JPH084944A - 二床式バルブ装置 - Google Patents

二床式バルブ装置

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JPH084944A
JPH084944A JP6133474A JP13347494A JPH084944A JP H084944 A JPH084944 A JP H084944A JP 6133474 A JP6133474 A JP 6133474A JP 13347494 A JP13347494 A JP 13347494A JP H084944 A JPH084944 A JP H084944A
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water
upper floor
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gas
shaft
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JP6133474A
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Naruaki Aguri
成晃 安栗
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/30Flood prevention; Flood or storm water management, e.g. using flood barriers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉駆動装置の操作性を悪化させたり、ガス
の洩れを生じたりすることなく、塩素ガスや下水の臭気
が上側床部上方の空間に漏れることを防止する。 【構成】 上側床部6を縦貫して配置された継軸7を覆
うように上側床部6から貯溜部2における水面の下方位
置まで水蜜管23を延設し、この水蜜管23内に給水管
路24を通して水道水cを常時供給する。水蜜管23の
下端部には、継軸7との間に小さな隙間27を形成し、
水蜜管23内に供給された水道水cはその自重で貯溜部
2内に流下される。この水道水cにて、貯溜部気体空間
aと水蜜管23内の空間および上側床部6上方の空間と
が遮断され、塩素ガスで継軸7がさらされることがない
とともに、貯溜部気体空間aからの塩素ガスや下水の臭
気ガスなどは水蜜管23内に侵入しなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水が貯溜されている貯
溜部に面して設けられた流路にバルブが配設され、貯溜
部上方に配設されている上側床部上に設けられた開閉駆
動装置を駆動してバルブを開閉する二床式バルブ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上水が貯溜されている浄水場や、下水が
貯溜されている下水処理場に、二床式バルブ装置が設け
られているものがある。この種の二床式バルブ装置の一
例としては、図2,図3に示すように、上水または下水
が底部床1上に貯溜されてなる貯溜部2に面して流路4
が形成され、この流路4を開閉するバルブ5が昇降自在
に配設されている。このバルブ5は、上側床部6を貫通
して縦方向に配設された軸体としての継軸7の下端に固
定され、上側床部6上に設置されている開閉駆動装置8
により継軸7を介して昇降されて開閉される。
【0003】このような二床式バルブ装置においては、
貯溜部2に貯溜されている上水または下水と上側床部6
との間の空間(以下、貯溜部気体空間という)aに塩素
ガスや下水の臭気を有するガスが溜ってしまう。したが
って、継軸7がたとえステンレス製であっても塩素ガス
でさらされて腐食したり、臭気ガスなどが、継軸7を通
過させる貫通孔を通して上側床部6より上方の外部空間
まで漏れて悪臭を発したりしないように、シール機構1
0が設けられている。
【0004】このシール機構10は、図4に示すよう
に、開閉駆動装置8から上側床部6を貫通して下方に延
設されて、下端が貯溜部2内の水(上水または下水)b
に浸けられた水密管11と、この水密管11の下端部に
配設されたOリング(またはVパッキンやグランドパッ
キン)などからなる各種のシール部材12とを備えてい
る。そして、シール部材12の下面側が水(上水または
下水)bに浸かった状態でシール部材12が継軸7に外
周側から圧接されており、継軸7の塩素ガスなどによる
腐食や、塩素ガスや下水の臭気などの上側床部6より上
方の空間への漏れが防止されるようになっている。な
お、3はバルブ5が出退するバルブボディ、13,14
は開閉駆動装置8の操作ハンドルおよび減速機構であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の二床式バルブ装置においては、シール部材12
を継軸7に圧接させる構造であるため、シール部材12
により継軸7に対する摩擦抵抗が生じて、開閉駆動装置
8の操作ハンドル13などの操作トルクが大きくなって
操作性を悪化させたり、シール部材12が経年変化によ
り劣化して塩素ガスや臭気ガスの洩れを生じたり、継軸
7におけるシール部材12と接する部分を凹凸がなくな
るように仕上加工しなければならず手間がかかったりす
るといった問題を生じていた。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、開閉
駆動装置の操作性を悪化させたり、シール部材の経年変
化により洩れを生じたり、継軸に仕上加工を施さなけれ
ばならなかったりすることなく、塩素ガスや下水の臭気
が外部に漏れることを防止できる二床式バルブ装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、水が貯溜されている貯溜部に面して設けら
れた流路に、この流路と貯溜部とを連通および遮断させ
るバルブが配設され、貯溜部上方に配設されている上側
床部を縦貫する軸体の下部側に前記バルブが一体的に固
定され、前記上側床部上に設けられた開閉駆動装置を駆
動して前記軸体を移動させることにより前記バルブを開
閉する二床式バルブ装置であって、前記軸体を外周側か
ら覆うように、前記上側床部から貯溜部における水面の
下方位置まで延設された管状体と、この管状体内に水を
