JPH08500489A - 予備発芽種子 - Google Patents

予備発芽種子

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Abstract

(57)【要約】 乾燥耐性突出幼根を有する予備発芽種子、その製造法およびそのような種子から製造される植物。

Description

【発明の詳細な説明】 予備発芽種子 本発明は乾燥耐性突出幼根(desiccation tolerant emerged radicles)を有 する予備発芽(pregerminated)種子、そのような種子を得る方法およびそれ由 来の植物に関する。背景 多種の植物で、畑で一貫して高く再現可能な発芽率となる予備発芽種子を産生 する幾つかの試みがなされている。しかしながら、このような試みは、とりわけ このような種子の保存寿命が一般的に限定された期間であるかまたは特殊な保存 設備の使用を必要とするため、不十分でることが証明されている。更に、予備発 芽種子は、特に種蒔き条件下での種子の脱水の問題のため、常套の種蒔きの方法 や機器で種蒔きができるとはこれまで考えられていなかった。 EP202879B1は、種子の生存率の損失なしに幼根の発育が停止する水 分含量を有する突出幼根を有することに基づいて選択された高生存率種子ロット の取得について記載している。その中には、幼根の乾燥耐性誘導が有利であり、 特殊な保存条件を必要とすることなく環境温度に長期間保存することが可能な発 芽種子を含む生産物を導くことができるという示唆はない。EP202879B 1の記載に従って得られる高生存率種子ロットは、その明細書中の幾つかの箇所 に示されているように、そして本発明の教示により得られる乾燥耐性予備発芽種 子とEP202879B1に記載の条件に従って得られる予備発芽種子との本質 的な違いを明らかにしている後記実施例で支持されるように、乾燥耐性ではない 。 種子または苗木に対する乾燥負荷の効果については、多くの報告が科学文献上 でなされている。このような報告の一つは乾燥耐性は、シュークロースのような ジサッカライドの存在および/またはオリゴサッカライドのような他の植物糖の 存在によるものであり得ると報告している。しかしながら、このような種子の乾 燥耐性は種子殻から幼根が発芽する際に失われることが観察されており、この発 芽の重大な段階において幼根に乾燥耐性を誘導する能力は現在まで実行できると は思われていない[コスター・ケー・エルおよびレオポルド・エー・シー、Plan t Physiol.、88:829−832(1988)]。 他の研究者等は、成熟ブラシカ・カンペストリス(Brassica campestris)種 子が種子発育の間に乾燥耐性を獲得することを報告し、これは上昇した濃度のシ ュークロース含量に付随することが観察されている。しかしながら、発芽した種 子の突出幼根に乾燥耐性を誘導する試みは、記載も示唆もされていない[レプリ ンス・オーら、Plant,Cell,and Environment、13:539−546(1990 )]。 本技術は、一般的に、発芽種子の乾燥耐性の損失を教示する。本発明により、 乾燥耐性が突出幼根を有する種子に誘導できることが驚くべきことに発見された 。更に、乾燥耐性突出幼根を含む種子は、予備発芽種子のためのカプセル化ゲル の適用等のような種蒔き法の改善の使用なしに種蒔きが可能であることが発見さ れた。驚くべきことに、本明細書に記載の乾燥耐性突出幼根を含む種子は、種子 の生存率に実質的に有害な作用がなく、既知の非発芽種子種蒔き法および機器を 使用して、種蒔き可能である。 幼根が発根している種子の種蒔きの利点は、一度種蒔きしてからの早い発芽を 含み、種子供給者が種蒔きした種子のバッチ当たりの高種子生存率を確信できれ ば、どのくらいの種子が種蒔きに必要かのより信頼できる見積もりおよび従って より能率的な成育法を提供する。 予備発芽種子に乾燥耐性を誘導する一つの利益は、このような種子を水分含量 が非発芽種子のものに近付くまでドライ・バック(dry back)できることである 。従って、乾燥耐性突出幼根を含む処理した種子は環境温度で、即ち、冷蔵設備 等のような特殊な保存設備の使用を必要とせず、長期間保存できる。 更なる利点は、更にドライ・バックしていない乾燥耐性突出幼根は、裸のまま 種蒔きでき、即ちカプセル化ゲル等の使用を必要とせず、既知の種蒔き法および 機器を使用する。 本発明の目的は、裸のまま、またはペレット化種子の形で、畑に種蒔きするの に好適な乾燥耐性突出幼根を含む発芽種子を、商業的量で提供することである。 他の目的は、長期貯蔵寿命を有し、輸送および/または保存に特殊な条件を必 要としない乾燥耐性突出幼根を含む発芽種子を提供することである。 更なる目的は、乾燥耐性が少なくとも発芽種子の幼根の部分に加えられている 種子の処理法を提供することである。 本発明のこれらおよび他の目的および利点は以下の記載から明らかになるであ ろう。詳細な説明 本発明により、乾燥耐性突出幼根を含む予備発芽種子が提供される。 本発明の目的において、“予備発芽種子”および“発芽種子”の語は交換可能 に使用され、幼根および/または肺軸が種子殻または果皮から突出または出現し ている種子として定義する。突出または出現している幼根は、種に依存して内乳 (例えばシクラメン)によって囲まれ得、または囲まれない。幼根の長さは、発 芽種子を非発芽種子と分けることができる任意の長さであり得る。好ましくは、 幼根は最大種子の直径までの任意の長さであり得る。従って、種子が不均一な形 の場合、幼根の長さはほぼ種子の最も広い直径であることができる。種子被覆、 種蒔きおよび/または分離法のための最も好ましい長さは、種子の型に依存して 2.5mmまたはそれ以下である。好適な種子の型は少なくとも肺軸領域から原始 根を形成する能力を有するものを含む;好ましい種子型は、種子の根系の発育の 能力がないものを含む。本範躊の例は、ハンド・ブック・フォー・シードリング ・エバルエション(Handbook for Seedling Evaluation)、ジェー・ベッケンダ ムおよびアール・グロブ、ISTA、 スイス、チューリッヒ、1979、28 −29頁に列記されている型の全ての野菜および花の種、特に122−126頁 に例示してある型を含む。