JPH08502662A - 骨接合装置 - Google Patents

骨接合装置

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JPH08502662A
JPH08502662A JP1505768A JP50576889A JPH08502662A JP H08502662 A JPH08502662 A JP H08502662A JP 1505768 A JP1505768 A JP 1505768A JP 50576889 A JP50576889 A JP 50576889A JP H08502662 A JPH08502662 A JP H08502662A
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longitudinal
frame
hole
rod
slider
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JP1505768A
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バシリエビチ フルジュク,バシリィ
エフィモビチ カバノフ,フラディミル
アレクセエビチ レミゾフ,ボリス
バシリエビチ サモツベトフ,アナトリィ
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ナウチノ―イススレドバテルスキ インスティテュト ラジオフィジキ イメニ アカデミカ アー.アー.ラスプレティナ
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Abstract

(57)【要約】 平成2年12月1日前の出願であるので、条約に定める要約の翻訳文の提出が義務づけられていないため、要約及び選択図は掲載しない。

Description

【発明の詳細な説明】 骨接合装置 発明の分野 本発明は外傷学および整形外科学、特に骨接合装置に関する。 従来技術 今日、外科診療は骨フラグメントの骨接合のために支持要素、ロッドおよび上 記支持要素上に上記ロッドを固定するための固定ユニットから成るロッドタイプ の装置を使用する。 当業界の現状において、長手運動および固定の可能な複数の固定ユニットを担 持するプレーンなバーである支持要素から成る骨接合装置、SU,A,4,570,625が 既知であり、上記固定ユニットの各々には適所に施錠できかつその自己タッピン グ部により各骨フラグメントへ回入するロッドを具備する。骨フラグメントの各 々は2の平行配置されたロッド上に固定される。上記プレーンなバーは同一骨フ ラグメント内に固定された上記2のロッドの長手運動のための装置を具備し、そ れにより骨フラグメントの段階的伸延および圧縮を確実にする。しかし、この検 討の装置は骨フラグメントの横平面および傾斜平面における段階的変位(整復) ができず、これはこの装置の利用分野を制限する。 他の従来骨接合装置(SU,A,1,395,303)は横長フレームか ら成り、このフレームの2の平行長手壁の各々は長手凹部と少なくとも4の整復 ユニットを有する。この整復ユニットの各々は2の長手と横方向へ交差する孔を 有するスライダ、長手方向への移動と上記フレームの長手壁の長手凹部内に固定 の可能な上記スライダの横孔に取り付けられ担持要素、および自己タッピングと ねじ山部を有しかつ軸方向変位および固定の可能性を有するスライダ長手孔内に 嵌合されたロッドを含む。上記担持要素の各々はねじ切りバーとして形成されて いる。剛性を付与するために上記フレームは断面形状がアングルとして形成され た壁を有する。 上記装置は横平面内のいずれかの位置で直交方向に沿って骨フラグメントの段 階的変位を可能にする。しかし、上記既知装置は6段階の自由度で骨フラグメン トの整復をすることができない。更に、上記ロッドを上記装置内で骨フラグメン ト上へ設置することは困難である。このことは上記ロッドの厳格な平行の必要性 およびねじ切りバーを上記長手フレーム凹部へ固定する場合の困難性により説明 される。 発明の開示 本発明の主要かつ必須の目的は手術中の装置の組立時間および手術後のその除 去時間を相当に切り下げ、若干の個別整復ユニットを上記フレームの除去を伴う ことなく移動させ、かつ上記装置の機能的可能性を拡大できる各整復ユニットの 構造配置をもつ骨接合装置を提供することにある。 上記目的は骨接合装置が横長フレーム、これらフレームの 2の平行長手壁の各々は長手凹部を有する、および少なくとも4の整復ユニット 、各整復ユニットは2の交差孔、即ち、長手および横に1つの孔を有するスライ ダ、上記フレーム長手壁の長手凹部内の長手移動および固定の可能性を有するス ライダ横孔内に設置された担持要素、および自己タッピングとねじ切り部を有す るロッドを含み、上記ロッドは軸方向変位および固定の可能性をもって上記スラ イダの長手孔内に嵌合され、本発明によれば、上記担持要素の各々がレンチ用の 雄ねじと孔を有するデスタンススリーブとして形成され、上記孔は上記フレーム の横壁の内面と相互作用する上記スリーブの端部近傍に設けられ、他方、タイボ ルトが上記デスタンススリーブのボアおよび上記長手フレーム壁内の長手凹部を 通過する。 