JPH0846915A - 画像情報記録方法及びその装置、画像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びそのシステム - Google Patents
画像情報記録方法及びその装置、画像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びそのシステムInfo
- Publication number
- JPH0846915A JPH0846915A JP7113306A JP11330695A JPH0846915A JP H0846915 A JPH0846915 A JP H0846915A JP 7113306 A JP7113306 A JP 7113306A JP 11330695 A JP11330695 A JP 11330695A JP H0846915 A JPH0846915 A JP H0846915A
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インサート編集によって画像データを記録し
た場合、インサート期間の境界部分の各画像データを復
元する際、元々記録されていた画像データについては、
元々記録されていた画像データを用いて、インサート画
像データについては、他のインサート画像データを用い
て復元できるようにすることで、誤った復元処理を防止
し、良好な再生画像を得ることを目的とする。 【構成】 インサート期間の境界においては、1つのG
OP内の一方のトラックにインサート画像のサブサンプ
ルa若しくはbの画像データを記録する。
た場合、インサート期間の境界部分の各画像データを復
元する際、元々記録されていた画像データについては、
元々記録されていた画像データを用いて、インサート画
像データについては、他のインサート画像データを用い
て復元できるようにすることで、誤った復元処理を防止
し、良好な再生画像を得ることを目的とする。 【構成】 インサート期間の境界においては、1つのG
OP内の一方のトラックにインサート画像のサブサンプ
ルa若しくはbの画像データを記録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば編集システム、
ディジタルVTR、ハードディスク装置、光ディスク装
置等に適用して好適な画像情報記録方法及びその装置、
画像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びそ
のシステムに関する。
ディジタルVTR、ハードディスク装置、光ディスク装
置等に適用して好適な画像情報記録方法及びその装置、
画像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びそ
のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、再生側VTRにセットされている
ビデオ・テープ・カセットの磁気テープ上の所望の期間
の映像信号を、記録側VTRにセットされているビデオ
・テープ・カセットの磁気テープ上の所望の位置から記
録することのできる編集システムとしては、例えば図2
8に示すようなものがある。
ビデオ・テープ・カセットの磁気テープ上の所望の期間
の映像信号を、記録側VTRにセットされているビデオ
・テープ・カセットの磁気テープ上の所望の位置から記
録することのできる編集システムとしては、例えば図2
8に示すようなものがある。
【0003】〔接続及び構成〕この図28に示す編集シ
ステムは、再生側VTR1と、記録側VTR10と、再
生側VTR1及び記録側VTR10に夫々基準信号RE
Fを供給する基準信号発生器37、再生側VTR1及び
記録側VTR10で再生された映像信号を、選択的にテ
レビジョンモニタ39に供給すると共に、再生側VTR
1及び記録側VTR10で再生された音声信号を、選択
的に増幅器40に供給する切換機38、切換機38から
の映像信号を管面上に画像として映出するテレビジョン
モニタ39、切換機38からの音声信号を増幅する増幅
器40、この増幅器40からの音声信号を音声として出
力するスピーカとで構成される。
ステムは、再生側VTR1と、記録側VTR10と、再
生側VTR1及び記録側VTR10に夫々基準信号RE
Fを供給する基準信号発生器37、再生側VTR1及び
記録側VTR10で再生された映像信号を、選択的にテ
レビジョンモニタ39に供給すると共に、再生側VTR
1及び記録側VTR10で再生された音声信号を、選択
的に増幅器40に供給する切換機38、切換機38から
の映像信号を管面上に画像として映出するテレビジョン
モニタ39、切換機38からの音声信号を増幅する増幅
器40、この増幅器40からの音声信号を音声として出
力するスピーカとで構成される。
【0004】ここで、上記再生側VTR1は、ビデオ・
テープ・カセットの磁気テープ上に記録されているディ
ジタル映像及び音声データを再生する、再生専用ディジ
タルVTRであり、上記記録側VTR10は、ビデオ・
テープ・カセットの磁気テープ上に符号化されて記録さ
れているディジタル符号化映像及び音声データを再生す
ると共に、記録しようとする映像及び音声データを、符
号化してビデオ・テープ・カセットの磁気テープ上に記
録する、記録データの符号化及び再生データの復号化を
行うことのできるディジタルVTRである。
テープ・カセットの磁気テープ上に記録されているディ
ジタル映像及び音声データを再生する、再生専用ディジ
タルVTRであり、上記記録側VTR10は、ビデオ・
テープ・カセットの磁気テープ上に符号化されて記録さ
れているディジタル符号化映像及び音声データを再生す
ると共に、記録しようとする映像及び音声データを、符
号化してビデオ・テープ・カセットの磁気テープ上に記
録する、記録データの符号化及び再生データの復号化を
行うことのできるディジタルVTRである。
【0005】上記再生側VTR1は、図示しない回転ド
ラムに登載されている記録再生ヘッド4、LTC(Lo
ngitudinal Time Code)を記録す
るための固定ヘッド4、図示しない回転ドラムや磁気テ
ープ3を走行させるための駆動系、テープローディング
機構等で構成されるテープトランスポート部4、上記テ
ープトランスポート部4の駆動系に対し、サーボをかけ
るサーボ回路6、再生された映像及び音声データPAV
や、再生タイムコードPLTCに対し再生処理を施す再
生系信号処理回路7、上記サーボ回路6や再生系信号処
理回路7を制御するシステムコントローラ8、並びに上
記システムコントローラ8に対し、再生、記録、巻き戻
し、早送り等の各種コマンドを図示しないキーの押圧に
よって入力するための操作パネル9で構成される。ここ
で、図においては、記録再生ヘッドを1つしか示してい
ないが、以下の説明の前提として、回転ドラムに180
度の角間隔で2つの記録再生ヘッドが登載されているも
のとする。
ラムに登載されている記録再生ヘッド4、LTC(Lo
ngitudinal Time Code)を記録す
るための固定ヘッド4、図示しない回転ドラムや磁気テ
ープ3を走行させるための駆動系、テープローディング
機構等で構成されるテープトランスポート部4、上記テ
ープトランスポート部4の駆動系に対し、サーボをかけ
るサーボ回路6、再生された映像及び音声データPAV
や、再生タイムコードPLTCに対し再生処理を施す再
生系信号処理回路7、上記サーボ回路6や再生系信号処
理回路7を制御するシステムコントローラ8、並びに上
記システムコントローラ8に対し、再生、記録、巻き戻
し、早送り等の各種コマンドを図示しないキーの押圧に
よって入力するための操作パネル9で構成される。ここ
で、図においては、記録再生ヘッドを1つしか示してい
ないが、以下の説明の前提として、回転ドラムに180
度の角間隔で2つの記録再生ヘッドが登載されているも
のとする。
【0006】また、上記記録側VTRは、上記再生側V
TR1から供給される映像データPV及び音声データP
Aに対し、プリエンファシス等の各種記録処理を行う記
録系信号処理回路11、この記録系信号処理回路11か
らの記録処理済みの映像データRVに対し、圧縮符号化
処理を施す映像エンコーダ12v、上記記録系信号処理
回路11からの記録処理済みの音声データに対し、圧縮
符号化処理を施す音声エンコーダ、記録時と再生時と
で、データの経路を可変する切換回路13、図示しない
回転ドラムに登載されている記録再生ヘッド15、LT
Cを記録するための固定ヘッド16、図示しない回転ド
ラムや磁気テープ17を走行させるための駆動系、テー
プローディング機構等で構成されるテープトランスポー
ト部14、上記テープトランスポート部14の駆動系に
対し、サーボをかけるサーボ回路24、再生された映像
データpvに対し復号化処理を施して元の映像データを
得る映像デコーダ20v、再生された音声データpaに
対し復号化処理を施して元の音声データを得る音声デー
タ21a、これら映像及び音声デコーダ20v及び21
aからの映像及び音声データPV及びPAに対し、夫々
デ・エンファシス等の再生処理を施すと共に、タイムコ
ードLTCに対し再生処理を施す再生系信号処理回路2
2、上記サーボ回路24や再生系信号処理回路22を制
御するシステムコントローラ23、並びに上記システム
コントローラ23に対し、再生、記録、巻き戻し、早送
り等の各種コマンドを図示しないキーの押圧によって入
力するための操作パネル25で構成される。
TR1から供給される映像データPV及び音声データP
Aに対し、プリエンファシス等の各種記録処理を行う記
録系信号処理回路11、この記録系信号処理回路11か
らの記録処理済みの映像データRVに対し、圧縮符号化
処理を施す映像エンコーダ12v、上記記録系信号処理
回路11からの記録処理済みの音声データに対し、圧縮
符号化処理を施す音声エンコーダ、記録時と再生時と
で、データの経路を可変する切換回路13、図示しない
回転ドラムに登載されている記録再生ヘッド15、LT
Cを記録するための固定ヘッド16、図示しない回転ド
ラムや磁気テープ17を走行させるための駆動系、テー
プローディング機構等で構成されるテープトランスポー
ト部14、上記テープトランスポート部14の駆動系に
対し、サーボをかけるサーボ回路24、再生された映像
データpvに対し復号化処理を施して元の映像データを
得る映像デコーダ20v、再生された音声データpaに
対し復号化処理を施して元の音声データを得る音声デー
タ21a、これら映像及び音声デコーダ20v及び21
aからの映像及び音声データPV及びPAに対し、夫々
デ・エンファシス等の再生処理を施すと共に、タイムコ
ードLTCに対し再生処理を施す再生系信号処理回路2
2、上記サーボ回路24や再生系信号処理回路22を制
御するシステムコントローラ23、並びに上記システム
コントローラ23に対し、再生、記録、巻き戻し、早送
り等の各種コマンドを図示しないキーの押圧によって入
力するための操作パネル25で構成される。
【0007】ここで、上記操作パネル25は、切換キー
26、再生キー27、一時停止キー28、停止キー2
9、早送りキー30、巻き戻しキー31、記録キー3
2、変速再生キー33s、ジョグダイアル33j、
“0”〜“9”までのテンキー34、「決定」を意味す
るエンターキー35及びLCD(Liquid cry
stal Display)36とで構成される。上記
切換キー26は、1回押圧する毎に、上記各キーの押圧
によるシステムコントローラ23の制御対象を、再生側
VTR1若しくは記録側VTR10として指定するため
のキーである。
26、再生キー27、一時停止キー28、停止キー2
9、早送りキー30、巻き戻しキー31、記録キー3
2、変速再生キー33s、ジョグダイアル33j、
“0”〜“9”までのテンキー34、「決定」を意味す
るエンターキー35及びLCD(Liquid cry
stal Display)36とで構成される。上記
切換キー26は、1回押圧する毎に、上記各キーの押圧
によるシステムコントローラ23の制御対象を、再生側
VTR1若しくは記録側VTR10として指定するため
のキーである。
【0008】〔動作〕一例として、再生側VTR1にセ
ットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
3上の所望の位置から、所望の期間だけ再生した再生映
像及び音声データPV及びPAを、記録側VTR10に
セットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テー
プ17上の、所望の位置から記録する場合の動作につい
て説明する。以下、このような編集を、「インサート編
集」と称することとする。
ットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
3上の所望の位置から、所望の期間だけ再生した再生映
像及び音声データPV及びPAを、記録側VTR10に
セットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テー
プ17上の、所望の位置から記録する場合の動作につい
て説明する。以下、このような編集を、「インサート編
集」と称することとする。
【0009】インサート編集を行うためには、再生側V
TR1で再生すべき映像及び音声データPV及びPAを
選択する前処理と、記録側VTR10にセットされてい
るビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上の記録
開始点を指定する前処理を行う必要がある。インサート
すべき画像を選択し、選択したインサートすべき画像
を、どの位置からインサートするかを指定することによ
り、使用者の意図した編集結果を得るためである。
TR1で再生すべき映像及び音声データPV及びPAを
選択する前処理と、記録側VTR10にセットされてい
るビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上の記録
開始点を指定する前処理を行う必要がある。インサート
すべき画像を選択し、選択したインサートすべき画像
を、どの位置からインサートするかを指定することによ
り、使用者の意図した編集結果を得るためである。
【0010】*インサート画像の決定 使用者が切換キー26を押圧することにより、システム
コントローラ23は、操作パネル25を介して与えられ
る指令が、再生側VTR1を制御するための指令である
ことを認識する。使用者は、先ず、再生側VTR1にセ
ットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
3上のどの位置からどの位置までの画像及び音声データ
PV及びPAを、インサート画像にすべきかを決定する
必要がある。
コントローラ23は、操作パネル25を介して与えられ
る指令が、再生側VTR1を制御するための指令である
ことを認識する。使用者は、先ず、再生側VTR1にセ
ットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
3上のどの位置からどの位置までの画像及び音声データ
PV及びPAを、インサート画像にすべきかを決定する
必要がある。
【0011】使用者は、切換機38を手動で切り換え
て、再生側VTR1で再生された映像及び音声データP
V及びPAを、テレビジョンモニタ39及びスピーカ4
1でモニタリング可能とする。続いて、使用者は、上記
操作パネル25の、再生キー27、一時停止キー28、
停止キー29、早送りキー30、巻き戻しキー31、変
速再生キー33s或いはジョグダイアル33j等を操作
し、インサート画像にすべき位置を探す。再生側VTR
1で再生された映像データPVは、切り換え機38を介
してテレビジョンモニタ39に供給され、テレビジョン
モニタ39の管面上に画像として、また、再生音声デー
タPAは、切り換え機38及び増幅器40を介してスピ
ーカ41に供給され、スピーカ41から音声として出力
される。
て、再生側VTR1で再生された映像及び音声データP
V及びPAを、テレビジョンモニタ39及びスピーカ4
1でモニタリング可能とする。続いて、使用者は、上記
操作パネル25の、再生キー27、一時停止キー28、
停止キー29、早送りキー30、巻き戻しキー31、変
速再生キー33s或いはジョグダイアル33j等を操作
し、インサート画像にすべき位置を探す。再生側VTR
1で再生された映像データPVは、切り換え機38を介
してテレビジョンモニタ39に供給され、テレビジョン
モニタ39の管面上に画像として、また、再生音声デー
タPAは、切り換え機38及び増幅器40を介してスピ
ーカ41に供給され、スピーカ41から音声として出力
される。
【0012】また、再生側VTR1で再生されたタイム
コードPLTCは、システムコントローラ23に供給さ
れ、このシステムコントローラ23において、そのタイ
ムコードPLTCの示す時間情報に対応するキャラクタ
データに変換された後に、操作パネル25のLCD36
に供給され、このLCD36の表示面上において、タイ
ムコードの内容を示す画像として表示される。
コードPLTCは、システムコントローラ23に供給さ
れ、このシステムコントローラ23において、そのタイ
ムコードPLTCの示す時間情報に対応するキャラクタ
データに変換された後に、操作パネル25のLCD36
に供給され、このLCD36の表示面上において、タイ
ムコードの内容を示す画像として表示される。
【0013】従って、使用者は、モニタリングしなが
ら、上記LCD36の表示面上に表示されたタイムコー
ドを見ることができる。つまり、使用者は、インサート
画像の先頭にしたいと考えたところで、上記LCD36
の表示されているタイムコードを紙等にメモすることが
できる。同様に、使用者は、インサート画像の最後尾の
タイムコードを紙等にメモすることができる。
ら、上記LCD36の表示面上に表示されたタイムコー
ドを見ることができる。つまり、使用者は、インサート
画像の先頭にしたいと考えたところで、上記LCD36
の表示されているタイムコードを紙等にメモすることが
できる。同様に、使用者は、インサート画像の最後尾の
タイムコードを紙等にメモすることができる。
【0014】*インサート位置の決定 続いて、使用者は、切換機38を手動で切り換えて、記
録側VTR10で再生された映像及び音声データPV及
びPAを、テレビジョンモニタ39及びスピーカ41で
モニタリング可能とする。続いて、使用者は、上記操作
パネル25の、再生キー27、一時停止キー28、停止
キー29、早送りキー30、巻き戻しキー31、変速再
生キー33s或いはジョグダイアル33j等を操作し、
インサート画像にすべき位置を探し、上述と同様に、イ
ンサート画像のインサート開始位置としたい位置のタイ
ムコードを紙にメモする。
録側VTR10で再生された映像及び音声データPV及
びPAを、テレビジョンモニタ39及びスピーカ41で
モニタリング可能とする。続いて、使用者は、上記操作
パネル25の、再生キー27、一時停止キー28、停止
キー29、早送りキー30、巻き戻しキー31、変速再
生キー33s或いはジョグダイアル33j等を操作し、
インサート画像にすべき位置を探し、上述と同様に、イ
ンサート画像のインサート開始位置としたい位置のタイ
ムコードを紙にメモする。
【0015】*インサート動作 インサート動作を、上記編集システムに行わせるために
は、使用者は、操作パネル25のテンキー34及びエン
ターキー35を用いて、インサート画像の先頭及び最後
尾のタイムコードと、インサート位置のタイムコードを
入力しなければならない。入力の仕方は簡単である。タ
イムコードは、通常、「HH(時)、MM(分)、SS
(秒)、FF(フレーム)」であるから、この順序で、
必要なテンキー34を押圧し、最後にエンターキー35
を押圧すれば良い。
は、使用者は、操作パネル25のテンキー34及びエン
ターキー35を用いて、インサート画像の先頭及び最後
尾のタイムコードと、インサート位置のタイムコードを
入力しなければならない。入力の仕方は簡単である。タ
イムコードは、通常、「HH(時)、MM(分)、SS
(秒)、FF(フレーム)」であるから、この順序で、
必要なテンキー34を押圧し、最後にエンターキー35
を押圧すれば良い。
【0016】以上の方法によって、3つのタイムコード
が入力されると、記録系VTR10のシステムコントロ
ーラ23は、再生系VTR1から最後に供給されたタイ
ムコードPLTCにより、現在の磁気テープ3の位置を
認識しているので、その認識に基いて、再生側VTR1
のシステムコントローラ8に、正若しくは逆方向高速再
生を示す制御信号CONを供給する。この制御信号CO
Nが供給されると、再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8は、テープトランスポート部2及びサーボ回路6
を制御し、正若しくは逆方向高速再生を行う。この間、
記録側VTR10のシステムコントローラ23は、再生
側VTR1から供給されるタイムコードPLTCを監視
する。そして、再生側VTR1から供給されるタイムコ
ードPLTCの示す値が、インサート画像の先頭を示す
値から数秒前の値となったことを認識すると、システム
コントローラ23は、再生側VTR1のシステムコント
ローラ8に、停止を示す制御信号CONを供給し、再生
側VTR1の動作を停止させる。ここで、「数秒前」と
は、一時停止させるべき位置よりも手前の位置を意味す
る。
が入力されると、記録系VTR10のシステムコントロ
ーラ23は、再生系VTR1から最後に供給されたタイ
ムコードPLTCにより、現在の磁気テープ3の位置を
認識しているので、その認識に基いて、再生側VTR1
のシステムコントローラ8に、正若しくは逆方向高速再
生を示す制御信号CONを供給する。この制御信号CO
Nが供給されると、再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8は、テープトランスポート部2及びサーボ回路6
を制御し、正若しくは逆方向高速再生を行う。この間、
記録側VTR10のシステムコントローラ23は、再生
側VTR1から供給されるタイムコードPLTCを監視
する。そして、再生側VTR1から供給されるタイムコ
ードPLTCの示す値が、インサート画像の先頭を示す
値から数秒前の値となったことを認識すると、システム
コントローラ23は、再生側VTR1のシステムコント
ローラ8に、停止を示す制御信号CONを供給し、再生
側VTR1の動作を停止させる。ここで、「数秒前」と
は、一時停止させるべき位置よりも手前の位置を意味す
る。
【0017】続いて、記録側VTR10のシステムコン
トローラ23は、再生側VTR1のシステムコントロー
ラ8に、通常速度の再生を行うことを示す制御信号CO
Nを供給する。これにより、システムコントローラ8
は、テープトランスポート部2及びサーボ回路6を制御
して、通常速度の再生を行う。この間、記録側VTR1
0のシステムコントローラ23は、再生側VTR1から
供給されるタイムコードPLTCを監視する。そして、
再生側VTR1から供給されるタイムコードPLTCの
示す値が、インサート画像の先頭を示す値から数秒前の
値となったことを認識すると、再生側VTR1のシステ
ムコントローラ8に、一時停止を示す制御信号CONを
供給し、再生側VTR1の動作を一時停止させる。ここ
で、上記「数秒前」の「数秒」は、記録側VTR10
が、再生を示す制御信号CONを、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8に与えてから、実際に再生側VT
R1において再生が行われるまでの時間と、「のりし
ろ」としての時間とが考慮された時間である。記録側V
TR10の磁気テープ17の位置、即ち、インサート開
始点も、上述と同様の処理によって自動的にセットされ
る。
トローラ23は、再生側VTR1のシステムコントロー
ラ8に、通常速度の再生を行うことを示す制御信号CO
Nを供給する。これにより、システムコントローラ8
は、テープトランスポート部2及びサーボ回路6を制御
して、通常速度の再生を行う。この間、記録側VTR1
0のシステムコントローラ23は、再生側VTR1から
供給されるタイムコードPLTCを監視する。そして、
再生側VTR1から供給されるタイムコードPLTCの
示す値が、インサート画像の先頭を示す値から数秒前の
値となったことを認識すると、再生側VTR1のシステ
ムコントローラ8に、一時停止を示す制御信号CONを
供給し、再生側VTR1の動作を一時停止させる。ここ
で、上記「数秒前」の「数秒」は、記録側VTR10
が、再生を示す制御信号CONを、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8に与えてから、実際に再生側VT
R1において再生が行われるまでの時間と、「のりし
ろ」としての時間とが考慮された時間である。記録側V
TR10の磁気テープ17の位置、即ち、インサート開
始点も、上述と同様の処理によって自動的にセットされ
る。
【0018】続いて、記録側VTR10のシステムコン
トローラ23は、再生側VTR1のシステムコントロー
ラ8に、再生開始を示す制御信号CONを供給すると共
に、自己のテープトランスポート部14及びサーボ回路
4を制御し、これらに再生動作を開始させる。システム
コントローラ23は、基準信号発生器37から供給され
る基準信号REFを基準にして、再生側VTR1のシス
テムコントローラ8及び自己のサーボ回路24を制御す
ることにより、再生側VTR1及び記録側VTR10の
調相をとる。
トローラ23は、再生側VTR1のシステムコントロー
ラ8に、再生開始を示す制御信号CONを供給すると共
に、自己のテープトランスポート部14及びサーボ回路
4を制御し、これらに再生動作を開始させる。システム
コントローラ23は、基準信号発生器37から供給され
る基準信号REFを基準にして、再生側VTR1のシス
テムコントローラ8及び自己のサーボ回路24を制御す
ることにより、再生側VTR1及び記録側VTR10の
調相をとる。
【0019】記録側VTR10のシステムコントローラ
23は、再生側VTR1から供給されるタイムコードP
LTCが、インサート画像の先頭位置を示すタイムコー
ドとなったときに、テープトランスポート部14に制御
信号を供給して、テープトランスポート部14に記録動
作を開始させる。これによって、再生側VTR1で再生
された映像及び音声データPV及びPAは、記録系信号
処理回路11で夫々記録処理が施される。そして、記録
処理が施された映像データRVは、映像エンコーダ12
vに供給されて圧縮符号化処理が施される。また、記録
処理が施された音声データRAは、音声エンコーダ12
aに供給されて、圧縮符号化処理が施される。
23は、再生側VTR1から供給されるタイムコードP
LTCが、インサート画像の先頭位置を示すタイムコー
ドとなったときに、テープトランスポート部14に制御
信号を供給して、テープトランスポート部14に記録動
作を開始させる。これによって、再生側VTR1で再生
された映像及び音声データPV及びPAは、記録系信号
処理回路11で夫々記録処理が施される。そして、記録
処理が施された映像データRVは、映像エンコーダ12
vに供給されて圧縮符号化処理が施される。また、記録
処理が施された音声データRAは、音声エンコーダ12
aに供給されて、圧縮符号化処理が施される。
【0020】圧縮符号化された音声データraは、映像
エンコーダ12vに供給される。映像エンコーダ12v
は、圧縮符号化処理が施された映像データrvと、音声
エンコーダ12aからの音声データraとに夫々インナ
ーパリティと、アウターパリティを付加して積符号形式
のデータ列にし、更に同期信号等を付加した後に、この
映像及び音声データravを、切り換え回路13を介し
て記録再生ヘッド15に供給する。これによって、上記
映像及び音声データravは、磁気テープ17の記録面
上に、傾斜トラックを形成するように記録される。
エンコーダ12vに供給される。映像エンコーダ12v
は、圧縮符号化処理が施された映像データrvと、音声
エンコーダ12aからの音声データraとに夫々インナ
ーパリティと、アウターパリティを付加して積符号形式
のデータ列にし、更に同期信号等を付加した後に、この
映像及び音声データravを、切り換え回路13を介し
て記録再生ヘッド15に供給する。これによって、上記
映像及び音声データravは、磁気テープ17の記録面
上に、傾斜トラックを形成するように記録される。
【0021】記録側VTR10のシステムコントローラ
23は、再生側VTR1から供給されるタイムコードP
LTCが、インサート画像の最後尾位置を示すタイムコ
ードとなったときに、テープトランスポート部14に制
御信号を供給して、テープトランスポート部14に記録
動作を停止させる。そして、この後、記録側VTR10
のシステムコントローラ23は、再生側VTR1のシス
テムコントローラ8に、停止を示す制御信号CONを供
給する。再生側VTR1のシステムコントローラ8は、
上記制御信号CONが供給されると、テープトランスポ
ート部2に制御信号を供給して、テープトランスポート
部2に再生動作を停止させる。
23は、再生側VTR1から供給されるタイムコードP
LTCが、インサート画像の最後尾位置を示すタイムコ
ードとなったときに、テープトランスポート部14に制
御信号を供給して、テープトランスポート部14に記録
動作を停止させる。そして、この後、記録側VTR10
のシステムコントローラ23は、再生側VTR1のシス
テムコントローラ8に、停止を示す制御信号CONを供
給する。再生側VTR1のシステムコントローラ8は、
上記制御信号CONが供給されると、テープトランスポ
ート部2に制御信号を供給して、テープトランスポート
部2に再生動作を停止させる。
【0022】以上のようにして、再生側VTR1にセッ
トされている、ビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
3上の所望の位置から所望の期間分だけの映像及び音声
データを、記録側VTR10にセットされている、ビデ
オ・テープ・カセットの磁気テープ17の所望の位置か
ら記録することができる。
トされている、ビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
3上の所望の位置から所望の期間分だけの映像及び音声
データを、記録側VTR10にセットされている、ビデ
オ・テープ・カセットの磁気テープ17の所望の位置か
ら記録することができる。
【0023】〔映像エンコーダ12vの説明〕次に、図
29を参照して、図28に示した映像エンコーダ12v
について説明する。図29は、図28に示した映像エン
コーダ12vの内部構成例を示す構成図である。
29を参照して、図28に示した映像エンコーダ12v
について説明する。図29は、図28に示した映像エン
コーダ12vの内部構成例を示す構成図である。
【0024】〔接続及び構成〕この図29に示す映像エ
ンコーダ12vは、図28に示した記録系信号処理回路
11からの映像データRVが供給される入力端子50
が、動き検出回路51の第1の入力端子、動き補償回路
56の他方の入力端子及びフレームメモリ52の入力端
子に接続され、このフレームメモリ52の出力端子が、
上記動き検出回路51の第2の入力端子、フレームメモ
リ54の入力端子、加算回路59の加算側入力端子、ス
イッチ60の他方の固定接点b、並びにインター/イン
トラ判定回路61の他方の入力端子に接続され、フレー
ムメモリ54の出力端子が、上記動き検出回路51の第
3の入力端子及び動き補償回路57の他方の入力端子に
接続され、動き補償回路56の出力端子が、内部に1/
2乗算器を有する加算回路58の一方の加算側入力端子
に接続され、動き補償回路57の出力端子が、加算回路
58の他方の加算側入力端子に接続され、加算回路58
の出力端子が、加算回路59の減算側入力端子に接続さ
れ、加算回路59の出力端子が、スイッチ60の一方の
固定接点a及びインター/イントラ判定回路61の一方
の入力端子に接続され、スイッチ60の可動接点cが、
DCT(Discrete Cosine Trans
form:離散的コサイン変換)回路64の入力端子に
接続され、このDCT回路64の出力端子が、量子化回
路65の入力端子に接続され、この量子化回路65の出
力端子が、可変長符号化回路66の入力端子に接続さ
れ、この可変長符号化回路66の出力端子が出力符号化
回路68の入力端子に接続され、この出力符号化回路6
8の出力端子が、出力端子69を介して、図31に示し
た切換回路13の入力端子に接続され、上記動き検出回
路51の出力端子が、動き補償回路56及び57の各一
方の入力端子並びに可変長符号化回路66の入力端子に
接続されて構成される。
ンコーダ12vは、図28に示した記録系信号処理回路
11からの映像データRVが供給される入力端子50
が、動き検出回路51の第1の入力端子、動き補償回路
56の他方の入力端子及びフレームメモリ52の入力端
子に接続され、このフレームメモリ52の出力端子が、
上記動き検出回路51の第2の入力端子、フレームメモ
リ54の入力端子、加算回路59の加算側入力端子、ス
イッチ60の他方の固定接点b、並びにインター/イン
トラ判定回路61の他方の入力端子に接続され、フレー
ムメモリ54の出力端子が、上記動き検出回路51の第
3の入力端子及び動き補償回路57の他方の入力端子に
接続され、動き補償回路56の出力端子が、内部に1/
2乗算器を有する加算回路58の一方の加算側入力端子
に接続され、動き補償回路57の出力端子が、加算回路
58の他方の加算側入力端子に接続され、加算回路58
の出力端子が、加算回路59の減算側入力端子に接続さ
れ、加算回路59の出力端子が、スイッチ60の一方の
固定接点a及びインター/イントラ判定回路61の一方
の入力端子に接続され、スイッチ60の可動接点cが、
DCT(Discrete Cosine Trans
form:離散的コサイン変換)回路64の入力端子に
接続され、このDCT回路64の出力端子が、量子化回
路65の入力端子に接続され、この量子化回路65の出
力端子が、可変長符号化回路66の入力端子に接続さ
れ、この可変長符号化回路66の出力端子が出力符号化
回路68の入力端子に接続され、この出力符号化回路6
8の出力端子が、出力端子69を介して、図31に示し
た切換回路13の入力端子に接続され、上記動き検出回
路51の出力端子が、動き補償回路56及び57の各一
方の入力端子並びに可変長符号化回路66の入力端子に
接続されて構成される。
【0025】ここで、上記フレームメモリ52及び54
は、図28に示したシステムコントローラ23から入力
端子53I及び55Iを介して夫々供給される、読み出
し/書き込み制御信号によって、画像データの読み出し
及び書き込みを行う。
は、図28に示したシステムコントローラ23から入力
端子53I及び55Iを介して夫々供給される、読み出
し/書き込み制御信号によって、画像データの読み出し
及び書き込みを行う。
【0026】また、上記フレームメモリ54にフレーム
画像データが記憶された時点においては、上記フレーム
メモリ52の出力を現在のフレームとしたとき、上記入
力端子50に供給されるフレーム画像データは、未来の
フレームとなり、上記フレームメモリ54の出力は、過
去のフレームとなる。以下、現在のフレームを「現フレ
ーム」、未来のフレームを「後フレーム」、過去のフレ
ームを「前フレーム」と夫々称することとする。
画像データが記憶された時点においては、上記フレーム
メモリ52の出力を現在のフレームとしたとき、上記入
力端子50に供給されるフレーム画像データは、未来の
フレームとなり、上記フレームメモリ54の出力は、過
去のフレームとなる。以下、現在のフレームを「現フレ
ーム」、未来のフレームを「後フレーム」、過去のフレ
ームを「前フレーム」と夫々称することとする。
【0027】また、上記動き検出回路51は、入力端子
50を介して供給されるフレーム画像データ、フレーム
メモリ52から読み出されるフレーム画像データ、並び
にフレームメモリ54から読み出されるフレーム画像デ
ータに対し、夫々例えば16ライン×16画素の大きさ
のマクロブロック単位で動き検出処理を施す。動き検出
の方法としては、例えばブロックマッチングが周知であ
る(米国特許第4897720号)。
50を介して供給されるフレーム画像データ、フレーム
メモリ52から読み出されるフレーム画像データ、並び
にフレームメモリ54から読み出されるフレーム画像デ
ータに対し、夫々例えば16ライン×16画素の大きさ
のマクロブロック単位で動き検出処理を施す。動き検出
の方法としては、例えばブロックマッチングが周知であ
る(米国特許第4897720号)。
【0028】即ち、上記動き検出回路51は、フレーム
メモリ52に記憶されている現フレームのマクロブロッ
クデータMB(f)と、入力端子50を介して供給され
る後フレームのマクロブロックデータMB(f+1)と
で動き検出を行い、その結果に基いて動きベクトルデー
タMVを得、フレームメモリ52に記憶されている現フ
レームのマクロブロックデータMB(f)と、フレーム
メモリ54に記憶されている前フレームのマクロブロッ
クデータMB(f−1)とで動き検出を行い、その結果
に基いて動きベクトルデータMVを得る。
メモリ52に記憶されている現フレームのマクロブロッ
クデータMB(f)と、入力端子50を介して供給され
る後フレームのマクロブロックデータMB(f+1)と
で動き検出を行い、その結果に基いて動きベクトルデー
タMVを得、フレームメモリ52に記憶されている現フ
レームのマクロブロックデータMB(f)と、フレーム
メモリ54に記憶されている前フレームのマクロブロッ
クデータMB(f−1)とで動き検出を行い、その結果
に基いて動きベクトルデータMVを得る。
【0029】尚、動き検出回路51の出力端子に接続さ
れている信号線を単線で示し、また、動きベクトルを示
す符号として、1つの「MV」を用いているが、動きベ
クトルデータMVは、上記各動き検出において、夫々、
フレームメモリ52に記憶されているフレーム画像デー
タの全マクロブロック分だけ求められる。
れている信号線を単線で示し、また、動きベクトルを示
す符号として、1つの「MV」を用いているが、動きベ
クトルデータMVは、上記各動き検出において、夫々、
フレームメモリ52に記憶されているフレーム画像デー
タの全マクロブロック分だけ求められる。
【0030】上記動き補償回路56は、動き検出回路5
1から供給される動きベクトルデータMVにより、入力
端子50を介して供給される後フレームのフレーム画像
データから、現フレームの処理対象であるところのマク
ロブロックMB(f)の内容に最も近い内容のマクロブ
ロックデータMB(f+1)を抽出し、抽出したマクロ
ブロックデータMB(f+1)を、加算回路58に供給
する。
1から供給される動きベクトルデータMVにより、入力
端子50を介して供給される後フレームのフレーム画像
データから、現フレームの処理対象であるところのマク
ロブロックMB(f)の内容に最も近い内容のマクロブ
ロックデータMB(f+1)を抽出し、抽出したマクロ
ブロックデータMB(f+1)を、加算回路58に供給
する。
【0031】また、上記動き補償回路57は、動き検出
回路51から供給される動きベクトルデータMVによ
り、フレームメモリ54に記憶されている前フレームの
フレーム画像データから、現フレームの処理対象である
ところのマクロブロックMB(f)の内容に最も近い内
容のマクロブロックデータMB(f−1)を抽出し、抽
出したマクロブロックデータMB(f−1)を、加算回
路58に供給する。
回路51から供給される動きベクトルデータMVによ
り、フレームメモリ54に記憶されている前フレームの
フレーム画像データから、現フレームの処理対象である
ところのマクロブロックMB(f)の内容に最も近い内
容のマクロブロックデータMB(f−1)を抽出し、抽
出したマクロブロックデータMB(f−1)を、加算回
路58に供給する。
【0032】上記加算回路58は、上記動き補償回路5
6からのマクロブロックデータMB(f+1)と、上記
動き補償回路57からのマクロブロックデータMB(f
−1)とを加算し、内部の1/2乗算器により、上記加
算結果に係数“1/2”を乗じ、結果的に、上記動き補
償回路56からのマクロブロックデータMB(f+1)
と、上記動き補償回路57からのマクロブロックデータ
MB(f−1)との平均を得る。
6からのマクロブロックデータMB(f+1)と、上記
動き補償回路57からのマクロブロックデータMB(f
−1)とを加算し、内部の1/2乗算器により、上記加
算結果に係数“1/2”を乗じ、結果的に、上記動き補
償回路56からのマクロブロックデータMB(f+1)
と、上記動き補償回路57からのマクロブロックデータ
MB(f−1)との平均を得る。
【0033】また、上記加算回路59は、フレームメモ
リ52から供給される、現フレームのマクロブロックデ
ータMB(f)から、加算回路58からの加算出力を減
算することにより、現フレームのマクロブロックデータ
MB(f)と、両方向予測によって得られたマクロブロ
ックデータとの差分を得る。
リ52から供給される、現フレームのマクロブロックデ
ータMB(f)から、加算回路58からの加算出力を減
算することにより、現フレームのマクロブロックデータ
MB(f)と、両方向予測によって得られたマクロブロ
ックデータとの差分を得る。
【0034】また、上記インター/イントラ判定回路6
1は、加算回路59からの差分データと、フレームメモ
リ52からのマクロブロックデータMB(f)、並び
に、図31に示したシステムコントローラ23から入力
端子62Iを介して供給されるフレームパルスFpとに
基いて、適宜、スイッチ60の可動接点cを、インター
側の固定接点a、若しくはイントラ側の固定接点bに接
続する。
1は、加算回路59からの差分データと、フレームメモ
リ52からのマクロブロックデータMB(f)、並び
に、図31に示したシステムコントローラ23から入力
端子62Iを介して供給されるフレームパルスFpとに
基いて、適宜、スイッチ60の可動接点cを、インター
側の固定接点a、若しくはイントラ側の固定接点bに接
続する。
【0035】ここで、以上の説明をまとめる。符号化す
べき対象となるのは、フレームメモリ52に記憶されて
いる、現フレームのフレーム画像データであり、処理単
位は、マクロブロック単位である。動き検出回路51に
おいて動き検出を行うのは、符号化すべき現フレームの
マクロブロックMB(f)の内容に最も近い先及び前フ
レームのマクロブロックデータMB(f+1)及びMB
(f−1)を探すためである。この探索が完了した結
果、即ち、最も現フレームのマクロブロックデータMB
(f)の内容に近い、先及び前フレームのマクロブロッ
クデータMB(f+1)及びMB(f−1)を検出した
結果が、動きベクトルデータMVである。この動きベク
トルデータMVを用いて、上記、最も現フレームのマク
ロブロックデータMB(f)の内容に近い先及び前フレ
ームのマクロブロックデータMB(f+1)及びMB
(f−1)を抽出することにより、共通する内容は伝送
しないようにするのである。
べき対象となるのは、フレームメモリ52に記憶されて
いる、現フレームのフレーム画像データであり、処理単
位は、マクロブロック単位である。動き検出回路51に
おいて動き検出を行うのは、符号化すべき現フレームの
マクロブロックMB(f)の内容に最も近い先及び前フ
レームのマクロブロックデータMB(f+1)及びMB
(f−1)を探すためである。この探索が完了した結
果、即ち、最も現フレームのマクロブロックデータMB
(f)の内容に近い、先及び前フレームのマクロブロッ
クデータMB(f+1)及びMB(f−1)を検出した
結果が、動きベクトルデータMVである。この動きベク
トルデータMVを用いて、上記、最も現フレームのマク
ロブロックデータMB(f)の内容に近い先及び前フレ
ームのマクロブロックデータMB(f+1)及びMB
(f−1)を抽出することにより、共通する内容は伝送
しないようにするのである。
【0036】但し、加算回路59において、両方向予測
によって得られたマクロブロックデータとの差分がとら
れた、現フレームのマクロブロックデータMB(f)
は、復号時において差分データだけでは復号化すること
ができないので、図に示すように、動きベクトルデータ
MVは、可変長符号化回路66に供給され、可変長符号
化処理によって圧縮され後に、上記差分データと共に伝
送されるのである。
によって得られたマクロブロックデータとの差分がとら
れた、現フレームのマクロブロックデータMB(f)
は、復号時において差分データだけでは復号化すること
ができないので、図に示すように、動きベクトルデータ
MVは、可変長符号化回路66に供給され、可変長符号
化処理によって圧縮され後に、上記差分データと共に伝
送されるのである。
【0037】インター/イントラ判定回路61の役割
は、上述のように、差分データの符号化と、フレームメ
モリ54の出力の符号化を選択することである。差分デ
ータ、即ち、フレーム間の差分情報を符号化することを
フレーム間符号化(インター符号化)と称し、フレーム
メモリの出力をそのまま符号化することを、フレーム内
符号化(イントラ符号化)と称する。尚、ここでいう
「符号化」は、加算回路59における差分演算のことで
はなく、後述するDCT回路64以降の回路による符号
化を意味する。本来、インター/イントラ判定回路61
による、インター及びイントラの切り換え制御は、マク
ロブロック単位でも行われているが、以下の説明を分か
りやすくするために、フレーム単位で行われているもの
とする。
は、上述のように、差分データの符号化と、フレームメ
モリ54の出力の符号化を選択することである。差分デ
ータ、即ち、フレーム間の差分情報を符号化することを
フレーム間符号化(インター符号化)と称し、フレーム
メモリの出力をそのまま符号化することを、フレーム内
符号化(イントラ符号化)と称する。尚、ここでいう
「符号化」は、加算回路59における差分演算のことで
はなく、後述するDCT回路64以降の回路による符号
化を意味する。本来、インター/イントラ判定回路61
による、インター及びイントラの切り換え制御は、マク
ロブロック単位でも行われているが、以下の説明を分か
りやすくするために、フレーム単位で行われているもの
とする。
【0038】上記スイッチ60から出力され、符号化さ
れる各フレームの画像データは、その符号化形態に応じ
て、一般にIピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャと称さ
れる。
れる各フレームの画像データは、その符号化形態に応じ
て、一般にIピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャと称さ
れる。
【0039】Iピクチャは、スイッチ60から出力され
る現フレームのマクロブロックデータMB(f)を、フ
レーム内符号化したデータからなる、1フレーム分の符
号化後の画像データである。ここでいう符号化とは、上
記DCT回路64、量子化回路65及び可変長符号化回
路66による符号化のことである。従って、Iピクチャ
の場合には、上記インター/イントラ判定回路61の制
御により、必ず上記スイッチ60の可動接点cは、固定
接点bに接続される。
る現フレームのマクロブロックデータMB(f)を、フ
レーム内符号化したデータからなる、1フレーム分の符
号化後の画像データである。ここでいう符号化とは、上
記DCT回路64、量子化回路65及び可変長符号化回
路66による符号化のことである。従って、Iピクチャ
の場合には、上記インター/イントラ判定回路61の制
御により、必ず上記スイッチ60の可動接点cは、固定
接点bに接続される。
【0040】Pピクチャは、スイッチ60から出力され
る現フレームのマクロブロックデータMB(f)と、現
フレームのマクロブロックデータMB(f)に対し、時
間的に前のフレームとなる、I若しくはPピクチャの動
き補償済みのマクロブロックデータとの差分データを符
号化(フレーム間符号化)したデータや、現フレームの
マクロブロックデータMB(f)をフレーム内符号化し
たデータからなる1フレーム分の符号化後の画像データ
である。但し、Pピクチャを生成するときに、Iピクチ
ャとしての画像データに対して動き補償を行うための動
きベクトルデータMVは、映像エンコーダ12vに入力
された順序で見て、Pピクチャとして符号化すべき画像
データと、この画像データの1つ前の画像データとで求
められたものとなる。
る現フレームのマクロブロックデータMB(f)と、現
フレームのマクロブロックデータMB(f)に対し、時
間的に前のフレームとなる、I若しくはPピクチャの動
き補償済みのマクロブロックデータとの差分データを符
号化(フレーム間符号化)したデータや、現フレームの
マクロブロックデータMB(f)をフレーム内符号化し
たデータからなる1フレーム分の符号化後の画像データ
である。但し、Pピクチャを生成するときに、Iピクチ
ャとしての画像データに対して動き補償を行うための動
きベクトルデータMVは、映像エンコーダ12vに入力
された順序で見て、Pピクチャとして符号化すべき画像
データと、この画像データの1つ前の画像データとで求
められたものとなる。
【0041】Bピクチャは、スイッチ60から出力され
る現フレームのマクロブロックデータMB(f)と、次
に示す6種類のマクロブロックデータとの差分データ
を、符号化(フレーム間符号化)したデータである。上
記6種類のマクロブロックデータは、スイッチ60から
出力される現フレームのマクロブロックデータMB
(f)と、現フレームのマクロブロックデータMB
(f)に対し、時間的に前のフレームとなる、I若しく
はPピクチャの動き補償済みのマクロブロックデータ、
スイッチ60から出力される現フレームのマクロブロッ
クデータMB(f)と、現フレームのマクロブロックデ
ータMB(f)に対し、時間的に先のフレームとなる、
I若しくはPピクチャの動き補償済みのマクロブロック
データ、スイッチ60から出力される現フレームのマク
ロブロックデータMB(f)に対し、時間的に前のフレ
ームとなるIピクチャと、時間的に先のフレームとなる
Pピクチャとから生成される補間マクロブロックデー
タ、スイッチ60から出力される現フレームのマクロブ
ロックデータMB(f)に対し、時間的に前のフレーム
となるPピクチャと、時間的に先のフレームとなるPピ
クチャとから生成される補間マクロブロックデータであ
る。
る現フレームのマクロブロックデータMB(f)と、次
に示す6種類のマクロブロックデータとの差分データ
を、符号化(フレーム間符号化)したデータである。上
記6種類のマクロブロックデータは、スイッチ60から
出力される現フレームのマクロブロックデータMB
(f)と、現フレームのマクロブロックデータMB
(f)に対し、時間的に前のフレームとなる、I若しく
はPピクチャの動き補償済みのマクロブロックデータ、
スイッチ60から出力される現フレームのマクロブロッ
クデータMB(f)と、現フレームのマクロブロックデ
ータMB(f)に対し、時間的に先のフレームとなる、
I若しくはPピクチャの動き補償済みのマクロブロック
データ、スイッチ60から出力される現フレームのマク
ロブロックデータMB(f)に対し、時間的に前のフレ
ームとなるIピクチャと、時間的に先のフレームとなる
Pピクチャとから生成される補間マクロブロックデー
タ、スイッチ60から出力される現フレームのマクロブ
ロックデータMB(f)に対し、時間的に前のフレーム
となるPピクチャと、時間的に先のフレームとなるPピ
クチャとから生成される補間マクロブロックデータであ
る。
【0042】以上の説明から分かるように、Pピクチャ
は、現フレーム以外の画像データが用いられて符号化さ
れたデータ、即ち、フレーム間符号化されたデータを含
み、また、Bピクチャは、フレーム間符号化されたデー
タのみで構成されるものであるから、単独では復号化す
ることができない。そこで、周知なように、関連する複
数のピクチャを1つのGOP(Group Of Pi
cture)とし、このGOPを単位として処理するよ
う規定されている。
は、現フレーム以外の画像データが用いられて符号化さ
れたデータ、即ち、フレーム間符号化されたデータを含
み、また、Bピクチャは、フレーム間符号化されたデー
タのみで構成されるものであるから、単独では復号化す
ることができない。そこで、周知なように、関連する複
数のピクチャを1つのGOP(Group Of Pi
cture)とし、このGOPを単位として処理するよ
う規定されている。
【0043】通常、GOPは、1または複数枚のIピク
チャと、零または複数枚の非Iピクチャとで構成され
る。以下、説明を分かりやすくするため、フレーム内符
号化された画像データをIピクチャ、両方向予測され符
号化された画像データをBピクチャとし、1つのGOP
は、1つのBピクチャと1つのIピクチャで構成される
ものとする。但し、処理開始時の先頭のBピクチャ、処
理の終了時の最後尾のBピクチャは、片方向予測され符
号化された画像データであるものとする。
チャと、零または複数枚の非Iピクチャとで構成され
る。以下、説明を分かりやすくするため、フレーム内符
号化された画像データをIピクチャ、両方向予測され符
号化された画像データをBピクチャとし、1つのGOP
は、1つのBピクチャと1つのIピクチャで構成される
ものとする。但し、処理開始時の先頭のBピクチャ、処
理の終了時の最後尾のBピクチャは、片方向予測され符
号化された画像データであるものとする。
【0044】以上の説明から分かるように、図29にお
いては、Iピクチャの生成経路は、フレームメモリ52
の出力、スイッチ60、DCT回路64以降となる。ま
た、Bピクチャの生成経路は、入力端子50、動き補償
回路56及び加算回路58、フレームメモリ54の出力
端子、動き補償回路57及び加算回路58、加算回路5
8、加算回路59、スイッチ60、DCT回路64以降
となる。
いては、Iピクチャの生成経路は、フレームメモリ52
の出力、スイッチ60、DCT回路64以降となる。ま
た、Bピクチャの生成経路は、入力端子50、動き補償
回路56及び加算回路58、フレームメモリ54の出力
端子、動き補償回路57及び加算回路58、加算回路5
8、加算回路59、スイッチ60、DCT回路64以降
となる。
【0045】上記DCT回路64は、スイッチ60の出
力を、直流から高次交流成分の係数データに変換する。
量子化回路65は、DCT回路64からの係数データ
を、決められた量子化ステップサイズで量子化する。可
変長符号化回路66は、量子化回路65からの係数デー
タと、動き検出回路51からの動きベクトルデータを、
ハフマンやランレングス符号化等の方法により符号化す
る。出力符号化回路68は、可変長符号化回路66から
の出力と、入力端子68Iを介して供給される復号情報
EDaとに、夫々インナーパリティ及びアウターパリテ
ィを付加し、積符号形式にし、更に同期信号等を付加し
て出力端子69を介して出力する。出力時の1つのGO
P内のデータ配列は、先頭から順に、復号情報、Bピク
チャのフレームデータ、復号情報、Iピクチャのフレー
ムデータとなる。
力を、直流から高次交流成分の係数データに変換する。
量子化回路65は、DCT回路64からの係数データ
を、決められた量子化ステップサイズで量子化する。可
変長符号化回路66は、量子化回路65からの係数デー
タと、動き検出回路51からの動きベクトルデータを、
ハフマンやランレングス符号化等の方法により符号化す
る。出力符号化回路68は、可変長符号化回路66から
の出力と、入力端子68Iを介して供給される復号情報
EDaとに、夫々インナーパリティ及びアウターパリテ
ィを付加し、積符号形式にし、更に同期信号等を付加し
て出力端子69を介して出力する。出力時の1つのGO
P内のデータ配列は、先頭から順に、復号情報、Bピク
チャのフレームデータ、復号情報、Iピクチャのフレー
ムデータとなる。
【0046】ここで、上記復号情報EDaは、GOPの
先頭を示すGOP先頭データ及びインター/イントラ選
択信号SELで構成される。上記GOP先頭データは、
例えばその値が“1”のときに、このGOP先頭データ
が先頭に付加されているフレームデータが、GOPの先
頭のフレームデータであることを示し、“0”のとき
に、このGOP先頭データが先頭に付加されているフレ
ームデータが、GOPの先頭ではないが、ピクチャの先
頭であることを示す。
先頭を示すGOP先頭データ及びインター/イントラ選
択信号SELで構成される。上記GOP先頭データは、
例えばその値が“1”のときに、このGOP先頭データ
が先頭に付加されているフレームデータが、GOPの先
頭のフレームデータであることを示し、“0”のとき
に、このGOP先頭データが先頭に付加されているフレ
ームデータが、GOPの先頭ではないが、ピクチャの先
頭であることを示す。
【0047】尚、図示せずも、図28に示したように、
音声エンコーダ12aからの音声データも、この出力符
号化回路68により、同様にインナーパリティ及びアウ
ターパリティが付加されて積符号形式にされた後に、チ
ャンネルコーディング処理によりディジタル変調された
後に、出力端子69を介して出力される。
音声エンコーダ12aからの音声データも、この出力符
号化回路68により、同様にインナーパリティ及びアウ
ターパリティが付加されて積符号形式にされた後に、チ
ャンネルコーディング処理によりディジタル変調された
後に、出力端子69を介して出力される。
【0048】〔動作〕次に動作について説明する。尚、
エンコード処理が開始された時点に符号化されて生成さ
れたBピクチャ、エンコード処理が終了する直前に符号
化されて生成されたBピクチャについてはその説明を省
略する。
エンコード処理が開始された時点に符号化されて生成さ
れたBピクチャ、エンコード処理が終了する直前に符号
化されて生成されたBピクチャについてはその説明を省
略する。
【0049】1つのGOPを構成するBピクチャの生成
時においては、上記インター/イントラ判定回路61の
制御により、スイッチ60の可動接点cは、インター側
固定接点aに接続される。
時においては、上記インター/イントラ判定回路61の
制御により、スイッチ60の可動接点cは、インター側
固定接点aに接続される。
【0050】動き検出回路51において、現フレームの
マクロブロックデータMB(f)と、後フレームのフレ
ーム画像データ内のマクロブロックデータMB(f+
1)とで、順次動き検出が行われる。そしてその結果、
最も現フレームのマクロブロックデータMB(f)の内
容に一致するマクロブロックデータMB(f+1)が選
択され、現フレームのマクロブロックデータMB(f)
の位置を起点として、上記マクロブロックデータMB
(f+1)の位置を示す動きベクトルデータMVが得ら
れる。同様に、現フレームのマクロブロックデータMB
(f)と、前フレームのフレーム画像データ内のマクロ
ブロックデータMB(f−1)とで、順次動き検出が行
われ、その結果、最も現フレームのマクロブロックデー
タMB(f)の内容に一致するマクロブロックデータM
B(f−1)が選択され、現フレームのマクロブロック
データMB(f)の位置を起点として、上記マクロブロ
ックデータMB(f−1)の位置を示す動きベクトルデ
ータMVが得られる。
マクロブロックデータMB(f)と、後フレームのフレ
ーム画像データ内のマクロブロックデータMB(f+
1)とで、順次動き検出が行われる。そしてその結果、
最も現フレームのマクロブロックデータMB(f)の内
容に一致するマクロブロックデータMB(f+1)が選
択され、現フレームのマクロブロックデータMB(f)
の位置を起点として、上記マクロブロックデータMB
(f+1)の位置を示す動きベクトルデータMVが得ら
れる。同様に、現フレームのマクロブロックデータMB
(f)と、前フレームのフレーム画像データ内のマクロ
ブロックデータMB(f−1)とで、順次動き検出が行
われ、その結果、最も現フレームのマクロブロックデー
タMB(f)の内容に一致するマクロブロックデータM
B(f−1)が選択され、現フレームのマクロブロック
データMB(f)の位置を起点として、上記マクロブロ
ックデータMB(f−1)の位置を示す動きベクトルデ
ータMVが得られる。
【0051】上記2つの動きベクトルデータMVは、可
変長符号化回路66に供給されると共に、動き補償回路
56及び57に夫々供給される。動き補償回路56にお
いては、後フレームのフレーム画像データ中から、上記
動きベクトルデータMVが示すマクロブロックデータM
B(f+1)が抽出される。抽出されたマクロブロック
データMB(f+1)は、加算回路58に供給される。
一方、動き補償回路57においては、前フレームのフレ
ーム画像データ中から、上記動きベクトルデータMVが
示すマクロブロックデータMB(f−1)が抽出され
る。抽出されたマクロブロックデータMB(f−1)
は、加算回路58に供給される。
変長符号化回路66に供給されると共に、動き補償回路
56及び57に夫々供給される。動き補償回路56にお
いては、後フレームのフレーム画像データ中から、上記
動きベクトルデータMVが示すマクロブロックデータM
B(f+1)が抽出される。抽出されたマクロブロック
データMB(f+1)は、加算回路58に供給される。
一方、動き補償回路57においては、前フレームのフレ
ーム画像データ中から、上記動きベクトルデータMVが
示すマクロブロックデータMB(f−1)が抽出され
る。抽出されたマクロブロックデータMB(f−1)
は、加算回路58に供給される。
【0052】加算回路58では、動き補償回路56から
のマクロブロックデータMB(f+1)と、動き補償回
路57からのマクロブロックデータMB(f−1)とが
加算され、更にその加算結果に係数“1/2”が乗じら
れることによって平均化される。この加算平均出力は、
加算回路59に供給される。この加算回路59には、フ
レームメモリ52から読み出された、現フレームのマク
ロブロックデータMB(f)が供給される。よって、こ
の加算回路59においては、現フレームのマクロブロッ
クデータMB(f)から、加算回路58からの加算平均
出力が減算される。この加算回路59の出力は、DCT
回路64、量子化回路65及び可変長符号化回路66に
よりフレーム間符号化され、更に出力符号化回路68に
おいて出力符号化処理が施された後に、Bピクチャとし
て出力される。
のマクロブロックデータMB(f+1)と、動き補償回
路57からのマクロブロックデータMB(f−1)とが
加算され、更にその加算結果に係数“1/2”が乗じら
れることによって平均化される。この加算平均出力は、
加算回路59に供給される。この加算回路59には、フ
レームメモリ52から読み出された、現フレームのマク
ロブロックデータMB(f)が供給される。よって、こ
の加算回路59においては、現フレームのマクロブロッ
クデータMB(f)から、加算回路58からの加算平均
出力が減算される。この加算回路59の出力は、DCT
回路64、量子化回路65及び可変長符号化回路66に
よりフレーム間符号化され、更に出力符号化回路68に
おいて出力符号化処理が施された後に、Bピクチャとし
て出力される。
【0053】フレームメモリ52に記憶されている全マ
クロブロックMB(f)に対して上述した処理、即ち、
フレーム間符号化処理が済むと、このフレームメモリ5
2に記憶されているフレーム画像データが読み出されて
フレームメモリ54に供給され、フレームメモリ54に
前フレームの画像データとして記憶される。一方、フレ
ームメモリ52には、次のフレーム画像データが、現フ
レームのフレーム画像データとして記憶される。
クロブロックMB(f)に対して上述した処理、即ち、
フレーム間符号化処理が済むと、このフレームメモリ5
2に記憶されているフレーム画像データが読み出されて
フレームメモリ54に供給され、フレームメモリ54に
前フレームの画像データとして記憶される。一方、フレ
ームメモリ52には、次のフレーム画像データが、現フ
レームのフレーム画像データとして記憶される。
【0054】続いて、上記1つのGOPを構成するIピ
クチャの生成時においては、上記インター/イントラ判
定回路61の制御により、スイッチ60の可動接点c
が、イントラ側固定接点bに接続される。そして、この
場合には、フレームメモリ52から読み出されたフレー
ム画像データが、DCT回路64以降の回路によって符
号化され、Iピクチャとして伝送される。
クチャの生成時においては、上記インター/イントラ判
定回路61の制御により、スイッチ60の可動接点c
が、イントラ側固定接点bに接続される。そして、この
場合には、フレームメモリ52から読み出されたフレー
ム画像データが、DCT回路64以降の回路によって符
号化され、Iピクチャとして伝送される。
【0055】〔映像デコーダ20vの説明〕次に、図3
0を参照して、図28に示した映像デコーダ20vにつ
いて説明する。図30は、図28に示した映像デコーダ
20vの内部構成例を示す構成図である。
0を参照して、図28に示した映像デコーダ20vにつ
いて説明する。図30は、図28に示した映像デコーダ
20vの内部構成例を示す構成図である。
【0056】〔接続及び構成〕この図30に示す映像デ
コーダ20vは、図28に示した切換回路13から入力
端子70を介して供給される再生映像及び音声データp
avに対し、チャンネルデコーディング処理を施して復
調した後、この復調した映像及び音声データに対し、イ
ンナー及びアウターパリティによるエラー訂正処理を施
し、エラー訂正処理を施した映像データを、可変長復号
化回路73に供給し、エラー訂正処理を施した復号情報
DDaを、出力端子72Oを介して、図28に示したシ
ステムコントローラ23に供給し、エラー訂正処理を施
した音声データを、図28に示した音声デコーダ21a
に供給する入力復号化回路71、この入力復号化回路7
1の出力の内、画像データを復号化して量子化後の係数
データに戻すと共に、動きベクトルデータMVを復号化
し、復号化した動きベクトルデータMVを、後述する動
き補償回路80及び81に夫々供給する可変長復号化回
路73、この可変長復号化回路73の出力を逆量子化
し、DCT後の係数データに戻す逆量子化回路74、こ
の逆量子化回路74の出力を逆離散コサイン変換し、I
若しくはBピクチャとしての画像データを得るIDCT
(Inverse DiscreteCosine T
ransform:逆離散的コサイン変換)回路75、
このIDCT回路75の出力を、図28に示したシステ
ムコントローラ23から入力端子77Iを介して供給さ
れる読み出し/書き込み制御信号により記憶するフレー
ムメモリ76、このフレームメモリ76から読み出され
た画像データを、図28に示したシステムコントローラ
23から入力端子78Iを介して供給される読み出し/
書き込み制御信号により記憶するフレームメモリ79、
上記IDCT回路75からのIピクチャとしてのフレー
ム画像データから、上記可変長符号化回路73からの動
きベクトルデータMVが示すマクロブロックデータを抽
出する動き補償回路80、上記フレームメモリ79に記
憶されているフレーム画像データから、上記可変長符号
化回路73からの動きベクトルデータMVが示すマクロ
ブロックデータを抽出する動き補償回路81、上記動き
補償回路80からのマクロブロックデータと、上記動き
補償回路81からのマクロブロックデータを加算し、内
部に有する1/2乗算回路により、上記加算結果に係数
“1/2”を乗じることにより、上記2つのマクロブロ
ックデータの加算平均を得る加算回路82、この加算回
路82の加算平均出力と、フレームメモリ76から読み
出されたBピクチャとしての差分データとを加算して、
元のマクロブロックデータを得る加算回路83と、この
加算回路83からのマクロブロックデータ及び上記フレ
ームメモリ76から読み出されたマクロブロックデータ
を、図28に示したシステムコントローラ23から入力
端子85Iを介して供給されるインター/イントラ選択
信号SELに基いて切り換え、この切り換え出力を、再
生映像データPAとして、出力端子86を介して、図2
8に示した再生系信号処理回路22に供給するスイッチ
84とで構成される。
コーダ20vは、図28に示した切換回路13から入力
端子70を介して供給される再生映像及び音声データp
avに対し、チャンネルデコーディング処理を施して復
調した後、この復調した映像及び音声データに対し、イ
ンナー及びアウターパリティによるエラー訂正処理を施
し、エラー訂正処理を施した映像データを、可変長復号
化回路73に供給し、エラー訂正処理を施した復号情報
DDaを、出力端子72Oを介して、図28に示したシ
ステムコントローラ23に供給し、エラー訂正処理を施
した音声データを、図28に示した音声デコーダ21a
に供給する入力復号化回路71、この入力復号化回路7
1の出力の内、画像データを復号化して量子化後の係数
データに戻すと共に、動きベクトルデータMVを復号化
し、復号化した動きベクトルデータMVを、後述する動
き補償回路80及び81に夫々供給する可変長復号化回
