JPH08505346A - 組立機械内で組み立てられた包装素材を送出する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、組立機械において組立てられた包装素材（１）を、かかる機械内の形成室（３）下の排出位置（２）から送出し、前記組立済素材（１）内部の組立てプランジャがそれを排出し、下方にある送出コンベア（５）に後者を転送し、更に前記組立済素材（１）を充填及び密閉工程に水平方向に運搬する方法及び構成に関する。前記組立済素材（１）は、それらが排出されるとほぼ同時に、少なくとも１本の移動ベルト（９）を含み、それ自体公知の真空コンベア（８）によって捕獲される。組立済素材の底面（11）が送出コンベア（５）の上面と接触するまで、１つの側壁（６）、及び、前記組立済素材の壁に蓋（７）が直立姿勢で取付けられている場合この蓋（７）も、ベルトに付勢され、下方向への移動が制御される。接触とほぼ同時に、組立済素材は自動的に真空コンベア（８）から釈放され、送出コンベアによって更に水平方向に、充填及び密閉工程に向かって運搬される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 組立機械内で組み立てられた包装素材 を送出する方法及び装置 発明の詳細な説明 本発明は、組立機械において組立てられた包装用素材を、組立機械内の形成室 の下の組立て位置から送出する方法及び構成に関する。かかる組立機械では、組 立済素材内部の起立プランジャが当該素材を、下方に位置する送出コンベアに排 出し、更に充填及び密閉工程へ向けて水平方向に運搬し、組立済素材の裏側壁に は、蝶番状に蓋を取付け、組立済素材が送出コンベアに向かって下方向に排出さ れる際、この蓋は起立した垂直姿勢となり、蓋は裏側壁と同一面に位置する。 今日市場に出ている組立機械には、既に組立てられた素材を、形成室から運搬 手段に転送し、充填及び密閉工程に転送する機構に、重大な問題がある。例えば 、今日の転送機構は、別個の吸盤手段を備えており、これが組立済素材を把持し 、形成室から運搬手段まで下方向に案内する。素材組立機械が、毎分100素材と いうような高容量になると、この吸盤がその把持力を失い、作業上の混乱を生じ る結果となる。また、組立済素材が自由に運搬手段上に落下できるような場合、 組立機械が上述のような高い組立て速度を有すると、組立済素材 が互いに重なり合ったり、送出コンベア上に理路整然と並ばなくなり、そのため に作業が中断されることがある。かかる場合、コストの上昇といった不都合が生 じることになる。 本発明の目的は、上述のような既知の構成及び装置の不利益をなくすことであ り、組立て済の包装用素材を、組立機械内の形成室からコンベアまで運搬し、不 要な作業中断を生じることなく、しかも非常に高い機械速度で、それらを充填及 び密閉工程に送出する方法及び装置構成を提供する。この構成及び方法を実施す る装置は、構造及び部品の配置が簡単で信頼性が高い。本発明の際立った特徴は 、添付の請求の範囲に開示されている。 本発明によって、組立機械において組立済素材を、充填及び密閉工程に送出す る方法及び機械構成が得られる。かかる素材は、その裏側壁には蝶番状の起立し た蓋が取付けられていてもよい。本発明による装置の支援によって、組立済素材 の移動を制御することができるため、組立機械は、作業上の混乱をきたすことな く、毎分100個以上の超高速組立て速度で動作することができるようになる。構 造が簡単であり、これは実際の送出に必要な可動部品が少ないことを意味するの で、素材の下方向への移動は、組立済素材を組立機械から横方向に送るための送 出コンベアのフライトのピッチに合せる のに必要な速度で行なわせ、充填や密閉といった次の作業に進ませることができ る。本発明の方法及び構成によって、設定フォーマットの高い柔軟性及び動作の 信頼性が得られる。 次に、好適実施例を補助に用い、添付図面を参照しながら、本発明をより詳細 に説明する。概略斜視図（第１図）及び部分的側面図（第２図）は、本発明によ る方法を実施するための構成及び装置を示すものである。 図面から解るように、好適実施例による構成及び装置の目的は、既に組立てら れた素材１を組立機械内の形成室３の下にあるそれらの排出位置２から送出する ことである。