JPH08505923A - 管状エラストマーダンパー - Google Patents

管状エラストマーダンパー

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JPH08505923A
JPH08505923A JP6515129A JP51512994A JPH08505923A JP H08505923 A JPH08505923 A JP H08505923A JP 6515129 A JP6515129 A JP 6515129A JP 51512994 A JP51512994 A JP 51512994A JP H08505923 A JPH08505923 A JP H08505923A
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バイルンス、フランシス・イー
カレン、ローレンス・アイ、ザ・サード
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ユナイテッド・テクノロジー・コーポレーション
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
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Abstract

(57)【要約】 管状エラストマーダンパー(11)はハウジング(13)の内部に配置され且つエラストマー部材(14)によって包囲された中心シャフト(12)を有している。エラストマーに沿った各点で半径と長さとの積が等しい値になるようにエラストマーの長さを内側接着面(15)から外側接着面(16)まで漸減させることによって、または、シャフト(26)に近い側に高疲労歪み及び低減衰能力を有する第一エラストマー層(28)を用い、ハウジング(27)に近い側に低歪み及び高減衰能力を有する第二エラストマー層(29)を用い、それらの間に中程度の歪み及び中程度の減衰能力を有する中間エラストマー層(30)を用いてエラストマー部材の内側半径から外側半径まで均一な歪みが得られるように形成することによって、中心シャフトとハウジングとの間に配置されたエラストマー全体に均一な歪みを与えるようにする。管状エラストマーダンパーの内側半径部から外側半径部まで均一な歪みを与えることによって、局在する高い歪みに起因する、減衰特性に不利益な温度上昇を防止する。任意に、設計パラメータ内の動作を確実にし、管状エラストマーダンパーの寿命を延長するために、熱散逸用の軸方向冷却通路をエラストマー部材内部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 管状エラストマーダンパー 技術分野 本発明は、ヘリコプター型航空機の回転翼系に使用するのに適したダンパーに 関する。より詳細には、エラストマーの内面から外面まで均一な歪みを示し減衰 特性の低下を最小にした管状エラストマーダンパーに関する。 背景技術 ヘリコプターの回転翼ヘッドは、一般には、フラッピング、ラグ及びピッチン グの諸運動のため1枚以上の羽根を可動連結する手段を有する。羽根の角遅れ振 動を減衰させるため、一般には進み/遅れダンパーと呼ばれる粘弾性式、油圧式 またはその他の減衰手段を備えた弾性ブレース(brace)が使用される。これら は、通常、各翼が連結された回転翼のハブの周縁と羽根の付け根との間に配置さ れる。 この様なダンパーの1種は、オリフィスによって分離された一対のチャンバー 内に作動油を入れたピストンシリンダ装置を有する。羽根が垂直ヒンジまたは軸 線の回りで前後にねじれるとき(進み及び遅れ)、流体は制御された流量で制流 オリフィスを通過し、進み/遅れ効果を減衰する。しかしながら、かかるダンパ ーは製造費が高価であり、また油漏れが生じた場合には減衰能力が低下する。 別の種類のダンパーでは、剪断歪みによりエネルギーを散逸させる複数のエラ ストマー積層体が用いられる。この種のダンパーを図1に示す。ダンパーは、例 えば羽根のような第一構造体への取付け用ラグを備えた中心シャフトを有してい る。シャフトの一部分にはエラストマー積層体が堅く接着されている。円筒状ハ ウジングがエラストマー積層体を包囲して軸方向に伸びており、例えば回転翼の ハブのような第二構造体への取付け手段を備えている。例えば、中心シャフトを 回転翼のハブに装着し、ハウジングを回転翼の羽根の前縁または後縁に装着する ことができる。進み遅れ振動に従ってダンパーがサイクル運動す ると、エラストマー積層体は不均一な剪断歪みを受け、エラストマーとシャフト との界面に最大歪みが生じる。