JPH0848298A - 航空機内の塵埃の収集及び圧縮装置 - Google Patents

航空機内の塵埃の収集及び圧縮装置

Info

Publication number
JPH0848298A
JPH0848298A JP7026640A JP2664095A JPH0848298A JP H0848298 A JPH0848298 A JP H0848298A JP 7026640 A JP7026640 A JP 7026640A JP 2664095 A JP2664095 A JP 2664095A JP H0848298 A JPH0848298 A JP H0848298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
latch
trolley
side plate
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7026640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3901226B2 (ja
Inventor
Walter Conti
コンティ ウォルター
William R Feemster
アール フィームスター ウイリアム
Jeffrey L Felts
エル フェルツ ジェフリー
Antony J Fields
ジェイ フィールズ アントニー
Robert W Henderson
ダブリュー ヘンダーソン ロバート
Paul L Howard
エル ハワード ポール
Kevin F Kaub
エフ カウブ ケヴィン
Joel A Lederman
エイ レーダーマン ジョエル
Thomas M Lee
エム リー トーマス
Gilbert Martinez
マーチネズ ギルバート
Mark H Mathews
エイチ マシューズ マーク
Ravi V Patel
ヴィ パテル ラヴィ
Michael W Waldrep
ダブリュー ワルドレップ マイケル
John H Wetzel
エイチ ウェッゼル ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aero Design Technology Inc
Original Assignee
Aero Design Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aero Design Technology Inc filed Critical Aero Design Technology Inc
Publication of JPH0848298A publication Critical patent/JPH0848298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3901226B2 publication Critical patent/JP3901226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3092Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor with two or more stationary press boxes co-operating alternately with a press ram or simultaneously with press rams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
    • B30B9/3007Control arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
    • B30B9/3032Press boxes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3042Containers provided with, or connectable to, compactor means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/0007Devices specially adapted for food or beverage distribution services
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/04Galleys
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B31/00Service or tea tables, trolleys, or wagons
    • A47B2031/002Catering trolleys
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/40Weight reduction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空機内に搭載し、塵埃を望ましくは分別収
集するとともに、圧縮保管して容積の節減を図る。 【構成】 装置は定置した圧縮機ユニットと客室内を移
動して塵埃を収集する車輪付きトロリーユニットからな
る。トロリーユニットは複数の分離された塵埃収集室を
設け、この室内に塵埃を収集する。トロリーユニットは
圧縮機ユニットの支持レールに支持され、前記室内の塵
埃が圧縮される。圧縮機ユニットはトロリーユニットの
収集室上に取り付けられた支架に圧縮ラムを前後に移動
可能に取り付け、両ユニットが合体した時に圧縮ラムの
押圧盤が下向きに伸長し、収集室の塵埃を圧縮する。圧
縮力は両ユニット内で吸収され、航空機には伝わらな
い。トロリーユニットは複数の分離壁板を持ち、多数の
フエイルセーフ機構が備えられ不適当な箇所での圧縮動
作が未然に防止されるとともに、防火扉、塵埃容器を備
え、安全且つ適正な塵埃収集及び圧縮、及び圧縮塵埃の
後処理が保証される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は塵埃の収集及び取扱装
置、より詳細には第1義的に商業用航空機に搭載され、
飛行中機内の塵埃を収集し圧縮するために用いられる、
新規で改良された塵埃収集及び圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】航空会社にとって飛行中の機内に発生す
る塵埃の取扱と貯蔵を如何にするかは長年の懸案になっ
ている。例えば大洋横断路線に採用される典型的な国際
線旅客機であるボーイング747ダッシュ400広胴型
旅客機の場合、飛行中に機内で発生する塵埃の内約2.
1から2.8立方メートル(約75から100立方フィ
ート)が厨房から出る塵埃(食品用盆、その他特別の食
品運搬のために別個に集められ貯蔵される塵埃)である
ことは珍しくない。この厨房から出る大量の塵埃の収集
は、客室乗務員が機内を廻ってプラスチック製の袋か容
器に詰め込み、これを機体の適当箇所に貯蔵することに
なるので、この大量の塵埃の貯蔵が問題となっている。
ある場合にはこれら塵埃を詰めた袋類が、飛行中に客室
座席の最後尾及び/又は使用されていない座席や荷物貯
蔵場所に置かれているが、このような塵埃の貯蔵方法
は、旅客に対して見苦しく、また不便であるばかりでな
く、安全上及び保健衛生上の問題を引き起している。
【0003】この塵埃貯蔵問題に対して現に成されてい
る一解決策は、航空機に塵埃圧縮機を搭載することであ
る。しかしながらこれを機内に搭載するためには、比較
的小型で軽量であることが必要であり、また連邦航空局
(FAA)の厳格な安全及び耐空性基準を満たすと共
に、航空機製造業者及び航空会社の仕様を満たすもので
なければならない。このような航空機用塵埃圧縮機とし
て特別に設計され、開発されたものとして、米国特許第
4,620,479号明細書、同第4,700,623
号明細書、同第4,719,852号明細書及び同第
4,729,303号明細書があり、客室内で収集され
た塵埃を比較的小型の貯蔵箱の中に収納することが出来
るように圧縮する塵埃圧縮機構が開示されている。しか
しながら特に、上記の型の圧縮機は、例えば客室内から
の塵埃を集めたプラスチック製袋、トレイ又はサービス
塵埃収集カートから塵埃だけを取り出して圧縮のため塵
埃圧縮機に送り込まなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年資源のリサイクル
が叫ばれるようになり、例えばアルミニウム及びプラス
チックス等リサイクル可能な物質をリサイクル不可能な
物質から分離して回収することが強調されるようになっ
た。事実多くの西欧諸国では、リサイクル可能の物質を
他の塵埃物質から分別回収することが義務づけられ、多
くの航空会社は1飛行の後の寄航地で、収集した塵埃か
らリサイクル可能な物質を分離収集するための費用を支
払うことを要求されている。理論的には客室内で塵埃を
集める段階で、収集作業を繰り返すことによりリサイク
ル可能物質とその他の塵埃を分離収集することは可能で
あり、又機内搭載圧縮機が使用可能な場合は、圧縮機に
送るための塵埃容器からリサイクル可能物質を分別して
貯蔵することが出来るが、このような仕方は、時間及び
それに要する人員の制約から実際的ではない。
【0005】そのような訳で、回収元で塵埃を分離収集
し、集められた大容積の塵埃を極めて小容積に圧縮して
塵埃の貯蔵に必要な機内スペースを減少させ、環境経済
を増大させる、安全で、良く構成されしかも衛生的な、
1ステップ型の塵埃処理機構の必要性が高まっている。
この発明は、以下に述べるように極めて新規且つ自明出
ない方法で、この要求を満足させることが出来るもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、航空機の機
内に搭載され、通常のサービスカートが占める貯蔵容積
内に収納されうる寸法に収められた、塵埃収集及び圧縮
装置に関し、その構成は2個の互いに分離され且つ相互
に連絡された要素と、1個の定置式圧縮機ユニットと、
塵埃を収集し且つ収集した塵埃を直接圧縮させるように
した1個の移動可能トロリーとよりなる。このトロリー
ユニットは航空機の客室内を自由に移動して塵埃を収集
することが出来、且つ収集に際して塵埃の種類毎に分別
回収が出来るように多数の塵埃回収室を備えている。特
に、客室内の塵埃の回収作業終了後は、トロリーは容易
且つ速やかに圧縮ユニットに連結され、この圧縮ユニッ
トは回収された塵埃を再度取り出し処理することなく、
トロリーの各回収室毎に分離して圧縮作業を行う。
【0007】トロリーユニットでの塵埃の取扱と圧縮塵
埃の除去を容易にするために、個々に独立した塵埃収集
箱が客室の要所に配置され、また集められた塵埃はその
箱内で圧縮されるので、トロリーユニットは上記箱の取
り出しを容易にするために、側面が分離されるようにな
っている。これらの箱は圧縮された塵埃をトロリーユニ
ットから容易に取り出せるようになっており、且つ収集
された圧縮塵埃を所定のリサイクルセンターまで運搬す
るに便利なようになっている。
【0008】本発明のトロリーユニットと圧縮機ユニッ
トは以上のように構成されているので、圧縮作業中圧縮
機ユニットが約3200kg(約7000ボンド)の圧
力をトロリーユニット上に加えても、この圧縮力は航空
機の機体に加わることがなく、航空機は本発明の装置を
搭載し使用することによって、局部的な補強を必要とし
ない。更に、トロリーユニットは塵埃の圧縮作業中、そ
れに耐えるだけの強度を保つよう設計され製造されてお
り、ユニット内のいかなる塵埃収集箱でも任意に、たと
え隣接する箱が空の場合でも、塵埃の圧縮作業が出来
る。本発明のトロリーユニットは、望ましくは型抜きさ
れ機械加工されたアルミニウム型材と、アルミニウム製
ハニカム構造の板材とから構成され、側面板を互いに強
固に連結し且つ圧縮された塵埃を入れた箱を取り出す時
には、たとえ該箱が圧縮作業により側面が膨らみ変形し
ていても、該側面板を片手で容易に取り外せるようにし
た、相互に分離した多数のフエイルセーフラッチを備え
ている。更に、この箱は圧縮された塵埃を取り出すこと
が容易になるように、側板が外れるように取り外し自在
のラッチを備えている。安全のために、トロリーユニッ
トには防火扉が設けられ、これはトロリーの一側から迅
速且つ容易に取り外すことが出来る。
【0009】トロリーユニットを圧縮機上の所定位置に
固定するための、取り外し自在なラッチが備えられ、圧
縮機ユニットはトロリーユニットの各室に分けられた塵
埃を個々に分離して圧縮するために、箱上を移動して正
確に各箱上に停止指示がなされるようにした、移動可能
な支架上に装着された圧縮ラムを備える。更に、この圧
縮機ユニットは圧縮操作中トロリーユニットが懸架され
るトロリー支持レールを備え、それらは圧縮ラムの上方
に位置するので、圧縮機の圧縮プラテンの寸法は制限を
受けない。圧縮機からトロリーユニットを懸架すること
は圧縮操作によって生起される力が集められた塵埃と圧
縮機とに吸収され、これを搭載している航空機の機体に
は加わらないことを意味する。
【0010】以上の機構に加えて、圧縮動作が始まる前
にトロリーユニットが正確に圧縮機ユニットに対して位
置決めされ、係止されているかを確かめ、もしトロリー
ユニットが圧縮工程の終了前に移動しようとする時に
は、圧縮サイクルを直ちに停止させるための、数多の安
全連動スイッチが装置内に設けられている。圧縮サイク
ルが始まる前に、圧縮ラムが正確に該当する塵埃収集箱
の上に位置付けられているかを確認するためのセンサー
が備えられる。また流体圧操作機構の場合には、圧縮ラ
ムを伸縮させるための流体圧ポンプが作動流体の欠損の
ために損傷を受けないようにするため、流体レベルセン
サーが備えられる。更に、トロリーユニットが圧縮機ユ
ニットと合致しない場合でも、地上捜査員が清掃の目的
で圧縮ラムを操作する事が出来るようにするための、オ
ーバーライドスイッチが備えられている。
【0011】以上の事柄及びその他の実施態様及び作用
効果は、以下に図面に基づいて本発明の原理に則った実
施例を詳細に説明する際に、より明らかになるものと思
われる。
【0012】
【実施例】本発明の新規且つ改良された塵埃収集及び圧
縮機の実施例は、添付図面において、一義的に商業用航
空機に搭載され、飛行中塵埃を収集し貯蔵するための装
置10として示される。図1に示すように、塵埃収集及
び圧縮装置10は、通常の航空機用厨房ユニット12内
に装着され、厨房のサービスカウンター14の下に、2
個の通常型食品、飲料等の運搬用サービスカート16と
並んで、航空機の離着陸の際移動しないように、カウン
ターに取り付けられた回転式固定レバー18によって位
置固定される。厨房ユニット12そのものは本発明の範
囲に属せず、様々な形態と仕様をとることが出来、ただ
航空機が塵埃の収集及び圧縮装置10の操作に必要な容
積と電力供給機構を備えていてくれれば良いということ
を銘記しておくべきである。
【0013】本発明によれば、塵埃収集及び圧縮装置1
0は設計の経済性、操作の容易性を備え、容積が小さく
航空機内での操作に有効である。更に、塵埃収集及び圧
縮装置10は小型、軽量て使用に際して高い信頼性を有
し、安全且つ良く組織され、塵埃を元から分別収集して
環境浄化に資すると共に大容量の塵埃を極めて小容積に
圧縮して航空機内のスペース節減に役立つ、衛生的な1
段式塵埃処理機構として、連邦航空局その他の国際的航
空関係機関の設計仕様に合致する。
【0014】上記の究極目的を達するために、塵埃収集
及び圧縮装置10は、通常のサービスカート16が納ま
る貯蔵箇所を用い、取り外し自在に運用されるように設
計され、寸法が決められ、図2に示すように2個の、互
いに分離されているが互いに連結されている要素と,定
置された圧縮機ユニット20と、車輪の付いたトロリー
ユニット22とよりなる。図1に示すように、本発明の
塵埃収集及び圧縮装置10を構成する圧縮機ユニット2
0とトロリーユニット22とは、通常のサービスカート
16と同じ工業規格に則り、垂直高さ約1000mm
(約40インチ)、横幅約305mm(約12イン
チ)、端から端までの長さが約760mm(約30イン
チ)の寸法を有する。更に、トロリーユニット22は構
造的に圧縮機ユニット20内に装着され、塵埃の圧縮作
業中に発生する力は塵埃収集及び圧縮装置10内で吸収
され、周囲の航空機構造には伝わらないようになってい
る。これによって、、通常のサービスカート16を用い
る場合と同様に、塵埃収集と圧縮装置のための総重量が
110kg(250ポンド)を越えない。
【0015】図2に概略的に示すように、厨房のサービ
スカウンター14の下の通常は貯蔵位置から外側に引き
出された状態を示す圧縮機ユニット20は、望ましくは
アルミニウム型鋼材により形成され、航空機の厨房床面
上に置かれるようにした水平基礎部分24と、立ち上が
り背面壁部分26と、前方に突出する部分28とから成
る枠体23により構成され、前方突出部分28には横方
向に一定間隔を置いた1対のトロリー支持レール30、
31と、後で詳細に述べる圧縮ラム(図39参照)を含
むハウジング32と、制御盤36(図1と図39に最も
良く示される)とを含んでいる。動力コード38、図2
では電力コートが航空機の厨房ユニット12の適宜電源
から圧縮機ユニット20に連結されている。
【0016】トロリーユニット22は、図2では圧縮機
ユニットから半分引き出された状態を示すが、概略長方
形の形状をしており、図2に示すように左側面板40、
右側面板42、前後端板44及び46からなり、その外
形寸法は通常のサービスカート16と同じに構成されて
いる。また通常のサービスカートと同様、トロリーユニ
ット22には支持車輪48が塵埃収集中、航空機の客室
内を自由に移動することが出来るように、設置され、且
つ足踏みペタル50によって客室内の不定箇所で車輪が
転動せずカートが一時的に静置されるようにする、通常
型のブレーキ機構が操作されるようになっている。なお
ここで「右側」、「左側」、「前端」及び「後端」とい
う参照文字を用いたのは添付図面に関する説明をより明
瞭にするためでてあって、トロリーユニット22のどち
らかの端面が圧縮機ユニット20との関連で「前端」に
位置すると考えられるような、いかなる限定をも意図し
たものではないことを銘記する。
【0017】本発明の主要な構成要件として、トロリー
ユニット22が多数の個々に独立した塵埃収集室52を
備えることが挙げられる。図示の実施例では3個の室を
備え、(例えば図21、22、30及び31を参照)各
室は構造的に、圧縮ラム34によって生起される約32
00kg(約7000ボンド)迄の圧力に耐えるように
され、トロリーに加えられる圧縮力が圧縮機フレーム2
3を通してトロリーに還元されるようになっており、そ
のため圧縮力は塵埃収集及び圧縮装置10の中で伝播さ
れ、航空機の床面には伝えられない。重量を軽減し且つ
必要な剛性を得るために、トロリーユニット22は機械
加工と型抜き成形されたアルミニウム型鋼によって概略
長方形のフレームによって、底部、側部及び端部板をチ
ャンネル内に保持するように形成し、板は例えば図1
2、14及び35に示すようにアルミニウム薄板の表面
板の間にアルミニウム製ハニカム材を積層させた板体に
より形成する。
【0018】トロリーユニット22からの圧縮された塵
埃の取り出しを容易にするために、トロリーは1側面が
取り外され枢動するように構成され、このようにして収
集室52を開放することにより、塵埃圧縮工程で室壁面
に加えられたストレスが解消される。更に、容積の節減
と作業効率を上げるために、特別に設計され製作された
独立の塵埃容器54が、トロリー22の3個の収集室5
2に、着脱自在に取り付けられ、圧縮塵埃の貯蔵と輸送
のためにトロリーから取り外されるように構成される
(図22−29を参照)。
【0019】このように3個に分離された収集室52と
容器54の形態を取ることは、塵埃の回収に際して元か
ら分別収集を容易にし、例えば1つの室及び容器はアル
ミニウム缶の回収に、1つをプラスチック類の回収、第
3の室及び容器には混合塵埃類の回収に用いるようにす
れば、1飛行終了後に寄航地で個々の容器を迅速且つ容
易にトロリーユニット22から取り出し、寄航後に地上
の適当なリサイクル処理施設(図21−23参照)に送
ることが出来る。さらに、トロリーユニット22の室5
2の中に配置される夫々の容器は圧縮ラム34によって
圧縮された結果、12オンス入りのアルミニウム缶約2
50個を収納することが出来、従って1つのトロリーユ
ニットには、約750個のアルミニウム缶またはそれに
相当する量の圧縮塵埃を収納することが出来る。
【0020】さらに特徴的なことは、図2及び図15−
18に最も良く示されているが、トロリーユニット22
は強固な支持枠体、即ち1個の長方形底面56が一対
の、約190cm(約75インチ)長さの左右側方チャ
ンネルバー58、59と、それらを前後で連結する約3
0cm(約12インチ)長さの前後端縁チャンネルバー
60、61を備え、これらのチャンネルバーによって、
水平方向に位置する床面板ラミネート62がしっかりと
固定されていることである。望ましくは構造的に剛性を
保つために、側方及び端縁チャンネルバー58、59、
60及び61は夫々概略C型の断面形状を備え、それら
が水平方向に展開して床面板ラミネート62の縁部を挿
入し固定するようように構成される。図2、18及び4
7に最も良く示されるように、トロリーユニット22の
車輪48は底面56から下方に突出して取りつけられ、
車輪のブレーキ(図示せず)用の足踏みペダル50がト
ロリーユニットの各端縁に1個ずつ、その底面に枢着さ
れ、車輪ブレーキは従ってトロリーの両側で操作するこ
とが出来る。
【0021】先に述べたように、圧縮された塵埃を取り
出し易くするために、トロリーユニット22の1側面、
図2及び17では右側面42が底面56に固着される一
方、トロリーの他側又は左側面板40がこの底面に枢着
するように連結されている。両方の場合、各側面板40
及び42は、頂部を水平方向に伸びる左右チャンネルバ
ー64、65と、低側を水平方向に伸びる左右チャンネ
ルバー66、67と、これら各バーを前端で相互に連結
する垂直方向に伸びる左右チャンネルポスト68、69
と、後端で相互に連結する垂直方向に伸びる左右チャン
ネルポスト70、71によって夫々形成される前後の長
方形枠によって構造的に強固な枠体を形成する。圧縮作
業中、圧縮機ユニット20を構造的にトロリーユニット
22と合体させるために、頂部のチャンネルバー64、
65はその内側に、横方向に伸びるフランジが形成さ
れ、このフランジは水平方向に伸びて、圧縮機ユニット
のトロリー支持レール30、31と嵌合する頂上レール
72、73(図13及び14参照)を構成する。これに
ついては後に詳細な説明を行う。
