JPH0849484A - ロールスクリーン - Google Patents

ロールスクリーン

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JPH0849484A
JPH0849484A JP20460994A JP20460994A JPH0849484A JP H0849484 A JPH0849484 A JP H0849484A JP 20460994 A JP20460994 A JP 20460994A JP 20460994 A JP20460994 A JP 20460994A JP H0849484 A JPH0849484 A JP H0849484A
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winding
nut member
clutch spring
pipe
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Masahito Fujiwara
雅人 藤原
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Nichibei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーンの上昇速度にかかわらず、スクリ
ーンを常にあらかじめ設定した巻取り上限位置で停止さ
せることができるようにする。 【構成】 巻取パイプ16と同心に配置されているボル
ト軸52と、ボルト軸52に軸方向に移動可能にねじ込
まれているとともに、巻取パイプ16に一体回転するよ
うに連結されているナット部材54と、ボルト軸52に
固定されている固定部材60と、これと固定部材60と
の間隔が所定値以上広がらないようにボルト軸52に相
対回転可能にはめ合わされているとともに、ナット部材
54と一体回転するように係合可能である規制部材と、
一端が規制部材56に、他端が固定部材60に、それぞ
れ連結されており、ナット部材54からの回転力によっ
て規制部材56が回転することにより、縮径されていく
ように構成されているクラッチばね58と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロールスクリーンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロールスクリーンの巻取り上限位
置設定装置としては、実公昭58−21919号公報に
示されるものがある。すなわち、これに示されるスクリ
ーンの巻取り上限位置設定装置は、スクリーンの巻取筒
の回転軸上に配置されて固定される静止ボルトと、静止
ボルトにねじ込まれているとともに、巻取筒に連結され
ており、静止ボルトの軸方向に移動可能かつ回転可能な
移動コマと、静止ボルトに取付けられて移動コマに圧接
する制動板と、静止ボルトの軸心上で制動板に重なり合
うように配置され、制動板を移動コマ方向に弾発的に押
圧し、圧接する圧接体と、から構成されているものであ
る。スクリーンの巻取り上限位置の設定は、まず、回転
筒をブラケットから取外し、移動コマを手指等によって
回転させて、静止ボルト上を移動させ、制動板にいっぱ
いに押付けておき、これを所望の位置まで巻上げたスク
リーンの回転筒内に取付けることによって行われる。こ
れにより、引き下ろされていたスクリーンが所望の位置
まで巻取られたときに、静止ボルト上を移動していた移
動コマは、制動板に衝突する。このため、制動板は圧接
体の弾性力に抗して、静止ボルト上を更に移動しようと
する移動コマに押圧されて移動する。これにより、圧接
体が圧縮されるため、圧接体の弾性力により制動板が移
動コマを上記とは反対方向に押圧するので、移動コマの
移動が停止する。したがって、巻取筒の回転が停止する
ため、スクリーンの巻取りが停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスクリーンの巻取り上限位置設定装置では、次のよ
うな問題がある。すなわち、移動コマは、これが巻取り
上限位置まで移動したときに、圧接体の弾性力により衝
撃力が多少は吸収されるが、これらにより急にブレーキ
力が加えられるため、かなり大きな衝撃力が発生する。
このため、移動コマは、静止ボルトのねじ山に強固に結
合されてしまい、巻取り上限位置からスクリーンを下降
させる際に、下降操作に要する力が大きいという問題が
ある。上記問題を解決するものとして、実公平3−16
400号公報に示されるものがある。これに示されるス
クリーンの巻取り上限位置設定装置は、ロールパイプを
回転自在に支持する固定軸と、固定軸の延長軸部に設け
られたボルトと、ボルトにナットとして取付けられロー
ルパイプとともに回転してボルト上を移動する移動こま
と、移動こまを制動するブレーキと、からなる装置であ
って、ブレーキは固定軸の延長部に設けられたブレーキ
ドラムと、ブレーキドラムに締弛自在に巻付けられて一
端が固定軸の延長軸部に係止され他端が自由なコイルば
ねと、移動こまのコイルばね側に設けられた係合部と、
からなり、移動こまの係合部がコイルばねの他端に係合
