JPH084728A - グロメット - Google Patents
グロメットInfo
- Publication number
- JPH084728A JPH084728A JP6162942A JP16294294A JPH084728A JP H084728 A JPH084728 A JP H084728A JP 6162942 A JP6162942 A JP 6162942A JP 16294294 A JP16294294 A JP 16294294A JP H084728 A JPH084728 A JP H084728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grommet
- packing
- main body
- strip
- packing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims abstract description 67
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 42
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 13
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B27/00—Bolts, screws, or nuts formed in integral series but easily separable, particularly for use in automatic machines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B5/00—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/04—Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
- F16B37/041—Releasable devices
- F16B37/043—Releasable devices with snap action
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Dowels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性が向上するとともに、自動化にも適
し、かつグロメット間隔を変える設計変更等も比較的簡
単に行えるようにしたグロメットを提供する。 【構成】 本体部２が挿入される取付穴１４を有したパ
ッキン片１２を細条帯１３で連結して複数個のパッキン
片１２が一体に形成されているパッキン材１１を備え、
各パッキン片１２の取付穴１４に本体部２を挿入させ、
パッキン材１１を介して複数個が一体化された状態にし
て取り扱われる構成とした。
し、かつグロメット間隔を変える設計変更等も比較的簡
単に行えるようにしたグロメットを提供する。 【構成】 本体部２が挿入される取付穴１４を有したパ
ッキン片１２を細条帯１３で連結して複数個のパッキン
片１２が一体に形成されているパッキン材１１を備え、
各パッキン片１２の取付穴１４に本体部２を挿入させ、
パッキン材１１を介して複数個が一体化された状態にし
て取り扱われる構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のトリム
パネルを車体側のインナパネルに取り付ける場合等に使
用されるグロメットに関するものである。
パネルを車体側のインナパネルに取り付ける場合等に使
用されるグロメットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動車の車室内は、車体側のイ
ンナパネルにトリムパネルを取り付けて装飾している。
このトリムパネルの取り付けではタッピングスクリュー
が使用されるが、このタッピングスクリューを用いて固
定するのに先立ち、インナパネル側にタッピングスクリ
ューをねじ込むためのタッピング用穴を有したグロメッ
トが組み込まれる。また、この取付作業では、一度に多
数個のグロメットが使用されることになる。このため、
グロメットを部品供給位置より１つづつ摘み上げながら
装着するのでは、作業が面倒で、またグロメットの向き
もバラバラに置かれているので作業性が悪いと言う問題
がある。
ンナパネルにトリムパネルを取り付けて装飾している。
このトリムパネルの取り付けではタッピングスクリュー
が使用されるが、このタッピングスクリューを用いて固
定するのに先立ち、インナパネル側にタッピングスクリ
ューをねじ込むためのタッピング用穴を有したグロメッ
トが組み込まれる。また、この取付作業では、一度に多
数個のグロメットが使用されることになる。このため、
グロメットを部品供給位置より１つづつ摘み上げながら
装着するのでは、作業が面倒で、またグロメットの向き
もバラバラに置かれているので作業性が悪いと言う問題