【0022】トロリーの底面56と同様に、長方形の右
及び左側板ラミネート74、75は、夫々C型断面を有
し板体の端縁を受けるようにした長手方向のチャンネル
64と65、66と67、及び縦方向のチャンネル68
と69、70と71とによって固定される。図11、1
5、16及び17に最も良く示すように、左側面40の
低方チャンネルバー66はその全長にわたって、ピアノ
型丁番部分76が下方に向けて張り出すように形成さ
れ、トロリー底部56の左側チャンネルバー58の全長
にわたって設けられた上向きのピアノ型丁番部分78と
組み合わされ、水平方向に伸びる枢着ピン80によって
その周りに回動自在な丁番が形成され、トロリーの左側
面がトロリー右側に対して外側に枢動するように構成さ
れ、その間右側面42はトロリーの低方チャンネルバー
67の全長にわたってトロリー底部56の長手方向チャ
ンネルバー59に対して固定されている。
【0023】トロリー22の前後端板44及び46には
長方形の端面板ラミネート82及び83が、前後の垂直
方向チャンネルポスト68と69、70と71との間
に、トロリーの底部56に隣接して、該底部から約56
cm(約22インチ)の高さまで垂直に立っている。注
目すべきことは、トロリー22の左側面40の枠を形成
する前後の垂直方向チャンネルポスト68及び70の低
い側から2/3の領域は、垂直に立ち上がり且つ内側に
開口して各前後端面板ラミネート82及び83の左側縁
部を挿入させていることにより、これら板の左側縁部だ
けがトロリー22に恒常的に固着される。しかる後、頂
上のチャンネルバー84が各前後端面板ラミネート82
及び83の上側縁部を把持する。
【0024】図9、10及び18に最も良く示すよう
に、前後端部壁面44及び46の右側の垂直な自由端縁
に沿って、横方向外側に突出する係止ラグ88を含む垂
直方向端面バー86が取りつけられ、ラグ88は下方に
伸びる係止指片90を持ち、トロリー22の右側面42
の前後垂直チャンネルポスト69、71に形成された解
錠自在の係止ラグ92と協動して、係止及び解錠動作を
行う。端部壁面44及び46の係止ラグ88を、垂直ポ
スト69、71の係止ラグ92に係合させることによ
り、塵埃の収集及び圧縮作業中、前記端面を右側板75
に取り外し自在に係合させる。
【0025】トロリーユニット22の内部を3個の分離
した塵埃収集室52に分離するために、2個の垂直方向
の分離壁板94が側面40と42との間に横方向に伸び
て設けられ、前後端面板ラミネート82及び83と共に
3個の実質的に同一寸法の室を形成する。各室は高さが
約56cm(約22インチ)、横幅が約25cm(約1
0インチ)、奥行きが約20cm(約8インチ)であ
る。図18、31及び32に最も良く示されるように、
分離壁板94は夫々長方形のアルミニウム製ハニカムコ
ア構造の板ラミネート98で、その上方縁部内側にアル
ミニウム製チャンネル材97が糊付けされ、その上にネ
ジ99によってキャップ100が端面板82、83と同
じ高さになるように取りつけられる。分離壁板94はそ
の右側端縁を、トロリー22の右側板75にボルトによ
り固着又は取り外し可能に固着され、壁の底部端縁はト
ロリーの底面56より僅かに上に位置する。
【0026】図32に最も良く示すように、分離壁板9
4の頂部端縁に沿って配置されたキャップ100は夫
々、上方に開口したチャンネル材103と、その開口を
通して上方に伸びるブラシ105を含んでいる。これら
ブラシ105は、圧縮ラム34が一つの収集室52から
次の室上に移動する際、ラムの圧縮面を拭き取り清浄に
し、それによって1つの容器の塵埃が次の容器に移らな
いようにする。特に、分離壁板94の右側端縁には、底
面から約10cm(約4インチ)の高さまで伸びる垂直
方向スロット95を形成する段差が設けられ、液体収集
皿101の縁部を受容するようにする。この構成につい
ては後に詳細に述べる。
【0027】図16、17に最も良く示されるように、
夫々の分離壁板94の左側垂直端縁の全長にわたって、
垂直端縁バー102が取り付けられており、又一対の垂
直方向に離間され横方向に突出する係止ラグ104が形
成され、その上方向に伸びる係止指片106が左側板7
4の内側面に沿って形成した取り外し自在の係止ラグ1
08と係合するようになっている。端部壁面44及び4
6、垂直ポスト69及び71と同様の仕方で、分離壁板
94及び左側板74の係止ラグ104及び108は、塵
埃の収集及び圧縮作業中、分離壁板の左側縁部を左側板
に後で取り外しが出来るように係止される。
【0028】右側垂直ポスト69及び71の係止ラグ9
2が端部壁面44及び46の係止ラグ88から解放さ
れ、左側面板74の係止ラグ108が分離壁板94の係
止ラグ104から解放され、トロリー22の左側面40
が右側面42から回動して離れる時に、上記分離壁板は
トロリー底面56に定置されたままであり、ユニットと
して回動されることに注意すべきである。この構成によ
って、塵埃の圧縮とその結果容器54の側壁が膨らんで
も、端面板82、83及び分離壁板94の垂直面に対し
て加えられるいかなる圧力も、左側面40を右側面42
から離すことによって、端面板を分離壁板から横方向に
動かし、容器54の取り出しを容易にすることによっ
て、簡単に克服することが出来る。
【0029】本発明のもう1つの主要な構成要件とし
て、トロリーユニット22は、たとえ衝突荷重がかかっ
ても側面40及び42がみだりにトロリーから離れるよ
うなことがなく、且つ簡単な片手操作により開放可能で
あり、連邦航空局及び航空会社のあらゆる安全基準に合
致するフェイルセーフ型の多段係止機構がある。この目
的の達成のために、トロリーユニット22は2個のフェ
イルセーフ能動型カム係止機構110及び112を、前
後端部壁面44及び46をトロリーの右側面に係合させ
るようにトロリーの各端部に1個づつ備えられ、更に第
3のスラムラッチ機構114が、分離壁板94を左側板
74に係合させ、トロリーの側面の分離を容易にするた
めに、且つ夫々の壁面は個々に独立して解放することが
出来、且つ各機構は片手で迅速且つ簡便に操作すること
が出来るように備えられる。
【0030】更に、図2から10に最も良く示すよう
に、2個の分離されてはいるが同じように操作されるラ
ッチ把手116及び117が、トロリーユニット22の
各端部44、46に1個ずつ取りつけられ、トロリーを
車輪48によって前後に移動させるための把手の役目
と、前後壁をトロリーの右側面42に離脱自在に係合す
るための係止機構110及び112の役目をする。図3
から図10に示されている機構はトロリーユニット22
の前端に設けられたラッチ把手116と係止機構110
であるが、後端44に設けられた把手117と係止機構
112の構成と操作もこれと同様であり、両者の主な相
違は、互いに鏡像対象になっていることである。
【0031】この実施例において、ラッチ把手116及
び117は夫々概略逆U字状断面を持ち、下方に開口し
た長手方向に伸びる溝118が底面120に設けたスロ
ットの内側縁部119を形成しており、更に各把手は図
6及び図8に示すように、枢軸122によって、前後の
右側チャンネルポスト69及び71の右側頂上バー65
上に枢着される。ラッチ把手116及び117の反対側
又は左側は、横方向に突出した概略L字型の係止指片1
24が設けられ、左側前後の垂直チャンネルポスト68
及び70の上に設けられた左側頂部チャンネルバー64
に取り付けられたL字型受け溝孔を持つラッチブロック
126と係合する。図4及び図5を参照すると、各ラッ
チブロック126は頂板128と底板130が後方長手
方向に伸びるL字型のブロック132によって垂直方向
に離れて配置され、ブロック132は係止係合面134
が、ラッチ把手116及び117の各係止指片124に
形成した対向ラッチロック面136と係合する。図3及
び図4に示すように、ラッチブロック132の係止係合
面134に係合する係止指片124のラッチロック面1
36によって、ラッチ把手116及び117はトロリー
ユニット22の右側42が左側40から回動して離れる
のを阻止する作用をする。
【0032】係止指片124がラッチブロック132か
ら突然外れてしまうのを防止するための能動的且つフェ
イルセーフ係止機構を備える目的で、1つの押しボタン
式ラッチロック機構138が用意され、係止指片124
を正常なラッチブロックの係止係合面134位置に係合
し且つ外れないようにしている。図5に示すように、ラ
ッチロック機構138は、ラッチブロック126の頂板
128と底板130との間に合致する厚さの薄い前端部
142を有する概略長方形アルミニウム製ブロック状本
体140から構成され、垂直に伸びた枢軸ピン144周
りにトロリーユニット22の左側面40から外側に旋回
枢動するように取り付けらている。1個の緊張バネ14
6が枢軸ピン144の周りに設けられ、ラッチブロック
126とラッチロック機構本体140の前端部146と
の間に作用して、図5に示すようにラッチロック機構1
38を時計方向に付勢する。
【0033】ラッチブロック126の垂直方向厚さと同
じ厚さを持つラッチロック機構138の後方本体部分1
48は、垂直方向のリテーナ面150を備え、係止指片
124がラッチブロック126と係合する位置にある
時、係止指片124の背面とつき合わされる。特に、リ
テーナ面150の横方向内側部分は横方向内側に傾斜面
152を備え、この傾斜面はラッチ把手116の左端に
続く指片124の後端に設けられた対向傾斜面154と
係合する。上記構成により、図5に示すようにラッチロ
ック機構138が係合位置にある時には、ラッチ把手1
16はラッチブロック126からみだりに外れるような
ことが無く、図4に示すようにラッチロック140が矢
印の方向に横方向外側に枢動した時に始めて、図5に破
線で示す位置に移動し、ラッチ把手の枢軸122周りの
枢動の結果、係止指片124の後端がラッチブロック1
26の係止係合面134から解放される。
【0034】ラッチロック138が図3に示す係止位置
から急に外れたりすることが無いようにするため、バネ
により付勢されたプランジャ156がリテーナ面150
から後方へ長手方向に伸びている孔158内に設けら
れ、その先端の鼻部160が係止指片124の背面に設
けられた対応スロット162と係合する。バネ164は
プランジャ156の後端と孔158の底との間に配設さ
れ、プランジャを係止指片124のスロット162に押
しつけている。プランジャ156を係止指片124から
解除するために、バネにより付勢された解除ピン166
がラッチロック機構138内に設けられ、これを押すと
プランジャが係止指片から解除されるように構成され
る。
【0035】上記構成において、図5に示すように、解
除ピン166は概略T字型断面を持ち、拡大されたホタ
ン部分168と、ラッチロック機構138の側面横方向
に面から垂直に設けられた有底孔172内に伸びている
シャンク部分170とからなる。バネ174が有底孔1
72の底面に配置され、ピン166を外側に向け付勢す
る。長手方向のスロット176がプランジャ156の中
心部分に設けられ、ピン166のシャンク部分170が
上記スロット内を貫通している。プランジャ156が貫
通しているスロット176の後端は、後方及び横方向内
側に傾斜する傾斜面178が設けられ、ピン166のシ
ャンク部分170側面に設けられた同形の傾斜孔180
と係合する。ピン166が有底孔172内で伸びた位置
にある時、プランジャ156の傾斜面178は孔180
内に全く入り込み、プランシャの鼻部160は完全に伸
びた位置にある。しかしボタン168をバネ174の付
勢に抗して内側に押し込むと傾斜孔180は傾斜面17
8を後方に動かし、プランジャ156を係止指片124
との係合が解除される位置に移動させ、その結果ラッチ
ロック機構138がラッチ把手116をラッチブロック
132から解放するように枢動する。
【0036】ラッチロック機構138のリテーナ面15
2が係止指片124の傾斜面154と係合することによ
って、たとえプランジャ156が鼻部160の切損又は
ピン166の伸びが不十分なためにトロリーユニット2
2の側面に何らかの力が加わってラッチロック138を
枢動させ、係止指片124が係合位置から外れるような
ことが無いように、ラッチロック機構138を横方向内
側につなき止める作用をすることを、注目すべきであ
る。このため、ラッチ把手116、117を解放するた
めには、ラッチ把手を動かしてトロリーユニット22の
側面40、42を解放する前に、最初にラッチロック機
構138を枢動させて係止指片124との係合を解除す
るための積極的な動作が必要になる。更に、ラッチ把手
116、117をを解放することが望ましい時には、ピ
ン166のボタン168を押し込んで図4の中の矢印に
示すようにラッチロック機構138を外側に枢動させ、
ラッチ把手の運動が自由になるようにすることができ、
且つこれらの動作は片手だけで行えることを注目すべき
である。
【0037】重要なことは、ラッチ把手116、117
のラッチブロック126から解放することが側面40及
び42を解放することを意味するだけでなく、そのよう
な解放が完了する前の多くの段階の1つとして作用する
ことである。図9及び10に示す実施例に最も良く示さ
れるように、ラッチ把手116及び117によって操作
される、カム動作する係止機構110及び112は夫
々、トロリーユニット22の右側板42の垂直ポスト6
9及び71の中に配置され、ポストの係止ラグ92が前
後端壁面44及び46の係止ラグ88に取り外し自在に
係合し、これら係止機構は全体の構造上の剛性を高める
と共に、安全性も確保している。
【0038】主として図9、10及び18に示されるよ
うに、前後端壁面44及び46の、横方向外側に伸びる
係止ラグ88は、右側側面板42の垂直ポスト69及び
71の内側に形成された対向スロット182の中へ突き
出し、ポストの係止ラグ92と係合するようになってい
る。夫々垂直ポスト69及び71内を通して中央部分に
長手方向に伸びる内側コンジット184内の長手方向の
スライド動作のために、概略水平断面が四角形の孔付き
チューブ186が伸びており、その中に一対の上向きの
フック状突出片188か取りつけられ、その延長体がリ
ベット190その他の固定具でチューブ186の壁面に
固着され、それらが端部壁面44及び46の係止ラグ8
8の指片90と同じ間隔で配置され、前後垂直ポストの
係止ラグ92を形成する。
【0039】図9に示すようにチューブ186が持ち上
げられた状態にある時には、前後垂直ポスト69及び7
1の係止ラグ96を形成する突出片188は、端部壁面
44及び46の係止指片90と係合し、壁面とポストと
を係合固着させる。図10の矢印か示すようにチューブ
186の下方向への移動は突出片188の係止指片90
からの離脱をもたらし、前後端壁面44及び46とそれ
らの係止ラグ88が、前後の右側面垂直ポスト69及び
71から横方向に移動することができるようにしてい
る。その移動に適したスロット192が上記壁面を通し
て設けられ、チューブが係止指片との関連で垂直方向に
動くことが出来るように構成される。従って、係止指片
90が突出片188と係合している間はトロリーユニッ
ト22の左側面40が右側面42から離れようとする動
きは阻止される。
【0040】夫々のチューブ186をコンジット184
内で垂直方向に移動させるために、各チューブの上端に
は、垂直方向に伸びる操作ロッド194が取り付けら
れ、ラッチ把手116及び117の枢軸122回りの回
動に伴って動くようになっている。図6−8に示すよう
に、操作ロッド194は前後の垂直ポスト69及び71
の上端に取り付けられた方形ブロック197の上端部分
に形成された円筒孔196を貫通して上方に突出してお
り、ロッドの上端から突出した部分は丸くされてカム面
198を形成し、その上にラッチ把手116及び117
の右側面部分の底面120が当接している。垂直ポスト
69及び71の上端面から下方に向けて、操作ロッド1
94のための操作孔196と平行な有底孔200が形成
され、その中に比較的短い操作ピン202が、操作ロッ
ドと同様のカム面204を持ち、ラッチ把手116の下
面にその上端が当接するように配置される。操作ロッド
194と操作ピン202は、夫々をトグルリンク206
の端部によって連結され、水平方向に伸びるピン208
が夫々ロッドとピンに取りつけられ、リンクの両端に設
けられた、少し大きめのスロット内を貫通している。ま
たリンクはその中央部を通るピン210によって、垂直
ポスト69及び71に回動自在に取りつけられる。この
構成により、図7及び8に示すように、操作ロッド19
4が垂直方向上向きに移動する時には操作ピン202は
下向きに、逆にロッドが下向きの時はピンが上向きに移
動する。
【0041】操作ロッド194と操作ピン202を作動
させるために、1対の螺旋状カム溝孔212が各ラッチ
把手116及び117の底部120に形成され、ロッド
及びピンのカム面198及び204の上に乗り、例えば
図7に示すように、カム溝孔はピンを押し込んでロッド
が上限まで伸びるのを許容している。しかし、図5及び
6の点鎖線で示されるように、係止指片124をラッチ
ブロック126から解除され、ラッチ把手116が枢軸
ボルト122周りを後方へ回動させられる時には、ラッ
チ把手か90度回動されて右側長手方向の頂上バー64
と並ぶまでの間に、カム溝孔212は操作ロッド194
を下方へ押し込み、操作ピン202が上昇するのを許容
する。この位置で、操作ロッド194は垂直ポスト69
の係止ラグ92が前端部壁面44の係止ラグ88から解
除されるに充分な距離だけ、チューブ186を充分下方
に押し下げ完了しており、これによって端部板がトロリ
ーユニット22の右側面42から離され自由になること
が出来る。
【0042】例えば図21に示すように、トロリーユニ
ット22の両端部44及び46においてラッチ把手11
6及び117が解除され回動されると、側面40及び4
2は、複数の分離壁板94を左側板74に着脱自在に係
止している「スラムラッチ」機構114の係合を解除す
ることによって始めて分離される。図11、12及び1
4−17に最も良く示されるように、スラムラッチ機構
114は、トロリーユニット22の左側板74に垂直に
なるような方向に回動するよう枢着された概略U字状の
単一の操作ハントル214を備え、前後端壁面44及び
46の間の中心位置に取りつけられる。望ましくは、図
14の実線位置に示すように、操作ハンドル214が不
作動位置にある時には、ハンドルは左側板74の内壁部
に収納されて、この操作ハンドルの取りつけ用切り欠き
を囲む四辺形枠体216が、左側壁の適当な窪みにリベ
ット又はネジ218により固着される。
【0043】以上のような場合、主として図11、12
及び14に示すように、操作ハンドル214は低い側の
長手方向に伸びる把手部分220と、上方に伸びる複数
の脚部分222とからなり、この脚部分は分離壁板94
の間隔と同じ間隔で長手方向に配置され、従って1つの
脚の位置は各分離壁板の垂直側面端縁と垂直方向に整列
させられる。各脚部分222はその上端を横方向枢軸ピ
ン224によって取りつけ枠体216に枢動自在に取り
付けられ、ねじりバネ226が操作ハンドル214を、
図14の実線で示す枠体内の不作動位置になるよう、枢
軸ピンの周りに付勢して配置される。
【0044】各脚部分22の上端と把手部分220の中
間位置に、横方向に伸びるピン228が両脚の間に張り
渡され、操作ケーブル230の一端が上記ピンに巻き付
けられ、クリンプスリーブ232によって結束される。
操作ハンドル214から、各ケーブル230が取り付け
枠216の開口に挿通した案内スリーブ234により垂
直方向下方に伸び、左側板40内に垂直方向に形成され
た通路236を通る。各ケーブル230の下端には球状
コネクタ238が設けられ、調整スリーブ242を介し
てスライドブロック246から立ち上がっているポスト
244のネジ部分に連結している。望ましくは四角形の
横方向に開口を持つ箱型枠体248か左側板74の内側
壁に嵌めこまれ、夫々調節スリーブ242とスライドブ
ロック246が収納され、その上をケーブル230の長
さ調節の際に開かれるようにネジ252により着脱自在
のアクセス板250によって覆うようにする。以上の構
成により、図14の点鎖線に示されるように、把手部分
220が横方向に引き出された時には、脚部分222は
ケーブル230を上方向及び横方向内側に引き上げ、こ
の動作は調整スリーブ242とそれに付随してスライド
ブロック246とを左側板40の上方に引き上げる作用
をする。
【0045】図11、14及び16に最も良く示される
ように、夫々のスライドブロック246は、本実施例で
はネジ254を介して垂直方向下方に伸びるチャンネル
スライド板256に取り付けられ、その板256に、本
例ではネジ258を介して一対の内側横方向に突出し、
下方向に伸びる係止突出片262を有するラッチブロッ
ク260を、垂直方向に一定間隔を置いて固着する。こ
のラッチブロックから左側板74の係止ラグ108が形
成され、分離壁板94の各端縁に形成された係止らぐ1
04の上向き係止指片106と係合する。係止突出片2
62と係止指片106との係合は、分離壁板94を左側
板74に強固に結合させ、従ってトロリーの左側板40
が右側板42から横方向に分離するのを防止する作用を
する。
【0046】主として図16及び17に示されるよう
に、左側板74の夫々の係止ラグ108の下方には、横
方向内側に突出する突出板264が取り付けられ、各分
離壁板94の左側垂直方向端縁に取り付けられた端縁バ
ー102に形成した横方向切り欠き266と係合する。
各突出板264は左側板74の内側壁面板268に、本
例では2個のネジ270によって直接固着され、係止ラ
グ108が取り付けられたスライド板256内に設けら
れた延長スロット272を通して伸びている。これに加
えて、横方向内側に突出する肩付ボルト又はピン274
が左側板40の内側壁面板268から伸びて、係止突出
片262上のラッチブロック108に夫々形成された延
長スロット276内に貫入している。板264とピン2
74とを設けた目的は、トロリーユニット22全体の剛
性を増すと同時に、係止ラグ104及び108にかかる
負荷を左側面板74に伝達させ、分離壁板94が圧縮ラ
ム34により発生する応力に耐え、各塵埃容器がたとえ
隣接する容器が空の場合でも独立して圧縮力を受けるこ
とが出来るようにすることにある。
【0047】図17にしめすように、スライド板256
は操作ハンドル214を持ち上げることにより垂直上方
に移動して、左側板74上の係止ラグ108の係止用突
起262は分離壁板94の係止ラグ104から解除され
る。スライド板256を係止位置まで下方に付勢するた
めに、緊張バネ278がスライド板に取り付けられた第
1柱280と、その下側にあり左側板74の内側壁面板
268に取り付けられた第2柱282との間に懸け渡さ
れ、第2柱はスライド板の延長溝孔284を貫通してい
