JPH08471A - 無煙ロースター - Google Patents
無煙ロースターInfo
- Publication number
- JPH08471A JPH08471A JP6134297A JP13429794A JPH08471A JP H08471 A JPH08471 A JP H08471A JP 6134297 A JP6134297 A JP 6134297A JP 13429794 A JP13429794 A JP 13429794A JP H08471 A JPH08471 A JP H08471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roaster
- air
- smoke
- chamber
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアカーテン方式の排煙タイプのロースター
において、外気の吹出口と排煙のための吸込口とをロー
スターの周囲上方で上下位置に配列したから、角形はも
ちろんのこと丸形のロースターにも適用でき、さらに、
鍋用コンロとの併用も可能で、顧客の要望にひろく応え
ることができる。 【構成】 ロースター６の周囲上方に吸気チャンバー１
の吸込口８を臨ませ、該吸込口８の上方に外気吹出用の
給気チャンバー２の吹出口９を臨ませ、これら吸気チャ
ンバー１と給気チャンバー２はファン５を有するダクト
３ａ，３ｂで室外に連通させた。
において、外気の吹出口と排煙のための吸込口とをロー
スターの周囲上方で上下位置に配列したから、角形はも
ちろんのこと丸形のロースターにも適用でき、さらに、
鍋用コンロとの併用も可能で、顧客の要望にひろく応え
ることができる。 【構成】 ロースター６の周囲上方に吸気チャンバー１
の吸込口８を臨ませ、該吸込口８の上方に外気吹出用の
給気チャンバー２の吹出口９を臨ませ、これら吸気チャ
ンバー１と給気チャンバー２はファン５を有するダクト
３ａ，３ｂで室外に連通させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、焼肉用の無煙ロースタ
ーに関するものである。
ーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】朝鮮料理やジンギスカン料理等の焼肉店
では、通常、テーブル毎にロースターを置き、その上で
客自身が肉を焼きながら食するものである。しかし、ロ
ースター上で肉が焼ける際には、煙が発生したり、油分
が周囲に飛散したりすることが多く、このため、これら
油や煙の充満で衣服や髪の毛にしみや臭いが付くという
ことで焼肉を敬遠することもある。
では、通常、テーブル毎にロースターを置き、その上で
客自身が肉を焼きながら食するものである。しかし、ロ
ースター上で肉が焼ける際には、煙が発生したり、油分
が周囲に飛散したりすることが多く、このため、これら
油や煙の充満で衣服や髪の毛にしみや臭いが付くという
ことで焼肉を敬遠することもある。
【０００３】このような煙の充満を解消するものとし
て、例えば出願人が先に出願した実願平１−１１１６８
９号がある。これは、エアカーテン方式の無煙ロースタ
ーで、ロースターの左右脇上部に給気チャンバーの吹出
口と吸気チャンバーの吸込口とを対向させて臨ませ、こ
れら給気チャンバーと吸気チャンバーとはファンを有す
るダクトで室外に連通させたものである。
て、例えば出願人が先に出願した実願平１−１１１６８
９号がある。これは、エアカーテン方式の無煙ロースタ
ーで、ロースターの左右脇上部に給気チャンバーの吹出
口と吸気チャンバーの吸込口とを対向させて臨ませ、こ
れら給気チャンバーと吸気チャンバーとはファンを有す
るダクトで室外に連通させたものである。
【０００４】この実願平１−１１１６８９号の無煙ロー
スターは、室外からの新鮮な空気をファンにより給気チ
ャンバーの吹出口から吸気チャンバーの吸込口に向けて
吹き出し、これによりロースターの上方にエアカーテン
を形成し、ロースターの鉄板表面で焼かれる肉からでた
油分や煙をエアカーテンに巻き込んで吸込口から吸気チ
ャンバーに吸い込み、ダクトを介して室外に排出するも
のである。
スターは、室外からの新鮮な空気をファンにより給気チ
ャンバーの吹出口から吸気チャンバーの吸込口に向けて
吹き出し、これによりロースターの上方にエアカーテン
を形成し、ロースターの鉄板表面で焼かれる肉からでた
油分や煙をエアカーテンに巻き込んで吸込口から吸気チ
ャンバーに吸い込み、ダクトを介して室外に排出するも
のである。
【０００５】そして、このようなエアカーテン方式の無
煙ロースターは、外気を利用して排煙するものであるた
め、吸込方式を採用する場合に、排気のために室内の空
調空気を一緒に捨てずにすみ、冷暖房のエネルギーロス
がないという利点がある。
煙ロースターは、外気を利用して排煙するものであるた
め、吸込方式を採用する場合に、排気のために室内の空
調空気を一緒に捨てずにすみ、冷暖房のエネルギーロス
がないという利点がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記実願平１
−１１１６８９号の無煙ロースターは、外気の吹出口と
排煙のための吸込口との設置位置が対向位置に限定され
るため、形状的に角形のロースターにしか適用できず、
丸形のロースターを望む顧客の要望に応えることができ
なかった。
−１１１６８９号の無煙ロースターは、外気の吹出口と
排煙のための吸込口との設置位置が対向位置に限定され
るため、形状的に角形のロースターにしか適用できず、
丸形のロースターを望む顧客の要望に応えることができ