上記フレーム長手壁はフラットであるのが適宜である。かかるフレーム壁の構 成配置はフレーム配置の平面内に必要とされる弾性を付与する。更に、上記フレ ームのフラット壁は残余ユニットにより想定される位置と独立に上記整復ユニッ トの各々の設置または除去を可能にする。これは上記装置の機能的可能性に付加 されて設置時間を短縮する。 上記スライダ横孔はねじ切りされ、かつ上記デスタンススリーブは上記ねじ切 り孔へ回入するのが便利である。 かかる構成配置は上記デスタンススリーブ上のロックナットを排除することに より上記整復ユニットの構成を簡単化し、上記装置の小型化に帰結し、構成パー ツ量を減少し、かつ上記フレーム内へ上記整復ユニットを固定するために必要な 時 間の短縮により上記装置の設置時間を短縮する。 上記スライダ長手孔内での自由回転の可能性をもって設置できる本体を有する スライディングナットを上記スライダに装着するのが便利であり、他方、上記ロ ッドはそのねじ切り部により上記スライディングナットへ回入するのが妥当であ る。かかる構成の特徴は、人がレンチを上記フレームと患者身体との間の限定空 間へ操作する典型例の場合と異なり、上記固定要素へ外部アクセスを設けること により上記フレームに上記ロッドを嵌入できる点で便利であると同時に上記装置 の設置時間を短縮する。 上記フレームの横平面内で傾斜方向に沿って骨フラグメントを整復することに より上記装置の機能的可能性を拡大するために、上記スライディングナットが上 記フラグメント横平面内での角度変位の可能性をもって上記スライダ上に設置さ れるのが適宜である。 上記スライディングナットのかかる設置は同様にロッド設置の構成を簡素化す る。これは骨フラグメントへのロッドの強制的平行性の要求を必要としないから である。更に、上記フレームに関する配置と関係なく上記フレームへのロッドの 固定を信頼性できるものにし、かつ上記装置の設置時間を短縮する。 上記大腿骨首部の骨フラグメントの固定および整復、ならびに上記フレームに 片持梁式に保持された単一ロッドによる骨フラグメントの固定の可能性により上 記装置の機能的可能性を増大するために、上記装置は、2の共面平行横孔、上記 共面孔の各々および上記フレーム長手壁内の凹部を通過するタイボルト、および 上記スライディングナット体が自由回転の可能性をもって取り付けられる1の中 央孔を具備した本体から成る大腿首骨フラグメント固定ユニットを有し、上記中 央孔の軸が上記フレーム平面に対して120から130の角度で配設され、かつロッド はそのねじ切り部により上記スライディングナットへ回入するのが便利である。 円筒状凹部は上記自己タッピングロッド部の長さの0.5または0.8に等しい長さ を有し、深さは上記自己タッピングロッド部の端部近接に設けられた上記ねじの 深さの0.2または0.6に等しいのが適当である。 上記自己タッピングロッド部のかかる構成配置は管状骨の皮質層内へのその固 定の剛性を強化し、これは大径ねじルート部を回転することにより小径ねじを有 する上記ロッドを回転する際に初期孔を拡大することにより可能である。 上記装置は長手移動および固定できるように設置されかつ各上記デスタンスス リーブのボアおよび上記フレーム長手壁内の上記長手凹部を通過するタイボルト を具備する2のデスタンススリーブから成る少なくとも1の非常用固定ユニット を有し、上記デスタンススリーブの各々はプレーンな段ロッドを付勢するコレッ トグリップで上記スライダを担持し、上記スライダは上記デスタンススリーブに 関して回転することのできるものであるのが適宜である。 かかる構成特徴は分野の条件下で骨フラグメントの非常固定を可能にすること により上記装置の機能的可能性を拡大す る。このことは患者を病院へ運ぶために必要である。プレーンな段ロッドの使用 は骨フラグメントの迅速な固定を可能にし、また外科医の労働生産性を増大しか つ移動中に患者に付加的損傷を与えることなく患者を入院させうる。 上記フレーム長手壁の各々の長手凹部は上記長手凹部を複数部へ細分化する少 なくとも1のブリッジを有するのが好ましい。 かかる構成特徴は、長手平面内の上記フレーム壁の剛性を強化しかつ上記デス タンススリーブを固定するためのCワッシャ等の要素を省くことにより上記装置 の構成を簡素化し、骨フラグメントの高固定剛性の取得および装置の迅速設置を 可能にする。 上記装置は骨フラグメントの長手移動を調整するためのデバイスを有するのが 便利であり、上記デバイスはその側壁内に長手孔を有するU片から成り、上記孔 は少なくとも2の整復ユニットのタイボルト、および上記U片へ長手運動を付与 するための手段を収容かつ固定できるものであり、上記タイボルトのヘッドはね じ切りされたボスを具備するのが便利である。 