JPH08501012A - 弾性容器に保存された材料を取り扱う装置 - Google Patents

弾性容器に保存された材料を取り扱う装置

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JPH08501012A
JPH08501012A JP6507675A JP50767594A JPH08501012A JP H08501012 A JPH08501012 A JP H08501012A JP 6507675 A JP6507675 A JP 6507675A JP 50767594 A JP50767594 A JP 50767594A JP H08501012 A JPH08501012 A JP H08501012A
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ヴェーヴェーテー テクニーシェル ゲレーテバウ ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 折りたたんで閉じることのできる装置であって、ハウジング半部15、16を備える装置において、該ハウジング半部15、16に保持されたバッグ12は加熱され圧力を受け得る。該バッグ12は、装置10内において、たとえば、バッグ内に保存された凍結生成物を融解させることができ、融解が生じると直ちに前記バッグ12とハウジング11とから同時に圧搾排出され得るように、加熱処理に付される。更に、加圧され加熱された流体は、接続点18を介して前記ハウジング11内に流入し接続点19を経て装置から流出することができる。加圧された流体は、前記ハウジング11内の前記バッグ12に保存された物質を加熱し、前記バッグ12と前記ハウジング11とから流体物質を圧搾排出する。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性容器に保存された材料を取り扱う装置 本発明は、弾性容器に保存された、たとえば輸液剤(infusions)、洗浄用の溶 液、輸血剤(transfusions)、凍結血漿等のような材料を取り扱う装置であって、 内部に前記容器が配されるハウジングを有し、容器内に保存された生成物が加熱 および加圧処理を受けることができる装置に関する。 この種の装置はDE 37 41 051 C1から当該分野において公知となっている。 医療分野においては、流体の形態で用いられる血漿溶液や血液サプライやその 他の物質を、冷蔵又は冷凍の状態で保存することが必要である。これらの生成物 は、必要な際迅速に入手・利用できなければならない。すなわち、該生成物は、 物質が、必要とされる温度の液状で患者に投与されることができるように急速に 融解され所定温度まで加温されねばならないのである。 当該分野において公知であるように、凍結医療生成物は、マイクロ波装置や水 浴で加温される。その方法によると、第一の関心事は、単に、これらの生成物は その合成状態を変化させること、つまり、できるだけ急速に液状で使用できるよ うにすることである。 投与されるべき液体が、たとえば静脈注射のような適当な接 続装置によって安全に患者に挿入されるようにその液体の温度が制御されるなら ば、その流体は、たとえば点滴剤として投与される。医療用流体の粘着性は著し く異なるため、重力や傾斜による自然の圧力変化度しか利用しない場合、流体の 調合は非常に困難である。医療用流体を急速に投与せねばならない場合は、従来 技術の圧力カフが用いられ、プラスチックバッグに保存された輸液溶液が圧力カ フによって該バッグから搾り出される。しかしながら、たとえば投与される流体 が、できるだけ急速に身体に適する温度になるように圧力カフから流出する流体 を、下流の医療用溶液加熱装置にかけねばならないことが多い。 医療用生成物の融解加熱装置は、従来技術刊行物より公知であり、これによれ ば、凍結血漿や血液サプライを融解し加温する。加温されるべきバッグは、2つ のプラスチックバッグの間に配される。プラスチックバッグは、前記バッグの形 と適合するようにバッグの上に緊密に収められるので、熱が急速に伝達する。プ ラスチックバッグは、血漿バッグに接するので中心から外れた装置を介して圧力 をかけられる。該圧力は、プラスチックバッグから血漿バッグヘ波状に伝えられ る。血漿バッグは振動状態に置かれる。このような処理によって血漿バッグの内 部で、温度の分配が有効に行われる。 血漿バッグが融解され温度が伝えられたとき、血漿が迅速に投与されると、従 来技術において公知であるように、加温されたプラスチックバッグが膨張性のあ るカフ内に挿入される。こ の方法は、たとえば、公報DE-OS 22 34 220から、当該分野において公知である 。この種の従来のカフを用いると、血漿バッグから血漿を非常に急速に圧搾させ ることができる。患者の体温異常降下を防ぐために、圧力カフの下流のプラスチ ックバッグから流出する血漿を加温する装置を常に使用することが必要である。 従来技術では、医療用溶液を必要とされる状態で移送させるのに、複数の装置を 用いて複数の過程を行う必要があるため、それは困難である。 従って、本発明の目的は、1回の過程で、弾性容器に保存された固体か流体も しくは気体状態の生成物を加温し、投与することができるように従来の装置を改 良することである。 この目的は、本発明によれば、容器に圧力をかけ、該容器を流体を介して圧搾 することができることにより達成される。 これにより、本発明による装置は、たとえば凍結した容器が単一の装置内で融 解され、加温され、投与されることにより空にされるという、重要な利点を有す る。凍結した容器は、発明の装置内に挿入され、流体がハウジング内の該容器を 完全に取り囲むので、バッグ内に保存された物質は最良の方法で加温される。物 質が、その状態が変化すると直ちに、バッグから直接圧搾される場合、加温され た流体と容器内の依然固体のままの物質との間に非常に大きな温度勾配があるこ とが保証される。本発明による装置内の熱伝達は、従来の装置と比べて顕著に改 良されている。 1つの実施例においては、加温されるべき弾性容器は、圧力を漏らさない器の 中に配される。該弾性容器から導管がハウジングより延出し、導管は、ハウジン グ内の加圧状態の流体が漏出せずに流れることができるようにハウジングから導 出される。ハウジング内では、水や空気のような、圧力を受け得る流体が、弾性 容器を完全に取り囲む。該流体は、所定の調節可能な圧力で容器と相互に作用し 合い、且つ該流体の温度も同様に調節可能なので、容器は所定の方法で圧搾、加 温されることができる。加温された流体をハウジングから流出し、および/又は 弾性容器に接続された導管を通して流出する場合、単位時間当り一定量の流体を 、直接、付加的な加温装置に導入することが可能である。容器を完全に圧搾し空 にするためにバッグ内には何も残らないので、容器中に保存された流体を完全に 計算することが可能である。加圧された流体は容器の全外壁に着座する。必要性 に応じて、たとえば500ミリバールまでの種々の圧力を医療用途に応じて調整す ることができる。非医療用途では、より高い流体圧力を調節することができる。 必要ならば、弾性容器や導管もしくはそれらの接続点の種々の領域を、たとえ ば薄壁の熱伝達膜で部分的に覆うことによって、加圧された流体の浸透防止のた めに追加的に確保することができる。 