JPH0849023A - 使用済アルミ缶の処理方法 - Google Patents

使用済アルミ缶の処理方法

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JPH0849023A
JPH0849023A JP20441294A JP20441294A JPH0849023A JP H0849023 A JPH0849023 A JP H0849023A JP 20441294 A JP20441294 A JP 20441294A JP 20441294 A JP20441294 A JP 20441294A JP H0849023 A JPH0849023 A JP H0849023A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用済アルミ缶を再利用するにあたって不純
物の除去を効率的に行い、直接アルミ缶板材の溶解原料
として再利用できる使用済アルミ缶の処理方法を提供す
る。 【構成】 使用済アルミ缶を裁断し、400〜600℃
で焼成し、反発式粉砕機10に投入してアルミ小球状塊
とし、更に、分級して粉末分を除去した後加圧成形して
アルミ塊にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済アルミ缶を直接
アルミ缶用板材の溶解原料として再利用するための使用
済アルミ缶の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アルミニウム及びアルミニウム合
金(以下、単にアルミという)を使用したアルミ缶がア
ルコール類、清涼飲料等の容器として多数使用されてい
るが、省資源等の観点からアルミ缶の再利用が行われて
いる。その使用済アルミ缶をアルミ缶板材の溶解原料に
するためには、不純物が混入しているので、使用済アル
ミ缶を溶解し適当な精製を行ってアルミ缶本来の材質に
近いインゴットにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では不純物を除去するため、もしくは不純物を薄める
ために前処理として溶解工程を経ねばならず、その際金
属アルミが酸化されて歩留りが悪くなり、また、溶解の
ために多大なエネルギーを消費してリサイクルのトータ
ルコストをアップさせている。また、溶解の際生じるア
ルミドロス中の窒化アルミが空気中の水分と反応してア
ンモニアを発生するため廃棄処理が容易でないという問
題がある。本発明はこのような事情に鑑みなされたもの
で、使用済アルミ缶を再利用するにあたって不純物の除
去を効率的に行い、直接アルミ缶板材の溶解原料として
再利用できる使用済アルミ缶の処理方法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の使用済アルミ缶の処理方法は、使用済アルミ缶を
裁断し、400〜600℃で焼成し、反発式粉砕機に投
入してアルミ小球状塊とし、更に、分級して粉末分を除
去した後加圧成形してアルミ塊にして構成されている。
なお、焼成温度を400〜600℃としたのは、400
℃以下ではアルミの軟化及び塗料の樹脂焼却が不十分で
あり、600℃以上だとアルミが酸化されやすくなる。
また、ここでいう反発式粉砕機とは、ハンマークラッシ
ャー、インパクトクラッシャー、ケージミル、ローリン
グクラッシャー、インパクトミル等の如く処理物に衝撃
を与えて処理するものをいう。更に、分級の方法として
は、篩にかけて製品から粉粒体を除く他、風力選別によ
って除く場合も含む。請求項2記載の使用済アルミ缶の
処理方法は、請求項1記載の使用済アルミ缶の処理方法
において、前記アルミ塊の見掛け密度は1.5〜2.5
の範囲にあるように構成されている。なお、アルミ塊の
見掛け密度を1.5以下にするとアルミの表面積が大き
く、酸化されやすくなり、2.5以上にするには技術
的、コスト的に困難である。
【0005】
【作用】請求項1及び2記載の使用済アルミ缶の処理方
法においては、使用済アルミ缶を裁断するので、缶内に
入っている異物を取り出すことができる。また、缶内の
樹脂及び塗料等を後工程で除去し易くする。そして、4
00〜600℃で焼成するので、アルミ片の表面に付着
している塗料等は燃焼して除かれる。また、焼鈍されて
アルミ缶の成形時の残留応力が除去され、加工硬化によ
り硬くなっているアルミを柔らかくする。この状態で反
発式粉砕機に入れると、打撃によりアルミ片が叩かれて
球状化する。更に、分級して原料として使用し難い小粒
分及び塗料等の燃焼した粉末分を除去する。しかる後、
