JPH08500499A - 注射器 - Google Patents

注射器

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JPH08500499A
JPH08500499A JP6506172A JP50617294A JPH08500499A JP H08500499 A JPH08500499 A JP H08500499A JP 6506172 A JP6506172 A JP 6506172A JP 50617294 A JP50617294 A JP 50617294A JP H08500499 A JPH08500499 A JP H08500499A
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piston
rod
needle
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JP6506172A
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Inventor
ゲラン ヘルディン,ニルス
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ディレ サフェ アクティエ ボラーグ
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/50Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
    • A61M5/5066Means for preventing re-use by disconnection of piston and piston-rod

Abstract

(57)【要約】 この発明は容器(2)に対し往復移動するよう取り付けられたロッド(5)を有する注射器(1)に関するもので、ロッドの一端は針(3)からなるか、または針と相互作用することができる。注射器はピストン(4)およびピストンをロッドに連結および離脱するカップリング手段(6)を有する。カップリング手段はピストンがロッドによって針に近い位置から針から離れる位置に引き出されるとき、連結状態をとり、ピストンがロッドによって針に向かって押されるとき、離脱状態になる。カップリング手段は針に近いロッドの部分に配置された支持および/またはスライド面(5k’、5k)と、ピストンの対向する支持および/またはスライド面(4k’、4k)とからなる。ピストンに設けられた針(3)に近い位置の第1支持および/またはスライド面(4k’)はロッド(5)が針(3)に向かって移動するとき、ピストン(4)が容器の中心線のまわりを回転するよう傾斜する(c)。

Description

【発明の詳細な説明】 注射器技術分野 この発明は、注射器に関するものであり、特に、容器に往復運動可能に嵌め込 まれ、一端が針からなるか、またはそれと相互作用するロッド、ロッドと相互作 用することができるピストン、およびピストンをロッドに連結および離脱するカ ップリング手段を有する種類の1回使用するだけの注射器、すなわち、いわゆる 使い捨て注射器に関するものである。 この発明は、容器に液体を針から充填し、液体を針から分配することができ、 その後、容器に液体を充填することができない種類の注射器を提供するものであ る。 この発明は、ピストンをロッドに連結および離脱するカップリング手段がピス トンをロッドによって針に近い位置から前記針から離れる位置に引き出す移動路 をもって作用連結状態をとり、ピストンがロッドによって適宜の短い移動路をも って針に向かう方向に押されるとき、離脱状態になり、前記カップリング手段は 針付近に配置されたロッドの部分に設けられ、ロッドおよびピストンの連結状態 でピストンの対向する支持および/またはスライド面と相互作用する支持および /またはスライド面からなる種類の注射器に関するものである。背景技術 1回だけ使用することができる注射器を意味する前述した種類の使い捨て注射 器は、その機能の特性によって多数の機能のカテゴリに分類することができる。 第1注射器カテゴリの例は、国際特許出願PCT/SE88/00634号、 国際公開第WO89/04677号に示されている注射器である。この注射器の 場合、ロッドを容器およびピストンに対しねじることができ、ロッドがねじられ たとき、カップリング手段を連結状態および非連結状態に移動させることができ る。したがって、このタイプの注射器では、ロッドが容器に対しねじられると同 時に、ピストンはねじるか、または回転させることができないようにする必要が ある。 このカテゴリの注射器では、ピストンがロッドとともにねじられないようにす ることを保証する手段を設けることが重要である。 第2注射器カテゴリでは、ロッドまたはロッドユニットがピストンまたはピス トンユニットを送り、ねじりを伴わず、容器内で後方および前方に移動し、ピス トンユニットの外面および容器の内面は互いに相互作用し、ピストンを最も下方 の位置でロックする手段を有する。