この位置では、組立済素材の内側に組立てプランジャ４があり、後 者がプランジャ４によって排出されると、下に位置する送出コンベア５に転送さ れ、組立済素材１を、図示されていない充填及び密閉工程に、横方向に運搬する 。図示の例では、組立済素材１の裏側壁６には、蝶番状に取付けられた蓋７があ る。この下方向への転送中、蓋７は起立した垂直方向姿勢をとり、その延長部の 面は裏側壁６と一致している。 組立済素材１の形成室３から送出コンベア５への転送は、垂直方向に配置され た真空コンベア８の助けによって行なわれる。真空コンベア８は、少なくとも１ つの垂直方向に動く ベルト９を含み、組立済素材の起立した蓋７と一体の裏側壁６が、コンベア８に 含まれる真空箱10からの真空の助けによって、ベルト９に付勢される。ベルト９ は、特に、その運搬面に大きな摩擦を有するように形成され、組立済素材の底面 11が送出コンベア５の上面12に接触するまで、形成室３から下方向への組立済素 材の送出を制御するために設けられている。この接触とほぼ同時に、側壁６及び 付属の蓋７は、ベルトの何れかの側にある楔型手段20の助けによって、自動的に ベルト９から放出される。送出コンベア５には、連続するフライトが設けられ、 これが組立済素材１の側壁14の１つを支持し、水平方向に移動させる。コンベア ５に着地したとき、組立済素材１の縦揺れを防止するために、または揺れ動くの を防止するために、後者は上面12に孔22のある真空箱21を含み（第２図）、吸引 によって、組立済素材をこの表面で保持してもよい。 上述のように、真空コンベア８は、その延長部が垂直方向に、その上側部分15 が形成室３の下側部と並行に、そしてその下側部分16がコンベア５の上面と並行 に配置されている。好適な実施例によれば、コンベア８は真空箱10を含む。少な くとも１つのタイミング駆動型無限ベルト９は、真空箱上に、そしてこれに沿っ て延びる組立済素材に対向する部分を有す る。真空箱は、ベルト９に所与の間隔で設けられた孔17と協動するスリットを有 し、組立済素材の側壁と蓋とを付勢する吸引力を供給する。真空箱のスリットは 図には示されていない。この箱10には、少なくとも１つの長手方向の凹部を無限 ベルト９のために備えてもよく、１本以上のベルトが用いられる場合、吸引孔及 び／またはスリットは、ベルト間の箱10に形成することができる。タイミング駆 動型ベルト９も他の形式のベルトも、箱10が、各端部15及び16において、真空箱 10の外側の終端プーリ18及び19から引き離される。 組立済素材を組立機械の形成室３から送出する本発明の方法は、以下の通りで ある。室３において、素材を直立させていたプランジャ４がそれを排出すると、 直ちに、その裏側壁６及び付属する蓋７が、真空コンベア８のベルトに吸引され る。組立済素材１は、その底面11が送出コンベア５の上面12に接触し、自動的に 真空コンベア８から放出されるまで、制御されながら下方向に移動する。自動的 な放出は、組立済素材を保持する真空効果を送出コンベア５によって発生される 横方向変位力より弱めることによって、またはコンベア８の下側部分16にベルト ９の何れかの側に配置された楔型部材20の助けによって行なわれる。組立済素材 １は、コンベア８から放出された後、コンベア５のフライト13と、このコンベア の上面12に対し組立済素材１の底面11を吸引する作用との組み合わせによって、 または組立済素材の底面を吸引によって固着することによって、図面には示され ていない充填及び密閉工程に送出される。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９４年６月９日 【補正内容】 補正された請求の範囲 １．