JPH0850523A - コンピュータシステムにおける消費電力管理方法及び装置 - Google Patents

コンピュータシステムにおける消費電力管理方法及び装置

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JPH0850523A
JPH0850523A JP7018665A JP1866595A JPH0850523A JP H0850523 A JPH0850523 A JP H0850523A JP 7018665 A JP7018665 A JP 7018665A JP 1866595 A JP1866595 A JP 1866595A JP H0850523 A JPH0850523 A JP H0850523A
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Japan
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power management
standby
processing unit
central processing
management circuit
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JP7018665A
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Steven M Kurihara
スティーブン・エム.・クリハラ
Mark W Insley
マーク・ダブリュウ.・インスレイ
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Sun Microsystems Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンピュータシステムの電力消費量を低減す
る。 【構成】 コンピュータシステムは、中央処理装置(C
PU)と電力管理回路(PMC)とを備えている。CP
Uは、割込みやダイレクトメモリアクセス要求に応答す
る動作モードと、低電力状態であって割込みやダイレク
トメモリアクセス要求に応答しない待機モードとを有し
ている。電力管理回路は、CPUが待機モードにある場
合にシステムにおける割込みやダイレクトメモリアクセ
ス要求をモニタし、割込みやダイレクトメモリアクセス
要求の検出に応じてCPUを動作モードに設定する。C
PUの消費電力を管理する方法は、CPUを低電力の待
機モードに設定する工程と、コンピュータシステムの割
込みとダイレクトメモリアクセス要求をモニタする工程
と、検出された要求に応答可能な動作モードにCPUを
復帰させる工程と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークステーショ
ン、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュー
タ等の小規模コンピュータシステムに関し、特に電力管
理機能を有するコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータシステムは、次
第に高性能になってきている。例えば、ラップトップ、
ノートブック、サブノートなどのコンピュータシステム
には、デスクトップコンピュータと同程度に高性能なも
のがある。デスクトップマシンの中には数年前のワーク
ステーションの演算能力を達成するものもあり、また、
ワークステーションは、かつてはミニコンピュータ、ス
ーパーミニコンピュータ、あるいはメインフレームコン
ピュータの領域であった作業を実行している。
【0003】より小さなスペースに、より高性能な演算
能力を収納するようになるに従って、消費電力と発熱が
次第に重要な問題となってきている。例えば、ノートブ
ック型、サブノート型、パーソナル・デジタル・アシス
タント(PDA、電子秘書)などのバッテリー駆動のコ
ンピュータシステムでは、電力を節約してバッテリ寿命
を伸し、バッテリの充電や交換を行わずにコンピュータ
を使用しうる時間を延長することが要求されている。
【0004】一方、デスクトップ型のコンピュータやワ
ークステーションは、通常はバッテリ駆動ではない。し
かし、ある程度の消費電力管理は望ましい場合が多い。
この理由の1つは、通常のデスクトップコンピュータシ
ステムは、稼働している状態では、それが使用されてい
るか否かに関わらず、数百ワットの電力を消費すること
である。このようなエネルギーの消費は、きわめて非経
済的であり、特に数百、数千のデスクトップコンピュー
タシステムを昼夜稼働させているような大きな会社や大
学・研究所などでは大きな問題である。
【0005】デスクトップマシンにおいて消費電力管理
が望ましい他の理由は、これらのマシンが発生する熱を
なるべく少なくすることが望ましいということである。
最新世代の高速マイクロプロセッサは、50MHz以上
の周波数で動作しており、かなりの発熱があるので、効
率的に放熱することによって、コンピュータシステム内
の熱に弱いコンポーネントの劣化を防止しなければなら
ない。デスクトップコンピュータの消費電力が低下すれ
ば、発熱量も低下し、この結果、コンピュータシステム
に必要な冷却能力を低下させることができる。
【0006】過去において、消費電力の低下は、コンピ
ュータシステムの中央演算装置(CPU)のクロック周
波数を低下させることによって実現されていた。これに
よって消費電力が低減されるのは、CPUの電力消費量
が、CPUのクロック周波数に比例しているからであ
る。ある適用方法では、コンピュータシステムがオーバ
ーヒートし始めると、CPUのクロック周波数が低減さ
れ、CPUによる消費電力と発熱量が低下する。あるい
は、CPUがほとんど処理を実行していないか、全く実
行していないことが検出された場合、または、バッテリ
ーの電圧が所定の閾値以下になった場合、または、ユー
ザの明示的なコマンドが与えられた場合に、CPUのク
ロック周波数が低減される。
【0007】このような電力節約システムは、スタンド
アロン型のコンピュータシステムや、単純なネットワー
クに接続されたパーソナルコンピュータシステムに対し