るので、板は柱に対して上下に移動することが出来る。
このようにして、操作ハンドル214が持ち上げられる
と、ケーブル230はスライド板256を上方に引き上
げ、その結果スライド板に付いている第1柱280は第
2柱282に対して上方に引き上げられ、バネ278を
引き伸ばす。操作ハンドル214を離すと、バネ278
はスライド板256を下方に押し下げ、左側板40の係
止ラグ108を分離壁板94の係止ラグ104と合致
し、互いに係合するように作用する。
【0048】塵埃容器54の収集室52からの取り外し
及び/又は室への取り付けの後でトロリーユニット22
の一旦切り離した側面40及び42を再び閉じ合わせる
ために、左側板74は分離壁板74とただ側面を合わせ
るだけで格別操作ハンドル214を操作することなく、
再係合することが出来る。この「スラムラッチ」機構は
カムローラ286が左側板74のスライド板256に当
接し、端縁バー102に形成した上向きのカム面288
に乗って分離壁板94の左側端縁に沿って上昇し、係止
ラグ108の係止突出片262が分離壁板94の係止ラ
グ104の背後にまわるように移動させられる。図15
−17に最も良く示されるように、カムローラ286
は、スライド板256の下端に固着され内側に突出した
ブラケット290に取り付けられ、且つ左側板40の係
止ラグ108よりさらに内側に突出している。左側板7
4が分離壁板94の方に動くと、カムローラ286はカ
ム面288に沿って上昇し、側面板256をバネ278
の付勢力に抗して上昇させる。カム面288の横方向及
び垂直方向の延長部分は、左側板74の係止ラグ108
の係止突出片262が、対向する分離壁板94の係止ラ
グ104の指片106の背後に回り込むに充分なだけの
寸法を有している。
【0049】係合位置に達すると、カムローラ286は
カム面288の背後に形成された下向き溝孔292に落
とし込まれ、バネ278により自動的にスライド板25
6と係止ラグ108を下向させ、係止位置に移動させ
る。その後トロリーユニット22の側面40と42は完
全に係合され、ラッチ把手116及び117は右側頂上
バー65と重ね合わせた解除位置から、ラッチブロック
126と係合する位置まで回動させられ、既述した通り
ラッチロック機構138が動いてラッチ把手を所定位置
に固定する。図9、10、18及び20に最も良く示す
ように、トロリーユニット22の左側42の係合を解除
し分離した後、この左側板の右側板に対する動きは、1
方を端面板82及び83の夫々に、他方を隣接する右側
垂直方向柱69及び71に連結した1対の拘束ケーブル
294により制限される。この中で、ケーブル294は
一端が各端面板82及び83の端縁棒状体86に固着し
たピン296に懸けられ緊締スリーブ298によりルー
プ端を閉じるようにされる。ケーブル294の他端は、
球状端部304が望遠鏡式に抜き差しされる筒状スリー
ブ300を介して垂直方向柱69及び71に連結され
る。拘束ケーブル294の採用により、トロリーユニッ
ト22の側面40及び42は、塵埃容器54を容易に収
集室52から取り出すことが出来る程度に開くことが出
来、且つそのような取り出しに必要な開度以上に横方向
に開かないように規制する役目をする。
【0050】連邦航空局の火災安全基準に合致するため
に、手動式の耐火扉306が左右側面板74及び75に
取り付けられ、トロリーユニット22のいずれかの側4
4又は46から作動されて塵埃収集室52内に置かれる
容器54の開放された上端面を覆うようにする。図11
及び30−35に最も良く示されるように、耐火扉30
6は2個に分離された長方形の板体308及び310か
らなり、その内の1個の扉308は低い側、長手方向に
ピアノ型丁番312によって左側板74の内側壁面に取
り付けられ、他の扉310は同様に丁番314により右
側板75に取り付けられる。夫々の扉板308及び31
0は側板74及び75の内壁の間の幅を折半する横幅を
持ち、通常不作動の場合は夫々の側板の内壁に重ねて垂
直に起立している。図35に最も良く示されるように、
丁番312はその全長にわたって側板74に長手方向に
間隔を置いて配置したボルト313と、同じく長手方向
に配置したそらせレール315とによって側板74及び
75に取り付けられ、レール315には塵埃容器の上端
縁部が重なり合い塵埃が容器と側板との間に挟まること
なく容器の上部開口から中へ入り込むようにした内側方
向への傾斜が付けられている。
【0051】耐火扉板308及び310を取り外し自在
に不作動位置に保持するために、且つトロリーユニット
の端部44又は46から迅速に外すことを容易にするた
めに、磁石型ボタン316が扉板の自由端部近くの窪み
318内に配置され、各側板74及び75の板ラミネー
トの内壁切り欠きに配置された対応する磁石320と磁
石結合するように構成される。これに加えて、カップ状
窪み322が側板74及び75の内壁面のトロリーユニ
ット22の端縁44及び46近傍に形成され、搭乗員そ
の他が指を側板と耐火扉308及び310との間に挿入
して、磁石316と320との吸引力に勝って扉を耐火
状態の水平位置に落とし、塵埃集集室52の開口を覆う
ようにする。
【0052】後者に関連して、左側板74に取り付けら
れた耐火扉308は、長手方向の端の部分が前後端面板
82及び84の上にある頂上バー64の上に被さるよう
な長手方向の幅を持ち、他方右側板75に取り付けられ
た耐火扉310は端板の内側に嵌まる程度に短い長手方
向の幅を持ち、分離壁板94の上端縁部に設けたブラシ
列105上に定置される。上記構成により、耐火扉30
6が水平作動位置にある時にトロリーユニット22の側
板40及び42が左右に分離しても、図31及び33に
示されるように前後端面板82及び83が、右側板75
に取り付けられた耐火扉310の長手方向の端縁に当た
らずに、自由にその横を通過出来るので、トロリーの側
面は耐火扉308及び310を破損せずに再度結合する
ことが出来る。耐火扉306を作動時の水平位置から垂
直の不作動位置に容易に移行させて、耐火扉の存在によ
り圧縮機ユニット20がトロリーユニット22に装着出
来ない状態を解消するために、直立ノブ324が、図3
5に示すように垂直位置で窪み322の中に受容される
ように、ネジ326により各耐火扉308及び310に
取り付けられる。特に重要なことは、もし耐火扉306
が水平位置にある時には、操作盤36の底面にある圧縮
機ユニット枠体23の前端が直立ノブ324に当たって
トロリーがそれ以上トロリーレール30及び31に沿っ
て中へ進むことが妨げられるので、トロリーユニット2
2は圧縮機ユニット20に装着出来ない。
【0053】前述したように、トロリーユニット22の
各収集室52は塵埃容器54を収納し、その中に集めら
れた塵埃が圧縮される。 本発明の更なる展開によれ
ば、塵埃容器54は各部分が長方形の、上端が開口し、
トロリーユニット22の各室に密に嵌合するような形状
を持ち、耐圧材料で形成され、一側面が取り外され圧縮
された塵埃が振動その他の外力を加えることなく、容易
に取り出せるように構成されている。ここで容器54は
約560mm(約22インチ)の高さと長手方向に約2
00mm(約8インチ)、縦方向に約250mm(約1
0インチ)の大きさを有する。それに続いて、図21−
29に示すように、各容器は4個の直立する側面33
0、332、334及び336と、図24及び26に示
すように、左側面330の延長として形成される底面3
38とからなり、底面338の前後端縁からはスカート
部340が前後直立面334及び336の下方端部に重
なるように伸びており、同様に左側面330の前後端縁
に形成されたスカート部342が前後直立面334及び
336の左方直立端部に重なるように伸びている。望ま
しくは、前後及び右側面334、336及び332は単
一体に形成され、底面338に対し柔軟な丁番344に
よって連結され、左側面330から引き離されるように
構成する。圧縮力に耐えるために、容器54の底面33
8及び各側面330、332、334及び336は望ま
しくは、例えばゼネラルエレクトリック社が「アズデー
ル」(商標)として販売しているガラス繊維で強化され
たポリプロピレン材料等、ガラス繊維強化プラスチック
を使用して構成する。
【0054】主として図26及び29に示すように、丁
番344は右側面332の幅と実質的に同じ長さのポリ
プロピレン又はポリエチレン材料からなる断面L型延長
材からなるリビングヒンジとして構成され、その一側面
346は底面338に、他側面348は右側面332の
下方端縁に固着される。この場合、金属補強板350か
丁番344の側面346及び348上に夫々付着され、
面と丁番の複合体はリベット352等の固着具によって
一体化され、その結果右側面332とそれと一体状に形
成された前後側面334および336は、図29の破線
に示すように左側面330から横方向に折り曲げられ
る。この時、各側面330、332、334及び336
の上端縁に金属製断面U字状のリム353が取り付けら
れ、使用中の磨耗を防ぐようにされる。
【0055】塵埃容器として使用中、左側面330と右
及び前後側面332、334及び336とを取り外し可
能に保持するために、持ち上げ把手と係止機構の複合体
354が左側面330に取り付けられ、対向方向に伸び
る一対の突出刃356が設けられ、その先端が前後側板
334及び336の前方端縁から突出するタブ360に
設けられた垂直方向に延在する溝孔358に係合され
る。図25−28に示すように、突出刃356は、左側
面330の上端縁付近で垂直端縁から中央に位置する中
央ハブ362から外向きに突出しており、中央部の枢着
ピン364によって回転自在になっている。ハブ362
の面にネジ366によって金属板ブラケット368が取
り付けられ、その中央に設けられた外側に膨らんだ溝3
70には長方形の持ち上げ把手372が挿入され、ブラ
ケット368は溝370が突出刃356と整列する方向
に固着される。また特に、図23に示すように、容器5
4を持ち上げて空にすることが容易になるように、対向
する側面に類似形状の持ち上げ把手372を取り付ける
ことが出来る。突出刃356はハブ362から左側面3
30の全幅にわたって伸びており、左側面が前後側面の
端縁と当接する位置に設けた溝孔状開口374が設けら
れ、前後側面334及び336が左側面に突き合わされ
た時に、溝孔付きタブ360が前記開口を通って左側面
上に突出することが出来る。このような構成の時に、突
出刃356は把手372によって回転されてタブ360
の溝孔358に挿入され、左側面380を前、右及び後
側面334、332及び336に強固に結合し、又単に
把手を回して突出刃を溝孔から外すだけで容器54を開
くことが出来る。
【0056】安全性を増すため、及び突出刃356がタ
ブ360の溝孔358に完全に挿入されたことを積極的
に判別するために、金属面板376がネジ378により
ハブ362周りの左側板330に取り付けられ、把手3
72の背後にあり、したがって刃先を除いて突出刃35
6を覆っている。突出刃356の表面に突起380が形
成され、刃先がタブ360の溝孔368に完全に挿入さ
れた状態で突起380は面板376に形成された孔38
2に嵌合している。第2の孔384が同様に面板376
に設けられ、図25の中で点鎖線で示すように刃先が溝
孔358から完全に開放された位置になるように把手3
72により突出刃を回動させたときの止め部となる。
【0057】このように容器54は液体の漏れを防ぐよ
うには形成されていないので、衛生上の補完のために液
体収集皿101がトロリーユニット22内に設置され、
その中に容器が収納されることは注目すべきことであ
る。図18及び19を参照すると、液体収集皿101は
長方形のアルミ板製床面386と4枚の起立側板388
とからなり、トロリーが使用中の時に夫々端面板82及
び83と、左及び右側面板74及び75の内壁面の内側
に位置する。この際、皿101の側面388の高さはト
ロリー22の底面56から上に約100mm(約4イン
チ)であり、左側端縁部は分離壁板94の左側下方に設
けた垂直方向の溝孔95に嵌合している。液体収集皿1
01に集めた液を水抜きするために、水抜き栓390が
皿の床面386近くの横側面388の1つに形成された
水抜き開口392を開閉自在に塞ぐように配設される。
この場合、水抜き栓390は上端が皿101の側面38
8に固着されたバネ付き金属板394と、その他端に取
り付けられ水抜き開口392に嵌合するようにした横方
向内側に向かうストッパー396とからなるフラップ型
弁として構成される。金属板フラップ394は図19に
示すように、ストッパー396を水抜き孔392から外
側横向きに緩く離すように形成されるが、通常のトロリ
ー使用状態では前方端面板82によりストッパーが水抜
き孔を塞ぐように横方向内向きに押しつけられる。しか
し、使用後はトロリーユニット22の側面40及び42
が圧縮された塵埃の入っている容器54を取り出すため
に左右に分離され、フラッフ394を押さえている前方
端面板82の押さえが緩んだ時に、フラップと栓396
は横方向に動いて自動的に皿101内の水を抜くことに
なる。水抜き栓は必ずしも前記形式でなく、手動による
他の様々な形式が使用可能であること、及びこのような
水抜き栓は皿の一方又は両方に設けることが出来ること
は明らかである。
【0058】トロリーユニット22の端部壁面44及び
46と分離壁板94は、側面40及び42の全高さに達
していないので、側面のラッチ把手より下の部分に空間
が出来、トロリーユニットが圧縮機と合体する時に圧縮
機ユニット20の枠体23の上半部分が前記空間に嵌合
される。望ましくは圧縮機ユニット20の枠体23の上
半部分28の長手方向の長さは、制御盤36の面がトロ
リーユニット22の前端面44と合うようにし、又ハウ
ジング32は左右側面74及び75の内側面と合うよう
にし、下方は端面板82及び83の頂上バー84の僅か
に上位に達し、該部分が収集室52上の前記空間を実質
的に占めるように構成される。これに加えて、左右側板
74及び75の内壁面には長手方向に伸びるバー103
(図31、35及び36参照)が設けられ、同様に塵埃
収集に用いられる通常のサービス用引出し105が上記
空間に出入り自在に嵌合される。
【0059】集められた塵埃を圧縮する必要が生じた時
には、トロリーは圧縮機の枠体23に、トロリーの車輪
48が枠体の基礎部分24の上に支えられ、トロリーの
頂上レール72及び73がトロリー支持レール30及び
31の上に乗るように手押しで嵌合される。図2、39
及び47に最も良く示すように、一対の横方向に間隔を
置いて平行して配置された案内398が基礎部分24か
ら立ち上がり壁面400によって構成され、トロリーユ
ニット22の車輪48を前記枠体上に乗せる案内として
作用する。圧縮機枠体23の背面壁部分26に隣接し
て、2本の車輪案内398の間に立ち上がり伸長した回
転自在ハンドル402と横方向に間隔を置いて配置され
た一対の車輪404(その1つのみを図47に示す)と
が枢軸406によって枠体に取り付けられ、圧縮機ユニ
ットを厨房ユニット12から容易に出し入れ出来るよう
にしている。図47に示すように、ハンドル402は車
輪案内398の間の空間に突出する、前方に曲げられた
伸長部分408を備え、この状態で圧縮機の車輪404
は枠体の基礎部分24の面から下に突出している。この
状態の時に、圧縮機の車輪404は枠体を厨房の床面上
に支持するので、メインテナンス又はサービスの必要性
に応じて枠体の前方を持ち上げて圧縮機ユニット20を
厨房床面上を転動させることが出来る。しかし、ハンド
ル402が図47の点鎖線の位置で示す位置に後退する
と、ハンドルが枢軸406を周り回転することにより圧
縮機車輪404は枠体基礎部分の下面より上に持ち上げ
られ、枠体23の後端は厨房ユニット12の床面上に降
下する。特に、圧縮機車輪404が圧縮機枠体23の先
端部分を厨房12の床面上に支持する時にはハンドル4
02は車輪案内398の間に突き出ており、トロリーユ
ニット22が圧縮機20上に乗ってくる時にはトロリー
の端はハンドルに当接してこれを後方に押し、その結果
自動的に圧縮機車輪404を引き込めて、圧縮作業の
間、圧縮機枠体23は完全に厨房床面上に定置される。
【0060】基本的に図41から44に示すように、ト
ロリーユニット22の頂上レール72及び73を圧縮機
枠体23のトロリー支持レール30及び31上に案内す
るために、支持レールの前端部分410は僅かに前方下
方に傾斜しており、小さいローラ418が前記傾斜面か
ら垂直上方に突出するように配置される。図41から4
3に最も良く示すように、トロリーユニット22の夫々
の端部44及び46に形成された頂上レールの端縁部分
414は下方に傾斜した面416が形成され、前記頂上
レールが支持レール上に押される時には、頂上レールの
傾斜面はローラ418と接し、次第に支持レール上に乗
せられることになる。
【0061】本発明の重要な態様として、安全確保のた
めのインターロック装置420がトロリーユニット22
を圧縮機ユニットの20に取り外し自在に係合するよう
になっており、また若しトロリーが圧縮作業のための正
しい位置にない場合、又はトロリーが圧縮作業サイクル
の完了前に外れた場合に、圧縮ラム34が作動しないよ
うにする。このために、図41から46に最も良く示す
ように、右側のトロリー支持レール31の横方向内側
に、後端424が水平横方向に伸びる枢軸426によっ
て圧縮機枠体23に枢着され、通常時は概略水平方向に
突出しているラッチ本体422からなる係止操作機構が
備えられている。枢軸426の周りにはトーションバネ
428が備えられ、その一端はラッチ本体422に、他
端は圧縮機枠体に係合しており、ラッチ本体を通常の概
略水平位置に保つように付勢している。図42から44
に最も良く示すように、ラッチ本体422の上側は後端
部分424からトロリー支持レール31の上に突出し、
その頂上に設けた、下方向の切り欠き前部壁432を有
するU字状切り欠き430で終わっている。この切り欠
き430から前方では、ラッチ本体422の上側は前側
が下方に傾斜し、トロリー支持レール31の上面より下
側に達する突出傾斜面434が形成され、横方向に張り
出した作動タブ436で終わっている。
【0062】図2のトロリーユニット22の後端45部
分を描写した図42から44において図式的に示すよう
に、トロリーが圧縮機枠体23の上に押し上げられる
と、最初に圧縮機ユニット20が嵌合され、トロリーの
頂上レール72及び73の傾斜面416は枠体23のト
ロリー支持レール30及び31上のローラ418の上に
乗り、このことはトロリーの後端46にあるラッチ把手
117の右側端部113がラッチ本体422の下方傾斜
面434と係合し、トロリーの重力によりラッチ本体を
バネ428の弾力に抗して枢軸426周りに下方向に回
転させる。ラッチ本体422の下方向変位を容易にする
ために、図42及び43に示すように係止117の下側
に右側端面113に隣接する傾斜面438が形成され
る。特に、対向する傾斜面438はトロリーユニット2
2の前端部44にあるラッチ把手116の左側にも設け
られ、トロリーのいずれの端部44又は46も圧縮機ユ
ニット20の方に乗り入れることが出来るようになって
いる。後述するように、ラッチ本体422の変位は圧縮
ラム34の自動的作動停止につながり、これにより圧縮
ラムが完全に引き込まない状態では、トロリー22は圧
縮機枠体23から取り外されないことを確実にする。
【0063】図44を参照すると、トロリーユニット2
2は完全に圧縮機ユニット20に押し込まれた状態で、
前端部44に隣接したラッチ把手116はラッチ本体4
22の下方傾斜面434と係合し、次いで本体を下方に
押し下げる。しかし、ラッチ把手116の底部120に
沿って形成された溝118の内側切り欠き縁部119が
ラッチ本体422の切り欠き430上に達する時に、ラ
ッチブロックはバネ428の弾力によって通常の概略水
平位置に戻る。重要なことは、この位置ではトロリーユ
ニット22は圧縮機枠体23上に固定され、ラッチ本体
422の切り欠き430の前壁432がラッチ把手11
6の溝118の内側端縁119と係合しているので、圧
縮機ユニット20から引き出すことが出来ない。トロリ
ーユニット22を圧縮機ユニット20から分離させるた
めには、搭乗員又は操作者がまず最初に作動タブ436
を押し下げてラッチ本体の切り欠き430からラッチ把
手116の係合を外すような、積極的な動作を取らなけ
ればならない。
【0064】図40に図式的に示すように、トロリーユ
ニット22が圧縮機ユニット20と合体した時、圧縮ラ
ム34は各容器54内の塵埃をトロリーの後端46から
前端44に至るまで、各容器の収集室52の上に止まり
押圧盤440を容器内に押し下げることにより、次々と
圧縮を行う。圧縮ラム34の板440を伸長させたり引
き込めたりするために、3段階の液圧操作ピストン機構
442が支架444を介してハウジング32に、トロリ
ー支持レール30及び31の下方に設けられた横方向ト
ラック446によって長手方向に移動可能に取り付けら
れる。
【0065】図52及び53に示すように、ピストン機
構442は、図では完全に引き込まれた状態を示すが、
夫々長さが約150mm(約6インチ)で鏡胴状に配置
された3個の同心円筒状ピストン部分448、450及
び452よりなり、その外側の円筒状ケーシング454
の上端は支架444に固着されている。ケーシング45
4の上端又は延長端部は略円盤状の端板456によって
閉じられ、この部分に環状の留めリング458がケーシ
ングの内壁面に設けられた環状溝460に嵌め込まれ、
ボルト462によって前記端板に固着される。ケーシン
グ454の内側頂上部を密封するために、Oリングシー
ル材464か端板456の横方向に開放された環状溝4
66に挿入され、液圧コンジット468が端板456に
取り付けたL型接続具470を介して、加圧液体をケー
シングの上端部に供給する。この際コンジットは端板に
対しOリング470によって密封されている。
【0066】端板456の中心には下方に伸長した円筒
状の係止柱474が設けられ、内側ピストン部分452
の上端に設けられた比較的大径の円筒状孔476に向け
て突入し、係止柱474には軸方向に間隔を置いた2個
の内側傾斜円錐壁面480及び482と、その間を結ぶ
小幅の軸下方外側に傾斜した環状帯面484とが形成さ
れ、帯面484は軸方向上向きに傾斜した肩部となり、
壁面480及び482とともに係止段部478を構成す
る。内側ピストン部分452の円筒状孔476の中に
は、複数の、望ましくは4個の弾性指片486が上向き
に植設され、内側ピストン部分452が完全に引き込ま
れた場合に、係止柱474の係止段部478に係合す
る。内側ピストン部分452が係止段部478に取り外
し自在に係合するために、夫々の弾性指片486には、
係止段部478の環状壁面484と合致する、軸方向下
側に向いた肩部488が設けられ、両者が合致した時に