なかった。
【０００７】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、エアカーテン方式の排煙タイプのロースターにおい
て、角形はもちろんのこと丸形のロースターにも適用で
き、顧客の要望に応えることができ、さらに、鍋用コン
ロとの併用も可能な無煙ロースターを提供することにあ
る。
し、エアカーテン方式の排煙タイプのロースターにおい
て、角形はもちろんのこと丸形のロースターにも適用で
き、顧客の要望に応えることができ、さらに、鍋用コン
ロとの併用も可能な無煙ロースターを提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第１に、ロースターの周囲上方に吸気チャン
バーの吸込口を臨ませ、該吸込口の上方に外気吹出用の
給気チャンバーの吹出口を臨ませ、これら吸気チャンバ
ーと給気チャンバーはファンを有するダクトで室外に連
通させたことを要旨とするものである。
するため、第１に、ロースターの周囲上方に吸気チャン
バーの吸込口を臨ませ、該吸込口の上方に外気吹出用の
給気チャンバーの吹出口を臨ませ、これら吸気チャンバ
ーと給気チャンバーはファンを有するダクトで室外に連
通させたことを要旨とするものである。
【０００９】第２に、ロースターは角形または丸形の形
状であることを要旨とするものである。
状であることを要旨とするものである。
【００１０】
【作用】請求項１記載の本発明によれば、室外から新鮮
な空気はファンにより給気チャンバーの吹出口からロー
スターの上方に吹き出され、ここにエアカーテンを形成
する。このエアカーテンは、ロースターの上方を覆い、
油や煙の飛散を遮る。
な空気はファンにより給気チャンバーの吹出口からロー
スターの上方に吹き出され、ここにエアカーテンを形成
する。このエアカーテンは、ロースターの上方を覆い、
油や煙の飛散を遮る。
【００１１】そして、ロースターの鉄板表面で焼かれる
肉から出る油分や煙は上昇してエアカーテンに巻き込ま
れ、吹出口の下方に位置する吸込口から吸気チャンバー
に吸い込まれダクトを介して室外に排出される。
肉から出る油分や煙は上昇してエアカーテンに巻き込ま
れ、吹出口の下方に位置する吸込口から吸気チャンバー
に吸い込まれダクトを介して室外に排出される。
【００１２】請求項２記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、給気チャンバーの吹出口と吸気チャンバーの
吸込口とを上下に位置させてロースターの周囲上方に臨
ませることで、角形のロースターだけでなく、丸形のロ
ースターにも適用でき顧客の要望にひろく応えることが
できる。
に加えて、給気チャンバーの吹出口と吸気チャンバーの
吸込口とを上下に位置させてロースターの周囲上方に臨
ませることで、角形のロースターだけでなく、丸形のロ
ースターにも適用でき顧客の要望にひろく応えることが
できる。
【００１３】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図１は本発明の無煙ロースターの実施例を示
す説明図で、図中６は角形または丸形のロースターで、
このロースター６の周囲上方に吸気チャンバー１の吸込
口８を臨ませ、該吸込口８のさらに上方に外気吹出用の
給気チャンバー２の吹出口９を臨ませ、これら吸気チャ
ンバー１と給気チャンバー２はそれぞれファン５を有す
るダクト３ａ，３ｂで室外に連通させた。
説明する。図１は本発明の無煙ロースターの実施例を示
す説明図で、図中６は角形または丸形のロースターで、
このロースター６の周囲上方に吸気チャンバー１の吸込
口８を臨ませ、該吸込口８のさらに上方に外気吹出用の
給気チャンバー２の吹出口９を臨ませ、これら吸気チャ
ンバー１と給気チャンバー２はそれぞれファン５を有す
るダクト３ａ，３ｂで室外に連通させた。
【００１４】図中６ａはロースター６の表面の鉄板を示
し、この鉄板６ａの上方にはテーブルにロースター６を
設置するための凹所７が形成され、前記吸気チャンバー
１の吸込口８及び給気チャンバー２の吹出口９はこの凹
所７を囲むようにして鉄板６ａの上方に臨む。
し、この鉄板６ａの上方にはテーブルにロースター６を
設置するための凹所７が形成され、前記吸気チャンバー
１の吸込口８及び給気チャンバー２の吹出口９はこの凹
所７を囲むようにして鉄板６ａの上方に臨む。
【００１５】また、ファン５の吹き出し側のダクト３
ａ，３ｂにはそれぞれダンパー４を設けた。
ａ，３ｂにはそれぞれダンパー４を設けた。
【００１６】次に作用について説明する。発熱するロー
スター６の鉄板６ａの上で肉を焼き、これを食するのは
従来と同様である。この間、両ファン５を作動すれば、
室外の新鮮空気がダクト３ｂに取り込まれ、給気チャン
バー２の吹出口９からロースター６の上方に水平に吹き
出される。
スター６の鉄板６ａの上で肉を焼き、これを食するのは
従来と同様である。この間、両ファン５を作動すれば、
室外の新鮮空気がダクト３ｂに取り込まれ、給気チャン
バー２の吹出口９からロースター６の上方に水平に吹き
出される。
【００１７】このようにして吹き出された空気はエアカ
ーテンを形成し、ロースター６の上方を覆い、鉄板６ａ
上からでる油や煙の飛散を遮る。そして、この油や煙は
上昇してこのエアカーテンに巻き込まれることで、吸気
口８からは吸気チャンバー１内に吸い込まれてダクト３
ａを介して室外に排出される。
ーテンを形成し、ロースター６の上方を覆い、鉄板６ａ
上からでる油や煙の飛散を遮る。そして、この油や煙は
上昇してこのエアカーテンに巻き込まれることで、吸気
口８からは吸気チャンバー１内に吸い込まれてダクト３