路73、この可変長復号化回路73の出力を逆量子化
し、DCT後の係数データに戻す逆量子化回路74、こ
の逆量子化回路74の出力を逆離散コサイン変換し、I
若しくはBピクチャとしての画像データを得るIDCT
(Inverse DiscreteCosine T
ransform:逆離散的コサイン変換)回路75、
このIDCT回路75の出力を、図28に示したシステ
ムコントローラ23から入力端子77Iを介して供給さ
れる読み出し/書き込み制御信号により記憶するフレー
ムメモリ76、このフレームメモリ76から読み出され
た画像データを、図28に示したシステムコントローラ
23から入力端子78Iを介して供給される読み出し/
書き込み制御信号により記憶するフレームメモリ79、
上記IDCT回路75からのIピクチャとしてのフレー
ム画像データから、上記可変長符号化回路73からの動
きベクトルデータMVが示すマクロブロックデータを抽
出する動き補償回路80、上記フレームメモリ79に記
憶されているフレーム画像データから、上記可変長符号
化回路73からの動きベクトルデータMVが示すマクロ
ブロックデータを抽出する動き補償回路81、上記動き
補償回路80からのマクロブロックデータと、上記動き
補償回路81からのマクロブロックデータを加算し、内
部に有する1/2乗算回路により、上記加算結果に係数
“1/2”を乗じることにより、上記2つのマクロブロ
ックデータの加算平均を得る加算回路82、この加算回
路82の加算平均出力と、フレームメモリ76から読み
出されたBピクチャとしての差分データとを加算して、
元のマクロブロックデータを得る加算回路83と、この
加算回路83からのマクロブロックデータ及び上記フレ
ームメモリ76から読み出されたマクロブロックデータ
を、図28に示したシステムコントローラ23から入力
端子85Iを介して供給されるインター/イントラ選択
信号SELに基いて切り換え、この切り換え出力を、再
生映像データPAとして、出力端子86を介して、図2
8に示した再生系信号処理回路22に供給するスイッチ
84とで構成される。
【0057】ここで、図30においては、Iピクチャの
復号経路は、フレームメモリ76の出力、スイッチ84
となる。また、Bピクチャの復号経路は、IDCT回路
75、動き補償回路80及び加算回路82、フレームメ
モリ79の出力端子、動き補償回路81及び加算回路8
2、加算回路82、加算回路83、スイッチ84とな
る。
復号経路は、フレームメモリ76の出力、スイッチ84
となる。また、Bピクチャの復号経路は、IDCT回路
75、動き補償回路80及び加算回路82、フレームメ
モリ79の出力端子、動き補償回路81及び加算回路8
2、加算回路82、加算回路83、スイッチ84とな
る。
【0058】〔動作〕次に動作について説明する。説明
を分かり易くするために、前提として、デコードの際、
上記フレームメモリ79には、1つ前のGOPの復号化
済みのIピクチャとしての画像データが保持され、上記
フレームメモリ76には、これからデコードしようとす
るGOPのBピクチャとしての画像データが保持され、
IDCT回路75からは、これからデコードしようとす
るGOPの復号化済みのIピクチャとしての画像データ
が出力されるものとする。また、上記1つ前のGOPの
復号化済みのIピクチャとしてのフレーム画像データ
は、前フレームのフレーム画像データ、上記これからデ
コードしようとするGOPのBピクチャとしての画像デ
ータは、現フレームの差分画像データ、上記これからデ
コードしようとするGOPの復号化済みのIピクチャと
してのフレーム画像データは、後フレームのフレーム画
像データである。
を分かり易くするために、前提として、デコードの際、
上記フレームメモリ79には、1つ前のGOPの復号化
済みのIピクチャとしての画像データが保持され、上記
フレームメモリ76には、これからデコードしようとす
るGOPのBピクチャとしての画像データが保持され、
IDCT回路75からは、これからデコードしようとす
るGOPの復号化済みのIピクチャとしての画像データ
が出力されるものとする。また、上記1つ前のGOPの
復号化済みのIピクチャとしてのフレーム画像データ
は、前フレームのフレーム画像データ、上記これからデ
コードしようとするGOPのBピクチャとしての画像デ
ータは、現フレームの差分画像データ、上記これからデ
コードしようとするGOPの復号化済みのIピクチャと
してのフレーム画像データは、後フレームのフレーム画
像データである。
【0059】入力復号化回路71は、図28に示した切
換回路13からの再生映像及び音声データpavに対
し、チャンネルデコーディング処理を施し、再生映像及
び音声データpavを復調する。復調された再生映像及
び音声データpavは、この入力復号化回路71におい
て、インナーパリティ及びアウターパリティを用いてエ
ラー訂正処理が施される。エラー訂正処理の施された音
声データpaは、図28に示した音声デコーダ21aに
供給される。また、エラー訂正処理の施された映像デー
タは、この図30に示す可変長復号化回路73に供給さ
れる。映像データは、可変長復号化回路73において、
量子化後の係数データに復号化される。この復号化され
た映像データは、逆量子化回路74に供給され、この逆
量子化回路74において、DCT後の係数データに戻さ
れる。DCT後の係数データに戻された映像データは、
IDCT回路75に供給され、元の画像データに戻され
る。ここで、「元の画像データ」とは、この画像データ
が、フレーム間符号化によって生成されたBピクチャの
場合には、「差分データ」であり、この画像データが、
フレーム内符号化によって生成されたIピクチャの場合
には、「マクロブロックデータ」である。
換回路13からの再生映像及び音声データpavに対
し、チャンネルデコーディング処理を施し、再生映像及
び音声データpavを復調する。復調された再生映像及
び音声データpavは、この入力復号化回路71におい
て、インナーパリティ及びアウターパリティを用いてエ
ラー訂正処理が施される。エラー訂正処理の施された音
声データpaは、図28に示した音声デコーダ21aに
供給される。また、エラー訂正処理の施された映像デー
タは、この図30に示す可変長復号化回路73に供給さ
れる。映像データは、可変長復号化回路73において、
量子化後の係数データに復号化される。この復号化され
た映像データは、逆量子化回路74に供給され、この逆
量子化回路74において、DCT後の係数データに戻さ
れる。DCT後の係数データに戻された映像データは、
IDCT回路75に供給され、元の画像データに戻され
る。ここで、「元の画像データ」とは、この画像データ
が、フレーム間符号化によって生成されたBピクチャの
場合には、「差分データ」であり、この画像データが、
フレーム内符号化によって生成されたIピクチャの場合
には、「マクロブロックデータ」である。
【0060】一方、上記入力復号化回路71は、出力端
子72Oを介して、図28に示したシステムコントロー
ラ23に、復号情報DDaを供給する。図28に示した
システムコントローラ23は、上記復号情報DDaから
GOP先頭データと、インター/イントラ選択信号SE
Lを抽出し、このインター/イントラ選択信号SEL
を、入力端子85Iを介して、スイッチ84にスイッチ
ング制御信号として供給する。これにより、スイッチ8
4の可動接点cは、インター側固定接点aに接続され
る。最初に伝送される伝送データは、Bピクチャだから
である。インター/イントラ選択信号SELによる、ス
イッチ84の切り換えタイミングを示す情報は、上記復
号情報DDaから検出するGOP先頭データである。こ
のGOP先頭データは、GOP毎に付加されているの
で、GOP先頭データを検出してから、次のGOP先頭
データを検出するまでが、1つのGOPデータであるこ
とが判別できる。
子72Oを介して、図28に示したシステムコントロー
ラ23に、復号情報DDaを供給する。図28に示した
システムコントローラ23は、上記復号情報DDaから
GOP先頭データと、インター/イントラ選択信号SE
Lを抽出し、このインター/イントラ選択信号SEL
を、入力端子85Iを介して、スイッチ84にスイッチ
ング制御信号として供給する。これにより、スイッチ8
4の可動接点cは、インター側固定接点aに接続され
る。最初に伝送される伝送データは、Bピクチャだから
である。インター/イントラ選択信号SELによる、ス
イッチ84の切り換えタイミングを示す情報は、上記復
号情報DDaから検出するGOP先頭データである。こ
のGOP先頭データは、GOP毎に付加されているの
で、GOP先頭データを検出してから、次のGOP先頭
データを検出するまでが、1つのGOPデータであるこ
とが判別できる。
【0061】動き補償回路80は、Bピクチャとしての
差分画像データがフレームメモリ76に記憶された後、
IDCT回路75からの復号化済みのIピクチャとして
の後フレームのフレーム画像データから、可変長復号化
回路73から供給される動きベクトルデータMVが示す
マクロブロックデータMB(f+1)を抽出する。動き
補償回路80によって後フレームとしてのフレーム画像
データから抽出されたマクロブロックデータMB(f+
1)は、加算回路82に供給される。
差分画像データがフレームメモリ76に記憶された後、
IDCT回路75からの復号化済みのIピクチャとして
の後フレームのフレーム画像データから、可変長復号化
回路73から供給される動きベクトルデータMVが示す
マクロブロックデータMB(f+1)を抽出する。動き
補償回路80によって後フレームとしてのフレーム画像
データから抽出されたマクロブロックデータMB(f+
1)は、加算回路82に供給される。
【0062】一方、動き補償回路81は、1つ前のGO
Pの復号化済みのIピクチャとしてのフレーム画像デー
タがフレームメモリ79に記憶された後、上記動き補償
回路80の処理開始タイミングにあわせて処理を開始す
る。即ち、上記動き補償回路81は、上記フレームメモ
リ79に記憶されている、1つ前のGOPの復号化済み
のIピクチャとしてのフレーム画像データ中から、上記
可変長復号化回路73から供給される動きベクトルデー
タMVが示すマクロブロックデータMB(f−1)を抽
出する。動き補償回路81によって前フレームとしての
フレーム画像データから抽出されたマクロブロックデー
タMB(f−1)は、加算回路82に供給される。
Pの復号化済みのIピクチャとしてのフレーム画像デー
タがフレームメモリ79に記憶された後、上記動き補償
回路80の処理開始タイミングにあわせて処理を開始す
る。即ち、上記動き補償回路81は、上記フレームメモ
リ79に記憶されている、1つ前のGOPの復号化済み
のIピクチャとしてのフレーム画像データ中から、上記
可変長復号化回路73から供給される動きベクトルデー
タMVが示すマクロブロックデータMB(f−1)を抽
出する。動き補償回路81によって前フレームとしての
フレーム画像データから抽出されたマクロブロックデー
タMB(f−1)は、加算回路82に供給される。
【0063】尚、可変長復号化回路73の出力端子に接
続されている信号線を単線で示し、また、動きベクトル
を示す符号として、1つの「MV」を用いているが、動
きベクトルデータMVは、図29において説明したよう
に、エンコード時の各動き検出において、夫々、1つの
フレーム画像データの全マクロブロック分だけ求められ
ている。従って、動き補償回路80に供給される動きベ
クトルデータMVと、動き補償回路81に供給される動
きベクトルデータMVは、夫々エンコード時に得られた
別のものである。
続されている信号線を単線で示し、また、動きベクトル
を示す符号として、1つの「MV」を用いているが、動
きベクトルデータMVは、図29において説明したよう
に、エンコード時の各動き検出において、夫々、1つの
フレーム画像データの全マクロブロック分だけ求められ
ている。従って、動き補償回路80に供給される動きベ
クトルデータMVと、動き補償回路81に供給される動
きベクトルデータMVは、夫々エンコード時に得られた
別のものである。
【0064】動き補償回路80からのマクロブロックデ
ータMB(f+1)及び動き補償回路81からのマクロ
ブロックデータMB(f−1)は、加算回路82におい
て加算される。そしてこの加算結果は、この加算回路8
2の内部の1/2乗算器により、係数“1/2”が乗じ
られ、平均化される。この加算回路82からの加算平均
出力は、加算回路83に供給される。
ータMB(f+1)及び動き補償回路81からのマクロ
ブロックデータMB(f−1)は、加算回路82におい
て加算される。そしてこの加算結果は、この加算回路8
2の内部の1/2乗算器により、係数“1/2”が乗じ
られ、平均化される。この加算回路82からの加算平均
出力は、加算回路83に供給される。
【0065】加算回路83においては、フレームメモリ
76から読み出された差分データと、上記加算回路83
からの加算平均出力とが加算される。この加算出力は、
デコードされた現フレームの再生映像データPVとし
て、出力端子86を介して、図31に示した再生系信号
処理回路22に供給される。
76から読み出された差分データと、上記加算回路83
からの加算平均出力とが加算される。この加算出力は、
デコードされた現フレームの再生映像データPVとし
て、出力端子86を介して、図31に示した再生系信号
処理回路22に供給される。
【0066】尚、図28に示したシステムコントローラ
23からの読み出し/書き込み制御信号R/Wが、入力
端子77I及び78Iを介して、各フレームメモリ76
及び79に夫々供給されることにより、IDCT回路7
5から出力されるIピクチャとしての後フレームのマク
ロブロックデータが、動き補償回路80に供給されると
共に、フレームメモリ76に供給され、記憶される。
23からの読み出し/書き込み制御信号R/Wが、入力
端子77I及び78Iを介して、各フレームメモリ76
及び79に夫々供給されることにより、IDCT回路7
5から出力されるIピクチャとしての後フレームのマク
ロブロックデータが、動き補償回路80に供給されると
共に、フレームメモリ76に供給され、記憶される。
【0067】ここで、確認のために、上記加算回路8
2、加算回路83による処理の意味について説明する。
図29に示した加算回路58においては、動き補償回路
56による動き補償によって得られた後フレームのマク
ロブロックデータMB(f+1)と、動き補償回路57
による動き補償によって得られた前フレームのマクロブ
ロックデータMB(f−1)の加算平均が演算により求
められた。そして、加算回路59においては、現フレー
ムのマクロブロックデータMB(f)から、上記加算回
路58の加算平均出力が減算された。これを以下に(式
1)で示す。
2、加算回路83による処理の意味について説明する。
図29に示した加算回路58においては、動き補償回路
56による動き補償によって得られた後フレームのマク
ロブロックデータMB(f+1)と、動き補償回路57
による動き補償によって得られた前フレームのマクロブ
ロックデータMB(f−1)の加算平均が演算により求
められた。そして、加算回路59においては、現フレー
ムのマクロブロックデータMB(f)から、上記加算回
路58の加算平均出力が減算された。これを以下に(式
1)で示す。
【0068】 現フレームのマクロブロック単位の差分データMBd(f) =MB(f)−[{MB(f+1)+MB(f−1)}/2]・・・(式1)
【0069】従って、映像デコーダ20v側において、
上記差分データMBdから現フレームのマクロブロック
データMB(f)を得るためには、次に示す(式2)の
ような演算を行わなければならない。
上記差分データMBdから現フレームのマクロブロック
データMB(f)を得るためには、次に示す(式2)の
ような演算を行わなければならない。
【0070】 現フレームのマクロブロックデータMB(f) =現フレームのマクロブロック単位の差分データMBd(f) +[{MB(f+1)+MB(f−1)}/2]・・・・・・・・・(式2)
【0071】上記(式2)における先頭の「+」、即
ち、加算は、図30に示す加算回路83による加算に対
応する。そして、上記(式2)における大括弧内の、マ
クロブロックデータMB(f+1)とマクロブロックデ
ータMB(f−1)の加算を示す「+」は、図30に示
す加算回路82による加算に対応し、更に、中括弧内の
データに対して乗じられている「1/2」は、上記加算
回路82内における、係数“1/2”の乗算に対応す
る。
ち、加算は、図30に示す加算回路83による加算に対
応する。そして、上記(式2)における大括弧内の、マ
クロブロックデータMB(f+1)とマクロブロックデ
ータMB(f−1)の加算を示す「+」は、図30に示
す加算回路82による加算に対応し、更に、中括弧内の
データに対して乗じられている「1/2」は、上記加算
回路82内における、係数“1/2”の乗算に対応す
る。
【0072】従って、上記(式2)による演算を行うた
めには、伝送されてきた後フレームのフレーム画像デー
タから、上記マクロブロックデータMB(f+1)を抽
出し、伝送されてきた前フレームのフレーム画像データ
から、上記マクロブロックデータMB(f−1)を抽出
しなければならない。上記可変長復号化回路73から、
動き補償回路80及び81に夫々供給される動きベクト
ルデータMVは、上記「抽出」のために用いられる。
めには、伝送されてきた後フレームのフレーム画像デー
タから、上記マクロブロックデータMB(f+1)を抽
出し、伝送されてきた前フレームのフレーム画像データ
から、上記マクロブロックデータMB(f−1)を抽出
しなければならない。上記可変長復号化回路73から、
動き補償回路80及び81に夫々供給される動きベクト
ルデータMVは、上記「抽出」のために用いられる。
【0073】以上説明した処理が繰り返され、Bピクチ
ャとしての現フレームのフレーム画像データが全て復元
されると、図28に示したシステムコントローラ23
が、インター/イントラ選択信号SELを、入力端子8
5Iを介して、スイッチ84に供給する。これによっ
て、スイッチ84の可動接点cは、イントラ側固定接点
bに接続される。フレームメモリ76の内容は、処理の
都度、順次、Iピクチャとしての後フレームのマクロブ
ロックデータMB(f+1)に書き換えられているの
で、この時点においては、フレームメモリ76には、I
ピクチャとしての後フレームのフレーム画像データが記
憶されている。
ャとしての現フレームのフレーム画像データが全て復元
されると、図28に示したシステムコントローラ23
が、インター/イントラ選択信号SELを、入力端子8
5Iを介して、スイッチ84に供給する。これによっ
て、スイッチ84の可動接点cは、イントラ側固定接点
bに接続される。フレームメモリ76の内容は、処理の
都度、順次、Iピクチャとしての後フレームのマクロブ
ロックデータMB(f+1)に書き換えられているの
で、この時点においては、フレームメモリ76には、I
ピクチャとしての後フレームのフレーム画像データが記
憶されている。
【0074】そして、フレームメモリ76には、図28
に示したシステムコントローラ23から、入力端子77
Iを介して、読み出し/書き込み制御信号R/Wが供給
される。これによって、フレームメモリ76に記憶され
ている、Iピクチャとしての後フレームのフレーム画像
データは、デコードされた再生映像データPVとして、
スイッチ84及び出力端子86を介して、図28に示し
た再生系信号処理回路22に供給される。
に示したシステムコントローラ23から、入力端子77
Iを介して、読み出し/書き込み制御信号R/Wが供給
される。これによって、フレームメモリ76に記憶され
ている、Iピクチャとしての後フレームのフレーム画像
データは、デコードされた再生映像データPVとして、
スイッチ84及び出力端子86を介して、図28に示し
た再生系信号処理回路22に供給される。
【0075】〔システムコントローラ23の説明〕次
に、図31を参照して、図28に示したシステムコント
ローラ23について説明する。図31は、図28に示し
たシステムコントローラの内部構成例を示す構成図であ
る。
に、図31を参照して、図28に示したシステムコント
ローラ23について説明する。図31は、図28に示し
たシステムコントローラの内部構成例を示す構成図であ
る。
【0076】〔接続及び構成〕この図31に示すシステ
ムコントローラ23は、CPU90に、クロック発生回
路94が接続され、更に、このCPU90に、アドレ
ス、データ及びコントロールバスからなるバス91が接
続され、このバス91に、プログラムデータやパラメー
タデータが記憶されているROM92、このROM92
に記憶されているプログラムデータによる処理のワーク
用、また、パラメータデータの一時的保持のための保持
手段としてのRAM93、図28に示した各部とのやり
取りを行うための入出力ポート97が接続されて構成さ
れる。
ムコントローラ23は、CPU90に、クロック発生回
路94が接続され、更に、このCPU90に、アドレ
ス、データ及びコントロールバスからなるバス91が接
続され、このバス91に、プログラムデータやパラメー
タデータが記憶されているROM92、このROM92
に記憶されているプログラムデータによる処理のワーク
用、また、パラメータデータの一時的保持のための保持
手段としてのRAM93、図28に示した各部とのやり
取りを行うための入出力ポート97が接続されて構成さ
れる。
【0077】上記クロック発生回路94は、図28に示
した基準信号発生器37から、入力端子95を介して供
給される基準信号REFに基いて、クロック信号を得、
このクロック信号を、システムクロックとして、CPU
90に供与する。
した基準信号発生器37から、入力端子95を介して供
給される基準信号REFに基いて、クロック信号を得、
このクロック信号を、システムクロックとして、CPU
90に供与する。
【0078】ここで、上記入出力ポート97に接続され
ている多数の端子について説明する。これらの端子に
は、数字及び英文字「I」若しくは「O」からなる符号
を付しており、符号中に「I」とあるのは、その符号の
付されている端子が、入力端子であることを示し、符号
中に「O」とあるのは、その符号の付されている端子
が、出力端子であることを示す。また、これらの端子に
夫々付された符号は、夫々図28、図29及び図30に
夫々示した各端子との接続を分かり易くするために、同
じ数字を用いている。以下、図28、図29及び図30
と、この図31を照らし合わせながら説明する。
ている多数の端子について説明する。これらの端子に
は、数字及び英文字「I」若しくは「O」からなる符号
を付しており、符号中に「I」とあるのは、その符号の
付されている端子が、入力端子であることを示し、符号
中に「O」とあるのは、その符号の付されている端子
が、出力端子であることを示す。また、これらの端子に
夫々付された符号は、夫々図28、図29及び図30に
夫々示した各端子との接続を分かり易くするために、同
じ数字を用いている。以下、図28、図29及び図30
と、この図31を照らし合わせながら説明する。
【0079】出力端子53O及び55Oは、夫々読み出
し/書き込み制御信号R/Wの出力用であり、これらの
出力端子53O及び55Oは、夫々図29に示した映像
エンコーダ12vの、フレームメモリ52及び54の各
入力端子53I及び55Iに夫々接続される。出力端子
62Oは、フレームパルスFpの出力用であり、この出
力端子62Oは、図29に示した映像エンコーダ12v
の、インター/イントラ判定回路61の入力端子62I
に接続される。入力端子63Iは、インター/イントラ
選択信号SELの入力用であり、この入力端子63I
は、図29に示した映像エンコーダ12vの、インター
/イントラ判定回路61の入力端子63Oに接続され
る。出力端子68Oは、復号情報EDaの出力用であ
り、この出力端子68Oは、図29に示した映像エンコ
ーダ12vの、出力符号化回路68の入力端子68Iに
接続される。
し/書き込み制御信号R/Wの出力用であり、これらの
出力端子53O及び55Oは、夫々図29に示した映像
エンコーダ12vの、フレームメモリ52及び54の各
入力端子53I及び55Iに夫々接続される。出力端子
62Oは、フレームパルスFpの出力用であり、この出
力端子62Oは、図29に示した映像エンコーダ12v
の、インター/イントラ判定回路61の入力端子62I
に接続される。入力端子63Iは、インター/イントラ
選択信号SELの入力用であり、この入力端子63I
は、図29に示した映像エンコーダ12vの、インター
/イントラ判定回路61の入力端子63Oに接続され
る。出力端子68Oは、復号情報EDaの出力用であ
り、この出力端子68Oは、図29に示した映像エンコ
ーダ12vの、出力符号化回路68の入力端子68Iに
接続される。
【0080】入力端子72Iは、復号情報DDaの入力
用であり、この入力端子72Iは、図30に示した映像
デコーダ20vの、入力復号化回路71の出力端子72
Oに接続される。出力端子77O及び78Oは、夫々読
み出し/書き込み制御信号R/Wの出力用であり、これ
らの出力端子77O及び78Oは、夫々図30に示した
映像デコーダ20vの、フレームメモリ76及び79の
各入力端子77I及び78Iに夫々接続される。出力端
子85Oは、インター/イントラ選択信号SELの出力
用であり、この出力端子85Oは、図30に示した映像
デコーダ20vの、スイッチ84の入力端子に接続され
る。
用であり、この入力端子72Iは、図30に示した映像
デコーダ20vの、入力復号化回路71の出力端子72
Oに接続される。出力端子77O及び78Oは、夫々読
み出し/書き込み制御信号R/Wの出力用であり、これ
らの出力端子77O及び78Oは、夫々図30に示した
映像デコーダ20vの、フレームメモリ76及び79の
各入力端子77I及び78Iに夫々接続される。出力端
子85Oは、インター/イントラ選択信号SELの出力
用であり、この出力端子85Oは、図30に示した映像
デコーダ20vの、スイッチ84の入力端子に接続され
る。
【0081】出力端子98は、図28に示した再生側V
TR1を制御するための制御信号CONの出力用であ
り、この出力端子98は、図28に示した再生側VTR
1のシステムコントローラ8の制御信号入力端子に接続
される。入力端子99は、図28に示した再生側VTR
1からの再生タイムコードPLTCの入力用であり、こ
の入力端子99は、図28に示した再生側VTR1の再
生系信号処理回路7のタイムコード出力端子に接続され
る。出力端子100は、図28に示した記録側VTR1
0の、記録系信号処理回路11を制御するための制御信
号の出力用であり、この出力端子100は、図28に示
した記録側VTR10の、記録信号処理回路11の制御
信号入力端子に接続される。出力端子101は、図28
に示した記録側VTR10の、再生系信号処理回路22
を制御するための制御信号の出力用であり、この出力端
子101は、図28に示した記録側VTR101の、再
生系信号処理回路22の制御信号入力端子に接続され
る。入出力端子102は、自己が発生するタイムコード
データLTCの出力用、並びに図28に示した記録側V
TR10の切換回路13から供給される再生タイムコー
ドLTCの入力用であり、この入出力端子102は、図
28に示した記録側VTR10の、切換回路13の入出
力端子に接続される。入出力端子103は、図28に示
したテープトランスポート部14から、サーボ回路24
を介して供給される、ドラムスイッチングパルスSWP
の入力用、並びに図28に示したサーボ回路24に対
し、テープトランスポート部14の回転ドラムのドラム
モータ制御及びキャプスタンモータ制御を行わせると共
に、テープトランスポート部14に対し、磁気テープ1
7のローディング、アンローディングやビデオ・テープ
・カセットの排出等を行わせるための各種制御信号の出
力用であり、この入出力端子103は、図28に示した
サーボ回路24の入出力端子に接続される。入出力端子
104は、図28に示した操作パネル25からの操作内
容を示す入力データKEYの入力用、並びにLCD36
に表示するタイムコードデータの内容を示す画像データ
の出力用であり、この入出力端子104は、図28に示
した操作パネル25の入出力端子に接続される。
TR1を制御するための制御信号CONの出力用であ
り、この出力端子98は、図28に示した再生側VTR
1のシステムコントローラ8の制御信号入力端子に接続
される。入力端子99は、図28に示した再生側VTR
1からの再生タイムコードPLTCの入力用であり、こ
の入力端子99は、図28に示した再生側VTR1の再
生系信号処理回路7のタイムコード出力端子に接続され
る。出力端子100は、図28に示した記録側VTR1
0の、記録系信号処理回路11を制御するための制御信
号の出力用であり、この出力端子100は、図28に示
した記録側VTR10の、記録信号処理回路11の制御
信号入力端子に接続される。出力端子101は、図28
に示した記録側VTR10の、再生系信号処理回路22
を制御するための制御信号の出力用であり、この出力端
子101は、図28に示した記録側VTR101の、再
生系信号処理回路22の制御信号入力端子に接続され
る。入出力端子102は、自己が発生するタイムコード
データLTCの出力用、並びに図28に示した記録側V
TR10の切換回路13から供給される再生タイムコー
ドLTCの入力用であり、この入出力端子102は、図
28に示した記録側VTR10の、切換回路13の入出
力端子に接続される。入出力端子103は、図28に示
したテープトランスポート部14から、サーボ回路24
を介して供給される、ドラムスイッチングパルスSWP
の入力用、並びに図28に示したサーボ回路24に対
し、テープトランスポート部14の回転ドラムのドラム
モータ制御及びキャプスタンモータ制御を行わせると共
に、テープトランスポート部14に対し、磁気テープ1
7のローディング、アンローディングやビデオ・テープ
・カセットの排出等を行わせるための各種制御信号の出
力用であり、この入出力端子103は、図28に示した
サーボ回路24の入出力端子に接続される。入出力端子
104は、図28に示した操作パネル25からの操作内
容を示す入力データKEYの入力用、並びにLCD36
に表示するタイムコードデータの内容を示す画像データ
の出力用であり、この入出力端子104は、図28に示
した操作パネル25の入出力端子に接続される。
【0082】次に、このシステムコントローラ23に対
して電源が投入された後に、システムコントローラ23
が有する機能について説明する。
して電源が投入された後に、システムコントローラ23
が有する機能について説明する。
【0083】システムコントローラ23に対して電源が
投入されると、ROM92に記憶されているプログラム
データ及びパラメータデータが、CPU90のメインメ
モリ上に常駐する。これによって、CPU90は、図
中、一点鎖線で示す大きなブロック内に、夫々実線のブ
ロックで示す、多くの機能を有する。
投入されると、ROM92に記憶されているプログラム
データ及びパラメータデータが、CPU90のメインメ
モリ上に常駐する。これによって、CPU90は、図
中、一点鎖線で示す大きなブロック内に、夫々実線のブ
ロックで示す、多くの機能を有する。
【0084】テープトランスポート部制御手段105
は、制御信号を、入出力ポート97、入出力端子10
3、及び図28に示したサーボ回路24を介して、テー
プトランスポート部14に供給することにより、テープ
トランスポート部14に、磁気テープ17のローディン
グ、アンローディングやビデオ・テープ・カセットの排
出等を行わせる。また、このテープトランスポート部制
御手段105は、図28に示したテープトランスポート
部14から、入力端子103を介して供給されるドラム
スイッチングパルスSWPに基いて、記録トラック信号
RTを生成する。この記録トラック信号RTは、記録時
においては、例えばハイレベル“1”が“記録”に対応
し、ローレベル“0”が“非記録”に対応する。再生時
においては、上記記録トラック信号RTは、ドラムスイ
ッチングパルスSWPと同一の信号となる。
は、制御信号を、入出力ポート97、入出力端子10
3、及び図28に示したサーボ回路24を介して、テー
プトランスポート部14に供給することにより、テープ
トランスポート部14に、磁気テープ17のローディン
グ、アンローディングやビデオ・テープ・カセットの排
出等を行わせる。また、このテープトランスポート部制
御手段105は、図28に示したテープトランスポート
部14から、入力端子103を介して供給されるドラム
スイッチングパルスSWPに基いて、記録トラック信号
RTを生成する。この記録トラック信号RTは、記録時
においては、例えばハイレベル“1”が“記録”に対応
し、ローレベル“0”が“非記録”に対応する。再生時
においては、上記記録トラック信号RTは、ドラムスイ
ッチングパルスSWPと同一の信号となる。
【0085】サーボ制御手段106は、制御信号を、入
出力ポート97及び入出力端子103を介して、図28
に示したサーボ回路24に供給することにより、サーボ
回路24に、テープトランスポート部14の図示しない
ドラムモータや、図示しないキャプスタンモータのサー
ボを行わせる。
出力ポート97及び入出力端子103を介して、図28
に示したサーボ回路24に供給することにより、サーボ
回路24に、テープトランスポート部14の図示しない
ドラムモータや、図示しないキャプスタンモータのサー
ボを行わせる。
【0086】LCD制御手段107は、入力端子99を
介して、図28に示した再生側VTR1から供給される
タイムコードLTCの内容を示す画像データを生成し、
その画像データを、入出力ポート97及び入出力端子1
04を介して、図28に示したLCD36に供給し、L
CD36に対し、上記タイムコードLTCの内容を画像
として表示させると共に、LCD36の駆動制御を行
う。外部VTR制御手段108は、再生、記録、早送
り、巻き戻し、停止、一時停止等の制御コマンドと、タ
イムコードデータLTCを含む制御信号CONを、入出
力ポート97及び入出力端子98を介して、図28に示
した再生側VTR1のシステムコントローラ8に供給す
ることにより、図28に示した再生側VTR1に、上記
動作を行わせる。
介して、図28に示した再生側VTR1から供給される
タイムコードLTCの内容を示す画像データを生成し、
その画像データを、入出力ポート97及び入出力端子1
04を介して、図28に示したLCD36に供給し、L
CD36に対し、上記タイムコードLTCの内容を画像
として表示させると共に、LCD36の駆動制御を行
う。外部VTR制御手段108は、再生、記録、早送
り、巻き戻し、停止、一時停止等の制御コマンドと、タ
イムコードデータLTCを含む制御信号CONを、入出
力ポート97及び入出力端子98を介して、図28に示
した再生側VTR1のシステムコントローラ8に供給す
ることにより、図28に示した再生側VTR1に、上記
動作を行わせる。
【0087】タイミング制御手段109は、説明の便宜
上、入力端子や出力端子を図に示していないが、図28
に示した各部に対して、基準となる各種タイミング信号
を供給する。また、このタイミング制御手段109は、
フレームパルスFpを、入出力ポート97及び出力端子
62Oを介して、図29に示した映像エンコーダ12v
のインター/イントラ判定回路61に供給する。タイム
コード発生手段110は、記録側VTR10用のタイム
コードLTCを発生し、発生したタイムコードLTC
を、入出力ポート97及び入出力端子102を介して、
図28に示した切換回路13を通じて記録再生ヘッド1
6に供給する。キー入力判別手段111は、図28に示
した操作パネル25から、入出力端子104及び入出力
ポート97を介して供給される入力データKEYに基い
て、操作パネル25を介してどのような命令が下ったか
を判別する。
上、入力端子や出力端子を図に示していないが、図28
に示した各部に対して、基準となる各種タイミング信号
を供給する。また、このタイミング制御手段109は、
フレームパルスFpを、入出力ポート97及び出力端子
62Oを介して、図29に示した映像エンコーダ12v
のインター/イントラ判定回路61に供給する。タイム
コード発生手段110は、記録側VTR10用のタイム
コードLTCを発生し、発生したタイムコードLTC
を、入出力ポート97及び入出力端子102を介して、
図28に示した切換回路13を通じて記録再生ヘッド1
6に供給する。キー入力判別手段111は、図28に示
した操作パネル25から、入出力端子104及び入出力
ポート97を介して供給される入力データKEYに基い
て、操作パネル25を介してどのような命令が下ったか
を判別する。
【0088】外部メモリ制御手段112は、読み出し/
書き込み制御信号R/Wを、入出力ポート97及び出力
端子53O、55O、77O若しくは78Oを介して、
図29に示したフレームメモリ52、54、図30に示
したフレームメモリ76若しくは79に供給し、これら
のフレームメモリ52、54、56及び79におけるデ
ータの読み書きを制御する。内部メモリ制御手段113
は、読み出し/書き込み制御信号を、図31に示すRO
M92及びRAM93に供給することにより、ROM9
2に記憶されているデータの読み出し、RAM93に記
憶されているデータの読み出し、RAM93に対するデ
ータの書き込みを行う。
書き込み制御信号R/Wを、入出力ポート97及び出力
端子53O、55O、77O若しくは78Oを介して、
図29に示したフレームメモリ52、54、図30に示
したフレームメモリ76若しくは79に供給し、これら
のフレームメモリ52、54、56及び79におけるデ
ータの読み書きを制御する。内部メモリ制御手段113
は、読み出し/書き込み制御信号を、図31に示すRO
M92及びRAM93に供給することにより、ROM9
2に記憶されているデータの読み出し、RAM93に記
憶されているデータの読み出し、RAM93に対するデ
ータの書き込みを行う。
【0089】復号情報生成手段114は、図29に示し
た映像エンコーダ12vのインター/イントラ判定回路
61から、入力端子63I及び入出力ポート97を介し
て供給されるインター/イントラ選択信号SEL、及び
後述するGOP判別手段116からのGOP先頭データ
からなる復号情報を、入出力ポート97及び出力端子6
8Oを介して、図29に示した映像エンコーダ12v
の、出力符号化回路68に供給する。復号情報抽出手段
115は、図30に示した映像デコーダ20vの、入力
復号化回路71から、入力端子72I及び入出力ポート
97を介して供給される、復号情報から、既に説明し
た、インター/イントラ選択信号SEL及びGOP先頭
データを抽出する。GOP判別手段116は、エンコー
ド処理時においては、図29に示した映像エンコーダ1
2vのインター/イントラ判定回路61から、入力端子
63I及び入出力ポート97を介して供給されるインタ
ー/イントラ選択信号SEL、及びタイミング制御手段
109が生成するフレームパルスFpに基いて、GOP
先頭データを生成し、生成したGOP先頭データを、復
号情報生成手段114に供給する。そして、また、この
GOP判別手段116は、デコード処理時においては、
上記復号情報抽出手段115の抽出したGOP先頭デー
タにより、GOPの先頭を判別し、その判別結果を、イ
ンター/イントラ判別手段117に供給する。インター
/イントラ判別手段117は、デコード処理時に、上記
復号情報抽出手段の抽出したインター/イントラ選択信
号SELと、上記GOP判別手段116の判別結果に基
いて、インター/イントラの判別を行い、インター/イ
ントラ選択信号SELを、入出力ポート97及び出力端
子85Oを介して、図30に示した映像デコーダ12v
のスイッチ84に供給する。
た映像エンコーダ12vのインター/イントラ判定回路
61から、入力端子63I及び入出力ポート97を介し
て供給されるインター/イントラ選択信号SEL、及び
後述するGOP判別手段116からのGOP先頭データ
からなる復号情報を、入出力ポート97及び出力端子6
8Oを介して、図29に示した映像エンコーダ12v
の、出力符号化回路68に供給する。復号情報抽出手段
115は、図30に示した映像デコーダ20vの、入力
復号化回路71から、入力端子72I及び入出力ポート
97を介して供給される、復号情報から、既に説明し
た、インター/イントラ選択信号SEL及びGOP先頭
データを抽出する。GOP判別手段116は、エンコー
ド処理時においては、図29に示した映像エンコーダ1
2vのインター/イントラ判定回路61から、入力端子
63I及び入出力ポート97を介して供給されるインタ
ー/イントラ選択信号SEL、及びタイミング制御手段
109が生成するフレームパルスFpに基いて、GOP
先頭データを生成し、生成したGOP先頭データを、復
号情報生成手段114に供給する。そして、また、この
GOP判別手段116は、デコード処理時においては、
上記復号情報抽出手段115の抽出したGOP先頭デー
タにより、GOPの先頭を判別し、その判別結果を、イ
ンター/イントラ判別手段117に供給する。インター
/イントラ判別手段117は、デコード処理時に、上記
復号情報抽出手段の抽出したインター/イントラ選択信
号SELと、上記GOP判別手段116の判別結果に基
いて、インター/イントラの判別を行い、インター/イ
ントラ選択信号SELを、入出力ポート97及び出力端
子85Oを介して、図30に示した映像デコーダ12v
のスイッチ84に供給する。
【0090】タイムコード読み取り手段118は、図2
8に示した再生側VTR1から、入力端子99及び入出
力ポート97を介して供給される再生タイムコードPL
TC、及び記録側VTR10の記録再生ヘッド16によ
って再生され、入出力端子102及び入出力ポート97
を介して供給される、再生タイムコードLTCを、読み
取る。タイムコード比較手段119は、少なくとも2つ
の比較を行う。1つの比較は、例えば、再生側VTR1
からの再生タイムコードPLTCが、記録や再生を行う
時点であるものとして、RAM93に記憶されているタ
イムコードに一致するか否かを検出するための比較であ
る。
8に示した再生側VTR1から、入力端子99及び入出
力ポート97を介して供給される再生タイムコードPL
TC、及び記録側VTR10の記録再生ヘッド16によ
って再生され、入出力端子102及び入出力ポート97
を介して供給される、再生タイムコードLTCを、読み
取る。タイムコード比較手段119は、少なくとも2つ
の比較を行う。1つの比較は、例えば、再生側VTR1
からの再生タイムコードPLTCが、記録や再生を行う
時点であるものとして、RAM93に記憶されているタ
イムコードに一致するか否かを検出するための比較であ
る。
【0091】もう1つの比較は、再生側VTR1と記録
側VTR10とを同時に再生させたときに、その再生開
始時点の各タイムコードの差分が、常に、決められた差
分となるようにプリロール期間において調相動作を行わ
せるために、目標とする差分と、現実の差分とが等しい
か否かを検出するための差分である。ここでいう目標と
する差分とは、例えば、再生側VTR1にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3の任意の
第1の位置から任意の第2位置までの記録映像データを
再生し、再生した映像データを、記録側VTR10にセ
ットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
17の任意の記録位置から記録する場合においては、上
記再生側VTR1にセットされているビデオ・テープ・
カセットの磁気テープ3上の任意の第1の位置に記録さ
れているタイムコードと、上記記録側VTR10にセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ1
7上の任意の記録位置に記録されているタイムコードと
の差である。この差と、現実の差が一定になるよう調相
をかけておけば、意図した磁気テープ17上の位置か
ら、意図した磁気テープ3上の記録信号を記録し始める
ことができる。
側VTR10とを同時に再生させたときに、その再生開
始時点の各タイムコードの差分が、常に、決められた差
分となるようにプリロール期間において調相動作を行わ
せるために、目標とする差分と、現実の差分とが等しい
か否かを検出するための差分である。ここでいう目標と
する差分とは、例えば、再生側VTR1にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3の任意の
第1の位置から任意の第2位置までの記録映像データを
再生し、再生した映像データを、記録側VTR10にセ
ットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
17の任意の記録位置から記録する場合においては、上
記再生側VTR1にセットされているビデオ・テープ・
カセットの磁気テープ3上の任意の第1の位置に記録さ
れているタイムコードと、上記記録側VTR10にセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ1
7上の任意の記録位置に記録されているタイムコードと
の差である。この差と、現実の差が一定になるよう調相
をかけておけば、意図した磁気テープ17上の位置か
ら、意図した磁気テープ3上の記録信号を記録し始める
ことができる。
【0092】〔動作〕次に、図31に示したシステムコ
ントローラ23の制御動作を、図32〜図38のフロー
チャートを参照して説明する。制御動作の主体は、上記
CPU90が有する機能であるところの、上述した各手
段である。尚、以下の説明においては、図31に示す、
端子及び入出力ポート97についての記述、例えば「入
出力端子104及び入出力ポート97を介して」等の記
述を省略する。端子及び入出力ポート97についての説
明が既に済んでいることと、文章が長くなることによ
り、主体となる各手段の制御動作内容についての理解の
妨げになるからである。
ントローラ23の制御動作を、図32〜図38のフロー
チャートを参照して説明する。制御動作の主体は、上記
CPU90が有する機能であるところの、上述した各手
段である。尚、以下の説明においては、図31に示す、
端子及び入出力ポート97についての記述、例えば「入
出力端子104及び入出力ポート97を介して」等の記
述を省略する。端子及び入出力ポート97についての説
明が既に済んでいることと、文章が長くなることによ
り、主体となる各手段の制御動作内容についての理解の
妨げになるからである。
【0093】〔メインルーチンのフローチャート〕ステ
ップS1では、図31に示したキー入力判別手段111
が、図28に示した操作パネル25の、“0”のテンキ
ー34が押圧されたか否か判断し、「YES」であれば
ステップS150に移行し、「NO」であればステップ
S2に移行する。尚、「“0”のテンキー34の押圧」
は、説明の便宜上からである。
ップS1では、図31に示したキー入力判別手段111
が、図28に示した操作パネル25の、“0”のテンキ
ー34が押圧されたか否か判断し、「YES」であれば
ステップS150に移行し、「NO」であればステップ
S2に移行する。尚、「“0”のテンキー34の押圧」
は、説明の便宜上からである。
【0094】ステップS150では、図31に示したC
PU90が、再生側設定処理ルーチンによる処理を行
う。そしてステップS200に移行する。再生側設定処
理とは、図28に示した再生側VTR1にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上の、ど
の位置からどの位置までをインサート画像とするかを設
定するための処理である。具体的には、この処理は、図
28に示した操作パネル25のテンキー34が押圧され
ることによって入力されるデータが、エンターキー35
が押圧されることにより、タイムコードデータとして保
持される処理である。
PU90が、再生側設定処理ルーチンによる処理を行
う。そしてステップS200に移行する。再生側設定処
理とは、図28に示した再生側VTR1にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上の、ど
の位置からどの位置までをインサート画像とするかを設
定するための処理である。具体的には、この処理は、図
28に示した操作パネル25のテンキー34が押圧され
ることによって入力されるデータが、エンターキー35
が押圧されることにより、タイムコードデータとして保
持される処理である。
【0095】ステップS200では、図31に示したC
PU90が、記録側設定処理ルーチンによる処理を行
う。そしてステップS250に移行する。記録側設定処
理とは、図28に示した記録側VTR10にセットされ
ているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上
の、どの位置から記録を開始するかを設定するための処
理である。
PU90が、記録側設定処理ルーチンによる処理を行
う。そしてステップS250に移行する。記録側設定処
理とは、図28に示した記録側VTR10にセットされ
ているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上
の、どの位置から記録を開始するかを設定するための処
理である。
【0096】ステップS250では、図31に示したC
PU90が、インサート編集処理ルーチンによる処理を
行う。そして終了する。インサート編集処理とは、ステ
ップS150において決定したインサートすべきインサ
ート画像を、ステップS200において決定した、記録
側VTR10にセットされているビデオ・テープ・カセ
ットの磁気テープ17の記録位置から記録する処理であ
る。
PU90が、インサート編集処理ルーチンによる処理を
行う。そして終了する。インサート編集処理とは、ステ
ップS150において決定したインサートすべきインサ
ート画像を、ステップS200において決定した、記録
側VTR10にセットされているビデオ・テープ・カセ
ットの磁気テープ17の記録位置から記録する処理であ
る。
【0097】ステップS2では、図31に示したキー入
力判別手段111が、図28に示した操作パネル25
の、再生キー27が押圧されたか否かを判断し、「YE
S」であればステップS100に移行し、「NO」であ
ればステップS1000に移行する。
力判別手段111が、図28に示した操作パネル25
の、再生キー27が押圧されたか否かを判断し、「YE
S」であればステップS100に移行し、「NO」であ
ればステップS1000に移行する。
【0098】ステップS100では、図31に示したC
PU90が、再生処理ルーチンによる処理を行う。そし
て終了する。このステップS100は、再生処理とは、
再生を行うための処理である。
PU90が、再生処理ルーチンによる処理を行う。そし
て終了する。このステップS100は、再生処理とは、
再生を行うための処理である。
【0099】ステップS1000では、図31に示した
CPU90が、他の処理ルーチンによる処理を行う。そ
して終了する。この「他の処理ルーチン」としては、例
えば記録や他の編集処理等を意味するものであるが、本
例においては、この「他の処理ルーチン」の説明を必要
としないので、その存在だけを示唆にし、その内容の説
明については省略する。
CPU90が、他の処理ルーチンによる処理を行う。そ
して終了する。この「他の処理ルーチン」としては、例
えば記録や他の編集処理等を意味するものであるが、本
例においては、この「他の処理ルーチン」の説明を必要
としないので、その存在だけを示唆にし、その内容の説
明については省略する。
【0100】〔再生側設定処理ルーチン〕図33及び図
34は、図32に示したフローチャートのステップS1
50の再生側設定処理ルーチンによる制御動作を説明す
るためのフローチャートである。
34は、図32に示したフローチャートのステップS1
50の再生側設定処理ルーチンによる制御動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0101】ステップS151では、図31に示したキ
ー入力判別手段111が、キーが押圧されたか否かを判
断し、「YES」であればステップS152に移行す
る。
ー入力判別手段111が、キーが押圧されたか否かを判
断し、「YES」であればステップS152に移行す
る。
【0102】ステップS152では、図31に示したキ
ー入力判別手段111が、入力データKEYの内容に基
いて、図28に示した操作パネル25のエンターキー3
5が押圧されたか否かを判断し、「YES」であればス
テップS153に移行し、「NO」であればステップS
154に移行する。
ー入力判別手段111が、入力データKEYの内容に基
いて、図28に示した操作パネル25のエンターキー3
5が押圧されたか否かを判断し、「YES」であればス
テップS153に移行し、「NO」であればステップS
154に移行する。
【0103】ステップS153では、図31に示したキ
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、RAM93に保持されているデータを、イ
ン点のタイムコードデータPinとしてRAM93上に
再度記憶する。そしてステップS155に移行する。
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、RAM93に保持されているデータを、イ
ン点のタイムコードデータPinとしてRAM93上に
再度記憶する。そしてステップS155に移行する。
【0104】ステップS154では、図31に示したキ
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、入力データKEYを、RAM93に一時的
に保持する。そして再びステップS151に移行する。
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、入力データKEYを、RAM93に一時的
に保持する。そして再びステップS151に移行する。
【0105】ここで、上記ステップS151〜S154
による処理について説明する。この再生側設定処理ルー
チンは、図28に示した再生側VTR1にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上におけ
るイン点及びアウト点を、図28に示した操作パネル2
5のテンキー34及びエンターキー35の押圧によって
設定するルーチンである。図31に示したキー入力判別
手段111が、ステップS152において、エンターキ
ー35が押圧されたものと判断しない限りは、テンキー
34の押圧によって供給される、入力データKEYが、
ステップS154において、内部メモリ制御手段112
により、RAM93に一時的に保持される。キー入力判
別手段111が、エンターキー35が押圧されたものと
判断した場合には、ステップS153において、内部メ
モリ制御手段113により、そのときRAM93に一時
的に保持されている入力データKEYのデータ列が、1
つのタイムコードデータPinであるものとされる。
による処理について説明する。この再生側設定処理ルー
チンは、図28に示した再生側VTR1にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上におけ
るイン点及びアウト点を、図28に示した操作パネル2
5のテンキー34及びエンターキー35の押圧によって
設定するルーチンである。図31に示したキー入力判別
手段111が、ステップS152において、エンターキ
ー35が押圧されたものと判断しない限りは、テンキー
34の押圧によって供給される、入力データKEYが、
ステップS154において、内部メモリ制御手段112
により、RAM93に一時的に保持される。キー入力判
別手段111が、エンターキー35が押圧されたものと
判断した場合には、ステップS153において、内部メ
モリ制御手段113により、そのときRAM93に一時
的に保持されている入力データKEYのデータ列が、1
つのタイムコードデータPinであるものとされる。
【0106】例えば、使用者が入力しようとしているタ
イムコードデータの内容が、“01h(時) 01m
(分) 01s(秒) 01(フレーム)”の場合に
は、使用者は、図31に示したテンキー34を用いて、
“01010101”と入力する必要がある。使用者
が、テンキー34を用いてタイムコードデータを入力し
た後、エンターキー35を押圧した場合には、例えば上
記入力データ“01010101”がタイムコードデー
タとしてRAM93に記憶される。
イムコードデータの内容が、“01h(時) 01m
(分) 01s(秒) 01(フレーム)”の場合に
は、使用者は、図31に示したテンキー34を用いて、
“01010101”と入力する必要がある。使用者
が、テンキー34を用いてタイムコードデータを入力し
た後、エンターキー35を押圧した場合には、例えば上
記入力データ“01010101”がタイムコードデー
タとしてRAM93に記憶される。
【0107】ステップS155では、図31に示したキ
ー入力判別手段111が、キーが押圧されたか否かを判
断し、「YES」であればステップS156に移行す
る。
ー入力判別手段111が、キーが押圧されたか否かを判
断し、「YES」であればステップS156に移行す
る。
【0108】ステップS156では、図31に示したキ
ー入力判別手段111が、入力データKEYの内容に基
いて、図28に示したエンターキー35が押圧されたか
否かを判断し、「YES」であればステップS157に
移行し、「NO」であればステップS158に移行す
る。
ー入力判別手段111が、入力データKEYの内容に基
いて、図28に示したエンターキー35が押圧されたか
否かを判断し、「YES」であればステップS157に
移行し、「NO」であればステップS158に移行す
る。
【0109】ステップS157では、図31に示したキ
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、RAM93に保持されているデータを、ア
ウト点のタイムコードデータPoutとしてRAM93
上に再度記憶する。そして図34に示すフローチャート
のステップS159に移行する。
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、RAM93に保持されているデータを、ア
ウト点のタイムコードデータPoutとしてRAM93
上に再度記憶する。そして図34に示すフローチャート
のステップS159に移行する。
【0110】ステップS158では、図31に示したキ
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、入力データKEYを、RAM93に一時的
に保持する。そして再びステップS155に移行する。
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、入力データKEYを、RAM93に一時的
に保持する。そして再びステップS155に移行する。
【0111】以上説明した、ステップS155〜ステッ
プS158までの処理は、アウト点のタイムコードを入
力するためのステップである。このステップS155〜
ステップS158までの処理においても、既に説明し
た、ステップS151〜ステップS154までの処理と
同様の過程を経てアウト点のタイムコードが確定され
る。
プS158までの処理は、アウト点のタイムコードを入
力するためのステップである。このステップS155〜
ステップS158までの処理においても、既に説明し
た、ステップS151〜ステップS154までの処理と
同様の過程を経てアウト点のタイムコードが確定され
る。
【0112】ステップS159では、図31に示した外
部VTR制御手段108が、再生を示す制御信号CON
を、図28に示した再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8に供給する。これによって、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8は、テープトランスポート部2及
びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部2に
再生動作を開始させる。再生側VTR1の再生動作が開
始されると、再生側VTR1から、記録側VTR10の
システムコントローラ23に対し、再生タイムコードデ
ータPLTCが供給される。図31に示したタイムコー
ド読み取り手段118は、再生側VTR1から供給され
る再生タイムコードデータPLTCを読み取り、読み取
った再生タイムコードデータPLTCを、RAM93に
供給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコード
読み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み出
し/書き込み制御信号を供給する。これによって、上記
再生タイムコードデータPLTCは、RAM93に記憶
される。そしてステップS160に移行する。
部VTR制御手段108が、再生を示す制御信号CON
を、図28に示した再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8に供給する。これによって、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8は、テープトランスポート部2及
びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部2に
再生動作を開始させる。再生側VTR1の再生動作が開
始されると、再生側VTR1から、記録側VTR10の
システムコントローラ23に対し、再生タイムコードデ
ータPLTCが供給される。図31に示したタイムコー
ド読み取り手段118は、再生側VTR1から供給され
る再生タイムコードデータPLTCを読み取り、読み取
った再生タイムコードデータPLTCを、RAM93に
供給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコード
読み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み出
し/書き込み制御信号を供給する。これによって、上記
再生タイムコードデータPLTCは、RAM93に記憶
される。そしてステップS160に移行する。
【0113】ステップS160では、図31に示した外
部VTR制御手段108が、停止を示す制御信号CON
を、図28に示した再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8に供給する。これによって、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8は、テープトランスポート部2及
びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部2に
再生動作を停止させる。そしてステップS161に移行
する。
部VTR制御手段108が、停止を示す制御信号CON
を、図28に示した再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8に供給する。これによって、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8は、テープトランスポート部2及
びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部2に
再生動作を停止させる。そしてステップS161に移行
する。
【0114】ステップS161では、図31に示したタ
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びイン点のタイムコードデータPi
nを夫々読み出す。読み出されたこれらのタイムコード
データPLTC及びPinは、タイムコード比較手段1
19に供給される。タイムコード比較手段119は、再
生タイムコードデータPLTCと、イン点のタイムコー
ドデータPinを比較する。そしてステップS162に
移行する。
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びイン点のタイムコードデータPi
nを夫々読み出す。読み出されたこれらのタイムコード
データPLTC及びPinは、タイムコード比較手段1
19に供給される。タイムコード比較手段119は、再
生タイムコードデータPLTCと、イン点のタイムコー
ドデータPinを比較する。そしてステップS162に
移行する。
【0115】ステップS162では、図31に示したタ
イムコード比較手段119が、再生タイムコードデータ
PLTCの時間軸上の位置が、イン点のタイムコードデ
ータPinの時間軸上の位置よりも先か否かを判断し、
「YES」であればステップS163に移行し、「N
O」であればステップS167に移行する。このステッ
プS162における判断は、磁気テープ3の位置を、イ
ン点のタイムコードデータPinの示す位置にするため
に、再生側VTR1に巻き戻しを行わせるか、或いは早
送りを行わせるかを決定するために行われる。
イムコード比較手段119が、再生タイムコードデータ
PLTCの時間軸上の位置が、イン点のタイムコードデ
ータPinの時間軸上の位置よりも先か否かを判断し、
「YES」であればステップS163に移行し、「N
O」であればステップS167に移行する。このステッ
プS162における判断は、磁気テープ3の位置を、イ
ン点のタイムコードデータPinの示す位置にするため
に、再生側VTR1に巻き戻しを行わせるか、或いは早
送りを行わせるかを決定するために行われる。
【0116】ステップS163では、図31に示した外
部VTR制御手段108が、巻き戻しを示す制御信号C
ONを、図28に示した再生側VTR1のシステムコン
トローラ8に供給する。これによって、再生側VTR1
のシステムコントローラ8は、テープトランスポート部
2及びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部
2に巻き戻し動作を開始させる。そしてステップS16
4に移行する。
部VTR制御手段108が、巻き戻しを示す制御信号C
ONを、図28に示した再生側VTR1のシステムコン
トローラ8に供給する。これによって、再生側VTR1
のシステムコントローラ8は、テープトランスポート部
2及びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部
2に巻き戻し動作を開始させる。そしてステップS16
4に移行する。
【0117】ステップS164では、図31に示したタ
イムコード読み取り手段118が、再生側VTR1から
供給される再生タイムコードPLTCを読み取り、読み
取った再生タイムコードデータPLTCを、RAM93
に供給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコー
ド読み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み
出し/書き込み制御信号を供給する。これによって、上
記再生タイムコードデータPLTCは、RAM93に記
憶される。そしてステップS165に移行する。
イムコード読み取り手段118が、再生側VTR1から
供給される再生タイムコードPLTCを読み取り、読み
取った再生タイムコードデータPLTCを、RAM93
に供給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコー
ド読み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み
出し/書き込み制御信号を供給する。これによって、上
記再生タイムコードデータPLTCは、RAM93に記
憶される。そしてステップS165に移行する。
【0118】ステップS165では、図31に示したタ
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びイン点のタイムコードデータPi
nを夫々読み出す。読み出されたこれらのタイムコード
データPLTC及びPinは、タイムコード比較手段1
19に供給される。タイムコード比較手段119は、再
生タイムコードデータPLTCと、イン点のタイムコー
ドデータPinを比較し、再生タイムコードデータPL
TCの時間軸上の位置が、イン点のタイムコードデータ
Pinの時間軸上の位置よりも数秒分手前か否かを判断
し、「YES」であればステップS166に移行する。
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びイン点のタイムコードデータPi
