JPH08505454A - 内燃機関の空気弁反跳システム - Google Patents

内燃機関の空気弁反跳システム

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JPH08505454A
JPH08505454A JP7512436A JP51243695A JPH08505454A JP H08505454 A JPH08505454 A JP H08505454A JP 7512436 A JP7512436 A JP 7512436A JP 51243695 A JP51243695 A JP 51243695A JP H08505454 A JPH08505454 A JP H08505454A
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Abstract

(57)【要約】 この種のシステムには、周知された様態で、弁(1)の棒(3)と一体をなし、シリンダ(5)を滑動するピストン(4)が含まれ、ピストン(4)、弁棒(3)およびシリンダ(5)が、圧縮性流体を包有する室(6)を画定している。本発明により、シリンダ・ヘッドに対し外部に位置するオイル排出および流体圧調整のためのシステムへ、校正孔(8)を介して室(6)が連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関の空気弁反跳システム 本発明は、主として、但し独占的にではなく、自動車関係の諸目的に用い得る 、内燃機関の空気弁反跳システムに関する。 モータの適正な作動を確保するためには、吸気および排気弁を閉位置に保ち、 カム軸で作動されるカムまたはロッカー・アームの作用により所望の時間に前記 弁を開かせるために、反跳システムを用いる必要がある。 弁の反跳は一般に、金属コイルばねを用いて行われるが、これらのばねは若干 数の欠点、特に「弁フラッター」の名で周知されている現象、を備えている。 ばねのたわみが増大するにつれ、その固有振動周波数が低下することは周知の 事実である。これは、弁リフトが大きく設計された場合、弁ばねがいかに比較的 低い機関回転速度で振動し始めるか、を示すものである。この種の機関に及ぼさ れる結果は、充分な理論的容認にかかわらず、高い機関回転速度での過度に低い 出力である。これが、弁の反跳について空気システムが提案された理由である。 資料、仏国特許明細書FR−A−2529616には、弁棒が、シリンダ内で 滑動するピストンを備えたものであり、それが一緒に、空気のような圧縮性流体 で満たされた室を画定するようにしたシステムが記載されている。この室は完全 にはシールできず、空気が漏れ、オイルの溶浸が依然発生する。この理由から、 校正弁を備えた空気供給およびオイル排出システムが設けられ、この場合には、 機関のシリンダ・ヘッド内に取り付けられた空気ばねの本体内に管路が作られて いる。 しかし、このシステムは、多数の通路をせん孔しなければならないので作るの が複雑であり、また数多くのばねを取り付けて校正する必要があるため繊細な調 整を必要とする。 従って本発明は、作るのが一層簡単であり、従って経費がより少なく、一層使 い易い空気ばね反跳システムを提案することにより、これらの欠点を除去しよう とするものである。 ここに開示された反跳システムの主要な特徴によれば、弁棒と一体をなしてシ リンダ内を滑動するピストンを含み、圧縮性流体を包有する室をピストン、弁棒 およびシリンダが形成するようにされたシステムが、機関のシリンダ・ヘッドの 外側に位置するオイル排出および流体圧力調整システムへ単一校正ポートを介し て前記室が連結されているという事実により特徴付けられている。 ここで使用される用語「単一校正ポート」は与えられた室に関連して1組の校 正ポートしか存在しないことを意味する。 本発明に関する反跳システムの他の諸特徴によれば、 ・ オイル排出および圧力調整システムと連通する集収マニホルドへ校正ポート が結合され、 ・ 校正ポートの直径は0.5mm〜1.5mmであり、 ・ それには、冗長性を付与するため、2組のオイル排出および圧力調整システ ムが包含され、 ・ 予め定められた限界値を横方向加速度が超える際にオイルの移動を防止し得 る移動防止弁が、2組のオイル排出および圧力調整システムの間に取り付けられ 、 ・ その上方部分が、要すれば校正弁を介して校正ポートおよび加圧ガス源の双 方と連通し、オイルが蓄積するその下方部分が、オイル排出を制御する少なくと も1組の装置を装備した排出管路と連通するようにされた容器がオイル排出およ び圧力調整システムに包含され、 ・ オイル排出を制御する装置が前記容器内の圧力に対して機敏に反応し、 ・ オイル排出を制御する装置が前記容器内の油面に対して機敏に反応し、 ・ オイル排出を制御する装置が電磁弁であり、 ・ オイル排出を制御する装置がダイアフラム弁であり、 ・ ダイアフラムにより、前記排出管路が通じる一方の区画と、第一区画内に作 られた管路の開口部に向かってダイアフラムを押圧する反跳装置を包有する第二 区画とに分離された本体がダイアフラム弁に包含され、 ・ ダイアフラム反跳装置は、ばねのように機械式であり、 ・ ダイアフラム反跳装置は空気式であり、管路を介し、加圧ガス源に第二区画 を連通させており、 ・ 前記管路は、容器内の圧力変動が予め定められた限界値を超える際に開くよ うにされる電磁弁を装備され、 ・ 前記電磁弁は、集収マニホルド内の圧力を測定するセンサの表示に従い、機 関管理システムにより制御され、 ・ システムには、容器内の油面を検出する装置が包含され、 ・ 油面検出装置には、機関管理システムに連結された作動接点を作動させ得る フロートが包含されており、 ・ 油面検出装置には、その下方端部でレバーの端部上にヒンジされたフロート が包含され、その他方の端部は、予め定められた限界値を超えて油面が上昇する 場合に弁を開くような方法で校正弁ボール上に作用し、 ・ 油面検出装置には、熱線センサが包含され、 ・ このシステムには、集収マニホルド内に蓄積する何れのオイルも排出する装 置が包含され、 ・ 集収マニホルドからオイルを排出する装置には、加圧ガス源と集収マニホル ドとの間に前記校正弁と平行に取り付けられた電磁弁が包含され、校正弁に関連 してマニホルドの下流に容器が取り付けられ、予め定められた周波数で電磁弁が 開くようにされ、また、 ・ 機関サイクル数および/または容器内の油面に従って前記電磁弁の開きが制 御される。 実施例として示される以下の説明を添付諸図面に関連して読み取れば、本発明 は更に明白となろう。 ・ 第1図は、最初の実施例による本発明の原理を示す略線図、 ・ 第2図は、内燃機関のシリンダ・ヘッド内部の、本発明に関わるシステムの 配置を示す断面図、 ・ 第3図は、本発明のシステムを装備した弁作動器における1サイクル中の圧 力変化を示すグラフ、 ・ 第4図は高回転速度と低回転速度との間でこのサイクルがどのように変化す るかを示す、第3図と類似のグラフ、 ・ 第5図は、このサイクルが時間を通じてどのように安定化するかを示す、第 3図および第4図と類似のグラフ、 ・ 第6図は、本発明に係わるシステムの第二実施例を示す、第1図と類似の線 図、 ・ 第7図〜第9図は、オイル排出システムについての考え得る3実施例を示す 線図、そして ・ 第10図〜第14図は、本発明に関わるシステムのその他の諸実施例を示す 、第1図と類似の図である。 第1図は、頭部2および棒3を有する弁1を示す略線図である。頭部2と反対 側の棒の端部は、シリンダ5内で滑動するピストン4と一体をなしている。ピス トン4、シリンダ5および棒3は作動器を形成し、シリンダ内部には、弁をその 閉位置へ戻す弁の空気反跳ばねを構成する圧縮性流体(一般に空気などのガス) で満たされた室6を形成する。シリンダ5およびピストン4もしくは棒3の間の シールされた状態は、摩擦、摩耗および高温に充分に耐える運動用シール7によ って得られる。 このシールの品質を以てしても、室6から外側への空気漏れや、室内へのオイ ルの浸透を防止することは不可能である。この理由から、空気供給システムおよ びオイル排出システムを設ける必要がある。 本発明によれば、これら2機能は、各作動器と組み合わされた校正ポート8に より遂行される。8の各種ポートは、シリンダ内へ設けられた集収マニホルド9 と連通し、次いでそれが空気供給およびオイル排出システムへ連結されている。 このシステムは主として、管路11によりマニホルド9へ連結された容器10で 構成されている。容器10は、校正弁13を備えた管路12によりそれが連結さ れた(第1図には示されていない)圧力源により、(例えば10barのような) 定圧に保たれる。車両上の圧縮機または小容量(例えば1l)の圧縮ガス・タン クにより圧力源を構成することができる。 従って、(例えば、第1図に示す如き、その閉位置への弁の上昇運動の終端で の)ある値未満まで室6内部の圧力が下降すると、室には、管路11、マニホル ド9および校正ポート8を介して容器10から空気が供給されることは明らかで ある。逆に、(例えばピストン4の圧縮行程中)充分に高い値まで圧力が上昇す ると、室6へ浸透し得た何れかのオイルがポート8、マニホルド9および管路1 1を介して容器10内へ排出され、そこでそれが底部に集積する(第1図にHと して表示されている)。次いでそれは、機関の電子管理システム(図示せず)に より作動される電磁弁15を備えた管路14を介し、(望ましくは機関クランク ・ケースに)排出される。 