JPH08502685A - ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この発明は、再生利用される汚水などの液体キャリヤに含まれるガスの入口２と、装置を通る流路３の波形状部分１６、１８と、ガスを液体キャリヤから解放し、流路３の横方向に分散させることができる実質上均一の横断面の下流出口４、１１とからなる液体中のガスを分布、特に、原水またはフロックのある汚水から粒子物質を浮上させる装置１に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 ノズル この発明は、ノズルに、特に液体中のガスを分布するための、および液体中の ガスを分布する方法に使用するための装置からなるノズルに関するものである。 しばしば濾過前、汚水などの液体のボディを処理し、藻類および濁り（固形物 成分）を取り除くことが必要である。これによって、特に、藻類の増殖期、例え ば、夏期において比較的経済的に高速度に濾過を施すことが可能である。“増殖 ”はフィルタ媒体を早期に詰まらせ、それが作用しないことがあるため、フィル タに通す前、固形物を取り除く必要がある。この処理を達成する一つの方法は、 処理するすべての汚水の液体（水）を適宜のガスの微細気泡の連続的に維持され るベッドに通す逆流溶解空気浮選であり、通常は空気がフィルタ媒体の上方にあ る。空気気泡が処理される汚水の溶解しない粒子、コロイドなどに付着し、固形 物などの浮力が効果的に変化し、それを液面に浮上させ、浮きかすとして取り除 くことができる。 溶解した空気を導入するため、それが普通はノズルに導入される。しかしなが ら、微細空気気泡の要求される解放状態を生じさせるため、ノズルに微細孔をも たせる必要があり、その孔が液体中の増殖する藻類または固形物によって詰まり 易い。要求されるサイズの要求される気泡の“ブランケット”を提供するため、 多数のこのようなノズルが要求される。これはクリーングの“ダウンタイム”お よび分布パイプワークに関する製造コストの点で高価である。 この発明の目的は、これらの欠点を除去することにある。 この発明の第１特徴によれば、装置を通る流路の波形状部分を形成する液体キ ャリヤに含まれるガスの入口と、ガスを液体キャリヤから解放し、流路の横方向 に分散させることができる実質上均一の横断面の下流出口とからなる液体中のガ スを分布する装置が提供される。 出口は実質上３６０゜にわたるものであってもよく、出口はスロットからなる ことが好ましい。これは特に簡単で、効果的な構造を提供する。 スロットを２つの間隔を置いて配置された実質上平行のプレート間に形成して もよい。特に、厚さを変化させ、異なるスロット幅を提供することができるワッ シャなどのスペーサ手段によって間隔を置いて配置されるプレートがある場合、 これは比較的廉価な構造である。 一方のプレートに粗面化された表面をもたせ、これによってガスの解放を促進 してもよい。これは特に効果的である。 プレートをサポート手段、特にプレートから垂下されたスピンドルを介して間 隔を置いて配置してもよい。これは流れ分布状態に干渉せず、溶解した空気のな いデッドゾーンが生じない比較的簡単な構成を提供する。 第２特徴によれば、前述した装置を含む汚水のフィルタ装置が提供される。 この発明の第３特徴によれば、容器内の液体のボディを設け、ガスを含む液体 源を設け、ガスを含む液体を液体のボディに比較的高速度で流入し、ガスおよび 液体の速度を減少させ、その流れ方向を変換し、そのガスを容器内の液体のボデ ィに解放する手段を設ける液体中のガスを分布する方法が提供される。 方向を変換する工程は、流れの方向を実質上９０゜、すなわちメイン流路の横 方向に変換する。 方向変換工程およびガス解放工程は、液体およびガスをデフューザプレート手 段に衝突させてもよく、デフューザプレート手段に近接したガスの増強核形成手 段を提供するものであってもよい。これは異なるサイズの気泡を解放し、浮選効 果を高める。 この方法は、手段に流入する液体およびそのガスの波形状流路を提供するもの であってもよい。 手段への入口の重ね合わされたオリフィスおよびプレートによって波形状流路 を提供してもよい。 この発明は、前述した方法によって処理される汚水などの液体のボディに展開 されることは理解されるであろう。 この発明を具体化したノズルが添付図面を参照して後述される。 図１は、この発明のノズルの第一実施例の縦断面図であり、 図２は、この発明のノズルの第２実施例の第１図と同様の図である。 