JPH08502371A - 光ファイバー端縁カード連結具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 光ファイバー（24）を回路カード（18）の端縁の近くに取付けられた光電子部品（48，50）に連結するための光ファイバー結具。連結具はハウジング（12）、フレーム（14）及びプラグ（16）を含んでいる。ハウジング（12）は回路カード（18）に取付けられ光電子部品を収容する。回路カードの端縁と同一面のハウジングの前端縁は複数の孔を備えた整列ブロック（43）を有している。フレーム（14）は回路カードの端縁に近接した支持棒（28）に取付けられる。それぞれが光ファイバーの終端部を収容する数個のフェルール（42）を有するプラグはフレームによって受け入れられ、フェルールはそれによりハウジングの孔に整列される。舌片と溝（34，36）の組合せ構造がプラグをフレームに整列させるのに用いられ、プラグは好ましくは分極化される。新規な捩り部材（66）がプラグをフレームに作動位置と保管位置との２つの位置のうちの一方で解放自在に固定するのに用いられる。１つの実施態様において連結具はハウジングとフレームとの間に挿入された往復動子（102）が設けられる。往復動子は、光ファイバー結具に近接した同じ回路カード上に配置された電気連結具と係合しまた分離するのに用いられる細長い作動工具（96）の先端の正しい位置を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】 光ファイバー端縁カード連結具 発明の背景 １．発明の分野 本発明は一般にデータ伝送ラインを相互に連結するための装置に関し、さらに 詳細には光ファイバーを回路板の端縁に沿って光電子部品と整列させるための低 い断面の連結具に関する。 ２．従来技術の記載 光信号を介する高速通信及びデータ伝送のための光ファイバーの使用は良好に 確立されるようになってきた。現在数10万マイルの光ファイバーがすでに使用さ れてる。銅のワイヤにおけるように、新しいファイバーの設置の間か又は現存す るファイバーの修理もしくは取替えの間、その配送装置の多くの個所で光ファイ バーの間に連結具を設けることが必要である。したがって、現存するファイバー と電子−光学（光電子）装置との間に連結具を設けるためには、安価に製造でき また現場で又は顧客の家において容易に組立てられる光ファイバ−連結具を提供 することが絶対に必要となる。ここで用いられるように、“連結具”なる用語は 、通常恒久的な連結を含む“組み継ぎ”とは反対に、取外し可能で再び取付ける ことのできる装置を云ものである。通常ST，SC，FC，D4，SMA、及び双円錐形コ ネクターと称されるものを含む、数種の公知の光ファイバー連結具の構造が存在 する。これら構造の各々は単信式であり、すなわちこれらは二重通信式の用途に 適合できるが、単一の対のファイバーを連結するのに用いられる。他の連結具は 二重通信連結具のために特別に設計され、米国特許第4，611，887号、第4，762 ，388号、第4，77 9，950号、第4，979，792号及び第5，016，968号に示される連結具を含んでいる 。後の２つの特許に示される連結具構造は「ファイバー配送データ接触面」、FD DIと称され、そしておそらく本発明に対する最も近い従来技術である。この連結 具はフェルール（はめ輪）技術を使用し、また他の製品の中で、データ伝送とコ ンピュータ装置、特に地域的なネットワーク間の受信とのために用いられる。ES CONコネクターとして知られている他の装置はFDDIコネクターと非常に似ている がさらに引込み自在のシュラウド（覆い）を有しフェルールを保護するようにし ている。 FDDIと他の光ファイバー連結具によって依然として満足されない１つの要求は 高密度の環境、特に電算機本体又は遠距離通信交換装置のようなデータ処理装置 のための効率的な大量連結装置に対する要求である。主な問題は公知の連結具は 大きすぎ、全体が嵩張りまたさらに重要なことにはフェルール対フェルールの間 隙が大きいということである。