ては十分である。しかし、以下に詳述するように、この
ような電力節約技術は、産業界において普通に使用され
るようになってきているUNIXベース(UNIXは米
国ベル・ラボラトリ(AT&T)社の商標)のネットワ
ークコンピュータシステムに対してはあまり適用されて
いない。
【0008】UNIXベースのコンピュータシステムは
割込み起動型システムであって、コンピュータは、通
常、処理されるべきイベント(事象)を待っている「ア
イドルループ状態」にある。割込みが検出されると、そ
の割込みがCPUによって処理された後にシステムがア
イドルループに戻る。例えばSUN・SPARCステー
ション2(商標)のようなUNIXベースのワークステ
ーションは、1から15までの15レベルの割込みを持
つことができ、15種類の割込みはその番号が高いほど
優先レベルが高い。一例として、UNIXベースのコン
ピュータシステムがレベル2の割込みを処理している途
中でレベル10の割込みがCPUによって検出される
と、レベル2の割込みタスクの終了前にレベル10の割
込みタスクが処理される。
【0009】図1は、従来のUNIXベースのコンピュ
ータシステムのプロセス10を示すフローチャートであ
る。このプロセス10は、「UNIXカーネル」と呼ば
れているものであり、UNIXのオペレーティングシス
テムの基本的な下層プロセスである。プロセス10は、
ステップ12(通常はシステムの起動)で始まり、ステ
ップ14においてコンピュータシステムが初期化され
る。この際、システムの割込みテーブルがクリアされて
初期化される。ステップ14における初期化プロセスの
後に、ステップ16においてシステムの割込みとダイレ
クトメモリアクセス(DMA)の機能がイネーブル(動
作可能に)される。その後、ステップ18において基本
的なCPUの機能が実行される。このようなCPUの処
理の通常の流れを変更したり修正したりするイベントに
は、割込みやDMA要求がある。
【0010】DMA要求は、ハードウェアタイプのイベ
ントであり、当業者に周知の方法に従ってCPUにより
処理される。しかし、UNIXベースのシステムにおい
て最も普通のタイプのイベントは、割込みイベントであ
る。図2は、図1のステップ18における「CPU機能
を実行する」処理中に割込みが発生した場合のCPUの
応答の詳細を示す図である。
【0011】図2において、プロセス18は、ステップ
20で開始され、その直後に「ノー・オペレーション
(NOP)」のステップ22を含むアイドルループに入
る。マイクロプロセッサは、割込み23によってマスタ
割込みハンドラ24にジャンプするまでアイドルループ
に留まっている。マスタ割込みハンドラは、その割込み
の優先レベルを決定して、ハンドラ25,26,28,
30,32のうちの適当なハンドラに割込みを渡す。例
えば、レベル1ハンドラからレベル15ハンドラまでの
15個のレベルの割込みを処理するようにすることがで
きる。各ハンドラは、特定のタイプの機能に関連づけら
れている。例えば、レベル2ハンドラ26は、イーサネ
ットケーブル(「イーサネット」は商標)の挿入や除去
などのようなダイナミックなシステム変更に応答する。
レベル10ハンドラ10は、例えば10ミリ秒毎に起動
される「ハウスキーピング」ハンドラであり、スケジュ
ーラ待ち行列(スケジューラ・キュー)をモニタした
り、コンピュータの画面に表示されているクロックのよ
うな時間依存性のプロセスを更新したりするような基本
的なハウスキーピング機能を実行する。他のハンドラ
は、システムの入出力デバイス(以下、「入出力装置」
または「周辺装置」と呼ぶ)のために使用することがで
きる。いくつかのハンドラ、例えば図2におけるレベル
Xハンドラ28(Xは例えば2〜10までの間のいずれ
かの整数)は、ユーザプロセスを開始するために使用す
ることができる。例えば、レベルXハンドラは、キーボ
ードからのキーストローク(レベルX割込み)によって
トリガされたり、イベントキューの中に認識可能な文字
列がある場合にはユーザルーチンやユーザプログラムを
立上げたりする。ここで、ハンドラが割込み処理(ユー
ザプロセスや他のシステムプロセスを含む)を完全に処
理した後で、プロセスコントロールが図2のポイントA
に戻り、プロセス18が再びアイドルループに戻ること
に注意することが重要である。
【0012】図2において、マスタ割込みハンドラに向
かう破線の矢印で示されているように、ハンドラ25〜
32の1つに割込みが掛けられて、プロセスコントロー
ルがマスタ割込みハンドラ24に戻ることが可能であ
る。割込みスタックにおける最大数までは、いくつでも
割込みが可能である。ハンドラがスタックに溜められた
割込みイベントをすべて処理し終わると、プロセスコン
トロールはポイントAに戻り、プロセスは再びアイドル
ループに入る。
【0013】図3は、入出力装置(周辺装置)によって
生成される割込みの通常の処理を示すフローチャートで
ある。このプロセス35は、ステップ36における周辺
装置からの割込みの検出によって開始され、ステップ3
8では、その周辺装置がセットアップされる。次のステ
ップ40ではデータが転送されて、ステップ42におい
てプロセスが終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】UNIXベースのコン
ピュータシステムにおいて消費電力管理を行なう際の困
難性は、システムが常に割込みやDMA要求などを迅速
に処理できる程度に機能していなければならない点にあ
る。例えば、レベル10割込み(ハウスキーピンング割
込み)は、システムのハードウェアによって10ミリ秒
毎に生成され、この割込みは迅速に処理されなければな
らない。従って、CPUのクロック周波数を低減する方
法は、電力節約の問題に対するあまり良い解決方法では
なく、割込みやDMA要求のモニタを行なうことなく完
全にCPUを停止してしまうのは、システムにとって有
害であり、UNIXカーネルの破壊をもたらすかもしれ
ない。
【0015】UNIXベースのコンピュータシステムに
電力管理機能を設けるのは困難であるが、このような管
理機能は強く要望されている。通常の小規模のコンピュ
ータシステムは、稼働している時間の1%以下しかデー