してコイルばねをブレーキドラムに締着させることによ
り、ロールパイプの回転を停止させるものである。スク
リーンの巻取り上限位置の設定は、まず、ロールパイプ
をブラケットから取外し、移動こまを、これの係合部が
コイルばねの他端に係合してコイルばねをブレーキドラ
ムに定着させる位置まで移動させた状態で、スクリーン
が所望の位置まで巻上げられた状態のロールパイプに取
付けることにより行われる。これにより、ロールパイプ
が急速に回転して、移動こまがボルト上を急速に回転し
ながら移動しても、スクリーンが上記所望の位置まで巻
上げられて停止するときには、移動こまはコイルばねに
よりショックが吸収されて停止することができる。しか
しながら、これに示されるものは、下降したスクリーン
の停止位置によって、スクリーンの巻上げ速度が変わる
ため、移動こまの係合部とコイルばねとの係合割合に差
が生じる。このため、移動こまが停止する位置が変化す
るため、スクリーンの停止位置が一定でないという問題
がある。本発明は、上記課題を解決するためのものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ナット部材と
一体回転するように係合可能である規制部材を、これ
と、ボルト軸に固定されている固定部材と、の間隔が所
定値以上広がらないようにボルト軸に相対回転可能には
め合わせ、ナット部材からの回転力による規制部材の回
転により、規制部材及び固定部材間で縮径又は拡径され
ていくように第1クラッチばねを構成することにより、
上記課題を解決する。すなわち、本発明のロールスクリ
ーンは、セットフレーム(12)の両端に設けられるサ
イドプレート(14)によって両端が回転可能に支持さ
れる巻取パイプ(16)と、巻取パイプ(16)に一端
側が巻取り及び巻解き可能に連結されているスクリーン
(18)と、巻取パイプ(16)に常時スクリーン(1
8)巻取り方向に回転させる力を加えている巻取スプリ
ングと、巻取パイプ(16)へのスクリーン(18)の
巻取り上限位置を設定可能な巻取り上限位置設定装置
と、を有するものにおいて、上記巻取り上限位置設定装
置は、上記巻取パイプ(16)と同心に配置されている
ボルト軸(52)と、ボルト軸(52)に軸方向に移動
可能にねじ込まれているとともに、巻取パイプ(16)
に一体回転するように連結されているナット部材(5
4)と、ボルト軸(52)に固定されている固定部材
(60)と、これと固定部材(60)との間隔が所定値
以上広がらないようにボルト軸(52)に相対回転可能
にはめ合わされているとともに、ナット部材(54)と
一体回転するように係合可能である規制部材(56)
と、一端が規制部材(56)に、他端が固定部材(6
0)に、それぞれ連結されており、ナット部材(54)
からの回転力によって規制部材(56)が回転すること
により、縮径されていくように構成されている第1クラ
ッチばね(58)と、を有する、ことを特徴とする。ま
た、巻取り上限位置設定装置は、上記巻取パイプ(1
6)と同心に配置されているボルト軸(52)と、ボル
ト軸(52)に軸方向に移動可能にねじ込まれていると
ともに、巻取パイプ(16)に一体回転するように連結
されているナット部材(54)と、ボルト軸(52)に
固定されている固定部材(84)と、これと固定部材
(84)との間隔が所定値以上広がらないようにボルト
軸(52)に相対回転可能にはめ合わされているととも
に、ナット部材(54)と一体回転するように係合可能
である規制部材(80)と、一端が規制部材(80)
に、他端が固定部材(84)に、それぞれ連結されてお
り、ナット部材(54)からの回転力によって規制部材
(80)が回転することにより、拡径されていくように
構成されている第1クラッチばね(82)と、を有す
る、ことを特徴とするものとすることができる。なお、
かっこ内の符号は、後述する実施例の対応する部材を示
す。
【0005】
【作用】請求項1記載のロールスクリーンのスクリーン
を上昇させる場合は、巻取スプリングの弾性力により巻
取パイプをスクリーン巻取り方向に回転させる。これに
より、ナット部材も巻取パイプと一体に回転し、ボルト
軸上を規制部材方向に移動していく。ナット部材は、規
制部材に最も接近した位置まで移動すると、規制部材と
一体回転するように係合する。これにより、規制部材
は、ナット部材と一体に回転していくため、第1クラッ
チばねは縮径されていく。第1クラッチばねが縮径され
る度合いが大きくなるにつれて、規制部材に対する第1
クラッチばねのブレーキ力が徐々に強まり、巻取パイプ
を回転させようとする巻取スプリングの弾性力よりも、
規制部材の回転を停止させようとする第1クラッチばね
の弾性力の方が大きくなった時点で、規制部材の回転が
停止する。これにより、ナット部材を介して巻取パイプ
は回転が拘束されるため、スクリーンの上昇が、一旦停
止する。この後、規制部材は、第1クラッチばねの弾性
力によりスクリーン巻解き方向に回転し、第1クラッチ
ばねが縮径状態から回復した時点で規制部材の回転が停
止する。これにより、ナット部材を介して、巻取パイプ
がスクリーン巻解き方向に若干回転して停止することに