nを夫々読み出す。読み出されたこれらのタイムコード
データPLTC及びPinは、タイムコード比較手段1
19に供給される。タイムコード比較手段119は、再
生タイムコードデータPLTCと、イン点のタイムコー
ドデータPinを比較し、再生タイムコードデータPL
TCの時間軸上の位置が、イン点のタイムコードデータ
Pinの時間軸上の位置よりも数秒分手前か否かを判断
し、「YES」であればステップS166に移行する。
【0119】ステップS166では、図31に示した外
部VTR制御手段108が、一時停止を示す制御信号C
ONを、図28に示した再生側VTR1のシステムコン
トローラ8に供給する。これによって、再生側VTR1
のシステムコントローラ8は、テープトランスポート部
2及びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部
2に巻き戻し動作を停止させると共に、この後、一時停
止させる。そして再生側設定処理ルーチンを抜け、図3
2に示したメインルーチンのステップS200の記録側
設定処理ルーチンに移行する。
部VTR制御手段108が、一時停止を示す制御信号C
ONを、図28に示した再生側VTR1のシステムコン
トローラ8に供給する。これによって、再生側VTR1
のシステムコントローラ8は、テープトランスポート部
2及びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部
2に巻き戻し動作を停止させると共に、この後、一時停
止させる。そして再生側設定処理ルーチンを抜け、図3
2に示したメインルーチンのステップS200の記録側
設定処理ルーチンに移行する。
【0120】ステップS162において、「NO」と判
断した場合には、ステップS167に移行し、このステ
ップS167では、図31に示した外部VTR制御手段
108が、早送りを示す制御信号CONを、図28に示
した再生側VTR1のシステムコントローラ8に供給す
る。これによって、再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8は、テープトランスポート部2及びサーボ回路6
を制御し、テープトランスポート部2に早送り動作を開
始させる。そしてステップS164に移行する。
断した場合には、ステップS167に移行し、このステ
ップS167では、図31に示した外部VTR制御手段
108が、早送りを示す制御信号CONを、図28に示
した再生側VTR1のシステムコントローラ8に供給す
る。これによって、再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8は、テープトランスポート部2及びサーボ回路6
を制御し、テープトランスポート部2に早送り動作を開
始させる。そしてステップS164に移行する。
【0121】〔記録側設定処理ルーチン〕図35及び図
36は、図32に示したフローチャートのステップS2
00の記録側設定処理ルーチンによる制御動作を説明す
るためのフローチャートである。
36は、図32に示したフローチャートのステップS2
00の記録側設定処理ルーチンによる制御動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0122】ステップS201では、図31に示したキ
ー入力判別手段111が、キーが押圧されたか否かを判
断し、「YES」であればステップS202に移行す
る。
ー入力判別手段111が、キーが押圧されたか否かを判
断し、「YES」であればステップS202に移行す
る。
【0123】ステップS202では、図31に示したキ
ー入力判別手段111が、入力データKEYの内容に基
いて、図28に示したエンターキー35が押圧されたか
否かを判断し、「YES」であればステップS203に
移行し、「NO」であればステップS204に移行す
る。
ー入力判別手段111が、入力データKEYの内容に基
いて、図28に示したエンターキー35が押圧されたか
否かを判断し、「YES」であればステップS203に
移行し、「NO」であればステップS204に移行す
る。
【0124】ステップS203では、図31に示したキ
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、RAM93に保持されているデータを、イ
ン点(記録開始点)のタイムコードデータRinとして
RAM93上に再度記憶する。そして図36に示すフロ
ーチャートのステップS205に移行する。
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、RAM93に保持されているデータを、イ
ン点(記録開始点)のタイムコードデータRinとして
RAM93上に再度記憶する。そして図36に示すフロ
ーチャートのステップS205に移行する。
【0125】ステップS204では、図31に示したキ
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、入力データKEYを、RAM93に一時的
に保持する。そして再びステップS201に移行する。
ー入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手
段113が、入力データKEYを、RAM93に一時的
に保持する。そして再びステップS201に移行する。
【0126】以上説明した、ステップS201〜ステッ
プS204までの処理は、記録側VTR10にセットさ
れているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上
における記録開始点のタイムコードを入力するためのス
テップである。このステップS201〜ステップS20
4までの処理においても、図33及び図34において既
に説明した、再生側設定処理ルーチンのステップS15
1〜ステップS154、並びにステップS155〜ステ
ップS158までの処理と同様の過程を経て、イン点の
タイムコードが確定される。
プS204までの処理は、記録側VTR10にセットさ
れているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上
における記録開始点のタイムコードを入力するためのス
テップである。このステップS201〜ステップS20
4までの処理においても、図33及び図34において既
に説明した、再生側設定処理ルーチンのステップS15
1〜ステップS154、並びにステップS155〜ステ
ップS158までの処理と同様の過程を経て、イン点の
タイムコードが確定される。
【0127】ステップS205では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部2に供給し、テープトランスポート部2に再生動
作を開始させる。テープトランスポート部114の再生
動作が開始されると、テープトランスポート部114か
ら、システムコントローラ23に対し、タイムコードデ
ータLTCが供給される。図31に示したタイムコード
読み取り手段118は、テープトランスポート部114
から供給されるタイムコードデータLTCを読み取り、
読み取ったタイムコードデータLTCを、RAM93に
供給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコード
読み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み出
し/書き込み制御信号を供給する。これによって、上記
タイムコードデータLTCは、RAM93に記憶され
る。そしてステップS206に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部2に供給し、テープトランスポート部2に再生動
作を開始させる。テープトランスポート部114の再生
動作が開始されると、テープトランスポート部114か
ら、システムコントローラ23に対し、タイムコードデ
ータLTCが供給される。図31に示したタイムコード
読み取り手段118は、テープトランスポート部114
から供給されるタイムコードデータLTCを読み取り、
読み取ったタイムコードデータLTCを、RAM93に
供給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコード
読み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み出
し/書き込み制御信号を供給する。これによって、上記
タイムコードデータLTCは、RAM93に記憶され
る。そしてステップS206に移行する。
【0128】ステップS206では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、停止を示す制
御信号を、図28に示したサーボ回路24を通じて、テ
ープトランスポート部14に供給し、テープトランスポ
ート部14に再生動作を停止させる。そしてステップS
207に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、停止を示す制
御信号を、図28に示したサーボ回路24を通じて、テ
ープトランスポート部14に供給し、テープトランスポ
ート部14に再生動作を停止させる。そしてステップS
207に移行する。
【0129】ステップS207では、図31に示したタ
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記タイムコードデ
ータLTC及びイン点のタイムコードデータRinを夫
々読み出す。読み出されたこれらのタイムコードデータ
LTC及びRinは、タイムコード比較手段119に供
給される。タイムコード比較手段119は、タイムコー
ドデータLTCと、イン点のタイムコードデータRin
を比較する。そしてステップS208に移行する。
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記タイムコードデ
ータLTC及びイン点のタイムコードデータRinを夫
々読み出す。読み出されたこれらのタイムコードデータ
LTC及びRinは、タイムコード比較手段119に供
給される。タイムコード比較手段119は、タイムコー
ドデータLTCと、イン点のタイムコードデータRin
を比較する。そしてステップS208に移行する。
【0130】ステップS208では、図31に示したタ
イムコード比較手段119が、タイムコードデータLT
Cの時間軸上の位置が、イン点のタイムコードデータR
inの時間軸上の位置よりも先か否かを判断し、「YE
S」であればステップS209に移行し、「NO」であ
ればステップS213に移行する。このステップS20
8における判断は、磁気テープ17の位置を、イン点の
タイムコードデータRinの示す位置にするために、テ
ープトランスポート部14に巻き戻しを行わせるか、或
いは早送りを行わせるかを決定するために行われる。
イムコード比較手段119が、タイムコードデータLT
Cの時間軸上の位置が、イン点のタイムコードデータR
inの時間軸上の位置よりも先か否かを判断し、「YE
S」であればステップS209に移行し、「NO」であ
ればステップS213に移行する。このステップS20
8における判断は、磁気テープ17の位置を、イン点の
タイムコードデータRinの示す位置にするために、テ
ープトランスポート部14に巻き戻しを行わせるか、或
いは早送りを行わせるかを決定するために行われる。
【0131】ステップS209では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、巻き戻しを示
す制御信号を、サーボ回路24を通じて、図28に示し
たテープトランスポート部14に供給し、テープトラン
スポート部14に巻き戻し動作を開始させる。そしてス
テップS210に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、巻き戻しを示
す制御信号を、サーボ回路24を通じて、図28に示し
たテープトランスポート部14に供給し、テープトラン
スポート部14に巻き戻し動作を開始させる。そしてス
テップS210に移行する。
【0132】ステップS210では、図31に示したタ
イムコード読み取り手段118が、テープトランスポー
ト部14から供給されるタイムコードデータLTCを読
み取り、読み取った再生タイムコードデータLTCを、
RAM93に供給する。内部メモリ制御手段112は、
タイムコード読み取り手段118の制御の元に、RAM
93に読み出し/書き込み制御信号を供給する。これに
よって、上記タイムコードデータLTCは、RAM93
に記憶される。そしてステップS211に移行する。
イムコード読み取り手段118が、テープトランスポー
ト部14から供給されるタイムコードデータLTCを読
み取り、読み取った再生タイムコードデータLTCを、
RAM93に供給する。内部メモリ制御手段112は、
タイムコード読み取り手段118の制御の元に、RAM
93に読み出し/書き込み制御信号を供給する。これに
よって、上記タイムコードデータLTCは、RAM93
に記憶される。そしてステップS211に移行する。
【0133】ステップS211では、図31に示したタ
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記タイムコードデ
ータLTC及びイン点のタイムコードデータRinを夫
々読み出す。読み出されたこれらのタイムコードデータ
LTC及びRinは、タイムコード比較手段119に供
給される。タイムコード比較手段119は、タイムコー
ドデータLTCと、イン点のタイムコードデータRin
を比較し、タイムコードデータLTCの時間軸上の位置
が、イン点のタイムコードデータRinの時間軸上の位
置よりも数秒分手前か否かを判断し、「YES」であれ
ばステップS212に移行する。
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記タイムコードデ
ータLTC及びイン点のタイムコードデータRinを夫
々読み出す。読み出されたこれらのタイムコードデータ
LTC及びRinは、タイムコード比較手段119に供
給される。タイムコード比較手段119は、タイムコー
ドデータLTCと、イン点のタイムコードデータRin
を比較し、タイムコードデータLTCの時間軸上の位置
が、イン点のタイムコードデータRinの時間軸上の位
置よりも数秒分手前か否かを判断し、「YES」であれ
ばステップS212に移行する。
【0134】ステップS212では、図31に示した外
部VTR制御手段108が、一時停止を示す制御信号
を、図28に示したサーボ回路24を通じて、テープト
ランスポート部14に供給し、テープトランスポート部
2に巻き戻し動作を停止させると共に、この後、一時停
止させる。そして記録側設定処理ルーチンを抜け、図3
2に示したメインルーチンのステップS250のインサ
ート編集処理ルーチンに移行する。
部VTR制御手段108が、一時停止を示す制御信号
を、図28に示したサーボ回路24を通じて、テープト
ランスポート部14に供給し、テープトランスポート部
2に巻き戻し動作を停止させると共に、この後、一時停
止させる。そして記録側設定処理ルーチンを抜け、図3
2に示したメインルーチンのステップS250のインサ
ート編集処理ルーチンに移行する。
【0135】ステップS208において、「NO」と判
断した場合には、ステップS213に移行し、このステ
ップS213では、図31に示したテープトランスポー
ト部制御手段105が、早送りを示す制御信号を、サー
ボ回路24を通じて、図28に示したテープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に早
送り動作を開始させる。そしてステップS210に移行
する。
断した場合には、ステップS213に移行し、このステ
ップS213では、図31に示したテープトランスポー
ト部制御手段105が、早送りを示す制御信号を、サー
ボ回路24を通じて、図28に示したテープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に早
送り動作を開始させる。そしてステップS210に移行
する。
【0136】〔インサート編集処理ルーチン〕図37
は、図32に示したフローチャートのステップS250
のインサート編集処理ルーチンによる制御動作を説明す
るためのフローチャートである。
は、図32に示したフローチャートのステップS250
のインサート編集処理ルーチンによる制御動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0137】ステップS251では、図31に示した外
部VTR制御手段108が、再生を示す制御信号CON
を、図28に示した再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8に供給する。これによって、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8は、テープトランスポート部2及
びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部2に
再生動作を開始させる。再生側VTR1の再生動作が開
始されると、再生側VTR1から、システムコントロー
ラ23に対し、再生タイムコードデータPLTCが供給
される。図31に示したタイムコード読み取り手段11
8は、再生側VTR1から供給される再生タイムコード
データPLTCを読み取り、読み取った再生タイムコー
ドデータPLTCを、RAM93に供給する。内部メモ
リ制御手段112は、タイムコード読み取り手段118
の制御の元に、RAM93に読み出し/書き込み制御信
号を供給する。これによって、上記再生タイムコードデ
ータPLTCは、RAM93に記憶される。そしてステ
ップS252に移行する。
部VTR制御手段108が、再生を示す制御信号CON
を、図28に示した再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8に供給する。これによって、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8は、テープトランスポート部2及
びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部2に
再生動作を開始させる。再生側VTR1の再生動作が開
始されると、再生側VTR1から、システムコントロー
ラ23に対し、再生タイムコードデータPLTCが供給
される。図31に示したタイムコード読み取り手段11
8は、再生側VTR1から供給される再生タイムコード
データPLTCを読み取り、読み取った再生タイムコー
ドデータPLTCを、RAM93に供給する。内部メモ
リ制御手段112は、タイムコード読み取り手段118
の制御の元に、RAM93に読み出し/書き込み制御信
号を供給する。これによって、上記再生タイムコードデ
ータPLTCは、RAM93に記憶される。そしてステ
ップS252に移行する。
【0138】ステップS252では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部2に供給し、テープトランスポート部2に再生動
作を開始させる。テープトランスポート部114の再生
動作が開始されると、テープトランスポート部114か
ら、システムコントローラ23に対し、タイムコードデ
ータLTCが供給される。図31に示したタイムコード
読み取り手段118は、テープトランスポート部114
から供給されるタイムコードデータLTCを読み取り、
読み取ったタイムコードデータLTCを、RAM93に
供給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコード
読み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み出
し/書き込み制御信号を供給する。これによって、上記
タイムコードデータLTCは、RAM93に記憶され
る。そしてステップS253に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部2に供給し、テープトランスポート部2に再生動
作を開始させる。テープトランスポート部114の再生
動作が開始されると、テープトランスポート部114か
ら、システムコントローラ23に対し、タイムコードデ
ータLTCが供給される。図31に示したタイムコード
読み取り手段118は、テープトランスポート部114
から供給されるタイムコードデータLTCを読み取り、
読み取ったタイムコードデータLTCを、RAM93に
供給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコード
読み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み出
し/書き込み制御信号を供給する。これによって、上記
タイムコードデータLTCは、RAM93に記憶され
る。そしてステップS253に移行する。
【0139】ステップS253では、図31に示したタ
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びタイムコードデータLTCを夫々
読み出す。読み出されたこれらのタイムコードデータP
LTC及びLTCは、タイムコード比較手段119に供
給される。タイムコード比較手段119は、再生側VT
R1からの再生タイムコードデータPLTCと、テープ
トランスポート部14からのタイムコードデータLTC
の差分を得、この差分が、再生側VTR1にセットされ
ているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上のイ
ン点のタイムコードPinと、記録側VTR10にセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ1
7上のイン点のタイムコードRinとの差分と一致する
か否かを検出し、その結果を、外部VTR制御手段10
8及びテープトランスポート部制御手段105に供給す
る。これにより、外部VTR制御手段108は再生側V
TR1を、テープトランスポート部制御手段105はテ
ープトランスポート部14を夫々制御し、その結果、再
生側VTR1と、テープトランスポート部14との調相
がとられる。そしてステップS254に移行する。
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びタイムコードデータLTCを夫々
読み出す。読み出されたこれらのタイムコードデータP
LTC及びLTCは、タイムコード比較手段119に供
給される。タイムコード比較手段119は、再生側VT
R1からの再生タイムコードデータPLTCと、テープ
トランスポート部14からのタイムコードデータLTC
の差分を得、この差分が、再生側VTR1にセットされ
ているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上のイ
ン点のタイムコードPinと、記録側VTR10にセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ1
7上のイン点のタイムコードRinとの差分と一致する
か否かを検出し、その結果を、外部VTR制御手段10
8及びテープトランスポート部制御手段105に供給す
る。これにより、外部VTR制御手段108は再生側V
TR1を、テープトランスポート部制御手段105はテ
ープトランスポート部14を夫々制御し、その結果、再
生側VTR1と、テープトランスポート部14との調相
がとられる。そしてステップS254に移行する。
【0140】ステップS254では、図31に示したタ
イムコード読み取り手段118が、再生側VTR1から
供給される再生タイムコードデータPLTCを読み取
り、読み取った再生タイムコードデータPLTCを、R
AM93に供給する。内部メモリ制御手段112は、タ
イムコード読み取り手段118の制御の元に、RAM9
3に読み出し/書き込み制御信号を供給する。これによ
って、上記再生タイムコードデータPLTCは、RAM
93に記憶される。そしてステップS255に移行す
る。
イムコード読み取り手段118が、再生側VTR1から
供給される再生タイムコードデータPLTCを読み取
り、読み取った再生タイムコードデータPLTCを、R
AM93に供給する。内部メモリ制御手段112は、タ
イムコード読み取り手段118の制御の元に、RAM9
3に読み出し/書き込み制御信号を供給する。これによ
って、上記再生タイムコードデータPLTCは、RAM
93に記憶される。そしてステップS255に移行す
る。
【0141】ステップS255では、図31に示したタ
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びイン点のタイムコードデータPi
nを夫々読み出す。読み出されたこれらのタイムコード
データPLTC及びPinは、タイムコード比較手段1
19に供給される。タイムコード比較手段119は、再
生タイムコードデータPLTCと、イン点のタイムコー
ドデータPinを比較し、再生タイムコードデータPL
TCの時間軸上の位置が、イン点のタイムコードデータ
Pinの時間軸上の位置となったか否かを判断し、「Y
ES」であればステップS256に移行する。
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びイン点のタイムコードデータPi
nを夫々読み出す。読み出されたこれらのタイムコード
データPLTC及びPinは、タイムコード比較手段1
19に供給される。タイムコード比較手段119は、再
生タイムコードデータPLTCと、イン点のタイムコー
ドデータPinを比較し、再生タイムコードデータPL
TCの時間軸上の位置が、イン点のタイムコードデータ
Pinの時間軸上の位置となったか否かを判断し、「Y
ES」であればステップS256に移行する。
【0142】ステップS256では、図31に示した復
号情報生成手段114が、GOP先頭データ及びインタ
ー/イントラ選択信号からなる復号情報EDaを、図2
9に示した映像エンコーダ12vの出力符号化回路68
に供給する。そしてステップS257に移行する。
号情報生成手段114が、GOP先頭データ及びインタ
ー/イントラ選択信号からなる復号情報EDaを、図2
9に示した映像エンコーダ12vの出力符号化回路68
に供給する。そしてステップS257に移行する。
【0143】ステップS257では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、記録を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に再
生動作を開始させる。テープトランスポート部14の記
録動作が開始されると、図29に示した映像エンコーダ
12vの出力符号化回路68において、出力用として構
成された、映像データ、音声データ及び上記復号情報
が、図28に示した切換回路13を介して記録再生ヘッ
ド15に供給され、この記録再生ヘッド15によって、
傾斜トラックを形成するように、磁気テープ17上のイ
ン点Rinの位置から記録される。そしてステップS2
58に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、記録を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に再
生動作を開始させる。テープトランスポート部14の記
録動作が開始されると、図29に示した映像エンコーダ
12vの出力符号化回路68において、出力用として構
成された、映像データ、音声データ及び上記復号情報
が、図28に示した切換回路13を介して記録再生ヘッ
ド15に供給され、この記録再生ヘッド15によって、
傾斜トラックを形成するように、磁気テープ17上のイ
ン点Rinの位置から記録される。そしてステップS2
58に移行する。
【0144】ステップS258では、図31に示したタ
イムコード読み取り手段118が、再生側VTR1から
供給される再生タイムコードデータPLTCを読み取
り、読み取った再生タイムコードデータPLTCを、R
AM93に供給する。内部メモリ制御手段112は、タ
イムコード読み取り手段118の制御の元に、RAM9
3に読み出し/書き込み制御信号を供給する。これによ
って、上記再生タイムコードデータPLTCは、RAM
93に記憶される。そしてステップS259に移行す
る。
イムコード読み取り手段118が、再生側VTR1から
供給される再生タイムコードデータPLTCを読み取
り、読み取った再生タイムコードデータPLTCを、R
AM93に供給する。内部メモリ制御手段112は、タ
イムコード読み取り手段118の制御の元に、RAM9
3に読み出し/書き込み制御信号を供給する。これによ
って、上記再生タイムコードデータPLTCは、RAM
93に記憶される。そしてステップS259に移行す
る。
【0145】ステップS259では、図31に示したタ
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びアウト点のタイムコードデータP
outを夫々読み出す。読み出されたこれらのタイムコ
ードデータPLTC及びPoutは、タイムコード比較
手段119に供給される。タイムコード比較手段119
は、再生タイムコードデータPLTCと、アウト点のタ
イムコードデータPoutを比較し、再生タイムコード
データPLTCの時間軸上の位置が、アウト点のタイム
コードデータPoutの時間軸上の位置となったか否か
を判断し、「YES」であればステップS260に移行
する。
イムコード比較手段119の制御の元に、内部メモリ制
御手段113が、RAM93から、上記再生タイムコー
ドデータPLTC及びアウト点のタイムコードデータP
outを夫々読み出す。読み出されたこれらのタイムコ
ードデータPLTC及びPoutは、タイムコード比較
手段119に供給される。タイムコード比較手段119
は、再生タイムコードデータPLTCと、アウト点のタ
イムコードデータPoutを比較し、再生タイムコード
データPLTCの時間軸上の位置が、アウト点のタイム
コードデータPoutの時間軸上の位置となったか否か
を判断し、「YES」であればステップS260に移行
する。
【0146】ステップS260では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、記録動作解除
を示す制御信号を、サーボ回路24を通じて、テープト
ランスポート部14に供給し、テープトランスポート部
14に記録動作を解除させる。そしてステップS261
に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、記録動作解除
を示す制御信号を、サーボ回路24を通じて、テープト
ランスポート部14に供給し、テープトランスポート部
14に記録動作を解除させる。そしてステップS261
に移行する。
【0147】ステップS261では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、停止を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に動
作を停止させる。そしてステップS262に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、停止を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に動
作を停止させる。そしてステップS262に移行する。
【0148】ステップS262では、図31に示した外
部VTR制御手段108が、停止を示す制御信号CON
を、図28に示した再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8に供給する。これによって、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8は、テープトランスポート部2及
びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部2に
再生動作を停止させる。そしてインサート編集処理ルー
チンを抜け、図32に示したメインルーチンにおける処
理を終了する。
部VTR制御手段108が、停止を示す制御信号CON
を、図28に示した再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8に供給する。これによって、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8は、テープトランスポート部2及
びサーボ回路6を制御し、テープトランスポート部2に
再生動作を停止させる。そしてインサート編集処理ルー
チンを抜け、図32に示したメインルーチンにおける処
理を終了する。
【0149】〔再生処理ルーチン〕図38は、図32に
示したフローチャートのステップS100の再生処理ル
ーチンによる制御動作を説明するためのフローチャート
である。
示したフローチャートのステップS100の再生処理ル
ーチンによる制御動作を説明するためのフローチャート
である。
【0150】ステップS101では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に再
生動作を開始させる。テープトランスポート部14の再
生動作が開始されると、テープトランスポート部14か
ら再生された再生データが、図30に示した入力復号化
回路71に供給される。入力復号化回路71において
は、映像データ、音声データ及び復号情報DDaに対し
てチャンネルデコーディングによる復調処理及びエラー
訂正処理が施され、これらの処理が施された後、映像デ
ータは可変長符号化回路73へ、音声データは図28に
示した音声デコーダ21aへ、復号情報DDaはシステ
ムコントローラ23に供給される。図31に示した復号
情報抽出手段115は、上記復号情報DDaを得、この
復号情報DDaをRAM93に供給する。RAM93
は、上記復号情報抽出手段115の制御の元に、RAM
93に対し、読み出し/書き込み制御信号を供給する。
これにより、上記復号情報抽出手段115によって抽出
された復号情報DDaは、RAM93に記憶される。そ
してステップS102に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に再
生動作を開始させる。テープトランスポート部14の再
生動作が開始されると、テープトランスポート部14か
ら再生された再生データが、図30に示した入力復号化
回路71に供給される。入力復号化回路71において
は、映像データ、音声データ及び復号情報DDaに対し
てチャンネルデコーディングによる復調処理及びエラー
訂正処理が施され、これらの処理が施された後、映像デ
ータは可変長符号化回路73へ、音声データは図28に
示した音声デコーダ21aへ、復号情報DDaはシステ
ムコントローラ23に供給される。図31に示した復号
情報抽出手段115は、上記復号情報DDaを得、この
復号情報DDaをRAM93に供給する。RAM93
は、上記復号情報抽出手段115の制御の元に、RAM
93に対し、読み出し/書き込み制御信号を供給する。
これにより、上記復号情報抽出手段115によって抽出
された復号情報DDaは、RAM93に記憶される。そ
してステップS102に移行する。
【0151】ステップS102では、図31に示したG
OP判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段
113が、RAM93に対し、読み出し/書き込み制御
信号を供給する。これによって、RAM93に記憶され
ているGOP先頭データが読み出される。RAM93か
ら読み出されたGOP先頭データは、GOP判別手段1
16に供給される。GOP判別手段116は、RAM9
3から供給されたGOP先頭データが、“1”か否かを
判別し、「YES」であれば、ステップS104に移行
し、「NO」であればステップS103に移行する。
OP判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段
113が、RAM93に対し、読み出し/書き込み制御
信号を供給する。これによって、RAM93に記憶され
ているGOP先頭データが読み出される。RAM93か
ら読み出されたGOP先頭データは、GOP判別手段1
16に供給される。GOP判別手段116は、RAM9
3から供給されたGOP先頭データが、“1”か否かを
判別し、「YES」であれば、ステップS104に移行
し、「NO」であればステップS103に移行する。
【0152】ステップS103では、図31に示したG
OP判別手段116は、RAM93から供給されたGO
P先頭データが、“0”か否かを判別し、「YES」で
あればステップS104に移行し、「NO」であればス
テップS106に移行する。
OP判別手段116は、RAM93から供給されたGO
P先頭データが、“0”か否かを判別し、「YES」で
あればステップS104に移行し、「NO」であればス
テップS106に移行する。
【0153】ステップS104では、図31に示したイ
ンター/イントラ判別手段117の制御の元に、内部メ
モリ制御手段113が、RAM93に読み出し/書き込
み制御信号を供給する。これにより、RAM93に記憶
されている、インター/イントラ選択信号SELが読み
出される。RAM93から読み出されたインター/イン
トラ選択信号SELは、インター/イントラ判別手段1
17に供給される。そしてステップS105に移行す
る。
ンター/イントラ判別手段117の制御の元に、内部メ
モリ制御手段113が、RAM93に読み出し/書き込
み制御信号を供給する。これにより、RAM93に記憶
されている、インター/イントラ選択信号SELが読み
出される。RAM93から読み出されたインター/イン
トラ選択信号SELは、インター/イントラ判別手段1
17に供給される。そしてステップS105に移行す
る。
【0154】ステップS105では、図31に示したイ
ンター/イントラ判別手段117が、RAM93からの
インター/イントラ選択信号SELを、図30に示した
スイッチ84に供給する。これによって、スイッチ84
の可動接点cが、インター側固定接点a若しくはイント
ラ側固定接点bに接続され、インター/イントラの切り
換えが行われる。そしてステップS106に移行する。
ンター/イントラ判別手段117が、RAM93からの
インター/イントラ選択信号SELを、図30に示した
スイッチ84に供給する。これによって、スイッチ84
の可動接点cが、インター側固定接点a若しくはイント
ラ側固定接点bに接続され、インター/イントラの切り
換えが行われる。そしてステップS106に移行する。
【0155】ステップS106では、図31に示した外
部メモリ制御手段112が、図30に示したフレームメ
モリ76及び79を制御し、フレームメモリ76及び7
9にデータの読み出し、書き込みを行わせる。これによ
って、動き補償回路80及び81、加算回路82及び8
3において、元のマクロブロックデータの復元処理が開
始される。そしてステップS107に移行する。
部メモリ制御手段112が、図30に示したフレームメ
モリ76及び79を制御し、フレームメモリ76及び7
9にデータの読み出し、書き込みを行わせる。これによ
って、動き補償回路80及び81、加算回路82及び8
3において、元のマクロブロックデータの復元処理が開
始される。そしてステップS107に移行する。
【0156】ステップS107では、図31に示したタ
イミング制御手段109の制御の元に、図30に示した
可変長復号化回路73が、動きベクトルデータMVを、
動き補償回路80及び81に夫々供給する。そしてステ
ップS108に移行する。
イミング制御手段109の制御の元に、図30に示した
可変長復号化回路73が、動きベクトルデータMVを、
動き補償回路80及び81に夫々供給する。そしてステ
ップS108に移行する。
【0157】ステップS108では、図31に示したキ
ー入力判別手段111が、図28に示した停止キー29
が押圧されたか否かを判断し、「YES」であれば、こ
の再生処理ルーチンを抜け、図32に示したメインルー
チンにおいて終了する。
ー入力判別手段111が、図28に示した停止キー29
が押圧されたか否かを判断し、「YES」であれば、こ
の再生処理ルーチンを抜け、図32に示したメインルー
チンにおいて終了する。
【0158】この再生処理ルーチンにおいては、GOP
の先頭、ピクチャの先頭において、インター/イントラ
の切り換えを行うと共に、マクロブロック単位でのデー
タの復元のための制御を行っている。
の先頭、ピクチャの先頭において、インター/イントラ
の切り換えを行うと共に、マクロブロック単位でのデー
タの復元のための制御を行っている。
【0159】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の編集システムにおけるインサート編集においては、
解決しなければならない大きな問題があった。これにつ
いて図39を参照して説明する。
来の編集システムにおけるインサート編集においては、
解決しなければならない大きな問題があった。これにつ
いて図39を参照して説明する。
【0160】図39は、図28〜図38を参照して説明
した、従来の編集システムにおいてインサート編集を行
った場合に、どのような不都合が生じるかを説明するた
めの説明図である。
した、従来の編集システムにおいてインサート編集を行
った場合に、どのような不都合が生じるかを説明するた
めの説明図である。
【0161】図39Aは、図32に示したフローチャー
トのステップS150の再生側設定処理ルーチンにおい
て、使用者に設定された、インサート画像のイン点Pi
n及びアウト点Poutを示している。図39Bは、図
28に示した記録側VTR10にセットされているビデ
オ・テープ・カセットの磁気テープ17上に記録されて
いるフレームデータのフレーム番号を示している。図3
9Cは、図39Bで示しているフレーム番号に対応す
る、磁気テープ17上の記録データのピクチャタイプを
示している。この図39Cにおいて、左側の英文字は、
ピクチャタイプ、右側の数字はフレーム番号である。例
えばフレーム番号“0”の記録データに対しては、符号
“B0”が付されており、この符号“B0”は、フレー
ム番号“0”のBピクチャを意味する。また、例えば符
号“I1”は、フレーム番号“1”のIピクチャを意味
する。前提としては、上述と同様に、1つのGOPが、
2つのフレームで構成され、1つのGOPを構成するピ
クチャは、BピクチャとIピクチャである。
トのステップS150の再生側設定処理ルーチンにおい
て、使用者に設定された、インサート画像のイン点Pi
n及びアウト点Poutを示している。図39Bは、図
28に示した記録側VTR10にセットされているビデ
オ・テープ・カセットの磁気テープ17上に記録されて
いるフレームデータのフレーム番号を示している。図3
9Cは、図39Bで示しているフレーム番号に対応す
る、磁気テープ17上の記録データのピクチャタイプを
示している。この図39Cにおいて、左側の英文字は、
ピクチャタイプ、右側の数字はフレーム番号である。例
えばフレーム番号“0”の記録データに対しては、符号
“B0”が付されており、この符号“B0”は、フレー
ム番号“0”のBピクチャを意味する。また、例えば符
号“I1”は、フレーム番号“1”のIピクチャを意味
する。前提としては、上述と同様に、1つのGOPが、
2つのフレームで構成され、1つのGOPを構成するピ
クチャは、BピクチャとIピクチャである。
【0162】図39A、図39B及び図39Cの3つの
図から、図39Cに示すように、磁気テープ17上の
“5”番目のフレームのデータの記録されている位置に
記録されているタイムコードデータが、イン点(記録開
始点)Rinとされ、再生側VTR1にセットされてい
るビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上の、上記
イン点のタイムコードデータPinの記録位置から、ア
ウト点Poutのタイムコードデータの記録位置までの
画像が、インサート画像として、上記記録側VTR10
にセットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テ
ープ上のイン点Rinの位置から記録されることを前提
としていることが分かる。
図から、図39Cに示すように、磁気テープ17上の
“5”番目のフレームのデータの記録されている位置に
記録されているタイムコードデータが、イン点(記録開
始点)Rinとされ、再生側VTR1にセットされてい
るビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上の、上記
イン点のタイムコードデータPinの記録位置から、ア
ウト点Poutのタイムコードデータの記録位置までの
画像が、インサート画像として、上記記録側VTR10
にセットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テ
ープ上のイン点Rinの位置から記録されることを前提
としていることが分かる。
【0163】図39Eは、インサートされる状態を、疑
似的に制御信号として示した図であり、ハイレベル
“1”となっている期間がインサートが行われる期間で
ある。つまり、この図39Eは、記録側側VTR10に
セットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テー
プ17上のどの位置の記録データがインサート編集によ
って上書きされるのかを示している。図39Fは、記録
側VTR10の磁気テープ17に記録される、上記再生
側VTR1で再生されたインサート画像I2’、B
3’、I4’及びB5’を夫々示している。図31に示
したテープトランスポート部制御手段105が、図28
に示したテープトランスポート部14に供給する、記録
トラック信号のアクティブな期間、即ち、記録期間は、
図39Jに示すように、図39Fに示したインサート期
間のハイレベル“1”の期間と同じ長さとなる。よっ
て、図39Jに示すように、図39Fに示すインサート
画像は、記録トラック信号がハイレベル“1”の期間に
のみ、記録側VTR10の磁気テープ17上に、傾斜ト
ラックを形成するように記録される。
似的に制御信号として示した図であり、ハイレベル
“1”となっている期間がインサートが行われる期間で
ある。つまり、この図39Eは、記録側側VTR10に
セットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テー
プ17上のどの位置の記録データがインサート編集によ
って上書きされるのかを示している。図39Fは、記録
側VTR10の磁気テープ17に記録される、上記再生
側VTR1で再生されたインサート画像I2’、B
3’、I4’及びB5’を夫々示している。図31に示
したテープトランスポート部制御手段105が、図28
に示したテープトランスポート部14に供給する、記録
トラック信号のアクティブな期間、即ち、記録期間は、
図39Jに示すように、図39Fに示したインサート期
間のハイレベル“1”の期間と同じ長さとなる。よっ
て、図39Jに示すように、図39Fに示すインサート
画像は、記録トラック信号がハイレベル“1”の期間に
のみ、記録側VTR10の磁気テープ17上に、傾斜ト
ラックを形成するように記録される。
【0164】図39Kは、磁気テープ17上のトラック
パターンを示している。この図39Kから分かるよう
に、1つのGOPにつき、2本のトラックが形成され、
一方のトラックは、Bピクチャと、Iピクチャ、もう一
方のトラックはIピクチャの記録領域となっている。イ
ンサート領域の先頭位置のGOPは、IピクチャI2’
と、磁気テープ17上に元々記録されていたBピクチャ
B4及びIピクチャI5とが混在し、インサート領域の
最後尾のGOPは、BピクチャB5’と、IピクチャI
6’と、IピクチャI9が混在している。IピクチャI
6’は、インサート画像のIピクチャI6’であり、こ
の図に示すように、当該トラックの上部だけにしか記録
されていない。尚、図39Lは、上記磁気テープ17上
において、長手トラックを形成するように記録されるタ
イムコードデータを示している。
パターンを示している。この図39Kから分かるよう
に、1つのGOPにつき、2本のトラックが形成され、
一方のトラックは、Bピクチャと、Iピクチャ、もう一
方のトラックはIピクチャの記録領域となっている。イ
ンサート領域の先頭位置のGOPは、IピクチャI2’
と、磁気テープ17上に元々記録されていたBピクチャ
B4及びIピクチャI5とが混在し、インサート領域の
最後尾のGOPは、BピクチャB5’と、IピクチャI
6’と、IピクチャI9が混在している。IピクチャI
6’は、インサート画像のIピクチャI6’であり、こ
の図に示すように、当該トラックの上部だけにしか記録
されていない。尚、図39Lは、上記磁気テープ17上
において、長手トラックを形成するように記録されるタ
イムコードデータを示している。
【0165】図39Gは、上記再生側VTR1で再生さ
れたインサート画像を、上記記録側VTR10の磁気テ
ープ17上に記録した後の、再生時の復号化処理を説明
するための図である。図中、矢印の根元部分のピクチャ
は、Bピクチャの復号化処理に使用されるIピクチャを
示し、矢印で示されているピクチャは、上記Iピクチャ
が用いられて復号化されるBピクチャを示している。
れたインサート画像を、上記記録側VTR10の磁気テ
ープ17上に記録した後の、再生時の復号化処理を説明
するための図である。図中、矢印の根元部分のピクチャ
は、Bピクチャの復号化処理に使用されるIピクチャを
示し、矢印で示されているピクチャは、上記Iピクチャ
が用いられて復号化されるBピクチャを示している。
【0166】既に説明したように、Iピクチャは、フレ
ーム内符号化により生成されたピクチャであるから、図
30に示した入力復号化回路71からIDCT回路75
までの復号化処理によって復元される。一方、Bピクチ
ャは、フレーム間符号化により生成されたピクチャであ
るから、上記復号化処理の後、更に、動き補償回路80
及び81、加算回路82及び83を用いた復元処理を施
す必要がある。以下、矢印を付しているBピクチャにつ
いてのみ説明する。
ーム内符号化により生成されたピクチャであるから、図
30に示した入力復号化回路71からIDCT回路75
までの復号化処理によって復元される。一方、Bピクチ
ャは、フレーム間符号化により生成されたピクチャであ
るから、上記復号化処理の後、更に、動き補償回路80
及び81、加算回路82及び83を用いた復元処理を施
す必要がある。以下、矢印を付しているBピクチャにつ
いてのみ説明する。
【0167】先ず、BピクチャB4について説明する。
元々記録側VTR10の磁気テープ17上に記録されて
いたBピクチャB4を復元する場合は、図中、矢印で示
すように、元々記録側VTR10の磁気テープ17上に
記録されていた、IピクチャI3と、インサート編集に
よって新たに記録されたIピクチャI2’とが用いられ
る。つまり、BピクチャB4は、符号化時に用いられた
IピクチャI3と、符号化時に用いられなかった、何等
関連性のないインサート画像としてのIピクチャI2’
とが用いられて復元される。
元々記録側VTR10の磁気テープ17上に記録されて
いたBピクチャB4を復元する場合は、図中、矢印で示
すように、元々記録側VTR10の磁気テープ17上に
記録されていた、IピクチャI3と、インサート編集に
よって新たに記録されたIピクチャI2’とが用いられ
る。つまり、BピクチャB4は、符号化時に用いられた
IピクチャI3と、符号化時に用いられなかった、何等
関連性のないインサート画像としてのIピクチャI2’
とが用いられて復元される。
【0168】次に、インサート編集によって新たに記録
されたBピクチャB3’について説明する。インサート
編集によって新たに記録されたBピクチャB3’を復元
する場合は、図中、矢印で示すように、インサート編集
によって新たに記録されたIピクチャI2’と、インサ
ート編集によって新たに記録されたIピクチャI4’と
が用いられる。つまり、BピクチャB3’は、符号化時
に用いられたIピクチャI2’と、符号化時に用いられ
たIピクチャI4’とが用いられて復元される。
されたBピクチャB3’について説明する。インサート
編集によって新たに記録されたBピクチャB3’を復元
する場合は、図中、矢印で示すように、インサート編集
によって新たに記録されたIピクチャI2’と、インサ
ート編集によって新たに記録されたIピクチャI4’と
が用いられる。つまり、BピクチャB3’は、符号化時
に用いられたIピクチャI2’と、符号化時に用いられ
たIピクチャI4’とが用いられて復元される。
【0169】次に、インサート編集によって新たに記録
されたBピクチャB5’について説明する。インサート
編集によって新たに記録されたBピクチャB5’を復元
する場合は、図中、矢印で示すように、インサート編集
によって新たに記録されたIピクチャI4’と、元々記
録側VTR10の磁気テープ17上に記録されていた、
IピクチャI9と、インサート編集によって新たに記録
された僅かなデータ量のIピクチャI6’とが用いられ
る。つまり、BピクチャB5’は、符号化時に用いられ
たIピクチャI4’及び僅かなデータ量のIピクチャI
6’と、符号化時に用いられなかった、何等関連性のな
い元々記録側VTR10の磁気テープ17上に記録され
ていたIピクチャI9とが用いられて復元される。
されたBピクチャB5’について説明する。インサート
編集によって新たに記録されたBピクチャB5’を復元
する場合は、図中、矢印で示すように、インサート編集
によって新たに記録されたIピクチャI4’と、元々記
録側VTR10の磁気テープ17上に記録されていた、
IピクチャI9と、インサート編集によって新たに記録
された僅かなデータ量のIピクチャI6’とが用いられ
る。つまり、BピクチャB5’は、符号化時に用いられ
たIピクチャI4’及び僅かなデータ量のIピクチャI
6’と、符号化時に用いられなかった、何等関連性のな
い元々記録側VTR10の磁気テープ17上に記録され
ていたIピクチャI9とが用いられて復元される。
【0170】以上の説明から分かるように、インサート
編集によって、磁気テープ17上にフレーム間符号化し
たインサート画像を記録した場合、インサートの開始点
のフレーム間符号化画像データと、インサート終了点の
フレーム間符号化画像データは、フレーム間符号化され
たときに用いられた画像と異なる画像が用いられて復元
されてしまう。図39Gに示した例では、元々記録側V
TR10の磁気テープ17上に記録されていたBピクチ
ャB4と、インサート編集によって新たに記録側VTR
10の磁気テープ17上に記録されたBピクチャB5’
が該当する。
編集によって、磁気テープ17上にフレーム間符号化し
たインサート画像を記録した場合、インサートの開始点
のフレーム間符号化画像データと、インサート終了点の
フレーム間符号化画像データは、フレーム間符号化され
たときに用いられた画像と異なる画像が用いられて復元
されてしまう。図39Gに示した例では、元々記録側V
TR10の磁気テープ17上に記録されていたBピクチ
ャB4と、インサート編集によって新たに記録側VTR
10の磁気テープ17上に記録されたBピクチャB5’
が該当する。
【0171】従って、図39Iに示すように、復元後の
再生画像V0B〜V11Iの内、元々記録側VTR10
の磁気テープ17上に記録されていたBピクチャB4の
再生画像V4Bと、インサート編集によって新たに記録
側VTR10の磁気テープ17上に記録されたBピクチ
ャB5’の再生画像V5B’は、夫々、全く関連性のな
い2つの画像によって復元された、画質劣化の著しい画
像である。
再生画像V0B〜V11Iの内、元々記録側VTR10
の磁気テープ17上に記録されていたBピクチャB4の
再生画像V4Bと、インサート編集によって新たに記録
側VTR10の磁気テープ17上に記録されたBピクチ
ャB5’の再生画像V5B’は、夫々、全く関連性のな
い2つの画像によって復元された、画質劣化の著しい画
像である。
【0172】例えば、元々記録側VTR10の磁気テー
プ17上に記録されていた画像データが、山の画像デー
タ、インサート編集により新たに記録された画像データ
が、海の画像データとすると、上記「画質劣化の著しい
画像」とは、山の画像データと海の画像データを用いて
復元された画像であり、もはや「画質劣化の著しい画
像」というべきではなく、「誤った処理による視覚的に
識別困難な画像」というべきであろう。
プ17上に記録されていた画像データが、山の画像デー
タ、インサート編集により新たに記録された画像データ
が、海の画像データとすると、上記「画質劣化の著しい
画像」とは、山の画像データと海の画像データを用いて
復元された画像であり、もはや「画質劣化の著しい画
像」というべきではなく、「誤った処理による視覚的に
識別困難な画像」というべきであろう。
【0173】尚、上述の例においては、両方向予測の場
合にこのような不都合が生じるとしているが、片方向予
測の場合であっても同様である。例えば図39Gに示し
たBピクチャB4が、符号化時に、IピクチャI4(図
39Gにおいては、インサート編集のために上書きされ
ており、図では示すことができない)が用いられている
のにもかかわらず、図39Gに示すように、復元の際
に、インサート編集によって新たに記録側VTR10の
磁気テープ17上に記録されたIピクチャI2’が用い
られてしまう。また、例えば図39Gに示したBピクチ
ャB5’が、符号化時に、IピクチャI6’(符号化時
において用いられるものの、記録側VTR10の磁気テ
ープ17には僅かな量のデータしか記録されない)が用
いられているのにもかかわらず、図39Gに示すよう
に、復元の際に、元々記録側VTR10の磁気テープ1
7上に記録されていたIピクチャI9が用いられてしま
う。つまり、片方向予測の場合であっても、画質劣化の
著しい画像を再生してしまうのである。
合にこのような不都合が生じるとしているが、片方向予
測の場合であっても同様である。例えば図39Gに示し
たBピクチャB4が、符号化時に、IピクチャI4(図
39Gにおいては、インサート編集のために上書きされ
ており、図では示すことができない)が用いられている
のにもかかわらず、図39Gに示すように、復元の際
に、インサート編集によって新たに記録側VTR10の
磁気テープ17上に記録されたIピクチャI2’が用い
られてしまう。また、例えば図39Gに示したBピクチ
ャB5’が、符号化時に、IピクチャI6’(符号化時
において用いられるものの、記録側VTR10の磁気テ
ープ17には僅かな量のデータしか記録されない)が用
いられているのにもかかわらず、図39Gに示すよう
に、復元の際に、元々記録側VTR10の磁気テープ1
7上に記録されていたIピクチャI9が用いられてしま
う。つまり、片方向予測の場合であっても、画質劣化の
著しい画像を再生してしまうのである。
【0174】ここで、「フレーム」について定義してお
く。「フレーム」は、その画像が、ビデオカメラによっ
て撮像された被写体の映像の場合においては、NTSC
やPAL方式等のテレビジョン方式における奇数及び偶
数フィールドからなるものであり、その画像が、コンピ
ュータグラフィックス処理によって生成された画像の場
合においては、最初から1つのフレームとして生成され
た画像そのものである。上述においては、単に「フレー
ム」画像が扱われるときに生じる問題について説明した
が、単に「フレーム」画像が扱われるときのみに生じる
問題ではなく、厳密にいえば、時間軸上において異なる
位置にある画像に対し、符号化処理を行う際に生じる問
題である。よって、ビデオカメラで撮像されて得られた
画像に対して符号化処理が行われる場合、上述したよう
な問題は、上記符号化処理が、フレーム間符号化処理で
あっても、フィールド間符号化処理であっても、同様に
生じる。また、コンピュータグラフィックス処理によっ
て生成された画像に対して符号化処理が行われる場合、
通常、コンピュータグラフィックス処理においては、フ
レーム単位で画像が生成されるので、符号化処理として
は、フレーム間符号化処理が用いられる。従って、コン
ピュータグラフィックス処理によって生成された画像に
対して符号化処理を行う場合にあっては、上述したよう
な問題は、フレーム間符号化処理において生じる。
く。「フレーム」は、その画像が、ビデオカメラによっ
て撮像された被写体の映像の場合においては、NTSC
やPAL方式等のテレビジョン方式における奇数及び偶
数フィールドからなるものであり、その画像が、コンピ
ュータグラフィックス処理によって生成された画像の場
合においては、最初から1つのフレームとして生成され
た画像そのものである。上述においては、単に「フレー
ム」画像が扱われるときに生じる問題について説明した
が、単に「フレーム」画像が扱われるときのみに生じる
問題ではなく、厳密にいえば、時間軸上において異なる
位置にある画像に対し、符号化処理を行う際に生じる問
題である。よって、ビデオカメラで撮像されて得られた
画像に対して符号化処理が行われる場合、上述したよう
な問題は、上記符号化処理が、フレーム間符号化処理で
あっても、フィールド間符号化処理であっても、同様に
生じる。また、コンピュータグラフィックス処理によっ
て生成された画像に対して符号化処理が行われる場合、
通常、コンピュータグラフィックス処理においては、フ
レーム単位で画像が生成されるので、符号化処理として
は、フレーム間符号化処理が用いられる。従って、コン
ピュータグラフィックス処理によって生成された画像に
対して符号化処理を行う場合にあっては、上述したよう
な問題は、フレーム間符号化処理において生じる。
【0175】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、フレーム間符号化された画像データが記録され
ている記録媒体上に、フレーム間符号化した画像データ
をインサート編集により記録した場合であっても、挿入
した画像と、元々記録されていた画像の境目の画像を正
しく復元し、質の高い再生画像を得ることのできる画像
情報記録方法及びその装置、画像情報再生方法及びその
装置、並びに編集方法及びそのシステム提案しようとす
るものである。
もので、フレーム間符号化された画像データが記録され
ている記録媒体上に、フレーム間符号化した画像データ
をインサート編集により記録した場合であっても、挿入
した画像と、元々記録されていた画像の境目の画像を正
しく復元し、質の高い再生画像を得ることのできる画像
情報記録方法及びその装置、画像情報再生方法及びその
装置、並びに編集方法及びそのシステム提案しようとす
るものである。
【0176】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数フレーム
からなる記録単位毎の画像情報に対し、少なくとも1フ
レームの画像情報を、フレーム内符号化し、残りのフレ
ームの画像情報を、フレーム間符号化して符号化画像情
報を出力する符号化ステップと、上記符号化画像情報
を、同一フレーム内において、第1及び第2のグループ
に分割する分割ステップと、上記第1及び第2のグルー
プの分割符号化画像情報に対し、夫々復号情報を付加す
る復号情報付加ステップと、上記記録単位内の上記復号
情報の付加された第1のグループの分割符号化画像情報
を、記録媒体の第1の記録領域に記録する第1の記録ス
テップと、上記記録単位内の上記復号情報の付加された
第2のグループの分割符号化画像情報を、記録媒体の第
2の記録領域に記録する第2の記録ステップと、上記記
録媒体の、上記第1のグループの分割符号化画像情報及
び上記第2のグループの分割符号化画像情報の記録され
ている領域に、上記符号化画像情報を重ねて記録する編
集記録時において、上記記録媒体に記録されている符号
化画像情報の上記記録単位の途中のフレームに、記録さ
れる符号化画像情報の記録開始フレーム若しくは記録終
了フレームが一致するか否かを判断する判断ステップ
と、上記判断ステップにおいて、上記記録媒体に記録さ
れている符号化画像情報の上記記録単位の途中のフレー
ムに、記録される符号化画像情報の記録開始フレーム若
しくは記録終了フレームが一致することが検出されたと
きに、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記
録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域
に対し、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグ
ループの分割符号化画像情報を記録する第3の記録ステ
ップとを含むものである。
からなる記録単位毎の画像情報に対し、少なくとも1フ
レームの画像情報を、フレーム内符号化し、残りのフレ
ームの画像情報を、フレーム間符号化して符号化画像情
報を出力する符号化ステップと、上記符号化画像情報
を、同一フレーム内において、第1及び第2のグループ
に分割する分割ステップと、上記第1及び第2のグルー
プの分割符号化画像情報に対し、夫々復号情報を付加す
る復号情報付加ステップと、上記記録単位内の上記復号
情報の付加された第1のグループの分割符号化画像情報
を、記録媒体の第1の記録領域に記録する第1の記録ス
テップと、上記記録単位内の上記復号情報の付加された
第2のグループの分割符号化画像情報を、記録媒体の第
2の記録領域に記録する第2の記録ステップと、上記記
録媒体の、上記第1のグループの分割符号化画像情報及
び上記第2のグループの分割符号化画像情報の記録され
ている領域に、上記符号化画像情報を重ねて記録する編
集記録時において、上記記録媒体に記録されている符号
化画像情報の上記記録単位の途中のフレームに、記録さ
れる符号化画像情報の記録開始フレーム若しくは記録終
了フレームが一致するか否かを判断する判断ステップ
と、上記判断ステップにおいて、上記記録媒体に記録さ
れている符号化画像情報の上記記録単位の途中のフレー
ムに、記録される符号化画像情報の記録開始フレーム若
しくは記録終了フレームが一致することが検出されたと
きに、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記
録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域
に対し、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグ
ループの分割符号化画像情報を記録する第3の記録ステ
ップとを含むものである。
【0177】そして、更に、上記第3記録ステップにお
いて、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情
報を記録するものである。
いて、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情
報を記録するものである。
【0178】また本発明は、画像情報を、複数フレーム
からなる記録単位で符号化して符号化画像情報を生成
し、該符号化した画像情報を、記録媒体に記録する、画
像情報記録装置であって、上記記録単位毎の画像情報に
対し、少なくとも1フレームの画像情報を、フレーム内
符号化し、残りのフレームの画像情報を、フレーム間符
号化して符号化画像情報を出力する符号化手段と、同一
のフレーム内の上記符号化画像情報が、少なくとも第1
及び第2のグループに分割されるよう上記符号化画像情
報を分割する分割手段と、上記分割手段の出力を上記記
録媒体に記録する記録手段と、上記記録手段を制御する
制御手段とを有し、上記制御手段は、通常記録時におい
ては、上記分割手段からの、第1及び第2のグループの
分割符号化画像情報を、上記記録媒体の互いに異なる位
置に配置された第1及び第2の領域に記録するよう上記
記録手段を制御し、上記記録媒体の上記符号化画像情報
が記録されている領域に上記符号化画像情報を重ねて記
録する編集記録時においては、上記記録媒体に記録され
ている符号化画像情報の上記記録単位の途中のフレーム
に、記録される符号化画像情報の記録開始フレーム若し
くは記録終了フレームが一致するときに、上記記録媒体
の上記途中のフレームに対応する記録領域の内、上記第
1及び第2の領域の内の一方の領域のみを、上記記録さ
れる符号化画像情報の内の一方のグループの分割符号化
画像情報で書き換えるよう上記記録手段を制御するもの
である。
からなる記録単位で符号化して符号化画像情報を生成
し、該符号化した画像情報を、記録媒体に記録する、画
像情報記録装置であって、上記記録単位毎の画像情報に
対し、少なくとも1フレームの画像情報を、フレーム内