供給する給水手段と、前記管状体の下端部に形成されて
管状体内に供給された水を貯溜部側に流通させる隙間と
を備えたものである。
【0008】
【作用】上記構成により、管状体内に供給されている水
にて、貯溜部における貯溜水面より上方の貯溜部気体空
間と管状体内の空間および上側床部上方の空間とが遮断
されるため、塩素ガスで軸体がさらされることがないと
ともに、前記貯溜部気体空間からの塩素ガスや下水の臭
気ガスなどは管状体内に侵入しなくなり、これらの塩素
ガスや下水の臭気ガスなどが管状体内部などを介して外
部に洩れることは防止される。また、管状体内には水が
順次供給されるため、管状体内で水が滞留して腐敗する
こともない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来と同機能のものには同符号を付し
て、その説明は省略する。
【0010】図1において、7は軸体としての継軸で、
この継軸7は上側床部6を縦貫して配置され、下端部に
固定されたカップリング21および弁棒22を介してバ
ルブ5が一体的に固定されている。そして、上側床部6
上の開閉駆動装置8を駆動して継軸7を移動させること
によりバルブ5を開閉するように構成されている。
【0011】この継軸7を外周側から覆うように、上側
床部6から貯溜部2における水面の下方位置まで管状体
としての水密管23が延設されている。そして、この水
密管23内には給水管路24を通して水道水cが常時供
給されている。なお、25は水道水cを出す蛇口、26
は水道水cを受ける受水部で、水密管23の上部外周側
は上側床部6に密着されている。
【0012】また、貯溜部2内の水(上水または下水)
bに浸けられている水密管23の下端部には、継軸7と
の間に小さな隙間27が形成されており、水密管23内
に供給された水道水cは、図1に矢印で示すように、そ
の水頭差で貯溜部2内に流下するようになっている。
【0013】上記構成により、水密管23に供給されて
いる水道水cにて、貯溜部気体空間aと水密管23内の
空間および上側床部6上方の空間とが遮断される。した
がって、貯溜部気体空間aの塩素ガスなどで継軸7がさ
らされて腐敗することがないとともに、貯溜部気体空間
aからの塩素ガスや下水の臭気ガスなどは水密管23内
に侵入しなくなり、これらの塩素ガスや下水の臭気ガス
などが水密管23および開閉駆動装置8を介して外部に
洩れることは防止される。そして、水密管23内には水
道水cが順次供給されるため、水密管23内で水道水c
が滞留して腐敗することもない。
【0014】また、シール部材を用いないので、従来の
ように、開閉駆動装置の操作性を悪化させたり、シール
部材の経年変化により洩れを生じたり、継軸に仕上加工
を施さなければならなかったりすることもない。
【0015】なお、上記実施例においては、ゲートバル
ブの場合について説明したが、これに限るものではな
く、バルブの軸心部を中心に回転させることにより開閉
するバタフライ弁や、仕切弁などの各種バルブに適用で
きることは申すまでもない。また、軸体として継軸7の
場合を示したが、バルブに直結されている弁軸が上方ま
で延設されている場合などにも同様の構造を提供するこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、軸体を外
周側から覆うように、上側床部から貯溜部における水面
の下方位置まで延設された管状体と、この管状体内に水
を供給する給水手段と、前記管状体の下端部に形成され
て管状体内に供給された水を貯溜部側に流通させる隙間
とを備えることにより、塩素ガスなどで軸体がさらされ
て腐食することがないとともに、貯溜部気体空間からの
塩素ガスや下水の臭気ガスなどが外部に洩れることは防
止される。また、シール部材を用いないので、従来のよ
うに、開閉駆動装置の操作性を悪化させたり、シール部
材の経年変化により洩れを生じたり、継軸に仕上加工を
施さなければならなかったりすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である二床式バルブ装置の縦
断側面図である。
【図2】従来の二床式バルブ装置の縦断側面図である。
【図3】同従来の二床式バルブ装置の縦断正面図であ
る。
【図4】同従来の二床式バルブ装置のシール部の拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 底部床 2 貯溜部 3 バルブボディ 4 流路 5 バルブ 6 上側床部 7 継軸(軸体) 8 開閉駆動装置 23 水密管(管状体) 24 給水管路 27 隙間 a 貯溜部気体空間 b 水(上水または下水) c 水道水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水が貯溜されている貯溜部に面して設け
    られた流路に、この流路と貯溜部とを連通および遮断さ
    せるバルブが配設され、貯溜部上方に配設されている上
    側床部を縦貫する軸体の下部側に前記バルブが一体的に
    固定され、前記上側床部上に設けられた開閉駆動装置を
    駆動して前記軸体を移動させることにより前記バルブを
    開閉する二床式バルブ装置であって、前記軸体を外周側
    から覆うように、前記上側床部から貯溜部における水面
    の下方位置まで延設された管状体と、この管状体内に水
    を供給する給水手段と、前記管状体の下端部に形成され
    て管状体内に供給された水を貯溜部側に流通させる隙間
    とを備えたことを特徴とする二床式バルブ装置。
JP13347494A 1994-06-16 1994-06-16 二床式バルブ装置 Expired - Fee Related JP3292779B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100836849B1 (ko) * 2007-04-21 2008-06-11 전순남 착탈식 개폐기를 구비한 하수역류방지장치
CN104652596A (zh) * 2013-11-20 2015-05-27 北京泰宁科创雨水利用技术股份有限公司 一种雨水生物滞留过滤装置
CN110259970A (zh) * 2019-05-09 2019-09-20 陈锦华 一种气压式阀门

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