かかるデバイスの採用は骨フラグメントの調整自在の長手移動により上記装置 の機能的可能性を拡大する。更に、上記デバイスの提案されている構成は骨フラ グメントの続く移動調整の後に上記装置からの上記デバイスの除去を可能にする ことにより患者による上記装置の運搬を便利にする。骨フラグメントの調整自在 の長手移動用の上記デバイスのかかる構 成配置は広範囲の骨接合装置における使用を可能にする。 骨フラグメントの調整自在の長手移動を可能にして上記フレーム上へ上記デバ イスを設置するために、上記U片の長手運動手段は上記フレーム端壁上に設置で きる着脱自在のグリップおよび上記U片の中央部に設けられたねじ孔に嵌入され かつ上記着脱自在グリップとその端部を介して相互作用できる調整ねじを具備す る必要がある。 本発明による骨接合装置は6段階の自由度で骨フラグメントの相互整復を可能 にしかつ骨フラグメントのいかなる転位をも回避でき、その固定は完全に硬化さ れる。本発明の装置は段階的伸延と圧縮を含む3つの直角方向へ骨フラグメント の調整自在の移動を確実にする。本発明の装置はまた四股の閉鎖および開放骨折 、骨髄により悪化した骨折、偽関節の処置、骨切り術の矯正、膝状または距腿の 関節の処置、軟組織上のプラスチック手術の有無とかかわりなく骨欠損の修復の ために、四肢セグメントの移植のために、または大腿首骨折の処置において管状 骨のフラグメントの骨接合に利用できる。 図面の概要 以下、添付図面を参照して本発明の若干の特定実施態様について詳述する。図 面において、 図1は本発明による骨接合装置の図である。 図2は図1の平面図である。 図3は本発明によるデスタンススリーブの長手断面図である。 図4は図1のIV−IV線上の断面図である。 図5は図1のV−V線上でとった断面図である。 図6はロッドの全体図である。 図7は本発明による自己タッピングロッド部の拡大図である。 図8は図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。 図9は本発明によるスライディングナット具備するスライダの全体図である。 図10は図9の矢印Aに面する図である。 図11は本発明による、スライディングナットがスライダを担持する状態を示し た整復ユニットの第1態様である。 図12は本発明による、スライディングナットがスライダを担持する状態を示し た整復ユニットの第2態様である。 図13は非常固定ユニットを含む本発明による骨接合装置を示す。 図14は図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図15は図14のXV−XV線に沿った断面図である。 図16は図13の矢印Bに面する図である。 図17は本発明による大腿首骨フラグメント固定ユニットの図である。 図18は図17の矢印Cに面する図である。 図19は本発明による単一ブリッジを有する長手凹部の1態様である。 図20は2のブリッジを有する図19の長手凹部を示す。 図21は骨フラグメントの調整自在の長手変位用装置を含む 本発明による骨接合装置を示す。 図22は図21の矢印Dに面する図である。 図23は図22のXXII−XXII線に沿った断面図である。 図24は図23のXXIV−XXIV線に沿った断面図である。 図25は図22のXXV−XXV線に沿った断面図である。 本発明の好ましい態様 本発明による骨接合装置は、長円形フレーム(図1)および少なくとも4つの 整復ユニット2から成る。フレーム1の2つの長手壁、即ち、壁3(図2)と壁 4は相互にフラットかつ平行である。長手壁3と4の各々は長手凹部5(図5) を有する。 整復ユニット2の各々は長手と横に交差する2つの孔を有するスライダ6(図 2)から成る。スライダ6の横孔はフレーム1の長手壁3,4(図2)の長手凹 部5(図1)内を長手方向へ移動または固定できるように設置された担体要素7 を収容する。担体要素7の各々は雄ねじ9とレンチ用孔10を有するデスタンスス リーブ8(図3)として形成される。この孔は、上記長手壁3(図4)の内面と 相互作用するようにされた上記スリーブの端部近隣に設置される。タイボルト12 (図4)はデスタンススリーブ8の各々のボア11(図3)およびフレーム1(図 1)の長手凹部5(図4)を通過し、上記タイボルトは外側からナット13で施錠 される。 スライダ6内の横孔はプレーンであり、この場合スライダ6は2つのナット14 でデスタンススリーブ8上の所定位置に 施錠される。他方、図7に示されたように、スライダ6内の上記横孔はねじ切り されている。かかる場合において、デスタンススリーブ8は上記孔へ回転し、一 方、スライダ6は1つのナット14のみにより上記デスタンススリーブ8上で所定 位置に施錠される。これは構成をより簡単にし(ナット14の点数の少ないことに よる)、装置の横面積を減少し(ナット14の厚みによる)、かつ従って、装置の 設置時間を短縮する。 ロッド15は軸方向の変位ができるように各スライダ6の長手孔へ嵌入され、上 記ロッドは2つのナット16,17によりスライダ6へ施錠される。 