符号化し、残りのフレームの画像情報を、フレーム間符
号化して符号化画像情報を出力する符号化手段と、同一
のフレーム内の上記符号化画像情報が、少なくとも第1
及び第2のグループに分割されるよう上記符号化画像情
報を分割する分割手段と、上記分割手段の出力を上記記
録媒体に記録する記録手段と、上記記録手段を制御する
制御手段とを有し、上記制御手段は、通常記録時におい
ては、上記分割手段からの、第1及び第2のグループの
分割符号化画像情報を、上記記録媒体の互いに異なる位
置に配置された第1及び第2の領域に記録するよう上記
記録手段を制御し、上記記録媒体の上記符号化画像情報
が記録されている領域に上記符号化画像情報を重ねて記
録する編集記録時においては、上記記録媒体に記録され
ている符号化画像情報の上記記録単位の途中のフレーム
に、記録される符号化画像情報の記録開始フレーム若し
くは記録終了フレームが一致するときに、上記記録媒体
の上記途中のフレームに対応する記録領域の内、上記第
1及び第2の領域の内の一方の領域のみを、上記記録さ
れる符号化画像情報の内の一方のグループの分割符号化
画像情報で書き換えるよう上記記録手段を制御するもの
である。
【0179】そして、更に、上記制御手段は、上記記録
される符号化画像情報の内の一方のグループの分割符号
化画像情報若しくは非分割符号化画像情報を記録するも
のである。
される符号化画像情報の内の一方のグループの分割符号
化画像情報若しくは非分割符号化画像情報を記録するも
のである。
【0180】
【作用】上述せる本発明によれば、記録媒体の、第1の
グループの分割符号化画像情報及び第2のグループの分
割符号化画像情報の記録されている領域に、符号化画像
情報を重ねて記録する編集記録時において、判断ステッ
プにより、上記記録媒体に記録されている符号化画像情
報の記録単位の途中のフレームに、記録される符号化画
像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレームが
一致するか否かを判断し、上記判断ステップにおいて、
上記記録媒体に記録されている符号化画像情報の上記記
録単位の途中のフレームに、記録される符号化画像情報
の記録開始フレーム若しくは記録終了フレームが一致す
ることが検出されたときに、第3の記録ステップによ
り、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域に
対し、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報を記録する。これによって、
このように記録された記録媒体の再生時において、上記
記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録領域の
内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域から再生
された符号化画像情報については、当該符号化画像情報
若しくは上記記録媒体に記録されている符号化画像情報
が用いられて元の画像情報が復元され、上記記録媒体の
上記途中のフレームに対応する記録領域の内、上記第1
及び第2の領域の内の他方の領域から再生された符号化
画像情報については、当該符号化画像情報若しくは上記
記録される符号化画像情報が用いられて元の画像情報が
復元される。
グループの分割符号化画像情報及び第2のグループの分
割符号化画像情報の記録されている領域に、符号化画像
情報を重ねて記録する編集記録時において、判断ステッ
プにより、上記記録媒体に記録されている符号化画像情
報の記録単位の途中のフレームに、記録される符号化画
像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレームが
一致するか否かを判断し、上記判断ステップにおいて、
上記記録媒体に記録されている符号化画像情報の上記記
録単位の途中のフレームに、記録される符号化画像情報
の記録開始フレーム若しくは記録終了フレームが一致す
ることが検出されたときに、第3の記録ステップによ
り、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域に
対し、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報を記録する。これによって、
このように記録された記録媒体の再生時において、上記
記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録領域の
内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域から再生
された符号化画像情報については、当該符号化画像情報
若しくは上記記録媒体に記録されている符号化画像情報
が用いられて元の画像情報が復元され、上記記録媒体の
上記途中のフレームに対応する記録領域の内、上記第1
及び第2の領域の内の他方の領域から再生された符号化
画像情報については、当該符号化画像情報若しくは上記
記録される符号化画像情報が用いられて元の画像情報が
復元される。
【0181】そして、更に、上記第3記録ステップにお
いて、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情
報が記録される。これによって、このように記録された
記録媒体の再生時において、上記記録媒体の上記途中の
フレームに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の
領域の内の一方の領域から再生された符号化画像情報に
ついては、当該符号化画像情報若しくは上記記録媒体に
記録されている符号化画像情報が用いられて元の画像情
報が復元され、上記記録媒体の上記途中のフレームに対
応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他
方の領域から再生された符号化画像情報若しくは非分割
符号化画像情報については、当該符号化画像情報若しく
は上記記録される符号化画像情報が用いられて元の画像
情報が復元される。
いて、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情
報が記録される。これによって、このように記録された
記録媒体の再生時において、上記記録媒体の上記途中の
フレームに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の
領域の内の一方の領域から再生された符号化画像情報に
ついては、当該符号化画像情報若しくは上記記録媒体に
記録されている符号化画像情報が用いられて元の画像情
報が復元され、上記記録媒体の上記途中のフレームに対
応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他
方の領域から再生された符号化画像情報若しくは非分割
符号化画像情報については、当該符号化画像情報若しく
は上記記録される符号化画像情報が用いられて元の画像
情報が復元される。
【0182】また上述せる本発明によれば、制御手段に
より、通常記録時においては、分割手段からの、第1及
び第2のグループの分割符号化画像情報が、記録媒体の
互いに異なる位置に配置された第1及び第2の領域に記
録されるよう記録手段が制御され、上記記録媒体の上記
符号化画像情報が記録されている領域に上記符号化画像
情報を重ねて記録する編集記録時においては、上記記録
媒体に記録されている符号化画像情報の上記記録単位の
途中のフレームに、記録される符号化画像情報の記録開
始フレーム若しくは記録終了フレームが一致するとき
に、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域の
みが、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報で書き換えられるよう記録手
段が制御される。これによって、このように記録された
記録媒体の再生時において、上記記録媒体の上記途中の
フレームに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の
領域の内の一方の領域から再生された符号化画像情報に
ついては、当該符号化画像情報若しくは上記記録媒体に
記録されている符号化画像情報が用いられて元の画像情
報が復元され、上記記録媒体の上記途中のフレームに対
応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他
方の領域から再生された符号化画像情報については、当
該符号化画像情報若しくは上記記録される符号化画像情
報が用いられて元の画像情報が復元される。
より、通常記録時においては、分割手段からの、第1及
び第2のグループの分割符号化画像情報が、記録媒体の
互いに異なる位置に配置された第1及び第2の領域に記
録されるよう記録手段が制御され、上記記録媒体の上記
符号化画像情報が記録されている領域に上記符号化画像
情報を重ねて記録する編集記録時においては、上記記録
媒体に記録されている符号化画像情報の上記記録単位の
途中のフレームに、記録される符号化画像情報の記録開
始フレーム若しくは記録終了フレームが一致するとき
に、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域の
みが、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報で書き換えられるよう記録手
段が制御される。これによって、このように記録された
記録媒体の再生時において、上記記録媒体の上記途中の
フレームに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の
領域の内の一方の領域から再生された符号化画像情報に
ついては、当該符号化画像情報若しくは上記記録媒体に
記録されている符号化画像情報が用いられて元の画像情
報が復元され、上記記録媒体の上記途中のフレームに対
応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他
方の領域から再生された符号化画像情報については、当
該符号化画像情報若しくは上記記録される符号化画像情
報が用いられて元の画像情報が復元される。
【0183】そして、更に、上記制御手段により、上記
記録される符号化画像情報の内の一方のグループの分割
符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情報が記録さ
れる。これによって、このように記録された記録媒体の
再生時において、上記記録媒体の上記途中のフレームに
対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の
一方の領域から再生された分割符号化画像情報について
は、当該分割符号化画像情報若しくは上記記録媒体に記
録されている分割符号化画像情報が用いられて元の画像
情報が復元され、上記記録媒体の上記途中のフレームに
対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の
他方の領域から再生された分割符号化画像情報若しくは
非分割符号化画像情報については、当該符号化画像情報
若しくは上記記録される分割符号化画像情報が用いられ
て元の画像情報が復元される。
記録される符号化画像情報の内の一方のグループの分割
符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情報が記録さ
れる。これによって、このように記録された記録媒体の
再生時において、上記記録媒体の上記途中のフレームに
対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の
一方の領域から再生された分割符号化画像情報について
は、当該分割符号化画像情報若しくは上記記録媒体に記
録されている分割符号化画像情報が用いられて元の画像
情報が復元され、上記記録媒体の上記途中のフレームに
対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の
他方の領域から再生された分割符号化画像情報若しくは
非分割符号化画像情報については、当該符号化画像情報
若しくは上記記録される分割符号化画像情報が用いられ
て元の画像情報が復元される。
【0184】
【実施例】以下に、図1〜図27を順次参照して本発明
の一実施例について詳細に説明する。
の一実施例について詳細に説明する。
【0185】本発明画像情報記録方法及びその装置、画
像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びその
システムの一実施例の説明は、次に示す項目説明を各項
目の先頭に記載し、各項目について次に示す順序で説明
する。
像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びその
システムの一実施例の説明は、次に示す項目説明を各項
目の先頭に記載し、各項目について次に示す順序で説明
する。
【0186】*第1実施例の概要説明 A.第1実施例によるインサート編集の概要(図1参
照) B.図1に示したインサート編集時の記録処理の説明
(図2参照) C.図1に示したインサート編集後の再生処理の説明
(図3参照) *第1実施例 D.一実施例の編集システムの構成及びその動作説明
(図4参照) E.図4に示した映像エンコーダ200vの構成及びそ
の動作説明(図5参照) F.図5に示した分割回路201の構成例及びその動作
説明(図6参照) G.図4に示した映像デコーダ300vの構成及びその
動作説明(図7参照) H.図7に示した統合回路304の構成例及びその動作
説明(図8参照) I.図4に示したシステムコントローラ400の構成
(図9参照) J.図9に示したシステムコントローラ400を制御の
主体とした、編集システムにおけるメインルーチンによ
る動作説明(図10参照) K.図10に示した記録状態検出処理ルーチンによる動
作説明(図11参照) L.図10に示した再生側設定処理ルーチンによる動作
説明(図12及び図13参照) M.図10に示した記録側設定処理ルーチンによる動作
説明(図14〜図16参照) N.図10に示したインサート編集処理ルーチンによる
動作説明(図17参照) O.図10に示した再生処理ルーチンによる動作説明
(図18参照) *第2実施例 P.第2実施例によるインサート編集の概要(図19参
照) Q.図19に示したインサート編集時の記録処理並びに
インサート編集後の再生処理の説明(図20参照) R.図4に示した映像エンコーダ200vの他の構成例
(図21参照) S.図21に示した分割回路601の構成例及びその動
作説明(図22参照) T.図4に示した映像デコーダ300vの他の構成例
(図23参照) U.図23に示した統合回路804の構成例及びその動
作説明(図24参照) V.図4に示したシステムコントローラ400の他の構
成例(図25参照) W.第2実施例の再生処理ルーチンによる動作説明(図
26及び図27参照)
照) B.図1に示したインサート編集時の記録処理の説明
(図2参照) C.図1に示したインサート編集後の再生処理の説明
(図3参照) *第1実施例 D.一実施例の編集システムの構成及びその動作説明
(図4参照) E.図4に示した映像エンコーダ200vの構成及びそ
の動作説明(図5参照) F.図5に示した分割回路201の構成例及びその動作
説明(図6参照) G.図4に示した映像デコーダ300vの構成及びその
動作説明(図7参照) H.図7に示した統合回路304の構成例及びその動作
説明(図8参照) I.図4に示したシステムコントローラ400の構成
(図9参照) J.図9に示したシステムコントローラ400を制御の
主体とした、編集システムにおけるメインルーチンによ
る動作説明(図10参照) K.図10に示した記録状態検出処理ルーチンによる動
作説明(図11参照) L.図10に示した再生側設定処理ルーチンによる動作
説明(図12及び図13参照) M.図10に示した記録側設定処理ルーチンによる動作
説明(図14〜図16参照) N.図10に示したインサート編集処理ルーチンによる
動作説明(図17参照) O.図10に示した再生処理ルーチンによる動作説明
(図18参照) *第2実施例 P.第2実施例によるインサート編集の概要(図19参
照) Q.図19に示したインサート編集時の記録処理並びに
インサート編集後の再生処理の説明(図20参照) R.図4に示した映像エンコーダ200vの他の構成例
(図21参照) S.図21に示した分割回路601の構成例及びその動
作説明(図22参照) T.図4に示した映像デコーダ300vの他の構成例
(図23参照) U.図23に示した統合回路804の構成例及びその動
作説明(図24参照) V.図4に示したシステムコントローラ400の他の構
成例(図25参照) W.第2実施例の再生処理ルーチンによる動作説明(図
26及び図27参照)
【0187】[第1実施例の概要説明]
【0188】A.第1実施例によるインサート編集の概
要(図1参照)
要(図1参照)
【0189】図1は、本発明の一実施例の概要説明に供
するインサート編集の概要を説明するための説明図であ
る。この図において、図39と対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明を省略する。先ず、図39に示
した各図と同じ図について指摘しておく。図1A、図1
B、図1Lは、夫々図39A、図39B、図39Lと同
じことを示している。尚、実際の処理単位はマクロブロ
ック単位であるが、説明の便宜上、フレーム若しくは後
述するサブサンプル単位とする。
するインサート編集の概要を説明するための説明図であ
る。この図において、図39と対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明を省略する。先ず、図39に示
した各図と同じ図について指摘しておく。図1A、図1
B、図1Lは、夫々図39A、図39B、図39Lと同
じことを示している。尚、実際の処理単位はマクロブロ
ック単位であるが、説明の便宜上、フレーム若しくは後
述するサブサンプル単位とする。
【0190】図1C及び図1Dは、記録側VTRにセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ上
の状態である。この図1C及び図1Dから分かるよう
に、本例においては、1つのフレーム画像データに対し
てサブサンプル処理を施して、DCT等の符号化を施す
前のフレーム画像データを、奇数番目の画素データと偶
数番目の画素データとで分割することにより、サブサン
プルaとサブサンプルbとしての画像データを得る。例
えば図1Bに示す第0番目のフレームのフレーム画像デ
ータは、サブサンプルaであるところのBピクチャとし
ての画像データが符号化され、記録された符号化画像デ
ータB0aと、サブサンプルbであるところのBピクチ
ャ画像データが符号化され、記録された符号化画像デー
タB0bとで構成される。そして、第1番目のフレーム
のフレーム画像データは、サブサンプルaであるところ
のIピクチャとしての画像データが符号化され、記録さ
れた符号化画像データI1aと、サブサンプルbである
ところのIピクチャとしての画像データが符号化され、
記録された符号化画像データI1bとで構成される。
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ上
の状態である。この図1C及び図1Dから分かるよう
に、本例においては、1つのフレーム画像データに対し
てサブサンプル処理を施して、DCT等の符号化を施す
前のフレーム画像データを、奇数番目の画素データと偶
数番目の画素データとで分割することにより、サブサン
プルaとサブサンプルbとしての画像データを得る。例
えば図1Bに示す第0番目のフレームのフレーム画像デ
ータは、サブサンプルaであるところのBピクチャとし
ての画像データが符号化され、記録された符号化画像デ
ータB0aと、サブサンプルbであるところのBピクチ
ャ画像データが符号化され、記録された符号化画像デー
タB0bとで構成される。そして、第1番目のフレーム
のフレーム画像データは、サブサンプルaであるところ
のIピクチャとしての画像データが符号化され、記録さ
れた符号化画像データI1aと、サブサンプルbである
ところのIピクチャとしての画像データが符号化され、
記録された符号化画像データI1bとで構成される。
【0191】図1Kは、記録側VTRにセットされてい
るビデオ・テープ・カセットの磁気テープ上のトラック
パターンを示している。この図1Kに示すように、上記
第0フレームのサブサンプルaとしてのBピクチャの画
像データB0aは、上記第1フレームのサブサンプルa
としてのIピクチャの画像データI1aと共に、1つの
トラックを形成するように磁気テープ上に記録される。
また、上記第0フレームのサブサンプルbとしてのBピ
クチャの画像データB0bは、上記第1フレームのサブ
サンプルbとしてのIピクチャの画像データI1bと共
に、1つのトラックを形成するように磁気テープ上に記
録される。
るビデオ・テープ・カセットの磁気テープ上のトラック
パターンを示している。この図1Kに示すように、上記
第0フレームのサブサンプルaとしてのBピクチャの画
像データB0aは、上記第1フレームのサブサンプルa
としてのIピクチャの画像データI1aと共に、1つの
トラックを形成するように磁気テープ上に記録される。
また、上記第0フレームのサブサンプルbとしてのBピ
クチャの画像データB0bは、上記第1フレームのサブ
サンプルbとしてのIピクチャの画像データI1bと共
に、1つのトラックを形成するように磁気テープ上に記
録される。
【0192】次に、以上説明したように、サブサンプル
処理が施された画像データに対し、更に、DCT等の符
号化処理が施された画像データが記録された磁気テープ
上に、インサート画像を記録する場合について説明す
る。
処理が施された画像データに対し、更に、DCT等の符
号化処理が施された画像データが記録された磁気テープ
上に、インサート画像を記録する場合について説明す
る。
【0193】図1Aに示すように、再生側VTRにセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープに
記録されているタイムコードデータが、インサート期間
のイン点Pin及びアウト点Poutとして設定され
る。図1Eは、記録側VTRにおいて行われるインサー
ト処理を、疑似的に信号として示した図である。図1A
に示すようにインサートが指定された場合は、従来の場
合においては破線で示すハイレベル“1”の期間にイン
サートのための処理が行われる。これについては図39
を参照して説明している。しかしながら、本実施例にお
いては、図1Eにおいて実線で示すように、ハイレベル
“1”で示しているインサート処理期間は、図1Aに示
すハイレベル“1”の期間よりも、夫々前後に長くなる
よう制御する。つまり、実際に指定された再生側のイン
点Pinとアウト点Poutを、再生側のイン点Pin
及びアウト点Poutの位置が丁度、GOPの境目とな
るよう、夫々前後にずらすのである。
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープに
記録されているタイムコードデータが、インサート期間
のイン点Pin及びアウト点Poutとして設定され
る。図1Eは、記録側VTRにおいて行われるインサー
ト処理を、疑似的に信号として示した図である。図1A
に示すようにインサートが指定された場合は、従来の場
合においては破線で示すハイレベル“1”の期間にイン
サートのための処理が行われる。これについては図39
を参照して説明している。しかしながら、本実施例にお
いては、図1Eにおいて実線で示すように、ハイレベル
“1”で示しているインサート処理期間は、図1Aに示
すハイレベル“1”の期間よりも、夫々前後に長くなる
よう制御する。つまり、実際に指定された再生側のイン
点Pinとアウト点Poutを、再生側のイン点Pin
及びアウト点Poutの位置が丁度、GOPの境目とな
るよう、夫々前後にずらすのである。
【0194】従って、図1Fに示すように、インサート
画像は、B1’、I2’、B3’、I4’、B5’及び
I6’となる。ちなみに図39Fに示したインサート画
像は、I2’、B3’、I4’及びB5’である。
画像は、B1’、I2’、B3’、I4’、B5’及び
I6’となる。ちなみに図39Fに示したインサート画
像は、I2’、B3’、I4’及びB5’である。
【0195】上記インサート画像B1’、I2’、B
3’、I4’、B5’及びI6’は、インサート編集に
より、記録側VTRの磁気テープ上に記録されるにあた
って、上述したサブサンプル処理が施され、更にDCT
等の符号化処理が施される。
3’、I4’、B5’及びI6’は、インサート編集に
より、記録側VTRの磁気テープ上に記録されるにあた
って、上述したサブサンプル処理が施され、更にDCT
等の符号化処理が施される。
【0196】図1G及びHが、インサート編集により、
上記インサート画像を記録した後の記録状態を示す図で
ある。この図1G及びHに示すように、Bピクチャとし
てのインサート画像B1’は、サブサンプルaの画像デ
ータB1a’とサブサンプルbの画像データB1b’と
に分割された後に、サブサンプルbの画像データB1
b’のみが、記録側VTRの磁気テープ上に記録され
る。Iピクチャとしてのインサート画像I2’は、サブ
サンプルaの画像データI2a’とサブサンプルbの画
像データI2b’とに分割された後に、サブサンプルb
の画像データI2b’のみが、記録側VTRの磁気テー
プ上に記録される。Bピクチャとしてのインサート画像
B3’は、サブサンプルaとしての画像データB3a’
とサブサンプルbとしての画像データB3b’とに分割
された後に、両方共、記録側VTRの磁気テープ上に記
録される。Iピクチャとしてのインサート画像I4’
は、サブサンプルaとしての画像データI4a’とサブ
サンプルbとしての画像データI4b’とに分割された
後に、両方共、記録側VTRの磁気テープ上に記録され
る。Bピクチャとしてのインサート画像B5’は、サブ
サンプルaの画像データB5a’とサブサンプルbの画
像データB5b’とに分割された後に、サブサンプルb
の画像データB5b’のみが、記録側VTRの磁気テー
プ上に記録される。Iピクチャとしてのインサート画像
I6’は、サブサンプルaの画像データI6a’とサブ
サンプルbの画像データI6b’とに分割された後に、
サブサンプルbの画像データI6b’のみが、記録側V
TRの磁気テープ上に記録される。
上記インサート画像を記録した後の記録状態を示す図で
ある。この図1G及びHに示すように、Bピクチャとし
てのインサート画像B1’は、サブサンプルaの画像デ
ータB1a’とサブサンプルbの画像データB1b’と
に分割された後に、サブサンプルbの画像データB1
b’のみが、記録側VTRの磁気テープ上に記録され
る。Iピクチャとしてのインサート画像I2’は、サブ
サンプルaの画像データI2a’とサブサンプルbの画
像データI2b’とに分割された後に、サブサンプルb
の画像データI2b’のみが、記録側VTRの磁気テー
プ上に記録される。Bピクチャとしてのインサート画像
B3’は、サブサンプルaとしての画像データB3a’
とサブサンプルbとしての画像データB3b’とに分割
された後に、両方共、記録側VTRの磁気テープ上に記
録される。Iピクチャとしてのインサート画像I4’
は、サブサンプルaとしての画像データI4a’とサブ
サンプルbとしての画像データI4b’とに分割された
後に、両方共、記録側VTRの磁気テープ上に記録され
る。Bピクチャとしてのインサート画像B5’は、サブ
サンプルaの画像データB5a’とサブサンプルbの画
像データB5b’とに分割された後に、サブサンプルb
の画像データB5b’のみが、記録側VTRの磁気テー
プ上に記録される。Iピクチャとしてのインサート画像
I6’は、サブサンプルaの画像データI6a’とサブ
サンプルbの画像データI6b’とに分割された後に、
サブサンプルbの画像データI6b’のみが、記録側V
TRの磁気テープ上に記録される。
【0197】以上説明したような記録を行うために、図
1Jに示すような記録トラック信号が用いられる。この
図1Jに示す記録トラック信号のレベルがハイレベル
“1”のときに、上記インサート画像が磁気テープ上に
記録される。この記録トラック信号は、ドラムスイッチ
ングパルスSWPによって生成されるものである。
1Jに示すような記録トラック信号が用いられる。この
図1Jに示す記録トラック信号のレベルがハイレベル
“1”のときに、上記インサート画像が磁気テープ上に
記録される。この記録トラック信号は、ドラムスイッチ
ングパルスSWPによって生成されるものである。
【0198】図1Jに示す記録トラック信号によって、
磁気テープ上に、インサート画像を記録した後のトラッ
クパターンは、図1Kに示すようになる。尚、インサー
ト部分についてのみ説明する。
磁気テープ上に、インサート画像を記録した後のトラッ
クパターンは、図1Kに示すようになる。尚、インサー
ト部分についてのみ説明する。
【0199】この図1Kに示すように、Bピクチャとし
てのインサート画像B1’のサブサンプルbの画像デー
タB1b’は、Iピクチャとしてのインサート画像I
2’のサブサンプルbの画像データI2b’と共に、1
つのトラックを形成するように磁気テープ上に記録され
る。Bピクチャとしてのインサート画像B3’のサブサ
ンプルaの画像データB3a’は、Iピクチャとしての
インサート画像I4’のサブサンプルaの画像データI
4a’と共に、1つのトラックを形成するように磁気テ
ープ上に記録される。
てのインサート画像B1’のサブサンプルbの画像デー
タB1b’は、Iピクチャとしてのインサート画像I
2’のサブサンプルbの画像データI2b’と共に、1
つのトラックを形成するように磁気テープ上に記録され
る。Bピクチャとしてのインサート画像B3’のサブサ
ンプルaの画像データB3a’は、Iピクチャとしての
インサート画像I4’のサブサンプルaの画像データI
4a’と共に、1つのトラックを形成するように磁気テ
ープ上に記録される。
【0200】Bピクチャとしてのインサート画像B3’
のサブサンプルbの画像データB3b’は、Iピクチャ
としてのインサート画像I4’のサブサンプルbの画像
データI4b’と共に、1つのトラックを形成するよう
に磁気テープ上に記録される。
のサブサンプルbの画像データB3b’は、Iピクチャ
としてのインサート画像I4’のサブサンプルbの画像
データI4b’と共に、1つのトラックを形成するよう
に磁気テープ上に記録される。
【0201】次のトラックは、元々記録されていたBピ
クチャとしての画像B8のサブサンプルaの画像データ
B8aと、元々記録されていたIピクチャとしての画像
I9のサブサンプルaの画像データI9aとからなるト
ラックであり、このトラックにはインサート画像は上書
きされない。図1Jに示す記録トラック信号が、このト
ラックへの記録に対応する期間だけローレベル“0”と
なるからである。
クチャとしての画像B8のサブサンプルaの画像データ
B8aと、元々記録されていたIピクチャとしての画像
I9のサブサンプルaの画像データI9aとからなるト
ラックであり、このトラックにはインサート画像は上書
きされない。図1Jに示す記録トラック信号が、このト
ラックへの記録に対応する期間だけローレベル“0”と
なるからである。
【0202】Bピクチャとしてのインサート画像B5’
のサブサンプルbの画像データB5b’は、Iピクチャ
としてのインサート画像I6’のサブサンプルbの画像
データI6b’と共に、1つのトラックを形成するよう
に記録される。
のサブサンプルbの画像データB5b’は、Iピクチャ
としてのインサート画像I6’のサブサンプルbの画像
データI6b’と共に、1つのトラックを形成するよう
に記録される。
【0203】図1Iは、インサート編集後に、記録側V
TRの磁気テープを再生して得られる再生画像を示して
いる。この図においては、便宜上、各符号のフレーム順
序を示す数字を連番にしている。注目すべき部分は、破
線で囲んでいる再生画像である。元々記録側VTRの磁
気テープ上に記録されていた画像と、インサートによっ
て新たに記録されたインサート画像との境界部分であ
る、Bピクチャとしての再生画像V4Bと、Iピクチャ
としての再生画像V9Iは、個別に破線で囲んでおり、
これらの画像は、記録側VTRの磁気テープ上に元々記
録されていた画像が再生されたものである。図の中央部
分の破線で囲んでいる再生画像V5I’、V6B’、V
7I’及びV8B’は、全てインサート画像である。
TRの磁気テープを再生して得られる再生画像を示して
いる。この図においては、便宜上、各符号のフレーム順
序を示す数字を連番にしている。注目すべき部分は、破
線で囲んでいる再生画像である。元々記録側VTRの磁
気テープ上に記録されていた画像と、インサートによっ
て新たに記録されたインサート画像との境界部分であ
る、Bピクチャとしての再生画像V4Bと、Iピクチャ
としての再生画像V9Iは、個別に破線で囲んでおり、
これらの画像は、記録側VTRの磁気テープ上に元々記
録されていた画像が再生されたものである。図の中央部
分の破線で囲んでいる再生画像V5I’、V6B’、V
7I’及びV8B’は、全てインサート画像である。
【0204】再生画像V4Bは、その復元に際し、元々
記録側VTRの磁気テープ上に記録されていたサブサン
プルaの画像B4aの補間画像と、サブサンプルaの画
像I3a及びサブサンプルbの画像I3bから得られる
再生画像V3I、並びにサブサンプルaの画像I5aの
補間画像が用いられる。
記録側VTRの磁気テープ上に記録されていたサブサン
プルaの画像B4aの補間画像と、サブサンプルaの画
像I3a及びサブサンプルbの画像I3bから得られる
再生画像V3I、並びにサブサンプルaの画像I5aの
補間画像が用いられる。
【0205】また、インサート画像である再生画像V5
I’は、インサート画像としてのサブサンプルbの画像
I2b’の補間画像である。インサート画像である再生
画像V6B’は、インサート画像としてのサブサンプル
aの画像B3a’及びサブサンプルbの画像B3b’か
ら得られる画像と、インサート画像としてのサブサンプ
ルbの画像I2b’の補間画像である再生画像V5
I’、並びにインサート画像としてのサブサンプルaの
画像I4a’及びサブサンプルbの画像I4b’から得
られる再生画像V7I’が用いられる。
I’は、インサート画像としてのサブサンプルbの画像
I2b’の補間画像である。インサート画像である再生
画像V6B’は、インサート画像としてのサブサンプル
aの画像B3a’及びサブサンプルbの画像B3b’か
ら得られる画像と、インサート画像としてのサブサンプ
ルbの画像I2b’の補間画像である再生画像V5
I’、並びにインサート画像としてのサブサンプルaの
画像I4a’及びサブサンプルbの画像I4b’から得
られる再生画像V7I’が用いられる。
【0206】インサート画像である再生画像V7I’
は、インサート画像としてのサブサンプルaの画像I4
a’及びサブサンプルbの画像I4b’から得られる再
生画像である。インサート画像である再生画像V8B’
は、インサート画像としてのサブサンプルbの画像B5
b’の補間画像と、インサート画像としてのサブサンプ
ルaの画像I4a’及びサブサンプルbの画像I4b’
から得られる再生画像V7I’、並びにインサート画像
としてのサブサンプルbの画像I6b’の補間画像が用
いられる。
は、インサート画像としてのサブサンプルaの画像I4
a’及びサブサンプルbの画像I4b’から得られる再
生画像である。インサート画像である再生画像V8B’
は、インサート画像としてのサブサンプルbの画像B5
b’の補間画像と、インサート画像としてのサブサンプ
ルaの画像I4a’及びサブサンプルbの画像I4b’
から得られる再生画像V7I’、並びにインサート画像
としてのサブサンプルbの画像I6b’の補間画像が用
いられる。
【0207】再生画像V9Iは、元々記録側VTRの磁
気テープ上に記録されていたサブサンプルaの補間画像
である。
気テープ上に記録されていたサブサンプルaの補間画像
である。
【0208】以上の説明から明かなように、本例におい
ては、記録時において、記録すべき画像データを、サブ
サンプルa及びサブサンプルbの画像データに分割し、
インサートの境界部分においては、サブサンプルa若し
くはサブサンプルbの何れか一方の画像データを記録し
ておき、これ以外のインサートの部分は、サブサンプル
a及びサブサンプルbの何れの画像データも記録してい
る。従って、上述したように、再生時においては、記録
側VTRの磁気テープ上に元々記録されていた画像デー
タを再生する場合には、この画像データの復元にあたっ
ては、必ず記録側VTRの磁気テープ上に元々記録され
ていた画像データを用い、インサート画像データを再生
する場合には、必ずインサート編集によって新たに記録
側VTRの磁気テープ上に記録された画像データを用い
ることができる。
ては、記録時において、記録すべき画像データを、サブ
サンプルa及びサブサンプルbの画像データに分割し、
インサートの境界部分においては、サブサンプルa若し
くはサブサンプルbの何れか一方の画像データを記録し
ておき、これ以外のインサートの部分は、サブサンプル
a及びサブサンプルbの何れの画像データも記録してい
る。従って、上述したように、再生時においては、記録
側VTRの磁気テープ上に元々記録されていた画像デー
タを再生する場合には、この画像データの復元にあたっ
ては、必ず記録側VTRの磁気テープ上に元々記録され
ていた画像データを用い、インサート画像データを再生
する場合には、必ずインサート編集によって新たに記録
側VTRの磁気テープ上に記録された画像データを用い
ることができる。
【0209】よって、個々の再生画像は、必ず、符号化
されたときに用いられた画像データと同じ画像データが
用いられて復元されるので、誤った復元が行われること
はない。
されたときに用いられた画像データと同じ画像データが
用いられて復元されるので、誤った復元が行われること
はない。
【0210】以下、図2及び図3を参照して、上述した
記録時及び再生時の処理についてより詳しく説明する。
記録時及び再生時の処理についてより詳しく説明する。
【0211】B.図1に示したインサート編集時の記録
処理の説明(図2参照)
処理の説明(図2参照)
【0212】図2は、図1に示したインサート編集時の
記録時のサブサンプリングと符号化処理を説明するため
の説明図である。
記録時のサブサンプリングと符号化処理を説明するため
の説明図である。
【0213】図2Aは、図1Fに示したインサート画像
B1’、I2’、B3’、I4’、B5’及びI6’
が、どのようにしてサブサンプリングされ、どのように
して記録されるかについて分かり易く示した図である。
図2B及びCは、サブサンプリングの概念について説明
するための図である。図2D及びEは、サブサンプリン
グされて得られたサブサンプルa及びbの画像データに
対して夫々復号情報が付加された状態を概念的に示した
図である。
B1’、I2’、B3’、I4’、B5’及びI6’
が、どのようにしてサブサンプリングされ、どのように
して記録されるかについて分かり易く示した図である。
図2B及びCは、サブサンプリングの概念について説明
するための図である。図2D及びEは、サブサンプリン
グされて得られたサブサンプルa及びbの画像データに
対して夫々復号情報が付加された状態を概念的に示した
図である。
【0214】先ず図2Aから説明する。先ず、インサー
ト画像B1’は、サブサンプリングにより、サブサンプ
ルaの画像データB1a’と、サブサンプルbの画像デ
ータB1b’とに分割される。そして、サブサンプルb
の画像データB1b’のみが記録側VTRの磁気テープ
上に記録される。
ト画像B1’は、サブサンプリングにより、サブサンプ
ルaの画像データB1a’と、サブサンプルbの画像デ
ータB1b’とに分割される。そして、サブサンプルb
の画像データB1b’のみが記録側VTRの磁気テープ
上に記録される。
【0215】インサート画像I2’は、サブサンプリン
グにより、サブサンプルaの画像データI2a’と、サ
ブサンプルbの画像データI2b’とに分割される。そ
して、サブサンプルbの画像データI2b’のみが記録
側VTRの磁気テープ上に記録される。
グにより、サブサンプルaの画像データI2a’と、サ
ブサンプルbの画像データI2b’とに分割される。そ
して、サブサンプルbの画像データI2b’のみが記録
側VTRの磁気テープ上に記録される。
【0216】インサート画像B3’は、サブサンプリン
グにより、サブサンプルaの画像データB3a’と、サ
ブサンプルbの画像データB3b’とに分割される。そ
して、サブサンプルaの画像データB3a’も、サブサ
ンプルbの画像データB3b’も記録側VTRの磁気テ
ープ上に記録される。
グにより、サブサンプルaの画像データB3a’と、サ
ブサンプルbの画像データB3b’とに分割される。そ
して、サブサンプルaの画像データB3a’も、サブサ
ンプルbの画像データB3b’も記録側VTRの磁気テ
ープ上に記録される。
【0217】インサート画像データI4’は、サブサン
プリングにより、サブサンプルaの画像データI4a’
と、サブサンプルbの画像データI4b’とに分割され
る。そして、サブサンプルaの画像データI4a’も、
サブサンプルbの画像データI4b’も記録側VTRの
磁気テープ上に記録される。
プリングにより、サブサンプルaの画像データI4a’
と、サブサンプルbの画像データI4b’とに分割され
る。そして、サブサンプルaの画像データI4a’も、
サブサンプルbの画像データI4b’も記録側VTRの
磁気テープ上に記録される。
【0218】インサート画像データB5’は、サブサン
プリングにより、サブサンプルaの画像データB5a’
と、サブサンプルbの画像データB5b’とに分割され
る。そして、サブサンプルbの画像データB5b’のみ
が記録側VTRの磁気テープ上に記録される。
プリングにより、サブサンプルaの画像データB5a’
と、サブサンプルbの画像データB5b’とに分割され
る。そして、サブサンプルbの画像データB5b’のみ
が記録側VTRの磁気テープ上に記録される。
【0219】インサート画像I6’は、サブサンプリン
グにより、サブサンプルaの画像データI6a’と、サ
ブサンプルbの画像データI6b’とに分割される。そ
して、サブサンプルbの画像データI6b’のみが記録
側VTRの磁気テープ上に記録される。
グにより、サブサンプルaの画像データI6a’と、サ
ブサンプルbの画像データI6b’とに分割される。そ
して、サブサンプルbの画像データI6b’のみが記録
側VTRの磁気テープ上に記録される。
【0220】次に、図2B及びCを参照して、上述した
サブサンプルについて説明する。図2B及びCにおい
て、“○”は、マクロブロック内において奇数番目とな
る画素データ、“△”は、マクロブロック内において偶
数番目となる画素データである。
サブサンプルについて説明する。図2B及びCにおい
て、“○”は、マクロブロック内において奇数番目とな
る画素データ、“△”は、マクロブロック内において偶
数番目となる画素データである。
【0221】図2Bにおいては、一例として、4ライン
×4画素の大きさのマクロブロック内において、上記奇
数番目となる画素データと偶数番目となる画素データを
示している。これを符号Vn(IorB)で示す。nは
1つのフレーム内におけるマクロブロックの数を意味す
る。IorBとしているのは、Iピクチャの場合と、B
ピクチャの場合があるからである。図2Bに示すマクロ
ブロックデータVn(IorB)は、サブサンプルによ
り、図2Cに示すように、偶数番目の画素データからな
る画像データ(IorB)naと、奇数番目の画素デー
タからなる画像データ(IorB)nbとに分割され
る。
×4画素の大きさのマクロブロック内において、上記奇
数番目となる画素データと偶数番目となる画素データを
示している。これを符号Vn(IorB)で示す。nは
1つのフレーム内におけるマクロブロックの数を意味す
る。IorBとしているのは、Iピクチャの場合と、B
ピクチャの場合があるからである。図2Bに示すマクロ
ブロックデータVn(IorB)は、サブサンプルによ
り、図2Cに示すように、偶数番目の画素データからな
る画像データ(IorB)naと、奇数番目の画素デー
タからなる画像データ(IorB)nbとに分割され
る。
【0222】次に、図2D及びEを参照して、図2B及
びCに示したサブサンプルaの画像データと、サブサン
プルbの画像データが、記録若しくは伝送のために出力
されるときのデータ構成について説明する。但し、イン
ナーパリティ及びアウターパリティについてはその図示
を省略する。
びCに示したサブサンプルaの画像データと、サブサン
プルbの画像データが、記録若しくは伝送のために出力
されるときのデータ構成について説明する。但し、イン
ナーパリティ及びアウターパリティについてはその図示
を省略する。
【0223】図2Cに示した奇数番目の画素データから
なる、サブサンプルaとしての画像データ(IorB)
naは、記録若しくは伝送時においては、図2Dに示す
ようなデータ構成とされる。この図2Dに示すように、
1つのデータ構成は、記録の場合においては、1若しく
はnトラック分(nは整数)が単位とされ、図1Kにお
いても説明したように、サブサンプルaとしてのBピク
チャ及びIピクチャの画像データBa及びIaと、これ
らの画像データBa及びIaに夫々付加される復号情報
からなる。図に示すように、サブサンプルaとしての多
数のBピクチャの画像データBaに対しては、GOP先
頭データGOP、インター/イントラ選択信号SEL及
び編集状態フラグデータEDTが付加され、サブサンプ
ルaとしての多数のIピクチャの画像データIaに対し
ては、GOP先頭データGOP及びインター/イントラ
選択信号SELが付加される。
なる、サブサンプルaとしての画像データ(IorB)
naは、記録若しくは伝送時においては、図2Dに示す
ようなデータ構成とされる。この図2Dに示すように、
1つのデータ構成は、記録の場合においては、1若しく
はnトラック分(nは整数)が単位とされ、図1Kにお
いても説明したように、サブサンプルaとしてのBピク
チャ及びIピクチャの画像データBa及びIaと、これ
らの画像データBa及びIaに夫々付加される復号情報
からなる。図に示すように、サブサンプルaとしての多
数のBピクチャの画像データBaに対しては、GOP先
頭データGOP、インター/イントラ選択信号SEL及
び編集状態フラグデータEDTが付加され、サブサンプ
ルaとしての多数のIピクチャの画像データIaに対し
ては、GOP先頭データGOP及びインター/イントラ
選択信号SELが付加される。
【0224】GOP先頭データGOPは、例えばその値
が“1”ならば、GOPの先頭であり、且つ、ピクチャ
の先頭であることを示し、その値が“0”ならば、GO
Pの先頭ではないこと、即ち、単にピクチャの先頭であ
ることを示す。インター/イントラ選択信号SELは、
例えばその値が“1”ならば、付加されている画像デー
タがフレーム間符号化されていることを示し、その値が
“0”ならば、付加されている画像データがフレーム内
符号化されていることを示し、復元時における信号経路
の切換用に用いられるものである。編集状態フラグデー
タEDTは、その値が“1”ならば、インサート編集に
よって記録された画像データであることを示し、その値
が“0”ならば、元々記録されていた画像データである
ことを示す。即ち、この編集状態フラグデータEDTが
インサート編集時に、インサート画像と共に磁気テープ
上に記録されることにより、再生時における復元に用い
る画像データの選別を可能とするのである。
が“1”ならば、GOPの先頭であり、且つ、ピクチャ
の先頭であることを示し、その値が“0”ならば、GO
Pの先頭ではないこと、即ち、単にピクチャの先頭であ
ることを示す。インター/イントラ選択信号SELは、
例えばその値が“1”ならば、付加されている画像デー
タがフレーム間符号化されていることを示し、その値が
“0”ならば、付加されている画像データがフレーム内
符号化されていることを示し、復元時における信号経路
の切換用に用いられるものである。編集状態フラグデー
タEDTは、その値が“1”ならば、インサート編集に
よって記録された画像データであることを示し、その値
が“0”ならば、元々記録されていた画像データである
ことを示す。即ち、この編集状態フラグデータEDTが
インサート編集時に、インサート画像と共に磁気テープ
上に記録されることにより、再生時における復元に用い
る画像データの選別を可能とするのである。
【0225】図2Cに示した偶数番目の画素データから
なる、サブサンプルbとしての画像データ(IorB)
nbは、記録若しくは伝送時においては、図2Eに示す
ようなデータ構成とされる。この図2Dに示すように、
1つのデータ構成は、記録の場合においては、1若しく
はnトラック分が単位とされ、図1Kにおいても説明し
たように、サブサンプルbとしてのBピクチャ及びIピ
クチャの画像データBb及びIbと、これらの画像デー
タBb及びIbに夫々付加される復号情報からなる。図
に示すように、サブサンプルbとしての多数のBピクチ
ャの画像データBbに対しては、GOP先頭データGO
P、インター/イントラ選択信号SEL及び編集状態フ
ラグデータEDTが付加され、サブサンプルbとしての
多数のIピクチャの画像データIbに対しては、GOP
先頭データGOP及びインター/イントラ選択信号SE
Lが付加される。尚、これら復号情報については、サブ
サンプルaとしての画像データ(IorB)naの場合
と同様であるのでその説明を省略する。
なる、サブサンプルbとしての画像データ(IorB)
nbは、記録若しくは伝送時においては、図2Eに示す
ようなデータ構成とされる。この図2Dに示すように、
1つのデータ構成は、記録の場合においては、1若しく
はnトラック分が単位とされ、図1Kにおいても説明し
たように、サブサンプルbとしてのBピクチャ及びIピ
クチャの画像データBb及びIbと、これらの画像デー
タBb及びIbに夫々付加される復号情報からなる。図
に示すように、サブサンプルbとしての多数のBピクチ
ャの画像データBbに対しては、GOP先頭データGO
P、インター/イントラ選択信号SEL及び編集状態フ
ラグデータEDTが付加され、サブサンプルbとしての
多数のIピクチャの画像データIbに対しては、GOP
先頭データGOP及びインター/イントラ選択信号SE
Lが付加される。尚、これら復号情報については、サブ
サンプルaとしての画像データ(IorB)naの場合
と同様であるのでその説明を省略する。
【0226】C.図1に示したインサート編集後の再生
処理の説明(図3参照)
処理の説明(図3参照)
【0227】図3は、図1に示したインサート編集後の
再生時の補間と復号化処理を説明するための説明図であ
る。
再生時の補間と復号化処理を説明するための説明図であ
る。
【0228】図3Aは、図1Iに示した再生画像の内、
再生画像V4B、V5I’、V6B’、V7I’、V8
B’及びV9Iが、どのようにして再生されるかについ
て分かり易く示した図である。図3C及びDは、再生さ
れたデータ列を概念的に示した図である。図3D及びE
は、サブサンプルa及びbとしての画像データから、ど
のようにして元の画像データを得るかについて説明する
ための図である。
再生画像V4B、V5I’、V6B’、V7I’、V8
B’及びV9Iが、どのようにして再生されるかについ
て分かり易く示した図である。図3C及びDは、再生さ
れたデータ列を概念的に示した図である。図3D及びE
は、サブサンプルa及びbとしての画像データから、ど
のようにして元の画像データを得るかについて説明する
ための図である。
【0229】先ず図3Aから説明する。この図3Aにお
いて「再生画像」は、記録側VTRの磁気テープ上から
再生され、他の画像若しくは自己の画像の復号のために
用いられる画像を意味し、「復号化」は、復元される画
像を意味し、「出力画像」は、実際に再生画像として出
力される画像を意味する。尚、図3Aに夫々示す出力画
像V4B、V5I’、V6B’、V7I’、V8B’、
V9I及びV10Bは、夫々図1Iに示した再生画像と
同じものである。
いて「再生画像」は、記録側VTRの磁気テープ上から
再生され、他の画像若しくは自己の画像の復号のために
用いられる画像を意味し、「復号化」は、復元される画
像を意味し、「出力画像」は、実際に再生画像として出
力される画像を意味する。尚、図3Aに夫々示す出力画
像V4B、V5I’、V6B’、V7I’、V8B’、
V9I及びV10Bは、夫々図1Iに示した再生画像と
同じものである。
【0230】*出力画像V4Bの復元 図に示すように、サブサンプルaの再生画像I3aとサ
ブサンプルbの再生画像I3bとから再生画像V3Iが
得られる。一方、サブサンプルaの再生画像I5aと、
この再生画像I5aが用いられて斜線で示すサブサンプ
ルbの画像I5bが補間処理により得られ、再生画像I
5aと画像I5bから補間画像が得られる。そして上記
再生画像V3Iと、上記再生画像I5aと画像I5bか
ら得られた補間画像とが用いられてサブサンプルaの再
生画像B4aが復元される。そして、この復元された再
生画像B4aが用いられてサブサンプルbの画像B4b
が補間処理により得られる。そして、上記再生画像B4
aと、上記画像B4bとから得られる補間画像が、出力
画像V4Bとなる。
ブサンプルbの再生画像I3bとから再生画像V3Iが
得られる。一方、サブサンプルaの再生画像I5aと、
この再生画像I5aが用いられて斜線で示すサブサンプ
ルbの画像I5bが補間処理により得られ、再生画像I
5aと画像I5bから補間画像が得られる。そして上記
再生画像V3Iと、上記再生画像I5aと画像I5bか
ら得られた補間画像とが用いられてサブサンプルaの再
生画像B4aが復元される。そして、この復元された再
生画像B4aが用いられてサブサンプルbの画像B4b
が補間処理により得られる。そして、上記再生画像B4
aと、上記画像B4bとから得られる補間画像が、出力
画像V4Bとなる。
【0231】*出力画像V5I’の復元 図に示すように、サブサンプルbの再生画像I2b’
と、この再生画像I2b’が用いられて斜線で示すサブ
サンプルaの画像I2a’が補間処理により得られ、再
生画像I2b’と画像I2a’から補間画像が得られ
る。そして、この補間画像が復元されて画像V2I’と
なり、この画像V2I’が出力画像V5I’となる。
と、この再生画像I2b’が用いられて斜線で示すサブ
サンプルaの画像I2a’が補間処理により得られ、再
生画像I2b’と画像I2a’から補間画像が得られ
る。そして、この補間画像が復元されて画像V2I’と
なり、この画像V2I’が出力画像V5I’となる。
【0232】*出力画像V6B’の復元 図に示すように、サブサンプルbの再生画像I2b’
と、この再生画像I2b’が用いられて斜線で示すサブ
サンプルaの画像I2a’が補間処理により得られ、再
生画像I2b’と画像I2a’から補間画像が得られ
る。一方、サブサンプルaの再生画像I4a’と、サブ
サンプルbの再生画像I4b’とから再生画像I4’が
得られる。また、サブサンプルaの再生画像B3a’
と、サブサンプルbの再生画像B3b’とから再生画像
B3’が得られる。そして、上記再生画像I2b’と画
像I2a’から得られる補間画像と、上記再生画像I
4’とが用いられて上記再生画像B3’が復元され、こ
の復元された再生画像B3’が出力画像V6B’とな
る。
と、この再生画像I2b’が用いられて斜線で示すサブ
サンプルaの画像I2a’が補間処理により得られ、再
生画像I2b’と画像I2a’から補間画像が得られ
る。一方、サブサンプルaの再生画像I4a’と、サブ
サンプルbの再生画像I4b’とから再生画像I4’が
得られる。また、サブサンプルaの再生画像B3a’
と、サブサンプルbの再生画像B3b’とから再生画像
B3’が得られる。そして、上記再生画像I2b’と画
像I2a’から得られる補間画像と、上記再生画像I
4’とが用いられて上記再生画像B3’が復元され、こ
の復元された再生画像B3’が出力画像V6B’とな
る。
【0233】*出力画像V7I’の復元 図に示すように、サブサンプルaの再生画像I4a’
と、サブサンプルbの再生画像I4b’とから得られた
画像V4I’が、出力画像V7I’となる。
と、サブサンプルbの再生画像I4b’とから得られた
画像V4I’が、出力画像V7I’となる。
【0234】*出力画像V8B’の復元 図に示すように、サブサンプルaの再生画像I4a’
と、サブサンプルbの再生画像I4b’とから再生画像
I4’が得られる。一方、サブサンプルbの再生画像I
6b’と、この再生画像I6b’が用いられて斜線で示
すサブサンプルaの画像I6a’が補間処理により得ら
れ、再生画像I6b’と画像I6a’から補間画像が得
られる。そして上記再生画像I4’と、上記再生画像I
6b’と画像I6a’から得られた補間画像とが用いら
れてサブサンプルbの再生画像B5b’が復元される。
そして、この復元された再生画像B5b’が用いられて
サブサンプルaの画像B5a’が補間処理により得られ
る。そして、上記再生画像B5b’と、上記画像B5
a’とから得られる補間画像が、出力画像V8Bとな
る。
と、サブサンプルbの再生画像I4b’とから再生画像
I4’が得られる。一方、サブサンプルbの再生画像I
6b’と、この再生画像I6b’が用いられて斜線で示
すサブサンプルaの画像I6a’が補間処理により得ら
れ、再生画像I6b’と画像I6a’から補間画像が得
られる。そして上記再生画像I4’と、上記再生画像I
6b’と画像I6a’から得られた補間画像とが用いら
れてサブサンプルbの再生画像B5b’が復元される。
そして、この復元された再生画像B5b’が用いられて
サブサンプルaの画像B5a’が補間処理により得られ
る。そして、上記再生画像B5b’と、上記画像B5
a’とから得られる補間画像が、出力画像V8Bとな
る。
【0235】*出力画像V9Iの復元 図に示すように、サブサンプルaの再生画像I9aと、
この再生画像I9aが用いられて斜線で示すサブサンプ
ルbの画像I9bが補間処理により得られ、再生画像I
9aと画像I9bから補間画像が得られる。そして、こ
の補間画像が復元されて画像V9Iとなり、この画像V
9Iが出力画像V9Iとなる。
この再生画像I9aが用いられて斜線で示すサブサンプ
ルbの画像I9bが補間処理により得られ、再生画像I
9aと画像I9bから補間画像が得られる。そして、こ
の補間画像が復元されて画像V9Iとなり、この画像V
9Iが出力画像V9Iとなる。
【0236】*出力画像V10Bの復元 図に示すように、サブサンプルaの再生画像I9aと、
この再生画像I9aが用いられて斜線で示すサブサンプ
ルbの画像I9bが補間処理により得られ、再生画像I
9aと画像I9bから補間画像が得られる。一方、サブ
サンプルaの再生画像I11aと、サブサンプルbの再
生画像I11bとから再生画像I11が得られる。ま
た、サブサンプルaの再生画像B10aと、サブサンプ
ルbの再生画像B10bとから再生画像B10が得られ
る。そして、上記再生画像I9aと画像I9bから得ら
れる補間画像と、上記再生画像I11とが用いられて上
記再生画像B10が復元され、この復元された再生画像
B10が出力画像V10Bとなる。
この再生画像I9aが用いられて斜線で示すサブサンプ
ルbの画像I9bが補間処理により得られ、再生画像I
9aと画像I9bから補間画像が得られる。一方、サブ
サンプルaの再生画像I11aと、サブサンプルbの再
生画像I11bとから再生画像I11が得られる。ま
た、サブサンプルaの再生画像B10aと、サブサンプ
ルbの再生画像B10bとから再生画像B10が得られ
る。そして、上記再生画像I9aと画像I9bから得ら
れる補間画像と、上記再生画像I11とが用いられて上
記再生画像B10が復元され、この復元された再生画像
B10が出力画像V10Bとなる。
【0237】図3Bは、再生時のサブサンプルaのデー
タ列を示しており、この図に示すように、再生時のサブ
サンプルaのデータ構成は、先頭から、GOP先頭デー
タGOP、インター/イントラ選択信号SEL、編集状
態フラグデータEDT、サブサンプルaの画像データB
a、GOP先頭データGOP、インター/イントラ選択
信号SEL、サブサンプルaの画像データIaとなって
いる。
タ列を示しており、この図に示すように、再生時のサブ
サンプルaのデータ構成は、先頭から、GOP先頭デー
タGOP、インター/イントラ選択信号SEL、編集状
態フラグデータEDT、サブサンプルaの画像データB
a、GOP先頭データGOP、インター/イントラ選択
信号SEL、サブサンプルaの画像データIaとなって
いる。
【0238】図3Cは、再生時のサブサンプルbのデー
タ列を示しており、この図に示すように、再生時のサブ
サンプルbのデータ構成は、先頭から、GOP先頭デー
タGOP、インター/イントラ選択信号SEL、編集状
態フラグデータEDT、サブサンプルbの画像データB
b、GOP先頭データGOP、インター/イントラ選択
信号SEL、サブサンプルbの画像データIbとなって
いる。
タ列を示しており、この図に示すように、再生時のサブ
サンプルbのデータ構成は、先頭から、GOP先頭デー
タGOP、インター/イントラ選択信号SEL、編集状
態フラグデータEDT、サブサンプルbの画像データB
b、GOP先頭データGOP、インター/イントラ選択
信号SEL、サブサンプルbの画像データIbとなって
いる。
【0239】図3D及びEは、サブサンプルによって分
割された、奇数番目の画素データからなる画像データ
(IorB)naと、偶数番目の画素データからなる画
像データ(IorB)naとが、どのような条件のとき
に、どのようにして奇数番目の画素データと偶数番目の
画素データからなるマクロブロックデータに戻されるの
かについて示している。パターンとしては、矢印P1、
P2及びP3で示す3つのパターンが有る。
割された、奇数番目の画素データからなる画像データ
(IorB)naと、偶数番目の画素データからなる画
像データ(IorB)naとが、どのような条件のとき
に、どのようにして奇数番目の画素データと偶数番目の
画素データからなるマクロブロックデータに戻されるの
かについて示している。パターンとしては、矢印P1、
P2及びP3で示す3つのパターンが有る。
【0240】矢印P1で示すパターンは、図3Aの例で
いえば、サブサンプルaの再生画像I4a’と、サブサ
ンプルbの再生画像I4b’から、元の再生画像I4’
を得ることに相当する。即ち、サブサンプルa及びbの
画像データ(IorB)na及び(IorB)nbが、
両方共、磁気テープ上に記録されている場合である。よ
って、この矢印P1で示すパターンの場合においては、
サブサンプルaの画像データ(IorB)naと、サブ
サンプルbの画像データ(IorB)nbとから、元の
マクロブロックデータVn(IorB)が得られる。
いえば、サブサンプルaの再生画像I4a’と、サブサ
ンプルbの再生画像I4b’から、元の再生画像I4’
を得ることに相当する。即ち、サブサンプルa及びbの
画像データ(IorB)na及び(IorB)nbが、
両方共、磁気テープ上に記録されている場合である。よ
って、この矢印P1で示すパターンの場合においては、
サブサンプルaの画像データ(IorB)naと、サブ
サンプルbの画像データ(IorB)nbとから、元の
マクロブロックデータVn(IorB)が得られる。
【0241】矢印P2で示すパターンは、図3Aの例で
いえば、サブサンプルaの再生画像I5aから、サブサ
ンプルbの画像I5bを、補間により生成することに相
当する。よって、この矢印P2で示すパターンの場合に
おいては、サブサンプルaの画像データ(IorB)n
aからサブサンプルbの画像データ(IorB)nbが
生成され、サブサンプルaの画像データ(IorB)n
aと、サブサンプルbの画像データ(IorB)nbと
から、補間画像データとしてのマクロブロックデータV
n(IorB)が得られる。
いえば、サブサンプルaの再生画像I5aから、サブサ
ンプルbの画像I5bを、補間により生成することに相
当する。よって、この矢印P2で示すパターンの場合に
おいては、サブサンプルaの画像データ(IorB)n
aからサブサンプルbの画像データ(IorB)nbが
生成され、サブサンプルaの画像データ(IorB)n
aと、サブサンプルbの画像データ(IorB)nbと
から、補間画像データとしてのマクロブロックデータV
n(IorB)が得られる。
【0242】矢印P3で示すパターンは、図3Aの例で
いえば、サブサンプルbの再生画像I2b’から、サブ
サンプルaの画像I2a’を、補間により生成すること
に相当する。よって、この矢印P3で示すパターンの場
合においては、サブサンプルbの画像データ(Ior
B)nbからサブサンプルaの画像データ(IorB)
naが生成され、サブサンプルbの画像データ(Ior
B)nbと、サブサンプルaの画像データ(IorB)
naとから、補間画像データとしてのマクロブロックデ
ータVn(IorB)が得られる。
いえば、サブサンプルbの再生画像I2b’から、サブ
サンプルaの画像I2a’を、補間により生成すること
に相当する。よって、この矢印P3で示すパターンの場
合においては、サブサンプルbの画像データ(Ior
B)nbからサブサンプルaの画像データ(IorB)
naが生成され、サブサンプルbの画像データ(Ior
B)nbと、サブサンプルaの画像データ(IorB)
naとから、補間画像データとしてのマクロブロックデ
ータVn(IorB)が得られる。
【0243】〔概要説明から導き出される効果〕以上説
明したように、既にサブサンプルされ、符号化された画
像データが記録されている磁気テープ上に、サブサンプ
ルし、符号化したインサート編集画像データを記録する
場合、一旦指定されたインサートの開始点及び終了点
が、GOPの境界でない場合においては、再生側のイン
点及びアウト点を、GOPの境界となるように変え、こ
の後、インサート編集を行うようにしており、しかもそ
の記録の際には、記録トラック信号RTにより、インサ
ートの開始点及び終了点のGOPに対応する2つのトラ
ックの内、一方のトラックにのみ、インサートすべき一
方のサブサンプル画像を記録すると共に、記録データ
に、GOPの先頭を示すGOP先頭データ、インター/
イントラ選択信号SEL以外に、インサートされた画像
か否かを示すデータをも含ませているので、再生時に、
元々記録側VTRの磁気テープ上に記録されていた画像
データを復元する場合には、元々記録側VTRの磁気テ
ープ上に記録されていた他の画像データだけを用いるよ
うにすることができ、また、インサート画像データを復
元する場合には、他のインサート画像データを用いるよ
うにすることができる。従って、既に説明した問題点、
即ち、再生画像の誤った復元による画質劣化を完全に排
除し、常に良好な再生画像を提供することができるとい
った絶大なる効果を得ることができる。以下、より具体
的な例を第1実施例として説明する。
明したように、既にサブサンプルされ、符号化された画
像データが記録されている磁気テープ上に、サブサンプ
ルし、符号化したインサート編集画像データを記録する
場合、一旦指定されたインサートの開始点及び終了点
が、GOPの境界でない場合においては、再生側のイン
点及びアウト点を、GOPの境界となるように変え、こ
の後、インサート編集を行うようにしており、しかもそ
の記録の際には、記録トラック信号RTにより、インサ
ートの開始点及び終了点のGOPに対応する2つのトラ
ックの内、一方のトラックにのみ、インサートすべき一
方のサブサンプル画像を記録すると共に、記録データ
に、GOPの先頭を示すGOP先頭データ、インター/
イントラ選択信号SEL以外に、インサートされた画像
か否かを示すデータをも含ませているので、再生時に、
元々記録側VTRの磁気テープ上に記録されていた画像
データを復元する場合には、元々記録側VTRの磁気テ
ープ上に記録されていた他の画像データだけを用いるよ
うにすることができ、また、インサート画像データを復
元する場合には、他のインサート画像データを用いるよ
うにすることができる。従って、既に説明した問題点、
即ち、再生画像の誤った復元による画質劣化を完全に排
除し、常に良好な再生画像を提供することができるとい
った絶大なる効果を得ることができる。以下、より具体
的な例を第1実施例として説明する。
【0244】[第1実施例]
【0245】D.一実施例の編集システムの構成及びそ
の動作説明(図4参照)
の動作説明(図4参照)
【0246】図4は、一実施例の編集システムの一例を
示す構成図である。この図4において、図28と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
