JPH0847281A - 電動モータの駆動制御装置 - Google Patents

電動モータの駆動制御装置

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JPH0847281A
JPH0847281A JP6200211A JP20021194A JPH0847281A JP H0847281 A JPH0847281 A JP H0847281A JP 6200211 A JP6200211 A JP 6200211A JP 20021194 A JP20021194 A JP 20021194A JP H0847281 A JPH0847281 A JP H0847281A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ミストリガの発生を確実に防止で
き、また外部入力手段による可変制御ができ、更にモー
タ回転検出回路に電圧の安定化と温度補償とを行い得る
ことを目的としている。 【構成】 このため、導通角が大の際に多くのトリガパ
ルスを出力させ電動モータの回転数の低下を防止するた
めのミストリガを防止するミストリガ防止位相角制御回
路を設けている。また、ミストリガ防止位相角制御回路
への電圧指令を外部入力信号により行い位相角を変化さ
せる外部入力手段を設けている。更に、ミストリガ防止
位相角制御回路に電圧の安定化と温度補償とを行う周波
数・電圧変換回路を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動モータの駆動制御
装置に係り、特にミストリガの発生を確実に防止する電
動モータの駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼器に装着される燃焼ファンは、一般
に、ダンパ開度の調整によりファン風量が調整されてい
る。また、前記燃焼ファンを回転させる電動モータを位
相角にて制御する方策も考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来の電動モ
ータの駆動制御装置において、例えば燃焼器の燃焼ファ
ンを回転させる電動モータを位相角制御にて駆動状態を
制御する場合について説明する。
【0004】電動モータへの印加電圧を大とする際に、
導通角を大に設定すると、零電圧に近い箇所にてトリガ
をかけることとなる。特に、ダイアック(図13のTD
参照)やPUT(図14参照)等の素子においては、半
サイクル毎に1回のトリガパルスが出力される。
【0005】このとき、電動モータは、電圧と電流との
位相がずれているために、片側電圧のトリガが掛から
ず、図15に示す如く、電動モータに半波の直流電圧が
印加されることとなる。
【0006】この結果、半波の直流電圧が電動モータに
印加されると、ブレーキとして作用することとなり、電
動モータの回転数が異常に低下し、実用上不利であると
いう不都合がある。
【0007】また、上記不都合を解消すべく、一般的に
は、導通角の最大値を制限しているものがある。しか
し、導通角の最大値を制限すると、図16に示す如く、
トリガ点の設定に自由度がなく、使い勝手が悪いという
不都合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、電動モータの駆動状態を位
相角制御により行う位相角制御回路を有する電動モータ
の駆動制御装置において、目標とするトリガ点を任意に
設定できるコンパレータと、トリガをパルス化する時定
数設定回路と、パルス化後のトリガパルスが出力された
後に略同一時間の経過後にリトリガを行う発振回路と、
半サイクル毎に時定数設定回路をリセットするリセット
回路とからなるとともに導通角が大の際に多くのトリガ
パルスを出力させ前記電動モータの回転数の低下を防止
するためのミストリガを防止するミストリガ防止位相角
制御回路を設けたことを特徴とする。
【0009】また、電動モータの駆動状態を位相角制御
により行う位相角制御回路を有する電動モータの駆動制
御装置において、導通角が大の時に多くのトリガパルス
を出力させて前記電動モータの回転数の低下を防止する
ためのミストリガを防止するミストリガ防止位相角制御
回路を設け、このミストリガ防止位相角制御回路への電
圧指令を外部入力信号により行い位相角を変化させる外
部入力手段を設けたことを特徴とする。
【0010】更に、電動モータの駆動状態を位相角制御
により行う位相角制御回路を有する電動モータの駆動制
御装置において、導通角が大の時に多くのトリガパルス
