JPH0847739A - ヘリカルギヤ用転造ダイ - Google Patents

ヘリカルギヤ用転造ダイ

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JPH0847739A
JPH0847739A JP7188577A JP18857795A JPH0847739A JP H0847739 A JPH0847739 A JP H0847739A JP 7188577 A JP7188577 A JP 7188577A JP 18857795 A JP18857795 A JP 18857795A JP H0847739 A JPH0847739 A JP H0847739A
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JP
Japan
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tooth
pressure angle
addendum
die
teeth
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Application number
JP7188577A
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English (en)
Inventor
Agostino Charles T D
チャールズ・ティー・ダゴスティノ
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Zexel Torsen Inc
Original Assignee
Zexel Torsen Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H5/00Making gear wheels, racks, spline shafts or worms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H5/00Making gear wheels, racks, spline shafts or worms
    • B21H5/02Making gear wheels, racks, spline shafts or worms with cylindrical outline, e.g. by means of die rolls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形された歯の歯先面に合わせ目が形成され
るのを防止することができる転造ダイを提供する。 【構成】 ダイ64のスタート部における歯の圧力角
を、最初の歯66から漸進的に減少させる。そして、最
後の歯71の圧力角を、成形される歯に要求される圧力
角と実質的に同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヘリカルギヤの転造
に関し、特にそのような製造工程で用いるのに好適なダ
イの設計に関する。
【0002】
【発明の背景】ねじまたは他のねじ締め付け手段を転造
することが長い間一般的に行われており、最近の数十年
では、円柱状の棒素材からヘリカルギヤを製造するため
に同様の転造が用いられている。これらの周知の転造工
程においては、歯を有する製品が、歯を有する一組のダ
イの相対運動によって成形される。ダイの相対運動は、
棒素材の表面の材料を移動させるのみならず、転造工程
の間中、棒素材を一組のダイの間を通るように引っ張
る。ある転造工程では、互いに相対的に往復運動する板
状の一対のダイが用いられている。一方、他の転造工程
では、同一方向に回転する大きな円柱状のダイの組が用
いられている。円柱状のダイは、それらの間に棒素材を
押し込んで、棒素材の表面に噛み合う歯を形成する。そ
のとき、棒素材はダイの間において遊星歯車のように回
転する。
【0003】そのような公知の転造ダイはスタート部を
有する。スタート部は、(a)所定の圧力角、および
(b)スタート部の最初の歯から最後の歯まで漸増する
作用深さを有するように設計された多数の歯を有する。
スタート部の最後の歯の歯形は、製造される製品の歯を
得るのに必要な最終形状と実質的に同一の圧力角と作用
深さとを有している。そのような転造ダイのスタート部
に直接続く部分は、多数の歯を有する仕上げ部になって
いる。仕上げ部の歯は、スタート部の最終歯のように、
転造される製品の歯を得るのに必要な歯形と実質的に同
一の歯形を有している。
【0004】そのような従来の転造システムを害する大