がある。
【０００３】そこで、この問題を解決する方法の１つと
して、従来より図７に示すように、本体部５１の上部に
鍔部５２を一体に設け、かつ中心にタッピング用穴５９
を形成して成るグロメット５３を、その製造段階で、互
いに隣接し合っているグロメット５３の鍔部５２間を細
条帯５４で連結して一本の紐状に作り、その細条帯５４
で連結したまま、あるいは使用時に細条帯５４の部分で
切断して使用される構造にしたものがある。
して、従来より図７に示すように、本体部５１の上部に
鍔部５２を一体に設け、かつ中心にタッピング用穴５９
を形成して成るグロメット５３を、その製造段階で、互
いに隣接し合っているグロメット５３の鍔部５２間を細
条帯５４で連結して一本の紐状に作り、その細条帯５４
で連結したまま、あるいは使用時に細条帯５４の部分で
切断して使用される構造にしたものがある。
【０００４】そのグロメット５３を使用してインナパネ
ルにトリムパネルを取り付ける方法に付いてさらに詳し
く説明すると、車体側のインナパネルとなる取付基板５
５側には、グロメット５３の本体部５１が嵌合される取
付穴５６が形成されている。そして、グロメット５３を
取り付ける場合は、まず本体部５１が挿入される貫通穴
５８が形成されているパッキン材５７を鍔部５２と取付
基板５５との間に配し（図８参照）、この後からグロメ
ット５３の本体部５５を貫通穴５８、取付穴５６を通し
て圧入させる。
ルにトリムパネルを取り付ける方法に付いてさらに詳し
く説明すると、車体側のインナパネルとなる取付基板５
５側には、グロメット５３の本体部５１が嵌合される取
付穴５６が形成されている。そして、グロメット５３を
取り付ける場合は、まず本体部５１が挿入される貫通穴
５８が形成されているパッキン材５７を鍔部５２と取付
基板５５との間に配し（図８参照）、この後からグロメ
ット５３の本体部５５を貫通穴５８、取付穴５６を通し
て圧入させる。
【０００５】次いで、図示せぬトリムパネルが配置さ
れ、このトリムパネルを通って挿入されて来る図示せぬ
タッピングスクリューがグロメット５３のタッピング用
穴５９にネジ込み締結させる。すると、タッピングスク
リューのネジ込み締結によりグロメット５３の本体部５
１が外側に押し広げられて、本体部５１が取付基板５５
側の取付穴５６の内面に圧接されて抜け止めされる。こ
れにより、トリムパネルがインナパネルに固定されて取
り付けられる。
れ、このトリムパネルを通って挿入されて来る図示せぬ
タッピングスクリューがグロメット５３のタッピング用
穴５９にネジ込み締結させる。すると、タッピングスク
リューのネジ込み締結によりグロメット５３の本体部５
１が外側に押し広げられて、本体部５１が取付基板５５
側の取付穴５６の内面に圧接されて抜け止めされる。こ
れにより、トリムパネルがインナパネルに固定されて取
り付けられる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図７及
び図８に示した従来のグロメットの構造では、グロメッ
ト５３の取り付けに先立ってパッキン材５７を取付基板
５５上に配置しなければならないので、作業性が悪いと
言う問題点があった。また、予めパッキン材５７をグロ
メット５３の本体部５１に装着しておくことも考えられ
るが、この場合では、下側を向いている本体部５１に対
してパッキン材５７が装着されることになるので、パッ
キン材５７が途中で脱落してしまうと言う問題も発生
し、組み込みを自動化するような場合には適しない。さ
らに、グロメット５３の間隔、すなわち細条帯５４の長
さを変えようとした場合には、複雑な型形状を有したグ
ロメット５３の部分も含めて成形金型を全て作り直さな
ければならないので、その経費等を考えると簡単には設
計変更ができないと言う問題もあった。
び図８に示した従来のグロメットの構造では、グロメッ
ト５３の取り付けに先立ってパッキン材５７を取付基板
５５上に配置しなければならないので、作業性が悪いと
言う問題点があった。また、予めパッキン材５７をグロ
メット５３の本体部５１に装着しておくことも考えられ
るが、この場合では、下側を向いている本体部５１に対
してパッキン材５７が装着されることになるので、パッ
キン材５７が途中で脱落してしまうと言う問題も発生
し、組み込みを自動化するような場合には適しない。さ
らに、グロメット５３の間隔、すなわち細条帯５４の長
さを変えようとした場合には、複雑な型形状を有したグ
ロメット５３の部分も含めて成形金型を全て作り直さな
ければならないので、その経費等を考えると簡単には設
計変更ができないと言う問題もあった。
【０００７】なお、このようなパッキン材５７およびグ
ロメット５３は、図９に例示する如く取付基板側に凹部
５５ａが形成されて凹部５５ａに取付孔５６が位置して
いるような場合、凹部５５ａの内径によっては切断され
た細条帯５４が凹部５５ａの開口縁に引っかかってグロ
メット５３が傾いたり取付穴５６にスムースに圧入でき
ないこともあった。
ロメット５３は、図９に例示する如く取付基板側に凹部
