JPH084821B2 - 圧延設備の制御装置 - Google Patents
圧延設備の制御装置Info
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- JPH084821B2 JPH084821B2 JP62108490A JP10849087A JPH084821B2 JP H084821 B2 JPH084821 B2 JP H084821B2 JP 62108490 A JP62108490 A JP 62108490A JP 10849087 A JP10849087 A JP 10849087A JP H084821 B2 JPH084821 B2 JP H084821B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はタンデムに配置された複数の圧延機と、隣り
合った圧延機間の圧延材に作用する張力を調整する張力
調整手段とを備えている圧延設備によって圧延される圧
延材のクラウンおよび形状を制御する圧延設備の制御装
置に関する。
合った圧延機間の圧延材に作用する張力を調整する張力
調整手段とを備えている圧延設備によって圧延される圧
延材のクラウンおよび形状を制御する圧延設備の制御装
置に関する。
(従来の技術) 従来、タンデムに配置された複数の圧延機を有する圧
延設備において、各圧延機の設定計算を行なう場合、各
種の数式モデル(圧延荷重予測式、圧延トルク予測式
等)を用いて、最適な通板速度、ロールギャップ等を求
め、それを各圧延機の制御装置、駆動装置等の設定値と
していた。その際、板材のクラウン及び形状に係る量と
して、各圧延機のベンダ圧力、圧延機間張力等の基準が
計算中に考慮され、各圧延機および圧延機間のルーパの
駆動装置等に設定値として出力される。設定計算におい
ては、様々な数式モデルと共に、各種の数表が併用され
る。板クラウンおよび形状の制御に関しては、各圧延機
のベンダ圧力配分、圧延機関張力の配分、および圧下率
の配分等が手段を用いて製品の板クラウンおよび形状が
目標値と一致するように諸量を計算し、設定を行なって
いる。従来、これらの計算においては、各圧延機の比率
クラウンの遺伝係数を推測し、各圧延機のベンダ圧力、
圧延機間の張力等の配分を変えて、最終段の圧延機出側
の比率クラウンを目標値に一致させる等の方法が用いら
れる。この方法では、各圧延機間の張力の基準として、
張力の幅方向平均値が用いられるので、圧延機間張力を
変えた場合、比率クラウンがどの程度変化するかと言っ
た定量的な評価の際に、張力の幅方向の分布が考慮され
ておらず、経験的に調整係数を変えて、精度を確保する
等の手段により実操業の設定計算に供していた。
延設備において、各圧延機の設定計算を行なう場合、各
種の数式モデル(圧延荷重予測式、圧延トルク予測式
等)を用いて、最適な通板速度、ロールギャップ等を求
め、それを各圧延機の制御装置、駆動装置等の設定値と
していた。その際、板材のクラウン及び形状に係る量と
して、各圧延機のベンダ圧力、圧延機間張力等の基準が
計算中に考慮され、各圧延機および圧延機間のルーパの
駆動装置等に設定値として出力される。設定計算におい
ては、様々な数式モデルと共に、各種の数表が併用され
る。板クラウンおよび形状の制御に関しては、各圧延機
のベンダ圧力配分、圧延機関張力の配分、および圧下率
の配分等が手段を用いて製品の板クラウンおよび形状が
目標値と一致するように諸量を計算し、設定を行なって
いる。従来、これらの計算においては、各圧延機の比率
クラウンの遺伝係数を推測し、各圧延機のベンダ圧力、
圧延機間の張力等の配分を変えて、最終段の圧延機出側
の比率クラウンを目標値に一致させる等の方法が用いら
れる。この方法では、各圧延機間の張力の基準として、
張力の幅方向平均値が用いられるので、圧延機間張力を
変えた場合、比率クラウンがどの程度変化するかと言っ
た定量的な評価の際に、張力の幅方向の分布が考慮され
ておらず、経験的に調整係数を変えて、精度を確保する
等の手段により実操業の設定計算に供していた。
(発明が解決しようとする問題点) 圧延機間に発生する板幅方向の張力分布は一定ではな
く、しかもその張力分布は、圧延機のロール直近で変化