肺軸領域から根を形成できる型の種子は、また本発明 の範囲に含まれる。上記引用文献の122−126頁の種子の型は、典型的な種 子の根系を形成すると考えられないが、肺軸領域から根を形成することができる とそれにもかかわらず言える、シクラメン属およびツリフネソウ属のような種子 型を含む。本発明の好ましい種子型はネギ属(Alliums)、キンギョソウ属(Ant irrhinums)、シュウガイドウ属(Begonias)、アブラナ属(Brassicaceae)、 トウガラシ属(Capsicums)、フダンソウ属(Betas)、トマト属(Lycopersicon s)、カボチャ属(Cucurbitaceae)、シクラメン属(Cyclamens)、ナデシコ属 (Dianthuses)、ガザニア属(Gaza nias)、ガーべラ属(Gerberas)、ツリフネソウ属(Impatiens)、ミゾカクシ 属(Lobelias)、タバコ属(Nicotianas)、テンジクアオイ属(Pelargoniums) 、ツリバネアサガオ属(Petunias)、クサキョウチクトウ属(Phloxes)、サク ラソウ属(Primulas)、ダイコン属(Raphanuses)、アキギリ属(Salvias)、 ナス属(Solanaceae)、センジュギク属(Tagetes)、クマツヅラ属(Verbenas )、ツルニチニチソウ属(Vincas)、スミレ属(Violas)、マツバゼリ属(Apiu ms)、ニンジン属(Daucuses)、キコリウム(Chicoriumus)およびヒャクニチ ソウ属(Zinnias)からなる群に代表されるものを含む。最も好ましい種子型は 、アブラナ属、トウガラシ属、ツリフネソウ属、シクラメン属、ツリバネアサガ オ属、トマト属およびスミレ属により代表される種のものを含む。本発明の領域 に含まれるものはまた本明細書に記載のような種子から成育する植物である。 乾燥耐性突出幼根を含む発芽種子は、輸送または種蒔き装置等の間に発生し得 る周囲の環境により強いられる乾燥負荷に抵抗することができるため、既知の発 芽種子より多目的に使用し得る。従って、本発明の種子はまた、既知の種子保存 条件下で、乾燥耐性誘導処理をしていない突出幼根を有する種子と比較してより 長い保存期間保存可能にすることができる更なる乾燥処理の対象とすることがで きる。既知の種子保存条件は、相対湿度約30%から50%および温度約15℃ から20℃からなり得る。種子保存条件はまた約−20℃から25℃(即ち、室 温)の範囲の温度を含み得る。あるいは、本発明の発芽種子は、種子が種子種蒔 き装置の本来の場所、開放袋内等の更なる乾燥に耐えることができるため、既知 の種蒔き法および機器を使用して、水分損失を少なくするためのゲルカプセル化 等のような特別な処理を必要とせずに種蒔きできる。 本発明の他の態様において、既知の種蒔き機器を使用して種蒔き可能な乾燥耐 性突出幼根を含む種子を提供する。 典型的には、本発明の発芽種子はその幼根中のジサッカライド糖、シュークロ ースの含量が、本明細書に記載のような乾燥耐性処理の対象としていない発芽種 子の幼根と比較して高い。当然、熟練した技術者は乾燥耐性が幼根に誘導された 予備発芽種子が、例えば子葉構造等のような種子の他の構造においても乾燥耐性 が与えられていることを認めるであろう。 “乾燥耐性”は、乾燥耐性が誘発された種子幼根が、関連する種の非発芽種子 に一般的な水分含量まで種子の全ての水分含量を減少する更なる乾燥処理に、種 子の好適な成育条件下で、1、2週またはそれ以上の間保存した後でさえ、成育 を再開する能力に実質的に影響を与えることなく耐えることが可能であることを 意味する。幼根に乾燥耐性を誘導した種子は、目的に応じて更に乾燥処理の対象 にできる。 乾燥耐性突出幼根を有する予備発芽種子は、インキュベーション期間の間予備 発芽種子を、幼根の成育を実質的に阻害するのに十分低いが、他の代謝過程の継 続をさせるのに十分高い水分含量に維持することにより得られ得る。最適な水分 含量は用いる具体的な種子の型に依存し、試験サンプルの代謝工程の進展、例え ばインキュベーション期間の間に増加するシュークロース含量を追跡することに より確立できる。一般に、幼根への乾燥耐性の誘導に好適な種子の水分含量は種 子重量の約35%から55%の範囲、更に特異的には約35%から50%までで ある。最適なインキュベーション条件(インキュベーション時間、温度、相対湿 度[RH]、浸透値等)は、同様に、例えば種子を異なった条件でインキュベー ションし、次いで非発芽種子に一般的な水分含量までドライ・バックすることに より実験的に確立でき、続いて乾燥種子の生存率を例えば、以下の実施例に説明 するような、試験サンプルである一定期間保存した後に得られる苗木の割合、根 の伸長または2番目の根の形成を示す種子の割合等を測定することにより確立す る。一般的に、インキュベーション温度は0゜から25℃、更に好ましくは0゜ から15℃の範囲内である。インキュベーション期間は他のインキュベーション 条件および具体的な種子の型に依存する。一般に、1日から10日の間のインキ ュベーション期間で十分な結果が得られる。 更に乾燥処理を受けた乾燥耐性突出幼根を含む種子は既知の保存条件で、乾燥 耐性誘導処理を受けていない突出幼根を含む種子と比較して長期間の保存期間保 存できる。本発明の種子の貯蔵寿命は、従って、幼根の実質的に好適な成育条件 下に戻した時の成長再開の能力に影響を与えない、種子の全水分含量を種に依存 して種子の重量の約4%から12%(即ち、関係する種の非発芽種子に一般的な 水分含量)に減少する更なる乾燥耐性により長くできる。種子の幼根は、最初の 乾燥誘導処理を受けた後、もし、最初の根それ自身の伸長または、最初の根が位 置する場所からまたは胚軸領域からの原始根の形成および/または伸長のいずれ かの更なる幼根の成長を起こすことが可能であれば、乾燥耐性と見なし得る。従 って、突出幼根の乾燥耐性は、胚軸領域のような突出幼根の少なくとも特定部に 限定し得る。 