20%を上回る歪みはエラストマーの内部温度を 上昇させ、この温度が200゜Fを超過することもある。その結果として、歪み が最大となる箇所の減衰特性がかなり低下し、これは減衰効果の異常及びダンパ ーの故障につながる。 発明の概要 本発明の目的は、熱影響を最小にするためにエラストマー層全体に均一な歪み を与える管状エラストマーダンパーを提供することである。また、他の目的は、 作動中のダンパーの設計減衰品質の維持を更に確実にするためにダンパーを冷却 する手段を提供することである。 本発明の上記及びその他の目的は、中心シャフトと、中心シャフトの一部分を 包囲する外側ハウジングと、これらの間に配置されたエラストマー部材とを有し ており、上記エラストマー部材が、中心シャフトとの界面となる第一接着面と、 ハウジングとの界面となる第二接着面とを有する管状エラストマーダンパーを提 供することによって達成される。エラストマー部材は、エラストマー部材のハウ ジング界面の接着面が該部材と中心シャフトとの界面に等しい面積となるように 、シャフトとハウジングとの間で傾斜した末端面を有しており、エラストマー全 体に均一な歪みが生じる。このようなダンパーでは局部加熱及び減衰特性の不均 一な低下が最小になる。好ましくは、ダンパー冷却手段も設けられる。例えば、 エラストマー部材内部に通路を軸方向に伸ばし、該通路によりダンパー中の空気 流通を可能にしてダンパーを冷却し温度上昇を最小にすることができる。均一歪 み及び/または冷却手段によって熱影響が最小に抑えられるため、ダンパーの使 用寿命が延長され最適性能が発揮される。 本発明の他の実施態様においては、ダンパーが、半径方向に積層され且つ軸方 向に伸長する積層体から構成され、その剛性がエラストマー部材の内側半径部か ら外側半径部まで概ね増加するようになっている。好ましくは、シャフト に近い側には低減衰/高疲労歪みのエラストマー層が配置され、ハウジングに近 い側には高減衰/低疲労歪みのエラストマー層が配置され、双方の中間には中程 度の減衰と疲労歪みのエラストマー層が配置される。このように、局部加熱及び 減衰特性低下を最小にするように選択される特性を有する材料を用いることによ って、半径方向において均一な歪みが得られる。また、減衰特性を最適にするた めに任意に冷却通路を設けてもよい。 図面の簡単な説明 図1は従来技術のダンパーの断面図である。 図2は図1の2−2線に沿った断面図である。 図3は、変形状態にある図1の従来技術のダンパーの断面図である。 図4はエラストマーダンパーの内側半径部から外側半径部までの歪みを示すグ ラフである。 図5は本発明に従って製造されたダンパーの断面図である。 図6は冷却通路を含む図5のダンパーの他の実施態様の断面図である。 図7は本発明のダンパーの他の実施態様の断面図である。 図8は、所与のダンパー変位において、本発明のダンパーが受ける歪みを、半 径方向距離の関数として示すグラフである。 図9は、冷却通路を有し、更に、エラストマーから空気通路への熱伝導を増加 する円筒状シムが組み込まれた本発明の別の実施態様の断面図である。 発明の詳細な説明 図1は従来技術のエラストマーダンパー1を示す。ダンパー1は、回転翼のハ ブのような構造体(図示しない)に連結するためのラグ3を備えた中心シャフト 2を有している。金属ハウジング4がシャフト2の一部分を包囲しており、これ らの間の間隙には、天然ゴムまたは合成ゴムのような常用のエラストマーから成 り、1つのエラストマー単層から構成されるかまたは複数層の接着積層体として 形成され得るエラストマー部材5が充填されている。該部材は、軸方 向の剛性を増加させるために1つ以上の円筒状シムを層間に任意に含んでいても よい。ハウジング4は、回転翼の羽根のような隣接構造体(図示しない)に連結 するための取付け用末端部6を有している。 図2は、図1の2−2線断面図を示す。エラストマー部材5は接着剤またはそ の他の手段によって界面7でシャフト2に接着されている。また、エラストマー 部材は界面8でハウジング4に同様にして接着されている。エラストマーの厚み は、外側半径roからシャフト径riを減算したものである。 図3は、変形(D)を受けた時の図1の管状エラストマーダンパーの断面図を 示す。解析のために、中間位置の増分層9がrnとrn+1との間にあると仮定する と、ダンパー増分層の軸方向剛性Kzは、下記の式Iに示すように、エラストマ ーの弾性率(G)と表面積(A)との積を層の厚み(dr)で除算した値に等し い。 また、エラストマーの剪断歪みは、式IIに示すようにエラストマーの変位を 半径の差によって除算した値に等しい。 (式中、Pは作用した力、Gは弾性率、Lは層の長さである。) 