を出力させて前記電動モータの回転数の低下を防止する
ためのミストリガを防止するミストリガ防止位相角制御
回路を設け、電圧の安定化と温度補償とを行う周波数・
電圧変換回路を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上述の如く発明したことにより、導通角が大の
際には、ミストリガ防止位相角制御回路によって多くの
トリガパルスを出力させ、電動モータの回転数の低下を
防止し、ミストリガを防止している。
【0012】また、外部入力手段からの電圧指令を受け
た際には、外部入力信号による制御を可能とするととも
に、外部入力手段による可変制御の自由度を大としてい
る。
【0013】更に、周波数・電圧変換回路によって電圧
の変動を受け難くして電圧を安定化させるとともに、温
度による特性の変化を防止して温度補償を行っている。
【0014】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図1〜図7はこの発明の第1実施例を示す
ものである。図1において、2は電動モータの駆動制御
装置の駆動制御回路である。
【0016】この駆動制御回路2は、目標とするトリガ
点を任意に設定できるコンパレータ4と、トリガをパル
ス化する時定数設定回路6と、パルス化後のトリガパル
スが出力された後に略同一時間の経過後にリトリガを行
う発振回路8と、半サイクル毎に時定数設定回路6をリ
セットするリセット回路10とからなるとともに、導通
角が大の際に多くのトリガパルスを出力させ前記電動モ
ータの回転数の低下を防止するためのミストリガを防止
するミストリガ防止位相角制御回路12を設ける構成と
する。
【0017】詳述すれば、図1に示す如く、ミストリガ
防止位相角制御回路12は、電源端子14に電動モータ
用端子16を接続する際に、ブリッジ形の整流器18と
トライアック20とトライアック22とを介設してい
る。
【0018】また、整流器18には、電圧を安定化させ
る電圧安定化回路24と、前記時定数設定回路6と、前
記リセット回路10のリセットタイミング設定回路26
と、リセット回路10と、基準値を設定する基準値設定
回路28と、前記コンパレータ4と、トリガパルスの発
生を遅延させるトリガパルス発生遅延回路30とが夫々
接続されている。
【0019】前記電圧安定化回路24は、ツエナーダイ
オード32と、このツエナーダイオード32に対して直
列に接続した温度補償用のダイオード34とからなると
ともに、前記時定数設定回路6は、抵抗36と、可変抵
抗38と、コンデンサ40とからなり、そして、リセッ
トタイミング設定回路26は、2個の抵抗42、44か
らなる。
【0020】更に、リセット回路10は、コンパレータ
46からなり、基準値設定回路28は、3個の抵抗4
8、50、52からなり、トリガパルス発生遅延回路3
0は、直列に配設した抵抗54とコンデンサ56とから
なる。
【0021】更にまた、トリガパルス発生遅延回路30
はトランジスタ58を介してダイオード60に接続して
いる。
【0022】このとき、ダイオード60の駆動を行う際
に、電源からの直流によってダイオード60を駆動して
もミストリガを防止することはできるが、消費電力が大
であることにより、採用までには至っていない。
【0023】更に、前記ミストリガ防止位相角制御回路
12は、図5に示す如く、導通角が大、例えば最大導通
時に、トリガパルスを多く出力するものであるが、導通
角が小、つまり最小導通時には、図7に示す如く、トリ
ガパルスの出力が少なくなる。
【0024】また、最大導通時の電動モータ端子間電圧
を図4に開示するとともに、最小導通時の電動モータ端
子間電圧を図6に開示する。
【0025】次に作用について説明する。
【0026】60Hzにおける位相角制御は、交流電圧
(AC)に応じて夫々設定されており、回転数(rp
m)と位相角(deg)との関係は、図2に示す如きも
のである。
【0027】また、最大導通時には、図5に示す如く、
多くのトリガパルスが出力され、逆に最小導通時には、
図7に示す如く、トリガパルスの出力が少なくなり、ミ
ストリガの発生を防止している。そして、電源投入時に
ミストリガが防止されることにより、図3に示す如く、
モータ電源及びモータ電圧が正常状態となる。
【0028】これにより、最大導通時に多くのトリガパ
ルスを出力するとともに、逆に最小導通時にはトリガパ
ルスの出力を少なくし、位相角を大とした際に生ずるミ
ストリガを確実に防止することができる。
【0029】また、ミストリガの防止によって、図3に