する。そしてこの変化した張力分布のパターンが圧延中
の板の形状、およびクラウンに影響を及ぼすということ
は周知であり、従来この事実を設定計算に反映させてい
ないので、設定計算の精度が十分でなかった。したがっ
て、圧延機間の張力の基準を最適に決め、各圧延機の速
度基準および圧延機間のルーパの位置(角度)基準等を
各圧延機毎に適正に配分することにより、製品のクラウ
ンおよび形状を目標値に一致させることが困難であり、
良好な板プロフィルを有する製品を得ることが難しいと
いう問題点があった。
く、しかもその張力分布は、圧延機のロール直近で変化
する。そしてこの変化した張力分布のパターンが圧延中
の板の形状、およびクラウンに影響を及ぼすということ
は周知であり、従来この事実を設定計算に反映させてい
ないので、設定計算の精度が十分でなかった。したがっ
て、圧延機間の張力の基準を最適に決め、各圧延機の速
度基準および圧延機間のルーパの位置(角度)基準等を
各圧延機毎に適正に配分することにより、製品のクラウ
ンおよび形状を目標値に一致させることが困難であり、
良好な板プロフィルを有する製品を得ることが難しいと
いう問題点があった。
本発明は良好な板プロフィルを有する製品を得ること
のできる圧延設備の制御装置を提供することを目的とす
る。
のできる圧延設備の制御装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明による圧延設備の制御装置、タンデムに配置さ
れたN+1(N≧1)台の圧延機RMi(i=0,…N)
と、位置を変えることにより記圧延機RMi-1(i=1,…
N)とこの圧延機RMi-1の後段の圧延機RMiとの間の圧延
材に作用する張力を調整する張力調整手段DRi(i=1,
…N)とを備えている圧延設備において、圧延機RM0の
入側の比率クラウンを設定する設定手段と、N+1個の
出側比率クラウン演算手段DRCi(i=0,…N)と、N個
の入側比率クラウン演算手段ERCi(i=1,…N)と、N
個の張力修正量演算手段RTi(i=1,…N)と、N個の
位置修正量演算手段RPi(i=1,…N)と、N個の圧延
機間張力演算手段TBMi(i=1,…N)と、N個の張力分
布パターン演算手段DTPi(i=1,…N)と、圧下率分布
演算手段SDi(i=1,…N)と、N個の定位置制御手段A
PCi(i=1,…N)とを備えてなり、 a) 出側比率クラウン演算手段DRC0は、設定手段の出
力に基づいて圧延機RM0の出側の比率クラウンを演算
し、 b) 入側比率クラウン演算手段ERCi(i=1,…N)
は、出側比率クラウン演算手段DRCi-1の出力に基づいて
圧延機RMiの入側の比率クラウンを演算し、 c) 出側比率クラウン演算DRCi(i=1,…N)は、入
側比率クラウン演算手段ERCiの出力と圧下率分布演算手
段SDiの出力との積に基づいて圧延機RMiの出側の比率ク
ラウンを演算し、 d) 圧延機間張力演算手段TBMi(i=1,…N)は、張
力修正量演算手段RTiの出力に基づいて圧延機RMi-1と圧
延機RMiとの間の圧延材に作用する張力の分布を演算
し、 e) 張力分布パターン演算手段DTPi(i=1,…N)
は、圧延機間張力演算手段TBMiの出力に基づいて圧延機
RMiの圧延ロール入側直近の張力分布パターンを演算
し、 f) 圧下率分布演算手段SDi(i=1,…N)は、張力
分布パターン演算手段DTPiの出力に基づいて圧延機RMi
の圧下率分布を演算し、 g) 張力修正量演算手段RT1は、圧延機RMNの出側の比
率クラウンの目標値と出側比率クラウン演算手段DRCNの
出力との偏差に基づいて、この偏差が零となるような圧
延機RM0と圧延機RM1との間の圧延材に作用する張力の修
正量を演算し、 h) 張力修正量演算手段RTi(i=2,…N)は、張力
修正量演算手段RTi-1の出力に基づいて圧延機RMi-1と圧
延機RMiとの間に圧延材に作用する張力の修正量を演算
し、 i) 位置修正量演算手段RPi(i=1,…N)は、張力
修正量演算手段RTiの出力に基づいて張力調整手段DRiの
位置修正量を演算し、 j) 定位置制御手段APCi(i=1,…N)は、位置修正
量演算手段RPi(i=1,…N)の出力に基づいて張力調