図面を参照すると、同一部品に同一符号が付され、液体中のガスを分布させる ノズルからなる装置１が示されており、これは液体キャリヤに含まれるガスの入 口２と、装置１を通る流路３と、ガスを液体キャリヤから解放し、流路３の横方 向に分散させることができる実質上均一の横断面の下流出口４とからなる。 ノズル１を汚水のボディのどのような位置に使用することもできる。図１の第 １実施例において、出口４が上向きのものであっても、汚水に浮遊する藻類また は固形物で詰まることはない。これを達成するため、ノズル１は一端の入口２お よび他端の出口４を有する円筒状ボディまたはシュラウド５からなる。出口４は ２つの間隔を置いて配置された実質上円形状のプレート６、７からなり、これは スペーサ８によって間隔を置いて配置され、ロッキングナット１０を有するナッ トおよびボルト装置９によってワッシャからなるスペーサ８を介して固定されて いる。したがって、出口４は２つのプレート６、７の重ね合わされた外周間の円 形状スロット１１からなる。スロット１１の幅“Ｘ”をワッシャ８の異なる厚さ によって調節することができる。上側プレート７は環状ショルダまたはシート１ ２を有し、これにシュラウド５の下端が収容され、シュラウド５を垂直位置に支 持する上側延長スリーブ１３がある。 液体及び含まれる空気の入口２はシュラウド５の頂端に取り付けられた組立体 １４からなる。２つの間隔を置いて配置されたプレート１５、１６からなる入口 を通る波形状流路を提供する手段があり、上流のそれ１５は中央オリフィス１７ を有し、下流のそれは環状流路１８および中央プレート１９を有し、これに流入 液体およびそのガスが衝突し、エネルギが分散され、空気の解放が開始される。 図２に示されているノズル１からなる装置の実施例は、事実上、図１の実施例 のそれと同一であり、同様の方法で作用し、空気気泡ブランケットを生じさせる 。その差異は下側スプレッダプレート６の構造にあり、これが実質上ノズル１の 中央でスピンドル２０からなる細長いサポート手段に支持されており、スピンド ルは中央衝突プレート１９の一部であって、それから垂下されている。スピンド ル２０はプレート６のオリフィス２１を貫通し、ロッキングナット１０からなる ロッキング装置によってそれに固定されている。スピンドル２０およびプレート ６の振動を防止するため、シュラウド５内にカラーまたはスパイダ２２があり、 これはシュラウド５の内面に支持されており、スピンドルが嵌合されるボスまた は孔２３を有する。この構造および構成は下側、すなわちスプレッダプレート６ を正確に位置決めし、実質上、半径方向流れパターンに対する障害物がないよう にすることができる。両方の実施例は、非常に良好な溶解した空気の“分散（ｓ ｐｒｅａｄ）”を提供する。言い換えると、ノズル１からの空気が飽和した水の 流れ分布に干渉しない機械的コネクタ８、１０または１０、２１によって出口１ １のギャップ“Ｘ”のセッティングがなされ、溶解した空気のないデッドゾーン が生じないものである。 使用において、容器のサイズおよび処理される汚水の量によって図１または図 ２のノズルが単独で、または１つまたはそれ以上の他のノズルとともに使用され る。 処理液を再生利用することができ、空気を含む汚水または水については、汚水 または水を通すサチュレータの使用により空気がそれに溶解する。これにより空 気が汚水または水に溶解する。 両方の実施例において、液体およびその空気が入口２に導入され、波形状流路 を通り、シュラウド５に沿って流路３を通り、スプレッダプレート６に衝突し、 これが流れをノズル１を通る流路３の横方向に、この場合は９０゜に、すなわち シュラウド５の長さ方向軸心Ｃ_Lに対し９０゜に変向する。空気が溶液から生じ 、それは変化する微細な大きさの雲状気泡からなり、スロット１１からシュラウ ド５の横方向に実質上３６０゜にわたって流出し、汚水の処理容器の全表面部を 横切る汚水の微小気泡のブランケットが提供され、スロット１１を通る液体およ び空気の流れの力がそれを沈澱する固形物または増大する藻類によって閉鎖され ない状態に自動的に保つ。空気の微細気泡が汚水の粒子物質に付着し、空気およ び汚水が逆流関係をもって流れ、これによって従来よりも大きい粒子と気泡の接 触状態が提供され、粒子は浮きかすとして液面に浮上し、取り除かれる。 したがって、この発明は、溶解状態からガス状態への空気の位相変化を生じさ せ、横方向に流出する雲状の気泡を提供し、それは処理される汚水を含む容器の 全横断面積および深さに達し、実質上すべての汚水が浮選処理を受ける。 