し替えによって起こされる 汚染又は機器若しくはオペレーターの有害な化学物質暴露という問題を伴うこと なく、互換性のあるバルク試薬の製造及び使用を許容する。こうして、試薬の取 扱いと機器操作との改善及び単純化に加えて、本発明の試薬容器の使用は、容器 間及び容器内の双方の試薬の一貫性を促し、実質的に較正又は平衡化の問題を減 少させる。 本発明のこれらの及び更なる目的及び利点は、その典型的な一具体例について の以下の詳細な記述を、添付の図面と組み合わせて読むことによって、明らかと なろう。 図面の簡単な記述 図1は、一次及び二次蓋機構の双方を有する本発明の試薬容器の典型的な一具 体例を図解する分解した透視図である。 図2は、二次蓋機構の作動を図解する図1に示した本発明の具体例の平面図で ある。 図3は、図2の面3−3に沿ってとった縦断面図である。 図4は、図2の面3−3に沿ってとった、引っ込んだ配置における二次蓋機構 を図解する縦断面図である。 図5は、図3の面5−5に沿ってとった、本発明の更なる特徴を図解する断面 図である。 典型的な一具体例についての詳細な記述 本発明の流動性材料容器は、広範な種々の自動化されたサンプル分配、分析又 は処理装置に適用でき、これらの装置と協調して使用される試薬の、安全で、簡 単で、便利でそして適合性のある貯蔵を提供する。更には、該容器は、先行技術 でこれまで得られなかった程度までの試薬の操作及び貯蔵を許容する。そのよう なものとして、本発明の流動性材料容器は、血液のような生理学的又は生物学的 サンプルの自動化された処理又は分析において使用するのに特によく適している 。従って、本発明の有益な特徴及び利点は、自動化されたサンプル分析の文脈に おいて論じられようが、本発明がこれらの装置と共に使用するのに限定されない ということは、強調しなければならない。例えば、本発明は、HPLC又はFP LCのような分離技術との関係において本発明を高度に有用なものとする特徴を 示している。それにも関わらず、マルチ・チャンネル分析装置の文脈における本 発明の議論は、ここに記述の液体試薬容器及び関連した蓋機構の特徴及び利点を 明瞭に説明している。 先に詳述したように、初期の先行技術の自動化分析試薬容器は、典型的には比 較的熟練したオペレーターが試薬を調製し、該試薬を該装置へ、個々に又は多数 配置ラックの形で組み込むことを必要とした。そのような労働集約的な試薬プロ トコールは、サンプル処理全体を損なう可能性のある調製ミス及び汚染をもたら し得る。更に は、必要とされる較正及び再平衡化の時間が、機器の分析処理能力に悪影響を与 え、実質的に単位当たりコストを引き上げた。加えて、露出された試薬の気化又 は凝縮及び吸収によって引き起こされる汚染、劣化、及び濃度変化は、存在する プロトコールの不連続性を悪化させ、患者試験結果を無効にし得る。 対照的に、本発明の容器は、流動性試薬の分解又は変化を、二次蓋機構のみに よって長期間にわたって、しばしば90日又はより長く効果的に除去する。逆に、 一次蓋機構は、試薬が何年もの期間に渡って貯蔵されることを許容する。更には 、本発明は、汚染の問題を伴うことなくバルク試薬の製造及び使用を許容するこ とによって、試薬の変動性を減少させる。こうして、本発明によれば、必要な較 正操作の回数が減少され、自動化された装置のサンプル処理能力が対応して増大 する。本発明は、また、液体試薬の輸送及び貯蔵をも容易にし、実質的に増大し た貯蔵寿命をもたらす。最後に、本発明の操作の簡単さは、分析装置を操作する ために高度に訓練された且つコストのかかる要員を減少させる。 これらの特徴は、添付の各図を組み合わせて最もよく説明されている。先ず図 1を見ると、本発明の特徴を図解している、液体試薬容器の典型的な一具体例の 形態の分解図が、一般的に参照数字10によって示されている。この典型的な具体 例においては、容器10は、実質的に平らな基部16と一体の側壁12及び14を含む。 これらの側壁12及び14は、狭い後部の端壁18及び広い前部の端壁20と共に、チャ ンバー最上部24を形成する対応した楔形によってシールされた、流動物の収容チ ャンバー22を規定する。楔形の最上部24は、該流動物収容チャンバー22への開口 28を規定する垂直に突出した末梢リップ 26を備える。本発明のこの典型的な具体例は、実質的に平らな基部16にある下が った窪みによって規定された流動性材料収集点30を含む。