JPH0849792A - 金属製可撓管と他の管体との接続構造 - Google Patents
金属製可撓管と他の管体との接続構造Info
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- JPH0849792A JPH0849792A JP6204291A JP20429194A JPH0849792A JP H0849792 A JPH0849792 A JP H0849792A JP 6204291 A JP6204291 A JP 6204291A JP 20429194 A JP20429194 A JP 20429194A JP H0849792 A JPH0849792 A JP H0849792A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract
圧しつつ接続したときに、割リングの変形を防止でき、
金属製可撓管のベローズの端部を他の管体のパッキンに
対して均等に密着当接でき、水密性を向上できる金属製
可撓管と他の管体との接続構造を提供するを目的とす
る。 【構成】 波形12が連続形成された波形面を有するベ
ローズ14を含む金属製可撓管16と他の管体18との
接続部において、ベローズの波形と略同一の波形を内周
面に形成し、該ベローズの外周面にその内周面が嵌着さ
れた割リング24と、この割リングに係着し、接続すべ
き他の管体18へ押圧するための環状フランジ26とを
備え、割リングにより、接続すべき他の管体に対してベ
ローズを均等に圧着して成る。
Description
ローズを含む金属製可撓管の接続構造に関するものであ
る。
は、配管で接続される各機器、設備間の相対的変位(例
えば、地盤沈下による変位、機械の運動にともなう変
位、或は据付位置誤差による芯ずれ等)を吸収するため
にホースまたは伸縮継手が使用されている。
可撓性や柔軟性に富み、長手方向の若干の変位や、温度
収縮も吸収できるステンレス製のベローズの外周面を同
じくステンレス製のブレードで被着した金属製可撓管が
使用されている。この金属製可撓管を他の管体に接続す
るために、図10に示す様に、ベローズの波形面に割リ
ングを嵌着し、この割リングを環状フランジで他の管体
のフランジへ押圧しながら接続する接続構造が、施工性
に優れているため多用されている。
金属製可撓管の接続構造においては、ベローズの波形面
の谷部に嵌着した割リングは、その厚み幅がベローズの
谷部の幅で制限を受け、厚幅を大きくすることが困難
で、図11に示す様に、割リングが環状フランジで押圧
された方向へ断面視傾斜状に変形してパッキンを均等に
押圧できず、接続部の水密性が低下して漏洩事故を発生
する等の問題があった。
れたものであり、その目的は、金属製可撓管を他の管体
へ環状フランジで押圧しつつ接続したときに、割リング
の変形を防止でき、金属製可撓管のベローズの端部を他
の管体に対して均等に密着当接して水密性を向上できる
金属製可撓管と他の管体との接続構造を提供することに
ある。
めに、請求項1に係る発明は、波形12が連続形成され
た波形面を有するベローズ14を含む金属製可撓管16
と他の管体18との接続部において、前記ベローズ14
の波形12と略同一の波形12を内周面に形成し、該ベ
ローズ14の外周面にその内周面が嵌着された割リング
24と、この割リング24に係着し、接続すべき他の管
体18へ押圧するための環状フランジ26とを備え、前
記割リング24により、接続すべき他の管体18に対し
てベローズ14を均等に圧着して成る金属製可撓管と他
の管体との接続構造10から構成される。
4は、前記ベローズ14の少なくとも1つの波形12の
両側谷部30、30から山部32にかけて断面コ字状に
一体的に形成されて成ることとしてもよい。
4と割リング24の外表面にはブレード28が被着さ
れ、更にその外面側から前記環状フランジ26を割リン
グ24に係着させて接続すべき他の管体18へ押圧させ
て成ることとしてもよい。
連続形成された波形面を有するベローズ14を含む金属
製可撓管16と他の管体18との接続部において、前記
ベローズ14の波形12の相隣接する谷部30に配置さ
れ、外周側が相互に密着当接し得る少なくとも2セット
の割リング24−1、24−2を有し、この割リング2
4−1、24−2に係着し、接続すべき他の管体18へ
押圧するための環状フランジ26を備え、さらに前記割
リング24−1、24−2には、前記ベローズ14の波
形12を介装収容する逃げ部52を設けて成る金属製可
撓管と他の管体との接続構造10から構成される。
接する2セットの割リング24−1、24−2の間に