整手段DRiの位置を制御する ことを特徴とする。
れたN+1(N≧1)台の圧延機RMi(i=0,…N)
と、位置を変えることにより記圧延機RMi-1(i=1,…
N)とこの圧延機RMi-1の後段の圧延機RMiとの間の圧延
材に作用する張力を調整する張力調整手段DRi(i=1,
…N)とを備えている圧延設備において、圧延機RM0の
入側の比率クラウンを設定する設定手段と、N+1個の
出側比率クラウン演算手段DRCi(i=0,…N)と、N個
の入側比率クラウン演算手段ERCi(i=1,…N)と、N
個の張力修正量演算手段RTi(i=1,…N)と、N個の
位置修正量演算手段RPi(i=1,…N)と、N個の圧延
機間張力演算手段TBMi(i=1,…N)と、N個の張力分
布パターン演算手段DTPi(i=1,…N)と、圧下率分布
演算手段SDi(i=1,…N)と、N個の定位置制御手段A
PCi(i=1,…N)とを備えてなり、 a) 出側比率クラウン演算手段DRC0は、設定手段の出
力に基づいて圧延機RM0の出側の比率クラウンを演算
し、 b) 入側比率クラウン演算手段ERCi(i=1,…N)
は、出側比率クラウン演算手段DRCi-1の出力に基づいて
圧延機RMiの入側の比率クラウンを演算し、 c) 出側比率クラウン演算DRCi(i=1,…N)は、入
側比率クラウン演算手段ERCiの出力と圧下率分布演算手
段SDiの出力との積に基づいて圧延機RMiの出側の比率ク
ラウンを演算し、 d) 圧延機間張力演算手段TBMi(i=1,…N)は、張
力修正量演算手段RTiの出力に基づいて圧延機RMi-1と圧
延機RMiとの間の圧延材に作用する張力の分布を演算
し、 e) 張力分布パターン演算手段DTPi(i=1,…N)
は、圧延機間張力演算手段TBMiの出力に基づいて圧延機
RMiの圧延ロール入側直近の張力分布パターンを演算
し、 f) 圧下率分布演算手段SDi(i=1,…N)は、張力
分布パターン演算手段DTPiの出力に基づいて圧延機RMi
の圧下率分布を演算し、 g) 張力修正量演算手段RT1は、圧延機RMNの出側の比
率クラウンの目標値と出側比率クラウン演算手段DRCNの
出力との偏差に基づいて、この偏差が零となるような圧
延機RM0と圧延機RM1との間の圧延材に作用する張力の修
正量を演算し、 h) 張力修正量演算手段RTi(i=2,…N)は、張力
修正量演算手段RTi-1の出力に基づいて圧延機RMi-1と圧
延機RMiとの間に圧延材に作用する張力の修正量を演算
し、 i) 位置修正量演算手段RPi(i=1,…N)は、張力
修正量演算手段RTiの出力に基づいて張力調整手段DRiの
位置修正量を演算し、 j) 定位置制御手段APCi(i=1,…N)は、位置修正
量演算手段RPi(i=1,…N)の出力に基づいて張力調
整手段DRiの位置を制御する ことを特徴とする。
(発明の原理) 板の圧延において、ロールの初期クラウン、入側板プ
ロフィル、および圧延中の板の変形抵抗に応じて、板幅
方向に圧延圧力の差が生じ、これとロールベンダの作用
および入出側直近の張力の幅方向分布の効果が相乗して
圧延中のロールプロフィルが変化する。このロールプロ
フィルとロール入側から遠方の位置における板幅方向の
張力分布の相互作用により、ロール入側直近に板幅方向
に不均一な張力分布が生じる。この張力分布の不均一パ
ターンは、ロール遠方の位置の幅方向張力分布を操作す
ることにより、変化させることが可能であり、圧延機間
の平均張力を調整するか、さらに遠方の位置の張力調整
手段、例えばルーパを幅方向にいくつかのロールに分割
された分割ルーパを用いて各ルーパのロール位置を変化
させることにより実現できる。このことを第2図を用い
て模式的に説明する。
ロフィル、および圧延中の板の変形抵抗に応じて、板幅
方向に圧延圧力の差が生じ、これとロールベンダの作用
および入出側直近の張力の幅方向分布の効果が相乗して
圧延中のロールプロフィルが変化する。このロールプロ
フィルとロール入側から遠方の位置における板幅方向の
張力分布の相互作用により、ロール入側直近に板幅方向
に不均一な張力分布が生じる。この張力分布の不均一パ
ターンは、ロール遠方の位置の幅方向張力分布を操作す
ることにより、変化させることが可能であり、圧延機間