これらの従来の注射器組立体の例がUS‐A 4,391,272号明細書、US‐A 4,775,364号明細書、国際 公開第WO88/02640号のPCT/GB87/00728号明細書、GB ‐A 2,197,792号明細書、およびFA‐A 2,613,628号明 細書に記載されている。 第3カテゴリの使い捨て注射器は、ねじりを伴わず、容器内で前方および後方 に移動するロッドユニット、および個別の連結部分によってロッドユニットに締 め付けられるピストンユニットを有する。 この連結部分は、ロッド部分にロッド、ピストンおよび容器の中心線のまわり に回転可能に取り付けられ、ピストンユニット上の溝によって異なる回転位置に 案内することができる。 このタイプの注射器の例が、NO‐A 163,263号明細書に記載されて いる。発明の開示 技術的課題 前述した公知の技術を検討し、標準的再使用注射器の製造コストに匹敵するコ ストで、大量生産するに適した使い捨て注射器を構成するようなされてきた努力 を考慮したとき、技術的課題は、ピストンを容器内で回転させることができる条 件を提供するだけで、ピストンをロッドに連結および離脱するカップリング手段 を望ましい連結、および望ましい離脱状態または位置に移動させることができる ようにすることにある。 他の技術的課題は、ロッドをねじらず、容器内のロッドを針に向かって直線移 動させ、これによってピストンの望ましい回転を生じさせ、半回転よりも小さい 回転などの制限された回転運動のとき、ピストンユニットがロッドユニットとの 相互作用を終了する条件を提供することの重要性を認識することにある。 他の技術的課題は、ピストンユニットおよび/またはロッドユニットの支持お よび/またはスライド面を適合させ、前記面を適宜の角度をもって傾斜させるこ との重要性を認識することにある。 他の技術的課題は、対向支持および/またはスライド面の形状を適合させ、前 記面を望ましい大きさの摩擦、および/または鋳型内で適宜製造することができ る形式に適合させる重要性を認識することにある。 他の技術的課題は、ピストンが針に向かって移動し、容器内に含まれる液体が 注入されるとき、ピストンか容器の湿った内面に対する決定された摩擦力を生じ させるよう構成された注射器によって得られる利点を認識し、適宜の角度値を選 定し、容易に決定することができる摩擦条件を考慮することの重要性を認識する ことにある。 技術的課題は、針に近いピストンに設けられた第1支持および/またはスライ ド面を適宜の角度をもって傾斜させ、ロッドが針に向かって移動するとき、ピス トンが容器の中心線のまわりにねじられ、短い移動路に沿ったロッドの移動に応 答し、前記カップリング手段を連結状態から非連結状態にすることができる重要 性を認識することにあることは明らかである。 技術的課題は、前記面を傾斜させ、ピストンが容器内のロッドの最大移動路の 半分よりも小さい選定された最初の移動路をもって互いに相互作用する面によっ て回転するとき、ピストンの第1支持および/またはスライド面がロッドの第1 支持および/またはスライド面から前記カップリング手段の相互作用する面が離 脱される位置まで距離を置いて配置されるようにすることの重要性を認識するこ とにあるのも明らかである。 技術的課題は、ピストンおよびロッドを互いに離脱される位置にロッドの最大 移動路の1/4よりも小さい距離をもって変位させ、望ましい作用が提供される ようにすることの重要性を認識することにあるのも明らかである。 他の技術的課題は、ロッドの第1支持および/またはスライド面の形状を選定 し、前記面がピストンの第1支持および/またはスライド面と選択的に相互作用 し、前記接触面は平坦面、直線面または点状(punctiform)面であってもよく、 少なくとも2つの後者の面が連続する湾曲スライド面に対しスライドするように することの重要性を認識することにある。 他の技術的課題は、ピストンおよび/またはロッドの第1支持および/または スライド面を適合する角度をもってピストンまたはロッドの中心線に対し傾斜さ せることの重要性を認識することにある。 他の技術的課題は、針から遠いピストンに設けられた第2支持および/または スライド面を角度をもって傾斜させ、ロッドが針から離れるよう移動するとき、 ピストンがロッドの第2支持および/またはスライド面に作用する力を受け、ピ ストンを容器の中心線のまわりに回転させ、前記第2支持および/またはスライ ド面が対応する第2支持および/またはスライド面を互いに相互作用、または互 いに係合する位置に保つようにすることの重要性を認識することにある。 他の技術的課題は、ロッドの第2支持および/またはスライド面の形状をピス トンの第2支持および/またはスライド面に適合させることの重要性を認識する ことにある。 