JPH0850119A - 超音波探傷器 - Google Patents

超音波探傷器

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JPH0850119A
JPH0850119A JP6187134A JP18713494A JPH0850119A JP H0850119 A JPH0850119 A JP H0850119A JP 6187134 A JP6187134 A JP 6187134A JP 18713494 A JP18713494 A JP 18713494A JP H0850119 A JPH0850119 A JP H0850119A
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JP
Japan
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maximum value
memory
waveform
range
ultrasonic
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JP6187134A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hatada
健 畑田
Yoshiyuki Nagano
好幸 永野
Takenori Fujita
健昇 藤田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置上のカーソルで指定された範囲に存
在する最大値を高速に検出することができる超音波探傷
器を提供する。 【構成】 タイミング回路25より起動信号が出力され
ると、送信部5より超音波探触子2へパルスが送られ、
このパルスが超音波探触子2で超音波に変換されて被検
査物体1内へ放射される。被検査物体1からの反射波が
再び超音波探触子2内で電気信号に変換されて受信部6
へ送られ、A/D変換部22でサンプリングされた後、
波形メモリ23に収容される。CPU26は、表示装置
31の1画面で波形を表示できるように波形メモリ23
に収容されている波形データをブロック化し、ブロック
ごとの最大値を求め、RAM27に収容する。このRA
M27に収容されたデータを使用して、校正データ入力
装置29より入力された範囲内の路程値を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信した探傷信号をデ
ジタル値に変換して一旦メモリに記憶して処理するデジ
タル超音波探傷器に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル超音波探傷器(以下、デジタル
探傷器)は、被検査物体内部の欠陥の存在の有無をこの
被検査物体を破壊することなく検査する装置であり、例
えば、特公平5−61588号公報または特公平5−3
5988号公報等に開示されている。図2はこのような
従来のデジタル探傷器の一例を示す。図2において、1
は被検査物体、1fは被検査物体1内に存在する欠陥を
示す。2は被検査物体1内に超音波を放射するととも
に、反射してきた超音波に比例した電気信号をデジタル
探傷器3へ出力する超音波探触子である。デジタル探傷
器3は超音波探触子2に対してパルスを出力し、かつ超
音波探触子2からの電気信号を受信し、この電気信号の
波形を表示装置31にて表示する。そして、被検査物体
1上で超音波探触子2を移動させながら1つのパルス毎
に上述の処理を繰り返して、被検査物体1全体の内部の
欠陥探傷をする。
【0003】図2により、デジタル探傷器3について詳
述する。5は後述のタイミング回路25からの起動信号
により超音波探触子2へパルスを出力する送信部、6は
超音波探触子2からの電気信号を受信する受信部、この
受信部6は抵抗器で構成される分圧器の組合せより成る
減衰回路6aと増幅回路6bとで構成されている。7は
増幅回路6bからの信号を整流する検波回路である。2
2は受信部6の出力信号をデジタル信号に変換するA/
D変換部、23はA/D変換部22で変換された値を記
憶する波形メモリ、24は波形メモリ23の各アドレス
を順に指定してゆくアドレスカウンタである。25は送
信部5,A/D変換部22,アドレスカウンタ24等へ
起動信号を送ることによって超音波探傷器3の動作に時
間的規制を与えるタイミング回路である。
【0004】26は所要の演算を行うCPU、27は演
算のためのデータ等を一時記憶するRAM、28はCP