の平均張力を調整するか、さらに遠方の位置の張力調整
手段、例えばルーパを幅方向にいくつかのロールに分割
された分割ルーパを用いて各ルーパのロール位置を変化
させることにより実現できる。このことを第2図を用い
て模式的に説明する。
この図は圧延機RMi(i=1,…N)の圧延ロール20の
プロフィルが第2図(a)に示すようにデクリーズにな
った状態で圧延している場合の各張力分布、圧下率分
布、板厚分布等を模式的に示したものである。通常、一
般のルーパ等の張力調整手段DRiによって圧延機間に張
力を付与した場合、圧延機間の定常部張力分布t
i s(z)(zは幅方向座標を示す)は、第2図(b)に
示すように、幅方向にほぼ均一に生じるが、その平均張
力の水準とロールプロフィルの状態により、ロール入側
直近においては、第2図(c)に示すように幅方向に不
均一な形に張力分布パターンti d(z)が生じる。した
がって、ロールプロフィルとこの張力分布パターンti d
(z)の相乗作用により、圧延機RMiの圧下率は第2図
(d)に示すように幅方向の圧下率分布ri d(z)を生
じ、このため圧延機RMiの出側の板プロフィルは第2図
(e)に示すように凸クラウンを呈し、形状不良が起き
る範囲の不均一分布に達した場合、第2図(f)に示す
ような耳波形状を呈する。
プロフィルが第2図(a)に示すようにデクリーズにな
った状態で圧延している場合の各張力分布、圧下率分
布、板厚分布等を模式的に示したものである。通常、一
般のルーパ等の張力調整手段DRiによって圧延機間に張
力を付与した場合、圧延機間の定常部張力分布t
i s(z)(zは幅方向座標を示す)は、第2図(b)に
示すように、幅方向にほぼ均一に生じるが、その平均張
力の水準とロールプロフィルの状態により、ロール入側
直近においては、第2図(c)に示すように幅方向に不
均一な形に張力分布パターンti d(z)が生じる。した
がって、ロールプロフィルとこの張力分布パターンti d
(z)の相乗作用により、圧延機RMiの圧下率は第2図
(d)に示すように幅方向の圧下率分布ri d(z)を生
じ、このため圧延機RMiの出側の板プロフィルは第2図
(e)に示すように凸クラウンを呈し、形状不良が起き
る範囲の不均一分布に達した場合、第2図(f)に示す
ような耳波形状を呈する。
そこで、圧延機間の平均張力iを高低させるか、あ
るいはさらに積極的に張力調整手段DRiの位置、例えば
分割ルーパの各ロール位置を変化させてti s(z)を調
整することにより、ロール入側直近の張力分布パターン
ti d(z)を変化させれば、圧延機RMiの圧延率分布rd i
(z)が変化し、これにより出側板プロフィルh
i d(z)が変化することになる。
るいはさらに積極的に張力調整手段DRiの位置、例えば
分割ルーパの各ロール位置を変化させてti s(z)を調
整することにより、ロール入側直近の張力分布パターン
ti d(z)を変化させれば、圧延機RMiの圧延率分布rd i
(z)が変化し、これにより出側板プロフィルh
i d(z)が変化することになる。
(作 用) 以上のように構成された圧延設備の制御装置におい
て、設定手段によって設定された圧延機RM0の入側の比
率クラウン(板クラウンを平均板厚で割った時の商)に
基づいて、圧延機RM0の出側の比率クラウンを出側比率
クラウン演算手段DRC0によって演算する。次に出側比率
クラウン演算手段DRCi-1(i=1,…N)の出力に基づい
て、圧延機RMiの入側の比率クラウンを入側比率クラウ
ン演算手段ERCiによって演算する。そして入側比率クラ
ウン演算手段ERCi(i=1,…N)の出力と後述の圧下率
分布演算手段SDiの出力との積に基づいて、圧延機RMiの
出側の比率クラウンを出側比率クラウン演算手段DRCiに
よって演算する。
て、設定手段によって設定された圧延機RM0の入側の比
率クラウン(板クラウンを平均板厚で割った時の商)に
基づいて、圧延機RM0の出側の比率クラウンを出側比率
クラウン演算手段DRC0によって演算する。次に出側比率
クラウン演算手段DRCi-1(i=1,…N)の出力に基づい
て、圧延機RMiの入側の比率クラウンを入側比率クラウ
ン演算手段ERCiによって演算する。そして入側比率クラ
