JPH08504650A - カバーされたステント及びステント送り装置 - Google Patents

カバーされたステント及びステント送り装置

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JPH08504650A JP52422594A JP52422594A JPH08504650A JP H08504650 A JPH08504650 A JP H08504650A JP 52422594 A JP52422594 A JP 52422594A JP 52422594 A JP52422594 A JP 52422594A JP H08504650 A JPH08504650 A JP H08504650A
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Abstract

(57)【要約】 可撓性のポリマー材料のマトリクス(15)で包囲された半径方向に自己展開するステント(10)が示される。このマトリクス(15)は、組織及び/または腫瘍が成長することに対する障壁を形成する。ステント(10)用の展開装置(20)は、ステント(10)が配置される内管(30)と、内管(30)上のステント(10)を包囲し、それを圧縮するように、それ自身が折られたホース(55)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 カバーされたステント及びステント送り装置 発明の背景 本発明は、動物または人間の身体の導管内で使用することができるステントに 関する。また本発明は、ステントを治療場所に送る装置に関する。このステント は、無負荷状態で特定の直径を有するが、ステントを半径方向に圧縮するか、ま たはステントの端部を離れるように引っ張ることによって小さい直径になるよう に圧縮することができる可撓性の管状の本体を有する。この特徴は、胆管、呼吸 管、食道、血管等に機械的な導管移植に特に有効なステントを提供する。このス テント送り装置は、ガイドワイヤを収容する中央内腔を有する第1の管と、それ 自身の上に折り畳まれ第1の管を除去可能に包囲する可撓性ホースとを有する。 ステントは第1の管の周りに配置され、可撓性ホースによって半径方向に収縮し た状態で保持される。ステントは、このようにして身体の導管の治療場所に経皮 的に導入され治療場所まで送られる。ステントは、半径方向に自己展開すること ができるようにステントから離れるように可撓性ホースを巻くことによって展開 される。ステントが一旦展開すると、ステント送り装置を引くことができる。 これまでの半径方向に自己展開するステントは、オープンメッシュ構造を有す る。このようなステントを位置決めした後、ステントのワイヤの間の空隙を通っ て組織が成長する。多くの適用において、このような現象は、ステントの効力に ついて不利益にならない。多くの場合において、組織が成長することは望ましく ない。なぜならば、ステントを所定の位置に保持してステントが動くことに対し て妨げとなるからである。 しかしながら、ある適用においては、組織が中に成長することは不利益となる 。例えば、ステントを身体の通路の開通性を維持するために、内側に向かって腫 瘍が成長している身体の導管内にステントを配置しなければならない場合、ステ ントを通って腫瘍が中に成長することはステントの有効性を制限する。腫瘍の成 長は身体の導管を完全に塞ぐ。さらに、このような腫瘍の成長はステントを永久 的に所定の位置に「固定」することになる。ステントを除去する性能が考慮され る適用において、それは望ましくない。 従来の半径方向に自己拡張するステントの送り装置は、それらが意図した目的 によって全体が実行される。典型的な従来の送り装置は、内側カテーテルでステ ントを無理に収縮状態にする可動な環状部材を有する。環状部材は、ステントを 展開することができるようにステントに接触している状態から除去される。ある 装置において、環状部材は、それ自身折り曲げられて2重の壁部分を形成する。 しかしながら、このような従来技術の送り装置は、ステントを治療場所に送る際 に全体として有効ではない。例えば、壁が互いを越えて移動するとき、可動な環 状部材の2重壁部分の壁の間の摩擦は、ステントから環状部材を除去することを 困難にする。この問題を最小限にする1つの方法は、互いに接触している状態か ら離れるように環状部材の壁を移動するために環状部材の壁の間に圧力を適用す ることである。しかしながら、これは、送り装置の作動を困難にする。送り装置 の操作者は、圧力がある範囲に確実に維持されるように圧力を連続的に監視しな ければならない。もし圧力が余りにも低すぎると摩擦力を克服することができな い。また圧力が高すぎる場合には、送り装置は破裂する。 従って、身体の開通性を維持し、ステントを通る組織を小さくするステントを 提供することが望ましい。 また、身体の導管内で除去することができるようにステントを提供することが 望ましい。 さらに、ほとんど困難なく治療場所でステントを展開することができるステン ト送り装置を提供することが望ましい。 発明の要約 これら及び他の目的は本発明のカバーステントによって達成される。カバース テントは、可撓性の環状本体を有し、その直径は、ステントの半径方向の圧縮に よって、互いに関して本体の端部の軸線方向の動きによって変えることができる 。カバーステントは、それが外側の力のない無負荷状態にあるとき、特定の直径 をとる。この本体は、いくつかの別になった剛性ではあるが、可撓性のスレッド 部材から成り、その各々は、共通軸線としての身体の中央線に螺旋形状に伸びて いる。このような多数のスレッド部材は、巻方向が同じ方向であるが、互いに関 して軸線方向に変位している。残りのスレッド部材は、前述したスレッドの巻方 向 と反対の巻方向を有し、互いに軸線方向に変位している。従って、各スレッド部 材は、ブレイド形状で多数の他のスレッド部材と交差する。 また、ステントは、好ましくはシリコンゴムの連続的で可撓性のあるポリマー 材料でカバーされる。このカバーはステントを身体の導管に移植したときにステ ントを通って組織が成長することを防止する。このフィルムはシリコンゴムと有 機溶剤との槽にステントをディップコーティングすることによってステントに適 用することが好ましい。フィルムの厚さは、槽内のシリコンゴムと有機溶剤と、 ステントに行うディップコーティングの回数によって制御することができる。 ステント制御装置は、ガイドワイヤを収納する中央内腔を備えた細長く可撓性 の内管を有する。ステントは、治療場所に搬送するために半径方向に収縮した状 態でこの管に配置される。可撓性ホースが管を包囲し、それ自身が折り曲げられ て2重の壁部分を形成する。この2重の壁部分は、管に半径方向に収縮した状態 でステントを包囲し閉鎖する。ステントから離れるように可撓性ホースが容易に 移動することができるようにするために、2重の壁部分にそれ自身が接触するホ ースの部分は、潤滑性を有する。この潤滑特性は、ホースの2重の壁部分にそれ 自身が接触するホースの表面に潤滑コーティングを配置するか、2重の壁部分の 壁の間の空隙に潤滑液を注入するか、または天然の潤滑材料から可撓性ホースを 形成することによって達成される。これは、本発明のステント送り装置の使用を 容易にし、ステントの展開を簡単にする。 治療場所でステントを展開しようとするとき、可撓性ホースは、まず、ステン トの遠位端を露呈するために近位方向に巻き戻される。これによって、ステント の操作者は、まず送り装置を身体の導管の遠位部分に適切に整合させることがで きる。適当な整合が行われたとき、操作者は、ステントが完全に現れるように可 撓性ホースを近位方向に巻続けることができ、ステントが導管の壁に係合するよ うに半径方向に自己展開することができる。 本発明の上述した及び他の目的は、全体を通して同じ部品には同じ参照符号が 付されている添付図面と関連して次の詳細な説明を読むことによって明らかにな るであろう。 