は、環状保持板56が挟着され、この環状保持板56
は、その両面に割リング24−1、24−2の割形端5
4、54に係着する係合子60a、60bを備えて成る
こととしてもよい。
子60a、60bは、前記割リング24−1、24−2
の割形端54、54の位置に対応して相互に位相差をお
いて配設されて成ることとしてもよい。
ーズ14と割リング24−1、24−2の外表面にはブ
レード28が被着され、更にその外面側から前記環状フ
ランジ26を割リング24−1、24−2に係着させて
接続すべき他の管体18へ押圧させて成ることとしても
よい。
連続形成された波形面を有するベローズ14を含む金属
製可撓管16と他の管体18との接続部において、前記
ベローズ14の波形12の少なくとも1つの波形側壁6
2を挟着するように、1つの波形12の谷部30に配置
された外部割リング24−3と、前記谷部30と対向す
るベローズ14内面側に配置された内部割リング24−
4とを備え、前記外部割リング24−3に係着し、接続
すべき他の管体18へ押圧するための環状フランジ26
を備えて成る金属製可撓管と他の管体との接続構造10
から構成される。
割リング24−4と外部割リング24−3は、接続すべ
き他の管体18に近い方から内部割リング24−4と外
部割れリング24−3が交互に配置されて成ることとし
てもよい。
ローズ14と割リング24−3、24−4の外表面には
ブレード28が被着され、更にその外面側から前記環状
フランジ26を割リング24−3、24−4に係着させ
て接続すべき他の管体18へ押圧させて成ることとして
もよい。
との接続構造においては、金属製可撓管のベローズの端
部の波形を一つ余して二つ目の波形の山部と両側の谷部
とに、二つ割りしている割リングを嵌着させてブレード
を外周面に被着させる。そして、金属製可撓管に通係し
ている環状フランジを割リング側へスライドさせ、環状
フランジを割リングに係着させた後で、環状フランジを
管体のフランジへ締付具で締付けながら割リングを管体
へ押圧するものである。これにより、管体の端面に装着
しているパッキンに金属製可撓管のローズの端部の波形
は、二重に折曲した状態となって圧搾状に密着するもの
で、割リングは一つの波形の山部から両側の谷部へ跨が
った幅厚が大きく形成されているため、その強度や剛性
が高くなり、環状フランジで押圧されたときに変形する
ことなく、端部のベローズを管体のパッキンへ均等に押
圧して接続面の水密性が向上する。
との接続構造においては、ベローズの端部側で、一つの
波形を余した次の波形の山部の両側に2セットの第1、
第2割リングを配置し、金属製可撓管に装着していた環
状フランジを第 1、第2割リングに係着し、他の管体の
フランジへ環状フランジを締付けながらベローズの端部
の波形を圧搾状に他の管体のパッキンへ密着させ、かつ
第 1、第2割リング内に挟着した波形を圧搾して一方の
逃げ部内に収容するものである。これにより、接合した
第 1、第2割リングで割リングの肉厚が増加して剛性が
大きくなり、他の管体のフランジへ締付けたときに割リ
ングの変形を防止してベローズの端部を均等にパッキン
に密着させながら水密性を向上させ得る。また、第 1、
第2割リングには、その割形端に環状保持板の係合子を
係着して割形端を位相差をおいて配置しながら割リング
の剛性の弱体化、変形を防止することもできる。
との接続構造においては、ベローズの端部側の波形の少
なくとも1つの波形側壁を挟着するように、前記波形の
谷部に配置された外部割リングと、谷部と対向するベロ
ーズの内面側に配置された内部割リングとを備え、外部
割フランジに環状フランジを係着して他の管体のフラン
ジヘ締付けるものである。ベローズの波形側壁の内外面
に配置された内部割リングと外部割リングは隣接状態で
ガタが発生することなく、相互に均等な接合状態を保持
しながらベローズの端部を管体のパッキンに均一に密着
でき、ベローズの端部とパッキンとの水密性を向上させ
得る。また、前記内部割リングと外部割リングは、接続
すべき他の管体に近い方から内部割リングと外部割リン
グとを交互に配置するものであり、内部割リングと外部
割リングとの重ね合わせ数も複数個に選択配置してもよ
く、これにより割リング全体の厚みを大きくして剛性を
高め、割リングの変形を防止してベローズとパッキンと
の接続面の水密性を向上させることとなる。更に、前記
各実施例においては、ベローズと割リングの外表面には
ブレードを被着して環状フランジを割リングに係着して
他の管体へ押圧するため、ブレードを強固に、安定保持
して損傷等を防止できる。
実施例を説明する。図1には、本発明に係る金属製可撓
