JP2735389B2 - カバーされたステント及びステント送り装置 - Google Patents

カバーされたステント及びステント送り装置

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JP2735389B2 JP52422594A JP52422594A JP2735389B2 JP 2735389 B2 JP2735389 B2 JP 2735389B2 JP 52422594 A JP52422594 A JP 52422594A JP 52422594 A JP52422594 A JP 52422594A JP 2735389 B2 JP2735389 B2 JP 2735389B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、動物または人間の身体の導管内で使用する
ことができるステントに関する。また本発明は、ステン
トを治療場所に送る装置に関する。このステントは、無
負荷状態で特定の直径を有するが、ステントを半径方向
に圧縮するか、またはステントの端部を離れるように引
っ張ることによって小さい直径になるように圧縮するこ
とができる可撓性の管状の本体を有する。この特徴は、
胆管、呼吸管、食道、血管等に機械的な導管移植に特に
有効なステントを提供する。このステント送り装置は、
ガイドワイヤを収容する中央内腔を有する第1の管と、
それ自身の上に折り畳まれ第1の管を除去可能に包囲す
る可撓性ホースとを有する。ステントは第1の管の周り
に配置され、可撓性ホースによって半径方向に収縮した
状態で保持される。ステントは、このようにして身体の
導管の治療場所に経皮的に導入され治療場所まで送られ
る。ステントは、半径方向に自己展開することができる
ようにステントから離れるように可撓性ホースを巻くこ
とによって展開される。ステントが一旦展開すると、ス
テント送り装置を引くことができる。
これまでの半径方向に自己展開するステントは、オー
プンメッシュ構造を有する。このようなステントを位置
決めした後、ステントのワイヤの間の空隙を通って組織
が成長する。多くの適用において、このような現象は、
ステントの効力について不利益にならない。多くの場合
において、組織が成長することは望ましくない。なぜな
らば、ステントを所定の位置に保持してステントが動く
ことに対して妨げとなるからである。
しかしながら、ある適用においては、組織が中に成長
することは不利益となる。例えば、ステントを身体の通
路の開通性を維持するために、内側に向かって腫瘍が成
長している身体の導管内にステントを配置しなければな
らない場合、ステントを通って腫瘍が中に成長すること
はステントの有効性を制限する。腫瘍の成長は身体の導
管を完全に塞ぐ。さらに、このような腫瘍の成長はステ
ントを永久的に所定の位置に「固定」することになる。
ステントを除去する性能が考慮される適用において、そ
れは望ましくない。
従来の半径方向に自己拡張するステントの送り装置
は、それらが意図した目的によって全体が実行される。
典型的な従来の送り装置は、内側カテーテルでステント
を無理に収縮状態にする可動な環状部材を有する。環状
部材は、ステントを展開することができるようにステン
トに接触している状態から除去される。ある装置におい
て、環状部材は、それ自身折り曲げられて2重の壁部分
を形成する。しかしながら、このような従来技術の送り
装置は、ステントを治療場所に送る際に全体として有効
ではない。例えば、壁が互いを越えて移動するとき、可
動な環状部材の2重壁部分の壁の間の摩擦は、ステント
から環状部材を除去することを困難にする。この問題を
最小限にする1つの方法は、互いに接触している状態か
ら離れるように環状部材の壁を移動するために環状部材
の壁の間に圧力を適用することである。しかしながら、
これは、送り装置の作動を困難にする。送り装置の操作
者は、圧力がある範囲に確実に維持されるように圧力を
連続的に監視しなければならない。もし圧力が余りにも
低すぎると摩擦力を克服することができない。また圧力
が高すぎる場合には、送り装置は破裂する。