なるため、スクリーンは若干下降した後、停止する。こ
のときのスクリーンの停止位置が、あらかじめ設定した
スクリーンの巻取り上限位置である。また、請求項2に
記載されているロールスクリーンのスクリーンの上昇
は、ナット部材の回転力により規制部材が回転するにし
たがって、第1クラッチばねが拡径されていくこと以外
は、上記請求項1に記載されているロールスクリーンの
場合と同じである。上述のように、第1クラッチばねが
縮径状態又は拡径状態から回復した位置がスクリーンの
停止位置であるため、スクリーンは、これの上昇速度に
よって一旦停止する位置は上下するが、最終的には、常
に、あらかじめ設定されたスクリーンの巻取り上限位置
に停止することができる。また、ナット部材は、規制部
材と回転方向で係合して、一体に回転するため、係合時
の衝撃力によって、ナット部材がボルト軸のねじ山に強
固に固定されてしまうというようなことがない。
【0006】
【実施例】図1に本発明を実施したロールスクリーン1
0の一部を示す。ロールスクリーン10を窓枠に取付け
るためのセットフレーム12の両端にサイドプレート1
4が設けられている(図1中右側端部のサイドプレート
は図示していない)。サイドプレート14には、巻取パ
イプ16が回転可能に支持されている。巻取パイプ16
には、スクリーン18の一端側が巻取り及び巻解き可能
に連結されている。巻取パイプ16は、図示していない
巻取スプリングにより、常時スクリーン18を巻取る方
向への力が加えられている。スクリーン18の他端側
は、図6に示されるように、ウエイトバー20に連結さ
れている。ウエイトバー20の長手方向中央位置には、
図6に示されるように、プルコード90が垂下してお
り、プルコード90の下端にはつまみ92が連結されて
いる。図1中左側端部のサイドプレート14には、クラ
ッチキャップ22が、これの開口端部に外径方向に突出
して形成される連結部22dをもって固定されている。
クラッチキャップ22は、これの連結部22d側開口端
部から軸方向所定位置まで形成される円筒状の大径部2
2aと、大径部22aよりも径方向寸法が小さい円筒状
の小径部22bと、大径部22aと小径部22bとを連
結する側壁22cと、から構成されている。クラッチキ
ャップ22の連結部22dには、円周方向に90度おき
に切欠部22eが形成されている。略円筒状のドラム受
プレート26には、これの一端側に、円周方向に90度
おきに突出片26aが形成されている。ドラム受プレー
ト26の突出片26aは、クラッチキャップ22の切欠
部22eに移動不可能にはめ込まれている。ドラム受プ
レート26は、これの縁部が内径方向に屈曲している他
端側をサイドプレート14の図1中左側端面から突出さ
せて、サイドプレート14に形成されている円形の空間
部14aにはめ合わされている。クラッチキャップ22
の内部にクラッチドラム28が配置されている。クラッ
チドラム28には、先端径部28fと、先端径部28f
から肩部28gを形成して形成されており、先端径部2
8fよりも大径の大径部28aと、大径部28aから肩
部28dを形成して形成されており、大径部28aより
も小径の中径部28bと、中径部28bから肩部28e
を形成して形成されており、中径部28bよりも小径の
小径部28cと、が形成されている。クラッチドラム2
8は、これの先端径部28fをもってドラム受プレート
26の他端側の縁部に回転可能にはめ合わされている。
クラッチドラム28には、これの軸心を貫通する断面一
部方形一部円形の貫通孔28hが形成されている。貫通
孔28hは、断面円形部分がサイドプレート14側に配
置されている。また、クラッチドラム28には、これの
円周方向所定位置にこれの先端径部28fから小径部2
8cにかけて切欠部28iが形成されている。クラッチ
ドラム28は、これの中径部28bがクラッチキャップ
22の大径部22aと軸方向同位置に配置されていると
ともに、これの小径部28cがクラッチキャップ22の
小径部22bに相対回転可能にはめ合わされている。ま
た、クラッチドラム28は、これの肩部28eがクラッ
チキャップ22の側壁22cに接触して図1中右方向へ
の移動が拘束されているとともに、肩部28gがドラム
受プレート26に接触して図1中左方向への移動が拘束
されている。第2クラッチばね32は、クラッチキャッ
プ22の大径部22aと、クラッチドラム28の中径部
28bとの間に設けられている。第2クラッチばね32
は、これの両端部が内径方向に折り曲げられて、クラッ
チドラム28の切欠部28iに配置されている。第2ク
ラッチばね32は、クラッチドラム28の肩部28d
と、クラッチキャップ22の側壁22cとの間に挟まれ
て軸方向への移動が拘束されている。第2クラッチばね
32は、クラッチキャップ22の内周面と締結及びこれ
との締結を解除可能である。主軸34は、断面形状が一
部方形であるとともに一部円形とされている。主軸34
の断面方形の一端部34aは、これと一体回転可能であ
るとともに軸方向へ相対移動不可能にクラッチドラム2
8の貫通孔28hの断面方形部分にはめ合わされてい
る。主軸34の断面円形部分には、ストッパ装置38が