タ処理を行なっていないと見積もられている。これは、
上述したUNIXベースのコンピュータシステムの場合
には、コンピュータがほとんどの時間において図2の
「NOP」ステップ22を含むアイドルループにあるこ
とを意味している。1つのNOPステップの処理は、有
用な目的のためのステップと全く同じエネルギを消費す
る。UNIXベースシステムのレベル10割込みの間に
は50万回ものNOP処理が実行されていると見積もら
れている。従って、これらのNOP処理の実行によっ
て、システムの電力の大部分が消費されている。
【0016】
【課題を解決するための手段および作用・効果】この発
明は、電力管理機能を有するコンピュータシステムを提
供するものであり、特にUNIXタイプのワークステー
ションにうまく適用されるものである。この発明の方法
および装置は、システムのCPUが低消費電力の待機
(スタンドバイ)状態にある間に発生した割込みとダイ
レクトメモリアクセス(DMA)要求を監視(モニタ)
し、それらの割込みやDMA要求が検出された時にCP
Uを動作状態(アクティブ状態)に復帰させるものであ
る。従って、この発明は、UNIXベースのコンピュー
タシステムに対して、割込みやDMA要求やその他の外
部イベントに適切に応答せずにUNIXカーネルを破損
させるということが起こらないような電力管理機能を提
供するものである。
【0017】この発明による電力管理機能を有するコン
ピュータシステムは、中央処理装置(CPU)と、中央
処理装置に接続された電力管理回路とを有している。C
PUは、割込みやダイレクトメモリアクセス要求などの
外部イベントに応答する動作モードと、低出力状態にあ
って割込みやダイレクトメモリアクセス要求などの外部
イベントに応答しない待機モードと、を有する。電力管
理回路は、中央処理装置が待機モードにある時に割込み
やダイレクトメモリアクセス要求などの外部イベントを
モニタして、外部イベントの検出に応じて中央処理装置
を動作モードに設定する。
【0018】この発明による電力管理回路は、CPUが
待機モードと動作モードのいずれにあるかを示す内容を
保持する待機レジスタと、前記待機レジスタに接続さ
れ、前記待機レジスタの内容が待機モードを示す場合に
は待機信号を生成するとともに、前記待機レジスタの内
容が動作モードを示す場合には待機信号をディスエーブ
ルする論理回路と、割込み入力やダイレクトメモリアク
セス入力を有する外部イベント入力と、前記外部イベン
ト入力と前記待機レジスタとに接続され、割込み入力ま
たはダイレクトメモリアクセス入力に応答して前記待機
レジスタの内容を前記動作モードに設定する論理回路
と、を備える。
【0019】電力管理回路は、さらに、複数の周辺装置
に関連付けられた複数のデバイスレジスタを有し、複数
のデバイスレジスタの内容が、それぞれに関連付けられ
た複数の周辺装置に与えられる電力を制御することが好
ましい。
【0020】この発明によるコンピュータシステムの中
央処理装置に消費される電力を管理する方法は、動作モ
ードにある場合には、割り込みやダイレクトメモリアク
セス要求などの外部イベントと待機信号とに応答する中
央処理装置を設ける工程と、前記中央処理装置が前記待
機モードにある場合には割込やダイレクトメモリアクセ
ス要求などの外部イベントに応答して、外部イベントの
検出に応じて前記中央処理装置を前記動作モードに再設
定する電力管理回路を設ける工程と、を備える。
【0021】電力管理回路を設ける工程は、複数の周辺
装置に関連付けられた複数のデバイスレジスタを設ける
工程を含み、複数のデバイスレジスタの内容が、それぞ
れ関連付けられた複数の周辺装置に与えられる電力を制
御することが好ましい。
【0022】この発明の他の構成によれば、コンピュー
タシステムの中央処理装置に消費される電力を管理する
方法は、(a)コンピュータシステムの中央処理装置を
低電力の待機モードに設定する工程と、(b)前記中央
処理装置が応答すべき前記コンピュータシステムの外部
イベントをモニタする工程と、(c)前記中央処理装置
が前記外部イベントに応答可能な動作モードに前記中央
処理装置を復帰させる工程と、を備える。
【0023】前記中央処理装置を低電力の待機モードに
設定する工程は、前記中央処理装置に、前記中央処理装
置とは独立に動作する電力管理回路の待機レジスタに待
機コマンドを書込ませる工程と、前記電力管理回路に、
前記中央処理装置の待機入力をイネーブルさせる工程
と、を備えることが好ましい。
【0024】この発明の電力管理方法および装置によれ
ば、システムのソフトウェアカーネルを破損することな
くUNIXベースのコンピュータシステムにおける消費
電力と発熱量とを低減することができる。この発明は、
割込みやDMA要求を多用するコンピュータシステム
や、高速ネットワークに使用されるコンピュータシステ
ムにうまく適用することができる。
【0025】この発明の上述あるいは他の利点は、以下
に示す実施例の詳細な説明と図面とを参照することによ
って明らかになるであろう。
【0026】
【実施例】図4は、この発明の一実施例としての電力管
理機能を有するコンピュータシステム44を示すブロッ
ク図である。このコンピュータシステム44は、CPU
46と、ランダムアクセスメモリ(RAM)48と、ダ
イレクトメモリアクセス(DMA)回路50と、電力管
理回路(PMC)52と、スレーブ入出力(I/O)回
路54とを有している。コンピュータシステム44のこ
れら種々の構成要素は、Sバス(SBUS)56、Eバ
ス(EBUS)58、メモリバス60、割込みバス6
2、レベル2割込みライン64、および待機ライン66
などの多数のバスや配線によって接続されている。
【0027】CPU46としては、サン・マイクロシス
テムズ社(米国カリフォルニア州マウンテンビュー)の
SPARC(商標)マイクロプロセッサやこれと同等の
シングルチップ・マイクロプロセッサを使用することが
好ましい。CPU46は、SBUS56とメモリバス6
0と割込みバス62と待機ライン66とに接続されてい
る。SBUS56は、データバス(Dバス)68とアド
レスバス(Aバス)70と、コントロールバス(Cバ
ス)72とを含んでいる。
【0028】CPU46は、「アクティブ」モード(動