第2図の断面図には、機関のシリンダ・ヘッドにおけるこのシステムの配置が 示されている。シリンダ・ヘッド16は、弁案内17と、ねじ18でシリンダ・ ヘッドに付着されたシリンダ5を形成する部品とを収容するため、周知された方 法で機械加工される。ガスケット19,20により、シリンダ・ヘッド16、案 内17およびシリンダ5の間にシーリングが施される。シリンダの底部は比較的 に厚く、そこにせん孔されて、孔21を介し集収マニホルド9と連通する前述の 校正ポート8を構成する孔を備えている。空気供給およびオイル排出システムは シリンダ・ヘッドの外側にあり、第2図には示されていない。 ここで、本発明に関わるシステムの作動を、サイクル中の室の容積Vの変化の 関数として室6の内部圧力Pがいかに変動するかを示すグラフである第3図〜第 5図に特に関連して説明する。ここに、値V1およびV2は、ピストン4の行程限 界に対応する容積Vの最小および最大容積である。 先ず、ピストン4が第1図に示された位置にあると仮定する。室6の容積はV2 に等しく、室の内部の圧力は、第3図の点Aに対応する点P1に等しい。ピスト ンの圧縮行程中、室が完全にシールされていれば、一点鎖線で示される曲線C1 が追従される。しかしポート8を経て空気が漏出するので、曲線C1を追従させ たとした場合よりも低い圧力P2に対応する点Bまで、曲線C2が追従される。こ の同じ理由で、続く作動器の膨張行程中、より低い圧力に対応する曲線C3が曲 線C2の代りに追従される。室6の最小校正圧力に対応する点Cに達すると、空 気供給システムにより作動器が空気を再供給されるため、曲線内に屈曲が生じる 。その結果我々は行程の終りに、P1よりも低い圧力P3を有する点Dに到達し、 次いで室は、圧力P1が回復されるまで定容積の空気を充てんし続けるが、これ はDA部分に対応するものである。 丁度説明したサイクルが機関回転速度に従って変動することは銘記されるべき である。これは、サイクルABDを高速作動について再び示した第4図に示され ており、圧力は圧縮行程中、急激に増大する。低速においては、ピストンの運動 が一層遅いので、校正ポート8を通る空気の流量が増大し、曲線C’2がP2より 低い圧力P’2に対応するB’へAから、そして曲線C’3がB’からD’へ追従 される。 システム調整や機関回転速度によっては、サイクルの終りに再膨張するに充分 な時間を作動器が持ち得ないこともあり得る。この場合には、第一サイクルA1111(第5図)の終りにA1へ来る代りに、より低い圧力に対応する点A2 で終わる。続くサイクルはA2222であり、次いでシステムがA1iii に倣って安定化し、あたかも、点Aiに対応するP1iを備えた、P1よりもわずか に低いP1iに供給圧力が等しくなるように全てが生起される。 それ故、ポート8の直径および容器10の校正圧力を選択することによりサイ クルABCDが制御されることが理解できる。 ここで、本発明に関わるシステムの各種実施例を、第6図〜第14図に関連し て説明する。 先ず第6図を参照すると、弁1および作動器4,5,6ならびに校正ポート8 および容器10が見られる。容器は、車両上に支えられ且つ、例えば200bar の空気1lを包有する圧縮ガス・タンク23の減圧弁22と、校正弁13を介し 連通している。減圧弁22には、機関管理システムに管路25で連結された、タ ンク23内の圧力をチェックするのに役立つ圧力センサ24が備えられている。 容器10もまた、管路27で機関管理システムに連結された圧力センサ、項目 26、を備えている。管路14にはフィルタFが備えられ、電磁弁15が管路2 8で管理システムに連結されている。 一例として、容器10を10barに保つためには、校正ポート8の直径が0. 5mm〜1.5mmであれば良く、10.5barの圧力をもたらすべく減圧弁22が 調節され、弁13により0.5barの圧力降下が生起される。 これらの条件下で、弁の反跳作動器は10bar〜25barの間で変動し、マニホ ルド9および容器10内の圧力は、凡そ一定のままである。 オイルHが容器10の底部に集積すると、この容器内に包有されるガスの容積 が、その圧力と共に変化する。圧力は極力均等に保たれなければならないので、 予め設定された最大値(例えば11bar)に圧力が到達した場合、または第6図 に「MAX」とマークを付された最高レベルにオイルが到達した場合の何れかに おいて、電磁弁15の開通により、オイル排出が始動される。この排出は、圧力 が10barというその当初のレベルに戻った場合、または「MIN」とマークを 付された最低レベルにオイルが到達した場合に停止される。 第7図には、電磁弁15がダイアフラム弁29に置き換えられるオイル排出シ ステムの変更態様が示されている。 