ロッド15は次記部の連続部として形成される:自己タッピング部18、プレーン 部19、ねじ部20、およびレンチ用の多面断面を有するテール片21。自己タッピン グロッド部18の作動端部は鈍い形状、例えば、円錐台、丸点、その他の軸22に沿 った減少面を有する形状に形成される。自己タッピングロッド部18のねじ23はロ ッド15の軸22に対して10から15度の角度の傾斜凹部、およびねじ23の深さの0.2 から0.6の深さの円筒状凹部25を有する。傾斜凹部24の深さはロッド15の端部で 深さ‘h’に等しい。円筒状凹部25の長さ‘1’は自己タッピングロッド部18の 長さの‘L’の0.5または0.8に等しく、この自己タッピングロッド部は長手ねじ 23の深さ、‘h’(図7)を有する複数(3から4)の長手孔26(図8)を有す る。孔26は四辺形、三角形、台形等の断面形状、各々直線または曲線底を有し、 後者は上記孔を粉砕する目的のサイドミルカッタの半径に等しい半径‘R’を有 する。孔26は、傾 斜凹部24上および円筒状凹部25の開始部上にねじ23(図7)のカッテング面27( 図8)を形成する必要であるので傾斜凹部24より長い。格別に、孔26の長さ‘a ’は自己タッピングロッド部18の長さ‘L’に等しくてよく、これは骨28(図6 )の第1皮質層への該有の回入を容易にする。 本発明の装置は次のように設置される。 予め第1孔29(図6)を第2皮質層内に形成される第2孔と同軸に第1皮質層 へ空ける。この両孔はD=Di−2h(図7)の直径を有する。ソケットレンチ によりロッド15を第1孔29へ回入するときに、ねじ23を回転させる面取り面27( 図7)が骨チップを孔29の面から除去してロッド15が円筒状凹部25の長さ‘a’ (図7)だけ適当に自由に回転するより小さい深さの溝を形成する。上記ロッド は骨28(図6)の直径に等しい自己タッピングロッド部18の長さ‘L’を有する ように予め設定されているので、ロッド15の骨中への続く回入によりねじ23(図 7)の全部は第2孔30(図6)への傾斜凹部24(図7)を有するロッド15の端部 の接近と同時に第1孔29へ接近する。このようにして、螺旋溝が第1孔29内の螺 旋溝を深めると同時に第2孔(図6)内に形成される。全ねじ23(図7)は新た に形成された深い溝内で2から4回転する限りにおいて後者は緩まず、ロッド15 を緊密かつ堅牢に第1孔29(図6)へ固定する。従って、ロッド15の端部は第2 孔30内で緊密かつ堅牢に固定される。ロッド15の鈍い端部は骨25の皮質層から2 または3mmだけ移動する。これは既知ロッドと比較して軟組織に与える影響が少 ない。 ロッド15の設置方法は骨28内の孔29および30の高精度のドリリングを必要とし ない。これはねじ23の適度に大きい深さ‘h’およびねじ23の回転が骨28(図6 )内の螺旋溝の面にその全幅にわたって適合し、孔29および30の直径がドリリン グ中に半径方向へ外れることにより若干拡大するときでさえロッド15の固定をか なり高い剛性をもって固定できることによる。特定の場合に、孔29および30の精 確な形成のためにリーマーの使用を必要とせず、ロッド15の設置時間を相当に力 ットダウンさせる。これは、例えば、ねじ23(図7)の周辺に沿って等間隔に隔 置され、かつねじ23(図7)の残部の強度が確実になり、骨28(図6)内のロッ ド15の硬直な固定が孔26(図7)の設置位置でも得られるように適度に狭く形成 された4つの長手孔26(図8)を提供することによる。 上記ロッドが一旦骨フラグメント31,32(図1)に設置されると、下ナット16 (図4,5)はロッド15の後ろ端部上へねじ込まれ、かつスライダ6はナット14 でデスタンススリーブ8をスライダ6の各々へ予備設置(または回転)した後に そこへ固定される。次いで、上ナット17がロッド15の各々へ嵌入され、その後、 フレーム1(図1)は患者の身体面に平行に1.5から2cmの間隔をおいて固定 されるのでスライダ6(図2)はフレーム1の対称軸33上へ配設され、かつタ イボルト11は長手壁3内の凹部5(図4,5)、デスタンススリーブ8および 長手壁4内の凹部を介して外部から導入され、その後ナット13がロッド15へ止め られる。その上で、ナット13,14,17は最後にデスタンススリーブ8およびロッ ド15の 各々を適所に固定するためにしっかりと締結される。 ロッド15の各々の移動が必要な場合には、例えば、ロッド15(図1)が骨フラ グメント31または32で緩み、かつロッド15をより大きな直径のそれで置換する必 要がある場合には、ナット13(図4,5)のねじを緩め、タイボルト11を抜き取 り、ナット17を回転させ、かつスライダ6をデスタンススリーブ8と共に除去ず る。次に、ロッド15を骨フラグメント31又は32から外し、新しいロッド15を入れ て逆順序でフレーム1上の適所へ固定する。 フレーム1を除去するために、ナット13(図4,5)を外し、タイボルト12を 除去し、その上でフレーム1(図1)を自由に取り出す。