各実施例において、下側プレート６の内面を孔、溝またはセレーションによっ て粗面化してもよく、これが空気の気泡の形成を促進する核形成ポイントを提供 し、汚水に形成される空気カーテンは種々の微細気泡の大きさをもち、藻類およ び固形物の浮選効果が高められる。 代表的には、４ｍ³／ｈｒおよび６ｍ³／ｈｒの空気が飽和した水の流速の場合 、スロット１１の幅“Ｘ”は３ｍｍ程度であり、４ｍｍであることが適当である 。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９３年１１月１１日 【補正内容】 補正した請求の範囲 １．流路を形成するボディと、加圧ガスを含む液体の前記ボディへの入口と、前 記入口の下流に間隔を置いて配置され、前記流路の波形状部分１６、１８を形成 する実質上中央に配置された流路手段１７、１８、１９を有するプレート手段１ ５、１６と、前記入口２の横方向に配置された実質上均一の横断面の実質上環状 の出口１１とからなることを特徴とする液体に含まれる加圧ガスを液体内に排出 し、ガスの微細気泡をその液体中に導入する装置。 ２．前記出口４は実質上３６０゜にわたることを特徴とする請求項１に記載の装 置。 ３．前記出口４はスロット１１からなることを特徴とする請求項２に記載の装置 ° ４．前記スロット１１が２つの間隔を置いて配置された実質上平行のプレート６ 、７間に形成されていることを特徴とする請求項３に記載の装置。 ５．前記プレート６、７がスペーサ手段８によって間隔を置いて配置されている ことを特徴とする請求項４に記載の装置。 ６．前記スペーサ手段８の厚さを変化させ、これによって前記スロット１１の幅 を調節することができるようにしたことを特徴とする請求項５に記載の装置。 ７．ガスの解放を促進する粗面化された表面を有するプレート６、７を備えたこ とを特徴とする請求項４〜請求項６のいずれかに記載の装置。 ８．前記プレート６、７がサポート手段２０、２２を介して間隔を置いて配置さ れていることを特徴とする請求項４に記載の装置。 ９．前記サポート手段２０、２２はプレート１６から垂下されたスピンドル２０ からなることを特徴とする請求項８に記載の装置。 １０．一方のプレート１５が中央オリフィス１７を有し、他方のプレート１６は 中央ブランク部分１９を有することを特徴とする請求項９に記載の装置。 １１．請求項１〜請求項１０のいずれかに記載の装置１からなることを特徴とす る汚水のフィルタ装置。 １２．容器内の液体のボディを提供し、ガスを含む液体源を提供し、ガスを含む 液体を液体のボディ内に比較的高速度で流入させ、ガスおよび液体の速度を低下 させ、その流れ方向を変換し、そのガスを容器の液体のボディ内に解放する手段 １を提供することを特徴とする液体中のガスを分布させる方法。 １３．方向を変換する工程は、流れ方向を実質上９０゜にわたって変化させるこ とを特徴とする請求項１２に記載の方法。 １４．前記方向変換工程および前記ガス解放工程は、液体およびガスをデフュー ザプレート手段に衝突させることを特徴とする請求項１３に記載の方法。 １５．前記ガス解放工程は、デフューザプレート手段付近のガスの増強核形成手 段を提供することを特徴とする請求項１４に記載の方法。 １６．前記手段１に流入する液体およびそのガスの波形状流路を提供することを 特徴とする請求項１２〜請求項１５のいずれかに記載の方法。 １７．前記波形状流路が前記手段への入口の重ね合わされたオリフィス１７、１ ９およびプレートによって提供されることを特徴とする請求項１６に記載の方法 。 １８．請求項１２〜請求項１７のいずれかに記載の方法によって処理されること を特徴とする汚水などの液体のボディ。 【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９４年６月８日 【補正内容】 補正した明細書の第２頁 この発明の第１特徴によれば、流路を形成する細長いボディを備え、前記流路 は液体およびそれに含まれる加圧ガスの前記ボディへの入口に近接し、前記ボデ ィを横切ってのびる２つのプレート手段によって形成される前記ボディの長さ方 向の波形状流路を有し、一方のプレートが貫通オリフィスを有し、他方のプレー トがブランク部分を有し、前記オリフィスおよびブランク部分が実質上前記ボデ ィの軸方向に整合され、前記波形状流路を形成しており、前記ボディは前記液体 およびそれに含まれる加圧ガスの実質上環状の出口を有し、前記出口は前記入口 から横方向に変位した実質上均一の横断面のものであることを特徴とする液体に 含まれるガスを液体に排出し、ガスの微細気泡をその液体に導入するノズル装置 が提供される。 