EP 0481365号は身体の導管内における狭窄部を拡げる
装置について述べている。この装置は周辺温度より高く
身体温度より低い温度で半径方向に膨張する形状記憶合
金により形成されている。DE 4022956号は管腔内レール
について述べている。このレールは電気的に絶縁された
シースによって包囲されかつ膨張可能なバルーンを取り
外し可能に包囲しているバスケット内に形成されたワイ
ヤより構成されており、ここで周辺方向へ伸びる間隔は
自由に保持されている。この間隔は、隣接するワイヤ部
分のシースの規則正しい繰り返し及び接合によってメッ
シュの状態にかつ周辺方向に膨張可能に形成されてお
り、これによりこのシースは該ワイヤへ電圧を付与する
ことによって膨張を促進するため少なくとも一度熱によ
って軟化されうる。DE 3918736号はポリテトラフルオロ
エチレンの薄い層によってコートされている、動脈狭窄
の永久的膨張のための、金属製のグリッドステントにつ
いて開示している。WO 88/01924号は内方壁部と外方壁
部とから成りそれぞれ中間部に環状の領域を有している
可撓性材料から形成されている把持手段について開示し
ている。GB 2195257号は実質的に管状の半径方向に膨張
可能な補綴体の挿入によって移植する装置について開示
している。この装置はかかる補綴体と中心部に該補綴体
を半径方向に収縮した状態にて保持しかつ該補綴体を所
望の位置で解放する手段を備えた可撓性のプローブとの
組み合わせから成り、該補綴体を保持する手段が該プロ
ーブを同心的に取り囲みかつ小室を形成するため該補綴
体を半径方向に取り囲んでいるホースから構成されてお
り、該プローブがその他方端に液体噴出媒体の供給を可
能とする中央軸線方向溝を有しており、かつ該プローブ
が補綴体小室内へ開口している少なくとも1つの半径方
向開口を備えており、移植前に補綴体小室からガスを除
去するため該補綴体小室の洗い流しを可能としているこ
とを特徴としているものである。
従って、身体の導管の開通性を維持し、ステントを通
る組織の内方への成長をを小さくするステントを提供す
ることが望ましい。
また、身体の導管内で除去することができるようにス
テントを提供することが望ましい。
さらに、ほとんど困難なく治療場所でステントを展開
することができるステント送り装置を提供することが望
ましい。
発明の要約 これら及び他の目的は本発明のカバーステントによっ
て達成される。カバーステントは、可撓性の環状本体を
有し、その直径は、ステントの半径方向の圧縮によっ
て、互いに関して本体の端部の軸線方向の動きによって
変えることができる。カバーステントは、それが外側の
力のない無負荷状態にあるとき、特定の直径をとる。こ
の本体は、いくつかの別になった剛性ではあるが、可撓
性のスレッド部材から成り、その各々は、共通軸線とし
ての身体の中央線に螺旋形状に伸びている。このような
多数のスレッド部材は、巻方向が同じ方向であるが、互
いに関して軸線方向に変位している。残りのスレッド部
材は、前述したスレッドの巻方向と反対の巻方向を有
し、互いに軸線方向に変位している。従って、各スレッ
ド部材は、ブレイド形状で多数の他のスレッド部材と交
差する。
また、ステントは、好ましくはシリコンゴムの連続的
で可撓性のあるポリマー材料でカバーされる。このカバ
ーはステントを身体の導管に移植したときにステントを
通って組織が成長することを防止する。このフィルムは
シリコンゴムと有機溶剤との槽にステントをディップコ
ーティングすることによってステントに適用することが
好ましい。フィルムの厚さは、槽内のシリコンゴムと有
機溶剤と、ステントに行うディップコーティングの回数
によって制御することができる。
ステント制御装置は、ガイドワイヤを収納する中央内
腔を備えた細長く可撓性の内管を有する。ステントは、
治療場所に搬送するために半径方向に収縮した状態でこ
の管に配置される。可撓性ホースが管を包囲し、それ自
身が折り曲げられて2重の壁部分を形成する。この2重
の壁部分は、管に半径方向に収縮した状態でステントを
包囲し閉鎖する。ステントから離れるように可撓性ホー
スが容易に移動することができるようにするために、2
重の壁部分にそれ自身が接触するホースの部分は、潤滑