フェルール技術に代わるものは拡張ビーム技術で あるが、この方式は非常に高価である。従来技術の構造の多くはさらに多くの部 品を要し、大量連結装置が著しく高価なものとなる。 また、並んだファイバー及び銅の連結具を含む列状の連結具と物理的に共働し 又は適合する光学的連結具に対する必要性が存在する。例えば、ある従来のコン ピュータ装置においては、連結具は与えられた回路カード上で全ての連結具の迅 速で大量の分離ができるように構成され、回路カードをコンピュータの架台から 取外すことができるようにしている。したがって、非常に高密度の相互連結の環 境において光電子部品に対する高品質の連結具を得るため低い断面の連結具を考 案することが望ましくまた有利である。これらの連結具はモジュール式としまた 銅の連結具を有する現存の装置に適合するようにすべきであり、またさらにファ イバー対ファイバーの連結 具が容易に得られるようにすべきである。 発明の概要 本発明は一般に、カード又は回路板の端縁に取付けられたトランシーバーハウ ジング（送受信機ハウジング）を含む光ファイバー端縁カード連結具と、トラン シーバーハウジングの近くに配設されたフレームと、このフレームに解放自在に 取付けられ数個のフェルールを有するプラグとを具備している。前記ハウジング はレーザーダイオード又は光電検出器のような光電子部品を収容し、これら光電 子要素は回路板に取付けられた他の電子要素に電気的に接続されている。フェル ールはハウジングの端縁の整列ブロックの孔を貫通し、光電子部品の光作動端部 に連結される。ブッシュが孔の各々の中に配設されフェルールを整列させる。 プラグにはフレームの種々の溝に係合する回転自在の係止部材が設けられ、プ ラグが連結具に留まることができるが、保管状態では非作動位置となるようにす る。舌片と溝との組合せ構造が用いられプラグをフレームに摺動自在に取付け、 そしてプラグが機械的に分極化されるようにする。 連結具は非常に細長いのが有利であり、密接したフェルール対フェルールの間 隙を有し、非常の高密度の相互連結状態を効率的にもたらすようにする。この使 用において、連結具は積重ね可能でありまた重ね取付けブラケットに対し非常に 狭い間隙で配設されている。各連結具に配設された摺動往復機構が用いられ、長 い作動工具を用い端縁に取付けられた銅の連結具と係合し又は取外すことにより １つの特定の従来装置を補足するようにしている。 他の実施態様では、本発明は、２つのプラグとそれぞれがフレームと同様な２ つの傾斜面を有する１つのソケットとを設けることに より対の光ファイバーを相互に連結するのに用いることができる。ソケットの中 央部分はフェルール収容孔を備えたブロックを有している。このようにして、も ともと回路カードに連結されていたプラグが容易に他の用途に再び用いられるよ うにする。 図面の簡単な記載 本発明の新規な特徴は添付の請求の範囲に記載されている。しかし本発明それ 自体は添付図面を参照することにより最も良く理解されるであろう。 図１は基板に取付けられたトランシーバーハウジングを示す、本発明の連結具 の分解斜面図である。 図２は印刷された回路板又はカードを有しまたこのカードを相互に連結するた めに光ファイバーを用いるデータ処理装置の斜面図である。 図３は本発明の数個の連結具を有する回路カードの端縁の頂面図で、フェルー ル組立体を表わすよう一部が切欠かれ、またさらに摺動作動工具の使用を示して いる図である。 図４は本発明の１つの実施態様に設けられた捩り係止部材を回転するのに用い られる工具の側面図である。 図５は図３に示されるカード取付け連結具の側面図で、さらにプラグとトラン シーバーハウジングとの間に挿入された往復動子を示す図である。 図６はハウジングから取出されて示される典型的な光電子回路板を有するトラ ンシーバーハウジングの側面図である。 図７は並んで取付けられかつ高密度の相互連結を得るための積重ねられた複数 の連結具の前面図である。 図８は本発明に用いられるプラグの一実施態様の分解前面図であ る。 図９はファイバー対ファイバーの連結具の斜面図である。 好適な実施態様の記載 図面を参照し、特に図１を参照すると、本発明の光ファイバーカード端縁連結 具10が示されている。