JPH08503824A - 装置の機能をいくつかの部分機能へ分割する方法 - Google Patents

装置の機能をいくつかの部分機能へ分割する方法

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JPH08503824A JP6513031A JP51303194A JPH08503824A JP H08503824 A JPH08503824 A JP H08503824A JP 6513031 A JP6513031 A JP 6513031A JP 51303194 A JP51303194 A JP 51303194A JP H08503824 A JPH08503824 A JP H08503824A
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オロフ ノルデンスタム,ヤン
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Abstract

(57)【要約】 本発明はさまざまな市場においてさまざまな部分機能セット(A,B,C,D,B*C)を備えた装置に既存の全ての装置に適合するモジュールとして構成された新しい部分機能を完備できるようにする方法及び制御方式(15)に関する。これは装置を本発明により選定される部分機能へ構成することにより達成され、前記部分機能は次に部分状態及び分析結果へ構成される。本発明には部分機能を互いに参照するルールが記述され、前記ルールは装置の部分機能間に存在する論理的従属性の分析に基づいている。前記識別された論理的従属性が侵害されない限り構成される部分機能は構成された任意の装置に適合するモジュールと同様である。部分機能は前記ルールに従って参照することができる他の部分機能を修正及び補足することができる。本発明により部分機能(B*C)間の相互作用問題が解決される。制御方式(15)は既存の装置(3)に対してモジュラー部分機能を付加もしくは除去することができるインターフェイスユニット(16)を提供する。実施例では装置はプログラム制御電気通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】 装置の機能をいくつかの部分機能へ分割する方法 技術分野 以下の文章で使用される“装置”という用語は好ましくは通信装置に関係する ものであるが、本発明はそのような装置に限定されるものではない。 この種の装置は特定の方法で動作し、以後装置の動作機能、あるいは単に装置 の機能、と呼ぶ。1つの機能は部分機能へ分割することができる。通信装置の部 分機能の例として加入者サービス、統計サービス、請求書発送サービスがある。 加入者サービスの例は短縮番号、追随転送(diversion follow −me)呼出し、会議呼出し、転送話中(diversion−on−busy )呼出しである。Toll−ticketingは請求書発送サービスの一例で ある。 この種の装置の機能は、とりわけ形式言語理論と呼ばれるデータ技術の分野で 周知の、状態機械の支援により記述することができる。例えば、 Blackwell Scientific Publication 198 3年のV.J.Rayward−Smithの論文“形式言語理論の最初の課程 ”を参照されたい。状態機械は装置の機能を状態及び外部剌激により記述する。 テーブルが設定されそれには状態と外部剌激の各組合せが記載される。このよう な各組合せに対して、テーブルには機械が外部剌激に応答して取るべき新しい状 態も示される。時には、外部刺激と状態の現在若しくは適当な組合せにより状態 遷移が生ぜず、機械は古い状態を保持することがある。本発明に関連する種類の 装置の機能を記述するためのモデルとして、周知の状態機械を使用する場合、外 部剌激及び状態の各組合せに対して状態機械が発生する出力信号により周知の方 法でモデルを補足する必要がある。この種のモデルは現実の単純化モデルであり 、例えば状態変化を生じる手順を記述することができない。 本発明の一つの目的はさまざまな部分機能セットを有する装置に、例えばさま ざまな市場において、新しい部分機能を補足できるようにすることである。特に 、 本発明は装置に既存の部分機能を付加もしくは除去できるようにし、既存の装置 に対して完全に新しい部分機能を設計できるようにするものである。装置に対し て付加もしくは除去することができる部分機能は以下オプショナル部分機能と呼 ばれる。 オプショナル部分機能に対する要求及び以前には存在しなかった部分機能によ り装置を補足できるようにする必要があるため、前記した種類の装置は非常に複 雑になることがある。 この種の装置はプログラム制御されたりされなかったりする。しかしながら、 本発明はプログラム制御された装置に限定はされない。 特に、本発明は装置の機能、好ましくはプログラム制御された通信装置の機能 、をいくつかの部分機能へ分割して装置間で部分機能を再生できるようにし、か つ新しく設計された部分機能を既存の装置に補足できるようにする方法に関連し ている。本発明はまた本発明により提示される方法で構成される装置制御システ ムにも関連している。本発明により前記した種類の装置における選定可能な部分 機能間の望ましくない相互作用、いわゆるフィーチュア相互作用もしくはフィー チュア干渉、の解決策が提供される。 技術的背景 前記問題は通信の分野で解決がなされている。例えばスウェーデンのエリクソ ン社から発売されている電話システムAX10では、システムの加入装置/電話 を構築する段階において、システム設計者は将来必要とされるであろうと予想さ れる所定の種類の部分機能を接続する為の個々の加入装置/電話を用意していた 。この作業には個々別々のインターフェイスを構築することが含まれる。これに は、更に装置の予期される所定の種類の部分機能を付加することが含まれる。所 定種類の部分機能を付加するために準備されるインターフェイスを、関連する種 別の部分機能のフレームワーク内で出来るだけ汎用的にする努力がこれまでにな されている。 しかしながら、装置の構築段階において、現在は存在しない、考えられる全て の将来の部分機能を予想するのは困難である。 設計すべき新しい部分機能が、装置が用意していない種別のものである場合に 問題が生じる。例えば、新しい部分機能を装置の既存の部分機能と結合できるか どうかを決定する必要があり、また新しい部分機能を装置に接続できるようにす る必要がある。 新しい部分機能を既存の部分機能と結合できるかを決定する時は、装置の機能 すなわち性能を全体として決定し、かつ個別の既存の部分機能のさまざまな機能 すなわち性能及び新しい部分機能の機能を決定する必要がある。装置が複雑であ るため、数人の設計者が互いに協同してもその性質の分析は極端に広範囲にわた り困難となることが多い。準備されたインターフェイスを利用出来ないため、新 しい部分機能の既存の装置への接続は問題が多い。新しい部分機能へ装置を適合 させるように再設計する必要が生じることもあり、また新しい部分機能を接続す るために装置内のあるインターフェイスを再設計してより一般的としなければな らないこともある。全く新しいインターフェイスを生成する必要が生じることも ある。このような再構成及び変更により装置の性能へ影響を及ぼしがちなエラー や故障が生じることもある。 新しい部分機能を初期の既存の全ての部分機能と結合できるようにする替わり に、設計者は新しい部分機能をいくつかの既存の部分機能のみと結合できるよう 選択することができる。この解決策は新しい部分機能を有する装置を使用しなけ ればならない特定市場を満足はさせるが、他の市場における他の全ての装置につ いて一般的なものではない。新しい部分機能は既存のある部分機能としか結合で きないため、この解決策では新しく設計される部分機能を将来付加する可能性が 損なわれる。 序文に記載した種類の装置に関するもう一つの将来の問題点は互いに両立しな い2つの異なる状態変化を2つの部分機能が同時に実施したい場合に生じる競合 である。通信の分野では、この問題はフィーチュアインタラクションもしくはフ ィーチュア干渉と呼ばれる。電話の分野における次の例は、代表的なケースを示 しており、2つの異なる番号に対する呼出しが行われる。2つの部分機能は競合 している、すなわち“追随転送”及び“転送話中”である。 追随転送は加入者の実際の電話番号の呼出しを伴い、それは加入者が指定する 別の番号へ転送される。転送話中は呼出しが向けられる加入者が電話中である場 合に別の所定の電話番号へ呼が転送されることを示す。加人者は一つもしくはい くつかの部分機能に加入することができ、電話網オペレータは、対応する部分機 能を加入者に接続する。次に、例えば電話機のキーパッド上で各部分機能に対し て一意的である番号/符号組合せをダイアルもしくはキーイングすることにより 、加入者は加入済の部分機能を起動することができる。同様に、電話機のキーパ ッド上で各部分機能を一意的に停止させる番号/符号組合せをダイアルもしくは キーイングすることにより、加入者は起動された部分機能を停止すなわち解放す ることができる。以後Bと呼ぶ加入者のホームテレホン番号が123456であ り、加入者にはブラケット機能“追随転送”及び“転送話中”が接続されている ものとする。例えばBが自分の週末別荘へ移動する場合、Bは自宅の電話番号へ 向けられる電話呼出しを全て週末別荘へ転送させたいと思い、“追随転送”部分 機能を起動して、この場合例えば123789の週末別荘の電話番号である、転 送電話番号を入力する。仕事のため家を離れる場合、例えば予期される重要な呼 出しは、たとえ自宅の電話が話中であっても受信を保証したいと思うであろう。 そこで加入者Bは部分機能“転送話中”を起動し、この場合例えば232323 である加入者Bの仕事に使用する電話番号である、転送電話番号を入力する。部 分機能“追随転送”及び“転送話中”は、各々が個別に起動される場合には所望 の方法で作動する。しかしながら、加入者Bが両方の部分機能を同時に起動して いるものとすると、加入者Bの自宅電話番号に外部から呼出しがかかり、自宅電 話が話中であれば、呼システムは呼を加入者の仕事場へ転送すべきか週末別荘へ 転送すべきか判断することができない。 周知の従来技術 前記競合を予想される範囲内では、周知の技術により次のように競合を解決す ることができる。最初に、一方の部分機能を他方よりも優先すべきか否か、例え ば追随転送を転送話中よりも優先すべきか否かが定められる。次に最初のプログ ラムシーケンスによりテストが行われ、123456の電話番号に対して追随転 送機能が起動されるか否かが確認される。テストの結果がYESであれば、この 場合123789である加入者が与える追随転送番号へ呼が転送される。テスト 結果がNOであれば、電話番号123456について転送話中機能が起動されて いるか否か、また加入者が話中であるか否かを確認するために、第2のプログラ ムシーケンスでさらにテストが行われる。テスト結果がYESであれば、この番 号232323である加入者が与える転送番号へ呼が接続される。テスト結果が NOであれば、第2のプログラムシーケンスは次のプログラムシーケンスヘ移る 。 装置が新しい部分機能を付加できるように出来ていれば、このようなテストを プログラムコードの形で用意することもできる。装置が新しい部分機能を付加で きるように出来ていなければ、ソフトウェアを変更しなければならない。 したがって、インタラクション問題を解決する周知の技術には考えられる全て のインタラクションを予想し、ケース毎に、識別されたインタラクションを解決 する特定機能を設計することが含まれる。 所定種別の部分機能を付加するために準備されるこれらの周知のインターフェ イスは、インタラクション型競合状況を管理する装置の能力に影響を及ぼす。部 分機能間のインタラクションを予め実現出来る場合には、望ましくないインタラ クション/競合を解決するようにインターフェイスを構成することができる。し かしながら、特製のインターフェイスの場合にはそれに対して準備された部分機 能以外の新しい部分機能を装置に付加することは許されない。 発明の要約 本発明の一つの目的は、本発明の原理に基いて構成された既存の部分機能に変 更を加えることなく、序文に明記した種類の既存の装置に対し新しい部分機能を 付加出来るようにすることである。 本発明の別の目的は、序文に明記した種類の既存の装置間で、部分機能を再使 用出来るようにすることであり、この再使用は一つの装置の部分機能を別の装置 で再生して使用出来ることを意味する。 本発明はまた、様々な部分機能を相互結合する際に、ユーザへより高い自由度 を与えようとするものである。 本発明の更に別の目的は、インタラクション型競合を解決する部分機能を提供 することである。 本発明の更に別の目的は、インターフェイスが部分機能の設計についてなんら 知る必要なしに、新しい及び既存の、部分機能を接続できるようにする一般的な インターフェイスを提供することである。 本発明はまた既に設計レベルにある部分機能間の相互作用の発見を容易にする ことである。 これらの目的及び意図は、装置に対して付加もしくは除去することができる最 小機能単位に各部分機能が対応するような部分機能で、装置を構成することによ り達成される。このように分割される部分機能間に存在する論理的従属性が次に 識別される。この従属性はこのような分割及び装置の機能方法に直接依存する。 本発明はまた、部分機能をインプリメントすることにより、特定された部分機 能以外の部分機能間に更に従属性を導入しないようにすることを意図するもので ある。特定された従属性を以後基本的論理従属性と呼ぶ。 潜在的に存在する可能性のある全ての部分機能セットを決定するのに必要な情 報は、部分機能自体と共にオプショナルな部分機能間に存在する論理的従属性の みである。これらの部分機能セットを決定しなければならない理由にっいては後 記する。 特定される基本的論理従属性は、文論理(statement logic) や述語論理(cpredicate logic)により表現することができる 。これにより部分機能が論理的にどのように相互接続されるかについて良好な概 観が提供される。基本的論理従属性のリストを作り将来使用するために取ってお くと便利である。 出願人は基本的論理従属性の中に他から離れた場所を占有するような型式の従 属性、すなわち部分機能が、一つ以上の他の特定の部分機能を必要とすることを 意味する従属性を見出した。 部分機能Aが他の特定部分機能Bを必要とする場合、この従属性は文論理では A→Bと書くことができる。部分機能Aが他の2つの部分機能B及びCを必要と する場合、同じ論理従属性はA→B及びA→Cと書くことができる。 論理従属性はさまざまな種類があり、多少なりとも複雑な性質である。論理従 属性の別の例は部分機能Aが特定の部分機能群F1,F2,...Fnの中から選 ばれる少なくとも一つの部分機能を必要とする場合である。この従属性は文論理 でA→F1∪F2∪...∪Fnと書くことができる。 特定された全論理従属性を使用して、装置内で生じ得る全ての部分機能セット が確立される。“セット”とは部分機能の許される組合せを意味する。部分機能 の許される各組合せにより、潜在的に可能な部分機能セットが形成される、すな わち潜在的に可能な装置が形成される。“潜在的に”という用語は装置が商業的 に利用可能なことを意味するが、必ずしもそうでなくてもよい。部分機能の潜在 的な各セットは特定の論理従属性を満足させる。 前記した2つの従属性の例の中で、部分機能が少なくとも一つ以上の他の特定 の部分機能を必要とすることを意味する従属性はまた部分機能の相互参照を支配 する設定ルールと連係して使用される。一般的に、部分機能間にリファレンス( 参照)を挿入すること、例えば部分機能Bが部分機能Aを参照すること、はB及 びA間の論理従属性の生成することを意味する。本発明では、サブジェクト部分 機能と呼ばれる任意の部分機能はサブジェクト部分機能が他の特定の部分機能を必要とする 場合に一つ以上の他の特定の部分機能を参照するだけである。参照さ れる部分機能はサブジェクト部分機能が存在する各装置内で確実に見つかるため 、このルールにより許可されない新しい論理従属性が装置へ導入されることはな い。この参照ルールは初期には存在しなかった新しい部分機能の設計にとっても 重要である。新たに設計された部分機能が装置へ付加されても、装置の部分機能 間に存在する基本的論理従属性は変化しない。しかしながら、新たに設計された 部分機能と既存の部分機能との間に新しい論理従属性が生じる。 基本的論理従属性が特定されていると、一つ以上の他の特定の部分機能を必要 としない一つ以上の部分機能が見つけられる。次に前者の各々の基本的機能が呼 び出される。このようにして基本的機能は自立していて、一つ以上の特定の部分 機能には従属せず、したがって参照に関するルールに従って、他の特定の部分機 能を参照することができない。一つ以上の他の部分機能を必要とする残りの部分 機能はオプショナル部分機能と呼ばれ、以下の文ではオプショナル機能と略記す る。