管と他の管体との接続構造(以下、金属製可撓管接続構
造と略す)10の第1実施例が示されている。図より明
らかな様に、第1実施例の金属製可撓管接続構造10
は、波形12が連続形成された波形面を有するベローズ
14を含む金属製可撓管16と他の管体18との接続部
において、前記ベローズ14の波形12と略同一の波形
を内周面20に形成し、該ベローズ14の外周面22に
その内周面20が嵌着された割リング24と、この割リ
ング24に係着し、接続すべき他の管体18へ押圧する
ための環状フランジ26とを備えている。
形12を連続して形成したステンレス製のベローズ14
の外表面にステンレス製の金属線条、あるいは帯状薄板
を編み組みして形成したブレード28が被着して形成さ
れている。ベローズ14は、略中空円筒状の構造であ
り、その表面は襞付け加工を施して断面コルゲート状の
波形12に形成され、水密性を保持するように構成され
ている。また、編み組されたブレード28は、その外表
面に装着されている。これにより、金属製可撓管16
は、可撓性、柔軟性に富み、配管作業における芯だし作
業、大きな曲がり部分を要するような配管位置に設置
し、施工の簡易化、迅速化を企図し得る。
鋼鋳鉄、硬質合成樹脂等を素材とし、ベローズ14の外
周面に嵌着する様に二つに分割された半割リング24
a、24bに形成されている。この半割リング24a、
24bは、ベローズ14の少なくとも一つの波形12の
両側谷部30、30から山部32に密着できる様に、内
周面20の中央部に円周凹溝34と、この円周凹溝34
の両側に円周突条36、36が設けられ、かつ波形12
の両側谷部30、30から山部32にかけて断面コ字状
に一体形成されている。
4bを接合した割りリング24は、ベローズ16の波形
12に簡易に嵌着でき、更にベローズ14の一つの波形
12の山部32から両側の谷部30、30へ嵌着するよ
うに厚幅が拡大されたことにより、割リング24の強度
や剛性が高くなり、押圧したときの変形がほとんどな
く、金属製可撓管16と他の管体18との接続面38の
水密性を向上できる。すなわち、割リングの内面をベロ
ーズの波形と略同一に形成することにより割リングの有
効厚さを大きくでき、かつ、ベローズの谷部に入る部分
が割リングの円錐変形に抵抗する強度部材となるため、
リングの強度剛性が高まり、リングの変形がほとんどな
く良好なシール面を形成することとなるものである。
状フランジ26は、割リング24と同様に鋼鋳鉄、硬質
合成樹脂等を素材とし、金属製可撓管16に通係し得る
肉厚の環状体に形成されている。この環状フランジ26
には、その内周面の一方縁に、割リング24の外周縁に
係着するように切欠された円周段溝40が設けられ、更
に、接続すべき他の管体18のフランジ42との相互に
ボルト等の締付具を通係するための複数の締付孔44が
開孔されている。割リング24の外表面にベローズ14
からブレード28を被着して環状フランジ26を係着さ
せ、他の管体18へ環状フランジ26を締め付けること
により、ブレード28を強固に、安定保持してベローズ
14等の損傷を防止できる。なお、環状フランジ26
は、円周段溝40を設けることなく、環状フランジ26
の側面を直接割りリング24の側面に接合させてもよ
い。
管接続構造10の作用を説明する。作業現場等におい
て、他の金属製等の管体18に金属製可撓管16を接続
する場合には、同金属可撓管16の端部側において、ブ
レード28の外周面に環状フランジ26を通係させ、更
に、ブレード28を捲り状に剥離させてベローズ14の
端部を露出させる。
2を一つ余して二つ目の波形12の山部32と両側の谷
部30、30とに、二つ割りしている半割リング24
a、24bを、例えば上下方向から嵌着させ、前記捲り
状に剥離させたブレード28を再び割リング24を外周
面に被着させる。波形12の端部余り山形数は、一つに
限らず複数列であってもよい。そして、通係していた環
状フランジ26を割リング24側へスライドさせ、環状
フランジ26の円周段溝40を割フランジ24の縁部に
係着させる。
6と、管体18のフランジ42とに開孔している複数の
締付孔44、44にボルト等の締付具46を通係して環
状フランジ26をフランジ42へ向けスライドさせなが
ら割リング24を管体18へ押圧するものである。
るパッキン48に接摺しているベローズ14の端部の波
形12は、二重に折曲した状態となって圧搾状にパッキ
ン48に密着する。前記割リング24は一つの波形12
の山部32から両側の谷部30、30へ跨がった幅厚が
大きく形成されているため、その強度や剛性が高くな
り、環状フランジ26で押圧されたときに変形すること