乾燥耐性を誘導した発芽種子の幼根は、乾燥耐性誘導を受けていない同じ種の 種子の突出幼根のシュークロース含量と比較して上昇したシュークロース含量を 有する。典型的には、乾燥耐性発が種子の幼根は、幼根の重量の約3%から約1 5%までのシュークロース含量を有する。当然、幼根のシュークロース含量は種 に依存して変化する。熟練した技術者は、種子の全体のシュークロース含量がま た増加することも認めるであろう。 本発明の更なる態様において、乾燥耐性突出幼根を含む被覆発芽種子を提供す る。 “被覆発芽種子”は、種子が付加的な保護層と共に提供されているか、ペレッ トの形である以外、上記の“発芽種子”の記載と一致する。ペレット化材料は種 子を保護またはペレット化する分野で通常使用される任意の既知の材料を含み得 る。好適なペレット化材料はサブベントナイト(sub-bentonite)およびベント ナイト(bentonite)のような粘土、蛭石(vermiculite)を、真珠岩(perlite )、軽石(pumice)、金属ステアリン酸、ポリエテン、ポリスチレン、ポリウレ タン、滑石粉末(talcum powder)、ポリプロペン、塩化ポリビニル、澱粉、ロ ーム(loams)、糖、アラビアゴム、有機ポリマー、セルロース、木屑のような 細粉、石英粉末等の添加剤と一緒に含み得る。このような材料は本発明の種子に 当分野で既知の重層またはペレット化方法を使用して加え得る。種子殼にまた含 まれ得る成分の例は、ジベレリンまたはオーキシンのような成長調節剤である。 典型的に、成長調節剤の量は、被覆材料の重量の約0.0001%から約1.0 %の範囲である。 更なる態様において、発芽種子を突出幼根への乾燥耐性への誘導を伝達する環 境条件にさらすことを含む、発芽種子の突出幼根に乾燥耐性を誘導する方法を提 供する。 更なる態様において、 i)発芽種子を突出幼根に乾燥耐性の誘導を伝達する環境条件にさらし、 ii)種子を、実質的に商業的に入手可能な非発芽種子の水分含量までドライ・バ ックすること (乾燥工程(ii)を、種子水分含量が代謝工程が実質的に停止する濃度に達する 前に種子幼根が乾燥耐性を獲得するのに十分にゆっくりと行えば、工程(ii)は 工程(i)の条件下で乾燥耐性誘導される前になし得る)を含む、乾燥耐性突出 幼根を有する発芽保存可能種子を得る方法を提供する。 一般に、本発明の保存可能発芽種子は種子重量の4%から12%の水分含量を 含む。 出発材料として使用する発芽種子は、既知の方法で得られ得る。簡便には好適 な種子発芽環境で種子を発芽させることにより得る。“種子発芽環境”は、種子 が少なくとも幼根の突出が起こる程度まで自由に発芽し得るものである。環境は 十分に湿度があり、通気しているかまたは酸素供給されており、少なくとも種子 殻または果皮から幼根が突出する段階まで種子発芽を促進できなければならない 。このような環境の例は、通気の程度が問題の種子が浮き続け、即ち浮遊し続け るのに十分である通気水カラムである。単位用量当たりの種子の量は、任意の好 適な量であり得る。好適な量は1−200g種子/lである。好適な例において 、種子の量は約25g種子/水1より多くない。水の単位用量当たりの種予の実 際の量は種に依存する。一般に、種子発芽環境の温度は、種子の発芽を可能にす るまたは促進するものである。発芽環境の好適な温度は、種に依存して5℃から 約30℃の範囲にある。好ましくは発芽環境の温度は約15℃から約25℃の範 囲内である。 発芽環境の他の通常の付加物は、突出幼根の発芽の促進または改善または第2 の原始根の誘発を促進するのを助ける別の賦形剤、希釈剤、添加剤、必要な成分 および調節剤を含む。このような添加剤は、発芽環境に種子発芽環境の重量の約 0.0001%から約1.0%の濃度で添加し得る成長調整剤またはホルモン、 例えばパクトブトラゾル(後えば初めの根の生存の促進が望まれる場合)のよう なジベレリン生合成阻害剤、ジベレリン(2香目の根への刺激が望まれる場合) またはオーキシンの使用を含むが、これに限定されない。発芽環境への既知の添 加物は、物理的剌激の使用をまた含む。 通気水カラムの変わりに、加湿濾紙のような他の環境をまた使用し得る。一度 種子殻または果皮からの発芽または幼根の突出が観察されれば、発芽種子を当分 野で既知の慣用法を使用して他のものから分離する。一般的に、分離技術は発芽 種子および非発芽種子の間の、大きさ、重量、形等の物理的な差に基づく。種子 分離における重要な因子は適当な長さの幼根を有する種子の選択である。幼根の 長さは、好ましくは種子の長さまたは直径以下である。通常、種子は、当分野で 通常使用されている方法を使用して乾燥耐性を誘導する前に表面を乾燥させる。 乾燥耐性は、数種の方法のいずれかひとつにより突出幼根に誘導される。本誘 導時期の間、幼根の成育は実質的に阻害されるが、種子の水分含量は他の代謝工 程の継続をさせるようなものである。このような水分含量は具体的な種子の種に 依存するが、一般的に種子の重量の35%より少なくはない。ある方法は、“イ ンキュベーション”期間の間、種子に水を与えないでおくかまたは種子から回収 することのいずれかに基づく。原則として、代謝工程が水を必要とし、種子の全 ての水分含量が水を与えない場合減少するため、水を与えないこで十分である。 従って、最初の水分含量は発芽種子と同じであり得るが、幾分低い水分含量が速 い誘導に寄与する。インキュベーションの目的は、種子を軽度から中度の水スト レスの下に置くためである。 種子に乾燥耐性を誘導する一つの方法は、突出幼根を含む種子を水分の損失が 妨げられる条件下で長時間インキュベーションすることから成る。例は、種予が ガスの最小の交換が可能な閉鎖容器中に数日間置く。例えば、このような容器は ゆるい蓋のついたペトリ皿である。種子は約0℃から約25℃までの範囲の任意 の温度でインキュベーションできる。好ましくは、種子は0℃から15℃のよう な適当に低い温度でインキュベーションし、例えば病原菌への感染の危険性を少 なくする。インキュベーションに必要な期間および温度は種によって変化し得、 数週またはそれ以上にわたる期間の間で測定し得る。好ましくは期間は約1日か ら約10日であり得る。 上記において、種子殻の形成が種子に適応される場合、殻はインキュベーショ ン工程の前または後および任意の続く乾燥工程の前または後に与えられる。 