JPH08505542A - 金属製スーツケースおよびその製造方法 - Google Patents
金属製スーツケースおよびその製造方法Info
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- JPH08505542A JPH08505542A JP6509653A JP50965393A JPH08505542A JP H08505542 A JPH08505542 A JP H08505542A JP 6509653 A JP6509653 A JP 6509653A JP 50965393 A JP50965393 A JP 50965393A JP H08505542 A JPH08505542 A JP H08505542A
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Abstract
(57)【要約】
幅広の壁部(6a、6b)と、対向した2つの幅狭の壁部(8a、8b)と、上壁部(10a、10b)と、固定面(12a、12b)とを含む2つのスーツケース半部(2、4)で構成されており、閉じられた状態の前記2つのスーツケース半部(2、4)が、前記幅狭の壁部(8a、8b)、上壁部(10a、10b)および固定面(12a、12b)を貫通して延びたフレーム(22)を介して、相互に係合しており、前記2つのスーツケース半部(2、4)が、前記固定面(12a、12b)において、互いに回動可能に連結された金属製スーツケース(1)において、各前記スーツケース半部(2、4)が、2つの単一片からなる壁要素(14a、14b、16a、16b)によって形成されており、第1の前記壁要素(14a、14b)が、その一方側縁部に形成された壁収容部(18)とその他方側縁部に形成されたフレーム部(20、21)とを有する細長い連続鋳造部材で構成され、第2の前記壁要素(16a、16b)が、プレート状の金属シートで構成されている。
Description
【発明の詳細な説明】
金属製スーツケースおよびその製造方法
この発明は、請求の範囲第1項の前段部に記載したような金属製スーツケース
、および、請求の範囲第8項の前段部に記載したような金属製スーツケースの製
造方法に関するものである。
DE 32 46 510 Alに開示されている金属製スーツケースは、例えば、深絞り加
工された金属シートから形成された2つの単一片からなる外皮半部(シェルハー
フ)によって構成されるものである。特に、高強度のアルミニウム合金が使用さ
れる場合、該金属製スーツケースの製造処理はコストが高くなる。
さらに、DE−PS 835506には、角部が打ち抜き形成された単一片の金属シート
からスーツケースの外皮半部を製造することが開示されている。この場合、上壁
部および固定面の各々が前記単一片の金属シートを折り曲げることによって形成
される。安定化のため、および、打ち抜き切断部を覆うために、折り曲げられた
前記壁要素は、その角部において、該角部を保護する働きもする連結要素に連結
される。さらに、前記スーツケースの2つの外皮半部を分離する面において、各
前記壁要素は、安定化用のフレーム部材によって保持される。しかし、このよう
なスーツケースを製造する場合も、コストが高く、多くの手作業工程が必要であ
る、という問題点がある。
DE 16 79 329 Uに開示されている金属製スーツケースの製造方法によると、単
一片の壁要素がプレートから製造され、該プレートを1回折り曲げることによっ
て、幅狭の壁部および上壁部が形成される。また、他の壁要素が、二重縁当て(
ダブルウェルト)加工によって、前記壁要素に連結される。
この発明の目的は、改良された金属製スーツケース、および、金属製スーツケ
ースを低コストで且つ容易に自動的に製造できるよう改良された製造方法を提供
することである。
この発明によると、上記目的は、それぞれ、請求の範囲第1項および第8項の
特徴によって達成される。
この発明によると、金属製スーツケースの各半部は2つの壁要素によって形成
され、一方の前記壁要素は、その一方の縁部に壁収容部を備え、その反対側の縁