なく、端部の圧搾された波形12でパッキン48を均等
に押圧して接続面38の水密性が飛躍的に向上される。
可撓管接続構造10の第2実施例が示されている。この
第2実施例においては、金属製可撓管16、環状フラン
ジ26、他の管体18の構成は第1実施例と同じである
ため、同一部材には同一番号を付し、その詳細な説明は
省略する。この第2実施例においては、金属製可撓管1
6のベローズ14の波形12の相隣接する谷部30、3
0に配置され、外周側が相互に密着当接し得る少なくと
も2セットの第1割リング24−1と、第2割リング2
4−2とを有している。
24−2とは、内周面がベローズ14の谷部30に嵌合
可能に断面視円弧面50に形成されている。また、隣接
する第1割リング24−1と第2割リング24−2の衝
合面であって、両リングの内のいずれかの割リング側に
は、中間位置から下端にかけてベローズ14の一つの波
形12を介装収容する逃げ部52が設けられている。こ
の逃げ部52は、ベローズ14の波形12を第1、第2
割リング24−1、24−2で挟着しながら圧搾された
波形12を収容できるように凹陥されている。これによ
り、一つの波形12を第1割リング24−1と第2割リ
ング24−2とでスムーズに挟着して相互の側面を密着
当接できることとなる。
ング24−1は、半割リング24a、24bが上下に配
置され、第2割リング24−2は、半割リング24a、
24bが左右に配置されて第1割リング24−1の割形
端54、54と、第2割リング24−2の割形端54、
54とが略90度の位相差をおいて配置させ、接合させ
るものである。
2を第1割リンク24−1と第2割リング24−2で挟
着し、第2割リング24−2に環状フランジ26を係着
して他の管体18のフランジ42へ締付けたときに、第
1、第2割リング24−1、24−2の剛性の弱い割形
端54、54の位置を相互に補強でき、割リングによる
ベローズ14の端部の波形12を均等に押圧できる。
52を設けてベローズ14の波形12を挟着できるた
め、第1、第2割リングを接合しながら肉厚を増加して
割リングの剛性を大きくでき、割リングを他の管体18
のフランジ42へ締付けるときの変形を防止して管体1
8と金属製可撓管16の水密性を向上できる。なお、本
実施例において、2セットの第1、第2割リングを接合
しているが、これに限ることなく、3セットの第1、第
2、第3割リングを接合してもよく、この場合には、各
第 1、第2、第3割リングの割形端は、相互に略60度
程度の位相差をおいて配置するものである。
2割リング24−2との接合面には、図7に示す様な環
状保持板56が挟着されている。この環状保持板56
は、薄金属板を素材とし、前記第1、第2割リング24
−1、24−2の周側面に接合できる環状板58と、こ
の環状板58の両面に、環状板56の半径方向に沿い、
第1、第2割リング24−1、24−2の各割形端5
4、54に係着するように環状板58の両面で相互に略
90度の位相差をおいて固定された係合子60a、60
bと、を備えている。
に挟着し、その両面の係合子60a、60bをそれぞれ
第1、第2割リングの割形端54に係着させ、半割りさ
れた各第1、第2割リングの割形端54、54を相互に
交差状に配置して接合した割リングの剛性の弱体化、変
形を防止できる。
管接続構造10の作用を説明する。本実施例において
は、図4、図5に示す様に、金属製可撓管16のベロー
ズ14の端部側で、一つの波形12を余した次の波形1
2の山部32の両側に第1、第2割リング24−1、2
4−2を配置し、更に第1、第2割リングに環状保持板
56を挟着して外周面にブレード28を被着させる。
環状フランジ26を第 1、第2割リングに係着し、他の
管体18のフランジ42へ環状フランジ26を締付けな
がらベローズ14の端部の波形12を圧搾状にフランジ
42のパッキン48へ密着させ、かつ第 1、第2割リン
グ内に挟着した波形12を圧搾して一方の逃げ部52内
に収容するものである。
24−1、24−2で割リングの肉厚が増加して剛性が
大きくなり、他の管体18のフランジ42へ締付けたと
きに割リングの変形を防止してベローズ14の端部を均
等にパッキン48に密着させながら水密性を向上でき
る。
グ24−1、24−2にブレード28を被着し、これに
環状フランジ26を係着して他の管体18へ締め付ける
ため、ブレード28を強固に安定保持でき、内部のベロ
ーズ14等の損傷を防止できる。また、第 1、第2割リ
ングは、各半割リング24a、24bの割端に環状保持
板56の係合子60a、60bを係着して割形端54、
54を位相差をおいて配置しながら割リングの剛性の弱
体化、変形を防止できることとなる。
