JPH08501757A - 吊下げ式飲料浸出用バック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 吊下げ式飲料浸出用バッグ（10．20）が開示されている。このバッグは、折り目（14，24）により分離される２つのほぼ平坦な葉部（12，22）であるカバー（12，23）を有している。前記折り目（14，24）は、浸出用バッグの形式の応じて垂直とすることも水平とすることも可能である。カバーの葉部（12，22）は両者とも下方に面するスロット（11，21）を１つずつ有しており、それらスロットは、飲料用カップ（2）の縁（1）上に係合してその縁（1）にカバー（13，23）を固定し、これにより葉部（12，22）か互いに隔置された関係でカップの縁（1）上に保持される。多孔性のフィルタバッグ（15，25）はカバー（13，23）に取り付けられる。この取り付けは、フィルタバッグの一方の側面（17，27）に沿って、即ち、その停止縁部に沿って、前記平坦な葉部（12，22）の一方の側面（18，30）上に、単一のグルーライン（31）により行われる。１つのフィルタバッグ（15，25）を使用する場合には、それは折り目（14，24）の近くでカバー（13，23）に取り付けられる。２つのフィルタバッグ（15，25）を使用する場合には、それらは２つの葉部（12，22）の側縁部または底縁部の近くでカバーに取り付けられる。このようにして、フィルタバッグ（15，25）は、カップ（2）の内側の中央近くにカップの側壁（5）から離れて吊り下げられ、カップ中の水（3）との全ての側面での接触を容易に得ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 吊下げ式飲料浸出用バッグ本発明の背景 本出願は、1992年9月3日に出願した「SUSPENDED BEVERAGEINFUSION BAG」と題 する本出願人の先行の同時係属米国特許出願第07/940,063号の一部継続出願てあ り、本引用をもってその開示内容を本書中に包含させたものとする。技術分野 本発明は一般に飲料を用意するための手段に関する。特に、本発明は、コーヒ ー及び茶を用意するための浸出用バッグであって、カップの縁に好適に支持され てそのカップ中に吊り下げられることが可能なものに関する。技術的背景 Ramboldの米国特許第3,895,118号は、非多孔性のシート材料からなる折りたた まれたストリップに留められた飲料浸出用フィルタバッグを開示するものである 。その折りたたまれたストリップは、そのフィルタバッグの両端側に２つの側部 を有しており、それら側部は、互いと逆方向に折ってそれら側部にある相補的な スリットにより互いに固定することが可能なものである。 Syroka等の米国特許第4,141,997号は、アーチ状の留め具によりカップの縁及 び側壁に留められる、直接的な取付を必要と しない飲料浸出用バッグを開示するものである。 Kataoka等の米国特許第4,584,101号は、中間部分とその中間部分の両端に接続 された一対の支持脚とを有するほぼ矩形の支持プレートを備えた飲料フィルタア センブリを開示するものである。前記支持脚は足部を有しており、その足部は、 前記支持脚が前記中間部分に対して垂直下方に折られた際に飲料容器の上縁部に 係合可能となり、フィルタとして使用するためにその容器の上方の上昇位置に前 記アセンブリ全体を保持するようになっている。 Christieの米国特許第4,726,956号は、２葉式のカバーを備えたティーバッグ を開示するものである。そのティーバッグは、折り目の下方で一方の葉部に留め られており、その葉部が割り込み作用によりティーバッグをカップの縁上で支持 するようになっている。他方の葉部がティーバッグから離れるよう逆に折られて 、そのティーバッグがカップ中に片持ち式に支持され、そのカップ中に注がれた 水と接触するよう露出する。 Schwartz等の米国特許第7,871,555号は、撹拌および吊下げユニットを有する 多孔性バッグからなる浸出装置を開示するものであり、前記撹拌および吊下げユ ニットは、前記バッグ内に部分的に位置すると共にそのバッグから部分的に突出 するものである。この撹拌および吊下げユニットは、剛性を有し、または部分的 に剛性を有するものである。 