ウン演算手段ERCi(i=1,…N)の出力と後述の圧下率
分布演算手段SDiの出力との積に基づいて、圧延機RMiの
出側の比率クラウンを出側比率クラウン演算手段DRCiに
よって演算する。
一方、張力修正量演算手段RTi(i=1,…N)の出力
に基づいて、圧延機RMi-1と圧延機RMiとの間の圧延材に
作用する張力の分布を圧延機間張力演算手段TBMiによっ
て演算する。この圧延機間張力演算手段TBMi(i=1,…
N)の出力に基づいて、圧延機RMiの圧延ロール入側直
近の張力分布パターンを張力分布パターン演算手段DTPi
によって演算する。そして、この張力分布パターン演算
手段DTPi(i=1,…N)の出力に基づいて、圧延機RMi
の圧下率分布を圧下率分布演算手段SDiによって演算す
る。
に基づいて、圧延機RMi-1と圧延機RMiとの間の圧延材に
作用する張力の分布を圧延機間張力演算手段TBMiによっ
て演算する。この圧延機間張力演算手段TBMi(i=1,…
N)の出力に基づいて、圧延機RMiの圧延ロール入側直
近の張力分布パターンを張力分布パターン演算手段DTPi
によって演算する。そして、この張力分布パターン演算
手段DTPi(i=1,…N)の出力に基づいて、圧延機RMi
の圧下率分布を圧下率分布演算手段SDiによって演算す
る。
次に、圧延機RMNの出側の比率クラウンの目標値と出
側比率クラウン演算手段DRCNの出力との偏差に基づい
て、この偏差が零となるような圧延機RM0と圧延機RM1と
の間の圧延材に作用する張力の修正量を張力修正量演算
手段RT1によって演算する。そして、張力修正量演算手
段RTi-1(i=2,…N)の出力に基づいて圧延機RMi-1と
圧延機RMiとの間の圧延材に作用する張力の修正量を張
力修正量演算手段RTiによって演算する。この張力修正
量演算手段RTi(i=2,…N)の出力に基づいて、張力
調整手段DRiの位置修正量を位置修正量演算手段RPiによ
って演算し、この位置修正量演算手段RPi(i=1,…
N)の出力に基づいて張力調整手段DRiの位置を定位置
制御手段APCiによって制御する。
側比率クラウン演算手段DRCNの出力との偏差に基づい
て、この偏差が零となるような圧延機RM0と圧延機RM1と
の間の圧延材に作用する張力の修正量を張力修正量演算
手段RT1によって演算する。そして、張力修正量演算手
段RTi-1(i=2,…N)の出力に基づいて圧延機RMi-1と
圧延機RMiとの間の圧延材に作用する張力の修正量を張
力修正量演算手段RTiによって演算する。この張力修正
量演算手段RTi(i=2,…N)の出力に基づいて、張力
調整手段DRiの位置修正量を位置修正量演算手段RPiによ
って演算し、この位置修正量演算手段RPi(i=1,…
N)の出力に基づいて張力調整手段DRiの位置を定位置
制御手段APCiによって制御する。
これにより本発明によれば良好な板プロフィルを有す
る製品を得ることができる。
る製品を得ることができる。
(実施例) 第1図に本発明による圧延設備の制御装置の一実施例
の構成をブロックで示す。この制御装置はタンデム配置
された4台(N=3)の圧延機RMi(i=0,…3)と、
圧延機RMi-1(i,1,…3)とこの圧延機RMi-1の後段の圧
延機RMiとの間の圧延材に作用する張力を調整するルー
パDRiとを備えている圧延設備に適用したものである。
そして、この制御装置は出側比率クラウン演算器DRC
i(i=0,…3)と、入側比率クラウン演算器ERCi(i
=1,…3)と、張力修正量演算器RTi(i=1,…3)
と、位置修正量演算器RPi(i=1,…3)と、圧延機間
張力演算器TBMi(i=1,…3)と、張力分布パターン演
算器DTPi(i=1,…3)と、圧下率分布演算器SDi(i
=1,…3)と、定位置制御装置APCi(i=1,…3)と、
計算機4とを備えている。
の構成をブロックで示す。この制御装置はタンデム配置
された4台(N=3)の圧延機RMi(i=0,…3)と、
圧延機RMi-1(i,1,…3)とこの圧延機RMi-1の後段の圧
延機RMiとの間の圧延材に作用する張力を調整するルー
パDRiとを備えている圧延設備に適用したものである。
そして、この制御装置は出側比率クラウン演算器DRC