部にフレーム部を備えた細長い部材からなる。前記細長い壁要素は、連続鋳造材
料から1つの工程で製造可能である。この発明の重要な利点は、所望のスーツケ
ースのサイズに応じて前記壁要素を切断するだけで、前記壁要素が異なるサイズ
のスーツケースに使用できることである。第1の前記壁要素は例えばコイル形状
で配送可能であり、同一の連続鋳造材料を使用して、異なるスーツケースを製造
できる。
上記のことは第2の前記壁要素にも当てはまるものであり、該第2の壁要素の
長さも所望の幅に応じて切断可能である。こうして、例えば、同一の金属シート
から、深さが異なる2つのスーツケース半部の第2の壁要素を製造できる。この
ようにして、異なるサイズのスーツケースのための部材および金属シートの在庫
量を相当減少でき、さらに、製造コストおよびスペース上の要求も低減できる。
前記第2の壁要素は、平坦な金属シートから、壁収容部およびフレーム部を備
えていない状態で、製造され、金属製スーツケースの幅広の壁部およびこれに関
連する上壁部を形成するために、1回折り曲げられる。
前記金属製スーツケースの組み立ては、前記第1の壁要素の壁収容部に前記第
2の壁要素を挿入することによって行われ、前記壁収容部は、前記壁要素間にお
ける強固な連結を実現するために、適当な道具によってプレスされることができ
る。
好ましくは、前記壁収容部は、フラップ部と共に、前記幅狭の側壁部の各々の
自由端部において自由に突出するよう打ち抜き形成されていて、前記幅狭の側壁
部の自由縁部にまで、所定の遷移半径で折曲可能であり、前記壁収容部のフラッ
プ部は、対応する前記側壁部に固定可能である。
このようにして、前記金属製スーツケースの各々の半部は、2つの単一片から
なる壁要素を使用して、簡単に組み立て可能である。
特に、この発明に係る方法は、その一方の縁部に沿って形成された壁収容部と
、その一方の縁部に沿って形成された細長い連続鋳造部材製のフレーム部材とを
有する単一片からなる第1の壁要素を製造する工程と、前記壁要素の幅に対応し
た長さを有し、固定用フラップ部を備えた前記壁収容部が、各前記幅狭の壁部の
自由端部を超えて突出するよう、前記第1の壁要素の端部を打ち抜き形成する工
程と、前記壁収容部を前記第1の壁要素の自由端部上に折り曲げる工程と、前記
固定用フラップ部を前記第1の壁要素の自由端部に連結する工程と、前記第1の
壁要素を2回折り曲げることによって、前記幅狭の壁部および前記固定面を形成
する工程と、1つのプレートから単一片からなる第2の壁要素を製造する工程と
、前記第2の壁要素を1回折り曲げることによって、前記幅広の壁部および上壁
部を形成する工程と、前記第1の壁要素を前記第2の壁要素に組み付け、前記壁
収容部をクランプすることによって前記壁要素同士を連結する工程とからなるこ
とを特徴とする。
このような構成により、各スーツケース半部の製造は、各前記壁要素ごとに1
回の打ち抜き処理と、少数の折曲工程を必要とするだけである。
上記タイプの金属製スーツケースは、少数の製造工程によって製造可能であり
、作業道具にかかるコストを低減できる。また、個々の製造工程の自動化も容易
になる。
この発明のその他の実施例は特許請求の範囲の従属項に記載されている。
以下、この発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係る金属製スーツケースの正面図、
図2は、前記スーツケースの側面図、
図3は、図2のIII−III線断面図、
図4は、図2のIV−IV線断面図、
図5は、組立て前における第1の壁要素を示す図、
図6は、折り曲げられた壁収容部を有する図5の壁要素を示す図
図7は、第2の壁要素を示す図、
図8aから図8dは、前記スーツケースの一方の外皮半部の上壁部用のフレー
ム部材を示す図。
図1は2つの外皮半部2,4からなる金属製スーツケース1を示す図であり、
各前記外皮半部2,4は、幅広の壁部6a,6bと、上壁部10a,10bと、
固定面12a,12bと、対向した2つの幅狭の壁部8a、8bとで構成されて
いる。前記金属製スーツケース1の中央部において、前記上壁部10bには、該
スーツケース1を持ち運ぶためのハンドル7が設けられており、一方の前記壁部