この弁は、管路14を経て到着するオイルが集積する下方区画と、管33の開 口部に対してダイアフラムを押圧するばね32を包有する上方区画とに、ダイア フラム31で分離された本体30で構成されている。 容器10内で圧力が増大すると、この増大量がオイルの容積に伝達され、それ によりダイアフラム31が持ち上げられ、管33を経てオイルが排出される。 安全対策として、第8図に示す如く、電磁弁とダイアフラム弁とを並行に取り 付けることにより複式排出システムを設けることも有用である。電磁弁を包有す る管路14aとダイアフラム弁を包有する管路14bとの間で分割された管路1 4を除き、既述の全ての構成要素は同じ参照符号を備えている。 実際、容器10はわずかな漏れを生ずる恐れがあり、その圧力は、オイルがそ の最高レベルを超えても増大しない可能性がある。この場合には、弁29が始動 されない代りに、油面に対して機敏に反応する電磁弁により排出が確保される。 逆に、電磁弁が機能停止すると、ダイアフラム弁が電磁弁に取って代わる。 2列のシリンダを備えた機関の場合、冗長性により安全性を確保するため、二 重空気供給およびオイル排出システムを備えることができる。第9図は、機関の 両側の間で区別するための指標aまたはbを伴った同じ参照符号を有する対応的 な構成要素により、第7図の電磁弁排出システムがいかにしてバック・アップさ れたか、を示している。大きな横方向加速度を受けた場合に一方の容器から他方 へのいかなる移動をも防止するため、容器10aおよび10bを連結する管路3 5内に移動防止弁34が配置されていることを銘記されたい。横方向加速度がほ とんど、または全く存在しなければ、弁は開いたままにされ、例えば容器10a 内のオイルは電磁弁15bを経て排出することが可能となる。 当然ながら、1列のシリンダしか存在しなくても、冗長性を付与するために二 重システムを用いることができる。 第10図の変更態様には、ダイアフラム弁29のばね32が省略されているこ とを除き、第6図と同じ構成要素が見られ、対応的な構成要素は、減圧弁22と 弁13との間に位置する点でそれを管路12に連結する管路36により圧力下に 保たれる。 再言すれば、油面に対して機敏に反応するシステムを備えたダイアフラム弁を バック・アップすることは有益である。しかし、容器10内の圧力変動を解析し 、予め設定されたレベルを変動量が超えた場合に弁を開かせることもできる。こ れにより、集収マニホルド9内の圧力変動の増大がもたらされるが、マニホルド 内の圧力を測定する圧力センサを備えれば良く、機関の管理システムへ管路38 で連結される。このシステムは、管路36内に取り付けられた電磁弁40へ管路 39で連結され、センサ37で測定された圧力変動が予め設定された限界値を超 えると、それが排出管路41へ開く。 ダイアフラムをその反跳装置に対して歪ませるものが油圧であるため、オイル を包有する弁29の区画が必ずしも下方区画ではないことが第10図に見られる 。 レベルの検出は、最高または最低レベルに到達した時に接点を閉じるフロート 42(第11図)の装置により遂行することができる。(近位センサ、磁気スイ ッチ等でも良い)対応的なセンサ43,44、はそれぞれ、管路45,46によ り機関の管理システムに連結される。 第12図は、第10図におけるそれと同じ方法で取り付けられたダイアフラム 弁を用いる場合に冗長性を付与する別のシステムを示す。フロート42は再び存 在しているが、それはその下方端部で旋回レバー47の一端にヒンジ取付され、 その他端は、容器10内の油面が上昇した際にこの弁を開くよう、校正弁48の ボール上に作用し、次いでオイルは、管路14を経てダイアフラム弁29の下流 へ逸出することができる。ばね51は、フロートを保持し且つ、車両の垂直加速 度の影響を受けてそれが不用意に上昇することを防止するために設けられる。 第13図には、機関上の2列のシリンダに対応する、第10図に示すそれと類 似の、2組のシステムを用いる装置にして、両システムに共通のタンク23およ び弁13を備えた装置が示されている。既述の構成諸要素がその側に応じ、指標 aまたはbを伴った同じ参照符号を備えている。管路45a,45bにより機関 の管理システムに連結されたレベル・センサ43a,43bと組み合わせて、案 内Ga,Gb内に保持されたフロート42a,42bを設けることもできる。言 うまでもなく、管路35内に取り付けられた移動防止弁34も第9図に含まれて いる。 この変更態様においては、他におけると全く同様に、熱線センサによるなどし て、他の方法でレベルの検出をなし得ることを銘記されたい。 その上更に、集収マニホルド9、からオイルがわずかに排出すること、および これらのマニホルド内に泡が集まることも可能である。