第1図は、スレッド部材のブレイド形状をはっきりと示している本発明のカバ ーステントの斜視図である。 第2図は、スレッド部材のブレイド形状をはっきりと示す半径方向に収縮した 状態の本発明のカバーステントの斜視図である。 第3図は、第9図の線3−3に沿って切られた断面図である。 第4図は、スレッド部材のブレイド形状を示すためにカバーのない状態で示す 本発明のステントの一部の詳細図である。 第5図は、スレッド部材のブレイド形状を示すためにカバーのない状態で示す 本発明のステントの一部の詳細図である。 第6図は、ステントの外側に沿って配置された可撓性ポリマーマトリクスを示 す本発明のカバーステントの一部の断面図である。 第7図は、ステントの内側に沿って配置された可撓性ポリマーを有する第6図 の図面と同じ部分断面図である。 第8図は、中に負荷されたカバーステントを有する本発明のステント送り装置 の側面図である。 第9図は、第8図の参照符号9で円を描いた領域の拡大図である。 第10図は第8図の参照符号10で円を描いた領域の拡大側面図である。 第11図乃至第14図は、本体の容器のステント展開動作の種々の段階でのス テント送り装置及びカバーステントの遠位部分の側面図である。 発明の詳細な説明 第1図において、無負荷状態の本発明のカバーステント10の一例が示されて いる。カバーステント10は円筒形環状本体の形をしている。ステント10は、 多数の個々のスレッド部材11によって形成される。いくつかのこれらの部材は 、共通の軸線としてステント10の中央の長手方向の軸線を有する互いに関連し て軸線方向に変位する一方の方向に螺旋形状に伸びている。他の部材は、反対方 向に螺旋形状に伸びており、共通の軸線として中央の長手方向の軸線を有する互 いに関して軸線方向に変位している。従って、スレッド部材11は、2つの方向 に伸びており、互いに編まれた状態で互いに交差している。 ステント10のスレッド部材11は、巻方向の各々の方向に同じ数が使用され るように対称的に配置されることが好ましい。必要となるスレッド部材の数は、 無負荷状態でステント10の直径の関数である。10ミリメートルの直径を有す るステントにおいて、24個のスレッド部材が使用される。スレッド部材11は 、円衝形マンドレルの周りに螺旋形に巻かれている。1組のスレッド部材が一方 向に巻かれ、他の組のスレッド部材が他方向に巻かれている。 スレッド部材11は、張力がかかった状態で維持しなければならない。不十分 な張力は、個々のスレッド部材がそれらの本来の形状からはずれてステントの編 み構造をどけさせてしまう。スレッド部材11が適当に張力をかけられたとき、 各交差部の重なるスレッド部材においてわずかな圧縮部分が形成される。第4図 及び第5図参照。各スレッド部材は、それが他のスレッド部材上で曲がり、他の スレッド部材の一部の周囲を囲むように変形する。通常、半径方向で見て交差す るスレッド部材の上部にある各スレッド部材の部分のみが曲がる。これらの痕跡 すなわちサドルは、スレッド部材の交差部でそれを互いに固定する傾向がある。 これは、スレッド部材の交差部でスレッド部材11の溶接または他の結合を必要 とすることなく、ステント形状を維持する。さらにこれによって、所望の長さの ステントをつくるために環状のブレイドを適当な長さに切断することができる。 ステントの半径方向の安定性を改良するために、交差するスレッド部材の間の 軸線方向を向いた角度は約90゜以上が好ましく、ステントが無負荷状態のとき 、100゜以上であることが好ましい。角度が大きくなればなる程、外側の圧力 がかかった状態でステントの安定性が高まる。 ステント10を形成するスレッド部材11は、種々のポリマー、例えばケルバ ーのようなバイオコンパチブル及び可撓性を有する剛性材料、及びステンレスス チールのような金属から製造することができる。他の材料は、コバルト、クロミ ウム、ニッケル及びモリブデンに基づいた合金を有し、残りの合金は、鉄である 。さらに、スレッド部材11は、コアとコアを包囲する管状ケースとから形成さ れている。この形状は、ステント10の不透過性を向上することができる。例え ばコアは不透過性のタンタルから製造することができるが、ケースは、商品名「 エルジロイ」「フィノックス」及び「MP35N」で市販されている合金のよう なコバルトをベースとした金属で製造することができる。ステントの製造に使用 するこのようなクラッド複合スレッド部材は、1993年1月19日に出願され た 米国特許出願第08/006,216号に共通して説明されており、参照により ここに組み込まれている。 ステント10の直径は、ステント10を半径方向に圧縮するか、または互いに 関してステント10の端部を軸線方向に移動することによって変形することがで きる。第2図において、第1図によるステント10をその端部を矢印の方向に互 いに離れる方向に移動することによってどのように直径が小さくなるかが示され ている。ステント10は、固定されたままにするようにステントをある圧力で配 置する身体の導管の壁に対して係合しなければならないから、半径方向に収縮し た状態のステントの直径は、自由に展開したステント10の直径よりも小さくな ければならない。 ステント10はシリコンゴム、ポリウレタンまたはテフロンのような可撓性の ポリマー材料のマトリクス15によってカバーされる。また他の可撓性とバイオ コンパチブルなポリマーを使用することもできる。シリコンゴムを使用すること が好ましい。マトリクス15は、フィルムまたは編み物または織物カバーの形を とる。 マトリックス15は、ディップコーティングによってステント10に適用され ることが好ましい。シリコンゴムを流動化するために液体シリコンゴムが有機溶 剤、好ましくは、キシレンと混合される。直径が10mmのステントにおいては スレッド部材及びブレイドの角度は110°であり、ステントがその端部におい てのみシリコンゴムとキシレン槽に支持される場合には、キシレンに対して27 %のシリコンゴムの比を使用することが好ましい。この構成を使用する場合、カ バーステント10を完成するためには1回のディップコーテイングが必要になる 。直径が20mmのステントにおいてはスレッド部材及びブレイドの角度は11 0°であり、ステントが内側マンドレルによってのみシリコンゴムとキシレン槽 に支持される場合には、キシレンに対して18%のシリコンゴムの比を使用する ことが好ましい。この構成を使用する場合、カバーステント10を完成するため には3回乃至5回のディップコーテイングが必要になる。 上述したもの以上の追加的なコートも適用することができる。しかしながら、 あまりに多くのコートを使用した場合、その結果生じるステントの可撓性が低く なり、送り装置にステントを負荷し、ステントを治療場所で展開することが困難 になる。約0.004インチ(0.1mm)の厚さのコーティングが好ましいこ とが分かった。別の案としては、マトリックス15がさらに可撓性を有すること を望む場合には、マトリックス15は編み物または織物のカバーの形をとること ができる。 ステント10は、ステント10の端部を支持することによって、外側のマンド レルを使用することによって、または内側のマンドレルを使用してシリコンゴム 及びキシレンの槽に浸けたときステント10を支持することによってデイップコ ートすることができる。ステント10の端部を支持することによってステント1 0をディップコートするとき、シリコンゴムはスレッド部材11の間の透き間に のみ伸び、ステント10の外側または内側には過剰なシリコンゴムがないように スレッド部材11を包囲する。第3図及び第14図参照。ステント10が外側の マンドレルによって支持されるとき、シリコンゴムのコーティングは、ステント 10を形成するスレッド部材11の外側に向かって伸びる傾向がある。第6図参 照。