流動性材料は、優先的 にこの点に集積され、自動化された分配装置によるそれらの除去を容易にする。 この流動物収容チャンバー22及びそれを規定する諸要素は、図5に一層明瞭に見 られる。 図解されている該流動性材料収容容器の楔形の具体例は、本発明の教示を明ら かにするが、それはその実施において決して必須ではない。当業者は、異なった 形状の容器か本発明の教示の範囲内で使用できることを認識するであろう。同様 に、チャンバーの構成は本質的要素ではなく、代わりの構成技術も適する。この 図解されている具体例は、流動性材料を保持することができるシールされたチャ ンバー22を提供するために、当該一体に形成された楔に音波により溶接された最 上部24を有する、一体にキャスティングされた又は機械研削された楔形のチャン バーを用いている。しかしながら、同等のシールされた構造を作り出すブロー成 形のような代わりの製造技術も、本発明の範囲内にあるものとして想定されてお り、コスト及び生産量のような外的因子に応じて利用され得る。 流動物収容チャンバー及び本発明の液体試薬容器の他の構成要素は、好ましく は、プラスチック、金属又はガラスのような高価でない材料で作られる。これら の材料の使用は、囲いこまれた流動性試薬材料との潜在的反応性によってのみ制 限される。従って、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリ スルホン、アセテート、セルロースその他の適当な材料を、容器チャンバー及び 他の構成要素を、キャスティング、射出成形、インベストメント成形、機械研削 その他の適当な技術によって形成するのに利用するこ とができる。本発明の該好ましい具体例が、射出成形又はキャスティング製造技 術に特に適していることは、強調しなければならない。これは、生産方法を非常 に単純化し、そして関連コストを低下させる。しかしながら、意図した操作環境 及び試薬との適合性によって要求されるのに応じて、他の材料及び製造技術も使 用できる。こうして、温度又は試薬抵抗性の構成要素が、必要に応じて複合材又 はガラスから形成できる。更には、該材料は、囲い込まれている試薬の性質に応 じて、着色されていても又は透明であってもよい。この文脈において、ここに論 じた機能及び形態は単に典型に過ぎず、代わりの形態も本発明の教示の範囲内に おいて利用できる、ということを強調しなければならない。 本発明においては、流動物収容チャンバー22の開口28は、チャンバー最上部24 に配置された垂直に突出した末梢リップ26によって規定されている。該規定され た開口28は指定された蓋を受け入れるために円形であってよいが、この形状は、 本質的ではなく、意図した作動環境との適合性を高めるため又はアクセス可能性 をよくするために修正してよい。末梢リップ26は、流動物含有チャンバー22への 妨げられないアクセスを許容する如何なるサイズの開口を規定してもよい。同様 に開口28の位置も決定的ではなく、チャンバー最上部24の何処にでも適当なとこ ろに設けることかできる。図3及び4に示された本発明の具体例においては、開 口28は、広い前部端壁20の近くであって液体収集点30の真上に位置している。開 口28と液体収集点30とのこの一致した配置は、自動的な又は手による容器の操作 に際して、流動性試薬の回収を最大にする。 図1に示された本発明の典型的な具体例においては、垂直に突出 している末梢リップ26は、雄ネジ34を有する一体の頸32の末端によって規定され ている。この縁26は、楔形のチャンバー最上部24に対して頸32上において末梢に 向いており本質的に水平である、実質的に円形の開口28の輪郭を描いている。図 解されている具体例は、細長い一体の頸32を描いているが、そのような形態が本 発明を効果的に実施する上で必要なわけではない。当業者は、本発明の他の具体 例がこの垂直に突出した末梢リップ26をチャンバー最上部24の真上に配置してい てもよいことを認識するであろう。特定の具体例の選択は、生産の考慮、適合す る機器の構造及び本発明の他の構成要素の形状のような、外的因子に基づくこと ができる。 図1の具体例において図解されているように、頸32は、手による操作によって 一次蓋機構を密封係合させてそれによりチャンバー開口28を密封閉鎖するよう機 能する。