図4において、線10は、剪断歪みが内側半径ri(約35%)から外側半径 ro(約13%)までかなり変化し、内側半径の近傍の歪みが110゜Fで約1 9%という許容歪み値を超過していることを示す。この歪みはエラストマーを約 200゜Fに局部加熱し、これはエラストマーの減衰特性を更に低下させる。こ のような高度に局在した歪みは接着界面7に作用して、分離を誘起し、ダンパー 破損の原因となる。 図5は本発明に従って製造されたダンパー11を示す。ダンパー11は中心 シャフト12と、外側ハウジング13と、これらの間に配置されたエラストマー 部材14とを有している。エラストマー部材は天然ゴムまたは合成ゴムのような 常用のエラストマーから成り、1つのエラストマー単層から構成されても、また は複数層の積層体として形成されてもよい。この部材は、軸方向の剛性を増加さ せるため層間に1つ以上の円筒状シムを任意に含んでもよい。しかしながら、riiがrooに等しい値となり、任意の中間位置のrnnがrii及びrooに 等しい値になるように、内側及び外側の界面接着面15及び16でのエラストマ ー層の長さ(L)は夫々異なる値を有している。これは、エラストマー層の末端 面の一方または双方をLが変化するように傾斜させることによって達成される。 従って、内側面から外側面まで各半径において均一な歪みが生じ、弾性部材は 圧縮及び捩り荷重下に均等に歪み、エラストマーダンパーは内側半径部から外側 半径部まで材料の許容歪み限度内に維持される。このような均一歪みは図4にお いて線17で示される。均一歪みによってシャフトとエラストマー部材表面との 間の界面における温度影響が最小になる。 図6は本発明の他の実施態様を示す。ダンパー18は中心シャフト19と外側 ハウジング20とエラストマー部材21とを有し、更にエラストマー内で軸方向 に伸びる4つの通路22a〜dを有している。各通路はエラストマーの量を減少 させることになるが、特にはシャフトとエラストマーとの間では完全な連続的界 面23を維持し、一方、ハウジングとエラストマーとの界面24を縮小させるよ うにする。等価表面積を計算するときには外側界面の空隙面積を減算した上で面 積対面積の等価性を維持する。 通路22は管状エラストマー材料全体にわたって内側半径部と外側半径部との 間で一定断面積を与えるように傾斜しており、従って、軸方向剛性増分も一 定であり、均一に歪む管状エラストマーダンパーが得られる。各増分層の半径と 長さとの積は一定に維持され、均一な歪みを示すダンパーが得られることは同じ である。更に、空気がダンパー内を自由に循環し、ダンパーの振動によって発生 した熱を除去し、ダンパーの効率が更に改善される。 また、ハウジング内に中心シャフトを配置し、シャフトとハウジングとの間の スペース内部に通路の形状の構造体を組込み、流動性エラストマー材料を使用し てシャフトとハウジングとの間の空隙スペースを満たすことによって冷却通路を 形成し得る。通路形状の構造体を除去すると冷却通路が形成される。勿論、孔開 けまたは機械加工のような別の通路形成手段を使用してもよいが、これらは幾ら か労力を要する。 図7は本発明の別の実施態様を示す。ダンパー25は前述の様な中心シャフト 26とハウジング27とを有している。しかしながら、ダンパーの内側半径部と 外側半径部との間には、単一エラストマーから成るエラストマー部材でなく、不 連続な3つのエラストマー層28、29及び30が使用されている。 第一層28は、低減衰/高疲労歪みのエラストマー特性を有し、従って、比較 的高い弾性率を有する材料から成る。好ましくは、剪断弾性率50〜300、疲 労歪み約0.35及び減衰損失率約0.1を有する材料を使用する。 第二層29は、ハウジング側に配置され、低弾性率を有する高減衰/低疲労歪 みのエラストマー材料から成る。好ましくは、剪断弾性率50〜300、疲労歪 み約0.08及び減衰損失率約0.6を有する材料を使用する。 中間層30は、中程度の減衰特性及び疲労歪み特性を有するエラストマーから 成る。好ましくは、剪断弾性率50〜300、疲労歪み約0.13及び減衰損失 率約0.4を有する材料を使用する。 材料の各々は、内側半径部から外側半径部まで、即ちシャフトとの接着界面3 1からハウジングとの接着界面32まで均一な歪みを生じる減衰特性を有するよ うに選択される。従って、ダンパーの剪断歪みは図4の線17に一致する であろう。 本発明の好ましい実施態様においては、第一層が天然ゴムと合成ゴムとのブレ ンド、約75〜90%の天然ゴム、さらに好ましくは85%の天然ゴムと、15 %の合成ゴム例えばポリブタジエンとのブレンドから成る。中間層は合成ゴムか ら成る。