8a,8bの上端部には、該スーツケース1を転がして動かすためのもう1つの
ハンドル9が設けられている。前記固定面12a,12bにおける、前記ハンド
ル9から遠い方の端部には、2つのローラ15が設けられている。該ローラ15
によって、前記スーツケース1は、一方側に倒した状態で、前記ハンドル9を使
用して転動されることができる。
前記2つの外皮半部2,4は非対称形、すなわち、これら外皮半部2,4の各
々の深さは互いに異なる。前記固定面12a,12bにおいて、前記外皮半部2
,4は、前記固定面12a,12bに沿って延びた1つまたは複数のヒンジ部材
5によって相互連結されており、一方の前記ヒンジ部材は前記固定面12aに固
定連結され、他方の前記ヒンジ部材は前記固定面12bに固定連結されている。
前記スーツケース1の外皮半部2における幅広の壁部6aおよび上壁部10a
、ならびに、第2の外皮半部4における幅広の壁部6bおよび上壁部10bは、
各々、強度増大機能および美観向上機能を有するリブ状の部分25を有すること
ができる、単一片からなるプレートから形成されている。このプレートは、折り
曲げられた状態で第1の壁要素14a,14bの壁収容部18に挿入可能な、第
2の壁要素16を形成している。この点において、前記幅広の壁部6aおよび上
壁部10aをそれぞれ形成するために、プレス具によって1回折り曲げられる非
可撓性プレート、または、予め個別に曲げる処理を必要とすることなく、前記2
つの壁要素14,16を組立てるときに折曲される可撓性プレートを挿入するこ
とができる。
互いに対向する前記幅狭の側壁部8a,8bおよび固定面12a,12bは、
幅が異なる2つの細長い壁要素14a,14bから形成されている。各前記壁要
素14a,14bは、一方の長手縁部において、前記第2の壁要素16a,16
bを収容するための壁収容部18が形成されており、前記壁収容部18とは反対
の長手縁部には、フレーム部20,21がそれぞれ設けられている。
前記壁要素14a,14bのフレーム部20,21は、前記2つの外皮半部2
,4を組み立てるときに互いに係合するよう、且つ、必要な場合、シール部材2
3を介して前記スーツケース1を密閉できるよう、形成されている。
前記2つの壁要素14a,14bの壁収容部18は、形状において互いに同一
であるが、図3において最もよく分るように、鏡対称形をなすよう互いに逆向き
となっている。
前記壁収容部18は、前記壁要素14a,14bの主要面から直角に突出して
おり、前記2つの壁要素14a,14bが組み立てられる前においては、前記第
2の壁要素16a,16bを収容できるようV字状に開かれている。前記2つの
壁要素14a,14b,16a,16bを組み立てると、前記壁要素16a,1
6bが前記壁収容部18に保持されるよう、前記壁収容部18が塑性変形によっ
てプレス締めされれる。
図5は、リブ状部25を備えた細長い金属シートから壁要素14bを製造する
方法を示す図である。フレーム部21および壁収容部18を有する前記金属シー
トを2回折り曲げることによって、前記固定面12bに加えて、互いに対向する
2つの幅狭の壁部8bが形成される。前記壁部8bの自由端部は、前記壁収容部
18が各々の壁要素16a、16bの幅だけ突出し、且つ、前記突出した壁収容
部18を前記壁部8bの自由端部の自由縁部の周囲に折り曲げた後において、前
記壁収容部18に残存するフラップ部19が前記壁部8bの自由端部への装着の
ために作用するよう、打ち抜かれる。この装着は、例えば、リベットによって行
うことができる。
前記幅狭の壁部8a、8bは、これらが前記突出した壁収容部18に向けて2
〜8cm好ましくは3〜5cmの遷移半径を有し、折曲げ中の前記突出した壁収
容部18が捩れることなく前記幅狭の壁部8bの自由端部の縁部24に当接(前
記遷移半径に対応する)するために動くことができるよう、打ち抜かれる。
このような製造処理により、図7の第2の壁要素16bを挿入可能な壁収容部
18を有する、図6のような完成した第1の壁要素14bが得られる。
その後、前記壁収容部18は適当な道具によってプレスされ、前記壁要素14