５５ａが形成されて凹部５５ａに取付孔５６が位置して
いるような場合、凹部５５ａの内径によっては切断され
た細条帯５４が凹部５５ａの開口縁に引っかかってグロ
メット５３が傾いたり取付穴５６にスムースに圧入でき
ないこともあった。
【０００８】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は作業性が向上するとともに、自動
化にも適し、かつグロメット間隔を変える設計変更等も
比較的簡単に行えるようにしたグロメットを提供するこ
とにある。さらに、他の目的は、以下に説明する内容の
中で順次明らかにして行く。
のであり、その目的は作業性が向上するとともに、自動
化にも適し、かつグロメット間隔を変える設計変更等も
比較的簡単に行えるようにしたグロメットを提供するこ
とにある。さらに、他の目的は、以下に説明する内容の
中で順次明らかにして行く。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、本体部と、この本体部の一端に形成された鍔部
とを一体に有し、取付基板側に穿設された取付穴に、前
記鍔部と前記取付基板との間にパッキン材を配して前記
本体部を嵌合させて取り付けられるグロメットにおい
て、前記本体部が挿入される取付穴を有したパッキン片
を細条帯で連結して複数個のパッキン片が一体に形成さ
れている前記パッキン材を備え、前記各パッキン片の前
記取付穴に前記本体部を挿入させ、前記パッキン材を介
して複数個が一体化されている構成とすることによって
達成される。また、実施に当たってはグロメットをパッ
キン材の材質と異なる材質で形成することも可能で、さ
らに前記パッキン片との間を前記細条帯の部分で簡単に
引きちぎって切断できる構成にすることも可能である。
っては、本体部と、この本体部の一端に形成された鍔部
とを一体に有し、取付基板側に穿設された取付穴に、前
記鍔部と前記取付基板との間にパッキン材を配して前記
本体部を嵌合させて取り付けられるグロメットにおい
て、前記本体部が挿入される取付穴を有したパッキン片
を細条帯で連結して複数個のパッキン片が一体に形成さ
れている前記パッキン材を備え、前記各パッキン片の前
記取付穴に前記本体部を挿入させ、前記パッキン材を介
して複数個が一体化されている構成とすることによって
達成される。また、実施に当たってはグロメットをパッ
キン材の材質と異なる材質で形成することも可能で、さ
らに前記パッキン片との間を前記細条帯の部分で簡単に
引きちぎって切断できる構成にすることも可能である。
【００１０】
【作用】この構成によれば、細条帯で連結されたパッキ
ン片にグロメットを取り付けて、複数個が一体化された
状態で取り扱うことができる。また、パッキン材の上側
からグロメットを取り付けるので、パッキン材上に取り
付けたグロメットが取付基板に組み込まれる前に脱落し
てしまうと言うようなことが無くなり、自動化もし易く
なる。さらに、グロメットの間隔を変更したいような場
合には、比較的金型設計が簡単なパッキン材側を変更し
て対処することができる。
ン片にグロメットを取り付けて、複数個が一体化された
状態で取り扱うことができる。また、パッキン材の上側
からグロメットを取り付けるので、パッキン材上に取り
付けたグロメットが取付基板に組み込まれる前に脱落し
てしまうと言うようなことが無くなり、自動化もし易く
なる。さらに、グロメットの間隔を変更したいような場
合には、比較的金型設計が簡単なパッキン材側を変更し
て対処することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図１は本発明の一実施例として示すグ
ロメットを一部分解して示す斜視図である。図１におい
て、このグロメット１は、パッキン材１１と一体化され
て取り扱われるものである。
詳細に説明する。図１は本発明の一実施例として示すグ
ロメットを一部分解して示す斜視図である。図１におい
て、このグロメット１は、パッキン材１１と一体化され
て取り扱われるものである。
【００１２】さらに詳述すると、グロメット１は樹脂製
であり、水平断面が略矩形状をした本体部２と、この本
体部２の上部に一体に形成された鍔部３とを一体に有
し、鍔部３から本体部２の下端にわたって、その中心に
タッピング用穴４が形成されている。
であり、水平断面が略矩形状をした本体部２と、この本
体部２の上部に一体に形成された鍔部３とを一体に有
し、鍔部３から本体部２の下端にわたって、その中心に
タッピング用穴４が形成されている。
【００１３】パッキン材１１は樹脂製であり、比較的薄
く板状をした小片としてなる複数のパッキン片１２を、
その製造段階で細条帯１３により互いに連結させ、一本
のベルト状に形成されている。また、各パッキン片１２
には、その中心にグロメット１の本体部２に対応した取
付穴１４が上下に貫通して形成されている。なお、この
パッキン材１１は、パッキンとして機能させるためにグ
ロメット１を形成している樹脂の材質よりも柔らかい材
質のものが好ましく、ゴムやスポンジ等であっても差し