組立機械において組立てられた包装素材を、かかる機械内の形成室（３） 下の排出位置（２）から送出する方法であって、前記組立済素材（１）内部の起 立プランジャが前記組立済素材を排出し、下方にある送出コンベア（５）に後者 を転送し、更に前記組立済素材（１）を充填及び密閉工程に向けて水平方向に運 搬し、前記素材（１）の各々は、その裏側壁（６）に蝶番状に蓋（７）を付属さ せることができ、該蓋は、前記組立てられた蓋の送出コンベアへの下方向転送の 間、直立した垂直姿勢をとり、前記側壁（６）と同一面にあり、前記組立済素材 （１）は、それらが排出されるとほぼ同時に、真空コンベア（８）によって捕捉 され、このコンベアは少なくとも１本の移動ベルト（９）を含み、これに対して 、前記裏側壁（６）の外面及び該壁（６）に蝶番状に付属した直立蓋（７）が、 前記コンベア（８）に含まれる真空箱（10）からの真空の助けによって付勢され 、前記ベルトは、前記組立済素材（１）が前記コンベア（５）の上面に接触する まで、前記組立済素材を制御された態様で下方向に送出し、これにより、前記組 立済素材（１）と前記送出コンベア（５）の上面（12）との接触に関連して、前 記各組立済素材（１）は、 前記真空コンベア（８）のベルト（９）に対する係合から解放され、更に横に、 そして水平方向に充填及び密閉工程に向けて送出されることを特徴とする方法。 ２．前記コンベア（５）の移動手段に沿って配されたフライト（13）が、前記 組立済素材（１）の側壁（14）の１つと係合し、それを水平方向に移動させるこ とを特徴とする請求項１記載の方法。 ３．送出コンベア（５）と組立済素材（１）との接触と同時に、後者の底面（ 11）は吸引力を受け、前記コンベア（５）に付勢され、前記組立済素材（１）の 縦揺れや動揺を回避することを特徴とする前出の請求項の何れか１項記載の方法 。 ４．前記真空コンベア（８）内の吸引力が、孔が形成された真空箱（10）から 発生され、前記ベルトまたは複数のベルト（９）は、前記箱内の１つ以上の垂直 な滑り凹部で移動することを特徴とする請求項１記載の方法。 ５．少なくとも１本のタイミング駆動型ベルト（９）には連続孔（17）が形成 され、前記ベルトは上側（18）端部プーリ上を移動し、前記孔（17）は、前記真 空箱（10）内の長手方向のスリットを保持することを特徴とする請求項１記載の 方法。 ６．組立機械において組立てられた包装素材を、かかる機 械内の形成室（３）下の排出位置（２）から送出する装置であって、前記組立済 素材（１）内部の起立プランジャが前記組立済素材を排出し、下方にある送出コ ンベア（５）に後者を転送し、更に前記組立済素材（１）を充填及び密閉工程に 向けて水平方向に運搬し、前記素材（１）の各々は、その裏側壁（６）に蝶番状 に蓋（７）を付属させることができ、該蓋は、前記組立てられた蓋の送出コンベ アへの下方向転送の間、起立した垂直姿勢をとり、前記側壁（６）と同一面にあ って、真空コンベア（８）が、その上側部分（15）を形成室（３）の下側部と並 行に、そしてその下側部分（16）を前記真空コンベア（８）からの組立済素材（ １）を運搬する送出コンベア（５）の上面（12）と並行となるように配置され、 かかる構成によって、前記形成室（８）から前記送出コンベア（５）までの前記 組立済素材の、制御された送出を達成し、それらを充填及び密閉工程に向けて転 送することを特徴とする装置。 ７．前記真空コンベア（８）が、真空箱（10）を含み、この上をこれに沿って 、タイミング駆動型ベルト（９）の一部が延び、前記ベルト（９）は、前記真空 箱（10）のスリットによって吸引力を得るために、所与の間隔で連続的に配列さ れた複数の孔を有し、前記ベルト（９）が前記組立済素材 （１）を捕捉可能とすることを特徴とする請求項６記載の装置。 ８．前記送出コンベア（５）が、該コンベアの上面（12）、及び、適切な場合 に、前記コンベアの移動手段上に所与の間隔で直立して配列され且つ前記上面（ 12）上に突出するフライト（13）に対して、前記組立済素材（１）の底面（11） を吸引するために設けられた孔（22）を有する箱（21）を含むことを特徴とする 請求項６記載の装置。 ９．前記真空コンベア（８）の下側部分（16）は、前記組立済素材（１）が前 記送出コンベア（５）によって横方向に移動させられる前に、下方向に送出され る前記組立済素材上の吸引力を分散させる少なくとも１つの楔型手段（20）を有 することを特徴とする請求項６記載の装置。 【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年１月１８日 【補正内容】 補正された請求の範囲 ［１９９４年６月９日に国際事務所によって受領された。