作モード)においては、種々の入力信号に応答する。す
なわち、CPU46は、動作モードにある場合には、割
込みバス62上で検出された割込みに応答する。割込み
バス62は4ビットバスであり、15レベルの割込みを
示すことができる。割込みは、割込みバスの値が0でな
い時、すなわち、割込みバスの値が$1〜$F($は1
6進数であることを示す)である時に検出される。割込
みバス62の値が$0である時には、現在このバス62
上に割込みがないことを示している。
【0029】動作モードにある場合には、CPU46は
コントロールバス72を介して入力されるDMA要求に
対しても応答する。コントロールバス72は26ビット
バスであり、コントロールバス72の中の指定された5
本のDMAラインが、ダイレクトメモリアクセスの要求
が出されていることをCPUに示すために使用される。
【0030】このように、割込みとDMA要求は、CP
Uが応答すべき外部イベントと考えられている。この理
由は、割込みとDMA要求はコンピュータ内のイベント
ではあるが、CPUにとっては外部のイベントなので、
CPUが予期できない時に発生するからである。外部イ
ベントが受け取られたら、その時期に係わらず、CPU
によって迅速に処理して、データの消失やUNIXカー
ネルの破損の可能性を防止すべきである。
【0031】動作モードでは、CPU46は、これらの
外部イベント、すなわち、割込みとDMA要求の両方に
応答する。しかし、この発明によれば、CPU46は、
待機モード(スタンドバイモード、スリープモードとも
言う)に移行することができ、このモードではほとんど
電力を消費せず、また、外部イベントにも応答しない。
待機モードは、待機ライン66が電力管理回路52によ
ってイネーブルされた時に開始される。ここで、「イネ
ーブルされる」とは、特定の機能が動作可能にされるこ
とを意味しており、システムによって設定された取り決
めに応じて、論理的なハイレベルまたはローレベルによ
って示される。また、「ディスエーブルされる」という
用語は、「イネーブルされる」こととは反対の条件や論
理状態を言う。待機ライン66がイネーブルされると、
CPUは現在実行中の命令がどのようなものであっても
終了し、CPU内部の状態遷移を禁止することによって
電力消費量を大幅に低減する。CPUの内部クロックは
動作を続けるが、これは、SPARCプロセッサのCP
Uではクロックを停止すると再起動時に問題が発生する
可能性があるからである。他のCPUタイプを使用する
場合には、CPUの内部クロックの周波数を低下させた
り停止したりすることによって電力消費量を低減するこ
とが可能である。CPUの待機モードとスリープモード
は、当業者に周知の方法で実行される。
【0032】待機ライン66が電力管理回路によってデ
ィスエーブルされると、クロックがリスタートし、CP
U46が次のオペレーションを実行する準備が整う。前
述したように、通常はCPU46がアイドルループにあ
る時に待機モードに移行するので、次のオペレーション
はNOP処理である。しかし、後で詳述するように、待
機ライン66は、システム44において割込みやDMA
要求が検出された時に電力管理回路によってディスエー
ブルされ、これによってCPU46が動作モードに移行
する。従って、復帰時(再アクティブ時)において、C
PU46は割込みやDMA要求を処理するために呼び出
される。
【0033】RAM48は、メモリバス60を介してC
PU46に接続されている。当業者に周知なように、メ
モリバス60は、それ自身のデータラインとアドレスラ
インとコントロールラインとを有している。RAM48
は、システム44の「スクラッチパッド(メモ帳)」メ
モリとして使用され、DMA回路50で生成されたDM
A要求をCPU46が処理すると、DMA回路50から
アクセスできる。
【0034】DMA回路50は、SCSI入力、オーデ
ィオ入力、イーサネット入力等の種々の入力端子を有し
ている。これらの入力に共通している点は、システムの
資源(リソース)に迅速にアクセスする必要がある非常
に高速なデバイスに接続されている、というところにあ
る。従って、DMA回路50が、データをシステム44
内に転送する要求を検出したとき、あるいは、データを
システム外部のこれらのデバイスの1つに転送するとい
うCPUからの要求を検出したときに、コントロールバ
ス62のコントロールラインの1つにDMA要求が生成
され、CPU46はDMA処理モードに移行する。この
DMA処理モードでは、CPU46は通常の処理を止め
て、DMA回路50はRAM48のようなシステム資源
に直接アクセスすることが許可される。換言すれば、ダ
イレクトメモリアクセスの間は、DMA回路50がCP
U46の代わりにRAM48をコントロールする。ま
た、逆に、データがRAM48から例えばイーサネット
に転送される場合には、RAM48はCPU46ではな
くDMA回路50に制御されている。
【0035】電力管理回路(PMC)52は、EBUS
58と、割込みバス62と、レベル2割込みライン64
と、待機ライン66と、SBUS56のコントロールバ
ス72の5本のラインとに接続されている。電力管理回
路52の主な機能は、割込みバス62上の割込みをモニ
タ(監視)することと、コントロールバス62上のDM
A要求をモニタすることである。割込みやDMA要求が
検出されると、待機ライン66がディスエーブルされて
CPU46を動作モードに「目覚め」させ、CPU46
がDMA要求や割込み(すなわち外部イベント)を処理
できるようにする。
【0036】電力管理回路52の他の機能は、後で詳述
するように、周辺装置のパワーオフ(電源停止)を行な
うことである。このタスクを実行するために、電力管理
回路52内の種々のデバイスレジスタがCPU46によ
って書き込まれ、そのデバイスのパワーオンやパワーオ
フがなされる。ここで、「レジスタ」とは、1ビット以
上の情報を格納する能力を有する記憶メカニズムを意味
する。換言すれば、レジスタとしては、フリップフロッ
プのような単一の記憶要素や、論理ユニットとして集積
されている一連の記憶要素を使用することができる。こ
の実施例におけるレジスタは、好ましくは8ビット幅を