設けられている。ストッパ装置38は、溝付ドラム40
と、ストッパケース42と、ストッパケースキャップ4
4と、第3クラッチばね46と、ボール48と、から構
成されている。溝付ドラム40は、主軸34の外径部に
相対回転可能にはめ合わされており、外周面にはボール
48の移動を案内する溝40aが形成されている。スト
ッパケース42は、ボール48を挟んで溝付ドラム40
の外径部に相対回転可能にはめ合わされているととも
に、これの外径部が巻取パイプ16に一体に回転するよ
うに固定されている。溝付ドラム40及びストッパケー
ス42は、これらが相対回転することにより溝40aに
案内されて移動するボール48の位置によって、一体回
転可能に連結されたり、連結が解除されたりする。スト
ッパケースキャップ44は、ストッパケース42の一端
部に設けられており、ストッパケース42を主軸34に
相対回転可能に連結する。第3クラッチばね46は、一
端が溝付ドラム40に連結されて主軸34の外径部に設
けられており、溝付ドラム40がスクリーン18巻解き
方向へ回転するときは、拡径されて溝付ドラム40と主
軸34との締結を解除するが、溝付ドラム40がスクリ
ーン18巻取り方向へ回転するときは、縮径されて溝付
ドラム40と主軸34とを締結する。ボルト軸52は、
図2に示されるように、これの一端部が断面方形に、こ
れの他端部が肩部52dを形成してこれよりも径方向寸
法が小さい断面円形に形成されている。断面円形部52
bの端部には、径方向に貫通孔52cが形成されてい
る。ボルト軸52は、これの断面方形部52aが、主軸
34の他端に一体回転可能に連結されている。ナット部
材54は、図2に示されるように、つば付き円筒状の形
状を有している。ナット部材54のつば部54aには、
これの円周方向に所定間隔をあけた3か所に切欠部54
bが形成されている。また、ナット部材54の円筒状部
54cの図2中右側端面には、軸方向に係合部54dが
突出しているとともに、係合部54dから図2中反時計
方向に所定角度あけた位置から係合部54dの先端部に
かけて傾斜面が形成されている。ナット部材54は、こ
れの回転により軸方向に移動するようにボルト軸52に
ねじ込まれている。規制部材56は、図2に示されるよ
うに、円筒状部56dの一側端部につば部56aが形成
されているとともに、円筒状部56dの他側端部に円す
い台部56eが形成されている形状を有している。つば
部56aの図2中左側端面には、ナット部材54の係合
部54dと係合可能な係止部56bが軸方向に突出して
形成されているとともに、係止部56bから図2中時計
方向に所定角度あけた位置から係止部56bの先端部に
かけて傾斜面が形成されている。つば部56aには、こ
れの傾斜面から所定角度あけた位置に軸方向に貫通する
貫通孔56cが形成されている。規制部材56は、ボル
ト軸52の断面円形部52bに相対回転可能であるとと
もに、ボルト軸52の肩部52dにより図1中左方向へ
の移動が規制されるようにはめ合わされている。固定部
材60は、図2に示されるように、円筒状部60cの軸
方向所定位置につば部60aが形成されているととも
に、円筒状部60cの一側端部に円すい台部60dが形
成されている形状を有している。つば部60aには、軸
方向に貫通する貫通孔60bが形成されている。円筒状
部60cのつば部60aを挟んで円すい台部60d側と
は反対側には、ボルト軸52の貫通孔52cと対応する
位置に径方向に貫通する貫通孔60eが形成されてい
る。固定部材60は、図1に示されるように、ボルト軸
52の他端部52bにはめ合わされており、図1中上部
から割りピン62が貫通孔60e及び貫通孔52cを貫
通することによってボルト軸52に相対回転不可能であ
りかつ軸方向に移動不可能に連結されている。第1クラ
ッチばね58は、図2に示されるように、互いに隣接す
るコイル同士が密接するように巻かれており、これの両
端部58a及び58bが軸方向に折り曲げられている。
第1クラッチばね58は、図1に示されるように、規制
部材56と固定部材60との間に配置されており、これ
の一側端部が規制部材56の円筒状部56dの外径部に
はめ合わされており、これの他側端部が固定部材60の
円筒状部60cの外径部にはめ合わされている。また、
第1クラッチばね58は、これの一端部58aが規制部
材56の貫通孔56cに挿入されており、これの他端部
58bが固定部材60の貫通孔60bに挿入されてい
る。これにより、第1クラッチばね58は、規制部材5
6のスクリーン18巻取り方向への回転により縮径され
ていくように構成されている。プレートカバー64は、
サイドプレート14の垂直面、クラッチドラム28及び
ドラム受プレート26の図1中左側端部を覆うようにサ
イドプレート14に着脱可能に取付けられている。な
お、クラッチドラム28の貫通孔28hのサイドプレー
ト14側には、図示していないスプリングコントローラ
が着脱自在に設けられる。スプリングコントローラは、
クラッチドラム28の貫通孔28hに相対回転可能に挿
入可能であるとともに、第2クラッチばね32の両端部
間に所定角度相対回転可能に挿入可能である。巻取り上
限位置設定装置は、ボルト軸52、ナット部材54、規