性を有する。この潤滑特性は、ホースの2重の壁部分に
それ自身が接触するホースの表面に潤滑コーティングを
配置するか、2重の壁部分の壁の間の空隙に潤滑液を注
入するか、または天然の潤滑材料から可撓性ホースを形
成することによって達成される。これは、本発明のステ
ント送り装置の使用を容易にし、ステントの展開を簡単
にする。
治療場所でステントを展開しようとするとき、可撓性
ホースは、まず、ステントの遠位端を露呈するために近
位方向に巻き戻される。これによって、ステントの操作
者は、まず送り装置を身体の導管の遠位部分に適切に整
合させることができる。適当な整合が行われたとき、操
作者は、ステントが完全に現れるように可撓性ホースを
近位方向に巻続けることができ、ステントが導管の壁に
係合するように半径方向に自己展開することができる。
図面の簡単な説明 本発明の上述した及び他の目的は、全体を通して同じ
部品には同じ参照符号が付されている添付図面と関連し
て次の詳細な説明を読むことによって明らかになるであ
ろう。
第1図は、スレッド部材のブレイド形状をはっきりと
示している本発明のカバーステントの斜視図である。
第2図は、スレッド部材のブレイド形状をはっきりと
示す半径方向に収縮した状態の本発明のカバーステント
の斜視図である。
第3図は、第9図の線3−3に沿って切られた断面図
である。
第4図は、スレッド部材のブレイド形状を示すために
カバーのない状態で示す本発明のステントの一部の詳細
図である。
第5図は、スレッド部材のブレイド形状を示すために
カバーのない状態で示す本発明のステントの一部の詳細
図である。
第6図は、ステントの外側に沿って配置された可撓性
ポリマーマトリクスを示す本発明のカバーステントの一
部の断面図である。
第7図は、ステントの内側に沿って配置された可撓性
ポリマーを有する第6図の図面と同じ部分断面図であ
る。
第8図は、中に負荷されたカバーステントを有する本
発明のステント送り装置の側面図である。
第9図は、第8図の参照符号9で円を描いた領域の拡
大図である。
第10図は第8図の参照符号10で円を描いた領域の拡大
側面図である。
第11図乃至第14図は、本体の容器のステント展開動作
の種々の段階でのステント送り装置及びカバーステント
の遠位部分の側面図である。
発明の詳細な説明 第1図において、無負荷状態の本発明のカバーステン
ト10の一例が示されている。カバーステント10は円筒形
環状本体の形をしている。ステント10は、多数の個々の
スレッド部材11によって形成される。いくつかのこれら
の部材は、共通の軸線としてステント10の中央の長手方
向の軸線を有する互いに関連して軸線方向に変位する一
方の方向に螺旋形状に伸びている。他の部材は、反対方
向に螺旋形状に伸びており、共通の軸線として中央の長
手方向の軸線を有する互いに関して軸線方向に変位して
いる。従って、スレッド部材11は、2つの方向に伸びて
おり、互いに編まれた状態で互いに交差している。
ステント10のスレッド部材11は、巻方向の各々の方向
に同じ数が使用されるように対称的に配置されることが
好ましい。必要となるスレッド部材の数は、無負荷状態
でステント10の直径の関数である。10ミリメートルの直
径を有するステントにおいて、24個のスレッド部材が使
用される。スレッド部材11は、円筒形マンドレルの周り
に螺旋形に巻かれている。1組のスレッド部材が一方向
に巻かれ、他の組のスレッド部材が他方向に巻かれてい
る。
スレッド部材11は、張力がかかった状態で維持しなけ
ればならない。不十分な張力は、個々のスレッド部材が
それらの本来の形状からはずれてステントのブレイド構
造即ち編み構造をどけさせてしまう。スレッド部材11が
適当に張力をかけられたとき、各交差部の重なるスレッ
ド部材においてわずかな圧縮部分が形成される。第4図
及び第5図参照。各スレッド部材は、それが他のスレッ
ド部材上で曲がり、他のスレッド部材の一部の周囲を囲
むように変形する。通常、半径方向で見て交差するスレ
ッド部材の上部にある各スレッド部材の部分のみが曲が
る。これらの痕跡すなわちサドルは、スレッド部材の交
差部でそれを互いに固定する傾向がある。これは、スレ