合成ゴムとしてはポリブタジエン、ポリブチル及びブチルゴムを使用で きる。外側層は好ましくはシリコーンから成る。このようなダンパーは第一層を シャフトに接着し、第二層をハウジングに接着し、シャフトとハウジングとを互 いに近接させて組み立て、エラストマー層間の空隙に中間材料を充填することに よって製造し得る。このような製造技術は当業界で公知である。 図8は歪み対半径のグラフを示しており、第一線31は約0.88から1.2 5インチまでの第一層28に対応する。第二線32は1.25から約1.60イ ンチまでの中間層に対応し、第3線33は1.60から約2インチまでの第二層 に対応する。線34は、従来技術の歪み対距離の関係を示し、線35は、図7の 実施態様に従って製造されたエラストマーダンパーの歪み対距離の関係を示す。 前述の様に、エラストマーの減衰特性に不利益な熱影響の可能性を最小にする ため、空冷用の複数の冷却通路をエラストマーダンパーに任意に組み込んでもよ い。エラストマーダンパーが複数層の積層体を使用している場合、典型的には、 曲げモーメントに抵抗する軸方向剛性を増加させるためにエラストマー層間に円 筒状金属シムを設ける。 図9では、図5または図7に従って製造された管状エラストマーダンパー37 の内部に4本の冷却通路36a〜dが設けられているが、また、ダンパー内部に 円筒状金属シム38が組み込まれている。図示の便宜上、シムを1個だけ図示し ているが、この種のシムを複数個使用してもよい。シムは空気通路とエラストマ ーとの間で円周方向に伸びている。金属はダンパーのエラストマーよりも高い熱 伝導率を有しているので、シムはエラストマーのヒートシンクとし て作用し、熱を空気通路に伝導してエラストマーから熱を除去する強化手段とな り、本質的には冷却フィンとして作用する。その結果、図9の実施態様に従って 製造された管状ダンパーは、温度勾配が最小になるため、温度特性が最適になり 、ダンパーの動作特性が設計最適値に近接し、使用寿命が延長されるであろう。 本発明により、局部歪みが最小になり、従って、エラストマー減衰特性に不利 益な高温条件の存在し難い管状エラストマーダンパーが提供される。更に、高歪 み条件であっても、エラストマーの加熱を防止するためにダンパーから熱を除去 する手段が設けられており、結果的に減衰特性を低下させる加熱を防ぐ。その結 果、本発明に従って製造された管状エラストマーダンパーは最適な減衰特性を有 し、また使用寿命も延長される。 本発明の好適実施態様を図示及び記載したが、本発明の範囲を逸脱することな く多様な変更及び/または修正が可能であることは当業者に容易に理解されよう 。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年7月4日 【補正内容】 図7は本発明のダンパーの他の実施態様の断面図であり、図7aは複数層を有 する他の実施態様の断面図である。 図8は、所与のダンパー変位において、本発明のダンパーが受ける歪みを、半 径方向距離の関数として示すグラフである。 図9は、冷却通路を有し、更に、エラストマーから空気通路への熱伝導を増加 する円筒状シムが組み込まれた本発明の別の実施態様の断面図である。 発明の詳細な説明 図1は従来技術のエラストマーダンパー1を示す。ダンパー1は、回転翼のハ ブのような構造体(図示しない)に連結するためのラグ3を備えた中心シャフト 2を有している。金属ハウジング4がシャフト2の一部分を包囲しており、これ らの間の間隙には、天然ゴムまたは合成ゴムのような常用のエラストマーから成 り、1つのエラストマー単層から構成されるかまたは複数層の接着積層体として 形成され得るエラストマー部材5が充填されている。該部材は、軸方向の剛性を 増加させるために1つ以上の円筒状シムを層間に任意に含んでいてもよい。ハウ ジング4は、回転翼の羽根のような隣接構造体(図示しない)に連結するための 取付け用末端部6を有している。 また、ハウジング内に中心シャフトを配置し、シャフトとハウジングとの間の スペース内部に通路の形状の構造体を組込み、流動性エラストマー材料を使用し てシャフトとハウジングとの間の空隙スペースを満たすことによって冷却通路を 形成し得る。通路形状の構造体を除去すると冷却通路が形成される。勿論、孔開 けまたは機械加工のような別の通路形成手段を使用してもよいが、これらは幾ら か労力を要する。 図7は本発明の別の実施態様を示す。ダンパー25は前述の様な中心シャフト 26とハウジング27とを有している。しかしながら、ダンパーの内側半径部と 外側半径部との間には、単一エラストマーから成るエラストマー部材でなく、不 連続な3つのエラストマー層28、29及び30が使用されている。