可撓管接続構造10の第3実施例が示されている。この
第3実施例においても、金属製可撓管16、環状フラン
ジ26、他の管体18等の構成は第1実施例と同じであ
るため、同一部材には同一番号を付し、その詳細な説明
は省略する。
の端部側の波形12の少なくとも1つの波形側壁62を
挟着するように、前記波形12の谷部30に配置された
外部割リング24−3と、谷部30と対向するベローズ
14の内面側に配置された内部割リング24−4とを備
えている。
は、その内周面に幅厚方向に向って、ベローズ14の波
形12の谷部30に嵌着できる円弧面64が形成され、
前記第1、第2実施例と同様に、二つに分割された半割
リングに形成されている。また、内部割リング24−4
は、ベローズ14の一つの波形12の内面側に嵌合でき
る幅厚で、内周面と外周面とには、幅厚方向に向って円
弧面64、64が形成されると共に二つに分割された半
割リングに形成されている。
12の内周面に内部割リング24−4が配置され、前記
波形12に隣接した谷部30の外周面に外部割リング2
4−3が配置され、この内部割リングと外部割リングと
はベローズ14の波形側壁62を介して均等に密着され
ている。
0においては、外部割リング24−4にベローズ14か
らブレード28を被着させ、この外部割リング24−4
に環状フランジ26を係着して他の管体18のフランジ
42ヘ締付るものであり、ベローズ14の波形側壁62
の内外面に配置された内部割リングと外部割リングは隣
接状態にガタが発生することなく、相互に均等な接合状
態を保持しながらベローズ14の端部を管体18のパッ
キン48に均一に密着でき、ベローズ14の端部とパッ
キン48との水密性を向上できる。また、ブレード28
を強固に安定して保持でき、ベローズ14等の損傷を防
止できる。
リング24−3は、接続すべき他の管体18に近い方か
ら内部割リング24−4と外部割れリング24−3とを
交互に配置するものであり、図9に示す様に、内部割リ
ング24−4と外部割リング24−3との重合わせ数も
複数個に選択配置してもよく、これにより割リング全体
の厚みを大きくして剛性を高め、割リングの変形を防止
してベローズとパッキンとの接続面の水密性を向上でき
る。
6と他の管体18との接続部において、金属製可撓管の
ベローズ14を管体18へ押圧する割リングの変形を防
止でき、ベローズ14を管体18に対して均等に密着当
接して水密性を向上できるものであり、各産業設備配管
の接続部等に施工することによって作業性、施工性を高
めると共に接続部の漏洩事故等の発生を防止することと
なる。
属製可撓管と他の管体との接続構造によれば、波形が連
続形成された波形面を有するベローズを含む金属製可撓
管と他の管体との接続部において、前記ベローズの波形
と略同一の波形を内周面に形成し、該ベローズの外周面
にその内周面が嵌着された割リングと、この割リングに
係着し、接続すべき他の管体へ押圧するための環状フラ
ンジとを備え、前記割リングにより、接続すべき他の管
体に対してベローズを均等に圧着して成ることにより、
割リングの肉厚が大きくなって他の管体へ締め付けたと
きに変形することなく、金属製可撓管のベローズの端部
を他の管体のパッキンに対して均等に密着させて水密性
を大幅に向上させ得る。
は、前記ベローズの少なくとも1つの波形の両側谷部か
ら山部にかけて断面コ字状に一体的に形成されて成るこ
とにより、割リングの剛性が高く、環状フランジで押圧
するときに傾斜変形を発生することなく、金属製可撓管
のベローズの端部を他の管体へ均等に密着できる。
割リングの外表面にはブレードが被着され、更にその外
面側から前記環状フランジを割リングに係着させて接続
すべき他の管体へ押圧させて成ることにより、ブレード
を強固に安定保持できてベローズ等の損傷を防止でき
る。
管体との接続構造によれば、波形が連続形成された波形
面を有するベローズを含む金属製可撓管と他の管体との
接続部において、前記ベローズの波形の相隣接する谷部
に配置され、外周側が相互に密着当接し得る少なくとも
2セットの割リングを有し、この割リングに係着し、接
続すべき他の管体へ押圧するための環状フランジを備
え、さらに前記割リングには、前記ベローズの波形を介
装収容する逃げ部を設けて成ることにより、接合した2
セットの割リングで肉厚が増加し、半割された割リング
の割形端を位相差をおいて交差させて剛性の弱い部分を
相互に補充でき、また、割りリングで挟着したベローズ
の波形部を、逃げ部に収容しながら複数の割リングの重
ね合わせが可能となって割リングの剛性が向上され、割
リングに変形等が発生することなく、ベローズの端部を