原請求項１及び２が、 補正された請求項１に置き換えられ、請求項３〜１０が請求項２〜９と番号が改 められた（３頁）］ １．組立機械において組立てられた包装素材を、かかる機械内の形成室（３） 下の排出位置（２）から送出する方法であって、前記組立済素材（１）内部の起 立プランジャが前記組立済素材を排出し、下方にある送出コンベア（５）に後者 を転送し、更に前記組立済素材（１）を充填及び密閉工程に向けて水平方向に運 搬し、前記素材（１）の各々は、その裏側壁（６）に蝶番状に蓋（７）を付属さ せることができ、該蓋は、前記組立てられた素材の送出コンベアへの下方向転送 の間、直立した垂直姿勢をとり、前記側壁（６）と同一面にあり、前記組立済素 材（１）は、それらが排出されるとほぼ同時に、それ自体公知の真空コンベア（ ８）によって捕捉され、このコンベアは少なくとも１本の移動ベルト（９）を含 み、これに対して、前記裏側壁（６）の外面及び該壁（６）にヒンジ結合された 付属の直立蓋（７）が、前記コンベア（８）に含まれる真空箱（10）からの真空 の助けによって付 勢され、前記ベルトは、前記組立済素材（１）が前記コンベア（５）の上面に接 触するまで、前記組立済素材を制御された態様で下方向に送出し、これにより、 前記組立済素材（１）と前記送出コンベア（５）の上面（12）との接触に関連し て、前記各組立済素材（１）は、前記真空コンベア（８）のベルト（９）に対す る係合から解放され、更に横に、そして水平方向に充填及び密閉工程に向けて送 出されることを特徴とする方法。 ２．前記コンベア（５）の移動手段に沿って配されたフライト（13）が、前記 組立済素材（１）の側壁（14）の１つと係合し、それを水平方向に移動させるこ とを特徴とする請求項１記載の方法。 ３．送出コンベア（５）と組立済素材（１）との接触と同時に、後者の底面（ 11）は吸引力を受け、前記コンベア（５）に付勢され、前記組立済素材（１）の 縦揺れや動揺を回避することを特徴とする前出の請求項の何れか１項記載の方法 。 ４．前記真空コンベア（８）内の吸引力が、孔が形成された真空箱（10）から 発生され、前記ベルトまたは複数のベルト（９）は、前記箱内の１つ以上の垂直 な滑り凹部で移動することを特徴とする請求項１記載の方法。 ５．少なくとも１本のタイミング駆動型ベルト（９）には 連続孔（17）が形成され、前記ベルトは上側（18）端部プーリ上を移動し、前記 孔（17）は、前記真空箱（10）内の長手方向のスリットを保持することを特徴と する請求項１記載の方法。 ６．請求項１による方法を実行する装置であって、それ自体公知の真空コンベ ア（８）が、その上側部分（15）を形成室（３）の下側部と並行に、そしてその 下側部分（16）を前記真空コンベア（８）からの組立済素材（１）を運搬する送 出コンベア（５）の上面（12）と並行となるように垂直に配置され、かかる構成 によって、前記形成室（３）から前記送出コンベア（５）までの前記組立済素材 の制御された送出しを達成し、それらを充填及び密閉工程に転送することを特徴 とする装置。 ７．前記真空コンベア（８）が真空箱（10）を含み、この上をこれに沿って、 タイミング駆動型ベルト（９）の一部が延び、前記ベルト（９）は、前記真空箱 （10）のスリットによって吸引力を得るために、所与の間隔で連続的に配列され た複数の孔を有し、前記ベルト（９）が前記組立済素材（１）を捕捉可能とする ことを特徴とする請求項６記載の装置。 ８．前記送出コンベア（５）は、該コンベアの上面（12）、及び、適切な場合 に、前記コンベアの移動手段上に所与の間 隔で起立して配列され且つ前記上面（12）上に突出するフライト（13）に対し、 前記組立済素材（１）の底面（11）を吸引するために設けられた孔（22）を有す る箱（21）を含むことを特徴とする請求項６記載の装置。 ９．前記真空コンベア（８）の下側部分（16）は、前記組立済素材（１）が前記 送出コンベア（５）によって横方向に移動させられる前に、下方向に送出される 前記組立済素材上の吸引力を分散させる少なくとも１つの楔型手段（20）を有す ることを特徴とする請求項６記載の装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．