この理由で第14図にシ ステムが示され、そこには、その対応的なジャッキ4ないし5、およびその校正 ポート8、ならびに2組の集収マニホルド組立体9a,9bを備えた弁1が設け られている。容器10a,10bはタンク23へ直接にではなく、タンク23と マニホルド9との間に位置する弁13に、マニホルド9a,9bを介して結合さ れている。排出はダイアフラム弁29a,29bによってもたらされ、移動防止 弁34も含まれている。 この構成において、(0.6lの容積を備え得る)タンク23は常に200ba rに加圧されるが、(再言すると、容器10a,10b内に約10barを保つため に)減圧弁22は15bar、弁13は5barに調整される。言うまでもなく、これ らの値は特定の場合に応じて変動することがあり得る。 例えば、若干数の機関サイクルの後、弁13と並行に配置された電磁弁49が 、予め設定された間隔で開き、マニホルド9内の圧力をかなり増大させ、容器1 0a,10b内へ泡を排出する。50a,50bのようなレベル・センサにより 排出を制御することが可能となり、電磁弁49の開口周期数が常に適応され、あ るいは電磁弁49がバックアップ電磁弁52によりバックアップされる。 本発明のシステムは数多くの利点を備えているが、主要なそれは、その設計な らびにその作動の双方における単純さである。実際、この弁には故障や漏れの危 険性がなく、またシステムが単純なので取付時間が極めて短い。 機関の構成は、シリンダ・ヘッド内のシステムが、数多くの形式の機関への適 応に備えて、事実上、集収マニホルドおよびマニホルド間のリンク、ならびに、 一方では各種の室、他方ではオイル回収容器に限定されているので、シリンダ・ ヘッド内にはフラップ弁が全くない、という事実により、容易になる。 更に、室6からのオイル排出は校正ポート8の存在によって助長されるが、こ の排出は常に行われるので、作動器内の圧力変動は更に良く制御される(資料、 仏国特許明細書FR−A−2529616のフラップ弁システムを用いれば排出 が経続的になる)。 最後に、本発明のシステムによれば、特に低回転速度の場合、カムとタペット との間の接点における負荷が低減され、より少ない機械損失と、より良い減速度 とがもたらされる。 本発明が、ここに説明され、図示された実施例に限定されないこと、および、 本発明の範囲を超えることなく数多くの変更態様を想像し得ることが理解される 。更に本発明は、自動車用機関のみならず全ての形式の内燃機関に適用すること ができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内燃機関の空気弁反跳システムにして、シリンダ(5)内を滑動する、弁 棒(3)を備えたピストン(4)を含み、圧縮性流体を包有する室(6)をピス トン(4)、弁棒(3)およびシリンダ(5)が形成するようにした反跳システ ムにおいて、単一校正ポート(8)により、機関シリンダ・ヘッドの外側のオイ ル排出および流体圧調整システムへ前記室が結合されていることを特徴とする内 燃機関の空気弁反跳システム。 2.請求の範囲第1項に記載された反跳システムにおいて、オイル排出および 圧力調整システムに連通する集収マニホルド(9)へ校正ポート(8)が結合さ れていることを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 3.請求の範囲第1項または請求の範囲第2項の何れか1項に記載された反跳 システムにおいて、校正ポートの直径が0.5mm〜1.5mmであることを特徴と する内燃機関の空気弁反跳システム。 4.請求の範囲第1項から請求の範囲第3項までの何れか1項に記載された反 跳システムにおいて、冗長性を確保するため、2組のオイル排出および圧力調整 システムがそれに包含されることを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 5.請求の範囲第4項に記載された反跳システムにおいて、予め定められた限 界値を横方向加速度が超えている間、オイルの移動を防止し得る移動防止弁(3 4)が、2組のオイル排出および圧力調整システムの間に取り付けられているこ とを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 6.請求の範囲第1項から請求の範囲第5項までの何れか1項に記載された反 跳システムにおいて、オイル排出および圧力調整システムが容器(10)を包含 し、その上方部分が、必要に応じて校正弁(13)を介して、校正ポート(8) および加圧ガスの源(23),(22)の双方と連通し、そのオイルが蓄積する 下方部分が、オイルの排出を制御する少なくとも1組の装置を備えた排出管路( 14)と連通することを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 7.