本発明の好ましい形状によれば、本発明は結合し得る第1のハウジング半部と 第2のハウジング半部とを呈する。これらの 結合されたハウジング半部は、加温され且つ空になるまで圧搾されるべき容器が 配され得る内部空間を呈する。加温され且つ加圧された気体又は、加温されもし くは加圧された流体は、前記ハウジング半部内に流入し得る。加温され且つ加圧 された流体は、完全に該容器の回りを流れ、従って容器に保存された物質を急速 に加温することが可能である。加温されおよび/又は融解された物質は、前記ハ ウジングから延びる導管を介して加圧されて取り出され、従って、(もし使用者 が望むならば)固体物質(たとえば凍結血漿)のみがバッグ内で加温される。接 続点およびコネクタが前記ハウジング半部内に設けられており、これにより、加 温、加圧された流体は、前記ハウジング半部に適切に流入、流出することができ る。前記ハウジング半部が蝶番で回動するように互いに結合されている場合、接 続チューブが、前記ハウジング半部を流体を運搬するように互いに結合して前記 ハウジング半部上に配されている。一実施例においては、加熱手段と運搬手段が 前記ハウジング半部内に配されている。しかしながら、これらの装置は前記ハウ ジング半部の外側に配することもできる。 ハウジング内に配された弾性容器が、流体を使用して加温され、圧搾されるな らば、ハウジング半部の内部に、加圧された流体を加温されるべき容器から分離 する可撓性のシートを設けることが有利である。該シート膜は、弾性容器を完全 に且つ緊密に取り囲み、シートにかけられる圧力を、加温されるべき容 器に完全に伝達することができる。このようにして、加温する容器への良好な熱 伝達が得られる。 好ましい実施例では、該シートは、サイズおよび形状が標準化された加温され るべき容器がシートの形づくられた部分の中に挿入されるように作られている。 加熱されるべき容器が挿入されている場合は、ハウジング半部は閉じられ、加圧 された流体は、加熱されつつあるバッグの周囲を間接的に流れる。好ましい実施 例では、シート自体は、シート膜内の導電性物質を介して加熱され得る。加熱線 を同様にシート膜に貫通させることができる。 手動か電気的かのいずれかで閉じられ得るハウジングから延出する導管上にク ランプを設けることも可能である。クランプを閉じる機構がハウジング内に設置 されたバッグの加熱入力および/又は加圧と連結して調節される場合は、合成の 状態がすでに変化した物質を更に加温することができる。前記容器内に配置され た物質が凝固点よりも高い温度まで加温されることも考えられる。所要の温度に 達すると、クランプを開き、加温された流体物質を加圧されているハウジングか ら流出させることができる。容器がどの程度加圧されているかに応じて、単位時 間当りの流出量や流体流量を制御することも可能である。 改良された装置では、付加的な熱交換器がハウジングの内部に設けられ、容器 に直接接続させることができる。この場合、容器から流出する媒体が熱交換器に よって更に強く加熱され得 る。熱交換器自体は、熱伝導性材料から形成されているので、短い経路で、熱交 換器を介して流れる流体を効果的に加熱することが可能である。 弾性容器が、ハウジング半部同士を流れに関して互いに分離する付加的シート 膜を呈していないハウジング半部間に配されている場合は、該ハウジング半部を 互いに対して圧力密閉するように構成することができる。密閉手段は、ハウジン グが閉じた際加圧された流体を確実に保持するように互いに向き合ったハウジン グ半部内に設けられる。 ハウジング内部における流体の循環は、ハウジングの内側もしくは外側に配さ れたポンプにより支持され、また加圧された流体の流れを特によくするために、 ハウジング半部内にプロペラを設けることもできる。 更に本発明による装置は、複数のハウジング半部がモジュール方式で相互に連 結されるように構成され、複数の容器を本発明装置内で同時に取り扱うこともで きる。この装置から延出する導管系は、互いに接続することができる。このタイ プの装置では、複数の異なる物質を同時に加温し、加圧し、異なる容器に投与し 、必要な混合割合で混合することができる。 特定の用途としては、個々の合成物が別々に保存されねばならず、使用時には 特別な割合で混合される、複数成分接着剤がある。最も多様な投与量割合を、異 なるハウジング半部内で異なる流体圧力によって連続的に調整することができる 。 このようにして、弾性容器を加温し圧搾する本発明にかかる装置は、医療用途 だけでなく、かかる装置のあらゆる広範囲な要件を満足する。ハウジング半部は 容易に洗浄、殺菌できるので、1回限りでなく複数回利用可能である。たとえば 血漿を保存する従来のバッグは、手で容易に本発明の装置に挿入することができ る。単一の装置内において融解、加熱、圧搾排出が行われ、特別な場合にのみ、 このように処理された溶液が患者に投与される前に付加的な装置が下流で切り換 えられる。本発明による装置において凍結した物質を加温する場合は、融解した 部分は直ちにバッグから圧出され、バッグに残った凍結生成物部分のみが装置内 で加温される。医療用途においては、弾性容器にかかる流体の圧力を、たとえば 0から500ミリバールに、連続的に調節することができ、必要ならば、装置は 自己圧力調節制御を有する。流体を正確な温度値にまで付加的に加温し調節する ことができる。それによって、流れる流体の温度を検出し、分析することが可能 である。流体の瞬間圧力、流体の温度、単位時間当りの流量又は装置内のバッグ 内の医療物質のそれらを装置の外側で表示することができる。容器内にある物質 の陰暗(cloudiness)をチェックし表示することも考えられる。本発明にかかる装 置によると、圧力を直接かけることによって空の弾性容器を圧搾すること、およ び/又は、装置半部内に配されたシート膜を介して直接又は間接的に同容器を加 熱することが可能である。このシートは、装置半部内で活動する流体圧力を シート間に懸吊された容器に直接伝達する。 しかしながら、本発明による装置は、この装置を使用する非医療用途、たとえ ば複数成分接着剤や個々に保存される化学物質の処理においても、有利に利用さ れる。この装置には複数の室を備えることもできる。たとえば複数の弾性容器を 、この装置において同時に加熱処理し圧搾により空にすることができる。それに よって、異なる圧力と温度が異なるハウジング半部に存在するようにすることが できる。個々の弾性容器毎に空にする速度を異ならせることが可能であり、従来 技術で公知である、粘着性が異なることによる空にする際に発生する問題点は、 この発明における弾性容器の取り扱いによりもはや発生しない。更に、容器内に 保存された物質の全てを、得られる流体圧力によって完全に空にできるので、該 全ての物質を利用することができる。 その他の利点は説明および添付図面から導き出すことができる。上述した特徴 および以下に更に説明する本発明の特徴は個別に或いは任意に組み合わせて集合 的に利用することができる。記載された実施例は網羅された列挙と見なされるべ きものではなく、むしろ例示的特徴を有するにすぎないと見なされるべきもので ある。本発明を図面に示し、実施例を参照して更に詳細に説明する。 図1は、本発明の装置の一部断面の且つ第2のハウジング半部が開いた状態の 平面図である。 