Uの処理手順を記憶するROMである。29は被検査物
体の音速,測定範囲およびカーソル情報などの校正条件
を設定するための校正データ入力装置、32はCPU2
6の演算の結果得られたデータに基づいて表示装置31
の表示を制御する表示部コントローラである。そして表
示装置31は、縦軸に反射波の電気信号の大きさを、横
軸に時間をとった図5(a)のような波形図が表示され
る。
【0005】次に、このような従来のデジタル探傷器3
の動作の概略を図6も参照して説明する。一般に被検査
物体1を探傷する場合、必ずしもその表面から底面まで
全体を検査する必要は無く表面からある一定の深さの範
囲を検査するればよい場合が多い。この場合には、波形
の表示はその測定範囲のみの表示とすることが望まし
く、それによってより精度の高い分析を行うことができ
る。
【0006】そこで、最初に、校正データ入力装置29
で所望の測定範囲Lrと最大値検出範囲を設定する。最
大値検出範囲は後述するように、表示画面上に2本のカ
ーソルC1,C2で表示されるもので、校正データ入力
装置29から、その始点カーソルC1の位置と検出範囲
を入力する。また、被検査物体1内を伝播する音速Vs
も設定する(ステップS1)。被検査物体1内を超音波
が伝播する速度は一定であるので、被検査物体1の表面
から入射した超音波が測定範囲Lrの距離を進行して反
射する波が戻ってくるのに必要な時間tは次式(1)で
示される。この時間tを表示装置31の波形図の横軸の
終端部とする。
【数1】t=2・Lr/Vs … (1) t:超音波伝播時間 Lr:測定範囲 Vs:被検査物体1内の超音波の伝播速度 これによって、測定範囲Lr内のデータを波形図の左右
端のスケール間に表示できる。
【0007】ステップS2において、タイミング回路2
5からのトリガ信号で送信部5よりパルスを出力し、こ
のパルスを受けて超音波探触子2から被検査物体1内に
超音波が放射される。被検査物体1内からの超音波の反
射波は超音波探触子2により電気信号に変換され、この
電気信号は受信部6の中で以降の処理に適した値とな
る。ステップS3において、A/D変換部22で所定の
サンプリング周期τs毎にデジタル値に変換し、アドレ
スカウンタ24が波形メモリ23のアドレスを順次指定
し、このサンプリングされた波形データD(0),D(1)
……,D(n-1),D(n),D(n+1),……をアドレスAM
(0),AM(1),……、AM(n-1),AM(n),AM(n+1),…
…に対応づけて格納していく。以後の説明においては、
これら波形データとそのアドレスを一般形としてD(i)
とAM(i)で表わす。
【0008】ここで、サンプリングされた反射波信号波
形データの波形メモリ23への格納について図5を用い
て説明する。図5(a)は前述の通り反射波信号の波形
図であり、Tは送信波、Fは欠陥1fからの反射波、B
は被検査物体1の底面からの反射波である。図5(b)
は図5(a)の横軸を拡大したものである。時刻t0
おいて、タイミング回路25からA/D変換部22およ
びアドレスカウンタ24に起動信号が出力されると、A
/D変換部22ではその時の送信波Tの電圧をA/D変
換して波形データD(0)を得る。このときアドレスカウ
ンタ24で指定された波形メモリ23のアドレスAM
(0)に波形データD(0)を格納する。つづいて時間τs
過後の時刻t1において、タイミング回路25から再び
A/D変換部22およびアドレスカウンタ24に起動信
号が出力されると、同じくその時の送信波Tの電圧がA
/D変換部22で変換されて波形データD(1)が得ら
れ、アドレスカウンタ24は次のアドレスAM(1)を指
定し、波形メモリ23のアドレスAM(1)に波形データ
(1)が格納される。この場合、時間τsがサンプリング
時間、例えば50nsとなる。以下、同様にしてT、F、
Bの波形データが波形メモリ23に記憶される。
【0009】次に、図5(a)に示すように表示装置3
1上に表示されるカーソルC1,C2間の波形データの
中から最大値を求め、その路程値Lpを算出する(ステ
ップS4)。以下、路程値Lpの算出方法について説明
する。まず、CPU26は始点であるカーソルC1とカ
ーソルによる指示範囲を校正データ入力装置29から読
み取り、カーソルC1,C2が表示装置31の横軸のど
の表示ドットに位置するかを判断した後、表示部コント
ローラ32にその情報を送る。表示部コントローラ32
ではCPU26の指示に従い、表示装置31に波形デー
タと一緒にカーソルC1,C2が位置する表示ドットに