示す構成図である。この図4において、図28と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0247】〔接続及び構成〕この図4において、図2
8と異なる部分は、映像エンコーダ200v、映像デコ
ーダ300v及びシステムコントローラ400である。
8と異なる部分は、映像エンコーダ200v、映像デコ
ーダ300v及びシステムコントローラ400である。
【0248】〔動作〕この図4に示す映像エンコーダ2
00v、映像デコーダ300v及びシステムコントロー
ラ400の各動作と、図28に示した対応部分の動作の
違いは次の通りである。
00v、映像デコーダ300v及びシステムコントロー
ラ400の各動作と、図28に示した対応部分の動作の
違いは次の通りである。
【0249】映像エンコーダ200vは、符号化すべき
画像データを、サブサンプル処理により、上述したよう
に、奇数番目の画素データからなる画像データと、偶数
番目の画素データからなる画像データとに分割し、これ
らの画像データに対し、個々にDCT等による符号化処
理を施した後に、上述した復号情報を付加する。映像デ
コーダ300vは、上述した復号情報に基いて、図3D
及びEを参照して説明した3つのパターンを用いて統合
し、統合した画像データを用いて元の画像データを復元
する。システムコントローラ400は、上記映像エンコ
ーダ200vにおける上記処理、並びに上記映像デコー
ダ300vにおける上記処理を制御する。
画像データを、サブサンプル処理により、上述したよう
に、奇数番目の画素データからなる画像データと、偶数
番目の画素データからなる画像データとに分割し、これ
らの画像データに対し、個々にDCT等による符号化処
理を施した後に、上述した復号情報を付加する。映像デ
コーダ300vは、上述した復号情報に基いて、図3D
及びEを参照して説明した3つのパターンを用いて統合
し、統合した画像データを用いて元の画像データを復元
する。システムコントローラ400は、上記映像エンコ
ーダ200vにおける上記処理、並びに上記映像デコー
ダ300vにおける上記処理を制御する。
【0250】E.図4に示した映像エンコーダ200v
の構成及びその動作説明(図5参照)
の構成及びその動作説明(図5参照)
【0251】図5は、図4に示した映像エンコーダの内
部構成例を示す構成図である。この図5において、図2
9と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を
省略する。
部構成例を示す構成図である。この図5において、図2
9と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を
省略する。
【0252】〔接続及び構成〕この図5において、図2
9と異なる部分は、分割回路201、量子化回路20
2、可変長符号化回路205及び出力符号化回路209
である。分割回路201は、図4に示したシステムコン
トローラ400から、入力端子201Iを介して供給さ
れる、分割制御信号Dconに基いて、上述したサブサ
ンプリングを行う。
9と異なる部分は、分割回路201、量子化回路20
2、可変長符号化回路205及び出力符号化回路209
である。分割回路201は、図4に示したシステムコン
トローラ400から、入力端子201Iを介して供給さ
れる、分割制御信号Dconに基いて、上述したサブサ
ンプリングを行う。
【0253】量子化回路202は、図4に示したシステ
ムコントローラ400から、入力端子204Iを介して
供給される、量子化ステップデータQSTに基いて、D
CT回路64から供給される係数データに対し、量子化
処理を施す。
ムコントローラ400から、入力端子204Iを介して
供給される、量子化ステップデータQSTに基いて、D
CT回路64から供給される係数データに対し、量子化
処理を施す。
【0254】可変長符号化回路205は、図4に示した
システムコントローラ400から、入力端子207I及
び206Iを夫々介して供給される記録トラック信号R
T及びインター/イントラ選択信号SELに基いて、動
きベクトルデータMVをも含む1つのGOP内のサブサ
ンプルaまたはbの画像データに対して可変長符号化処
理を施し、これらのデータを次のようなトラック構成で
出力する。即ち、1つのGOPが1つのBピクチャ及び
1つのIピクチャで構成されている場合には、最初に出
力するトラックのデータを、Bピクチャのサブサンプル
aの画像データ及びIピクチャのサブサンプルaの画像
データとし、次に出力するトラックのデータを、Bピク
チャのサブサンプルbの画像データ及びIピクチャのサ
ブサンプルbの画像データとする。上記記録トラック信
号RTは、トラックのデータとして出力するタイミング
を得るため、及びテープトランスポート部14を制御す
るために用いられ、上記インター/イントラ選択信号
は、1つのトラック中に含ませるBピクチャのサブサン
プルaまたbの画像データと、Iピクチャのサブサンプ
ルaまたはbの画像データの識別に用いられる。
システムコントローラ400から、入力端子207I及
び206Iを夫々介して供給される記録トラック信号R
T及びインター/イントラ選択信号SELに基いて、動
きベクトルデータMVをも含む1つのGOP内のサブサ
ンプルaまたはbの画像データに対して可変長符号化処
理を施し、これらのデータを次のようなトラック構成で
出力する。即ち、1つのGOPが1つのBピクチャ及び
1つのIピクチャで構成されている場合には、最初に出
力するトラックのデータを、Bピクチャのサブサンプル
aの画像データ及びIピクチャのサブサンプルaの画像
データとし、次に出力するトラックのデータを、Bピク
チャのサブサンプルbの画像データ及びIピクチャのサ
ブサンプルbの画像データとする。上記記録トラック信
号RTは、トラックのデータとして出力するタイミング
を得るため、及びテープトランスポート部14を制御す
るために用いられ、上記インター/イントラ選択信号
は、1つのトラック中に含ませるBピクチャのサブサン
プルaまたbの画像データと、Iピクチャのサブサンプ
ルaまたはbの画像データの識別に用いられる。
【0255】また、この可変長符号化回路205は、可
変長符号化処理により得られた可変長符号化データVD
aを、出力端子208Oを介して図4に示したシステム
コントローラ400に供給する。システムコントローラ
400が、量子化回路202に与える量子化ステップデ
ータQSTの生成の参考とするためである。
変長符号化処理により得られた可変長符号化データVD
aを、出力端子208Oを介して図4に示したシステム
コントローラ400に供給する。システムコントローラ
400が、量子化回路202に与える量子化ステップデ
ータQSTの生成の参考とするためである。
【0256】出力符号化回路209は、可変長符号化回
路205からの画像データに、図4に示したシステムコ
ントローラ400から、入力端子210Iを介して供給
される復号情報EDaを付加し、更にインナーパリティ
及びアウターパリティを付加し、同期符号等を付加した
後に出力する。
路205からの画像データに、図4に示したシステムコ
ントローラ400から、入力端子210Iを介して供給
される復号情報EDaを付加し、更にインナーパリティ
及びアウターパリティを付加し、同期符号等を付加した
後に出力する。
【0257】尚、DCT回路64は、図29に示したD
CT回路64の半分の大きさのブロック単位で処理を行
う。サブサンプルによって、1つのマクロブロック内の
画素データが2分割されるからである。
CT回路64の半分の大きさのブロック単位で処理を行
う。サブサンプルによって、1つのマクロブロック内の
画素データが2分割されるからである。
【0258】〔動作〕次に動作について説明する。分割
回路201は、図4に示したシステムコントローラ40
0から、入力端子201Iを介して供給される分割制御
信号Dconに基いて、スイッチ60を介して供給され
る、加算回路59からのBピクチャとしての差分データ
に対し、サブサンプリング処理を施す。
回路201は、図4に示したシステムコントローラ40
0から、入力端子201Iを介して供給される分割制御
信号Dconに基いて、スイッチ60を介して供給され
る、加算回路59からのBピクチャとしての差分データ
に対し、サブサンプリング処理を施す。
【0259】サブサンプリング処理により得られたBピ
クチャとしてのサブサンプルa及びbの画像データは、
DCT回路64において、直流成分から高次交流成分ま
での係数データに変換され、量子化回路202に供給さ
れる。量子化回路202に供給されたBピクチャとして
のサブサンプルa及びbの画像データは、図4に示した
システムコントローラ400から、入力端子204Iを
介して供給される、量子化ステップデータQSTに基い
て、量子化される。量子化されたBピクチャとしてのサ
ブサンプルa及びbの画像データは、可変長符号化回路
205に供給される。可変長符号化回路205に供給さ
れたBピクチャとしてのサブサンプルaの画像データ
は、図4に示したシステムコントローラ400から、入
力端子207I及び206Iを夫々介して供給される記
録トラック信号RT及びインター/イントラ選択信号S
ELによって、続いて供給されるIピクチャとしてのサ
ブサンプルaの画像データと共に、1つのトラックの記
録データとして出力符号化回路209に供給される。
クチャとしてのサブサンプルa及びbの画像データは、
DCT回路64において、直流成分から高次交流成分ま
での係数データに変換され、量子化回路202に供給さ
れる。量子化回路202に供給されたBピクチャとして
のサブサンプルa及びbの画像データは、図4に示した
システムコントローラ400から、入力端子204Iを
介して供給される、量子化ステップデータQSTに基い
て、量子化される。量子化されたBピクチャとしてのサ
ブサンプルa及びbの画像データは、可変長符号化回路
205に供給される。可変長符号化回路205に供給さ
れたBピクチャとしてのサブサンプルaの画像データ
は、図4に示したシステムコントローラ400から、入
力端子207I及び206Iを夫々介して供給される記
録トラック信号RT及びインター/イントラ選択信号S
ELによって、続いて供給されるIピクチャとしてのサ
ブサンプルaの画像データと共に、1つのトラックの記
録データとして出力符号化回路209に供給される。
【0260】また、可変長符号化回路205に供給され
たBピクチャとしてのサブサンプルbの画像データは、
図4に示したシステムコントローラ400から、入力端
子207I及び206Iを夫々介して供給される記録ト
ラック信号RT及びインター/イントラ選択信号SEL
によって、続いて供給されるIピクチャとしてのサブサ
ンプルbの画像データと共に、1つのトラックの記録デ
ータとして出力符号化回路209に供給される。
たBピクチャとしてのサブサンプルbの画像データは、
図4に示したシステムコントローラ400から、入力端
子207I及び206Iを夫々介して供給される記録ト
ラック信号RT及びインター/イントラ選択信号SEL
によって、続いて供給されるIピクチャとしてのサブサ
ンプルbの画像データと共に、1つのトラックの記録デ
ータとして出力符号化回路209に供給される。
【0261】出力符号化回路209に供給されたB及び
Iピクチャとしてのサブサンプルaの画像データ、並び
にB及びIピクチャとしてのサブサンプルbの画像デー
タは、図4に示したシステムコントローラ400から、
入力端子210Iを介して供給される復号情報EDaが
夫々付加され、更に、インナーパリティ及びアウターパ
リティ、同期符号等が夫々付加された後に、B及びIピ
クチャとしてのサブサンプルaの画像データ、次に、B
及びIピクチャとしてのサブサンプルbの画像データの
順に出力される。そして、出力符号化回路209から出
力された記録データは、図4に示した切換回路13を介
して記録再生ヘッド15に順次供給され、磁気テープ1
4に傾斜トラックを形成するように記録される。
Iピクチャとしてのサブサンプルaの画像データ、並び
にB及びIピクチャとしてのサブサンプルbの画像デー
タは、図4に示したシステムコントローラ400から、
入力端子210Iを介して供給される復号情報EDaが
夫々付加され、更に、インナーパリティ及びアウターパ
リティ、同期符号等が夫々付加された後に、B及びIピ
クチャとしてのサブサンプルaの画像データ、次に、B
及びIピクチャとしてのサブサンプルbの画像データの
順に出力される。そして、出力符号化回路209から出
力された記録データは、図4に示した切換回路13を介
して記録再生ヘッド15に順次供給され、磁気テープ1
4に傾斜トラックを形成するように記録される。
【0262】F.図5に示した分割回路201の構成例
及びその動作説明(図6参照)
及びその動作説明(図6参照)
【0263】図6は、図5に示した分割回路の内部構成
例及びその動作を説明するための説明図である。
例及びその動作を説明するための説明図である。
【0264】〔接続及び構成〕この図6Aに示す分割回
路201は、図5に示したスイッチ60から、入力端子
201aを介して供給される画像データDaを、メモリ
コントローラ201fからのライトイネーブル信号WE
及びアドレス信号ADにより記憶するメモリ201b及
び201e、並びに、図4に示したシステムコントロー
ラ400から、入力端子201dを介して供給される分
割制御信号Dconに基いて、上記メモリ201b及び
201eに対し、ライトイネーブル信号WE、リードイ
ネーブル信号RE及びアドレス信号ADを供給するメモ
リコントローラ201fで構成される。
路201は、図5に示したスイッチ60から、入力端子
201aを介して供給される画像データDaを、メモリ
コントローラ201fからのライトイネーブル信号WE
及びアドレス信号ADにより記憶するメモリ201b及
び201e、並びに、図4に示したシステムコントロー
ラ400から、入力端子201dを介して供給される分
割制御信号Dconに基いて、上記メモリ201b及び
201eに対し、ライトイネーブル信号WE、リードイ
ネーブル信号RE及びアドレス信号ADを供給するメモ
リコントローラ201fで構成される。
【0265】〔動作〕次に動作について説明する。動作
の説明においては、図6B、C、D及びEを参照する。
図6Bは、上記分割制御信号Dcon、図6C及び図6
Dは、メモリコントローラ201fからメモリ201b
に夫々与えられるリードイネーブル信号RE、図6E
は、上記メモリ201b及び201eから夫々読み出さ
れ、出力端子201cを介して出力される画像データD
aである。また、図6Eにおいて、“○”は、サブサン
プルaの画素データを、“△”は、サブサンプルbの画
素データを示す。
の説明においては、図6B、C、D及びEを参照する。
図6Bは、上記分割制御信号Dcon、図6C及び図6
Dは、メモリコントローラ201fからメモリ201b
に夫々与えられるリードイネーブル信号RE、図6E
は、上記メモリ201b及び201eから夫々読み出さ
れ、出力端子201cを介して出力される画像データD
aである。また、図6Eにおいて、“○”は、サブサン
プルaの画素データを、“△”は、サブサンプルbの画
素データを示す。
【0266】メモリコントローラ201fからのライト
イネーブル信号WE及びアドレス信号ADにより、入力
端子201aを介して供給される画像データDaは、最
初にメモリ201bに記憶される。上記画像データDa
のメモリ201bへの記憶が終了すると、続いて入力端
子201aを介して供給される画像データDaは、次に
メモリコントローラ201fからのライトイネーブル信
号WE及びアドレス信号ADにより、メモリ201eに
記憶される。
イネーブル信号WE及びアドレス信号ADにより、入力
端子201aを介して供給される画像データDaは、最
初にメモリ201bに記憶される。上記画像データDa
のメモリ201bへの記憶が終了すると、続いて入力端
子201aを介して供給される画像データDaは、次に
メモリコントローラ201fからのライトイネーブル信
号WE及びアドレス信号ADにより、メモリ201eに
記憶される。
【0267】メモリ201eに対して画像データDaの
記憶が行われている間、図6Bに示す分割制御信号Dc
onは、ハイレベル“1”となる。メモリコントローラ
201fは、この分割制御信号Dconが、ハイレベル
“1”の期間においては、メモリ201bに対し、図6
Cに示すリードイネーブル信号WE並びにアドレス信号
ADを夫々供給する。このリードイネーブル信号WE
は、アクティブがハイレベル“1”であり、アドレス信
号ADは、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に
値がインクリメントする。従って、図6Eに示すよう
に、メモリ201bに記憶されている画像データの内、
奇数番目の画像データである、サブサンプルaの画素デ
ータのみが出力される。
記憶が行われている間、図6Bに示す分割制御信号Dc
onは、ハイレベル“1”となる。メモリコントローラ
201fは、この分割制御信号Dconが、ハイレベル
“1”の期間においては、メモリ201bに対し、図6
Cに示すリードイネーブル信号WE並びにアドレス信号
ADを夫々供給する。このリードイネーブル信号WE
は、アクティブがハイレベル“1”であり、アドレス信
号ADは、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に
値がインクリメントする。従って、図6Eに示すよう
に、メモリ201bに記憶されている画像データの内、
奇数番目の画像データである、サブサンプルaの画素デ
ータのみが出力される。
【0268】メモリ201bに記憶されている画像デー
タDaの内、奇数番目の画素データの読み出しが終了す
ると、図6Bに示す分割制御信号Dconは、ローレベ
ル“0”となる。メモリコントローラ201fは、この
分割制御信号Dconが、ローレベル“0”の期間にお
いては、メモリ201bに対し、図6Dに示すリードイ
ネーブル信号WE並びにアドレス信号ADを夫々供給す
る。このリードイネーブル信号WEは、アクティブがハ
イレベル“1”であり、アドレス信号ADは、このリー
ドイネーブル信号WEの半周期毎に値がインクリメント
する。従って、図6Eに示すように、メモリ201bに
記憶されている画像データの内、偶数番目の画像データ
である、サブサンプルbの画素データのみが出力され
る。
タDaの内、奇数番目の画素データの読み出しが終了す
ると、図6Bに示す分割制御信号Dconは、ローレベ
ル“0”となる。メモリコントローラ201fは、この
分割制御信号Dconが、ローレベル“0”の期間にお
いては、メモリ201bに対し、図6Dに示すリードイ
ネーブル信号WE並びにアドレス信号ADを夫々供給す
る。このリードイネーブル信号WEは、アクティブがハ
イレベル“1”であり、アドレス信号ADは、このリー
ドイネーブル信号WEの半周期毎に値がインクリメント
する。従って、図6Eに示すように、メモリ201bに
記憶されている画像データの内、偶数番目の画像データ
である、サブサンプルbの画素データのみが出力され
る。
【0269】メモリ201bに記憶されていた画像デー
タDaの読み出しが終了し、メモリ201eに対する画
像データDaの記憶が終了すると、メモリコントローラ
201fは、次に、メモリ201bに対する画像データ
Daの記憶を開始し、メモリ201eに記憶されている
画像データDaの読み出しを開始する。メモリ201e
についても上述と同様の処理が行われる。尚、メモリ2
01b及び201eの記憶容量は、1つのマクロブロッ
ク分でも、1フレーム分でも良い。
タDaの読み出しが終了し、メモリ201eに対する画
像データDaの記憶が終了すると、メモリコントローラ
201fは、次に、メモリ201bに対する画像データ
Daの記憶を開始し、メモリ201eに記憶されている
画像データDaの読み出しを開始する。メモリ201e
についても上述と同様の処理が行われる。尚、メモリ2
01b及び201eの記憶容量は、1つのマクロブロッ
ク分でも、1フレーム分でも良い。
【0270】G.図4に示した映像デコーダ300vの
構成及びその動作説明(図7参照)
構成及びその動作説明(図7参照)
【0271】図7は、図4に示した映像デコーダの内部
構成例を示す構成図である。この図7において、図30
と対応する部分には、同一符号を付し、その詳細説明を
省略する。
構成例を示す構成図である。この図7において、図30
と対応する部分には、同一符号を付し、その詳細説明を
省略する。
【0272】〔接続及び構成〕この図7において、図3
0に示した部分と異なる部分は、入力復号化回路30
1、可変長復号化回路303、統合回路304、並びに
補間回路306、307及び308である。
0に示した部分と異なる部分は、入力復号化回路30
1、可変長復号化回路303、統合回路304、並びに
補間回路306、307及び308である。
【0273】入力復号化回路301は、図4に示したテ
ープトランスポート部14から、切換回路13及び入力
端子70を介して供給される再生データに対し、チャン
ネルデコーディング処理を施し、インナーパリティ及び
アウターパリティを用いたエラー訂正処理を施した後
に、画像データを、可変長復号化回路303に、音声デ
ータを、図4に示した音声デコーダ21aに、復号情報
DDaを、出力端子302Oを介して図4に示したシス
テムコントローラ400に夫々供給する。
ープトランスポート部14から、切換回路13及び入力
端子70を介して供給される再生データに対し、チャン
ネルデコーディング処理を施し、インナーパリティ及び
アウターパリティを用いたエラー訂正処理を施した後
に、画像データを、可変長復号化回路303に、音声デ
ータを、図4に示した音声デコーダ21aに、復号情報
DDaを、出力端子302Oを介して図4に示したシス
テムコントローラ400に夫々供給する。
【0274】可変長復号化回路303は、入力復号化回
路301からの動きベクトルデータをも含む画像データ
を復号化し、復号化して得られた量子化後の係数データ
を、逆量子化回路74に供給し、復号化して得られた動
きベクトルデータMVを、動き補償回路306、307
及び308に夫々供給する。
路301からの動きベクトルデータをも含む画像データ
を復号化し、復号化して得られた量子化後の係数データ
を、逆量子化回路74に供給し、復号化して得られた動
きベクトルデータMVを、動き補償回路306、307
及び308に夫々供給する。
【0275】統合回路304は、IDCT回路75から
のサブサンプルa及びbの画像データを、図4に示した
システムコントローラ400から、入力端子304Iを
介して供給される統合制御信号Mconに基いて統合す
る。
のサブサンプルa及びbの画像データを、図4に示した
システムコントローラ400から、入力端子304Iを
介して供給される統合制御信号Mconに基いて統合す
る。
【0276】補間回路306は、統合回路304からの
統合後の画像データに対し、図4に示したシステムコン
トローラ400から、入力端子305Iを介して供給さ
れる記録トラック信号RTに基いて、補間処理を施す。
補間回路307は、フレームメモリ79からの画像デー
タに対し、図4に示したシステムコントローラ400か
ら、入力端子305Iを介して供給される記録トラック
信号RTに基いて、補間処理を施す。補間回路308
は、スイッチ84を介して加算回路83若しくはフレー
ムメモリ76から供給される画像データに対し、図4に
示したシステムコントローラ400から、入力端子30
5Iを介して供給される、記録トラック信号RTに基い
て、補間処理を施す。
統合後の画像データに対し、図4に示したシステムコン
トローラ400から、入力端子305Iを介して供給さ
れる記録トラック信号RTに基いて、補間処理を施す。
補間回路307は、フレームメモリ79からの画像デー
タに対し、図4に示したシステムコントローラ400か
ら、入力端子305Iを介して供給される記録トラック
信号RTに基いて、補間処理を施す。補間回路308
は、スイッチ84を介して加算回路83若しくはフレー
ムメモリ76から供給される画像データに対し、図4に
示したシステムコントローラ400から、入力端子30
5Iを介して供給される、記録トラック信号RTに基い
て、補間処理を施す。
【0277】ここで、上記補間回路306、307及び
308の役割について説明する。フレームメモリ76に
統合回路304からの統合後の画像データが記憶された
時点において、このフレームメモリ76に記憶されてい
る画像データを、現フレームの画像データであるものと
すると、フレームメモリ79に記憶されている画像デー
タは、前フレームの画像データ、統合回路304から出
力される画像データは、後フレームの画像データとな
る。
308の役割について説明する。フレームメモリ76に
統合回路304からの統合後の画像データが記憶された
時点において、このフレームメモリ76に記憶されてい
る画像データを、現フレームの画像データであるものと
すると、フレームメモリ79に記憶されている画像デー
タは、前フレームの画像データ、統合回路304から出
力される画像データは、後フレームの画像データとな
る。
【0278】よって、上記補間回路306は、統合回路
304からの後フレームの画像データが、サブサンプル
a若しくはbのみの場合、即ち、元々サブサンプルa若
しくはbの何れか一方しか記録媒体に記録されていない
ことにより、統合回路304において統合できなかった
画像データの場合は、当該画像データに基いて、補間処
理により、欠落しているサブサンプルa若しくはサブサ
ンプルbの画像データを生成する。そして、上記補間回
路306は、当該画像データと、補間処理により生成し
たサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像データ
とで、後フレームの画像データを生成する。
304からの後フレームの画像データが、サブサンプル
a若しくはbのみの場合、即ち、元々サブサンプルa若
しくはbの何れか一方しか記録媒体に記録されていない
ことにより、統合回路304において統合できなかった
画像データの場合は、当該画像データに基いて、補間処
理により、欠落しているサブサンプルa若しくはサブサ
ンプルbの画像データを生成する。そして、上記補間回
路306は、当該画像データと、補間処理により生成し
たサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像データ
とで、後フレームの画像データを生成する。
【0279】また、上記補間回路307は、フレームメ
モリ79からの前フレームの画像データが、サブサンプ
ルa若しくはbのみの場合、即ち、元々サブサンプルa
若しくはbの何れか一方しか記録媒体に記録されていな
いことにより、統合回路304において統合できなかっ
た画像データの場合は、当該画像データに基いて、補間
処理により、欠落しているサブサンプルa若しくはサブ
サンプルbの画像データを生成する。そして、上記補間
回路307は、当該画像データと、補間処理により生成
したサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像デー
タとで、前フレームの画像データを生成する。
モリ79からの前フレームの画像データが、サブサンプ
ルa若しくはbのみの場合、即ち、元々サブサンプルa
若しくはbの何れか一方しか記録媒体に記録されていな
いことにより、統合回路304において統合できなかっ
た画像データの場合は、当該画像データに基いて、補間
処理により、欠落しているサブサンプルa若しくはサブ
サンプルbの画像データを生成する。そして、上記補間
回路307は、当該画像データと、補間処理により生成
したサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像デー
タとで、前フレームの画像データを生成する。
【0280】また、上記補間回路308は、加算回路8
3からの復元された現フレームの画像データが、サブサ
ンプルa若しくはbのみの場合、即ち、元々サブサンプ
ルa若しくはbの何れか一方しか記録媒体に記録されて
いないことにより、統合回路304において統合できな
かった画像データの場合は、当該画像データに基いて、
補間処理により、欠落しているサブサンプルa若しくは
サブサンプルbの画像データを生成する。そして、上記
補間回路308は、当該画像データと、補間処理により
生成したサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像
データとで、現フレームの画像データを生成する。
3からの復元された現フレームの画像データが、サブサ
ンプルa若しくはbのみの場合、即ち、元々サブサンプ
ルa若しくはbの何れか一方しか記録媒体に記録されて
いないことにより、統合回路304において統合できな
かった画像データの場合は、当該画像データに基いて、
補間処理により、欠落しているサブサンプルa若しくは
サブサンプルbの画像データを生成する。そして、上記
補間回路308は、当該画像データと、補間処理により
生成したサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像
データとで、現フレームの画像データを生成する。
【0281】尚、上記補間回路306、307及び30
8における補間処理は、存在するサブサンプルa若しく
はbの上下の画素データの平均値の算出、左右の画素デ
ータの平均値の算出、上下左右の画素データの平均値の
算出、回りの画素データの平均値の算出によって求める
ことができる。また、何れか一方のサブサンプルa若し
くはサブサンプルbしかないことの検出は、入力データ
の有無で判別しても、システムコントローラ400若し
くは統合回路304からの制御信号で判別しても、或い
はシステムコントローラ400からの統合制御信号Mc
onで判別しても良い。
8における補間処理は、存在するサブサンプルa若しく
はbの上下の画素データの平均値の算出、左右の画素デ
ータの平均値の算出、上下左右の画素データの平均値の
算出、回りの画素データの平均値の算出によって求める
ことができる。また、何れか一方のサブサンプルa若し
くはサブサンプルbしかないことの検出は、入力データ
の有無で判別しても、システムコントローラ400若し
くは統合回路304からの制御信号で判別しても、或い
はシステムコントローラ400からの統合制御信号Mc
onで判別しても良い。
【0282】〔動作〕次に動作について説明する。図4
に示したテープトランスポート部14において再生され
たデータは、切換回路13及びこの図7に示す入力端子
70を介して、入力復号化回路301に供給される。再
生されたデータは、この入力復号化回路301におい
て、チャンネルデコーディング処理により復調され、続
いて、インナーパリティ及びアウターパリティによるエ
ラー訂正処理が施される。そして、画像データは、可変
長復号化回路303に、音声データは、図4に示した音
声デコーダ21aに、復号情報DDaは、出力端子30
2Oを介して、図4に示したシステムコントローラ40
0に夫々供給される。
に示したテープトランスポート部14において再生され
たデータは、切換回路13及びこの図7に示す入力端子
70を介して、入力復号化回路301に供給される。再
生されたデータは、この入力復号化回路301におい
て、チャンネルデコーディング処理により復調され、続
いて、インナーパリティ及びアウターパリティによるエ
ラー訂正処理が施される。そして、画像データは、可変
長復号化回路303に、音声データは、図4に示した音
声デコーダ21aに、復号情報DDaは、出力端子30
2Oを介して、図4に示したシステムコントローラ40
0に夫々供給される。
【0283】可変長復号化回路303に供給された動き
ベクトルデータをも含む画像データは、復号化され、量
子化後の係数データ列からなる画像データは、逆量子化
回路74に、動きベクトルデータMVは、動き補償回路
80及び81に夫々供給される。復号化された画像デー
タは、逆量子化回路74及びIDCT回路75に順次供
給されて復号化された後、統合回路304に供給され
る。統合回路304に供給された画像データは、図4に
示したシステムコントローラ400から、入力端子30
4Iを介して供給される統合制御信号Mconに基い
た、この統合回路304の制御により、サブサンプルa
及びサブサンプルbの両方の画像データであれば、読み
出しによって混合されて出力され、サブサンプルa若し
くはサブサンプルbの画像データのみであれば、そのま
ま出力される。統合回路304からの画像データは、フ
レームメモリ76及び補間回路306に供給される。
ベクトルデータをも含む画像データは、復号化され、量
子化後の係数データ列からなる画像データは、逆量子化
回路74に、動きベクトルデータMVは、動き補償回路
80及び81に夫々供給される。復号化された画像デー
タは、逆量子化回路74及びIDCT回路75に順次供
給されて復号化された後、統合回路304に供給され
る。統合回路304に供給された画像データは、図4に
示したシステムコントローラ400から、入力端子30
4Iを介して供給される統合制御信号Mconに基い
た、この統合回路304の制御により、サブサンプルa
及びサブサンプルbの両方の画像データであれば、読み
出しによって混合されて出力され、サブサンプルa若し
くはサブサンプルbの画像データのみであれば、そのま
ま出力される。統合回路304からの画像データは、フ
レームメモリ76及び補間回路306に供給される。
【0284】フレームメモリ76及び79に画像データ
が記憶された時点において、フレームメモリ76に記憶
されている画像データを現フレームの画像データである
ものとすると、フレームメモリ79に記憶されている画
像データは、前フレームの画像データとなり、統合回路
304から出力される画像データは、後フレームの画像
データとなる。
が記憶された時点において、フレームメモリ76に記憶
されている画像データを現フレームの画像データである
ものとすると、フレームメモリ79に記憶されている画
像データは、前フレームの画像データとなり、統合回路
304から出力される画像データは、後フレームの画像
データとなる。
【0285】先ず、Bピクチャとしての現フレーム画像
データの復元から説明する。この場合、図4に示したシ
ステムコントローラ400から、入力端子85Iを介し
て供給されるインター/イントラ制御信号SELによ
り、スイッチ84の可動接点cは、インター側固定接点
aに接続される。補間回路306は、統合回路304か
ら出力された後フレームの画像データが、サブサンプル
a若しくはサブサンプルbの何れか一方のみの場合に
は、当該画像データに基いて、欠落しているサブサンプ
ルa若しくはサブサンプルbの画像データを補間処理に
より生成し、当該画像データと、補間処理により生成さ
れた画像データとで補間画像データ得る。この補間画像
データは、動き補償回路80に供給される。
データの復元から説明する。この場合、図4に示したシ
ステムコントローラ400から、入力端子85Iを介し
て供給されるインター/イントラ制御信号SELによ
り、スイッチ84の可動接点cは、インター側固定接点
aに接続される。補間回路306は、統合回路304か
ら出力された後フレームの画像データが、サブサンプル
a若しくはサブサンプルbの何れか一方のみの場合に
は、当該画像データに基いて、欠落しているサブサンプ
ルa若しくはサブサンプルbの画像データを補間処理に
より生成し、当該画像データと、補間処理により生成さ
れた画像データとで補間画像データ得る。この補間画像
データは、動き補償回路80に供給される。
【0286】一方、フレームメモリ79から読み出され
た前フレームの画像データは、補間回路307に供給さ
れる。補間回路307は、フレームメモリ79から読み
出された画像データが、サブサンプルa若しくはサブサ
ンプルbの何れか一方のみの場合には、当該画像データ
に基いて、欠落しているサブサンプルa若しくはサブサ
ンプルbの画像データを補間処理により生成し、当該画
像データと、補間処理により生成された画像データとで
補間画像データ得る。この補間画像データは、動き補償
回路81に供給される。
た前フレームの画像データは、補間回路307に供給さ
れる。補間回路307は、フレームメモリ79から読み
出された画像データが、サブサンプルa若しくはサブサ
ンプルbの何れか一方のみの場合には、当該画像データ
に基いて、欠落しているサブサンプルa若しくはサブサ
ンプルbの画像データを補間処理により生成し、当該画
像データと、補間処理により生成された画像データとで
補間画像データ得る。この補間画像データは、動き補償
回路81に供給される。
【0287】動き補償回路80は、補間回路306から
の後フレームの画像データから、動きベクトルデータM
Vの示すマクロブロックデータを抽出し、抽出したマク
ロブロックデータを、加算回路82に供給する。動き補
償回路81は、補間回路307からの前フレームの画像
データから、動きベクトルデータMVの示すマクロブロ
ックデータを抽出し、抽出したマクロブロックデータ
を、加算回路82に供給する。加算回路82において
は、動き補償回路80からの後フレームのマクロブロッ
クデータと、動き補償回路81からの前フレームのマク
ロブロックデータとが加算され、更に、内部の1/2乗
算器により、係数“1/2”が乗じられて平均化され
る。この加算平均結果は、加算回路83に供給される。
の後フレームの画像データから、動きベクトルデータM
Vの示すマクロブロックデータを抽出し、抽出したマク
ロブロックデータを、加算回路82に供給する。動き補
償回路81は、補間回路307からの前フレームの画像
データから、動きベクトルデータMVの示すマクロブロ
ックデータを抽出し、抽出したマクロブロックデータ
を、加算回路82に供給する。加算回路82において
は、動き補償回路80からの後フレームのマクロブロッ
クデータと、動き補償回路81からの前フレームのマク
ロブロックデータとが加算され、更に、内部の1/2乗
算器により、係数“1/2”が乗じられて平均化され
る。この加算平均結果は、加算回路83に供給される。
【0288】加算回路83においては、フレームメモリ
76からの現フレームの画像データ(但し差分データで
ある)と、上記加算回路82からの、加算平均結果とし
てのマクロブロックデータとが加算され、元のマクロブ
ロックデータが復元される。復元されたマクロブロック
データは、スイッチ84を介して補間回路308に供給
される。補間回路308は、加算回路83からスイッチ
84を介して供給された復元画像データが、サブサンプ
ルa若しくはサブサンプルbの何れか一方のみからなる
画像データの場合には、当該画像データに基いてサブサ
ンプルa若しくはサブサンプルbの画像データを補間処
理により生成し、当該画像データと、補間処理により生
成したサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像デ
ータとで補間画像データを、この補間画像データを出力
画像データとして、出力端子86を介して図4に示した
再生系信号処理回路22に供給する。
76からの現フレームの画像データ(但し差分データで
ある)と、上記加算回路82からの、加算平均結果とし
てのマクロブロックデータとが加算され、元のマクロブ
ロックデータが復元される。復元されたマクロブロック
データは、スイッチ84を介して補間回路308に供給
される。補間回路308は、加算回路83からスイッチ
84を介して供給された復元画像データが、サブサンプ
ルa若しくはサブサンプルbの何れか一方のみからなる
画像データの場合には、当該画像データに基いてサブサ
ンプルa若しくはサブサンプルbの画像データを補間処
理により生成し、当該画像データと、補間処理により生
成したサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像デ
ータとで補間画像データを、この補間画像データを出力
画像データとして、出力端子86を介して図4に示した
再生系信号処理回路22に供給する。
【0289】次に、Iピクチャとしての現フレーム画像
データの復元について説明する。この場合、図4に示し
たシステムコントローラ400から、入力端子85Iを
介して供給されるインター/イントラ制御信号SELに
より、スイッチ84の可動接点cは、イントラ側固定接
点bに接続される。そして、信号の経路は、フレームメ
モリ76、スイッチ84及び補間回路308となる。従
って、このとき用いられる補間回路は、補間回路308
のみである。補間回路308は、加算回路83からスイ
ッチ84を介して供給された復元画像データが、サブサ
ンプルa若しくはサブサンプルbの何れか一方のみから
なる画像データの場合には、当該画像データに基いてサ
ブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像データを補
間処理により生成し、当該画像データと、補間処理によ
り生成したサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画
像データとで補間画像データを、この補間画像データを
出力画像データとして、出力端子86を介して図4に示
した再生系信号処理回路22に供給する。
データの復元について説明する。この場合、図4に示し
たシステムコントローラ400から、入力端子85Iを
介して供給されるインター/イントラ制御信号SELに
より、スイッチ84の可動接点cは、イントラ側固定接
点bに接続される。そして、信号の経路は、フレームメ
モリ76、スイッチ84及び補間回路308となる。従
って、このとき用いられる補間回路は、補間回路308
のみである。補間回路308は、加算回路83からスイ
ッチ84を介して供給された復元画像データが、サブサ
ンプルa若しくはサブサンプルbの何れか一方のみから
なる画像データの場合には、当該画像データに基いてサ
ブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像データを補
間処理により生成し、当該画像データと、補間処理によ
り生成したサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画
像データとで補間画像データを、この補間画像データを
出力画像データとして、出力端子86を介して図4に示
した再生系信号処理回路22に供給する。
【0290】H.図7に示した統合回路304の構成例
及びその動作説明(図8参照)
及びその動作説明(図8参照)
【0291】図8は、図7に示した統合回路の内部構成
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【0292】〔接続及び構成〕この図8Aに示す統合回
路304は、図7に示したIDCT回路75から、入力
端子304aを介して供給されるサブサンプルa及びサ
ブサンプルbとしての画像データDaを、メモリコント
ローラ304fからのライトイネーブル信号WE及びア
ドレス信号ADにより記憶する奇数メモリ304b及び
偶数メモリ304e、並びに、図4に示したシステムコ
ントローラ400から、入力端子304dを介して供給
される統合制御信号Mconに基いて、上記奇数メモリ
304b及び偶数メモリ304eに対し、ライトイネー
ブル信号WE、リードイネーブル信号RE及びアドレス
信号ADを供給するメモリコントローラ304fで構成
される。
路304は、図7に示したIDCT回路75から、入力
端子304aを介して供給されるサブサンプルa及びサ
ブサンプルbとしての画像データDaを、メモリコント
ローラ304fからのライトイネーブル信号WE及びア
ドレス信号ADにより記憶する奇数メモリ304b及び
偶数メモリ304e、並びに、図4に示したシステムコ
ントローラ400から、入力端子304dを介して供給
される統合制御信号Mconに基いて、上記奇数メモリ
304b及び偶数メモリ304eに対し、ライトイネー
ブル信号WE、リードイネーブル信号RE及びアドレス
信号ADを供給するメモリコントローラ304fで構成
される。
【0293】ここで、上記奇数メモリ304bは、サブ
サンプルaの画像データの記憶用に用いられるものであ
り、上記偶数メモリ304eは、サブサンプルbの画像
データの記憶用に用いられるものである。
サンプルaの画像データの記憶用に用いられるものであ
り、上記偶数メモリ304eは、サブサンプルbの画像
データの記憶用に用いられるものである。
【0294】〔動作〕動作の説明においては、図8B
1、図8B2、図8C、図8D及び図8Eを参照する。
図8B1及び図8B2は、上記統合制御信号Mcon、
図8Cは、メモリコントローラ304fから奇数メモリ
304bに与えられるリードイネーブル信号RE、図8
Dは、メモリコントローラ304fから偶数メモリ30
4eに与えられるリードイネーブル信号RE、図8E
は、上記奇数メモリ304b及び偶数メモリ304eか
ら夫々読み出され、出力端子304cを介して出力され
る画像データDaである。また、図8Eにおいて、
“○”は、サブサンプルaの画素データを、“△”は、
サブサンプルbの画素データを示す。
1、図8B2、図8C、図8D及び図8Eを参照する。
図8B1及び図8B2は、上記統合制御信号Mcon、
図8Cは、メモリコントローラ304fから奇数メモリ
304bに与えられるリードイネーブル信号RE、図8
Dは、メモリコントローラ304fから偶数メモリ30
4eに与えられるリードイネーブル信号RE、図8E
は、上記奇数メモリ304b及び偶数メモリ304eか
ら夫々読み出され、出力端子304cを介して出力され
る画像データDaである。また、図8Eにおいて、
“○”は、サブサンプルaの画素データを、“△”は、
サブサンプルbの画素データを示す。
【0295】尚、統合制御信号Mconは、2ビットの
制御信号であり、図8B1は統合制御信号Mconの下
位ビット、図8B2は統合制御信号Mconの上位ビッ
トを示す。図8B1に示す統合制御信号Mconの下位
ビットの値がローレベル“0”、図8B2に示す統合制
御信号Mconの上位ビットの値がローレベル“0”の
場合には、サブサンプルaの画像データのみが存在する
ことを示し、図8B1に示す統合制御信号Mconの下
位ビットの値がハイレベル“1”、図8B2に示す統合
制御信号Mconの上位ビットの値がローレベル“0”
の場合には、サブサンプルbの画像データのみが存在す
ることを示し、図8B1に示す統合制御信号Mconの
下位ビットの値がハイレベル“1”、図8B2に示す統
合制御信号Mconの上位ビットの値がハイレベル
“1”の場合には、サブサンプルa及びサブサンプルb
の画像データが何れも存在することを示す。
制御信号であり、図8B1は統合制御信号Mconの下
位ビット、図8B2は統合制御信号Mconの上位ビッ
トを示す。図8B1に示す統合制御信号Mconの下位
ビットの値がローレベル“0”、図8B2に示す統合制
御信号Mconの上位ビットの値がローレベル“0”の
場合には、サブサンプルaの画像データのみが存在する
ことを示し、図8B1に示す統合制御信号Mconの下
位ビットの値がハイレベル“1”、図8B2に示す統合
制御信号Mconの上位ビットの値がローレベル“0”
の場合には、サブサンプルbの画像データのみが存在す
ることを示し、図8B1に示す統合制御信号Mconの
下位ビットの値がハイレベル“1”、図8B2に示す統
合制御信号Mconの上位ビットの値がハイレベル
“1”の場合には、サブサンプルa及びサブサンプルb
の画像データが何れも存在することを示す。
【0296】メモリコントローラ304fからのライト
イネーブル信号WE及びアドレス信号ADにより、入力
端子304aを介して供給される画像データDaは、サ
ブサンプルaの画像データDaの場合、奇数メモリ30
4bに記憶され、サブサンプルbの画像データDaの場
合、偶数メモリ304eに記憶される。
イネーブル信号WE及びアドレス信号ADにより、入力
端子304aを介して供給される画像データDaは、サ
ブサンプルaの画像データDaの場合、奇数メモリ30
4bに記憶され、サブサンプルbの画像データDaの場
合、偶数メモリ304eに記憶される。
【0297】奇数メモリ304b及び偶数メモリ304
eに対する、サブサンプルaの画像データDa及びサブ
サンプルbの画像データDaの記憶が終了すると、統合
処理が開始される。図8B1及び図8B2に示すよう
に、統合制御信号Mconの上位及び下位ビットが何れ
もハイレベル“1”になると、メモリコントローラ30
4fは、この間においては、奇数メモリ304bに対
し、図8Cに示すリードイネーブル信号WE並びにアド
レス信号ADを夫々供給すると共に、偶数メモリ304
eに対し、図8Dに示すリードイネーブル信号WE及び
アドレス信号ADを夫々供給する。
eに対する、サブサンプルaの画像データDa及びサブ
サンプルbの画像データDaの記憶が終了すると、統合
処理が開始される。図8B1及び図8B2に示すよう
に、統合制御信号Mconの上位及び下位ビットが何れ
もハイレベル“1”になると、メモリコントローラ30
4fは、この間においては、奇数メモリ304bに対
し、図8Cに示すリードイネーブル信号WE並びにアド
レス信号ADを夫々供給すると共に、偶数メモリ304
eに対し、図8Dに示すリードイネーブル信号WE及び
アドレス信号ADを夫々供給する。
【0298】これらのリードイネーブル信号WEは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、奇数
メモリ304bに記憶されているサブサンプルaの画像
データの画素データと、偶数メモリ304eに記憶され
ているサブサンプルbの画像データの画素データとが交
互に読み出され、結果的に統合されて出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、奇数
メモリ304bに記憶されているサブサンプルaの画像
データの画素データと、偶数メモリ304eに記憶され
ているサブサンプルbの画像データの画素データとが交
互に読み出され、結果的に統合されて出力される。
【0299】次に、図8B1及び図8B2に示すよう
に、統合制御信号Mconの上位及び下位ビットが何れ
もローレベル“0”になると、メモリコントローラ30
4fは、この間においては、奇数メモリ304bに対
し、図8Cに示すリードイネーブル信号WE並びにアド
レス信号ADを夫々供給する。この間、図8Dに示すよ
うに、偶数メモリ304eに与えられるリードイネーブ
ル信号REは、インアクティブである、ローレベル
“0”である。
に、統合制御信号Mconの上位及び下位ビットが何れ
もローレベル“0”になると、メモリコントローラ30
4fは、この間においては、奇数メモリ304bに対
し、図8Cに示すリードイネーブル信号WE並びにアド
レス信号ADを夫々供給する。この間、図8Dに示すよ
うに、偶数メモリ304eに与えられるリードイネーブ
ル信号REは、インアクティブである、ローレベル
“0”である。
【0300】これらのリードイネーブル信号WEは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、奇数
メモリ304bに記憶されているサブサンプルaの画像
データの画素データのみが読み出され、結果的に統合さ
れないまま出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、奇数
メモリ304bに記憶されているサブサンプルaの画像
データの画素データのみが読み出され、結果的に統合さ
れないまま出力される。
【0301】次に、図8B1及び図8B2に示すよう
に、統合制御信号Mconの上位ビットがローレベル
“0”、下位ビットハイレベル“1”になると、メモリ
コントローラ304fは、この間においては、偶数メモ
リ304eに対し、図8Dに示すリードイネーブル信号
WE並びにアドレス信号ADを夫々供給する。この間、
宇8Cに示すように、奇数メモリ304bに与えられる
リードイネーブル信号REは、インアクティブである、
ローレベル“0”である。
に、統合制御信号Mconの上位ビットがローレベル
“0”、下位ビットハイレベル“1”になると、メモリ
コントローラ304fは、この間においては、偶数メモ
リ304eに対し、図8Dに示すリードイネーブル信号
WE並びにアドレス信号ADを夫々供給する。この間、
宇8Cに示すように、奇数メモリ304bに与えられる
リードイネーブル信号REは、インアクティブである、
ローレベル“0”である。
【0302】これらのリードイネーブル信号WEは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、偶数
メモリ304eに記憶されているサブサンプルbの画像
データの画素データのみが読み出され、結果的に統合さ
れないまま出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、偶数
メモリ304eに記憶されているサブサンプルbの画像
データの画素データのみが読み出され、結果的に統合さ
れないまま出力される。
【0303】尚、奇数メモリ304b及び偶数メモリ3
04eの記憶容量は、1つのマクロブロック分でも、1
フレーム分でも良い。
04eの記憶容量は、1つのマクロブロック分でも、1
フレーム分でも良い。
【0304】I.図4に示したシステムコントローラ4
00の構成(図9参照)
00の構成(図9参照)
【0305】図9は、図4に示したシステムコントロー
ラの内部構成例を示す構成図である。この図9におい
て、図31と対応する部分には、同一符号を付し、その
詳細説明を省略する。
ラの内部構成例を示す構成図である。この図9におい
て、図31と対応する部分には、同一符号を付し、その
詳細説明を省略する。
【0306】〔接続及び構成〕この図9においては、図
31と異なる部分は、次の通りである。端子では、量子
化ステップデータQSTを出力するための出力端子20
4O、インター/イントラ選択信号SELを出力するた
めの出力端子206O、記録トラック信号RTを出力す
るための出力端子207O、可変長符号化データVDa
を入力するための入力端子208I、復号情報EDaを
出力するための出力端子210O、復号情報DDaを入
力するための入力端子302I、記録トラック信号RT
を出力するための出力端子305O、分割制御信号Dc
onを出力するための出力端子201O、統合制御信号
Mconを出力するための出力端子304Oが追加され
たことである。
31と異なる部分は、次の通りである。端子では、量子
化ステップデータQSTを出力するための出力端子20
4O、インター/イントラ選択信号SELを出力するた
めの出力端子206O、記録トラック信号RTを出力す
るための出力端子207O、可変長符号化データVDa
を入力するための入力端子208I、復号情報EDaを
出力するための出力端子210O、復号情報DDaを入
力するための入力端子302I、記録トラック信号RT
を出力するための出力端子305O、分割制御信号Dc
onを出力するための出力端子201O、統合制御信号
Mconを出力するための出力端子304Oが追加され
たことである。
【0307】また、ブロックでは、量子化制御手段40
1、サブサンプル制御手段402、タイムコード変更手
段403が追加されたことである。
1、サブサンプル制御手段402、タイムコード変更手
段403が追加されたことである。
【0308】量子化制御手段401は、図5に示した可
変長符号化回路205から、入力端子208Iを介して
供給される可変長符号化データVDaの符号量を検出
し、その検出結果に基いて、量子化ステップデータQS
Tを、出力端子204Oを介して、図5に示した量子化
回路202に供給する。量子化回路202における量子
化ステップを制御することにより、決められたフォーマ
ットでトラックを構成するためである。
変長符号化回路205から、入力端子208Iを介して
供給される可変長符号化データVDaの符号量を検出
し、その検出結果に基いて、量子化ステップデータQS
Tを、出力端子204Oを介して、図5に示した量子化
回路202に供給する。量子化回路202における量子
化ステップを制御することにより、決められたフォーマ
ットでトラックを構成するためである。
【0309】サブサンプル制御手段402は、エンコー
ド時においては、図4に示したテープトランスポート部
14から、切換回路13及び入出力端子103を介して
供給されるドラムスイッチングパルスSWPに基いて、
テープトランスポート部制御手段105が生成した記録
トラック信号RTにより、分割制御信号Dconを生成
し、この分割制御信号Dconを、出力端子201Oを
介して、図5に示した分割回路201に供給する。この
分割制御信号Dconは、分割回路201における処理
サイクルを決定し、その処理サイクルは、例えばマクロ
ブロックの1/2の分の長さ、マクロブロック分の長
さ、サブサンプル分の長さ、トラック分の長さ、或いは
メモリの容量によって決まる長さの何れかの長さであ
る。
ド時においては、図4に示したテープトランスポート部
14から、切換回路13及び入出力端子103を介して
供給されるドラムスイッチングパルスSWPに基いて、
テープトランスポート部制御手段105が生成した記録
トラック信号RTにより、分割制御信号Dconを生成
し、この分割制御信号Dconを、出力端子201Oを
介して、図5に示した分割回路201に供給する。この
分割制御信号Dconは、分割回路201における処理
サイクルを決定し、その処理サイクルは、例えばマクロ
ブロックの1/2の分の長さ、マクロブロック分の長
さ、サブサンプル分の長さ、トラック分の長さ、或いは
メモリの容量によって決まる長さの何れかの長さであ
る。
【0310】そして、サブサンプル制御手段402は、
デコード時においては、図4に示したテープトランスポ
ート部14から、切換回路13及び入出力端子103を
介して供給されるドラムスイッチングパルスSWPに基
いて、テープトランスポート部制御手段105が生成し
た記録トラック信号RT、図7に示した入力復号化回路
301から、入力端子302Iを介して供給される復号
情報DDa中の、GOP先頭データGOP、編集状態フ
ラグデータEDT及びインター/イントラ制御信号SE
Lに基いて、図8に示した統合制御信号Mconを得、
この統合制御信号Mconを、出力端子304Oを介し
て、図7に示した統合回路304に供給する。
デコード時においては、図4に示したテープトランスポ
ート部14から、切換回路13及び入出力端子103を
介して供給されるドラムスイッチングパルスSWPに基
いて、テープトランスポート部制御手段105が生成し
た記録トラック信号RT、図7に示した入力復号化回路
301から、入力端子302Iを介して供給される復号
情報DDa中の、GOP先頭データGOP、編集状態フ
ラグデータEDT及びインター/イントラ制御信号SE
Lに基いて、図8に示した統合制御信号Mconを得、
この統合制御信号Mconを、出力端子304Oを介し
て、図7に示した統合回路304に供給する。
【0311】ここで、どのようにして、サブサンプル制
御手段402が、図8に示した統合制御信号Mconを
生成するのかについて説明する。インサート編集によっ
て、新たな画像データが記録された場合、新たに記録さ
れた全画像データの内、先頭の画像データは、上記GO
Pの先頭を示すGOP先頭データGOPと、編集状態フ
ラグデータEDTと、インター/イントラ選択信号SE
Lと共に記録されている。よって、サブサンプル制御手
段402は、再生時には、記録トラック信号RTによっ
て、入力される再生データをトラック別に認識し、上記
GOPの先頭データGOPから、ピクチャの先頭である
ことを認識し、次に、上記編集状態フラグデータEDT
により、再生されたトラックのデータが、インサート編
集によって新たに記録側VTR10の磁気テープ17上
に記録されたサブサンプルbの画像データであることを
認識する。
御手段402が、図8に示した統合制御信号Mconを
生成するのかについて説明する。インサート編集によっ
て、新たな画像データが記録された場合、新たに記録さ
れた全画像データの内、先頭の画像データは、上記GO
Pの先頭を示すGOP先頭データGOPと、編集状態フ
ラグデータEDTと、インター/イントラ選択信号SE
Lと共に記録されている。よって、サブサンプル制御手
段402は、再生時には、記録トラック信号RTによっ
て、入力される再生データをトラック別に認識し、上記
GOPの先頭データGOPから、ピクチャの先頭である
ことを認識し、次に、上記編集状態フラグデータEDT
により、再生されたトラックのデータが、インサート編
集によって新たに記録側VTR10の磁気テープ17上
に記録されたサブサンプルbの画像データであることを
認識する。
【0312】これについては、図1等を参照して確認す
ると、より分かりやすいであろう。本例においては、図
1に示したように、インサート期間の先頭のGOPは、
記録側VTR10の磁気テープ17上に元々記録されて
いた、サブサンプルaの画像データと、インサート編集
によって新たに記録された、サブサンプルbの画像デー
タとで構成されており、これらの画像データは、夫々別
々のトラックを形成するように記録されている。よっ
て、編集状態フラグデータEDTにより、上記元々記録
側VTR10の磁気テープ17上に記録されていた画像
データが、サブサンプルaの画像データであり、上記イ
ンサート編集によって新たに記録された画像データが、
サブサンプルbの画像データであることを認識できるの
である。
ると、より分かりやすいであろう。本例においては、図
1に示したように、インサート期間の先頭のGOPは、
記録側VTR10の磁気テープ17上に元々記録されて
いた、サブサンプルaの画像データと、インサート編集
によって新たに記録された、サブサンプルbの画像デー
タとで構成されており、これらの画像データは、夫々別
々のトラックを形成するように記録されている。よっ
て、編集状態フラグデータEDTにより、上記元々記録
側VTR10の磁気テープ17上に記録されていた画像
データが、サブサンプルaの画像データであり、上記イ
ンサート編集によって新たに記録された画像データが、
サブサンプルbの画像データであることを認識できるの
である。
【0313】また、上記記録側VTR10の磁気テープ
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータも、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データも、Bピクチャ及びIピクチ
ャの画像データからなる。上記サブサンプル制御手段4
02は、この境界部分を、上記インター/イントラ選択
信号SELによって認識する。
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータも、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データも、Bピクチャ及びIピクチ
ャの画像データからなる。上記サブサンプル制御手段4
02は、この境界部分を、上記インター/イントラ選択
信号SELによって認識する。
【0314】また、図1に示したように、インサート期
間の最後尾のGOPは、記録側VTR10の磁気テープ
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータと、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データとで構成されており、これら
の画像データは、夫々別々のトラックを形成するように
記録されている。よって、編集状態フラグデータEDT
により、上記元々記録側VTR10の磁気テープ17上
に記録されていた画像データが、サブサンプルaの画像
データであり、上記インサート編集によって新たに記録
された画像データが、サブサンプルbの画像データであ
ることを認識できるのである。
間の最後尾のGOPは、記録側VTR10の磁気テープ
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータと、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データとで構成されており、これら
の画像データは、夫々別々のトラックを形成するように
記録されている。よって、編集状態フラグデータEDT
により、上記元々記録側VTR10の磁気テープ17上
に記録されていた画像データが、サブサンプルaの画像
データであり、上記インサート編集によって新たに記録
された画像データが、サブサンプルbの画像データであ
ることを認識できるのである。
【0315】また、上記記録側VTR10の磁気テープ
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータも、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データも、Bピクチャ及びIピクチ
ャの画像データからなる。上記サブサンプル制御手段4
02は、この境界部分を、上記インター/イントラ選択
信号SELによって認識する。
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータも、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データも、Bピクチャ及びIピクチ
ャの画像データからなる。上記サブサンプル制御手段4
02は、この境界部分を、上記インター/イントラ選択
信号SELによって認識する。
【0316】よって、統合制御信号Mconは、再生さ
れた画像データに対する、上記認識と、分割時の処理サ
イクルとに基いて得ることができる。
れた画像データに対する、上記認識と、分割時の処理サ
イクルとに基いて得ることができる。
【0317】タイムコード変更手段403は、使用者に
よって、図4に示した操作パネル25を介して入力さ
れ、入力端子104を介して入力データKEYとして供
給されるタイムコード、即ち、再生側VTR10にセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3
上のイン点のタイムコードPin及びアウト点のタイム
コードPout、並びに記録側VTR10にセットされ
ているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上の
イン点のタイムコードRinに基いて、上記イン点及び
アウト点のタイムコードPin及びPoutを変更す
る。
よって、図4に示した操作パネル25を介して入力さ
れ、入力端子104を介して入力データKEYとして供
給されるタイムコード、即ち、再生側VTR10にセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3
上のイン点のタイムコードPin及びアウト点のタイム
コードPout、並びに記録側VTR10にセットされ
ているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上の
イン点のタイムコードRinに基いて、上記イン点及び
アウト点のタイムコードPin及びPoutを変更す
る。
【0318】図9に示すシステムコントローラ400
と、図31に示したシステムコントローラ23との違い
は、以上の通りである。
と、図31に示したシステムコントローラ23との違い
は、以上の通りである。
【0319】次に、図9に示したシステムコントローラ
23の制御動作を、図10〜図18のフローチャートを
参照して説明する。制御動作の主体は、上記CPU90
が有する機能であるところの、上述した各手段である。
尚、以下の説明においては、図9に示す、端子及び入出
力ポート97についての記述、例えば「入出力端子10
4及び入出力ポート97を介して」等の記述を省略す
る。端子及び入出力ポート97についての説明が既に済
んでいることと、文章が長くなることにより、主体とな
る各手段の制御動作内容についての理解の妨げになるか
らである。
23の制御動作を、図10〜図18のフローチャートを
参照して説明する。制御動作の主体は、上記CPU90
が有する機能であるところの、上述した各手段である。
尚、以下の説明においては、図9に示す、端子及び入出
力ポート97についての記述、例えば「入出力端子10
4及び入出力ポート97を介して」等の記述を省略す
る。端子及び入出力ポート97についての説明が既に済
んでいることと、文章が長くなることにより、主体とな
る各手段の制御動作内容についての理解の妨げになるか
らである。
【0320】また、図10〜図18のフローチャートに
おいて、図32〜図38に示したフローチャートのステ
ップの処理と同一若しくは微差の処理を行うステップに
ついては、そのステップを示す符号に括弧を付け、更に