内側ピストン部分を端板456に取り外し自在に保持す
る、フェイルセーフ型機械的係合を構成する。望ましく
は弾性指片486は約70kg(約200ポンド)の下
向き荷重を加えた時に係止段部478から外れるように
し、これは非圧縮作動時にラムがみだりに伸長してしま
わないのに充分な値である。
【0067】内側ピストン部分452の円筒状孔476
内には又、上向きに突出した筒状棒磁石490が配置さ
れ、内側ピストン部分が完全に引き込まれた状態の時
に、磁石の上端は係止段部478の直ぐ下方に来るよう
になっている。棒状磁石490は係止柱474の中心部
分に位置する磁気リードスイッチ492を作動させ、圧
縮ラムが完全に引き込まれ、非作動位置に在るという信
号を圧縮機ユニット20の電気制御回路に送る。図39
と52に最も良く示すように、圧縮ラム34の押圧盤4
40は内側ピストン部分452の下端にねじ込み軸(図
示せず)を軸方向ネジ孔494に上向きにねじ込むこと
により固着される。このようにして、内側ピストン部分
452が完全に引き込み位置にあり、弾性指片486が
係止柱474の係合段部478に係合している時に、押
圧盤は非作動位置に確実に保持される。
【0068】トロリーユニット22の上部が支持される
トロリー支持レール30及び31は圧縮ラム34の押圧
盤440より上の位置に在るので、押圧盤の横方向寸法
はトロリー支持レールの間隔によって制限を受けず、容
器54の開口面の寸法のみによって規制されることは重
要である。こうして全体効率を上げるために、より大型
の容器が用いられる。さらに、横断面の横幅が約25c
m(約10インチ)、奥行きが約20cm(約8イン
チ)である押圧盤440は容器54内に密に嵌合し、圧
縮作動中に押圧盤の周りから塵埃が飛び出す恐れを無く
しているので、塵埃の圧縮効率は更に向上する。
【0069】夫々のピストン部分448、450及び4
52はケーシング454の上端に加えられる加圧流体の
圧力によって下方向に伸長され、夫々のピストンはその
上端部に半径方向外側に突出する環状フランジ496を
持ち、その下面に下向きの伸長を規制する止め肩部49
8を形成する。図52に示すように、外側ピストン部分
448の止め肩部498はケーシング454の内側下端
の周りに設けられた半径方向内向きに突出した環状肩部
500と係合し、中間ピストン部分450及び内側ピス
トン部分452の止め肩部498は夫々外側及び中間ピ
ストン部分448及び450の内側下端の周りに設けら
れた半径方向内向きに突出した環状肩部502及び50
4に、夫々係合する。長手方向に伸長した外側、中間及
び内側室506、508及び510はこのようにして各
ピストン部分448、450及び452とケーシング4
54、外側ピストン部分448及び中間ピストン部分4
50の夫々下端にある環状肩部500、502及び50
4の間に形成され、圧縮ラム34を伸縮させる加圧流体
の収容室として作用する。この中でパッキングシール5
12が内側、中間及び外側ピストン部分452、450
及び448の上端付近に設けられた外側に開放した環状
溝に配置され、またそれに対応するパッキングシール5
14が中間及び外側ピストン部分450及び448、及
びケーシング454の下端付近に設けられた内向き開放
溝内に配置され、各ピストン部分とケーシングの間の室
510、508及び506の端部のシーリングのための
流体シールとして作用する。
【0070】圧縮ラム34を伸縮させるためのケーシン
グ454への加圧流体の流入を可能にするために、ケー
シングの低位置又は収縮端部に加圧流体通路516を設
け、流体供給回路(後に図38の関連で述べる)と、ケ
ーシングの内壁と外側ピストン部分448の外壁との間
に形成された外側室506とを連結する。外側室506
内の流体と中間室508との連絡を保つために、通路5
18が外側ピストン部分448の上端と中間室508の
下端との間に設けられ、また同様の通路520が中間室
508の上端と内側室510の下端との間の流路を形成
する。
【0071】圧縮機の操作時において、各ピストン部分
448、450及び452の上端は各部分の下端より横
断面が大きいので、コンジット468及び通路516を
通してピストン機構442に導入される加圧流体は押圧
盤440を下方に押し下げる作用をする。弾性指片48
6が係止段部478に係合している間流体圧は増加し、
下方への圧力が弾性指片を解放する値に達すると、ピス
トン部分448、450及び452は伸長しはじめ、押
圧盤440を容器54と収容室52の中へ押し下げる。
押圧盤440が容器54内の塵埃に当たると流体回路へ
の抵抗は増大し、圧縮ラムの圧縮力は増大する。望まし
くはこの液圧機構は最大ライン供給圧力が58kg/c
2 (825psi)であり、押圧盤440に最大約
3,200kg(約7,000ポンド)の力を容器54
内の塵埃に対して加える。圧力回路が最大圧力に達した
時に、圧縮ラム34は自動的に逆転して、次の圧縮行程
に備えて押圧盤440を引き上げ、その位置に係止させ
る。
【0072】図49から51に最も良く示すように、支
架444は機械加工したアルミニウム製で断面形状が概
略長方形の枠体522からなる。トロリー支持レール3
0及び31の下方に設けられたトラック446上に4個
の歯車526、527、528及び529を支持する。
この場合、前方の歯車526及び527は枠体522の
前端534に植え込み軸536により取り付けられ、後
方の歯車528及び529は枠体の後端に軸支された駆
動軸538の端に取り付けられている。駆動軸538よ
り前方の枠体522には電動モータ542が取り付けら
れ、モータの軸端には駆動歯車546が取り付けられ、
駆動軸538上の歯車548とかみ合い、支架444を
トラック446に沿って走行させるために駆動軸とそれ
に固着された歯車528及び529を回転させる。支架
444の枠体522には下方に向けて圧縮ラムとその付
属機器である圧液溜め550及びポンプ552が吊持さ
れる。
【0073】支架444が移動するためのトラック44
6がトロリー支持レール30及び31上に支持されてい
ることは重要なことである。図49及び54に最も良く
示すように、トロリー支持レール30及び31は夫々ア
ルミニウム圧延鋼により形成され、その圧縮機ユニット
20の枠体23の後端壁26の上端に取り付けられ、片
持ち梁状になった先端には制御盤36が取り付けられ
る。トロリー支持レール30及び31はトロリーユニッ
ト22の左右側面40及び42の内側に位置するように
横方向の間隔が保たれ、上端面に僅かな凹部支持面55
4が形成され、トロリーの頂部レール72及び73の下
面に形成された断面同形の凸状面556を支持してい
る。夫々のトロリー支持レール30及び31の支持面5
54の下側には、各レール30及び31は概略断面C型
の切り欠き558を持ち、支持面554と平行して伸び
る水平方向下面560を形成し、その上にラック状歯を
機械加工により形成した鋼製の長い長方形ブロック56
2が載置され、その上を支架444のピニオン歯車が前
後動する。特に、支架444の枠体522の長手方向側
面には横方向外側に突出するフランジ564が歯車52
6と528、527と529の夫々下側に張り出し、そ
の水平方向の突き合わせ面566がトロリー支持れーる
30及び31の下側に形成された水平方向突き合わせ面
568の直ぐ下に位置している。
【0074】圧縮操作の際に圧縮ラム34によって生じ
た力を厨房ユニット12の床面に伝えないようにするた
めに、図47及び48に最も良く示すように、トロリー
ユニット22の車輪48は取り付け用支持ブロック57
0を介して、ブロックに形成された垂直方向孔574に
滑り自在になった延長支持ボルト572によりトロリー
の底面56に取り付けられる。重要なことは、支持ブロ
ック570はトロリーユニット22の底面56から下に
ある微小間隔576を置いて離してあり、その間隔はト
ロリー支持レール30及び31の突き合わせ面568と
支架444の枠体566の突き合わせ面との間隔より大
きな値をとることである。ブロック570の各上面から
下向きに、ボルト572の周りに設けた開口578には
車輪支持圧縮バネ580が挿入され、ブロックをトロリ
ーユニット22の底面56から下方に付勢している。こ
の構成により、トロリーユニット22は車輪48に対し
て車輪支持バネ580の付勢力に抗して垂直方向下向き
に動くことが出来る。
【0075】容器54内で塵埃の圧縮作業を行っている
間、押圧盤440はトロリーユニット22の底面56に
対して下向きに力を加え、トロリーをバネ580の力に
抗して下向きに押圧しようとする。しかし、トロリーユ
ニット22の頂上レール72及び73はトロリー支持レ
ール30及び31と係合しているので、トロリーは支持
レールから吊持され、どんなに有効な下向きの移動も阻
止され、トロリー底面56上の下向き力は従ってトロリ
ーの側面及び端面板74、75、82及び83と各チャ
ンネルバー58、59、60、61、64、65、6
6、67、68、69、70及び71を介して支持レー
ルに伝えられる。特に圧縮ラム34によってトロリーユ
ニット22上に生じた下向き圧縮力は、圧縮ラムを支持
している支架444上の等価の上向き反力を伴う。この
支架444に作用する上向き反力は、枠体522を介し
て上向き突き合わせ面566に伝えられ、面566と対
応している下向き突き合わせ面568の方に上昇させ、
遂に両突き合わせ面は係合して上向き反力がトロリーか
ら支持レール30及び31に伝えられる。このようにし
て圧縮ラム34の圧縮力に対応する反力は支架444の
枠体522を介してトロリー支持レールに伝えられ、こ
れらの力は互いに打ち消しあい、厨房ユニット12の床
面は車輪支持バネ580の圧縮に起因する力の他は、何
の負荷も受けない。
【0076】本発明のさらに重要な要件の1つとして、
もしトロリーユニット22が完全にまた正しい位置で圧
縮機ユニットと合致していない場合に圧縮作業の開始を
阻止し、またもしトロリーが圧縮行程の終了前に圧縮機
ユニットから外れようとする時には圧縮ラムの作動を自
動的に停止させ、その他圧縮行程の終了前に圧縮ラムが
トロリーの収集室52内の各容器54の上に正確に位置
するようにした感知装置を圧縮機ユニット20に備える
ことがあげられる。更にまた、圧縮機ユニット20は、
圧縮ラム34が完全に引き込まれ、圧縮行程が開始され
る前の不作動位置にある時、及び圧縮ラムが完全に引き
込まれて機構が1圧縮位置から次の圧縮位置に移動する
前の状態にあることを確認する感知装置を含んでいる。
液体の漏洩等により圧縮ラムの液圧が異常に低くなった
場合、圧縮ラムを自動的に引き込むようにした1個の液
圧感知装置が付加的に装着されるとともに、圧縮行程が
終了した時に自動的に圧縮ラムを引き込ませるための複
数の液圧感知装置も機構に備えられる。
【0077】上記の事柄のために、図44から46に示
すように、ラッチ本体422の下の圧縮機枠体23に通
常は閉じた状態の通常型マイクロスイッチ582が取り
付けられ、このスイッチはスイッチプランジャ584が
ローラ588を自由端に取り付けたバネ状作動片586
によって作動されるようになっている。マイクロスイッ
チ582は圧縮機ユニット20の電気制御回路に組み込
まれ、プランジャ584が圧入された時自動シャットオ
フとして作用する。通常状態では、図45に示すように
バネ状作動片586はスイッチプランジャ584から横
方向に間隔を保っているが、ラッチ本体422が図44
において点鎖線で示す位置にある時、図46に示すよう
にカムブロック590が下方に移動して、その結果作動
片はスイッチプランジャに係合してスイッチを作動させ
る。従ってもしラッチ本体422が正常位置から下方に
押し下げられた状態では、マイクロスイッチ582は自
動的に圧縮機ユニットの作動をシャットオフし、その結
果もしトロリーユニット22が完全にラッチ本体と係合
する位置まで押し込まれていないならば圧縮ラムは作動
せず、また通常の圧縮行程の間に、ラッチ本体422を
手動により押し下げトロリーを圧縮機ユニットから早く
取り去ろうとする時にも、圧縮機ユニットは同様にシャ
ットオフされる。
【0078】圧縮行程の開始前に、トロリーユニット2
2が完全且つ適正に圧縮機ユニット20に合体したこと
を確認するために、横方向に間隔を置いた一対のインタ
ーロックスイッチ592が圧縮機ユニット枠体23の背
面壁部分26上に取り付けられ、圧縮作業の前に必ず作
動状態にしなければならない。図49に最も良く示すよ
うに、これらインターロックスイッチ592は夫々、通
常は開いた押しボタン式スイッチで、頭部が拡大された
作動ボタン594が背面壁部分26の上端近くでトロリ
ー支持レール30及び31より下の位置に設けられ、ト
ロリーが完全且つ適正に圧縮機ユニット20に合体した
時にトロリーユニット22の前又は後端面板44又は4
6によって作動される。このインターロックスイッチ5
92がボタン594の押し込みにより閉位置にされない
間は、圧縮ラム34は不作動状態である。
【0079】夫々圧縮作業を行うために圧縮機ユニット
の支架444の正確な位置を定め、圧縮ラム34が圧縮
すべき収集室52の上に正確に来るまでは圧縮ラム34
が作動しないようにするために、後、中間及び前側室感
知装置596、598及び600が左側トラックに沿っ
て所定間隔で配置され、支架が圧縮すべき室の上の適正
位置に来たとき支架の駆動モータ542が停止し支架が
その位置に固定されるための信号を発するようにする。
これに加えて、通常は閉じている、プランジャ操作支架
スイッチ602が支架444上に設置され、右側トラッ
クの夫々の圧縮操作位置を正確に指示する場所に設けた
後、中間及び前側切り欠き開口604、606及び60
8に来た時に作動するようになっている。支架444が
収集室52上の所定の圧縮作動位置上に正確に置かれた
時のみ、支架スイッチ602は開放状態になり、圧縮行
程を作動状態にする。この場合、後、中間及び前側室感
知装置596、598及び600は夫々ホール効果(H
all effect)型感知装置610を形成し、支
架444に支持された1個の磁石612を感知する。支
架スイッチ602は一方がスイッチ本体に固定され、他
方の自由端にローラ作動部616を設けたバネ状作動片
614を含み、トラックに沿って移動する時バネの作用
によりローラが開口604、606及び608に落ち込
み、その際スイッチが開くようになっている。
【0080】駆動モータ542は支架444を1つの収
集室から他の収集室上へ、例えば後側室から中間室へと
移動させ、中間室のホール型感知装置598は磁石61
2の接近を感知し、支架が中間室上に停止するよう駆動
モータを停止させその位置に固定させるための指示信号
をおくる。しかし、もしローラ616が中間切り欠き開
口606に嵌合して支架スイッチ602が作動すること
がなければ、圧縮ラム34は圧縮行程を開始することが
出来ない。このことは圧縮ラム34が正確に圧縮すべき
室の上に来ているという指示がなければ、下向きに伸長
せず、従って押圧盤440が容器54内に伸びる時トロ
リー又は容器を破損することもない。
【0081】注目すべきことは、圧縮機ユニット20が
マイクロプロセッサ制御ユニット618を持ち、適正な
作動に必要な種々のチエックと機能を遂行することであ
る。図37に図式的に示すように、マイクロプロセッサ
ユニット618は制御盤36と圧縮機ユニット20のス
イッチや感知装置からの種々の電気信号を受けて、論理
シークエンスを通して圧縮ラム34の作動に要求される
種々のチエックと機能を行い、トロリーユニット22が
圧縮機ユニット20上に適正に位置することを確かめた
上で支架444に指示を与える。
【0082】圧縮ラム34のための液圧回路を図式的に
示す図38に見られるように、押圧盤440は完全に引
き込まれた不作動位置にあり、圧縮行程が作動開始した
時に、マイクロプロセッサユニット618が先ず最初に
トロリーユニット22が適正な位置にあることを検知し
て、インターロックスイッチ592とマイクロスイッチ
582の状態を検知した後に圧縮機ユニット20を固定
し、押圧盤440が完全に引き込まれ、支架444が後
側室52上に正確に位置していることを磁気リードスイ
ッチ492と支架スイッチ602とホール効果感知装置
596により検知する。これら全てのスイッチ類59
2、582、492、602及び596が正常位置にあ
る時、マイクロプロセッサ618はホンプ552を作動
させ、圧液溜め550から圧液を供給回路700に送
る。マイクロプロセッサ618も同様に圧液供給回路7
00内のソレノイド弁620を図38に示す状態から回
路702と連通するように移動させ、圧液をバネで付勢
されたパイロット弁622に送る。このように回路70
0を通して送られる圧液はバネ623の付勢に抗してパ
イロット弁622を、ピストン機構442の上端に導く
入液コンジット468に連通される。特に、ポンプ55
2からの圧液を供給する圧液供給回路700はまた、圧
液を回路516を通してピストン機構442の出液側に
も供給しているので、ポンプが作動している間、ピスト
ン機構442の伸縮の両方に圧液が作動することにな
る。しかし、複合ピストン部分448、450及び45
2の、ピストン機構442の収縮端部より大きな面積が
伸長端部に備えられているので、圧液はピストン部分を
伸長させ、トロリー22の後端部46において押圧盤4
40を収集室52内の塵埃容器54内に圧入させる。
【0083】液圧の喪失により液圧ポンプ552が損傷
を受ける可能性を無くすために、圧液供給タンク550
の内部に圧液感知装置624を設け、圧液回路中の液量
が所定の値より少なくなった場合にマイクロプロセッサ
618に信号を送って圧縮ラム34を収縮させる。図5
4及び55に示すように、圧液感知装置624は導電材
料よりなる同心の外側及び内側円筒626及び628で
先端部に絶縁体よりなる底部キャップ630を取り付け
たものをタンク550内に下向きに挿入したものであ
り、キャップに直立棒632がネジ634により取り付
けられている。棒632は内側円筒626の中の中心部
分を上方に伸び、頂上端部キャップ636に達し、同様
に絶縁材で形成され、棒の先端に形成したネジ状先端部
638がキャップのネジ孔に挿通される。
【0084】内側及び外側円筒626及び628の壁面
の間に環状空間640が形成され、円筒の壁面に開口6
42が形成され、この開口を通して液体が環状空間内に
自由に出入り出来るようになっている。頂上端部キャッ
プ636を通して一対の接触ポスト644が取り付けら
れ、その1方は外側円筒628に、他方は内側円筒62
6に接続されるとともに、各ポストは電気信号をマイク
ロプロセッサ618に送るようになっている。内側及び
外側円筒626及び628の容量の変化を感知すること
によりタンク550内の液が無くなり空気によって置換
される現象を、環状空間640の誘電率の変化として感
知することができ、タンク内の液量がある限度以下の異
常状態になったことをマイクロプロセッサ618が察知
することが出来る。マイクロプロセッサ618は液体の
水準が低下してそれ以上のポンプ552の作動が損傷を
引き起こす前に、液体の水準低下を検知し反応するよう
にすることが望ましい。
【0085】圧縮行程の最中にマイクロフロセッサ61
8が液量の感知装置624から液量低下の信号を受けた
時、マイクロプロセッサはソレノイド弁620を左側か
ら図38に示す位置に移動させる。この位置でパイロッ
ト弁622に向かう回路702は戻り回路704に連結
され、パイロット弁内の圧力を減じ、パイロット弁62
2はバネ623の付勢下で図示のような位置に移動す
る。このことは、ピストン機構442の伸長端部をパイ
ロット弁622を介して戻り回路704と連結させるこ
とになり、伸長端部内の圧液がタンク550に戻ること
を可能にする。この状態で、ホンプ552はまだ作動し
ており、圧液が圧力供給回路700を通してピストン機
構442の引き込み端部のみに供給されるので、押圧盤
440は自動的に引き込まれる。マイクロプロセッサ6
18から液量低下の状態にあるという、1つの異常を知
らせる信号か制御盤36上の表示スクリーンに表示さ
れ、搭乗員または操作員にその旨を知らせることにな
る。
【0086】圧縮行程の最中に早くもトロリーユニット
22を圧縮機ユニットから引き離そうとする動きがある
時には、安全インターロック装置420のラッチ本体4
22が落ち込み、マイクロスイッチ582が作動してマ
イクロプロセッサ618が直ちにポンプ552を切り換
え、ピストン機構442が不作動状態になるようにす
る。マイクロプロセッサ618はその後制御盤36上
に、上記作動停止とこの状態を正すのにいかなる措置が
必要かを表示する。この時、以上のような既に押圧盤4
40が収集室52に対して正常な位置に無い状態でピス
トンを自動的に引き込むと、塵埃容器54及び/又はト
ロリーを破損させる恐れがあるので、ピストン機構44
2は自動的に引き込まないようにしている。
【0087】正常な運転状態に戻ると、ソレノイド弁6
20は圧液をパイロット弁622に供給し、ピストン機
構442の伸長端部は圧液供給回路700に連結されて
いるので、ピストン部分448、450及び452の伸
長端部上の圧力は係止指片478を取り外して伸長し始
め、ピストン機構が押圧盤440を後部収集室52の塵
埃容器54内に圧入させる。それと同時にマイクロプロ
セッサ618内の時間計測回路が作動し、マイクロプロ
セッサは連続的に圧液供給回路700内の2個の圧力感
知装置の内の1個の出力信号を計測している。PS1と
表示される第1感知装置は約37kg/cm2 (約52
5psi)の低圧を感知し、PS2と表示される第2感
知装置は約58kg/cm2 (約825psi)の高圧
を感知する。もしマイクロプロセッサ618が、その時
間計測回路の満了前に供給回路700内の圧力が525
psiに達したという信号を低圧感知装置PS1から受
けた時には、マイクロプロセッサはソレノイド弁620
を、押圧盤440を引き込める方向に動かす。このよう
な状態は、容器が圧縮塵埃によって半分以上満たされて
いる時に起こる。しかし予定の時間が経過しても低圧感
知装置PS1が所定の圧力に達したことを示さなかった
時、マイクロプロセッサ618は高圧感知装置PS2を
計測し始める。この高圧感知装置PS2が、供給回路7
00内の圧力がより高圧な水準に達したことを示すと、
マイクロプロセッサはソレノイド弁620を作動させ、
押圧盤440を引き込ませる。この後者の場合は、塵埃
容器54が空か、又は圧縮すべき塵埃が比較的少量しか
入っていない場合である。
【0088】圧縮行程が完了し押圧盤440の引き込み
及び内側ピストン部分452のケーシング454への係
合がなされると、マイクロプロセッサ618は支架44
4が前進して、トロリーユニット22の中間室52へと
移動するよう指示を発する。再びトロリーユニット22
が圧縮機ユニット20上に適正に位置すること及び押圧
盤が完全に引き込み状態にあることを確認した上で、マ
イクロプロセッサ618は支架モータ542を励起し