一方、基本的機能は部分機能群の中の指定されないサブ機能を必要とするこ とがある。 入力信号とも呼ばれる剌激が、所与の状態にある装置に到来すると、装置は到 来する刺激にいかに反応すべきかを決定する必要がある。前記した状態機械は単 純化されたモデルであり、状態数が多くなると、入力信号と状態の考えられる全 ての組合せを記述するテーブルは極端に広範なものとなるため使用に適さなくな る。例えば、電話交換機は1010.exp7の異なる状態を有することができる。実 際には含まれる情報量が膨大であるため、これらの各状態を明確なテキストに記 述するのは不可能である。テーブルには大きなメモリエリアも必要である。替わ りに、これまでは状態表Aの一部をテストすることにより、AからBに向かう小 さな連続したテンポラリーな状態変化を実行してゆくことにより安定状態Aから 新しい安定状態Bへの状態変化を行うことができた。 本明細書において“状態”とは定常状態だけではなく、装置の全体状態を意味 する。状態は互いに関連する部分すなわち成分へ分割することができる。以後こ れらの部分状態すなわち成分は部分状態と呼ぶ。部分状態も持続時間すなわち永 続性を有している。通信装置の部分状態の例は接続された加入者番号、加入者線 ビジー、加入者線フリー、専属カテゴリ(category affiliat ion)、加入者番号である。これらの用語は部分状態を記述したい場合に使用 される表現を表す。 本発明により、装置剌激と状態の現在の組合せを確立するために、到来する剌 激を装置の部分状態に対してテストすることが提案される。 本発明により、到来する剌激に対する状態のテスト(分析とも呼ばれる)は、 後記するように、分析ステップと呼ばれる一連のステップへ分割される。分析は 装置の部分機能で実行される。各分析ステップにおいて、一つ以上の分析結果が 得られる。分析ステップはいわゆる割込点、すなわち引継点、で終止する。分析 ステップで得られる結果は、ステップの割込点と関連づけられる。本発明におい て、前記シーケンスの後のステップにおける分析結果は、前記シーケンスの前の ステップで得られる分析結果と比較される多数の部分状態に基づいている。分析 結果の目的は、装置の新しい状態及び可能な出力信号を決定することである。分 析結果はある部分機能が他の部分機能の分析シーケンスに割り込めるように部分 機能間に協調性を発生するのに使用することもできる。 部分機能の分析結果の例は、呼が生じている、ある桁が受信されている、B加 入者を呼び出す試みがなされた等、すなわち部分機能の意味を記述したい場合に 自然に使用される表現を確立することである。 本発明では部分機能は所望により前記割込点において部分機能の分析に割り込 むことができる。他の部分機能が分析に割り込みたい理由は、現在の分析を修正 もしくは補足したいためであってもよい。 出願人は部分状態における部分機能の前記構成及び分析結果により、一般的な インターフェイスにより接続及び切断することができる新しい部分機能を生成で きることを見出した。この一般的なインターフェイスは、部分状態及び新しい部 分機能の分析結果のみを関知すれば良く、部分機能がどのように設計されるかを 関知する必要はない。 部分機能の、部分状態及び分析結果による構成により、目標仕様レベルにおけ る部分機能の記述と部分機能の構成との間に強力なコネクションが得られるため 、部分機能の設計は容易になる。したがって、装置全体の目的や機能の完全な概 観がなくても、設計された部分機能の目的を容易に理解することができる。 前記部分機能の他に、出願人の概念に従って作られる装置は、部分機能コント ロールユニットも具備している。 本発明に従って、オペレーションにより状態変化を達成することができる。ま たオペレーションにより出力信号を発生することができる。使用すべきオペレー ションは、一つ以上の分析結果により決定される。オペレーションは部分機能の 中に見出され各部分機能に特定的である。また、コントロールユニットはいくつ かの部分機能に適用され状態変化を行いかつ/もしくは出力信号を送信する総括 オペレーションへのアクセスを有している。 本発明では、分析フェーズが終止しないうちは状態変化が生じない。分析フェ ーズには前記状態変化オペレーションが実施される実行フェーズが続く。その利 点は新しい安定状態に向けていくつかの小さな状態変化が連続的に生じる周知の 装置のように、コントロールユニットは、初期の状態や応答信号のアカウントを 保持する必要がないことである。前記ワーキング方法により、初期に存在する部 分機能の分析結果を変える部分機能の設計も可能となる。しかしながら、装置の 各部分機能が現在状態の各分析を実施しないうちは、オペレーションは実行され ない。 本発明により、インタラクション型競合は出願人がインタラクション機能と呼 ぶ新しいタイプの部分機能により解決される。インタラクション機能は他の部分 機能と同様に構成される。 本発明により、コントロールユニットは2つ以上の部分機能が相互作用する時 点を見出し、現在のインタラクションに関連する独立したインタラクション機能 に対して、現在状態の更なる分析をさらに指定する。コントロールユニットにこ のようなインタラクション機能が無い場合には、その旨のメッセージがオペレー タへ送られる。そして、システムオペレータは競合を解決するインタラクション 機能を生成する機会を得る。このインタラクション機能は任意の部分機能と同様 に装置へ付加される。 インタラクション機能を含む部分機能は、部分機能を記述したい場合に使用で きる、部分状態及び分析結果により記述されるため、出願人は部分機能の付加に 対して予め準備がなされていない装置に対し新しい部分機能を付加する場合より も容易に、部分機能間で考えられるインタラクションを予想可能であると考える 。そうなるのは最後に述べた装置は、新しい部分機能を付加するにつれ次第に複 雑となり装置全体の機能の概観を得ることが困難になるためである。 一連の分析ステップは、後のステップによる分析結果が常に前のステップより も厳密に多くの情報を参照するように構成される。これにより、部分機能のイン プリメンテーションを変更する場合でも、ステップの順序づけられたシーケンス が保持される。 コントロールユニットは個別の部分機能の設計やその動作モードを関知する必 要がない。装置へ部分機能を付加すると、部分機能はそれ自身の参照必要な他の 部分機能への参照及びその部分機能がエンターして他の部分機能の分析へ割り込 みたい分析ステップを宣言する。さらに、装置へ付加される部分機能は、他の部 分機能が割り込みたいと思われる、それ自身の分析ステップを宣言する。このよ うにして、装置に対して部分機能を接続及び切断する単位インターフェイスが生 成される。このように接続もしくは切断される部分機能は、例えば、他の市場に おける他の装置内に存在し、現在の装置に接続される部分機能であるか、もしく は新たに設計された部分機能とすることができる。 初期の既知の装置では、一方の分析結果と、他方の出力信号の状態変化及び送 信との間が明確に分割されていない。そのため新しい状態変化を与える新しい部 分機能を加えることが難しい。通常新しい部分機能を付加することは、新しい部 分機能が付加されない状況に較べ、入力信号と状態の所与の組合せに対して、別 の状態変化が生じて別の出力信号を送信すべきことを意味する。 前記したように、任意の状態変化が生じて任意の出力信号が送信される前に、 全ての分析が終止される。新しい部分機能は初期に存在する部分機能の分析を修 正もしくは補足することを許され、新しい部分機能が接続されない場合に較べて 、それにより別の状態遷移及び別の出力信号の送信が行われる。 本発明により提示される装置のオプショナルな部分機能構成、論理従属性の特 定、部分機能の相互参照を支配するルールの生成、部分機能の分析結果及び部分 状態への構成、及び部分機能で実施される分析で発生する割込みに対するコント ロールユニットの調整方法により装置を新しい部分機能で増強する準備がなされ る。しかしながら、既存の部分機能には新たに設計される部分機能の知識は必要 ではなく、このような新しい部分機能をどのように設計するかも、どのように作 動するかあるいはどのように実現するかも知る必要がない。したがって、既存の 部分機能や新たに設計される部分機能を既存の装置と組み合わせる場合、新しい 部分機能を付加できるようにするために既存の装置を変えてはならない。既存の 部分機能を参照しなければならないのは新しい部分機能である。 図面の簡単な説明 次に添付図を参照して本発明の詳細な説明を行い、ここに、 第1図−第4図はオプショナルな部分機能へ構成されたさまざまな装置を示し、 第5図−第7図は部分機能間の論理従属性を示す線図、 第8図は本発明により構成される装置を示し、 第9図は既知の状態機械及び関連する状態テーブルを示し、 第10図は本発明により構成される装置の動作方法を記述するモデルとして使用 される状態機械を示し、 第11図は装置の全部分状態の空間における分析ステップ数を含む分析チェーン を示し、 第12図は部分機能及びコントロールユニットを備えた本発明の装置を示すブロ ック図、 第13図は第8図及び第12図のいくつかの部分機能の一例の実行を示す略線図 、 第14A図は分析相及びオペレーション相への分割を示す時間図の例、 第14B図は分析シーケンス及び補足分析を遂行したい2つのオプショナル機能 による前記シーケンスからの2個の分岐を示す図、 第15図はインターフェイス機能の動作方法を示す線図、 第16A図−第16H図は第12図の装置へ部分機能を接続する場合のコントロ ールユニットの動作方法を示すフロー図、 第17図は装置への部分機能の接続と連係して第12図のコントロールユニット が生成するデータエリアを示し、 第18図は本発明による部分機能の構造を示し、 第19A図−第19I図は分析相中のコントロールユニットの動作方法を記述す るフロー図、 第20図は連続的に保護される部分状態を有する2つの同時実行分析シーケンス を示す時間図である。 特別説明 通信分野のさまざまな例、特に電話の分野、を参照して以下に本発明の説明を 行う。しかしながら、本発明は記載された例に制約されず発明の原理は個々の市 場で発売されもしくは発売可能であり、オプショナルな部分機能を有し、状態機 械モデルにより記述できる動作方法を有する装置により一般的に使用できること を理解されたい。通常個々の市場においては、基本的装置の動作方法を一つ以上 の部分機能で補足する要求がある。部分機能は既にある市場に存在していること もあり、その場合には既存の部分機能を複写してこの機能を別の市場の既存の装 置と統合することができる。ある市場に存在する装置から既存の部分機能を除去 してこの部分機能をまさにこの市場のために特別に設計されている新しい設計の 部分機能もしくは他の市場の既存の全ての装置に使用できる一般的な部分機能と 置換したいことがしばしばある。 第1図に、本発明の原理に従って機能が分割される装置1を線図で示す。装置 は例えば部分機能A及びBを有する非常に単純な電話交換機であり、Aは呼を受 信して接続する基本的な電話機能POTS(Plain Ordinary T elephony Service)を示し、Bは“追随転送”機能等の部分機 能を示す。本発明の原理により、市場の装置に対して部分機能を付加したり除去 できる場合には部分機能はオプショナルである。追随転送機能は装置1から除去 することができる。これは”POTS”を装置に残し“POTS”自体を、追随 転送機能無しで、装置として市販することに意義があるためである。したがって 、Bはオプショナルな部分機能となる。一方、装置1から“POTS”を除去す ることはできない。これは追随転送機能しか残らなくなってそれだけの購入に関 心のある顧客がいないためである。追随転送機能自体には価値が無いため、それ を購入したい時に恐らく顧客は“POTS”も購入したいものと思われる。した がって、Aはオプショナルな部分機能ではない。これはAが任意の他の部分機能 に従属しないという想定の元で適用され、ここには当てはまらないものとする。 このような装置の機能の非常に単純な分析により、AはBの存在には従属せずB はAの存在に従属することが判る。これはAがBから独立しており、BはAを必 要とすると表現することもできる。Bの存在がAの存在を必要とする場合、文論 理表現はB→Aと書くことができる。逆のA→Bは適用されないことが前に確証 されている。したがって、部分機能A及びB間には一方向性の論理従属性がある 。この論理従属性の確立に続いて、A及びABは商業的局面から見て潜在的に可 能性のある装置であることを立証することができる。したがって、確立された論 理従属性からBは潜在的な装置から除外される。 部分機能の記述について別の観察を行うことができる。一個独立した部分機能 Aは、その存在が判らないBを参照することができない。一方、A無しでは存在 できない部分機能BはAを参照することができる。 任意の他の部分機能を必要としない部分機能は以後基本機能と呼ばれる。 第2図に装置2を示し、それは例えば“転送話中”等の付加部分機能Cを含む 点において装置1とは異なっている。A及びBは第1図と同じ部分機能でありし たがってAはオプショナルではなくBはオプショナルである。前記したのと同じ 推論により、“転送話中”はAの存在に従属しAは“転送話中”の存在には従属 しないことが確証される。この一方向従属性はC→Aと書くことができる。した がって、Cはオプショナルな部分機能となる。こうして装置2の構成は“転送話 中”と“転送”間の相互関係の調査により継続される。CもBもその存在が他方 に従属しない。したがって、C及びB間には明らかに論理従属性はない。一方の 部分機能を他方に影響を及ぼすことなく除去することができる。したがって、論 理従属性B→A及びC→Aが装置2に適用される。これらは第2図の一方向論理 従属性のグラフで表すことができ、各々が潜在的な装置、すなわち商業的局面か ら実現可能な装置、を表す部分機能の考えられる、すなわち潜在的に可能な、セ ットをそこから引き出すことができる。これらの潜在的に可能な部分機能セット はA,AB,AC及びABCであり第2図の右下に記載されている。確立される 論理従属性からは考えられる装置としてa)それ自体のB、b)それ自体のC、 c)C及びBだけの組合せが除外されることを理解されたい。 第3図はグラフに明記された論理従属性を有しかつ全てが部分機能の存在に他 の部分機能を必要とするオプショナルな部分機能A,B,C,Dへ分割されてい る装置3の一方向従属性のグラフである。付加される部分機能Dは、例えば、転 送番号も話中である場合にどこへ接続したいかを発呼者へ尋ねる音声問合せ装置 である。第3図に示す例はオプショナルな部分機能は別の特定のオプショナル部 分機能、この場合にはDがMを必要とする、をも必要とすることがあることを示 すものである。この特定例で生じる潜在的に可能な部分機能セットはA,AB, AC,ABC,ABD及びABCDであり第3図の右下に示されている。例えば 、Dの存在はBの存在を必要としBはACDの組合せにはないため、ACDの組 合せは生じ得ないことを理解されたい。 第4図は本発明に従って分割されその存在にいくつかの部分機能、すなわちB 及びC、の存在を必要とする部分機能Dが見つかることが確証されている装置4 の例を示す。対応する潜在的に可能な部分機能セットが図の右下に示されている 。Dの存在にはB及びCの存在を必要とするため、ABDの組合せもACDの組 合せも不可能であることを理解されたい。本例の部分機能Dは第3図の例におけ る部分機能Dと同じではない。 部分機能が存在するためには一つ以上の他の特定部分機能の存在を必要とする というルールに忠実に従いかつこの要求を部分機能がオプショナルであるべき要 求と組み合わせれば、第5図に示すような2方向論理従属性は生じ得ない。第5 図では、部分機能Hの存在が部分機能Gに従属し、部分機能Gの存在は部分機能 Hに従属する。しかしながら、この場合Hは除去することができない。Hを除去 すると、Gも除去する必要がある。逆に、Hを除去しなければGを除去すること ができない。GもしくはHを除去したい場合には、GとHの両方を除去する必要 がある。 部分機能が一つ以上の特定の部分機能の存在を必要とする論理従属性を観察し ながら描いたグラフには第6図に示すようなループは含まれない。第6図は部分 機能Gが部分機能Hを必要とし、それは次に部分機能Iを必要とすることを示し ている。次に部分機能Iは部分機能Gを必要とする。この場合、GはHを必要と するため、例えばGだけを除去することはできない。G,H,Iのいずれかを除 去したい場合には、G,H,Iの全ての部分機能を除去する必要がある。 部分機能が一つ以上の特定の部分機能を必要とする前記論理従属性は装置内の 部分機能間に存在することができる論理従属性の一例にすぎない。他にも多種の 論理従属性が存在する。しかしながら、前記論理従属性は部分機能の相互参照を 支配するルールの構成を可能とするため、一意的特性を有している。 