加圧成形してアルミ塊にするので、アルミの空気に接す
る面が少なくなり、酸化され難くなる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る使用済アル
ミ缶の処理方法のフロー図、図2はインパクトミルの側
断面図、図3は図2における矢視A−A断面図である。
まず、本発明の一実施例に係る使用済アルミ缶の処理方
法で使用する反発式粉砕機の一例であるインパクトミル
10について図2及び図3を参照しながら説明する。前
記インパクトミル10は、低速回転する筒状のドラム本
体11と、該ドラム本体11の内側に該ドラム本体11
と同心状に間隙を有して配置されて高速回転するロータ
ー12と、前記ドラム本体11に原料を供給するスクリ
ューフィーダ13を備えた原料供給部14と、集塵フー
ド16とを有する。
【0007】前記ドラム本体11は、内周に複数の断面
フ字状の反発板取付け部材17が間隔を有して鈍角状に
取り付けられ、該被固定面18には耐磨耗性に優れた反
発板19が着脱可能に設けられている。そして、該反発
板19間に該反発板19よりも内側に突出する仕切り板
20が原料を搬入側に徐々に搬送するようにスパイラル
状に取り付けられ、反発板取付け部材17及び仕切り板
20により囲まれた部分は原料搬送部21を形成してい
る。従って、原料搬送部21で上部に持ち上げられて粉
砕された原料は落下すると搬出側に近い原料搬送部21
に入る。また、前記ドラム本体11の搬入側には原料搬
入部22が設けられており、該原料搬入部22の閉塞端
板23の内側には12枚の第1の案内羽根24が傾斜し
て取り付けられ、該それぞれの隣合う第1の案内羽根2
4間には孔25が形成されている。更に、前記ドラム本
体11の搬出側には原料搬出部26が設けられており、
該原料搬出部26の閉塞端板27の内側には8枚の第2
の案内羽根28が傾斜して取り付けられ、該それぞれの
隣合う第2の案内羽根28間には孔29が形成されてい
る。そして、前記ドラム本体11の外周の両側にはリン
グ30が設けられ、該それぞれのリング30は対となる
ドラム受けローラ31上に載置されている。そして、ド
ラム本体11の外周中央には支持部材32を介して大径
のスプロケット33が取り付けられており、ドラム本体
11の下方には該スプロケット33とチェーンによって
連結されているスプロケット34が回転軸35に設けら
れ、該回転軸35にはスプロケット36が取り付けられ
ている。そして、図示されていない駆動モータによりス
プロケット、チェーンを介してスプロケット36を回転
させてドラム本体11を低速回転(10〜30rpm程
度、好ましくは20rpm程度)させるようになってい
る。
【0008】前記ローター12は、両側を架台40に取
り付けられた軸受け41で保持されている回転軸42に
装着されている。そして、前記ローター12の外周に打
撃板取付け部材43の被固定面44が角β(115°〜
155°)に傾斜されて同一間隔で取り付けられ、該被
固定面44に耐磨耗性に優れた打撃板45が着脱可能に
設けられている。前記回転軸42の排出側にはVプーリ
46が取り付けられ、図示されていない駆動モータによ
りVプーリ及びVベルトを介してVプーリ46を回転さ
せてローター12を前記ドラム本体11と同じ方向に高
速回転(500〜4000rpm程度、好ましくは10
00〜2500rpm程度)させるようになっている。
【0009】前記原料供給部14は、投入側に設けられ
た前記ドラム本体11の孔25に原料を供給するスクリ
ューフィーダ13を備え、該スクリューフィーダ13の
上部にはホッパー50が設けられている。そして、ホッ
パー50から投入された原料はスクリューフィーダ13
により溜まり部51に送られるようになっている。前記
集塵フード16は、前記ドラム本体11の排出側に設け
られ、処理の際に発生する粉体、及び小粒分はこの集塵
フード16から図示されていない集塵機に送られて回収
されるようになっている。
【0010】このインパクトミル10を用いて使用済ア
ルミ缶を処理する方法について説明する。先ず、図1に
示すように、プレスにより圧縮されたスクラップアルミ
をハンマークラッシャータイプの粉砕機で解砕してバラ
バラに分離する(第1工程)。そして、このアルミ缶を
2軸剪断式破砕機で裁断してチップ化する(第2工
程)。次にこのチップ化されたアルミ片を磁力選別機に
かけて鉄分等の磁着物を分離する(第3工程)。
【0011】磁着物が除去されたアルミ片をロータリー
キルンタイプの焼成炉に入れて550〜600℃で焼成
し、アルミ片に付着する塗料や樹脂を燃焼させて除去す
る(第4工程)。このように焼成することによりアルミ