この典型的具体例においては、一次蓋機構は、頸32の雄ネジ34と協力し て係合する雌ネジつきのキャップ36として形成されている。好ましくは、雌ネジ つきのキャップ36は、頸32上の雄ネジと係合し、垂直に突出した末梢リップ26に ピッタリと接触する。この具体例においては、この雌ネジつきのキャップ36は、 テフロンその他の非反応性の物質でライニングされていることが好ましい。更に は、手によるキャップ36の操作を容易にするために、キャップが、その外部表面 に沿って一連の垂直に向いた隆線38を備えていることが好ましい。 各図に図解されている具体例は一次蓋機構として雌ネジつきのキャップを用い ているが、本発明が雄ネジつきの頸又は協力する係合キャップを必要としない、 ということは強調されなければならない。例えば、代わりの一具体例は、チャン バー最上部24に直接隣接し た垂直に延びた末梢リップ26を有してよく、そして一部蓋機構は、非反応性の栓 又はプラグ(示さず)より形成されていてもよい。当該分野において知られてい る手で操作する一次蓋機構の代わりの具体例が、本発明の教示と等しく適合する 。 図1に示されているように、ボス40はチャンバー最上部24に、垂直に延びた末 梢リップ26によって規定されたチャンバー開口28に隣接して配置されている。ボ ス40は実質的に長く延びており、先端42が容器10の狭い後部端壁18とつながり、 根元側末端が一体の頸32に隣接している。細長い窪み46が、ボス40の長手に沿っ て一般に中心に配置されており、そして先端壁46、根元端壁48及び側壁52及び54 によって規定されている。更には、ボス40は、そこから垂直に延びている複数の 位置決めピン58を有する上側表面56を備えている。図1に示された具体例におい ては、ボスの上側表面56は、該実質的に水平なチャンバー最上部24に対して僅か に傾斜している。 ボス40は長く延びた且つチャンバー最上部24の外側にあるものとして示されて いるが、その形状及び配置は、この配列に限定されない。当業者は、本発明を実 施するために代わりのボス40の形状を用いてもよいことを認識するであろう。例 えば、ボス40の上側表面56は、本発明の他の構成要素の寸法及び配置に依存して 、示したように僅かに傾斜していても又は実質的に水平でもよい。他の代わりの 具体例には、該流動性材料収容チャンバー22内の、チャンバー最上部24の下側へ のボス40の配置か含まれる。ボス40の配置及びその全体的形状は、ここに記述し たように二次蓋によってアクセスできる垂直に突出した末梢リップ26及び対応し た開口28の配置によってのみ限定される。 同様に、ボス40内の図解された窪み46の形状は、種々の代わりの形態のうちい ずれの形態を有していてもよい。図5に示された具体例においては、窪み46は、 ボス40内において中心に配置されており、弧状の下側床60を備えている。図3及 び4は、窪み46もまた、ボス40の傾斜した上側表面に対応した程度に傾斜してい ることを示している。当業者は、窪み46の種々の等価な形態が本発明と適合する ことを認識するであろう。本発明の範囲内の代わりの具体例は、長方形の又は傾 斜した断面を有する偏心した窪み46を備えたボス40を含んでよい。更には、窪み 46の長さは、適当に変更してよい。 容器10はまた、ボス40の上側表面56に取り付けられたハウジングカバー62をも 含む。ハウジングカバー62の下側表面64は、上側ボス表面56と接しており、そし て位置決めピン58を収容するための位置決めピン空洞66を備えている。ハウジン グカバー62をボス40に取り付けることにより、一般的に閉じたハウジングが形成 される。ハウジングカバー62は、その下側表面64に配置されたすき間を備えてお り、ボス40に取り付けたとき、すき間68は窪み46に最も接近している。ハウジン グカバー62の形状は、ボス表面56と接しそして、その位置にあるとき、作動する 案内溝80を規定する限り、決定的ではない。同様に、ボス40にカバー40を取り付 ける方法は、本発明には決定的ではなく、ハウジングカバー62は、超音波溶接、 接着その他のような方法によってボス40に取り付けることができる。 述べたように、ボス40にハウジングカバー62を取り付けることによって形成さ れたこのハウジングは、ボス表面56と窪み46とによって輪郭の与えられた、上側 表面及び垂直な壁及び下側表面を含んだすき間68を備えた、実質的に水平な案内 溝80を規定する。