JPH02262878A - インダクションモータ起動装置 - Google Patents

インダクションモータ起動装置

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JPH02262878A
JPH02262878A JP1084393A JP8439389A JPH02262878A JP H02262878 A JPH02262878 A JP H02262878A JP 1084393 A JP1084393 A JP 1084393A JP 8439389 A JP8439389 A JP 8439389A JP H02262878 A JPH02262878 A JP H02262878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase angle
induction motor
rotation speed
rotational speed
rise time
Prior art date
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Pending
Application number
JP1084393A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kameyama
亀山 伸一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH02262878A publication Critical patent/JPH02262878A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、インダクションモータ起動装置に関する。
(従来の技術) 通常、位相制御方式を用いてインダクションモータ(以
下、単にモータとも云う)の回転数を与えられた設定回
転数に一致させるように起動するインダクションモータ
起動装置においては、運転開始時にモータの起動を補償
するための起動補償位相角で駆動し、その後設定回転数
に合わせるべく位相角を補正していくようにしている。
この際、位相角を起動補償位相角から徐々に補正してい
った場合、目標回転数に安定するまでに時間がかかって
しまう。
そこで、従来は、あらかじめ回転数と位相角の関係を示
すテーブルを用意しておき、モータ起動後にこのテーブ
ルから求めた一定の位相角を位相角初期値とし、この位
相角初期値から補正を行う等の方法をとっていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、一定の回転数を得るための位相角は、負荷変
動や電源電圧変動があると変化する。
しかし、従来の方法では回転数と位相角の関係が固定さ
れているため、負荷変動や電源電圧変動に対応すること
ができなかった。
そこで、この発明は、モータの起動後、負荷変動や電源
電圧変動を加味した位相角初期値を決定し、速やかに設
定回転数に安定させることができるインダクションモー
タ起動装置を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、第1の発明は、位相制御方
式を用いてインダクションモータの回転数を与えられた
設定回転数に一致させるように起動するインダクション
モータ起動装置において、インダクションモータの回転
開始から設定回転数まで一定位相角で駆動する起動補償
手段と、前記インダクションモータの回転開始から前記
設定回転数に到達するまでの時間を測定する立上がり時
間測定手段と、該立上がり時間測定手段で測定された立
上がり時間から前記設定回転数を維持するのに必要な位
相角を推定する位相角推定手段と、設定回転数到達後、
前記位相角推定手段により推定された位相角を新たに位
相角初期値として設定する位相角設定手段とを有するこ
とを要旨とする。
また、第2の発明は、位相制御方式を用いてインダクシ
ョンモータの回転数を与えられた設定回転数に一致させ
るように起動するインダクションモータ起動装置におい
て、前記与えられた設定回転数を第1の回転数とし該第
1の回転数から一定の関係にある第2の回転数を求める
演算手段と、インダクションモータの回転開始から前記
第2の回転数まで一定位相角で駆動する起動補償手段と
、前記インダクションモータの回転開始から前記第2の
回転数に到達するまでの時間を測定する立上がり時間測
定手段と、該立上がり時間測定手段で測定された立上が
り時間から前記第1の回転数を維持するのに必要な位相
角を推定する位相角推定手段と、前記第2の回転数到達
後、前記位相角推定手段により推定された位相角を新た
に位相角初期値として設定する位相角設定手段とを有す
ることを要旨とする。
(作用) 第1の発明では、インダクションモータの停止時に設定
回転数を与え、まず起動補償位相角でインダクションモ
ータを駆動する。すると回転数が上昇していき、設定回
転数に達したところでそれまでの立上がり時間から推定
した位相角初期値に切替える。このように立上がり時間
を用いて位相角初期値を推定することにより、インダク
ションモータの負荷が大きくなったとき、又は電源電圧
が低くなったときは立上がり時間が長くなるので、位相
角初期値は小さくなりインダクションモタに大きな電力
が印加される。逆にインダクションモータの負荷が小さ
くなったとき、又は電源電圧が高くなったときは立上が
り時間が短くなるので位相角初期値が大きくなりインダ
クションモタに小さな電力が印加される。このように負
荷変動や電源電圧変動を加味した位相角初期値で駆動さ
れるので、インダクションモータは速やかに設定回転数
に安定する。
また、第2の発明では、設定回転数を第1の回転数とし
、この第1の回転数から一定の関係にある第2の回転数
、例えば、設定回転数から一定の回転数を減算した回転
数までの立上がり時間で位相角初期値を推定することに