i(i=0,…3)と、入側比率クラウン演算器ERCi(i
=1,…3)と、張力修正量演算器RTi(i=1,…3)
と、位置修正量演算器RPi(i=1,…3)と、圧延機間
張力演算器TBMi(i=1,…3)と、張力分布パターン演
算器DTPi(i=1,…3)と、圧下率分布演算器SDi(i
=1,…3)と、定位置制御装置APCi(i=1,…3)と、
計算機4とを備えている。
計算機4に記憶された圧延機RM0の入側の比率クラウ
ンγ0 Eに基づいて、圧延機RM0の出側の比率クラウンγ0
Eを出側比率クラウン演算器DRC0によって演算する。次
に出側比率クラウン演算器DRCi-1(i,1,…3)の出力▲
γD i-1▼に基づいて、圧延機RMiの入側の比率クラウン
γi Eを入側比率クラウン演算器ERCiによって演算する。
そして、この入側比率クラウン演算器ERCi(i=1,…
3)の出力γi Eと後述の圧下率分布演算器SDiの出力γi
dとの積を出側比率クラウン演算器DRCiによって演算
し、さらにこの積に基づいて、圧延機RMiの出側の比率
クラウンγi Dを出側比率クラウン演算器DRCiによって演
算する。
ンγ0 Eに基づいて、圧延機RM0の出側の比率クラウンγ0
Eを出側比率クラウン演算器DRC0によって演算する。次
に出側比率クラウン演算器DRCi-1(i,1,…3)の出力▲
γD i-1▼に基づいて、圧延機RMiの入側の比率クラウン
γi Eを入側比率クラウン演算器ERCiによって演算する。
そして、この入側比率クラウン演算器ERCi(i=1,…
3)の出力γi Eと後述の圧下率分布演算器SDiの出力γi
dとの積を出側比率クラウン演算器DRCiによって演算
し、さらにこの積に基づいて、圧延機RMiの出側の比率
クラウンγi Dを出側比率クラウン演算器DRCiによって演
算する。
一方、後述の張力修正量演算器RTi(i=1,…3)の
出力Δti sに基づいて、圧延機RMi-1と圧延機RMiとの間
の圧延材1に作用する張力の分布ti Sを圧延機間張力演
算器TBMiによって演算する。この圧延機間張力演算器TB
Mi(i=1,…3)の出力ti sに基づいて、圧延機RMiの圧
延ロール入側直近の張力分布パターンti dを張力分布パ
ターン演算器DTPiによって演算する。そして、この張力
分布パターン演算器DTPi(i=1,…3)の出力ti dに基
づいて、圧延機RMiの圧下率分布ri dを圧下率分布演算器
SDiによって演算する。
出力Δti sに基づいて、圧延機RMi-1と圧延機RMiとの間
の圧延材1に作用する張力の分布ti Sを圧延機間張力演
算器TBMiによって演算する。この圧延機間張力演算器TB
Mi(i=1,…3)の出力ti sに基づいて、圧延機RMiの圧
延ロール入側直近の張力分布パターンti dを張力分布パ
ターン演算器DTPiによって演算する。そして、この張力
分布パターン演算器DTPi(i=1,…3)の出力ti dに基
づいて、圧延機RMiの圧下率分布ri dを圧下率分布演算器
SDiによって演算する。
次に、計算機4に記憶された圧延機RM3の出側の比率
クラウンの目標値γaimと出側比率クラウン演算器DRC3
の出力γ3 Dとの偏差に基づいて、この偏差が零となるよ
うな圧延機RM0と圧延機RM1との間の圧延材1に作用する
張力の修正量Δt1 sを張力修正量演算器RT1によって演算
する。そして、張力修正量演算器RTi-1(i=2,…3)
の出力▲Δts i-1▼に基づいて圧延機RMi-1と圧延機RMi
との間の圧延材1に作用する張力の修正量Δti sを張力
修正量演算器RTiによって演算する。この張力修正量演
算器RTi(i=1,…3)の出力Δti sに基づいて、ルーパ
DRiの位置修正量ΔSiを位置修正量演算器RPiによって演
算し、この位置修正量演算器RPi(i=1,…3)の出力
ΔSiに基づいてルーパDRiの位置を定位置制御手段APCi
によって制御する。
クラウンの目標値γaimと出側比率クラウン演算器DRC3
の出力γ3 Dとの偏差に基づいて、この偏差が零となるよ
うな圧延機RM0と圧延機RM1との間の圧延材1に作用する
張力の修正量Δt1 sを張力修正量演算器RT1によって演算
する。そして、張力修正量演算器RTi-1(i=2,…3)