上記概説の代わりのインキュベーションの変形において、発芽種子は、最初に 既知の乾燥工程により、相対的に速くドライ・バックし、次いでインキュベーシ ョン条件下に付する。従って、最初は、例えば発芽種子が通常有しているより約 10%低い水分含量にまで水分含量を減少し得る。水分含量が、種に依存して発 芽種子が通常有している水分含量より約0.5%から5%、特に約2%から5% 低い場合に、十分な結果が得られる。一般に、水分含量を種子の重量の約35% より少なくしないことが有利である。例えば、種子は温度が0−25℃の間にあ り、相対湿度が30%−90%の間にある条件下で、滞留した空気または種子を ドライ・バックするために一般的な速度で流動した空気内でドライ・バックする ことができる。例えば、気流の速度は2m/sまでまたは速い任意の速度であり 得る。期間は使用する乾燥条件に依存して、約24時間までの任意の好適な時間 間隔であり得る。好適な乾燥条件は、20℃、相対湿度40%5分間にわたり、 2m/sで空気が流れている中である。 典型的には、幼根に乾燥耐性を誘導すべき種子を、全体の水分含量が代謝工程 の継続に十分な程であるが、発芽種子の幼根の成長を阻害するのに十分低く、般 的には種に依存して、種子の重量の約35%から約55%、更に好ましくは35 %から50%までドライ・バックする。 ドライ・バックの後、種子を水分含量の損失が妨げられる環境(例えば閉鎖容 器)に移し、幼根に乾燥耐性を誘導するために、前記のようなインキュベーショ ン処理に付する。上記のように、種子殻形成が種子に適応される場合、殼はイン キュベーションエ程の前または後および任意の続く乾燥工程の前または後に与え られる。 種子または突出幼根の水分含量は、以下の式を使用して計算する: (式中、Wi=最初の重量 Wa=種子または幼根を130℃で一晩オーブン乾燥した後の重量)。 種子の突出幼根に乾燥耐性を誘導する別法は、そのような種子を浸透により水 ストレスの対象とすることを含む。例えば、選択した種子を浸透値約−0.5か ら約−4.0MPaを有する水性溶液に移し得る。溶液の実際の浸透値は種間で変 化できるが、幼根の成育が阻害されるが種子の水分含量が他の代謝工程が継続す るのに十分高くなるようなものすべきである。この状態において、有効な遊離水 を欠くため、種子は緩和な水ストレスを経験する。典型的には、PEG8000 、マンニトールまたはNaClのような塩等のような好適な浸透性の溶液に種子 を接触させる。メチルジャスモネート(Methyl jasmonate)およびオーキシン 類、例えばインドール酪酸(IBA)のような植物成育調節剤がまた浸透溶液に 約0.0001重量%から約1.0重量%の間の濃度で添加できる。あるいは、 種子をアブシシン酸(ABA)のような好適な植物ホルモンの溶液と接触させ得 る。好ましくは、種子を前記のような通気カラム内の好適な浸透溶液に浸す。実 際に使用する浸透溶液は、種子がそれにより傷付けられない限り、本発明では重 大ではない。接触時間は、週またはそれ以上の長さの適当な間隔であり得、温度 が0℃から25℃の範囲にある時、好ましくは1−10日である。更に好ましく は接触時間は3−10日である、接触時間は、好ましくは10℃以下の温度で行 う。接触期間の後、種子を水で洗浄する。 突出幼根に乾燥耐性を誘導した後、保存目的の種子を、非発芽種子と同様の水 分含量、例えば種に依存して約4重量%から約12重量%までドライ・バックす る。突出幼根に乾燥耐性を誘導した後のドライ・バックの方法は、突出幼根に十 分な乾燥耐性が誘導され、温度が低すぎないという条件で、重要ではない。簡便 には温度は10℃より低くない。例えば、乾燥法において、種子を一層に広げ、 相対湿度約40%−75%および温度は10−30℃の範囲である滞留した空気 に約24時間放置することができる。このような乾燥期間の最後に、種に依存し て、種子の水分含量が4重量%から12重量%の間に到達することを認める。 更なる変法において、突出幼根への乾燥耐性の誘導は、前記のような保存可能 種子を産生する場合、突出幼根を含む種子を、非発芽種子の水分含量、例えば約 4重量%から12重量%まで非常にゆっくりドライ・バックすることにより達成 でき、一工程での更なる乾燥と組み合わせることができる。これに必要な期間は 、相対湿度が75%から90%、温度が約20℃で2−10日の期間である。好 ましくは時間間隔は、好適な乾燥条件下で約3−7日である。好適な乾燥条件は 前記の温度条件を含む。このような種子は、次いで、計画に依存して更なる乾燥 工程に付し得る。 保存可能種子は、幼根に乾燥耐性が誘導され、水分含量が約4重量%から12 重量%の範囲を有するものである。このような種子は、ドラム缶、ビニール袋、 アルミで裏打ちした袋等の密封容器中で、取り巻く環境である保存条件下、即ち 特別の冷蔵または冷却条件、特定の温度、一定の相対湿度等での保存を必要とせ ずに少なくとも3カ月の期間保存できる。 ここで、更に本発明を説明する実施例を続ける。実施例は本発明の範囲をいか なる意味でも限定するものではないことは理解されるべきである。実施例中に言 及されている表は実施例14の後に示す。実施例1: PEG−8000溶液中で発芽ツリフネソウ属種子をインキュベーシ ョンする間に増加する乾燥耐性およびシュークロース含量 ツリフネソウ属の種子25g(シーブイ・インパルス・ローズ(cv Impulse r ose)、ザーデュニー・ベスローテン・フェンノートシャップ(Zaadunie BV)) を21の通気水中で20℃で4日間発芽される。3000個の発芽種子を選択し 、1300rpmで1分遠心し、過剰の水を除く。種子を600個ずつの5分割に する。4分割を、ビー・ピー・ケミカルズ、サザンプトンから商業的に入手可能 なPEG−8000で湿らせた吸取紙(324g/1、水ポテンシャル−1.5 MPa、マイケル・ビー・イー[(1983)Plant Physiology、72:66− 70]の教示に従って測定)上で、閉鎖容器内で、8℃の温度で、1、2、3ま たは6日間の期間インキュベーションし、乾燥耐性を誘導する。