出口は実質上３６０゜にわたるものであってもよく、出口はスロットからなる ことが好ましい。これは特に簡単で、効果的な構造を提供する。 スロットを２つの間隔を置いて配置された実質上平行のプレート間に形成して もよい。特に、厚さを変化させ、異なるスロット幅を提供することができるワッ シャなどのスペーサ手段によって間隔を置いて配置されるプレートがある場合、 これは比較的廉価な構造である。 一方のプレートに粗面化された表面をもたせ、これによってガスの解放を促進 してもよい。これは特に効果的である。 プレートをサポート手段、特にプレートから垂下されたスピンドルを介して間 隔を置いて配置してもよい。これは流れ分布状態に干渉せず、溶解した空気のな いデッドゾーンが生じない比較的簡単な構成を提供する。 補正した明細書の第４頁、第５頁および第５ａ頁 この発明は、前述した方法によって処理される汚水などの液体のボディに展開 されることは理解されるであろう。 この発明を具体化したノズルが添付図面を参照して後述される。 図１は、この発明のノズルの第一実施例の縦断面図であり、 図２は、この発明のノズルの第２実施例の第１図と同様の図である。 図面を参照すると、同一部品に同一符号が付され、液体に含まれるガスを液体 に排出し、ガスの微細気泡をその液体に導入するノズル装置が示されており、こ れは流路を形成する細長いボディを備え、流路は液体およびそれに含まれる加圧 ガスの前記ボディへの入口に近接し、前記ボディを横切ってのびる２つのプレー ト手段によって形成されるボディの長さ方向の波形状流路を有し、一方のプレー ト手段１５が貫通オリフィス１７を有し、他方のプレート手段１６はブランク部 分１９を有し、オリフィスおよびブランク部分１９が実質上ボディ５の軸方向に 整合され、波形状流路を形成しており、ボディ５は前記液体およびそれに含まれ る加圧ガスの実質上環状の出口１１を有し、その出口１１は入口２から横方向に 変位した実質上均一の横断面のものである。 このノズル１からなる装置を汚水のボディのどのような位置に使用することも できる。図１の第１実施例において、出口４が上向きのものであっても、汚水に 浮遊する藻類または固形物で詰まることはない。これを達成するため、ノズル１ は一端の入口２および他端の出口４を有する円筒状ボディまたはシュラウド５か らなる。出口４は２つの間隔を置いて配置された実質上円形状のプレート６、７ からなり、これはスペーサ８によって間隔を置いて配置され、ロッキングナット １０を有するナットおよびボルト装置９によってワッシャからなるスペーサ８を 介して固定されている。したがって、出口４は２つのプレート６、７の重ね合わ された外周間の円形状スロット１１からなる。スロット１１の幅“Ｘ”をワッシ ャ８の異なる厚さによって調節することができる。 上側プレート７は環状ショルダまたはシート１２を有し、これにシュラウド５ の下端が収容され、シュラウド５を垂直位置に支持する上側延長スリーブ１３が ある。 液体及びそれに含まれる空気の入口２はシュラウド５の頂端に取り付けられた 組立体１４からなる。入口を通る波形状流路は２つの間隔を置いて配置されたプ レート１５、１６からなり、上流のそれ１５は実質上中央に配置されたオリフィ ス１７を有し、下方のそれ１６は横方向環状流路１８および実質上中央のブラン ク部分１９を有し、これに流入液体およびそのガスが衝突し、エネルギが分散さ れ、空気の解放が開始される。 図２に示されているノズル１からなる装置の実施例は、事実上、図１の実施例 のそれと同一であり、同様の方法で作用し、空気気泡ブランケットを生じさせる 。その差異は下側スプレッダプレート６の構造にあり、これが実質上ノズル１の 中央でスピンドル２０からなる細長いサポート手段に支持されており、スピンド ルは中央衝突プレート１９の一部であって、それから垂下されている。スピンド ル２０はプレート６のオリフィス２１を貫通し、ロッキングナット１０からなる ロッキング装置によってそれに固定されている。スピンドル２０およびプレート ６の振動を防止するため、シュラウド５内にカラーまたはスパイダ２２があり、 これはシュラウド５の内面に支持されており、スピンドルが嵌合されるボスまた は孔２３を有する。