きな問題は、転造された歯の歯先面に形成される望まし
くない合わせ目または亀裂に関するものである。合わせ
目または亀裂の形成は、素材の材料がダイの歯の間の空
間よりダイの歯の歯面に沿って半径方向外側へより速く
押し込まれることに起因する。これは、ダイの歯の歯底
(すなわち、成形される歯の歯先面)に素材の材料から
なる二つの山を形成する。そして、転造作用の最終段階
において、これらの山は折り返されて合わせ目を形成す
る。合わせ目は、ある種の高荷重が加えられたときに成
形された歯に破損を引き起こす潜在的な脆弱部を作り出
す。
【0005】このような問題を解決するために、あるの
先行する転造ダイ(1971年に特許されたE.S.Z
ookその他の米国特許3626733号、および19
93年に特許されたJ.F.Dicksonの米国特許
第5182937号参照)では、転造ダイのスタート部
に用いられる歯の圧力角を変化させている。すなわち、
スタート部の最初の歯の全深さにおける全歯形は、製造
される製品に要求される歯の圧力角より実質的に大きい
圧力角を有しているが、それに続くスタート部の各歯の
全深さが漸次増大するにしたがって、この大きい圧力角
は製造される製品に要求される最終圧力角に徐々に置き
換わる。すなわち、このような大きい圧力角の最終圧力
角までの連続した歯毎の置き換えは、スタート部の一つ
の低い歯のデデンダムの歯底側端部において始まる。し
かし、その歯の残りの部分は大きい圧力角を有してい
る。その後、この変化が進行するにしたがって、ダイの
歯のデデンダム全体が最終圧力角で形成されるが、アデ
ンダムの全体は大きな圧力角を維持している。スタート
部の終端近傍のダイの歯に関しては、上側のアデンダム
だけが大きい圧力角を維持しているが、最終的には、全
歯形が最終圧力角に置き換えられる。
【0006】上述のような異なる二つの圧力角の使用
は、成形される歯の歯先面に材料が折り込まれて合わせ
目を形成する傾向を減少させるように、素材の材料を流
れさせることを意図して行われている。ここに、この発
明も、素材の材料の望ましくない折り返しを排除し、そ
れによりダイ転造法でより良い品質の歯車を製造するこ
とを意図するものである。
【0007】
【発明の要約】歯車転造ダイの歯に関して四つの設計が
開示されている。これらの各設計においては、各歯が素
材に漸進的に形成されるとき、押し込まれて歯の両歯面
をそれぞれ形成する材料が径方向外側へ向かってほぼ同
一の速度で移動し、上述した材料の望ましくない山の形
成を回避する。
【0008】ここに開示されたダイの歯の四つの全ての
実施例は共通の特徴を有している。すなわち、各設計に
おいて、ダイのスタート部の最初の歯の歯形は、歯車の
歯に要求される最終的な基本形状の圧力角より実質的に
大きい圧力角をもって形成される。また、スタート部に
おけるダイの連続した各歯の歯形は、スタート部におけ
るダイの最終歯の圧力角が素材に要求される歯の圧力角
と実質的に同一になるまで、ダイの連続した各歯の圧力
角が第1の歯の圧力角から漸進的に、望ましくは徐々に
減少するように形成される。
【0009】第1の実施例においては、上述した圧力角
の漸進的変化がスタート部におけるダイの連続した各歯
の全深さにわたって適用されている。第2の実施例にお
いては、上述した圧力角の漸進的変化がダイの連続した
各歯のアデンダムの歯形にだけ適用されている。第3の
実施例においては、上述した圧力角の漸進的変化がダイ
の連続した各歯のデデンダムの歯形にだけ適用されてい
る。第4の実施例においては、上述した圧力角の漸進的
変化がダイの連続した各歯のアデンダムの一部の歯形に
だけ適用されている。
【0010】この発明に係る四つの異なるダイの歯の設
計によって作り出される増大する材料の流れは、ある実
施例と他の実施例とで若干変わるが、四つの全ての実施
例は、材料の径方向外側への流れをダイの連続する歯の
各対の間の空間全体でほぼ一定にし、それにより成形さ
れる歯の歯先面における山の形成と材料の折り返しの形
成とを回避し、かくて転造歯車の品質を向上させる。
【0011】
【実施例】図1および図2において、歯車転造ダイ10
の概略的な正面図と側面図とが、ダイの歯を省略して示
されている。ダイ10は、同一のものからなる一対の一
方(他方は図示せせず)であり、棒状の素材に歯を転造
するために用いられる。ダイ10は、先端面12と後端
面14とを有しており、ダイ10の外周面には、歯先線
16、歯底線18およびピッチ線20によって誇張して
概略的に示されるように、漸増する歯形深さを有する多
数の歯(図示せず)が形成されている。
【0012】各ダイ10は、それと同一の対をなすダイ