図2は、ハウジング半部が閉じた状態のII-II線矢視図である。 図2aは、流動要素およびヒータを有する実施例の断面を示す。 図3は、本発明にかかる装置の別の実施例のハウジング半部が部分的に開いた 状態を示す斜視図である。 図4は、本発明にかかる装置の別の実施例のハウジング半部であって、加圧さ れた流体が処理中の容器に直接作用する空間を有するハウジング半部を示す。 図面の個々の図は本発明の対象を非常に模式化して示すものであり、一定尺度 と解されるべきではない。個々の図の対象は、それらの構造がより明瞭に示され るように部分的に拡大して示している。 第1図は、ハウジング11を有する血漿融解手段10を示しており、該ハウジ ング11内には弾性バッグ12がすでに微圧を受けて配されている。該バッグ1 2は、調節手段13を呈し、該調節手段13に導管14が取り付けられ、前記バ ッグ12に保存されている物質は、該導管14を介して前記ハウジング11から 流出する。前記バッグ12は、常温だけでなくバッグに保存されている流体の保 存温度によっても変形し得る。 前記ハウジング11は、第1ハウジング半部15と第2ハウジング半部16と から成る。前記バッグ12は、該ハウジング半部15、16間の空間17に安定 保持されている。 接続点18、19は、ハウジング11の前板に設けられて図示されている。接 続点18は、第1ハウジング半部15の流体入口接続部として機能し、流体は接 続部19を介してハウジング半部15から流出する。加温、加圧された流体は、 第1接続管20および第2接続管21を介して第1ハウジング半部15から第2 ハウジング半部16へと流出し、第2接続管21を介して第2接続ハウジング半 部16から第1ハウジング半部15の中へ逆流し、その後接続点19を介してハ ウジング11から流出する。流出案内装置をハウジング半部15、16内に配し て、ハウジング11に流れる流体を、ハウジング半部15、16それぞれに均一 に分配されるようにしてもよい。ハウジング11に流入する流体は、短絡流が排 除されるように案内されることは明らかである。 個々のハウジング半部15、16が完全に閉じている第1図に示される実施例 では、ハウジング半部15、16には、バッグ12に向かう方向にシート膜が備 えられている。該シート22は、加熱され圧搾されるべきバッグ12が挿入され 得るエンボス部を呈することができる。シート22自身も、シート内に溶接され た、たとえば炭素材料や導電体のような導電性物質によって加熱され得る。 装置10においてバッグ12が加熱され空になるまで圧搾された場合、クラン プ23を導管14もしくはアダプタ手段13上に設けることができ、これにより バッグ12に保存された流 体生成物はバッグ12内に保持され得る。バッグ12は、必要に応じて所定時間 、加熱処理と加圧処理することができる。所望の生成物温度値がバッグ12にお いて達成された場合、クランプ23は電気的にもしくは手動で開くことができ、 またハウジング半部15、16の流体圧力に応じて、バッグ12に保存された生 成物がバッグから圧搾される速度を速くしたり遅くしたりすることができる。そ のために、現在の流体圧力をハウジング11の前面に表示することができ、また バッグ12に保存されている物質の温度も表示することができる。更に、単位時 間当りの流体流量および装置内にある物質をディスプレイ24に表示することが できる。クランプ23が開かれたとき、加熱され融解された生成物はバッグ12 から矢印25の方向に流出し得る。 第1ハウジング半部15から第2ハウジング半部16へ流出する流体の流れ方 向は、破線の矢印26で示されている。27は、たとえばバンドのような懸吊手 段を示し、該懸吊手段によって、バッグ12はハウジング半部15、16の間に 確実に固定される。シート22をハウジング半部15、16間に配した場合は、 これらのシート22はバッグ15を安定位置に保持するので、補助的な懸吊手段 27は必ずしも必要ではない。 図2は、II-II線断面図を示す。ハウジング半部15、16は共に閉じている 。該ハウジング半部は、シート22によってバッグ12の方向に閉じられている 。シート22はバッグ12 の表面上に完全に着座している。バッグ12は、ハウジング半部15、16に補 助的に取り付けられた懸吊手段27によりハウジング半部15、16間に保持さ れている。加熱され加圧された流体は、接続点18、19を介してハウジング半 部15、16に導入される。たとえば、加熱、加圧された流体は、矢印31の方 向に第1ハウジング半部15内に流入する。第1領域32が第1ハウジング半部 15の外壁およびシート22から分離されており、加圧、加温された流体はシー ト膜22の全表面に対して作用する。図に示された接続管20、21によって、 接続点18を流れる流体が第2ハウジング半部16にも流入することができ、流 体はそこから第1ハウジング半部15に逆流する。流体は第2ハウジング半部1 6の外壁とシート22によって画成された、第2ハウジング半部16内の第2領 域33を通って流れる。ハウジング11にある流体は、接続点19を経て矢印3 4の方向に流出することができる。ハウジング11から流出する流体は、再加熱 のために循環され且つ接続点18を経てもう一度ハウジング11に導入され得る 。ハウジング半部15の接続点に匹敵する接続点をハウジング半部16に設ける ならば、流体は接続点18、19を経て流入し、ハウジング半部16の接続点を 経て流出することができる。 バッグ12がハウジング11に挿入され、加圧された流体が領域32、33の 両方にあるときは、バッグ内の物質は、導管14を経て矢印25の方向にバッグ 12から圧出され得る。 図2aは、流体をハウジング半部15、16に導く接続点19’を1つだけ有 する実施例の断面を示す。ハウジング半部15、16は折りたためられた状態で 示されている。ハウジング半部15、16は圧力を漏らさない状態で結合されて いる。バッグ12は、バンド27を介してハウジング半部15、16の中に安定 保持されており、接続部が、導管14を経てハウジング半部15、16から延出 している。必要であれば、バッグ12に保存された液体は、導管14を経て矢印 25の方向に流出し得る。プロペラ100、101がハウジング半部15、16 内に配されており、ハウジング11に流入する流体が領域32、33に均一且つ 均等に分配されることを保証する。ハウジング11内の流体は、ヒータ105、 106を介して所定温度まで加熱され得る。流体は矢印34’の方向に領域32 、33へ導入され得る。領域32、33内の流体圧力は、必要に応じて、接続点 19’を介して増加もしくは減少し得る。 空気のようなガス状流体は、弾性バッグ12の回りを流れる。プロペラ100 、101は、領域32、33の流体を加速させ、流体は、ヒータ105、106 によって加熱される。圧力は、結合点19’を経て矢印34’の方向に所望値ま で増加もしくは減少される。この種の実施例は、領域32、33間にシート膜を 必要としない。シート膜が領域32、33間に必要としない場合は、他の実施例 の領域32、33同士を接続する接続管を除くことも可能である。 図3は、弾性容器を加熱して空になるまで圧搾する装置の別の実施例を示す。 図3の実施例によると、複数の容器を同時に扱うことができる。