この構造および構成は下側、すなわちスプレッダプレート６ を正確に位置決めし、実質上、半径方向流れパターンに対する障害物がないよう にすることができる。両方の実施例は、非常に良好な溶解した空気の“分散（ｓ ｐｒｅａｄ）”を提供する。言い換えると、ノズル１からの空気が飽和した水の 流れ分布に干渉しない機械的コネクタ８、１０または１０、２１によって出口１ １のギャップ“Ｘ”のセッティングがなされ、溶解した空気のないデッドゾーン が生じないものである。 使用において、容器のサイズおよび処理される汚水の量によって図１または図 ２のノズルが単独で、または１つまたはそれ以上の他のノズルとともに使用され る。 処理液を再生利用することができ、空気を含む汚水または水については、汚水 または水を通すサチュレータの使用により空気がそれに溶解する。これにより空 気が汚水または水に溶解する。 補正した請求の範囲 １．流路を形成する細長いボディからなり、前記流路は液体およびそれに含まれ る加圧ガスの前記ボディへの入口に近接し、前記ボディを横切ってのびる２つの プレート手段によって形成された前記ボディの長さ方向の波形状流路を有し、一 方のプレート手段１５が貫通オリフィス１７を有し、他方のプレート手段１６は ブランク部分１９を有し、前記オリフィス１７およびブランク部分１９が実質上 前記ボディ５の軸方向に整合され、前記波形状流路を形成しており、前記ボディ ５は前記液体およびそれに含まれる加圧ガスの実質上環状の出口１１を有し、前 記出口４は前記入口２から横方向に変位した実質上均一の横断面のものであるこ とを特徴とする液体に含まれるガスを液体中に排出し、ガスの微細気泡をその液 体中に導入するノズル装置。 ２．前記出口４は実質上３６０゜にわたることを特徴とする請求項１に記載のノ ズル装置。 ３．前記出口４はスロット１１からなることを特徴とする請求項２に記載のノズ ル装置。 ４．前記スロット１１が２つの間隔を置いて配置された実質上平行のプレート６ 、７間に形成されていることを特徴とする請求項３に記載のノズル装置。 ５．前記プレート６、７がスペーサ手段８によって間隔を置いて配置されている ことを特徴とする請求項４に記載のノズル装置。 ６．前記スペーサ手段８の厚さを変化させ、これによって前記スロット１１の幅 を調節することができるようにしたことを特徴とする請求項５に記載のノズル装 置。 ７．ガスの解放を促進する粗面化された表面を有するプレート６、７を備えたこ とを特徴とする請求項４〜請求項６のいずれかに記載のノズル装置。 ８．前記プレート６、７がサポート手段２０、２２を介して間隔を置いて配置さ れていることを特徴とする請求項４に記載のノズル装置。 ９．前記サポート手段２０、２２はプレート１６から垂下されたスピンドル２０ からなることを特徴とする請求項８に記載のノズル装置。 １０．環状流路１８内の前記オリフィス１７およびブランク部分１９が実質上前 記ボディ５の中央に配置されていることを特徴とする請求項９に記載のノズル装 置。 １１．請求項１〜請求項１０のいずれかに記載のノズル装置１からなることを特 徴とする汚水のフィルタ装置。 １２．容器内の液体のボディを提供し、ガスを含む液体源を提供し、ガスを含む 液体を液体のボディ内に比較的高速度で流入させ、ガスおよび液体の速度を低下 させ、その流れ方向を変換し、そのガスを容器の液体のボディ内に解放する請求 項１〜請求項１１のいずれかに記載のノズル装置１を提供することを特徴とする 液体中のガスを分布させる方法。 １３．方向を変換する工程は、流れ方向を実質上９０゜にわたって変化させるこ とを特徴とする請求項１２に記載の方法。 【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９４年７月１５日 【補正内容】 補正した明細書の第３頁 環状流路内にあるオリフィスおよびブランク部分を実質上ボディの中央に配置 してもよい。 第２特徴によれば、前述した装置を含む汚水のフィルタ装置が提供される。 この発明の第３特徴によれば、容器内の液体のボディを設け、ガスを含む液体 源を設け、ガスを含む液体を液体のボディ内に比較的高速度で流入し、ガスおよ び液体の速度を低下させ、その流れ方向を変換し、そのガスを容器の液体のボデ ィ内に解放する前述したノズル装置を設けることを特徴とする液体中のガスを分 布させる方法が提供される。 方向を変換する工程は、流れの方向を実質上９０゜、すなわちメイン流路の横 方向に変換する。 方向変換工程およびガス解放工程は、液体およびガスをデフューザプレート手 段に衝突させてもよく、デフューザプレート手段に近接したガスの増強核形成手 段を提供するものであってもよい。