示す如く、モータ電流及びモータ電圧を正常状態とする
ことができ、電動モータに半波の電圧が印加される惧れ
がなく、ブレーキ現象が生ぜず、電動モータの回転数が
低下する不具合を回避し得て、実用上有利である。
【0030】更に、図4に示す如く、トリガ点を制限す
る必要がないことにより、位相角を大とすることがで
き、トリガ点の設定の自由度が大となり、特に高回転域
での制御を安定化させることができ、使い勝手を向上し
得る。
【0031】図8及び図9はこの発明の第2実施例を示
すものである。この第2実施例において、上述第1実施
例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0032】この第2実施例の特徴とするところは、前
記ミストリガ防止位相角制御回路12への電圧指令を外
部入力信号により行い位相角を変化させる外部入力手段
70を設けた点にある。
【0033】すなわち、図8及び図9に示す如く、ミス
トリガ防止位相角制御回路12に電圧・電流変換回路7
2と、積分回路74と、周波数・電圧変換回路76とを
接続するとともに、積分回路74と周波数・電圧変換回
路76間にマイクロコンピュータからなる外部入力手段
70を接続するものである。
【0034】前記電圧・電流変換回路72は2個のOP
アンプ78、80を有し、積分回路74は1個のOPア
ンプ82とコンデンサ84とからなる。
【0035】また、前記周波数・電圧変換回路76は、
コンパレータ86に連絡すべく並列に接続したコンデン
サ88とダイオード90、ツエナーダイオード92と、
デューティ可変回路部94と、トリガ生成部96とを有
している。
【0036】さすれば、前置した前記周波数・電圧変換
回路76の入出力特性が直線的であることにより、電圧
から位相角への変換が行われ、外部入力手段70からの
電圧指令を受けた際に制御可能となり、外部入力手段7
0による可変制御の自由度を大とすることができる。
【0037】また、最大導通時に多くのトリガパルスを
出力するとともに、逆に最小導通時にはトリガパルスの
出力を少なくすることにより、上述第1実施例のものと
同様に、位相角を大とした際に生ずるミストリガを確実
に防止することができる。
【0038】更に、ミストリガの防止によって、モータ
電流及びモータ電圧を正常状態とすることができること
により、上述第1実施例のものと同様に、電動モータに
半波の電圧が印加される惧れがなく、ブレーキ現象が生
ぜず、電動モータの回転数が低下する不具合を回避し得
て、実用上有利である。
【0039】更にまた、トリガ点を制限する必要がない
ことにより、上述第1実施例のものと同様に、位相角を
大とすることができ、トリガ点の設定の自由度が大とな
り、特に高回転域での制御を安定化させることができ、
使い勝手を向上し得る。
【0040】図10〜図12はこの発明の第3実施例を
示すものである。
【0041】この第3実施例の特徴とするところは、前
記ミストリガ防止位相角制御回路12に電圧の安定化と
温度補償とを行う周波数・電圧変換回路100を接続し
て設けた点にある。
【0042】すなわち、図10に示す如く、周波数・電
圧(F/V)変換回路100は、デューティ可変回路部
94と、電圧を安定化させるツエナーダイオード102
と、温度補償用ダイオード104と、トリガ生成部10
6とを有し、トリガ点設定用コンデンサ108に充電を
行い、温度及びAC電源電圧の変動を防止するものであ
る。
【0043】また、前記ツエナーダイオード102と温
度補償用ダイオード104と保護用抵抗110とにより
出力電圧安定化回路112を構成し、トリガ点設定用コ
ンデンサ108と抵抗114とによりCRフィルタ部1
16を構成している。
【0044】さすれば、入力されたパルスは定幅のパル
スに変化され、このとき周波数によってデューティ(d
uty)比が可変となるものである。
【0045】また、前記ツエナーダイオード102と温
度補償用ダイオード104と保護用抵抗110とからな
る電源安定化回路112により定電圧化されるととも
に、CRフィルタ部116によって積分され、アナログ
値を得ている。
【0046】更に、前記周波数・電圧(F/V)変換回
路100の特性内の入出力特性は、図11に記す如く、
直線的であり、理論値に対する誤差は、図12に示す如
く、約±1.0以下の微小なものである。
【0047】これにより、前記周波数・電圧変換回路の
定電圧化機能と温度補償機能とによってIC電源電圧の
変動が受け難いとともに、温度ドリフト、つまり温度に
よる特性の変化を防止し得て、実用上有利である。