bと16bとが強固に連結される。
図7に示すように、前記第2の壁要素16bは、ロック装着手段30およびハ
ンドル7をそれぞれ収容するために、打ち抜き形成された切欠部28と孔29と
を有することができる。
前記ロック装着手段30は、前記上壁部10bの自由縁部に固定されていて、
前記上壁部10aの自由端部に固定された連続したフレームバー32aと歯合す
るフレームバー32bに挿入可能である。前記フレームバー32a、32bは、
一方側が開口しており、長手縁部の一方側に突起を有し、前記長手縁部の他方側
に溝部を有する。一方のフレームバーの前記突起は他方のフレームバーの前記溝
部に係合し、前記溝部はシール部材を収容するようになっているのが好ましい。
各前記上壁部10a、10bの縁部は、前記フレームバー32a、32bに接続
されており、前記開口側上に案内されて、前記フレームバー32a、32bと係
合して該フレームバー32a、32bを閉じている。また、前記開口側とは反対
側において、各前記フレームバー32a、32bは、突起と、前記上壁部10a
、10bの自由縁部を収容可能な(前記溝に面する)切欠部とを有する。
前記ロック装着手段30とフレームバー32a、32bとは、それぞれ、前記
フレーム20、21と共に、前記外皮半部2、4の閉塞フレーム22を形成して
いる。
図4は組み立てられたスーツケース1の半部4を示し、この状態において、フ
レーム部21はスーツケース1の他の半部に面し、さらに、前記フレーム部21
は、前記閉塞フレーム22を形成するために、フレームバー32bおよび鏡対称
形の2つのロック装着手段30が付加されている。前記第1の壁要素14bは、
その下方縁部に、前記ローラ15のうちの1つを支持するためのローラ支持手段
34を装着するための切欠部を有してよい。同様に、前記第1の壁要素14aは
、前記第1の壁要素14aに面する方の側において、ローラ15とこれに対応す
るローヲ支持手段とを備えている。図4に示した実施例において、前記スーツケ
ースの両半部2、4は、3つのヒンジ5によって相互に連結されている。
前記上壁部10bは、前記ハンドルの下方において、刻印板またはディジタル
ロックを挿入するための切欠部36が設けられてよい。
前記壁要素14a、16a、16bは、高強度のアルミニウム合金から形成さ
れるのが好ましい。
好ましくは、前記第1の壁要素14a、14bは前記第2の壁要素16a、1
6bより大きな肉厚を有し、これらの肉厚比は、1:1〜1:3、より好ましく
は、1:2である。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),BR,JP,KR,US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.それぞれが、幅広の壁部(6a、6b)と、対向した2つの幅狭の壁部(8 a、8b)と、上壁部(10a、10b)と、固定面(12a、12b)とを含 む2つのスーツケース半部(2、4)で構成されており、閉じられた状態の前記 2つのスーツケース半部(2、4)が、前記幅狭の壁部(8a、8b)、上壁部 (10a、10b)および固定面(12a、12b)を貫通して延びたフレーム (22)を介して、相互に係合しており、前記2つのスーツケース半部(2、4 )が、前記固定面(12a、12b)において、互いに回動可能に連結された金 属製スーツケース(1)であって、 各前記スーツケース半部(2、4)が、2つの単一片からなる壁要素(14a 、14b、16a、16b)によって形成されており、 第1の前記壁要素(14a、14b)が、その一方側縁部に形成された壁収容 部(18)とその池方側縁部に形成されたフレーム部(20、21)とを有する 細長い連続鋳造部材で構成され、 第2の前記壁要素(16a、16b)が、プレート状の金属シートで構成され ている ことを特徴とする金属製スーツケース。 2.