て、駆動輪528及び592を回転させ、トラック44
6上を前進させる。支架444が中間室位置に近づく
と、中間室感知装置598が磁石612を感知して、マ
イクロプロセッサ618にモータ542の停止指令を伝
える。マイクロプロセッサ618は支架スイッチ602
のローラ616が中間溝孔606に嵌合したかどうかを
チエックし、もし支架スイッチ602がまだ作動してな
いことを確かめると、マイクロプロセッサ618は支架
モータ542にステップ動作で前後動して何処でローラ
が溝孔を通過したかを走査し、押圧盤440がトロリー
ユニット22の中間室52の上に正しく配置されたこと
を、支架スイッチが溝孔に嵌合して確認するまで走査を
続ける。この後、マイクロプロセッサ618はソレノイ
ド弁620を作動させて中間室に対する圧縮作業を開始
させる。
【0089】注目すべきことは、搭乗員または操作者が
トロリーユニット22の個々の収集室の圧縮を自由に選
択できるようにマイクロプロセッサ618を設計するこ
とが出来る。本発明の好ましい実施例では、マイクロプ
ロセッサは全ての収集室の一括選択ボタンに加えて、個
々の後側、中間部及び前側室の選択ボタンが制御盤36
上に設けられ、上記選択が出来るようにする。これに加
えて制御盤36上に装置の作動状況、警報および誤作動
の表示、その他圧縮機ユニット20の操作上に役立つ情
報を表示するように、マイクロプロセッサ618を設計
することが出来る。
【0090】さらに、トロリーユニット22と塵埃容器
54は夫々取り外して、通常の自動厨房洗浄装置に入れ
て清掃することが出来るようにされている。圧縮機ユニ
ット20を清掃するためには、トロリーユニット22を
圧縮機枠体23に嵌合しないで圧縮ラム34を伸長させ
る必要がある。この動作を行うために、足踏み式の清掃
用スイッチ648が圧縮機ユニット20の枠体23の低
位置24で車輪案内398の間に設けられ、安全インタ
ーロック装置420のマイクロスイッチ582と2個の
インターロックスイッチ592を無効にするように作用
する。清掃用スイッチ648の作動により、地上操作員
はトロリーユニット22が圧縮ユニット20と合体しな
い場合でも、ピストン機構442を伸縮させることが出
来る。
【0091】
【発明の効果】以上に述べた事柄から、本発明はリサイ
クル可能な塵埃の分別収集と塵埃の収集及び圧縮の時間
を短縮し、作業能率を上げるようにした1段式の塵埃取
扱機構を完成した、能率的且つ効果的な塵埃収集及び圧
縮装置10を提供するものである。さらに、この塵埃収
集及び圧縮装置10は小型、軽量且つ使用上の信頼性が
高く、連邦航空局(FAA)のあらゆる基準を満足し、
旅客機に搭載して安全、組織的且つ衛生的な、大量の塵
埃を小容量に圧縮して航空機内の容積の節減に寄与する
ものである。さらに加えて、この塵埃収集及び圧縮装置
10は使用が簡単で、航空機内の構造またはその厨房ユ
ニットに何ら変更を加えることなく、実質的に殆どの航
空機において通常のサービスカートに換えてこれを配置
することが出来るものである。
【0092】以上に述べた本発明の航空機用塵埃収集及
び圧縮装置10の実施例は、例えば旅客列車、船舶及び
バスその他の乗物にも適用可能である。さらに前述しま
た図面に表示した本発明の態様はこれらに限定されるこ
となく、本発明の要旨の範囲内で様々な変更が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の旅客機の厨房ユニットに取り付けられた
本発明の塵埃収集及び圧縮装置の見取り図であって、塵
埃トロリーユニットが塵埃圧縮作業を行うために、圧縮
機ユニットと合体している状態を示す。
【図2】図1と同じ場所で且つ本発明の装置が収納場所
から引き出され、またトロリーユニットが圧縮機ユニッ
トから部分的に引き出された状態の見取り図である。
【図3】図2中の円で囲んだ部分の、一部を破断した拡
大見取り図である。
【図4】図3と同様の箇所で、トロリーユニットの側面
を分離するためラッチ把手を取り外した状態の見取り
図。
【図5】トロリーユニットのラッチ把手を取り外し自在
にして、正常位置に係止する時の操作を示す、拡大断面
図。
【図6】端面板を右側板から切り離すためのラッチ把手
の動きを示す、一部を破断した部分拡大見取り図。
【図7】図6の実線部分におけるラッチ把手の部分的縦
断面図。
【図8】端面板を右側面板から取り外すために非係合位
置にラッチ把手を回動させた時のラッチ把手の部分的縦
断面図。
【図9】部分的に破断し、端面板を右側面板に係合させ
る係止ラグを示すようにした、トロリー前面の拡大立面
図。
【図10】図9と同様の部分的破断図で、端面板を右側
面板から取り外すために係止ラグを非係合状態にした、
前面の拡大立面図。
【図11】トロリーユニットの左側面板の、部分拡大側
面図。
【図12】図11中の円12によって囲まれた部分の、
一部を破断した部分拡大断面図。
【図13】トロリーユニットの頂部レールと圧縮機ユニ
ットのトロリー支持レールとが係合した状態の部分拡大
断面図。
【図14】図11中の矢印14−14に沿って破断した
部分の拡大断面図。
【図15】トロリーユニットの左側面板が分離壁板から
取り外された状態を示す、部分的に破断された、部分拡
大断面図。
【図16】図11中の矢印16−16に沿って破断した
部分の拡大断面図。
【図17】図16と同様の断面であるが、トロリーユニ
ットの左右側を分離するために、分離壁板の係止ラグと
右側板のラッチ突出片とが分離壁板と左側板とを取り外
す状態にした、部分拡大断面図。
【図18】トロリーユニットの左側を右側板から取り外
した状態の前端部の立面図。
【図19】図18中の矢印19−19に沿って破断した
部分の拡大断面図。
【図20】図18中の円20によって囲まれた部分の、
一部を破断した部分拡大断面図。
【図21】操作員が圧縮塵埃を取り出すために、トロリ
ーユニットの側面板を分離している状態の部分見取り
図。
【図22】トロリーユニット側面板の分離後、操作員が
圧縮塵埃の入った容器をトロリーユニットから取り出し
ている状態の部分見取り図。
【図23】操作員が塵埃容器をトロリーユニットから取
り出した後に、容器内の圧縮塵埃を投棄している状態の
見取り図。
【図24】トロリーユニットと共に用いられる塵埃容器
の見取り図。
【図25】容器の係合に用いるラッチの前面を容器とと
もに拡大して示す立面図
【図26】図24に示す容器で、圧縮塵埃の取り出しの
ために側面を分離させた状態を示す見取り図。
【図27】図25の矢印27−27に沿って破断した部
分の断面図。
【図28】図25の矢印28−28に沿って破断した部
分の断面図。
【図29】塵埃容器の後側面と底面とを連結する丁番部
分を特に取り出して示した部分断面図。
【図30】塵埃収集室及び塵埃容器の上に耐火扉が配置
された状態の、トロリーユニットの部分拡大見取り図。
【図31】側面板が分離され、右側面板の耐火扉が配置
された、トロリーユニットの部分拡大見取り図。
【図32】図31の矢印32−32に沿って破断した部
分の拡大断面図。
【図33】トロリーユニットの平面図で耐火扉が水平取
り付け位置にある部分を見下ろした、部分拡大平面図。
【図34】右側耐火扉が右側面板に対して正常位置にあ
る時の、部分的に破断した側方断面図。
【図35】右側耐火扉が右側面板に対して正常位置にし
まいこまれた状態の、右側面板を部分的に破断した側方
断面図。
【図36】トロリーユニットの上側部分に通常型の引出
しを挿入した状態を示す、部分的見取り図。
【図37】圧縮機ユニットの操作のために、電気回路の
接続端子が制御系のマイクロプロセッサに接続された状
態を図式的に示す電気回路図。
【図38】圧縮機ユニットの圧縮ラムのための液圧回路
の図式的回路図。
【図39】本発明の圧縮機ユニットの見取り図。
【図40】トロリーユニットが圧縮機ユニットと合体さ
れ、容器内の塵埃が圧縮されている状態を図式的に示す
側面図。
【図41】圧縮機ユニットの枠体の前端部分を拡大して
示した部分見取り図。
【図42】トロリーユニットの頂上レールが圧縮機ユニ
ットのトロリー支持レールと嵌合するために、直線上に
並んだ状態の部分拡大側面図。
【図43】トロリーユニットの頂上レールが圧縮機ユニ
ットのトロリー支持レールと嵌合しつつある状態を示
す、部分的に破断した部分拡大側面図。
【図44】トロリーユニットが圧縮作業のために圧縮機
ユニット上に正しく位置付けられた時の前側ラッチ把手
の位置を示す、部分的に破断した部分拡大側面図。
【図45】図44の矢印45−45の方向の部分側面
図。
【図46】図45と同様の場所で、ラッチロック機構が
図44の点鎖線で示す押し込まれた状態にマイクロスイ
ッチがある時の部分側面図。
【図47】トロリーが圧縮機ユニットの枠体の下側に合
致した時のトロリー側面の部分拡大側面図。
【図48】トロリーユニットの車輪をトロリーユニット
の底部に取り付けるための取り付けブロックの部分的断
面図。
【図49】圧縮ラムの支架とそれが圧縮機ユニットの枠
体のトラックに取り付けられている状態を示す、部分的
に破断した側面図。
【図50】圧縮機ユニットの枠体の頂上部の、部分的に
破断した部分側面図。
【図51】圧縮機ユニットの頂上面を示す、部分的に破
断した平面図。
【図52】圧縮機ユニットの圧縮ラムのピストン機構の
側方断面図。
【図53】ピストンを引き込まれた状態に係止保持する
ための係止機構を示す、部分的に破断した見取り図。
【図54】圧縮機ユニットの支架に取り付けた圧液タン
クの断面を示す、部分拡大側断面図。
【図55】圧液供給タンクに設置される圧液レベル感知
装置の、部分的に破断した見取り図である。
【符号の説明】
10 塵埃収集及び圧縮装置 12 厨房ユニット 20 圧縮機ユニット 22 トロリーユニット 30、31 トロリー支持レール 34 圧縮ラム 36 制御盤 40 左側面板 42 右側面板 44 前端板 46 後端板 48 車輪 52 収集室 54 塵埃容器 58、59、66、67 チャンネルバー 68、69、70、71 チャンネルポスト 72、73 頂上レール 86 端面バー 88、92 係止ラグ 94 分離壁板 100 キャップ 101 収集皿 102 垂直端縁バー 104、108 係止ラグ 106 係止指片 110、112 係止機構 114 スラムスイッチ機構 116、117 ラッチ把手 124 ラッチ指片 126、132 ラッチブロック 134 ラッチ係合面 136 ラッチロック面 138 ラッチロック機構 140 本体 156 プランジャ 166 解除ピン 168 ボタン 214 操作ハンドル 230 操作ケーブル 238 コネクタ 246 スライドブロック 250 アクセス板 256 チャンネルスライド板 260 ラッチブロック 262 ラッチ突出片 278 緊張バネ 280、282 柱 286 カムローラ 294 拘束ケーブル 300 筒状スリーブ 306、310 耐火扉 316、320 磁石 324 直立ノブ 356 突出刃 360 タブ 368 ブラケット 372 把手 390 水抜き栓 394 金属板フラップ 396 ストッパー 402 ハンドル 418 ローラ 420 インターロック装置 428 トーションバネ 436 作動タブ 440 押圧盤 442 ピストン機構 444 支架 448、450、452 ピストン部分 454 ケーシング 468 液圧コンジット 478 係止段部 486 弾性指片 492 磁気リードスイッチ 496 環状フランジ 498 止め肩部 500 環状肩部 510 室 518 通路 522 枠体 526、527、528、529 歯車 542 電動モータ 546 駆動歯車 550 圧液溜め 552 ポンプ 562、570 ブロック 578 開口 582 マイクロスイッチ 584 プランジャ 586 作動片 588 ローラ 592 インターロックスイッチ 594 作動ボタン 596、598、600 感知装置 602 支架スイッチ 610 感知装置 616 ローラ作動部 618 マイクロプロセッサ 648 清掃用スイッチ 700 供給回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム アール フィームスター アメリカ合衆国 カリフォルニア州 90265 マリブ ヘザークリフ ロード 29500 スペース 25 (72)発明者 ジェフリー エル フェルツ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91351 キャニオン カントリー ポピー メドウ 29061 (72)発明者 アントニー ジェイ フィールズ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94131 サンフランシスコ トゥエンティ セブンス ストリート 370 (72)発明者 ロバート ダブリュー ヘンダーソン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91771 クレアモント ダブリュー トゥ エルブス ストリート 669 (72)発明者 ポール エル ハワード アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94301 パロ アルト ホーソン アヴェ ニュー 147 (72)発明者 ケヴィン エフ カウブ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 93550 パームデール ドーソン ドライ ブ 37241 (72)発明者 ジョエル エイ レーダーマン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91304 キャノガ パーク ジョーダン アヴェニュー 7710 (72)発明者 トーマス エム リー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91403 シャーマン オークス セプルヴ ェダ ブールバード 4706 107 (72)発明者 ギルバート マーチネズ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91384 キャステイク ウェークフィール ド ロード 27702 (72)発明者 マーク エイチ マシューズ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91325 ノースリッジ レイマー ストリ ート 17532 (72)発明者 ラヴィ ヴィ パテル アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91381 ニューホール コリアンダー コ ート 25018 (72)発明者 マイケル ダブリュー ワルドレップ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91380 サンタ クラリタ ピーオー ボ ックス 802924 (72)発明者 ジョン エイチ ウェッゼル アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91740 グレンドラ オークランド ロー ド 207

Claims (96)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旅客航空機機に搭載し、航行中に塵埃を
    収集、圧縮するための装置であって、塵埃圧縮機ユニッ
    トとトロリーユニットとからなり、塵埃圧縮機ユニット
    は強固な金属製枠体により形成され、概略水平に伸長し
    た上方枠体及びそれに間隔を置いた下方枠体よりなり、
    前記下方枠体部分は前記圧縮機ユニットを航空機床面上
    に支持し、前記上方枠体部分は一対の水平方向に伸長し
    且つ横方向に一定間隔を置いた支持レールを設け、圧縮
    ラムが前記上方枠体部分に取り付けられ且つ前記支持レ
    ールから下方向に伸縮可能に突出する押圧盤を含み、 トロリーユニットは概略長方形の水平底板と、それから
    立ち上がっている前後端面板と左右側面板とからなり、 前記底板及び前後端面板及び左右側面板により囲まれ、
    上方が開口している少なくとも1個の塵埃収集室を形成
    し、 前記底面には前記トロリーユニットが航空機内の塵埃を
    収集して回ることが出来るように、前記底面に車輪が回
    転自在になるように取り付け、 前記側面板に固着され、前記端板の間に伸長された一対
    の概略水平方向の頂上レールが設けられ、該頂上レール
    は前記圧縮機ユニットの前記支持レールと嵌合され、前
    記圧縮ラムが前記収集室の上方に来るように配置され、
    前記トロリーユニットの前記頂上レールが前記圧縮機ユ
    ニットの前記支持レールと合体した時に前記押圧盤が下
    方の収集室に向けて伸長し、その中の塵埃を圧縮するよ
    うにした、航空機内の塵埃の収集及び圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記トロリーユニットは取り外し自在
    な、上方に開口した塵埃容器を前記収集室内に取り外し
    自在に設け、該容器内で塵埃の収集及び圧縮を行うよう
    にした、請求項1に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記トロリーユニットはその前後に水平
    方向に配置し、横方向に伸びるラッチ把手の一方が前記
    左側面板に、他方が前記右側面板に係合するようにした
    ラッチ把手を設け、前記前後のラッチ把手が夫々前後端
    面板の上に実質的に重ねて置かれるようにした、請求項
    1に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記右側面板は前記底板に固着され、前
    記左側面板はそれに固着された前後端板とともに前記底
    板に対して枢着され、前記前後端板を前記右側面板に対
    して取り外し可能に係合させるラッチ機構が設けられ、
    ラッチを取り外した時に前記左側面板と前記前後端板
    は、前記右側面板から枢動して離れることが出来るよう
    にした、請求項3に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  5. 【請求項5】 前記前後ラッチ把手は夫々の他端が前記
    右側面板に対し、概略垂直軸周りを回転動作するように
    枢着され、各ラッチ把手の一端が夫々独立した係止装置
    によって、左側面板に解放自在に係止されるようにし
    た、請求項4に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  6. 【請求項6】 前記ラッチ機構は、前記前端板に取り付
    けられた前方ラッチ部材と、前記後端面板に取り付けら
    れた後方ラッチ部材と、前記前方ラッチ部材を前記右側
    面板に取り外し自在に係合させる前方ラッチ操作部と、
    前記後方ラッチ部材を前記右側面板に取り外し自在に係
    合させる後方ラッチ操作部と、前記ラッチ把手が各他端
    の周りを回転動作するのに応じて各前後ラッチ把手に合
    体して各前後ラッチ操作部を操作させる手段とを有す
    る、請求項5に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  7. 【請求項7】 前記独立した係止装置は、夫々前記ラッ
    チ把手の一端に形成され前記左側面板に取り付けたラッ
    チロックと係合するようにしたラッチ指片と、前記左側
    面板に対し枢動可能に取り付けられ前記ラッチ指片と係
    合して前記ラッチロックによりその係合が保持されるよ
    うにした取り外し自在のラッチブロックとを含む、請求
    項6に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  8. 【請求項8】 前記ラッチブロックは、前記ラッチ指片
    を前記ラッチロックの係合部と係合した状態を保つよう
    にバネで付勢されて前記ラッチ指片に係合するプランジ
    ャと、前記プランジャが引き込まれ前記ラッチ指片との
    係合を解かれ、前記ラッチ指片が前記ラッチロックから
    解放されるように前記プランジャを前記バネの力に抗し
    て引き込ませるように操作する手段とからなる、請求項
    7に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  9. 【請求項9】 前記トロリーユニットは概略長方形の耐
    火扉を、その一方が前記左右側面板に枢着され、前記各
    側面板と並び垂直に位置する第1の非作動位置と、前記
    塵埃収集室の開口上に水平方向に置かれ前記室を覆うよ
    うにした第2の作動位置との間を移動するように配置し
    た、請求項1に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  10. 【請求項10】 前記各耐火扉は前記非作動位置に磁石
    により保持されるようにした、請求項9に記載の塵埃の
    収集及び圧縮装置。
  11. 【請求項11】 前記圧縮ラムにより前記トロリーユニ
    ットの底部に発生する下方に向かう圧縮力が、前記頂上
    レールを介して前記支持レールに伝えられ、前記圧縮ラ
    ム内の上方に向かう反力も又同様に前記支持レールに伝
    えられ、前記圧縮力は前記反力により相殺されるように
    した手段を含む、請求項1に記載の塵埃の収集及び圧縮
    装置。
  12. 【請求項12】 前記トロリーユニットの車輪を前記ト
    ロリーの底面に向けて持ち上げ、前記トロリーユニット
    が前記圧縮機ユニットの支持レールから前記頂上レール
    によって吊持されるようにする手段を含む、請求項11
    に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  13. 【請求項13】 前記圧縮機ユニットは前記トロリーユ
    ニットと取り外し自在に係合し、前記圧縮機ユニットを
    その前記支持レールが前記頂上レールに完全に合致した
    時に取り外し自在に係止するようにしたインターロック
    手段を含む、請求項11に記載の塵埃の収集及び圧縮装
    置。
  14. 【請求項14】 前記トロリーユニットの前記右側面板
    は前記底板に固着され、前記左側面板は前記底板に対し
    て枢着され、前記左側面板は前記端板に固着され、前記
    係止装置の解放により前記端板を前記右側面板に取り外
    し自在に係止する係止手段が設けられ、前記左側面板は
    前記右側面板から離れる際、前記底板に対し枢着自在に