図示の実施態様において、連結具10は一般に、トランシー バーハウジング12と、ソケット又は取付けフレーム14と、プラグ16とからなって いる。トランシーバーハウジング12は、数個の電子部品20をさらに含む回路カー ドのような基板18によって支持されている。基板18は回路カードに取付けられた 冷却板とすることができる。連結具10は特に図２に示される電算機本体22のよう な、高密度相互連結状態において用いるのに適している。典型的な電算機22は複 数の回路カード18を有し、その数個又は全部が端縁に取付けられた連結具10を有 している。カード18は通常、明瞭のために図面から削除されている多数の他の銅 の端縁カード連結具を有している。光ファイバー24は同じカードもしくは同一パ ネル上の他の光電子部品に連結することができ、又はこれらファイバーは電算機 22の本体26の他の領域に用いることができ、又は本体26から完全に出て周辺もし くは補助装置に連結される。 再び図１を参照すると、フレーム14はハウジング12と一体に形成され又は取外 し自在にハウジングに取付けられるが、好ましくは電算機22の架台の一部を形成 する垂直の支持棒28に取付けられる。この架台は、カード18の端縁に沿って均一 に離間され又は特定の位置に設けられた、多数のこのような棒28を含んでいる。 フレーム14の位置は、カード18がこれを支持しかつ棒28に取付けられたブラケッ ト（図示しない）の中に挿入された時に、ハウジング12の位置と一致する。棒28 へのフレーム14の取付けは以下にさらに述べられる ように、回路板を電算機から取外すのを容易にする。取付けフランジ30と32（図 ３にも見られる）が横方向に偏倚され、隣接フレーム14のフランジが以下に述べ る従来の電気連結具に設けられたフランジと同様に重なりまたそのため空間をな くすることができるようにする。舌片と溝との組合せ構造がフレーム14の側壁の 切込み34とプラグ16上のスプライン36とにより形成され、プラグ16がフレーム14 の中を摺動できまたフレーム14におけるプラグ16の適当な整列が保証できるよう にする。プラグ16はまた例えばプラグ16の側壁40の下側部分38に刻み目をつける ことにより機械的に極性を持たせることができる。図８はプラグ16の２つの部分 からなる構造を示している。ハウジング12、フレーム14及びプラグ16は任意の耐 久性材料、好ましくはポリエステル液晶重合体（LCP）のような射出成形重合体 で構成することができる。 さらに図３を参照すると、プラグ16は光ファイバー24の端末部を収容する複数 のフェルール42（好ましくはセラミックの）を含んでいる。ハウジング12は、一 方の端縁に沿った整列ブロック43と、ハウジング12の端縁にほぼ直角に延びるブ ロック43の複数の孔44とを有しており、フェルール42はプラグ16上に位置しそれ によりフェルール42が孔44とほぼ整列するようにしている。孔44は有利にはフェ ルール42を受け入れる取外し自在のスリーブ又はブッシュ46が設けられ、そして ハウジング12に配設された光電子装具48に積極的に整列するよう調節される。ブ ッシュ46はフェルール42の挿入を容易にするよう面取りされる。フェルールと光 電子部品との間の連結は数種の異なった方法で達成される。例えば、フェルール 42に直接連結するよう内部レンズを有する装置48がフェルール42に強制的に当接 するよう図示されており、この配置構造は特に多重モードの用途に適している。 これに代わる構造においては、他の電子−光学装置50 がプラグ16のフェルール42に連結する他のフェルール54で終っているファイバー 52の“ピグテイル”部分を有しており、この配置構造は特に単一モードの用途に 適している。この光学的に作動する装置48と52は発火ダイオード（LED'S）、レ ーザーダイオード、光電検出器等を含む任意の公知の光電子部品を具備すること ができる。現在好適な部品は、ケントスクエアペンシルバニアのブリテッシュテ レコムニケーション・アンド・デュポンテクノロジーによって部品番号LSC1300 及びPDT0412のもとに現在販売されているレーザーダイオード及び光電検出器を 含んでいる。 