JPH0847312A - 水田作業車 - Google Patents

水田作業車

Info

Publication number
JPH0847312A
JPH0847312A JP18559694A JP18559694A JPH0847312A JP H0847312 A JPH0847312 A JP H0847312A JP 18559694 A JP18559694 A JP 18559694A JP 18559694 A JP18559694 A JP 18559694A JP H0847312 A JPH0847312 A JP H0847312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic oil
machine body
engine
fuel tank
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18559694A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tani
覚 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP18559694A priority Critical patent/JPH0847312A/ja
Publication of JPH0847312A publication Critical patent/JPH0847312A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体の後部に油圧シリンダによって昇降駆動
される作業装置を連結するとともに、機体前部のエンジ
ンボンネットの左右横側部に畦から乗降可能な乗降用ス
テップを設けた水田作業車において、シリンダに対する
作動油のオイルフィルタの頻繁な交換をなくす。 【構成】 乗降用ステップの下方に、作業装置の油圧シ
リンダに対する作動油タンクとエンジンの燃料タンクと
を振り分け配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体の後部に苗植付装
置を備えた乗用田植機や機体の後部に除草剤散布装置を
備えた薬剤散布機などの水田作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水田作業車としての乗用田植機
は、苗植付装置昇降用シリンダに対する作動油として、
ミッションオイルを使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ミッションオイルは、
ギアの鉄粉などの混入による汚れがひどく、苗植付装置
昇降用シリンダに対する操作バルブが手動操作式の場合
には、スプールとバルブケーシングとの間に夾雑物が噛
み込まれた場合、操作しなおして対処することができる
ものの、フロートの上下動を検出して苗植付装置を昇降
制御するものでは、電磁バルブなどが使用されるため、
スプールとバルブケーシングとの間に夾雑物が噛み込ま
れた場合、昇降制御が不能に陥る不都合があり、これに
対処するには、頻繁にオイルフィルターを交換しなけれ
ばならず、シリンダに対する作動油の管理面で煩わしさ
がある。
【0004】また、従来の乗用田植機においては、特開
昭58‐422号公報に示されように、ボンネット内の
エンジンの上部に燃料タンクが配置されていたため、前
方視界を良くするために低く設定されたボンネットによ
り燃料タンクの容量を大きくできず、長時間作業ができ
ないものとなっていた。
【0005】本発明は、油圧シリンダに対する作動油の
管理面での煩わしを解消するとともに、長時間作業が行
なえるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴構成
は、機体の後部に油圧シリンダによって昇降駆動される
作業装置を連結するとともに、機体前部のエンジンボン
ネットの左右横側部に畦から乗降可能な乗降用ステップ
を設けた水田作業車において、前記乗降用ステップの下
方に、前記作業装置の油圧シリンダに対する作動油タン
クとエンジンの燃料タンクとを振り分け配置してある。
【0007】本発明の第2の特徴構成は、前記燃料タン
クの供給口を、前記エンジンボンネット内の機体の前部
に配置してある。
【0008】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、専用の作動
油タンクを設けたことによって、ギアの鉄粉などの夾雑
物の混入を防止することができ、また、作動油タンクを
乗降用ステップ下部の広いスペースに設けることによっ
て、大容量の作動油タンクを設けることができ、小容量
のものに比して油の汚れや油温の上昇による油の劣化を
抑制することができる。
【0009】また、燃料タンクも作動油タンクと同様に
大容量のものから構成し得ることとなる。
【0010】そして、機体の前部に作動油タンクと燃料
タンクとを配設することで、両タンクを、機体後部の作
業装置に対するバランスウエイト代わりに利用すること
ができ、機体前部に設けられるバランスウエイトを小さ
くし得る。
【0011】本発明の第2の特徴構成によれば、畦から
燃料を補給することが可能となる。
【0012】
【発明の効果】本発明の第1の特徴構成によれば、作動
油のオイルフィルターの頻繁な交換がなくなり、また、
作動油の油温の上昇による劣化を抑制することができ、
作動油の管理面で有利となる。
【0013】また、燃料用タンクの容量も大きくし得る
ので長時間作業が可能となる。
【0014】さらに、両タンクをウエイト代わりに利用
し得るので、機体後部の作業装置に対してバランスさせ
るために機体の前部に設けられるバランスウエイトの小
型化がはかれる。
【0015】本発明の第2の特徴構成によれば、畦から
の燃料の補給が可能となり、燃料の補給が容易となる。
【0016】
【実施例】図1は、機体の後部に作業装置としての苗植
付装置を連結したリヤマウント型乗用田植機を示し、前
記乗用田植機は、走行機体Aの後部に平行四連リンク機
構1を介して苗植付装置Bを連結し、油圧シリンダ2を
介して昇降駆動可能に構成してある。
【0017】前記苗植付装置Bは、苗植付けミッション
ケース3、苗のせ台4、苗植付機構5、整地兼センサー
フロート6から構成されており、前記センサーフロート
6の上下動により電磁バルブ(図示せず)を介して前記
油圧シリンダ2を駆動して苗植付け深さが一定となるよ
うに苗植付装置Bを昇降駆動可能に構成してある。
【0018】前記乗用田植機は、図2に示すように、機
体の前部にエンジン7、ファン8、ラジエーター9をそ
の順に配置し、これらをボンネット10で覆うととも