相当する表示メモリアドレスにカーソルデータを格納
し、表示メモリアドレス上のデータを表示する。
【0010】カーソル範囲内に存在する最大値は次のよ
うにして検出される。前述の通りカーソルデータが存在
する表示メモリアドレスが既知であるので、表示メモリ
アドレスからカーソル範囲内に存在する波形メモリ23
のアドレスAM(i)がわかる。したがって、カーソル範
囲内に存在する波形メモリ23のアドレスに格納されて
いる波形データを最初から総て比較していき、最大値を
探す。そして、その最大値が格納されている波形メモリ
23のアドレスより、この最大値の路程値Lp、すなわ
ち被検査物体の表面からの位置を(2)式より算出する
ことができる。
【数2】Lp = (n・τs・Vs)/2 …(2) nは波形メモリ23のアドレスのインデックス番号そし
てステップS5で、路程値Lpを画面表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、カーソル
範囲内の路程値を計算する際に、カーソル範囲内の波形
メモリ23の波形データを総て比較して最大値を検出し
ている。このため、カーソル範囲が広範囲にわたる場
合、最大値を検出するのに時間がかかり路程値の表示が
遅くなってしまう。
【0012】本発明の目的は、表示装置上のカーソル間
に存在する最大値を高速に検出することができる超音波
探傷器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1に対応づけて本発明
を説明すると、請求項1の発明は、超音波探触子2に対
して所定のパルスを出力する送信部5と、超音波探触子
2からの信号を受信する受信部6と、受信部6で受信さ
れた入力信号を選定されたサンプリング周期で順次に記
憶する第1のメモリ23と、受信部6で受信された信号
に基づいて信号の波形を表示する表示部31と、表示部
31上に所望の範囲を設定する範囲設定手段29と、第
1のメモリ23に記憶された各信号を所定数ごとにブロ
ック化するブロック化手段26Aと、ブロック化された
所定数の信号の中から最大値をそれぞれのブロックごと
に検出する最大値検出手段26Bと、各ブロック内の最
大値とその最大値を記憶する第1のメモリ23のアドレ
スとを対応づけて記憶する第2のメモリ27とを設けた
超音波探傷器3に適用される。そして、上述の目的は、
範囲設定手段29で設定された範囲内の最大値を第2の
メモリ27内の各ブロックの最大値から検索し、検索さ
れた最大値の第1のメモリのアドレスに基づいて路程値
を求める路程値演算手段26Cを備えることにより達成
される。請求項2の発明は、請求項1記載の超音波探傷
器3に適用され、ブロック化手段26Aは、表示部31
の1表示ドットがブロック化手段26Aによりブロック
化された各ブロックに対応するように、第1のメモリ2
3内の各信号を所定数ずつ1つのブロックに割り当てる
ことにより上述の目的は達成される。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、路程値演算手段26Cは
範囲設定手段29で設定された範囲内の最大値を第2の
メモリ27内の各ブロックの最大値から検索して検索さ
れた最大値の第1のメモリのアドレスに基づいて路程値
を演算する。請求項2の発明のブロック化手段26は、
表示部31の1表示ドットがブロック化手段26により
ブロック化された各ブロックに対応するように、第1の
メモリ23内の各信号を所定数ずつ1つのブロックとし
てまとめる。
【0015】
【実施例】以下、図2,図3および図4を参照して本発
明の一実施例を説明する。デジタル探傷器3のハードウ
ェア構成は図2に示す通りであり、以下では前述した従
来技術との相違点を主に説明する。図2に示すデジタル
探傷器3においては、波形データ数が表示装置31の横
軸上のドット数より数倍多い。従来は、波形データを所
定間隔毎に抽出することにより表示装置31の横軸の各
ドットに波形データをひとつずつ割り当てている。この
実施例では、波形データを所定間隔毎に抽出する代わり
に、複数の波形データを1組とする複数のブロックに波
形データを分割し、各ブロック内の最大値を抽出して表
示装置31の横軸ドット数と同数の圧縮波形データを作
成しその波形を表示する。そして、圧縮波形データのう
ちカーソルC1、C2で規定された範囲内に含まれる圧
縮波形データの最大値よりその路程値Lpを求めて表示
する。このような処理を超音波探触子2を操作して超音
波を被検査物体に放射しながら繰り返して行なう。
【0016】波形メモリ23に記憶されている全波形デ