    取り付けられている、請求項13に記載の塵埃の収集及
    び圧縮装置。
  15. 【請求項15】 前記トロリーユニットは少なくとも2
    個の上向き開口を持つ、互いに分離された塵埃収集室を
    備え、前記圧縮機ユニットは前記上方枠体部分に移動可
    能に支持された支架を含み、前記圧縮ラムが支架と共に
    前記枠体に対し移動可能に取り付けられ、前記分離され
    た収集室上に張り出している前記上方枠体部分の所定位
    置に前記支架を移動させるための手段を含む、請求項1
    に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  16. 【請求項16】 前記トロリーユニットは、2個の長手
    方向に間隔を置いた垂直に伸びる分離壁板が前記端板の
    内側で前記右側面板に固着され、それらにより形成され
    る長手方向に分離した3個の独立した塵埃収集室を備え
    る、請求項11に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  17. 【請求項17】 前記トロリーユニットの前記右側面板
    は前記底板に固着され、前記左側面板は前記底板に枢着
    され、前記左側面板は前記端板に固着され、前記係止装
    置の解放により前記端板を取り外し自在に右側面板に取
    り付ける係止装置を含み、前記左側面板は前記右側面板
    から離れる際、前記底板に対し枢着自在に取り付けられ
    ている、請求項16に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  18. 【請求項18】 前記分離壁板を前記左側面板に取り外
    し自在に係止するための、夫々のラッチ手段が夫々の分
    離壁板の板体内に備えられている、請求項17に記載の
    塵埃の収集及び圧縮装置。
  19. 【請求項19】 前記圧縮機ユニットは前記上方枠体部
    分に移動可能に支持された支架を含み、前記圧縮ラムが
    支架と共に前記枠体に対し移動可能に取り付けられ、前
    記分離された収集室上に張り出している前記上方枠体部
    分の所定位置に前記支架を移動させるための手段を含
    む、請求項18に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  20. 【請求項20】 前記夫々のラッチ手段を前記夫々の分
    離壁板と共に前記左側面板から同時に解放させるための
    単一の手動操作手段を含む、請求項19に記載の塵埃の
    収集及び圧縮装置。
  21. 【請求項21】 前記トロリーユニットはその前後に水
    平方向に配置し、横方向に伸びるラッチの一方が前記左
    側面板に、他方が前記右側面板に係合するようにしたラ
    ッチ把手を設け、前記前後のラッチ把手が夫々独立して
    前記係止手段を操作して前記前後端板を前記右側面板に
    取り外し自在に係止するようにした、請求項20に記載
    の塵埃の収集及び圧縮装置。
  22. 【請求項22】 上端が開口した塵埃容器が前記各収集
    室に取り外し自在に配置され、前記塵埃容器は前記トロ
    リーユニット内に集められた塵埃を収容するとともに、
    収集された塵埃が前記圧縮ラムにより圧縮されるように
    した、請求項21に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  23. 【請求項23】 前記塵埃容器は底面と、底面から直立
    した4個の側面を有し、前記塵埃容器から圧縮された塵
    埃の取り出しを容易にするために、前記4側面の内の1
    側面を他の3側面に対し取り外し自在に係合するように
    した係合手段とを備える、請求項22に記載の塵埃の収
    集及び圧縮装置。
  24. 【請求項24】 前記トロリーユニットは、前記左側面
    板及び右側面板に取り付けられ且つ前記塵埃容器と前記
    収集室の上端開口部を水平面で覆うようにした耐火扉を
    設けた、請求項22に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  25. 【請求項25】 移動可能なトロリーユニットは、長手
    方向の間隔が前後部を規定し、横方向の間隔が左右部を
    規定する概略水平方向に配置された底面を有する概略長
    方形の箱状枠体と、前記底面に固着され且つ前記底面か
    ら上方に向けて立ち上がっている右側面板と、前記底面
    に丁番により枢着され且つそれから上方に向けて立ち上
    がっている左側面板と、前記左側面板に固着された前後
    垂直方向の端板と、前記端板を夫々前記右側面板に取り
    外し自在に係止固定させるための係止手段と、前記右側
    面板に固着され長手方向に一定間隔を置いて前記底面上
    に垂直に立ち上がるように取り付けられた一対の分離壁
    板と、前記分離壁板を夫々取り外し自在に前記左側面板
    に係止させて前記側面板と前記端板とで前部、中間部及
    び後部の上方が開口した収集室を形成するようにした係
    止手段と、夫々が前記左及び右側面板に1個ずつ固着さ
    れた1対の長手方向に伸びる頂上レールと、前記底面に
    取り付けられ下方に伸びて前記トロリーユニットを移動
    可能に支持する車輪とからなり、 圧縮機ユニットは、垂直方向に間隔を置いた上方及び下
    方支持面からなる固形の枠体と、前記枠体の前記上方支
    持面が前記トロリーユニットの頂上レールと嵌合し前記
    トロリーユニットを支持するようにした長手方向に伸び
    横方向に間隔を置いた一対の支持レールと、前記上方支
    持面に移動自在に配置され下方に伸長される圧縮ラム及
    び前記圧縮ラムが不作動時に収縮し圧縮作動時に伸長す
    るようにした伸縮自在の押圧盤とを有する支架機構と、
    前記支架機構を選択的に前記上方支持面上を移動させ前
    記トロリーユニットの前部、中間部及び後部室上に前記
    押圧盤を個々に位置決めして当該室に向け伸長させる手
    段とからなる、塵埃の収集及び圧縮装置。
  26. 【請求項26】 前記トロリーユニットは、夫々の一端
    が前記左側面板に他端が前記右側面板に連結され、水平
    方向に配置され横方向に延伸された前後のラッチ把手を
    備え、前記前後のラッチ把手は夫々が前記前後端板上に
    重なるように配置された、請求項25に記載の塵埃の収
    集及び圧縮装置。
  27. 【請求項27】 前記前後のラッチ把手は夫々その他端
    が前記右側面板に垂直軸の周りに回動するように枢着さ
    れ、夫々その一端が前記左側面板に取り外し自在に係止
    される独立した係止手段を含む、請求項26に記載の塵
    埃の収集及び圧縮装置。
  28. 【請求項28】 前記取り外し自在の係止手段は、前記
    前端板に取り付けられた前方係止手段と、前記後端板に
    取り付けられた後方係止手段と、前記右側面板に連結さ
    れ且つ前記前方係止手段に係止可能な、取り外し自在の
    前方ラッチ操作部と、前記右側面板に連結され且つ前記
    後方係止手段に係止可能な、取り外し自在の後方ラッチ
    操作部と、前記前後ラッチ把手の夫々連結して前記各ラ
    ッチ把手の他端周りの旋回動作に応じて前記前後のラッ
    チ操作部を個々に操作するようにした操作手段とを含
    む、請求項27に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  29. 【請求項29】 前記独立した係止手段は、前記ラッチ
    把手の一端に形成され且つ前記左側面板に固着されたラ
    ッチ係合面と係合自在にされたラッチ指片と、前記左側
    面板に枢動自在に連結され且つ前記ラッチ指片と係合し
    て前記ラッチ指片と前記ラッチ係合面との係合を保持す
    るようにした取り外し自在のラッチブロックとを含む、
    請求項28に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  30. 【請求項30】 前記ラッチブロックは、前記ラッチ指
    片が前記ラッチ係合面との係合を保持するように前記指
    片に係合可能な、バネで付勢されたプランジャと、前記
    プランジャを前記バネの付勢に抗して前記ラッチ指片と
    の係合を解除するように移動させ、前記ラッチ指片が前
    記ラッチ係合面から外れることが出来るように操作する
    手段とを含む、請求項29に記載の塵埃の収集及び圧縮
    装置。
  31. 【請求項31】 前記トロリーユニットはさらに、概略
    長方形の耐火扉を、左右の側面板に夫々1個ずつ枢着
    し、前記各側面板と並び垂直に位置する第1の非作動位
    置と、前記前部、中間部及び後部塵埃収集室の上向き開
    口上に水平方向に置かれ前記室を覆うようにした第2の
    作動位置との間を移動するように配置した、請求項30
    に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  32. 【請求項32】 前記各耐火扉は前記非作動位置に磁石
    により保持されるようにした、請求項31に記載の塵埃
    の収集及び圧縮装置。
  33. 【請求項33】 前記圧縮ラムにより前記トロリーユニ
    ットの底部に発生する下方に向かう圧縮力が、前記頂上
    レールを介して前記支持レールに伝えられ、前記圧縮ラ
    ム内の上方に向かう反力も又同様に前記支持レールに伝
    えられ、前記圧縮力は前記反力により相殺されるよう
    に、前記トロリーユニットは前記圧縮機ユニットから吊
    持される手段を含む、請求項25に記載の塵埃の収集及
    び圧縮装置。
  34. 【請求項34】 前記トロリーユニットはその頂上レー
    ルが圧縮機ユニットの支持レールにより吊持されるよう
    に、前記トロリーユニットの車輪がトロリーの底面に取
    り付けられる手段を含む、請求項33に記載の塵埃の収
    集及び圧縮装置。
  35. 【請求項35】 前記圧縮機ユニットは、前記頂上レー
    ルが前記支持レールと完全に嵌合された時に前記トロリ
    ーユニットを取り外し自在に係止するインターロック機
    構を含む、請求項33に記載の塵埃の収集及び圧縮装
    置。
  36. 【請求項36】 前記圧縮機ユニットは、前記インター
    ロック機構と連結して、前記トロリーユニットが前記圧
    縮機に係止されていない時に圧縮ラムが伸長しないよう
    にする手段を含む、請求項35に記載の塵埃の収集及び
    圧縮装置。
  37. 【請求項37】 前記圧縮機ユニットはさらに、前記ト
    ロリーユニットが前記圧縮機に完全に合体されていない
    時に圧縮ラムが伸長しないようにする、独立したインタ
    ーロックスイッチ手段を含む、請求項36に記載の塵埃
    の収集及び圧縮装置。
  38. 【請求項38】 前記圧縮ラムが前記前部、中間部及び
    後部室の夫々の上部に個々に位置するように、前記上部
    支持面に取り付けた正確な位置決めのための位置感知手
    段を含む、請求項25に記載の塵埃の収集及び圧縮装
    置。
  39. 【請求項39】 前記圧縮機ユニットは、前記圧縮ラム
    に連結して押圧盤を伸縮させる液圧制御機構を含み、前
    記液圧制御機構は仮に液圧が低下した場合に前記押圧盤
    を収縮させるために作用する液圧レベル感知装置を含
    む、請求項25に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  40. 【請求項40】 前記圧縮ラムは、前記収縮させた位置
    で前記押圧盤を取り外し自在に保持する機械的ラッチ手
    段を含む、請求項25に記載の塵埃の収集及び圧縮装
    置。
  41. 【請求項41】 前記分離壁板を前記左側面板からその
    個々の係止を同時に解除するための単一ハンドル操作手
    段を、前記左側面板に取り付けたことを含む、請求項3
    3に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  42. 【請求項42】 前記トロリーユニットはさらに、前記
    左右側面板の間に横方向に拡がる前後のラッチ把手を含
    み、前記ラッチ把手は個々に前記係止手段を操作して前
    記前後端板を前記右側面板に取り外し自在に係止させる
    ようにした、請求項41に記載の塵埃の収集及び圧縮装
    置。
  43. 【請求項43】 取り外し自在で上端が開口した塵埃容
    器が前記前部、中間部及び後部収集室に取り付けられ、
    前記塵埃容器は前記トロリーユニットに収集された塵埃
    を収納し、集められた塵埃を該容器内で前記圧縮ラムに
    より圧縮するようにした、請求項41に記載の塵埃の収
    集及び圧縮装置。
  44. 【請求項44】 前記トロリーユニットは、前記左側面
    板及び右側面板に取り付けられ且つ前記塵埃容器と前記
    収集室の上端開口部を水平面で覆うようにした耐火扉を
    設けた、請求項43に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  45. 【請求項45】 強固な金属製枠体により形成され、概
    略水平に伸長した上方枠体部分は一対の水平方向に伸長
    し且つ横方向に一定間隔を置いた支持レールを設け、圧
    縮ラムが前記上方枠体部分に取り付けられ且つ1個の伸
    縮自在の押圧盤が前記支持レールから下方に伸長するよ
    うにした圧縮機ユニットとの組み合わせで用いられる、
    移動可能な塵埃収集トロリーユニットであって、 前記トロリーユニットは、概略長方形の水平底板と、そ
    れから立ち上がっている前後端面板と左右側面板とから
    なる概略長方形の箱状枠体と、 前記底板及び前後端面板及び左右側面板により形成され
    た上方が開口している少なくとも1個の塵埃収集室と、 塵埃を前記収集室に集めるために床面上を移動できるよ
    うに前記トロリーの底面に回転自在に取り付けた車輪
    と、 前記側面板に固着され、前記端板の間に伸長され、前記
    圧縮機ユニットの前記支持レールと嵌合され、前記圧縮
    ラムが前記収集室の上方に来るように配置され、前記ト
    ロリーユニットの前記頂上レールが前記圧縮機ユニット
    の前記支持レールと合体した時に前記押圧盤が下方の収
    集室に向けて伸長し、その中の塵埃を圧縮するようにし
    た一対の概略水平方向の頂上レールとからなる、移動可
    能な塵埃収集トロリーユニット。
  46. 【請求項46】 前記トロリーユニットはさらに、取り
    外し自在な、上方に開口した塵埃容器を前記収集室内に
    取り外し自在に設け、該容器内で塵埃の収集及び圧縮を
    行うようにした、請求項45に記載の移動可能な塵埃収
    集トロリーユニット。
  47. 【請求項47】 前記右側面板は前記底板に固着され、
    前記左側面板はそれに固着している前記前後端板ととも
    に前記底板に枢着され、前記前後端板を前記右側面板に
    取り外し自在に係合させるラッチ手段を設け、前記ラッ
    チ手段の解除により前記左側面板と前記前後端板とは前
    記右側面板から横方向に枢動して離れることが出来るよ
    うにした、請求項45に記載の移動可能な塵埃収集トロ
    リーユニット。
  48. 【請求項48】 前記トロリーユニットは、前後に水平
    方向に配置し、横方向に伸びるラッチ把手の一方が前記
    頂上レール上で前記左側面板に、他方が前記右側面板に
    係合するようにしたラッチ把手を設け、前記前後のラッ
    チ把手が夫々前後端面板の上に実質的に重ねて置かれる
    ようにした、請求項47に記載の移動可能な塵埃収集ト
    ロリーユニット。
  49. 【請求項49】 前記前後ラッチ把手は夫々の他端が前
    記右側面板に対し、概略垂直軸周りを回転動作するよう
    に枢着され、各ラッチ把手の一端が夫々独立した係止装
    置によって、左側面板に解放自在に係止されるようにし
    た、請求項48に記載の移動可能な塵埃収集トロリーユ
    ニット。
  50. 【請求項50】 前記ラッチ機構は、前記前端板に取り
    付けられた前方ラッチ部材と、前記後端面板に取り付け
    られた後方ラッチ部材と、前記前方ラッチ部材を前記右
    側面板に取り外し自在に係合させる前方ラッチ操作部
    と、前記後方ラッチ部材を前記右側面板に取り外し自在
    に係合させる後方ラッチ操作部と、前記ラッチ把手が各
    他端の周りを回転動作するのに応じて各前後ラッチ把手
    に合体して各前後ラッチ操作部を操作させる手段とを有
    する、請求項49に記載の移動可能な塵埃収集トロリー
    ユニット。
  51. 【請求項51】 前記独立した係止装置は、夫々前記ラ
    ッチ把手の一端に形成され前記左側面板に取り付けたラ
    ッチロックと係合するようにしたラッチ指片と、前記左
    側面板に対し枢動可能に取り付けられ前記ラッチ指片と
    係合して前記ラッチロックによりその係合が保持される
    ようにした取り外し自在のラッチブロックとを含む、請
    求項50に記載の移動可能な塵埃収集トロリーユニッ
    ト。
  52. 【請求項52】 前記ラッチブロックは、前記ラッチ指
    片を前記ラッチロックの係合部と係合した状態を保つよ
    うにバネで付勢されて前記ラッチ指片に係合するプラン
    ジャと、前記プランジャが引き込まれ前記ラッチ指片と
    の係合を解かれ、前記ラッチ指片が前記ラッチロックか
    ら解放されるように前記プランジャを前記バネの力に抗
    して引き込ませるように操作する手段とからなる、請求
    項51に記載の移動可能な塵埃収集トロリーユニット。
  53. 【請求項53】 前記トロリーユニットはさらに、概略
    長方形の耐火扉を、その一方が前記左右側面板に枢着さ
    れ、前記各側面板と並び垂直に位置する第1の非作動位
    置と、前記塵埃収集室の開口上に水平方向に置かれ前記
    室を覆うようにした第2の作動位置との間を移動するよ
    うに配置した、請求項52に記載の移動可能な塵埃収集
    トロリーユニット。
  54. 【請求項54】 前記各耐火扉は前記非作動位置に磁石
    により保持されるようにした、請求項53に記載の移動
    可能な塵埃収集トロリーユニット。
  55. 【請求項55】 前記車輪を前記トロリーの底面に向け
    て持ち上げ、前記トロリーユニットが前記圧縮機ユニッ
    トの支持レールから前記頂上レールによって吊持される
    ようにする手段を含む、請求項54に記載の移動可能な
    塵埃収集トロリーユニット。
  56. 【請求項56】 前記トロリーユニットは、夫々前記端
    板の内側で前記右側面板に固着され長手方向に間隔を置
    き垂直方向に伸びる2個の分離壁板によって形成され
    た、3個の長手方向に間隔を置いて互いに分離された塵
    埃収集室を含む、請求項55に記載の移動可能な塵埃収
    集トロリーユニット。
  57. 【請求項57】 前記分離壁板を前記左側面板に取り外
    し自在に係止するための、夫々のラッチ手段が夫々の分
    離壁板の板体内に備えられている、請求項56に記載の
    移動可能な塵埃収集トロリーユニット。
  58. 【請求項58】 前記夫々のラッチ手段を前記夫々の分
    離壁板と共に前記左側面板から同時に解放させるための
    単一の手動操作手段を含む、請求項57に記載の移動可
    能な塵埃収集トロリーユニット。
  59. 【請求項59】 前記トロリーユニットはさらに、前後
    に水平方向に配置し、横方向に伸びるラッチの一方が前
    記左側面板に、他方が前記右側面板に係合するようにし
    たラッチ把手を設け、前記前後のラッチ把手が夫々独立
    して前記係止手段を操作して前記前後端板を前記右側面
    板に取り外し自在に係止するようにした、請求項58に
    記載の移動可能な塵埃収集トロリーユニット。
  60. 【請求項60】 上端が開口した塵埃容器が前記各収集
    室に取り外し自在に配置され、前記塵埃容器は前記トロ
    リーユニット内に集められた塵埃を収容するとともに、
    収集された塵埃が前記圧縮ラムにより圧縮されるように
    した、請求項59に記載の移動可能な塵埃収集トロリー
    ユニット。
  61. 【請求項61】 前記分離壁板の夫々は、上方に突出し
    且つ前記左右側面板の間に横方向に拡げられ、前記塵埃
    容器の上端開口より上方に突出したブラシを含む、請求
    項60に記載の移動可能な塵埃収集トロリーユニット。
  62. 【請求項62】 航空機機に搭載し、航行中に塵埃を収
    集、圧縮するための装置であって、多数に分離され上端
    が開口した塵埃収集室を有する移動可能なトロリーユニ
    ットと塵埃圧縮機ユニットとからなり、 前記塵埃圧縮機ユニットは強固な金属製枠体により形成
    され、概略水平に伸長した上方枠体と、 前記塵埃収集トロリーユニットをその上端が開口した複
    数の塵埃収集室が前記上方枠体部分の垂直方向下方に配
    置されるように、前記上方枠体部分に支持するレール手
    段と、 前記上方枠体部分に移動可能に支持された支架と、 前記上方枠体部分に取り付けられ前記支持レールから下
    方に伸長するようにし、且つ1個の伸縮自在の押圧盤が
    収縮された不作動位置と伸長された作動位置との間で伸
    縮するようにした圧縮ラムと、 前記支架を前記上方枠体部分上を移動させ、前記トロリ
    ーユニットが前記レール手段に支持されている場合複数
    の塵埃収集室の各位置に対応して個々に定められた位置
    を指示する指示手段と、 前記個々に定められた位置の夫々1つで前記押圧盤の伸
    縮を行わせるようにした押圧盤操作手段とを含む、塵埃
    圧縮機ユニット。
  63. 【請求項63】 前記支架を移動させるための指示手段
    は、前記支架を前記上方枠体部分上を移動させてその位
    置を感知し、前記支架が個々に定められた位置の1つに
    正確に停止させる感知手段を含む、請求項62に記載の
    塵埃圧縮機ユニット。
  64. 【請求項64】 前記上方枠体部分に連結され、前記塵
    埃収集トロリーユニットが前記レール手段によって支持