これは異なるサイズの気泡を解放し、浮選効 果を高める。 補正した請求の範囲 １４．前記方向変換工程および前記ガス解放工程は、液体およびガスをデフュー ザプレート手段に衝突させることを特徴とする請求項１３に記載の方法。 １５．前記ガス解放工程は、デフューザプレート手段付近のガスの増強核形成手 段を提供することを特徴とする請求項１４に記載の方法。 １６．請求項１２〜請求項１５のいずれかに記載の方法によって処理されること を特徴とする汚水などの液体のボディ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｈ Ｕ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＭＧ，ＭＮ ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ， ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＶＮ (72)発明者 オクリストン，グラント，アンドリュー イギリス国、ロンドン ダブリュー３ ア クトン、アクトン タウン、ハイ ストリ ート 271エイ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．液体キャリヤに含まれるガスの入口２と、装置を通る流路３の波形状部分１ ６、１８と、ガスを液体キャリヤから解放し、流路の横方向に分散させることが できる実質上均一の横断面の下流出口４とからなることを特徴とする液体中のガ スを分布させる装置。 ２．前記出口４は実質上３６０゜にわたることを特徴とする請求項１に記載の装 置。 ３．前記出口４はスロット１１からなることを特徴とする請求項２に記載の装置 。 ４．前記スロット１１が２つの間隔を置いて配置された実質上平行のプレート６ 、７間に形成されていることを特徴とする請求項３に記載の装置。 ５．前記プレート６、７がスペーサ手段８によって間隔を置いて配置されている ことを特徴とする請求項４に記載の装置。 ６．前記スペーサ手段８の厚さを変化させ、これによって前記スロット１１の幅 を調節することができるようにしたことを特徴とする請求項５に記載の装置。 ７．ガスの解放を促進する粗面化された表面を有するプレート６、７を備えたこ とを特徴とする請求項４〜請求項６のいずれかに記載の装置。 ８．前記プレート６、７がサポート手段２０、２２を介して間隔を置いて配置さ れていることを特徴とする請求項４に記載の装置。 ９．前記サポート手段２０、２２はプレート１６から垂下されたスピンドル２０ からなることを特徴とする請求項８に記載の装置。 １０．流路手段１７、１８を有する間隔を置いて重ね合わされたプレート１５、 １６によって前記波形状流路が形成され、前記流路手段の一方が他方に対し横方 向に配置されていることを特徴とする請求項１〜請求項９のいずかに記載の装置 。 １１．一方のプレート１５が中央オリフィス１７を有し、他方のプレート１６は 中央ブランク部分１９を有することを特徴とする請求項１０に記載の装置。 １２．請求項１〜請求項１１のいずれかに記載の装置１からなることを特徴とす る汚水のフィルタ装置。 １３．容器内の液体のボディを提供し、ガスを含む液体源を提供し、ガスを含む 液体を液体のボディ内に比較的高速度で流入させ、ガスおよび液体の速度を低下 させ、その流れ方向を変換し、そのガスを容器の液体のボディ内に解放する手段 １を提供することを特徴とする液体中のガスを分布させる方法。 １４．方向を変換する工程は、流れ方向を実質上９０゜にわたって変化させるこ とを特徴とする請求項１３に記載の方法。 １５．前記方向変換工程および前記ガス解放工程は、液体およびガスをデフュー ザプレート手段に衝突させることを特徴とする請求項１４に記載の方法。 １６．前記ガス解放工程は、デフューザプレート手段付近のガスの増強核形成手 段を提供することを特徴とする請求項１５に記載の方法。 １７．前記手段１に流入する液体およびそのガスの波形状流路を提供することを 特徴とする請求項１３〜請求項１６のいずれかに記載の方法。 １８．前記波形状流路が前記手段への入口の重ね合わされたオリフィス１７、１ ９およびプレートによって提供されることを特徴とする請求項１７に記載の方法 。 １９．請求項１３〜請求項１８のいずれかに記載の方法によって処理されること を特徴とする汚水などの液体のボディ。