連結具10は実際上任意の数のファイバー連結具のために設計されており、例え ば図１は４連式連結具を示し、また図３は２連式連結具を示している。どのよう な構造においても、フェルール組立体は引抜き防止であるのが好ましい。これは 、本発明においてはフェルール42、フェルールホルダー又はカラー56、スプリン グ58、及びフェルール尾端片又はナット60を含むフェルール組立体を設けること によって達成される。与えられたファイバー24のケーブル部分が例えは接着又は 圧着によって尾端片60に固定される。ファイバーは尾端片60とカラー56を通って 延びフェルール42で終っている。尾端片60はストッパとして作用する環状フラン ジ62を有し、プラグ16の内側後壁64に当接することによりフェルール組立体の後 方への動きを制限する。このようにして、ファイバーケーブルを通して伝達され た引張り力は全て尾端片60とプラグハウジングに伝えられる。尾端片60の基端部 に当接するようばね付勢されているフェルールカラー56がそのため動かされない 。フェルールカラーと尾端片は好ましくはポリエーテルイミドで構成される。 図３はさらに、プラグ16をフレーム14に対し１つ又はそれ以上の位置に解放自 在に固定するのに用いられる捩り係止部材66の使用を 示している。ポリエーテルイミドのような可撓弾性材料で構成されている捩り部 材66はプラグ16のハウジングに固定された一端にボス又は引留め具68を有してい る。捩り部材66の自由端70には部材66のこの端部を捩ることができるようにする 適当な構造が設けられる。端部70はスクリュードライバーのような任意の工具と 実際上係合するよう構成されるが、図４に示されるような特別の工具と係合する よう構成するのが好ましい。工具72は管状構造と、捩り部材66の端部70のピン76 を捕む作用をする一端のバイヨネット型切抜き74とを有している。工具72の他端 には孔80と保持ねじ82とを有するアダプターヘッド78が設けられ例えば通常のス クリュードライバーに容易に取付けられるようにする。工具72は好ましくはポリ エーテルイミド又は金属で構成される。 捩り部材66は、フレーム14の基部の１つ又は複数の溝86（図１参照）に嵌まる ほぞ又はタブ84を設けることによりプラグ16をフレーム14に解放自在に固定する 。部材66の弛んだ状態において、タブ84はこれら溝のうちの１つに入るよう下方 に延びるが、タブ84は自由端70を捩ることにより容易に取外される。タブ84がこ のように取外された時プラグ16は自由となりフレーム14に沿って摺動する。止め ブロック88（図８により明瞭に見られる）がプラグ16と一体に成形され部材66が 捩られる度合を制限する。１つより多い設定又は位置を有するこのような解放自 在の係止機構の使用は、連結具10が非作動状態に置かれるがプラグ16は依然とし て全連結具組立体と共に引込み又は保管位置に留まっている点で有利である。こ れは、回路カード18を取外しまたプラグ16を迅速な再度の連結のため所定の位置 に保持するのを容易にする。ピン76とバイヨネット型工具72を設けることにより 、プラグ16を作動位置と引込み位置との間で動かすのが容易となり、またさらに 、大概の従来の光ファイバー連結具 は連結を行うのに手動を必要とするので、工具72の使用は、多くの連結具を僅か の間隔をあけて配し手による接近を妨げる高密度の状態での連結具の分離の困難 性を解消する。 図３はさらにワイヤ91を介する電気的接続が得られるよう銅の連結具90を用い る１つの特定の従来の電算機カードに適合した往復動装置の光学的利用を示して いる。連結具90はインターナショナルテレホンアンドテレグラフ会社により部品 番号8911−263のもとに販売されている連結具のような多重摺動連結具92を有し ている。この電気連結具はＵ字形断面を形成する一側に切込みを有し、この連結 具は切込みの中を側部から側部へと摺動するのが自由である。連結具が第１の位 置92ａにあった時、各接点の一端が僅かに連結具を越えて延び回路カード上の他 の電気連結具94の接点に接触する。