ッド部材の交差部でスレッド部材11の溶接または他の結
合を必要とすることなく、ステント形状を維持する。さ
らにこれによって、所望の長さのステントをつくるため
に環状のブレイドを適当な長さに切断することができ
る。
ステントの半径方向の安定性を改良するために、交差
するスレッド部材の間の軸線方向を向いた角度は約90°
以上が好ましく、ステントが無負荷状態のとき、100°
以上であることが好ましい。角度が大きくなればなる
程、外側の圧力がかかった状態でステントの安定性が高
まる。
ステント10を形成するスレッド部材11は、種々のポリ
マー、例えばケルバー(商標名)のようなバイオコンパ
チブル及び可撓性を有する剛性材料、及びステンレスス
チールのような金属から製造することができる。他の材
料は、コバルト、クロミウム、ニッケル及びモリブデン
に基づいた合金を有し、残りの合金は、鉄である。さら
に、スレッド部材11は、コアとコアを包囲する管状ケー
スとから形成されている。この形状は、ステント10の不
透過性を向上することができる。例えばコアは不透過性
のタンタルから製造することができるが、ケースは、商
品名「エルジロイ(商標名)」「フィノックス」及び
「MP35N」の名称で市販されている合金のようなコバル
トをベースとした金属で製造することができる。ステン
トの製造に使用するこのようなクラッド複合スレッド部
材は、WO94/16646号に説明されており、参照のためここ
に組み込まれている。
ステント10の直径は、ステント10を半径方向に圧縮す
るか、または互いに関してステント10の端部を軸線方向
に移動することによって変形することができる。第2図
において、第1図によるステント10をその端部を矢印の
方向に互いに離れる方向に移動することによってどのよ
うに直径が小さくなるかが示されている。ステント10
は、固定されたままにするようにステントをある圧力で
配置する身体の導管の壁に対して係合しなければならな
いから、半径方向に収縮した状態のステントの直径は、
自由に展開したステント10の直径よりも小さくなければ
ならない。
ステント10はシリコンゴム、ポリウレタンまたはテフ
ロン(商標名)のような可撓性のポリマー材料のマトリ
クス15によってカバーされる。また他の可撓性とバイオ
コンパチブルなポリマーを使用することもできる。シリ
コンゴムを使用することが好ましい。マトリクス15は、
フィルムまたは編み物または織物カバーの形をとる。
マトリクス15は、ディップコーティングによってステ
ント10に適用されることが好ましい。シリコンゴムを流
動化するために液体シリコンゴムが有機溶剤、好ましく
は、キシレンと混合される。直径が10mmのステントにお
いてはスレッド部材及びブレイドの角度は110°であ
り、ステントがその端部においてのみシリコンゴムとキ
シレン槽に支持される場合には、キシレンに対して27%
のシリコンゴムの比を使用することが好ましい。この構
成を使用する場合、カバーステント10を完成するために
は1回のディップコーティングが必要になる。直径が20
mmのステントにおいては、スレッド部材及びブレイドの
角度は110°であり、ステントが内側マンドレルによっ
てのみシリコンゴムとキシレン槽に支持される場合に
は、キシレンに対して18%のシリコンゴムの比を使用す
ることが好ましい。この構成を使用する場合、カバース
テント10を完成するためには3回乃至5回のディップコ
ーティングが必要になる。
上述したもの以上の追加的なコートも適用することが
できる。しかしながら、あまりに多くのコートを使用し
た場合、その結果生じるステントの可撓性が低くなり、
送り装置にステントを負荷したり、ステントを治療場所
で展開することが困難になる。約0.010cm(0.004イン
チ)の厚さのコーティングが好ましいことが分かった。
別の案としては、マトリックス15がさらに可撓性を有す
ることを望む場合には、マトリックス15は編み物または
織物のカバーの形をとることができる。
ステント10は、ステント10の端部を支持することによ
って、外側のマンドレルを使用することによって、また
は内側のマンドレルを使用してシリコンゴム及びキシレ