【0048】また、最大導通時に多くのトリガパルスを
出力するとともに、逆に最小導通時にはトリガパルスの
出力を少なくすることにより、上述第1及び第2実施例
のものと同様に、位相角を大とした際に生ずるミストリ
ガを確実に防止することができる。
【0049】更に、ミストリガの防止によって、モータ
電流及びモータ電圧を正常状態とすることができること
により、上述第1及び第2実施例のものと同様に、電動
モータに半波の電圧が印加される惧れがなく、ブレーキ
現象が生ぜず、電動モータの回転数が低下する不具合を
回避し得て、実用上有利である。
【0050】更にまた、トリガ点を制限する必要がない
ことにより、上述第1及び第2実施例のものと同様に、
位相角を大とすることができ、トリガ点の設定の自由度
が大となり、特に高回転域での制御を安定化させること
ができ、使い勝手を向上し得る。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、目標とするトリガ点を任意に設定できるコンパレー
タと、トリガをパルス化する時定数設定回路と、パルス
化後のトリガパルスが出力された後に略同一時間の経過
後にリトリガを行う発振回路と、半サイクル毎に時定数
設定回路をリセットするリセット回路とからなるととも
に導通角が大の際に多くのトリガパルスを出力させ電動
モータの回転数の低下を防止するためのミストリガを防
止するミストリガ防止位相角制御回路を設けたので、最
大導通時に多くのトリガパルスを出力するとともに、逆
に最小導通時にはトリガパルスの出力を少なくし、位相
角を大とした際に生ずるミストリガを確実に防止し得
る。また、ミストリガの防止によってモータ電流及びモ
ータ電圧を正常状態とすることができ、電動モータに半
波の電圧が印加される惧れがなく、電動モータの回転数
が低下する不具合を回避し得て、ブレーキ現象が生ぜ
ず、実用上有利である。更に、トリガ点を制限する必要
がないことにより、位相角を大とすることができ、トリ
ガ点の設定の自由度が大となり、特に高回転域での制御
を安定化させることができ、使い勝手を向上し得るもの
である。
【0052】また、導通角が大の時に多くのトリガパル
スを出力させて電動モータの回転数の低下を防止するた
めのミストリガを防止するミストリガ防止位相角制御回
路を設け、ミストリガ防止位相角制御回路への電圧指令
を外部入力信号により行い位相角を変化させる外部入力
手段を設けたので、電圧から位相角への変換が行われ、
外部入力手段からの電圧指令を受けた際に制御可能とな
り、外部入力手段による可変制御の自由度を大とするこ
とができる。また、最大導通時に多くのトリガパルスを
出力するとともに、逆に最小導通時にはトリガパルスの
出力を少なくすることにより、位相角を大とした際に生
ずるミストリガを確実に防止し得る。更に、ミストリガ
の防止によって、モータ電流及びモータ電圧を正常状態
とすることができることにより、電動モータに半波の電
圧が印加される惧れがなく、電動モータの回転数が低下
する不具合を回避し得て、ブレーキ現象が生ぜず、実用
上有利である。更にまた、トリガ点を制限する必要がな
いことにより、位相角を大とすることができ、トリガ点
の設定の自由度が大となり、特に高回転域での制御を安
定化させることができ、使い勝手を向上し得るものであ
る。
【0053】更に、導通角が大の時に多くのトリガパル
スを出力させて電動モータの回転数の低下を防止するた
めのミストリガを防止するミストリガ防止位相角制御回
路を設け、電圧の安定化と温度補償とを行う周波数・電
圧変換回路を設けたので、周波数・電圧変換回路の定電
圧化機能と温度補償機能とによって電圧の変動が受け難
いとともに、温度ドリフト、つまり温度による特性の変
化を防止し得て、実用上有利である。また、最大導通時
に多くのトリガパルスを出力するとともに、逆に最小導
通時にはトリガパルスの出力を少なくすることにより、
位相角を大とした際に生ずるミストリガを確実に防止し
得る。更に、ミストリガの防止によって、モータ電流及
びモータ電圧を正常状態とすることができることによ
り、電動モータに半波の電圧が印加される惧れがなく、
電動モータの回転数が低下する不具合を回避し得て、ブ
レーキ現象が生ぜず、実用上有利である。更にまた、ト
リガ点を制限する必要がないことにより、位相角を大と
することができ、トリガ点の設定の自由度が大となり、
特に高回転域での制御を安定化させることができ、使い
勝手を向上し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す電動モータの駆動
