JPH0371664B2 - - Google Patents

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JPH0371664B2
JPH0371664B2 JP61023249A JP2324986A JPH0371664B2 JP H0371664 B2 JPH0371664 B2 JP H0371664B2 JP 61023249 A JP61023249 A JP 61023249A JP 2324986 A JP2324986 A JP 2324986A JP H0371664 B2 JPH0371664 B2 JP H0371664B2
Authority
JP
Japan
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section
output signal
signal
delay
probe
Prior art date
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Application number
JP61023249A
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English (en)
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JPS62180268A (ja
Inventor
Kazuhiro Hajiki
Kenichi Ooriki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は超音波を用いて材料の内部を非破壊
にて検査する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
金属等の固体物中に存在する欠陥を見つける手
段として超音波を材料中に入射させて欠陥からの
反射波(以下エコーという)をとらえ、CRT等
の表示器へ表示することによつて欠陥の大きさや
材料中の欠陥の位置を測定するための装置として
超音波探傷装置がある。
従来この種の装置として第4図に示すような超
音波探傷装置が提案されている。
図において1は各回路に必要な同期信号を出力
する同期部、2は同期部1からの出力信号をもと
に送信信号を発生する送信部、3は送信部2から
の送信信号をもとに超音波を発生し被検材に超音
波を入射させるとともに被検材からのエコーをと
らえて電気信号に変換する探触子、4は探触子3
からの電気信号を増幅する受信部、5は同期部1
からの出力信号をもとに三角波を発生する掃引
部、6は掃引部5の出力信号をもとに受信部4の
出力信号を表示するCRT等の表示器、7は受信
部4の出力信号を外部の周波数測定器(例えばオ
シロスコープ等)へ出力するモニター端子であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の超音波探傷装置は上記の様に被検材中を
伝播した超音波の周波数測定は外部機器に依存し
ており、外部機器の必要性及び外部機器を組合せ
る事による装置の大型化、外部機器の使用方法の
熟知の必要等種々の問題があり実使用上は探触子
に表示されている公称周波数のみが周波数として
の情報として使用されている。この公称周波数の
みを使用した場合と被検材を伝播した周波数では
次の要因により差異が生ずる。まず探触子の公称
周波数:f0は±10%の誤差がある事、また被検材
を伝播すると、被検材の粒子の大きさや方向性に
より波形歪みを生じることがあり、この波形歪み
により被検材内を伝播する超音波の伝播周波数は
低い方向にずれることが知られている。上述した
周波数は超音波探傷結果(現状の装置で得られる
試験結果の情報はエコー高さとエコーの発生位置
である。)に基づき、得られた情報から欠陥の寸
法面積を明確にしなければならず、この面積を求
める際の要因となるものであり、正確に知る必要
がある。また周波数を測定する場合容易に考慮出
来る手段は、計数パルスを高周波化する事により
計数出来ると推測されるが例えば10MHzの周波数
を計測する場合約10倍程度の計数パルスで計数す
る必要があり、計数部の素子そのものも高速タイ
プの素子を使用しなければならず超音波探傷装置
の可搬性や使用用途から考慮し、現状の装置のほ
とんどがバツテリを電源としている事を考え合わ
せると、消費電力が増加することから使用時間が
極端に短かくなる。これらの事から現状の装置に
は周波数測定機能は装備不可能であつた。
この発明はこれらの問題点を解消するためにな
されたもので消費電力を抑えて周波数を測定する
ことの出来る超音波探傷装置を得ることを目的と
するものである。
〔問題点を解決する為の手段〕
この発明に係る超音波探傷装置は、受信エコー
を一定時間毎に移動するサンプリゲートによりデ
イジタル変換する手段と、上記サンプルゲートの
移動時間よりも短い一定時間毎に遅延に送信する
為の遅延手段と、上記デイジタル変換されたデイ
ジタルデータを記憶する記憶手段と、上記記憶手
段により記憶されたデータから周波数を演算する
演算手段とを設けたものである。
〔作用〕
この発明においては受信エコーをサンプリング
しデイジタル変換するために、サンプリングゲー
トを時間移動させるとともに、受信エコーをも時
間移動を行い、デイジタルデータを記憶し、記憶
データとサンプリングゲート及び受信エコーの時
間移動量から、受信エコーの周波数を測定する。
〔実施例〕
第1図はこの発明による超音波探傷装置の一実
施例を示す図である。
第1図において、1〜4は第4図に示す従来の
ものと同様である。8は同期部1の出力信号と同
期するサンプルゲート発生器9より出力されるサ
ンプリングゲート内に存在する受信部4の出力信
号をサンプルリングするとともに、ホールドしか
つデイジタル変換するサンプルホールド部、10
は同期部1の出力信号を上記サンプルゲート発生
器9の移動時間よりも短い一定時間ずつずらして
出力するための遅延回路、11は上記遅延回路の
遅延量を制御する遅延制御器、12はサンプルゲ
ート発生部9のサンプリングゲート信号の移動を
制御する移動制御手段、13は同期部1の出力信
号に対応してサンプルホールド部8のデータを記
憶する記憶部14へ時間情報としての信号を出力
する計数部、15は記憶部14のデータから周波
数を演算する演算部、16は周波数測定対象のエ
コーを抽出するゲート発生部である。
次に上記実施例の動作を第2図〜第3図を参照
しながら説明する。
まず第2図に示す遅延手段と遅延制御器につい
て説明する。遅延制御器11は同期部1の出力信
号をカウントし、このカウントデータによりセレ
クター16をコントロールする。セレクター16
は遅延回路の遅延線17の出力を上記遅延制御器