ータから測定範囲Lr分の波形データを表示装置31に
表示する手順について、サンプリング時間τs=50n
s、測定範囲Lr=200mm、音速Vs=5.9km/s、表
示メモリのアドレス(表示ドット数)数Dt=200点
として具体的に説明する。被検査物体1の表面から測定
範囲Lrの距離を超音波が進行して反射波として戻って
くるのに必要な時間をtとすると、この時間t内で波形
メモリ23内に記憶される波形データの数ΔAは(3)
式の通り、
【数3】 ΔA = t/τs = 2・Lr/(τs・Vs) …(3) で表わされる。CPU26はΔA個の波形データをブロ
ック化して表示装置31のDt個のアドレスを有する表
示メモリに振り分ける。すなわち、Dt個のアドレスの
各々にはΔA/Dt個の波形データを振り分ける。具体
例で示すと、(3)式より、波形メモリ23のアドレス
数、すなわちサンプリング数は、
【数4】 ΔA=(2・200)/(50・10-9・5.9・106)=1355.9…(4) となる。
【0017】よって、表示メモリの各アドレスに振り分
けられるサンプリングデータの数は
【数5】 ΔA/Dt=1355.9/200=6.78 …(5) となる。波形メモリ23のアドレス数は整数であるから
四捨五入して7となる。したがってCPU26は、まず
1356個のサンプリングデータを7個ずつの194
(≒1356/7)ブロックに分ける。
【0018】CPU26は各ブロック中の7個のサンプ
リングデータの大小を比較して最大値を検出し、この検
出された最大値を各ブロックを代表する圧縮データとす
る。CPU26は、この圧縮データと圧縮データが格納
されている波形メモリ23のアドレスとをRAM27上
にそれぞれ対応づけて記憶させる。この記憶された圧縮
データは路程値Lpを求めるときに読み出される。RA
M27に格納された各圧縮データを表示メモリの各アド
レスにひとつずつ対応づけて格納することにより、表示
装置31に圧縮データが表示される。
【0019】以上が本実施例のデータ処理と表示処理の
基本的な手順であるが、上述したように本実施例では、
以下のようにして、カーソル範囲内の圧縮データの最大
値を検出し、その路程値Lpを求める。なお、これまで
は各ブロックが7個のサンプリングデータを保持するも
のとしているが、以下では、説明の都合上各ブロックは
4個のサンプリングデータを保持するものとする。図3
において、カーソル範囲内にはNo.21〜25で示さ
れる5つのブロックが存在し、No.21〜No.25の
ブロックの各圧縮データの大小をそれぞれ比較してカー
ソル範囲内の最大値を求める。図3では、ブロックN
o.23に存在しているC5が最大値である。ここで、
図3の例では1ブロックに4個の波形データを割り当て
るものとしているので、従来技術では20個(4×5)
の波形データの中から最大値を選ぶところを、本実施例
では5個の圧縮データの中から最大値を選べばよい。次
いで、最大値とされた圧縮データの波形メモリ23上で
のアドレスをRAM27の記憶内容から求める。図3で
はC5はアドレスAM(89)に格納されているので、その
波形メモリ23のアドレスから最大値の路程値Lpが前
述の(2)式より求まる。
【0020】ここで、上述したようにサンプリング時間
τsを50ns、被検査物体1内の超音波の伝播速度Vs
5.9km/sとすると、路程値Lpは、
【数6】 Lp =(89・50・10-9・5.9・106)/2=13.1mm …(6) と算出される。
【0021】図4は以上の処理のためのCPU26のフ
ローチャートである。ステップS11で校正データを読
み込んだ後、ステップS12でパルスを超音波探触子2
に印加する。超音波探触子2から放射されて被検査物体
1中を進行し被検査物体1から反射してきた超音波は超
音波探触子2で受信される。ステップS13において、
A/D変換器22は受信信号をデジタル信号に変換して
波形メモリ23に格納する。次いでステップS14にお
いて、(3)式からサンプリングデータ数ΔAを演算
し、(5)式で得た値を適宜整数化して表示メモリの一
つのアドレスに割り当てるデータ数である変数iを算出
する。
【0022】ステップS15では、サンプリングデータ
をi個ずつのグループに分け、各グループ内の最大値D
(k)を求める。ステップS16では、その最大値D(k)
そのアドレスAM(k)とを1組としてRAM27に格納
する。ステップS17では、入力されたカーソル情報よ
りカーソル範囲内での波形の最大値を求めてその路程値
pを算出する。さらに、各ブロックの最大値D(k)を表