装置内の部分機能間に存在することができる論理従属性のもう一つの例は序文 に記載した従属性、すなわち部分機能が特定部分機能群からの少なくとも一つの 部分機能を必要とすることである。第1図−第4図の部分機能について考える。 部分機能Aは電話の土台をなす基本機能“POTS”を表す。“POTS”は加 入者が電話網へのアクセスを有するものと想定する。このアクセスはさまざまな 方法で達成することができる。さまざまな加入者線アクセスの例は、キーセット のあるアナログ電話機からの発信音信号及びデジタル電話機からの符号化デジタ ル信号が送られるアナログ電話機からのダイアルパルスである。これら3種のア クセスは{F1,F2,F3}と書くことができる部分機能群を形成する。意味の あるものとするために、これらの各機能は部分機能Aに従属する。一方、部分機 能Aはアクセス機能が存在することが判れば充分であるため、個別の全アクセス 機能の存在を知る必要がない。含まれる特定のアクセス機能はAにとって重要 ではない。ここでは、反対方向の幾分弱い論理従属性と共に一方向の強い論理従 属性の問題となる。文論理では、一つの方向における一方向論理従属性はいくつ かの含意で示すことができる:F1→A,F2→A及びF3→A。F1→Aが読み取 られる:F1が真(=存在)であればAも真である、すなわち存在する。反対方 向の幾分弱い論理従属性はA→F1∪F2∪F3として書くことができ、それは: Aが存在すればF1もしくはF2もしくはF3が真である、と読み取られる。{F1 ,F2,F3}セット内の各機能がオプショナルであることを理解されたい。一方 、Aが有意とはならなくなるため、群内の全ての機能を除去することはできない 。全てのアクセス機能が除去されると、“POTS”は無意味となる。“POT S”はとりわけ少なくとも一つのアクセス機能を必要とする。 他にも多種の単純及び複雑な論理従属性が装置内の部分機能間で生じる。選定 可能な部分機能のアイデンティティ及び論理従属性の性質は個別の装置によって 決まる。 次に部分機能がそれ自体が必要とするオプショナルな特定の部分機能を参照で きるように指定されておれば、部分機能を付加しても装置の基本的論理従属性は 変化しないという本発明の土台となる原理を公式化することができる。 例えば、第3図の潜在的に可能な部分機能セットについて考える。全てのセッ トが基本的論理従属性を満たしている。これらのセットの一つにサブジェクト部 分機能と呼ばれる特定の部分機能が存在する場合には、サブジェクト部分機能が 必要とする部分機能がそのセットに存在する。例えば、部分機能Bが第3図の潜 在的に可能なセットABC内に存在する。部分機能BはAを必要とする。部分機 能AはABCセットに存在する。部分機能Aは部分機能Bが存在する残り全部の 潜在的に可能な部分機能セットにも存在する。同じことを明確にするもう一つの 例:第3図及びサブジェクト部分機能Dについて再び考える。D自体がBを必要 とする。BはABCDセット内に存在する。BはABDセットにも存在する。し たがって、BはDが存在する全てのセットに存在する。 前記原理に従って構成されている装置に対してサブジェクト部分機能を付加も しくは除去する場合に、サブジェクト部分機能と呼ばれる部分機能が装置内の部 分機能間の既存の基本的論理関係を変えないようにするには、部分機能を記述す る方法に特定の要求を課すべきことに出願人は気が付いた。 第1図−第4図の基本的機能Aは特定の他の部分機能を必要とせずしたがって それだけを起点として記述することができる。言い換えれば、基本的機能Aは任 意特定の部分機能を参照しなくてもよい。 部分機能Bを記述する場合、それ自体の内部から記述することができ、この場 合基本的機能Aである、それが特定的に必要とする部分機能を参照することがで きる。一方、部分機能Cを除去することができるため部分機能Bはそれを参照し ないことがある。前記仮定に従ってCが除去され、しかもBがCに従属する場合 、それはBが偽であることを意味する。これはBが存在するという仮定に反する 。したがって、BはCを参照することができずしかも前記論理従属性B→A及び C→Aが保持される。 同じことが部分機能Cにも当てはまる。Cはそれ自体とAだけを参照すること ができ、Bは参照できない。 部分機能は一つ以上の他の特定の部分機能を必要とするという前記論理従属性 に基づいたこれらの記述ルールにより得られる利点は、サブジェクト部分機能が 必要とするこれらの部分機能がサブジェクト部分機能が含まれる部分機能セット の中に常に存在することである。 装置をオプショナルな部分機能として構成することにより得られる一つの利点 は部分機能が記述される方向から唯一の起点により容易に構成できることである 。例えば第1図及び第2図の装置の前記分析は特に単純であり深い分析を必要と しない。 分析は文論理式により公式化される。本発明を理解するのにこのような式は必 要ではないが、これらの式により部分機能セットが可能な部分機能セットでもあ るかを確証するのが容易になる。 しかしながら、序文で述べた例は部分機能B及びCが同時に起動されると相互 作用することを示している。この相互作用により装置は2つの異なる番号を同時 に呼び出し、これら2つの手順は互いに両立しない。部分機能、例えばC、を記 述すなわち設計する場合、相互作用の発生を防止するのにそれ自体内から部分機 能を記述するのは明らかに不充分である。 出願人は部分機能と同様に記述され2つ以上の部分機能が相互作用する時に生 じる競合を解決することを目的とする、相互作用機能に短縮された、相互作用部 分機能と呼ばれる新しいクラスの部分機能を生成できることに気が付いた。 本発明では、例えばB及びCの2つの部分機能が相互作用すると、B及びCの 両方が装置に含まれる場合に生じる新しい論理従属性を含む相互作用機能と呼ば れる新しい部分機能が生成される。相互作用機能はB*Cとして参照される。文 論理では、B,C及びB*C間の従属性はB∩C→B*Cと書くことができ逆関係 はB*C→B及びB*C→Cと書くことができる。B∩C→B*C式が読み出され :B及びCが存在すれば、B*Cも存在する。B*C→C式が読み出され:B*C が存在すればCも存在する。これは第7図に示すようにグラフ表示することがで きる。前記したのと同じルールが相互作用機能を記述する時に適用される、すな わち相互作用機能はそれ自体ができることを記述することができ必要とするこれ らの部分機能を参照することができる。 第3図及び第4図では部分機能B及びCは相互作用しないものと仮定している 。第3図と同様な第8図では、部分機能B及びCが相互作用するものと仮定され 、図示するような従属性及び潜在的に可能な部分機能セットが得られる。 新しい相互作用機能の動作方法は相互作用機能のアイデンティティ及び設計者 が望む相互作用の解決方法に応じてケース毎に決定される。特別に記述するケー スでは、設計者は例えばBがCよりも優先するよう決定する。もう一つの解決方 法はCにBよりも優先順位を与えることである。もう一つの解決方法は、例えば Bの週末別荘や仕事場等の、接続したい番号を教えるよう発呼者へ尋ねる音声問 合せ装置へつなぐことである。 新しい部分機能の設計者は部分機能を結合する装置の詳細知識は必要とせず、 (a)新しい部分機能を実行するのに必要な部分機能、及び(b)前記識別され た論理基本従属性の知識があればよい。新しい部分機能が識別された論理従属性 と競合する論理従属性を有する場合、それは設計者が容易に決定できる事実であ り、設計者はこの競合を解決する新しい相互作用機能を生成するだけである。こ の後者の状況の一例が示している。第3図を参照して設計者が新しい部分機能E を付加しこの新しい部分機能は潜在的に可能な6つの部分機能セット全てにおい て使用できなければならないものと仮定する。これはEが例えば部分機能Dに必 ずしも従属しないことを意味する。これはEがDに従属していると、Dを欠く例 えばABCセットとの組合せにおいてEが無意味になるためである。この場合、 設計者はEが本当にDに従属するかどうかを尋ねる。替わりに基本的機能Aに従 属するものとしてそれ自体内から記述されるようにEを設計することが恐らく可 能である。したがって、替わりにE及びD間に残る弱い従属性に対する新しい相 互作用機能D*Eが構成される。このようにして、(a)部分機能Eを装置間で 移動させるために方路は開放されたままとされ、(b)全装置が新しい部分機能 を付加する準備を完了する。この方策により基本論理従属性はなんら変化しない ことを理解されたい。またE及びD*Eが必要とする部分機能はいずれもE及び D*Eの存在を知る必要がないことも理解されたい。Aはそれ自体内から記述さ れ他の特定の部分機能を参照しないかもしれず、Dはそれ自体内から記述されて Aを参照する。 部分機能間の相互作用はそれ自体が部分機能として処理されるため、非常に複 雑な相互作用を容易に処理することができる。 部分機能の参照をいかに許可するかというルールの一つの結果は本発明に従っ て設計されている部分機能は後に付加される新しい部分機能との結び付きがない ということである。替わりに、新しい部分機能が必要とする既存の部分機能との それ自体の結び付きを許可される。 序文で述べたように、本発明は動作方法が状態機械にたとえられる装置に応用 することができる。とりわけ、状態機械は安定状態、到来する剌激及び応答を有 することを特徴としている。入力剌激と状態の組合せにより現在状態を変えるべ きか維持すべきかが示される。したがって、本発明は状態の無い例えば数学計算 、アルゴリズム等には応用できない。 周知のモデルを参照して後記する状態機械の一例を第9図に示し、ここで円K ,L,M,Nは安定状態を示し、四角Oは最終状態を示す。矢符k,1は到来す る剌激一信号を示す。全状態が安定している、すなわち新しい入力信号が到来す るまで永続する。以下、“状態”という用語は装置、ネットワークもしくはネッ トワーク内のノードの全体状態を意味し、全体状態は定常状態と呼ばれる永続性 を 有している。通常、新しい状態に達するのは任意の中間状態遷移を経過すること なく入力信号が新しい状態への遷移を生じさせるためである。機械の状態表を第 9図の右側に示す。状態Kとなって入力信号kを受信すると、機械は常に新しい 状態Lへ変化する。状態機械は決定性であり、入力信号と状態の各組合せにより 状態機械が到達すべき次の状態が一意的に決定されることを意味する。次の状態 は新しい状態もしくは前と同じ状態とすることができる。したがって、入力信号 kと状態Kの組合せの恐らく70%が状態Lへ遷移して残りの30%が状態Mへ 遷移することはあり得ない。状態Kにおいて入力信号1を受信すると、機械は状 態Mとなる。状態MもしくはLにおいて入力信号1を受信すると、変化は生じな い。一方、入力信号kを受信すると、機械は最終状態Nに達する。最終状態Nか らは入力信号が1である時しか新しい最終状態Oへ達することができない。入力 信号k及び1の到来シーケンスに無関係に状態Kから状態Nへ到達出来ることは 明らかである。 第9図の状態K−Oの例は機械の全体状態を表す。機械が電話局の働きを記述 するモデルである場合、各状態K−Oが電話交換機の全体状態を表す。実際には 、含まれる状態数が1010exp7程度と莫大であるため、第9図の右側に示すよう なリストを電話交換機に設定することはできない。適切な作業入力によりこれら の状態を全て記載して各状態を一意的に指示することは不可能である。 第10図に本発明による装置のモデルとして使用される新しい状態機械を示す 。新しい状態機械は第9図の例に類似しており前記装置の新しい要素は装置の各 安定状態がいくつかの互いに関連する要素により構成され状態変化をもたらすオ ぺレーションが存在することである。状態の成分は以下部分状態と呼ばれる。全 ての部分状態の和により全体状態が形成される。部分状態は小文字で示され指標 が付されている。これは印刷の体裁上の理由でなされているにすぎない。入力信 号は小文字で表されるが両者間には関連性が無いため、指標付き小文字を入力信 号と混同してはならない。 潜在的な各部分機能を第10図の状態機械によりモデルとして記述することが できる。状態機械内の状態数はセット毎に変わる。装置に新しい部分機能が付加 されると状態数が増す。 以下の例は本発明に従って使用して部分状態と組み合わせて刺激を分析するこ とにより装置の状態を決定する技術を簡単に示す。 状態Kは部分状態と呼ばれるいくつかの互いに関連する成分により構成される 。これらの部分状態はa1,b1,c1で表される。状態Mは部分状態a1,b1, c3からなる。状態Lは部分状態a1,b1,c2からなり状態Nは部分状態a1, b1,c4からなる。“関連する部分状態”とは部分状態が互いに連結されている ことを意味する。電気通信分野における一例は特定加入者線が特定加入者番号と 連結されており次にそれが加入者カテゴリーに連結されていることである。オペ レーションOP1により成分c1がc3へ変わり、入力信号1が到来すると装置の 状態はKからMへ変わる。他の部分状態は図から明らかである。装置が状態Lで ある時に信号1が到来すると別のオペレーションOP2により部分状態c2は部 分状態c4へ変わり、それにより装置は新しい状態Nへ切り替わる。他にもいく つかの状態O,P...Zがありそれらの部分状態は図示されていないが第10 図に示す部分状態とは異なるものと思われる。図示するオペレーションOP1、 状態、状態数、部分状態及び各状態に対する部分状態数は本発明を説明するため に使用する例にすぎない。 したがって、第11図において、付加部分状態14の分析は部分状態13の分 析結果に基づいている。分析チェーンにおける初めのステップは少量の情報に基 づいており後のステップはそれよりは多量の情報に基づいている。部分状態の分 析シーケンスを逆に出来るならば、本発明の原理によりこれらの部分状態は一つ の同じ分析ステップに属するはずである。これには2つの利点がある。 第1に分析ステップの選択に関して単一の一意的ルールが得られる。原則的に 、部分状態は小さいもしくは大きいステップによりさまざまな方法でテストする ことができる。さまざまな設計者がさまざまなシーケンスを使用することができ る。これにより新しい部分機能を設計しようとする他の設計者は外にも沢山のシ ーケンスが考えられる時になぜ一つの特別に与えられたシーケンスだけを精密に 観察しなければならないのかを知るのが難しくなる。部分状態シーケンスへ前記 ルールを導入することにより装置の構成方法の理解が深められる。 もう一つの利点は部分状態間の相互作用の発生に関連しており分析チェーンの 早期ステップで生じる部分機能に自動優先順位が与えられることを意味する。 本発明により、オペレーションは部分機能及び後記するコントロールユニット 間に分散される。オペレーションは部分状態を変えて出力信号を生じるように機 能する。部分状態変化はオペレーションが生じる部分機能内で生じるか、もしく は部分機能が参照する別の部分機能内で生じることができる。部分状態変化はハ ードウェア、ソフトウェアもしくはその組合せで生じることができる。オペレー ションはソフトウェア、ハードウェアもしくはその組合せの形で実施することが できる。個別のオペレーションは部分状態変化に含まれるこれらの部分状態によ って決まる。含まれる部分状態が前例で述べた“加入者線空”及び“加入者線話 中”と呼ばれるものであれば、一方のオペレーションは“加人者線の占有”であ り他方のオペレーションは“占有加入者線の解放”である。これら2つのオペレ ーションのいずれが関連するかは部分状態変化が起こる方向によって決まる。ソ フトウェア及びハードウェアの部分状態変化を伴うオペレーションのもう一つの 例は2つの加入者線の接続を設定するオペレーションである。この場合、ソフト ウェアの部分状態変化により電話交換機のハードウェアの状態が強制的に変えら れる。 装置の各状態にはいくつかの可能な外部剌激及びいくつかの潜在的な外部応答 が関連している。刺激に応答して状態を変えるべきか保持すべきかを決定するた めに、分析されるのは前記剌激と組み合わされた全体状態ではなく、前記剌激と 組み合わされた部分状態である。分析相が外部剌激により開始され分析ステップ の順序づけされたシーケンスで実施される。各分析ステップにより少なくとも一 つの分析結果が与えられる。一つの以上の部分状態を外部剌激と組み合わせて分 析結果が形成される。分析は前記外部剌激と関連する部分機能内で開始され分析 が完了するまで継続されるか、もしくは一連の部分機能により、常に一時に一つ の部分機能により、停止するまで継続される。 状態と外部剌激の各組合せに対して次のプロセスが確認される。 (i)新しい部分状態を発生するもしくは、関連する組合せに応じて、同じ部 分状態を保持する、 (ii)少なくとも一つの外部応答を発生するもしくは、関連する組合せ に応じて、外部応答を発生しない。 本発明では、このような各プロセスが分析相及びオペレーション相へ分割され る。オペレーション相は分析相が停止するまで開始されない。分析相の結果は次 のようである。 (a)状態を変える、この場合分析結果により新しい状態を生じるオペレ ーションが指定される。 (b)状態は変えないままとする。 各ケース(a)及び(b)の分析相の結果は次のようになる。 (c)少なくとも1つの外部応答を与え、分析結果により前記外部応答を 発生するオペレーションが指定される。 (d)外部応答を与えてはならない。 第12図に本発明による装置3及びコントロールユニット15を示す。基本機 能A、部分機能B,C,D,及び相互作用機能B*Cについては全て第8図を参 照して説明されている。コントロールユニット15は装置8と共に使用されて、 (a)状態変化を起こすか現在状態を保持し、(b)出力信号を送信し、(c) ユニットインターフエイス16を介して装置に対し部分機能をユニタリーに付加 (接続)及び除去(切断)する。ユニタリーとは部分機能及びその動作方法に無 関係に、接続及び切断が同様に行われることを意味する。すなわち、部分機能を 装置8に対して付加もしくは除去するのにインターフェイス16はその部分機能 の性質の知識を必要としない。コントロールユニットも個別の部分機能の動作方 法の知識を有する必要が無く、この特定部分機能のパラメータの知識があればよ い。すなわち、コントロールユニットは個別の部分機能の構造知識だけがあれば よい。コントロールユニットは個別の部分機能をどのように実現するかを知る必 要がない。 インターフェイス16はサブジェクト部分機能に関して接続もしくは切断すベ き部分機能の参照、及びサブジェクト部分機能内に存在する分析ステップに関す る情報を含んでおり、この分析ステップでは他の部分機能にサブジェクト部分機 能を中断する可能性が与えられる。 サブジェクト部分機能がオプショナル機能であれば、インターフェイス16は サブジェクト機能が必要とする全ての部分機能への参照を含んでいる。この場合 、インターフェイスはサブジェクト部分機能が分析を修正するために先行する分 析へ入り込んで割り込むことに潜在的な関心を有しているような他の部分機能及 び分析ステップへの参照も含むことができる。 インターフェイス16はまたサブジェクト部分機能が補足分析のための部分分 析分岐を開始したい部分機能及び分析ステップへの参照も含んでいる。 サブジェクト部分機能が相互作用型オプショナル機能であれば、インターフェ イス16は相互作用機能により相互競合が解決される相互作用部分機能への参照 も含んでいる。このような参照は特定群のオプショナル機能もしくはいくつかの オプショナル機能群に関係する。 第12図に示す装置3の作動方法は5段階で記述することができる。第1段階 において、装置3は所与の永続性を有する安定状態に達する。第2段階において 、外部剌激、入力信号が装置に到来する。第3段階において、剌激により分析相 が開始されいくつかの分析結果が得られる。分析結果は順序づけられたシーケン スでいくつかの分析ステップへ到来する。各分析ステップにおいて一つ以上の分 析結果が得られる。他の部分機能は分析ステップにおけるいわゆる割込点におい て分析に割り込むことができる。第4の段階では、全ての分析結果によりいくつ かのオペレーションが与えられそれによりいくつかの部分状態を変えることがで き、新しい部分状態に達しかつ新しい全体状態に達したことを意味する。第5段 階では新しい刺激が到来するまで装置3では何事も生じない。 読者にコントロールユニットの一般的機能の感触を与えかつ割込点、分析結果 、分析チェーン及び部分機能修正という用語を理解するために、第13図の例に 関連してコントロールユニット15の動作方法の大略を説明する。 第13図の例では、第3図からの基本機能A及び部分機能B及びDがインター フェイス16の右側に示すコントロールユニット15に接続されるものと仮定す る。基本機能Aへの到来信号Kにより分析チエーンが生じその最初の分析ステッ プを濃い矢符17で示す。分析ステップは分析結果を表す割込点18で停止する 。分析結果は装置の全体状態を決定するのに使用される。基本機能Aは短い垂直 線で示す複数の割込点18,19を含んでいる。部分機能B及びDも同様に記号 を 付された割込点を有している。分析ステップ17は矢符20で略示するようにそ の分析結果をコントロールユニット15へ送る。この場合、分析結果は割込点1 8が基本機能Aに到達しているという情報にある。コントロールユニット15は 基本機能Aを修正もしくは補足するために前記基本機能を割込点18において割 り込みに関与する部分機能を(後記する)テーブルで探索する。一般的に言えば 、基本機能の割込みに潜在的に関与する可能性のある部分機能は全く無いかもし くは一つ以上存在することができる。基本機能の割込みに潜在的に関与する部分 機能が無い場合には、基本機能Aにおいて分析が継続される。ある部分機能が基 本機能の割込みに潜在的に関与する可能性がある場合には、コントロールユニッ ト15は最初にこの特定ケースにおける部分機能に割込むつもりであるかをこの 部分機能に問い合わせる。次に潜在的に関与する可能性のある部分機能はまさし く存在するこれらの部分状態によりまさしくこのケースにおける基本機能Aに割 り込むことに関与するか否かを調べるためにそれ自体の分析を行う。例えば、部 分機能Bは加入者により起動することができる加入者サービスとすることができ る。ある加入者番号に対して加入者サービスが起動されるかどうかに応じて、部 分機能Bは基本機能に割り込んだり割り込まなかったりする。第13図の例では 、部分機能Bは基本機能Aの割込みに関与することをコントロールユニット15 へ報告するものと仮定されている。次にコントロールユニット15は矢符21で 示すように、部分機能Bへ継続分析を割り当てる。完全にするために、割込点1 8においていくつかの機能が基本機能Aへの割込みに関与する場合、それは相互 作用のケースを表しコントロールユニット15は現在の割込みに対処する相互作 用機能に継続分析を割り当てるを理解されたい。矢符21で示すように、第13 図の部分機能がコントロールユニット15から分析の継続許可を与えられると、 新しい割込点24に到達するまで部分機能Bにより割込点22においてかつ分析 ステップ23において分析が継続される。この割込点24に到達すると、矢符2 5で略示するように、部分機能Bはこれをコントロールユニット15に報告する 。コントロールユニット15は分析結果を受信し割込点24において部分機能B へ入り込んで割り込みに潜在的に関与する可能性のある機能を(後記する)テー ブルで探索する。図示する例では部分機能Dが部分機能Bへ入り込んでて割り込 むこ とに潜在的に関与する可能性があるものと仮定する。コントロールユニット15 は最初に部分機能Bに入り込んで割り込むかどうかの質問を部分機能Dへ送る。 部分機能Dは本当に部分機能Bへ割り込みたいのかを確証するためにそれ自体の 分析を行う。質問に明確に答える前に、部分機能Dがまずチェックする他の分析 結果及び部分状態があることもある。図示する例では、部分機能Dが部分機能B へ入り込んで割り込みたいものと仮定する。コントロールユニット15は対応す る返答を受信して、矢符26で示すように、部分機能Dへ信号を送る。信号26 は分析を引き継ぐことを部分機能Dに知らせる。部分機能Dは割込点27におい て分析を開始する。この分析ステップは28で示される。分析ステップ28は割 込点29において終止する。分析結果は矢符31で略示するようにコントロール ユニット15へ送られ、それは実施例では分析結果あわを部分機能Bへ送る。前 記部分機能B内の新しい割込点33において新しい分析ステップ32が開始され る。分析ステップ32の結果は矢符34で略示するようにコントロールユニット 15へ送られる。分析結果34はコントロールユニット15により基本機能Aへ 返送される。基本機能Aにおいて新しい分析ステップ36が開始され、それは割 込点18から開始され古い分析結果20の替わりに新しい分析結果35を継続分 析の開始点として使用する。割込点19において分析ステップ36が終止すると 、割込点19からコントロールユニット15へ分析結果を報告することにより前 記手順が繰り返され、コントロールユニット15は基本機能へ入り込んで割り込 みに関与する別の部分機能をそのテーブルで探索する。図示するケースでは割込 点19において基本機能Aへ割り込みに関与する部分機能は他には無いものと仮 定する。 第13図に示す例では部分機能Dは部分機能Bよりもハイレベルであるため部 分機能Bに属する分析チェーンにおいてジャンプが必要であると解釈してはなら ない。第13図に示す例は単なる例にすぎない。例えば、逆に矢符31の分析結 果が割込点24へ向けられ分析結果35が割込点19へ向けられることもある。 したがって、基本機能Aの分析ステップ36により分析が継続されると、分析 ステップ17の分析結果からのパラメータのいくつかが変化しておりこれらの変 化したパラメータにより分析ステップ36において分析が継続される。次に基本 機能Aの分析ステップ37,38,39において分析が継続され各分析ステップ に関連するいずれの割込点においても、分析に入り込んで割り込みたい部分機能 は他には無い。基本機能Aにおける分析チェーンが完了すると、現在の入力信号 Kと組み合わせて現在状態に必要な状態変化を行わなければならない全てのオペ レーションが識別されている。新しい出力信号を発生しなければならない場合に は、この出力信号を発生するオペレーションも決定されている。分析フェーズが それと共に終止されそこで初めて状態変化が起こり、適切であれば、出力信号が 発生されるオペレーションフェーズが開始される。 前記した例から状態と入力信号の各組合せに対して新しい状態を発生するかも しくは、関連する組合せに応じて、既存状態を保持し少なくとも一つの出力信号 を発生するか、もしくは関連する組合せに応じて出力信号を発生しないプロセス が見つかることは明らかである。このため、“出力信号”及び“状態変化”は第 13図において角括弧で囲まれている。 また前記結果を生じるプロセスが分析フェーズ及びオペレーションフェーズへ 分割されることも例を見れば明らかである。これを第14図に示す。分析フェー ズは40で示されオペレーションフェーズは41で示されている。分析ステップ は時間軸tに沿って描かれ、オペレーションフェーズ41は全ての分析ステップ が完了すると開始される。第14図は特に第13図を参照して記述されるが、本 発明の原理に従って前記した各プロセスは個別の部分機能が何であるかに拘わら ず分析フェーズ及びオペレーションフェーズへ分割されることを理解されたい。 このようなプロセスの結果は新しい部分状態及び出力信号、出力信号が無い場合 の新しい部分状態、保持された現在の部分状態、すなわち部分状態は不変、及び 出力信号の配送もしくは、可能な場合は、出力信号の発生が無い場合に保持され る同じ部分状態とすることができる。 ユニタリーインターフェイス16を介して部分機能を接続する場合のコントロ ールユニット15の動作方法を説明する前に、第15図を参照してインターフェ イス部分機能と呼ばれ、インターフエイス機能と略記される、新しいタイプの部 分機能についてまず説明する。インターフェイス機能はサブジェクト部分機能と 呼ばれる部分機能が、指定された部分機能群内の特定の全ての部分機能の知識が 無くても、指定された部分機能群から選定されるひとつ以上の部分機能を参照で きるようにする特定タイプの基本機能である。2つの部分機能群P1及びP2が 第15図に示されている。P1群内の部分機能はG1,G2,...Gnで表さ れ、nは任意所望の整数である。P2群内の部分機能はH1,H2,...Hm で表され、mは任意所望の整数である。参照Iはインターフェイス機能を識別す る。P1群内の部分機能にはどれもP2群内の個別の部分機能の知識は無く、P 2群の存在を知っているにすぎない。P2群の部分機能についても同じことが言 え、それらにP1群の個別の部分機能の知識は無い。ここで困難なことは一方の 群の個別の部分機能が他方の群の個別の部分機能と協同できなければならないこ とである。もう一つの困難な点は各群の部分機能の数が日毎に異なることがある ことである。すなわち、n及びmは時間が変動することがある。したがってP1 群へ部分機能を付加してP2群の任意の一つの部分機能がその存在を知ることな くこの部分機能を呼び出すことが出来なければならない。これらの困難はインタ ーフェイス機能と呼ばれる部分機能Iに両群P1及びP1の部分機能に共通の割 込点を与えることにより解決される。応用分野が電話である場合、P1群は例え ば電話局のオペレータが使用する管理部分機能群とすることができ、P2群は加 入者が予約することができる加入者サービス群とすることができる。例えば、G 1は“加入者サービスの接続”サービスとすることができ、G2は“加入者サー ビスの切断”とすることができる。管理サービスの他の例は“加入者接続”、“ 加入者解放”及び“請求書送付情報変更”である。管理サービスパラメータの例 は加入者番号及びカテゴリーアフィリエーションである。H1は、例えば、“転 送”でありH2は“転送話中”である。使用する共通割込点は、例えば、“ある 加入者番号への接続試行”とすることができ、それはインターフェイス機能Iへ 挿入される。例えば加入者番号の“転送”サービスを接続したい場合、オペレー タは部分機能G1“加入者サービスの接続”を活性化させてこの部分機能へある パラメータ、とりわけ、加入者番号及びカテゴリーアフィリエーション(とりわ け、サービスの指定)を送る。この情報はインターフェイス機能へ分析結果とし て送られ、P2群内のいくつかの部分機能が入り込んで割り込みたいという関心 を即座に報告する。より詳しくは、関心のある部分機能は“割込点とし てある加入者番号への接続を試行”している部分機能である。このような関心を 示した部分機能の中で、コントロールユニットが指定された加入者番号へ入り込 んで接続を許すのは“転送”H1である。 2つの群P1及びP2についてしか説明されていないが、インターフェイス機 能に3つ以上の群が結合されることもあることを理解されたい。さらに、前記イ ンターフェイス機能では一つの共通割込点しか使用されていないが、2つ以上使 用できることも理解されたい。例えば実施例では、インターフェイス機能へ割込 点“接続成功”を挿入することができる。正式の加入者番号に接続されていると 、H1はこれをインターフェイス機能Iへ報告し戻すことができる。この割込点 はとりわけG1により発見され接続がなされているという確認が得られる。 最後に、基本機能と同様にインターフェイス機能も任意他の特定部分機能を必 要としないことを理解されたい。したがって、インターフェイス機能は特定タイ プの基本機能であるということができる。 次に部分機能との接続を参照してコントロールユニットの説明を行う。基本機 能やオプショナル機能の接続については第16A図−第16D図、相互作用機能 の接続については第16E図−第16F図、インターフェイス機能の接続につい ては第16G図−第16H図をそれぞれ参照する。 第16A図−第16H図はフロー図であり左から右へまた上から下へ流れる。 各フロー図の見出しは記載されたプロセスが部分機能で遂行されるかコントロー ルユニット15で遂行されるかを明示している。さまざまなブロック間をつなぐ 破線は信号を表している。円はさまざまなプログラム状態を表す。 どの部分機能を装置へ接続すべきかを選択するオペレータからのコマンドに応 答して部分機能が活性化される。オペレータにより選択された部分機能はそのタ イプに応じて、ブロック43もしくはブロック71もしくはブロック92に“i nitiation”と記された、部分機能の接続シーケンスを開始させる入力 信号42を受信する。第16A図は部分機能が正規の部分機能もしくはオプショ ナルな機能である場合に遂行される接続シーケンスを示す。相互作用機能の接続 シーケンスは第16E図のプログラムラベルL5に示され、インターフェイス機 能の接続シーケンスは第16G図のプログラムラベルL7に示されている。 初期化に応答して、以下サブジェクト部分機能と呼ぶ、オペレータが選定する 部分機能がブロック44に示すようにそれ自体の名前を提示する。この名前はサ ブジェクト部分機能の将来の参照として使用される。したがって、この参照はサ ブジェクト部分機能を必要とする他の部分機能により使用することができる。サ ブジェクト部分機能がそれ自体の分析ステップを有する場合、オプションブロッ ク45、これらの分析ステップにより他の部分機能がサブジェクト部分機能で進 行中の分析に割り込むことができる割込点が形成される。サブジェクト部分機能 がそれ自体の分析ステップを有する場合、すなわちオプションブロック45の質 問に対する返答がYESであれば、部分機能はそれ自体の分析ステップを提示す る、すなわちブロック46に示すようにそれ自体の割込点を報告する。サブジェ クト部分機能に分析ステップが無ければ、報告すべき割込点は無い。次にサブジ ェクト部分機能により接続プロセスが継続されて他にも部分機能が必要であるか どうかが報告される。これをブロック47に示す。