このハウ ジング案内溝80の開口は、垂直に突出した末梢リップ26によって規定された容器 10の開口28と近接している。この案内溝80内に配置されているのは、本発明の典 型的具体例において該案内溝80から突出した前縁72を有する舌70を含む、横方向 に可動の二次蓋手段である。 ボス40におけるのと同様に、案内溝80の配置は決定的ではなく、チャンバー開 口28に対して実質的に水平である限り、種々の位置に配してよい。図解されてい る具体例においては、案内溝80は、開口28へ向かって僅かに傾斜しており、それ によって、延長したとき二次蓋70を水平なチャンバー最上部24へ向けて導く。こ の描かれた具例においては、この横方向に動かすことのできる舌70の僅かな下向 きの傾斜が、舌70と末梢リップ26との間の密封係合の圧力を増大させる自然な下 向きの付勢を、該二次蓋機構に与える。加えて、案内溝80は、好ましくは、舌70 が、最も延びた正規の閉鎖配置にあるときにチャンバー開口28の全体を覆うよう に配置される。最後に、ハウジング及び案内溝80は、一次蓋機構キャップ36の手 による操作を実質的に妨害しないように配置される必要がある。 上述のように、この典型的具体例における二次蓋機構は、前縁72より先に外部 操作タブ74を有するほぼ平らなスライド舌70である。図解された具体例は外部操 作タブ74を、舌70の前縁72より先に垂直に整列されたそして水平なチャンバーカ バー24から離れたものとして示しているが、これに代わる具体例も本発明によっ て考慮されていることは強調されねばならない。二次蓋舌70の手による又は自動 的な横方向の移動を許容する如何なる形態も適合性がある。例えば、操作タブ74 は、垂直に下方へ突出していても又舌70の前縁72から 僅かに後退していてもよい。開口28を露出するために十分な横方向の舌70の移動 が達成される限り、その形態は本発明の範囲内である。 横方向に移動させ得るスライド舌70は実質的に平らなものとして示されている が、垂直に突出した末梢リップ26と舌70との間の効果的なシールを保証するため に、前縁72に連なった舌70の部分は、82に図解されているようにテーパを有して よい。 ハウジング溝80内の二次蓋舌70のための典型的な付勢機構が、図1、3、4及 び5に図解されている。舌70には、前縁72に対して先端側に位置し且つハウジン グ溝80内に配置された、係合タブ76が備えられている。示された具体例において は、舌70は、前縁72及び外部操作タブ74がハウジング溝80の開口を越えて延びて いる状態で、上側ボス表面56に載っている。係合タブ76は、ボス40の中心を下る 細長い窪み46内において納まるように配置されている。つる巻きバネ84が、窪み 46とハウジングカバーの溝68とによって形成される溝内に、末梢リップ26と密封 係合状態となる案内溝80から延びた正規の閉鎖配置へと向けて舌70を付勢するた めにタブ76と圧縮係合して、配置されている。図解された具体例においてはつる 巻きバネ84が付勢機構として用いられているが、当業者は、当該分野で既知の種 々の他の機構が本発明を実施するのに使用できることを認識するであろう。例え ば、ねじりバネ、ヘアピンバネその他の適当な形状の弾性材料その他が舌70を付 勢するのに使用できる。 図3及び4に示されているように、つる巻きバネ84は、係合タブ76及びボス40 の先端壁48に接触して窪み46内に配置されている。この同時接触は、係合タブ76 を介して舌70に付勢力を与え、舌70が延 びた閉鎖配置を取るように押しつづける。キャップ36よりなる一次蓋機構が除去 されると、図3に図解されているように、この延びた閉鎖配置はチャンバー開口 28を効果的にシールする。舌70は、バネ84の付勢力に打ち勝つに十分な力を外部 操作タブ74に加えることによって、ハウジング案内溝80内を横方向に移動させる ことができる。図4に示されているように、タブ74を横方向に操作するために水 平の矢印86によって表された外力の適用は、手によるものでも又は自動化された 分配システム(図示せず)による自動的なものでも、舌70をハウジング案内溝80 内へ移動させ、チャンバー開口28を露出させる。図4はまた、この手順による、 チャンバー開口28を通したチャンバー22内への吸引チューブ88のような移し替え 又は分配装置の挿入を示している。