示メモリのアドレスAL(j)に圧縮データとして格納す
る。ステップS18において、路程値Lpを圧縮波形と
ともに表示装置31に表示する。
【0023】以上の実施例の構成において、波形メモリ
23が第1のメモリを、表示装置31が表示部を、校正
データ入力装置29が範囲設定手段を、CPU26がブ
ロック化手段26A,最大値検出手段26Bおよび路程
値演算手段26Cを、RAM27が第2のメモリをそれ
ぞれ構成する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の波形データを複数個ずつ複数のブロックにそれぞれ
割り当て、各ブロック内の複数の波形データの中の最大
値を算出するようにしたから、表示部上で設定された範
囲内の最大値を検索する際にその範囲内の全波形データ
を逐次比較することなく各ブロックの最大値どうしを比
較すればよく、従来に比べて検索時間が短縮される。ま
た、所定間隔に間引いたデータに基づいて範囲内の最大
値を検索する場合には真の最大値が間引かれてしまうが
おそれがあるが、本発明では真の最大値が確実に抽出さ
れるので信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の原理を説明する図。
【図2】本発明による超音波探傷器の一実施例のブロッ
ク図。
【図3】波形メモリとRAMと表示装置のドットとの対
応関係の一実施例を説明した図。
【図4】実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】(a)は被検査物体から得られる反射波の1例
を示す図であり、(b)は図5(a)の横軸を拡大した
図。
【図6】従来技術の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 被検査物体 2 超音波探触子 3 デジタル探傷器 5 送信部 6 受信部 23 波形メモリ 26 CPU 26A ブロック化手段 26B 最大値検出手段 26C 路程値演算手段 27 RAM 29 校正データ入力装置 31 表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探触子に対して所定のパルスを出
    力する送信部と、前記超音波探触子からの信号を受信す
    る受信部と、前記受信部で受信された入力信号を所定の
    サンプリング周期で順次に記憶する第1のメモリと、前
    記受信部で受信された信号に基づいて前記信号の波形を
    表示する表示部と、前記表示部上に所定の範囲を設定す
    る範囲設定手段と、前記第1のメモリに記憶された各信
    号を所定数ごとにブロック化するブロック化手段と、ブ
    ロック化された所定数の信号の中から最大値をそれぞれ
    のブロックごとに検出する最大値検出手段と、各ブロッ
    ク内の最大値とその最大値を記憶する第1のメモリのア
    ドレスとを対応づけて記憶する第2のメモリとを設けた
    超音波探傷器において、前記範囲設定手段で設定された
    範囲内の最大値を前記第2のメモリ内の各ブロックの最
    大値から検索し、検索された最大値の前記第1のメモリ
    のアドレスに基づいて路程値を求める路程値演算手段を
    備えたことを特徴とする超音波探傷器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波探傷器において、
    前記ブロック化手段は、前記表示部の1表示ドットが前
    記ブロック化手段によりブロック化された各ブロックに
    対応するように、前記第1のメモリ内の各信号を所定数
    ずつ1つのブロックに割り当てることを特徴とする超音
    波探傷器。
JP6187134A 1994-08-09 1994-08-09 超音波探傷器 Pending JPH0850119A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100386623C (zh) * 2003-09-30 2008-05-07 北京时代之峰科技有限公司 数字式超声波探伤仪

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CN100386623C (zh) * 2003-09-30 2008-05-07 北京时代之峰科技有限公司 数字式超声波探伤仪

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