前記細長い第1の壁要素(14a、14b)が、互いに対向した前記幅狭の 壁部(8a、8b)および固定面(12a、12b)を形成しており、前記プレ ート状の第2の前記壁要素(16a、16b)が、前記幅広の壁部(6a、6b )およびこれに関連した上壁部(10a、10b)を形成しており、前記第2の 壁要素(16a、16b)が、折り曲げられた形状で、前記第1の壁要素(14 a、14b)の壁収容部(18)に挿入可能であり、且つ、各々の前記スーツケ ース半部(2、4)を組み立てることができるよう、前記第1の壁要素(14a 、14b)の壁収容部(18)中に堅くクランプ固定可能であることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の金属製スーツケース。 3.前記壁収容部(18)は、フラップ部(19)と共に、前記幅狭の壁部(8 a、8b)の各々の自由端部において自由に突出するよう打ち抜き形成されてい て、前記幅狭の壁部(8a、8b)の自由縁部(24)にまで、所定の遷移半径 で折曲可能であり、前記壁収容部(18)のフラップ部(19)は、対応する前 記壁部(8a、8b)に固定可能であることを特徴とする請求の範囲第1項また は第2項に記載の金属製スーツケース。 4.前記幅広の壁部(6a、6b)が、約2〜8cm好ましくは4cmの曲率半 径で首記上壁部(10a、10b)に合流していることを特徴とする請求の範囲 第1項から第3項までのいずれか1項に記載の金属製スーツケース。 5.前記壁収容部(18)が、前記第2の壁要素(16)をクランプ固定できる よう形成された部分を備えていることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項 までのいずれか1項に記載の金属製スーツケース。 6.前記第1の壁要素(14a、14b)の肉厚が、前記第2の壁要素(16a 、16b)の肉厚より大きいことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の金属製 スーツケース。 7.前記肉厚の比率が、1:1〜1:3であり、好ましくは1:2.5であるこ とを特徴とする請求の範囲第6項に記載の金属製スーツケース。 8.各スーツケース半部(2、4)ごとの壁要素(14a、14b、16a、1 6b)、幅広の壁部、2つの幅狭の壁部(8a、8b)、上壁部(10a、10 b)および固定面(12a、12b)を製造し、前記壁要素を組み立てて各々の スーツケース半部(2、4)を形成する金属製スーツケース(1)の製造方法で あって、 その一方の縁部に沿って形成された壁収容部(18)と、その一方の縁部に沿 って形成された細長い連続鋳造部材製のフレーム部(20、21)とを有する単 一片からなる第1の壁要素(14a、14b)を製造する工程と、 前記壁要素の幅に対応した長さを有し、固定用フラップ部(19)を備えた前 記壁収容部(18)が、各前記幅狭の壁部(8a、8b)の自由端部を超えて突 出するよう、前記第1の壁要素(14a、14b)の端部を打ち抜き形成する工 程と、 前記壁収容部(18)を前記第1の壁要素(14a、14b)の自由端部上に 折り曲げる工程と、 前記固定用フラップ部(19)を前記第1の壁要素(14a、14b)の自由 端部に連結する工程と、 前記第1の壁要素(14a、14b)を2回折り曲げることによって、前記幅 狭の壁部(8a、8b)および前記固定面(12a、12b)を形成する工程と 、 1つのプレートから単一片からなる第2の壁要素(16a、16b)を製造す る工程と、 前記第2の壁要素(16a、16b)を1回折り曲げることによって、前記幅 広の壁部および上壁部(6a、6b、10a、10b)を形成する工程と、 前記第1の壁要素(14a、14b)を前記第2の壁要素(16a、16b) に組み付け、前記壁収容部(18)をクランプすることによって前記壁要素同士 を連結する工程と からなることを特徴とする金属製スーツケースの製造方法。 9.前記幅広の壁部および上壁部(6a、6b、10a、10b)が、可撓性の 前記第1の壁要素(14a、14b)を前記第2の壁要素(16a、16b)に 同時に組み付けながら折り曲げることによって、形成されることを特徴とする請 求の範囲第8項に記載の金属製スーツケースの製造方法。
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