第２の位置92ｂにおいて、接点は引込められ 、回路の通路を開きまた連結具90を回路カードから物理的に分離する。接点92が オイルパン計探器と同様な細長い作動工具96を用いて一方の位置から他方に位置 に動かされる。工具96の終端部98は細い先端100を有する傾斜面を形成する。接 点92の各々は切込みの中へと延びる小さなタブを有し、また工具96が切込みの中 に挿入されるにつれて、工具96の位置によりタブを一側に又は他側に押しつける 。したがって、連結具90の列は与えられたカード18上で連結具90の各々にわたっ て工具96を簡単に押すことにより迅速に分離される。 本発明の光ファイバー連結具は単にハウジング12とフレーム14との間に隙間又 は通路を設けることによってこのような従来の銅の連結装置に適合させることが できる。しかし、このような構造に関する１つの主なる問題点は、連結具の接点 92に対し先端100の位置にそう大きな公差がないという事実に関するものである 。この開放された空隙がハウジング12とフレーム14との間に設けられた場合は、 工具96の終端部98は横方向の動きに若干の自由を有することができ、先端100が 連結具10に続く他の銅の連結具に対して正しく位置しないことを意味する。本発 明を利用する電算機回路カードがこのような並んだ銅連結具とファイバー連結具 を有することは多くあり得ることである。言い換えれば、先端100がファイバー 連結具10に隣接する銅連結具の第１の接点92のタブに衝き当り又は損傷される。 工具96の正しい整列を保持するために、本発明は図５に示されるように摺動子又 は往復動子102を設ける。往復動子102はハウジング12とフレーム14との間に摺動 自在に挿入され、工具96を受け入れるための２つの溝を有し、中央棒体104を有 するＨ字形の断面を形成している。棒体104は数個の孔を有し、フェルール42が 通過できるようにする。図５の実施態様では、ハウジング12の端縁が棚106を形 成し往復動子102の基部108を収容し、フレーム14の端縁が往復動子102の一部を 受け入れる空洞110を有し、フレーム14の側面が切込み112を有し工具96が通過で きるようにする。 銅連結具90を有する電算機の架台からカード18を取出すことが必要となった時 、光ファイバー連結具10の各々が最初に工具72を用いることにより外されプラグ 16の各々をその保管位置に動かしこの作用がフェルール42を往復動子の領域から 引込める。工具96が銅連結具90を分離するのに用いられ、そしてカードが架台か ら引出される。この往復動子の構造はしたがって、工具96の迅速な分離作用を損 うことなく銅連結具に沿って置かれるファイバー連結具を設けることにより従来 の銅連結具装置を補充する。 図６を参照すると、低い断面の連結具を提供する目的により、ハウジング12の 中に配設された光電子実装品が最小の高さとなっている。現在好適な図６に示す 実装品構造は各側面に取付けられた個々の表面取付け（電子）部品116を有する 基板又は印刷回路板（PCB） 114を含んでいる。金属（アルミニウム）のスタッド（止め金具）118が熱消散の ために設けられ、そしてPCB114が熱移動テープ120を用いてハウジング12に取付 けられる。ハウジング12の床はまた熱スタッド122を含んでいる。PCB114は好ま しくは、高周波作動のためのインピーダンス制御の信号経路と、改良された熱消 散のための織成の接地及び電圧面構造と、極端に低い断面の表面取付け用途のた めの空洞とを有する、多層繊維ガラス基板である。 連結具10の寸法は用途によって著しく変わるが本発明の主な目的は２〜８mmの 範囲、好ましくは約５mmの厚さを有する低い断面の連結具を提供し、回路カード の間の間隔が約６mmである現存する電算機装置に適合させることである。連結具 10の幅は主としてプラグ16におけるフェルールの数によって決まり、典型的な４ 連式連結具では、トランシーバーハウジング12、フレーム14及びプラグ16の各々 は20〜40mmの範囲の、好ましくは約30mmの幅を有している。