制部材56、第1クラッチばね58、及び固定部材60
を有している。
【0007】次に、スクリーン18の巻取り上限位置の
設定方法について説明する。まず、スクリーン18を巻
取パイプ16に完全に巻取った状態で、図示していない
スプリングコントローラをクラッチドラム28の貫通孔
28h及び第2クラッチばね32の両端部間に、それぞ
れ挿入し、スプリングコントローラをスクリーン18巻
解き方向に回転させる。これにより、第2クラッチばね
32は回転自在になり、第2クラッチばね32、クラッ
チドラム28及び主軸34が一体に回転する。このた
め、主軸34と一体にボルト軸52が回転するが、巻取
スプリングの弾性力によって巻取パイプ16がスクリー
ン18巻解き方向へは回転しないため、ナット部材54
は回転が拘束される。これにより、ナット部材54は、
ボルト軸52の回転により、ボルト軸52の軸上を規制
部材56方向へ移動していく。ナット部材54は、規制
部材56に最も近づいた位置まで移動すると、図3に示
されるように、これの係合部54dと規制部材56の係
止部56bとが係合して、それ以上軸方向へ移動するこ
とができなくなるため、ボルト軸52と一体に回転し始
める。このため、巻取スプリングの弾性力に打ち勝って
巻取パイプ16がナット部材54と一体に回転し始める
ため、スクリーン18が巻解かれていく。スクリーン1
8を図6に示される位置まで下降させた後に、スプリン
グコントローラをクラッチドラム28から取外す。これ
により、第2クラッチばね32の作用によりクラッチド
ラム28、主軸34及びボルト軸52の回転がそれぞれ
拘束される。一方、巻取パイプ16は、巻取スプリング
の弾性力によりスクリーン18巻取り方向へ回転しよう
とするので、ナット部材54もスクリーン18巻取り方
向へ回転しようとする。ナット部材54がスクリーン1
8巻取り方向へ回転すると、規制部材56はナット部材
54とともにスクリーン18巻取り方向へ回転する。こ
れにより、第1クラッチばね58は、これの一端部58
aが規制部材56とともにねじり回転させられるが、こ
れの他端部58bが固定部材60とともに回転不可能に
拘束されており、また、ボルト軸52の肩部52dによ
って規制部材56の図1中左方向への移動が規制されて
いるため、図4に示されるように、規制部材56の円す
い台部56e及び固定部材60の円すい台部60dの外
周面に沿って縮径されていく。このため、規制部材56
に対する第1クラッチばね58のブレーキ力が徐々に強
まっていき、巻取パイプ16をスクリーン18巻取り方
向に回転させようとする巻取スプリングの弾性力より
も、規制部材56の回転を停止させようとする第1クラ
ッチばね58の弾性力の方が大きくなった時点で、規制
部材56の回転が停止する。これにより、ナット部材5
4のそれ以上の回転が拘束されるため、巻取パイプ16
は回転が拘束され、スクリーン18の上昇が、一旦停止
する。この後、第1クラッチばね58が、これの弾性力
により、図3に示される状態に回復するため、規制部材
56は、上記とは逆方向であるスクリーン18巻解き方
向に回転して、第1クラッチばね58が縮径状態から回
復した時点でこれの回転が停止する。これにより、ナッ
ト部材54を介して巻取パイプ16がスクリーン18巻
解き方向に若干回転するため、スクリーン18は若干下
降して停止する。これにより、スクリーン18の巻取り
上限位置が、図6に示される上記位置に設定される。な
お、上記実施例においては、スクリーン18の巻取り上
限位置を図6に示される位置に設定したが、これに限る
ものではなく、所望の位置に設定することができる。
【0008】スクリーン18の巻取り上限位置設定後
に、スクリーン18を下降させる場合は、つまみ92を
持ってこれを引き下げる。これによりプルコード90を
介してウエイトバー20が引き下げられるため、巻取パ
イプ16がスクリーン18巻解き方向に回転していく。
これにより、巻取パイプ16は、ナット部材54及びス
トッパケース42をスクリーン18巻解き方向に回転さ
せる。ストッパケース42の回転により、ボール48を
介してストッパケース42と溝付ドラム40とが締結さ
れて、溝付ドラム40もスクリーン18巻解き方向に回
転するが、溝付ドラム40がスクリーン18巻解き方向
に回転すると、第3クラッチばね46が拡径して溝付ド
ラム40と主軸34との締結が解除されるため、主軸3
4は回転しない。このため、ボルト軸52も回転しない
ので、ナット部材54はこれが回転することにより、こ
れの係合部54dと規制部材56の係止部56bとの係
合が解除されて、ボルト軸52上を図1中左方向に移動
していく。これにより、スクリーン18が巻取パイプ1
6から巻解かれていく。スクリーン18を、図7に示さ
れる最下降位置まで下降させて、ウエイトバー20を下
方に引く力を解除すると、巻取パイプ16は、巻取スプ
リングの弾性力によりスクリーン18巻取り方向に回転
しようとする。このため、ストッパケース42を介して
溝付ドラム40にスクリーン18巻取り方向への回転力
が加わるので、第3クラッチばね46が締径して溝付ド
ラム40と主軸34とが締結される。これにより、主軸