有しているが、各レジスタのすべてのビットが機能して
いる必要はない。電力管理回路52は、パワーバス59
を介してフロッピドライブのような周辺装置を起動した
り停止させたりするように機能する。例えば、電力管理
回路52は、EPROMや、フロッピドライブポート
や、シリアルポートや、バッテリのスイッチを切ってエ
ネルギを節約すべきことを、パワーバス59を介して指
示することができる。
【0037】スレーブI/O回路54は、EPROM
や、フロッピディスクドライブや、シリアルポートや、
バッテリモニタなどの多数の周辺装置に接続されてい
る。これらの周辺装置の1つからデータが入力される
と、1〜15の割込みレベルが割込みバス62上に生成
されて、CPU46(CPUがアクティブな場合)また
は電力管理回路52(CPUがアクティブでない場合)
に通告する。CPU46は、アクティブにされると、S
BUS56を介してスレーブI/O回路54からデータ
を読取ることができる。
【0038】図5は、周辺装置のパワーオンとパワーオ
フのプロセス74を示すフローチャートである。このプ
ロセス74は図3に示すプロセス35を修正したもので
あり、CPU46によって実行される。プロセス74に
は、図3に示すプロセス35の機能を修正し、向上させ
るための修正がなされている。従って、CPU46と周
辺装置の間にデータ転送の必要が生じた時に、修正され
たプロセス74が呼び出される。プロセス74は、ステ
ップ76で開始され、ステップ78において電力管理回
路52の適切なレジスタにCPU46が書き込みを行な
い、パワーバス59を介して命令を伝達することによっ
て、その周辺装置の電源をオンにする。次に、周辺装置
がステップ80においてセットアップされる。このステ
ップ80は、プロセス35におけるステップ38と同じ
ステップである。次に、ステップ82では、データが転
送される。このステップ82は、プロセス35のステッ
プ40と実質的に同一のステップである。最後に、ステ
ップ84において、CPU46が電力管理回路の適切な
レジスタに書込みを行ない、その周辺装置の電源をダウ
ンさせる。このプロセス74は、ステップ86において
終了する。
【0039】従って、図3におけるプロセス35から図
5のプロセス74への修正点は、周辺装置のデバイスド
ライバが呼び出されるたびにその周辺装置の電源がオン
され、データ転送が完了するたびにその周辺装置の電源
がオフされるところにある。この方法によれば、周辺装
置は、それらが必要な時にのみ電源オンされるので、か
なりのエネルギが節約でき、また、システムで発生する
熱も低減できる。
【0040】図6は、マイクロプロセッサ46が待機状
態に移行する際のプロセス88を示すフローチャートで
ある。このプロセス88はCPU46によって実行され
るプロセスであり、図2のプロセス30を修正したプロ
セス30’が実行される。前述したように、図2のプロ
セス30は、定期的に発生するレベル10割込みによっ
て開始される「ハウスキーピング」プロセスであり、1
0ミリ秒毎に実行される。図6のプロセス88は、ステ
ップ90で開始され、ステップ92においてレベル10
のハウスキーピング作業(通常管理作業)が実行され
る。この作業は、図2の修正されていないレベル10ハ
ンドラ30によって処理されるハウスキーピング作業と
同一である。次に、修正されたプロセス30’の最後の
ステップ94において、CPU46が電力管理回路52
の待機ビットに書込みを行ない、待機モードをアサート
(確立)する。後で詳述するように、電力管理回路52
は待機ビットへの書込みに応答して、破線の矢印96で
示すように、待機ライン66をイネーブルにする。CP
U46は、この後、現在実行中のあらゆるタスクを終了
して、ステップ98で示されるように待機モードに移行
する。
【0041】CPU46は、待機ライン66がイネーブ
ルにされている間は待機状態に留まっている。図6の破
線100で示されるように、電力管理回路52が待機ラ
イン66をディスエーブルにすると、ステップ102に
おいてCPU46が待機状態から抜け出し、処理を再開
する。プロセス88は、ステップ104において終了す
る。
【0042】以上のことから明きらかなように、図6の
修正プロセス30’は、割込みやDMA要求などの他の
プロセスが処理されていない限り、ハウスキーピングサ
イクルの終了のたびに(すなわち10ミリ秒毎に)、C
PU46を待機モードに移行させる。これによって、C
PU46は、必要な場合にだけフルパワーを消費するこ
とになる。この待機モードでは、内部クロックが停止し
ている状態において、CPUは通常のエネルギ消費のご
く一部、例えば、通常のエネルギ消費の1%以下を消費
しているだけである。図6のステップ102に示される
ように、CPUが目覚めて動作モードに移行すると、C
PUは通常はそのプログラムカウンタで示される次のス
テップを実行する。CPUは、図6のステップ92にお
ける通常のレベル10ハウスキーピング作業の終了後
に、ステップ94で待機モードに移行するので、復帰後
の次のステップは図2に示すアイドルループのNOPス
テップ22であろう。しかし、待機ラインは、割込みや
DMA要求、すなわち、外部イベントが検出された時に
ディスエーブルされるので、この場合には、復帰後に実
行される次のステップは、外部イベントを処理するため
のものである。例えば、割込みがCPU46を目覚めさ
せる原因である場合には、実行される次のステップは図
2に示すマスタ割込みハンドラのステップ24である。
【0043】図7は、電力管理回路(PMC)52によ
って実行されるプロセス106を示すフローチャートで
ある。このプロセス106は、ステップ108で開始さ
れ、ステップ110において、電力管理回路52の待機
ビットがアサート(確立)されているか否かが確認され
る。アサートされていなければ、プロセス106は待機
ビットがアサートされるまで待つ待ち状態に入る。次に
ステップ111において、待機ライン66がイネーブル
される。次に、ステップ112では、システム44にお
いて外部イベントが検出されているか否かが決定され
る。外部イベントが検出されていなければ、プロセス1
06は割込みやDMA要求を待つ待ち状態に再び入る。
外部イベントが検出されると、ステップ114において