より、回転数のオーバーシュートが避けられる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第2図ないし第6図を用いて、位相角制御の基本
原理、立上がり時間と位相角の関係及び負荷変動と位相
角の関係等を説明する。
第2図は位相角制御の基本原理を説明するための図であ
る。位相角制御では、電源波形をゼロクロスから位相角
Φまでカットし、モータに供給する。従って、位相角Φ
が小さいほど供給される電力が大きくなり、モータは速
く回転する。逆に位相角Φが大きいほど供給される電力
が小さくなり、モータは遅く回転する。
第3図はモータが停止した状態から一定位相角で起動し
たときの回転数とその回転数に到達するまでの立上がり
時間の例を示す図、第4図は回転数とその回転数を維持
するのに必要な位相角の例を示す図、第5図は第3図及
び第4図から求めた立上がり時間と位相角の関係を示す
図である。
第5図に示すように、立上がり時間tと位相角Φの関係
は、傾きを81オフセツトをbとした直線Φ−at+b
に近似することができる。同図の例では1300rpm
付近での誤差が大きいが、この例のモータでは1300
rpmは最高回転数に近く、一般に最高回転数付近で位
相角の変化に対して回転数の変化がかなり小さいので無
視することができる。このことから、Φ■at+bとい
う式を持つことで立上がり時間tから必要な位相角Φを
推定できることが分る。また、第6図に示すように、負
荷が大きくなったとき、又はi4源電圧が低くなったと
きは立上がり時間が長くなるので位相角初期値が小さく
なり、負荷が小さくなったとき、又は電源電圧が高くな
ったときは立上がり時間が短くなるので位相角初期値が
大きくなることがわかる。
この実施例は、上述のような原理に基づき、モータの立
上がり時間から負荷変動や電源電圧変動を加味した位相
角初期値を決定して速やかに設定回転数に安定させるも
のである。
次いで、これを実現するための装置構成及びその作用を
第1図及び第7図を用いて説明する。
第1図中、1は交流電源であり、交流電源1はトライア
ック2を介してインダクションモータ3に接続されてい
る。4は交流電源1からの電源波形のゼロクロスを検出
するためのゼロクロス検出回路であり、そのゼロクロス
検出信号はトリガパルス発生回路5に人力されている。
トリがパルス発生回路5は、入力する位相角データに応
じたトリガパルスを発生してトライアック2を制御し、
電源波形をゼロクロスから所要の位相角までカットして
これをインダクションモータ3に供給するようになって
いる。6は回転数検出器である。
一方、7は起動補償回路であり、そのセット端子Sには
運転開始信号入力端子8が接続され、Q出力でスイッチ
9を切替制御するようになっている。スイッチ9は運転
開始時に接点すに切替えられて起動補償位相角データ入
力端子11をトリガパルス発生回路5に接続させるよう
になっている。
而して起動補償回路7及び起動補償位相角データ入力端
子11により起動補償手段が構成されている。
12は回転数データ入力端子、13は設定回転数を第1
の回転数としたとき、この第1の回転数から一定の関係
にある第2の回転数を演算する演算手段としての減算回
路、14は減算回路13か・らの回転数データと回転検
出器6で検出された回転数との一致を検出する一致検出
回路であり、その出力端子は立上がり時間測定手段とし
てのタイマカウンタ15及び起動補償回路7のリセット
端子Rに接続されている。16は立上がり時間から位相
角初期値を推定する位相角推定手段としての演算回路、
17は設定回転数データと回転数検出器6で検出された
回転数との誤差を検出する誤差検出回路、18は位相角
設定手段としての積分回路であり、この積分回路18に
は演算回路16及び誤差検出回路17の各出力が入力さ
れ、その出力端子はスイッチ9のa接点に接続されてい
る。
次に、上述のように構成されたインダクションモータ起
動装置の作用を第7図を用いて説明する。
モータ3の停止時に設定回転数データ入力端子12に設
定回転数NSが与えられる。そして運転開始信号入力端
子8に運転開始信号が与えられると起動補償回路7がセ
ットされ、そのQ出力によりスイッチ9が接点すに接続
されて起動補償位相角データがトリガパルス発生回路5
に与えられる。
これによりモータ3は起動補償位相角Φ0で駆動され、
回転を開始する。回転数検出器6で検出された回転数は
、−散積出回路14で減算回路13から出力される回転
数データと比較される。
このとき、減算回路13から出力する回転数ブタとして
は、設定回転数NSのデータをそのまま用いてもよく、
また、設定回転数NSを第1の回転数とし、この第1の
回転数から一定の関係にある第2の回転数、例えば(設
定回転数−100rpm)のデータとしてもよい。以後
、この減算回路13から出力される回転数データを設定
された回転数データという。
このような設定された回転数データと回転数検出器6か
らの回転数とが一致するまでタイマカウンタ15で時間
が積算され、モータ3の回転開始から設定された回転数
データに到達するまでの立上がり時間が測定される。両
データが一致したら、演算回路16では、その立上がり
時間から設定回転数NSを維持するのに必要な位相角初
期値の推定が行われ、積分回路18がその推定された位
相角初期値にセットされる。これと同時に起動補償回路
7がリセットされ、そのQ出力の反転によりスイッチ9
が接点aに切替えられて積分回路2の出力がトリガパル
ス発生回路5に入力する。
このようにして、モータ3の回転数が、設定された回転
数データに達したところで、立上がり時間から推定され
た位相角1、即ち負荷変動や電源電圧変動が加味された
位相角初期値に切替えられ、モータ3の回転数は速やか
に設定回転数NSで安定する。以後、誤差検出回路17
の出力を積分回路18で積分することで、モータ3の回
転数が設定回転数NSと一致するように位相角を補正し
ていく。
ここで、前述のように、設定された回転数データを第2