ａを介して室外に排出される。
【００１８】よって、鉄板６ａの上からでる油や煙は凹
所７内で吸込口８で吸い込まれ、エアカーテンより外側
にでることはない。
所７内で吸込口８で吸い込まれ、エアカーテンより外側
にでることはない。
【００１９】そして、このエアカーテンは室内の空気を
取り込むことはほとんどなく、室内からエアカーテンに
入る空気の量は微量であるから、室内の冷暖房のエネル
ギーロスは少なくてすむ。
取り込むことはほとんどなく、室内からエアカーテンに
入る空気の量は微量であるから、室内の冷暖房のエネル
ギーロスは少なくてすむ。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように本発明の無煙ロースタ
ーは、エアカーテン方式の排煙タイプのロースターにお
いて、外気の吹出口と排煙のための吸込口とをロースタ
ーの周囲上方で上下位置に配列したから、角形はもちろ
んのこと丸形のロースターにも適用でき、さらに、鍋用
コンロとの併用も可能で、顧客の要望にひろく応えるこ
とができるものである。
ーは、エアカーテン方式の排煙タイプのロースターにお
いて、外気の吹出口と排煙のための吸込口とをロースタ
ーの周囲上方で上下位置に配列したから、角形はもちろ
んのこと丸形のロースターにも適用でき、さらに、鍋用
コンロとの併用も可能で、顧客の要望にひろく応えるこ
とができるものである。
【図１】本発明の無煙ロースターの実施例を示す説明図
である。
である。
１…吸気チャンバー ２…給気チャンバー ３ｓ，３ｂ…ダクト ４…ダンパー ５…ファン ６…ロースター ６ａ…鉄板 ７…凹所 ８…吸込口 ９…吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正己 福岡県福岡市中央区桜坂３−11−20−303 (72)発明者 稲田 紀道 福岡県福岡市博多区博多駅前４丁目13番11 号 東洋熱工業株式会社九州支店内
Claims (2)
- 【請求項１】 ロースターの周囲上方に吸気チャンバー
の吸込口を臨ませ、該吸込口の上方に外気吹出用の給気
チャンバーの吹出口を臨ませ、これら吸気チャンバーと
給気チャンバーはファンを有するダクトで室外に連通さ
せたことを特徴とする無煙ロースター。 - 【請求項２】 ロースターは角形または丸形の形状であ
る請求項１記載の無煙ロースター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6134297A JP2796777B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 無煙ロースター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6134297A JP2796777B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 無煙ロースター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08471A true JPH08471A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2796777B2 JP2796777B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=15124995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6134297A Expired - Lifetime JP2796777B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 無煙ロースター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2796777B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516005U (ja) * | 1978-07-17 | 1980-02-01 | ||
| JPH0186938U (ja) * | 1987-12-01 | 1989-06-08 | ||
| JP3055029U (ja) * | 1998-06-16 | 1998-12-22 | 泰仁 阿部 | 掃除機 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP6134297A patent/JP2796777B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516005U (ja) * | 1978-07-17 | 1980-02-01 | ||
| JPH0186938U (ja) * | 1987-12-01 | 1989-06-08 | ||
| JP3055029U (ja) * | 1998-06-16 | 1998-12-22 | 泰仁 阿部 | 掃除機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2796777B2 (ja) | 1998-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040315 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060418 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |