JPH08506436A - ウィンドウ表示機能を有するコンピュータ・ディスプレイのための制御装置 - Google Patents

ウィンドウ表示機能を有するコンピュータ・ディスプレイのための制御装置

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JPH08506436A JP6512328A JP51232894A JPH08506436A JP H08506436 A JPH08506436 A JP H08506436A JP 6512328 A JP6512328 A JP 6512328A JP 51232894 A JP51232894 A JP 51232894A JP H08506436 A JPH08506436 A JP H08506436A
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Abstract

(57)【要約】 ビデオ・ディスプレイのためのウィンドウ表示処理制御装置は、プログラムされた制御部(17)と、画面とその画面を走査するためのラスタとを備えたビデオ・ディスプレイ(43)と、画面上に画成される第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを格納するための第1領域と画面上の第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを格納するための第2領域とを有する第1メモリ(30)と、第1ウィンドウ内及び第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータのアドレスとウィンドウどうしの間の遷移部のアドレスとを格納するための第2メモリ(39)とを備えている。制御部は、第1メモリ手段内及び第2メモリ手段内へデータをロードするようにプログラムされたプロセッサ(17)と、第1メモリ及び第2メモリからピクセル・マルチプレクサ(40)へのデータ転送を開始させるメモリ・コントローラ(36)とを備えている。プロセッサ(17)は更に、1回のラスタ走査が完了する度に第2メモリ手段内へ新たなアドレス・データをロードするようにプログラムされており、以上によって、ウィンドウ内のデータの位置が水平に(パン)ないしは垂直に(スクロール)移動して見えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】 ウィンドウ表示機能を有するコンピュ ータ・ディスプレイのための制御装置 発明の背景 本発明は、コンピュータ用のウィンドウ表示処理制御装置に関し、より詳しく は、個別にスクロール及びパンする複数のウィンドウを制御する制御装置に関す る。 ウィンドウ表示を利用することによって1台のビデオ・ディスプレイ・モニタ 装置に同時に幾つものディスプレイを行わせることができる。また用途によって は、コンピュータ用モニタ装置の画面上に複数のディスプレイを行わせた上、そ れらディスプレイに含まれる英数字や図形を、個々のディスプレイごとに個別に スクロールないしパンできるようにすることが望まれる。例えば、心臓病患者の モニタ及び診断を行うという用途では、一組の心電図信号をはじめとする様々な 生理学的データを、夫々のウィンドウ内にディスプレイし、それらのデータをパ ンないしスクロールすることによって、その情報を医療担当者に、リアルタイム で、或いは必要に応じて適宜の時間だけ遅らせて提示することが望まれる。 これまでのところ、典型的なワークステーションやパーソナル・コンピュータ のウィンドウ表示処理は、しばしば、異なったウィンドウの夫々に対応したデー タを、プロセッサが1つのビデオ・ランダム・アクセス・メモリ(VRAM)の 中の夫々に異なった記憶位置に書込むことによって達成されていた。そして、こ うして書込んだVRAMデータをラスタ・ディスプレイ上に、シーケンシャルに ディスプレイすることによって、即ち、ライン1本ずつ次々とディスプレイする ことによって、ビデオ・モニタ装置の画面上にそれら複数のウィンドウが、それ らがVRAMに書込まれたとおりの形で表示されるようにしていた。 ビデオ・モニタ装置のディスプレイ画面上で、ウィンドウをスクロールないし パンするための従来の方法及び装置には、幾つもの制約が付随していた。具体的 には例えば、画面上でデータをパンないしスクロールする効果を得るためには、 プロセッサがVRAMの記憶内容の全てを書き変えるか、或いは、プロセッサが ラスタの各ラインごとにVRAMの記憶内容の始点アドレスを所定の順序で変更 して行くようにする必要があった。プロセッサがVRAMのデータの全てを書き 変えるようにした場合には、そのことがプロセッサにとって大きな負担となって いた。ラスタの各ラインごとにVRAMの始点アドレスを所定の順序で変更して 行くようにした場合には、ディスプレイの画面全域においてパンないしスクロー ルが同一速度にならざるを得ず、個々のウィンドウごとに個別にパンないしスク ロールを行うことは一般的に不可能であった。更に、ディスプレイ画面上に新た なウィンドウを追加したり、ディスプレイ画面上からあるウィンドウを消去した りする場合には、プロセッサは、ディスプレイ画面を新たな表示形態にするため に、VRAM内の記憶位置の大部分ないしは全てを書き変える必要があった。そ のためには、プロセッサの多くのマシン状態の実行が必要とされ、また、それ以 外のプロセッサ機能に割り振ることのできる時間が削られる結果となっていた。 更に、ディスプレイの更新のための時間が長くかかるため、ディスプレイが更新 される間、ユーザが待たされることもあり、それによってシステムの効率が低下 することもあった。これが特に顕著に現れるのは、図形情報を包含したウィンド ウをプロセッサが再び開こうとするときであった。なぜならば、その場合には、 新たなデータをディスプレイ・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)から読 出し、それに処理を加えた上で、VRAMに書込む必要があったからである。 発明の概要 本発明の目的は、コンピュータ用モニタ装置のディスプレイにおいて個別にス クロール及びパンする複数のウィンドウを制御するための、新規にして改良した ウィンドウ表示処理方法を提供することにある。 本発明の更なる目的は、パンまたはスクロールする2つ以上のウィンドウを、 夫々に異なった速度でパンまたはスクロールさせながら同時にディスプレイする ことができるようにした、コンピュータ用モニタ装置のディスプレイのためのウ ィンドウ表示処理制御装置を提供することにある。 本発明の更なる目的は、ディスプレイ画面上において、動的な、ウィンドウの オープン、クローズ、サイズ変更、及び位置変更を容易に行うことができるよう にした、コンピュータ用モニタ装置のディスプレイのためのウィンドウ表示処理 制御装置を提供することにある。 本発明の更なる目的は、以前のディスプレイ表示形態から新たなディスプレイ 表示形態への遷移を、続く次の垂直トレースの際にラスタ・シーケンスによって 実行できるようにした、コンピュータ用モニタ装置のディスプレイのためのウィ ンドウ表示処理制御装置を提供することにある。 本発明の更なる目的は、複数のVRAMピクセル面を利用して、隠れウィンド ウ即ち非表示ウィンドウ、または部分隠れウィンドウのための、リアルタイムの ビデオ・データを収集できるようにした、コンピュータ用モニタ装置のディスプ レイのためのパン制御装置を提供することにある。 本発明の更なる目的は、ウィンドウ管理に起因するプロセッサの負担をできる 限り軽減した、コンピュータ用モニタ装置のディスプレイのウィンドウ表示処理 の制御方法及び制御装置を提供することにある。 本発明の更なる目的は、単一のラスタ・ディスプレイ領域に新たなビデオ・デ ータの書き変えを施さずとも画面上に新たなウィンドウを追加することができる ようにした、コンピュータ用モニタ装置のディスプレイのウィンドウ表示処理の ための方法及び装置を提供することにある。 本発明の更なる目的は、ディスプレイのパン動作に対して、より緻密な制御を 加えることができるようにした、コンピュータ用ディスプレイのウィンドウ表示 処理の制御方法及び制御装置を提供することにある。 本発明の以上の目的及び利点、並びにその他の目的及び利点は、以下の本発明 の詳細な説明を添付図面と共に参照することによって、更に明瞭に理解すること ができる。 本発明は、その一局面によれば、ラスタ手段とラスタ走査手段とを備えたビデ オ・ディスプレイのためのウィンドウ表示処理制御装置を含むものであり、この ウィンドウ表示処理制御装置は、プログラムされた制御手段と、前記ラスタ手段 上に画成される少なくとも1つのウィンドウ内にディスプレイすべきデータを格 納するための第1メモリ手段と、前記少なくとも1つのウィンドウ内にディスプ レイすべきデータのアドレスを格納するための第2メモリ手段とを備えており、 前記制御手段が、ディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段内へロードし 、前記第1メモリ手段から前記ディスプレイへのデータ転送を開始させ、前記ラ スタ走査手段による1回のラスタ走査が完了する度に新たなアドレス・データを 前記第2メモリ手段内へ書込むようにプログラムされており、以上によって前記 少なくとも1つのウィンドウ内にディスプレイされたデータの位置が水平方向な いし垂直方向に移動して見えるようにしたことを特徴とするウィンドウ表示処理 制御装置である。 本発明は、その別の一局面によれば、ラスタ手段とラスタ走査手段とを備えた ビデオ・ディスプレイのためのウィンドウ表示処理制御装置を含むものであり、 このウィンドウ表示処理制御装置は、プログラムされた制御手段と、前記ラスタ 手段上に画成される第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを第1記憶位 置に格納し前記ラスタ手段上に画成される第2ウィンドウ内にディスプレイすべ きデータを第2記憶位置に格納するための第1メモリ手段と、前記第1ウィンド ウ内にディスプレイすべき前記データ及び前記第2ウィンドウ内にディスプレイ すべき前記データのアドレスを格納するための第2メモリ手段とを備えており、 前記制御手段が、前記第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1 メモリ手段の第1領域内へロードし、前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべ きデータを前記第1メモリ手段の第2領域内へロードし、前記第1ウィンドウ内 にディスプレイすべき前記データ及び前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべ き前記データのアドレスを前記第2メモリ手段内へロードし、前記第2メモリ手 段内の当該データのアドレスに従って前記第1ウィンドウ内にディスプレイさせ るために前記第1メモリ手段の前記領域からの当該データの転送を開始させ、前 記第2メモリ手段内の当該アドレスに従って前記第2ウィンドウ内にディスプレ イさせるために前記メモリの前記第2領域へ遷移させ、そして前記第2メモリ手 段内へ新たなアドレス・データを書き込むようにプログラムされており、以上に よって、前記少なくとも1つのウィンドウ内のデータの位置がパンないしスクロ ールして見えるようにしたことを特徴とするウィンドウ表示処理制御装置である 。 本発明は、その更に別の一局面によれば、ラスタ手段とラスタ走査手段とを備 えたビデオ・ディスプレイのためのウィンドウ表示処理制御装置を含むものであ り、このウィンドウ表示処理制御装置は、プログラムされた制御手段と、前記ラ スタ手段上に画成される第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを格納す るための第1領域と前記ラスタ手段の第2領域内にディスプレイすべきデータを 格納するための第2領域とを有する第1メモリ手段と、前記第1ウィンドウ内及 び前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータのアドレスと、それらウィ ンドウどうしの間の遷移部のアドレスとを格納するための第2メモリ手段とを備 えており、前記制御手段が、ディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段内 へロードし、前記第1メモリ手段から前記ディスプレイへのデータ転送を開始さ せ、前記データがディスプレイされるにつれて新たなアドレス・データを前記第 2メモリ手段内へ書込むようにプログラムされていることを特徴とするウィンド ウ表示処理制御装置である。 本発明は、その更に別の一局面によれば、ラスタ上のウィンドウ内のデータの ディスプレイを制御する方法を含むものであり、この方法は、ディスプレイすべ き画像データを第1メモリ手段内へロードするステップと、以前に格納したアド レスを第2メモリ手段からクリアするステップと、前記データに対応した新たな アドレスを前記第2メモリ手段内へロードするステップと、前記ウィンドウ内に ディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段からラスタ走査手段へ転送する ステップと、前記第2メモリ手段内に格納されているアドレスに従って前記ラス タ上にデータをディスプレイするステップと、前記ラスタの前記垂直トレースを 完了させるステップと、前記第2メモリ手段をクリアするステップと、前記垂直 ラスタ・トレースの完了後に新たなアドレスを前記第2メモリ手段内へロードす るステップと、前記第2メモリ手段に格納されている新たなアドレスに従ってデ ィスプレイするための前記第1メモリ手段からのデータの転送を開始させ、それ によって、前記データをディスプレイする前記ウィンドウ内で前記データが相対 的に移動して見えるようにするステップとを含んでいることを特徴とする方法で ある。 本発明は、その更に別の一局面によれば、ラスタ手段上の複数のウィンドウ内 のデータのディスプレイを制御する方法を含むものであり、この方法は、前記ラ スタ手段の第1ウィンドウ内にディスプレイすべき画像データを第1メモリ手段 の第1領域内へロードし、第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記 第1メモリ手段の第2領域内へロードするステップと、前記第1ウィンドウ内及 び前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータに対応したアドレスを第2 メモリ手段内へロードするステップと、前記第1ウィンドウ内にディスプレイす べきデータを前記第1メモリ手段の前記第1領域から前記ラスタ手段へ転送する ステップと、前記第2メモリ手段内に格納されている当該データに対応したアド レスに従って、前記データを前記ラスタ手段の第1ウィンドウ内にディスプレイ するステップと、前記第1メモリ手段の前記第1領域内に格納されているデータ から前記第1メモリ手段の前記第2領域内に格納されているデータへ遷移させる ステップと、前記第2メモリ手段内に格納されている当該データに対応したアド レスに従って、前記第1メモリ手段の前記第2領域からのデータを前記ラスタ手 段の第2ウィンドウ内にディスプレイするステップとを含んでいることを特徴と する方法である。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の好適実施例を模式的に示したブロック図、 図2aは、ビデオ・ランダム・アクセス・メモリとビデオ画面上の複数のウィ ンドウとの間の関係を示した模式図、 図2bは、図1に模式的に示したハードウェアの動作を示したフローチャート 、 図2cは、図2bの方法を例示するためのラスタ走査の具体例を示した図、 図3は、医療用モニタ装置に適用した、本発明の応用例を示した模式図、そし て、 図4は、ウィンドウのアドレス及びウィンドウ遷移部のアドレスを表示するた めのワード・フォーマットを示した図である。 好適実施例の詳細な説明 図1は、本発明の好適実施例に係るハードウェア構成を示したブロック図であ る。更に詳しく説明すると、図示のハードウェアはビデオ制御装置10を含んで おり、このビデオ制御装置10はシステム・バス・インターフェース12を介し てシステム・バス11に結合している。システム・バス・インターフェース12 は、コントローラ13と、ロジック・モジュール14と、データ・バッファ15 とを含んでいる。ビデオ制御装置10は、プロセッサ17と、メモリ・デコーダ 18と、ウィンドウ表示処理制御装置19とを含んでいる。プロセッサ17は、 ディスプレイすべきデータを受取るためにバス・インターフェース12に結合し ており、また、プロセッサ・バス20と、ロー・コラム・アドレス(RCA)バ ス21と、ビデオRAM(VRAM)制御バス23とに結合している。メモリ・ デコーダ18は、ウィンドウ表示処理制御装置19に結合しており、また更にプ ロセッサ・バス20と、ビデオRAM(VRAM)制御バス23とに結合してい る。プロセッサ・バス20には更に、DRAMプログラム・メモリ27と、オー バレイ(overlay)ビデオRAM28と、ビデオRAM第0番バンク30(VR AM・BANK0)と、ビデオRAM第1番バンク31(VRAM・BANK1 )と、ビデオRAM第2番バンク32(VRAM・BANK2)と、静的表示用 ビデオRAM34とが接続している。 ウィンドウ表示処理制御装置19は、更に、メモリ・コントローラ・モジュー ル36と、仲裁ロジック・モジュール37(ARBT)と、先入れ先出しメモリ (FIFO)39と、ピクセル・マルチプレクサ40(PIXEL・MUX)と 、RCAバッファ41とを含んでいる。メモリ・コントローラ・モジュール36 は、メモリ・デコーダ18と、VRAM制御バス23と、仲裁ロジック37とに 接続している。メモリ・コントローラ36と、ARBT37とは、プロセッサ・ バス20と、FIFO39と、RCAバッファ41とに接続している。FIFO 39 は更に、PIXEL・MUX40に接続していると共に、RCAバッファ41と RCAバス21とを介して、VRAM28、30、31及び32の各々に接続し ている。VRAM28、30、31、32及び34は、その各々が、ディスプレ イすべきデータを受取るためにプロセッサ・バス20に接続しており、また、ア ドレス信号を受取るためにRCAバス21に接続しており、そして、制御信号を 受取るためにVRAM制御バス23に接続している。ビデオRAM28、30、 31、32及び34の出力とFIFO39の出力とは、いずれもPIXEL・M UX40に接続している。PIXEL・MUX40及びオーバレイVRAMは、 ランダム・アクセス・メモリとディジタル・アナログ・コンバータとから成るブ ロック42(RAMDAC)に接続しており、このRAMDAC42が、ディス プレイ43へビデオ出力を送出するようにしてある。更にクロック信号が、プロ セッサ17、メモリ・コントローラ36、ARBTモジュール37、PIXEL ・MUX40、及びRAMDAC42へ供給されるようにしてある。 プロセッサ17は、ディスプレイすべきデータをVRAM28、30、31、 32及び34の中へロードすると共に、VRAMアドレスをFIFO39の中へ ロードする。メモリ・デコーダ18は、プロセッサ17がその他のブロックにア ドレスできるようにするための固定ロジック・モジュールである。メモリ・コン トローラ36は、FIFO39にロードされたデータによって制御される。 ビデオRAM28、30、31、32及び34は、ランダム・アクセス・メモ リであって、しかも夫々がシリアル・レジスタを含んでいる。これらビデオRA Mは、ビデオ・データを格納すると共に、イネーブルされたならば、クロック・ パルスに応答してロー(row)1本分のデータを出力レジスタへシリアルに転送 する動作を行うようにしてあり、この出力レジスタへのシリアル転送によって、 そのデータをPIXEL・MUX40へシリアル転送できるようにしてある。ビ デオRAM28、30、31及び32からPIXEL・MUX40へ転送すべき データのアドレスは、FIFO39の中に格納するようにしている。FIFO3 9内には、ウィンドウ遷移部のアドレスも格納するようにしているため、VRA Mのメモリからレジスタへの転送を、プロセッサ17がリアルタイムで実行する 必 要はなくなっている。ウィンドウの境界枠は、静的表示用VRAM34に格納し ておくようにしてもよく、オーバレイVRAM28に格納しておくようにしても よい。DRAMプログラム・メモリ27は、プロセッサ17が実行するプログラ ムを格納するためのメモリである。 メモリ・コントローラ36は、ビデオRAMのメモリからシリアル・レジスタ への転送を実行させる機能を担当しており、それを実行させるには、ビデオRA M28、30、31、32及び34へ転送命令を発して、ロー1本分のデータを そのビデオRAMのシリアル出力レジスタへ転送させるようにする。VRAMの 出力は、FIFO39内に格納されているVRAMアドレスに基づいてイネーブ ルされ、VRAMのメモリからシリアル・レジスタへの最新の転送が完了した直 後か、或いは、その最新の転送が行われている最中に、VRAMから出力が送出 される。メモリ・コントローラ36は更に、必要に応じて個々のVRAMバンク 28、30、31、32ないし34へのイネーブル信号を制御する。これについ て更に詳細に説明すると、メモリ・コントローラ36は、VRAM制御バス及び RCAバスを使用して、該当するVRAMに対し、そのVRAM内のシリアル・ レジスタへのデータ転送を開始するよう命令する。メモリ・コントローラ36が ある1つのVRAMをイネーブルしたならば、それまで活性状態にあった(即ち イネーブルされていた)VRAMはディスエーブルされ、その他のVRAMは不 活性状態を維持するようにしてあり、これによって、何時いかなるときにもただ 1つのVRAMバンクだけがVRAMバス44を駆動するようにしている。FI FO39からメモリ・コントローラ36へ入力している入力信号には、VRAM バンク選択信号とクォッド・ピクセル遷移点(QPTRANS)信号とがあり、 QPTRANSは、次のウィンドウ遷移部の水平位置を表示している。出力信号 は、夫々のVRAM及びオーバレイVRAMを制御する信号であって、VRAM に対してそのメモリからの転送を行うように命じるメモリ転送信号と、VRAM に対してシリアルな出力を送出するように命じるシリアル出力信号とがある。 当業者には容易に理解されるように、プロセッサ17の機能とメモリ・コント ローラ36の機能とは、それら2つを1つにまとめて単一の処理装置に実行させ ることも可能である。従って、プロセッサ17とメモリ・コントローラ36とを ひとまとめにしたものをもって、制御手段であると見なすならば、この制御手段 は、ディスプレイすべきデータをVRAM28、30、31及び32の中にロー ドし、ディスプレイすべきデータをそれらVRAMから転送させるデータ転送を 開始させ、そして新たなアドレス・データをFIFO39の中に書込むようにプ ログラムされた制御手段であるといえる。また、以上に説明した複数のVRAM の機能を、十分な容量を持った単一のビデオRAMに実行させることも可能であ る。従って、VRAM30、31及び32を、ディスプレイすべきデータを格納 するための第1メモリ手段であると見なすことができ、また、FIFO39は、 ディスプレイすべきデータのアドレスを格納するための第2メモリ手段であると 見なすことができる。 仲裁ロジック37は、プロセッサ17ないしメモリ・コントローラ36が、プ ロセッサ・バス20、VRAM制御バス23、及びRCAバス21の制御権の獲 得する際の、その獲得の制御を行う。これについて詳しく説明すると、仲裁ロジ ック37は、プロセッサ17がプロセッサ・バス20、VRAM制御バス23、 及びRCAバス21の制御権を放棄しても良い状態になったならば、即座にそれ らバスの制御権をメモリ・コントローラ36に付与する。プロセッサ17がそれ らプロセッサ・バス20、VRAM制御バス23、及びRCAバス21を使用す るのは、ビデオRAM28、30、31、32及び34へアクセスするときと、 プログラムを走らせるために使用しているこのプロセッサ専用のプログラム・メ モリ27へアクセスするときとである。プロセッサ17がそれらバス20、23 及び21を駆動しているときに、メモリ・コントローラ36が、ウィンドウ遷移 処理のために、或いはラスタ・ディスプレイ上の新たなラインの走査を開始する ために、それらバスを必要としたときには、メモリ・コントローラ36は、AR BTモジュール37へ信号を発して、それらバスを制御する意向であることを通 知する。この通知を受けたARBTモジュール37は、プロセッサ17へ信号を 発してプロセッサ17の動作を終了させる。プロセッサ17の動作が終了したな らば、メモリ・コントローラ36は、バス制御権を獲得し、それらバスを使用し て、1つのVRAMバンクのメモリからそのバンクのシリアル出力レジスタへの データ転送を実行させる。このメモリ転送が完了したならば、ARBTモジュー ル37はバス制御権をプロセッサ17へ返す。 ARBTモジュール37へ入力している入力信号には、FIFO39から入力 する、VRAMのメモリからレジスタへの転送に関係したクォッド・ピクセル遷 移点カウント値と、水平及び垂直のビデオ同期信号及び帰線消去信号と、プロセ ッサ17から入力する、バス要求とがある。この仲裁ロジック37が発生するロ ジック信号には、プロセッサ17にバス制御権が付与されたことを表す信号と、 メモリ・コントローラ36にバス制御権が付与されたことを表す信号とがある。 ARBTモジュール37は、カウンタを使用して、ディスプレイ上の各水平ラ イン上のラスタ走査の走査位置を追跡しており、そのカウンタの出力をクォッド ・ピクセル遷移点ビットと比較することによって、VRAMのメモリからレジス タへの転送が必要になったことを判断する。VRAMのメモリからレジスタへの 転送は、水平帰線消去期間が開始時にも開始される。仲裁ロジック37は、VR AMのメモリからシリアル・レジスタへの転送を求める転送要求のコードと、プ ロセッサ17から発せられるバス要求のコードとに基づいて、プロセッサ・バス 20、VRAM制御バス23、及びRCAバス21のマスタを決定する。バス要 求には、高優先順位要求、アクセス終了要求、低優先順位要求、それに無要求が ある。メモリ・コントローラ36からの要求には、メモリ転送要求と、メモリ転 送無要求とがある。 ピクセル・マルチプレクサ40は、画面上のピクセル位置を変更する機能を担 当している。更に詳しく説明すると、このPIXEL・MUX40は、VRAM の中のどのピクセルを、ラスタ上の特定のピクセルへ微細粒度インクリメントで 写像すべきかを判定する。好適実施例では、1つの8ビット・バイトに1個のピ クセルの情報を格納するようにしており、この場合、1つの32ビット・ワード に4個のピクセルの情報が含まれることになる。PIXEL・MUX40は、画 面上でデータをピクセル0個分ずつ、1個分ずつ、2個分ずつ、または3個分ず つ移動させ、これによって、小さなインクリメントでのスクロール効果またはパ ン効果が得られるため、ぎくしゃくした、或いは急激な遷移が発生するのを回避 することができる。VRAMからの出力は、PIXEL・MUX40へ入力し、 PIXEL・MUX40は、最新に受取ったFIFO39のエントリの中に含ま れているピクセル・ローテーション・ビットの指定に従って、画面上における各 ピクセルの位置を決定する。RAMDAC42のメモリには、データをディスプ レイする際の、赤色、緑色、ないし青色の比例強度を表したテーブルを記憶させ てある。静的表示用VRAM34が送出するデータは、データの動的表示面の上 に重ねてディスプレイすることもできる。オーバレイVRAMから送出されるデ ータは、VRAM30、31、32及び34から送出されてディスプレイされて いるデータの動的表示面の上に重ねたオーバレイ(上描き表示)としてディスプ レイされ、例えば、VRAMデータの一番上くるようにして、境界枠やテキスト を表示する場合等に利用される。更にこのRAMDAC42の出力が、ディジタ ル形式からアナログ形式へ変換されてビデオ制御回路45へ入力され、このビデ オ制御回路45がラスタ走査ディスプレイ46を駆動する。 図2a、図2b及び図2cは、本発明の好適実施例に係るウィンドウ表示処理 システムの動作を示した図である。更に詳しく説明すると、図2aは、VRAM バンク30、31及び32と、ビデオ画面上の典型的なウィンドウ表示の一例と を示しており、図2bは、このシステムの動作のフローチャートであり、図2c は、図2aのウィンドウ表示に対応したラスタ走査パターンを示している。 図2aは、VRAMバンクに格納されているデータを、正方形ピクセルを単位 としてスケーリングして描いた図である。この具体例では、ビデオ・メモリ領域 をビデオ・ディスプレイ領域の4倍の大きさにして、VRAM内に一度に画面の 1面分以上のデータをロードできるようにしてある。ディスプレイ画面上に表示 する情報は、VRAMの任意の位置から取り出してくることができる。この具体 例ではVRAMの大きさを512ロー×512コラムにしてあるが、ただしここ では、VRAMのデータを、1個のピクセルのデータを8ビットで表すものとし てあるため、1つの32ビット・ワードに4個のピクセルが包含され、そのため に、図示したコラムの本数は2048本になっている。また説明の都合上、ここ では、ディスプレイには、静止ウィンドウW、パンするウィンドウX、静止ウィ ンドウY、それにスクロールするウィンドウZが包含されているものとする。パ ンするウィンドウXでは、そのウィンドウ内にディスプレイしているデータない し画像が水平方向に移動して見え、一方、スクロールするウィンドウZでは、そ のウィンドウ内のデータないし画像が垂直方向に移動して見える。容易に理解さ れるように、これら2つのウィンドウのいずれにおいても、必要とあらばデータ ないし画像が斜めに移動して見えるようにすることもできる。静止ウィンドウW 及びZは、その静止ウィンドウという呼び方から分かるように、ウィンドウ内の データが静止している。容易に理解されるように、ウィンドウの個数をどのよう にするか、ウィンドウどうしの相対的な大きさをどのようにするか、個々のウィ ンドウを、静止ウィンドウ、スクロールするウィンドウ、パンするウィンドウの うちのいずれにするか、それに移動の向きについては、いずれも任意に定めるこ とができ、それらはFIFO39の中にロードするアドレス情報によって指定さ れる。各々のウィンドウ内にディスプレイされるデータはVRAM28、30、 31、32及び34の中にロードされるデータによって決まる。プロセッサ17 がVRAM28、30、31、32及び34の中に新たなデータをロードするタ イミングは、ディスプレイのラスタ走査パターンとは無関係な任意のタイミング とすることができる。 動作について説明すると、先ず最初にプロセッサ17がVRAMバンク30、 31、及び32の中へデータをロードする。垂直帰線消去信号の開始時点(A) (図2c)において、メモリ・コントローラ36によってFIFOがリセットさ れると共に、プロセッサ17に対する割込が発生する。プロセッサ17は、垂直 帰線消去期間の途中に存在している垂直同期信号の部分の終了時点(B)より前 に、少なくとも2つのワードをFIFO内にロードせねばならない。FIFOの 残りのエントリは、PIXEL・MUX40がこのFIFOの出力を必要とする ときまでにロードすればよい。水平帰線消去期間の期間中(C)に、メモリ・コ ントローラがVRAMへ命令を発して、ウィンドウWに対応したデータの、メモ リからシリアル・レジスタへの転送を開始させる。これ以後行われるVRAMの メモリからシリアル・レジスタへのデータ転送は、水平帰線消去期間の開始時点 か、或いは、FIFOワードの中のクォッド・ピクセル遷移点カウント値によっ て指定されたラインの途中の点で行われる。 FIFOステータス信号として、FIFO空状態信号、FIFO半充填状態信 号、それにFIFO完全充填状態信号があり、メモリ・コントローラ36やプロ セッサ17は、これらステータス信号を利用してFIFOの状態をを監視してい る。FIFOが空状態のときにメモリ・コントローラ36がVRAMのメモリか らシリアル・レジスタへの転送を要求した場合には、エラーが発生してプロセッ サ17へ割込が発生するようにしてある。32ビットのFIFOのワード・フォ ーマットから得られるその他の情報には、ピクセルVRAMバンク識別子、ピク セルVRAMロー、ピクセルVRAMコラム、ピクセル・ローテーション・ビッ ト、4/8ビット・モード・ビット、オーバレイ/アンダーレイ・ビット、それ に、ライン走査途中再ロードを行うためのピクセル・クォドラント・カウント値 がある。 図示の具体例では、ウィンドウWに表示すべきデータはVRAM・BANK1 の中の第255〜第511ロー且つ第0〜第200コラムの領域と、VRAM・ BANK2の中の第0〜第511ロー且つ第0〜第200コラムの領域とに格納 されている。ウィンドウW、X、Y及びZの夫々のデータのアドレスは垂直帰線 消去期間の期間中(B)に、FIFO39内へロードされる。 VRAM30、31及び32のメモリからシリアル出力レジスタへの転送のた めのアドレスは、FIFO39から直接に読出されてRCAバッファ41内にバ ッファされる。静的表示用VRAMないしはオーバレイVRAMのメモリからレ ジスタへの転送のためのコラム・アドレスは常に「0」か「256」かのいずれ かであり、一方、これら静的表示用VRAMないしはオーバレイVRAMのその 転送のためのロー・アドレスは、メモリ・コントローラ36内のカウンタによっ て発生される。 VRAM・BANK1内に格納されている水平ディスプレイ・ラインの最初の 200個のピクセルのデータが、水平帰線消去期間の期間中(C)に、このVR AM・BANK1内のメモリから、このVRAM・BANK1内のシリアル出力 レジスタへ転送され、そして、静止ウィンドウWのこの第1ラインのピクセルの ディスプレイが水平帰線消去期間の終了時点(D)から開始される。ラスタの走 査位置が点Eに近付いたなら、メモリ・コントローラ36は、ウィンドウWとウ ィンドウXとの間の遷移点に対応したFIFO39内の値を調べ、またARBT 37に基づいてバス20、21及び23の状態を調べる。FIFO39は更に、 パンするウィンドウXの中に表示すべきデータの記憶領域も表示しており、この 記憶領域は、図示の実施例ではVRAM・BANK0(30)の中にある。ラス タ走査位置がウィンドウXの開始点に近付いたなら(F)、メモリ・コントロー ラ36は、このパンするウィンドウXの第1ラインのデータを、VRAMのメモ リからシリアル出力レジスタへ転送させる。ラスタ走査位置がウィンドウXの開 始点に達したなら(G)、メモリ・コントローラ36は、VRAM・BANK1 をディスエーブルしてVRAM・BANK0をイネーブルする。このようにラス タ出力が活性状態にあるときにメモリ内の1つのアドレスから別のアドレスへ遷 移させることを、ライン途中再ロード(mid-line scan reload)と呼んでいる。 このアドレス遷移は、同一のVRAMバンク内でのアドレス遷移として実行する こともできれば、1つのVRAMバンクから別のVRAMバンクへのアドレス遷 移として実行することもできる。このアドレス遷移を利用することによって、ラ スタ出力の1本の水平ライン中で何度でもウィンドウ遷移を行わせることができ る。メモリ・コントローラ36は、カウンタを使用してディスプレイ画面上にお けるラスタ走査位置を追跡しており、それによってウィンドウ遷移をモニタ及び 制御している。続いてステップGでは、ウィンドウXの続く500個のピクセル のデータがPIXEL・MUX40へ出力される。ステップHでは、パンするウ ィンドウXの、そのラインのデータのディスプレイが完了する以前に、メモリ・ コントローラ36がプロセッサ・バス20、21及び23を要求する。続いてス テップIでは、ウィンドウXのそのラインが完了する直前に、メモリ・コントロ ーラ36が、静止ウィンドウYの第1ラインのデータを、VRAMのメモリから シリアル出力レジスタへ転送させる。図示の具体例では、このデータはVRAM ・BANK2に格納されており、このデータのアドレスをFIFO39が表示し ている。続いてステップJでは、そのデータがシリアル出力レジスタからピクセ ル・マルチプレクサ40へ転送されてディスプレイ画面上の第700コラムに表 示され、このステップJから、続く324個のピクセルが画面上にディスプレイ される。以上のシーケンスを、ディスプレイ画面中の、ピクセルの768本のロ ーの各々について反復して実行するようにしている。プロセッサ17がFIFO 39内への再ロードを行う必要があるのは、垂直リトレースの1回につき1回だ けである。 PIXEL・MUX40は、パンするウィンドウXの中でデータが水平に移動 して見えるように、そのデータを画面上に写像する。この移動の速度は、1回の ラスタ走査が行われるごとに、ピクセル0個分、1個分、2個分、または3個分 の移動量となる速度にすることができる。スクロール効果ないしパン効果を得る ために、1回のラスタ走査が実行されてプロセッサ17がFIFO39のクリア と再ロードとを行う度に、データの始点位置、即ちそのアドレスを変化させるよ うにしている。そして、ラスタ・ディスプレイの垂直リトレースが1回行われる ごとに、垂直帰線消去期間から始まる全体のシーケンスを反復して実行するよう にしている。1回のラスタ走査ごとに、ウィンドウ遷移部を表すポインタ即ちそ のアドレスとして、異なった値をFIFO内へロードするようにしている。これ によって、パン効果ないしスクロール効果が得られ、また、ディスプレイ画面上 のウィンドウを容易に移動及び変形することができる。 静的ピクセル・データが非ゼロであってオーバレイ・モードが選択されている か、または、アンダーレイ・モードが選択されていて動的ピクセル・データがゼ ロであるかのいずれかの場合には、ピクセル・マルチプレクサ40の出力として 静的ピクセル・データが送出される。一方、オーバレイ・モードが選択されてい て静的ピクセル・データがゼロであるか、または、アンダーレイ・モードが選択 されていて動的ピクセル・データが非ゼロであるかのいずれかの場合には、ピク セル・マルチプレクサ40の出力として動的ピクセル・データが送出される。動 的ピクセル・データと静的ピクセル・データとの一方を選択するための選択は、 ピクセル1個ごとに行われる。 ピクセル・マルチプレクサ40は、ハードウェアによって行うピクセルのパン 表示処理及びフォーマット変換処理に必要とされる幾つかの機能を実行する。第 1に、ピクセル・マルチプレクサ40は、「主」表示面の4バイト・レーンの、 VRAMのシリアル出力レジスタからRAMDAC42への経路を調節すること によって、特定のウィンドウ内でピクセル0個分、1個分、2個分、または3個 分のピクセル・オフセットを発生させる。4ビットで表されるピクセル(4ビッ ト・ピクセル)を、128MHzの表示速度でディスプレイする機能を備えたシステム においては、このPIXEL・MUX40を、4ビット・ピクセルを一度に8個 ずつ16MHzの入力速度で取込み、データを30MHzの出力速度で出力するものにすれ ばよい。ピクセル・マルチプレクサ40は、4ビット・ディスプレイ・モードが イネーブルされたならば、各バイトの中に2個ずつ格納されている4ビット・ピ クセルを個々に分離し、それらピクセルを、RAMDACが32MHzの入力速度で 取込むことのできる8ビット値のストリームに変換すると共に、特定のウィンド ウ内における、ピクセル0個分、1個分、2個分、3個分、4個分、5個分、6 個分、または7個分のピクセル・オフセットを付加する。静的ピクセル・データ が非ゼロであってオーバレイ・モードが選択されており、動的ピクセル・データ がゼロのときには、ピクセル・マルチプレクサの出力に静的ピクセル・データが 発生する。一方、オーバレイ・モードが選択されていて静的ピクセル・データが ゼロであるか、または、アンダーレイ・モードが選択されていて動的ピクセル・ データが非ゼロであるかのいずれかの場合には、ピクセル・マルチプレクサ40 の出力に動的ピクセル・データが送出される。動的ピクセル・データと静的ピク セル・データとの一方を選択するための選択は、ピクセル1個ごとに行われる。 本発明に係るビデオ・システムは多くの用途を持つものであるが、その一例を 挙げるならば、図3に示したような心臓病患者のモニタに利用するという用途が ある。例えば、ディスプレイ画面上の1つのウィンドウ100は、画面上でパン しながら心電図波形及び血圧波形をリアルタイムで表示するウィンドウとし、そ のパン速度を毎秒約25mmにする。また、第2のウィンドウ101は、例えば、ス クロールしながら呼吸波形に関する指示をオペレータに提示するウィンドウとし 、そのスクロール速度を毎秒約5mmにする。第3のウィンドウ102は、例えば 、生命活動の様々な徴候を示す静止ウィンドウとする。尚、この具体的用途は、 あくまでも具体例を例示することを目的としたものであり、本発明がこれ以外に も多くの用途を持つことはいうまでもない。 当業者には容易に理解されるように、医療関係の用途においては、ディスプレ イすべきデータは、電極ないしセンサを介して患者に接続されたデータ収集装置 によって収集される。典型的な一例を挙げるならば、データ収集装置は、収集し た情報をディジタル形式に変換し、そのディジタル形式の情報に基づいてメイン ・プロセッサが心電計リード・データや血圧等を表す種々の信号を発生する。こ うして発生された信号が、システム・バス・インターフェース12を介してビデ オ・プロセッサへ供給され、ビデオ・プロセッサはそれら信号をVRAMバンク 30、31及び32の中へロードして格納すると共に、アドレス・データをFI FO39にロードする。 図4に、FIFOのデータ・ワードのフォーマットを示した。FIFOに格納 されるこのデータに基づいて、ディスプレイのウィンドウ表示処理の制御が行わ れる。FIFOの1つのエントリに基づいて、1回のウィンドウ遷移と、次のウ ィンドウ遷移部に達するまでの間にディスプレイ画面のラスタ・パターンに表示 すべきデータとが制御される。以下に各データ・フィールドについて簡単に説明 する。 MD(1ビット)は、ウィンドウ内に表示するデータを8ビット・データと 4ビット・データとのいずれにするかを選択するために用いられている。8ビッ ト・データが選択されたならば、メモリ内の1個の32ビット・データ・ワード にピクセル4個分のデータが包含されることになる。4ビット・モードが選択さ れたならば、メモリ内の1個の32ビット・データ・ワードにピクセル8個分の データが包含されることになる。ディスプレイするの際 のピクセル表示速度は、4ビット・データの場合には8ビット・データの場合の 2倍の速度になる。有効値は「0」(4ビット・モード)または「1」(8ビッ ト・モード)である。 QPTRANS(8ビット)は、水平ラスタ走査ライン上のウィンドウ遷移 を実行すべき位置を指定するために用いられている。その値が「0」であれば、 それは、ディスプレイの左側の側縁部からウィンドウが始まることを表している 。この値が大きくなるにつれて、ウィンドウの位置はディスプレイ上を右側へ移 動して行く。有効範囲は「0」〜「255」である。 OL(1ビット)は、静的表示面を、オーバレイ面とアンダーレイ面とのい ずれの面として使用するかを選択するために用いられている。オーバレイが選択 されたならば、静的表示面内の非ゼロ値が動的表示面の上に重ねて表示される。 アンダーレイが選択されたならば、動的表示面内の非ゼロ値が静的表示面の上に 重ねて表示される。有効値は「0」または「1」である。 VBNK(2ビット)は、複数の動的表示面のうちのどの動的表示面をディ スプレイすべきかを選択するために用いられている。有効値は「0」〜「2」で ある。 VROW(9ビット)は、VRAMのメモリからシリアル出力レジスタへの 転送サイクルの実行中に、選択された動的表示面へのロー・アドレスとして用い るために出力される。有効範囲は「0」〜「511」である。 VCOL(9ビット)は、VRAMのメモリからシリアル出力レジスタへの 転送サイクルの実行中に、選択された動的表示面へのコラム・アドレスとして用 いるために出力される。有効範囲は「0」〜「511」である。 PIXTAP(3ビット)は、32ビットの動的表示面からのピクセルの出 力順序を選択するために用いられている。これを用いることによって、ディスプ レイ画面上のデータのパン効果を滑らかなものにすることができる。有効範囲は 8ビット・モードの場合には「0」〜「3」であり、4ビット・モードの場合に は「0」〜「7」である。 図中にFIFOとして示した構成要素は、以上にFIFOのデータ・ワードと して説明した情報をリアルタイムで書込み及び読出しできるものでありさえすれ ば、FIFO以外のその他のメモリ装置とすることもできる。その種のメモリ装 置の一例は、データの書込みと読出しとを2つのポートで個別に行うことのでき るデュアル・ポートRAMである。ただし、デュアル・ポートRAMを使用した 場合には、データの読出しないし書込みの際に、そのデュアル・ポートRAMに アドレスするためのアドレス情報が必要ななる。なぜならば、デュアル・ポート RAMは、そのRAMの中のどの記憶位置のデータにもアクセスできるからであ る。この構成要素としてどのようなものを用いても、ライン走査途中再ロードが できるようにすることは可能であり、即ち、VRAMメモリのどの位置にもリア ルタイムでアクセスしてディスプレイするようにすることは可能であり、それに よって、ラスタ走査の1本のラインの途中でVRAM内のある記憶位置から別の 位置へ切り替えて、1つのウィンドウから別のウィンドウへ遷移するようにする ことができる。 以上に説明した、本発明の現在考えられる最良の実施態様に使用している様々 な構成要素と、それら構成部品の動作態様とは、全て、当業界において周知のも のばかりである。ただし、説明の理解を容易にするために、また、遺漏なきこと を期するために、以下にパーツ・リストを提示する。 当業者には容易に理解されるように、本発明の現在考えられる最良の実施態様 に採用した、以上に示したパーツリストは、本発明をそれに限定することを意図 したものではない。本発明から逸脱することなく、その他の同等の構成要素ない し構成要素の組合せを採用することも可能である。従って、以上に本発明の1つ の実施例だけを図示して説明したが、本発明は、その実施例に限定されるもので はなく、添付の請求項に記載した範囲によってのみ限定されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年3月15日 【補正内容】 1.ラスタ手段とラスタ走査手段とを備えたビデオ・ディスプレイのためのウ ィンドウ表示処理制御装置であって、前記ビデオ・ディスプレイが、ラスタ走査 を実行し、前記ラスタ手段上のウィンドウ遷移部によって該ラスタ手段上に画成 される少なくとも1つのウィンドウ内にデータをディスプレイするものである、 ウィンドウ表示処理制御装置において、 プログラムされた制御手段と、 前記ラスタ手段上に画成される前記少なくとも1つのウィンドウ内にディスプ レイすべきデータを格納するための第1メモリ手段と、 前記ウィンドウ遷移部の前記ラスタ手段内におけるアドレスと、前記少なくと も1つのウィンドウ内にディスプレイすべき前記第1メモリ手段内に格納されて いるデータの前記ラスタ手段内におけるアドレスとを格納するための第2メモリ 手段と、 を備えており、 前記制御手段が、ラスタ走査の走査位置と前記第2メモリ手段内に格納されて いる次のウィンドウ遷移部とを比較して、前記ラスタ走査手段が次のウィンドウ 遷移部に達したときに前記第1メモリ手段から前記ラスタ手段へのデータ転送を 開始させるための、メモリ制御手段を含んでおり、 前記制御手段が、ディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段内へロード し、前記第1メモリ手段から前記ラスタ手段へのデータ転送の後に新たなアドレ スを前記第2メモリ手段内へ書込むようにプログラムされており、以上によって 前記少なくとも1つのウィンドウ内にディスプレイされたデータの位置が水平方 向ないし垂直方向に移動して見えるようにした、 ことを特徴とするウィンドウ表示処理制御装置。 2.前記第1メモリ手段からデータを受取り前記第2メモリ手段から前記アド レスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータを前記ラ スタ手段上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴と する請求項1記載のウィンドウ表示処理制御装置。 3.前記ウィンドウ内にディスプレイすべき前記データを前記第1メモリ手段 内にディジタル形式で格納するようにしてあることと、前記ピクセル・マルチプ レクシング手段と前記ラスタ手段との間に接続した、前記ウィンドウ内にディス プレイすべき前記データをディジタル形式からアナログ形式へ変換するディジタ ル・アナログ変換手段を備えたこととを特徴とする請求項2記載のウィンドウ表 示処理制御装置。 5.前記第1メモリ手段が、各々が前記ラスタ手段上の遷移部によって画成さ れる複数のウィンドウ内にディスプレイすべきデータを格納するための手段を含 んでおり、前記第2メモリ手段が、前記複数のウィンドウの各々に対応したデー タのアドレスと前記複数のウィンドウどうしの間の遷移部のアドレスとを格納す るための手段を含んでいることを特徴とする請求項1記載のウィンドウ表示処理 制御装置。 6.ディスプレイすべき複数のウィンドウの輸郭を画成するデータを格納する ための第3メモリ手段を備えており、前記第2メモリ手段がそれら複数のウィン ドウのうちの各ウィンドウのアドレスも格納するようにしてあることを特徴とす る請求項5記載のウィンドウ表示処理制御装置。 7.前記第1メモリ格納手段からデータを受取り前記第2メモリ手段からアド レスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータを前記ラ スタ手段上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴と する請求項5記載のウィンドウ表示処理制御装置。 8.前記制御手段が、前記第1メモリ手段内及び前記第2メモリ手段内へデー タをロードするためのプロセッサ手段と、前記第1メモリ手段からのデータ転送 を開始させるメモリ・コントローラ手段とを含んでいることを特徴とする請求項 5記載のウィンドウ表示処理制御装置。 10.前記第1メモリ手段が、前記ラスタ手段に画成される第1ウィンドウ内 にディスプレイすべきデータを格納するための第1手段と、前記ラスタ手段の第 2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを格納するための第2手段とを含ん でおり、前記第2メモリ手段が更に、前記第1ウィンドウ及び前記第2ウィンド ウの遷移部の前記ラスタ手段内におけるアドレスを格納するようにしてあり、前 記メモリ制御手段が、前記ラスタ走査手段が第1ウィンドウ遷移部に達したとき に前記ラスタ手段の第1ウィンドウ内にディスプレイさせるための前記第1手段 からのデータ転送を開始させ、第2ウィンドウ遷移部に達したときに前記ラスタ 手段の第2ウィンドウ内にディスプレイさせるための前記第2手段からのデータ 転送へと遷移させるようにプログラムされていることを特徴とする請求項1記載 のウィンドウ表示処理制御装置。 12.前記第1メモリ手段が複数のビデオRAMから成ることを特徴とする請 求項10記載のウィンドウ表示処理ディスプレイ。 13.垂直トレースを有するラスタ走査手段を含んでいるラスタ上のウィンド ウであって、ウィンドウ遷移部によって該ラスタに画成されるウィンドウ内の、 データのディスプレイを制御する方法において、 ディスプレイすべき画像データを第1メモリ手段内へロードするステップと、 以前に格納した前記ラスタ内のウィンドウ遷移部を第2メモリ手段からクリア するステップと、 新たなウィンドウ遷移部及び新たな画像データに対応した前記ラスタ内におけ るアドレスを前記第2メモリ手段内へロードするステップと、 前記ラスタ走査手段の走査位置と前記第2メモリ手段内に格納されているウィ ンドウ遷移部アドレスとを比較するステップと、 前記ラスタ走査手段がウィンドウ遷移部アドレスに達したときに、前記ウィン ドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段から前記ラスタ走査手 段へ転送するステップと、 前記第2メモリ手段内に格納されているウィンドウ遷移部アドレスに従って前 記ラスタ上のウィンドウ内にデータをディスプレイするステップと、 前記ラスタ走査手段の前記垂直トレースを完了させるステップと、 ウィンドウ遷移部アドレスに従ったウィンドウ内のデータのディスプレイが完 了した後に、前記第2メモリ手段からウィンドウ遷移部アドレスをクリアするス テップと、 ウィンドウ遷移部アドレスをクリアした後に、新たなウィンドウ遷移部アドレ スを前記第2メモリ手段内へロードするステップと、 前記第2メモリ手段に格納されている新たなアドレスに従ってディスプレイす るための前記第1メモリ手段からのデータの転送を開始させ、それによって、前 記画面上で前記ウィンドウが相対的に移動して見えるように、ないしは、前記デ ータをディスプレイする前記ウィンドウ内で前記データが相対的に移動して見え るようにするステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。 14.前記ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段か ら順次転送するステップと、前記第1メモリ手段からデータを転送した後に前記 ウィンドウにディスプレイすべき新たなデータを前記第1メモリ手段内へ再ロー ドするステップとを含んでいることを特徴とする請求項13記載の方法。 15.第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段の 第1部分へロードし、第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1 メモリ手段の第2部分へロードするステップと、1回の垂直ラスタ・トレースご とにそれら各ウィンドウ内にディスプレイすべきデータに対応した新たなアドレ スとそれらウィンドウに対応したラスタ・トレース内の遷移部のアドレスとを前 記第2メモリ内へロードするステップとを含んでいることを特徴とする請求項1 4記載の方法。 16.前記第1メモリ手段の前記第1部分からの前記データと前記第1メモリ 手段の前記第2部分からの前記データとをマルチプレクシングしてそれらデータ をラスタ・トレースの各ラインごとにシリアルに送出するステップを含んでいる ことを特徴とする請求項15記載の方法。 17.ラスタ手段とラスタ走査手段とを備えたビデオ・ディスプレイのための ウィンドウ表示処理制御装置において、 プログラムされた制御手段と、 前記ラスタ手段上に画成される第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータ を第1記憶位置に格納し前記ラスタ手段上に画成される第2ウィンドウ内にディ スプレイすべきデータを第2記憶位置に格納するための第1メモリ手段と、 ウィンドウ遷移部の前記ラスタ手段内におけるアドレスと、前記第1ウィンド ウ内にディスプレイすべき前記データ及び前記第2ウィンドウ内にディスプレイ すべき前記データの前記ラスタ手段内におけるアドレスとを格納するための第2 メモリ手段と、 を備えており、 前記制御手段が、(i)前記第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを 前記第1メモリ手段の第1領域内へロードし、(ii)前記第2ウィンドウ内にデ ィスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段の第2領域内へロードし、(iii )前記ウィンドウ遷移部のアドレスと、前記第1ウィンドウ内にディスプレイす べき前記データ及び前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべき前記データのア ドレスとを前記第2メモリ手段内へロードし、(iv)前記ラスタ走査手段の走査 位置と次のウィンドウ遷移部とを比較して、前記ラスタ走査手段の走査位置が前 記第1ウィンドウの遷移部にきたときに、前記第2メモリ手段内の当該データの アドレスに従って前記第1ウィンドウ内にディスプレイさせるために前記第1メ モリ手段の前記領域からの当該データの転送を開始させ、(v)前記ラスタ走査 手段の走査位置が前記第2ウィンドウの遷移部にきたときに、前記第2メモリ手 段内の当該アドレスに従って前記第2ウィンドウ内にディスプレイさせるために 前記メモリの前記第2領域へ遷移させ、そして(vi)前記第2メモリ手段内へ新 たなアドレス・データを書き込むように、プログラムされており、以上によって 、前記複数のウィンドウのうちの少なくとも1つのウィンドウ内のデータの位置 がパン ないしスクロールして見えるようにした、 ことを特徴とするウィンドウ表示処理制御装置。 18.前記制御手段が、データを前記第1メモリ手段内及び前記第2メモリ手 段内へロードするためのプロセッサ手段と、前記第2メモリ手段内のウィンドウ 遷移部アドレスに従って前記第1メモリ手段からのデータ転送を開始させるため のメモリ・コントローラ手段とを含んでいることを特徴とする請求項17記載の ウィンドウ表示処理制御装置。 19.前記プロセッサ手段が、以前にロードしたアドレス・データが前記第2 メモリ手段から転送されて出て行くのにあわせて、前記第2メモリ手段内へ新た なアドレス・データをロードするようにプログラムされていることを特徴とする 請求項18記載のウィンドウ表示処理制御装置。 20.前記制御手段が、1回のラスタ走査が完了する度に新たなアドレス・デ ータを前記第2メモリ手段内へ書込むようにプログラムされていることを特徴と する請求項19記載のウィンドウ表示処理制御装置。 21.前記第1メモリ手段からデータを受取り前記第2メモリ手段から前記ア ドレスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータをラス タ上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴とする請 求項20記載のウィンドウ表示処理制御装置。 24.ラスタ走査手段を有するラスタ手段上の遷移部によって画成される複数 のウィンドウ内のデータのディスプレイを制御する方法において、 前記ラスタ手段の第1ウィンドウ内にディスプレイすべき画像データを第1メ モリ手段の第1領域内へロードし、第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデー タを前記第1メモリ手段の第2領域内へロードするステップと、 前記ウィンドウ遷移部に対応した前記ラスタ手段内のアドレスと、前記第1ウ ィンドウ内及び前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータに対応した前 記ラスタ手段内のアドレスとを第2メモリ手段内へロードするステップと、 前記ラスタ走査手段の走査位置と前記第2メモリ手段内に格納されている前記 ウィンドウ遷移部のアドレスとを比較して、前記第1ウィンドウのウィンドウ遷 移部に達したときに、前記第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記 第1メモリ手段の前記第1領域から前記ラスタ手段へ転送するステップと、 前記第2メモリ手段内に格納されている当該データに対応したアドレスに従っ て、前記データを前記ラスタ手段の前記第1ウィンドウ内にディスプレイするス テップと、 前記第2ウィンドウのウィンドウ遷移部に達したときに、前記第2ウィンドウ 内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段の前記第2領域から転送す るステップと、 前記第2メモリ手段内に格納されている当該データに対応したアドレスに従っ て、前記第1メモリ手段の前記第2領域からのデータを前記ラスタ手段の前記第 2ウィンドウ内にディスプレイするステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。 25.前記ラスタの垂直トレースを完了させるステップと、 前記第2データ格納手段をクリアするステップと、 前記ラスタ走査手段の垂直ラスタ・トレースの完了後に新たなアドレスを前記 第2メモリ手段内へロードするステップと、 前記第2データ格納手段に格納されている新たなアドレスに従ってディスプレ イするために前記第1データ格納手段からのデータ転送を開始するステップとを 含んでおり、以上によって、前記データをディスプレイする前記ウィンドウ内で 前記データが相対的に移動して見えるようにした、 ことを特徴とする請求項24記載の方法。 26.前記第1メモリ手段からデータを転送した後に、ディスプレイすべき新 たなデータを前記第1メモリ手段内へロードするステップを含んでいることを特 徴とする請求項25記載の方法。 27.1回の垂直ラスタ・トレースごとに、各々のウィンドウにディスプレイ すべきデータに対応した新たなアドレスと、それらウィンドウに関するラスタ・ トレース中の遷移点に対応した新たなアドレスとを前記第2メモリ格納手段内へ ロードするステップを含んでいることを特徴とする請求項25記載の方法。 29.1回の垂直ラスタ・トレースごとに、各々のウィンドウにディスプレイ すべきデータに対応した新たなアドレスと、それらウィンドウに関するラスタ・ トレース中の遷移点に対応した新たなアドレスとを前記第2メモリ手段内へロー ドするステップを含んでいることを特徴とする請求項24記載の方法。 31.ラスタ手段の遷移部によってウィンドウが画成されるようにした、ラス タ手段とラスタ走査手段とを備えたビデオ・ディスプレイのためのウィンドウ表 示処理制御装置において、 プログラムされた制御手段と、 前記ラスタ手段上に画成される第1及ウィンドウび第2ウィンドウのウィンド ウ内にディスプレイすべきデータを格納するための第1メモリ手段と、 前記第1ウィンドウ内及び前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータ の前記ラスタ手段内におけるアドレスと、それらウィンドウの遷移部のアドレス とを格納するための第2メモリ手段と、 を備えており、 前記制御手段が、ディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段内へロード し、前記ラスタ走査手段の走査位置と前記第2メモリ手段内の次のウィンドウ遷 移部とを比較して、前記ラスタ走査手段が前記第1ウィンドウの遷移部に達した ときに前記第1ウィンドウのためのデータを前記第1メモリ手段から前記ディス プレイへ転送するデータ転送を開始させ、前記ラスタ走査手段が前記第1ウィン ドウの遷移部に達したときに前記第2ウィンドウのためのデータを前記第1メモ リ手段から前記ディスプレイへ転送するデータ転送を開始させ、前記データがデ ィスプレイされるにつれて新たなアドレス・データを前記第2メモリ手段内へ書 込むように、プログラムされている、 ことを特徴とするウィンドウ表示処理制御装置。 32.前記制御手段が、1回のラスタ走査が完了する度に新たなアドレス・デ ータを前記第2メモリ手段内へ書込むようにプログラムされていることを特徴と する請求項31記載のウィンドウ表示処理制御装置。 33.前記制御手段が、前記第1メモリ手段内及び前記第2メモリ手段内へデ ータをロードするためのプロセッサ手段と、ラスタ走査位置と前記内に格納され ている次のウィンドウ遷移部とを比較して、前記第1メモリ手段からのデータ転 送を開始させるためのメモリ・コントローラ手段とを含んでいることを特徴とす る請求項32記載のウィンドウ表示処理制御装置。 34.前記第1メモリ手段からデータを受取り前記第2メモリ手段から前記ア ドレスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータを前記 ラスタ上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴とす る請求項33記載のウィンドウ表示処理制御装置。 37.画面と該画面を走査するためのラスタ手段とを備えたビデオ・ディスプ レイのためのウィンドウ表示処理装置において、プログラム可能な制御手段と、 前記画面上に画成される少なくとも1つのウィンドウ内にディスプレイすべき図 形及びテキストを格納するための第1メモリ手段と、前記少なくとも1つのウィ ンドウ内にディスプレイすべきデータの前記ラスタ手段内におけるアドレスと前 記画面上のウィンドウの輸郭を画成するウィンドウ遷移部の前記ラスタ手段内に おけるアドレスとを格納するための第2メモリ手段と、を備えており、前記制御 手段が、ラスタ走査位置と前記第2メモリ手段内に格納されている次のウィンド ウ遷移部とを比較し、ラスタ走査が次のウィンドウ遷移部に達したときに前記第 1メモリ手段から前記ディスプレイへのデータ転送を開始させ、1回のラスタ走 査が完了する度に新たなアドレス・データを前記第2メモリ手段内へロードする ようにプログラムされており、以上により、前記少なくとも1つのウィンドウ内 のデータの位置をパンないしスクロールできるようにしたことを特徴とするウィ ンドウ表示処理制御装置。 38.ディスプレイ画面のラスタ上にウィンドウ遷移部によって画成される少 なくとも1つのウィンドウ内での、データのディスプレイを制御する方法におい て、ディスプレイすべき画像を第1メモリ手段内へロードするステップと、以前 に格納したアドレスを第2メモリ手段からクリアするステップと、前記第1メモ リ手段内に格納されているデータに対応した新たなディスプレイ画面内アドレス とウィンドウ遷移部に対応した新たなディスプレイ画面内アドレスとを前記第2 メモリ格納手段内へロードするステップと、前記ディスプレイ画面上のラスタ位 置と前記第2メモリ手段に格納されている次のウィンドウ遷移部とを比較するス テップと、次のウィンドウ遷移部に達したときに前記ウィンドウ内にディスプレ イすべきデータを前記第1メモリ手段から転送して、前記第2メモリ手段内に格 納されているアドレスに従ってそのデータを前記画面上にディスプレイするステ ップと、前記ディスプレイ画面上の垂直ラスタ・トレースを完了させるステップ と、前記第2データ格納手段をクリアするステップと、垂直ラスタ・トレースの 完了後に新たなアドレス・データ及びウィンドウ遷移部を前記第2メモリ手段内 へロードするステップと、次のウィンドウ遷移部へ達したときに前記第2メモリ 手段内に格納されている新たなアドレスに従ってディスプレイするために前記第 1メモリ手段からのデータ転送を開始させるステップとを含んでおり、以上によ って、前記データをディスプレイする前記ウィンドウ内で前記データが相対的に 移動して見えるようにしたことを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI G09G 5/36 530 G 9377−5H 【要約の続き】 しは垂直に(スクロール)移動して見えるようにしてい る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ラスタ手段とラスタ走査手段とを備えたビデオ・ディスプレイのためのウ ィンドウ表示処理制御装置において、 プログラムされた制御手段と、 前記ラスタ手段上に画成される少なくとも1つのウィンドウ内にディスプレイ すべきデータを格納するための第1メモリ手段と、 前記少なくとも1つのウィンドウ内にディスプレイすべきデータのアドレスを 格納するための第2メモリ手段と、 を備えており、 前記制御手段が、ディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段内へロード し、前記第1メモリ手段から前記ディスプレイへのデータ転送を開始させ、前記 ラスタ走査手段による1回のラスタ走査が完了する度に新たなアドレス・データ を前記第2メモリ手段内へ書込むようにプログラムされており、以上によって前 記少なくとも1つのウィンドウ内にディスプレイされたデータの位置が水平方向 ないし垂直方向に移動して見えるようにした、 ことを特徴とするウィンドウ表示処理制御装置。 2.前記第1メモリ手段からデータを受取り前記第2メモリ手段から前記アド レスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータを前記ラ スタ手段上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴と する請求項1記載のウィンドウ表示処理制御装置。 3.前記ウィンドウ内にディスプレイすべき前記データを前記第1メモリ手段 内にディジタル形式で格納するようにしてあることと、前記ピクセル・マルチプ レクシング手段と前記ラスタ手段との間に接続した、前記ウィンドウ内にディス プレイすべき前記データをディジタル形式からアナログ形式へ変換するディジタ ル・アナログ変換手段を備えたこととを特徴とする請求項2記載のウィンドウ表 示処理制御装置。 4.前記制御手段が、前記第1メモリ手段内及び前記第2メモリ手段内へデー タをロードするためのプロセッサ手段と、前記第1メモリ手段からのデータ転送 を開始させるメモリ・コントローラ手段とを含んでいることを特徴とする請求項 1記載のウィンドウ表示処理制御装置。 5.前記第1メモリ手段が、複数のウィンドウ内にディスプレイすべきデータ を格納するための手段を含んでおり、前記第2メモリ手段が、前記複数のウィン ドウの各々に対応したデータのアドレスと前記複数のウィンドウどうしの間の遷 移部のアドレスとを格納するための手段を含んでいることを特徴とする請求項1 記載のウィンドウ表示処理制御装置。 6.ディスプレイすべき複数のウィンドウの輸郭を画成するデータを格納する ための第3メモリ手段を備えており、前記第2メモリ手段がそれら複数のウィン ドウのアドレスも格納するようにしてあることを特徴とする請求項5記載のウィ ンドウ表示処理制御装置。 7.前記第1メモリ格納手段からデータを受取り前記第2メモリ手段からアド レスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータを前記ラ スタ手段上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴と する請求項5記載のウィンドウ表示処理制御装置。 8.前記制御手段が、前記第1メモリ手段内及び前記第2メモリ手段内へデー タをロードするためのプロセッサ手段と、前記第1メモリ手段からのデータ転送 を開始させるメモリ・コントローラ手段とを含んでいることを特徴とする請求項 5記載のウィンドウ表示処理制御装置。 9.バス手段を備えており、前記プログラムされた制御手段がプロセッサとメ モリ・コントローラ手段とを含んでおり、前記メモリ・コントローラと、前記プ ロセッサと、前記第1メモリ手段と、前記第2メモリ手段とが、前記バス手段に 接続しており、更に、前記メモリ・コントローラ及び前記プロセッサからの前記 バス手段へのアクセスを制御する仲裁ロジック手段を備えたことを特徴とする請 求項1記載のウィンドウ表示処理制御装置。 10.前記第1メモリ手段が、前記ラスタ手段に画成される第1ウィンドウ内 にディスプレイすべきデータを格納するための第1手段と、前記ラスタ手段の第 2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを格納するための第2手段とを含ん でおり、前記制御手段が、前記ラスタ手段の第1ウィンドウ内にディスプレイさ せるための前記第1手段からのデータ転送を開始させ、前記ラスタ手段の第2ウ ィンドウ内にディスプレイさせるための前記第2手段からのデータ転送へと遷移 させるようにプログラムされていることを特徴とする請求項1記載のウィンドウ 表示処理制御装置。 11.前記第2メモリ手段が、前記第1ウィンドウと前記第2ウィンドウとの 間の遷移部のアドレスを格納するようにしてあることを特徴とする請求項10記 載のウィンドウ表示処理制御装置。 12.前記第1メモリ手段が複数のビデオRAMから成ることを特徴とする請 求項11記載のウィンドウ表示処理制御装置。 13.ラスタ上のウィンドウ内のデータのディスプレイを制御する方法におい て、 ディスプレイすべき画像データを第1メモリ手段内へロードするステップと、 以前に格納したアドレスを第2メモリ手段からクリアするステップと、 前記データに対応した新たなアドレスを前記第2メモリ手段内へロードするス テップと、 前記ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段からラス タ走査手段へ転送するステップと、 前記第2メモリ手段内に格納されているアドレスに従って前記ラスタ上にデー タをディスプレイするステップと、 前記ラスタの前記垂直トレースを完了させるステップと、 前記第2メモリ手段をクリアするステップと、 前記垂直ラスタ・トレースの完了後に新たなアドレスを前記第2メモリ手段内 へロードするステップと、 前記第2メモリ手段に格納されている新たなアドレスに従ってディスプレイす るための前記第1メモリ手段からのデータの転送を開始させ、それによって、前 記データをディスプレイする前記ウィンドウ内で前記データが相対的に移動して 見えるようにするステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。 14.前記ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段か ら順次転送するステップと、前記第1メモリ手段からデータを転送した後に前記 ウィンドウにディスプレイすべき新たなデータを前記第1メモリ手段内へ再ロー ドするステップとを含んでいることを特徴とする請求項13記載の方法。 15.第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段の 第1部分へロードし、第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1 メモリ手段の第2部分へロードするステップと、1回の垂直ラスタ・トレースご とにそれら各ウィンドウ内にディスプレイすべきデータに対応した新たなアドレ スとそれらウィンドウに対応したラスタ・トレースにおける遷移点のアドレスと を前記第2メモリ内へロードするステップとを含んでいることを特徴とする請求 項14記載の方法。 16.前記第1メモリ手段の前記第1部分からの前記データと前記第1メモリ 手段の前記第2部分からの前記データとをマルチプレクシングしてそれらデータ をラスタ・トレースの各ラインごとにシリアルに送出するステップを含んでいる ことを特徴とする請求項15記載の方法。 17.