前述した事情を考慮したとき、技術的課題は、望ましい積極的吸引作用だけで はなく、使い捨て注射器の残りのものに対する積極的作用も保証する角度値を選 定することができるようにすることにあるのも明らかである。解決 1つまたはそれ以上の前述した技術的課題を解決するため、この発明は、容器 に対し往復移動することができ、一端が針からなるか、または針と相互作用する ロッドを含み、ロッドと相互作用するピストン、およびロッドをピストンに連結 および離脱するカップリング手段を含む種類の注射器から出発した。 ピストンをロッドに連結および離脱するカップリング手段は、ピストンがロッ ドによって針に近い位置から針から離れる位置に引き出されるとき、互いに係合 し、ピストンが最初にロッドによって短い移動路をもって針に向かう方向に押し 込まれるとき、非連結状態になり、前記カップリング手段は針に近いロッドの部 分の支持および/またはスライド面と、ピストンの対応する対向支持および/ま たはスライド面とからなり、前記面は前記カップリング手段の連結状態で互いに 相互作用する。 この発明によれば、針に近接するよう配置されたピストンの第1支持および/ またはスライド面が傾斜し、ロッドが最初に針に向かって移動するとき、ピスト ンが容器の中心線のまわりを回転する。 この発明の範囲内の好ましい実施例によれば、傾斜面によってピストンが回転 する範囲が選定され、容器内のロッドの最大移動路の半分よりも小さい短い移動 路をもって前記ロッドが移動するとき、および移動した後、ピストンの第1支持 および/またはスライド面がロッドの対応する第1支持および/またはスライド 面から離れ、前記カップリング手段が非連結状態になる。 前記面が傾斜する角度が選定され、ロッドを吸引作用が得られるよう移動させ る距離を容器内のロッドが移動する最大距離の1/4よりも小さく選定すること ができるようにすることが好ましい。 実施例によれば、ロッドの第1支持および/またはスライド面はピストンの対 応する第1支持および/またはスライド面に対する平行、直線または点状相互作 用を生じさせる形状のものであってもよい。 ピストンおよび/またはロッドの第1支持および/またはスライド面がピスト ンまたはロッドの中心線に対し85゜と20゜間の角度をなすことが好ましい。 この発明によって得られる利点は、簡単なロッドアタッチメントおよびロッド ガイドを上側容器部分内に設け、ロッドを周知の方法で直線状に形成することが でき、ねじらず、容器内で上方および下方に移動させることができるということ である。 さらに、針から遠いピストンの部分の第2支持および/またはスライド面が傾 斜し、ロッドが針から離れるよう移動するとき、ロッドの第2支持および/また はスライド面により、ピストンが容器の中心線のまわりを回転する力を受け、後 者の面がピストンおよびその対応する第2支持および/またはスライド面を相互 作用、または互いに係合する位置に保つ。 実施例によれば、ロッドの第2支持および/またはスライド面はピストンの対 応する第2支持および/またはスライド面に対する平行、直線または点状相互作 用を生じさせる形状である。利点 この発明の使い捨て注射器の利点は、前述したカップリング手段はピストンが ロッドによって針に近い位置から離れる位置に引き出されるとき、連結状態に保 たれ、ピストンが最初にロッドによって針に向かって押し込まれるとき、非連結 状態になるということ、および容器内で短い移動路をもって軸方向移動するとき 、ピストンおよびロッドと相互作用する第1支持および/またはスライド面がピ ストンを回転させ、前記カップリング手段が非連結位置になり、これがピストン の中心線または容器の中心線に対する第1支持および/またはスライド面の勾配 を選定するだけで達成されるということである。 この発明の使い捨て注射器の主な特徴が請求の範囲第1項の特徴部分に記載さ れている。図面の簡単な説明 この発明の実施例が添付図面を参照して後述され、ここで、 図1はロッドの下側部分、その支持および/またはスライド面、ピストン、お よびその支持および/またはスライド面の斜視図であり、互いに離れ、互いに離 脱された位置にある前記面を示し、 図2はピストンの平坦支持および/またはスライド面に係合するロッドの平坦 支持および/またはスライド面を示す側面図であり、示されている角度値はピス トンおよびロッドの中心線に対するものであり、 図3〜図5はロッドの支持および/またはスライド面の他の形状の側面図であ り、 図6はピストンおよびロッドの支持および/またはスライド面間の直線相互作 用面を示し、そして、 図7はピストンおよびロッドの支持および/またはスライド面間の点状相互作 用面を示す。この発明を実施する様式 この発明の注射器は、国際特許出願PCT/SE92/00258号に示され る使い捨て注射器を展開したものであるということができ、その明細書に注射器 の種々の要素およびそれらが相互作用する状態が記載されている。 簡略化するため、前記国際特許出願に使用されているものと同一の参照符号を 同一の要素に使用する。 