サブジェクト部分機能が他の 部分機能を必要としない場合には、サブジェクト部分機能は基本機能でありプロ グラム状態L2に到達していることが明らかであり、それについては第16B図 を参照して説明を行う。一方、他の部分機能を必要とする場合には、サブジェク ト部分機能は必要な部分機能の名前を明言しなければならない、ブロック48。 したがってこの場合、サブジェクト部分機能は一つ以上の他の部分機能に対する 一方向従属性を有していることが明らかである。サブジェクト部分機能が必要と する部分機能の一つの割込点において分析に割り込んで修正したい場合には、オ プションブロック49、サブジェクト部分機能が分析を修正するために入り込む これら他の部分機能内の割込点を提示しなければならない、ブロック50。サブ ジェクト部分機能が必要とするこれらの部分機能の一つにおいて分析を修正する 必要が無ければ、ブロック50はスキップされ第16B図のプログラムラベルL 1に到達する。 第16B図の見出しは記載されたプロセスがそれぞれ選定された部分機能及び コントロールユニット15において行われることを示している。部分機能の接続 シーケンスはプログラムラベルL1から移行してサブジェクト部分機能が必要と する部分機能のいずれか一つの割込点において補足分析を実施する必要があるか どうかを調べる。これはオプションブロック51に示されている。サブジェクト 部分機能がこのような補足分析を実施したい場合には、サブジェクト部分機能は 分析に入り込んで補足したい必要な他の部分機能内のこれらの割込点を明示する 必要がある。これをブロック52に示す。ブロック51の質問に対する返答がN Oであればブロック52はスキップされる。 接続シーケンスのこの段階において、コントロールユニット15が必要としオ ペレータが選定する部分機能に関するすべての情報が収集されている。次に部分 機能は接続を試み、ブロック53、破線54で示すように情報の前記アイテムが コントロールユニット15へ送られる、ブロック55。それにより、第16C図 を参照して詳細説明を行う、プログラムラベルL3へ到達する。第16C図の左 側にはコントロールユニットの見出しで示すコントロールユニット15により遂 行されるシーケンスが示され接続シーケンス中にサブジェクト部分機能内で行わ れるシーケンスが図面の右側に部分機能の見出しの下に示されている。ブロック 55に従ってサブジェクト部分機能から接続呼を受信すると、コントロールユニ ット15は最初に曖昧さすなわち妥当性チェックを実施する、オプションブロッ ク56。曖昧さチェックには、とりわけ、サブジェクト部分機能が必要とする部 分機能が既に接続されているかどうかのチェックが含まれる。必要とする部分機 能が接続されていないことが判ると、接続の試みは失敗し、ブロック57、その 旨を示す信号がサブジェクト部分機能へ送られる、ブロック58。これによりサ ブジェクト部分機能はプリンター及び/もしくはディスプレイ画面上で故障メッ セージを開始する、ブロック59。オプションブロック56のテキストからお判 りのように、他の曖昧さチェックも実施される。 コントロールユニットが実施する曖昧さチェックの返答が肯定的であれば、ブ ロック56のOKが記憶され、コントロールユニット15はサブジェクト部分機 能に関する全ての情報、データをコントロールユニットメモリ内の別々のデータ エリアに記憶する。これらのデータエリアについては第17図を参照して後記す る。サービスに関する全情報が第17図のデータエリア108にソートされずに 記憶される。この情報記憶は第16C図のブロック60により象徴される。次に 構成プロセスが行われる。最初に、サブジェクト部分機能がそれ自体の割込点を 有するかどうかが調べられる、オプションブロック61。割込点を有する場合、 コントロールユニット15は分析修正データエリア及び補足分析データエリアを 保存する。前記テーブルの一部を構成するのはこれらのデータエリアである。サ ブジェクト部分機能にそれ自体の割込点が無ければ、ブロック62はスキップさ れる。サブジェクト部分機能は所定の割込点における他の部分機能の分析も修正 したいことがある。これはブロック63において判断される。他の部分機能の分 析に入り込んで修正したい場合、サブジェクト部分機能は、第17図の109: 1及び第18図の117に示すように、分析の割込みに潜在的に関心のある割込 点へ参照を付加する。これをブロック64に示す。他の部分機能に存在するこの ようなデータエリアは曖昧さチェックにより保証され前記他の部分機能の接続時 に発生される。サブジェクト部分機能が他の部分機能へ入り込んで修正したくな い時は、ブロック64はスキップされる。次にプログラムラベルL4に到達する 。第16D図に示すプログラムラベルL4から、接続シーケンスは他の部分機能 の割込点においてサブジェクト部分機能が補足分析を行いたいかどうかを調査す るステップへ向かう。この調査をオプションブロック65に示す。サブジェクト 部分機能が他の部分機能において分析を行いたい場合には、他の部分機能へその 旨を知らせる必要があり、それは関連する割込点のデータエリアにおけるサブジ ェクト部分機能へ参照を挿入することにより達成される、第18図の118と第 17図の112を比較されたい。関連する割込点のデータエリアという表現はサ ブジェクト部分機能が入り込んで補足分析を遂行したい部分機能の割込点を意味 する。これらの参照はブロック66で示すステップにおいて前記データエリアへ 挿入される。サブジェクト部分機能が補足分析を希望しない場合には、ブロック 66はステップされる。このようにして部分機能の接続が完了し、ブロック67 、破線68で示す信号がサブジェクト部分機能へ送られ、それは接続に成功した という確認を受信する、ブロック69。次に接続完了に対する返答がプリントア ウトされる、ブロック70。 オペレータが選定するコマンドが相互作用機能の接続に関するものである場合 には、接続シーケンスは第16E図のフロー図に示すさまざまなプロセスに従う 。相互作用機能の接続シーケンスはブロック71で開始され、それは接続シーケ ン スの開始に関連している。接続シーケンスは相互作用機能がその名前、すなわち アイデンティティ、を提示することで開始される、ブロック72。名前は相互作 用機能を参照したい場合にコントロールユニット15により使用される。次に相 互作用機能は発生する任意の相互作用を解決する他の部分機能におけるこれらの 割込点を明示する。これはブロック73のプロセスで行われる。指定された割込 点がさまざまな部分機能において生じることがあるため、相互作用に含まれるこ れらの部分機能の名前も明示する必要がある。これはブロック74で行われる。 相互作用機能は高等なものとすることができ他の機能が分析に入り込んで割り 込みたい割込点をそれ自体が有している。このような高等な相互作用機能の例は “転送”及び“転送話中”間の相互作用に関連して序文で説明しており、高等な 相互作用機能はA加入者へ質問を送りA加入者は呼を接続すべき番号を決定する ことができる。相互作用機能がこのような高等な性質を有するかどうかがブロッ ク75においてチェックされる。相互作用機能にそれ自体の割込点があれば、そ れらを明示しなければならない。これはブロック76で遂行される。相互作用機 能がこのような高等なタイプではない場合には、ブロック76はスキップされる 。このようにして相互作用機能に関する全情報がコントロールユニット15に提 示されて接続の試行が開始される、ブロック77。提示された情報は、破線78 で示すように、コントロールユニットへ送られコントロールユニットは前記情報 を受信して、ブロック79、プログラムステップL6へ到達する。接続シーケン スはコントロールユニットへの接続試行に関して第16F図に示す処理ステップ を継続する。 コントロールユニット15は受信した情報の曖昧さチェックを開始する、ブロ ック80。この曖昧さチェックはブロック56を参照して説明したものと同じで ある。曖昧さチェックの結果が否定的、Not OK、であれば接続の試みは失 敗しており、ブロック81、その旨を示す信号が相互作用機能へ送られそれは起 動の試みに失敗した旨のメッセージを得る、ステップ82。同時に失敗のプリン トアウトが行われる、ブロック83。曖昧さチェックの結果が肯定的、OK、で あれば部分機能に関する全情報、データがコントロールユニットメモリのデータ エリアに記憶される。これについては第17図を参照して詳細説明を行う。情報 やデータの記憶はブロック84のプロセスステップで表される。相互作用する部 分機能の参照、すなわち名前、も記憶される、ブロック85。次に接続プロセス が継続されコントロールユニットは相互作用機能が高等なタイプであるかどうか またそれ自体の割込点を有するかをチェックする、オプションブロック86。相 互作用機能が割込点を有する場合には、このような各割込点についてデータエリ アが設定される。より詳細には、最初のデータエリアが修正分析を実施すべき割 込点に対して設定され、第2のデータエリアが補足分析を実施すべき割込点に対 して設定される。これはブロック87のプロセスステップで行われる。相互作用 機能が高等なタイプでなければ、プロセスステップ87はスキップされる。この ようにして相互作用機能が接続され、ブロック88、破線89で略示するように その旨を示すメッセージが相互作用機能へ送られる。相互作用機能は接続されて いるというメッセージを受信し、ブロック90、その後返答プリントアウトがな されて接続達成が明示される、ブロック92。 オペレータがインターフェイス機能の接続に関するコマンドを選定すると、第 16A図のプログラムラベルL7、インターフェイス機能は一つの名前と他の部 分機能と共通の2,3の割込点しか無い非常に単純な機能であるため、接続シー ケンスは遥かに単純になる。接続シーケンスはオペレータコマンドにより開始さ れ、ブロック92、インターフェイス機能がそれ自体の名前を提示することによ り開始される、ブロック93。次にインターフェイス機能はそれ自体の割込点を 明示する、ブロック94。これらの割込点は2群以上の部分機能に対して共通で あり第15図を参照して説明されている。 このようにしてコントロールユニットが必要とする全情報がインターフェイス 機能から得られインターフェイス機能をコントロールユニットへ接続する試みが なされる。提示された情報やデータは、破線96で示すように、コントロールユ ニット15へ送られる。コントロールユニット15はこの情報を受信して接続を 確立する試みがなされつつあることを認識する、ブロック97。このようにして プログラムラベルL8に到達し第16H図のフロー図に示すように接続シーケン スが継続される。コントロールユニットは受信データの曖昧さチェックを行う、 ブロック98。曖昧さチェックの結果が否定的であれば、接続の試みは失敗であ り、ブロック99、その旨の報告がインターフェイス機能へ送られる、ブロック 100。接続の試みに失敗した旨の報告はさらにプリントアウトされる、ブロッ ク101。曖昧さチェックの結果が肯定的であれば、OK、インターフエイス機 能に関する全情報、データが後記するようにコントロールユニットの保存された データエリア内に記憶される。この情報記憶はブロック102に示すステップで 遂行される。他の部分機能と同様に、コントロールユニットはインターフェイス 機能が所有する各割込点に対するデータエリア、より詳細には修正分析のための 第1のデータエリア群及び補足分析のための第2のデータエリア群を設定する。 この保存はブロック103で行われる。 このようにしてインターフェイス部分機能が接続され、ブロック104、コン トロールユニットは破線105で示すようにこれをインターフェイス部分機能へ 報告する。インターフェイス部分機能は接続されているという報告を受け、ブロ ック106、接続を確認する返答プリントアウトが行われる、ブロック107。 第17図にはサブジェクト部分機能と呼ばれる部分機能を接続する場合にコン トロールユニット15が発生するさまざまなデータエリアが略示されている。こ れにはさまざまなデータエリアに記憶されている情報も示されている。接続シー ケンス中に存在する部分機能の名前、SF_nameは第1のデータエリア10 7に記憶される。第17図はデータエリア107に名前のあるサブジェクト部分 機能に関連するデータレコードと見なすことができる。コントロールユニットは 接続時にサブジェクト部分機能から受信されている全情報を別のデータエリアへ 記憶する。サブジェクト部分機能の分析ステップ及びサブジェクト部分機能が必 要とする別の部分機能におけるその割込点はデータエリア108に記憶される情 報の例である。したがって、サブジェクト部分機能はデータエリア107に明示 されている部分機能を意味する。必要ではないが、サブジェクト部分機能は他の 部分機能がサブジェクト部分機能の分析に入り込んで割り込みたいそれ自体の割 込点、IP_Namel,IP_Name2,IP_Name3...を示すこ とができる。コントロールユニットはこのような各割込点IP_Namel,I P_Name2,IP_Name3...に対してデータエリア109を保存す る。サブジェクト部分機能がそれ自体の3つの割込点IP_Namel, IP_Name2,IP_Name3を有する場合には、各割込点に一つずつの 3つのデータエリア109:1,109:2及び109:3が保存される。10 7の下に示すサブジェクト部分機能の分析に入り込んで割り込みに関与する部分 機能の名前、SF_Nameは各データエリア109:n(n=1,2,3)に 記憶される。したがって、新しい部分機能が接続されてデータエリア107に示 す部分機能の分析に入り込んで割り込みたい場合には、接続プロセス中に存在す る部分機能の名前が対応するデータエリア109へ書き込まれる。前記したもの とは異なる部分機能がコントロールユニットに接続されてデータエリア17の下 に示す部分機能の割込点へ入り込んで割り込みたい場合には、この新しい部分機 能の名前が当該割込点に対応するデータエリアへ挿入される。終局的に、いくつ かの異なる名前をデータエリア109:1へ含むことができ、別の数の異なる部 分機能名をデータエリア109:2へ含むことができ、以下同様とされる。新し い部分機能としてのこのデータエリアの充填を矢符110で示す。サブジェクト 部分機能は他の部分機能が入り込んで補足分析を行いたい割込点を有することも できる。コントロールユニットは対応する多数のデータエリア111をこのよう な各割込点に対して保存する。新しい部分機能が装置に接続されてデータエリア 107に与えられる部分機能の補足分析を行いたい場合には、この新しい部分機 能は補足分析のために使用したい割込点を明示することを許可され、コントロー ルユニットは当該割込点のデータエリアに新しい部分機能名を記憶する。このよ うにして、新しい部分機能が付加されると関心のある部分機能名が割込点に書き 込まれる。新しい部分機能名のこの連続供給を矢符112で示す。第17図の四 角のブラケットは、必ずしもそうではないが、データエリアが存在できることを 示す。名前がデータエリア107に記憶されている接続される部分機能が相互作 用機能であれば、コントロールユニットは相互作用する部分機能の名前、SF name、が記憶されるデータエリア113を保存する。データエリア113に 保存されたデータはコントロールユニット15が部分機能の一つの同じ割込点に おける分析の引き継ぎを2つ以上の部分機能が同時に希望する場合に生じる競合 を解決する相互作用機能があるかどうかを確認するために接続された部分機能間 でチェックを行うのに使用される。 第18図は本発明によりどのように部分機能が構成されるかを示す。第17図 を第18図の隣に適切に並べることによりコントロールユニット15による第1 8図に示す部分機能の接続と共に部分機能からのさまざまな情報が他の既存の部 分機能にどのように記憶されるかを調べることができる。第17図と同様に、第 18図の四角のブラケットは、必ずしもそうではないが、提供されるユニットが 存在できることを示している。 サブジェクト部分機能と呼ばれる個別の部分機能の名前が第1のデータエリア 114に与えられている。さらに、サブジェクト部分機能の性質に応じて下記の 情報の少なくとも一つも与えられる。 a)サブジェクト部分機能において実施されるそれ自体の分析ステップ及びこれ らのステップの割込点。割込点はIP_nameの名前で識別される。情報のこ れらのアイテムは四角ブラケット内に含まれるデータエリア115により象徴さ れる。 b)サブジェクト部分機能が必要とする他の部分機能の名前。情報のこれらのア イテムは、やはり四角ブラケット内に含まれる、データエリア116に記憶され る。情報のこれらのアイテムは主としてコントロールユニット15により装置へ サブジェクト部分機能を接続する時に実施される前記曖昧さチェックと共に使用 される。 c)サブジェクト部分機能が必要とする他の部分機能における割込点。これらの 割込点は分析の修正に使用される。当該割込点はIP_nameの名前により識 別される。情報のこれらのアイテムはデータエリア117に記憶される。