ステント10が内側のマンドレルによって支持されるとき、シリコンゴムは 、ステント10を形成するスレッド部材11の内側に向かって伸びる傾向がある 。第7図参照。好ましくは、ステント10は、端部で、またはディップコーティ ング処理中外側マンドレルによって支持すべきである。この処理によって生じる マトリクスは、ステント10を形成するスレッド部材11の間の透き間を通して 組織が成長することをさらによく防止することができるようにさらに強く、さら に破れに対する抵抗が強くなる傾向がある。 上述したディップコーティング処理は、本発明のステントをカバーする好まし い方法であるが、マトリクス15は、射出成形またはポリマー材料でコーティン グステント10を噴射するような他の方法によって適用することができる。 ステント10は、身体の導管の治療場所に半径方向に収縮した状態で送るステ ント送り装置20に配置されている。ステント10は送り装置20の遠位部分に よって搬送される。 送り装置20の近位部分は操作者が操作するために本体の外側に残っている。 送り装置20は、軸線方向に伸びる内腔35を有する細長い内側管30を有す る。内側管30の遠位端部分は可撓性であり、ナイロンまたは他の適切な可撓性 バイオコンパチブルなポリマー材料から製造することができる。その遠位端にお いて、内側管30は、ヘッド31を備えており、それを通って内腔35が連続し ている。ヘッド31は、身体の導管の狭い開口部を通って送り装置の挿入を容易 にするように作用する。内管30の近位部分はステンレススチールまたはいくつ かの他の適当な剛性合金から製造することが好ましい。内管30の遠位部分の近 位端は、標準的な接着剤を使用することによって従来の方法で内管30の近位部 分の遠位端に結合される。 近位管50が内管30の近位部分を包囲する。好ましくは、近位管50は、ポ リウレタンから形成される。近位管の近位端はサイドポートを有する弁本体40 に接続されている。延長管がサイドポート41から開口部42に伸びている。こ の構成によって液体を延長管45を通って近位管50と内管30との間に噴射す ることができる。 可動なホース55が内管30の遠位部分を包囲する。ホース55はそれ自身で 巻かれて2重の壁部分を形成する。2重の壁部分の内壁56の近位端は、内管3 0に直接接続されている。2重の壁部分の外壁57の近位端は、近位管50の遠 位部分の外面に接続されている。これらの接続は、標準的な接着剤のような従来 の手段によって達成される。この構成は、ホース55が内管30の遠位部分に配 置されたステント10を露呈することができるようにする。弁本体40を近位方 向に移動することによって、ホース55の外壁は、内壁56を近位端方向に摺動 する。これは、内壁56がステント10からロールバックすることができるよう にする。ステント10からホース55を移動することを容易にするように、ホー ス55が折り曲げられて2重の壁部分57を形成する領域の外壁57に接触する 内壁の少なくともその部分は滑らかでなければならない。 潤滑特性は、潤滑物質をホース55の表面に適用し、内壁56と外壁57との 間に潤滑液を噴射するか、またはテフロンのようなすべりやすい材料からホース を形成することによって達成することができる。 好ましい実施例において、2重壁の部分で互いに面する少なくとも内壁56と 外壁57の表面は、滑らかな親水性のコーティングでコートされる。好ましくは 、 商品名2018−Mでヒドロマー社によって製造され販売される親水性コーティ ングを使用する。他の材料は、ポリエチレンオキサイド及びハイアルロン酸を含 む。親水性コーティングは、濡れたときに滑らかになり、外壁57が内壁56上 を移動するときホース55の2重壁部分の内壁56と外壁57との間の摩擦は小 さくなる。これはホース55の2重壁部分をステント10から除去することを容 易にする。 好ましくは、送り装置の組み立て中に親水性材料をホース55に負荷する。親 水性材料をホース55に適当に結合するために、ホース55を製造するために使 用する材料は、使用する親水性材料に合致しなければならない。ホース55を形 成する材料は、ポリウレタン製品がよいことが分かった。特に、65D及び75 Dの混合物が親水性材料と矛盾なくホース55がそれ自身の上で巻くことができ る十分に柔らかい可撓性を提供する。好ましくは、混合物は50%の65Dと5 0%の75Dのポリウレタンから製造される。送り装置20の組立中、ホース5 5の一方の側はホース55(外壁57)を近位側の管50に接続した後、親水性 材料でコートする。まず、表面をきれいにし、ポリウレタンの可塑剤から生じる ワックスフィルムを除去するためにホース55の一方の側にイソプロピルアルコ ールを適用する。次にホース55の同じ側を親水性材料でコートする。ホース5 5の表面は、約30秒にわたってアルコールを流さなければならない。同様に表 面55の表面は、約30秒にわたって親水性コーティングでフラッシュしなけれ ばならない。この技術は、親水性材料が濡れたときに最小限の摩擦でホース55 を巻き戻すことができるように、内壁56と外壁57とに十分な親水性材料を蓄 積することがわかっている。 送り装置20が組み立てられ、使用する準備が行われると、延長管45を通っ て、近位管50を越えてホース55の2重の壁部分の内壁56と外壁57との間 の空隙に溶液を注入することによって生理的食塩水で親水性コーティングが濡ら される。過剰な液体が、ホース55の2重壁部分の遠位端に向かって形成された 穴59から出る。これと同様に、上述したような潤滑親水性材料をホース55に 適用する代わりに、ポリエチレングリコールのような潤滑液を2重壁部分の内壁 56と外壁57との間の空隙に注入してホース55に潤滑特性を提供することが できる。 ステントを身体の導管の治療場所に送るために、ステント10を内管30の外 端に包囲する関係で半径方向に圧縮した状態で配置する。ステント10はホース の2重壁部分によって内管に閉じ込められている。ステント10を余り強く内管 に閉じ込めないことが重要である。ホース55は、ステント10を所定の位置に 保持するためにステント10に十分な力を適用しなければならない。ホース55 の2重壁の部分は、弁本体40と近位管50を近位方向に引くことによってステ ント10を包囲する関係から除去することができる。2重の壁部分はステント1 0を露呈する。ステント10とステント10に接触する内壁56との間に摺動は 生じない。近位端方向への2重壁部分の動きと共にステント10の遠位端は半径 方向に露呈されて身体の導管の壁に係合する。第13図参照。ホース55の2重 壁部分は、近位端方向に移動し続け、ステント10は、さらにステント10の全 体の長さが露呈され、身体の導管の壁に係合するまで半径方向に膨張する。第1 4図参照。 内腔35は、身体の導管に経皮的に予め挿入されたガイドワイヤ(図示せず) にステント送り装置が追随することができるように使用される。内管30の内腔 35は、送り装置の20の位置を例えばX線技術を使用することによって容易に 検出することができるように送り装置の遠位端の周りの領域にコントラスト液を 導入するために使用することができる。 従って、身体の導管の開通性を維持し、ステントを通る組織の成長を小さくす るカバーステントが提供される。さらに、部品を移動する間の摩擦を最小限にし 、最小限の困難によって治療場所でカバーステントを展開することができるステ ント送り装置が提供される。当業者は、説明した実施例は図示する目的であり、 制限を目的とするものではなく、請求の範囲によってのみ制限されることを理解 すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月21日 【補正内容】 明細書 カバーされたステント及びステント送り装置 発明の背景 本発明は、動物または人間の身体の導管内で使用することができるステントに 関する。また本発明は、ステントを治療場所に送る装置に関する。