Serbuの米国特許第4,948,601号は、カップの縁上に上端が引っ掛かるバッグ支 持要素に対して一方の側縁部が取り付けられ た細長いフィルタバッグからなるコーヒー調製装置を開示するものである。前記 バッグ支持要素の下端部には切り離された曲部があり、その曲部はカップの底部 内に係合してその底部上に載置され、カップの縁の上方でフィルタバッグの上部 を支持するものである。 Moriの日本国実用新案登録出願てある実開昭50-39822号、および、KaishaのＰ ＣＴ出願であるPCT/WO91/10390は、補強用のペーパ層がバッグの外側上部に重ね 合わされた飲料フィルタバッグを開示するものである。その補強用のペーパは切 り取り式のタブを有しており、そのタブは、飲料容器内にフィルタバッグを吊り 下げるためにその飲料容器の上縁部と係合するようにフィルタバッグから離れる よう折り返された際に支持部材として作用するものである。 このように、飲料の浸出に関する業界では、コーヒー及び茶を用意するための 便利で効率的なフィルタバッグを提供するための試行がなされてきた。また、当 業界では、カップ中に注がれた水に接触するようカップの縁に確実に固定され、 カップ中の水に対して全ての側部が最大限に接触するようにカップの側壁から離 れてそのカップ中に効率的に吊り下げられるバッグを提供するための試行がなさ れてきた。また、そのような浸出用バッグを安価で製造の容易なパッケージとし て提供するための試行がなされてきた。しかしながら、これら試行の多くは、商 業上成功しなかった。発明の開示 本発明は、便利で効率的な吊下げ式の飲料浸出用バッグである。本バッグは、 折り目により分離されるカバーの２つのほぼ平坦な葉部における下方に面するス ロットによりカップの縁に容易かつ確実に固定されるものである。前記折り目は 、本発明の実施例に依存して垂直または水平にすることが可能である。多孔性の フィルタバッグが、そのフィルタバッグの側縁部に沿って、またはその上縁部に 沿って、平坦な葉部の一方の側面上で、単一のグルーラインにより前記カバーに 取り付けられる。１つのフィルタバッグを使用する場合には、そのフィルタバッ グは、カバーの折り目の近くでそのカバーの葉部に取り付けることが可能である 。２つのフィルタバッグを使用する場合には、それらのフィルタバッグは、２つ の葉部の両者の側縁部または底縁部の近くでカバーに取り付けることが可能であ る。カバーの葉部におけるスロットが互いに隔置された関係でカップの縁に引っ 掛けられると、多孔性のフィルタバッグがカップの内側の中央の近くにそのカッ プの側壁から離れて吊り下げられて、そのカップ中の水に対する全ての側での接 触を容易に得ることが可能となる。好適実施例では、浸出用バッグおよびカバー は、パッケージ化を容易にするために分離可能なユニットからなる１つのストリ ップとして製造される。図面の簡単な説明 図１は、カップの縁上にある本発明の浸出用パッケージの単一バッグ式の実施 例を上から見た斜視図である。 図２は、カップを除いた図１のパッケージを示す平面図であ る。 図３は、図２のパッケージの側面図である。 図４は、カップの縁上にある本発明の浸出用パッケージの２バッグ式の実施例 を上から見た斜視図である。 図５は、カップを除いた図４のパッケージを示す平面図である。 図６は、図５のパッケージの側面図である。 図７は、カップ中の通常の熱流を矢印で示すカップ中の湯の断面図である。 図８は、図７のカップの縁上に本発明の浸出用パッケージの一実施例を取り付 けた状態を示す図である。 図９Ａは、使用に先立って折りたたまれた本発明の２バッグ式の浸出用パッケ ージの一実施例を示す図である。 図９Ｂは、パッケージ化を便利にするために分離可能なユニットからなるスト リップとして製造された図９Ａのパッケージの一実施例を示す図である。 図１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃは、フィルタバッグかそのフィルタバッグの上縁部 でカバーの葉部に取り付けられる本発明の浸出用パッケージの異なる実施例を示 す図である。 図１１は、本発明の好適実施例を図１０Ｃに示す２バッグ式パッケージの形態 で示す斜視図である。本発明を実施するための最適モード 図面を参照すると、本発明の浸出用バッグのパッケージ10の単一バッグ式の実 施例が図１ないし図３に全体的に示されてい る。このパッケージ10は、カバー13の2つのほぼ平坦な葉部12，12'にある下方に 面するスロット11，11'によりカップ2の縁1に固定される。