この図解された具体例においては、移し替え 機構88は、液体集積点30と近接するように配置されている。 図解はされていないが、当業者は、本発明と協調して用いられる既知の自動化 された分配システムの一般的特徴を認識するであろう。そのようなシステムは、 サンプル管、試薬容器その他を操作するための自動的に制御された接触機構を用 いることができる。これらの接触機構は、典型的には、分析装置によって制御さ れソレノイド又は小型モーターによって駆動される動的なカム、腕その他よりな る。制御装置又は分析装置からの適当な信号を受信したとき、正しく配置された 容器に力を加えるために接触機構が、ソレノイド又はモーターによって動かされ る。 本発明の二次蓋機構は、そのような接触機構と相互作用するのに特に適合させ てある。外部操作タブ74を備えることにより、横方向可動舌70は、臨床分析装置 の急な必要に応じて操作することができ る。より具体的には、分配装置(示さず)の自動化された接触機構は、付勢バネ 84に打ち勝って横方向可動舌70をハウジング案内溝80内へ引っ込ませるに十分な 水平の力86を操作タブ74に加える。試薬移し替え機構88は、次いで、自動化され た分配装置又は分析装置によって容器本体の垂直軸に沿って開口28を通してチャ ンバー22内へ挿入される。所望の試薬の移し替え及び移し替え機構88の抜取りに 続いて、横方向可動舌70にある操作タブ74にもはや力が作用しなくなる点にまで 接触機構が引っ込められる。接触機構が引っ込んだとき、バネ84の付勢は、舌70 をその正規の閉鎖配置へと戻し、それによって、突出した末梢リップ26と係合し てチャンバー開口28をシールする。当業者は、二次蓋機構が、自動化された分配 システムにおいて使用されている特定の接触機構に応じて、種々の形状に適合す ることを認識するであろう。 図3及び4において、係合タブ76が、舌70によって規定された実質的に水平な 面に対して僅かに傾斜して示されている。より具体的には、係合タブ76は、二次 蓋機構の前縁72の方へ僅かに傾斜している。つる巻きバネ84によって加えられた 力は、窪み46の先端壁48と係合タブ76とに同時に作用し、二次蓋機構を完全に延 びた配置へと押しつづける。外力又は配置されたキャップ36という一次蓋機構の ような物理的障害がなければ、舌70は図3に示された正規に閉じた延びた配置を とるであろう。 典型的な舌70の二次蓋機構が、図3に示された完全に延びた配置へと押される とき、バネ84によって加えられた力は、傾斜した係合タブ76を、溝46の実質的に 垂直な根元側端壁50に一致するよう押し当てる。この傾斜した係合タブ76が一致 するように押されると、こ れら係合している表面の異なった角度が、横方向可動舌70を、回動させる。この 回動は、舌70の前縁72がチャンバー開口28の突出した末梢リップ26の方へと弧を 描くことをもたらす。こうして、実質的に垂直の端壁50に対して傾斜した係合タ ブ76のこの形状は、付勢バネ84の水平な力を下向きの垂直な力へと変換し、それ によって垂直に突出した末梢リップ26との舌70の係合を改善する。更には、これ は、突出した縁26と舌70との間の係合摩擦を実質的に増大させることなく達成で きる。舌70のテーパのついた部分82は、それが突出した縁26上に平らに載ること を保証し、効果的にチャンバー開口28をシールする。 同様に、図4において矢印86で図解されているような操作タブ74に対する水平 の外力の適用は、横方向可動舌70を、根元側端壁50に一致して留まっている係合 タブ76の回りに回動させる。この回動作用は舌70を突出した縁26から効果的に持 ち上げて、殆ど又は全く脱係合の摩擦を伴うことなくチャンバー開口28を開けて 露出させる。上述のように、この水平力86は手でも又は機器によって案内された 制御されたアセンブリーによって自動的に適用されてもよい、ということは強調 しなければならない。 該二次蓋機構は、キャップ36の偶発的な緩みを防止するために用いられてもよ い。図1においては、キャップ36の外部にある垂直の摩擦隆線38が、横方向に可 動舌70の前縁72上に備えられたラチェットつめ78に接触している。この示された 具体例においては、ラチェットつめ78は、前縁72の中央の左方に配置されており 、そして一次蓋機構キャップ36は、右すなわち時計方向に回されると締まる。