このステント は、無負荷状態で特定の直径を有するが、ステントを半径方向に圧縮するか、ま たはステントの端部を離れるように引っ張ることによって小さい直径になるよう に圧縮することができる可撓性の管状の本体を有する。この特徴は、胆管、呼吸 管、食道、血管等に機械的な導管移植に特に有効なステントを提供する。このス テント送り装置は、ガイドワイヤを収容する中央内腔を有する第1の管と、それ 自身の上に折り畳まれ第1の管を除去可能に包囲する可撓性ホースとを有する。 ステントは第1の管の周りに配置され、可撓性ホースによって半径方向に収縮し た状態で保持される。ステントは、このようにして身体の導管の治療場所に経皮 的に導入され治療場所まで送られる。ステントは、半径方向に自己展開すること ができるようにステントから離れるように可撓性ホースを巻くことによって展開 される。ステントが一旦展開すると、ステント送り装置を引くことができる。 これまでの半径方向に自己展開するステントは、オープンメッシュ構造を有す る。このようなステントを位置決めした後、ステントのワイヤの間の空隙を通っ て組織が成長する。多くの適用において、このような現象は、ステントの効力に ついて不利益にならない。多くの場合において、組織が成長することは望ましく ない。なぜならば、ステントを所定の位置に保持してステントが動くことに対し て妨げとなるからである。 しかしながら、ある適用においては、組織が中に成長することは不利益となる 。例えば、ステントを身体の通路の開通性を維持するために、内側に向かって腫 瘍が成長している身体の導管内にステントを配置しなければならない場合、ステ ントを通って腫瘍が中に成長することはステントの有効性を制限する。腫瘍の成 長は身体の導管を完全に塞ぐ。さらに、このような腫瘍の成長はステントを永久 的に所定の位置に「固定」することになる。ステントを除去する性能が考慮され る適用において、それは望ましくない。 従来の半径方向に自己拡張するステントの送り装置は、それらが意図した目的 によって全体が実行される。典型的な従来の送り装置は、内側カテーテルでステ ントを無理に収縮状態にする可動な環状部材を有する。環状部材は、ステントを 展開することができるようにステントに接触している状態から除去される。ある 装置において、環状部材は、それ自身折り曲げられて2重の壁部分を形成する。 しかしながら、このような従来技術の送り装置は、ステントを治療場所に送る際 に全体として有効ではない。例えば、壁が互いを越えて移動するとき、可動な環 状部材の2重壁部分の壁の間の摩擦は、ステントから環状部材を除去することを 困難にする。この問題を最小限にする1つの方法は、互いに接触している状態か ら離れるように環状部材の壁を移動するために環状部材の壁の間に圧力を適用す ることである。しかしながら、これは、送り装置の作動を困難にする。送り装置 の操作者は、圧力がある範囲に確実に維持されるように圧力を連続的に監視しな ければならない。もし圧力が余りにも低すぎると摩擦力を克服することができな い。また圧力が高すぎる場合には、送り装置は破裂する。 EP 0481365号は身体の導管内における狭窄部を拡げる装置について 述べている。この装置は周辺温度より高く身体温度より低い温度で半径方向に膨 張する形状記憶合金により形成されている。DE 4022956号は管腔内レ ールについて述べている。このレールは電気的に絶縁されたシースによって包囲 されかつ膨張可能なバルーンを取り外し可能に包囲しているバスケット内に形成 されたワイヤより構成されており、ここで周辺方向へ伸びる間隔は自由に保持さ れている。この間隔は、隣接するワイヤ部分のシースの規則正しい繰り返し及び 接合によってメッシュの状態にかつ周辺方向に膨張可能に形成されており、これ によりこのシースは該ワイヤへ電圧を付与することによって膨張を促進するため 少なくとも1度熱によって軟化されうる。DE 3918736号はポリテトラ フルオロエチレンの薄い層によってコートされている、動脈狭窄の永久的膨張の ための、金属製のグリッドステントについて開示している。WO 88/019 24号は内方壁部と外方壁部とから成りそれぞれが中間部に環状の領域を有して いる可撓性材料から形成されている把持手段について開示している。GB 21 95257号は実質的に管状の半径方向に膨張可能な補綴体の挿入によって移植 する装置について開示している。この装置はかかる補綴体と中心部に該補綴体を 半径方向に収縮した状態にて保持しかつ該補綴体を所望の位置で解放する手段を 備えた可撓性のプローブとの組み合わせから成り、該補綴体を保持する手段が該 プローブを同心的に取り囲みかつ小室を形成するため該補綴体を半径方向に取り 囲んでいるホースから構成されており、該プローブがその他方端に液体噴出媒体 の供給を可能とする中央軸線方向溝を有しており、かつ該プローブが補綴体小室 内へ開口している少なくとも1つの半径方向開口を備えており、移植前に補綴体 小室からガスを除去するため該補綴体小室の洗い流しを可能としていることを特 徴としているものである。 従って、身体の導管の開通性を維持し、ステントを通る組織の内方への成長を を小さくするステントを提供することが望ましい。 また、身体の導管内で除去することができるようにステントを提供することが 望ましい。 さらに、ほとんど困難なく治療場所でステントを展開することができるステン ト送り装置を提供することが望ましい。 発明の要約 これら及び他の目的は本発明のカバーステントによって達成される。カバース テントは、可撓性の環状本体を有し、その直径は、ステントの半径方向の圧縮に よって、互いに関して本体の端部の軸線方向の動きによって変えることができる 。カバーステントは、それが外側の力のない無負荷状態にあるとき、特定の直径 をとる。この本体は、いくつかの別になった剛性ではあるが、可撓性のスレッド 部材から成り、その各々は、共通軸線としての身体の中央線に螺旋形状に伸びて いる。このような多数のスレッド部材は、巻方向が同じ方向であるが、互いに関 して軸線方向に変位している。残りのスレッド部材は、前述したスレッドの巻方 向と反対の巻方向を有し、互いに軸線方向に変位している。従って、各スレッド 部材は、ブレイド形状で多数の他のスレッド部材と交差する。 また、ステントは、好ましくはシリコンゴムの連続的で可撓性のあるポリマー 材料でカバーされる。このカバーはステントを身体の導管に移植したときにステ ントを通って組織が成長することを防止する。このフィルムはシリコンゴムと有 機溶剤との槽にステントをディップコーティングすることによってステントに適 用することが好ましい。フィルムの厚さは、槽内のシリコンゴムと有機溶剤と、 ステントに行うディップコーティングの回数によって制御することができる。 ステント制御装置は、ガイドワイヤを収納する中央内腔を備えた細長く可撓性 の内管を有する。ステントは、治療場所に搬送するために半径方向に収縮した状 態でこの管に配置される。可撓性ホースが管を包囲し、それ自身が折り曲げられ て2重の壁部分を形成する。この2重の壁部分は、管に半径方向に収縮した状態 でステントを包囲し閉鎖する。ステントから離れるように可撓性ホースが容易に 移動することができるようにするために、2重の壁部分にそれ自身が接触するホ ースの部分は、潤滑性を有する。この潤滑特性は、ホースの2重の壁部分にそれ 自身が接触するホースの表面に潤滑コーティングを配置するか、2重の壁部分の 壁の間の空隙に潤滑液を注入するか、または天然の潤滑材料から可撓性ホースを 形成することによって達成される。これは、本発明のステント送り装置の使用を 容易にし、ステントの展開を簡単にする。 治療場所でステントを展開しようとするとき、可撓性ホースは、まず、ステン トの遠位端を露呈するために近位方向に巻き戻される。これによって、ステント の操作者は、まず送り装置を身体の導管の遠位部分に適切に整合させることがで きる。