待機ビットがデ・アサート(解除)され、ステップ11
6において待機ライン66上の信号がディスエーブルさ
れる。このプロセス106は、ステップ118において
終了する。
【0044】以上のプロセス106から明らかなよう
に、電力管理回路は、CPUが待機モードにある時には
外部イベントのみを監視している。割込みやDMA要求
が検出されると、その割込みやDMA要求を処理するた
めに、CPU46が動作モードに設定される。CPU4
6は、ステップ110において待機ビットをアサートす
ることによってステップ106を開始するので、CPU
46は、本質的に、CPU自身を待機モードに移行させ
る際の制御を司っている。待機モードに入ると、CPU
は自分で目覚めることはできず、電力管理回路52が適
切な時に待機ライン66をディスエーブルにしてCPU
46を目覚めさせるのを待っている。
【0045】図8は、電力管理回路52の内部回路を詳
細に示すブロック図である。電力管理回路52は、デコ
ーダ120と、レジスタアレイ122と、出力マルチプ
レクサ(MUX)124とを備えている。電力管理回路
52は、さらに、ダイナミックシステム変更ロジック
(DSC論理回路)126と、レベル2割込みロジック
128とを含んでいる。
【0046】EBUSのアドレスバスの4本のライン
は、デコーダ120に入力されており、(この実施例で
は)11本のデコーダ出力ライン130の中の1つにデ
コードされる。これらの出力ラインは「書込みイネーブ
ル」ラインWEと共に使用され、レジスタアレイ122
内の選択されたレジスタにデータを書き込む。もちろ
ん、4ラインのアドレスバスは16個のレジスタまでの
アドレスを設定できるので、図8に示される実施例で
は、追加の周辺装置のために5個のレジスタをさらに持
つことができる。
【0047】レジスタアレイ122は、1つのアイドル
レジスタと、多数の周辺レジスタ(I/Oレジスタ、デ
バイスレジスタとも呼ぶ)を有している。アイドルレジ
スタは、CPU46を待機モードに移行させるために使
用されるビットを含んでいる。ここで使用されている周
辺レジスタは、キーボードレジスタと、マウスレジスタ
と、パワーラッチレジスタと、イーサネットレジスタ
と、SCSIレジスタと、シリアルポートレジスタと、
オーディオポートレジスタと、ISDNレジスタと、ア
ナログ−デジタル(A/D)制御レジスタと、テストレ
ジスタとを含んでいる。勿論、追加のレジスタや異なる
レジスタを用いることも可能である。
【0048】マルチプレクサ124は、レジスタアレイ
122の種々のレジスタに接続されている多数のバス1
32からの入力を受け取る。これらのバスはレジスタと
同じビット幅を有しており、この実施例においては、8
ビットの幅を有している。EBUSのアドレスライン
は、MUX124に入力されて、レジスタアレイ122
のレジスタに接続されているバス132の中から1本を
選択して、出力バス134に出力する。この出力バス1
34は、8ビットのトライステートバッファ136を介
してEBUSのデータラインに接続されている。このト
ライステートバッファ136は、レジスタアレイ122
が書込み可能でない時にのみアクティブになる。EBU
Sのデータラインはまた、書込みイネーブル(WE)信
号によってイネーブルされる8ビットのトライステート
バッファ138を介してレジスタアレイ122に接続さ
れている。
【0049】ダイナミックシステム変更ロジック(DS
C論理回路)126は、システムの稼働中におけるシス
テムの変更を検出するために使用される。例えば、電源
スイッチは、切換えられた時にDSC論理回路126へ
の入力信号を発生する。同様に、イーサネットケーブル
が接続されたり切り放されたりしたときにも、DSC論
理回路126のTPEIN入力ライン上に入力信号が生
成される。図8において「他の」入力が記されているよ
うに、他のダイナミックなシステムの変更も同様にして
DSC論理回路126によってモニタされる。ダイナミ
ックなシステムの変更は、システムの電力消費量に影響
を与えることがあるので、これをモニタすることは電力
節約の観点からも有益である。例えば、イーサネットの
ケーブルが切り放されると、イーサネットレジスタのビ
ットがセットされる。このビットはシステムによって読
取られ、システムはそのイーサネットケーブルのための
ドライバを除去できることが解るので、電力を節約する
ことができる。
【0050】割込み論理回路128は、レジスタアレイ
122の中でレベル2割込みに対応するレジスタをモニ
タする。レベル2割込みを示すレジスタの1つにビット
がセットされると、割込み論理回路128は割込みライ
ン64をイネーブルする。
【0051】この図から明らかなように、書込みイネー
ブルWEをイネーブルにし、EBUSのアドレスバスで
適切なレジスタのアドレスを与えることによって、EB
USのデータラインからレジスタアレイ122のレジス
タに書き込みを行なうことができる。書込みイネーブル
WEをディスエーブルし、EBUSのアドレスバス上に
所望のレジスタのアドレスを与えることによって、レジ
スタアレイ122のレジスタからEBUSのデータバス
上に読出すこともできる。
【0052】アイドルレジスタの8本の出力ラインの1
つは待機ライン66である。従って、待機ライン66
は、アイドルレジスタの1ビット(待機ビット)に関連
づけられている。この待機ビットは、CPU46が待機
モードに入りたい場合にCPU46によってセットされ
る。待機ビットは、5本のDMA要求ラインと、4本の
割込みバスラインとを入力とするORゲートの出力によ
ってリセットされる。これらのラインの中のいずれか1
つがイネーブルされると、これは「外部イベント」が起
こった結果であり、待機ビットがリセットされる。この
結果、待機ラインはディスエーブルされ、CPUが目覚
めて動作モードになる。
【0053】パワーバスは、デバイスレジスタのそれぞ
れ1本の「パワービット(電力ビット)」ラインに接続
された多数のラインを含んでいる。1つのデバイスレジ
スタのパワービットがセットされる(これは前述したよ
うにCPUによって行なわれる)と、そのパワービット
ラインがイネーブルされて、関連した周辺装置がパワー