34がスクリーン18巻取り方向に回転しようとするの
で、これとともにクラッチドラム28もスクリーン18
巻取り方向に回転しようとする。このため、第2クラッ
チばね32の作用によりクラッチドラム28の回転が拘
束されるので、主軸34も回転が拘束される。したがっ
て、溝付ドラム40及びストッパケース42を介して、
巻取パイプ16は回転が拘束される。これにより、スク
リーン18は停止する。なお、上記実施例では、スクリ
ーン18を最下降位置まで下降させた場合について説明
したが、スクリーン18を所望の位置まで下降させた場
合も上記と同様の方法でスクリーン18が停止する。
【0009】次に、スクリーン18を上昇させる場合
は、つまみ92を持ってこれを若干引き下げる。これに
より、プルコード90を介してウエイトバー20が若干
引き下げられるため、巻取パイプ16とともにストッパ
ケース42がスクリーン18巻解き方向へ若干回転する
ので、溝40aに案内されてボール48が移動して、ス
トッパケース42と溝付ドラム40との締結が解除され
る。このため、巻取パイプ16、ストッパケース42及
びナット部材54は巻取スプリングの弾性力によりスク
リーン18巻取り方向に回転する。一方、主軸34は、
上述のように第2クラッチばね32の作用によってクラ
ッチドラム28の回転が拘束されているため、これの回
転が拘束されている。これにより、ナット部材54は、
回転しながらボルト軸52上を図5中右方向に移動して
いく。ナット部材54は、規制部材56に最も接近した
位置まで移動すると、図3に示されるように、これの係
合部54dが規制部材56の係止部56bに一体回転す
るように係合する。これにより、規制部材56は、ナッ
ト部材54と一体に回転していく。このため、第1クラ
ッチばね58は、これの一端部58aが規制部材56と
一体にねじり回転させられるが、これの他端部58bが
固定部材60とともに回転が拘束されており、また、ボ
ルト軸52の肩部52dによって規制部材56の図1中
左方向への移動が規制されているので、図4に示される
ように、規制部材56の円すい台部56e及び固定部材
60の円すい台部60dの外周面に沿って縮径されてい
く。これにより、規制部材56に対する第1クラッチば
ね58のブレーキ力が徐々に強まっていき、巻取パイプ
16をスクリーン18巻取り方向に回転させようとする
巻取スプリングの弾性力よりも、規制部材56の回転を
停止させようとする第1クラッチばね58の弾性力の方
が大きくなった時点で、規制部材56の回転が停止す
る。これにより、ナット部材54を介して巻取パイプ1
6は回転が拘束されるため、スクリーン18の上昇が、
一旦停止する。この後、第1クラッチばね58は、これ
の弾性力により図3に示されるような状態に回復するた
め、規制部材56が上記とは逆方向であるスクリーン1
8巻解き方向に回転して、第1クラッチばね58が縮径
状態から回復した時点で規制部材56の回転が停止す
る。これにより、ナット部材54を介して、巻取パイプ
16はスクリーン巻解き方向に若干回転して停止するた
め、スクリーン18は若干下降した後、停止する。この
ときのスクリーン18の停止位置が、図6に示される先
に設定したスクリーン18の巻取り上限位置である。上
述のように、第1クラッチばね58が縮径状態から回復
した位置がスクリーン18の停止位置であるため、スク
リーン18は、これの上昇速度によって一旦停止する位
置は上下するが、最終的には、常に、あらかじめ設定さ
れたスクリーン18巻取り上限位置に停止することがで
きる。また、ナット部材54は、規制部材56と回転方
向で係合して、一体に回転するため、係合時の衝撃力に
よって、ナット部材54がボルト軸52のねじ山に強固
に固定されてしまうということがない。
【0010】図8に第2実施例を示す。これは、規制部
材80、第1クラッチばね82及び固定部材84以外
は、上記第1実施例と同様の構造を有している。すなわ
ち、規制部材80は、図9に示されるように、つば付き
円筒状の形状を有しており、これのつば部80aの図9
中左側面には、ナット部材54の係合部54dと係合可
能な係止部80bが軸方向に突出して形成されていると
ともに、係止部80bから図9中時計方向に所定角度あ
けた位置から係止部80bの先端部にかけて傾斜面が形
成されている。つば部80aの図9中右側面の前記傾斜
面の終了位置と対応する位置には、軸方向に突出するリ
ブ80cが形成されている。規制部材80は、図8に示
されるように、ボルト軸52の断面円形部52bに相対
回転可能であるとともに、ボルト軸52の肩部52dに
よって図8中左方向への移動を規制されてはめ合わされ
ている。固定部材84は、図9に示されるように、外径
寸法が規制部材80と同じである円筒状部84bと、円
筒状部84bの軸方向所定位置に形成されるつば部84
aと、を有している。つば部84aの図9中左側面に
は、軸方向に突出するリブ84cが形成されている。ま
た、つば部84aの図9中左側に位置する円筒状部84
bには、ボルト軸52の貫通孔52cと対応する位置に
径方向に貫通する貫通孔84dが形成されている。固定
部材84は、図8に示されるように、ボルト軸52の断