適当な整合が行われたとき、操作者は、ステントが完全に現れるように可 撓性ホースを近位方向に巻続けることができ、ステントが導管の壁に係合するよ うに半径方向に自己展開することができる。 図面の簡単な説明 本発明の上述した及び他の目的は、全体を通して同じ部品には同じ参照符号が 付されている添付図面と関連して次の詳細な説明を読むことによって明らかにな るであろう。 第1図は、スレッド部材のブレイド形状をはっきりと示している本発明のカバ ーステントの斜視図である。 第2図は、スレッド部材のブレイド形状をはっきりと示す半径方向に収縮した 状態の本発明のカバーステントの斜視図である。 第3図は、第9図の線3−3に沿って切られた断面図である。 第4図は、スレッド部材のブレイド形状を示すためにカバーのない状態で示す 本発明のステントの一部の詳細図である。 第5図は、スレッド部材のブレイド形状を示すためにカバーのない状態で示す 本発明のステントの一部の詳細図である。 第6図は、ステントの外側に沿って配置された可撓性ポリマーマトリクスを示 す本発明のカバーステントの一部の断面図である。 第7図は、ステントの内側に沿って配置された可撓性ポリマーを有する第6図 の図面と同じ部分断面図である。 第8図は、中に負荷されたカバーステントを有する本発明のステント送り装置 の側面図である。 第9図は、第8図の参照符号9で円を描いた領域の拡大図である。 第10図は第8図の参照符号10で円を描いた領域の拡大側面図である。 第11図乃至第14図は、本体の容器のステント展開動作の種々の段階でのス テント送り装置及びカバーステントの遠位部分の側面図である。 発明の詳細な説明 第1図において、無負荷状態の本発明のカバーステント10の一例が示されて いる。カバーステント10は円筒形環状本体の形をしている。ステント10は、 多数の個々のスレッド部材11によって形成される。いくつかのこれらの部材は 、共通の軸線としてステント10の中央の長手方向の軸線を有する互いに関連し て軸線方向に変位する一方の方向に螺旋形状に伸びている。他の部材は、反対方 向に螺旋形状に伸びており、共通の軸線として中央の長手方向の軸線を有する互 いに関して軸線方向に変位している。従って、スレッド部材11は、2つの方向 に伸びており、互いに編まれた状態で互いに交差している。 ステント10のスレッド部材11は、巻方向の各々の方向に同じ数が使用され るように対称的に配置されることが好ましい。必要となるスレッド部材の数は、 無負荷状態でステント10の直径の関数である。10ミリメートルの直径を有す るステントにおいて、24個のスレッド部材が使用される。スレッド部材11は 、円筒形マンドレルの周りに螺旋形に巻かれている。1組のスレッド部材が一方 向に巻かれ、他の組のスレッド部材が他方向に巻かれている。 スレッド部材11は、張力がかかった状態で維持しなければならない。不十分 な張力は、個々のスレッド部材がそれらの本来の形状からはずれてステントのブ レイド構造即ち編み構造をどけさせてしまう。スレッド部材11が適当に張力を かけられたとき、各交差部の重なるスレッド部材においてわずかな圧縮部分が形 成される。第4図及び第5図参照。各スレッド部材は、それが他のスレッド部材 上で曲がり、他のスレッド部材の一部の周囲を囲むように変形する。通常、半径 方向で見て交差するスレッド部材の上部にある各スレッド部材の部分のみが曲が る。これらの痕跡すなわちサドルは、スレッド部材の交差部でそれを互いに固定 する傾向がある。これは、スレッド部材の交差部でスレッド部材11の溶接また は他の結合を必要とすることなく、ステント形状を維持する。さらにこれによっ て、所望の長さのステントをつくるために環状のブレイドを適当な長さに切断す ることができる。 ステントの半径方向の安定性を改良するために、交差するスレッド部材の間の 軸線方向を向いた角度は約90゜以上が好ましく、ステントが無負荷状態のとき 、100°以上であることが好ましい。角度が大きくなればなる程、外側の圧力 がかかった状態でステントの安定性が高まる。 ステント10を形成するスレッド部材11は、種々のポリマー、例えばケルバ ー(商標名)のようなバイオコンパチブル及び可撓性を有する剛性材料、及びス テンレススチールのような金属から製造することができる。他の材料は、コバル ト、クロミウム、ニッケル及びモリブデンに基づいた合金を有し、残りの合金は 、鉄である。さらに、スレッド部材11は、コアとコアを包囲する管状ケースと から形成されている。この形状は、ステント10の不透過性を向上することがで きる。例えばコアは不透過性のタンタルから製造することができるが、ケースは 、商品名「エルジロイ(商標名)」 「フィノックス」及び「MP35N」の名 称で市販されている合金のようなコバルトをベースとした金属で製造することが できる。ステントの製造に使用するこのようなクラッド複合スレッド部材は、W O94/16646号に説明されており、参照のためここに組み込まれている。 ステント10の直径は、ステント10を半径方向に圧縮するか、または互いに 関してステント10の端部を軸線方向に移動することによって変形することがで きる。第2図において、第1図によるステント10をその端部を矢印の方向に互 いに離れる方向に移動することによってどのように直径が小さくなるかが示され ている。ステント10は、固定されたままにするようにステントをある圧力で配 置する身体の導管の壁に対して係合しなければならないから、半径方向に収縮し た状態のステントの直径は、自由に展開したステント10の直径よりも小さくな ければならない。 ステント10はシリコンゴム、ポリウレタンまたはテフロン(商標名)のよう な可撓性のポリマー材料のマトリクス15によってカバーされる。また他の可撓 性とバイオコンパチブルなポリマーを使用することもできる。シリコンゴムを使 用することが好ましい。マトリクス15は、フィルムまたは編み物または織物カ バーの形をとる。 マトリックス15は、ディップコーティングによってステント10に適用され ることが好ましい。シリコンゴムを流動化するために液体シリコンゴムが有機溶 剤、好ましくは、キシレンと混合される。直径が10mmのステントにおいては スレッド部材及びブレイドの角度は110゜であり、ステントがその端部におい てのみシリコンゴムとキシレン槽に支持される場合には、キシレンに対して27 %のシリコンゴムの比を使用することが好ましい。この構成を使用する場合、カ バーステント10を完成するためには1回のディップコーテイングが必要になる 。直径が20mmのステントにおいては、スレッド部材及びブレイドの角度は1 10°であり、ステントが内側マンドレルによってのみシリコンゴムとキシレン 槽に支持される場合には、キシレンに対して18%のシリコンゴムの比を使用す ることが好ましい。この構成を使用する場合、カバーステント10を完成するた めには3回乃至5回のディップコーテイングが必要になる。 上述したもの以上の追加的なコートも適用することができる。しかしながら、 あまりに多くのコートを使用した場合、その結果生じるステントの可撓性が低く なり、送り装置にステントを負荷したり、ステントを治療場所で展開することが 困難になる。約0.010cm(0.004インチ)の厚さのコーティングが好 ましいことが分かった。別の案としては、マトリックス15がさらに可撓性を有 することを望む場合には、マトリックス15は編み物または織物のカバーの形を とることができる。 ステント10は、ステント10の端部を支持することによって、外側のマンド レルを使用することによって、または内側のマンドレルを使用してシリコンゴム 及びキシレンの槽に浸けたときステント10を支持することによってデイップコ ートすることができる。ステント10の端部を支持することによってステント1 0をディップコートするとき、シリコンゴムはスレッド部材11の間の透き間に のみ伸び、ステント10の外側または内側には過剰なシリコンゴムがないように スレッド部材11を包囲する。第3図及び第14図参照。