に近接して配置される。素材は、そのダイの対の間に送
り込まれる。すなわち、棒として先端面12側から入り
込み、転造された歯が形成されて後端面14側から出
る。各ダイ10は、スタート部22とそれに続く仕上げ
部24とを有している。スタート部においては、歯が先
端面12から後端面14に向かって漸進的に高くなって
いる。仕上げ部においては、ダイの歯が(a)所望の製
品の歯と実質的に同一であり、(b)実質的に一定であ
る。
【0013】図3には、この発明による歯車転造ダイの
一つの歯の断面が概略的に示されており、その断面図
は、この発明を説明する際に用いられる一定の歯車用語
の次の定義に基づいて作成されている。図示の歯の各歯
面は、歯先の歯先円26から歯底の歯底円28まで延び
る歯形を有しており、歯先円と歯底円との間にピッチ円
30がある。ピッチ円は、噛み合う歯車のピッチ円筒と
滑ることなく回転する仮想ピッチ円筒上に存在する。
【0014】ここで用いられるほとんどの用語は、米国
歯車製造者協会(AmerikanGear Manu
facturers Association)によっ
て発行された標準歯車学術用語である。各歯の歯先円2
6とピッチ円筒/ピッチ円30との間の部分はアデンダ
ムと称され、ピッチ円30と歯底円28との間の部分は
デデンダムと称される。一般に、歯の圧力角は、ピッチ
点(すなわち、歯面のピッチ線上における点)における
法線と歯車のピッチ円筒に対する接線との間に形成され
る角度である。例えば、図3に示す歯面に関するなら
ば、部分bcは、ピッチ点34において部分bcに垂直
に描かれた線32と、ピッチ点34においてピッチ円筒
30に接する平面36との間の圧力角pを有している。
【0015】しかしながら、圧力角という用語は、ここ
で用いられるように、若干異なる定義で用いられること
もある。すなわち、図3において部分abは、完全なア
デンダムを備えていない。それ故、部分abはそれ自体
がピッチ点を含んでいない。ここで用いられるように、
部分abの圧力角は、延長された部分abとピッチ円筒
との交点を示すピッチ点40において部分abの延長線
と垂直に描かれた線38を用いて測定される。その測定
は、法線38と、ピッチ点40においてピッチ円筒30
と接する平面42との間でなされる。
【0016】図4は、従来の歯車転造ダイ46のスター
ト部によって歯が成形される素材棒44の断面図を概略
的に示している。従来の歯車転造ダイは、(a)素材に
成形される歯に要求される圧力角と実質的に等しい圧力
角と、(b)図において右から左へ向かって漸増する作
用深さとを有するように設計された歯形を有する多数の
歯を含む。一点鎖線47は、歯車素材44およびダイ4
6の各仮想ピッチ円筒との接触線を示している。
【0017】素材棒44に成形された連続する歯の歯先
面48,49,50,51,52から分かるように、ダ
イによって生じる力は、棒44の材料を半径方向外方へ
移動させる。この場合、材料は、ダイの各歯間の空間の
中央部近傍よりダイの歯54,55,56,57,5
8,59の歯面に沿って速く移動する。このような不均
一な移動速度により、歯先面50,51に大きなくぼみ
が形成され、そのくぼみは歯先面52において険しさを
大きく増し、最終的には成形が完了した歯の歯先面にお
いて合わせ目または亀裂60になる。上述したように、
合わせ目60は、ある種の高荷重が作用したときに成形
された歯に破損を引き起こす可能性のある脆弱箇所にな
る。
【0018】図5は、図4と同様の概略図であって、こ
の発明の基本的な実施例にしたがって設計された歯形を
有する転造ダイ64によって歯が成形された素材棒62
の断面を示している。ダイ64のスタート部の最初の歯
は、圧力角が素材に成形される歯の所要の最終圧力角
(例えば、28°)より実質的に大きい(例えば、46
°)歯面を有している。図5において、所要の最終圧力
角は、図示のダイの歯の作用面に重ねられた破線によっ
て示されている。
【0019】最初の歯66に続くダイの連続した歯6
7,68,69,70は、各歯の圧力角が歯71まで漸
進的にかつ徐々に小さくなり、歯71において圧力角が
所要の最終圧力角と実質的に同一になっている。上記の
ように、転造ダイにおけるスタート部の残りの歯とそれ
に続く仕上げ部の全ての歯(図5に図示されていな
い。)は、素材に成形される歯に要求される歯形と実質
的に同一に設計されている。
【0020】素材棒64に成形される連続した歯の歯先
面72,73,74,75の形状から分かるように、ダ
イの連続した歯の圧力角の上記漸進的減少は、素材棒の
材料をダイの歯の両歯面に沿って半径方向外方へ互いに