ラスタ手段とラスタ走査手段とを備えたビデオ・ディスプレイのための ウィンドウ表示処理制御装置において、 プログラムされた制御手段と、 前記ラスタ手段上に画成される第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータ を第1記憶位置に格納し前記ラスタ手段上に画成される第2ウィンドウ内にディ スプレイすべきデータを第2記憶位置に格納するための第1メモリ手段と、 前記第1ウィンドウ内にディスプレイすべき前記データ及び前記第2ウィンド ウ内にディスプレイすべき前記データのアドレスを格納するための第2メモリ手 段と、 を備えており、 前記制御手段が、(i)前記第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを 前 記第1メモリ手段の第1領域内へロードし、(ii)前記第2ウィンドウ内にディ スプレイすべきデータを前記第1メモリ手段の第2領域内へロードし、(iii) 前記第1ウィンドウ内にディスプレイすべき前記データ及び前記第2ウィンドウ 内にディスプレイすべき前記データのアドレスを前記第2メモリ手段内へロード し、(iv)前記第2メモリ手段内の当該データのアドレスに従って前記第1ウィ ンドウ内にディスプレイさせるために前記第1メモリ手段の前記領域からの当該 データの転送を開始させ、(v)前記第2メモリ手段内の当該アドレスに従って 前記第2ウィンドウ内にディスプレイさせるために前記メモリの前記第2領域へ 遷移させ、そして(vi)前記第2メモリ手段内へ新たなアドレス・データを書き 込むように、プログラムされており、以上によって、前記少なくとも1つのウィ ンドウ内のデータの位置がパンないしスクロールして見えるようにした、 ことを特徴とするウィンドウ表示処理制御装置。 18.前記制御手段が、データを前記第1メモリ手段内及び前記第2メモリ手 段内へロードするためのプロセッサ手段と、前記第1メモリ手段及び前記第2メ モリ手段からのデータ転送を開始させるためのメモリ・コントローラ手段とを含 んでいることを特徴とする請求項17記載のウィンドウ表示処理制御装置。 19.前記プロセッサ手段が、以前にロードしたアドレス・データが前記第2 メモリ手段から転送されて出て行くのにあわせて、前記第2メモリ手段内へ新た なアドレス・データをロードするようにプログラムされていることを特徴とする 請求項18記載のウィンドウ表示処理制御装置。 20.前記制御手段が、1回のラスタ走査が完了する度に新たなアドレス・デ ータを前記第2メモリ手段内へ書込むようにプログラムされていることを特徴と する請求項18記載のウィンドウ表示処理制御装置。 21.前記第1メモリ手段からデータを受取り前記第2メモリ手段から前記ア ドレスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータをラス タ上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴とする請 求項17記載のウィンドウ表示処理制御装置。 22.前記第1メモリ手段からデータを受取り前記第2メモリ手段から前記ア ドレスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータをラス タ上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴とする請 求項17記載のウィンドウ表示処理制御装置。 23.前記第1メモリ手段が複数のビデオRAMから成ることを特徴とする請 求項17記載のウィンドウ表示処理制御装置。 24.ラスタ手段上の複数のウィンドウ内のデータのディスプレイを制御する 方法において、 前記ラスタ手段の第1ウィンドウ内にディスプレイすべき画像データを第1メ モリ手段の第1領域内へロードし、第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデー タを前記第1メモリ手段の第2領域内へロードするステップと、 前記第1ウィンドウ内及び前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータ に対応したアドレスを第2メモリ手段内へロードするステップと、 前記第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段の前 記第1領域から前記ラスタ手段へ転送するステップと、 前記第2メモリ手段内に格納されている当該データに対応したアドレスに従っ て、前記データを前記ラスタ手段の第1ウィンドウ内にディスプレイするステッ プと、 前記第1メモリ手段の前記第1領域内に格納されているデータから前記第1メ モリ手段の前記第2領域内に格納されているデータへ遷移させるステップと、 前記第2メモリ手段内に格納されている当該データに対応したアドレスに従っ て、前記第1メモリ手段の前記第2領域からのデータを前記ラスタ手段の第2ウ ィンドウ内にディスプレイするステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。 25.前記ラスタの垂直トレースを完了させるステップと、 前記第2データ格納手段をクリアするステップと、 垂直ラスタ・トレースの完了後に新たなアドレスを前記第2メモリ手段内へロ ードするステップと、 前記第2データ格納手段に格納されている新たなアドレスに従ってディスプレ イするために前記第1データ格納手段からのデータ転送を開始するステップとを 含んでおり、以上によって、前記データをディスプレイする前記ウィンドウ内で 前記データが相対的に移動して見えるようにした、 ことを特徴とする請求項24記載の方法。 26.前記第1メモリ手段からデータを転送した後に、ディスプレイすべき新 たなデータを前記第1メモリ手段内へ再ロードするステップを含んでいることを 特徴とする請求項25記載の方法。 27.1回の垂直ラスタ・トレースごとに、各々のウィンドウにディスプレイ すべきデータに対応した新たなアドレスと、それらウィンドウに関するラスタ・ トレース中の遷移点に対応した新たなアドレスとを前記第2メモリ格納手段内へ ロードするステップを含んでいることを特徴とする請求項25記載の方法。 28.前記第1メモリ手段の前記第1部分からの前記データと前記第1メモリ 手段の前記第2部分からの前記データとをマルチプレクシングして、ラスタ・ト レースの各ラインのデータをシリアルに送出するステップを含んでいることを特 徴とする請求項27記載の方法。 29.1回の垂直ラスタ・トレースごとに、各々のウィンドウにディスプレイ すべきデータに対応した新たなアドレスと、それらウィンドウに関するラスタ・ トレース中の遷移点に対応した新たなアドレスとを前記第2メモリ手段内へロー ドするステップを含んでいることを特徴とする請求項24記載の方法。 30.前記第1メモリ手段の前記第1部分からの前記データと前記第1メモリ 手段の前記第2部分からの前記データとをマルチプレクシングして、ラスタ・ト レースの各ラインのデータをシリアルに送出するステップを含んでいることを特 徴とする請求項24記載の方法。 31.ラスタ手段とラスタ走査手段とを備えたビデオ・ディスプレイのための ウィンドウ表示処理制御装置において、 プログラムされた制御手段と、 前記ラスタ手段上に画成される第1ウィンドウ内にディスプレイすべきデータ を格納するための第1領域と前記ラスタ手段の第2領域内にディスプレイすべき データを格納するための第2領域とを有する第1メモリ手段と、 前記第1ウィンドウ内及び前記第2ウィンドウ内にディスプレイすべきデータ のアドレスと、それらウィンドウどうしの間の遷移部のアドレスとを格納するた めの第2メモリ手段と、 を備えており、 前記制御手段が、ディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段内へロード し、前記第1メモリ手段から前記ディスプレイへのデータ転送を開始させ、前記 データがディスプレイされるにつれて新たなアドレス・データを前記第2メモリ 手段内へ書込むようにプログラムされている、 ことを特徴とするウィンドウ表示処理制御装置。 32.前記制御手段が、1回のラスタ走査が完了する度に新たなアドレス・デ ータを前記第2メモリ手段内へ書込むようにプログラムされていることを特徴と する請求項30記載のウィンドウ表示処理制御装置。 33.前記制御手段が、前記第1メモリ手段内及び前記第2メモリ手段内へデ ータをロードするためのプロセッサ手段と、前記第1メモリ手段からのデータ転 送を開始させるためのメモリ・コントローラ手段とを含んでいることを特徴とす る請求項32記載のウィンドウ表示処理制御装置。 34.前記第1メモリ手段からデータを受取り前記第2メモリ手段から前記ア ドレスを受取るように接続した、前記第1メモリ手段から受取ったデータを前記 ラスタ上に写像するピクセル・マルチプレクシング手段を備えたことを特徴とす る請求項33記載のウィンドウ表示処理制御装置。 35.前記制御手段が、前記第1メモリ手段内及び前記第2メモリ手段内へデ ータをロードするためのプロセッサ手段と、前記第1メモリ手段及び前記第2メ モリ手段からのデータ転送を開始させるためのメモリ・コントローラ手段とを含 んでいることを特徴とする請求項31記載のウィンドウ表示処理制御装置。 36.前記第1メモリ手段が複数のビデオRAMから成ることを特徴とする請 求項31記載のウィンドウ表示処理制御装置。 37.画面と該画面を走査するためのラスタ手段とを備えたビデオ・ディスプ レイのためのウィンドウ表示処理装置において、プログラム可能な制御手段と、 前記画面上に画成される少なくとも1つのウィンドウ内にディスプレイすべき図 形及びテキストを格納するための第1メモリ手段と、前記少なくとも1つのウィ ンドウ内にディスプレイすべきデータのアドレスを格納するための第2メモリ手 段と、を備えており、前記制御手段が、前記第1メモリ手段から前記ディスプレ イへのデータ転送を開始させ、1回のラスタ走査が完了する度に新たなアドレス ・データを前記第2メモリ手段内へロードするようにプログラムされており、以 上により、前記少なくとも1つのウィンドウ内のデータの位置をパンないしスク ロールできるようにしたことを特徴とするウィンドウ表示処理制御装置。 38.ディスプレイ画面上の少なくとも1つのウィンドウ内でのデータのディ スプレイを制御する方法において、ディスプレイすべき画像を第1メモリ手段内 へロードするステップと、以前に格納したアドレスを第2メモリ手段からクリア するステップと、新たなアドレスを前記第2メモリ手段内へロードするステップ と、前記ウィンドウ内にディスプレイすべきデータを前記第1メモリ手段から転 送して前記第2メモリ手段内に格納されているアドレスに従ってそのデータを前 記画面上にディスプレイするステップと、垂直ラスタ・トレースを完了させるス テップと、前記第2データ格納手段をクリアするステップと、垂直ラスタ・トレ ースの完了後に新たなアドレスをロードするステップと、前記第2メモリ手段内 に格納されている新たなアドレスに従ってディスプレイするために前記第1メモ リ手段からのデータ転送を開始させるステップとを含んでおり、以上によって、 前記データをディスプレイする前記ウィンドウ内で前記データが相対的に移動し て見えるようにしたことを特徴とする方法。
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