缶の成形時の残留応力が除去され、加工硬化して硬くな
っていたアルミ片が柔らかくなる。なお、下地に使用さ
れている白色の塗料にはチタン(Ti)が含まれてお
り、燃焼して酸化チタン(TiO2 )となる。この酸化
チタンが含まれているアルミを溶解した場合、酸化チタ
ンの巨大介在物が生じ、そのままアルミ缶を製造した場
合には、酸化チタンのためにキズ等の欠陥の原因とな
る。従って、アルミ缶の成形にはチタンの含有量が極力
低いことが望まれるが、0.05%以下であれば問題な
い。そこで、550〜600℃での焼成後の脱塗料の目
安となる炭素とチタンの分析値及びアルミの焼成歩留を
表1に示すが、炭素が0.24%、チタンが0.15%
含まれている。なお、比較例として600〜650℃で
焼成した場合の焼成歩留及び炭素とチタンを分析値を示
すが、炭素が0.20%、チタンが0.12%含まれて
いる。また、水分を除いたスクラップアルミを100%
とした場合に、焼成後の焼成歩留は、550〜600℃
で焼成した場合は、93.91%であり、600〜65
0℃で焼成した場合は93.09%となっており、60
0〜650℃で焼成するとアルミが酸化されやすくなる
ので焼成後の歩留が悪くなっている。
【0012】
【表1】
【0013】この焼成して柔らかくなったアルミ片をイ
ンパクトミル10のホッパー50から投入すると、該ア
ルミ片はスクリューフィーダ13により溜まり部51に
送られ、溜まり部51のアルミ片は後から送られてくる
アルミ片により押されて回転しているドラム本体11の
閉塞端板23の孔25からドラム本体11内に入る。そ
して、第1の案内羽根24によって掻き揚げられたアル
ミ片がドラム本体11の原料搬送部21に入れられる。
原料搬送部21のアルミ片はドラム本体11の回転に応
じて持ち上げられ、ある高さにくると落下する。落下し
たアルミ片の大部分は、高速回転しているローター12
の打撃板45に当たり飛ばされる。飛ばされたアルミ片
は再び打撃板45に当たったり、あるいはドラム本体1
1の反発板19に当たり、これを繰り返して落下し一部
は最初の原料搬送部21より搬入側の下部の原料搬送部
21に入り、大部分は下部の排出側に近い原料搬送部2
1に入る。また、打撃板45に当たらなかったアルミ片
は、スパイラル状の仕切り板20に沿って落下して原料
搬入側の原料搬送部21に戻される。このような過程を
何度も繰り返しながらアルミ片はアルミ小球状塊となり
徐々に排出側に送られる。そして、ドラム本体11の排
出側に達したアルミ小球状塊は、第2の案内羽根28に
より掻き揚げられて閉塞端板27の孔29より排出さ
れ、図示されていない排出装置に送られる。なお、この
時に発生する粉体分は、ローター12の回転により発生
する風と共にスパイラル状の仕切り板20に沿って排出
側に吐き出されて、集塵フード16から図示されていな
い集塵機に送られて回収される。このようにして、連続
的にアルミ片をアルミ小球状塊に形成する(第5工
程)。水分を除いたスクラップアルミを100%とした
時の造形後の歩留、炭素及びチタンの分析値を表1の場
合と同様に表2に示す。アルミ片に付着している炭素及
びチタンはインパクトミル10の衝撃により分離され
て、焼成温度が550〜600℃の場合、炭素が0.2
4%から0.08%に下がり、チタンが0.15%から
0.04%に下がり、焼成温度が600〜650℃の場
合、炭素が0.11%から0.08%に下がり、チタン
が0.12%から0.05%に下がっている。このよう
に、550〜600℃での焼成段階では、アルミ缶の成
形に悪い影響を与えるチタンが0.15%で目標値の
0.05%よりも多いものの、インパクトミル10での
衝撃により分離、排出されて目標値以下(0.04%)
になっている。また、造形歩留も焼成温度が550〜6
00℃の場合91.57%であり、焼成温度が600〜
650℃の場合の88.52%に比べて高い数字を示し
ている。従って、550〜600℃で焼成することが有
利であることを示している。
【0014】
【表2】
【0015】前記においては、炭素、チタンの分析値及
び溶解歩留の変化の様子を調べたが、今度は、インパク
トミル10のドラム本体11の回転数を20rpmに一
定にして、ローター12の回転数とアルミ小球状塊の粒
度分布及びブリケット成形後のアルミ塊の見掛け密度と
溶解原料を100%とした時の溶解歩留の関係を調べ
る。焼成前まで前記と同様に処理したアルミ片を550
〜600℃で焼成する。そして、焼成して柔らかくなっ
たアルミ片をインパクトミル10のホッパー50から投
入し、ローター12の回転数を2080rpmで回転さ