キ ャッブ36が時計方向に回されるとき、つめ78は、係合タブ76に対す るバネ84の付勢力によって、連続する垂直に配置された摩擦隆線38の間に挿入さ れる。逆に、キャップ36を反時計方向に回そうとすることは、摩擦隆線38がラチ ェットつめ78を捕らえて保持されることを引き起こす。本発明において行うこと は必要ではないが、このラチェット作用は、つめ78が摩擦隆線38と接触している 間は一次蓋機構キャップ36の偶発的な除去を防止する。つめ78と摩擦隆線38と の間の接触が手で破られると、キャップ36は回すことによって容易に除去できる 。当業者は、キャップ36の偶発的な緩みを防止するためにこの機構の種々の具体 例が用いうることを認識するであろう。 本発明の別の一利点は、使用していないときに、一次蓋機構を容器と接触させ て保持する能力である。本発明を実施する上で必須ではないものの、この能力は 偶発的な試薬汚染の機会を減少させる。図3及び4は、キャップ貯蔵のための、 突出したキャップ保持突起90上にの、除去した雌ネジつきキャップ36の取り付け を図解している。この配置において、キャップ36は、装置又は分配装置から容器 10を除去することを容易にするための持ち上げ用把手としても機能する。この具 体例においては、示されているキャップ保持突起90は、ハウジングカバー62上に 配置されており、雄ネジ34を備えた頸32と実質的に同じ形状を有する。本発明の 代わりの具体例は、突出した突起90をなしで済ましてもよく、又は容器をシール するために使用される該特定の一次蓋機構を保持するに適した突起90を有しても よい。同様に、キャップ保持機構を設けることは、本発明の操作を妨害する潜在 的可能性のみによって制限される。 本発明は、本発明の特定の典型的具体例を参照することによって 描かれ、記述されそして定義されたが、そのような参照は、本発明の如何なる限 定をも意味せず、そのような如何なる限定をも推測してはならない。本発明は、 当業者が思いつくような、形態及び機能における、かなりの修正、変更及び等価 物が可能である。描かれ且つ記述された本発明の具体例は、単に典型例であり、 本発明の範囲の全てではない。従って、本発明は、あらゆる面における等価物を 完全に認識している添付の請求の範囲によってのみ、限定されることが意図され ている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 自動化された分配システムにおいて使用するための流動性材料容器であっ て、 流動性材料を収容するための密封的にカバーされたチャンバーであって、そ の最上部にほぼ水平に配置された開口を備え、該開口が垂直に突出した末梢リッ プを有するものである、チャンバーと、 解放可能に該開口をシールするための、手で操作可能な、除去し得る一次閉 鎖手段と、 該一次閉鎖手段の除去の後該開口を解放可能にシールするための、そして自 動化された分配システムと機械的にインターフェースするのに適合させた、手で 操作可能な二次閉鎖手段と、そして 該開口を覆って該突出した末梢リップに密封的に係合する正規に閉鎖した配 置へと該二次閉鎖手段を付勢するための手段と、 を含む容器。 2. 該開口が、該突出した末梢リップを規定する雄ネジつきの頸を備え、そし て該一次閉鎖手段が、該頸上に配置される雌ネジつきのネジ式キャップである、 請求項1の流動性材料容器。 3. 該二次閉鎖手段が、該開口に隣接して該密封的に覆われたチャンバーの最 上部に配置されたほぼ水平の案内溝内に配置された、横方向に移動させることの できるほぼ平らなスライド舌であり、該舌が、該案内溝から延ばされたとき該突 出した末梢リップに密封的に係合するのに適合させたものである、請求項1の流 動性材料容器。 4. 該二次閉鎖手段を付勢するための該手段が、該スライド舌と圧縮係合状態 で該水平な案内溝内に配置されているバネである、請求項3の流動性材料容器。 5. 該垂直に突出した末梢リップがほぼ円形の開口縁を備えているものである 、請求項3の流動性材料容器。 6. 該舌がテーパのついた前縁を備え且つ該開口縁にスライドして係合するよ う傾斜させてあるものである、請求項5の流動性材料容器。 7. 