ステント10が外側の マンドレルによって支持されるとき、シリコンゴムのコーティングは、ステント 10を形成するスレッド部材11の外側に向かって伸びる傾向がある。第6図参 照。ステント10が内側のマンドレルによって支持されるとき、シリコンゴムは 、ステント10を形成するスレッド部材11の内側に向かって伸びる傾向がある 。第7図参照。好ましくは、ステント10は、端部で、またはディップコーティ ング処理中外側マンドレルによって支持すべきである。この処理によって生じる マトリクスは、ステント10を形成するスレッド部材11の間の透き間を通して 組織が成長することをさらによく防止することができるようにさらに強く、さら に破れに対する抵抗が強くなる傾向がある。 上述したディップコーティング処理は、本発明のステントをカバーする好まし い方法であるが、マトリクス15は、射出成形またはポリマー材料でコーティン グステント10を噴射するような他の方法によって適用することができる。 ステント10は、身体の導管の治療場所に半径方向に収縮した状態で送るステ ント送り装置20に配置されている。ステント10は送り装置20の遠位部分に よって搬送される。送り装置20の近位部分は操作者が操作するために本体の外 側に残っている。 送り装置20は、軸線方向に伸びる内腔35を有する細長い内側管30を有す る。内側管30の遠位端部分は可撓性であり、ナイロンまたは他の適切な可撓性 バイオコンパチブルなポリマー材料から製造することができる。その遠位端にお いて、内側管30は、ヘッド31を備えており、それを通って内腔35が連続し ている。ヘッド31は、身体の導管の狭い開口部を通って送り装置の挿入を容易 にするように作用する。内側管30の近位部分はステンレススチールまたはいく つかの他の適当な剛性合金から製造することが好ましい。内側管30の遠位部分 の近位端は、標準的な接着剤を使用することによって従来の方法で内側管30の 近位部分の遠位端に結合される。 近位管50が内側管30の近位部分を同軸的に包囲している。好ましくは、近 位管50は、ポリウレタンから形成される。近位管50の近位端はサイドポート 41を有する弁本体40に接続されている。延長管45がサイドポート41から 開口部42に伸びている。この構成によって流体を延長管45を通って近位管5 0と内側管30との間に噴射することができる。 可動なホース55が内側管30の遠位部分を包囲する。ホース55はそれ自身 で巻かれて2重の壁部分を形成する。2重の壁部分の内壁56の近位端は、内側 管30に直接接続されている。2重の壁部分の外壁57の近位端は、近位管50 の遠位部分の外面に接続されている。これらの接続は、標準的な接着剤のような 従来の手段によって達成される。この構成は、ホース55が内側管30の遠位部 分に配置されたステント10を露呈することができるようにする。弁本体40を 近位方向に移動することによって、ホース55の外壁は、内壁56を近位端方向 に摺動する。これは、内壁56がステント10から“ロールバック”することが できるようにする。ステント10からホース55を移動することを容易にするよ うに、ホース55が折り曲げられて2重の壁部分を形成する領域の外壁57に接 触する内壁の少なくともその部分は滑らかでなければならない。 潤滑特性は、潤滑物質をホース55の表面に適用し、内壁56と外壁57との 間に潤滑液を噴射するか、またはテフロン(商標名)のようなすべりやすい材料 でホースを形成することによって達成することができる。 好ましい実施例において、2重壁の部分で互いに面する少なくとも内壁56と 外壁57の表面は、滑らかな親水性のコーティングでコートされる。好ましくは 、商品名2018−Mでヒドロマー社によって製造され販売される親水性コーテ ィングを使用する。他の材料は、ポリエチレンオキサイド及びハイアルロン酸を 含む。親水性コーティングは、濡れたときに滑らかになり、外壁57が内壁56 上を移動するときホース55の2重壁部分の内壁56と外壁57との間の摩擦は 小 さくなる。これはホース55の2重壁部分をステント10から除去することを容 易にする。 好ましくは、送り装置20の組立中に親水性材料をホース55に付加する。親 水性材料をホース55に適当に結合するために、ホース55を製造するために使 用する材料は、使用する親水性材料に合致しなければならない。ホース55を形 成する材料は、ポリウレタン製品がよいことが分かった。特に、65D及び75 Dの混合物が親水性材料と矛盾なくホース55がそれ自身の上で巻くことができ る十分に柔らかい可撓性を提供する。好ましくは、混合物は50%の65Dと5 0%の75Dのポリウレタンから製造される。 送り装置20の組立中、ホース55の一方の側はホース55(外壁57)を近 位側の管50に接続した後、親水性材料でコートする。まず、表面をきれいにし 、ポリウレタンの可塑剤から生じるワックスフィルムを除去するためにホース5 5の一方の側にイソプロピルアルコールを適用する。次にホース55の同じ側を 親水性材料でコートする。ホース55の表面は、約30秒にわたってアルコール を流さなければならない。同様に表面55の表面は、約30秒にわたって親水性 コーティングでフラッシュしなければならない。この技術は、親水性材料が濡れ たときに最小限の摩擦でホース55を巻き戻すことができるように、内壁56と 外壁57とに十分な親水性材料を蓄積することがわかっている。 送り装置20が組み立てられ、使用する準備が行われると、延長管45を通っ て、近位管50を越えてホース55の2重の壁部分の内壁56と外壁57との間 の空隙に溶液を注入することによって生理食塩水で親水性コーティングが濡らさ れる。過剰な液体が、ホース55の2重壁部分の遠位端に向かって形成された穴 59から出る。これと同様に、上述したような潤滑親水性材料をホース55に適 用する代わりに、ポリエチレングリコールのような潤滑液を2重壁部分の内壁5 6と外壁57との間の空隙に注入してホース55に潤滑特性を提供することがで きる。 ステントを身体の導管の治療場所に送るために、ステント10を内側管30の 外端に包囲する関係で半径方向に圧縮した状態で配置する。ステント10はホー スの2重壁部分によって内管に閉じ込められている。ステント10を余り強く内 管に閉じ込めないことが重要である。ホース55は、ステント10を所定の位置 に保持するためにステント10に十分な力を適用しなければならない。ホース5 5の2重壁の部分は、弁本体40と近位管50を近位方向に引くことによってス テント10を包囲する関係から除去することができる。2重の壁部分はステント 10を露呈する。ステント10とステント10に接触する内壁56との間に摺動 は生じない。近位端方向への2重壁部分の動きと共にステント10の遠位端は半 径方向に露呈されて身体の導管の壁に係合する。第13図参照。ホース55の2 重壁部分は、近位端方向に移動し続け、ステント10は、さらにステント10の 全体の長さが露呈され、身体の導管の壁に係合するまで半径方向に膨張する。第 14図参照。 内腔35は、身体の導管に経皮的に予め挿入されたガイドワイヤ(図示せず) にステント送り装置が追随することができるように使用される。内側管30の内 腔35は、送り装置の20の位置を例えばX線技術を使用することによって容易 に検出することができるように送り装置の遠位端の周りの領域にコントラスト液 を導入するために使用することができる。 従って、身体の導管の開通性を維持し、ステントを通る組織の成長を小さくす るカバーステントが提供される。さらに、部品を移動する間の摩擦を最小限にし 、最小限の困難によって治療場所でカバーステントを展開することができるステ ント送り装置が提供される。当業者は、説明した実施例は図示する目的であり、 制限を目的とするものではなく、請求の範囲によってのみ制限されることを理解 すべきである。 請求の範囲 1.