ンの槽に浸けたときステント10を支持することによって
ディップコートすることができる。ステント10の端部を
支持することによってステント10をディップコートする
とき、シリコンゴムはスレッド部材11の間の透き間にの
み伸び、ステント10の外側または内側には過剰なシリコ
ンゴムがないようにスレッド部材11を包囲する。第3図
及び第14図参照。ステント10が外側のマンドレルによっ
て支持されるとき、シリコンゴムのコーティングは、ス
テント10を形成するスレッド部材11の外側に向かって伸
びる傾向がある。第6図参照。ステント10が内側のマン
ドレルによって支持されるとき、シリコンゴムは、ステ
ント10を形成するスレッド部材11の内側に向かって伸び
る傾向がある。第7図参照。好ましくは、ステント10
は、端部で、またはディップコーティング処理中外側マ
ンドレルによって支持すべきである。この処理によって
生じるマトリクスは、ステント10を形成するスレッド部
材11の間の透き間を通して組織が成長することをさらに
よく防止することができるようにさらに強く、さらに破
れに対する抵抗が強くなる傾向がある。
上述したディップコーティング処理は、本発明のステ
ントをカバーする好ましい方法であるが、マトリクス15
は、射出成形またはポリマー材料でコーティングステン
ト10を噴射するような他の方法によって適用することが
できる。
ステント10は、身体の導管の治療場所に半径方向に収
縮した状態で送るステント送り装置20に配置されてい
る。ステント10は送り装置20の遠位部分によって搬送さ
れる。送り装置20の近位部分は操作者が操作するために
本体の外側に残っている。
送り装置20は、軸線方向に伸びる内腔35を有する細長
い内側管30を有する。内側管30の遠位端部分は可撓性で
あり、ナイロンまたは他の適切な可撓性バイオコンパチ
ブルなポリマー材料から製造することができる。その遠
位端において、内側管30は、ヘッド31を備えており、そ
れを通って内腔35が連続している。ヘッド31は、身体の
導管の狭い開口部を通って送り装置の挿入を容易にする
ように作用する。内側管30の近位部分はステンレススチ
ールまたはいくつかの他の適当な剛性合金から製造する
ことが好ましい。内側管30の遠位部分の近位端は、標準
的な接着剤を使用することによって従来の方法で内側管
30の近位部分の遠位端に結合される。
近位管50が内側管30の近位部分を同軸的に包囲してい
る。好ましくは、近位管50は、ポリウレタンから形成さ
れる。近位管50の近位端はサイドポート41を有する弁本
体40に接続されている。延長管45がサイドポート41から
開口部42に伸びている。この構成によって流体を延長管
45を通って近位管50と内側管30との間に噴射することが
できる。
可動なホース55が内側管30の遠位部分を包囲する。ホ
ース55はそれ自身で巻かれて2重の壁部分を形成する。
2重の壁部分の内壁56の近位端は、内側管30に直接接続
されている。2重の壁部分の外壁57の近位端は、近位管
50の遠位部分の外面に接続されている。これらの接続
は、標準的な接着剤のような従来の手段によって達成さ
れる。この構成は、ホース55が内側管30の遠位部分に配
置されたステント10を露呈することができるようにす
る。弁本体40を近位方向に移動することによって、ホー
ス55の外壁は、内壁56を近位端方向に摺動する。これ
は、内壁56がステント10から“ロールバック”すること
ができるようにする。ステント10からホース55を移動す
ることを容易にするように、ホース55が折り曲げられて
2重の壁部分を形成する領域の外壁57に接触する内壁の
少なくともその部分は滑らかでなければならない。
潤滑特性は、潤滑物質をホース55の表面に適用し、内
壁56と外壁57との間に潤滑液を噴射するか、またはテフ
ロン(商標名)のようなすべりやすい材料でホースを形
成することによって達成することができる。
好ましい実施例において、2重壁の部分で互いに面す
る少なくとも内壁56と外壁57の表面は、滑らかな親水性
のコーティングでコートされる。好ましくは、商品名20
18−Mでヒドロマー社によって製造され販売される親水
性コーティングを使用する。他の材料は、ポリエチレン