管体へ均一に密着できて接続部の水密性を向上できる。
2セットの割リングの間には、環状保持板が挟着され、
この環状保持板は、その両面に割リングの割形端に係着
する係合子を備えて成ることにより、2セットの割リン
グの割形端に係合子を係着しながら2セットの割リング
の割形端が重複し、弱体化するのを防止できる。
前記割リングの割形端の位置に対応して相互に位相差を
おいて配設されて成ることにより、割リングの割形端の
重複を防止でき、複数個の割リングを重ね合わせながら
剛性を高め、接続部の水密性を向上できる。
割リングの外表面にはブレードが被着され、更にその外
面側から前記環状フランジを割リングに係着させて接続
すべき他の管体へ押圧させて成ることにより、ブレード
を強固に安定保持してベローズ等の損傷を防止できる。
管体との接続構造によれば、波形が連続形成された波形
面を有するベローズを含む金属製可撓管と他の管体との
接続部において、前記ベローズの波形の少なくとも1つ
の波形側壁を挟着するように、1つの波形の谷部に配置
された外部割リングと、前記谷部と対向するベローズ内
面側に配置された内部割リングとを備え、前記外部割リ
ングに係着し、接続すべき他の管体へ押圧するための環
状フランジを備えて成ることにより、内部割リングと外
部割リングとはベローズの波形側壁を介して相互にが均
一に隣接されてガタが発生することなく、均等な接合状
態を保持しながらベローズの端部を管体へ均一に密着で
き、接続部の水密性を向上できる。
グと外部割リングは、接続すべき他の管体に近い方から
内部割リングと外部割れリングが交互に配置されて成る
ことにより、内部割リングと外部割リングとを各々複数
個配置して割リング全体の剛性を大きくでき、接続部の
変形を防止して水密性を向上させることが可能である。
と割リングの外表面にはブレードが被着され、更にその
外面側から前記環状フランジを割リングに係着させて接
続すべき他の管体へ押圧させて成ることにより、ブレー
ドを強固に安定保持してベローズ等の損傷を防止でき
る。
管体との接続構造の一部拡大断面図である。
接続構造の一部拡大断面図である。
波形の谷部への挿入の説明図である。
る。
接続構造の一部拡大断面図である。
体との接続構造の内外部割リングを複数個に増加させた
実施例の一部拡大断面図である。
の一部拡大断面図である。
状態を示した説明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 波形が連続形成された波形面を有するベ
ローズを含む金属製可撓管と他の管体との接続部におい
て、 前記ベローズの波形と略同一の波形を内周面に形成し、
該ベローズの外周面にその内周面が嵌着された割リング
と、 この割リングに係着し、接続すべき他の管体へ押圧する
ための環状フランジと、を備え、 前記割リングにより、接続すべき他の管体に対してベロ
ーズを均等に圧着して成る金属製可撓管と他の管体との
接続構造。 - 【請求項2】 前記割リングは、前記ベローズの少なく
とも1つの波形の両側谷部から山部にかけて断面コ字状
に一体的に形成されて成る請求項1記載の金属製可撓管
と他の管体との接続構造。 - 【請求項3】 前記ベローズと割リングの外表面にはブ
レードが被着され、更にその外面側から前記環状フラン
ジを割リングに係着させて接続すべき他の管体へ押圧さ
せて成る請求項1または2記載の金属製可撓管と他の管
体との接続構造。 - 【請求項4】 波形が連続形成された波形面を有するベ
ローズを含む金属製可撓管と他の管体との接続部におい
て、 前記ベローズの波形の相隣接する谷部に配置され、外周
側が相互に密着当接し得る少なくとも2セットの割リン
グを有し、 この割リングに係着し、接続すべき他の管体へ押圧する
ための環状フランジを備え、 さらに前記割リングには、前記ベローズの波形を介装収
容する逃げ部を設けて成る金属製可撓管と他の管体との
接続構造。 - 【請求項5】 前記相隣接する2セットの割リングの間
には、環状保持板が挟着され、 この環状保持板は、その両面に割リングの割形端に係着
する係合子を備えて成る請求項4記載の金属製可撓管と
他の管体との接続構造。 - 【請求項6】 前記係合子は、前記割リングの割形端の
位置に対応して相互に位相差をおいて配設されて成る請
求項4記載の金属製可撓管と他の管体との接続構造。 - 【請求項7】 前記ベローズと割リングの外表面にはブ
レードが被着され、更にその外面側から前記環状フラン
ジを割リングに係着させて接続すべき他の管体へ押圧さ
せて成る請求項4ないし6のいずれかに記載の金属製可
撓管と他の管体との接続構造。 - 【請求項8】 波形が連続形成された波形面を有するベ