一分割を対照と して使用する(即ち、インキュベーションせず)。誘導期間の後、種子を蒸留水 ですすぐ。種子 の水分含量をインキュベーション期間の終わりおよび44重量%でのすすぎの直 後に、本明細書に記載の式を使用して測定する。 各々の分割の25個の種子を、インキュベーション期間(即ち、対照種子は直 ぐに)の最後に、“メソッズ・オブ・バイオケミカル・アナリシス・アンド・フ ッド・アナリシス(Methods of Biochemical Analysis and Food Analysis)” (1986)、96−98頁、ベーリンガー・マンハイム(Boehringer Mannhei m)に概説してあるUV法を使用したシュークロース含量を測定するのに使用す る。各々の分割の100個の種子を土壌に蒔き、苗木の突出を14日後に測定す る。 すすぎの後、残った種子を滞留空気中で、相対湿度(RH)40%および20 ℃で乾燥させ、最終水分含量5重量%まで24時間で到達する。対照種子と同様 の方法で乾燥させる。 乾燥後、種子を40%RHおよび20℃で、種蒔き、即ち対照の乾燥の14日 後まで保存する。 表1はインキュベーション期間の間に徐々に進展する乾燥耐性を示し、乾燥耐 性の増加は種子のシュークロース含量の増加と付随する。実施例2: 予備発芽トマト種子で増加する乾燥耐性およびシュークロース含量 トマト種子25gを41の通気水中、20℃で発芽させる。4日後、種子直径 以下の長さの幼根を有する1000個の種子を手で選択する。種子を吸い取って 乾燥し、閉鎖容器に8℃で、0、1、4および6日の乾燥耐性誘導期間の間置く 。200個のサンプルの種子の水分含量は、48重量%と確認される。誘導期間 の後、種子を滞留空気中に置き、温度25℃および相対湿度40%で乾燥する。 種子の最終水分含量は7%であり、約12時間の時間の後到達する。 突出幼根のシュークロース含量を誘導期間の最後、上記概説の乾燥の直前に測 定する。シュークロース含量は、50個の種子のサンプルで実施例1に記載のU V法を使用して測定する。乾燥後、種子を40%相対湿度および25℃に、14 日間保存する。各々の誘導期間由来の100個の種子を植え、5日後の突出率を 測定する。結果は以下の表2に示す。実施例3: 遅い乾燥は、乾燥耐性および上昇したシュークロース濃度を予備発芽 したツリフネソウ属の種子に誘発する。 ツリフネソウ属の種子5gを41の水中で温度20℃で、通気カラム内で発芽 させる、4日後、その種子の直径以下の長さの幼根を有する1000個の発芽し た種子を手で選択する。全ての種子を2分間、1300rpmで遠心し、過剰の水 を除去する。 種子を2群に分ける。一つの群の種子を3つの異なった乾燥経路で乾燥させる (下記参照)。2群目の種子を5日間、8℃で閉鎖容器中でインキュベーション する。種子の水分含量は47.5重量%と確認される。種子を、次いで最初の群 と同様の3種の異なった経路で乾燥させる。 乾燥後、種子を40%相対湿度および20℃に14日間保存する。両方の群の シュークロース含量を、実施例1により乾燥した後測定する。種子は最終水分含 量5.5重量%を有する。 各々の群の100個の種子を植え、25℃で7日後に突起物%を測定する。 乾燥条件: i)速い乾燥 風速1m/s、30%相対湿度および25℃。種子は5%の最終水分含量を6 時間後に有する。 ii)中位の乾燥 種子を、調節された環境のチャンバー(lm3)内の飽和NaCl上のトレー に置く。風速0.05m/s。水分含量を相対湿度75%および温度を25℃に 維持する。種子をこれらの条件下に24時間置き、その時間で種子は10重量% の水分含量に到達する。種子を、次いで40%相対湿度、20℃の開放容器に移 す。水分含量は、24時間後に5%と測定される。 iii)遅い乾燥 種子を、飽和NaCl溶液閉鎖容器(0.1dm3)内のペトリ皿に、乾燥温 度25℃で置く。 飽和NaCl溶液上の水分含量は外の相対湿度75%に25℃と平衡である。 種子をこの条件下に72時間置き、その時間で種子は最終水分含量10%に到達 する。種子を、次いで、40%相対湿度、20℃の開放容器に移す。水分含量は 24時間後に5%と測定される。 結果は以下の表3に示す。実施例4: 予備発芽ツリフネソウ属種子の貯蔵寿命 ツリフネソウ属(シーブイ・インパルス・レッド(cv Impulse red)、ザーデ ュニー・ベスローテン・フェンノートシャップ)の種子20g(ロット1)およ びツリフネソウ属(シーブイ・インパルス・スカーレツト(cv Impulse scarlet )、ザーデュニー・ベスローテン・フェンノートシャップ)の種子20g(ロッ ト2)を4日間、21の水中、20℃の通気カラムで発芽させる。突出した幼根 を有する20gの発芽種子を得る。発芽種子を選択し、遠心(1300rpm/1 分)して過剰の水を除去し、7日間閉鎖容器中、8℃でインキュベーションし、 突出幼根に乾燥耐性を誘導する。種子は47重量%と確認される水分含量を有す る。種子を滞留空気、相対湿度40%および温度20℃で乾燥させる。48時間 後、種子の水分含量は、前期の式を使用して、5重量%と確認できる。乾燥種子 を0.5gに分割し、アルミで裏打ちした袋内に密封する。各々の種子ロットの 袋の半分を8℃の涼しい所、他の半分は20℃の制御された環境のチャンバー( ファン・デン・ベルグ(Van Den Berg)、モントフォールト(Montfoort)、オ ランダ)内に保存する。各月に袋を開け、100個の種子を25℃で明かりの下 、加湿濾紙上で発芽させる。14日間のインキュベーションの後に第2の根を形 成する種子の数を係数する。対照種子サンプルは予備発芽させるが、乾燥工程は その処理に含まれない。対照を8℃および20℃に保存する。結果は表4に示す 。実施例5: 乾燥耐性突出幼根を有する発芽ツリフネソウ属種子(水分含量種子重 量の5.0%)および乾燥耐性を有していない発芽ツリフネソウ属種子(水分含 量種子重量の19.6%)の貯蔵寿命の比較。 ツリフネソウ属(シーブイ・ブリツツ・サーモン(cv Blitz salmon)、ザー デュニー・ベスローテン・フェンノートシャップ)40gを4日間、41の通気 水中で20℃で発芽させる。突出幼根を有する20gの種子(約20,000種 子)を選択する。