支えないものである。さらに、細条帯１３は、各パッキ
ン片１２との間を強く引くと、必要に応じて引きちぎる
ことができるように設定されている。なお、この図１に
示す実施例では、細条帯１３は、パッキン片１２と同じ
厚みで、かつ全ての部分の幅を同じにして形成している
が、引きちぎり易くするのに、例えば図２に示すように
中間部分１３ａをさらに細く形成したり、あるいは図３
に示すように厚みをパッキン片１２よりも小さく形成し
ても良いのである。また、図３において、より引きちぎ
り易くしたい場合は、細条帯１３の中間部に波線で加入
した如くＶ形のノッチ溝１３ａを形成すると、このノッ
チ溝１３ｂの定部分で確実かつ容易に切断することがで
きる。
く板状をした小片としてなる複数のパッキン片１２を、
その製造段階で細条帯１３により互いに連結させ、一本
のベルト状に形成されている。また、各パッキン片１２
には、その中心にグロメット１の本体部２に対応した取
付穴１４が上下に貫通して形成されている。なお、この
パッキン材１１は、パッキンとして機能させるためにグ
ロメット１を形成している樹脂の材質よりも柔らかい材
質のものが好ましく、ゴムやスポンジ等であっても差し
支えないものである。さらに、細条帯１３は、各パッキ
ン片１２との間を強く引くと、必要に応じて引きちぎる
ことができるように設定されている。なお、この図１に
示す実施例では、細条帯１３は、パッキン片１２と同じ
厚みで、かつ全ての部分の幅を同じにして形成している
が、引きちぎり易くするのに、例えば図２に示すように
中間部分１３ａをさらに細く形成したり、あるいは図３
に示すように厚みをパッキン片１２よりも小さく形成し
ても良いのである。また、図３において、より引きちぎ
り易くしたい場合は、細条帯１３の中間部に波線で加入
した如くＶ形のノッチ溝１３ａを形成すると、このノッ
チ溝１３ｂの定部分で確実かつ容易に切断することがで
きる。
【００１４】このように構成されたパッキン材１１は、
グロメット１と一体化される前、図示せぬボビンに巻回
されて保管される。そして、グロメット１と一体化され
るに当たっては、ボビンより引き出され、この引き出さ
れたパッキン材１１におけるパッキン片１２の取付穴１
４に、この上方より本体部２が落とし込まれる状態にし
て緩く挿入され、これによりパッキン材１１で１本の帯
状につなげられたグロメット１が形成される。このよう
にしてつなげられたグロメット１は、細条帯１３の部分
で１つづつ、または複数個づつに引きちぎられて使用さ
れる。
グロメット１と一体化される前、図示せぬボビンに巻回
されて保管される。そして、グロメット１と一体化され
るに当たっては、ボビンより引き出され、この引き出さ
れたパッキン材１１におけるパッキン片１２の取付穴１
４に、この上方より本体部２が落とし込まれる状態にし
て緩く挿入され、これによりパッキン材１１で１本の帯
状につなげられたグロメット１が形成される。このよう
にしてつなげられたグロメット１は、細条帯１３の部分
で１つづつ、または複数個づつに引きちぎられて使用さ
れる。
【００１５】また、このようにして一体化されたグロメ
ット１を取り付ける方法を示したのが図４及び図５であ
る。そのグロメット１を使用してインナパネルにトリム
パネルを取り付ける場合に付いて次に説明すると、車体
側のインナパネルとなる取付基板３１側には、グロメッ
ト１の本体部２が嵌合される取付穴３２が形成されてい
る。そして、グロメット１を取り付ける場合は、図５に
示すように手等で掴んでグロメット１の本体部２を貫通
穴３２を通して１つづつ圧入させると、グロメット１と
パッキン片１２とを同時に取り付けることができる。
ット１を取り付ける方法を示したのが図４及び図５であ
る。そのグロメット１を使用してインナパネルにトリム
パネルを取り付ける場合に付いて次に説明すると、車体
側のインナパネルとなる取付基板３１側には、グロメッ
ト１の本体部２が嵌合される取付穴３２が形成されてい
る。そして、グロメット１を取り付ける場合は、図５に
示すように手等で掴んでグロメット１の本体部２を貫通
穴３２を通して１つづつ圧入させると、グロメット１と
パッキン片１２とを同時に取り付けることができる。
【００１６】次いで、図示せぬトリムパネルが配置さ
れ、このトリムパネルを通って挿入されて来る図示せぬ
タッピングスクリューがグロメット１のタッピング用穴
４にネジ込み締結させる。すると、タッピングスクリュ
ーのネジ込み締結によりグロメット１の本体部２が外側
に押し広げられて、本体部２が取付基板３１側の取付穴
３２の内面に圧接されて抜け止めされる。これにより、
トリムパネルがインナパネルに固定されて取り付けられ
る。
れ、このトリムパネルを通って挿入されて来る図示せぬ
タッピングスクリューがグロメット１のタッピング用穴
４にネジ込み締結させる。すると、タッピングスクリュ
ーのネジ込み締結によりグロメット１の本体部２が外側
に押し広げられて、本体部２が取付基板３１側の取付穴
３２の内面に圧接されて抜け止めされる。これにより、
トリムパネルがインナパネルに固定されて取り付けられ