40は、ハウジ ング半部41、42、43からなる装置を示す。該ハウジング半部は蝶番44、 45、46、47によって回動可能に相互に接続されている。装置40は、モジ ュール方式であり、蝶番は、複数のハウジング半部を互いに連結し得る。電気ケ ーブルを、あるハウジング半部から別のハウジング半部へと蝶番44、45、4 6、47を介して導くこともできる。これは、温度や液体圧が個々のハウジング 半部41、42、43毎に測定され、調整され、制御される場合に必要である。 ハウジング半部41、42、43は、矢印48、49、50、51の方向に相 互に相対回動可能である。図は、部分的に開かれた状態のハウジング半部を示し ている。ハウジング半部41、42、43は、完全に折りたたんだり閉じたりす ることができる。 装置40に挿入された弾性容器に作用する、装置40内の加熱可能な加圧流体 は、接続点52によって矢印の方向に装置40内に導入される。該流体は、接続 点53を介して装置40から流出することができる。接続点54、55がハウジ ング半部43の外側部に同様に設けられており、これによって、ハウジング半部 41を流れる流体とは異なる温度と圧力を有する流体がハウジング部43に対し 流入したり流出したりすることがで きる。 取り扱われるべき容器を挿入すべき空間は、ハウジング半部41、42内に矢 印56、57で示されている。ハウジング半部42は、バッグ58が挿入され得 る自由空間を両側に呈している。バッグ58は、バンド59によってハウジング 半部42に保持され、導管60がバッグ58に連結され、バッグ58に保存され た流体は、該導管60によりバッグ58から流出し得る。 バッグ58が装置40および折りたたまれた、たとえば閉じたハウジング半部 の中に挿入されるときは、挿入されたバッグ58はクランプで締められ、ハウジ ング半部間に保持される。加圧、加熱された流体は、接続点52、54を介して 装置40に流入し得、加圧流体は、接続管61、62、63、64を介して、図 示されているハウジング半部内に完全に且つ均一に分配される。中間壁65が、 ハウジング半部42内に設けられ、接続管52、54を介して流れる流体を分離 する。該中間壁65は圧力が安定し得るように形成されている。ハウジング半部 43内の空間は66で示され、ハウジング半部42、43が折りたたまれたとき は、バッグ58は該空間66の中に突入する。ハウジング半部は圧力が漏れない ように合体することができるので、加圧流体が装置の割れ目からむやみに流出す ることはない。流体はバッグ58に直接作用する。 ディスプレイ67が装置40の外側に示されており、これに よってすべての必要な装置作動データを表示し制御することができる。68、6 9は調整ノブおよび制御ノブを示し、これらにより装置をオン、オフすることが できる。該調整ノブと制御ノブは接続点52、54を介して流入する流体の加熱 温度を制御し調整し、流入する流体52、54の圧力は、この調整、制御ノブを 介して設定することができる。流体は装置40の外側および/又は内側で加熱す ることができる。流体圧力も装置の内側および外側で増加させることができる。 図4は、弾性容器を加熱し、空になるまで圧搾する本発明にかかる装置の別の 実施例を示す。図には一つのハウジング半部72のみが示されている。該ハウジ ング半部72は箱状に構成されており、類似の付加的なハウジング半部を前記ハ ウジング半部72に加えることができる。シーリングバンド73が閉じ合せるこ とのできるハウジング半部間に設けられており、これによりハウジング半部を圧 力が漏れないように合体することが可能である。バッグ75は、バンド74を介 してハウジング半部72の内部領域に懸吊されている。該バッグ75は、一端が 熱交換器76に結合され、該熱交換器76を介してバッグ75にある生成物が融 解すると直ちに流れるようになっている。融解した生成物および予備的に加温さ れた生成物をこの熱交換器76において所望の最終的温度に補助的に加熱するこ とも可能である。この最終的温度が達成されると、加熱された生成物は、矢印の 方向にハウジング半部から流出することができる。熱交 換器76自体は熱伝導性材料から形成されており、従って熱交換器76を流れる 流体は短い経路で最大限に加熱されることができる。熱交換器76は安定した形 状を有し、装置中の流体圧によって変形されることはない。 図に示された各装置は、これらの装置をたとえば輸液スタンドに取り付け得る ような手段を呈する。 ハウジング半部15、16から成る折りたたまれ、閉じられ得る装置において 、ハウジング半部15、16に保持されたバッグ12は加熱し、圧力をかけるこ とができる。バッグ12は、たとえばバッグ内で保存された凍結生成物が融解さ れ得、融解が生じると直ちにバッグ12とハウジング11から同時に圧搾され得 るように、装置10内で熱処理を受ける。更に、加圧、加熱された流体は接続点 18を介してハウジング11に流入し、接続点19を介して装置から流出するこ とができる。加圧流体は、ハウジング11内のバッグ12に保存されている物質 を加熱し、バッグ12からおよびハウジング11から流体物質を圧搾させる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年10月20日 【補正内容】 明細書 医療用融解装置 本発明は、弾性容器に保存された医療用生成物、特に血漿、輸液剤(infusions )、輸血剤(transfusions)等を融解し、内部に前記容器が配されるハウジングか ら成る医療用融解装置であって、前記容器内に保存された生成物に、前記容器内 に保存された生成物の液状部分が圧出されるように流体による加圧処理を施すこ とができ、且つ合体可能な第1ハウジング半部と第2ハウジング半部とを備え、 前記容器は前記ハウジング半部によって囲まれた空間内に配されている医療用融 解装置に関する。 この種の装置はDE 37 41 051 C1から当該分野において公知となっている。 医療分野においては、流体の形態で用いられる血漿溶液や血液サプライやその 他の物質を、冷蔵又は冷凍の状態で保存することが必要である。これらの生成物 は、必要な際迅速に入手・利用できなければならない。すなわち、該生成物は、 物質が、必要とされる温度の液状で患者に投与されることができるように急速に 融解され所定温度まで加温されねばならないのである。 当該分野において公知であるように、凍結医療生成物は、マイクロ波装置や水 浴で加温される。その方法によると、第一の関心事は、単に、これらの生成物は その合成状態を変化させる こと、つまり、できるだけ急速に液状で使用できるようにすることである。 投与されるべき液体が、たとえば静脈注射のような適当な接続装置によって安 全に患者に挿入されるようにその液体の温度が制御されるならば、その流体は、 たとえば点滴剤として投与される。医療用流体の粘着性は著しく異なるため、重 力や傾斜による自然の圧力変化度しか利用しない場合、流体の調合は非常に困難 である。医療用流体を急速に投与せねばならない場合は、従来技術の圧力カフが 用いられ、プラスチックバッグに保存された輸液溶液が圧力カフによって該バッ グから搾り出される。しかしながら、たとえば投与される流体が、できるだけ急 速に身体に適する温度になるように圧力カフから流出する流体を、下流の医療用 溶液加熱装置にかけねばならないことが多いので、たとえば適用される流体は、 できるだけ急速に身体に適する温度を受け取ることができる。 