また、図7 aに示すように、エラストマー層28、29及び30は、積層体の各層が同一弾 性率を有する、複数層の積層体20a〜20c、29a〜29c及び30a〜3 0cで構成されてもよい。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年2月13日 【補正内容】 請求の範囲 1.第一構造体への取付け手段を備えた中心シャフト(12)と、中心シャフト の一部分を包囲しており且つ第二構造体への取付け手段を備えた外側ハウジング (13)と、双方の間に配置されたエラストマー部材(14)とを有する管状エ ラストマーダンパーであって、前記エラストマー部材が、中心シャフトとの界面 を成す第一接着面と、外側ハウジングとの界面を成す第二接着面とを有しており 、第一接着面が第二接着面の面積に等しい面積を有しており、前記エラストマー 部材は、内側半径部から外側半径部までの増分におけるその長さが、エラストマ ー部材の内側半径部から外側半径部までの各増分毎のエラストマーの半径と長さ との積が他の全ての増分の半径と長さとの積に等しくなるように、変化する形状 の末端を有することを特徴とする管状エラストマーダンパー。 2.エラストマー部材が、天然ゴム、合成ゴム、シリコーン及びそれらのブレン ドから成るグループから選択される材料から成る請求項1に記載の管状エラスト マーダンパー。 3.エラストマー部材が単一の弾性率を有する材料から成る請求項1に記載の管 状エラストマーダンパー。 4.エラストマー部材が、複数層の積層体から成り、各層が同一弾性率を有する 請求項1に記載の管状エラストマーダンパー。 5.複数の層の間に中間シム(38)が更に組み込まれ、曲げモーメントに対す る抵抗性を有する請求項4に記載の管状エラストマーダンパー。 6.第一構造体への取付け手段を備えた中心シャフト(26)と、中心シャフト の一部分を包囲しており且つ第二構造体への取付け手段を備えた外側ハウジング (27)と、双方の間に配置されたエラストマー部材とを有する管状エラストマ ーダンパーであって、エラストマー部材は半径方向に積層され且つ軸方向に伸長 する積層体から構成され、その剛性がエラストマー部材の内側半径部 から外側半径部まで概ね増加するようになっており、中心シャフトに接着され高 歪み及び低減衰能力を有する第一エラストマー層(28)と、ハウジングに接着 され低歪み及び高減衰能力を有する第二エラストマー層(29)と、第一及び第 二のエラストマー層間に配置され前記2つのエラストマー層に接着された中間エ ラストマー層(30)とを有しており、中間エラストマー層は中程度の歪み及び 中程度の減衰能力を有しており、エラストマー部材の内側半径部から外側半径部 まで均一な歪みを示し、局部加熱及び減衰特性の低下が最小であり、第一、第二 及び中間エラストマー層の各々が複数層の積層体から成り、積層体の各層が同一 弾性率を有することを特徴とする管状エラストマーダンパー。 7.第一エラストマー層が、天然ゴム、合成ゴム、シリコーン及びそれらのブレ ンドから成るグループから選択される請求項6に記載の管状エラストマーダンパ ー。 8.第二エラストマー層がシリコーンから成る請求項6に記載の管状エラストマ ーダンパー。 9.中間エラストマー層が、天然ゴム、合成ゴム、シリコーン及びそれらのブレ ンドから成るグループから選択される請求項6に記載の管状エラストマーダンパ ー。 10.エラストマー層の間に円筒状金属シム(38)が組み込まれ、曲げモーメ ントに対する抵抗性を有する請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 11.複数の軸方向通路がエラストマー内部に設けられ、冷却用空気がエラスト マー中を流通できる請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 12.複数の軸方向通路がエラストマー部材内部に設けられ、冷却用空気がエラ ストマー部材中を流通でき、通路内に金属シムが伸び、エラストマー部材から熱 を導出する請求項10に記載の管状エラストマーダンパー。 13.第一層が剪断弾性率50〜300、疲労歪み約0.35及び減衰損失率約 0.1を有していることを特徴とする請求項6に記載の管状エラストマーダ ンパー。 14.第二層が剪断弾性率50〜300、疲労歪み約0.08及び減衰損失率約 0.6を有する請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 15.中間層が剪断弾性率50〜300、疲労歪み約0.13及び減衰損失率約 0.4を有する請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 16.