データ エリア114の下に示す部分機能を接続する時に第17図のデータエリア109 へコピーされるのは情報のこれらのアイテムである。この情報のコピーは第18 図に矢符110で象徴され、したがってこの矢符110は第17図の矢符110 に対応する。 d)サブジェクト部分機能が必要とする他の部分機能における割込点。より詳細 には、補足分析を遂行するのに使用される割込点。情報のこれらのアイテムはデ ータエリア118に記憶されデータエリア114の下に指定されたサブジェクト 部分機能を接続する時に第17図のデータエリア111へコピーされる。情報の このコピーすなわち転送は第18図に矢符112で象徴され、それは第17図の 矢符112に対応する。 定義により、基本機能はデータエリア116及び117周りの四角ブラケット により象徴されるデータを含むことができない。一方、分析及びオペレーション を実施するソフトウェア論理は常に存在する。このようなソフトウェア論理はデ ータエリア119に記憶される。それ自体の分析ステップはデータエリア115 に記憶される。 オプショナルな機能は常にそれ自体の分析を含みかつ、定義により、常に他の 部分機能を必要とする。したがって、情報アイテムは常にデータエリア116に 記憶される。情報のアイテムはデータエリア117もしくはデータエリア118 もしくは両エリアに記憶される。 相互作用機能は常に四角ブラケット116及び117に示す機能を有している 。 インターフェイス機能は、名前の他には、四角ブラケット115に従ったデー タしか含んでいない。 次に第19A図−第191図を参照してコントロールユニットの一般的機能に ついて詳細に説明する。第19A図−第191図はフロー図である。一つ以上の 部分機能が接続されていることが前提条件である。各フロー図は部分機能もしく はコントロールユニットにおいて生じるイベントのシーケンスを記述している。 接続された部分機能は所与の時点において所与の状態に達する。この状態はさ まざまな部分機能の部分状態へ分割される。第19A図において、サブジェクト 部分機能と呼ばれる一つの部分機能は、ブロック120に示すように、入力信号 と呼ばれる外部剌激を受信するものと仮定する。サブジェクト部分機能が入力信 号を受信すると、入力信号と部分状態の組合せ分析が開始される、ブロック12 1。ブロック121は入力信号受信後の分析の第1ステップを示し分析結果を与 えるために入力信号と組み合わせて部分状態の最少量を分析することを伴う分析 ステップである。サブジェクト部分機能の第1の分析ステップが完了すると、コ ントロールユニットへ信号が送られ、ブロック122、コントロールユニットは 分析結果を受信する。信号は一つ以上の分析結果を含んでいる。部分状態が保護 されている、すなわち部分状態に保護が加えられるていて、他の分析シーケンス との衝突が今にも起こりそうな時にだけブロック121からのブロッキング出力 であるプログラムラベルL9に到達する。分析結果がインターフェイス16を介 してコントロールユニットに到来すると、ブロック123、割り込まれている部 分機能の記述を維持するプログラムシーケンスがコントロールユニットにおいて 開始される。図示するケースでは、サブジェクト部分機能は割り込まれている。 割り込まれた部分機能は割り込まれた部分機能用のスタックにスタックされる、 ブロック124。割込みは連続的に行われるため、スタックにはいくつかの割込 み部分機能が含まれることがある。スタックされた部分機能の分析結果も禁止さ れる、ブロック124。全分析結果の和によりコントロールユニットが到達すベ き手順が最終的に判断される。次にコントロールユニットはサブジエクト部分機 能の割込みに潜在的に関与する可能性のある他の部分機能を見つける手順へ移行 する。そのために、コントロールユニット15はそのテーブル109を参照し、 第17図、潜在的に関与する可能性のある部分機能のリストを持ち出す。これは ブロック126で行われる。それと共にプログラムラベルL1に到達する。第1 9B図のプログラムラベルL1から、コントロールユニット15はサブジェクト 部分機能の分析に割り込むことに潜在的に関与する可能性のある部分機能がある かどうかのチェックへ移行する、オプションブロック127。結果が“ノー”で あれば、すなわちテーブル109が空であれば、第19D図で説明する、プログ ラムラベルL2へ移行して補足分析の実施に潜在的に関心のある部分機能が見つ けられているかどうかがチェックされる。サブジェクト部分機能において進行中 の分析へ割り込むことに潜在的に関与する可能性のある分析が見つけられておれ ば、コントロールユニット15はこの部分機能をそのリスト109から引き出し 、ブロック128、信号を送って割込みを希望するかどうかを潜在的に関与する 可能性のある部分機能へ尋ねることにより部分機能が本当に割込みを希望するか どうかをチェックする、オプションブロック129。次にコントロールユニット はイエスかノーかを返答される。部分機能が“イエズ”と返答すれば、コントロ ールユニットは部分機能をサブジェクト部分機能の分析に割り込みたいものとし てマークする、オプションブロック130。次にコントロールユニットは割込み に関与する部分機能がリスト109内にさらにあるかどうかを尋ねる、ブロック 1 31。このような部分機能が見つかれば、潜在的に関与する可能性のある次の部 分機能がコントロールユニットにより引き出される、ブロック132。コントロ ールユニットはテーブルに記載された潜在的に関与する可能性のある全ての部分 機能が調べられるまでこれを継続する。ある部分状態が保護されている、すなわ ちこれらの部分状態が別の進行中の分析に既に含まれている、時にブロックプロ グラムラベルL9が生じることがある。リスト109の全ての部分機能が対処さ れておれば、コントロールユニットは潜在的に関与する可能性のある部分機能の 中に実際に割込みを希望するものがあるかどうかをチェックする、ブロック13 3。ここで3つのケースが起こり得る。どの部分機能も割込みを希望しない場合 には、プログラムラベルL2、第19D図、に到達する。分析の割込みを希望す る部分機能がある場合には、オプションブロック134においてテストを行って 割込みを希望する部分機能は一つであるか2つ以上であるかが確認される。割込 みを希望する部分機能が一つだけであれば、第19E図で説明するようにプログ ラムラベルL3に到達し、コントロールユニット15は(ステップ124−12 4から)分析結果及び割込部分機能を引き出す、第19E図のブロック135。 コントロールユニットは第19E図のブロック135から移行してサブジェク ト部分機能からの分析の引き継ぎに関与する部分機能へ信号を送る、ブロック1 36。関心のある部分機能はそれ自体の分析を開始し、ブロック137、第19 A図のブロック121を参照して説明したのと同じプロセスが行われる。信号1 36は第13図の矢符20に対応する。新しい部分機能において分析が開始され ると、入力信号と部分状態の組合せ分析が行われる、ブロック138。部分機能 自体にさらに割込点があるかどうかがブロック139においてチェックされる。 もしあれば、分析結果がコントロールユニットへ送られてチェックされる、ブロ ック141。このようにして第19A図のプログラムラベルLIAに到達しブロ ック124−126に関して説明したのと同種のチェックが行われる。第19A 図のプログラムラベルL1に到達しそこから第19B図のプログラムラベルL1 へ遷移する。プログラムラベルL1に続くプロセスについては前記した。新しい 部分機能にそれ自体の割込点がなければ、オプションブロック139における“ ノー”、第19H図のプログラムラベルL8に到達する。 第19B図を参照する。サブジェクト部分機能の分析の引き継ぎに関与する部 分機能が2つ以上あれば、それはいわゆる相互作用ケースでありコントロールユ ニットはサブジェクト部分機能へ入り込んで分析に割り込みたい部分機能間の競 合を解決する相互作用機能を探索する、ブロック143。ここでプログラムラベ ルL4に到達しこれについては第19C図を参照して後記する。データエリア1 13間で相互作用している機能の適切な組合せを探索することにより(第17図 )、コントロールユニットにより適切な相互作用機能が引き出される、ブロック 144。相互作用している部分機能の適切な組合せを処理する相互作用機能が見 つかると、コントロールユニットは相互作用している部分機能とその分析結果を 引き出し、ブロック145、相互作用する部分機能と適切な相互作用機能を引き 出す、ブロック146。次に信号148により相互作用機能へ収集された情報を 全て送ることにより、相互作用機能の分析が開始される、ブロック147。次に 部分機能において分析が開始される。ここで起こり得るケースがさらに3つある 。相互作用機能は相互作用している部分機能の一つへ優先順位をあてがうことが でき、ブロック150、次にコントロールユニットヘ信号を送る。コントロール ユニットへ送られるこの信号は優先順位をあてがわれた部分機能への参照を含ん でおり、ブロック151、前記したようにコントロールユニットはプログラムラ ベルL3へ移行する。優先順位をあてがわれた部分機能はそれ自体の分析を実施 することができる。 第2のケースでは、相互作用機能は相互作用している部分機能を全て無視して 割り込まれた部分機能で分析を継続するような優先順位を与えることができる、 ブロック152。相互作用している部分機能は全て無視されるため、もはや修正 分析ではなく割り込まれた部分機能で分析を継続しなければならない。この特定 のケースにおいて相互作用機能によりコントロールユニットへ送られる信号は割 り込まれた部分機能への参照を含んでおりここでプログラムラベルL2へ到達し て、コントロールユニットは補足分析を実施したい全ての部分機能のリストを引 き出す、ブロック159。第3のケースでは、相互作用している部分機能間に単 純な優先順位は存在せず、この場合相互作用機能はそれ自体の分析分岐を含んで いる。この場合、相互作用機能は正規の部分機能として挙動し、次に相互作用 機能は第19E図に示す位置にあるプログラムラベルL5への遷移を示す分岐1 54を選択し、第19E図を参照して説明したように分析が継続される。このよ うにして相互作用機能は別の部分機能により割り込まれている正規の部分機能と して挙動し、入力信号と部分状態の組合せ分析が開始される。したがって、正規 の部分機能と同様に、相互作用機能はそれ自体の分析ステップを有することがで き、それは他の部分機能により割り込むことができる。第19C図のブロック1 55は標準オプション記号であり、この場合のオプションは前記した3つのケー スである。 ブロック144においてコントロールユニットにより相互作用が見つからなけ れば、コントロールユニットはもちろんランダムな選択を行う可能性があり、オ プションブロック156、他よりも優先順位を与えるべき相互作用している部分 機能の中から選択を行う可能性がある、オプションブロック157。相互作用し ている機能のどれに優先順位を与えるべきかは重要ではない。この場合、プログ ラムラベルL3への遷移が生じ、第19E図を参照して説明したように、ランダ ムに選定された部分機能において分析が継続される。あるいは、ランダムな選択 が許されずかつ相互作用機能が見つからないため、エラーが存在することが明ら かであり、分析が中断されてエラープリントアウトが行われる、ブロック158 。エラープリントアウトには識別された部分機能に対する相互作用機能が欠けて いることをオペレータへ知らせるメッセージが含まれる。 第19D図は補足分析プロセスにおけるコントロールユニットの機能を示すフ ロー図である。コントロールユニット15は第17図のリスト111を調べるこ とにより割り込まれた部分機能において補足分析を実施すべきか否かを確認する 。これをブロック159に示す。補足分析を実施したい部分機能が見つかると、 オプションブロック160、最初の部分機能が引き出され、ブロック161、こ の部分機能へ信号が送られ、ブロック162、割り込み中のオプショナルな機能 において部分分析が開始される、ブロック163。それと共に第14B図の新し い分析分岐が開始され、それは元の分析シーケンス220から分析されている。 入力信号と部分状態の組合せ分析が新しい分析分岐において遂行される、ブロッ ク164。この分析が完了すると、ブロック165、部分分析が完了している旨 の 信号がコントロールユニットへ送られる、ブロック166。この信号は補足分析 の分析結果も含んでおり、ブロック167に示すように、この情報により分析結 果が補足される。オプションブロック168を実施していくつかの部分機能が見 つかると、次の部分機能が提示されて、ブロック169、新しい部分分析が開始 される、ブロック162。これはやはり前記した元の分析シーケンス220から 分岐されるさらに別の新しい分析分岐が前記分岐210と同じ割込点で開始され ることを意味する。これを第14B図に破線分岐シーケンス230で示す。補足 分析を実施したい部分分析がこれ以上見つからなければ、プログラムラベルL6 へ遷移する。第19F図を参照して後記するように、これはコントロールユニッ トがスタックへ戻って割り込まれた部分機能を提示することを意味する。第19 D図のブロック164のマークから明らかなように、新しい各分析分岐は分析ス テップを含んでいる。このような各分析ステップは他の各分析ステップと同様に 挙動し、とりわけ新しい分析分岐へ入ってその中の分析を修正及び/もしくは補 足したい他の部分機能が見つかるかもしれないことを意味する。同じ方法が第1 9E図を参照して既に説明されているので、これは第19D図では詳細に説明し ない。ブロック163で開始されたシーケンスの前に他の分析シーケンスがその 分析を開始すると、前記他の分析シーケンスにより部分状態が保護されてロック アウトすなわちブロックが生じ、プログラムラベルL9、新しい分析分岐はその 分析を続けることができない。ロックアウトには常に保護された分析シーケンス の再開が続く。この場合、前に保護されている部分状態は保護解除されブロック 163で開始される分析シーケンスよりも早く開始される見込みの分析シーケン スが他にないため再開はブロック162で行われロックアウトは更新される見込 みはない。 第19F図は修正及び補足分析が完了してプログラムラベルL6に達した時の コントロールユニットの動作を示す。前に割り込まれた部分機能が割込部分機能 スタックから持ち出され、ブロック170、コントロールユニットは持ち出され た割込部分機能へ信号を送って、ブロック171、この部分機能で分析を継続す べきことを知らせる、ブロック172。さらに分析結果を見つけて収集すべきか どうかを調べることにより割込部分機能が開始される。ブロック173。これ以 上分析結果が見つからなければ、前に割り込まれた部分機能により分析が完了し たという結論をだすことができ、ブロック174、部分機能によりこの分析結果 はコントロールユニットへ知らされる。コントロールユニットは信号を受信して 、ブロック175、プログラムラベルL7へ行く。このようにして、全分析が終 了したかどうかははっきりしないが、割込部分機能の分析が終了する。さらに分 析結果が見つかると、オプションブロック173の“イエス”、入力信号と拡張 部分状態の組合せ分析が継続され、ブロック174、割り込まれた部分機能は割 込点を有したり有しないことがあり、それはオプションブロック175で判断さ れる。新しい割込点が見つかると、オプションブロック175の“イエス”、割 り込まれた部分機能は新しい割込点における分析結果をコントロールユニットへ 送る、ブロック176。コントロールユニットは新しい分析結果を受信して、ブ ロック177、プログラムラベルLIAへ行き、そこでブロック124−126 について説明したのと同種のチェックが行われる。それにより第19A図のプロ グラムラベルL1に達し、その後第19図、第19C図、第19D図に関して説 明したプロセスが繰り返される。割り込まれた部分機能に新しい割込点が無けれ ば、オプションブロック175における“ノー”、プログラムラベルL8に達す る。 第19G図は割込部分機能における分析が終止している場合のコントロールユ ニットの動作を示す。この時点において、コントロールユニットは部分機能がさ らに提示すべき分析結果を有するかどうかを関知しない。前記したように、分析 はいくつかの分岐間に分散することができる。待機位置では、ブロック179、 コントロールユニットは全分析分岐における分析が終止するのを待機する。全分 析分岐における分析が終止すると、コントロールユニットは有効な分析結果を全 て収集する、ブロック180。これらの結果により2つのケースが生じることが ある、すなわち状態変化及び/もしくは出力信号が生じるかあるいは状態変化も 出力信号も生じない、すなわち古い状態を保持しなければならない。これはオプ ションブロック181において判断される。