半径方向に膨張可能なステント(10)であって、 ステントの中心線に沿って螺旋形の形状に伸びており、第1の巻方向を有して いる少なくとも1つの第1のスレッド部材(11)と、 ステントの中心線に沿って螺旋形の形状に伸びており、前記少なくとも1つの 第1のスレッド部材(11)を横断しかつ該第1の各スレッド部材(11)間に 複数の透間を形成するように第2の巻方向を有している少なくとも1つの第2の スレッド部材(11)と、 ステントの内面とステントの外面とを画定している前記第1のスレッド部材 (11)及び第2のスレッド部材(11)と、 前記第1のスレッド部材及び第2のスレッド部材の各々を取り囲みかつ包囲し ており、かつ第1のスレッド部材及び第2のスレッド部材(11)の各々の間の 透間を塞いでいるマトリクス(15)であって、ステントと一体をなしかつステ ントと一緒に半径方向に膨張可能でありかつステントを覆いかつそこを通る組織 の内方への伸びを減少しているポリマー材料から成る可撓性のマトリクス(15 )と、 を有している半径方向に膨張可能なステント(10)。 2.前記ポリマー材料が、シリコンゴムである請求項1に記載の半径方向に膨 張可能なステント(10)。 3.前記ポリマー材料は、ポリウレタンである請求項1に記載の半径方向に膨 張可能なステント(10)。 4.前記ポリマー材料は、テフロン(商標名)である請求項1に記載の半径方 向に膨張可能なステント(10)。 5.前記透間を塞ぐマトリクス(15)が、約0.010cm(0.004イ ンチの厚みを有する請求項1〜4のいずれか1に記載の半径方向に膨張可能なス テント(10)。 6.前記ポリマー材料のマトリクス(15)がステントの外表面を覆っている 請求項1〜5のいずれか1に記載の半径方向に膨張可能なステント(10)。 7.前記ポリマー材料のマトリクス(15)がステントの内表面を覆っている 請求項1〜5のいずれか1に記載の半径方向に膨張可能なステント(10)。 8.半径方向に膨張可能なステントを展開する装置(20)であって、 遠位部分と近位部分とを有し、少なくとも遠位部分が可撓性である細長い内管 (30)と、 半径方向に膨張可能なステント(10)にして、ステントの中心線に沿って螺 旋形の形状に伸びておりかつ第1の巻方向を有している少なくとも1つの第1の スレッド部材と、ステントの中心線に沿って螺旋形の形状に伸びておりかつ第1 のスレッド部材を横断しかつ各スレッド部材間に複数の透間を形成するように第 2の巻方向を有している少なくとも1つの第2のスレッド部材と、を有しており 、第1のスレッド部材と第2のスレッド部材とが共にステント内表面とステント 外表面とを画定しており、ポリマー材料から成る可撓性マトリクスが第1のスレ ッド部材と第2のスレッド部材との各々を取り囲みかつ包囲し、第1のスレッド 部材と第2のスレッド部材との各々の間の透間を塞いでおり、該マトリクスがス テントと一体をなしかつステントと一緒に半径方向に膨張可能でありかつステン トを覆いそこを通る組織の内方への伸びを減少しており、細長い内側管30の部 分を取り囲んでいる半径方向に膨張可能なステント(10)と、 細長い内側管(30)の近位部分の周りに同軸上に配置された近位管(50) と、 細長い内側管(30)の遠位部分の一部及びステント(10)を包囲し、ステ ント(10)を細長い内側管(30)上に半径方向に収縮した状態で維持してい るホース(55)であって、それ自身上に折り曲げられて内壁及び外壁を有する 2重の壁部分を形成し、内壁が細長い内管(30)に接続され、外壁が近位管( 50)に接続されているホース(55)と、 前記ホース(55)の2重壁部分の内壁または外壁の少なくとも一方の表面上 の潤滑コーティングと、 を有する半径方向に膨張可能なステントを展開する装置(20)。 9.前記ポリマー材料が、シリコンゴムである請求項8に記載のステントを展 開する装置(20)。 10.前記ポリマー材料が、ポリウレタンである請求項8に記載のステントを 展開する装置(20)。 11.前記潤滑コーティングが、親水性である請求項8に記載のステントを展 開する装置(20)。 12.前記潤滑コーティングが、ポリエチレンオキサイドである請求項8に記 載のステントを展開する装置(20)。 13.前記潤滑コーティングが、ヒアルロン酸である請求項8に記載のステン トを展開する装置(20)。 14.前記ポリマー材料のマトリクス(15)が、約0.010cm(0.0 04インチ)の厚さを有している請求項8に記載のステントを展開する装置(2 0)。 15.身体の導管に半径方向に膨張可能であるステント(10)を展開する装 置(20)であって、 遠位部分ど近位部分とを有し、少なくとも遠位部分が可撓性である細長い内側 管(30)と、 前記細長い内側管(30)の近位部分の周りに同軸的に配置された近位管(5 0)と、 細長い内側管(30)の遠位部分の一部を包囲している潤滑材料から形成され ているホース(55)であって、それ自身上に折り曲げられて内壁及び外壁を有 する2重の壁部分を形成し、内壁が細長い内管(30)に接続され、外壁が近位 管(50)に接続されているホース(55)と、 半径方向に膨張可能なステント(10)であって、ステントの中心線に沿って 螺旋形の形状に伸びており、細長い管の一部を取り囲んでいる第1の巻方向を有 している第1のスレッド部材と、ステントの中心線に沿って螺旋形の形状に伸び ており、第1のスレッド部材を横断しかつ該第1の各スレッド部材間に複数の透 間を形成するように第2の巻方向を有している第2のスレッド部材と、ステント の内面とステントの外面とを画定している第1のスレッド部材及び第2のスレッ ド部材と、第1のスレッド部材及び第2のスレッド部材の各々を取り囲みかつ包 囲しており、かつ第1のスレッド部材及び第2のスレッド部材の各々の間の透間 を塞いでいるマトリクスであって、ステントと一体をなしかつステントと一緒に 半径方向に膨張可能でありかつステントを覆いかつそこを通る組織の内方への伸 びを減少しているマトリクスと、を有しており、細長い管の一部を取り囲んでい る半径方向に膨張可能であるステントと、 から成る身体の導管に半径方向に膨張可能であるステント(10)を展開する 装置(20)。 16.前記潤滑材料がテフロン(商標名)である請求項15に記載の身体の導 管に半径方向に膨張可能であるステント(10)を展開する装置(20)。 17.前記ポリマー材料のマトリクス(15)が、シリコンゴムである請求項 15に記載の身体の導管に半径方向に膨張可能であるステント(10)を展開す る装置(20)。 18.前記ポリマー材料のマトリクス(15)が、ポリウレタンである請求項 15に記載の身体の導管に半径方向に膨張可能であるステント(10)を展開す る装置(20)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.各々がステントの中心線に沿って螺旋形の形状で伸びており、第1の共通 な巻方向を有し、互いに軸線方向に変位している第1の複数のスレッド部材(1 1)と、 各々がステントの中心線に沿って螺旋形の形状で伸びており、第2の共通な巻 方向を有し、第1の複数のスレッド部材(11)を横断し、スレッド部材(11 )の各々の間に複数の透き間を形成するように互いに軸線方向に変位している第 2の複数のスレッド部材(11)と、 前記ステントのスレッド部材(11)の各々の間の透き間をふさぐようにステ ントをカバーするボリマー材料のマトリクス(15)とを有し、 前記第1の複数のスレッド部材(11)と前記第2の複数のスレッド部材(1 1)とは共にステントの内面とステントの外面を形成しているステント(10) 。 2.前記ポリマー材料は、シリコンゴムである請求項1に記載のステント(1 0)。 3.前記ポリマー材料は、ポリウレタンである請求項1に記載のステント(1 0)。 4.前記ポリマー材料は、テフロンである請求項1に記載のステント(10) 。 5.前記透き間をふさぐ前記マトリクス(15)は、約0,004インチ(0 .1mm)の厚さを有する請求項1に記載のステント(10)。 