血漿で満たされたプラスチックバッグが2つの部分から成るハウジング内に懸 吊されており、一方のハウジング半部にはヒーターを設け、他方のハウジング半 部は圧力パッドを備えた医療用融解装置が、先行技術WO 88/07384により当該分 野において公知である。ハウジングが閉じられると、血液バッグを加圧する圧力 パッド内に液圧によってもしくは気圧によって過圧が発生し得る。ハウジング壁 に配された加熱装置を介して、血液バッグが加温され血漿が融解する。液化した 血液は、血液バッ グに印可された圧力によって排液管を介して血液バッグから圧出される。 この場合、1つの難点は、血液バッグの片側にしか熱が伝えられないので、特 に医療用では最高加熱温度が摂氏41度を越えることはできないので、血漿を融 解するのに時間がかかってしまうことである。さらに別の難点は、圧力バッグは 血液バッグの片側しか加圧しないので、血液バッグが完全に空になることは生じ 得ないことである。 従って、本発明の目的は、1回の処理過程で、弾性容器に保存された医療用生 成物を加温し投与することができ、それによって前記生成物がより迅速に加温さ れ、前記容器の内容物が完全に使用されるように従来の装置を改良することであ る。 この目的は、本発明によれば、容器に保存された生成物が流体による加熱処理 を受け、ハウジング半部にはこれをシールするシートが配され、該ハウジング半 部は該シートの背後を流れる流体によって動くことができ、ハウジング半部が合 体したときハウジング半部のシート間に容器を受容する空間が形成され、もって 、シートが容器に緊密に着座し、容器は流れる流体によって間接的に取り囲まれ 、もって流体が圧力媒体として且つ熱担体として同時に利用され、且つ接続点が 流体を導くためにハウジング上に設けられていることによって達成される。 これにより、本発明による装置は、たとえば凍結した容器が単一の装置内で融 解され、加温され、投与されることにより空 にされるという、重要な利点を有する。それによって、圧力が弾性バッグをその 全ての側で同時に加圧するので、バッグは完全に空になる。 該凍結した容器は、発明の装置内に挿入され、流体がハウジング内の該容器を 完全に取り囲むので、バッグ内に保存された物質は最良の方法で加温される。物 質が、その状態が変化すると直ちに、バッグから直接圧搾排出される場合、加温 された流体と容器内の依然固体のままの物質との間に非常に大きな温度勾配があ ることが保証される。本発明による装置内の熱伝達は、従来の装置と比べて顕著 に改良されている。 本発明によれば、この装置は、結合し得る第1のハウジング半部と第2のハウ ジング半部とを呈する。これらの結合されたハウジング半部は、加温され且つ空 になるまで圧搾されるべき容器が配され得る内部空間を呈する。加温され且つ加 圧された気体又は、加温されもしくは加圧された流体は、前記ハウジング半部内 に流入し得る。加温され且つ加圧された流体は、完全に該容器の回りを流れ、従 って容器に保存された物質を急速に加温することが可能である。加温されおよび /又は融解された物質は、前記ハウジングから延びる導管を介して加圧されて取 り出され、従って、(もし使用者が望むならば)固体物質(たとえば凍結血漿) のみがバッグ内で加温される。接続点およびコネクタが前記ハウジング半部内に 設けられており、これにより、加温、加圧された流体は、前記ハウジング半部に 適切に流 入、流出することができる。前記ハウジング半部が蝶番で回動するように互いに 結合されている場合、接続チューブが、前記ハウジング半部を流体を運搬するよ うに互いに結合して前記ハウジング半部上に配されている。一実施例においては 、加熱手段と運搬手段が前記ハウジング半部内に配されている。しかしながら、 これらの装置は前記ハウジング半部の外側に配することもできる。 本発明によると、この装置には、ハウジング半部の内部に、加圧された流体を 加温されるべき容器から分離する可撓性のシートを設けることが有利である。該 シート膜は、弾性容器を完全に且つ緊密に取り囲み、シートにかけられる圧力を 、加温されるべき容器に完全に伝達することができる。このようにして、加温す る容器への良好な熱伝達が得られる。 好ましい実施例では、該シートは、サイズおよび形状が標準化された加温され るべき容器がシートの形づくられた部分の中に挿入されるように作られている。 加熱されるべき容器が挿入されている場合は、ハウジング半部は閉じられ、加圧 された流体は、加熱されつつあるバッグの周囲を間接的に流れる。 好ましい実施例では、シート自体は、シート膜内の導電性物質を介して加熱さ れ得る。加熱線を同様にシート膜に貫通させることができる。 加温されるべき弾性容器は、圧力を漏らさない器の中に配される。該弾性容器 から導管がハウジングより延出し、導管は、 ハウジング内の加圧状態の流体が漏出せずに流れることができるようにハウジン グから導出される。ハウジング内では、水や空気のような、圧力を受け得る流体 が、弾性容器を完全に取り囲む。該流体は、所定の調節可能な圧力で容器と相互 に作用し合い、且つ該流体の温度も同様に調節可能なので、容器は所定の方法で 圧搾、加温されることができる。加温された流体をハウジングから流出し、およ び/又は弾性容器に接続された導管を通して流出する場合、単位時間当り一定量 の流体を、直接、付加的な加温装置に導入することが可能である。容器を完全に 圧搾し空にするためにバッグ内には何も残らないので、容器中に保存された流体 を完全に計算することが可能である。加圧された流体は容器の全外壁に着座する 。必要性に応じて、たとえば500ミリバールまでの種々の圧力を調整することが できる。 改良された装置では、付加的な熱交換器がハウジングの内部に設けられ、容器 に直接接続させることができる。この場合、容器から流出する媒体が熱交換器に よって更に強く加熱され得る。熱交換器自体は、熱伝導性材料から形成されてい るので、短い経路で、熱交換器を介して流れる流体を効果的に加熱することが可 能である。 ハウジング内部における流体の循環は、ハウジングの内側もしくは外側に配さ れたポンプにより支持され、また加圧された流体の流れを特によくするために、 ハウジング半部内にプロペラを設けることもできる。 更に本発明による装置は、複数のハウジング半部がモジュール方式で相互に連 結されるように構成され、複数の容器を本発明装置内で同時に取り扱うこともで きる。この装置から延出する導管系は、互いに接続することができる。このタイ プの装置では、複数の異なる物質を同時に加温し、加圧し、異なる容器に投与し 、必要な混合割合で混合することができる。 このようにして、弾性容器を加温し圧搾する本発明にかかる装置は、医療用途 だけでなく、かかる装置のあらゆる広範囲な要件を満足する。ハウジング半部は 容易に洗浄、殺菌できるので、1回限りでなく複数回利用可能である。たとえば 血漿を保存する従来のバッグは、手で容易に本発明の装置に挿入することができ る。単一の装置内において融解、加熱、圧搾排出が行われ、特別な場合にのみ、 このように処理された溶液が患者に投与される前に付加的な装置が下流で切り換 えられる。本発明による装置において凍結した物質を加温する場合は、融解した 部分は直ちにバッグから圧出され、バッグに残った凍結生成物部分のみが装置内 で加温される。