状態変化が生じる場合には、オプシ ョンブロック181における“イエス”、オペレーションフェーズ41となって コントロールユニットは分析フェーズ中に確立されたオペレーションを開始し、 これらのオペレーションは現在全ての状態変化を実施しており必要な全ての信号 を送る、ブロック182。状態変化が行われない場合には、オプションブロック 181における“ノー”、全ての保護が取り外される、ブロック183、すなわ ち分析の基礎であるこれらの部分状態に対する保護が取り外される。このように して部分機能の分析が終止し、ブロック184、コントロールユニットは前記し た状態をとり、装置に新しい入力信号が到来するまでは何事も生じないことを意 味する。 第19H図は第19図で説明した新しい部分機能にこれ以上割込点が無く前に 割り込まれた部分機能もしくは全く新しい部分機能へ戻さなければならない場合 を示す。ブロック174からの分析結果は遷移すべき次の部分機能へ送られる分 析結果である、ブロック185。当該部分機能の分析が終止し、ブロック186 、分析結果はコントロールユニットへ送られて受信される、ブロック187。コ ントロールユニットはこの分析結果を保存する、ブロック188。次に分析結果 により別の前に割り込まれた部分機能において分析を継続すべく指定することが できる、オプションブロック189における“イエス”。これは正規の場合であ り、第19F図に関して説明したプログラムラベルL6への遷移が行われる。ブ ロック188の分析結果によりサブジェクト部分機能が参照とする全く新しい部 分機能において分析を継続すべく指定されると、オプションブロック189にお ける“ノー”、前に割り込まれた部分機能スタックが消去される、ブロック19 0。次に新しい部分機能に関連する分析結果が持ち出され、ブロック190A、 新しい部分機能へ信号が送られる、ブロック190B及び190C。次にプログ ラムラベルL6Bへの遷移が行われる(第19F図)。 第191図にプログラムラベルL9で何が発生するか、すなわちロックアウト すなわちブロッキングアクションが発生することを示す。この場合、別の分析チ ェーンが既にその分析を開始してあるデータ、特に部分状態に保護を加えている 。データの保護は周知の方法で行われる。ロックアウトすなわちブロッキングア クションが発生しておれば、ブロック191、コントロールユニットは当該部分 機能へ信号を送って分析を継続できないことを知らせる、ブロック192。次に 部分機能はその部分状態の全ての保護を取り外し、ブロック193、待機状態へ 達する、ブロック194。待機状熊において、部分機能は衝突する分析チェーン が 終止するまで待機し次に新しい分析チェーンの開始を行う、ブロック195。対 応する入力信号がコントロールユニットへ送られる、ブロック196。コントロ ールユニットがこの入力信号を受信すると、ブロック197、プログラムラベル L10への遷移が行われる。プログラムラベルL10は第19A図に記載されて おりブロック197からの入力信号が受信される時は、入力信号と部分状態の組 合せ分析が開始されていることを意味する。 第20図はロックアウトすなわちブロッキングアクションが行われる時に生じ るイベントを示している。2つの入力信号、198及び199、は個別の分析シ ーケンス、参照シーケンス1及び2を開始する。各分析シーケンスはXマークを 付したいくつかの部分状態を有している。各分析シーケンスにおいて部分状態が 保護される。部分状態200は分析シーケンスl及び分析シーケンス2の両方に 存在する。分析シーケンス2は部分状態200を部分状態201へ変えようとし て、その分析シーケンスが部分状態200に基づいている、分析シーケンス1と 競合する。分析チェーン間でこのような競合が生じたら、少なくとも一方の分析 チェーンを停止して、例えば、ある遅延時間後に最初から開始する必要がある。 例 添付するプログラムリストには装置とそのコントロールユニットの実施例が示 されている。装置は基本機能電話、POTS、及びいくつかのオプション機能、 相互作用機能及びインターフェイス機能を有するプログラム制御電話交換機であ る。研究所の部分機能により実験が行われ部分機能は全て満足に作動した。使用 したプログラム言語はERLANGであり、それは出願人の仲間が開発したプロ セス主導型言語である。1990年5月27日−6月1日、スエーデン、ストッ クホルム第VIII回国際スイッチングシンポジウムにおけるArmstrong, J.L及びVirding,S.R.の論文“実験的電話プログラミング言語E rlang”。同封したプログラムリストは自立型ではなく古いコントロールユ ニット及び幾分異なる設計の特殊なアクセスコントロールユニットにより実施さ れた古い実験に基づいている。プログラムリストを自立型とするには、古いコン トロールユニット及び古いアクセスコントロールユニットからの用語を変換する 作業がさらに必要となる。 プログラムリストで使用され各ページの再上段に現れる名前は次のようである 。 Name_erlはデジタル電話によるアクセスにおける“正規のオプション 機能”を示し、Name_dts.erlはオプショナル機能“名前”を示す。 Name_nd_name2はName_and_Name2の相互作用機能を 示す。Name_interfaceは“Name”名によるインターフェイス 機能を示す。 コントロールユニット15のコードリストは91−10−11の日付が押印さ れたドキュメントの1−9ページに与えられている。91−09−19の日付が 押印されたドキュメントのプログラムリストdefs.erlはいくつかの共通 部分機能を記述する。これにはいくつかの接続可能なオプショナル機能が続く。 オプショナル機能a_number_transmission.erlはA_ numberのB側への送信を示す。これは周知のオプショナル機能である。 オプシヨナル機能b’number’transmission.erlは電 話で使えるようになるサービスすなわち部分機能でありA側へ送信されるのは真 のB番号であってA加入者がダイヤルする番号ではないことを意味する。したが って、追随転送がB側から要求されている場合には、呼が転送されている番号が A加人者の電話ディスプレイ上に表示される。 91−10−10の日付が押印されたオプショナル機能b_number_t ransmission_dts.erlは先行するオプショナル機能と同じイ ベントを記述し、このプログラム部分にはアナログ電話機の替わりにデジタル電 話機を有するA加入者により引き起こされる部分が付加されている。アナログ電 話機には通常ディスプレイが無い。したがって、このオプショナル機能は使用す る電話機セットの種類によって決まる。 91−08−09の日付が押印されたオプショナル機能black_list −erlは所定の電話番号からの呼をブラックリストに載せるオプショナル機能 を示す。このオプショナル機能は望ましくない人々からの呼の接続を防止するの に使用することができる。 オプショナル機能black_list_and_diversion.er lはオプショナル機能black_listがオプショナル機能追随転送と 同時に活性化される時に開始される相互作用機能である。この場合、相互作用機 能はオプショナル機能black_listのほうが転送機能よりも高い優先順 位を有するように構成される。これはB加入者が転送番号への追随転送を活性化 させている場合には、ブラックリストに載せられたA加入者は転送番号へ到達す ることができない、すなわち転送番号の電話機はブラックリストに載っている加 入者からの呼に対して保護されていることを意味する。 オプショナル機能call_back.erlは従来のコールバック機能であ る。 オプショナル機能call_back.erlはコールバック機能のデジタル 電話機を使用して引き起こされる部分である。 オプショナル機能conference.erlにより会議呼出しを設定する ことができる。A加入者がB加入者を呼び出し、その後発呼者はサードパーティ Cとの会議を開催することに同意する。A加入者はB加入者を保留してCを呼び 出し会議に参加するかどうかを尋ねる。Cがイエス答えれば、A加入者はコード をダイヤルしてA,B及びCパーティにより会議が開催される。 オプシヨナル機能conference_suppl.erlはオプシヨナル 機能conference.erlの修正型である。A加入者及びB加入者がC とコンタクトすべきことに同意すると、A加入者がCを呼び出して会議への参加 を求める間B加入者は呼出状態に留まる。その後会議が開始される。 オプショナル機能delete_feature.erlは最後の桁が間違っ ている電話番号をダイヤルする時に、最後の桁を削除して新しい桁を挿入できる ことが判る部分機能である。このオプショナル機能は前記したオプションb_n umber_transmission_dts.erlと組み合わせることが でき、最後に挿入された桁がどのように消去されるかを電話機のディスプレイ上 で見ることができる。また、オプショナル機能delete_feature. erlにより加入者は最初にB加入者を呼び出し次に呼を引っ込める、すなわち 無効として、正しいB番号で呼を更新することができる。 コードリストdelete_feature_dst.erlは前記したのと 同じ機能であるが、加入者がデジタル電話機を有する場合に必要な付加コードを 有している。 オプシヨナル機能diversion.erlはdiversion fol low−meすなわちfollow−me diversionオプションであ る。 オプシヨナル機能diversion_on_busy_erlは話中呼転送 を意味する。 オプショナル機能diversion_suppl.erlはB加入者が転送 オプションを活性化させている場合に、転送先の電話番号がA加人者のディスプ レイ上に現れるように設計された新しい部分機能である。このようにして、A加 入者はそれ自体の電話機から転送接続への呼を受け入れるかあるいは元の番号へ 呼を変えるかを制御することができる。 オプシヨナル機能diversion_time out erl.は返答が 無い場合に転送接続に係わる部分機能である。 オプシヨナル機能emergency_centre.erlはA加入者がフ ックオンされる場合でもB加入者は接続を保持できることを意味する。 オプシヨナル機能free_on_second_line_dts.erl はデジタル電話機だけに適用される。基本機能は同じ電話機では一つの呼しか取 り上げられないと定義されており、この機能free_on_second_l ine_dts.erlを選定すると同じ電話機で別の呼を受信することができ るが別のアクセスによる呼である。いずれかのアクセスによりいつデジタル電話 機が呼を受信するかを指定するルールはこの機能をソフトウェアの形で実現され る部分機能とするように選択することにより変えることができる。すなわち、オ プショナル機能の設計に関して大きな自由度が与えられる。 オプショナル機能hot_number.erlは電話機セットから受話器が 持ち上げられている時に所定の番号が自動的に呼び出されるようにする部分機能 である。所定の番号は接続時にオプショナル機能へプログラムされる。 オプショナル機能intrusion.erlはこの部分機能を活性化させた 加入者が進行中の呼に割り込んで“こちらXXです、12345番を呼び出して 下さい”等のメッセージを残すことができるようにする部分機能である。これは 通常電話オペレータが使用する部分機能である。 オプショナル機能intrusion_dts.erlは前記したのと同じ機 能であるが、デジタル電話機によりオプションを使用する場合に必要な補足が含 まれている。 オプショナル機能parking.erlにより進行中の呼は例えば新しい呼 を開始するために保留することができる。 オプショナル機能parking_dts.erlは前記したのと同じ機能で あるが、当該電話がデジタル電話機である場合に必要な付加プログラムステップ を含んでいる。 オプショナル機能pick−up.erlはB加入者のいつもの電話機が鳴り 、(a)B加入者がいつもの電話機と同じ部屋には居らずかつ(b)B加入者が 隣室に居ていつもの電話機が鳴っているのを聴き別の電話機があって、B加入者 は自分が居る部屋の電話機セットの受話器を取り上げてコードをダイヤルしそこ へ呼を転送することができる機能である。 次のオプショナル機能、pick−up_dts.erlは前記したのと同じ 機能でありB加入者がデジタル電話機を有する場合のプログラムリストを含んで いる。 次のオプショナル機能、pots.erlは基本機能POTS、すなわちPl ain Ordinary Telephone Serviceである。本発 明により提案される分割の結果、基本機能電話は驚くほど簡単にコード形式で実 現することができる。 オプショナル基本機能post_dts.erlは、加入者がデジタル電話機 を有する場合に必要なプログラムリストで補足されるが、前記したのと同じ基本 機能である。 オプショナル基本機能short_number.erlは従来の短縮番号サ ービスである。 オプシヨナル機能subscriber_service_interfac e.erlは一方では加入者サービス群に他方では管理サービス群に共通のいく つかの割込点を含むインターフエイス機能である。これらの割 込点の中に“initiate_feature_attempt”とマークさ れたものがある。 管理サービス群には、とりわけ、subscriber_maintenan ce.erlサービスが含まれ、それは加入者サービスを接続するのに使用され る非常に単純な管理サービスである。プログラムセット“initiate_f eature(Feature A_no.)は個別の加入者サービス、より詳 細にはFeatureという名前のサービス、を接続する。このサービスは電話 番号A_numberを有する所与のA加入者に対して接続しなければならない 。このsubscriber_maintenance.erlサービスはそれ 自体の割込点initiate_feature_attemtを有し、例えば 加入者サービス転送が活性化される場合、A加入者においてこのサービスは他の パラメータと一緒の名前で呼ばれるすなわち識別され、その中にA番号がある。 管理サービスが指名された加入者に対する転送を開始したい場合、インターフェ イス機能は割込点initiate_feature_attemtに達する時 に管理サービスsubscriber_maintenanceの継続実行を引 き継ぎたい。インターフェイス機能は“転送”サービスの存在を知らない。一方 、コントロールユニットは割込点initiate_feature_atte mtにおいて分析に入り込み割り込んで引き継ぐことに潜在的に関心のあるサー ビスに関連する情報を有し、したがって潜在的に関心のあるこのサービス群内の 個別のサービスへ行ってどのサービスが接続されることに関心があるかを尋ねる 。この場合サブジェクト機能と呼ばれる転送サービスであるFeatureと呼 ばれるサービスを認識する加入者サービス群の中のサービスがインターフェイス 機能の中からinitiate_feature_attemtと呼ばれる機能 を引き受け、サービス機能による分析後、加入者Aが接続されていないことを知 る。次にオプショナル機能subscriber_maintenance.e rlはA加入者の“転送”を所与のA番号へ接続することを要求し、これが遂行 されると接続の試みが成功していることを加入者サービスへ報告する。原則とし て、次に部分機能転送は部分状態が変化する、すなわち原則として、加入者サー ビスは所与のA番号の転送 サービスがこの時点から接続されていると伝える。加入者サービス転送からの出 力信号は接続が完結されるというネットワークオペレータへの肯定応答を構成す る。 オプシヨナル機能subscriber_statiatics.erlは分 析シーケンスに影響を及ぼすことなく修正オプショナル機能による分析を補足す るオプショナル機能の例である。 オプショナル機能transfe.erlはトランスポート機能である、すな わち加入者Kが加入者Aを呼び出し次に加入者Aが、例えば質問により、別の加 入者Bを呼び出す場合、加入者Aは自分の受話器を置くことができる、すなわち フックオンを行うことができ加入者Kは加入者Bに接続され加入者Aは解放され る。 オプショナル機能transfer_dts.erlは前記したものと同じで あり、加入者がデジタル電話機を有する場合に必要なものが付加されている。 オプショナル機能warm_numberは例えば5秒の所定期間が数字が受 信されることなく経過した後で所定の番号が呼び出されることを意味する。この オプショナル機能は受話器を持ち上げた直後に得られるホットナンバー機能と同 様である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.