請求の範囲第6項に記載された反跳システムにおいて、オイル排出を制御 する装置が前記容器(10)内の圧力に対して機敏に反応することを特徴とする 内燃機関の空気弁反跳システム。 8.請求の範囲第6項に記載された反跳システムにおいて、オイル排出を制御 する装置が前記容器(10)内の油面に対して機敏に反応することを特徴とする 内燃機関の空気弁反跳システム。 9.請求の範囲第6項から請求の範囲第8項までの何れか1項に記載された反 跳システムにおいて、オイル排出を制御する装置が電磁弁(15)であることを 特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 10.請求の範囲第6項から請求の範囲第8項までの何れか1項に記載された反 跳システムにおいて、オイル排出を制御する装置がダイアフラム弁(29)であ ることを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 11.請求の範囲第10項に記載された反跳システムにおいて、ダイアフラム( 31)により、前記排出管路(14)が注ぐ一方の区画と、第一区画内に置かれ た管(33)の開口部に対してダイアフラム(31)を押圧する反跳装置を包有 する第二区画とに分離された本体(30)をダイアフラム弁(29)が含むこと を特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 12.請求の範囲第11項に記載された反跳システムにおいて、ダイアフラム( 31)を反跳させる装置が、ばね(32)のような機械式であることを特徴とす る内燃機関の空気弁反跳システム。 13.請求の範囲第11項に記載された反跳システムにおいて、ダイアフラム( 31)を反跳させる装置が空気式であり、第二区画が管路(36)を介して加圧 ガス源(23,22)と連通していることを特徴とする内燃機関の空気弁反跳シ ステム。 14.請求の範囲第13項に記載された反跳システムにおいて、予め定められた 限界値を容器(10)内の圧力変動が超えた場合に開くようにされた電磁弁(4 0)が前記管路(36)に備えられていることを特徴とする内燃機関の空気弁反 跳システム。 15.請求の範囲第2項および請求の範囲第14項に記載された反跳システムに おいて、集収マニホルド(9)内の圧力を測定するセンサ(37)の表示に従い 、機関管理システムにより、前記電磁弁(40)が制御されることを特徴とする 内 燃機関の空気弁反跳システム。 16.請求の範囲第8項に記載された反跳システムにおいて、容器(10)内の 油面を検出する装置がそれに包含されることを特徴とする内燃機関の空気弁反跳 システム。 17.請求の範囲第16項に記載された反跳システムにおいて、機関管理システ ムに連結された接点(43,44)を作動させ得るフロート(42)が、油面を 検出する装置に包含されることを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 18.請求の範囲第16項に記載された反跳システムにおいて、油面を検出する 装置がフロート(42)を包含し、フロートがその下端でレバー(47)の端部 にヒンジ取付され、レバーの他端が、予め定められた限界値を超えて油面が上昇 した場合にこの弁を開くよう、校正弁(48)のボール上に作用することを特徴 とする内燃機関の空気弁反跳システム。 19.請求の範囲第16項に記載された反跳システムにおいて、油面を検出する 装置が熱線センサを包含することを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 20.請求の範囲第2項に記載された反跳システムにおいて、集収マニホルド( 9)内に蓄積する何れのオイルも排出する装置がそれに包含されることを特徴と する内燃機関の空気弁反跳システム。 21.請求の範囲第6項および請求の範囲第20項に記載された反跳システムに おいて、集収マニホルド(9)からオイルを排出する装置が、加圧ガス源(23 ,22)と集収マニホルド(9)との間に前記校正弁(13)と並行して取り付 けられた電磁弁(49)を包含し、校正弁(13)に対してマニホルド(9)の 下流に容器(10)が取り付けられ、電磁弁(49)が予め定められた間隔で開 くようにされていることを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。 22.請求の範囲第21項に記載された反跳システムにおいて、機関サイクル数 および/または容器(10)内の油面レベルに従って前記電磁弁(49)の開き が制御されることを特徴とする内燃機関の空気弁反跳システム。
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