一旦、ナット17(図4 ,5)が外されるとスライダ6はデスタンススリーブ8と共に除去される。 上記装置の構成は、フレーム1を除去しないが保持している整復ユニット2の 補助により適所に固定された骨フラグメント31,32と共にいくつかの個別整復ユ ニット2(図1)を移動できる可能性によりその機能的可能性を増大させる。 原型と異なり、上記装置は唯一オペレータにより設置されうる。これは手術中 重要なことである。 フレーム1と患者の身体との間の制限された空間内でレンチを操作しなければ ならない原型と異なり、固定要素(ナット)への外部からの接近によりフレーム 1内のロッド15を更に便利に設置するため、同様に装置の設置時間を短縮するた めに、スライダ6(図9)は本体35がスライダ6の長手孔内で自由に回転できる ように設置されたスライディングナット 34を具備する。スライディングナット34は雄ねじ37を具備するナットを有する。 スライディングナット34の本体35は一端で拡大しかつストップリング38によりス ライダ6の長手孔から脱落しないように係止される。上記装置の操作はナット39 の使用なくして可能であるが、ロッド15(図11)は本位35へ回入させかつその中 でナット39(図12)で係止する。 上記フレーム(図1)の横平面内において傾斜方向へ沿って上記骨フラグメン トを整復することにより上記装置の機能的可能性を増大させるために、スライデ ィングナット34(図9)はフレーム1(図1)の横平面内で角変位できるように スライダ6上に設置される。この目的のために、ブラケットは横平面内で旋回で きるようにスライダ6(図10)上に設けられ、かつナット41により固定される。 スライディングナット34は自由回転できるようにブラケット40上に設置される。 スライディングナット34の施錠およびロッド15(図11,12)の設置は上記と同様 に実施される。 横平面内での角変位の可能性をもったスライディングナット34の設置はロッド 15の設置工程を簡素化する。これは骨フラグメント内のロッド15の平行性をもは や必要としないからである。更に、フレーム1に対するロッド15の配置のいかん に係わらずフレーム1(図1)内のロッド15の信頼性あの固定を確実にし、かつ 上記装置の設置時間を短縮する。 上記骨接合装置は少なくとも1つの非常用固定ユニット42(図13)を具備する 。上記ユニット42の設置は分野の状況下で、また患者の次の病院移送のために骨 フラグメント31,32 の緊急固定のために不可欠である。 非常固定ユニット42の各々は2つの長手可動デスタンススリーブ8(図14)か ら成り、タイボルト12は上記スリーブの各々の骨11および長手壁3,4内の凹部 5を通過し、かつスライダ6は上記スリーブに関して旋回するように上記スリー ブの各々の上に設置される。スライダ6はコレット44と先細りユニオンナット45 で構成されるコレットグリップ43を具備する。コレットグリップ43はプレーンロ ッド46を挟持する。 非常固定ユニット42(図13)の各々において、プレーンロッド46はフレーム1 の長手平面において30から60゜の角度で相互に対して傾斜する。図13は2つの非 常固定ユニット42および2つの整復ユニット2を有する装置の構成を示す。非常 固定ユニット42の各々はフレーム1の一部と共に骨フレーム31または32の信頼性 のある固定を提供する硬直な切頭三角形を形成する。プレーンロッド46間の30度 下の角度は骨フラグメントの剛性に悪影響を及ぼし、60度を越える角度はフレー ム1の長さを長くする。骨フラグメント31,32の各々は2つのプレーンロッド46 を具備する少なくとも1の非常固定ユニット42で適所に固定されなければならな い。 支持孔をフレーム1の長手平面に対して異なる角度で形成した骨フラグメント を固定することにより上記装置の作用可能性を増大するために、これは骨フラグ メントの形状および非常状況時の孔形成条件により制約されるが、非常固定ユニ ット42他の態様の構成が開発されている。これによれば、ブラケット47は横平面 内で旋回できかつナット41により固定で きるようにスライダ6(図15)内の孔へ嵌入される。ブラケット47は先細りユニ オンナット45をねじ込むコレット44を具備する。プレーンロッド46の軸受けブラ ケット47はコレットグリップ43内に係止される。ブラケット47の提供は支持孔が その中に長手平面に対して異なる角度で形成された場合の骨フラグメントの固定 を可能にし、これは実際に殆どあらゆる場合に可能である。 非常固定ユニット42(図13)を具備する上記装置は次のように設置される。 上記全ロッド15,46を設置するために骨フラグメント31,32内に上記支持孔を 形成する。この場合、プレーンロッド46を設置するための孔は必要な角度(30か ら60度)を考慮して形成し、ロッド15を受けることのできる孔をそれらのねじに 必要な直径になるまで拡げる。次いで、プレーンロッド46それぞれの支持孔へ挿 入し、ロッド15を自己タッピングロッド部18(図6)により回入する。