6.前記透き間をふさぐ前記マトリクス(15)は約0,004インチ(0. 1mm)の厚さを有する請求項2に記載のステント(10)。 7.前記透き間をふさぐ前記マトリクス(15)は約0,004インチ(0. 1mm)の厚さを有する請求項3に記載のステント(10)。 8.前記透き間をふさぐ前記マトリクス(15)は約0,004インチ(0. 1mm)の厚さを有する請求項4に記載のステント(10)。 9.ポリマー材料の前記マトリクス(15)は、ステントの外面に向かって伸 びている請求項1乃至8のいずれか1項に記載のステント(10)。 10.ポリマー材料の前記マトリクス(15)は、ステントの内面に向かって 伸びている請求項1乃至8のいずれか1項に記載のステント(10)。 11.遠位部分と近位部分とを有し、少なくとも遠位部分が可撓性である細長 い内管(30)と、 細長い内管(30)の近位部分の周りに同軸に配置された近位管(50)と、 前記細長い内管(30)の遠位部分の一部を包囲し、それ自身上に折り曲げら れて内壁及び外壁を有する2重の壁部分を形成するホース(55)であって、内 壁が細長い内管(30)に接続され、前記外壁が近位管(50)に接続されてい るホース(55)と、 前記ホース(55)の2重壁部分の内壁または外壁の少なくとも一方の表面上 に潤滑コーティングとを有する身体の導管にステントを移植する装置。 12.前記潤滑コーティングは親水性である請求項11に記載の装置。 13.遠位部分と近位部分とを有し、少なくとも遠位部分が可撓性である細長 い内管(30)と、 前記細長い内管(30)の一部を包囲するポリマー材料のマトリクス(15) によってカバーされる半径方向に拡張可能なステント(10)と、 前記細長い内管(30)の近位部分の周りに同軸的に配置された近位管(50 )と、 細長い内管(30)上で半径方向に収縮した状態でステント(10)を維持す るために細長い内管(30)の遠位部分の一部とステント(10)を包囲するホ ース(55)であって、それ自身上に折り曲げられて内壁及び外壁を有する2重 の壁部分を形成し、内壁が細長い内管(30)に接続され、前記外壁が近位管( 50)に接続されているホース(55)と、 前記ホース(55)の2重壁部分の内壁または外壁の少なくとも1つの表面上 に潤滑コーティングとを有する半径方向に自己拡張するステントを展開する装置 (20)。 14.各々がステントの中央線に沿って螺旋形状に伸び、第1の共通の巻方向 を有し、互いに軸線方向に変位した複数の第1のスレッド部材(11)と、 前記第1のスレッド部材(11)を横切り、前記スレッド部材(11)の各々 の間に複数の透き間を形成するように各々がステントの中央線に沿って螺旋形状 に伸び、第2の共通の巻方向を有し、互いに軸線方向に変位した複数の第2のス レッド部材(11)とを有し、 前記第1の複数のスレッド部材と前記第2の複数のスレッド部材(11)は、 ステントの内面及びステントの外面を形成し、 ポリマー材料のマトリクス(15)は前記ステントの前記スレッド部材(11 )の各々の間の透き間をふさぐためにステントをカバーする請求項13に記載の 半径方向に自己拡張するステントを展開する装置。 15.前記ポリマー材料は、シリコンゴムである請求項13に記載の装置(2 0)。 16.前記ポリマー材料は、シリコンゴムである請求項14に記載の装置(2 0)。 17.前記ポリマー材料は、ポリウレタンである請求項13に記載の装置(2 0)。 18.前記ポリマー材料は、ポリウレタンである請求項14に記載の装置(2 0)。 19.前記潤滑コーティングは親水性である請求項13に記載の装置(20) 。 20.前記潤滑コーティングは、ポリエチレンオキサイドである請求項13に 記載の装置(20)。 21.前記潤滑コーティングは、ヒアルロン酸である請求項13に記載の装置 (20)。 22.前記潤滑コーティングは、親水性である請求項14に記載の装置(20 )。 23.前記潤滑コーティングは、ポリエチレンオキサイドである請求項14に 記載の装置(20)。 24.前記潤滑コーティングは、ヒアルロン酸である請求項14に記載の装置 (20)。 25.前記ポリマー材料のマトリクス(15)は、約0.004インチ(0. 1mm)の厚さである請求項13乃至24のいずれか1項に記載の装置(20) 。 26.遠位部分と近位部分とを有し、少なくとも遠位部分が可撓性である細長 い内管(30)と、 前記細長い内管(30)近位部分の周りに同軸的に配置された近位管(50) と、 細長い内管(30)の遠位部分の一部とステント(10)を包囲するホース( 55)であって、それ自身上に折り曲げられて内壁及び外壁を有する2重の壁部 分を形成し、内壁が細長い内管(30)に接続され、前記外壁が近位管(50) に接続されているホース(55)とを有する身体の導管にステント(10)を移 植する装置(20)。 27.前記細長い内管(30)の一部を包囲するポリマー材料のマトリクス( 15)によってカバーされた半径方向に拡張可能なステント(10)を有する請 求項26に記載の装置。 28.各々がステントの中央線に沿って螺旋形状に伸び、第1の共通の巻方向 を有し、互いに軸線方向に変位した複数の第1のスレッド部材(11)と、 前記第1のスレッド部材(11)を横切り、前記スレッド部材(11)の各々 の間に複数の透き間を形成するように各々がステントの中央線に沿って螺旋形状 に伸び、第2の共通の巻方向を有し、互いに軸線方向に変位した複数の第2のス レッド部材(11)とを有し、 前記第1の複数のスレッド部材ど前記第2の複数のスレッド部材(11)は、 ステントの内面及びステントの外面を形成し、 ポリマー材料のマトリクス(15)は、前記ステントの前記スレッド部材(1 1)の各々の間の透き間をふさぐためにステントをカバーする請求項27に記載 の半径方向に自己拡張するステント(10)を有する請求項26に記載の装置( 20)。 29.前記潤滑材料はテフロンである請求項26に記載の装置(20)。 30.前記潤滑材料はテフロンである請求項27に記載の装置(20)。 31.前記潤滑材料はテフロンである請求項28に記載の装置(20)。 32.前記ポリマー材料のマトリクス(15)は、シリコンゴムである請求項 27,28,30または31のいずれか1項に記載の装置。 33.前記ポリマー材料のマトリクス(15)はポリウレタンである請求項2 7,28,30または31のいずれか1項に記載の装置。 34.遠位部分と近位部分を有する細長い内管(30)を有する装置(20) からポリマー材料のマトリクス(15)によってカバーされた半径方向に自己拡 張するステント(10)を展開する方法であって、前記ステント(10)が治療 場所に送る遠位部分を包囲し、少なくとも遠位部分が可撓性であり、近位管(5 0)が前記細長い内管(30)の近位部分の周りに同軸的に配置され、ホース( 55)が、半径方向に収縮した状態でステント(10)を維持するようにステン トを配置する前記細長い内管(30)の遠位部分の一部を包囲し、前記ホース( 55)はそれ自身で内壁及び外壁によって形成される2重の壁部分を形成するよ うに折り曲げられ、前記内壁は前記細長い内管(30)に接続され、前記外壁は 前記近位管(50)に接続されており、 前記ホース(55)の2重壁部分の内壁と外壁との間に潤滑液を注入する段階 と、 前記装置(20)を身体の導管に挿入し、前記装置(20)を身体の導管の治 療場所に前進させる段階と、 前記ステント(20)が接触しなくなるように近位方向にホース(55)の2 重壁部分の外壁を移動して、ステント(20)を半径方向に展開して身体の導管 に係合することができるようにする段階とを有する半径方向に自己拡張するステ ント(10)を展開する方法 35.前記循環流体はポリエチレングリコールである請求項32に記載の方法 。
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