せる(第5工程)と表3のサンプル1に示すような粒度
分布となり、20mm以下のアルミ小球状塊を得る。こ
のアルミ小球状塊をブリケットマシンで57mm×31
mm×22mmの大きさに加圧成形(第6工程)してア
ルミ塊にする。このアルミ塊の見掛け密度は2.25で
ある。次に、焼成前まで前記と同様に処理したアルミ片
を550〜600℃で焼成した後、ローター12の回転
数が1400rpmのインパクトミル10に投入すると
(第5工程)、表3のサンプル2及びサンプル3に示す
ような粒度分布のアルミ小球状塊を得る。サンプル2に
示すように20mmアンダーのアルミ小球状塊をブリケ
ットマシンで57mm×31mm×22mmの大きさに
加圧してアルミ塊を成形する(第6工程)。このアルミ
塊の見掛け密度は2.20である。そして、サンプル3
に示す20mmオーバーのアルミ小球状塊は比較のため
にブリケットマシンでアルミ塊に成形しなかった。この
アルミ小球状塊の見掛け密度は1.40である。その結
果、表3から明らかなように、アルミ小球状塊の見掛け
密度が1.40と小さいサンプル3の場合が最も溶解歩
留が悪く92.8%であり、サンプル2の見掛け密度が
2.20の場合のアルミ塊の溶解歩留は94.5%であ
り、サンプル1の見掛け密度が2.25の場合のアルミ
塊の溶解歩留が95.0%であり、見掛け密度が大きい
ものほど溶解歩留りの結果がよい。また、サンプル1〜
3のアルミ塊及びアルミ小球状塊の溶解後の成分を分析
した結果を表4に示すが、全てがJIS3004の基準
を満たしており、更にアルミ缶の成形に大きな影響を及
ぼすチタンは成形に影響を与えない0.05%の半分程
度になっている。しかしながら、いずれのサンプルの場
合でも高い溶解歩留である。従って、大きいサイズのア
ルミ小球状塊は直接アルミ缶板材の溶解原料として再利
用し、小さいサイズのみをブリケットマシンでアルミ塊
にして溶解原料として再利用する方法、あるいは、全て
20mmアンダーのアルミ小球状塊にした後ブリケット
マシンでアルミ塊にして溶解原料として再利用する方法
を選択することが可能である。以上のようにして使用済
アルミ缶から直接アルミ缶板材の溶解原料として再利用
することができるようになる。
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】なお、本実施例においては、アルミ片をア
ルミ小球状塊にするのにインパクトミル10を使用した
がハンマークラッシャー等を使用するようにしてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】請求項1及び2記載の使用済アルミ缶の
処理方法は、使用済アルミ缶を裁断し、400〜600
℃で焼成し、反発式粉砕機に投入して球状塊とし、更
に、分級して粉末分を除去した後加圧成形して大塊にし
たので、純度が高く、酸化され難いアルミ塊を得ること
ができる。従って、歩留りよく直接アルミ缶の板材の溶
解原料として再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る使用済アルミ缶の処理
方法のフロー図である。
【図2】インパクトミルの側断面図である。
【図3】図2における矢視A−A断面図である。
【符号の説明】
10 インパクトミル 11 ドラム本体 12 ローター 13 スクリューフィーダ 14 原料供給部 16 集塵フード 17 反発板取付け部材 18 被固定面 19 反発板 20 仕切り板 21 原料搬送部 22 原料搬入部 23 閉塞端板 24 第1の案内羽根 25 孔 26 原料搬出部 27 閉塞端板 28 第2の案内羽根 29 孔 30 リング 31 ドラム受けローラ 32 支持部材 33 スプロケット 34 スプロケット 35 回転軸 36 スプロケット 40 架台 41 軸受け 42 回転軸 43 打撃板取付け部材 44 被固定面 45 打撃板 46 Vプーリ 50 ホッパー 51 溜まり部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済アルミ缶を裁断し、400〜60
    0℃で焼成し、反発式粉砕機に投入してアルミ小球状塊
    とし、更に、分級して粉末分を除去した後加圧成形して
    アルミ塊にしたことを特徴とする使用済アルミ缶の処理
    方法。
  2. 【請求項2】 前記アルミ塊の見掛け密度は1.5〜
    2.5の範囲にある請求項1記載の使用済アルミ缶の処
    理方法。
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