等しく移動させるとともに、ダイの各歯間の中央とも等
しく移動させる。このように、移動速度がより均一であ
ると、歯先面74,75にはおおきなくぼみが形成され
ず、歯先面76から分かるように、成形が完了した歯の
歯先面には合わせ目が形成されない。
【0021】この発明の他の三つの実施例が図6,7,
8に示されている。各実施例は、図5に示す実施例と同
一の基本概念を利用している。すなわち、実質的により
大きい圧力角を有するスタート部の最初の歯で始まり、
それに続くダイの歯は、成形される歯に要求される最終
形状に到達するまで圧力角が徐々にかつ漸進的に変化す
るように設計されている。しかしながら、図6に示す実
施例においては、アデンダムだけではあるが、ダイ16
4の連続した各歯の全アデンダムが上記の徐々に変化す
る圧力角をもって設計されている。図7に示す実施例に
おいては、デデンダムだけではあるが、ダイ264の連
続した各歯の全デデンダムが上記の徐々に変化する圧力
角をもって設計されている。図8に示す実施例において
は、ダイ364の連続した各歯のアデンダムの一部だけ
が上記のように変化している。各図において、一点鎖線
147,247,347は、歯車素材162,262,
362の仮想ピッチ円筒およびダイ164,264,3
64の仮想ピッチ円筒との接触線を示している。上述の
ように、ピッチ線147,247,347は、各歯のア
デンダムとデデンダムとの境界を表している。
【0022】図6,7,8においては、各歯形のこの発
明に係る部分の漸進的に変化する圧力角が容易に分かる
よう、最終的に要求される圧力角がダイの各歯に破線で
重ね合わされている。図6に示すダイの設計において
は、各歯のアデンダム178の圧力角が漸進的に減少し
ているが、ダイの全ての歯は、圧力角が最終的に要求さ
れる圧力角と実質的に等しいデデンダム179を有して
いる。逆に、図7に示すダイの歯の設計においては、各
歯のデデンダム279の圧力角が漸進的に減少している
が、ダイの全ての歯は、圧力角が最終的に要求される圧
力角と実質的に等しいアデンダム278を有している。
【0023】図8に示すダイの設計においては、各歯の
アデンダムの一部380だけが漸進的に減少する圧力角
を有しており、各歯の歯面の残りの部分381,382
は、加工が終了した素材に要求される圧力角と実質的に
等しい圧力角を有している。図8に示すように、ダイの
各歯の漸進的に変化する部分380は、各アデンダムの
中央に配置されており、この特別の設計においては、ア
デンダムの50%を構成している。しかしながら、望ま
しい実施例においては、部分380が40%〜60%で
あってもよい。
【0024】図6,7,8において、これらの実施例も
素材162,262,362の、転造ダイ164,26
4,364の各歯に沿う材料の移動と各歯間における材
料の移動とが等しい速度であることが歯先面(172,
173,174,175;272,273,274,2
75;372,373,374,375)から分かる。
このような材料の移動は、開示されたダイの四つの設計
で互いに僅かに変わるが、全ての設計では歯先面に材料
のピークが形成されるのを回避し、これによって望まし
くない継ぎ目の問題を回避している。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、成形された歯の歯先面に合わせ目が形成されるのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によって改良されたタイプの一対の歯
車転造ダイの一方を示す概略正面図である。
【図2】この発明によって改良されたタイプの一対の歯
車転造ダイの一方を示す概略側面図である。
【図3】この発明による歯車転造ダイの一つの歯の概略
的な断面図であり、この図は詳細な説明において使用さ
れている各種の歯形を定義するために用いられる。
【図4】周知の従来の歯車転造ダイによって歯が成形さ
れる素材棒の概略的な断面図である。
【図5】この発明による歯車転造ダイの歯の設計を示す
とともに、その転造ダイによって歯が成形される素材棒
の概略的な断面図を示している。
【図6】この発明による歯車転造ダイの歯の設計を示す
とともに、その転造ダイによって歯が成形される素材棒
の概略的な断面図を示している。
【図7】この発明による歯車転造ダイの歯の設計を示す
とともに、その転造ダイによって歯が成形される素材棒
の概略的な断面図を示している。
【図8】この発明による歯車転造ダイの歯の設計を示す
とともに、その転造ダイによって歯が成形される素材棒
の概略的な断面図を示している。
【符号の説明】