その括弧内に、図32〜図38に示したフローチャート
において対応するステップの符号を付し、このステップ
についての説明は、図32〜図38に示したフローチャ
ートの対応するステップの説明で置き換えるものとす
る。その際、制御動作の主体となるのは、図9に示すブ
ロックであるものとする。
おいて、図32〜図38に示したフローチャートのステ
ップの処理と同一若しくは微差の処理を行うステップに
ついては、そのステップを示す符号に括弧を付け、更に
その括弧内に、図32〜図38に示したフローチャート
において対応するステップの符号を付し、このステップ
についての説明は、図32〜図38に示したフローチャ
ートの対応するステップの説明で置き換えるものとす
る。その際、制御動作の主体となるのは、図9に示すブ
ロックであるものとする。
【0321】J.図9に示したシステムコントローラ4
00を制御の主体とした、編集システムにおけるメイン
ルーチンによる動作説明(図10参照)
00を制御の主体とした、編集システムにおけるメイン
ルーチンによる動作説明(図10参照)
【0322】〔メインルーチンのフローチャート〕図1
0は、図9に示したシステムコントローラ400を、制
御動作の主体とした、処理動作を説明するためのメイン
ルーチンを示すフローチャートである。
0は、図9に示したシステムコントローラ400を、制
御動作の主体とした、処理動作を説明するためのメイン
ルーチンを示すフローチャートである。
【0323】ステップS50では、図9に示したCPU
90が、記録状態検出処理ルーチンによる処理を行う。
そしてステップS1に移行する。この記録状態検出処理
ルーチンは、再生すべき磁気テープ17のGOPの構造
等を予め検出しておく処理を行うルーチンである。
90が、記録状態検出処理ルーチンによる処理を行う。
そしてステップS1に移行する。この記録状態検出処理
ルーチンは、再生すべき磁気テープ17のGOPの構造
等を予め検出しておく処理を行うルーチンである。
【0324】ステップS350では、図9に示したCP
U90が、再生側設定処理ルーチンによる処理を行う。
そしてステップS400に移行する。再生側設定処理と
は、図4に示した再生側VTR1にセットされているビ
デオ・テープ・カセットの磁気テープ3上の、どの位置
からどの位置までをインサート画像とするかを設定する
ための処理である。具体的には、この処理は、図4に示
したテンキー34と、エンターキー35が押圧されるこ
とにより入力される入力データKEYが、タイムコード
データとして保持される処理である。
U90が、再生側設定処理ルーチンによる処理を行う。
そしてステップS400に移行する。再生側設定処理と
は、図4に示した再生側VTR1にセットされているビ
デオ・テープ・カセットの磁気テープ3上の、どの位置
からどの位置までをインサート画像とするかを設定する
ための処理である。具体的には、この処理は、図4に示
したテンキー34と、エンターキー35が押圧されるこ
とにより入力される入力データKEYが、タイムコード
データとして保持される処理である。
【0325】ステップS400では、図9に示したCP
U90が、記録側設定処理ルーチンによる処理を行う。
そしてステップS450に移行する。記録側設定処理と
は、図4に示した記録側VTR10にセットされている
ビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上の、どの
位置から記録を開始するかを設定するための処理であ
る。
U90が、記録側設定処理ルーチンによる処理を行う。
そしてステップS450に移行する。記録側設定処理と
は、図4に示した記録側VTR10にセットされている
ビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上の、どの
位置から記録を開始するかを設定するための処理であ
る。
【0326】ステップS450では、図9に示したCP
U90が、インサート編集処理ルーチンによる処理を行
う。そして終了する。インサート編集処理とは、ステッ
プS350において決定したインサートすべきインサー
ト画像を、ステップS400において決定した、記録側
VTR10にセットされているビデオ・テープ・カセッ
トの磁気テープ17の記録位置から記録する処理であ
る。
U90が、インサート編集処理ルーチンによる処理を行
う。そして終了する。インサート編集処理とは、ステッ
プS350において決定したインサートすべきインサー
ト画像を、ステップS400において決定した、記録側
VTR10にセットされているビデオ・テープ・カセッ
トの磁気テープ17の記録位置から記録する処理であ
る。
【0327】ステップS500では、図9に示したCP
U90が、再生処理ルーチンによる処理を行う。そして
終了する。再生処理とは、再生を行うための処理であ
る。
U90が、再生処理ルーチンによる処理を行う。そして
終了する。再生処理とは、再生を行うための処理であ
る。
【0328】K.図10に示した記録状態検出処理ルー
チンによる動作説明(図11参照)
チンによる動作説明(図11参照)
【0329】〔記録状態検出処理ルーチン〕図11は、
図10に示した記録状態検出処理ルーチンによる制御動
作を説明するためのフローチャートである。
図10に示した記録状態検出処理ルーチンによる制御動
作を説明するためのフローチャートである。
【0330】ステップS51では、図9に示したテープ
トランスポート部制御手段105が、図4に示したテー
プトランスポート部14に対し、再生開始を示す制御信
号を供給し、テープトランスポート部14に再生動作を
開始させる。テープトランスポート部14が再生を開始
すると、システムコントローラ400に対し、復号情報
が供給される。この復号情報は、図9に示した内部メモ
リ制御手段113により、RAM93に記憶される。そ
してステップS52に移行する。
トランスポート部制御手段105が、図4に示したテー
プトランスポート部14に対し、再生開始を示す制御信
号を供給し、テープトランスポート部14に再生動作を
開始させる。テープトランスポート部14が再生を開始
すると、システムコントローラ400に対し、復号情報
が供給される。この復号情報は、図9に示した内部メモ
リ制御手段113により、RAM93に記憶される。そ
してステップS52に移行する。
【0331】ステップS52では、図9に示したGOP
判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段11
3が、RAM93から、GOP先頭データGOPを読み
出す。RAM93から読み出されたGOP先頭データG
OPは、GOP判別手段116に供給される。GOP判
別手段116は、GOP先頭データGOPが、“1”か
否か、即ち、GOPの先頭か否かを判断し、「YES」
であればステップS53に移行する。
判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段11
3が、RAM93から、GOP先頭データGOPを読み
出す。RAM93から読み出されたGOP先頭データG
OPは、GOP判別手段116に供給される。GOP判
別手段116は、GOP先頭データGOPが、“1”か
否か、即ち、GOPの先頭か否かを判断し、「YES」
であればステップS53に移行する。
【0332】ステップS53では、図9に示したインタ
ー/イントラ判別手段117の制御の元に、内部メモリ
制御手段113が、RAM93から、インター/イント
ラ選択信号SELを読み出す。RAM93から読み出さ
れたインター/イントラ選択信号SELは、インター/
イントラ判別手段117に供給される。インター/イン
トラ判別手段117は、RAM93から読み出されたイ
ンター/イントラ選択信号SELにより、インター/イ
ントラ、即ち、BピクチャかIピクチャかを判別する。
そしてステップS54に移行する。
ー/イントラ判別手段117の制御の元に、内部メモリ
制御手段113が、RAM93から、インター/イント
ラ選択信号SELを読み出す。RAM93から読み出さ
れたインター/イントラ選択信号SELは、インター/
イントラ判別手段117に供給される。インター/イン
トラ判別手段117は、RAM93から読み出されたイ
ンター/イントラ選択信号SELにより、インター/イ
ントラ、即ち、BピクチャかIピクチャかを判別する。
そしてステップS54に移行する。
【0333】ステップS54では、図9に示したGOP
判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段11
3が、RAM93から、GOP先頭データGOPを読み
出す。RAM93から読み出されたGOP先頭データG
OPは、GOP判別手段116に供給される。GOP判
別手段116は、GOP先頭データGOPが、“1”か
否か、即ち、GOPの先頭か否かを判断し、「YES」
であればステップS55に移行する。
判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段11
3が、RAM93から、GOP先頭データGOPを読み
出す。RAM93から読み出されたGOP先頭データG
OPは、GOP判別手段116に供給される。GOP判
別手段116は、GOP先頭データGOPが、“1”か
否か、即ち、GOPの先頭か否かを判断し、「YES」
であればステップS55に移行する。
【0334】ステップS55では、図9に示したインタ
ー/イントラ判別手段117が、ステップS53におい
て検出した、1つのGOP内のピクチャの構成を示すデ
ータを、RAM93に供給する。このとき、インター/
イントラ判別手段117の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、RAM93に、読み出し/書き込み制御
信号を供給する。これによって、上記GOP内のピクチ
ャの構成を示すデータが、RAM93に記憶される。そ
してステップS56に移行する。
ー/イントラ判別手段117が、ステップS53におい
て検出した、1つのGOP内のピクチャの構成を示すデ
ータを、RAM93に供給する。このとき、インター/
イントラ判別手段117の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、RAM93に、読み出し/書き込み制御
信号を供給する。これによって、上記GOP内のピクチ
ャの構成を示すデータが、RAM93に記憶される。そ
してステップS56に移行する。
【0335】ステップS56では、図9に示したテープ
トランスポート部制御手段105が、図4に示したテー
プトランスポート部14に対し、再生の停止を示す制御
信号を供給し、テープトランスポート部14に再生動作
を停止させる。そしてこの記録状態検出処理ルーチンを
抜け、図10に示したメインルーチンのフローチャート
のステップS1に移行する。
トランスポート部制御手段105が、図4に示したテー
プトランスポート部14に対し、再生の停止を示す制御
信号を供給し、テープトランスポート部14に再生動作
を停止させる。そしてこの記録状態検出処理ルーチンを
抜け、図10に示したメインルーチンのフローチャート
のステップS1に移行する。
【0336】L.図10に示した再生側設定処理ルーチ
ンによる動作説明(図12及び図13参照)
ンによる動作説明(図12及び図13参照)
【0337】〔再生側設定処理ルーチン〕図12及び図
13は、図10に示した再生側設定処理ルーチンによる
制御動作を説明するためのフローチャートである。
13は、図10に示した再生側設定処理ルーチンによる
制御動作を説明するためのフローチャートである。
【0338】ステップS353では、図9に示したキー
入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手段
113が、RAM93に保持されているデータを、仮の
イン点のタイムコードデータpinとしてRAM93上
に再度記憶する。そしてステップS355に移行する。
入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手段
113が、RAM93に保持されているデータを、仮の
イン点のタイムコードデータpinとしてRAM93上
に再度記憶する。そしてステップS355に移行する。
【0339】ステップS357では、図9に示したキー
入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手段
113が、RAM93に保持されているデータを、仮の
アウト点のタイムコードデータpoutとしてRAM9
3上に再度記憶する。そして図13に示すフローチャー
トのステップS358に移行する。
入力判別手段111の指示により、内部メモリ制御手段
113が、RAM93に保持されているデータを、仮の
アウト点のタイムコードデータpoutとしてRAM9
3上に再度記憶する。そして図13に示すフローチャー
トのステップS358に移行する。
【0340】この再生側設定処理ルーチンによる処理が
終了すると、図10に示したメインルーチンのフローチ
ャートのステップS400に移行する。
終了すると、図10に示したメインルーチンのフローチ
ャートのステップS400に移行する。
【0341】M.図10に示した記録側設定処理ルーチ
ンによる動作説明(図14〜図16参照)
ンによる動作説明(図14〜図16参照)
【0342】〔記録側設定処理ルーチン〕図14〜図1
6は、図10に示した記録側設定処理ルーチンによる制
御動作を説明するためのフローチャートである。
6は、図10に示した記録側設定処理ルーチンによる制
御動作を説明するためのフローチャートである。
【0343】ステップS405では、図9に示したGO
P判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段1
13が、RAM93から、GOP先頭データGOPを読
み出す。RAM93から読み出されたGOP先頭データ
GOPは、GOP判別手段116に供給される。GOP
判別手段116は、RAM93から読み出されたGOP
先頭データGOPが、“1”か否か、即ち、処理対象の
再生データのGOP内における位置が、GOPの境界か
否かを判断し、「YES」であれば図15に示すフロー
チャートのステップS409に移行し、「NO」であれ
ばステップS406に移行する。
P判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段1
13が、RAM93から、GOP先頭データGOPを読
み出す。RAM93から読み出されたGOP先頭データ
GOPは、GOP判別手段116に供給される。GOP
判別手段116は、RAM93から読み出されたGOP
先頭データGOPが、“1”か否か、即ち、処理対象の
再生データのGOP内における位置が、GOPの境界か
否かを判断し、「YES」であれば図15に示すフロー
チャートのステップS409に移行し、「NO」であれ
ばステップS406に移行する。
【0344】ステップS406では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、RAM93から、再生側の仮のイン点の
タイムコードデータpinを読み出す。RAM93から
読み出された仮のイン点のタイムコードデータpin
は、タイムコード変更手段403に供給される。そして
ステップS407に移行する。
ムコード変更手段403の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、RAM93から、再生側の仮のイン点の
タイムコードデータpinを読み出す。RAM93から
読み出された仮のイン点のタイムコードデータpin
は、タイムコード変更手段403に供給される。そして
ステップS407に移行する。
【0345】ステップS407では、タイムコード変更
手段403が、RAM93から読みだされた仮のイン点
のタイムコードデータpinから、基本タイムコードデ
ータを減算する。この例においては、基本タイムコード
データは、“00h、00m、00s、01f”であ
る。つまり、タイムコード変更手段403は、この演算
によって、仮のイン点のタイムコードデータpinより
も1フレーム分だけ手前のタイムコードデータ、即ち、
直前のGOPの境界のタイムコードデータを得るのであ
る。そしてステップS408に移行する。
手段403が、RAM93から読みだされた仮のイン点
のタイムコードデータpinから、基本タイムコードデ
ータを減算する。この例においては、基本タイムコード
データは、“00h、00m、00s、01f”であ
る。つまり、タイムコード変更手段403は、この演算
によって、仮のイン点のタイムコードデータpinより
も1フレーム分だけ手前のタイムコードデータ、即ち、
直前のGOPの境界のタイムコードデータを得るのであ
る。そしてステップS408に移行する。
【0346】ここで、基本タイムコードデータを“00
h、00m、00s、01f”としているのは、本例に
おいては、GOPを2フレーム分の画像データで構成
し、1つのGOPの全画像データで2つのトラックを形
成するように記録するものとしており、各トラックに夫
々タイムコードを割り当てているからである。
h、00m、00s、01f”としているのは、本例に
おいては、GOPを2フレーム分の画像データで構成
し、1つのGOPの全画像データで2つのトラックを形
成するように記録するものとしており、各トラックに夫
々タイムコードを割り当てているからである。
【0347】ステップS408では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403の指示により、内部メモリ制御
手段113が、RAM93に保持されている、仮のイン
点(再生開始点)のタイムコードデータpinの代わり
に、ステップS410において求めたタイムコードデー
タ(pin−1)を、真のイン点のタイムコードデータ
PinとしてRAM93上に記憶する。そして図15に
示すフローチャートのステップS409に移行する。
ムコード変更手段403の指示により、内部メモリ制御
手段113が、RAM93に保持されている、仮のイン
点(再生開始点)のタイムコードデータpinの代わり
に、ステップS410において求めたタイムコードデー
タ(pin−1)を、真のイン点のタイムコードデータ
PinとしてRAM93上に記憶する。そして図15に
示すフローチャートのステップS409に移行する。
【0348】ステップS409では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、再生側の仮のアウト点のタイムコードデ
ータpoutを読み出す。RAM93から読み出された
再生側の仮のアウト点のタイムコードデータpout
は、タイムコード変更手段403に供給される。そして
ステップS410に移行する。
ムコード変更手段403の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、再生側の仮のアウト点のタイムコードデ
ータpoutを読み出す。RAM93から読み出された
再生側の仮のアウト点のタイムコードデータpout
は、タイムコード変更手段403に供給される。そして
ステップS410に移行する。
【0349】ステップS410では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403が、再生側の仮のアウト点のタ
イムコードデータpoutから、再生側のイン点のタイ
ムコードデータPinを減算して、インサート時間デー
タPLを求める。そしてステップS411に移行する。
ムコード変更手段403が、再生側の仮のアウト点のタ
イムコードデータpoutから、再生側のイン点のタイ
ムコードデータPinを減算して、インサート時間デー
タPLを求める。そしてステップS411に移行する。
【0350】ステップS411では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、RAM93から、記録側のイン点のタイ
ムコードデータRinを読み出す。RAM93から読み
出された記録側のイン点のタイムコードデータRin
は、タイムコード変更手段403に供給される。タイム
コード変更手段403は、RAM93から読み出された
記録側のイン点のタイムコードデータRinに、ステッ
プS410で求めたインサート時間データPLを加算し
て、記録側の仮のアウト点のタイムコードデータrou
tを求める。そしてステップS412に移行する。
ムコード変更手段403の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、RAM93から、記録側のイン点のタイ
ムコードデータRinを読み出す。RAM93から読み
出された記録側のイン点のタイムコードデータRin
は、タイムコード変更手段403に供給される。タイム
コード変更手段403は、RAM93から読み出された
記録側のイン点のタイムコードデータRinに、ステッ
プS410で求めたインサート時間データPLを加算し
て、記録側の仮のアウト点のタイムコードデータrou
tを求める。そしてステップS412に移行する。
【0351】ステップS412では、図9に示したGO
P判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段1
13が、RAM93から、GOP先頭データGOPを読
み出す。RAM93から読み出されたGOP先頭データ
GOPは、GOP判別手段116に供給される。GOP
判別手段116は、RAM93から読み出されたGOP
先頭データGOPが、“1”か否か、即ち、処理対象の
再生データのGOP内における位置が、GOPの境界か
否かを判断し、「YES」であればステップS413に
移行し、「NO」であればステップS414に移行す
る。
P判別手段116の制御の元に、内部メモリ制御手段1
13が、RAM93から、GOP先頭データGOPを読
み出す。RAM93から読み出されたGOP先頭データ
GOPは、GOP判別手段116に供給される。GOP
判別手段116は、RAM93から読み出されたGOP
先頭データGOPが、“1”か否か、即ち、処理対象の
再生データのGOP内における位置が、GOPの境界か
否かを判断し、「YES」であればステップS413に
移行し、「NO」であればステップS414に移行す
る。
【0352】ステップS413では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403の指示により、内部メモリ制御
手段113が、ステップS411において求められた仮
のアウト点のタイムコードデータroutを、真のアウ
ト点のタイムコードデータRotとしてRAM93上に
記憶する。そしてステップS414に移行する。
ムコード変更手段403の指示により、内部メモリ制御
手段113が、ステップS411において求められた仮
のアウト点のタイムコードデータroutを、真のアウ
ト点のタイムコードデータRotとしてRAM93上に
記憶する。そしてステップS414に移行する。
【0353】ステップS414では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403が、ステップS411において
求めた仮のアウト点のタイムコードデータroutに、
基本タイムコードデータを加算する。この例において
は、基本タイムコードデータは、“00h、00m、0
0s、01f”である。つまり、タイムコード変更手段
403は、この演算によって、仮のアウト点のタイムコ
ードデータroutよりも1フレーム分だけ先のタイム
コードデータ、即ち、直後のGOPの境界のタイムコー
ドデータを得るのである。そしてステップS415に移
行する。
ムコード変更手段403が、ステップS411において
求めた仮のアウト点のタイムコードデータroutに、
基本タイムコードデータを加算する。この例において
は、基本タイムコードデータは、“00h、00m、0
0s、01f”である。つまり、タイムコード変更手段
403は、この演算によって、仮のアウト点のタイムコ
ードデータroutよりも1フレーム分だけ先のタイム
コードデータ、即ち、直後のGOPの境界のタイムコー
ドデータを得るのである。そしてステップS415に移
行する。
【0354】ステップS415では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403の指示により、内部メモリ制御
手段113が、ステップS414で得られたタイムコー
ドデータを、真のアウト点のタイムコードデータRou
tとしてRAM93上に記憶する。そしてステップS4
16に移行する。
ムコード変更手段403の指示により、内部メモリ制御
手段113が、ステップS414で得られたタイムコー
ドデータを、真のアウト点のタイムコードデータRou
tとしてRAM93上に記憶する。そしてステップS4
16に移行する。
【0355】ステップS416では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403が、真のアウト点のタイムコー
ドデータRoutに基本タイムコードデータを加算した
値から、真のアウト点のタイムコードデータRoutを
減算し、差分RLを得る。そしてステップS417に移
行する。
ムコード変更手段403が、真のアウト点のタイムコー
ドデータRoutに基本タイムコードデータを加算した
値から、真のアウト点のタイムコードデータRoutを
減算し、差分RLを得る。そしてステップS417に移
行する。
【0356】ステップ417では、図9に示したタイム
コード変更手段403が、再生側の仮のアウト点のタイ
ムコードデータpoutに、ステップS416で求めた
差分データRLを加算し、真のアウト点のタイムコード
データPoutを得る。そして図16に示すフローチャ
ートのステップS418に移行する。
コード変更手段403が、再生側の仮のアウト点のタイ
ムコードデータpoutに、ステップS416で求めた
差分データRLを加算し、真のアウト点のタイムコード
データPoutを得る。そして図16に示すフローチャ
ートのステップS418に移行する。
【0357】ステップS418では、図9に示したタイ
ムコード変更手段403の指示により、内部メモリ制御
手段113が、ステップS417において得られた再生
側のアウト点のタイムコードデータPoutを、RAM
93に記憶する。そしてステップS419に移行する。
ムコード変更手段403の指示により、内部メモリ制御
手段113が、ステップS417において得られた再生
側のアウト点のタイムコードデータPoutを、RAM
93に記憶する。そしてステップS419に移行する。
【0358】N.図10に示したインサート編集処理ル
ーチンによる動作説明(図17参照)
ーチンによる動作説明(図17参照)
【0359】〔インサート編集処理ルーチン〕図17
は、図10に示したインサート編集ルーチンによる制御
動作を説明するためのフローチャートである。
は、図10に示したインサート編集ルーチンによる制御
動作を説明するためのフローチャートである。
【0360】ステップS456では、図9に示した復号
情報生成手段114が、GOPの先頭のサブサンプルa
のBピクチャとしての画像データについては、GOP先
頭データGOP、インター/イントラ選択信号SEL及
び編集状態フラグデータEDTからなる復号情報EDa
を生成し、GOPの先頭のサブサンプルaのIピクチャ
としての画像データについては、GOP先頭データGO
P及びインター/イントラ選択信号SELからなる復号
情報EDaを生成し、GOPの先頭ではないサブサンプ
ルbのBピクチャとしての画像データについては、GO
P先頭データGOP、インター/イントラ選択信号SE
L及び編集状態フラグデータEDTからなる復号情報E
Daを生成し、GOPの先頭ではないサブサンプルbの
Iピクチャとしての画像データについては、GOP先頭
データGOP及びインター/イントラ選択信号SELか
らなる復号情報EDaを生成し、これらの復号情報ED
aを、図5に示した出力符号化回路209に供給する。
そしてステップS457に移行する。
情報生成手段114が、GOPの先頭のサブサンプルa
のBピクチャとしての画像データについては、GOP先
頭データGOP、インター/イントラ選択信号SEL及
び編集状態フラグデータEDTからなる復号情報EDa
を生成し、GOPの先頭のサブサンプルaのIピクチャ
としての画像データについては、GOP先頭データGO
P及びインター/イントラ選択信号SELからなる復号
情報EDaを生成し、GOPの先頭ではないサブサンプ
ルbのBピクチャとしての画像データについては、GO
P先頭データGOP、インター/イントラ選択信号SE
L及び編集状態フラグデータEDTからなる復号情報E
Daを生成し、GOPの先頭ではないサブサンプルbの
Iピクチャとしての画像データについては、GOP先頭
データGOP及びインター/イントラ選択信号SELか
らなる復号情報EDaを生成し、これらの復号情報ED
aを、図5に示した出力符号化回路209に供給する。
そしてステップS457に移行する。
【0361】O.図10に示した再生処理ルーチンによ
る動作説明(図18参照)
る動作説明(図18参照)
【0362】〔再生処理ルーチン〕図18は、図10に
示した再生処理ルーチンによる制御動作を説明するため
のフローチャートである。
示した再生処理ルーチンによる制御動作を説明するため
のフローチャートである。
【0363】ステップS506では、図9に示したサブ
サンプル制御手段402の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、RAM93から、編集状態フラグデータ
EDTを読み出す。RAM93から読み出された編集状
態フラグデータEDTは、サブサンプル制御手段402
に供給される。そしてステップS507に移行する。
サンプル制御手段402の制御の元に、内部メモリ制御
手段113が、RAM93から、編集状態フラグデータ
EDTを読み出す。RAM93から読み出された編集状
態フラグデータEDTは、サブサンプル制御手段402
に供給される。そしてステップS507に移行する。
【0364】ステップS507では、図9に示したサブ
サンプル制御手段402が、GOP判別手段116によ
るGOPの先頭か否かの判断結果、RAM93から読み
出された編集状態フラグデータEDT、インター/イン
トラ判別手段117からのインター/イントラ選択信号
SEL、テープトランスポート部制御手段105からの
記録トラック信号RTに基いて、統合制御信号Mcon
を生成し、この統合制御信号Mconを、図7に示した
統合回路304に供給する。そしてステップS508に
移行する。
サンプル制御手段402が、GOP判別手段116によ
るGOPの先頭か否かの判断結果、RAM93から読み
出された編集状態フラグデータEDT、インター/イン
トラ判別手段117からのインター/イントラ選択信号
SEL、テープトランスポート部制御手段105からの
記録トラック信号RTに基いて、統合制御信号Mcon
を生成し、この統合制御信号Mconを、図7に示した
統合回路304に供給する。そしてステップS508に
移行する。
【0365】ステップS508では、図9に示したテー
プトランスポート部制御手段105が、図7に示した補
間回路306、307及び308に、記録トラック信号
RTを供給する。そしてステップS510に移行する。
プトランスポート部制御手段105が、図7に示した補
間回路306、307及び308に、記録トラック信号
RTを供給する。そしてステップS510に移行する。
【0366】〔第1実施例における効果〕以上説明した
ように、本例においては、記録側VTRの磁気テープ上
において記録開始点であるイン点のタイムコードRin
が指定された場合、その位置に記録されている画像デー
タが、GOPの先頭か否かを検出し、もしもGOPの先
頭ではない場合には、再生側VTRの磁気テープ上にお
いて指定されたイン点のタイムコードPinをずらし、
同様に、記録側VTRの磁気テープ上における記録終了
点のタイムコードデータRoutが、GOPの最後尾で
ない場合には、再生側VTRの磁気テープ上において指
定されたアウト点のタイムコードPoutをずらして、
インサート画像全てについて、符号化のための処理を行
えるようにすると共に、実際に磁気テープ上に記録する
際には、インサート期間の先頭のGOPに対応する2つ
のトラックの内、後ろのトラックに、上記インサート画
像の先頭のサブサンプルbのB及びIピクチャとしての
画像データを記録し、インサート期間の最後尾のGOP
に対応する2つのトラックの内、後ろのトラックに、上
記インサート画像の最後尾のサブサンプルbのB及びI
ピクチャの画像データを記録し、これ以外のインサート
期間のGOPに対応する全てのトラックには、夫々、対
応するインサート画像データのサブサンプルaのB及び
Iピクチャ、並びにサブサンプルbのBピクチャ及びI
ピクチャを記録するようにした。
ように、本例においては、記録側VTRの磁気テープ上
において記録開始点であるイン点のタイムコードRin
が指定された場合、その位置に記録されている画像デー
タが、GOPの先頭か否かを検出し、もしもGOPの先
頭ではない場合には、再生側VTRの磁気テープ上にお
いて指定されたイン点のタイムコードPinをずらし、
同様に、記録側VTRの磁気テープ上における記録終了
点のタイムコードデータRoutが、GOPの最後尾で
ない場合には、再生側VTRの磁気テープ上において指
定されたアウト点のタイムコードPoutをずらして、
インサート画像全てについて、符号化のための処理を行
えるようにすると共に、実際に磁気テープ上に記録する
際には、インサート期間の先頭のGOPに対応する2つ
のトラックの内、後ろのトラックに、上記インサート画
像の先頭のサブサンプルbのB及びIピクチャとしての
画像データを記録し、インサート期間の最後尾のGOP
に対応する2つのトラックの内、後ろのトラックに、上
記インサート画像の最後尾のサブサンプルbのB及びI
ピクチャの画像データを記録し、これ以外のインサート
期間のGOPに対応する全てのトラックには、夫々、対
応するインサート画像データのサブサンプルaのB及び
Iピクチャ、並びにサブサンプルbのBピクチャ及びI
ピクチャを記録するようにした。
【0367】従って、再生時においては、インサート期
間の先頭のGOPに対応する2つのトラックの内、前の
トラックには、記録側VTRの磁気テープ上に元々記録
されていたサブサンプルaのB及びIピクチャが残って
いるので、このトラックに記録されているサブサンプル
aのBピクチャの復元に際して、当該トラックのIピク
チャと、1つ前のトラックの元々記録されていたIピク
チャとを用いることができ、また、後ろのトラックに
は、インサート画像としてのサブサンプルbのBピクチ
ャ及びIピクチャが記録されているので、このトラック
に記録されているサブサンプルbのBピクチャの復元に
際して、当該トラックのIピクチャと、次のトラックの
Iピクチャとを用いることができる。インサート期間の
最後尾のGOPに対応する部分に関しても同様である。
間の先頭のGOPに対応する2つのトラックの内、前の
トラックには、記録側VTRの磁気テープ上に元々記録
されていたサブサンプルaのB及びIピクチャが残って
いるので、このトラックに記録されているサブサンプル
aのBピクチャの復元に際して、当該トラックのIピク
チャと、1つ前のトラックの元々記録されていたIピク
チャとを用いることができ、また、後ろのトラックに
は、インサート画像としてのサブサンプルbのBピクチ
ャ及びIピクチャが記録されているので、このトラック
に記録されているサブサンプルbのBピクチャの復元に
際して、当該トラックのIピクチャと、次のトラックの
Iピクチャとを用いることができる。インサート期間の
最後尾のGOPに対応する部分に関しても同様である。
【0368】よって、元々磁気テープ上に記録されてい
た画像データの復元に際し、インサート画像が用いられ
ることがなく、また、インサート画像の復元に際し、元
々磁気テープ上に記録されていた画像データが用いられ
ることがないので、誤った復元処理が施されることによ
る、著しい画質劣化を全くなくすことができるという絶
大な効果がある。
た画像データの復元に際し、インサート画像が用いられ
ることがなく、また、インサート画像の復元に際し、元
々磁気テープ上に記録されていた画像データが用いられ
ることがないので、誤った復元処理が施されることによ
る、著しい画質劣化を全くなくすことができるという絶
大な効果がある。
【0369】[第2実施例]
【0370】P.第2実施例によるインサート編集の概
要(図19参照)
要(図19参照)
【0371】図19は、本発明による第2実施例の概要
説明に供するインサート編集の概要を説明するための説
明図である。この図19において、図1と対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
説明に供するインサート編集の概要を説明するための説
明図である。この図19において、図1と対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0372】この図19において注目すべき部分は、図
19E、図19F、図19H及び図19Kである。図1
9Eに示すように、インサート処理を疑似的に示した信
号は、第1実施例の場合と異なり、使用者によって指定
された再生側のイン点Pinに対応する位置、即ち、G
OP中でハイレベル“1”となっている。この理由は、
図19Fに示すように、インサート画像の先頭の画像が
Iピクチャとしての画像I2’だからである。Iピクチ
ャは、フレーム内符号化処理によって生成された画像で
あるから、第1実施例のように、1つ前のフレームの画
像は必要ないのである。
19E、図19F、図19H及び図19Kである。図1
9Eに示すように、インサート処理を疑似的に示した信
号は、第1実施例の場合と異なり、使用者によって指定
された再生側のイン点Pinに対応する位置、即ち、G
OP中でハイレベル“1”となっている。この理由は、
図19Fに示すように、インサート画像の先頭の画像が
Iピクチャとしての画像I2’だからである。Iピクチ
ャは、フレーム内符号化処理によって生成された画像で
あるから、第1実施例のように、1つ前のフレームの画
像は必要ないのである。
【0373】そして、図19Hに示す記録後の状態にお
いては、IピクチャI2’はサブサンプルされていな
い。この状態は、図19Kに示す記録後のトラックパタ
ーンを見ると分かるように、タイムコードデータLTC
5の位置に、サブサンプルされない状態で、Iピクチャ
としての画像データI2’が、トラックを形成するよう
に記録されている。
いては、IピクチャI2’はサブサンプルされていな
い。この状態は、図19Kに示す記録後のトラックパタ
ーンを見ると分かるように、タイムコードデータLTC
5の位置に、サブサンプルされない状態で、Iピクチャ
としての画像データI2’が、トラックを形成するよう
に記録されている。
【0374】一方、インサート期間の最後尾の部分につ
いては、第1実施例と同じ処理が施されている。
いては、第1実施例と同じ処理が施されている。
【0375】つまり、この第2実施例においては、イン
サート画像の先頭においては、対応する画像データから
Iピクチャを生成し、このIピクチャとしての画像デー
タを、GOPを構成する2つのトラックの内の一方のト
ラックとして記録しているのである。従って、この第2
実施例においては、再生側のイン点Pinをずらして、
図1に示したように、Bピクチャとしてのインサート画
像を処理する必要はない。
サート画像の先頭においては、対応する画像データから
Iピクチャを生成し、このIピクチャとしての画像デー
タを、GOPを構成する2つのトラックの内の一方のト
ラックとして記録しているのである。従って、この第2
実施例においては、再生側のイン点Pinをずらして、
図1に示したように、Bピクチャとしてのインサート画
像を処理する必要はない。
【0376】Q.図19に示したインサート編集時の記
録処理並びにインサート編集後の再生処理の説明(図2
0参照)
録処理並びにインサート編集後の再生処理の説明(図2
0参照)
【0377】図20は、図19に示したインサート編集
時の記録時のサブサンプリングと符号化処理、並びにイ
ンサート編集後の再生時の補間と復号化処理を説明する
ための説明図である。この図20において、図2及び図
3と同じ処理部分については、その図示及びその説明を
省略する。
時の記録時のサブサンプリングと符号化処理、並びにイ
ンサート編集後の再生時の補間と復号化処理を説明する
ための説明図である。この図20において、図2及び図
3と同じ処理部分については、その図示及びその説明を
省略する。
【0378】先ず、図20A、図20B及び図20Cを
用いて記録時について説明する。図20Aは、図19F
に示したインサート画像I2’が、どのようにして記録
されるかについて、分かり易く示した図である。図20
B及びCは、サブサンプリングされて得られたサブサン
プルa及びbに対して夫々復号情報が付加された状態を
概念的に示した図である。
用いて記録時について説明する。図20Aは、図19F
に示したインサート画像I2’が、どのようにして記録
されるかについて、分かり易く示した図である。図20
B及びCは、サブサンプリングされて得られたサブサン
プルa及びbに対して夫々復号情報が付加された状態を
概念的に示した図である。
【0379】図20Aに示すように、インサート画像I
2’は、サブサンプリングされずに、そのまま符号化さ
れた後に、記録側VTRの磁気テープ上に記録される。
2’は、サブサンプリングされずに、そのまま符号化さ
れた後に、記録側VTRの磁気テープ上に記録される。
【0380】既に、図2において説明したように、サブ
サンプルa及びbの画像データは、記録若しくは伝送時
においては、図20B及び図20Cに夫々示すようなデ
ータ構成とされる。但し、上記サブサンプルされないで
記録されるインサート画像I2’は、この第2実施例の
場合においては、図20B及び図20Cに示すように、
サブサンプルa及びbとして単純に分割される。
サンプルa及びbの画像データは、記録若しくは伝送時
においては、図20B及び図20Cに夫々示すようなデ
ータ構成とされる。但し、上記サブサンプルされないで
記録されるインサート画像I2’は、この第2実施例の
場合においては、図20B及び図20Cに示すように、
サブサンプルa及びbとして単純に分割される。
【0381】その際、図20Bに示す、サブサンプルa
としてのデータ構成は、先頭が、GOP先頭データGO
P、インター/イントラ選択信号SEL、編集状態フラ
グデータEDT及びサブサンプルフラグデータSUBと
なり、残りの部分は全てインサート画像I2’の画像デ
ータとなる。そしてサブサンプルbとしてのデータ構成
は、先頭が、GOP先頭データGOP、インター/イン
トラ選択信号SEL、編集状態フラグデータEDT及び
サブサンプルフラグデータSUBとなり、残りの部分は
全て上記サブサンプルaとしてのデータ構成に含まれる
インサート画像I2’以外の残りのインサート画像I
2’となる。
としてのデータ構成は、先頭が、GOP先頭データGO
P、インター/イントラ選択信号SEL、編集状態フラ
グデータEDT及びサブサンプルフラグデータSUBと
なり、残りの部分は全てインサート画像I2’の画像デ
ータとなる。そしてサブサンプルbとしてのデータ構成
は、先頭が、GOP先頭データGOP、インター/イン
トラ選択信号SEL、編集状態フラグデータEDT及び
サブサンプルフラグデータSUBとなり、残りの部分は
全て上記サブサンプルaとしてのデータ構成に含まれる
インサート画像I2’以外の残りのインサート画像I
2’となる。
【0382】一方、サブサンプルされた画像データ、即
ち、上記インサート画像I2’以外の画像データは、第
1実施例と同様に、サブサンプルa及びサブサンプルb
とに分割される。そして、第1実施例と異なるのは、復
号情報として、サブサンプルフラグデータSUBを用い
るようにしたことである。このサブサンプルフラグデー
タSUBが“1”の場合には、サブサンプルされている
ことを意味し、このサブサンプルフラグSUBが“2”
の場合には、サブサンプルされていないこと、即ち、上
記インサート画像I2’であることを意味する。
ち、上記インサート画像I2’以外の画像データは、第
1実施例と同様に、サブサンプルa及びサブサンプルb
とに分割される。そして、第1実施例と異なるのは、復
号情報として、サブサンプルフラグデータSUBを用い
るようにしたことである。このサブサンプルフラグデー
タSUBが“1”の場合には、サブサンプルされている
ことを意味し、このサブサンプルフラグSUBが“2”
の場合には、サブサンプルされていないこと、即ち、上
記インサート画像I2’であることを意味する。
【0383】次に、図20D、図20E及び図20Fを
参照して、再生時について説明する。図20Dは、図1
9Iに示した再生画像の内、再生画像V5I’及びV6
B’が、どのようにして再生されるかについて分かり易
く示した図である。図20E及びFは、再生されたデー
タ列を概念的に示した図である。
参照して、再生時について説明する。図20Dは、図1
9Iに示した再生画像の内、再生画像V5I’及びV6
B’が、どのようにして再生されるかについて分かり易
く示した図である。図20E及びFは、再生されたデー
タ列を概念的に示した図である。
【0384】*出力画像V5I’の復元 図20Dに示すように、サブサンプルされないで記録さ
れた再生画像I2’が復元されて画像V2I’となり、
この画像V2I’が出力画像V5I’となる。
れた再生画像I2’が復元されて画像V2I’となり、
この画像V2I’が出力画像V5I’となる。
【0385】*出力画像V6B’の復元 図に示すように、サブサンプルされないで記録された再
生画像I2’が再生される。一方、サブサンプルaの再
生画像I4a’と、サブサンプルbの再生画像I4b’
とから再生画像I4’が得られる。また、サブサンプル
aの再生画像B3a’と、サブサンプルbの再生画像B
3b’とから再生画像B3’が得られる。そして、上記
再生画像I2’と、上記再生画像I4’とが用いられて
上記再生画像B3’が復元され、この復元された再生画
像B3’が出力画像V6B’となる。
生画像I2’が再生される。一方、サブサンプルaの再
生画像I4a’と、サブサンプルbの再生画像I4b’
とから再生画像I4’が得られる。また、サブサンプル
aの再生画像B3a’と、サブサンプルbの再生画像B
3b’とから再生画像B3’が得られる。そして、上記
再生画像I2’と、上記再生画像I4’とが用いられて
上記再生画像B3’が復元され、この復元された再生画
像B3’が出力画像V6B’となる。
【0386】図20Eは、再生時のサブサンプルaのデ
ータ列を示しており、この図に示すように、再生時のサ
ブサンプルaのデータ構成は、先頭から、GOP先頭デ
ータGOP、インター/イントラ選択信号SEL、編集
状態フラグデータEDT、サブサンプルフラグデータS
UB、サブサンプルaの画像データBa、GOP先頭デ
ータGOP、インター/イントラ選択信号SEL、サブ
サンプルaの画像データIaとなっている。
ータ列を示しており、この図に示すように、再生時のサ
ブサンプルaのデータ構成は、先頭から、GOP先頭デ
ータGOP、インター/イントラ選択信号SEL、編集
状態フラグデータEDT、サブサンプルフラグデータS
UB、サブサンプルaの画像データBa、GOP先頭デ
ータGOP、インター/イントラ選択信号SEL、サブ
サンプルaの画像データIaとなっている。
【0387】但し、上記サブサンプルされないで記録さ
れたIピクチャI2’の場合、再生時のサブサンプルa
のデータ構成は、先頭から、GOP先頭データGOP、
インター/イントラ選択信号SEL、編集状態フラグデ
ータEDT、サブサンプルフラグデータSUB、Iピク
チャとしての画像データI2’となる。
れたIピクチャI2’の場合、再生時のサブサンプルa
のデータ構成は、先頭から、GOP先頭データGOP、
インター/イントラ選択信号SEL、編集状態フラグデ
ータEDT、サブサンプルフラグデータSUB、Iピク
チャとしての画像データI2’となる。
【0388】図20Fは、再生時のサブサンプルbのデ
ータ列を示しており、この図に示すように、再生時のサ
ブサンプルbのデータ構成は、先頭から、GOP先頭デ
ータGOP、インター/イントラ選択信号SEL、編集
状態フラグデータEDT、サブサンプルフラグデータS
UB、サブサンプルbの画像データBb、GOP先頭デ
ータGOP、インター/イントラ選択信号SEL、サブ
サンプルbの画像データIbとなっている。
ータ列を示しており、この図に示すように、再生時のサ
ブサンプルbのデータ構成は、先頭から、GOP先頭デ
ータGOP、インター/イントラ選択信号SEL、編集
状態フラグデータEDT、サブサンプルフラグデータS
UB、サブサンプルbの画像データBb、GOP先頭デ
ータGOP、インター/イントラ選択信号SEL、サブ
サンプルbの画像データIbとなっている。
【0389】但し、上記サブサンプルされないで記録さ
れたIピクチャI2’の場合、再生時のサブサンプルb
のデータ構成は、先頭から、GOP先頭データGOP、
インター/イントラ選択信号SEL、編集状態フラグデ
ータEDT、サブサンプルフラグデータSUB、上記サ
ブサンプルaのデータ構成に含まれるIピクチャとして
の画像データI2’以外の残りのIピクチャとしての画
像データI2’となる。
れたIピクチャI2’の場合、再生時のサブサンプルb
のデータ構成は、先頭から、GOP先頭データGOP、
インター/イントラ選択信号SEL、編集状態フラグデ
ータEDT、サブサンプルフラグデータSUB、上記サ
ブサンプルaのデータ構成に含まれるIピクチャとして
の画像データI2’以外の残りのIピクチャとしての画
像データI2’となる。
【0390】〔概要説明から導き出される効果〕以上説
明したように、既にサブサンプルされ、符号化された画
像データが記録されている磁気テープ上に、インサート
編集によって新たな画像データをサブサンプルし、符号
化して記録する場合、一旦指定されたインサートの開始
点及び終了点が、GOPの境界でない場合においては、
インサートの終了点をGOPの境界となるように変え、
この後、インサート編集を行うようにしており、しかも
その記録の際には、インサートの開始点のGOPに対応
する2つのトラックの内、一方のトラックにのみ、Iピ
クチャとしてのインサート画像を、サブサンプルしない
で記録し、インサートの終了点のGOPに対応する2つ
のトラックの内、一方のトラックにのみ、インサートす
べき一方のサブサンプル画像を記録すると共に、記録デ
ータに、GOPの先頭を示すGOP先頭データ、インタ
ー/イントラ選択信号SEL以外に、インサートされた
画像か否かを示すデータEDT、サブサンプルしている
か否かを示すデータSUBをも含ませているので、再生
時に、元々記録側VTRの磁気テープ上に記録されてい
た画像データを復元する場合には、元々記録側VTRの
磁気テープ上に記録されていた他の画像データだけを用
いるようにすることができ、また、インサート画像デー
タを復元する場合には、他のインサート画像データを用
いるようにすることができる。
明したように、既にサブサンプルされ、符号化された画
像データが記録されている磁気テープ上に、インサート
編集によって新たな画像データをサブサンプルし、符号
化して記録する場合、一旦指定されたインサートの開始
点及び終了点が、GOPの境界でない場合においては、
インサートの終了点をGOPの境界となるように変え、
この後、インサート編集を行うようにしており、しかも
その記録の際には、インサートの開始点のGOPに対応
する2つのトラックの内、一方のトラックにのみ、Iピ
クチャとしてのインサート画像を、サブサンプルしない
で記録し、インサートの終了点のGOPに対応する2つ
のトラックの内、一方のトラックにのみ、インサートす
べき一方のサブサンプル画像を記録すると共に、記録デ
ータに、GOPの先頭を示すGOP先頭データ、インタ
ー/イントラ選択信号SEL以外に、インサートされた
画像か否かを示すデータEDT、サブサンプルしている
か否かを示すデータSUBをも含ませているので、再生
時に、元々記録側VTRの磁気テープ上に記録されてい
た画像データを復元する場合には、元々記録側VTRの
磁気テープ上に記録されていた他の画像データだけを用
いるようにすることができ、また、インサート画像デー
タを復元する場合には、他のインサート画像データを用
いるようにすることができる。
【0391】従って、既に説明した問題点、即ち、再生
画像の誤った復元による画質劣化を完全に排除し、常に
良好な再生画像を提供することができるといった絶大な
る効果を得ることができる。第1実施例と異なるのは、
インサートの開始時点においては、Iピクチャとしての
画像データを、サブサンプルしないで記録することによ
り、第1実施例の場合と比較して、片方のサブサンプル
画像から補間によって画像データを生成するのではない
ので、その分、画質は良いといった大きな差がある。以
下、より具体的な例を第2実施例として説明する。
画像の誤った復元による画質劣化を完全に排除し、常に
良好な再生画像を提供することができるといった絶大な
る効果を得ることができる。第1実施例と異なるのは、
インサートの開始時点においては、Iピクチャとしての
画像データを、サブサンプルしないで記録することによ
り、第1実施例の場合と比較して、片方のサブサンプル
画像から補間によって画像データを生成するのではない
ので、その分、画質は良いといった大きな差がある。以
下、より具体的な例を第2実施例として説明する。
【0392】R.図4に示した映像エンコーダ200v
の他の構成例(図21参照)
の他の構成例(図21参照)
【0393】図21は、図4に示した映像エンコーダの
他の例を示す構成図である。この図21において、図5
と対応する部分には、同一符号を付し、その詳細説明を
省略する。
他の例を示す構成図である。この図21において、図5
と対応する部分には、同一符号を付し、その詳細説明を
省略する。
【0394】〔接続及び構成〕この図21において、図
5と異なる部分は、分割回路601と、可変長符号化回
路705である。
5と異なる部分は、分割回路601と、可変長符号化回
路705である。
【0395】この図21に示す分割回路601は、図5
に示した分割回路201とは異なり、インサート期間の
先頭の画像については、分割を行わない。即ち、上述し
たように、Iピクチャをそのまま出力する。
に示した分割回路201とは異なり、インサート期間の
先頭の画像については、分割を行わない。即ち、上述し
たように、Iピクチャをそのまま出力する。
【0396】また、この図21に示す可変長符号化回路
705は、図5に示した可変長符号化回路205とは異
なり、サブサンプルしているか否かを示すサブサンプル
フラグデータSUBをも可変長符号化する。
705は、図5に示した可変長符号化回路205とは異
なり、サブサンプルしているか否かを示すサブサンプル
フラグデータSUBをも可変長符号化する。
【0397】〔動作〕分割回路601は、図4に示した
システムコントローラ400から、入力端子601Iを
介して供給される分割制御信号Dconの示す内容が、
サブサンプリングすることを示す内容の場合には、スイ
ッチ60を介して供給される、加算回路59からのBピ
クチャとしての差分データに対し、サブサンプリング処
理を施す。
システムコントローラ400から、入力端子601Iを
介して供給される分割制御信号Dconの示す内容が、
サブサンプリングすることを示す内容の場合には、スイ
ッチ60を介して供給される、加算回路59からのBピ
クチャとしての差分データに対し、サブサンプリング処
理を施す。
【0398】サブサンプリング処理により得られたBピ
クチャとしてのサブサンプルa及びbの画像データは、
DCT回路64において、直流成分から高次交流成分ま
での係数データに変換され、量子化回路202に供給さ
れる。量子化回路202に供給されたBピクチャとして
のサブサンプルa及びbの画像データは、図4に示した
システムコントローラ400から、入力端子204Iを
介して供給される、量子化ステップデータQSTに基い
て、量子化される。
クチャとしてのサブサンプルa及びbの画像データは、
DCT回路64において、直流成分から高次交流成分ま
での係数データに変換され、量子化回路202に供給さ
れる。量子化回路202に供給されたBピクチャとして
のサブサンプルa及びbの画像データは、図4に示した
システムコントローラ400から、入力端子204Iを
介して供給される、量子化ステップデータQSTに基い
て、量子化される。
【0399】量子化されたBピクチャとしてのサブサン
プルa及びbの画像データは、可変長符号化回路705
に供給される。可変長符号化回路705に供給されたB
ピクチャとしてのサブサンプルaの画像データは、図4
に示したシステムコントローラ400から、入力端子7
07Iを介して供給される記録トラック信号RT、入力
端子706Iを介して供給されるインター/イントラ選
択信号SEL、及び入力端子705Iを介して供給され
るサブサンプルフラグデータSUBによって、続いて供
給されるIピクチャとしてのサブサンプルaの画像デー
タと共に、1つのトラックの記録データとして出力符号
化回路209に供給される。
プルa及びbの画像データは、可変長符号化回路705
に供給される。可変長符号化回路705に供給されたB
ピクチャとしてのサブサンプルaの画像データは、図4
に示したシステムコントローラ400から、入力端子7
07Iを介して供給される記録トラック信号RT、入力
端子706Iを介して供給されるインター/イントラ選
択信号SEL、及び入力端子705Iを介して供給され
るサブサンプルフラグデータSUBによって、続いて供
給されるIピクチャとしてのサブサンプルaの画像デー
タと共に、1つのトラックの記録データとして出力符号
化回路209に供給される。
【0400】また、可変長符号化回路705に供給され
たBピクチャとしてのサブサンプルbの画像データは、
図4に示したシステムコントローラ400から、入力端
子707Iを介して供給される記録トラック信号RT、
入力端子706Iを介して供給される及びインター/イ
ントラ選択信号SEL、及び入力端子Iを介して供給さ
れるサブサンプルフラグデータSUBによって、続いて
供給されるIピクチャとしてのサブサンプルbの画像デ
ータと共に、1つのトラックの記録データとして出力符
号化回路209に供給される。
たBピクチャとしてのサブサンプルbの画像データは、
図4に示したシステムコントローラ400から、入力端
子707Iを介して供給される記録トラック信号RT、
入力端子706Iを介して供給される及びインター/イ
ントラ選択信号SEL、及び入力端子Iを介して供給さ
れるサブサンプルフラグデータSUBによって、続いて
供給されるIピクチャとしてのサブサンプルbの画像デ
ータと共に、1つのトラックの記録データとして出力符
号化回路209に供給される。
【0401】出力符号化回路209に供給されたB及び
Iピクチャとしてのサブサンプルaの画像データ、並び
にB及びIピクチャとしてのサブサンプルbの画像デー
タは、図4に示したシステムコントローラ400から、
入力端子210Iを介して供給される復号情報EDaが
夫々付加され、更に、インナーパリティ及びアウターパ
リティ、同期符号等が夫々付加された後に、B及びIピ
クチャとしてのサブサンプルaの画像データ、次に、B
及びIピクチャとしてのサブサンプルbの画像データの
順に出力される。そして、図4に示した切換回路13を
介して記録再生ヘッド15に順次供給され、磁気テープ
14に傾斜トラックを形成するように記録される。
Iピクチャとしてのサブサンプルaの画像データ、並び
にB及びIピクチャとしてのサブサンプルbの画像デー
タは、図4に示したシステムコントローラ400から、
入力端子210Iを介して供給される復号情報EDaが
夫々付加され、更に、インナーパリティ及びアウターパ
リティ、同期符号等が夫々付加された後に、B及びIピ
クチャとしてのサブサンプルaの画像データ、次に、B
及びIピクチャとしてのサブサンプルbの画像データの
順に出力される。そして、図4に示した切換回路13を
介して記録再生ヘッド15に順次供給され、磁気テープ
14に傾斜トラックを形成するように記録される。
【0402】一方、分割回路601は、図4に示したシ
ステムコントローラ400から、入力端子601Iを介
して供給される分割制御信号Dconの示す内容が、サ
ブサンプリングをしないことを示す内容の場合には、ス
イッチ60を介して供給される、フレームメモリ52か
らのIピクチャとしての画像データに対し、サブサンプ
リング処理を施さないで出力する。
ステムコントローラ400から、入力端子601Iを介
して供給される分割制御信号Dconの示す内容が、サ
ブサンプリングをしないことを示す内容の場合には、ス
イッチ60を介して供給される、フレームメモリ52か
らのIピクチャとしての画像データに対し、サブサンプ
リング処理を施さないで出力する。
【0403】サブサンプリング処理されないで分割回路
601から出力されたIピクチャとしての画像データ
は、DCT回路64において、直流成分から高次交流成
分までの係数データに変換され、量子化回路202に供
給される。量子化回路202に供給されたIピクチャと
しての画像データは、図4に示したシステムコントロー
ラ400から、入力端子204Iを介して供給される、
量子化ステップデータQSTに基いて、量子化される。
601から出力されたIピクチャとしての画像データ
は、DCT回路64において、直流成分から高次交流成
分までの係数データに変換され、量子化回路202に供
給される。量子化回路202に供給されたIピクチャと
しての画像データは、図4に示したシステムコントロー
ラ400から、入力端子204Iを介して供給される、
量子化ステップデータQSTに基いて、量子化される。
【0404】量子化されたIピクチャとしての画像デー
タは、可変長符号化回路705に供給される。可変長符
号化回路705に供給されたIピクチャとしての画像デ
ータは、図4に示したシステムコントローラ400か
ら、入力端子707Iを介して供給される記録トラック
信号RT、入力端子706Iを介して供給されるインタ
ー/イントラ選択信号SEL、及び入力端子705Iを
介して供給されるサブサンプルフラグデータSUBによ
って、1つのトラックの記録データとして出力符号化回
路209に供給される。
タは、可変長符号化回路705に供給される。可変長符
号化回路705に供給されたIピクチャとしての画像デ
ータは、図4に示したシステムコントローラ400か
ら、入力端子707Iを介して供給される記録トラック
信号RT、入力端子706Iを介して供給されるインタ
ー/イントラ選択信号SEL、及び入力端子705Iを
介して供給されるサブサンプルフラグデータSUBによ
って、1つのトラックの記録データとして出力符号化回
路209に供給される。
【0405】出力符号化回路209に供給されたIピク
チャとしての画像データは、図4に示したシステムコン
トローラ400から、入力端子210Iを介して供給さ
れる復号情報EDaが夫々付加され、更に、インナーパ
リティ及びアウターパリティ、同期符号等が夫々付加さ
れた後に、出力符号化回路209から出力される。そし
て、出力符号化回路209から出力された記録データ
は、図4に示した切換回路13を介して記録再生ヘッド
15に順次供給され、磁気テープ14に傾斜トラックを
形成するように記録される。
チャとしての画像データは、図4に示したシステムコン
トローラ400から、入力端子210Iを介して供給さ
れる復号情報EDaが夫々付加され、更に、インナーパ
リティ及びアウターパリティ、同期符号等が夫々付加さ
れた後に、出力符号化回路209から出力される。そし
て、出力符号化回路209から出力された記録データ
は、図4に示した切換回路13を介して記録再生ヘッド
15に順次供給され、磁気テープ14に傾斜トラックを
形成するように記録される。
【0406】S.図21に示した分割回路601の構成
例及びその動作説明(図22参照)
例及びその動作説明(図22参照)
【0407】図22は、図21に示した分割回路の内部
構成例及びその動作を説明するための説明図である。
構成例及びその動作を説明するための説明図である。
【0408】〔接続及び構成〕この図6Aに示す分割回
路601は、図5に示したスイッチ60から、入力端子
601aを介して供給される画像データDaを、メモリ
コントローラ601fからのライトイネーブル信号WE
及びアドレス信号ADにより記憶するメモリ601b及
び601e、並びに、図4に示したシステムコントロー
ラ400から、入力端子601dを介して供給される分
割制御信号Dconに基いて、上記メモリ601b及び
601eに対し、ライトイネーブル信号WE、リードイ
ネーブル信号RE及びアドレス信号ADを供給するメモ
リコントローラ601fで構成される。
路601は、図5に示したスイッチ60から、入力端子
601aを介して供給される画像データDaを、メモリ
コントローラ601fからのライトイネーブル信号WE
及びアドレス信号ADにより記憶するメモリ601b及
び601e、並びに、図4に示したシステムコントロー
ラ400から、入力端子601dを介して供給される分
割制御信号Dconに基いて、上記メモリ601b及び
601eに対し、ライトイネーブル信号WE、リードイ
ネーブル信号RE及びアドレス信号ADを供給するメモ
リコントローラ601fで構成される。
【0409】図22B1及び図22B2は、上記分割制
御信号Dcon、図22Cは、メモリコントローラ60
1fからメモリ601b及び601eに対して夫々与え
られるリードイネーブル信号RE、図22Dは、メモリ
コントローラ601fからメモリ601b及び601e
に対して夫々与えられるリードイネーブル信号RE、図
22Eは、上記メモリ601b及び601eから夫々読
み出され、出力端子601cを介して出力される画像デ
ータDaである。また、図22Eにおいて、“○”は、
サブサンプルaの画素データを、“△”は、サブサンプ
ルbの画素データを示す。
御信号Dcon、図22Cは、メモリコントローラ60
1fからメモリ601b及び601eに対して夫々与え
られるリードイネーブル信号RE、図22Dは、メモリ
コントローラ601fからメモリ601b及び601e
に対して夫々与えられるリードイネーブル信号RE、図
22Eは、上記メモリ601b及び601eから夫々読
み出され、出力端子601cを介して出力される画像デ
ータDaである。また、図22Eにおいて、“○”は、
サブサンプルaの画素データを、“△”は、サブサンプ
ルbの画素データを示す。
【0410】ここで、上記分割制御信号Dconは、図
22B1に示す分割制御信号Dconの下位ビット、及
び図22B2に示す分割制御信号Dconの上位ビット
からなる。また、上記アドレス信号ADは、上記リード
イネーブル信号WEの半周期毎に値がインクリメントす
る。
22B1に示す分割制御信号Dconの下位ビット、及
び図22B2に示す分割制御信号Dconの上位ビット
からなる。また、上記アドレス信号ADは、上記リード
イネーブル信号WEの半周期毎に値がインクリメントす
る。
【0411】また、上記メモリコントローラ601f
は、図22B1に示す分割制御信号Dconの下位ビッ
トがハイレベル“1”、図22B2に示す分割制御信号
Dconの上位ビットがハイレベル“1”の場合には、
メモリ601b若しくは601eに対して供給する、図
22C及びDに示すリードイネーブル信号WEを何れも
アクティブにし、メモリ601b若しくは601eか
ら、奇数番目の画素データと、偶数番目の画素データを
交互に読み出すよう制御する。
は、図22B1に示す分割制御信号Dconの下位ビッ
トがハイレベル“1”、図22B2に示す分割制御信号
Dconの上位ビットがハイレベル“1”の場合には、
メモリ601b若しくは601eに対して供給する、図
22C及びDに示すリードイネーブル信号WEを何れも
アクティブにし、メモリ601b若しくは601eか
ら、奇数番目の画素データと、偶数番目の画素データを
交互に読み出すよう制御する。
【0412】また、上記メモリコントローラ601f
は、図22B1に示す分割制御信号Dconの下位ビッ
トがハイレベル“1”、図22B2に示す分割制御信号
Dconの上位ビットがローレベル“0”の場合には、
メモリ601b若しくは601eに対し、図22Cに示
すリードイネーブル信号WEのみをアクティブにし、メ
モリ601b若しくは601eから、奇数番目の画素デ
ータのみを読み出すよう制御する。
は、図22B1に示す分割制御信号Dconの下位ビッ
トがハイレベル“1”、図22B2に示す分割制御信号
Dconの上位ビットがローレベル“0”の場合には、
メモリ601b若しくは601eに対し、図22Cに示