医療用途においては、弾性容器にかかる流体の圧力を、たとえば 0から500ミリバールに、連続的に調節することができ、必要ならば、装置は 自己圧力調節制御を有する。流体を正確な温度値にまで付加的に加温し調節する ことができる。それによって、流れる流体の温度を検出し、分析することが可能 である。流体の瞬間圧力、流体の温度、単位時間当りの流量又は装置内のバッグ 内の医療物質のそれら を装置の外側で表示することができる。容器内にある物質の陰暗(cloudiness)を チェックし表示することも考えられる。本発明にかかる装置によると、圧力を直 接かけることによって空の弾性容器を圧搾すること、および/又は、装置半部内 に配されたシート膜を介して直接又は間接的に同容器を加熱することが可能であ る。このシートは、装置半部内で活動する流体圧力をシート間に懸吊された容器 に直接伝達する。 この装置には複数の室を備えることもできる。たとえば複数の弾性容器を、こ の装置において同時に加熱処理し圧搾により空にすることができる。それによっ て、異なる圧力と温度が異なるハウジング半部に存在するようにすることができ る。個々の弾性容器毎に空にする速度を異ならせることが可能であり、従来技術 で公知である、粘着性が異なることによる空にする際に発生する問題点は、この 発明における弾性容器の取り扱いによりもはや発生しない。 更に、容器内に保存された物質の全てを、得られる流体圧力によって完全に空 にできるので、該全ての物質を利用することができる。 その他の利点は説明および添付図面から導き出すことができる。上述した特徴 および以下に更に説明する本発明の特徴は個別に或いは任意に組み合わせて集合 的に利用することができる。記載された実施例は網羅された列挙と見なされるべ きものではなく、むしろ例示的特徴を有するにすぎないと見なされるべき ものである。本発明を図面に示し、実施例を参照して更に詳細に説明する。 図1は、本発明にかかる医療用融解装置の一部断面の且つ第2のハウジング半 部が開いた状態の平面図である。 図2は、ハウジング半部が閉じた状態のII-II線矢視図である。 図2aは、流動要素およびヒータを有する実施例の断面を示す。 図3は、本発明にかかる装置の別の実施例のハウジング半部が部分的に開いた 状態を示す斜視図であり、本発明にかかるシートは明瞭にするために示されてい ない。 図面の個々の図は本発明の対象を非常に模式化して示すものであり、一定尺度 と解されるべきではない。個々の図の対象は、それらの構造がより明瞭に示され るように部分的に拡大して示している。 第1図は、ハウジング11を有する血漿融解手段10を示しており、該ハウジ ング11内には弾性バッグ12がすでに微圧を受けて配されている。該バッグ1 2は、調節手段13を呈し、該調節手段13に導管14が取り付けられ、前記バ ッグ12に保存されている物質は、該導管14を介して前記ハウジング11から 流出する。前記バッグ12は、常温だけでなくバッグに保存されている流体の保 存温度によっても変形し得る。 前記ハウジング11は、第1ハウジング半部15と第2ハウ ジング半部16とから成る。前記バッグ12は、該ハウジング半部15、16間 の空間17に安定保持されている。 接続点18、19は、ハウジング11の前板に設けられて図示されている。接 続点18は、第1ハウジング半部15の流体入口接続部として機能し、流体は接 続部19を介してハウジング半部15から流出する。加温、加圧された流体は、 第1接続管20および第2接続管21を介して第1ハウジング半部15から第2 ハウジング半部16へと流出し、第2接続管21を介して第2接続ハウジング半 部16から第1ハウジング半部15の中へ逆流し、その後接続点19を介してハ ウジング11から流出する。流出案内装置をハウジング半部15、16内に配し て、ハウジング11に流れる流体を、ハウジング半部15、16それぞれに均一 に分配されるようにしてもよい。ハウジング11に流入する流体は、短絡流が排 除されるように案内されることは明らかである。 個々のハウジング半部15、16が完全に閉じている第1図に示される実施例 では、ハウジング半部15、16には、バッグ12に向かう方向にシート膜が備 えられている。該シート2は、加熱され圧搾されるべきバッグ12が挿入され得 るエンボス部を呈することができる。シート22自身も、シート内に溶接された 、たとえば炭素材料や導電体のような導電性物質によって加熱され得る。 装置10においてバッグ12が加熱され空になるまで圧搾さ れた場合、クランプ23を導管14もしくはアダプタ手段13上に設けることが でき、これによりバッグ12に保存された流体生成物はバッグ12内に保持され 得る。バッグ12は、必要に応じて所定時間、加熱処理と加圧処理することがで きる。所望の生成物温度値がバッグ12において達成された場合、クランプ23 は電気的にもしくは手動で開くことができ、またハウジング半部15、16の流 体圧力に応じて、バッグ12に保存された生成物がバッグから圧搾し排出される 速度を速くしたリ遅くしたりすることができる。そのために、現在の流体圧力を ハウジング11の前面に表示することができ、またバッグ12に保存されている 物質の温度も表示することができる。更に、単位時間当りの流体流量および装置 内にある物質をディスプレイ24に表示することができる。クランプ23が開か れたとき、加熱され融解された生成物はバッグ12から矢印25の方向に流出し 得る。 第1ハウジング半部15から第2ハウジング半部16へ流出する流体の流れ方 向は、破線の矢印26で示されている。27は、たとえばバンドのような懸吊手 段を示し、該懸吊手段によって、バッグ12はハウジング半部15、16の間に 確実に固定される。シート22をハウジング半部15、16間に配した場合は、 これらのシート22はバッグ15を安定位置に保持するので、補助的な懸吊手段 27は必ずしも必要ではない。 図2は、II-II線断面図を示す。ハウジング半部15、16 は共に閉じている。該ハウジング半部は、シート22によってバッグ12の方向 に閉じられている。シート22はバッグ12の表面上に完全に着座している。バ ッグ12は、ハウジング半部15、16に補助的に取り付けられた懸吊手段27 によりハウジング半部15、16間に保持されている。加熱され加圧された流体 は、接続点18、19を介してハウジング半部15、16に導入される。たとえ ば、加熱、加圧された流体は、矢印31の方向に第1ハウジング半部15内に流 入する。第1領域32が第1ハウジング半部15の外壁およびシート22から分 離されており、加圧、加温された流体はシート膜22の全表面に対して作用する 。図に示された接続管20、21によって、接続点18を流れる流体が第2ハウ ジング半部16にも流入することができ、流体はそこから第1ハウジング半部1 5に逆流する。流体は、第2ハウジング半部16の外壁とシート22によって画 成された、第2ハウジング半部16内の第2領域33を通って流れる。ハウジン グ11にある流体は、接続点19を経て矢印34の方向に流出することができる 。ハウジング11から流出する流体は、再加熱のために循環され且つ接続点18 を経てもう一度ハウジング11に導入され得る。