の回転数(上述の例では、設定回転数−10Orpm)
として位相角の推定を行った場合には回転数のオーバー
シュートを避けることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば位相角推定線を直線近似ではなく、他の方法でデ
ータを持つことも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、第1の発明によれば、回転開始か
ら設定回転数に到達するまでの立上がり時間を測定し、
位相角をこの立上がり時間から推定した位相角初期値に
切替えるようにしたため、負荷変動や電源電圧変動の影
響が低減してインダクションモータの回転数を速やかに
設定回転数に安定させることができる。
また、第2の発明によれば、設定回転数を第1の回転数
とし、この第1の回転数から一定の関係にある第2の回
転数、例えば、設定回転数から一定の回転数を減算した
回転数までの立上がり時間で位相角初期値を推定するよ
うにしたため、上記第1の発明の効果に加えて、さらに
回転数のオーバーシュートが避けられて、インダクショ
ンモタの回転数を一層速やかに設定回転数に安定させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの発明に係るインダクションモ
ータ起動装置の実施例を示すもので、第1図は装置構成
を示すブロック図、第2図は位相角制御の原理を説明す
るための図、第3図は一定位相角で駆動したときの回転
数対立上がり時間の関係を示す特性図、第4図は回転数
とその回転数を維持するのに必要な位相角との関係を示
す特性図、第5図は立上がり時間と位相角との関係を示
す特性図、第6図は負荷変動と位相角との関係を示す特
性図、第7図は起動時における回転数と位相角の推移を
説明するための図である。 3:インダクションモータ、 7:起動補償手段を構成する起動補償回路、8:運転開
始信号入力端子、 11:起動補償位相角データ入力端子、12:設定回転
数データ入力端子、 13二減算回路(演算手段)、 15:タイマカウンタ(立上がり時間測定手段)16:
演算回路(位相角推定手段)、 18:積分回路(位相角設定手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)位相制御方式を用いてインダクションモータの回
    転数を与えられた設定回転数に一致させるように起動す
    るインダクションモータ起動装置において、 インダクションモータの回転開始から設定回転数まで一
    定位相角で駆動する起動補償手段と、前記インダクショ
    ンモータの回転開始から前記設定回転数に到達するまで
    の時間を測定する立上がり時間測定手段と、該立上がり
    時間測定手段で測定された立上がり時間から前記設定回
    転数を維持するのに必要な位相角を推定する位相角推定
    手段と、設定回転数到達後、前記位相角推定手段により
    推定された位相角を新たに位相角初期値として設定する
    位相角設定手段とを有することを特徴とするインダクシ
    ョンモータ起動装置。
  2. (2)位相制御方式を用いてインダクションモータの回
    転数を与えられた設定回転数に一致させるように起動す
    るインダクションモータ起動装置において、 前記与えられた設定回転数を第1の回転数とし該第1の
    回転数から一定の関係にある第2の回転数を求める演算
    手段と、インダクションモータの回転開始から前記第2
    の回転数まで一定位相角で駆動する起動補償手段と、前
    記インダクションモータの回転開始から前記第2の回転
    数に到達するまでの時間を測定する立上がり時間測定手
    段と、該立上がり時間測定手段で測定された立上がり時
    間から前記第1の回転数を維持するのに必要な位相角を
    推定する位相角推定手段と、前記第2の回転数到達後、
    前記位相角推定手段により推定された位相角を新たに位
    相角初期値として設定する位相角設定手段とを有するこ
    とを特徴とするインダクションモータ起動装置。
JP1084393A 1989-04-03 1989-04-03 インダクションモータ起動装置 Pending JPH02262878A (ja)

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JP1084393A JPH02262878A (ja) 1989-04-03 1989-04-03 インダクションモータ起動装置

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JPH02262878A true JPH02262878A (ja) 1990-10-25

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ID=13829325

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JP (1) JPH02262878A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104852649A (zh) * 2014-12-12 2015-08-19 重庆五福科技有限公司 一种电感负载等功率启动的汽油发电机调压器和调压电路
CN105048903A (zh) * 2014-12-12 2015-11-11 重庆五福科技有限公司 一种汽油发电机调压器及其调压电路

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CN104852649A (zh) * 2014-12-12 2015-08-19 重庆五福科技有限公司 一种电感负载等功率启动的汽油发电机调压器和调压电路
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