11のカウントデータに基づき選択する。この例
では遅延量dtoを基準にカウントデータ“0”の
時は遅延量dtoを選択し、第3図に示すCLT0
sig0を得る。カウントデータ“1”の時は遅延量
dto−4nsを選択し、第3図に示すCLT1とsig1
得る。またカウントデータ“2”の時は遅延量
dto−8nsを選択し第3図に示すCTL2とsig2を得
る。以下同様に8段階選択し遅延する。但し、こ
の間サンプルゲート発生器9の出力信号SCoは移
動しない。さらに同期部1の出力信号をカウント
すると遅延制御器11はカウントデータ“0”を
出力するよう構成されており、以上同様の動作を
繰り返す。次に移動制御手段12は上記遅延制御
器11がデータ“7”から“0”へ移項する時、
すなわち同期部1からの出力信号を8発カウント
した時に出力されるキヤリーCをカウントし、移
動制御手段12への同期部1からの出力信号クロ
ツク(この例では32MHz)をカウントアツプし、
又サンプルゲート発生器9は移動制御手段12の
出力信号により第3図aに示す信号SC1を出力す
る。なお移動制御手段12と遅延制御器11は第
3図に示すようにゲート発生器16の出力信号の
ゲート信号の時間領域のみ動作する様制御されて
いる。受信部4のAC波形を同期部1の出力信号
毎にデイジタル変換するサンプルホールド部8の
デイジタルデータを記憶する記憶部14は4ns毎
に受信部4の出力信号の振幅に比例したデータ
(第3図bに示すHo又はHa〜H〓等)が記憶され
る。次に周波数演算部15は第3図bに示すよう
に記憶部14に記憶されたHa、Hb、Hc……のデ
ータから図中の記号イで示す点(データの変化で
第1番目に最大となつた点)と記号ロで示す点
(データの変化で第2番目に最大となつた点)を
検出し上記計数部13のデータ(図中の記号Co
と記号Ce)から下式で示す演算を行い表示する。
f=1/(Co−Ce)・4×10-9(Hz) (1) 又、同様に図中の記号で示すHpのデータと同
一のデータ(図中Ha、H〓、H〓、H〓)となる点を
検出し、上記計数部13のデータ(図中の記号
Ca、C〓、C〓、C〓)から下式で示す演算を行う事
により周波数を求める事も出来る。
f=1/2・(C〓−Ca)・4×10-9(Hz)(2) 但し、fは周波数、Co又はCe、C〓等は計数部
13で計数する同期部1からの出力信号の数、
Hp又はHa、Hb等はサンプルホールド部8の出力
データの値、Hpはエコーが存在しない時間領域
のレベルすなわち零レベルである。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば計数パルスを高
周波数化することなく、周波数を測定出来ること
により、バツテリによる使用を可能としたばかり
でなく装置の小型化が可能で、可搬性に富み、現
場(建築、橋梁、造船等)での探傷作業がより精
度よく実施出来る等の特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による超音波探傷装置のブロ
ツク図、第2図はこの発明による遅延手段および
遅延制御器の一実施例を示すブロツク図、第3図
はこの発明による超音波探傷装置の一実施例の動
作説明図、第4図は従来の超音波探傷装置のブロ
ツク図である。 図において、1は同期部、2は送信部、3は探
触子、4は受信部、5は掃引部、6は表示器、7
はモニター端子、8はサンプルホールド部、9は
サンプルゲート発生器、10は遅延手段、11は
遅延制御器、12は移動制御手段、13は計数
部、14は記憶部、15は周波数演算部、16は
セレクター、17は遅延線である。なお図中同一
符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の繰り返換し周波数を発生する同期部
    と、上記同期部からの出力信号をもとにして送信
    信号を発生する送信部と、上記送信部から発生す
    る送信信号を超音波信号に変換して被検材に超音
    波を入射させるとともに、上記被検材からの反射
    波を電気信号に変換する探触子と、上記探触子か
    らの電気信号を増幅する受信部と、上記同期部か
    らの出力信号によるサンプリングゲートを発生す
    るサンプリングゲート発生部と、上記サンプリン
    グゲート発生部のサンプリングゲート内に存在す
    る上記受信部の出力信号をサンプリングしホール
    ドするとともにデイジタル変換するサンプリンホ
    ールド部と、上記送信部から発生する送信信号を
    上記サンプルゲート発生部の出力信号のサンプリ
    ングゲートの時間幅よりも短い一定時間ずつずら
    して上記探触子へ送信信号を印加する為の遅延手
    段と、上記同期部の出力信号に対応して上記遅延
    手段の遅延量を制御する為の遅延制御手段と、上
    記遅延制御手段の出力信号をもとに上記サンプル
    ゲート発生部の移動量を制御する移動制御手段
    と、上記同期部からの出力信号を計測する計数部
    と、上記計数部の出力信号に基づき、上記サンプ
    ルホールド部の出力信号を記憶する記憶部と、上
    記記憶部のデータから上記探触子で電気信号に変
    換された被検材を伝播した超音波の周波数を演算
    する演算部とを具備したことを特徴とする超音波
    探傷装置。
JP61023249A 1986-02-05 1986-02-05 超音波探傷装置 Granted JPS62180268A (ja)

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JP61023249A JPS62180268A (ja) 1986-02-05 1986-02-05 超音波探傷装置

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Publication Number Publication Date
JPS62180268A JPS62180268A (ja) 1987-08-07
JPH0371664B2 true JPH0371664B2 (ja) 1991-11-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02132367A (ja) * 1988-11-14 1990-05-21 Hitachi Constr Mach Co Ltd 超音波測定装置におけるa/d変換処理方式
US7546769B2 (en) * 2005-12-01 2009-06-16 General Electric Compnay Ultrasonic inspection system and method

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