中間層が合成ゴム75〜90%と天然ゴム25〜10%とのブレンドであ る請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 17.合成ゴムが、ブチルゴム、ポリブチルゴム及びポリブタジエンから成るグ ループから選択される請求項7に記載の管状エラストマーダンパー。 18.局部加熱及び減衰特性の低下に対する抵抗性を有する管状エラストマーダ ンパーの製造方法であって、第一構造体への取付け手段を備えた中心シャフト( 12)を準備し、前記中心シャフトから離間して前記中心シャフトの一部分を包 囲しており且つ第二構造体への取付け手段を備えた外側ハウジング(13)を準 備し、中心シャフトとハウジングとの間にエラストマー部材(14)を配置し、 エラストマー部材の内側半径部から外側半径部までの各増分毎のエラストマーの 半径と長さとの積が他の全ての増分の半径と長さとの積に等しくなるように、内 側半径部から外側半径部までの増分におけるエラストマー部材の長さが変化する ようエラストマー部材の末端を形成することから成ることを特徴とする方法。 19.局部加熱及び減衰特性低下に対する抵抗性を有する管状エラストマーダン パーの製造方法であって、第一構造体への取付け手段を備えた中心シャフト(2 6)を準備し、前記中心シャフトから離間して前記中心シャフトの一部分を包囲 しており且つ第二構造体への取付け手段を備えた外側ハウジング(27)を準備 し、高歪み及び低減衰能力を有する第一エラストマー層(28)を中心シャフト に接着し、低歪み及び高減衰能力を有する第二エラストマー層(29)をハウジ ングに接着し、中程度の歪み及び中程度の減衰能力を有する中間エラ ストマー層(30)を第一エラストマー層と第二エラストマーとの間に接着して エラストマー部材を形成し、半径方向に積層され且つ軸方向に伸長する積層体か ら構成され、その剛性がエラストマー部材の内側半径部から外側半径部まで概ね 増加するようになっているエラストマー部材を準備し、エラストマー部材の内側 半径部から外側半径部まで均一な歪みを生じさせ、局部加熱及び減衰特性低下を 最小にすることから成り、第一、第二及び中間エラストマー層の各々が複数層の 積層体から成り、積層体の各層が同一弾性率を有することを特徴とする管状エラ ストマーダンパーの製造方法。 第一層28は、低減衰/高疲労歪みのエラストマー特性を有し、従って、比較 的高い弾性率を有する材料から成る。好ましくは、剪断弾性率50〜300、疲 労歪み約0.35及び減衰損失率約0.1を有する材料を使用する。 第二層29は、ハウジング側に配置され、低弾性率を有する高減衰/低疲労歪 みのエラストマー材料から成る。好ましくは、剪断弾性率50〜300、疲労歪 み約0.08及び減衰損失率約0.6を有する材料を使用する。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 し、管状エラストマーダンパーの寿命を延長するため に、熱散逸用の軸方向冷却通路をエラストマー部材内部 に設ける。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第一構造体への取付け手段を備えた中心シャフトと、中心シャフトの一部分 を包囲しており且つ第二構造体への取付け手段を備えた外側ハウジングと、双方 の間に配置されたエラストマー部材とを有する管状エラストマーダンパーであっ て、前記エラストマー部材が、中心シャフトとの界面を成す第一接着面と、外側 ハウジングとの界面を成す第二接着面とを有しており、第一接着面が第二接着面 の面積に等しい面積を有しており、前記エラストマー部材は、エラストマー部材 の内側半径部から外側半径部までの各増分毎にエラストマーの半径と長さとの積 が等しい値になるように、その長さがその内側半径から外側半径まで変化する形 状の末端を有することを特徴とする管状エラストマーダンパー。 2.エラストマーが、天然ゴム、合成ゴム、シリコーン及びそれらのブレンドか ら成るグループから選択される材料から成る請求項1に記載の管状エラストマー ダンパー。 3.エラストマーが単一の弾性率を有する材料から成る請求項1に記載の管状エ ラストマーダンパー。 4.エラストマーが、複数層の積層体から成り、各層が同一弾性率を有する請求 項1に記載の管状エラストマーダンパー。 5.複数の層の間に中間シムが更に組み込まれ、曲げモーメントに対する抵抗性 を有する請求項4に記載の管状エラストマーダンパー。 6.