葉部12，12'は、カバ ー13における垂直の折り目14により分離される。コーヒーまたは茶等の浸出可能 物で部分的に満たされた多孔性のフィルタバッグ15は、その側面17に沿って前記 カバー13の側面18に取り付けられる。 葉部12のスロット11と葉部12'のスロット11'とがカップ2の縁1に引っ掛けられ て固定されると、葉部12，12'が互いに隔置された関係で確実に保持される。こ のようにして、多孔性のフィルタバッグ15は、カップ2の内部の中央近くに吊り 下げられてカップの側壁から離れ、カップ中の水に対する全ての側面での接触を 容易に得ることが可能となる。 図４ないし図６には、本発明の浸出用バッグのパッケージ20の２バッグ式の実 施例が全体的に示されている。このパッケージ20は、カバー23の２つのほぼ平坦 な葉部22，22'にある下方に面するスロット21，21'によりカップ2の縁1に固定さ れる。葉部22，22'は、カバー23における垂直の折り目24により分離される。コ ーヒーまたは茶等の浸出可能物で部分的に満たされた一対の多孔性のフィルタバ ッグ25，25'は、その側面27，27'に沿って前記カバー23の側面30，30'にそれぞ れ取り付けられる。更に、フィルタバッグ25，25'は、それらの共通の側縁部28 ，28'に沿って互いに結合されている。 葉部22のスロット21と葉部22'のスロット21'とがカップ2の縁1に引っ掛けられ て固定されると、葉部22，22'が互いに隔置 された関係で確実に保持される。このようにして、多孔性のフィルタバッグ25， 25'は、カップ2の内部の中央近くに吊り下げられてカップの側壁から離れ、カッ プ中の水に対する全ての側面での接触を容易に得ることが可能となる。 図７には、縁1を有するカップ2、側壁5、および前記カップ2中の水3が示され ている。水3が熱い場合、即ち、電子レンジ中で加熱されたときのように撹拌す ることなく加熱されている場合には、矢印4で示す通常の熱流がカップ中に生じ る。その湯は、カップの外側壁およびその湯の上面で冷える傾向にあるので、熱 流はそれらの場所で下降する傾向にある。湯は、カップの中央および底部で最も 熱い状態を維持するので、熱流はそれらの場所で上昇する傾向にある。 図８には、縁1を有するカップ2と、そのカップ2中の水3、その水の熱流4、お よび側壁5が示されている。同図から分かるように、本発明の浸出用パッケージ2 0が縁1上に引っ掛けられている場合には、フィルタバッグ25が側壁5から離れて カップ2内部の中央近くに吊り下げられて、カップ2中の水3との全ての側での接 触を容易に得ることが可能となる。また、バッグ25は、全方向に流れる湯の熱流 4と接触することが可能であり、これにより、湯3とフィルタバッグ25内部の浸出 可能物26との間の効率的な接触が提供される、ということも同図から理解されよ う。 図９Ａには、使用に先立って折りたたまれた本発明の２バッグ式の浸出用パッ ケージ20の実施例が示されている。図９Ｂに は、１つのストリップとして製造されてプラスチック製包装用外被29中にパッケ ージ化された、本発明の４つの２バッグ式の浸出用パッケージ20の実施例が示さ れている。この本発明の実施例は、経済的で好適な製造およびパッケージ化に資 するものとなる。 本発明の浸出用パッケージは、食料のパッケージ化のための従来の技術により 従来の材料から作成可能なものである。カバーにはプラスチックがコーティング された紙が好適であり、フィルタバッグにはプラスチックがコーティングされた 網状織布が好適である。そのプラスチックコーティングは、水の沸点である100 °Ｃ（212°Ｆ）またはそれ以下の温度で劣化することは決してなく、および、 カップ中の飲料に如何なる味を加えることも決してない。好適には、プラスチッ クコーティングの融解特性を利用して、加熱したローラでフィルタバッグとカバ ーとの間のプラスチックコーティングを融解させることにより、フィルタバッグ をカバーに取り付ける。 飲料浸出用バッグに関する業界では、バッグおよびカバー上のプラスチックコ ーティングの上記の融解は、「メルト」または「グルー」と呼ばれている。小さ くて十分に熱いローラまたはホイールにより「メルト」または「グルー」か行わ れる場合、その結果として生じる薄い融合した接続部は「メルトライン」または 「グルーライン」と呼ばれている。