次に、コ レットグリップ43(またはコレットダリップ43を有するブラケット47(図15)を 担持するスライダ6)およびデスタンススリーブ8(図12)と共に予備組立した スライダ6とナット14とをプレーンロッド46(図14)上へ上記のごとく嵌合し、 ロッド15上へスライディングナット34を有するブラケット40を担持する予備組立 体スライダ6をねじ込む。デスタンススリーブ8(図12,14)を一旦フレーム1 (図13)の長手平面に関して位置調整し、かつスライダ6(図11)を患者の四肢 の表面に関してロッド15上で高さ調整した後、フレーム1(図13)を設置され、 か つタイボルト12(図15)をフレーム1内の長手凹部5(図15)およびデスタンス スリーブ8内の孔11(図3)へ貫通し、その後ナット13(図16)を全非常固定ユ ニット42内適所に嵌入する。次いで、スライダ6をフレーム1の凹部5(図13) に沿って非常固定ユニット42の各々の中へ手により骨フラグメント31または32内 の支持孔とプレーンロッド46の作動位置との間に過剰間隙を除去するようにして 設置する。上記過剰間隙を除去しかつ骨フラグメント31または32上の接触点を平 坦にするに足りる2から3kgfの張力が一旦生じると、上記タイボルト上のナッ ト13(図16)を堅く締結し、ナット41(図15)、ナット14(図14)およびナット 41(図15)を堅く締結することにより非常固定ユニット42をフレーム1内の適所 に固定する。その上で、整復ユニットを上記のごとくフレーム1(13)内の適所 に固定する。 フレーム1内の凹部5の拡大を確実にするために、Cワッシャが使用される。 このワッシャはタイボルト12が締結されかつ患者が上記装置を担持する過程でフ レーム1の各長手壁3,4(図16)の長手部材の曲折を防止する。 骨フラグメント31,32(図13)の固定の解除および上記装置の除去は逆の順序 で行う。即ち、第1に、ナット13(図16)を外し、タイボルト12を除去し、フレ ーム1を除外し、先細りナット45(図14)を外し、プレーンロッド46を外し、ロ ッド15(図11)を上記支持孔から取り出し、かつ整復ユニット2(図13)を除去 する。 上記提案された装置は大腿首骨フラグメント固定ユニット 49(図1)を具備する。上記ユニットは2つの共面平行孔を有する本体50、上記 孔の各々およびフレーム1の長手壁3,4(図18)内の凹部を通過しかつナット 52により固定されるタイボルト51から成る。本体50はその軸がフレーム1の平面 に対して120から130度の角度である中央孔53(図17)を有する。スライディング ナット54は自由回転できるように中央孔53内に設置される。ナット54の本体55は 一端部で拡大してストップリング56により中央孔53から脱落しないように固定さ れる。本体55はロッド15が回転できるねじ孔57を有する。 大腿首骨フラグメント固定デバイス49を具備する上記装置は次のように設置さ れる。支持孔を骨フラグメント58と59内に形成し、その後に整復ユニット2(図 1)を骨フラグメント59内に上記と同様に設置する。次に、ロッド15を骨フラグ メント58(図17)内へ入れ、スライディングナット54をロッド15上へ嵌合し、上 記ナットユニット49の本体50内へ嵌入する。次に、デスタンススリーブ8および 本体50内の長手孔をデスタンススリーブ8上のスライダ6(図4)およびロッド 15上の本体50(図17)の位置を調整することにより共面にし、その後、フレーム 1を適所に設置し、タイボルト12(図4)および51(図18)を壁3,4内および 凹部5(図4)からデスタンススリーブ8、従って、ユニット49の本体50(図1 )へ嵌入する。次いで、ナット13(図4)、および従って、ナット52(図1)を 堅く締める。本体50をナット60により交差方向移動に対して係止する。 ユニット49の設置は大腿首骨フラグメントを固定かつ整復 し、更に上記骨フラグメントを上記フレームへ片持梁式に支持された単一ロッド で上記フラグメントを固定できるようにすることにより本発明の骨接合装置の機 能的可能性を拡大する。 長手平面内のフレーム1の剛性に加えて上記全態様における装置の構成を簡素 化するために、少なくともブリッジ61を長手壁3,4の各々の長手凹部5(図19 )内へ設け、上記ブリッジが長手凹部5を2部に細分化する。図20は2のブリッ ジ61を有する長手凹部を示す。ブリッジ61の設置はデスタンススリーブ8(図12 )の固定要素、例えば、Cワッシャによる垂下を可能にする共に骨フラグメント に剛性を付加しかつ上記装置の設置を促進する。 上記提案の骨接合装置は骨フラグメント31,32の調整自在の長手変位のための デバイス62(図21)を具備する。デバイス62は側壁65内に長手凹部64(図21)を 有するU片63(図22)から成り、上記凹部は少なくとも2の整復ユニット2のタ イボルト66を収容かつ固定できるものであり、上記タイボルト12のヘッドはねじ ボス67を具備する。