すリードイネーブル信号WEのみをアクティブにし、メ
モリ601b若しくは601eから、奇数番目の画素デ
ータのみを読み出すよう制御する。
【0413】また、上記メモリコントローラ601f
は、図22B1に示す分割制御信号Dconの下位ビッ
トがローレベル“0”、図22B2に示す分割制御信号
Dconの上位ビットがハイレベル“1”の場合には、
メモリ601b若しくは601eに対し、図22Dに示
すリードイネーブル信号WEのみをアクティブにし、メ
モリ601b若しくは601eから、偶数番目の画素デ
ータのみを読み出すよう制御する。
は、図22B1に示す分割制御信号Dconの下位ビッ
トがローレベル“0”、図22B2に示す分割制御信号
Dconの上位ビットがハイレベル“1”の場合には、
メモリ601b若しくは601eに対し、図22Dに示
すリードイネーブル信号WEのみをアクティブにし、メ
モリ601b若しくは601eから、偶数番目の画素デ
ータのみを読み出すよう制御する。
【0414】〔動作〕メモリコントローラ601fから
のライトイネーブル信号WE及びアドレス信号ADによ
り、入力端子601aを介して供給される画像データD
aは、最初にメモリ601bに記憶される。上記画像デ
ータDaのメモリ601bへの記憶が終了すると、続い
て入力端子601aを介して供給される画像データDa
は、次にメモリコントローラ601fからのライトイネ
ーブル信号WE及びアドレス信号ADにより、メモリ6
01eに記憶される。
のライトイネーブル信号WE及びアドレス信号ADによ
り、入力端子601aを介して供給される画像データD
aは、最初にメモリ601bに記憶される。上記画像デ
ータDaのメモリ601bへの記憶が終了すると、続い
て入力端子601aを介して供給される画像データDa
は、次にメモリコントローラ601fからのライトイネ
ーブル信号WE及びアドレス信号ADにより、メモリ6
01eに記憶される。
【0415】図22B1に示す分割制御信号Dconの
下位ビットがハイレベル“1”、図22B2に示す分割
制御信号Dconの上位ビットがハイレベル“1”の場
合には、メモリコントローラ601fからメモリ601
bに対し、図22Cに示すリードイネーブル信号WE及
びアドレス信号ADが供給される。これによって、メモ
リ601bに記憶されている画素データの内、奇数番目
の画素データが読み出される。同時に、メモリコントロ
ーラ601fからメモリ601bに対し、図22Dに示
すリードイネーブル信号WE及びアドレス信号ADが供
給される。これによって、メモリ601bに記憶されて
いる画素データの内、偶数番目の画素データが読み出さ
れる。この結果、図22Eに示すように、メモリ601
bに記憶されている奇数番目の画素データ及び偶数番目
の画素データが、1画素ずつ並んで出力される。
下位ビットがハイレベル“1”、図22B2に示す分割
制御信号Dconの上位ビットがハイレベル“1”の場
合には、メモリコントローラ601fからメモリ601
bに対し、図22Cに示すリードイネーブル信号WE及
びアドレス信号ADが供給される。これによって、メモ
リ601bに記憶されている画素データの内、奇数番目
の画素データが読み出される。同時に、メモリコントロ
ーラ601fからメモリ601bに対し、図22Dに示
すリードイネーブル信号WE及びアドレス信号ADが供
給される。これによって、メモリ601bに記憶されて
いる画素データの内、偶数番目の画素データが読み出さ
れる。この結果、図22Eに示すように、メモリ601
bに記憶されている奇数番目の画素データ及び偶数番目
の画素データが、1画素ずつ並んで出力される。
【0416】一方、図22B1に示す分割制御信号Dc
onの下位ビットがハイレベル“1”、図22B2に示
す分割制御信号Dconの上位ビットがローレベル
“0”の場合には、メモリコントローラ601fからメ
モリ601bに対し、図22Cに示すリードイネーブル
信号WE及びアドレス信号ADが供給される。これによ
って、メモリ601bに記憶されている画素データの
内、奇数番目の画素データが読み出される。同時に、メ
モリコントローラ601fからメモリ601bに対し、
図22Dに示すリードイネーブル信号WE及びアドレス
信号ADが供給される。図22Dに示すように、この期
間においては、リードイネーブル信号WEは、アクティ
ブとはなっていないので、メモリ601bに記憶されて
いる画素データの内、偶数番目の画素データは読み出さ
れない。この結果、図22Eに示すように、メモリ60
1bに記憶されている画素データの内、奇数番目の画素
データのみが出力される。
onの下位ビットがハイレベル“1”、図22B2に示
す分割制御信号Dconの上位ビットがローレベル
“0”の場合には、メモリコントローラ601fからメ
モリ601bに対し、図22Cに示すリードイネーブル
信号WE及びアドレス信号ADが供給される。これによ
って、メモリ601bに記憶されている画素データの
内、奇数番目の画素データが読み出される。同時に、メ
モリコントローラ601fからメモリ601bに対し、
図22Dに示すリードイネーブル信号WE及びアドレス
信号ADが供給される。図22Dに示すように、この期
間においては、リードイネーブル信号WEは、アクティ
ブとはなっていないので、メモリ601bに記憶されて
いる画素データの内、偶数番目の画素データは読み出さ
れない。この結果、図22Eに示すように、メモリ60
1bに記憶されている画素データの内、奇数番目の画素
データのみが出力される。
【0417】また、図22B1に示す分割制御信号Dc
onの下位ビットがローレベル“0”、図22B2に示
す分割制御信号Dconの上位ビットがハイレベル
“1”の場合には、メモリコントローラ601fからメ
モリ601bに対し、図22Cに示すリードイネーブル
信号WE及びアドレス信号ADが供給される。図22C
に示すように、リードイネーブル信号WEは、アクティ
ブとはなっていないので、メモリ601bに記憶されて
いる画素データの内、奇数番目の画素データは読み出さ
れない。同時に、メモリコントローラ601fからメモ
リ601bに対し、図22Cに示すリードイネーブル信
号WE及びアドレス信号ADが供給される。これによっ
て、メモリ601bに記憶されている画素データの内、
偶数番目の画素データが読み出される。この結果、図2
2Eに示すように、メモリ601bに記憶されている画
素データの内、偶数番目の画素データのみが出力され
る。
onの下位ビットがローレベル“0”、図22B2に示
す分割制御信号Dconの上位ビットがハイレベル
“1”の場合には、メモリコントローラ601fからメ
モリ601bに対し、図22Cに示すリードイネーブル
信号WE及びアドレス信号ADが供給される。図22C
に示すように、リードイネーブル信号WEは、アクティ
ブとはなっていないので、メモリ601bに記憶されて
いる画素データの内、奇数番目の画素データは読み出さ
れない。同時に、メモリコントローラ601fからメモ
リ601bに対し、図22Cに示すリードイネーブル信
号WE及びアドレス信号ADが供給される。これによっ
て、メモリ601bに記憶されている画素データの内、
偶数番目の画素データが読み出される。この結果、図2
2Eに示すように、メモリ601bに記憶されている画
素データの内、偶数番目の画素データのみが出力され
る。
【0418】メモリ601bに記憶されていた画像デー
タDaの読み出しが終了し、メモリ601eに対する画
像データDaの記憶が終了すると、メモリコントローラ
601fは、次に、メモリ601bに対する画像データ
Daの記憶を開始し、メモリ601eに記憶されている
画像データDaの読み出しを開始する。メモリ601e
についても上述と同様の処理が行われる。尚、メモリ6
01b及び601eの記憶容量は、1つのマクロブロッ
ク分でも、1フレーム分でも良い。
タDaの読み出しが終了し、メモリ601eに対する画
像データDaの記憶が終了すると、メモリコントローラ
601fは、次に、メモリ601bに対する画像データ
Daの記憶を開始し、メモリ601eに記憶されている
画像データDaの読み出しを開始する。メモリ601e
についても上述と同様の処理が行われる。尚、メモリ6
01b及び601eの記憶容量は、1つのマクロブロッ
ク分でも、1フレーム分でも良い。
【0419】T.図4に示した映像デコーダ300vの
他の構成例(図23参照)
他の構成例(図23参照)
【0420】図23は、図4に示した映像デコーダの他
の例を示す構成図である。この図23において、図7と
対応する部分には、同一符号を付し、その詳細説明を省
略する。
の例を示す構成図である。この図23において、図7と
対応する部分には、同一符号を付し、その詳細説明を省
略する。
【0421】〔接続及び構成〕この図23において、図
7との違いは、統合回路804における処理と、図7に
示した補間回路306、307及び308を用いていな
いことである。
7との違いは、統合回路804における処理と、図7に
示した補間回路306、307及び308を用いていな
いことである。
【0422】統合回路804は、IDCT回路75から
の復号化後の画像データに対し、図4に示したシステム
コントローラ400から、入力端子804Iを介して供
給される統合制御信号Mconに基いて、画像データの
統合を行う。ここでいう統合とは、サブサンプルaの画
像データと、サブサンプルbの画像データとから1つの
画像データを再構成することを意味する。但し、既に説
明しているように、サブサンプルa若しくはサブサンプ
ルbの何れか一方が記録されていない場合には、再生さ
れたサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像デー
タから、得られなかったサブサンプルb若しくはサブサ
ンプルaの画像データを補間処理により得、この補間処
理によって得られたサブサンプルb若しくはサブサンプ
ルaの画像データと、再生されたサブサンプルa若しく
はサブサンプルbの画像データとで1つの画像データを
得る。また、統合回路804は、インサート期間の先頭
の画像に対しては、統合処理を行わないで出力する。イ
ンサート期間の先頭の画像は、記録時において、サブサ
ンプルされていないからである。上記統合制御信号Mc
onは、以上説明した処理を、統合回路804が行うた
めに必要とされる制御信号である。
の復号化後の画像データに対し、図4に示したシステム
コントローラ400から、入力端子804Iを介して供
給される統合制御信号Mconに基いて、画像データの
統合を行う。ここでいう統合とは、サブサンプルaの画
像データと、サブサンプルbの画像データとから1つの
画像データを再構成することを意味する。但し、既に説
明しているように、サブサンプルa若しくはサブサンプ
ルbの何れか一方が記録されていない場合には、再生さ
れたサブサンプルa若しくはサブサンプルbの画像デー
タから、得られなかったサブサンプルb若しくはサブサ
ンプルaの画像データを補間処理により得、この補間処
理によって得られたサブサンプルb若しくはサブサンプ
ルaの画像データと、再生されたサブサンプルa若しく
はサブサンプルbの画像データとで1つの画像データを
得る。また、統合回路804は、インサート期間の先頭
の画像に対しては、統合処理を行わないで出力する。イ
ンサート期間の先頭の画像は、記録時において、サブサ
ンプルされていないからである。上記統合制御信号Mc
onは、以上説明した処理を、統合回路804が行うた
めに必要とされる制御信号である。
【0423】〔動作〕次に動作について説明する。尚、
図7を参照して説明した動作と同じ動作についてはその
説明を省略する。
図7を参照して説明した動作と同じ動作についてはその
説明を省略する。
【0424】IDCT回路75によって復号化された画
像データは、統合回路804に供給される。統合回路8
04に供給された画像データは、図4に示したシステム
コントローラ400から、入力端子804Iを介して供
給される統合制御信号Mconに基いた、この統合回路
804の制御により、サブサンプルa及びサブサンプル
bの両方の画像データであれば、読み出しによって混合
されて出力され、サブサンプルa若しくはサブサンプル
bの画像データのみであれば、補間処理が施されて1つ
の画像データとされた後に出力され、インサート期間の
先頭のIピクチャとしての画像データであれば、そのま
ま出力される。統合回路804からの画像データは、フ
レームメモリ76及び動き補償回路80に供給される。
像データは、統合回路804に供給される。統合回路8
04に供給された画像データは、図4に示したシステム
コントローラ400から、入力端子804Iを介して供
給される統合制御信号Mconに基いた、この統合回路
804の制御により、サブサンプルa及びサブサンプル
bの両方の画像データであれば、読み出しによって混合
されて出力され、サブサンプルa若しくはサブサンプル
bの画像データのみであれば、補間処理が施されて1つ
の画像データとされた後に出力され、インサート期間の
先頭のIピクチャとしての画像データであれば、そのま
ま出力される。統合回路804からの画像データは、フ
レームメモリ76及び動き補償回路80に供給される。
【0425】フレームメモリ76及び79に画像データ
が記憶された時点において、フレームメモリ76に記憶
されている画像データを現フレームの画像データである
ものとすると、フレームメモリ79に記憶されている画
像データは、前フレームの画像データとなり、統合回路
804から出力される画像データは、後フレームの画像
データとなる。
が記憶された時点において、フレームメモリ76に記憶
されている画像データを現フレームの画像データである
ものとすると、フレームメモリ79に記憶されている画
像データは、前フレームの画像データとなり、統合回路
804から出力される画像データは、後フレームの画像
データとなる。
【0426】先ず、Bピクチャとしての現フレーム画像
データの復元から説明する。この場合、図4に示したシ
ステムコントローラ400から、入力端子85Iを介し
て供給されるインター/イントラ制御信号SELによ
り、スイッチ84の可動接点cは、インター側固定接点
aに接続される。統合回路304から出力された後フレ
ームの画像データは、動き補償回路80に供給される。
一方、フレームメモリ79から読み出された前フレーム
の画像データは、動き補償回路81に供給される。
データの復元から説明する。この場合、図4に示したシ
ステムコントローラ400から、入力端子85Iを介し
て供給されるインター/イントラ制御信号SELによ
り、スイッチ84の可動接点cは、インター側固定接点
aに接続される。統合回路304から出力された後フレ
ームの画像データは、動き補償回路80に供給される。
一方、フレームメモリ79から読み出された前フレーム
の画像データは、動き補償回路81に供給される。
【0427】動き補償回路80は、統合回路804から
の後フレームの画像データから、動きベクトルデータM
Vの示すマクロブロックデータを抽出し、抽出したマク
ロブロックデータを、加算回路82に供給する。動き補
償回路81は、フレームメモリ79からの前フレームの
画像データから、動きベクトルデータMVの示すマクロ
ブロックデータを抽出し、抽出したマクロブロックデー
タを、加算回路82に供給する。加算回路82において
は、動き補償回路80からの後フレームのマクロブロッ
クデータと、動き補償回路81からの前フレームのマク
ロブロックデータとが加算され、更に、内部の1/2乗
算器により、係数“1/2”が乗じられて平均化され
る。この加算平均結果は、加算回路83に供給される。
の後フレームの画像データから、動きベクトルデータM
Vの示すマクロブロックデータを抽出し、抽出したマク
ロブロックデータを、加算回路82に供給する。動き補
償回路81は、フレームメモリ79からの前フレームの
画像データから、動きベクトルデータMVの示すマクロ
ブロックデータを抽出し、抽出したマクロブロックデー
タを、加算回路82に供給する。加算回路82において
は、動き補償回路80からの後フレームのマクロブロッ
クデータと、動き補償回路81からの前フレームのマク
ロブロックデータとが加算され、更に、内部の1/2乗
算器により、係数“1/2”が乗じられて平均化され
る。この加算平均結果は、加算回路83に供給される。
【0428】加算回路83においては、フレームメモリ
76からの現フレームの画像データ(但し差分データで
ある)と、上記加算回路82からの、加算平均結果とし
てのマクロブロックデータとが加算され、元のマクロブ
ロックデータが復元される。復元されたマクロブロック
データは、スイッチ84及び出力端子86を介して図4
に示した再生系信号処理回路22に供給される。
76からの現フレームの画像データ(但し差分データで
ある)と、上記加算回路82からの、加算平均結果とし
てのマクロブロックデータとが加算され、元のマクロブ
ロックデータが復元される。復元されたマクロブロック
データは、スイッチ84及び出力端子86を介して図4
に示した再生系信号処理回路22に供給される。
【0429】次に、インサート期間の先頭の画像以外の
Iピクチャとしての現フレーム画像データの復元につい
て説明する。この場合、図4に示したシステムコントロ
ーラ400から、入力端子85Iを介して供給されるイ
ンター/イントラ制御信号SELにより、スイッチ84
の可動接点cは、イントラ側固定接点bに接続される。
そして、信号の経路は、フレームメモリ76及びスイッ
チ84となる。Iピクチャとしてのサブサンプルaの画
像データと、サブサンプルbの画像データとで合処理さ
れて得られた画像データ、若しくはサブサンプルa若し
くはサブサンプルbの画像データと、補間処理によって
得られたサブサンプルb若しくはサブサンプルaの画像
Dデータとで統合処理されて得られた画像データは、出
力画像データとして、出力端子86を介して図4に示し
た再生系信号処理回路22に供給される。
Iピクチャとしての現フレーム画像データの復元につい
て説明する。この場合、図4に示したシステムコントロ
ーラ400から、入力端子85Iを介して供給されるイ
ンター/イントラ制御信号SELにより、スイッチ84
の可動接点cは、イントラ側固定接点bに接続される。
そして、信号の経路は、フレームメモリ76及びスイッ
チ84となる。Iピクチャとしてのサブサンプルaの画
像データと、サブサンプルbの画像データとで合処理さ
れて得られた画像データ、若しくはサブサンプルa若し
くはサブサンプルbの画像データと、補間処理によって
得られたサブサンプルb若しくはサブサンプルaの画像
Dデータとで統合処理されて得られた画像データは、出
力画像データとして、出力端子86を介して図4に示し
た再生系信号処理回路22に供給される。
【0430】次に、インサート期間の先頭の画像のIピ
クチャとしての現フレーム画像データの復元について説
明する。この場合、図4に示したシステムコントローラ
400から、入力端子85Iを介して供給されるインタ
ー/イントラ制御信号SELにより、スイッチ84の可
動接点cは、イントラ側固定接点bに接続される。そし
て、信号の経路は、フレームメモリ76及びスイッチ8
4となる。記録時にサブサンプル処理されなかった、I
ピクチャとしての画像データは、統合回路804におい
て統合処理されることなく出力され、この後、出力画像
データとして、出力端子86を介して図4に示した再生
系信号処理回路22に供給される。
クチャとしての現フレーム画像データの復元について説
明する。この場合、図4に示したシステムコントローラ
400から、入力端子85Iを介して供給されるインタ
ー/イントラ制御信号SELにより、スイッチ84の可
動接点cは、イントラ側固定接点bに接続される。そし
て、信号の経路は、フレームメモリ76及びスイッチ8
4となる。記録時にサブサンプル処理されなかった、I
ピクチャとしての画像データは、統合回路804におい
て統合処理されることなく出力され、この後、出力画像
データとして、出力端子86を介して図4に示した再生
系信号処理回路22に供給される。
【0431】U.図23に示した統合回路804の構成
例及びその動作説明(図24参照)
例及びその動作説明(図24参照)
【0432】図24は、図23に示した統合回路の内部
構成例及びその動作を説明するための説明図である。
構成例及びその動作を説明するための説明図である。
【0433】〔接続及び構成〕この図24Aに示す統合
回路804は、図7に示したIDCT回路75から、入
力端子804aを介して供給されるサブサンプルa若し
くはサブサンプルbとしての画像データDa、若しくは
サブサンプルされていないインサート期間の先頭のIピ
クチャとしての画像データDaを、コントローラ804
fからのライトイネーブル信号WE及びアドレス信号A
Dにより記憶する奇数メモリ804b及び偶数メモリ8
04e、並びに、図4に示したシステムコントローラ4
00から、入力端子804dを介して供給される統合制
御信号Mconに基いて、上記奇数メモリ804b及び
偶数メモリ804eに対し、ライトイネーブル信号W
E、リードイネーブル信号RE及びアドレス信号ADを
供給するコントローラ804f、上記奇数メモリ804
b及び偶数メモリ804eから読み出された奇数番目の
画素データからなる画像データ、及び偶数番目の画素デ
ータからなる画像データとに基いて、補間処理を行う補
間回路804g、上記補間回路804gからの補間画像
データと、上記奇数メモリ804b及び偶数メモリ80
4eから読み出された画像データとを選択的に出力する
スイッチ804hで構成される。
回路804は、図7に示したIDCT回路75から、入
力端子804aを介して供給されるサブサンプルa若し
くはサブサンプルbとしての画像データDa、若しくは
サブサンプルされていないインサート期間の先頭のIピ
クチャとしての画像データDaを、コントローラ804
fからのライトイネーブル信号WE及びアドレス信号A
Dにより記憶する奇数メモリ804b及び偶数メモリ8
04e、並びに、図4に示したシステムコントローラ4
00から、入力端子804dを介して供給される統合制
御信号Mconに基いて、上記奇数メモリ804b及び
偶数メモリ804eに対し、ライトイネーブル信号W
E、リードイネーブル信号RE及びアドレス信号ADを
供給するコントローラ804f、上記奇数メモリ804
b及び偶数メモリ804eから読み出された奇数番目の
画素データからなる画像データ、及び偶数番目の画素デ
ータからなる画像データとに基いて、補間処理を行う補
間回路804g、上記補間回路804gからの補間画像
データと、上記奇数メモリ804b及び偶数メモリ80
4eから読み出された画像データとを選択的に出力する
スイッチ804hで構成される。
【0434】ここで、上記奇数メモリ804bは、サブ
サンプルaの画像データ、若しくは上記インサート期間
の先頭のIピクチャとしての画像データの一部の記憶用
に用いられるものであり、上記偶数メモリ804eは、
サブサンプルbの画像データ、若しくは上記インサート
期間の先頭のIピクチャとしての画像データの内の、上
記奇数メモリ804eに記憶されたIピクチャとしての
画像以外の、残りのIピクチャとしての画像データの記
憶用に用いられるものである。
サンプルaの画像データ、若しくは上記インサート期間
の先頭のIピクチャとしての画像データの一部の記憶用
に用いられるものであり、上記偶数メモリ804eは、
サブサンプルbの画像データ、若しくは上記インサート
期間の先頭のIピクチャとしての画像データの内の、上
記奇数メモリ804eに記憶されたIピクチャとしての
画像以外の、残りのIピクチャとしての画像データの記
憶用に用いられるものである。
【0435】また、上記補間回路804gは、図7に示
した補間回路306、307及び308と同様に、サブ
サンプルaの画像データしか存在しない場合には、サブ
サンプルaの画像データに基いてサブサンプルbの画像
データを得、サブサンプルaの画像データと、補間処理
によって得られたサブサンプルbの画像データとで1つ
の画像データを生成し、サブサンプルbの画像データし
か存在しない場合には、サブサンプルbの画像データに
基いてサブサンプルaの画像データを得、サブサンプル
bの画像データと、補間処理によって得られたサブサン
プルaの画像データとで1つの画像データを生成する。
補間処理の方法については、図7に示した補間回路30
6、307及び308と同様である。
した補間回路306、307及び308と同様に、サブ
サンプルaの画像データしか存在しない場合には、サブ
サンプルaの画像データに基いてサブサンプルbの画像
データを得、サブサンプルaの画像データと、補間処理
によって得られたサブサンプルbの画像データとで1つ
の画像データを生成し、サブサンプルbの画像データし
か存在しない場合には、サブサンプルbの画像データに
基いてサブサンプルaの画像データを得、サブサンプル
bの画像データと、補間処理によって得られたサブサン
プルaの画像データとで1つの画像データを生成する。
補間処理の方法については、図7に示した補間回路30
6、307及び308と同様である。
【0436】〔動作〕次に動作について説明する。動作
の説明においては、図24B1、図24B2、図24B
3、図24C、図24D及び図24Eを参照する。図2
4B1、図24B2及び図24B3は、上記統合制御信
号Mcon、図24Cは、コントローラ804fから奇
数メモリ804bに与えられるリードイネーブル信号R
E、図24Dは、コントローラ804fから偶数メモリ
804eに与えられるリードイネーブル信号RE、図2
4Eは、上記奇数メモリ804b及び偶数メモリ804
eから夫々読み出され、若しくは上記補間回路804g
から出力され、スイッチ804h及び出力端子804c
を介して出力される画像データDaである。また、図2
4Eにおいて、“○”は、サブサンプルaの画素データ
を、“△”は、サブサンプルbの画素データを示し、斜
線の施された“○”は、サブサンプルbの画像データに
よって補間処理され生成された、サブサンプルaの画像
データの画素データを、斜線の施された“△”は、サブ
サンプルaの画像データによって補間処理され生成され
た、サブサンプルbの画像データの画素データを示す。
の説明においては、図24B1、図24B2、図24B
3、図24C、図24D及び図24Eを参照する。図2
4B1、図24B2及び図24B3は、上記統合制御信
号Mcon、図24Cは、コントローラ804fから奇
数メモリ804bに与えられるリードイネーブル信号R
E、図24Dは、コントローラ804fから偶数メモリ
804eに与えられるリードイネーブル信号RE、図2
4Eは、上記奇数メモリ804b及び偶数メモリ804
eから夫々読み出され、若しくは上記補間回路804g
から出力され、スイッチ804h及び出力端子804c
を介して出力される画像データDaである。また、図2
4Eにおいて、“○”は、サブサンプルaの画素データ
を、“△”は、サブサンプルbの画素データを示し、斜
線の施された“○”は、サブサンプルbの画像データに
よって補間処理され生成された、サブサンプルaの画像
データの画素データを、斜線の施された“△”は、サブ
サンプルaの画像データによって補間処理され生成され
た、サブサンプルbの画像データの画素データを示す。
【0437】尚、統合制御信号Mconは、3ビットの
制御信号であり、図24B1は統合制御信号Mconの
下位ビット、図24B2は統合制御信号Mconの中位
ビット、図24B3は統合制御信号Mconの上位ビッ
トを示す。図24B1に示す統合制御信号Mconの下
位ビットの値がハイレベル“1”、図24B2に示す統
合制御信号Mconの中位ビットの値がハイレベル
“1”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がローレベル“0”の場合には、サブサンプ
ルa及びサブサンプルbの画像データが両方共存在する
ことを示す。
制御信号であり、図24B1は統合制御信号Mconの
下位ビット、図24B2は統合制御信号Mconの中位
ビット、図24B3は統合制御信号Mconの上位ビッ
トを示す。図24B1に示す統合制御信号Mconの下
位ビットの値がハイレベル“1”、図24B2に示す統
合制御信号Mconの中位ビットの値がハイレベル
“1”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がローレベル“0”の場合には、サブサンプ
ルa及びサブサンプルbの画像データが両方共存在する
ことを示す。
【0438】図24B1に示す統合制御信号Mconの
下位ビットの値がハイレベル“1”、図24B2に示す
統合制御信号Mconの中位ビットの値がローレベル
“0”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がローレベル“0”の場合には、サブサンプ
ルaの画像データのみが存在することを示す。
下位ビットの値がハイレベル“1”、図24B2に示す
統合制御信号Mconの中位ビットの値がローレベル
“0”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がローレベル“0”の場合には、サブサンプ
ルaの画像データのみが存在することを示す。
【0439】図24B1に示す統合制御信号Mconの
下位ビットの値がローレベル“0”、図24B2に示す
統合制御信号Mconの中位ビットの値がハイレベル
“1”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がローレベル“0”の場合には、サブサンプ
ルbの画像データのみが存在することを示す。
下位ビットの値がローレベル“0”、図24B2に示す
統合制御信号Mconの中位ビットの値がハイレベル
“1”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がローレベル“0”の場合には、サブサンプ
ルbの画像データのみが存在することを示す。
【0440】図24B1に示す統合制御信号Mconの
下位ビットの値がハイレベル“1”、図24B2に示す
統合制御信号Mconの中位ビットの値がローレベル
“0”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がハイレベル“1”の場合には、記録時にお
いてサブサンプル処理が施されていないこと、並びに、
図24に示した奇数メモリ804bに対してアクセスを
行うことを示す。
下位ビットの値がハイレベル“1”、図24B2に示す
統合制御信号Mconの中位ビットの値がローレベル
“0”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がハイレベル“1”の場合には、記録時にお
いてサブサンプル処理が施されていないこと、並びに、
図24に示した奇数メモリ804bに対してアクセスを
行うことを示す。
【0441】図24B1に示す統合制御信号Mconの
下位ビットの値がローレベル“0”、図24B2に示す
統合制御信号Mconの中位ビットの値がハイレベル
“1”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がハイレベル“1”の場合には、記録時にお
いてサブサンプル処理が施されていないこと、並びに、
図24に示した偶数メモリ804eに対してアクセスを
行うことを示す。
下位ビットの値がローレベル“0”、図24B2に示す
統合制御信号Mconの中位ビットの値がハイレベル
“1”、図24B3に示す統合制御信号Mconの上位
ビットの値がハイレベル“1”の場合には、記録時にお
いてサブサンプル処理が施されていないこと、並びに、
図24に示した偶数メモリ804eに対してアクセスを
行うことを示す。
【0442】コントローラ804fからのライトイネー
ブル信号WE及びアドレス信号ADにより、入力端子8
04aを介して供給される画像データDaは、サブサン
プルaの画像データDaの場合には、奇数メモリ804
bに記憶され、サブサンプルbの画像データDaの場合
には、偶数メモリ804eに記憶される。また、インサ
ート期間の先頭の画像データであるところの、記録時に
サブサンプルされていないIピクチャとしての画像デー
タは、奇数メモリ804b及び偶数メモリ804eに順
次記憶される。
ブル信号WE及びアドレス信号ADにより、入力端子8
04aを介して供給される画像データDaは、サブサン
プルaの画像データDaの場合には、奇数メモリ804
bに記憶され、サブサンプルbの画像データDaの場合
には、偶数メモリ804eに記憶される。また、インサ
ート期間の先頭の画像データであるところの、記録時に
サブサンプルされていないIピクチャとしての画像デー
タは、奇数メモリ804b及び偶数メモリ804eに順
次記憶される。
【0443】奇数メモリ804b及び偶数メモリ804
eに対する、サブサンプルaの画像データDa及びサブ
サンプルbの画像データDaの記憶が終了すると、統合
処理が開始される。サブサンプルa及びサブサンプルb
の画像データが、両方共存在する場合には、図24B
1、図24B2及び図24B3に示すように、統合制御
信号Mconの下位及び中位ビットが夫々ハイレベル
“1”、上位ビットがローレベル“0”になる。この場
合、コントローラ804fは、この間においては、奇数
メモリ804bに対し、図24Cに示すリードイネーブ
ル信号WE並びにアドレス信号ADを夫々供給すると共
に、偶数メモリ804eに対し、図24Dに示すリード
イネーブル信号WE及びアドレス信号ADを夫々供給す
る。また、コントローラ804fは、スイッチ804h
に対し、スイッチング制御信号を供給し、スイッチ80
4hの可動接点cを、非補間側の固定接点bに接続させ
る。
eに対する、サブサンプルaの画像データDa及びサブ
サンプルbの画像データDaの記憶が終了すると、統合
処理が開始される。サブサンプルa及びサブサンプルb
の画像データが、両方共存在する場合には、図24B
1、図24B2及び図24B3に示すように、統合制御
信号Mconの下位及び中位ビットが夫々ハイレベル
“1”、上位ビットがローレベル“0”になる。この場
合、コントローラ804fは、この間においては、奇数
メモリ804bに対し、図24Cに示すリードイネーブ
ル信号WE並びにアドレス信号ADを夫々供給すると共
に、偶数メモリ804eに対し、図24Dに示すリード
イネーブル信号WE及びアドレス信号ADを夫々供給す
る。また、コントローラ804fは、スイッチ804h
に対し、スイッチング制御信号を供給し、スイッチ80
4hの可動接点cを、非補間側の固定接点bに接続させ
る。
【0444】これらのリードイネーブル信号WEは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図24Eに示すように、奇
数メモリ804bに記憶されているサブサンプルaの画
像データの画素データと、偶数メモリ804eに記憶さ
れているサブサンプルbの画像データの画素データとが
交互に読み出され、結果的に統合され、スイッチ804
hを介して出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図24Eに示すように、奇
数メモリ804bに記憶されているサブサンプルaの画
像データの画素データと、偶数メモリ804eに記憶さ
れているサブサンプルbの画像データの画素データとが
交互に読み出され、結果的に統合され、スイッチ804
hを介して出力される。
【0445】次に、サブサンプルaの画像データのみが
存在する場合には、図24B1に示すように、統合制御
信号Mconの下位ビットがハイレベル“1”、図24
B2及び図24B3に示すように、中位及び上位ビット
が何れもローレベル“0”になる。この場合、コントロ
ーラ804fは、この間においては、奇数メモリ804
bに対し、図24Cに示すリードイネーブル信号WE並
びにアドレス信号ADを夫々供給する。また、コントロ
ーラ804fは、スイッチ804hに対し、スイッチン
グ制御信号を供給し、スイッチ804hの可動接点c
を、補間側の固定接点aに接続させる。
存在する場合には、図24B1に示すように、統合制御
信号Mconの下位ビットがハイレベル“1”、図24
B2及び図24B3に示すように、中位及び上位ビット
が何れもローレベル“0”になる。この場合、コントロ
ーラ804fは、この間においては、奇数メモリ804
bに対し、図24Cに示すリードイネーブル信号WE並
びにアドレス信号ADを夫々供給する。また、コントロ
ーラ804fは、スイッチ804hに対し、スイッチン
グ制御信号を供給し、スイッチ804hの可動接点c
を、補間側の固定接点aに接続させる。
【0446】これらのリードイネーブル信号WEは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、奇数メモリ804bに記憶
されているサブサンプルaの画像データが読み出され、
補間回路804gに供給される。補間回路804gにお
いては、奇数メモリ804bから読み出されたサブサン
プルaの画像データに基いて、補間処理によりサブサン
プルbの画像データが得られ、サブサンプルaの画像デ
ータと、上記サブサンプルbの画像データとで1つの画
像データが生成される。そして、図24Eに示すよう
に、補間回路804gにおいて補間処理が施されて1つ
の画像として構成された画像データは、スイッチ804
hを介して出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、奇数メモリ804bに記憶
されているサブサンプルaの画像データが読み出され、
補間回路804gに供給される。補間回路804gにお
いては、奇数メモリ804bから読み出されたサブサン
プルaの画像データに基いて、補間処理によりサブサン
プルbの画像データが得られ、サブサンプルaの画像デ
ータと、上記サブサンプルbの画像データとで1つの画
像データが生成される。そして、図24Eに示すよう
に、補間回路804gにおいて補間処理が施されて1つ
の画像として構成された画像データは、スイッチ804
hを介して出力される。
【0447】次に、サブサンプルbの画像データのみが
存在する場合には、図24B1に示すように、統合制御
信号Mconの下位ビットがローレベル“0”、図24
B2に示すように、中位ビットがハイレベル“1”、図
24B3に示すように、上位ビットがローレベル“0”
になる。この場合、コントローラ804fは、この間に
おいては、偶数メモリ804eに対し、図24Dに示す
リードイネーブル信号WE並びにアドレス信号ADを夫
々供給する。また、コントローラ804fは、スイッチ
804hに対し、スイッチング制御信号を供給し、スイ
ッチ804hの可動接点cを、補間側の固定接点aに接
続させる。
存在する場合には、図24B1に示すように、統合制御
信号Mconの下位ビットがローレベル“0”、図24
B2に示すように、中位ビットがハイレベル“1”、図
24B3に示すように、上位ビットがローレベル“0”
になる。この場合、コントローラ804fは、この間に
おいては、偶数メモリ804eに対し、図24Dに示す
リードイネーブル信号WE並びにアドレス信号ADを夫
々供給する。また、コントローラ804fは、スイッチ
804hに対し、スイッチング制御信号を供給し、スイ
ッチ804hの可動接点cを、補間側の固定接点aに接
続させる。
【0448】これらのリードイネーブル信号WEは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、偶数メモリ804eに記憶
されているサブサンプルbの画像データが読み出され、
補間回路804gに供給される。補間回路804gにお
いては、偶数メモリ804eから読み出されたサブサン
プルbの画像データに基いて補間処理によりサブサンプ
ルaの画像データが得られ、サブサンプルbの画像デー
タと、上記サブサンプルaの画像データとで1つの画像
データが生成される。そして、図24Eに示すように、
補間回路804gにおいて補間処理が施されて1つの画
像として構成された画像データは、スイッチ804hを
介して出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、偶数メモリ804eに記憶
されているサブサンプルbの画像データが読み出され、
補間回路804gに供給される。補間回路804gにお
いては、偶数メモリ804eから読み出されたサブサン
プルbの画像データに基いて補間処理によりサブサンプ
ルaの画像データが得られ、サブサンプルbの画像デー
タと、上記サブサンプルaの画像データとで1つの画像
データが生成される。そして、図24Eに示すように、
補間回路804gにおいて補間処理が施されて1つの画
像として構成された画像データは、スイッチ804hを
介して出力される。
【0449】処理すべき画像データが、記録時にサブサ
ンプル処理が施されなかった画像データ、即ち、インサ
ート期間の先頭の画像データであるところの、Iピクチ
ャとしての画像データの場合には、先ず、図24B1に
示すように、統合制御信号Mconの下位ビットがハイ
レベル“1”になり、図24B2に示すように、統合制
御信号Mconの中位ビットがローレベル“0”にな
り、図24B3に示すように、統合制御信号Mconの
上位ビットがハイレベル“1”になる。この場合、コン
トローラ804fは、この間においては、奇数メモリ8
04bに対し、図24C及び図24Dに示すリードイネ
ーブル信号WE並びにアドレス信号ADを夫々供給す
る。また、コントローラ804fは、スイッチ804h
に対し、スイッチング制御信号を供給し、スイッチ80
4hの可動接点cを、非補間側の固定接点bに接続させ
る。
ンプル処理が施されなかった画像データ、即ち、インサ
ート期間の先頭の画像データであるところの、Iピクチ
ャとしての画像データの場合には、先ず、図24B1に
示すように、統合制御信号Mconの下位ビットがハイ
レベル“1”になり、図24B2に示すように、統合制
御信号Mconの中位ビットがローレベル“0”にな
り、図24B3に示すように、統合制御信号Mconの
上位ビットがハイレベル“1”になる。この場合、コン
トローラ804fは、この間においては、奇数メモリ8
04bに対し、図24C及び図24Dに示すリードイネ
ーブル信号WE並びにアドレス信号ADを夫々供給す
る。また、コントローラ804fは、スイッチ804h
に対し、スイッチング制御信号を供給し、スイッチ80
4hの可動接点cを、非補間側の固定接点bに接続させ
る。
【0450】これらのリードイネーブル信号WEは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図24Eに示すように、奇
数メモリ804bに記憶されているIピクチャとしての
サブサンプルされていない画像データの画素データが、
順次読み出され、スイッチ804hを介して出力され
る。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図24Eに示すように、奇
数メモリ804bに記憶されているIピクチャとしての
サブサンプルされていない画像データの画素データが、
順次読み出され、スイッチ804hを介して出力され
る。
【0451】次に、図24B1に示すように、統合制御
信号Mconの下位ビットがローレベル“0”になり、
図24B2及び図24B3に示すように、統合制御信号
Mconの中位及び上位ビットが夫々ハイレベル“1”
になる。この場合、コントローラ804fは、この間に
おいては、偶数メモリ804eに対し、図24C及び図
24Dに示すリードイネーブル信号WE並びにアドレス
信号ADを夫々供給する。また、コントローラ804f
は、スイッチ804hに対し、スイッチング制御信号を
供給し、スイッチ804hの可動接点cを、非補間側の
固定接点bに接続させる。
信号Mconの下位ビットがローレベル“0”になり、
図24B2及び図24B3に示すように、統合制御信号
Mconの中位及び上位ビットが夫々ハイレベル“1”
になる。この場合、コントローラ804fは、この間に
おいては、偶数メモリ804eに対し、図24C及び図
24Dに示すリードイネーブル信号WE並びにアドレス
信号ADを夫々供給する。また、コントローラ804f
は、スイッチ804hに対し、スイッチング制御信号を
供給し、スイッチ804hの可動接点cを、非補間側の
固定接点bに接続させる。
【0452】これらのリードイネーブル信号WEは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図24Eに示すように、偶
数メモリ804bに記憶されているIピクチャとしての
サブサンプルされていない画像データの画素データが、
順次読み出され、スイッチ804hを介して出力され
る。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号WEの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図24Eに示すように、偶
数メモリ804bに記憶されているIピクチャとしての
サブサンプルされていない画像データの画素データが、
順次読み出され、スイッチ804hを介して出力され
る。
【0453】尚、奇数メモリ304b及び偶数メモリ3
04eの記憶容量は、1つのマクロブロック分でも、1
フレーム分でも良い。
04eの記憶容量は、1つのマクロブロック分でも、1
フレーム分でも良い。
【0454】V.図4に示したシステムコントローラ4
00の他の構成例(図25参照)
00の他の構成例(図25参照)
【0455】図25は、図4に示したシステムコントロ
ーラの他の例を示す構成図である。この図25におい
て、図9と対応する部分には、同一符号を付し、その詳
細説明を省略する。
ーラの他の例を示す構成図である。この図25におい
て、図9と対応する部分には、同一符号を付し、その詳
細説明を省略する。
【0456】〔接続及び構成〕この図25において、図
9に示したシステムコントローラ400と異なる部分
は、サブサンプル制御手段404である。そして、分割
制御信号Dcon、統合制御信号Mconの内容が異な
る。また、サブサンプルフラグデータSUBを用いてい
る点が異なる。
9に示したシステムコントローラ400と異なる部分
は、サブサンプル制御手段404である。そして、分割
制御信号Dcon、統合制御信号Mconの内容が異な
る。また、サブサンプルフラグデータSUBを用いてい
る点が異なる。
【0457】サブサンプル制御手段404は、エンコー
ド時においては、図4に示したテープトランスポート部
14から、切換回路13及び入出力端子103を介して
供給されるドラムスイッチングパルスSWPに基いて、
テープトランスポート部制御手段105が生成した記録
トラック信号RTと、インター/イントラ選択信号SE
Lとに基いて、図22において説明した、分割制御信号
Dconを、出力端子201Oを介して、図21に示し
た分割回路201に供給する。
ド時においては、図4に示したテープトランスポート部
14から、切換回路13及び入出力端子103を介して
供給されるドラムスイッチングパルスSWPに基いて、
テープトランスポート部制御手段105が生成した記録
トラック信号RTと、インター/イントラ選択信号SE
Lとに基いて、図22において説明した、分割制御信号
Dconを、出力端子201Oを介して、図21に示し
た分割回路201に供給する。
【0458】そして、サブサンプル制御手段404は、
デコード時においては、図4に示したテープトランスポ
ート部14から、切換回路13及び入出力端子103を
介して供給されるドラムスイッチングパルスSWPに基
いて、テープトランスポート部制御手段105が生成し
た記録トラック信号RT、図23示した入力復号化回路
301から、入力端子302Iを介して供給される復号
情報DDa中の、GOP先頭データGOP、編集状態フ
ラグデータEDT、インター/イントラ制御信号SEL
及びサブサンプルフラグデータSUBに基いて、図24
に示した統合制御信号Mconを得、この統合制御信号
Mconを、出力端子804Oを介して、図23に示し
た統合回路804に供給する。
デコード時においては、図4に示したテープトランスポ
ート部14から、切換回路13及び入出力端子103を
介して供給されるドラムスイッチングパルスSWPに基
いて、テープトランスポート部制御手段105が生成し
た記録トラック信号RT、図23示した入力復号化回路
301から、入力端子302Iを介して供給される復号
情報DDa中の、GOP先頭データGOP、編集状態フ
ラグデータEDT、インター/イントラ制御信号SEL
及びサブサンプルフラグデータSUBに基いて、図24
に示した統合制御信号Mconを得、この統合制御信号
Mconを、出力端子804Oを介して、図23に示し
た統合回路804に供給する。
【0459】ここで、どのようにして、サブサンプル制
御手段404が、図24に示した統合制御信号Mcon
を生成するのかについて説明する。インサート編集によ
って、新たな画像データが記録された場合、新たに記録
された全画像データの内、先頭の画像データであるとこ
ろのIピクチャとしての画像データは、上記GOPの先
頭を示すGOP先頭データGOPと、編集状態フラグデ
ータEDTと、インター/イントラ選択信号SELと、
サブサンプルフラグデータSUBと共に記録されてい
る。よって、サブサンプル制御手段404は、再生時に
は、記録トラック信号RTによって、入力される再生デ
ータをトラック別に認識し、上記GOPの先頭データG
OPから、先頭のデータであることを認識し、次に、上
記編集状態フラグデータEDT及びサブサンプルフラグ
データSUBにより、再生されたトラックのデータが、
インサート編集によって新たに記録側VTR10の磁気
テープ17上にサブサンプルされないで記録された、I
ピクチャとしての画像データであることを認識する。
御手段404が、図24に示した統合制御信号Mcon
を生成するのかについて説明する。インサート編集によ
って、新たな画像データが記録された場合、新たに記録
された全画像データの内、先頭の画像データであるとこ
ろのIピクチャとしての画像データは、上記GOPの先
頭を示すGOP先頭データGOPと、編集状態フラグデ
ータEDTと、インター/イントラ選択信号SELと、
サブサンプルフラグデータSUBと共に記録されてい
る。よって、サブサンプル制御手段404は、再生時に
は、記録トラック信号RTによって、入力される再生デ
ータをトラック別に認識し、上記GOPの先頭データG
OPから、先頭のデータであることを認識し、次に、上
記編集状態フラグデータEDT及びサブサンプルフラグ
データSUBにより、再生されたトラックのデータが、
インサート編集によって新たに記録側VTR10の磁気
テープ17上にサブサンプルされないで記録された、I
ピクチャとしての画像データであることを認識する。
【0460】これについては、図1等を参照して確認す
ると、より分かりやすいであろう。本例においては、図
1に示したように、インサート期間の先頭のGOPは、
記録側VTR10の磁気テープ17上に元々記録されて
いた、サブサンプルaの画像データと、インサート編集
によって新たに記録された、Iピクチャとしての画像デ
ータとで構成されており、これらの画像データは、夫々
別々のトラックを形成するように記録されている。よっ
て、編集状態フラグデータEDT及びサブサンプルフラ
グデータSUBにより、上記元々記録側VTR10の磁
気テープ17上に記録されていた画像データが、サブサ
ンプルaの画像データであり、上記インサート編集によ
って新たに記録された画像データが、サブサンプルされ
ないで記録されたIピクチャとしての画像データである
ことを認識できるのである。
ると、より分かりやすいであろう。本例においては、図
1に示したように、インサート期間の先頭のGOPは、
記録側VTR10の磁気テープ17上に元々記録されて
いた、サブサンプルaの画像データと、インサート編集
によって新たに記録された、Iピクチャとしての画像デ
ータとで構成されており、これらの画像データは、夫々
別々のトラックを形成するように記録されている。よっ
て、編集状態フラグデータEDT及びサブサンプルフラ
グデータSUBにより、上記元々記録側VTR10の磁
気テープ17上に記録されていた画像データが、サブサ
ンプルaの画像データであり、上記インサート編集によ
って新たに記録された画像データが、サブサンプルされ
ないで記録されたIピクチャとしての画像データである
ことを認識できるのである。
【0461】また、上記記録側VTR10の磁気テープ
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータはBピクチャ及びIピクチャからなり、インサート
編集によって新たに記録された、上記Iピクチャとして
の画像データは、Iピクチャの画像データからなる。上
記サブサンプル制御手段404は、この境界部分を、上
記インター/イントラ選択信号SELによって認識す
る。統合制御信号Mconは、以上説明した認識に基い
て、サブサンプル制御手段404により生成される。
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータはBピクチャ及びIピクチャからなり、インサート
編集によって新たに記録された、上記Iピクチャとして
の画像データは、Iピクチャの画像データからなる。上
記サブサンプル制御手段404は、この境界部分を、上
記インター/イントラ選択信号SELによって認識す
る。統合制御信号Mconは、以上説明した認識に基い
て、サブサンプル制御手段404により生成される。
【0462】また、図1に示したように、インサート期
間の先頭及び最後尾以外のGOPは、インサート編集に
よって新たに記録された、サブサンプルaの画像データ
と、サブサンプルbの画像データとで構成されており、
これらの画像データは、夫々別々のトラックを形成する
ように記録されている。よって、編集状態フラグデータ
EDT及びサブサンプルフラグデータSUBにより、上
記一方のトラックの画像データが、サブサンプルaの画
像データであり、上記他方のトラックの画像データが、
サブサンプルbの画像データであることを認識できるの
である。
間の先頭及び最後尾以外のGOPは、インサート編集に
よって新たに記録された、サブサンプルaの画像データ
と、サブサンプルbの画像データとで構成されており、
これらの画像データは、夫々別々のトラックを形成する
ように記録されている。よって、編集状態フラグデータ
EDT及びサブサンプルフラグデータSUBにより、上
記一方のトラックの画像データが、サブサンプルaの画
像データであり、上記他方のトラックの画像データが、
サブサンプルbの画像データであることを認識できるの
である。
【0463】また、一方のトラックを形成するサブサン
プルaの画像データも、上記他方のトラックを形成する
サブサンプルbの画像データも、Bピクチャ及びIピク
チャの画像データからなる。上記サブサンプル制御手段
404は、この境界部分を、上記インター/イントラ選
択信号SELによって認識する。
プルaの画像データも、上記他方のトラックを形成する
サブサンプルbの画像データも、Bピクチャ及びIピク
チャの画像データからなる。上記サブサンプル制御手段
404は、この境界部分を、上記インター/イントラ選
択信号SELによって認識する。
【0464】以上の説明から明かなように、上記サブサ
ンプルフラグデータSUBは、サブサンプルされている
か否かを示すデータであるから、インサート期間の先頭
の画像データが、サブサンプルされていないことをサブ
サンプル制御手段404に認識させることができるので
ある。
ンプルフラグデータSUBは、サブサンプルされている
か否かを示すデータであるから、インサート期間の先頭
の画像データが、サブサンプルされていないことをサブ
サンプル制御手段404に認識させることができるので
ある。
【0465】また、図1に示したように、インサート期
間の最後尾のGOPは、記録側VTR10の磁気テープ
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータと、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データとで構成されており、これら
の画像データは、夫々別々のトラックを形成するように
記録されている。よって、編集状態フラグデータEDT
及びサブサンプルフラグデータSUBにより、上記元々
記録側VTR10の磁気テープ17上に記録されていた
画像データが、サブサンプルaの画像データであり、上
記インサート編集によって新たに記録された画像データ
が、サブサンプルbの画像データであることを認識でき
るのである。
間の最後尾のGOPは、記録側VTR10の磁気テープ
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータと、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データとで構成されており、これら
の画像データは、夫々別々のトラックを形成するように
記録されている。よって、編集状態フラグデータEDT
及びサブサンプルフラグデータSUBにより、上記元々
記録側VTR10の磁気テープ17上に記録されていた
画像データが、サブサンプルaの画像データであり、上
記インサート編集によって新たに記録された画像データ
が、サブサンプルbの画像データであることを認識でき
るのである。
【0466】また、上記記録側VTR10の磁気テープ
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータも、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データも、Bピクチャ及びIピクチ
ャの画像データからなる。上記サブサンプル制御手段4
04は、この境界部分を、上記インター/イントラ選択
信号SELによって認識する。
17上に元々記録されていた、サブサンプルaの画像デ
ータも、インサート編集によって新たに記録された、サ
ブサンプルbの画像データも、Bピクチャ及びIピクチ
ャの画像データからなる。上記サブサンプル制御手段4
04は、この境界部分を、上記インター/イントラ選択
信号SELによって認識する。
【0467】次に、図25に示したシステムコントロー
ラ23の制御動作を、図26及び図27のフローチャー
トを参照して説明する。制御動作の主体は、上記CPU
90が有する機能であるところの、上述した各手段であ
る。尚、以下の説明においては、図24に示す、端子及
び入出力ポート97についての記述、例えば「入出力端
子104及び入出力ポート97を介して」等の記述を省
略する。端子及び入出力ポート97についての説明が既
に済んでいることと、文章が長くなることにより、主体
となる各手段の制御動作内容についての理解の妨げにな
るからである。
ラ23の制御動作を、図26及び図27のフローチャー
トを参照して説明する。制御動作の主体は、上記CPU
90が有する機能であるところの、上述した各手段であ
る。尚、以下の説明においては、図24に示す、端子及
び入出力ポート97についての記述、例えば「入出力端
子104及び入出力ポート97を介して」等の記述を省
略する。端子及び入出力ポート97についての説明が既
に済んでいることと、文章が長くなることにより、主体
となる各手段の制御動作内容についての理解の妨げにな
るからである。
【0468】また、第2実施例において、第1実施例と
処理が異なるルーチンは、再生側設定処理ルーチン、記
録側設定処理ルーチン及び再生処理ルーチンであるが、
説明の便宜上、再生処理ルーチンについてのみ、図26
及び図27にフローチャートとして示し、再生側設定処
理ルーチン及び記録側設定処理ルーチンについては、第
1実施例との差について言及するにとどめる。
処理が異なるルーチンは、再生側設定処理ルーチン、記
録側設定処理ルーチン及び再生処理ルーチンであるが、
説明の便宜上、再生処理ルーチンについてのみ、図26
及び図27にフローチャートとして示し、再生側設定処
理ルーチン及び記録側設定処理ルーチンについては、第
1実施例との差について言及するにとどめる。
【0469】図26及び図27のフローチャートにおい
て、図18に示したフローチャートのステップと同一若
しくは微差のステップについては、そのステップを示す
符号に、括弧を付け、更にその括弧内に、図18に示し
たフローチャートにおいて対応するステップの符号を付
し、このステップについての説明は、図18に示したフ
ローチャートの対応するステップの説明で置き換えるも
のとする。その際、制御動作の主体となるのは、図25
に示すブロックであるものとする。
て、図18に示したフローチャートのステップと同一若
しくは微差のステップについては、そのステップを示す
符号に、括弧を付け、更にその括弧内に、図18に示し
たフローチャートにおいて対応するステップの符号を付
し、このステップについての説明は、図18に示したフ
ローチャートの対応するステップの説明で置き換えるも
のとする。その際、制御動作の主体となるのは、図25
に示すブロックであるものとする。
【0470】〔第1実施例の再生側設定処理ルーチンと
の差〕
の差〕
【0471】本実施例においては、図12に示したフロ
ーチャートのステップS353において、仮のイン点の
タイムコードデータpinとせずに、真のイン点のタイ
ムコードデータPinとしてメモリに記憶する。
ーチャートのステップS353において、仮のイン点の
タイムコードデータpinとせずに、真のイン点のタイ
ムコードデータPinとしてメモリに記憶する。
【0472】〔第1実施例の記録側設定処理ルーチンと
の差〕
の差〕
【0473】本実施例においては、図14に示したフロ
ーチャートのステップS406において、仮のイン点の
タイムコードデータpinをメモリから読み出すのでは
なく、真のイン点のタイムコードデータPinをメモリ
から読み出す。また、本実施例においては、図14に示
したフローチャートのステップS407及びS408に
おける処理は必要がない。
ーチャートのステップS406において、仮のイン点の
タイムコードデータpinをメモリから読み出すのでは
なく、真のイン点のタイムコードデータPinをメモリ
から読み出す。また、本実施例においては、図14に示
したフローチャートのステップS407及びS408に
おける処理は必要がない。
【0474】W.第2実施例の再生処理ルーチンによる
動作説明(図26及び図27参照)
動作説明(図26及び図27参照)
【0475】〔再生処理ルーチン〕図26及び図27
は、図10に示した再生処理ルーチンの他の例による制
御動作を説明するためのフローチャートである。
は、図10に示した再生処理ルーチンの他の例による制
御動作を説明するためのフローチャートである。
【0476】ステップS1507では、図25に示した
サブサンプル制御手段404の制御の元に、内部メモリ
制御手段113が、RAM93から、サブサンプルフラ
グデータSUBを読み出す。RAM93から読み出され
たサブサンプルフラグデータSUBは、サブサンプル制
御手段404に供給される。そして、図27に示すフロ
ーチャートのステップS1508に移行する。
サブサンプル制御手段404の制御の元に、内部メモリ
制御手段113が、RAM93から、サブサンプルフラ
グデータSUBを読み出す。RAM93から読み出され
たサブサンプルフラグデータSUBは、サブサンプル制
御手段404に供給される。そして、図27に示すフロ
ーチャートのステップS1508に移行する。
【0477】ステップS1508では、図25に示した
サブサンプル制御手段404が、RAM93から読み出
された編集状態フラグデータEDTが、“1”か否かを
判断し、「YES」であればステップS1509に移行
し、「NO」であればステップS1511に移行する。
サブサンプル制御手段404が、RAM93から読み出
された編集状態フラグデータEDTが、“1”か否かを
判断し、「YES」であればステップS1509に移行
し、「NO」であればステップS1511に移行する。
【0478】ステップS1509では、図25に示した
サブサンプル制御手段404が、RAM93から読み出
されたサブサンプルフラグデータSUBが、“1”か否
かを判断し、「YES」であればステップS1510に
移行し、「NO」であればステップS1512に移行す
る。
サブサンプル制御手段404が、RAM93から読み出
されたサブサンプルフラグデータSUBが、“1”か否
かを判断し、「YES」であればステップS1510に
移行し、「NO」であればステップS1512に移行す
る。
【0479】ステップS1510では、図25に示した
サブサンプル制御手段404が、図23に示した統合回
路804に、画像データに対して統合処理を施さないで
そのまま出力するよう制御するための、統合制御信号M
conを供給する。そしてステップS1513に移行す
る。ここで、このステップS1510において生成され
る統合制御信号Mconは、図24B1に示した下位ビ
ットがハイレベル“1”、図24B2に示した中位ビッ
トがローレベル“0”、図24B3に示した上位ビット
がハイレベル“1”となるパターンと、図24B1に示
した下位ビットがローレベル“0”、図24B2及び図
24B3に夫々示した中位及び上位ビットが夫々ハイレ
ベル“1”のパターンとに対応する。
サブサンプル制御手段404が、図23に示した統合回
路804に、画像データに対して統合処理を施さないで
そのまま出力するよう制御するための、統合制御信号M
conを供給する。そしてステップS1513に移行す
る。ここで、このステップS1510において生成され
る統合制御信号Mconは、図24B1に示した下位ビ
ットがハイレベル“1”、図24B2に示した中位ビッ
トがローレベル“0”、図24B3に示した上位ビット
がハイレベル“1”となるパターンと、図24B1に示
した下位ビットがローレベル“0”、図24B2及び図
24B3に夫々示した中位及び上位ビットが夫々ハイレ
ベル“1”のパターンとに対応する。
【0480】ステップS1511では、図25に示した
サブサンプル制御手段404が、図23に示した統合回
路804に、画像データに対して統合処理を施して出力
するよう制御するための、統合制御信号Mconを供給
する。そしてステップS1513に移行する。ここで、
このステップS1511において生成される統合制御信
号Mconは、図24B1及び図24B2に夫々示した
下位及び中位ビットが夫々ハイレベル“1”、図24B
3に示した上位ビットがローレベル“0”のパターンに
対応する。
サブサンプル制御手段404が、図23に示した統合回
路804に、画像データに対して統合処理を施して出力
するよう制御するための、統合制御信号Mconを供給
する。そしてステップS1513に移行する。ここで、
このステップS1511において生成される統合制御信
号Mconは、図24B1及び図24B2に夫々示した
下位及び中位ビットが夫々ハイレベル“1”、図24B
3に示した上位ビットがローレベル“0”のパターンに
対応する。
【0481】ステップS1512では、図25に示した
サブサンプル制御手段404が、図23に示した統合回
路804に、画像データに対して補間処理を施して出力
するよう制御するための、統合制御信号Mconを供給
する。そしてステップS1513に移行する。ここで、
このステップS1511において生成される統合制御信
号Mconは、図24B1に示した下位ビットがハイレ
ベル“1”、図24B2及び図24B3に夫々示した中
位及び上位ビットが夫々ローレベル“0”となるパター
ンと、図24B1に示した下位ビットがローレベル
“0”、図24B2に示した中位ビットがハイレベル
“1”、図24B3に示した上位ビットがローレベル
“0”となるパターンとに対応する。
サブサンプル制御手段404が、図23に示した統合回
路804に、画像データに対して補間処理を施して出力
するよう制御するための、統合制御信号Mconを供給
する。そしてステップS1513に移行する。ここで、
このステップS1511において生成される統合制御信
号Mconは、図24B1に示した下位ビットがハイレ
ベル“1”、図24B2及び図24B3に夫々示した中
位及び上位ビットが夫々ローレベル“0”となるパター
ンと、図24B1に示した下位ビットがローレベル
“0”、図24B2に示した中位ビットがハイレベル
“1”、図24B3に示した上位ビットがローレベル
“0”となるパターンとに対応する。
【0482】〔第2実施例における効果〕以上説明した
ように、本例においては、記録側VTRの磁気テープ上
において記録終了点であるアウト点のタイムコードRo
utが、GOPの最後尾でない場合には、再生側VTR
の磁気テープ上において指定されたアウト点のタイムコ
ードPoutをずらして、インサート画像全てについ
て、符号化のための処理を行えるようにすると共に、実
際に磁気テープ上に記録する際には、インサート期間の
先頭のGOPに対応する2つのトラックの内、後ろのト