オキサイド及びハイアルロン酸を含む。親水性コーティ
ングは、濡れたときに滑らかになり、外壁57が内壁56上
を移動するときホース55の2重壁部分の内壁56と外壁57
との間の摩擦は小さくなる。これはホース55の2重壁部
分をステント10から除去することを容易にする。
好ましくは、送り装置20の組立中に親水性材料をホー
ス55に付加する。親水性材料をホース55に適当に結合す
るために、ホース55を製造するために使用する材料は、
使用する親水性材料に合致しなければならない。ホース
55を形成する材料は、ポリウレタン製品がよいことが分
かった。特に、65D及び75Dの混合物が親水性材料と矛盾
なくホース55がそれ自身の上で巻くことができる十分に
柔らかい可撓性を提供する。好ましくは、混合物は50%
の65Dと50%の75Dのポリウレタンから製造される。
送り装置20の組立中、ホース55の一方の側はホース55
(外壁57)を近位側の管50に接続した後、親水性材料で
コートする。まず、表面をきれいにし、ポリウレタンの
可塑剤から生じるワックスフィルムを除去するためにホ
ース55の一方の側にイソプロピルアルコールを適用す
る。次にホース55の同じ側を親水性材料でコートする。
ホース55の表面は、約30秒にわたってアルコールを流さ
なければならない。同様に表面55の表面は、約30秒にわ
たって親水性コーティングでフラッシュしなければなら
ない。この技術は、親水性材料が濡れたときに最小限の
摩擦でホース55を巻き戻すことができるように、内壁56
と外壁57とに十分な親水性材料を蓄積することがわかっ
ている。
送り装置20が組み立てられ、使用する準備が行われる
と、延長管45を通って、近位管50を越えてホース55の2
重の壁部分の内壁56と外壁57との間の空隙に溶液を注入
することによって生理食塩水で親水性コーティングが濡
らされる。過剰な液体が、ホース55の2重壁部分の遠位
端に向かって形成された穴59から出る。これと同様に、
上述したような潤滑親水性材料をホース55に適用する代
わりに、ポリエチレングリコールのような潤滑液を2重
壁部分の内壁56と外壁57との間の空隙に注入してホース
55に潤滑特性を提供することができる。
ステントを身体の導管の治療場所に送るために、ステ
ント10を内側管30の外端に包囲する関係で半径方向に圧
縮した状態で配置する。ステント10はホースの2重壁部
分によって内管に閉じ込められている。ステント10を余
り強く内管に閉じ込めないことが重要である。ホース55
は、ステント10を所定の位置に保持するためにステント
10に十分な力を適用しなければならない。ホース55の2
重壁の部分は、弁本体40と近位管50を近位方向に引くこ
とによってステント10を包囲する関係から除去すること
ができる。2重の壁部分はステント10を露呈する。ステ
ント10とステント10に接触する内壁56との間に摺動は生
じない。近位端方向への2重壁部分の動きと共にステン
ト10の遠位端は半径方向に露呈されて身体の導管の壁に
係合する。第13図参照。ホース55の2重壁部分は、近位
端方向に移動し続け、ステント10は、さらにステント10
の全体の長さが露呈され、身体の導管の壁に係合するま
で半径方向に膨張する。第14図参照。
内腔35は、身体の導管に経皮的に予め挿入されたガイ
ドワイヤ(図示せず)にステント送り装置が追随するこ
とができるように使用される。内側管30の内腔35は、送
り装置の20の位置を例えばX線技術を使用することによ
って容易に検出することができるように送り装置の遠位
端の周りの領域にコントラスト液を導入するために使用
することができる。
従って、身体の導管の開通性を維持し、ステントを通
る組織の成長を小さくするカバーステントが提供され
る。さらに、部品を移動する間の摩擦を最小限にし、最
小限の困難によって治療場所でカバーステントを展開す
ることができるステント送り装置が提供される。当業者
は、説明した実施例は図示する目的であり、制限を目的
とするものではなく、請求の範囲によってのみ制限され
ることを理解すべきである。

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半径方向に膨張可能なステント(10)であ