る。
【００１７】したがって、本実施例のグロメットでは、
本体部２が挿入される取付穴１４を有したパッキン片１
２を細条帯１３で連結して複数個のパッキン片１２が一
体に形成されているパッキン材１１を備え、各パッキン
片１２の取付穴１４に本体部２を挿入させ、パッキン材
１１を介して複数個が一体化されて取り扱うことができ
る構造にし、これを細条帯１３の部分で必要数だけ引き
ちぎって使用することができるようにしているので、取
り扱い並びに作業性が向上する。しかも、パッキン材１
１の上側からグロメット１を取り付けているので、パッ
キン材１１上に取り付けたグロメット１が取付基板３１
に組み込まれる前に、パッキン材１１より脱落してしま
うと言うようなことも無く、自動化もし易い。さらに、
グロメット１の間隔を変更したいような場合には、グロ
メット１自体の設計変更は行わずに、比較的金型設計が
簡単なパッキン材１１側を変更して対処することができ
るので、簡単に設計変更することができる。
本体部２が挿入される取付穴１４を有したパッキン片１
２を細条帯１３で連結して複数個のパッキン片１２が一
体に形成されているパッキン材１１を備え、各パッキン
片１２の取付穴１４に本体部２を挿入させ、パッキン材
１１を介して複数個が一体化されて取り扱うことができ
る構造にし、これを細条帯１３の部分で必要数だけ引き
ちぎって使用することができるようにしているので、取
り扱い並びに作業性が向上する。しかも、パッキン材１
１の上側からグロメット１を取り付けているので、パッ
キン材１１上に取り付けたグロメット１が取付基板３１
に組み込まれる前に、パッキン材１１より脱落してしま
うと言うようなことも無く、自動化もし易い。さらに、
グロメット１の間隔を変更したいような場合には、グロ
メット１自体の設計変更は行わずに、比較的金型設計が
簡単なパッキン材１１側を変更して対処することができ
るので、簡単に設計変更することができる。
【００１８】なお、パッキン材１１は、グロメット１を
形成している樹脂の材質よりも充分に柔らかい材質のも
を用いることにより、図６に例示する如く取付基板３１
に凹部３１ａが形成されて凹部３１ａに取付孔３２が位
置しているような場合、凹部３１ａの内径が小さくて
も、パッキン片１２自体が収縮容易であるため押し込め
操作によって切断された細条帯１３が凹部３１ａの開口
縁に引っかかることなく凹部３１ａの内部に確実に配置
することができる。
形成している樹脂の材質よりも充分に柔らかい材質のも
を用いることにより、図６に例示する如く取付基板３１
に凹部３１ａが形成されて凹部３１ａに取付孔３２が位
置しているような場合、凹部３１ａの内径が小さくて
も、パッキン片１２自体が収縮容易であるため押し込め
操作によって切断された細条帯１３が凹部３１ａの開口
縁に引っかかることなく凹部３１ａの内部に確実に配置
することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
細条帯で連結されたパッキン片にグロメットを取り付け
て、複数個が一体化された状態で取り扱うことができる
ので、作業性の向上が期待できる。また、パッキン材の
上側からグロメットを取り付けるので、パッキン材上に
取り付けたグロメットが取付基板に組み込まれる前に、
脱落してしまうと言うようなことが無くなり、自動化も
し易くなる。さらに、グロメットの間隔を変更したいよ
うな場合には、比較的金型設計が簡単なパッキン材側を
変更して対処することができるので、さほどコストを上
げずに設計変更を簡単に行うことができる。
細条帯で連結されたパッキン片にグロメットを取り付け
て、複数個が一体化された状態で取り扱うことができる
ので、作業性の向上が期待できる。また、パッキン材の
上側からグロメットを取り付けるので、パッキン材上に
取り付けたグロメットが取付基板に組み込まれる前に、
脱落してしまうと言うようなことが無くなり、自動化も
し易くなる。さらに、グロメットの間隔を変更したいよ
うな場合には、比較的金型設計が簡単なパッキン材側を
変更して対処することができるので、さほどコストを上
げずに設計変更を簡単に行うことができる。
【図１】本発明に係るグロメットの一実施例を一部分解
して示す斜視図である。
して示す斜視図である。
【図２】細条帯の一変形例を示す図である。
【図３】細条帯の他の変形例を示す図である。
【図４】本発明に係るグロメットの取付方法を説明する
ための図である。
ための図である。
【図５】本発明に係るグロメットの取付方法を説明する
ための図である。
ための図である。
【図６】本発明に係るグロメットが取り付けられる取付
基板の他の例を示す図である。
基板の他の例を示す図である。
【図７】従来のグロメットの取付方法を説明するための
図である。
図である。
【図８】従来のグロメットの取付方法を説明するための
図である。
図である。
【図９】従来のグロメットが取り付けられる取付基板の
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