ローズを含む金属製可撓管と他の管体との接続部におい
て、 前記ベローズの波形の少なくとも1つの波形側壁を挟着
するように、1つの波形の谷部に配置された外部割リン
グと、前記谷部と対向するベローズ内面側に配置された
内部割リングと、を備え、 前記外部割リングに係着し、接続すべき他の管体へ押圧
するための環状フランジを備えて成る金属製可撓管と他
の管体との接続構造。 - 【請求項9】 前記内部割リングと外部割リングは、接
続すべき他の管体に近い方から内部割リングと外部割れ
リングが交互に配置されて成る請求項6記載の金属製可
撓管と他の管体との接続構造。 - 【請求項10】 前記ベローズと割リングの外表面には
ブレードが被着され、更にその外面側から前記環状フラ
ンジを割リングに係着させて接続すべき他の管体へ押圧
させて成る請求項8または9記載の金属製可撓管と他の
管体との接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204291A JP2678735B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 金属製可撓管と他の管体との接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204291A JP2678735B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 金属製可撓管と他の管体との接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0849792A true JPH0849792A (ja) | 1996-02-20 |
JP2678735B2 JP2678735B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=16488052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6204291A Expired - Fee Related JP2678735B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 金属製可撓管と他の管体との接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2678735B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000320737A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-24 | Nangoku Fureki Kogyo Kk | ブレードフレキシブルの端部構造 |
JP2002195478A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-10 | Tofle Co Inc | フレキシブルチューブ |
JP2004278544A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Taifurekkusu Kk | フレキシブル管継手 |
JP2017223373A (ja) * | 2017-09-28 | 2017-12-21 | コスモ工機株式会社 | 管継手 |
WO2019026277A1 (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-07 | 株式会社昭和螺旋管製作所 | フレキシブル配管の保護構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0353117U (ja) * | 1989-09-28 | 1991-05-23 | ||
JP3080188U (ja) * | 2000-12-07 | 2001-09-14 | 鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 | ソケットコネクタ |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP6204291A patent/JP2678735B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2678735B2 (ja) | 1997-11-17 |
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