20 歯車転造ダイ 22 スタート部 24 仕上げ部 62 素材棒 64 歯車転造ダイ 66 最初の歯 67 歯 68 歯 69 歯 70 歯 71 最後の歯 162 素材棒 164 転造ダイ 178 アデンダム 179 デデンダム 262 素材棒 264 転造ダイ 278 アデンダム 279 デデンダム 362 素材棒 364 転造ダイ 380 アデンダムの一部 381 歯の残りの部分 382 歯の残りの部分

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材に捩れ歯を成形するための転造ダイ
    であって、(a)所定の圧力角と(b)最初の歯から最
    後の歯まで漸進的に増大する作用深さとを有する多数の
    歯を有するスタート部と、上記スタート部の上記最後の
    歯と実質的に同一の基本形状を有する多数の歯を有する
    仕上げ部とを備え、上記スタート部の上記最後の歯が素
    材に要求される最終基本形状と実質的に等しい圧力角と
    作用深さとを有する転造ダイにおいて、 上記スタート部の上記最初の歯が、上記仕上げ部の歯の
    圧力角より実質的に大きい圧力をもって形成され、 上記スタート部の上記最初の歯に連続する各歯の圧力角
    の大きさが上記最初の歯の圧力角から上記仕上げ部の歯
    の圧力角と実質的に同一である上記最後の歯の圧力角ま
    で漸進的に減少するように形成されている転造ダイ。
  2. 【請求項2】 上記最後の歯に先行する上記スタート部
    の各歯のアデンダムとデデンダムとが異なる圧力角を有
    し、 上記スタート部の上記最初の歯のアデンダムが、上記仕
    上げ部の歯の圧力角より実質的に大きい圧力角をもって
    形成され、 上記ダイの連続する各歯のアデンダムの圧力角の大きさ
    だけが、上記最初の歯の圧力角から上記仕上げ部の歯の
    圧力角と実質的に同一である上記最後の歯の圧力角まで
    漸進的に減少する請求項1の転造ダイ。
  3. 【請求項3】 上記スタート部の上記歯のデデンダムの
    圧力角が、上記仕上げ部の上記歯の圧力角と実質的に同
    一である請求項2の転造ダイ。
  4. 【請求項4】 上記スタート部の上記最後の歯に先行す
    る各歯のアデンダムとデデンダムとが異なる圧力角を有
    し、 上記スタート部の上記最初の歯のデデンダムが、上記仕
    上げ部の歯の圧力角より実質的に大きい圧力角をもって
    形成され、 上記ダイの連続する各歯のデデンダムの圧力角の大きさ
    だけが、上記最初の歯の圧力角から上記仕上げ部の歯の
    圧力角と実質的に同一である上記最後の歯の圧力角まで
    漸進的に減少する請求項1の転造ダイ。
  5. 【請求項5】 上記スタート部の上記各歯のアデンダム
    の圧力角が、上記仕上げ部の上記歯の圧力角と実質的に
    同一である請求項4の転造ダイ。
  6. 【請求項6】 上記スタート部の上記各歯のアデンダム
    とデデンダムとが異なる圧力角を有し、 上記スタート部の上記最初の歯のアデンダムの一部が上
    記仕上げ部の上記歯の圧力角より実質的に大きい圧力角
    をもって形成され、 上記連続する各歯のアデンダムの一部の圧力角の大きさ
    が、最初の歯の上記アデンダムの一部の圧力角から上記
    仕上げ部の上記歯の圧力角と実質的に同一である上記最
    後の歯のアデンダムの一部の圧力角まで漸進的に減少す
    る請求項1の転造ダイ。
  7. 【請求項7】 上記各アデンダムの一部が、歯のピッチ
    円より上で、かつ歯の歯先円より下に配置されている請
    求項6の転造ダイ。
  8. 【請求項8】 上記各アデンダムの一部がアデンダムの
    中央部に配置されている請求項7の転造ダイ。
  9. 【請求項9】 上記各アデンダムの一部がアデンダムの
    全体の40%〜60%である請求項8の転造ダイ。
  10. 【請求項10】 上記仕上げ部の上記歯の圧力角が25
    °〜30°の範囲から選択され、上記スタート部の上記
    最初の歯の圧力角が上記仕上げ部の選択された圧力角よ
    り16°〜20°だけ大きい請求項1の転造ダイ。
JP7188577A 1994-07-05 1995-06-30 ヘリカルギヤ用転造ダイ Pending JPH0847739A (ja)

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US08/271067 1994-07-05
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