１ グロメット ２ 本体部 ３ 鍔部 １１ パッキン材 １２ パッキン片 １３ 細条帯 １４ 取付穴 ３１ 取付基板 ３２ 貫通穴
Claims (3)
- 【請求項１】 本体部と、この本体部の一端に形成され
た鍔部とを一体に有し、取付基板側に穿設された取付穴
に、前記鍔部と前記取付基板との間にパッキン材を配し
て前記本体部を嵌合させて取り付けられるグロメットに
おいて、 前記本体部が挿入される取付穴を有したパッキン片を細
条帯で連結して複数個のパッキン片が一体に形成されて
いる前記パッキン材を備え、 前記各パッキン片の前記取付穴に前記本体部を挿入さ
せ、前記パッキン材を介して複数個が一体化されている
ことを特徴とするグロメット。 - 【請求項２】 前記パッキン材の材質と異なる材質で形
成した請求項１に記載のグロメット。 - 【請求項３】 前記パッキン片との間を前記細条帯の部
分で簡単に引きちぎって切断できる構成にした請求項１
または２に記載のグロメット。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162942A JPH084728A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | グロメット |
| KR1019950001002A KR960001518A (ko) | 1994-06-22 | 1995-01-20 | 글로미트(grommet) |
| GB9511431A GB2290774B (en) | 1994-06-22 | 1995-06-06 | Assembly of a plurality of grommets and a packing strip |
| SE9502242A SE9502242L (sv) | 1994-06-22 | 1995-06-20 | Genomföringshylsa |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162942A JPH084728A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | グロメット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084728A true JPH084728A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15764189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6162942A Pending JPH084728A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | グロメット |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084728A (ja) |
| KR (1) | KR960001518A (ja) |
| GB (1) | GB2290774B (ja) |
| SE (1) | SE9502242L (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103213759A (zh) * | 2012-01-20 | 2013-07-24 | 王蓓莹 | 紧固构件包装结构 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1827753A2 (en) * | 2004-12-21 | 2007-09-05 | Unimerco A/S | A method of driving a t-nut into a pre-drilled hole in a work piece, an apparatus for carrying out the method, a t-nut strip and a t-nut |
| US8887913B2 (en) * | 2005-12-19 | 2014-11-18 | Symmetry Medical Manufacturing, Inc. | Grommet matrix |
| US10888937B2 (en) | 2011-01-17 | 2021-01-12 | Stafast Products, Inc. | Apparatus and method for severing and inserting collated t-nuts |
| DE102020205112A1 (de) | 2020-04-22 | 2021-10-28 | Te Connectivity Germany Gmbh | Streifen aneinandergereihter Blindstopfen für einen Stecker |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4279341A (en) * | 1979-10-15 | 1981-07-21 | Illinois Tool Works Inc. | Fastener strip |