「グルーライン」は薄いものほど好適であり 、これは、その作成に必要とするエネルギーおよび空間が小さくなるからである 。 また、好適には、「グルーライン」は、直線方向を有するものとなる。このよ うにすることにより、固定された加熱ローラまたはホイールを通過させて浸出用 パッケージを移動させることにより、生産ライン態様で「グルーライン」を作成 することが可能となる。「グルーライン」は、連続的なものとも断続的なものと もすることが可能であり、また、接着材料を付加的に使用しても使用しなくても 作成可能である。ここで、「ライン」とは、１つの全体的な方向における長点（ dash）の集合を含め、幅に比べてその何倍も大きな長さを有する形を意味するも のである。 本発明の１つの特徴は、バッグをカバーに留める必要がないということであり 、これにより、本発明の製造プロセスからステープルおよびそのステープルで留 め作業を行うステップを無くすことができる。本発明の別の特徴は、たった１つ の「グルーライン」によりバッグをカバーに結合させることができる、というこ とであり、これにより、本発明の製造ステップが一層簡略化される。本発明の場 合、上記引用のMoriおよびKaishaの出願の場合に必要とされるようなカバーとバ ッグとの大面積の結合部を必要としない。ここで、「面積」とは、幅および長さ が同じオーダーの寸法を有する形を意味している。 図１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃに示す実施例のような、本発明の更に別の実施例が 考えられる。例えば、本発明のカバーの葉部は、カップの内側へと延びる薄くて 長いアームとすることが可能であり、そのアームからカップの中央近くへとフィ ルタバッ グが垂れ下がる。この実施例の場合、フィルタバッグは、単一バッグ式の場合で あっても２バッグ式の場合であっても、その上縁部でカバーの葉部に取り付けら れることになる。現時点では、本発明の好適実施例は図１０Ｃに示すものである 。 葉部12，12'，22，22'におけるそれぞれのスロット11，11'，21，21'は、スリ ットを含めた一層狭い切取り部とすることが可能なものである。即ち、それらは 、スロット、または切り欠き、およびスリットを組み合わせたものとすることが できる。更に、それら葉部は、図１１に示すように、そのスロットの領域中に折 り目をつけ、カップの縁の近くの外側壁に配設するためにその折り目で折り返さ れた際に補強用フランジを提供するようにすることも可能なものである。また、 図１１に示すように、それら葉部におけるスロットの端部を丸い穴その他の補強 手段で終端させて、そのスロットの終端でそれら葉部が裂けるのを防止すること も可能である。 本発明の浸出用パッケージを使用するためには、単にそのパッケージを開封し て広げ、カバーの葉部のスロットをその葉部を隔置させた状態でカップの縁上に 引っかけて、カップに水を注げばよい。その水は、湯でも室温の水でも良く、例 えば、水の場合には、カップおよびその中の水が電子レンジ中で共に加熱される ことになる。飲料が用意された場合には、その浸出用パッケージは、カバーの葉 部の乾燥して冷めた部分をつかむことにより、容易に取り外して安全に捨てるこ とができる。 本発明の現時点での好適実施例について図示および説明して きたが、本発明はそれら実施例に限定されるものではなく、以下に示す請求の範 囲内で様々に実施することが可能である、ということがはっきりと理解されるべ きである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９４年８月１９日 【補正内容】 請求の範囲 １．カップ中に飲料を浸出させるための飲料浸出装置であって、この飲料浸出装 置が、 一対のシールされた透水性フィルタバッグとカバーとを備えており、その各フ ィルタバッグが、飲料を作るための浸出可能物質を収容しており、それらフィル タバッグが、共通の垂直に配向された側縁部に沿って互いに結合されていて、前 記共通の側縁部に沿って互いに向かって折りたたむことができるようになってお り、それらフィルタバッグが、前記共通の側縁部と交差する水平に配向された上 縁部および底縁部を更に有しており、前記垂直および水平の配向は、前記フィル タバッグが前記底縁部上にほぼ垂直に直立して配置されている際の前記フィルタ バッグに対するものであり、前記カバーが、側面と上縁部と底縁部とを有する２ つのほぼ平坦な葉部からなり、その２つの葉部は、前記底縁部上に直立して配置 されている際の前記葉部に対して垂直に配向された共通の折り目により互いに結 合されており、前記葉部の各々は、ほぼ垂直に配向されると共にその葉部の上縁 部に対してその葉部の下端部で下方に開いたスロットを１つずつ有しており、前 記一対のフィルタバッグが、単一の水平に配向されたグルーラインにより前記カ バーに結合されており、そのグルーラインにより、前記フィルタバッグの水平に 配向された前記上縁部と前記平坦な葉部の前記底縁部に隣接するその葉部の共通 の側面との間でのみ前記フィルタバッグが前記 カバーシートに固定されて、前記各フィルタバッグが前記葉部のそれぞれに１つ ずつ固定されると共にその葉部の前記共通の折り目が前記フィルタバッグの前記 共通の側縁部とほぼ位置合わせされるようになっており、 前記フィルタバッグ、葉部、およびスロットは、 前記葉部が前記共通の折り目に沿って互いと逆方向に向かって折られ、その共 通の折り目が前記カップを越えてその中央へと延び、前記カップのリム上に前記 スロットを引っ掛けて固定するのに十分な状態となった際に、前記葉部が互いに 隔置された関係で前記カップ上に確実に保持され、前記葉部に固定された前記フ ィルタバッグもまた互いと逆方向に折られて前記フィルタバッグがほぼ垂直に直 立して前記カップの側壁からほぼ離れてそのカップ中に吊り下げられ、前記共通 の側縁部が前記カップの中央の近くに吊り下げられ、少なくとも前記フィルタバ ッグのほぼ全てが前記カップのリムの下方に位置して、前記フィルタバッグが、 前記カップ中の水との全ての側での接触を容易に得ることができるように、 寸法が決められて構成されている、 ということを特徴とする、飲料浸出装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＨＵ，Ｊ Ｐ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ ，ＮＬ，ＮＯ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ， ＵＳ 【要約の続き】 ２つの葉部（12，22）の側縁部または底縁部の近くでカ バーに取り付けられる。このようにして、フィルタバッ グ（15，25）は、カップ（2）の内側の中央近くにカッ プの側壁（5）から離れて吊り下げられ、カップ中の水 （3）との全ての側面での接触を容易に得ることが可能 となる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．折り目により分離される２つのほぼ平坦な葉部からなるカバーであって、前 記平坦な葉部が側面および縁部を有している、前記カバーと、 前記２つの平坦な葉部の各々に１つずつ設けられた下方に面するスロットであ って、前記カバーの前記平坦な葉部が互いに隔置された関係で飲料用カップの縁 上に保持されるように前記飲料用カップの縁上に各々が係合するよう適合可能で ある、前記スロットと、 浸出可能な物質を収容した多孔性のフィルタバッグであって、前記平坦な葉部 の一方の側面上で単一のグルーラインにより前記カバーに結合されており、前記 カバーの前記平坦な葉部が互いに隔置された関係で前記飲料用カップの縁上に保 持された際に前記飲料用カップの内部へと延びてその内部に吊り下げられるよう になっている、前記フィルタバッグと とを備えることを特徴とする、飲料浸出用バッグ。 ２．前記フィルタバッグが、そのフィルタバッグの一方の側縁部に沿って前記カ バーに結合されている、請求項１記載の飲料浸出用バッグ。 ３．前記フィルタバッグが、そのフィルタバッグの上縁部に沿って前記カバーに 結合されている、請求項２記載の飲料浸出用バッグ。 ４．単一のフィルタバッグを備える、請求項１記載の飲料浸出 用バッグ。 ５．前記単一のフィルタバッグが、前記折り目の近くで前記カバーに取り付けら れている、請求項４記載の飲料浸出用バッグ。 ６．複数のフィルタバッグを備える、請求項１記載の飲料浸出用バッグ。 ７．２つのフィルタバッグを備える、請求項６記載の飲料浸出用バッグ。 ８．前記２つのフィルタバッグが、それらフィルタバッグの上縁部に沿って前記 カバーに取り付けられている、請求項７記載の飲料浸出用バッグ。 ９．前記２つのフィルタバッグが、前記２つの葉部の底縁部の近くで前記カバー に取り付けられている、請求項７記載の飲料浸出用バッグ。