オフされる。そのパワービットがリセットされると、パ
ワーバス59の関連したラインがディスエーブルされ
て、その周辺装置への電源がイネーブルされる。
【0054】以上、本発明を好適な実施例に基づいて説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内における様々な変更・置換・
等価物がある。また、本発明の方法と装置の両方を実現
するための他の種々の手段がある。従って、以下に記載
するクレームは、本発明の要旨を超えない範囲のこのよ
うな変形・置換・等価物をも含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のUNIXベースのコンピュータシステム
のプロセス10を示すフローチャート。
【図2】図1のステップ18における「CPU機能を実
行する」処理において割込みが発生した際のCPUの応
答の詳細を示す図。
【図3】入出力装置(周辺装置)によって生成される割
込みの通常のハンドリングを示すフローチャート。
【図4】電力管理機能を有するコンピュータシステム4
4を示すブロック図。
【図5】周辺装置のパワーオンとパワーオフのプロセス
74を示すフローチャート。
【図6】マイクロプロセッサ46が待機状態に移行する
際のプロセス88を示すフローチャート。
【図7】電力管理回路(PMC)52によって実行され
るプロセス106を示すフローチャート。
【図8】電力管理回路52の内部回路を詳細に示すブロ
ック図。
【符号の説明】
44…コンピュータシステム 46…CPU 46…マイクロプロセッサ 48…RAM 50…DMA回路 52…電力管理回路 54…スレーブI/O回路 56…SBUS 58…EBUS 59…パワーバス 60…メモリバス 62…コントロールバス 66…待機ライン 72…コントロールバス 120…デコーダ 122…レジスタアレイ 124…マルチプレクサ 126…DSC論理回路 128…論理回路 130…デコーダ出力ライン 132…バス 134…出力バス 136…トライステートバッファ 138…トライステートバッファ
フロントページの続き (72)発明者 マーク・ダブリュウ.・インスレイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州94086 サニーヴェイル,アゼリア・ドライブ, 1057

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力管理機能を有するコンピュータシス
    テムであって、 外部イベントに応答する動作モードと、低出力状態にあ
    って前記外部イベントに応答しない待機モードと、を有
    する中央処理装置と、 前記中央処理装置に接続され、前記中央処理装置が前記
    待機モードにある時に前記外部イベントをモニタして、
    外部イベントの検出に応じて前記中央処理装置を前記動
    作モードに設定する電力管理回路と、を備えるコンピュ
    ータシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンピュータシステムで
    あって、 前記中央処理装置は待機入力を有しており、 前記電力管理回路は、前記待機入力に接続された待機出
    力を有し、前記待機入力をイネーブルすることによって
    前記中央処理装置を前記待機モードに設定するととも
    に、前記待機入力をディスエーブルすることによって前
    記中央処理装置を前記動作モードに設定する、コンピュ
    ータシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンピュータシステムで
    あって、 前記電力管理回路は、前記待機出力を制御するためにバ
    スを介して前記中央処理装置に接続された待機レジスタ
    を有しており、 前記中央演算装置は、前記バスを介して前記待機レジス
    タに書込みを行なうことによって、前記中央演算装置自
    身を前記待機モードに設定する、コンピュータシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記外部イベントは割込みを含む、請求
    項1ないし3のいずれかに記載のコンピュータシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記外部イベントはダイレクトメモリア
    クセス要求を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載
    のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記外部イベントは、割込みとダイレク
    トメモリアクセス要求のうちの少なくとも一方である、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のコンピュータシス
    テム。
  7. 【請求項7】 電力管理回路であって、 待機モードと動作モードのいずれであるかを示す内容を
    保持する待機レジスタと、 前記待機レジスタに接続され、前記待機レジスタの内容
    が待機モードを示す場合には待機イネーブル出力信号を
    生成するとともに、前記待機レジスタの内容が動作モー
    ドを示す場合には待機ディスエーブル出力信号を生成す
    る論理回路と、 外部イベント入力と、 前記外部イベント入力と前記待機レジスタとに接続さ
    れ、前記外部イベント入力に応答して前記待機レジスタ
    の内容を前記動作モードに設定する論理回路と、を備え
    る電力管理回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電力管理回路であって、
    さらに、 前記待機レジスタに接続され、前記待機モードを示す内
    容を前記待機レジスタに書き込むレジスタ入力、を備え
    る電力管理回路。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電力管理回路であって、
    さらに、 周辺装置に関連付けられた少なくとも1つのデバイスレ