第一構造体への取付け手段を備えた中心シャフトと、中心シャフトの一部分 を包囲しており且つ第二構造体への取付け手段を備えた外側ハウジングと、双方 の間に配置されたエラストマー部材とを有する管状エラストマーダンパーであっ て、前記エラストマー部材は、中心シャフトに接着され高歪み及び低減衰能力を 有する第一エラストマー層と、ハウジングに接着され低歪み及び高減衰能力を有 する第二エラストマー層と、第一及び第二のエラストマー層間に配 置され前記2つのエラストマー層に接着された中間エラストマー層とを有してお り、中間エラストマー層は中程度の歪み及び中程度の減衰能力を有しており、エ ラストマー部材の内側半径部から外側半径部まで均一な歪みを示し、局部加熱及 び減衰特性の低下が最小であることを特徴とする管状エラストマーダンパー。 7.第一エラストマーが、天然ゴム、合成ゴム、シリコーン及びそれらのブレン ドから成るグループから選択される請求項6に記載の管状エラストマーダンパー 。 8.第二エラストマー層がシリコーンから成る請求項6に記載の管状エラストマ ーダンパー。 9.中間エラストマー層が、天然ゴム、合成ゴム、シリコーン及びそれらのブレ ンドから成るグループから選択される請求項6に記載の管状エラストマーダンパ ー。 10.第一、第二及び中間エラストマー層の各々が複数層の積層体から成り、積 層体の各層が同一弾性率を有する請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 11.エラストマー層の間に円筒状金属シムが組み込まれ、曲げモーメントに対 する抵抗性を有する請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 12.複数の軸方向通路がエラストマー内部に設けられ、冷却用空気がエラスト マー中を流通できる請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 13.複数の軸方向通路がエラストマー部材内部に設けられ、冷却用空気がエラ ストマー部材中を流通でき、通路内に金属シムが伸び、エラストマー部材から熱 を導出する請求項11に記載の管状エラストマーダンパー。 14.第一層が剪断弾性率50〜300、疲労歪み約0.35及び減衰損失率約 0.1を有していることを特徴とする請求項6に記載の管状エラストマーダンパ ー。 15.第二層が剪断弾性率50〜300、疲労歪み約0.08及び減衰損失率約 0.6を有する請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 16.中間層が剪断弾性率50〜300、疲労歪み約0.13及び減衰損失率約 0.4を有する請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 17.中間層が合成ゴム75〜90%と天然ゴム25〜10%とのブレンドであ る請求項6に記載の管状エラストマーダンパー。 18.合成ゴムが、ブチルゴム、ポリブチルゴム及びポリブタジエンから成るグ ループから選択される請求項7に記載の管状エラストマーダンパー。 19.局部加熱及び減衰特性の低下に対する抵抗性を有する管状エラストマーダ ンパーの製造方法であって、第一構造体への取付け手段を備えた中心シャフトを 準備し、前記中心シャフトから離間して前記中心シャフトの一部分を包囲してお り且つ第二構造体への取付け手段を備えた外側ハウジングを準備し、中心シャフ トとハウジングとの間にエラストマー部材を配置し、エラストマー部材の内側半 径部から外側半径部までの各増分毎にエラストマーの半径と長さとの積が等しい 値になるように、前記エラストマー部材の長さがその内側半径部から外側半径部 まで変化するように前記エラストマー部材の末端を形成することから成ることを 特徴とする方法。 20.局部加熱及び減衰特性低下に対する抵抗性を有する管状エラストマーダン パーの製造方法であって、第一構造体への取付け手段を備えた中心シャフトを準 備し、前記中心シャフトから離間して前記中心シャフトの一部分を包囲しており 且つ第二構造体への取付け手段を備えた外側ハウジングを準備し、高歪み及び低 減衰能力を有する第一エラストマー層を中心シャフトに接着し、低歪み及び高減 衰能力を有する第二エラストマー層をハウジングに接着し、中程度の歪み及び中 程度の減衰能力を有する中間エラストマー層を第一エラストマー層と第二エラス トマーとの間に接着してエラストマー部材を形成し、エラストマー部材の内側半 径部から外側半径部まで均一な歪みを生じさせることから成 ることを特徴とする管状エラストマーダンパーの製造方法。
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