種子の半分を1300rpmで2分の最初の遠心により直ぐに乾 燥させ、 次いでそれを25℃および80%RHでファイトトロン(fytotron)条件付した プラスチック箱内に置いた。8時間後、種子の水分含量は最初の48重量%から 19.6重量%まで減少する。種子を次いで当量に分割し、アルミで裏打ちした 袋に入れ、密封し、3種の温度で保存する:−20℃、8℃および20℃。種子 の遠心後の他の半分を、幼根に乾燥耐性を誘導するために100%相対湿度の空 気内で、密封容器内で、8℃で7日間インキュベーションした。インキュベーシ ョンの最後の水分含量は、46重量%と確認される。インキュベーションの後、 種子を25℃および80%RHで乾燥する。乾燥を始めて24時間後、種子を4 0%RHおよび20℃の滞留空気に、種子の最終水分含量が5重量%と確認され るまで移す。次いで、種子を等量部に分け、密封袋(100種子/袋)内に包装 し、−20℃、8℃および20℃で保存する。 乾燥直後および好適な保存期間の後、100個の種子を加湿吸取紙上で、25 ℃でインキュベーションする。伸長した第2の根を有する苗木の割合をインキュ ベーション開始14日後に測定する。種子は、また、土壌発芽試験における苗木 突出を試験する、即ち、100個の種子を20℃で土壌に蒔いて、蛍光灯の下に 置く。苗木の割合を蒔いた14日後に測定する。結果は表5aおよび5bに示す 。実施例6: 5%水分含量の乾燥耐性突出幼根を持つ発芽トマト種子および乾燥耐 性を有しない種子、21.6%水分含量の貯蔵寿命の比較。 トマト種子50g(F7263、実験用変種、ザーデュニー・ベスローテン・ フェンノートシャップ)を、41の通気水のカラム内で20℃で発芽させる。3 日後、4000個の発芽種子を選択する。発芽種子の半分を75%RHおよび2 0℃の滞留空気に置くことにより直ぐに乾燥させ、水分含量を21.6重量%に 到達させる。種子の最初の水分含量は、50.6重量%から、6時間で21.6 重量%に減少する。種子の他の半分を、通気したBPケミカルズのPEG−80 00溶液(324g/l)のカラムに移す。幼根に乾燥耐性を誘導させるために 、種子をこの溶液に7日間、8℃で置く。次いで種子を除き、蒸留水ですすぎ、 水分含量を46%と確認する。次いで、種子を40%RHおよび20℃の滞留空 気中で3日間乾燥させる。種子水分含量は、次いで5%と確認されるべきである 。2 種の処理をした乾燥種子(18×100種子)を、次いで別々にアルミで裏打ち した袋に包装し、密封し、3種の温度で保存する:−20℃)8℃および20℃ 。予め決めておいた保存期間の後、処理当たり100個の種子を土壌に蒔いて種 子の質を試験する。種子を土壌に接するトレイに蒔き、温室へ移す前に暗い20 ℃に3日間置く。苗木の割合を、蒔いた2週間後に測定する。 表6の結果は、乾燥耐性誘導処理を受けた種子の貯蔵寿命が、直接水分含量2 1.6%までドライ・バックし、乾燥耐性誘導処理を受けていない種子より、全 ての保存条件試験で長いことを示す。実施例7: 乾燥耐性突出幼根を有する発芽芽キャベツ種子(水分含量5%)およ び突出幼根を有する非乾燥耐性種子(水分含量20%)の保存期間の比較。 芽キャベツの種子(シーブイ・タルディス(cv.Tardis)、ザーデュニー・ベ スローテン・フェンノートシャップ)を、41の通気水中で、23℃で発芽させ る。16時間後、発芽種子を手で選択する。2100個の種子を選択する。発芽 種子の水分含量は50重量%と確認される。1000個の種子をPEG−800 0(BPケミカルズ)溶液(324g/1、水ポテンシャル−1.5MPa、実施 例1で測定)で湿らせた吸取紙上で、8℃の温度で7日間インキュベーションし 、突出幼根に乾燥耐性を誘導する。水分含量は、誘導期間の最後に41重量%と 確認される。種子を蒸留水ですすぎ、40%RHおよび20℃の滞留空気中に、 約24時間後に水分含量が5%に到達するまで置く。他の1000個の種子は、 手で選択した直後に75%RHおよび20℃の滞留空気中、6時間後に水分含量 が21.9%に到達するまで乾燥させる。次いで種子をアルミで裏打ちした袋に 封印する(袋当たり50種子)。0、1および2月の保存期間の後、処理当たり 50個の種子を土壌に蒔き、10日後に苗木の割合を計算する。結果は表7に示 す。実施例8: 乾燥耐性突出幼根を有するツリフネソウ属、シーブイ・インパルス・ サーモン・オレンジ(cv Impulse salmon orange)種子および種蒔きシミュレー ターでの作業 ツリフネソウ属、シーブイ・インパルス・サーモン・オレンジ50gを4lの 通気水のカラム内で20℃で発芽させる。3日後、突出幼根を有する種子30g (約30,000種子)を選択する。 種子15g(対照)を種蒔きシミュレーターに置く。他の15g(試験)を、 乾燥耐性を幼根に誘導するために100%RHで7日間、8℃で閉鎖容器中でイ ンキュベーションする。誘導工程の最後の種子の水分含量は、44.3重量%と 確認される。誘導工程の後、種子を下記の種蒔きシミュレーターに蒔く。 種蒔きのシミュレーションは、対照および試験サンプルで、種子をプラスチッ クトレイの底に層で広げ、20℃および40%相対湿度に条件付けされたフィト ロン(ファン・デン・ベルグ、マウントフート、オランダから商業的に入手可能 )に置くことにより成る。箱を種蒔き機の貯蔵所の振動を促進するために規則正 しく振る。規則的な間隔で種子のサンプルをトレイから取り出す。サンプルの1 gを水分含量測定に使用し、2×50個の種子を20℃で土壌に蒔く。種子の突 出を14日後に確認する。 表8は予備発芽種子の突出幼根に誘発された乾燥耐性の、乾燥耐性幼根を有し ない予備発芽種子を越える利点を示す。実施例9: 乾燥耐性突出幼根を有するトマト種子と既知の方法で乾燥したトマト 種子の間の比較 トマト種子50g(F7263、ザーデュニー・ベスローテン・フェンノート シャップの実験用変種)を41の通気水のカラム中で20℃で発芽させる。3日 後、発芽種子を選択し以下の通りのグループに分ける: グループ1:対照。500個の種子を、相対湿度40%および20℃の温度の滞 留空気中に7日間置く。