    ジスタを備え、前記デバイスレジスタの内容は前記周辺
    装置に与えられる電力を制御する、電力管理回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電力管理回路であっ
    て、 前記デバイスレジスタは、複数の周辺装置に関連付けら
    れた複数のデバイスレジスタの中の1つであり、前記複
    数のデバイスレジスタの内容は、それぞれに関連付けら
    れた複数の周辺装置に与えられる電力を制御する、電力
    管理回路。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の電力管理回路であっ
    て、さらに、 入力アドレスバスと、 前記入力アドレスバスをデコードして前記待機レジスタ
    と前記複数のデバイスレジスタとのうちの1つをイネー
    ブルするデコーダと、を備える電力管理回路。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の電力管理回路であっ
    て、 前記複数のデバイスレジスタのそれぞれは、周辺装置部
    分と電力部分とを有しており、 前記複数のデバイスレジスタの電力部分は、前記複数の
    周辺装置の電源スイッチを制御する、電力管理回路。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の電力管理回路であっ
    て、さらに、 前記待機レジスタと前記複数のデバイスレジスタとに接
    続された複数の入力と、データバスに接続された出力と
    を有するマルチプレクサを備える、電力管理回路。
  14. 【請求項14】 前記外部イベントは、割込みとダイレ
    クトメモリアクセス要求とを含むグループから選択され
    たイベントである、請求項7ないし13のいずれかに記
    載の電力管理回路。
  15. 【請求項15】 コンピュータシステムの中央処理装置
    に消費される電力を管理する方法であって、 外部イベントに応答する中央演算装置であって、動作モ
    ードにある場合には、さらに、待機信号に応答して待機
    モードに入る中央処理装置を設ける工程と、 前記中央処理装置が前記待機モードにある場合には前記
    外部イベントに応答して、外部イベントの検出に応じて
    前記中央処理装置を前記動作モードに設定する電力管理
    回路を設ける工程と、を備える電力管理方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の電力管理方法であっ
    て、 前記電力管理回路を設ける工程は、少なくとも1つのデ
    バイスレジスタを設ける工程を含み、 前記電力管理方法は、さらに、 前記電力管理回路に接続された少なくとも1つの周辺装
    置を設ける工程を備えるとともに、 前記デバイスレジスタの内容は、前記周辺装置に与えら
    れる電力を制御する、電力管理方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の電力管理方法であっ
    て、 前記電力管理回路を設ける工程は、さらに、複数のデバ
    イスレジスタを設ける工程を備えており、 前記少なくとも1つの周辺装置を設ける工程は、 前記電力管理回路に接続された複数の周辺装置を設ける
    工程を備えるとともに、 前記複数のデバイスレジスタの内容は、それぞれに関連
    付けられた周辺装置に与えられる電力を制御する、電力
    管理方法。
  18. 【請求項18】 前記外部イベントは、割込みとダイレ
    クトメモリアクセス要求とを含むグループから選択され
    たイベントである、請求項15ないし17のいずれかに
    記載の電力管理方法。
  19. 【請求項19】 コンピュータシステムの中央処理装置
    に消費される電力を管理する方法であって、 コンピュータシステムの中央処理装置を低電力の待機モ
    ードに設定する工程と、 前記中央処理装置が応答すべき前記コンピュータシステ
    ムの外部イベントをモニタする工程と、 前記中央処理装置が前記外部イベントに応答可能な動作
    モードに前記中央処理装置を復帰させる工程と、を備え
    る電力管理方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の電力管理方法であっ
    て、 前記中央処理装置を待機モードに設定する工程は、 前記中央処理装置が、前記中央処理装置とは独立に動作
    する電力管理回路の待機レジスタに待機コマンドを書込
    む工程と、 前記電力管理回路が前記中央処理装置の待機入力をイネ
    ーブルする工程と、を備える電力管理方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の電力管理方法であっ
    て、 前記コンピュータシステムの外部イベントをモニタする
    工程は、 前記電力管理回路が割込みとダイレクトメモリアクセス
    要求とのうちの少なくとも1つを検出する工程と、 前記検出に応答して、復帰コマンドを前記待機レジスタ
    に書き込む工程と、を備える電力管理方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の電力管理方法であっ
    て、 前記中央処理装置を復帰させる工程は、 前記電力管理回路が前記中央処理装置の前記待機入力を
    ディスエーブルする工程を含む、電力管理方法。
  23. 【請求項23】 請求項19ないし22のいずれかに記
    載の電力管理方法であって、さらに、 前記中央処理装置が前記動作モードにある間に前記中央
    処理装置によって周辺装置のドライバがロードされた場
    合に、前記周辺装置の電源をオンする工程と、 前記中央処理装置が前記動作モードにある間に前記中央
    処理装置によって周辺装置の前記ドライバが除去された
    場合に、前記周辺装置の電源をオフする工程と、を備え
    る電力管理方法。
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