組立機械において組立てられた包装素材を、かかる機械内の形成室（３） 下の排出位置（２）から送出する方法であって、前記組立済素材（１）内部の組 立てプランジャが前記組立済素材を排出し、下方にある送出コンベア（５）に後 者を転送し、更に前記組立済素材（１）を充填及び密閉工程に水平方向に運搬し 、前記素材（１）の各々は、その裏側壁（６）に蝶番状に蓋（７）を付属させる ことができ、該蓋は、前記組立てられた蓋の送出コンベア（５）への下方向転送 の間、起立した垂直姿勢をとり、前記側壁（６）と同一面にあり、前記組立済素 材（１）は、それらが排出されるとほぼ同時に、それ自体公知の真空コンベア（ ８）によって捕捉され、このコンベアは少なくとも１本の移動ベルト（９）を含 み、これに対して、前記裏側壁（６）の外面及び該壁（６）に蝶番状に取付けら れた付属の起立した蓋（７）が、前記コンベア（８）に含まれる真空箱（10）か らの真空の助けによって付勢され、前記ベルトは、前記組立済素材（１）が前記 コンベア（５）の上面に接触するまで、前記組立済素材を制御された態様で下方 向に送出し、連続的に送られる組立済素材は、更に横にそして水平方向に充填及 び密閉工程に送出されるこ とを特徴とする方法。 ２．前記組立済素材（１）と前記送出コンベア（５）の上面（12）との接触に 関連して、前記各組立済素材（１）は、前記真空コンベア（８）のベルト（９） との係合から解放され、前記送出コンベア（５）によって、前記組立済素材（１ ）を更に横方向に送出可能とすることを特徴とする請求項１記載の方法。 ３．前記コンベア（５）の移動手段に沿って配されたフライト（13）が、前記 組立済素材（１）の側壁（14）の１つと係合し、それを水平方向に移動させるこ とを特徴とする請求項１または２記載の方法。 ４．送出コンベア（５）と組立済素材（１）との接触と同時に、後者の底面（ 11）は吸引力を受け、前記コンベア（５）に付勢され、前記組立済素材（１）の 縦揺れや動揺を回避することを特徴とする、前出の請求項の何れか１項記載の方 法。 ５．前記真空コンベア（８）内の吸引力が、孔の形成された真空箱（10）から 発生され、前記ベルトまたは複数のベルト（９）は、前記箱内の１つ以上の垂直 な滑り凹部で移動することを特徴とする請求項１または２記載の方法。 ６．少なくとも１本のタイミング駆動型ベルト（９）には、連続孔（17）が形 成され、前記ベルトは上側（18）端部プー リ上を移動し、前記孔（17）は、前記真空箱（10）内の長手方向スリットと係合 することを特徴とする請求項１記載の方法。 ７．請求項１による方法を実行する装置であって、それ自体公知の真空コンベ ア（８）が、その上側部分（１５）を形成室（３）の下側部と並行に、そしてそ の下側部分（１６）を前記真空コンベア（８）からの組立済素材（１）を運搬す る送出コンベア（５）の上面（12）と並行となるように、垂直に配置され、かか る構成によって、前記形成室（３）から前記送出コンベア（５）までの前記組立 済素材の制御された送出を達成し、それらを充填及び密閉工程に転送することを 特徴とする装置。 ８．前記真空コンベア（８）は真空箱（10）を含み、この上をこれに沿って、 タイミング駆動型ベルト（９）の一部が延び、前記ベルト（９）は、前記真空箱 （10）のスリットによって吸引力を得るために、所与の間隔で連続的に配列され た複数の孔を有し、前記ベルト（９）が前記組立済素材（１）を捕捉可能とする ことを特徴とする、請求項７記載の装置。 ９．前記送出コンベア（５）は、該コンベアの上面（12）、及び、適切な場合 に、前記コンベアの移動手段上に所与の間隔で起立して配列され且つ前記上面（ 12）上に突出するフラ イト（13）に、前記組立済素材（１）の底面（11）を吸引するために設けられた 孔（22）を有する箱（21）を含むことを特徴とする請求項７記載の装置。 １０．前記真空コンベア（８）の下側部分（16）は、前記組立済素材（１）が 前記送出コンベア（５）によって横方向に移動させられる前に、下方向に送出さ れる前記組立済素材上の吸引力を分散させる少なくとも１つの楔型手段（20）を 有することを特徴とする請求項７記載の装置。