装置(第8図の3)の機能をいくつかの部分機能(A,B,C,D,B* C)へ分割する方法、好ましくは通信装置のいくつかのサービス動作を複数のサ ービスに分割する方法、であって、該方法は、 − 装置に対して付加もしくは除去することができる最小機能単位に各部分機能 (A,B,C,D,B*C)が対応するように機能が分割され、 − 前記したように分割されている部分機能間で見られる論理的従属性(B→A ,C→A,D→B,B∩C→B*C,B*C→B,B*C→C)を識別し、 − 部分機能の識別された従属性の結果である要求を満たす部分機能の各セット (A,AB,AC,ABC B*C,ABD,ABCD B*C)が、装置に対す る潜在的に可能な部分機能セットを形成し、それにより装置間の部分機能の再使 用及び既存装置の新しい部分機能による補足の両方が容易になる、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 2.第2項記載の方法であって、 − 前記論理的従属性には、とりわけ、 (a) 部分機能の実行に(B→A,C→A,D→B,B∩C→B*C,B*C→ B,B*C→C)一つ以上の他の特定部分機能を必要とする場合、及び、 (b) 部分機能(A)の実行に他の特定部分機能(A→F1∪F2∪...∪Fn )の(F1∪F2∪...∪Fn)群から選定される少なくとも一つの部分機能を 必要とする場合、 を識別することを特徴とする、装置の機能分割方法。 3.第1項に明記された方法で機能が分割されている装置内で状態変化をもた らす方法であって、装置(3)の部分機能の潜在的に可能な各セット(A,AB ,AC,ABC B*C,ABD,ABCD B*C)について、 (a) 該セットは、装置が達成できるいくつかの可能な状態(K,L,M,N ,第10図)を記述し、これらの状態は一般的に各々が部分状態と呼ばれる互い に関連する成分(a1,b1,c1)を含み、 (b) 各状態に対して、いくつかの可能な外部剌激(1)及びいくつかの可能 性のある外部応答が存在し、 (c) 部分機能内で局所的に定義されるかもしくは全ての部分機能へ適用され るいくつかの所定のオペレーション(OP1)が存在し、所定のオペレーション (OP1)はパラメータを有して部分状態に所定の変化(c1→c3)を生じるか 、もしくは所定の外部応答を発生することができ、 (d) 部分状態と外部剌激の各組合せに対して、 (i) 新しい部分状態を発生するかもしくは、当該組合せに応じて、同じ部分 状態を保持し、 (ii) 少なくとも一つの外部応答を発生するか、もしくは当該組合せに応じて 、外部応答を発生しない、プロセスが存在する、 ことが前記各セットについて当てはまり、該方法は、 − 各プロセスが分析フェーズ(第14図、40)及びオペレーションフェーズ (41)へ分割され、 − 分析フェーズの結果は、 (a) 部分状態(c1)が変更されるべきであり、分析結果は新しい部分状態 を生じるオペレーション(OP1)を指定する、 (b) 部分状態を不変とし、(a)及び(b)の各状態に対する分析フェーズ の結果が、 (c) 少なくとも一つの外部応答を与えるべきであって、分析結果が、前記外 部応答を発生するオペレーションを指定するか、もしくは、 (d) 外部応答を与えるべきでない、ことを指定する、 ことを示し、 − 分析フェーズ(40)が終止されないうちはオペレーションフェーズ(41 )は開始されない、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 4.第3項記載の方法であって、分析フェーズ(40)は外部剌激(1)によ り開始され、該方法は、 − 分析が順序づけられたステップシーケンス(第14図の17,23,28, 32,36,37,38,39)で行われ、 − 各ステップから少なくとも一つの分析結果が得られ、 − 分析は前記外部刺激に関連する部分機能(第1図のA)で開始され、分析が 終止されるまでこの部分機能で継続されるか、あるいは部分機能(第13図のA ,B,D,B,A)のシーケンスで継続され、分析が終止されるまで常に一時に 一つの部分機能しか実施されない、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 5.第4項記載の方法であって、順序づけられた分析シーケンスは分析分岐と 呼ばれ、分析がそこから開始される分析分岐は、主分岐(17,23,28,3 2,36,37,38,39)と呼ばれ、 − 主分岐における分析が進行中である部分機能(A)とは別の部分機能(B) は、部分分岐(210)における分析の結果として確立されるこれらのオペレー ションが主分岐(220)における任意のオペレーションもしくは任意他の部分 分岐(230)におけるオペレーションと競合しない場合、少なくとも一つの分 析部分分岐(210)の主分岐(第14図の220)における各分析ステップに おいて開始することができる、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 6.第5項記載の方法であって、 − 分析部分分岐(210)における分析は、主分岐が開始される部分機能以外 の部分機能、もしくは主分岐が開始される部分機能とは異なる他の部分機能のシ ーケンスにより実施される、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 7.第5項記載の方法であって、 − 主分岐の分析は漸増する部分状態セット(第11図の12,13,14)に 基づいており、 − 後の分析ステップ(例えば、11)における分析結果は前のステップ(例え ば、ステップ10、部分状態13)における各分析結果に較べて厳密に拡張され た部分状態セット(14)に基づいており、したがって分析ステップのシーケン スの確立が曖昧とはならない、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 8.第7項記載の方法であって、他の特定の部分機能を必要としない部分機能 は基本機能と呼ばれ、他の特定の部分機能を必要とする部分機能はオプショナル 機能と呼ばれ、前記分割により、 − 基本機能は部分機能を参照することができず、 − オプショナル機能は必要とする特定の他の部分機能しか参照することができ なくなる、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 9.第8項記載の方法であって、部分機能は他の部分機能が参照することがで きる基本機能であり、 − 基本機能(第13図のA)はそれ自体の部分状態を有し、 − 分析分岐が基本機能に関連する外部剌激(k)により開始され、かつ/もし くは、 − 既に開始されている分析分岐(23,32)が基本機能(A)により継続さ れ、 − 基本機能(A)はいずれの場合にも一つの主分岐において一連の分析ステッ プ(17,36,37,38,39)を実施してこのような各分析ステップの後 で少なくとも一つの分析結果(20)が得られ、 − 各分析結果(20)は当該状態と組み合わせた当該剌激の解釈を表し、 − シーケンスの終わりに分析フェーズ(40)が終止され、次のオペレーショ ンフェーズ(41)中に実施すべき特定数のオペレーションが確立されている、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 10.第9項記載の方法であって、 − 既に開始されている分析が基本機能(第13図の36,37,38,39) に継続される場合、基本機能は分析分岐から前の分析結果(35)を引き継ぐ、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 11.第10項記載の方法であって、部分機能はオプショナル機能であり、 − オプショナル機能は参照する部分機能の部分状態と連結されたそれ自体の部 分状態を有し、 − オプショナル機能はそれにつながれた外部剌激によりそれ自体の分析シーケ ンスを開始し、かつ/もしくは、 − 既に開始されている分析分岐がオプショナル機能により継続され、 − いずれの場合にもオプショナル機能はそれ自体のオプショナル機能により一 連の分析ステップを実施して、このような各分析ステップの後で少なくとも一つ の分析結果が得られ、 − 所定の条件が満たされる場合、オプショナル機能は参照する別の部分機能に よる特定数のステップの後で分析を引き継ぐようにされ、 − 分析フェーズはオプショナル機能自体で終止するかそれ自体のオプショナル 機能が参照する別の部分機能により継続され、後者の場合にはそれ自体のオプシ ョナル機能による分析結果は最初の分析結果として参照する部分機能による分析 へ転送される、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 12.第11項記載の方法であって、 − 所定の条件が満たされるか否かを確証するために、オプショナル機能(第1 3図のB)のそれ自体の部分状態、部分機能の部分状態もしくはオプショナル機 能が参照する部分機能(A)、及びこれまでに得られている分析結果(20)を 含むことができるチェックが行われる、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 13.第12項記載の方法であって、 − オプショナル機能(第13図のB)が分析を引き継ぐ場合、オプショナル機 能に関連する分析分岐(23,32)はそれ自体の部分状態に関してオプショナ ル機能自体により継続される、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 14.第13項記載の方法であって、 − オプショナル機能の自己分析シーケンス(第13図の23,32)による分 析結果によりオプショナル機能が分析を引き継いだ部分機能(A)における前記 ステップ(17)の分析結果が修正され、 − オプショナル機能は分析を引き継いだ部分機能へ継続された分析を渡す、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 15.第14項記載の方法であって、 − オプショナル機能は参照される部分機能による分析を補足するためにオプシ ョナル機能が参照する部分機能の所定の分析ステップから新しい分析分岐(第1 4図の210)を開始する、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 16.第15項記載の方法であって、 − 分析引継ぎ条件のチェックに続いて少なくとも2つのオプショナル機能が同 時に分析の引継ぎを希望する場合に生じるこれらの競合状況を解消するように設 計されている、相互作用機能(第8図のB*C)と呼ばれる、特種なオプショナ ル機能を形成する、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 17.第16項記載の方法であって、 − 相互作用機能は、 (i) 相互作用機能が参照する特定群のオプショナル機能間、もしくは、 (ii) 相互作用機能が参照する数群のオプショナル機能間、 で生じる全ての競合を解消するようにされている、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 18.第17項記載の方法であって、 − 相互作用機能(第8図のB*C)は、 (i) 相互競合しているオプショナル機能の一つ(B)を指摘してそこへ分析 を割り当て、あるいは、 (ii) 相互競合しているオプショナル機能はどれも分析の引継ぎをすべきでな いと決定し、かつ競合機能が参照する部分機能(A)により分析を継続すべきこ とを決定し、あるいは、 (iii) 前記相互作用機能自体(B*C)が分析を引き継ぐ、ことにより前記競 合を解消する、 ことを特徴とする、装置の機能分割方法。 19.第1項に従って構成される装置の制御方式であって、該方式は、 − 以下サブジェクト機能と呼ばれる部分機能を起動する単位インターフェイス (第12図の16)であって、 (i) サブジェクト機能への参照(第18図の114)、及び、 (ii) サブジェクト部分機能内の分析ステップ(115)に関連し他の部分機 能がサブジェクト部分機能へ割り込むことができる情報、を含む単位インターフ ェイス、を特徴とする、制御方式。 20.第19項記載の制御方式であって、 − インターフェイス(16)は分析ステップだけでなく他の部分機能の参照( 第18図の118)も含んでおりサブジェクト部分機能は部分分析分岐すなわち 補足分析の開始を希望する、 ことを特徴とする、制御方式。 21.第20項記載の制御方式であって、サブジェクト部分機能はオプショナル 機能であり、インターフェイス(16)はオプショナル機能が必要とする全ての 部分機能への参照(第18図の116)を含む、ことを特徴とする制御方式。 22.第21項記載の制御方式であって、 − インターフェイス(16)は(BP_Namel,BP_Name2,BP _Name3)等の他の部分機能及び分析ステップへの参照(第18図の117 )を含みサブジェクト部分機能(114)は分析を修正するために前記分析へ割 り込みに関与する可能性がある、 ことを特徴とする、制御方式。 23.第22項記載の制御方式であって、サブジェクト部分機能は相互作用型オ プショナル機能であり、 − インターフェイス(16)は相互作用機能により相互競合を解消することが できる相互作用部分機能への参照(第18図の116)を含む、 ことを特徴とする、制御方式。 24.第23項記載の制御方式であって、 − (i) オプショナル機能の一つの特定群、もしくは、 (ii) オプショナル機能のいくつかの群、を参照する、 ことを特徴とする、制御方式。 25.第24項記載の制御方式であって、 − 該方式は部分機能(A,B,D)で終わる各分析ステップ(17,23,2 8,32,36,37,38,39)の後で分析の引き継ぎに関与する可能性の ある部分機能が他にも存在するか否かをチェックする手段(第12図、第13図 の15)を含む、ことを特徴とする、制御方式。 26.第25項記載の制御方式であって、 − 関与する可能性のある各部分機能(第13図のB,C,D)に対して、制御 手段(15)は部分機能において指定される分析を引き継ぐための条件が満たさ れるか否かをチェックする機能(第19B図の129)を割り当て、前記条件に は、 (i) 関与する可能性のある部分機能の自己部分状態をチェックし、 (ii) 関与する可能性のある部分機能が参照する部分機能の部分状態をチェッ クし、 (iii) 前に得られた分析結果をチェックする、ことを含むことができる、 ことを特徴とする、制御方式。 27.第26項記載の制御方式であって、 − 分析を引き継ぎたい部分機能が無い場合、前記制御手段(第13図の15) は分析が進行中である部分機能(A)の分析シーケンス(36,37,38,3 9)の次のステップにおいて分析を継続するよう指令する、 ことを特徴とする、制御方式。 28.第27項記載の制御方式であって、 − 部分機能(B)が分析を引き継ぎたい場合、制御手段(第13図の15)は 分析が進行中である部分機能(A)による分析を一時的に停止して分析を引き継 ぎたい部分機能により分析を継続するよう指令する、 ことを特徴とする、制御方式。 29.第28項記載の制御方式であって、 − 2つ以上の部分機能が分析を引き継ぎたい場合(第19B図の134,14 3)、制御手段(第13図の15)は、 (i) 問題とする競合(113及び109)に対処する相互作用機能への参照 (第17図の113)を収集し、 (ii) この相互作用機能へ分析(第19C図の145,146,147)を割 り当てる、 ことを特徴とする、制御方式。 30.第29項記載の制御方式であって、 − 各分析ステップ(17,23,28,32,36,37,38,39)の後 で、制御手段(第13図の15)は部分機能が新しい分析分岐(第14B図の2 10)の開始を希望するか否かをチェックし、希望する場合には制御方式にこの ような各部分機能に対する新しい分析を開始させる(第19D図の162)、 ことを特徴とする、制御方式。 31.第30項記載の制御方式であって、 − 部分機能の分析分岐における分析の終止に続いて、制御手段(第13図の1 5)は部分機能分析結果に応じて、 (1) 当該部分機能分岐(部分機能Aの場合は39)における分析を終止する か、あるいは、 (2) 前に割り込まれた部分機能へ分析を戻すか(部分機能Bの場合の32か らAの中断点18へ)、あるいは、 (3) 別の部分機能により分析を継続する、 ことを特徴とする、制御方式。 32.第31項記載の制御方式であって、 − 全ての分析分岐における分析の終止を監視する手段(第19G図の179, 180)、及び、 − 分析の終止を知らせる監視手段に応答してオペレーションフェーズ(第14 図の41)を開始させる手段(181,182)であって、分析フェーズ中に最 後に確立されいくつかの部分機能へ分散されているオペレーションがオペレーシ ョンフェーズ中に制御方式により実行される前記手段(181,182)、 を特徴とする、制御方式。
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