したがって、この発明は、容器2(図示せず)に対し往復移動することができ るロッド5からなる注射器1に基づくものである。ロッド5の一端、下端は注射 器3(図示せず)からなるか、または前記注射器と相互作用することができ、ピ ストン4がロッドに相互作用し、カップリング手段6はピストンをロッドに連結 および離脱するためのものである。 図2〜図7に示されているように、カップリング手段6の対向面はピストンが ロッドによって針3に近い位置からピストンが針から離れる位置まで引き出され るとき、互いに係合し、ピストン4がロッドによって針3に向かって押し込まれ るとき、離脱する。最初の移動の場合、部分5a’は図面に示されている位置よ りも右側に配置される。 図1は注射器の内容物の注入が完了したとき、ピストンがその最も下方の位置 に配置され、ロッドはわずかに上方に引き出され、ピストンと相互作用しない注 射器の作用状態を示す。 カップリング手段6は針に近いロッドの部分5a’に設けられた支持および/ またはスライド面と、ピストンの相互作用、対向および対応する支持および/ま たはスライド面からなる。 図2はこの発明の重要な特徴を示し、ピストン4に設けられ、針3に近接する 第1支持および/またはスライド面4k’が傾斜しており、ロッド5が針3に向 かって移動するとき、ピストン4は容器、ロッドまたはピストンの中心線5’の まわりを回転する。 ロッド5の軸方向移動に応答するピストン4の回転運動は、支持および/また はスライド面4k’が傾斜する角度範囲によって決定されることは当然である。 この発明によれば、前記面の勾配が選定され、ピストンの第1支持および/また はスライド面がロッドの対応する第1支持および/またはスライド面から離れる よう容器3内のロッドの最大移動路の半分よりも短い選定された移動路をもって 移動し、カップリング手段を互いに離脱させる。これは図2の破線で示されてい る。 前述した移動路はロッドの最大移動路の1/4よりも短い距離、たとえば10 mmよりも短い移動路、普通は5〜7mmよりもいくらか短い移動路に対応し、 吸引作用が得られるよう選定されていることが好ましい。 図2に示されているように、ロッドの第1支持および/またはスライド面5k ’は、ピストンの対応する第1支持および/またはスライド面4k’と平行をな すよう形成される。 スライド面4kおよび/または4k’を湾曲させてもよいが、曲面は連続のも のであることが好ましい。 ピストンおよび/またはロッドの第1支持および/またはスライド面がピスト ンの中心線またはロッドの中心線5’に対し85゜と20゜間の角度“c”をな すことが好ましい。 この角度値は実際の作用を得ることができる範囲内にあり、低い値のとき、長 い吸引路が得られる。 面を必要なスライド作用に適する角度をもって傾斜させてもよい。 適宜の角度値は80゜と45゜間であり、70゜と65゜間であることが好ま しい。 図1はおよそ80゜の角度値を示し、図2〜図5はおよそ70゜の角度値を示 す。 ロッド5は直線状のもので、ねじらず、容器3内で直線往復移動させるための ものである。 針3から遠いピストンに配置された第2支持および/またはスライド面4kが 傾斜しており、ロッド5が針から離れるよう移動するとき、ロッドの第2支持お よび/またはスライド面5kと相互作用し、ピストンが容器の中心線のまわりを 回転する力を受け、ロッドの第2支持および/またはスライド面5kが対応する 第2支持および/またはスライド面4kを互いに相互作用、または互いに係合す る位置に保つ。 図2の実施例の場合、ロッドの第2支持および/またはスライド面5kはピス トンの対応する第2支持および/またはスライド面4kと平行である。 角度“c”および溝の長さをロッドの望ましい最大吸引長さに従って選定する ことができ、最大移動路はカップリング手段の完全に相互作用、または完全に係 合する位置と保証された離脱位置間であることが好ましい。 角度“c”については、ロッド5が針3から離れるよう移動するとき、位置4 k”で示されているように、ピストンが完全に相互作用する位置に回転するよう 選定すべきである。 図面の実施例では、角度値“c”及び“c’”は同一であるが、これらの角度 は互いに異なってもよい。 これに関連し、ピストン4が針3に向かって移動するとき、ピストンの周面が 容器の濡れた内面に沿ってスライドし、ピストンの移動のとき、決定された摩擦 状態が生じ、角度“c”の値が選定されたとき、これらの状態が認められる。 ピストンを針3から離れるよう移動させるとき、ピストンは乾燥した面に沿っ てスライドし、摩擦条件を決定することは困難である。角度“c”の値を選定す るとき、この事情を考慮すべきである。 図3はロッドの支持および/またはスライド面5k’がピストンの平坦または 角度のある第1支持および/またはスライド面4k’との直線または点状接触面 を提供する実施例を示す。 ロッドの第2支持および/またはスライド面5kは平坦であり、平坦または直 線接触面に対しピストンの第2支持および/またはスライド面4kに対向して相 互作用することができる。 