U片63の端部68はスライディングナット69と締めリブ70を担 持し、両ナットおよびリブはU片63に堅く保持される。デバイス62は長手運動を U片63へ付与する手段71(図22)を具備し、上記手段は着脱自在のグリップ72お よび調整ねじ73から成り、上記調整ねじはスライディングナット69内に取り付け られかつノブ74とスラストワッシャ75(図23)を具備し、上記ワッシャはピン77 で係止されるねじ76により調整ねじ73の端部に回転自在に取り 付けられる。調整ねじ73はそのシャンク長手方向へ配設されるフラット部78(図 24)を有し、メートルスケール79(図23)はフラット部78上に設けられる。フレ ーム1の端部80と調整ねじ73の端部で相互結合するグリップ72はE係合交差断面 を有しかつその外壁82の1つに孔81を有する。着脱自在グリップ72をフレーム1 の外側へ設置する時にその端部80は孔83と係合し、他の孔84はスラストワッシャ 75を収容し、かつ孔81は調整ねじ73の端部を収容する。孔81(図24)の幅は調整 ねじ73の直径を越えるが、スラストワッシャ75の直径よりも小さい。これは調整 ねじ73が回転し、かつU片63(図22)が長手方向へ移動するときにスラストワッ シャ75の脱落に対抗する。U片63は壁65内の凹部64(図21)がタイボルト66(図 22)の端部および上記ボルトヘッドのねじボス67の端部上を滑走するようにフレ ーム1の端部80から運ばれる。U片63は解放されたロックナット85、Cワッシャ 86および他の外部ナット87によりタイボルト66(図25)上に固定される。 上記構成の装置は次のように設置される。 手術前に、スライダ6とナット14をデスタンススリーブ8上へスライダ6がデ スタンススリーブ8内の中央位置になるように装着する。手術中、ロッド15が骨 フラグメント31,32内に固定されると、1つのナット16(図25)、1スライダ6 はデスタンススリーブ8を担持し、1ナット17はロッド15の後端部上へ嵌合され る。そこで、フレーム1(図21)を患者の身体から1または2cm間隔を置いてロ ッド15がフレーム1の軸33(図22)上に配設されるように設置する。スライダ6 の横位置はデスタンススリーブ8を回転させて調整する。後者のスリーブを外側 から嵌合するタイボルト12および66により適所へ係止する。一旦フレーム1が予 備的に設置されると、ナット13,14,16(図25),17,85は締結され、それによ りロッド15およびフレーム1(図22)の堅締な相互連結を確実にする。 骨フラグメント31,32(図21)を相互に関して長手方向へ変位させるために、 U片63をフレーム1の端部80(図22)上へタイボルト66およびボルトヘッドのね じボス67の端部がU片63の壁65内の凹部64と係合するように嵌合する。そこで、 他のナット86(図25)をタイボルト66上へ嵌合し、その後、調整ねじ73(図23) の端部をフレーム端部80へ運び、かつ着脱自在グリップ72を上記端部80上および スラストワッシャ75上へ外側から嵌合する。過剰の遊びは調整ねじを回転するこ とにより除去される。ロックナット85(図25)はタイボルト66の端部で解放され 、かつナット85はU片63(図22)の壁65上へ締めつけられ、それにより他の骨フ ラグメント32(図21)のU片への強固な保持が達成されると共にデスタンススリ ーブ8(図25)の凹部64(図21)に沿った自由変位が提供される。次いで、骨フ ラグメント31,32を調整ねじ73の回転により長手方向いずれかに変位させる。骨 フラグメント31,32の相関変位量は調整ねじ73上のメートルスケール79(図23) で読み取る。変位前後の目盛量の違いは実質的に変位量に等しいので、スライデ ィングナット69(図25)の端部またはU片63の端部68は基準点として働く。骨フ ラグメント31,32(図 21)の所定変位を一旦実行した後に、ナット85(図22)をフレーム1上に締め付 け、そのようにしてU片63の壁65を解放しかつフラグメント31,32(図21)をフ レーム1上の新位置へ固定する。そこで、グリップ72(図22)とU片63とを除去 する。上記全手順は唯一オペレータにより実行できる。 従って、骨フラグメント31,32の調整自在の長手方向変位のためのデバイス62 (図21)は上記骨フラグメントの同時または多段階長手方向変位のために僅か3 から5分でフレーム1上へ設置される。そこでフレーム1の操作時間の全残部は デバイス62から自由になる。これはデバイス62の、病巣外の骨接合用の複数装置 への利用を可能にし、処置過程で上記装置に付加的荷重をかけず、かつ患者に不 便を与えない。 