    って、 ステントの中心線に沿って螺旋形の形状に伸びており、
    第1の巻方向を有している少なくとも1つの第1のスレ
    ッド部材(11)と、 ステントの中心線に沿って螺旋形の形状に伸びており、
    前記少なくとも1つの第1のスレッド部材(11)を横断
    しかつ該第1の各スレッド部材(11)間に複数の透間を
    形成するように第2の巻方向を有している少なくとも1
    つの第2のスレッド部材(11)と、 ステントの内面とステントの外面とを画定している前記
    第1のスレッド部材(11)及び第2のスレッド部材(1
    1)と、 前記第1のスレッド部材及び第2のスレッド部材の各々
    を取り囲みかつ包囲しており、かつ第1のスレッド部材
    及び第2のスレッド部材(11)の各々の間の透間を塞い
    でいるマトリクス(15)であって、ステントと一体をな
    しかつステントと一緒に半径方向に膨張可能でありかつ
    ステントを覆いかつそこを通る組織の内方への伸びを減
    少しているポリマー材料から成る可撓性のマトリクス
    (15)と、 を有している半径方向に膨張可能なステント(10)。
  2. 【請求項2】前記ポリマー材料が、シリコンゴムである
    請求項1に記載の半径方向に膨張可能なステント(1
    0)。
  3. 【請求項3】前記ポリマー材料は、ポリウレタンである
    請求項1に記載の半径方向に膨張可能なステント(1
    0)。
  4. 【請求項4】前記ポリマー材料は、テフロン(商標名)
    である請求項1に記載の半径方向に膨張可能なステント
    (10)。
  5. 【請求項5】前記透間を塞ぐマトリクス(15)が、約0.
    010cm(0.004インチの厚みを有する請求項1〜4のいず
    れか1に記載の半径方向に膨張可能なステント(10)。
  6. 【請求項6】前記ポリマー材料のマトリクス(15)がス
    テントの外表面を覆っている請求項1〜5のいずれか1
    に記載の半径方向に膨張可能なステント(10)。
  7. 【請求項7】前記ポリマー材料のマトリクス(15)がス
    テントの内表面を覆っている請求項1〜5のいずれか1
    に記載の半径方向に膨張可能なステント(10)。
  8. 【請求項8】半径方向に膨張可能なステントを展開する
    装置(20)であって、 遠位部分と近位部分とを有し、少なくとも遠位部分が可
    撓性である細長い内管(30)と、 半径方向に膨張可能なステント(10)にして、ステント
    の中心線に沿って螺旋形の形状に伸びておりかつ第1の
    巻方向を有している少なくとも1つの第1のスレッド部
    材と、ステントの中心線に沿って螺旋形の形状に伸びて
    おりかつ第1のスレッド部材を横断しかつ各スレッド部
    材間に複数の透間を形成するように第2の巻方向を有し
    ている少なくとも1つの第2のスレッド部材と、を有し
    ており、第1のスレッド部材と第2のスレッド部材とが
    共にステント内表面とステント外表面とを画定してお
    り、ポリマー材料から成る可撓性マトリクスが第1のス
    レッド部材と第2のスレッド部材との各々を取り囲みか
    つ包囲し、第1のスレッド部材と第2のスレッド部材と
    の各々の間の透間を塞いでおり、該マトリクスがステン
    トと一体をなしかつステントと一緒に半径方向に膨張可
    能でありかつステントを覆いそこを通る組織の内方への
    伸びを減少しており、細長い内側管30の部分を取り囲ん
    でいる半径方向に膨張可能なステント(10)と、 細長い内側管(30)の近位部分の周りに同軸上に配置さ
    れた近位管(50)と、 細長い内側管(30)の遠位部分の一部及びステント(1
    0)を包囲し、ステント(10)を細長い内側管(30)上
    に半径方向に収縮した状態で維持しているホース(55)
    であって、それ自身上に折り曲げられて内壁及び外壁を
    有する2重の壁部分を形成し、内壁が細長い内管(30)