PCB114は非常に薄く 、約２mmの厚さである。重なるフランジ30と32に組合わされたこの構造全体がコ ンパクトであることにより、非常に高い密度の相互連結が達成できる。図７は複 数の連結具10がどのように並んでまた積重ねられて取付けられ高密度の相互連結 が達成されるかを示している。平方センチ当り１より多い連結具で平方センチ当 り２つの連結具の高さの密度が、公知の連結具の平方センチ当り0.6個の連結具 に比べて、達成可能となる。２mmの小さなフェルールからフェルールへの距離を また達成することができる。 当該技術に習熟した者にとって、本発明の相互連結装置を取付けた後にデータ 処理装置内部である連結具を再度取付ける必要のあることが理解されるであろう 。図９は本発明の連結具がどのようにして容易にファイバーからファイバーへの 相互連結に適合しこのような再度の取付けを容易にするかを示している。２つの 現存するプラ グ16が、本質的にフレーム14と同じ２つの袖部又は傾斜面126を有する継ぎ手又 はソケット124を設けることにより相互に連結される。ボス又はブロック128が傾 斜面126と接合し、フェルールを受け入れるための数個の孔130を有している。多 くのこのようなファイバーからファイバーの相互連結のための仕切りがこのソケ ット124を数個積重ねることにより形成される。 本発明は特定の実施態様を参照して記載されてきたが、この記載は限定的な観 念で解釈されることを意味しない。開示された実施態様の種々の変更とまた本発 明の他の実施態様とは、本発明の記載を参照することにより当該技術に習熟した 者にとって明らかとなるであろう。したがって、添付の請求の範囲は本発明の真 実の範囲に入るこのような変更を包含することが意図されるものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー，ニコラス エー. アメリカ合衆国，ミネソタ 55133―3427, セント ポール，ポスト オフィス ボッ クス 33427（番地なし) (72)発明者 ピーカーツィク，アンソニー ジェイ. アメリカ合衆国，ミネソタ 55133―3427, セント ポール，ポスト オフィス ボッ クス 33427（番地なし) 【要約の続き】 カード上に配置された電気連結具と係合しまた分離する のに用いられる細長い作動工具（96）の先端の正しい位 置を保持する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．端縁を有するハウジングと、 前記ハウジングに取付けられ、前記端縁の近くに配設された光学的に作動する 端部を有する光電子部品と、 フェルール部材を有するプラグ手段であって、前記フェルール部材の内部の光 ファイバーの一端で終わり、それぞれがスプラインを有する２つのほぼ平行な側 壁を有する本体を含む、プラグ手段と、 前記プラグ手段を摺動自在に受け入れ、前記フェルール部材を前記光電子部品 の前記光学的に作動する端部を整列させるフレーム手段であって、前記スプライ ンを受け入れるための溝を備えた側壁を有する、フレーム手段、 とを具備する光電子連結具。 ２．前記プラグ手段がさらに、前記フレーム手段に対し前記プラグ手段を機械 的に分極化する手段を含んでいる請求の範囲第１項に記載の連結具。 ３．前記プラグ手段がさらに、前記プラグ手段を前記フレーム手段において第 １の作動位置と第２の引込められた位置とに解放自在に保持する係止手段を含ん でいる請求の範囲第１項に記載の連結具。 ４．前記ハウジングと前記フレーム手段との間に挿入され前記ハウジングと前 記フレーム手段との間に押込まれる細長い作動工具の先端の位置を維持する、往 復動子手段をさらに具備している請求の範囲第１項に記載の連結具。 ５．前記フレーム手段、プラグ手段及びハウジングがそれぞれ約５mm又はそれ より小さい厚さを有している請求の範囲第１項に記載の連結具。 ６．前記ハウジングが前記端縁に整列ブロックを有し、前記ブロックが貫通す る孔を有し、 前記孔がその内部にブッシュを有し、 前記プラグ手段が前記フレーム手段に挿入された時前記フェルール部材が前記 ブッシュを通過する請求の範囲第１項に記載の連結具。 ７．光ファイバーと電子部品とを相互に連結する装置であって、 電子部品を支持するほぼ平らな基板と、 前記基板に取付けられ電子部品に連結され、光信号を電気信号に変換する光電 子手段と、 整列部材を有し、前記整列部材の光ファイバーの一端で終わるプラグ手段と、 前記整列部材を前記光電子手段に光学的に連結する手段と、 前記プラグ手段を受け入れ前記整列手段を前記連結手段に整列させるフレーム 手段と、 前記プラグ手段と前記フレーム手段において第１の作動位置と第２の引込めら れた位置とに解放自在に保持する係止手段、 とを具備している光ファイバーと電子部品とを相互に連結する装置。 ８．前記基板に取付けられたハウジングであって、前記光電子手段が前記ハウ ジングに収容されているハウジングと、 前記ハウジングと前記フレーム手段との間に挿入され、前記ハウジングと前記 フレーム手段との間に押込まれる細長い作動工具の先端の位置を維持する往復動 子手段、 とをさらに具備している請求の範囲第７項に記載の装置。 ９．前記フレーム手段とプラグ手段がそれぞれ約５mm又はそれより小さい厚さ を有している請求の範囲第７項に記載の装置。 10．前記基板に取付けられたハウジングをさらに具備し、前記光電子手段が前 記ハウジングに収容され、前記ハウジングが孔を有する整列ブロックを有し、 前記整列部材が、前記プラグ手段が前記作動位置にある時前記孔の第１の端部 に挿入されている第１の整列部材であり、 前記光電子手段が光学的に作動する端部を含み、 前記連結手段が第１及び第２の端部を有するピグテイル光ファイバーを含み、 前記第１の端部が前記光電子手段の前記光学的に作動する端部に光学的に連結さ れ、前記第２の端部が前記孔の第２の端部に挿入された第２の整列部材で終って いる請求の範囲第７項に記載の装置。 11．前記フレーム手段が前記第１及び第２の位置に対応する第１及び第２の溝 を有する基体を含み、 前記プラグ手段が第１及び第２の端部を有するプラグ本体を含み、 前記係止手段が第１及び第２の端部を有する弾性可撓材料で構成された捩り部 材を含み、前記捩り部材の前記第１の端部が前記第１の端部に近い前記プラグ本 体に固定され、前記捩り部材の前記第２の端部が前記プラグ本体の前記第２の端 部の近くに位置しかつ前記溝の中に挿入するためのタブを有している請求の範囲 第７項に記載の装置。 12．前記捩り部材の前記第２の端部が前記捩り部材の前記第２の端部を捩る手 段をさらに有している請求の範囲第11項に記載の装置。 13．光ファイバー連結具であって、 端縁を有するほぼ平らな基板と、 前記基板に取付けられ、前記基板の前記端縁にほぼ平行で近接し た端部を有するハウジングであって、前記端縁に配設された整列ブロックを有し 、また前記整列ブロックを通り前記ハウジングの前記端縁にほぼ直角の方向に延 びる複数の孔を有している、ハウジングと、 本体と複数のフェルールと前記本体に前記フェルールを取付ける手段とを有す るプラグであって、前記フェルールの各々が複数の光ファイバーの１つの終端部 を収容している、プラグと、 前記プラグを受け入れ前記フェルールを前記ハウジングの前記孔に整列させる フレーム手段と、 前記ハウジングと前記フレーム手段との間に挿入され前記ハウジングと前記フ レーム手段との間に押込まれる細長い作動工具の先端の位置を維持する往復動子 手段、 とを具備している光ファイバー連結具。 14．前記往復動子手段が、前記ハウジングに摺動自在に取付けられ前記ハウジ ングの前記端縁の長さにほぼ等しい長さを有し２つの切込みを形成するＨ字形断 面を有する、往復動部材を具備し、各切込みが作動工具の厚さにほぼ等しい幅を 有している請求の範囲第13項に記載の連結具。 15．少なくとも１つの電気連結具の対を具備し、前記電気連結具の対が、 前記基板の前記端縁に取付けられた第１の電気連結具と、 前記第１の電気連結具に解放自在に取付けられた第２の電気連結具であって、 前記第１の電気連結具に近接した切込みと前記第２の連結具に摺動自在に取付け られた複数の接点とを有し、前記各接点が複数のワイヤの１つに電気的に接続さ れかつ前記切込みの中に延びるタブを有している、第２の電気連結具、 とを含んでいる請求の範囲第１３項に記載の連結具。 