    されていない時に前記指示手段が前記支架から移動し且
    つ前記押圧盤操作機構が前記押圧盤を伸縮させるのを防
    止するためのインターロックスイッチ手段を含む、請求
    項62に記載の塵埃圧縮機ユニット。
  65. 【請求項65】 前記インターロックスイッチ手段は前
    記支持枠体の予め定められた位置に配置され、前記塵埃
    収集トロリーユニットが前記圧縮機ユニット上のレール
    手段に完全に支持されている時に作動する多数のスイッ
    チ手段を含む、請求項64に記載の塵埃圧縮機ユニッ
    ト。
  66. 【請求項66】 前記塵埃収集トロリーユニットが前記
    圧縮機ユニット上のレール手段に支持されていない時に
    前記押圧盤操作手段が伸縮することが出来るようにする
    ために、前記インターロックスイッチ手段を無効にする
    清掃用スイッチ手段を前記支持枠体に連結した、請求項
    64に記載の塵埃圧縮機ユニット。
  67. 【請求項67】 前記塵埃収集トロリーユニットを前記
    圧縮機ユニット上に取り外し自在に係止するための係止
    手段を前記上側枠体部分に設けた、請求項62に記載の
    塵埃圧縮機ユニット。
  68. 【請求項68】 前記押圧盤操作手段が前記係止手段を
    解除されて伸縮するのを防止するために前記係止手段に
    連結するスイッチ手段を設けた、請求項67に記載の塵
    埃圧縮機ユニット。
  69. 【請求項69】 前記押圧盤を収縮された位置に取り外
    し自在に保持するための機械的ラッチ手段をさらに含
    む、請求項62に記載の塵埃圧縮機ユニット。
  70. 【請求項70】 前記押圧盤が収縮され不作動位置にな
    い時に前記指示手段が前記支架を移動させることがない
    ようにした押圧盤スイッチ手段を前記支架に連結させ
    た、請求項69に記載の塵埃圧縮機ユニット。
  71. 【請求項71】 前記圧縮機ユニットは、押圧盤を伸縮
    させるための圧縮ラムに連結した液圧制御機構を含み、
    前記液圧制御機構は仮に液圧が低下した場合に前記押圧
    盤を収縮させるために作用する液圧レベル感知装置を含
    む、請求項70に記載の塵埃圧縮機ユニット。
  72. 【請求項72】 前記支架が個々の予め定められた位置
    の1つに停止しない場合に、前記押圧盤操作手段が前記
    押圧盤を伸長させないようにするスイッチ手段を含む、
    請求項63に記載の塵埃圧縮機ユニット。
  73. 【請求項73】 底面と、底面から直立した4個の側面
    と開口した上端とを有し、前記側面の内の1つは前記底
    面に固着され、前記側面の内の前記第1側面と対向する
    第2側面は前記底面に枢着され、前記側面の内の第3及
    び第4側面は夫々前記第2側面に固着され、前記塵埃容
    器から圧縮された塵埃の取り出しを容易にするために、
    前記第1側面を前記第2、第3及び第4側面に対し取り
    外し自在に係合するように底面に対し枢動自在に取り付
    けた、概略長方形の箱体よりなる、塵埃容器。
  74. 【請求項74】 前記底面と前記4側面は夫々耐圧合成
    樹脂製材料により形成される、請求項73に記載の塵埃
    容器。
  75. 【請求項75】 前記1側面を前記第3及び第4側面に
    取り外し自在に係合するための取り外し自在係止手段を
    含む、請求項73に記載の塵埃容器。
  76. 【請求項76】 前記取り外し自在の係止手段は前記容
    器を持ち上げるための把手を含む、請求項74に記載の
    塵埃容器。
  77. 【請求項77】 塵埃圧縮機ユニットは、強固な金属製
    枠体により形成され、前記圧縮機ユニットを床面上に指
    示する概略水平に伸長した下方枠体と、前記下方枠体か
    ら概略垂直に起立した背部枠体と、前記背部枠体から前
    方に概略水平方向に突出した上方枠体部分と、 前記上方枠体部分に固着され且つその全長にわたって長
    手方向に伸長した横方向に間隔を置いて配置した一対の
    トロリー支持レールと、 前記上方枠体部分に連結され且つ前記支持レールと平行
    して長手方向に伸長した横方向に間隔を置いて配置した
    一対のトラックと、 前記トラック上を移動可能に支持され予め選択された個
    々の位置の間を移動するようにした支架機構と、 前記支持レール間の前記支架上に配置され、不作動時の
    収縮位置と圧縮作動時の伸長位置との間を垂直方向に伸
    縮自在とした押圧盤を含む圧縮ラムと前記トラック上で
    前記支架機構を予め選択された個々の位置の間を移動さ
    せるために前記支架機構に配置されたモータ手段と、 前記支架機構上に取りつけられ前記押圧盤を前記収縮及
    び伸長位置の間で作動させる液圧制御手段と、 前記枠体上に取りつけられ前記モータ及び前記液圧制御
    手段を制御する制御手段とを有し、 3個の独立した塵埃収集室を備え、前記塵埃圧縮機ユニ
    ットが夫々の収集室内の塵埃の圧縮のために合致される
    ようにした、移動可能な塵埃収集トロリーユニットであ
    って、長手方向の間隔が前後部を規定し、横方向の間隔
    が左右部を規定する概略水平方向に配置された概略長方
    形の底面板と、 前記底面の右側に固着され、それより上方に伸長した右
    側面板と、 前記底面の左側に丁番を介して枢着され、それより上方
    に伸長した左側面板と、 左右側面板の夫々の上端部分に長手方向に取りつけら
    れ、夫々が前記圧縮機ユニットの前記支持レールに嵌合
    して前記圧縮機ユニットに対し前記トロリーユニットを
    吊持するようにした頂上レールと、 前記左側面板に固着され且つ前記底面から上方に伸長し
    て前記頂上レールから実質的に間隔を置いた下の位置ま
    で達し、夫々右側面板に対し取り外し自在に係合させる
    係止手段を備える前方及び後方端板と、 前記端板の内側で前記右側面板に固着され且つ前記前後
    端板の間で前記底面から垂直に立ち上がっており、前記
    端板と前記側面板とによって前記トロリーユニット内に
    長手方向に間隔を置いた前部、中間部及び後部収集室を
    形成し、夫々の壁が前後端板と実質的に同じ垂直高さを
    有し、且つ前記壁を前記左側面板に取り外し自在に係止
    する係止手段を取り付けた一対の分離壁板と、 前記前後端板と隣接する前記左右側面板と連結され、各
    端板の間を横方向に伸び、前記左側面板からその係合が
    外れるようにした、前後に方向に伸びる概略長方形のラ
    ッチ把手と、 前記トロリーユニットの底面から下方に突出するように
    取りつけられ、前記各収集室に塵埃を集めるためにトロ
    リーユニットを自由に移動させることが出来るようにし
    た4個の車輪とを含む、塵埃収集及び圧縮装置。
  78. 【請求項78】 前記トロリーユニットはさらに、一方
    が前記左右側面板に枢着され、前記各側面板と並び垂直
    に位置する第1の非作動位置と、前記塵埃収集室の開口
    上に水平方向に置かれ前記前部、中間部及び後部収集室
    を覆うようにした第2の作動位置との間を移動するよう
    に配置した概略長方形の耐火扉を含む、請求項77に記
    載の塵埃収集及び圧縮装置。
  79. 【請求項79】 取り外し自在な、上方に開口した塵埃
    容器が前記各収集室内に取り外し自在に設けられ、該容
    器内で塵埃の収集及び圧縮を行うようにした、請求項7
    7に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  80. 【請求項80】 前記各塵埃容器は底面と、底面から直
    立した4個の側面を有し、前記塵埃容器から圧縮された
    塵埃の取り出しを容易にするために、前記4側面の内の
    1側面を他の3側面に対し取り外し自在に係合するよう
    にした係合手段とを備える箱体である、請求項79に記
    載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  81. 【請求項81】 前記ラッチ機構が前記複数の分離壁と
    前記左側面板との係合を同時に解除するように、前記左
    側面板に取りつけた単一の操作ハントルを含む、請求項
    77に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  82. 【請求項82】 前記ラッチ機構は、前記前後端板を前
    記右側面板に対して取り外し自在に係合させる前記係止
    手段を夫々独立して操作するための分離手段を含む、請
    求項81に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  83. 【請求項83】 前記トロリーユニットの前記車輪を前
    記トロリーの底面に向けて持ち上げ、前記トロリーユニ
    ットが前記圧縮機ユニットの支持レールから前記頂上レ
    ールによって吊持されるようにした、請求項77に記載
    の塵埃の収集及び圧縮装置。
  84. 【請求項84】 前記トロリーユニットが前記圧縮機ユ
    ニットの前記トロリー支持レールにより支持される時に
    前記支架機構を移動させ前記トロリーユニットの前部、
    中間部及び後部室上の予め定められた個々の位置に位置
    決めされる個々の位置を含む、請求項77に記載の塵埃
    の収集及び圧縮装置。
  85. 【請求項85】 前記圧縮機ユニットは、前記押圧盤が
    前記トロリーユニットの前部、中間部及び後部室上の予
    め定められた個々の位置に正確に位置決めさせるために
    前記上方枠体部分と前記支架機構に夫々対応して取り付
    けられた位置感知手段を含む、請求項84に記載の塵埃
    の収集及び圧縮装置。
  86. 【請求項86】 前記圧縮機ユニットは、前記頂上レー
    ルが前記支持レールと完全に嵌合された時に前記トロリ
    ーユニットを前記圧縮機ユニットに取り外し自在に係止
    するインターロック機構を含む、請求項85に記載の塵
    埃の収集及び圧縮装置。
  87. 【請求項87】 前記塵埃収集トロリーユニットが前記
    圧縮機ユニット上のレール手段に支持されていない時
    に、前記モータ手段が前記支架を移動させるのを防止す
    るとともに、前記液圧制御手段が前記抑圧盤を伸縮させ
    ることを防止するようにしたインターロックスイッチ手
    段を含む、請求項84に記載の塵埃の収集及び圧縮装
    置。
  88. 【請求項88】 前記インターロックスイッチ手段は、
    前記支持枠体の予め定められた位置に配置され、前記塵
    埃収集トロリーユニットが前記圧縮機ユニットと完全に
    合体され、前記圧縮機ユニットのトロリー支持レールに
    より完全に支持されている時に前記トロリーユニットに
    よって作動される多数のスイッチ手段を含む、請求項6
    4に記載の塵埃圧縮機ユニット。
  89. 【請求項89】 前記塵埃収集トロリーユニットが前記
    圧縮機ユニット上のレール手段に支持されていない時に
    前記押圧盤操作手段が伸縮することが出来るようにする
    ために、前記インターロックスイッチ手段を無効にする
    清掃用スイッチ手段を前記支持枠体に連結した、請求項
    88に記載の塵埃の収集及び圧縮機ユニット。
  90. 【請求項90】 前記圧縮機ユニットはさらに、前記押
    圧盤を収縮された不作動位置に取り外し自在に保持する
    ための機械的ラッチ手段を含む、請求項87に記載の塵
    埃の収集及び圧縮機ユニット。
  91. 【請求項91】 前記支架機構に支持され、前記押圧盤
    が収縮された不作動位置に係止されていない時に前記モ
    ータ手段が前記支架機構を移動させる作動をしないよう
    にする押圧盤スイッチ手段を含む、請求項90に記載の
    塵埃の収集及び圧縮装置。
  92. 【請求項92】 前記液圧制御機構は液圧ポンプと圧液
    溜めとを含み、圧液溜めは内部の圧液が低圧状態になっ
    た時に前記押圧盤を収縮させるように作動する液圧レベ
    ル感知装置を含む、請求項87に記載の塵埃の収集及び
    圧縮装置。
  93. 【請求項93】 前記塵埃収集トロリーユニットは、前
    記底面に支持され前記端板と前記側面板との間に伸長し
    ている液体収集皿を含み、前記液体収集皿は前記前部、
    中間部及び後部収集室に集められた液体が前記トロリー
    ユニットから漏洩するのを防止する、請求項77に記載
    の塵埃の収集及び圧縮装置。
  94. 【請求項94】 前記液体収集皿は、前記皿から液体を
    抜きとることが出来る水抜き用開口と、常時は前記開口
    を閉じている取り外し自在の開口用栓とを含む、請求項
    93に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  95. 【請求項95】 前記圧縮機ユニットが前記下方枠体に
    枢動自在に取り付けられた枠体支持用車輪を含み、前記
    支持用車輪は前記下方枠体より上側にあって不作動位置
    と、前記下方枠体から下側に突出して前記枠体を床面か
    ら持ち上げ支持する作動位置との間を選択的に移動可能
    とした、請求項77に記載の塵埃の収集及び圧縮装置。
  96. 【請求項96】 前記枠体支持用車輪は前記不作動位置
    と作動位置との間を回転可能なハンドルにより移動可能
    であり、前記ハンドルは前記車輪が作動位置にある時に
    は前記トロリーユニットと係合することが出来るように
    なっており、前記トロリーユニットが前記圧縮機ユニッ
    トと合体した時に前記車輪は自動的に不作動位置に移行
    するようにした、請求項95に記載の塵埃の収集及び圧
    縮装置。
JP02664095A 1994-02-16 1995-02-15 航空機内の塵埃の収集及び圧縮装置 Expired - Lifetime JP3901226B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/198072 1994-02-16
US08/198,072 US5465660A (en) 1994-02-16 1994-02-16 Aircraft trash collection and compacting apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0848298A true JPH0848298A (ja) 1996-02-20
JP3901226B2 JP3901226B2 (ja) 2007-04-04

Family

ID=22731886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02664095A Expired - Lifetime JP3901226B2 (ja) 1994-02-16 1995-02-15 航空機内の塵埃の収集及び圧縮装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5465660A (ja)
EP (1) EP0668149B1 (ja)
JP (1) JP3901226B2 (ja)
CA (1) CA2138215C (ja)
DE (1) DE69513863T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101138616B1 (ko) * 2010-05-31 2012-04-26 삼성중공업 주식회사 물품 보관 기구
JP2012528725A (ja) * 2009-06-05 2012-11-15 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド 省スペース機内ごみ圧縮機
JP2013516359A (ja) * 2010-01-11 2013-05-13 ザ・ボーイング・カンパニー 除染製剤を散布するための方法およびシステム
JP2013518011A (ja) * 2010-01-21 2013-05-20 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド 一体型の乗物用ギャレーゴミ圧縮機
JP2013543444A (ja) * 2010-09-22 2013-12-05 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド ごみを圧縮する方法および装置
KR20190044747A (ko) * 2017-10-23 2019-05-02 서원정 미세 입자 고형화 시스템

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997024247A1 (en) * 1995-12-29 1997-07-10 Leonard Studio Equipment, Inc. Camera riser
US5638747A (en) * 1996-05-10 1997-06-17 Peng; Hsin-Chih Rubbish container with automatic compressing mechanism
JP3049511U (ja) * 1997-12-05 1998-06-19 株式会社ジャムコ 配膳車の縁部材構造
IT1308937B1 (it) * 1999-05-07 2002-01-15 Renzo Gazzoli Sistema di trattamento di rifiuti domestici
US6626093B1 (en) * 2000-10-25 2003-09-30 Nexcycle, Inc. Transportable recycling center
US6640701B2 (en) * 2001-06-07 2003-11-04 Airbus Deutschland Gmbh Apparatus for compacting and draining mixed waste in passenger transport vehicles
US20030047647A1 (en) * 2001-09-07 2003-03-13 Poblete Daniel D. Bulkhead mounted LAN and wireless card distribution point
US6701832B1 (en) 2001-10-30 2004-03-09 Ampro Top loading, automatically compacting trash can for high-traffic public venues
US6994022B2 (en) * 2003-10-01 2006-02-07 Maurice Paleschuck Aircraft trash management system
US7500430B2 (en) 2006-08-10 2009-03-10 The Boeing Company Vacuum trash compactor apparatus
US7500429B2 (en) * 2006-09-28 2009-03-10 Willamor Martin A Split marine trash compactor system
US20080179330A1 (en) * 2007-01-29 2008-07-31 Brooks Kerry G Trash containment system
US20080251661A1 (en) * 2007-04-11 2008-10-16 Rossini Alfred P Power Supply Mounting System For Rolling Computer Cart
US11273613B2 (en) 2008-06-23 2022-03-15 Compaction Technologies, Inc. Trash compactor
US7950325B2 (en) * 2008-06-23 2011-05-31 Alexander Kachkovsky Trash compactor
US10029434B2 (en) 2011-04-20 2018-07-24 Compaction Technologies, Inc. Trash compactor
AU2009281904A1 (en) * 2008-08-13 2010-02-18 Diversey, Inc. Adjustable cleaning cart and method
EP2344326B1 (en) 2008-09-25 2015-10-21 ATOP S.p.A. Apparatus for compacting waste objects
DE202009004554U1 (de) * 2009-04-02 2009-07-23 Airbus Deutschland Gmbh Platzsparend aufbewahrbarer Transportwagen zur Bestückung einer Flugzeugbordküche
US8640613B1 (en) * 2009-09-25 2014-02-04 Garold Fleming Automatic waste compactor drain system
USD632043S1 (en) 2009-11-24 2011-02-01 Diversey, Inc. Cleaning system trolley
GB201003153D0 (en) * 2010-02-25 2010-04-14 Pryde Foundation Waste processor and compactor
WO2011139658A1 (en) * 2010-04-26 2011-11-10 Mag Aerospace Industries, Inc. Trash compactor bin components and methods
WO2011139690A1 (en) * 2010-04-26 2011-11-10 Mag Aerospace Industries, Inc. Trash compactor main door interlock
IT1399963B1 (it) * 2010-05-17 2013-05-09 Iacobucci Hf Electronics S P A Compattatore di rifiuti
CN102294835A (zh) * 2010-06-27 2011-12-28 张繁荣 餐厅垃圾处理机