に、操縦ボックス11に設けた吸気口12からエンジン
冷却風を吸引して機体前方に吹き出す前方吹き出し型に
構成されており、エンジン冷却風の熱風が操縦者に当た
らないようにしてある。
【0019】また、前記乗用田植機は、エンジン7を覆
うボンネット10の左右両サイドに乗降用ステップ1
3,13を備えており、畦から容易に乗降できるように
なっている。
【0020】前記左右乗降用ステップ13,13の内、
右乗降用ステップ13の下方に前記油圧シリンダ2に対
する作動油タンク14が配置されており、左乗降用ステ
ップ13の下方に燃料タンク15が配置されている。
【0021】前記燃料タンク15の供給口15aは、後
部支点P周りで上方に揺動開閉自在なエンジンボンネッ
ト10内の機体の前部に配置されており、畦から燃料の
補給が行なえるようになっている。
【0022】また、エンジン7の右上部、つまり、燃料
タンク15から遠ざかる状態でマフラー16が配置され
ている。
【0023】〔別実施例〕水田作業車としては、機体の
後部に除草剤散布装置を備えた薬剤散布機などであって
も良い。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】機体前部の一部切欠き側面図
【図3】同、平面図
【符号の説明】
2 油圧シリンダ 10 エンジンボンネット 13 乗降用ステップ 14 作動油タンク 15 燃料タンク 15a 供給口 A 機体 B 作業装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体(A)の後部に油圧シリンダ(2)
    によって昇降駆動される作業装置(B)を連結するとと
    もに、機体前部のエンジンボンネット(10)の左右横
    側部に畦から乗降可能な乗降用ステップ(13),(1
    3)を設けた水田作業車において、前記乗降用ステップ
    (13),(13)の下方に、前記作業装置(B)の油
    圧シリンダ(2)に対する作動油タンク(14)とエン
    ジンの燃料タンク(15)とを振り分け配置してある水
    田作業車。
  2. 【請求項2】 前記燃料タンク(15)の供給口(15
    a)を、前記エンジンボンネット(10)内の機体の前
    部に配置してある請求項1に記載の水田作業車。
JP18559694A 1994-08-08 1994-08-08 水田作業車 Pending JPH0847312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18559694A JPH0847312A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 水田作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18559694A JPH0847312A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 水田作業車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0847312A true JPH0847312A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16173573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18559694A Pending JPH0847312A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 水田作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0847312A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004001746A (ja) * 2003-06-13 2004-01-08 Kubota Corp 乗用型移植機の原動部構造
JP2008263886A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Kubota Corp 水田作業車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004001746A (ja) * 2003-06-13 2004-01-08 Kubota Corp 乗用型移植機の原動部構造
JP2008263886A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Kubota Corp 水田作業車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8205701B2 (en) Operating system for tractor
EP1589153B1 (en) Swiveling utility machine having swivel deck
US8661793B2 (en) Construction machine
EP1886863B1 (en) Traveling vehicle
JPH0847312A (ja) 水田作業車
JPWO2004076265A1 (ja) 後端小旋回油圧ショベル
EP3547071B1 (en) Working machine
JP5776540B2 (ja) 作業車両
ITMI981732A1 (it) Apparecchiatura di prelievo di pressione idraulica per trattori
JP4291221B2 (ja) 建設機械
JP2019019572A (ja) 作業機
JP6907059B2 (ja) 作業機
JP5133733B2 (ja) 作業車両
JP6946090B2 (ja) 作業機
JP6896542B2 (ja) 作動油タンク構造
JP3530836B2 (ja) 低車高型キャビン付きトラクタ
JP2019019574A (ja) 作業機
JP2019020058A (ja) 作業機
JP2019019570A (ja) 作業機
JPH08302737A (ja) 旋回作業機の上部構造
JP2019019657A (ja) 作業機
US20240018748A1 (en) Construction machine
EP4209860B1 (en) Working machine
JP3672459B2 (ja) トラクタの燃料タンク配置構造
JP2574970Y2 (ja) 全旋回式作業機における上部旋回体