該流動性材料容器から突出しており、且つ、該雄ネジつきの頸から該ネジ 式キャップの除去の後該雌ネジつきのネジ式キャップを受けるのに適合させた、 雄ネジつきの突起を更に含む、請求項2の流動性材料容器。 8. 該密封的に覆われたチャンバーが楔形である、請求項1の流動性材料容器 。 9. 該一次閉鎖機構が、複数のほぼ垂直に配置された外部の摩擦隆線を備えた 、雌ネジつきのネジ式キャップであり、そして該スライド舌の該テーパのある前 縁が該複数のほぼ垂直に配置された摩擦隆線と係合するのに適合させたラチェッ トつめを備えるものである、請求項6の流動性材料容器。 10. 該スライド舌が、自動化された分配システムと機械的にインターフェース するのに適合させた操作タブを備えたものである、請求項6の流動性試薬容器。 11. 自動化された分配システムにおいて使用するための流動性材料容器であっ て、 流動性試薬を収容するための密封的にカバーされたチャンバー であって、突出した末梢リップを有するほぼ水平に配置された開口を規定する雄 ネジつきの頸を備えたものである、チャンバーと、 解放可能に該開口をシールするための、該頸上の、手で操作可能な、除去し 得る雌ネジつきのネジ式キャップであって、その外部表面に複数のほぼ垂直に配 置された摩擦隆線を有するものである、ネジ式キャップと、 該ネジ式キャップの除去の後該開口を解放可能にシールするためのそして自 動化された分配システムと機械的にインターフェースするのに適合させた、手で 操作可能な二次蓋であって、該容器の最上部に備えられたほぼ水平の案内溝内に 配置されているものである、二次蓋と、そして 該二次閉鎖手段と圧縮係合状態で該水平な案内溝内に配置された、そして該 頸からの該ネジ式キャップの除去の後該開口を覆い該突出した末梢リップに密封 的に係合する正規に閉じた配置へと、該二次閉鎖手段を付勢する、付勢バネと、 を含む容器。 12. 該二次蓋が、横方向に移動させることのできるほぼ平らなスライド舌であ って、該舌が、該案内溝から延びたとき該突出した末梢リップに密封的に係合す るのに適合させてあるものである、請求項11の流動性試薬容器。 13. 該スライド舌がテーパのある前縁を備え、そして該突出した末梢リップヘ 向けて下方へ傾斜しているものである、請求項12の流動性試薬容器。 14. 該密封的に覆われたチャンバーが楔形である、請求項11の流動性試薬容器 。 15. 該スライド舌の該テーパのある前縁が、該ネジ式キャップの該複数の摩擦 稜線に係合するのに適合させたラチェットつめを備えるものである、請求項13の 流動性試薬容器。 16. 該スライド舌が、該前縁に取り付けられたそして、自動化された分配シス テムと機械的にインターフェースするのに適合させた操作タブを備えるものであ る、請求項13の流動性試薬容器。 17. 該雄ネジつきの頸がほぼ円形の開口を備えるものである、請求項11の流動 性試薬容器。 18. 該液体試薬容器から突出した、そして該雄ネジつきの頸から該ネジ式キャ ップを除去した後に該雌ネジつきのネジ式キャップを受けるのに適合させた、雄 ネジつきの突起を更に含むものである、請求項11の流動性試薬容器。 19. 自動化された分配システムにおいて使用するための液体試薬容器であって 、 液体試薬を収容するための密封的に覆われた実質的に楔形のチャンバーであ って、突出した末梢リップを有するほぼ円形の水平に配置された開口を備えた雄 ネジつきの頸を備えている、チャンバーと、 該開口を解放可能にシールするためのそして複数の垂直に配置された摩擦隆 線を有する、該頸上へ螺着される、手で操作可能な雌ネジつきの除去可能なネジ 式キャップと、 該ネジ式キャップの除去の後に該開口を再シール可能にシールするために該 チャンバーの最上部に備えられたほぼ水平の案内溝内に配置された、そして自動 化された分配システムと機械的にインターフェースするのに適合させた、手で操 作可能な横方向に移動させ ることのできる実質的に平たいスライド舌と、そして 該スライド舌と圧縮係合状態で該水平の案内溝内に配置され、そして該開口 を覆い該突出したリップに密封的に係合する正規に閉じた位置へと該舌を付勢す る、付勢バネと、 を含む容器。 20. 該スライド舌がテーパのある前縁を備えそして該突出した末梢リップへ向 けて下方へ傾斜しているものである、請求項19の液体試薬容器。
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