産業上の利用性 本発明の装置は四肢の閉鎖および開放骨折、骨髄により悪化した骨折、偽関節 の処置、骨切り術の矯正、膝状または距腿関節の処置、軟組織上のプラスチック 手術の有無とかかわりなく骨欠損の修復のために、四肢セグメントの移植のため に、または大腿首骨折の治療において管状骨のフラグメントの骨接合に利用でき る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カバノフ,フラディミル エフィモビチ ソビエト連邦,123362,モスコー,ウリツ ァ スボボディ,デー.2,クバルチーラ 33 (72)発明者 レミゾフ,ボリス アレクセエビチ ソビエト連邦,117415,モスコー,ウリツ ァ ウダルツォバ,デー.16,クバルチー ラ 155 (72)発明者 サモツベトフ,アナトリィ バシリエビチ ソビエト連邦,123364,モスコー,ヒムキ ンスキ ブルバル,デー.14,コルプス 1,クバルチーラ 16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長円形フレーム(1)を含み、上記フレームの2の平行長手壁(3,4) の各々は長手凹部(5)および少なくとも4の整復ユニット(2)を有し、各々 は長手と横に交差する孔を有するスライダ(6)、上記フレームの長手壁(3, 4)の長手凹部(5)内を長手方向へ移動または固定できるように上記スライダ の横孔に設置された担体要素(7)、および自己タッピング部(18)とねじ切り 部(20)を有するロッド(15)を有し、上記ロッドが軸方向へ移動および固定で きるように上記スライダの長手孔内に固定される骨接合装置であって、上記担体 要素(7)の各々は雄ねじ(9)を有するデスタンススリーブ(8)として形成 され、タイボルト(12)はデスタンススリーブ(8)のボア(11)および上記フ レーム(1)の長手壁(3,4)内の長手凹部を通過することを特徴とする骨接 合装置。 2.上記フレーム長手壁(3,4)はフラットであることを特徴とする、請求 項1に請求の装置。 3.上記スライダ(6)の横孔はねじ切りされ、かつ上記デスタンススリーブ (8)は上記孔へ回入し、上記デスタンススリーブの端部はレンチ用の孔(10) を有することを特徴とする、請求項1に請求の装置。 4.上記スライダ(6)は本体(35)が上記スライダ長手孔内で自由に回転で きるように設置されたスライディングナット(34)を具備することを特徴とする 、請求項1に請求の 装置。 5.上記スライディングナット(34)は上記フレーム(1)の横平面内におい て角変位できるように上記スライダ(6)上に設置されていることを特徴とする 、請求項4に請求の装置。 6.2の共面平行横孔を具備する本体(50)、上記共面孔の各々および上記フ レーム長手壁(3,4)内の長手凹部(5)を通過するタイボルト(51)、およ び1の中央孔(53)から成る大腿首骨断片固定ユニットを有し、スライディング ナット(54)の本体(55)は自由回転できるように設置され、上記中央孔の軸は 上記フレーム(1)の平面に対して120から130゜の角度で配設され、かつ上記ロ ッド(15)はそのねじ部(20)により上記スライディングナット(54)へ回入す ることを特徴とする、請求項1に請求の装置。 7.円筒状凹部(52)は上記ロッド端部近傍の自己タッピングロッド部(18) 上に設けられていて、上記凹部は上記自己タッピングロッド部(18)の長さ(L )の0.5または0.8に等しい長さ(1)を有し、かつ深さは上記ねじ(23)の深さ (h)の0.2または0.6、に等しい深さを有することを特徴とする、請求項4また は6に請求の装置。 8.長手移動および固定できるように設置されかつ各上記デスタンススリーブ (8)のボアおよび上記フレーム長手壁(3,4)内の長手凹部(5)を通過す るタイボルト(12)を具備する2のデスタンススリーブ(8)から成る少なくと も1の非常固定ユニットを有し、上記デスタンススリーブ (8)の各々はプレーンな段ロッドを付勢するコレットグリップ(43)により上 記スライダ(6)を担持し、上記スライダは上記デスタンススリーブ(8)に関 して回転することのできるものであることを特徴とする、請求項1に請求の装置 。 9.上記フレーム長手壁(3,4)の各々の長手凹部(5)は上記長手凹部( 5)を複数部へ細分化する少なくとも1のブリッジ(61)を有することを特徴と する、請求項1に請求の装置。 10.骨フラグメント(31,32)の長手移動を調整するためのデバイス(62)を 有し、上記デバイスはその側壁(65)内に長手孔(64)を有するU片(63)から 成り、上記孔は少なくとも2の整復ユニット(2)のタイボルト(66)、および 上記U片へ長手運動を付与するための手段(71)を収容かつ固定できるものであ り、上記タイボルト(66)のヘッドはねじボス(67)を具備することを特徴とす る、請求項1に請求の装置。 11.長手運動を上記U片(63)へ付与する手段(71)は上記フレーム端壁(68 )上に設置できる着脱自在のグリップ(72)および調整ねじ(73)から成り、上 記調整ねじは上記U片(63)中央部に設けられたねじ孔に嵌入されかつ上記着脱 自在グリップ(72)とその端部を介して相互作用できるものであることを特徴と する、請求項10に請求の装置。
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