図4はロッド5の支持および/またはスライド面がピストン4の支持および/ またはスライド面の形状に対応する直線または点状接触面5k’および5kを提 供する実施例を示す。 図5の実施例は、平坦第1支持および/またはスライド面5k’および直線第 2支持および/またはスライド面5kを有する。 図6の実施例の場合、ピストン4の第1および第2支持および/またはスライ ド面4k’および4kは平坦であり、平行であり、図7の実施例では、面4k’ および4kは平坦であり、内方に収れんする(外方に収れんさせてもよい)。 理解されるように、図2〜図5のものを図6および図7のものと組み合わせる こともこの発明の範囲内である。 選定された角度“c”により、小さい角度値の場合、ピストンは長さ方向に移 動しないか、または長さ方向にわずかに移動するだけで回転することができ、大 きい角度値の場合、ピストンは長さ方向に移動しながら回転する。 この発明は、容器内のロッドの移動を強制的に案内し、ロッドが容器に対し回 転せず、ねじられないようにし、ロッドが移動するか、静止しているかに関係な く、カップリング手段6の許容されない係合および離脱状態を生じさせるもので ある。 ガイド手段を針3から離れた容器の移動部分内に取り付けてもよい。 この発明は前述した実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に記載され ているこの発明の範囲内で変形を加えることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.容器(2)に対し往復移動することができ、一端が針(3)からなるか、ま たは針と相互作用することができるロッド(5)を有し、さらに、前記ロッドと 相互作用するピストン(4)、および前記ピストンを前記ロッドに連結および離 脱するカップリング手段(6)を有し、前記カップリング手段は前記ピストンが 前記ロッドによって前記針に近い位置から前記針から離れる位置に引き出される とき、連結状態をとり、前記ピストンが前記ロッドによって前記針に向かって押 し込まれるとき、離脱状態になり、前記カップリング手段は前記針に近い前記ロ ッドの部分の支持および/またはスライド面(5k’、5k)と、前記ピストン の対向および相互作用する支持および/またはスライド面(4k’、4k)とか らなる注射器(1)において、前記針(3)に近接する前記ピストンに配置され た第1支持および/またはスライド面(4k’)は前記ロッド(5)が前記針( 3)に向かって移動するとき、前記ピストン(4)を容器の中心線のまわりに回 転させることができるよう傾斜(c)していることを特徴とする注射器。 2.傾斜角度(c)は前記ロッドが前記針に向かって移動するとき、および前記 容器内のロッドの最大移動路の1/2よりも小さい短い移動路をもって移動した 後、前記ピストンが回転し、前記ピストンの第1支持および/またはスライド面 (4k)を対応する第1支持および/またはスライド面(5k’)から離脱させ 、前記カップリング手段(6)を離脱状態にするよう選定されていることを特徴 とする請求項1に記載の注射器。 3.前記短い移動路は前記ロッドの最大移動路の1/4よりも小さいことを特徴 とする請求項2に記載の注射器。 4.前記ロッド(5)の第1支持および/またはスライド面5k’は前記ピスト ンの対応する第1支持および/またはスライド面4k’に対し平行、直線または 点状相互作用するよう構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2また は請求項3に記載の注射器。 5.前記ピストンおよび/または前記ロッドの第1支持および/またはスライド 面(4k’、5k’)が前記ピストンまたはロッドの中心線に対し85゜と20 ゜間の角度をなすようにしたことを特徴とする請求項1に記載の注射器。 6.前記ロッドは直線状であり、ねじられず、前記容器内で直線移動するよう取 り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の注射器。 7.前記注射器から遠い位置の前記ピストンの第2支持および/またはスライド 面(4k)は前記ロッドが前記針(3)から離れるよう移動するとき、前記ピス トンの対応する第2支持および/またはスライド面(4k)を互いに相互作用、 または互いに係合する位置に保つ前記ロッドの第2支持および/またはスライド 面が前記ピストンに容器の中心線のまわりを回転する力を受けさせることを特徴 とする請求項1に記載の注射器。 8.前記ロッドの第2支持および/またはスライド面が前記ピストンの対応する 第2支持および/またはスライド面に対し平行、直線または点状相互作用するよ う構成されていることを特徴とする請求項7に記載の注射器。
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