WO2012030881A1 (en) * 2010-08-31 2012-03-08 Mag Aerospace Industries, Inc. Trash compactor trolleys and systems for use on commercial aircraft having mobile and stationary usage
JP5732148B2 (ja) 2011-03-25 2015-06-10 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド ゴミを圧縮するためのモジュラー装置及び方法
CN102180324B (zh) * 2011-05-26 2013-03-06 李世勋 一种无门式垃圾箱
US8936260B2 (en) 2012-07-20 2015-01-20 B/E Aerospace, Inc. Meal cart for an aircraft galley
WO2014081915A1 (en) * 2012-11-21 2014-05-30 Driessen Aircraft Interior System Inc. Galley trash compactor
DE102013006145B4 (de) * 2013-04-10 2021-02-18 Diehl Aviation Hamburg Gmbh Kabinenmonument und Flugzeugkabine
CN103407191A (zh) * 2013-08-01 2013-11-27 秦朝军 生物质垃圾成型机
JP2016537145A (ja) 2013-08-30 2016-12-01 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc. 加熱、冷却、および制動機能性を備える可動式ギャレーカート
GB2521812B (en) * 2013-11-04 2016-11-02 Weight Reduction And Aerospace Security Products Ltd Portable container system
CA2876897C (en) * 2014-01-09 2016-10-04 Ryan J. Savage Movable cart
US9415873B2 (en) * 2014-01-17 2016-08-16 The Boeing Company Waste disposal system for aircraft
EP2949459B1 (en) 2014-05-28 2020-09-02 Airbus Operations GmbH Waste compaction system for a vehicle, cabin monument for a vehicle having such a waste compaction system and vehicle having at least one waste compaction system
DE102015106984A1 (de) * 2015-05-05 2016-11-10 Airbus Operations Gmbh System zum Beseitigen von Abfällen in einem Verkehrsmittel
DE102015108442A1 (de) * 2015-05-28 2016-12-01 Airbus Operations Gmbh Abfallkompaktierungssystem für ein Fahrzeug und Kabinenmonument mit einem solchen Abfallkompaktierungssystem
CN105059802B (zh) * 2015-07-30 2017-11-14 广西玉柴专用汽车有限公司 一种垃圾转运站
DE102016103376A1 (de) * 2016-02-25 2017-08-31 Airbus Operations Gmbh Trolley zum Sammeln von Abfällen in einem Fahrzeug, Kabinenmonument für ein Fahrzeug, Flüssigkeitsaufnahmebehälter und Fahrzeug
DE102016108361A1 (de) * 2016-05-04 2017-11-09 Airbus Operations Gmbh System zum Absaugen eines Fluids sowie ein Fahrzeug mit einem derartigen System
DE102016109722A1 (de) * 2016-05-25 2017-11-30 Airbus Operations Gmbh Anordnung zum bedarfsweisen Arretieren eines Servierwagens in einer Kabine eines Transportmittels
EP3248874B1 (en) * 2016-05-25 2019-07-03 Airbus Operations GmbH Trolley handling device, trolley cabinet, transportation means, and method of guiding a trolley
US10472068B2 (en) * 2016-07-12 2019-11-12 B/E Aerospace, Inc. Intermediate stowage retainer for aircraft monument storage bay
US20180037407A1 (en) * 2016-08-03 2018-02-08 Pasi Hyytinen Trash compactor and trash bin equipped with a trash compactor
DE102016122091A1 (de) * 2016-11-17 2018-05-17 Airbus Operations Gmbh System zum Absaugen eines Fluids sowie ein Fahrzeug mit einem derartigen System
EP3333076B1 (en) 2016-12-12 2019-06-12 Airbus Operations GmbH Safeguarding arrangement
DE102017117293A1 (de) * 2017-07-31 2019-01-31 Airbus Operations Gmbh Verstau- und Entnahmesystem für rollbare Behälter in einem Fahrzeug sowie ein Fahrzeug, insbesondere ein Verkehrsflugzeug mit einem derartigen System
US11542007B2 (en) * 2017-12-21 2023-01-03 Airbus Operations Gmbh Dual configuration lavatory with assist space
DE102019108747A1 (de) * 2019-04-03 2020-10-08 Airbus Operations Gmbh Verstau- und Entnahmesystem für rollbare Behälter in einem Fahrzeug sowie ein Fahrzeug mit einem derartigen System
MX2021012858A (es) * 2019-04-30 2022-01-19 Waste Harmonics Llc Monitoreo de llenado completo de contenedores.
CN114630600A (zh) * 2019-10-11 2022-06-14 爱格升公司 具有可更换组件的器具的配置技术
CN111530147B (zh) * 2020-06-22 2023-07-25 上海交通大学医学院附属仁济医院 一种实验室固体垃圾分离装置
CN112875098B (zh) * 2021-02-04 2022-09-02 青岛市中心医院 一种无接触式医疗垃圾处理装置
WO2024114915A1 (en) * 2022-12-01 2024-06-06 Safran Cabin Catering B.V. Top assembly for an aircraft cabin waste collecting and sorting trolley

Family Cites Families (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US583462A (en) * 1897-06-01 Baling-press
US3495376A (en) * 1966-11-29 1970-02-17 Komprimator Ab Machine for collecting rubbish and other refuse
US3514969A (en) * 1967-10-23 1970-06-02 Richard D Harza Freezing apparatus for garbage disposal
US3438321A (en) * 1967-12-08 1969-04-15 Floyd R Gladwin Trash compressor
US3557683A (en) * 1968-09-03 1971-01-26 Mobilpak Corp Mobile compacting unit
US3589277A (en) * 1968-12-23 1971-06-29 Automatic Refuse Systems Inc Compactor equipment
US3734006A (en) * 1969-11-07 1973-05-22 Compactor Co Inc Waste disposal system
US3831513A (en) * 1971-06-18 1974-08-27 P Tashman Portable solid waste compactor
US3838636A (en) * 1972-06-08 1974-10-01 Hobart Mfg Co Compactor with movable backup member
US3754503A (en) * 1972-03-07 1973-08-28 R Hennells Waste compactor with foot actuated release mechanism
US3748820A (en) * 1972-04-19 1973-07-31 A Fox Trash compactor with lifter
CA964632A (en) * 1972-05-30 1975-03-18 Quinto De Filippi Refuse disposal apparatus
US3808967A (en) * 1972-08-07 1974-05-07 J Fair Trash compactor
US3808766A (en) * 1972-10-06 1974-05-07 Dundas Machine for compacting and packaging waste material
US3945314A (en) * 1972-10-16 1976-03-23 Compactor Company, Inc. Waste compactor with clamshell bag support
US3853052A (en) * 1972-12-29 1974-12-10 Hobart Mfg Co Compactor with fixed compaction chamber and movable plate member
US3890890A (en) * 1973-03-20 1975-06-24 Compactor Company Inc Waste compactor with clamshell bag support
CH564467A5 (en) * 1973-04-06 1975-07-31 Ochsner & Cie Ag J Equipment for filling and compressing garbage - has arrangement for alternately opening feeder and compressing garbage
US3863561A (en) * 1973-04-25 1975-02-04 Emerson Electric Co Compactor
US3943843A (en) * 1973-05-09 1976-03-16 Owatonna Tool Company Waste compactor
US3967548A (en) * 1973-12-06 1976-07-06 Mcclain Industries Inc. Waste compactor
US3910181A (en) * 1974-01-04 1975-10-07 Fremco Manufacturing Inc Baling press
US3953956A (en) * 1974-11-29 1976-05-04 Hayssen Manufacturing Company Apparatus for forming flaps on a carton
US3945313A (en) * 1975-02-06 1976-03-23 Komberec Harold L Vertical baler
US4064798A (en) * 1975-09-26 1977-12-27 Broan Manufacturing Co., Inc. Receptacle for trash compactors
US4044569A (en) * 1976-04-15 1977-08-30 Harza Richard D Refuse disposal apparatus
US4072097A (en) * 1976-06-18 1978-02-07 Seibel Arthur H Litter disposal device for automobiles
US4073229A (en) * 1976-12-17 1978-02-14 Multi-Pak Corporation Vertical waste compacting apparatus
US4119028A (en) * 1977-03-14 1978-10-10 Whirlpool Corporation Refuse container for a compactor
US4130054A (en) * 1977-05-05 1978-12-19 Philip Tashman Top loading waste compactor
CH618383A5 (en) * 1977-06-09 1980-07-31 Urs Maurer Rubbish press
US4156386A (en) * 1977-12-21 1979-05-29 GGC Inc. Trash compactor
US4188872A (en) * 1978-11-24 1980-02-19 Krossfield Inc. Compactor
US4414788A (en) * 1981-06-01 1983-11-15 Allan Berg Method and means for packaging expansible products
US4444099A (en) * 1982-09-20 1984-04-24 Maurice Paleschuck Airborne refuse compactor
US4620479A (en) * 1984-07-27 1986-11-04 A.K.G.S. Partnership Aircraft trash compactor and box therefor
US4711390A (en) * 1984-07-27 1987-12-08 A.K.G.S. Collapsible box for trash compacting system
US4700623A (en) * 1985-09-26 1987-10-20 A.K.G.S. Partnership, A Partnership Of Las Vegas Aircraft trash compactor
US4719852A (en) * 1986-07-24 1988-01-19 A.K.G.S. Aircraft trash compactor
US4729303A (en) * 1986-08-27 1988-03-08 A.K.G.S. Aircraft trash compactor with penetration resisting liner
NL8702264A (nl) * 1987-09-23 1989-04-17 Reinder Junte Inrichting voor het samendrukken van materialen zoals blik.
US4821903A (en) * 1988-04-21 1989-04-18 Hayes James K Trash bin cart and bin assembly
US5024151A (en) * 1989-05-31 1991-06-18 Les Enterprises Julien Inc. Refuse compactor
US4996918A (en) * 1990-02-28 1991-03-05 Carter Neil A Solid waste compactor with multiple receptacles
FR2659634B1 (fr) * 1990-03-15 1995-06-09 Moreau Defarges Alain Agencement pour collecter et compacter des dechets.
US5263412A (en) * 1990-08-22 1993-11-23 Godfrey Aerospatiale Inc. Aircraft trash compactor

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012528725A (ja) * 2009-06-05 2012-11-15 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド 省スペース機内ごみ圧縮機
JP2013516359A (ja) * 2010-01-11 2013-05-13 ザ・ボーイング・カンパニー 除染製剤を散布するための方法およびシステム
JP2016145029A (ja) * 2010-01-11 2016-08-12 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 除染製剤を散布するための方法およびシステム
JP2013518011A (ja) * 2010-01-21 2013-05-20 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド 一体型の乗物用ギャレーゴミ圧縮機
KR101138616B1 (ko) * 2010-05-31 2012-04-26 삼성중공업 주식회사 물품 보관 기구
JP2013543444A (ja) * 2010-09-22 2013-12-05 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド ごみを圧縮する方法および装置
KR20190044747A (ko) * 2017-10-23 2019-05-02 서원정 미세 입자 고형화 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
US5490455A (en) 1996-02-13
DE69513863T2 (de) 2000-05-18
EP0668149A3 (en) 1995-12-20
CA2138215A1 (en) 1995-08-17
JP3901226B2 (ja) 2007-04-04
EP0668149B1 (en) 1999-12-15
CA2138215C (en) 2005-11-15
US5465660A (en) 1995-11-14
EP0668149A2 (en) 1995-08-23
DE69513863D1 (de) 2000-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0848298A (ja) 航空機内の塵埃の収集及び圧縮装置
US4444099A (en) Airborne refuse compactor
EP2697051B1 (en) Modular apparatus and method for compacting trash
EP0268709B1 (en) Trash compactor
US9950488B2 (en) Integrated vehicle galley trash compactor
US7588370B2 (en) Aircraft trash compacting bag
US20190062047A1 (en) Trolley System For Collecting And Compacting Rubbish In A Vehicle
US20050126405A1 (en) Portable trash compactor
US4719852A (en) Aircraft trash compactor
US5001977A (en) Trash compactor adapted to be slidably positioned in a container
EP4276038A1 (en) Trolley, waste module and system for collecting waste
EP3498466B1 (en) Trash compactor systems and methods
CN107660191A (zh) 用于在运输工具中处理废物的系统
EP0322492B1 (en) Aircraft trash compactor
AU594097B2 (en) Aircraft trash compactor
CA1283324C (en) Aircraft trash compactor
Khteian et al. Environmental Aspects of Inflight Waste Management

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050111

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term