16．前記プラグを前記フレーム手段において第１の作動位置と第２の引込めら れた位置とに解放自在に保持する係止手段をさらに具備している請求の範囲第13 項に記載の連結具。 17．前記ハウジング、プラグ、フレーム手段及び往復動子手段がそれぞれ約５ mm又はそれより小さい厚さを有している請求の範囲第13項に記載の連結具。 18．光電子連結具であって、 端縁を有するハウジングと、 前記ハウジングに取付けられた複数の電子部品であって、それぞれが前記端縁 の近くに配置された光学的に作動する端部を有している、複数の電子部品と、 複数のフェルール部材を有し、前記フェルール部材の内部の光ファイバーの端 部で終わるプラグ手段と、 前記プラグ手段を摺動自在に受け入れ前記フェルール部材を前記光電子部品の 前記光学的に作動する端部に整列させるフレーム手段であって、前記フレーム手 段とプラグ手段と、ハウジングとがそれぞれ約８mmより大きくない厚さを有して いる、フレーム手段、 とを具備している光電子連結具。 19．前記フレーム手段とプラグ手段とハウジングとがそれぞれ約５mm又はそれ より小さい厚さを有している請求の範囲第18項に記載の連結具。 20．前記プラグ手段が平方センチ当り少なくとも１つの連結部の前記フェルー ルの相互連結密度をもたらす請求の範囲第18項に記載の連結具。 21．前記プラグ手段が２つのほぼ平行な側壁を有する本体を含み、前記側壁の 各々がスプラインを有し、前記フレーム手段が前記スプラインを受け入れるため の溝を備えた側壁を有し、前記プラグ手 段を前記フレーム手段において第１の作動位置と第２の引込められた位置とに解 放自在に保持する係止手段をさらに具備している請求の範囲第18項に記載の連結 具。 22．ワイヤと光ファイバーとをデータ処理装置の回路カードに配置された複数 の電子部品に連結する装置であって、 回路カードの端縁に取付けられた第１の電気連結具と前記第１の電気連結具に 解放自在に取付けられた第２の電気連結具とを含む少なくとも１つの電気連結具 の対であって、前記第２の電気連結具が前記第１の電気連結具に近接する切込み を有し、複数の接点が前記第２の連結具に摺動自在に取付けられ、前記各接点が ワイヤの１つに電気的に接続されまた前記切込みの中に延びるタブを有している 、少なくとも１つの電気連結具の対と、 尖った先端を有し前記第２の電気連結具の前記切込みに嵌まる大きさとされた 細長い作動工具と、 ハウジング、プラグ、フレーム及び往復動子を含む少なくとも１つの光ファイ バー連結具、 とを具備し、 前記ハウジングが、前記第１の電気連結具に近接する回路カードの端縁に取付 けられ、回路カードの端縁にほぼ平行で近接した前記ハウジングの端縁に位置す る整列ブロックを有し、また前記整列ブロックを通って前記ハウジングの前記端 縁にほぼ直角の方向に延びる複数の孔を有し、前記各孔が取外し自在のブッシュ を有し、 前記プラグが本体、複数のフェルール、及び前記フェルールを前記本体に取付 ける手段を具備し、前記本体が、それぞれがスプラインを有する２つの側壁を有 し、前記フェルールの各々が光ファイバーの１つの終端部を収容し前記ハウジン グの前記ブッシュと整列され、前記取付け手段が引張り力を光ファイバーから前 記プラグ本体 に移動させる手段を含み、 前記フレームが、基体と２つの側壁と前記フレームを支持部材に取付ける手段 とを有し、前記側壁が前記プラグ本体の前記スプラインを受け入れるための溝を 有し、前記基体が前記捩り部材の前記タブを受け入れるための複数の溝を有し、 前記往復動子が、前記ハウジングと前記フレームとの間に挿入され、前記ハウ ジングの前記端縁の長さにほぼ等しい長さを有し、また２つの切込みを形成する Ｈ字形断面を有し、各切込みが前記作動工具の厚さにほぼ等しい幅を有し、 前記装置がさらに光信号を電気信号に変換するための、前記孔の近くの前記ハ ウジングに配置された複数の光電子手段を具備している、ワイヤと光ファイバー とを複数の電子部品に連結する装置。