ハウジング半部15の接続点に 匹敵する接続点をハウジング半部16に設けるならば、流体は接続点18、19 を経て流入し、ハウジング半部16の接続点を経て流出することができる。 バッグ12がハウジング11に挿入され、加圧された流体が 領域32、33の両方にあるときは、バッグ内の物質は、導管14を経て矢印2 5の方向にバッグ12から圧出され得る。 図2aは、流体をハウジング半部15、16に導く接続点19’を1つだけ有 する実施例の断面を示す。ハウジング半部15、16は折りたためられた状態で 示されている。ハウジング半部15、16は圧力を漏らさない状態で結合されて いる。バッグ12は、バンド27を介してハウジング半部15、16の中に安定 保持されており、接続部が、導管14を経てハウジング半部15、16から延出 している。必要であれば、バッグ12に保存された液体は、導管14を経て矢印 25の方向に流出し得る。プロペラ100、101がハウジング半部15、16 内に配されており、ハウジング11に流入する流体が領域32、33に均一且つ 均等に分配されることを保証する。ハウジング11内の流体は、ヒータ105、 106を介して所定温度まで加熱され得る。流体は矢印34’の方向に領域32 、33へ導入され得る。領域32、33内の流体圧力は、必要に応じて、接続点 19’を介して増加もしくは減少し得る。 空気のようなガス状流体は、弾性バッグ12の回りを流れる。 プロペラ100、101は、領域32、33の流体を加速させ、流体は、ヒータ 105、106によって加熱される。圧力は、結合点19’を経て矢印34’の 方向に所望値まで増加もしくは減少される。この種の実施例は、領域32、33 間にシート膜を必要としない。シート膜が領域32、33間に必要としな い場合は、他の実施例の領域32、33同士を接続する接続管を除くことも可能 である。 図3は、弾性容器を加熱して空になるまで圧搾する医療用融解装置の別の実施 例を示す。図3の実施例によると、複数の容器を同時に扱うことができる。40 は、ハウジング半部41、42、43からなる医療用融解装置を示す。該ハウジ ング半部は蝶番44、45、46、47によって回動可能に相互に接続されてい る。医療用融解装置40は、モジュール方式であり、蝶番は、複数のハウジング 半部を互いに連結し得る。電気ケーブルを、あるハウジング半部から別のハウジ ング半部へと蝶番44、45、46、47を介して導くこともできる。これは、 温度や液体圧が個々のハウジング半部41、42、43毎に測定され、調整され 、制御される場合に必要である。 ハウジング半部41、42、43は、矢印48、49、50、51の方向に相 互に相対回動可能である。図は、部分的に開かれた状態のハウジング半部を示し ている。ハウジング半部41、42、43は、完全に折りたたんだり閉じたりす ることができる。 医療用融解装置40に挿入された弾性容器に作用する、医療用融解装置40内 の加熱可能な加圧流体は、接続点52によって矢印の方向に医療用融解装置40 内に導入される。該流体は、接続点53を介して装置40から流出することがで きる。接続点54、55がハウジング半部43の外側部に同様に設けられ ており、これによって、ハウジング半部41を流れる流体とは異なる温度と圧力 を有する流体がハウジング部43に対し流入したり流出したりすることができる 。 取り扱われるべき容器を挿入すべき空間は、ハウジング半部41、42内に矢 印56、57で示されている。ハウジング半部42は、バッグ58が挿入され得 る自由空間を両側に呈している。バッグ58は、バンド59によってハウジング 半部42に保持され、導管60がバッグ58に連結され、バッグ58に保存され た流体は、該導管60によりバッグ58から流出し得る。 バッグ58が医療用融解装置40および折りたたまれた、たとえば閉じたハウ ジング半部の中に挿入されるときは、挿入されたバッグ58はクランプで締めら れ、ハウジング半部間に保持される。加圧、加熱された流体は、接続点52、5 4を介して医療用融解装置40に流入し得、加圧流体は、接続管61、62、6 3、64を介して、図示されているハウジング半部内に完全に且つ均一に分配さ れる。中間壁65が、ハウジング半部42内に設けられ、接続管52、54を介 して流れる流体を分離する。該中間壁65は圧力が安定し得るように形成されて いる。ハウジング半部43内の空間は66で示され、ハウジング半部42、43 が折りたたまれたときは、バッグ58は該空間66の中に突入する。ハウジング 半部は圧力が漏れないように合体することができるので、加圧流体が装置の割れ 目からむ やみに流出することはない。流体はバッグ58に直接作用する。 ディスプレイ67が装置40の外側に示されており、これによってすべての必 要な装置作動データを表示し制御することができる。68、69は調整ノブおよ び制御ノブを示し、これらにより装置をオン、オフすることができる。該調整ノ ブと制御ノブは接続点52、54を介して流入する流体の加熱温度を制御し調整 し、流入する流体52、54の圧力は、この調整、制御ノブを介して設定するこ とができる。流体は装置40の外側および/又は内側で加熱することができる。 流体圧力も医療用融解装置の内側および外側で増加させることができる。 図に示された医療用融解装置は、たとえば輸液スタンドに取り付け得るような 手段を呈する。 ハウジング半部15、16から成る折りたたまれ、閉じられ得る医療用融解装 置において、ハウジング半部15、16に保持されたバッグ12は加熱し、圧力 をかけることができる。バッグ12は、たとえばバッグ内で保存された凍結生成 物が融解され得、融解が生じると直ちにバッグ12とハウジング11から同時に 圧搾され得るように、医療用融解装置10内で熱処理を受ける。更に、加圧、加 熱された流体は接続点18を介してハウジング11に流入し、接続点19を介し て装置から流出することができる。加圧流体は、ハウジング11内のバッグ12 に保存されている物質を加熱し、バッグ12からおよびハウジング11から流体 物質を圧搾させる。 請求の範囲 1.弾性容器に保存された、医療用生成物、特に血漿、輸液剤、輸血剤等を融解 し、内部に前記容器(12;58)が配されるハウジング(11)から成る医療 用融解装置であって、前記容器内(12;58)に保存された生成物に、前記容 器(12;58)内に保存された生成物の液状部分が圧出されるように、流体に よる加圧処理を施すことができ、且つ合体可能な第1ハウジング半部(15)と 第2ハウジング半部(16)とを備え、前記容器(12;58)は該ハウジング 半部(15、16)によって囲まれた空間(17)内に配されている医療用融解 装置において、前記容器(12;58)に保存された生成物が流体による加熱処 理を受け、ハウジング半部(15、16;41、42、43)にはこれをシール するシート(22)が配され、該ハウジング半部(15、16;41、42、4 3)は該シート(22)の背後を流れる流体によって動くことができ、ハウジン グ半部(15、16:41、42、43)が合体したときハウジング半部(15 、16;41、42、43)のシート(22)間に容器(12;58)を受容す る空間(17;66)が形成され、もって、シート(22)が容器(12;58 )に緊密に着座し、容器(12;58)は流れる流体によって間接的に取り囲ま れ、もって流体が圧力媒体として且つ熱担体として同時に利用され、且つ接続点 (18、19;52、53、5 4、55)が流体を導くためにハウジング半部(15、16;41、42、43 )上に設けられている医療用融解装置。 