の出力▲Δts i-1▼に基づいて圧延機RMi-1と圧延機RMi
との間の圧延材1に作用する張力の修正量Δti sを張力
修正量演算器RTiによって演算する。この張力修正量演
算器RTi(i=1,…3)の出力Δti sに基づいて、ルーパ
DRiの位置修正量ΔSiを位置修正量演算器RPiによって演
算し、この位置修正量演算器RPi(i=1,…3)の出力
ΔSiに基づいてルーパDRiの位置を定位置制御手段APCi
によって制御する。
これにより本実施例によれば、良好な板プロフィルを
有する製品を安定して得ることができることとなる。
有する製品を安定して得ることができることとなる。
また、前記実施例では、圧延機間のルーパは、幅方向
に一体型で圧延機間平均張力を適切に変化させることに
より、ロール入側の直近の張力分布パターンを制御した
が、圧延機間のルーパが幅方向に複数個に分割されたロ
ールから成る分割ルーパの場合には、張力修正量及び位
置修正量を分割ルーパの各ロール毎に計算し、この計算
結果に基づいて定位置制御装置APCによって上記分割ル
ーパの各ロールを制御することにより同様の効果を得る
ことができる。
に一体型で圧延機間平均張力を適切に変化させることに
より、ロール入側の直近の張力分布パターンを制御した
が、圧延機間のルーパが幅方向に複数個に分割されたロ
ールから成る分割ルーパの場合には、張力修正量及び位
置修正量を分割ルーパの各ロール毎に計算し、この計算
結果に基づいて定位置制御装置APCによって上記分割ル
ーパの各ロールを制御することにより同様の効果を得る
ことができる。
本発明によれば圧延機間の圧延材に作用する張力の板
幅方向の分布を適切に制御することにより最終段の圧延
機出側の比率クラウンが目標値となるように制御するこ
とができ、これにより良好な板プロフィルを有する製品
を得ることができる。
幅方向の分布を適切に制御することにより最終段の圧延
機出側の比率クラウンが目標値となるように制御するこ
とができ、これにより良好な板プロフィルを有する製品
を得ることができる。
第1図は本発明による圧延設備の制御装置の一実施例の
構成を示すブロック図、第2図は張力分布パターンの効
果を説明する模式図である。 1……圧延材、4……計算機、RMi(i=0,…3)……
圧延機、DRi(i=1,…3)……ルーパ、DRCi(i=0,
…3)……出側比率クラウン演算器、ERCi(i=1,…
3)……入側比率クラウン演算器、TBMi……圧延機間張
力演算器、DTPi……張力分布パターン演算器、SDi……
圧下率分布演算器、RTi……張力修正量演算器、RPi……
位置修正量演算器、APCi……定位置制御装置。
構成を示すブロック図、第2図は張力分布パターンの効
果を説明する模式図である。 1……圧延材、4……計算機、RMi(i=0,…3)……
圧延機、DRi(i=1,…3)……ルーパ、DRCi(i=0,
…3)……出側比率クラウン演算器、ERCi(i=1,…
3)……入側比率クラウン演算器、TBMi……圧延機間張
力演算器、DTPi……張力分布パターン演算器、SDi……
圧下率分布演算器、RTi……張力修正量演算器、RPi……
位置修正量演算器、APCi……定位置制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 37/00 BBM
Claims (1)
- 【請求項1】タンデムに配置されたN+1(N≧1)台
の圧延機RMi(i=0,…N)と、位置を変えることによ
り前記圧延機RMi-1(i=1,…N)とこの圧延機RMi-1の
後段の圧延機RMiとの間の圧延材に作用する張力を調整
する張力調整手段DRi(i=1,…N)とを備えている圧
延設備において、 前記圧延機RM0の入側の比率クラウンの設定する設定手
段と、N+1個の出側比率クラウン演算手段DRCi(i=
0,…N)と、N個の入側比率クラウン演算手段ERCi(i
=1,…N)と、N個の張力修正量演算手段RTi(i=1,
…N)と、N個の位置修正量演算手段RPi(i=1,…
N)と、N個の圧延機間張力演算手段TBMi(i=1,…
N)と、N個の張力分布パターン演算手段DTPi(i=1,
…N)と、圧下率分布演算手段SDi(i=1,…N)と、
N個の定位置制御手段APCi(i=1,…N)とを備えてな