面円形部52bにはめ合わされており、図8中上部から
割りピン62が貫通孔84d及び貫通孔52cを貫通す
ることにより、ボルト軸52に相対回転不可能でありか
つ軸方向に移動不可能に連結されている。第1クラッチ
ばね82は、図8及び図10に示されるように、互いに
隣接するコイル同士が密接するように巻かれており、規
制部材80及び固定部材84の間に配置されて、これの
図中左側端部が規制部材80の円筒状部80dに、これ
の図中右側端部が固定部材84のつば部84aの図中左
側に位置する円筒状部84bに、それぞれはめ合わされ
ている。第1クラッチばね82は、これの一端部82a
が規制部材80のリブ80cに接触しており、これの他
端部82bが固定部材84のリブ84cに接触してい
る。これにより、第1クラッチばね82は、規制部材8
0のスクリーン18巻取り方向への回転により拡径され
ていくように構成されている。
【0011】次に、第2実施例のスクリーン18の巻取
り上限位置の設定方法について説明する。下記の点以外
は、第1実施例と同様である。すなわち、スクリーン1
8を所望の巻取り上限位置で停止させた後、スプリング
コントローラを取り外すと、第1実施例と同様に、ナッ
ト部材54がスクリーン18巻取り方向に回転するた
め、これと係合している規制部材80もナット部材54
と一体に回転し始める。これにより、第1クラッチばね
82は、これの一端部82aが規制部材80とともにね
じり回転させられるが、これの他端部82bが固定部材
84とともに回転不可能に拘束されているため、図12
に示されるように、拡径されていく。このため、規制部
材80に対する第1クラッチばね82のブレーキ力が徐
々に強まっていき、巻取パイプ16をスクリーン18巻
取り方向に回転させようとする巻取スプリングの弾性力
よりも、規制部材80の回転を停止させようとする第1
クラッチばね82の弾性力の方が大きくなった時点で、
規制部材80の回転が停止する。これにより、ナット部
材54を介して巻取パイプ16の回転が停止するため、
スクリーン18の上昇が一旦停止する。この後、第1ク
ラッチばね82が、これの弾性力により、図11に示さ
れるような状態に回復するため、規制部材80は、上記
とは逆方向であるスクリーン18巻解き方向に回転し
て、第1クラッチばね82が拡径状態から回復した時点
でこれの回転が停止する。これにより、ナット部材54
を介して巻取パイプ16がスクリーン18巻解き方向に
若干回転して停止するため、スクリーン18は若干下降
して停止する。これにより、スクリーン18の巻取り上
限位置が上記所望の位置に設定される。
【0012】第2実施例のスクリーン18を下降させる
ときの作動は、上記第1実施例と同じであるため、説明
を省略する。
【0013】第2実施例のスクリーン18を上昇させる
ときの作動は、下記の点以外は第1実施例のものと同様
である。すなわち、巻取パイプ16及びナット部材54
がスクリーン18巻取り方向に回転し、ナット部材54
の係合部54dが規制部材80の係止部80bに係合す
ると、規制部材80は、ナット部材54と一体に回転し
ていく。これにより、第1クラッチばね82は、これの
一端部82aが規制部材80と一体にねじり回転させら
れるが、これの他端部82bが固定部材84とともに回
転が拘束されているため、図12に示されるように、拡
径されていく。このため、規制部材80に対する第1ク
ラッチばね82のブレーキ力が徐々に強まっていき、巻
取パイプ16をスクリーン18巻取り方向に回転させよ
うとする巻取スプリングの弾性力よりも、規制部材80
の回転を停止させようとする第1クラッチばね82の弾
性力の方が大きくなった時点で、規制部材80の回転が
停止する。これにより、ナット部材54を介して巻取パ
イプ16の回転が停止するため、スクリーン18の上昇
が一旦停止する。この後、第1クラッチばね82が、こ
れの弾性力により、図11に示されるような状態に回復
するため、規制部材80は、上記とは逆方向であるスク
リーン18巻解き方向に回転して、第1クラッチばね8
2が拡径状態から回復した時点でこれの回転が停止す
る。これにより、ナット部材54を介して巻取パイプ1
6がスクリーン18巻解き方向に若干回転して停止する
ため、スクリーン18は若干下降した後、停止する。こ
のときのスクリーン18の停止位置が、先に設定したス
クリーン18の巻取り上限位置である。上述のように、
第1クラッチばね82が拡径状態から回復した位置がス
クリーン18の停止位置であるため、スクリーン18
は、これの上昇速度によって一旦停止する位置は上下す
るが、最終的には、常に、あらかじめ設定されたスクリ
ーン18の巻取り上限位置に停止することができる。ま
た、ナット部材54は、規制部材80と回転方向で係合
して、一体に回転するため、係合時の衝撃力によって、
ナット部材54がボルト軸52のねじ山に強固に固定さ
れてしまうということがない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、スクリーンを上昇させ
る際に、巻取パイプのスクリーン巻取り回転速度によっ
て、ナット部材に係合した規制部材が第1クラッチばね