    に接続され、外壁が近位管(50)に接続されているホー
    ス(55)と、 前記ホース(55)の2重壁部分の内壁または外壁の少な
    くとも一方の表面上の潤滑コーティングと、 を有する半径方向に膨張可能なステントを展開する装置
    (20)。
  9. 【請求項9】前記ポリマー材料が、シリコンゴムである
    請求項8に記載のステントを展開する装置(20)。
  10. 【請求項10】前記ポリマー材料が、ポリウレタンであ
    る請求項8に記載のステントを展開する装置(20)。
  11. 【請求項11】前記潤滑コーティングが、親水性である
    請求項8に記載のステントを展開する装置(20)。
  12. 【請求項12】前記潤滑コーティングが、ポリエチレン
    オキサイドである請求項8に記載のステントを展開する
    装置(20)。
  13. 【請求項13】前記潤滑コーティングが、ヒアルロン酸
    である請求項8に記載のステントを展開する装置(2
    0)。
  14. 【請求項14】前記ポリマー材料のマトリクス(15)
    が、約0.010cm(0.004インチ)の厚さを有している請求
    項8に記載のステントを展開する装置(20)。
  15. 【請求項15】身体の導管に半径方向に膨張可能である
    ステント(10)を展開する装置(20)であって、 遠位部分と近位部分とを有し、少なくとも遠位部分が可
    撓性である細長い内側管(30)と、 前記細長い内側管(30)の近位部分の周りに同軸的に配
    置された近位管(50)と、 細長い内側管(30)の遠位部分の一部を包囲している潤
    滑材料から形成されているホース(55)であって、それ
    自身上に折り曲げられて内壁及び外壁を有する2重の壁
    部分を形成し、内壁が細長い内管(30)に接続され、外
    壁が近位管(50)に接続されているホース(55)と、 半径方向に膨張可能なステント(10)であって、ステン
    トの中心線に沿って螺旋形の形状に伸びており、細長い
    管の一部を取り囲んでいる第1の巻方向を有している第
    1のスレッド部材と、ステントの中心線に沿って螺旋形
    の形状に伸びており、第1のスレッド部材を横断しかつ
    該第1の各スレッド部材間に複数の透間を形成するよう
    に第2の巻方向を有している第2のスレッド部材と、ス
    テントの内面とステントの外面とを画定している第1の
    スレッド部材及び第2のスレッド部材と、第1のスレッ
    ド部材及び第2のスレッド部材の各々を取り囲みかつ包
    囲しており、かつ第1のスレッド部材及び第2のスレッ
    ド部材の各々の間の透間を塞いでいるマトリクスであっ
    て、ステントと一体をなしかつステントと一緒に半径方
    向に膨張可能でありかつステントを覆いかつそこを通る
    組織の内方への伸びを減少しているマトリクスと、を有
    しており、細長い管の一部を取り囲んでいる半径方向に
    膨張可能であるステントと、 から成る身体の導管に半径方向に膨張可能であるステン
    ト(10)を展開する装置(20)。
  16. 【請求項16】前記潤滑材料がテフロン(商標名)であ
    る請求項15に記載の身体の導管に半径方向に膨張可能で
    あるステント(10)を展開する装置(20)。
  17. 【請求項17】前記ポリマー材料のマトリクス(15)
    が、シリコンゴムである請求項15に記載の身体の導管に
    半径方向に膨張可能であるステント(10)を展開する装
    置(20)。
  18. 【請求項18】前記ポリマー材料のマトリクス(15)
    が、ポリウレタンである請求項15に記載の身体の導管に
    半径方向に膨張可能であるステント(10)を展開する装
    置(20)。
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EP0695152A1 (en) 1996-02-07

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