2.前記シート(22)が加熱されることができることを特徴とする請求の範囲 第1項記載の装置。 3.導管(14;60)を前記容器(12;58;75)に連結することができ 、該導管(14;60)によって、生成物が前記ハウジング(11)から流出す ることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載の装置。 4.流体が前記ハウジング半部(15、16;41、42、43;72)内に配 することができる加熱および/又は運搬手段を介して加温され又は汲み出され得 ることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の装置。 5.閉塞可能なクランプ(23)が調節手段(13)の近傍に設けられることを 特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の装置。 6.熱交換器(76)が前記ハウジング(11)に設けられ、容器から流出する 生成物を加熱することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記 載の装置。 7.前記熱交換器(76)が熱伝導の良い材料から製造されることを特徴とする 請求の範囲第6項記載の装置。 8.前記流体の循環がポンプおよび/又はプロペラによって行われ、該ポンプお よび/又はプロペラを、前記ハウジング(11)の内又はその外側に配すること ができることを特徴とする請求 の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記載の装置。 9.複数の容器(12;58)を前記装置(10;40)によって同時に取り扱 うことができ、容器(12;58)導管系を、本装置の外側で相互に接続するこ とができることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載の装 置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュティーラー アクセル ドイツ連邦共和国、デー―70839 ガーリ ンゲン、フリッツ―フォン―グレーベニッ ツ シュトラーセ 14 (72)発明者 ヴェーゲ イェンス−ペーター ドイツ連邦共和国、デー―70199 シュト ゥットガルト、ハーンシュトラーセ 29

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.弾性の容器(12;58;75)に保存された、たとえば輸液剤、洗浄用の 溶液、輸血剤、凍結血漿等のような材料を取り扱う装置であって、内部に前記容 器(12;58;75)が配されるハウジング(11)を有し、前記容器(12 ;58;75)内に保存された生成物が流体を介して加熱処理および加圧処理を 受けることができる装置において、前記加圧される容器(12;58;75)が 前記流体を介して、空になるまで圧搾されることを特徴とする装置。 2.導管(14;60)を前記容器(12;58;75)に連結することができ 、該導管(14;60)によって、生成物が前記ハウジング(11)又はハウジ ング半部(15、16;41、42、43;72)から流出することを特徴とす る請求の範囲第1項記載の装置。 3.合体可能な第1ハウジング半部(15)と第2ハウジング半部(16)とを 備え、前記容器(12)は、該ハウジング半部(15、16)に囲まれた空間( 17)内に配されていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載の装 置。 4.前記流体を導く接続点(18、19;52、53、54、55)が前記ハウ ジング半部(15、16:41、43)に設けられていることを特徴とする請求 の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の装置。 5.前記流体が前記ハウジング半部(15、16;41、42、43;72)内 に配することができる加熱および/又は運搬手段を介して加温され又は汲み出さ れ得ることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の装置。 6.前記ハウジング半部(15、16;41、42、43)を閉塞する可動シー ト(22)が前記ハウジング半部(15、16:41、42、43)上に配され 、且つ前記ハウジング半部(15、16;41、42、43)が合体したときに 、前記容器(12;58)を受容する空間(17;66)が前記ハウジング半部 (15、16:41、42、43)の前記シート(22)間に形成され得ること を特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の装置。 7.前記シート(22)が加熱可能であるを特徴とする請求の範囲第6項記載の 装置。 8.閉塞可能なクランプ(23)が調節手段(13)の近傍に設けられることを 特徴とする請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記載の装置。 9.熱交換器(76)が前記ハウジング(11;72)に設けられ、容器から流 出する生成物を加熱することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項のいずれ かに記載の装置。 10.前記熱交換器(76)が熱伝導の良い材料から製造されることを特徴とする 請求の範囲第9項記載の装置。 11.前記容器(12;58;75)が、導管(14;60)と、 完全なおよび/又は部分的な圧力保護ジャケットと、薄壁の熱伝達膜とを備える ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第10項のいずれかに記載の装置。 12.ハウジング半部(15、16;41、42、43;72)はそれぞれについ て圧力密閉されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第11項のいずれ かに記載の装置。 13.前記流体の循環がポンプおよび/又はプロペラによって行われ、該ポンプお よび/又はプロペラを、前記ハウジング(11)の内又はその外側に配すること ができることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第12項のいずれかに記載の装 置。 14.複数の容器(12;58;75)を前記装置(10:40)によって同時に 取り扱うことができ、容器(12;58;75)導管系を、本装置の外側で相互 に接続することができることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第13項のいず れかに記載の装置。 15.1つ又はそれ以上の接着剤容器また1つ又はそれ以上の化学物質で満たされ た容器を取り扱うための請求の範囲第1項乃至第5項に記載の装置の使用。
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