り、 a) 出側比率クラウン演算手段DRC0は、前記設定手段
の出力に基づいて圧延機RM0の出側の比率クラウンを演
算し、 b) 入側比率クラウン演算手段ERCi(i=1,…N)
は、出側比率クラウン演算手段DRCi-1の出力に基づいて
圧延機RMiの入側の比率クラウンを演算し、 c) 出側比率クラウン演算DRCi(i=1,…N)は、入
側比率クラウン演算手段ERCiの出力と圧下率分布演算手
段SDiの出力との積に基づいて圧延機RMiの出側の比率ク
ラウンを演算し、 d) 圧延機間張力演算手段TBMi(i=1,…N)は、張
力修正量演算手段RTiの出力に基づいて圧延機RMi-1と圧
延機RMiとの間の圧延材に作用する張力の分布を演算
し、 e) 張力分布パターン演算手段DTPi(i=1,…N)
は、圧延機間張力演算手段TBMiの出力に基づいて圧延機
RMiの圧延ロール入側直近の張力分布パターンを演算
し、 f) 圧下率分布演算手段SDi(i=1,…N)は、張力
分布パターン演算手段DTPiの出力に基づいて圧延機RMi
の圧下率分布を演算し、 g) 張力修正量演算手段RT1は、圧延機RMNの出側の比
率クラウンの目標値と出側比率クラウン演算手段DRCNの
出力との偏差に基づいて、この偏差が零となるような圧
延機RM0と圧延機RM1との間の圧延材に作用する張力の修
正量を演算し、 h) 張力修正量演算手段RTi(i=2,…N)は、張力
修正量演算手段RTi-1の出力に基づいて圧延機RMi-1と圧
延機RMiとの間に圧延材に作用する張力の修正量を演算
し、 i) 位置修正量演算手段RPi(i=1,…N)は、張力
修正量演算手段RTiの出力に基づいて張力調整手段DRiの
位置修正量を演算し、 j) 定位置制御手段APCi(i=1,…N)は、位置修正
量演算手段RPi(i=1,…N)の出力に基づいて張力調
整手段DRiの位置を制御する ことを特徴とする圧延設備の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62108490A JPH084821B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 圧延設備の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62108490A JPH084821B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 圧延設備の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63273508A JPS63273508A (ja) | 1988-11-10 |
JPH084821B2 true JPH084821B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=14486088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62108490A Expired - Lifetime JPH084821B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 圧延設備の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084821B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111451293B (zh) * | 2020-03-31 | 2022-05-13 | 鞍钢股份有限公司 | 一种防止冷轧连退路径高强钢c翘上翘的方法 |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP62108490A patent/JPH084821B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63273508A (ja) | 1988-11-10 |
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