水分含量を1日後および7日後に、それぞれ6重量%と 確認される。 グループ2:本発明の種子に対する水分含量比較試験のために、直接20重量% まで乾燥する。 500個の種子を相対湿度40%および20℃の温度の滞留空気中に置き、水 分含量が6時間後に20重量%に到達した時に除去する。種子を、次いで7日間 、8℃で密封容器中に置く。この期間の後、種子を2つに分割する。一分割は加 湿吸取紙の上に置き、4日間25℃で水分を吸収させる。2番目の分割は相対湿 度 40%および20℃の温度の滞留空気中で、水分含量6%までドライ・バックさ せる。 グループ3:本発明の種子。 500個の種子をペトリ皿中のPEG−8000(BPケミカルズ)溶液(3 24g/l、水ポテンシャル−1.5MPa、実施例1で測定)で湿らせた濾紙上 に置く。ペトリ皿を7日間、8℃の冷蔵庫に置き、乾燥耐性を種子に誘導する。 この期間の最後に、種子の水分含量は43重量%と確認される。この期間の後、 種子を蒸留水ですすぎ、種子を2分割する。一分割は加湿吸取紙上に置き、4日 間25℃で水分を吸収させる。2番目の分割は相対湿度40%および20℃の温 度の滞留空気中で、水分含量6%までドライ・バックさせる。 胚乳の糖含量は、実施例1の方法を使用して、グループ2および3の乾燥種子 の部およびグループ1由来の種子を、2時間水中に置き、I群当たり25個の胚 乳を切除する。 全ての種子群(l群当たり2×100種子)を加湿濾紙上に置き、4日間水を 吸収させる。第2の根の再生を、次いで、計数して測定する。結果を表9に示す 。 表9はグループ2および3の種子は、乾燥処理前は生存可能であることを示す 。乾燥処理後、グループ2の種子の生存率は、乾燥耐性の処理をまた受けたグル ープ1のものと同等であるが、本発明の種子、グループ3の生存率は高い。グル ープ3の種子は乾燥耐性である。実施例10: キュウリ、スミレおよびペチュニアの予備発芽種子への乾燥耐性誘 導。 全部ザーデュニー・ベスローテン・フェンノートシャップのものである、キュ ウリ(シーブイ・アルバリス(cv Alvaris))、スミレ(シーブイ・オーロラ・ イェロー(cv Aurora yellow))およびペチユニア(シーブイ・ホワイト・フラ ッシュ(cv White Flash))の種子を箱の中に入れたペトリ皿中で、20℃で加 湿濾紙上でインキュベーションする。全ての場合、250個の突出幼根を有する 種子を、3日後に各々の種から選択する。対照の種子を、RH40%および温度 20℃の滞留空気申で直ぐに乾燥させる。試験サンプルの種子をペトリ皿中で、 PEG−8000(324g/l、−1.5MPa、実施例1で測定)溶液で湿ら せた吸取紙上で、実施例9に記載したのと同様の条件下で、7日間8℃でインキ ュベーションし、幼根に乾燥耐性を誘導する。種子を、次いで、蒸留水ですすぐ 。キュウリ、スミレおよびペチュニアへの誘導工程の後の水分含量は、各々46 重量%、44重量%および41重量%と確認される。試験サンプルを、次いで4 0%RHおよび20℃の滞留空気中で24時間乾燥させる。50個の乾燥種子を 、水で湿らせた吸取紙上で、25℃の環境温度でインキュベーションし、苗木の 発育を14日後に評価する。 キュウリの軸およびスミレの胚乳内のシュークロース含量を標準法を使用して (ベーリンガー・マンハイム、前掲)、インキュベーション期間の開始前および 最後に測定する。結果は表10に示す。 表10は乾燥耐性処理を受けた発芽種子から得られる苗木の著しく増加した割 合を示す。実施例11: シクラメンの幼根への乾燥耐性の誘導。 シクラメン20g(シーブイ・マノン(cv Manon)、ザーデュニー・ベスロー テン・フェンノートシャップ)を41の通気水のカラム中で、暗い中、18℃で 発芽させる。7日後、内乳に含まれている幼根が種子殻から突出したのが明らか になった、即ち、内乳が種子殻から突き出ているが、内乳からの幼根の突出は見 えていない段階で、500個の種子を選択する。この段階の種子は、40%RH お よび20℃の滞留空気中で直接乾燥するか(対照)または種子(試験)は、突出 幼根に乾燥耐性を誘導するために、最初に乾燥前に−1.5MpaのPEG−80 00溶液で湿らせた吸取紙を含むペトリ皿内で、実施例9のグループ3の種子の 方法に従ってインキュベーションする。種子の水分含量は、誘導期間の後、42 重量%と確認される。 乾燥後、100個の対照の種子および100個の試験種子を暗い中、18℃で 、土壌で発芽される。苗木の割合を蒔いてから3週間後に測定する。 表11の結果は、乾燥がインキュベーション期間に先行した場合、苗木の発育 は著しく増加することを示す。実施例12: 予備発芽トウガラシ種子への乾燥耐性の誘導。 トウガラシ種子(シーブイ・アストリオン(cv Astrion)、ザーデュニー・ベ スローテン・フェンノートシャップ)5gを、4lの通気水のカラム中で、20 ℃で5日間インキュベーションする。発芽種子を手で選択し、各々100個の種 子に分割する。一分割をペトリ皿に置き、40%RHおよび20℃の滞留空気中 で乾燥し、最終種子水分含量を7%にする。第2の分割を、ペトリ皿中で、PE G−8000(324g/l、−1.5Mpa)の溶液に浸した濾紙上で7日間イ ンキュベーションし、突出幼根に乾燥耐性を誘導する。種子の水分含量は45重 量%と確認される。次いで、種子を最初の分割と同様の条件下で乾燥する。第3 の分割を、インドール酪酸(IBA)を10μMの濃度で含む−1.5MPaのPEG −8000溶液内で8日間インキュベーションし、乾燥耐性を突出幼根に誘導す る。種子の水分含量は45重量%と確認される。次いで、種子を2番目の分割と 同様の条件下で乾燥する。 乾燥種子を閉鎖容器中の加湿濾紙上で、8日問25℃の温度でインキュベーシ ョンし、最初の根の再生を示す種子の割合を3日後に記録する。最初および/ま たは2番目の根を有する種子の割合を8日後に記録する。 表12に示す結果は、乾燥工程を受けたトウガラシ種子は乾燥条件下で生き残 り、最初の根の再生および/または2番目の根の形成を示す。種子の生存率はI BA添加の後促進される。実施例13: トマトの幼根の長さ、幼根への乾燥耐性の誘導に依存した最初の根 の生存および胚軸領域からの2番目の根の成育。 