制御装置の駆動制御回路図である。
【図2】位相角制御における回転数(rpm)と位相角
(deg)との関係を示す図である。
【図3】電源投入時にミストリガが発生せずに正常に立
ち上がった状態を示す図である。
【図4】最大導通時のモータ端子間電圧を示す図であ
る。
【図5】最大導通時のトリガパルスを示す図である。
【図6】最小導通時のモータ端子間電圧を示す図であ
る。
【図7】最小導通時のトリガパルスを示す図である。
【図8】この発明の第2実施例を示す電動モータの駆動
制御装置の駆動制御回路図である。
【図9】図8の点a、bに連絡する回路図である。
【図10】この発明の第3実施例を示す周波数・電圧変
換回路図である。
【図11】周波数・電圧(F/V)変換回路特性の入出
力特性を示す図である。
【図12】周波数・電圧(F/V)変換回路特性の理論
値に対する誤差を示す図である。
【図13】この発明の従来の技術を示すダイアックを含
む回路図である。
【図14】PUTを含む回路図である。
【図15】半波の直流電流を示す図である。
【図16】最大導通時のモータ端子間電圧を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 電動モータの駆動制御装置の駆動制御回路 4 コンパレータ 6 時定数設定回路 8 発振回路 10 リセット回路 12 ミストリガ防止位相角制御回路 14 電源端子 16 電動モータ用端子 18 整流器 20 トライアック 22 トライアック 24 電圧安定化回路 26 リセットタイミング設定回路 28 基準値設定回路 30 トリガパルス発生遅延回路 32 ツエナーダイオード 34 ダイオード 36 抵抗 38 可変抵抗 40 コンデンサ 42、44 抵抗 46 コンパレータ 48、50、52 抵抗 54 抵抗 56 コンデンサ 58 トランジスタ 60 ダイオード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図9】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータの駆動状態を位相角制御によ
    り行う位相角制御回路を有する電動モータの駆動制御装
    置において、目標とするトリガ点を任意に設定できるコ
    ンパレータと、トリガをパルス化する時定数設定回路
    と、パルス化後のトリガパルスが出力された後に略同一
    時間の経過後にリトリガを行う発振回路と、半サイクル
    毎に時定数設定回路をリセットするリセット回路とから
    なるとともに導通角が大の際に多くのトリガパルスを出
    力させ前記電動モータの回転数の低下を防止するための
    ミストリガを防止するミストリガ防止位相角制御回路を
    設けたことを特徴とする電動モータの駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 電動モータの駆動状態を位相角制御によ
    り行う位相角制御回路を有する電動モータの駆動制御装
    置において、導通角が大の時に多くのトリガパルスを出
    力させて前記電動モータの回転数の低下を防止するため
    のミストリガを防止するミストリガ防止位相角制御回路
    を設け、このミストリガ防止位相角制御回路への電圧指
    令を外部入力信号により行い位相角を変化させる外部入
    力手段を設けたことを特徴とする電動モータの駆動制御
    装置。
  3. 【請求項3】 電動モータの駆動状態を位相角制御によ
    り行う位相角制御回路を有する電動モータの駆動制御装
    置において、導通角が大の時に多くのトリガパルスを出
    力させて前記電動モータの回転数の低下を防止するため
    のミストリガを防止するミストリガ防止位相角制御回路
    を設け、電圧の安定化と温度補償とを行う周波数・電圧
    変換回路を設けたことを特徴とする電動モータの駆動制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数・電圧変換回路は、電圧を安
    定化させるツエナーダイオードと、温度補償用ダイオー
    ドとを有し、正確に回転数を検出することができるトリ
    ガ点設定用コンデンサに充電を行い、温度及びAC電源
    電圧の変動を防止する周波数・電圧変換回路である特許
    請求の範囲の請求項3に記載の電動モータの駆動制御装
    置。
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