| AU7769881A (en) * | 1980-12-08 | 1982-06-17 | Signode Corp. | Washer strip for fasteners |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP6162942A patent/JPH084728A/ja active Pending
-
1995
- 1995-01-20 KR KR1019950001002A patent/KR960001518A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-06-06 GB GB9511431A patent/GB2290774B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-20 SE SE9502242A patent/SE9502242L/ not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103213759A (zh) * | 2012-01-20 | 2013-07-24 | 王蓓莹 | 紧固构件包装结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2290774A (en) | 1996-01-10 |
| SE9502242D0 (sv) | 1995-06-20 |
| GB2290774B (en) | 1998-01-28 |
| SE9502242L (sv) | 1995-12-23 |
| GB9511431D0 (en) | 1995-08-02 |
| KR960001518A (ko) | 1996-01-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6095594A (en) | Exterior body side cladding attachment for a motor vehicle and related method | |
| US4811922A (en) | Flat wire harness attaching unit | |
| US8011720B2 (en) | Apparatus to aid in the assembly of cables and electrical components | |
| JPH084728A (ja) | グロメット | |
| US8973961B1 (en) | Vehicle trim panel | |
| US6092684A (en) | Connectable cases and the manufacturing method thereof | |
| US6808079B2 (en) | Electrical outlet box | |
| US5774041A (en) | Designer chime cover | |
| JPH0735269A (ja) | 結束バンド | |
| JP4138588B2 (ja) | 配線用ボックスおよび配線用ボックスカバー、並びに、配線用ボックスまたは配線用ボックスカバーに用いられる係合体 | |
| US20050068747A1 (en) | Snap-In Cluster Attachment | |
| JP2002048117A (ja) | 仮止め部品及び被取付部材の取付構造 | |
| CN2434286Y (zh) | 缆线保护固定装置 | |
| KR19980059956U (ko) | 체인지-부츠 장착장치 | |
| KR200185712Y1 (ko) | 자동차의 웨더 스트립 장착구조(Structure for mounting a wether strip of an automobile) | |
| JPH11208715A (ja) | シュリンクフィルム付き台紙の製造方法 | |
| KR0128031Y1 (ko) | 트림 고정용 클립구조 | |
| KR0122093Y1 (ko) | 자동차의 사이드미러 실내측커버 취부용 클립 | |
| KR200255459Y1 (ko) | 자동차 트렁크 힌지의 리드선 커버 체결구조 | |
| KR19990019908A (ko) | 버스용 루프 필라의 배선구조 | |
| JPH11234864A (ja) | ケーブルブッシング | |
| JPH11155225A (ja) | ワイヤーハーネス用取付具 | |
| KR0119176Y1 (ko) | 자동차의 사이드미러용 도어 내측 커버패널 체결구조 | |
| KR0122086Y1 (ko) | 차량의 스쿠프 플레이트 체결구조 | |
| JPH0992063A (ja) | グロメット |