トマトの種子(シーブイ・エレナ(cv Elena)、ザーデュニー・ベスローテン ・フェンノートシャップ)10gを20℃で、加湿濾紙の上部で、明かりの下2 日間インキュベーションする。種子の半分を136μMパクロブトラゾール(合 成ジベレリン生合成阻害剤、ICI Plcから商業的に入手可能)の溶液に浸 した濾紙上で、25℃で更にインキュベーションする。残った種子は、更に加湿 濾紙上で、明かりの下25℃でインキュベーションする。突出幼根を有する60 0個の発芽した種子を25℃でインキュベーションした一日後に選択する。10 0個の0.5−1.5mmの突出幼根を有する種子および100個の1.5−2. 5mmの突出幼根を有する種子の選択をする。選択した種子は、20℃で40%R Hの滞留空気中で24時間、直ぐに乾燥するか、または乾燥耐性を突出幼根に誘 導するためのPEG−8000溶液(324g/l;−1.5Mpa)で湿らせた 濾紙上の8℃で6日間の処理を受ける。水分含量は46重量%と確認される。次 いで、種子を対照種子と同様の条件下の滞留空気中で乾燥し、同様の最終種子水 分含量とする。乾燥後、種子を25℃の密閉容器中の加湿濾紙の上部に、明かり の下で蒔く。最初の根の生存率を可視的に3日後に測定する。生存は、目で見え る障害を受けておらず成育を続けている最初の根と定義する。胚軸領域からの第 2の根の形成を7日後に測定する。 表13は、多くの種子が乾燥により死んだが、選択したときの幼根の長さが長 い程障害が深刻であることを示す。表11は更に乾燥耐性の誘導が最初の根の生 存の上昇および第2の根形成の促進をもたらすことを示す。パクロブトラゾール での処理は、更に高い最初の根の生存をもたらす。実施例14: PEG内での発芽ツリフネソウ属種子のインキュベーションは予葉 および幼根(胚軸)のシュークロース含量の増加および増加乾燥耐性をもたらす 。 ツリフネソウ属種子(シーブイ・インパルス・オレンジ(cv Impulse orange )、ザーデュニー・ベスローテン・フェンノートシャップ)10gを、4lの通 気水のカラムで、20℃で発芽させる。3日後、1600個の発芽種子を選択す る。 400個の種子(対照)を直ぐに20℃および40%RHの滞留空気中で乾燥し 、水分含量を24時間後に5重量%と確認する。各々400個の種子の3個のバ ッチをPEG−8000(324g/l、水ポテンシャル−1.5Mpa)の溶液 で湿らせた吸取紙上で8℃で、別々の密閉箱で、1、2または5日のインキュベ ーション期間の間インキュベーションする。インキュベーションの後、種子を蒸 留水ですすぎ、吸い取って乾燥する。各々の処理のサンプル(試験および対照) で、次いでシュークロース測定を行う:各々の試験および対照の25子葉対およ び100個の幼根(胚軸)を評価する。残った種子を対照と同様の方法に従って 水分含量5%まで乾燥する。乾燥種子の乾燥耐性は、明かりの下、25℃の温度 で、紙の上部の各々の試験および対照由来の2×50種子により評価する。苗木 に発育する種子の割合を蒔いた14日後に評価する。 表14はインキュベーションの間、幼根のシュークロース含量は、子葉のシュ ークロース量より著しく増加することを示す。発芽種子の乾燥耐性は、シューク ロース含量の増加と平行である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,JP,KR,N Z,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.乾燥耐性突出幼根を有する予備発芽種子。 2.乾燥耐性が少なくとも幼根の胚軸領域に位置するものである、請求項1記載 の種子。 3.乾燥耐性突出幼根が胚軸領域から原始根を形成できるものである、請求項1 記載の種子。 4.種子がネギ属、キンギョソウ属、シュウガイドウ属、アブラナ属、トウガラ シ属、カボチャ属、トマト属、シクラメン属、フダンソウ属、ナデシコ属、ガザ ニア属、ガーべラ属、ツリフネソウ属、ミゾカクシ属、タバコ属、テンジクアオ イ属、ツリバネアサガオ属、クサキョウチクトウ属、サクラソウ属、ダイコン属 、アキギリ属、ナス属、センジュギク属、クマツヅラ属、ツルニチニチソウ属、 スミレ属、マツバゼリ属、キコリウム、ニンジン属およびヒャクニチソウ属から なる群に代表される植物から選択されるものである、請求項3記載の種子。 5.全種子水分含量が幼根の成育を実質的に阻害するに十分な程低く、他の代謝 過程を継続させるに十分な程高い、請求項1〜4のいずれかに記載の種子。 6.全種子水分含量が種子重量の35〜55%の範囲にある、請求項5記載の種 子。 7.全種子水分含量が商業的に入手可能な非発芽種子と実質的に同じである、請 求項1〜4のいずれかに記載の種子。 8.全種子水分含量が4〜12重量%の範囲にある、請求項7記載の種子。 9.乾燥耐性突出幼根が乾燥耐性誘導を行っていない同種の種子の突出幼根と比 較して、上昇したシュークロース濃度を有するものである、請求項1〜8のいず れかに記載の種子。 10.乾燥耐性突出幼根が、幼根またはその部分の重量の3〜15%までの範囲 のシュークロース含量を有するものである、請求項9記載の種子。 11.種子が被覆種子である、請求項1〜10のいずれかに記載の種子。 12.請求項1〜11のいずれかに記載の種子由来の植物。 13.発芽種子を突出幼根に乾燥耐性を誘導するような環境条件にさらすことを 特徴とする、発芽種子の突出幼根に乾燥耐性を誘導する方法。 14.(i)発芽種子を突出幼根に乾燥耐性の誘導をするような環境条件にさら し、(ii)その種子を実質的に商業的に入手可能な非発芽種子の水分含量までド ライ・バックし、それによって水分含量が代謝過程を実質的に停止させるような 濃度に達する前に種子幼根が乾燥耐性を獲得するのに十分なように乾燥工程(ii )をゆっくり行うことを条件として、工程(i)の条件下で乾燥耐性誘導が達成 される前にに工程(ii)を開始させてもよいようにすることを特徴とする、乾燥 耐性突出幼根を有する保存可能発芽種子を得る方法。
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