を縮径又は拡径させる度合いが変化して、スクリーンが
一旦上昇する位置は変化するが、第1クラッチばねの弾
性力が巻取スプリングの弾性力に打ち勝って、第1クラ
ッチばねが縮径状態又は拡径状態から回復するまで規制
部材及びナット部材を介して巻取パイプをスクリーン巻
解き方向に回転させる。したがって、最終的には、常に
あらかじめ設定した巻取り上限位置でスクリーンを停止
させることができる。また、ナット部材は、規制部材と
回転方向で係合して、一体に回転するため、係合時の衝
撃力によって、ナット部材がボルト軸のねじ山に強固に
固定されてしまうということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したロールスクリーンの部分断面
図である。
【図2】ボルト軸部分の分解斜視図である。
【図3】ナット部材と規制部材とが係合された状態を示
す図である。
【図4】クラッチばねが縮径された状態を示す図であ
る。
【図5】ナット部材と規制部材との係合が解除されてい
る状態を示す図である。
【図6】スクリーンが巻取り上限位置まで巻取られた状
態を示す図である。
【図7】スクリーンが最下降位置まで巻解かれた状態を
示す図である。
【図8】第2実施例を示す図である。
【図9】第2実施例のボルト軸部分の分解斜視図であ
る。
【図10】第2実施例のナット部材と規制部材との係合
が解除されている状態を示す図である。
【図11】第2実施例のナット部材と規制部材とが係合
された状態を示す図である。
【図12】第2実施例のクラッチばねが拡径された状態
を示す図である。
【符号の説明】
12 セットフレーム 14 サイドプレート 16 巻取パイプ 18 スクリーン 52 ボルト軸 54 ナット部材 56、80 規制部材 58、82 クラッチばね 60、84 固定部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットフレーム(12)の両端に設けら
    れるサイドプレート(14)によって両端が回転可能に
    支持される巻取パイプ(16)と、 巻取パイプ(16)に一端側が巻取り及び巻解き可能に
    連結されているスクリーン(18)と、 巻取パイプ(16)に常時スクリーン(18)巻取り方
    向に回転させる力を加えている巻取スプリングと、 巻取パイプ(16)へのスクリーン(18)の巻取り上
    限位置を設定可能な巻取り上限位置設定装置と、 を有する、 ロールスクリーンにおいて、 上記巻取り上限位置設定装置は、 上記巻取パイプ(16)と同心に配置されているボルト
    軸(52)と、 ボルト軸(52)に軸方向に移動可能にねじ込まれてい
    るとともに、巻取パイプ(16)に一体回転するように
    連結されているナット部材(54)と、 ボルト軸(52)に固定されている固定部材(60)
    と、 これと固定部材(60)との間隔が所定値以上広がらな
    いようにボルト軸(52)に相対回転可能にはめ合わさ
    れているとともに、ナット部材(54)と一体回転する
    ように係合可能である規制部材(56)と、 一端が規制部材(56)に、他端が固定部材(60)
    に、それぞれ連結されており、ナット部材(54)から
    の回転力によって規制部材(56)が回転することによ
    り、縮径されていくように構成されている第1クラッチ
    ばね(58)と、 を有する、 ことを特徴とするロールスクリーン。
  2. 【請求項2】 セットフレーム(12)の両端に設けら
    れるサイドプレート(14)によって両端が回転可能に
    支持される巻取パイプ(16)と、 巻取パイプ(16)に一端側が巻取り及び巻解き可能に
    連結されているスクリーン(18)と、 巻取パイプ(16)に常時スクリーン(18)巻取り方
    向に回転させる力を加えている巻取スプリングと、 巻取パイプ(16)へのスクリーン(18)の巻取り上
    限位置を設定可能な巻取り上限位置設定装置と、 を有する、 ロールスクリーンにおいて、 上記巻取り上限位置設定装置は、 上記巻取パイプ(16)と同心に配置されているボルト
    軸(52)と、 ボルト軸(52)に軸方向に移動可能にねじ込まれてい
    るとともに、巻取パイプ(16)に一体回転するように
    連結されているナット部材(54)と、 ボルト軸(52)に固定されている固定部材(84)
    と、 これと固定部材(84)との間隔が所定値以上広がらな
    いようにボルト軸(52)に相対回転可能にはめ合わさ
    れているとともに、ナット部材(54)と一体回転する
    ように係合可能である規制部材(80)と、 一端が規制部材(80)に、他端が固定部材(84)
    に、それぞれ連結されており、ナット部材(54)から
    の回転力によって規制部材(80)が回転することによ
    り、拡径されていくように構成されている第1クラッチ
    ばね(82)と、 を有する、 ことを特徴とするロールスクリーン。
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