ラックに、上記インサート画像の先頭のサブサンプル処
理しないIピクチャとしての画像データを記録し、イン
サート期間の最後尾のGOPに対応する2つのトラック
の内、後ろのトラックに、上記インサート画像の最後尾
のサブサンプルbのB及びIピクチャの画像データを記
録し、これ以外のインサート期間のGOPに対応する全
てのトラックには、夫々、対応するインサート画像デー
タのサブサンプルaのB及びIピクチャ、並びにサブサ
ンプルbのBピクチャ及びIピクチャを記録するように
した。
ように、本例においては、記録側VTRの磁気テープ上
において記録終了点であるアウト点のタイムコードRo
utが、GOPの最後尾でない場合には、再生側VTR
の磁気テープ上において指定されたアウト点のタイムコ
ードPoutをずらして、インサート画像全てについ
て、符号化のための処理を行えるようにすると共に、実
際に磁気テープ上に記録する際には、インサート期間の
先頭のGOPに対応する2つのトラックの内、後ろのト
ラックに、上記インサート画像の先頭のサブサンプル処
理しないIピクチャとしての画像データを記録し、イン
サート期間の最後尾のGOPに対応する2つのトラック
の内、後ろのトラックに、上記インサート画像の最後尾
のサブサンプルbのB及びIピクチャの画像データを記
録し、これ以外のインサート期間のGOPに対応する全
てのトラックには、夫々、対応するインサート画像デー
タのサブサンプルaのB及びIピクチャ、並びにサブサ
ンプルbのBピクチャ及びIピクチャを記録するように
した。
【0483】従って、再生時においては、インサート期
間の先頭のGOPに対応する2つのトラックの内、前の
トラックには、記録側VTRの磁気テープ上に元々記録
されていたサブサンプルaのB及びIピクチャが残って
いるので、このトラックに記録されているサブサンプル
aのBピクチャの復元に際して、当該トラックのIピク
チャと、1つ前のトラックの元々記録されていたIピク
チャとを用いることができ、また、後ろのトラックに
は、インサート画像としてのサブサンプル処理されてい
ないIピクチャの画像データが記録されているので、こ
のIピクチャの画像データのみで画像データの復元がで
きる。インサート期間の最後尾のGOPに対応する2つ
のトラックの内、前のトラックには、記録側VTRの磁
気テープ上に元々記録されていたサブサンプルaのB及
びIピクチャが残っているので、このトラックに記録さ
れているサブサンプルaのBピクチャの復元に際して、
当該トラックのIピクチャと、1つ前のトラックの元々
記録されていたIピクチャとを用いることができ、ま
た、後ろのトラックには、インサート画像としてのサブ
サンプルbのBピクチャ及びIピクチャが記録されてい
るので、このトラックに記録されているサブサンプルb
のBピクチャの復元に際して、当該トラックのIピクチ
ャと、次のトラックのIピクチャとを用いることができ
る。
間の先頭のGOPに対応する2つのトラックの内、前の
トラックには、記録側VTRの磁気テープ上に元々記録
されていたサブサンプルaのB及びIピクチャが残って
いるので、このトラックに記録されているサブサンプル
aのBピクチャの復元に際して、当該トラックのIピク
チャと、1つ前のトラックの元々記録されていたIピク
チャとを用いることができ、また、後ろのトラックに
は、インサート画像としてのサブサンプル処理されてい
ないIピクチャの画像データが記録されているので、こ
のIピクチャの画像データのみで画像データの復元がで
きる。インサート期間の最後尾のGOPに対応する2つ
のトラックの内、前のトラックには、記録側VTRの磁
気テープ上に元々記録されていたサブサンプルaのB及
びIピクチャが残っているので、このトラックに記録さ
れているサブサンプルaのBピクチャの復元に際して、
当該トラックのIピクチャと、1つ前のトラックの元々
記録されていたIピクチャとを用いることができ、ま
た、後ろのトラックには、インサート画像としてのサブ
サンプルbのBピクチャ及びIピクチャが記録されてい
るので、このトラックに記録されているサブサンプルb
のBピクチャの復元に際して、当該トラックのIピクチ
ャと、次のトラックのIピクチャとを用いることができ
る。
【0484】よって、元々磁気テープ上に記録されてい
た画像データの復元に際し、インサート画像が用いられ
ることがなく、また、インサート画像の復元に際し、元
々磁気テープ上に記録されていた画像データが用いられ
ることがないので、誤った復元処理が施されることによ
る、著しい画質劣化を全くなくすことができるという絶
大な効果に加え、インサート期間の先頭の画像データ
を、サブサンプルしないでIピクチャの画像データとし
て処理して記録するようにしているので、インサート期
間の先頭の画像の画質をより向上させることができると
いった効果がある。
た画像データの復元に際し、インサート画像が用いられ
ることがなく、また、インサート画像の復元に際し、元
々磁気テープ上に記録されていた画像データが用いられ
ることがないので、誤った復元処理が施されることによ
る、著しい画質劣化を全くなくすことができるという絶
大な効果に加え、インサート期間の先頭の画像データ
を、サブサンプルしないでIピクチャの画像データとし
て処理して記録するようにしているので、インサート期
間の先頭の画像の画質をより向上させることができると
いった効果がある。
【0485】[適用可能な機器]上記第1及び第2実施
例においては、VTRを用い、磁気テープを記録媒体と
した場合について説明したが、これに限らず、ハードデ
ィスクドライブ、光ディスクドライブ、シリコンディス
クドライブを用いても同様の効果を得ることができ、図
4に示した記録側VTRの代わりとなる。この場合、図
4に示したテープトランスポート部14及びサーボ回路
24が、ハードディスクドライブであれば、ハードディ
スク、ハードディスクの駆動部分及び磁気ヘッドとな
り、上記光ディスクドライブであれば、光ディスク、光
ディスクの駆動部分及び光学ピックアップとなり、シリ
コンディスクであれば、半導体メモリ及びこの半導体メ
モリのコントローラとなる。
例においては、VTRを用い、磁気テープを記録媒体と
した場合について説明したが、これに限らず、ハードデ
ィスクドライブ、光ディスクドライブ、シリコンディス
クドライブを用いても同様の効果を得ることができ、図
4に示した記録側VTRの代わりとなる。この場合、図
4に示したテープトランスポート部14及びサーボ回路
24が、ハードディスクドライブであれば、ハードディ
スク、ハードディスクの駆動部分及び磁気ヘッドとな
り、上記光ディスクドライブであれば、光ディスク、光
ディスクの駆動部分及び光学ピックアップとなり、シリ
コンディスクであれば、半導体メモリ及びこの半導体メ
モリのコントローラとなる。
【0486】[サブサンプルの変形例]サブサンプルの
処理方法としては、マクロブロック内の画素データを、
フィールド毎に分割する方法、上下で分割する方法、左
右で分割する方法、縦方向の順序で分割する方法、マト
リクス状に分割する方法が採用可能である。
処理方法としては、マクロブロック内の画素データを、
フィールド毎に分割する方法、上下で分割する方法、左
右で分割する方法、縦方向の順序で分割する方法、マト
リクス状に分割する方法が採用可能である。
【0487】[1つのフレームを構成するトラックの変
形例]第1実施例及び第2実施例においては、1つのフ
レームを構成するトラックを“1”本としたが、“n”
本の場合の処理においては、上記処理における1本のト
ラックを、“2”本と読み変えることで、容易に理解で
きよう。例えばn=2の場合においては、インサート期
間の先頭のGOPを構成する4本のトラックの内、3番
目及び4番目のトラックを、サブサンプルbの、B及び
Iピクチャとしてのインサート画像データ若しくはサブ
サンプルしないIピクチャとしてインサート画像データ
で構成すれば良い。
形例]第1実施例及び第2実施例においては、1つのフ
レームを構成するトラックを“1”本としたが、“n”
本の場合の処理においては、上記処理における1本のト
ラックを、“2”本と読み変えることで、容易に理解で
きよう。例えばn=2の場合においては、インサート期
間の先頭のGOPを構成する4本のトラックの内、3番
目及び4番目のトラックを、サブサンプルbの、B及び
Iピクチャとしてのインサート画像データ若しくはサブ
サンプルしないIピクチャとしてインサート画像データ
で構成すれば良い。
【0488】また、この場合、真の再生側のイン点のタ
イムコードデータPinを得るために、仮のイン点のタ
イムコードデータpinから減算する、基本タイムコー
ドデータは、指定された記録開始点であるイン点Rin
が、上記4本のトラックの内の2番目のトラックの場
合、“00h、00m、00s、01f”となり、上記
4本のトラックの内の3番目のトラックの場合、“00
h、00m、00s、02f”となり、 上記4本のト
ラックの内の4番目のトラックの場合、“00h、00
m、00s、03f”となる。
イムコードデータPinを得るために、仮のイン点のタ
イムコードデータpinから減算する、基本タイムコー
ドデータは、指定された記録開始点であるイン点Rin
が、上記4本のトラックの内の2番目のトラックの場
合、“00h、00m、00s、01f”となり、上記
4本のトラックの内の3番目のトラックの場合、“00
h、00m、00s、02f”となり、 上記4本のト
ラックの内の4番目のトラックの場合、“00h、00
m、00s、03f”となる。
【0489】一方、真の再生側のアウト点のタイムコー
ドデータPoutを得るために、仮のアウト点のタイム
コードデータpoutに加算される、基本タイムコード
データは、計算によって求められた記録終了点であるア
ウト点Routが、上記4本のトラックの内の1番目の
トラックの場合、“00h、00m、00s、03f”
となり、上記4本のトラックの内の2番目のトラックの
場合、“00h、00m、00s、02f”となり、
上記4本のトラックの内の3番目のトラックの場合、
“00h、00m、00s、01f”となる。
ドデータPoutを得るために、仮のアウト点のタイム
コードデータpoutに加算される、基本タイムコード
データは、計算によって求められた記録終了点であるア
ウト点Routが、上記4本のトラックの内の1番目の
トラックの場合、“00h、00m、00s、03f”
となり、上記4本のトラックの内の2番目のトラックの
場合、“00h、00m、00s、02f”となり、
上記4本のトラックの内の3番目のトラックの場合、
“00h、00m、00s、01f”となる。
【0490】[1つのGOPを構成するフレームの数の
変形例]第1及び第2実施例においては、1つのGOP
を2フレームで構成し、1つのフレームを2トラックで
構成する場合について説明したが、1つのGOPは何フ
レームで構成しても良い。例えば1つのGOPが4フレ
ームの場合においては、GOPは、4トラック分で構成
されることになる。この場合においても、基本タイムコ
ードデータは、上述と同様となる。
変形例]第1及び第2実施例においては、1つのGOP
を2フレームで構成し、1つのフレームを2トラックで
構成する場合について説明したが、1つのGOPは何フ
レームで構成しても良い。例えば1つのGOPが4フレ
ームの場合においては、GOPは、4トラック分で構成
されることになる。この場合においても、基本タイムコ
ードデータは、上述と同様となる。
【0491】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、記録媒体の、
第1のグループの分割符号化画像情報及び第2のグルー
プの分割符号化画像情報の記録されている領域に、符号
化画像情報を重ねて記録する編集記録時において、判断
ステップにより、上記記録媒体に記録されている符号化
画像情報の記録単位の途中のフレームに、記録される符
号化画像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレ
ームが一致するか否かを判断し、上記判断ステップにお
いて、上記記録媒体に記録されている符号化画像情報の
上記記録単位の途中のフレームに、記録される符号化画
像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレームが
一致することが検出されたときに、第3の記録ステップ
により、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する
記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領
域に対し、上記記録される符号化画像情報の内の一方の
グループの分割符号化画像情報を記録するようにしたの
で、このように記録された記録媒体の再生時において、
上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録領域
の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域から再
生された符号化画像情報については、当該符号化画像情
報若しくは上記記録媒体に記録されている符号化画像情
報が用いられて元の画像情報が復元され、上記記録媒体
の上記途中のフレームに対応する記録領域の内、上記第
1及び第2の領域の内の他方の領域から再生された符号
化画像情報については、当該符号化画像情報若しくは上
記記録される符号化画像情報が用いられて元の画像情報
が復元され、これによって、誤った復元処理を防止し、
上記編集記録によって新たに記録された画像及び元々記
録されていた画像の再生画像の質を大幅に向上させるこ
とができるという効果がある。
第1のグループの分割符号化画像情報及び第2のグルー
プの分割符号化画像情報の記録されている領域に、符号
化画像情報を重ねて記録する編集記録時において、判断
ステップにより、上記記録媒体に記録されている符号化
画像情報の記録単位の途中のフレームに、記録される符
号化画像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレ
ームが一致するか否かを判断し、上記判断ステップにお
いて、上記記録媒体に記録されている符号化画像情報の
上記記録単位の途中のフレームに、記録される符号化画
像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレームが
一致することが検出されたときに、第3の記録ステップ
により、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する
記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領
域に対し、上記記録される符号化画像情報の内の一方の
グループの分割符号化画像情報を記録するようにしたの
で、このように記録された記録媒体の再生時において、
上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録領域
の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域から再
生された符号化画像情報については、当該符号化画像情
報若しくは上記記録媒体に記録されている符号化画像情
報が用いられて元の画像情報が復元され、上記記録媒体
の上記途中のフレームに対応する記録領域の内、上記第
1及び第2の領域の内の他方の領域から再生された符号
化画像情報については、当該符号化画像情報若しくは上
記記録される符号化画像情報が用いられて元の画像情報
が復元され、これによって、誤った復元処理を防止し、
上記編集記録によって新たに記録された画像及び元々記
録されていた画像の再生画像の質を大幅に向上させるこ
とができるという効果がある。
【0492】そして、更に、上記第3記録ステップにお
いて、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情
報を記録するようにしたので、このように記録された記
録媒体の再生時において、上記記録媒体の上記途中のフ
レームに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領
域の内の一方の領域から再生された符号化画像情報につ
いては、当該符号化画像情報若しくは上記記録媒体に記
録されている符号化画像情報が用いられて元の画像情報
が復元され、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応
する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他方
の領域から再生された符号化画像情報若しくは非分割符
号化画像情報については、当該符号化画像情報若しくは
上記記録される符号化画像情報が用いられて元の画像情
報が復元され、これによって、上記効果に加え、更に、
上記編集記録によって新たに記録された画像の再生画像
の質を更に向上させることがでるという効果がある。
いて、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情
報を記録するようにしたので、このように記録された記
録媒体の再生時において、上記記録媒体の上記途中のフ
レームに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領
域の内の一方の領域から再生された符号化画像情報につ
いては、当該符号化画像情報若しくは上記記録媒体に記
録されている符号化画像情報が用いられて元の画像情報
が復元され、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応
する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他方
の領域から再生された符号化画像情報若しくは非分割符
号化画像情報については、当該符号化画像情報若しくは
上記記録される符号化画像情報が用いられて元の画像情
報が復元され、これによって、上記効果に加え、更に、
上記編集記録によって新たに記録された画像の再生画像
の質を更に向上させることがでるという効果がある。
【0493】また上述せる本発明によれば、制御手段に
より、通常記録時においては、分割手段からの、第1及
び第2のグループの分割符号化画像情報が、記録媒体の
互いに異なる位置に配置された第1及び第2の領域に記
録されるよう記録手段が制御され、上記記録媒体の上記
符号化画像情報が記録されている領域に上記符号化画像
情報を重ねて記録する編集記録時においては、上記記録
媒体に記録されている符号化画像情報の上記記録単位の
途中のフレームに、記録される符号化画像情報の記録開
始フレーム若しくは記録終了フレームが一致するとき
に、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域の
みが、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報で書き換えられるよう記録手
段が制御されるので、このように記録された記録媒体の
再生時において、上記記録媒体の上記途中のフレームに
対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の
一方の領域から再生された符号化画像情報については、
当該符号化画像情報若しくは上記記録媒体に記録されて
いる符号化画像情報が用いられて元の画像情報が復元さ
れ、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他方の領域か
ら再生された符号化画像情報については、当該符号化画
像情報若しくは上記記録される符号化画像情報が用いら
れて元の画像情報が復元され、これによって、誤った復
元処理を防止し、上記編集記録によって新たに記録され
た画像及び元々記録されていた画像の再生画像の質を大
幅に向上させることができるという効果がある。
より、通常記録時においては、分割手段からの、第1及
び第2のグループの分割符号化画像情報が、記録媒体の
互いに異なる位置に配置された第1及び第2の領域に記
録されるよう記録手段が制御され、上記記録媒体の上記
符号化画像情報が記録されている領域に上記符号化画像
情報を重ねて記録する編集記録時においては、上記記録
媒体に記録されている符号化画像情報の上記記録単位の
途中のフレームに、記録される符号化画像情報の記録開
始フレーム若しくは記録終了フレームが一致するとき
に、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域の
みが、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報で書き換えられるよう記録手
段が制御されるので、このように記録された記録媒体の
再生時において、上記記録媒体の上記途中のフレームに
対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の
一方の領域から再生された符号化画像情報については、
当該符号化画像情報若しくは上記記録媒体に記録されて
いる符号化画像情報が用いられて元の画像情報が復元さ
れ、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他方の領域か
ら再生された符号化画像情報については、当該符号化画
像情報若しくは上記記録される符号化画像情報が用いら
れて元の画像情報が復元され、これによって、誤った復
元処理を防止し、上記編集記録によって新たに記録され
た画像及び元々記録されていた画像の再生画像の質を大
幅に向上させることができるという効果がある。
【0494】そして、更に、上記制御手段により、上記
記録される符号化画像情報の内の一方のグループの分割
符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情報が記録さ
れるので、このように記録された記録媒体の再生時にお
いて、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記
録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域
から再生された分割符号化画像情報については、当該分
割符号化画像情報若しくは上記記録媒体に記録されてい
る分割符号化画像情報が用いられて元の画像情報が復元
され、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記
録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他方の領域
から再生された分割符号化画像情報若しくは非分割符号
化画像情報については、当該符号化画像情報若しくは上
記記録される分割符号化画像情報が用いられて元の画像
情報が復元され、これによって、上記効果に加え、更
に、上記編集記録によって新たに記録された画像の再生
画像の質を更に向上させることがでるという効果があ
る。
記録される符号化画像情報の内の一方のグループの分割
符号化画像情報若しくは非分割符号化画像情報が記録さ
れるので、このように記録された記録媒体の再生時にお
いて、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記
録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域
から再生された分割符号化画像情報については、当該分
割符号化画像情報若しくは上記記録媒体に記録されてい
る分割符号化画像情報が用いられて元の画像情報が復元
され、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記
録領域の内、上記第1及び第2の領域の内の他方の領域
から再生された分割符号化画像情報若しくは非分割符号
化画像情報については、当該符号化画像情報若しくは上
記記録される分割符号化画像情報が用いられて元の画像
情報が復元され、これによって、上記効果に加え、更
に、上記編集記録によって新たに記録された画像の再生
画像の質を更に向上させることがでるという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例の概要説明に供するインサー
ト編集の概要を説明するための説明図である。 〔図1A〕 再生側において指定されたインサート期間
を示すための説明図である。 〔図1B〕 フレーム番号を示す説明図である。 〔図1C〕 記録前のサブサンプルaの画像データを示
す説明図である。 〔図1D〕 記録前のサブサンプルbの画像データを示
す説明図である。 〔図1E〕 インサートのための信号処理期間を疑似的
に信号として示した説明図である。 〔図1F〕 インサート画像を示す説明図である。 〔図1G〕 記録後のサブサンプルaの画像データを示
す説明図である。 〔図1H〕 記録後のサブサンプルbの画像データを示
す説明図である。 〔図1I〕 再生画像を示す説明図である。 〔図1J〕 記録トラック信号を示すタイミング図であ
る。 〔図1K〕 記録後の傾斜トラックのパターンを示す説
明図である。 〔図1L〕 記録後のタイムコードの記録パターンを示
す説明図である。
ト編集の概要を説明するための説明図である。 〔図1A〕 再生側において指定されたインサート期間
を示すための説明図である。 〔図1B〕 フレーム番号を示す説明図である。 〔図1C〕 記録前のサブサンプルaの画像データを示
す説明図である。 〔図1D〕 記録前のサブサンプルbの画像データを示
す説明図である。 〔図1E〕 インサートのための信号処理期間を疑似的
に信号として示した説明図である。 〔図1F〕 インサート画像を示す説明図である。 〔図1G〕 記録後のサブサンプルaの画像データを示
す説明図である。 〔図1H〕 記録後のサブサンプルbの画像データを示
す説明図である。 〔図1I〕 再生画像を示す説明図である。 〔図1J〕 記録トラック信号を示すタイミング図であ
る。 〔図1K〕 記録後の傾斜トラックのパターンを示す説
明図である。 〔図1L〕 記録後のタイムコードの記録パターンを示
す説明図である。
【図2】図1に示したインサート編集時の記録時のサブ
サンプリングと符号化処理を説明するための説明図であ
る。 〔図2A〕 記録時の画像データに対する処理を説明す
るための概念図である。 〔図2B〕 サブサンプル前のマクロブロック内の画素
データを示す概念図である。 〔図2C〕 サブサンプル後の奇数番目の画素データか
らなる画像データと、サブサンプル後の偶数番目の画素
データからなる画像データを示す概念図である。 〔図2D〕 サブサンプルaの記録データフォーマット
を示すデータ構成図である。 〔図2E〕 サブサンプルbの記録データフォーマット
を示すデータ構成図である。
サンプリングと符号化処理を説明するための説明図であ
る。 〔図2A〕 記録時の画像データに対する処理を説明す
るための概念図である。 〔図2B〕 サブサンプル前のマクロブロック内の画素
データを示す概念図である。 〔図2C〕 サブサンプル後の奇数番目の画素データか
らなる画像データと、サブサンプル後の偶数番目の画素
データからなる画像データを示す概念図である。 〔図2D〕 サブサンプルaの記録データフォーマット
を示すデータ構成図である。 〔図2E〕 サブサンプルbの記録データフォーマット
を示すデータ構成図である。
【図3】図1に示したインサート編集後の再生時の補間
と復号化処理を説明するための説明図である。 〔図3A〕 再生時の画像データに対する処理を説明す
るための概念図である。 〔図3B〕 サブサンプルaの再生データのデータ構成
図である。 〔図3C〕 サブサンプルbの再生データのデータ構成
図である。 〔図3D〕 再生されたサブサンプルaの画像データ及
びサブサンプルbの画像データと、これらに対する3つ
の処理パターンを説明するための概念図である。 〔図3E〕 3つの処理パターンの内何れかの処理パタ
ーンによって再構成されたマクロブロックデータを示す
概念図である。
と復号化処理を説明するための説明図である。 〔図3A〕 再生時の画像データに対する処理を説明す
るための概念図である。 〔図3B〕 サブサンプルaの再生データのデータ構成
図である。 〔図3C〕 サブサンプルbの再生データのデータ構成
図である。 〔図3D〕 再生されたサブサンプルaの画像データ及
びサブサンプルbの画像データと、これらに対する3つ
の処理パターンを説明するための概念図である。 〔図3E〕 3つの処理パターンの内何れかの処理パタ
ーンによって再構成されたマクロブロックデータを示す
概念図である。
【図4】本発明の一実施例の編集システムの一例を示す
構成図である。
構成図である。
【図5】図4に示した映像エンコードの内部構成例を示
す構成図である。
す構成図である。
【図6】図5に示した分割回路の内部構成例及びその動
作を説明するための説明図である。 〔図6A〕 分割回路の構成例を示す構成図である。 〔図6B〕 分割制御信号Dconを示すタイミング図
である。 〔図6C〕 奇数番目の画素データを読み出すためのリ
ードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図6D〕 偶数番目の画素データを読み出すためのリ
ードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図6E〕 出力される画素データ列を示す概念図であ
る。
作を説明するための説明図である。 〔図6A〕 分割回路の構成例を示す構成図である。 〔図6B〕 分割制御信号Dconを示すタイミング図
である。 〔図6C〕 奇数番目の画素データを読み出すためのリ
ードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図6D〕 偶数番目の画素データを読み出すためのリ
ードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図6E〕 出力される画素データ列を示す概念図であ
る。
【図7】図4に示した映像デコーダの内部構成例を示す
構成図である。
構成図である。
【図8】図7に示した統合回路の内部構成例を示す構成
図である。 〔図8A〕 統合回路の構成例を示す構成図である。 〔図8B1〕 統合制御信号Mconの下位ビットを示
すタイミング図である。 〔図8B2〕 統合制御信号Mconの上位ビットを示
すタイミング図である。 〔図8C〕 奇数番目の画素データを読み出すためのリ
ードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図8D〕 偶数番目の画素データを読み出すためのリ
ードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図8E〕 出力される画素データ列を示す概念図であ
る。
図である。 〔図8A〕 統合回路の構成例を示す構成図である。 〔図8B1〕 統合制御信号Mconの下位ビットを示
すタイミング図である。 〔図8B2〕 統合制御信号Mconの上位ビットを示
すタイミング図である。 〔図8C〕 奇数番目の画素データを読み出すためのリ
ードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図8D〕 偶数番目の画素データを読み出すためのリ
ードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図8E〕 出力される画素データ列を示す概念図であ
る。
【図9】図4に示したシステムコントローラの内部構成
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図10】図9に示したシステムコントローラを制御動
作の主体とした処理動作を説明するためのメインルーチ
ンを示すフローチャートである。
作の主体とした処理動作を説明するためのメインルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図11】図10に示した記録状態検出処理ルーチンに
よる制御動作を説明するためのフローチャートである。
よる制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】図10に示した再生側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】図10に示した再生側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】図10に示した記録側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】図10に示した記録側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】図10に示した記録側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】図10に示したインサート編集ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図18】図10に示した再生処理ルーチンによる制御
動作を説明するためのフローチャートである。
動作を説明するためのフローチャートである。
【図19】本発明による第2実施例の概要説明に供する
インサート編集の概要を説明するための説明図である。 〔図19A〕 再生側において指定されたインサート期
間を示すための説明図である。 〔図19B〕 フレーム番号を示す説明図である。 〔図19C〕 記録前のサブサンプルaの画像データを
示す説明図である。 〔図19D〕 記録前のサブサンプルbの画像データを
示す説明図である。 〔図19E〕 インサートのための信号処理期間を疑似
的に信号として示した説明図である。 〔図19F〕 インサート画像を示す説明図である。 〔図19G〕 記録後のサブサンプルaの画像データを
示す説明図である。 〔図19H〕 記録後のサブサンプルbの画像データを
示す説明図である。 〔図19I〕 再生画像を示す説明図である。 〔図19J〕 記録トラック信号を示すタイミング図で
ある。 〔図19K〕 記録後の傾斜トラックのパターンを示す
説明図である。 〔図19L〕 記録後のタイムコードの記録パターンを
示す説明図である。
インサート編集の概要を説明するための説明図である。 〔図19A〕 再生側において指定されたインサート期
間を示すための説明図である。 〔図19B〕 フレーム番号を示す説明図である。 〔図19C〕 記録前のサブサンプルaの画像データを
示す説明図である。 〔図19D〕 記録前のサブサンプルbの画像データを
示す説明図である。 〔図19E〕 インサートのための信号処理期間を疑似
的に信号として示した説明図である。 〔図19F〕 インサート画像を示す説明図である。 〔図19G〕 記録後のサブサンプルaの画像データを
示す説明図である。 〔図19H〕 記録後のサブサンプルbの画像データを
示す説明図である。 〔図19I〕 再生画像を示す説明図である。 〔図19J〕 記録トラック信号を示すタイミング図で
ある。 〔図19K〕 記録後の傾斜トラックのパターンを示す
説明図である。 〔図19L〕 記録後のタイムコードの記録パターンを
示す説明図である。
【図20】図19に示したインサート編集時の記録時の
サブサンプリングと符号化処理、並びにインサート編集
後の再生時の補間と復号化処理を説明するための説明図
である。 〔図20A〕 記録時の画像データに対する処理を説明
するための概念図である。 〔図20B〕 サブサンプルaの記録データフォーマッ
トを示すデータ構成図である。 〔図20C〕 サブサンプルbの記録データフォーマッ
トを示すデータ構成図である。 〔図20D〕 再生時の画像データに対する処理を説明
するための概念図である。 〔図20E〕 サブサンプルaの再生データのデータ構
成図である。 〔図20F〕 サブサンプルbの再生データのデータ構
成図である。
サブサンプリングと符号化処理、並びにインサート編集
後の再生時の補間と復号化処理を説明するための説明図
である。 〔図20A〕 記録時の画像データに対する処理を説明
するための概念図である。 〔図20B〕 サブサンプルaの記録データフォーマッ
トを示すデータ構成図である。 〔図20C〕 サブサンプルbの記録データフォーマッ
トを示すデータ構成図である。 〔図20D〕 再生時の画像データに対する処理を説明
するための概念図である。 〔図20E〕 サブサンプルaの再生データのデータ構
成図である。 〔図20F〕 サブサンプルbの再生データのデータ構
成図である。
【図21】図4に示した映像エンコーダの他の例(第2
実施例)を示す構成図である。
実施例)を示す構成図である。
【図22】図21に示した分割回路の内部構成例(第2
実施例)及びその動作を説明するための説明図である。 〔図22A〕 分割回路の構成例を示す構成図である。 〔図22B1〕 分割制御信号Dconの下位ビットを
示すタイミング図である。 〔図22B1〕 分割制御信号Dconの上位ビットを
示すタイミング図である。 〔図22C〕 奇数番目の画素データを読み出すための
リードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図22D〕 偶数番目の画素データを読み出すための
リードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図22E〕 出力される画素データ列を示す概念図で
ある。
実施例)及びその動作を説明するための説明図である。 〔図22A〕 分割回路の構成例を示す構成図である。 〔図22B1〕 分割制御信号Dconの下位ビットを
示すタイミング図である。 〔図22B1〕 分割制御信号Dconの上位ビットを
示すタイミング図である。 〔図22C〕 奇数番目の画素データを読み出すための
リードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図22D〕 偶数番目の画素データを読み出すための
リードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図22E〕 出力される画素データ列を示す概念図で
ある。
【図23】図4に示した映像デコーダの他の例(第2実
施例)を示す構成図である。
施例)を示す構成図である。
【図24】図23に示した統合回路の内部構成例(第2
実施例)及びその動作を説明するための説明図である。 〔図24A〕 統合回路の構成例を示す構成図である。 〔図24B1〕 統合制御信号Mconの下位ビットを
示すタイミング図である。 〔図24B2〕 統合制御信号Mconの中位ビットを
示すタイミング図である。 〔図24B3〕 統合制御信号Mconの上位ビットを
示すタイミング図である。 〔図24C〕 奇数番目の画素データを読み出すための
リードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図24D〕 偶数番目の画素データを読み出すための
リードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図24E〕 出力される画素データ列を示す概念図で
ある。
実施例)及びその動作を説明するための説明図である。 〔図24A〕 統合回路の構成例を示す構成図である。 〔図24B1〕 統合制御信号Mconの下位ビットを
示すタイミング図である。 〔図24B2〕 統合制御信号Mconの中位ビットを
示すタイミング図である。 〔図24B3〕 統合制御信号Mconの上位ビットを
示すタイミング図である。 〔図24C〕 奇数番目の画素データを読み出すための
リードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図24D〕 偶数番目の画素データを読み出すための
リードイネーブル信号WEを示すタイミング図である。 〔図24E〕 出力される画素データ列を示す概念図で
ある。
【図25】図4に示したシステムコントローラの他の例
(第2実施例)を示す構成図である。
(第2実施例)を示す構成図である。
【図26】図10に示した再生処理ルーチンの他の例
(第2実施例)による制御動作を説明するためのフロー
チャートである。
(第2実施例)による制御動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図27】図10に示した再生処理ルーチンの他の例
(第2実施例)による制御動作を説明するためのフロー
チャートである。
(第2実施例)による制御動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図28】従来の編集システムの一例を示す構成図であ
る。
る。
【図29】図28に示した映像エンコーダの内部構成例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図30】図28に示した映像デコーダの内部構成例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図31】図28に示したシステムコントローラの内部
構成例を示す構成図である。
構成例を示す構成図である。
【図32】図28に示したシステムコントローラを制御
動作の主体とした処理動作を説明するためのメインルー
チンのフローチャートである。
動作の主体とした処理動作を説明するためのメインルー
チンのフローチャートである。
【図33】図32に示した再生側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図34】図32に示した再生側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図35】図32に示した記録側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図36】図32に示した記録側設定処理ルーチンによ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図37】図32に示したインサート編集処理ルーチン
による制御動作を説明するためのフローチャートであ
る。
による制御動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図38】図32に示した再生処理ルーチンによる制御
動作を説明するためのフローチャートである。
動作を説明するためのフローチャートである。
【図39】従来の編集システムにおける不都合を説明す
るための説明図である。 〔図39A〕 再生側において指定されたインサート期
間を示すための説明図である。 〔図39B〕 フレーム番号を示す説明図である。 〔図39C〕 記録前の画像データを示す説明図であ
る。 〔図39E〕 インサートのための信号処理期間を疑似
的に信号として示した説明図である。 〔図39F〕 インサート画像を示す説明図である。 〔図39G〕 記録後の画像データを示す説明図であ
る。 〔図39I〕 再生画像を示す説明図である。 〔図39J〕 記録トラック信号を示すタイミング図で
ある。 〔図39K〕 記録後の傾斜トラックのパターンを示す
説明図である。 〔図39L〕 記録後のタイムコードの記録パターンを
示す説明図である。
るための説明図である。 〔図39A〕 再生側において指定されたインサート期
間を示すための説明図である。 〔図39B〕 フレーム番号を示す説明図である。 〔図39C〕 記録前の画像データを示す説明図であ
る。 〔図39E〕 インサートのための信号処理期間を疑似
的に信号として示した説明図である。 〔図39F〕 インサート画像を示す説明図である。 〔図39G〕 記録後の画像データを示す説明図であ
る。 〔図39I〕 再生画像を示す説明図である。 〔図39J〕 記録トラック信号を示すタイミング図で
ある。 〔図39K〕 記録後の傾斜トラックのパターンを示す
説明図である。 〔図39L〕 記録後のタイムコードの記録パターンを
示す説明図である。
1 再生側VTR 2、14 テープトランスポート部 3、17 磁気テープ 4、15 記録再生ヘッド(回転磁気ヘッド) 5、16 記録再生ヘッド(固定ヘッド) 6、24 サーボ回路 7、22 再生系信号処理回路 8、400 システムコントローラ 9、25 操作パネル 10 記録側VTR 11 記録系信号処理回路 13 切換回路 37 基準信号発生器 200v 映像エンコーダ 300v 映像デコーダ 51 動き検出回路 52、54、76、79 フレームメモリ 56、57、80、81 動き補償回路 58、82 加算回路(実質的には加算処理であるが、
内部に1/2乗算器を有する) 59 加算回路(実質的には減算処理) 83 加算回路(実質的には加算処理) 60、84 スイッチ 61 インター/イントラ判定回路 64 DCT回路 201 分割回路 202 量子化回路 205 可変長符号化回路 209 出力符号化回路 201b、201e メモリ 201f メモリコントローラ 301 入力復号化回路 303 可変長復号化回路 74 逆量子化回路 75 IDCT回路 304 統合回路 306、307、308 補間回路 304b 偶数メモリ 304e 奇数メモリ 304f メモリコントローラ 90 CPU 91 バス 92 ROM 93 RAM 94 クロック発生回路 97 入出力ポート 105 テープトランスポート部制御手段 106 サーボ制御手段 107 LCD制御手段 108 外部VTR制御手段 109 タイミング制御手段 110 タイムコード発生手段 111 キー入力判別手段 112 外部メモリ制御手段 113 内部メモリ制御手段 114 復号情報生成手段 115 復号情報抽出手段 116 GOP判別手段 117 インター/イントラ判別手段 118 タイムコード読み取り手段 119 タイムコード比較手段 401 量子化制御手段 402 サブサンプル制御手段 403 タイムコード変更手段 601 分割回路 705 可変長符号化回路 601b、601e メモリ 601f メモリコントローラ 804 統合回路 804b 偶数メモリ 804e 奇数メモリ 804f コントローラ 804g 補間回路 804h スイッチ
内部に1/2乗算器を有する) 59 加算回路(実質的には減算処理) 83 加算回路(実質的には加算処理) 60、84 スイッチ 61 インター/イントラ判定回路 64 DCT回路 201 分割回路 202 量子化回路 205 可変長符号化回路 209 出力符号化回路 201b、201e メモリ 201f メモリコントローラ 301 入力復号化回路 303 可変長復号化回路 74 逆量子化回路 75 IDCT回路 304 統合回路 306、307、308 補間回路 304b 偶数メモリ 304e 奇数メモリ 304f メモリコントローラ 90 CPU 91 バス 92 ROM 93 RAM 94 クロック発生回路 97 入出力ポート 105 テープトランスポート部制御手段 106 サーボ制御手段 107 LCD制御手段 108 外部VTR制御手段 109 タイミング制御手段 110 タイムコード発生手段 111 キー入力判別手段 112 外部メモリ制御手段 113 内部メモリ制御手段 114 復号情報生成手段 115 復号情報抽出手段 116 GOP判別手段 117 インター/イントラ判別手段 118 タイムコード読み取り手段 119 タイムコード比較手段 401 量子化制御手段 402 サブサンプル制御手段 403 タイムコード変更手段 601 分割回路 705 可変長符号化回路 601b、601e メモリ 601f メモリコントローラ 804 統合回路 804b 偶数メモリ 804e 奇数メモリ 804f コントローラ 804g 補間回路 804h スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】〔接続及び構成〕この図28に示す編集シ
ステムは、再生側VTR1と、記録側VTR10と、再
生側VTR1及び記録側VTR10に夫々基準信号RE
Fを供給する基準信号発生器37、再生側VTR1及び
記録側VTR10で再生された映像信号を、選択的にテ
レビジョンモニタ39に供給すると共に、再生側VTR
1及び記録側VTR10で再生された音声信号を、選択
的に増幅器40に供給する切換機38、切換機38から
の映像信号を管面上に画像として映出するテレビジョン
モニタ39、切換機38からの音声信号を増幅する増幅
器40、この増幅器40からの音声信号を音声として出
力するスピーカ41とで構成される。
ステムは、再生側VTR1と、記録側VTR10と、再
生側VTR1及び記録側VTR10に夫々基準信号RE
Fを供給する基準信号発生器37、再生側VTR1及び
記録側VTR10で再生された映像信号を、選択的にテ
レビジョンモニタ39に供給すると共に、再生側VTR
1及び記録側VTR10で再生された音声信号を、選択
的に増幅器40に供給する切換機38、切換機38から
の映像信号を管面上に画像として映出するテレビジョン
モニタ39、切換機38からの音声信号を増幅する増幅
器40、この増幅器40からの音声信号を音声として出
力するスピーカ41とで構成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】上記再生側VTR1は、図示しない回転ド
ラムに登載されている記録再生ヘッド4、LTC(Lo
ngitudinal Time Code)を記録す
るための固定ヘッド5、図示しない回転ドラムや磁気テ
ープ3を走行させるための駆動系、テープローディング
機構等で構成されるテープトランスポート部2、上記テ
ープトランスポート部2の駆動系に対し、サーボをかけ
るサーボ回路6、再生された映像及び音声データPAV
や、再生タイムコードPLTCに対し再生処理を施す再
生系信号処理回路7、上記サーボ回路6や再生系信号処
理回路7を制御するシステムコントローラ8、並びに上
記システムコントローラ8に対し、再生、記録、巻き戻
し、早送り等の各種コマンドを図示しないキーの押圧に
よって入力するための操作パネル9で構成される。ここ
で、図においては、記録再生ヘッドを1つしか示してい
ないが、以下の説明の前提として、回転ドラムに180
度の角間隔で2つの記録再生ヘッドが登載されているも
のとする。
ラムに登載されている記録再生ヘッド4、LTC(Lo
ngitudinal Time Code)を記録す
るための固定ヘッド5、図示しない回転ドラムや磁気テ
ープ3を走行させるための駆動系、テープローディング
機構等で構成されるテープトランスポート部2、上記テ
ープトランスポート部2の駆動系に対し、サーボをかけ
るサーボ回路6、再生された映像及び音声データPAV
や、再生タイムコードPLTCに対し再生処理を施す再
生系信号処理回路7、上記サーボ回路6や再生系信号処
理回路7を制御するシステムコントローラ8、並びに上
記システムコントローラ8に対し、再生、記録、巻き戻
し、早送り等の各種コマンドを図示しないキーの押圧に
よって入力するための操作パネル9で構成される。ここ
で、図においては、記録再生ヘッドを1つしか示してい
ないが、以下の説明の前提として、回転ドラムに180
度の角間隔で2つの記録再生ヘッドが登載されているも
のとする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、上記記録側VTR10は、上記再生
側VTR1から供給される映像データPV及び音声デー
タPAに対し、プリエンファシス等の各種記録処理を行
う記録系信号処理回路11、この記録系信号処理回路1
1からの記録処理済みの映像データRVに対し、圧縮符
号化処理を施す映像エンコーダ12v、上記記録系信号
処理回路11からの記録処理済みの音声データRAに対
し、圧縮符号化処理を施す音声エンコーダ12a、記録
時と再生時とで、データの経路を可変する切換回路1
3、図示しない回転ドラムに登載されている記録再生ヘ
ッド15、LTCを記録するための固定ヘッド16、図
示しない回転ドラムや磁気テープ17を走行させるため
の駆動系、テープローディング機構等で構成されるテー
プトランスポート部14、上記テープトランスポート部
14の駆動系に対し、サーボをかけるサーボ回路24、
再生された映像データpvに対し復号化処理を施して元
の映像データを得る映像デコーダ20v、再生された音
声データpaに対し復号化処理を施して元の音声データ
を得る音声デコーダ21a、これら映像及び音声デコー
ダ20v及び21aからの映像及び音声データPV及び
PAに対し、夫々デ・エンファシス等の再生処理を施す
と共に、タイムコードLTCに対し再生処理を施す再生
系信号処理回路22、上記サーボ回路24や再生系信号
処理回路22を制御するシステムコントローラ23、並
びに上記システムコントローラ23に対し、再生、記
録、巻き戻し、早送り等の各種コマンドを図示しないキ
ーの押圧によって入力するための操作パネル25で構成
される。
側VTR1から供給される映像データPV及び音声デー
タPAに対し、プリエンファシス等の各種記録処理を行
う記録系信号処理回路11、この記録系信号処理回路1
1からの記録処理済みの映像データRVに対し、圧縮符
号化処理を施す映像エンコーダ12v、上記記録系信号
処理回路11からの記録処理済みの音声データRAに対
し、圧縮符号化処理を施す音声エンコーダ12a、記録
時と再生時とで、データの経路を可変する切換回路1
3、図示しない回転ドラムに登載されている記録再生ヘ
ッド15、LTCを記録するための固定ヘッド16、図
示しない回転ドラムや磁気テープ17を走行させるため
の駆動系、テープローディング機構等で構成されるテー
プトランスポート部14、上記テープトランスポート部
14の駆動系に対し、サーボをかけるサーボ回路24、
再生された映像データpvに対し復号化処理を施して元
の映像データを得る映像デコーダ20v、再生された音
声データpaに対し復号化処理を施して元の音声データ
を得る音声デコーダ21a、これら映像及び音声デコー
ダ20v及び21aからの映像及び音声データPV及び
PAに対し、夫々デ・エンファシス等の再生処理を施す
と共に、タイムコードLTCに対し再生処理を施す再生
系信号処理回路22、上記サーボ回路24や再生系信号
処理回路22を制御するシステムコントローラ23、並
びに上記システムコントローラ23に対し、再生、記
録、巻き戻し、早送り等の各種コマンドを図示しないキ
ーの押圧によって入力するための操作パネル25で構成
される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】以上の方法によって、3つのタイムコード
が入力されると、記録側VTR10のシステムコントロ
ーラ23は、再生系VTR1から最後に供給されたタイ
ムコードPLTCにより、現在の磁気テープ3の位置を
認識しているので、その認識に基いて、再生側VTR1
のシステムコントローラ8に、正若しくは逆方向高速再
生を示す制御信号CONを供給する。この制御信号CO
Nが供給されると、再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8は、テープトランスポート部2及びサーボ回路6
を制御し、正若しくは逆方向高速再生を行う。この間、
記録側VTR10のシステムコントローラ23は、再生
側VTR1から供給されるタイムコードPLTCを監視
する。そして、再生側VTR1から供給されるタイムコ
ードPLTCの示す値が、インサート画像の先頭を示す
値から数秒前の値となったことを認識すると、システム
コントローラ23は、再生側VTR1のシステムコント
ローラ8に、停止を示す制御信号CONを供給し、再生
側VTR1の動作を停止させる。ここで、「数秒前」と
は、一時停止させるべき位置よりも手前の位置を意味す
る。
が入力されると、記録側VTR10のシステムコントロ
ーラ23は、再生系VTR1から最後に供給されたタイ
ムコードPLTCにより、現在の磁気テープ3の位置を
認識しているので、その認識に基いて、再生側VTR1
のシステムコントローラ8に、正若しくは逆方向高速再
生を示す制御信号CONを供給する。この制御信号CO
Nが供給されると、再生側VTR1のシステムコントロ
ーラ8は、テープトランスポート部2及びサーボ回路6
を制御し、正若しくは逆方向高速再生を行う。この間、
記録側VTR10のシステムコントローラ23は、再生
側VTR1から供給されるタイムコードPLTCを監視
する。そして、再生側VTR1から供給されるタイムコ
ードPLTCの示す値が、インサート画像の先頭を示す
値から数秒前の値となったことを認識すると、システム
コントローラ23は、再生側VTR1のシステムコント
ローラ8に、停止を示す制御信号CONを供給し、再生
側VTR1の動作を停止させる。ここで、「数秒前」と
は、一時停止させるべき位置よりも手前の位置を意味す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】続いて、記録側VTR10のシステムコン
トローラ23は、再生側VTR1のシステムコントロー
ラ8に、再生開始を示す制御信号CONを供給すると共
に、自己のテープトランスポート部14及びサーボ回路
24を制御し、これらに再生動作を開始させる。システ
ムコントローラ23は、基準信号発生器37から供給さ
れる基準信号REFを基準にして、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8及び自己のサーボ回路24を制御
することにより、再生側VTR1及び記録側VTR10
の調相をとる。
トローラ23は、再生側VTR1のシステムコントロー
ラ8に、再生開始を示す制御信号CONを供給すると共
に、自己のテープトランスポート部14及びサーボ回路
24を制御し、これらに再生動作を開始させる。システ
ムコントローラ23は、基準信号発生器37から供給さ
れる基準信号REFを基準にして、再生側VTR1のシ
ステムコントローラ8及び自己のサーボ回路24を制御
することにより、再生側VTR1及び記録側VTR10
の調相をとる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】ここで、以上の説明をまとめる。符号化す
べき対象となるのは、フレームメモリ52に記憶されて
いる、現フレームのフレーム画像データであり、処理単
位は、マクロブロック単位である。動き検出回路51に
おいて動き検出を行うのは、符号化すべき現フレームの
マクロブロックMB(f)の内容に最も近い後及び前フ
レームのマクロブロックデータMB(f+1)及びMB
(f−1)を探すためである。この探索が完了した結
果、即ち、最も現フレームのマクロブロックデータMB
(f)の内容に近い、後及び前フレームのマクロブロッ
クデータMB(f+1)及びMB(f−1)を検出した
結果が、動きベクトルデータMVである。この動きベク
トルデータMVを用いて、上記、最も現フレームのマク
ロブロックデータMB(f)の内容に近い後及び前フレ
ームのマクロブロックデータMB(f+1)及びMB
(f−1)を抽出することにより、共通する内容は伝送
しないようにするのである。
べき対象となるのは、フレームメモリ52に記憶されて
いる、現フレームのフレーム画像データであり、処理単
位は、マクロブロック単位である。動き検出回路51に
おいて動き検出を行うのは、符号化すべき現フレームの
マクロブロックMB(f)の内容に最も近い後及び前フ
レームのマクロブロックデータMB(f+1)及びMB
(f−1)を探すためである。この探索が完了した結
果、即ち、最も現フレームのマクロブロックデータMB
(f)の内容に近い、後及び前フレームのマクロブロッ
クデータMB(f+1)及びMB(f−1)を検出した
結果が、動きベクトルデータMVである。この動きベク
トルデータMVを用いて、上記、最も現フレームのマク
ロブロックデータMB(f)の内容に近い後及び前フレ
ームのマクロブロックデータMB(f+1)及びMB
(f−1)を抽出することにより、共通する内容は伝送
しないようにするのである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】もう1つの比較は、再生側VTR1と記録
側VTR10とを同時に再生させたときに、その再生開
始時点の各タイムコードの差分が、常に、決められた差
分となるようにプリロール期間において調相動作を行わ
せるために、目標とする差分と、現実の差分とが等しい
か否かを検出するための比較である。ここでいう目標と
する差分とは、例えば、再生側VTR1にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3の任意の
第1の位置から任意の第2位置までの記録映像データを
再生し、再生した映像データを、記録側VTR10にセ
ットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
17の任意の記録位置から記録する場合においては、上
記再生側VTR1にセットされているビデオ・テープ・
カセットの磁気テープ3上の任意の第1の位置に記録さ
れているタイムコードと、上記記録側VTR10にセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ1
7上の任意の記録位置に記録されているタイムコードと
の差である。この差と、現実の差が一定になるよう調相
をかけておけば、意図した磁気テープ17上の位置か
ら、意図した磁気テープ3上の記録信号を記録し始める
ことができる。
側VTR10とを同時に再生させたときに、その再生開
始時点の各タイムコードの差分が、常に、決められた差
分となるようにプリロール期間において調相動作を行わ
せるために、目標とする差分と、現実の差分とが等しい
か否かを検出するための比較である。ここでいう目標と
する差分とは、例えば、再生側VTR1にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3の任意の
第1の位置から任意の第2位置までの記録映像データを
再生し、再生した映像データを、記録側VTR10にセ
ットされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ
17の任意の記録位置から記録する場合においては、上
記再生側VTR1にセットされているビデオ・テープ・
カセットの磁気テープ3上の任意の第1の位置に記録さ
れているタイムコードと、上記記録側VTR10にセッ
トされているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ1
7上の任意の記録位置に記録されているタイムコードと
の差である。この差と、現実の差が一定になるよう調相
をかけておけば、意図した磁気テープ17上の位置か
ら、意図した磁気テープ3上の記録信号を記録し始める
ことができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0138
【補正方法】変更
【補正内容】
【0138】ステップS252では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に再
生動作を開始させる。テープトランスポート部14の再
生動作が開始されると、テープトランスポート部14か
ら、システムコントローラ23に対し、タイムコードデ
ータLTCが供給される。図31に示したタイムコード
読み取り手段118は、テープトランスポート部14か
ら供給されるタイムコードデータLTCを読み取り、読
み取ったタイムコードデータLTCを、RAM93に供
給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコード読
み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み出し
/書き込み制御信号を供給する。これによって、上記タ
イムコードデータLTCは、RAM93に記憶される。
そしてステップS253に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に再
生動作を開始させる。テープトランスポート部14の再
生動作が開始されると、テープトランスポート部14か
ら、システムコントローラ23に対し、タイムコードデ
ータLTCが供給される。図31に示したタイムコード
読み取り手段118は、テープトランスポート部14か
ら供給されるタイムコードデータLTCを読み取り、読
み取ったタイムコードデータLTCを、RAM93に供
給する。内部メモリ制御手段112は、タイムコード読
み取り手段118の制御の元に、RAM93に読み出し
/書き込み制御信号を供給する。これによって、上記タ
イムコードデータLTCは、RAM93に記憶される。
そしてステップS253に移行する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0143
【補正方法】変更
【補正内容】
【0143】ステップS257では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、記録を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に記
録動作を開始させる。テープトランスポート部14の記
録動作が開始されると、図29に示した映像エンコーダ
12vの出力符号化回路68において、出力用として構
成された、映像データ、音声データ及び上記復号情報
が、図28に示した切換回路13を介して記録再生ヘッ
ド15に供給され、この記録再生ヘッド15によって、
傾斜トラックを形成するように、磁気テープ17上のイ
ン点Rinの位置から記録される。そしてステップS2
58に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、記録を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に記
録動作を開始させる。テープトランスポート部14の記
録動作が開始されると、図29に示した映像エンコーダ
12vの出力符号化回路68において、出力用として構
成された、映像データ、音声データ及び上記復号情報
が、図28に示した切換回路13を介して記録再生ヘッ
ド15に供給され、この記録再生ヘッド15によって、
傾斜トラックを形成するように、磁気テープ17上のイ
ン点Rinの位置から記録される。そしてステップS2
58に移行する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0150
【補正方法】変更
【補正内容】
【0150】ステップS101では、図31に示したテ
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に再
生動作を開始させる。テープトランスポート部14の再
生動作が開始されると、テープトランスポート部14か
ら再生された再生データが、図30に示した入力復号化
回路71に供給される。入力復号化回路71において
は、映像データ、音声データ及び復号情報DDaに対し
てチャンネルデコーディングによる復調処理及びエラー
訂正処理が施され、これらの処理が施された後、映像デ
ータは可変長符号化回路73へ、音声データは図28に
示した音声デコーダ21aへ、復号情報DDaはシステ
ムコントローラ23に供給される。図31に示した復号
情報抽出手段115は、上記復号情報DDaを得、この
復号情報DDaをRAM93に供給する。内部メモリ制
御手段113は、上記復号情報抽出手段115の制御の
元に、RAM93に対し、読み出し/書き込み制御信号
を供給する。これにより、上記復号情報抽出手段115
によって抽出された復号情報DDaは、RAM93に記
憶される。そしてステップS102に移行する。
ープトランスポート部制御手段105が、再生を示す制
御信号を、サーボ回路24を通じて、テープトランスポ
ート部14に供給し、テープトランスポート部14に再
生動作を開始させる。テープトランスポート部14の再
生動作が開始されると、テープトランスポート部14か
ら再生された再生データが、図30に示した入力復号化
回路71に供給される。入力復号化回路71において
は、映像データ、音声データ及び復号情報DDaに対し
てチャンネルデコーディングによる復調処理及びエラー
訂正処理が施され、これらの処理が施された後、映像デ
ータは可変長符号化回路73へ、音声データは図28に
示した音声デコーダ21aへ、復号情報DDaはシステ
ムコントローラ23に供給される。図31に示した復号
情報抽出手段115は、上記復号情報DDaを得、この
復号情報DDaをRAM93に供給する。内部メモリ制
御手段113は、上記復号情報抽出手段115の制御の
元に、RAM93に対し、読み出し/書き込み制御信号
を供給する。これにより、上記復号情報抽出手段115
によって抽出された復号情報DDaは、RAM93に記
憶される。そしてステップS102に移行する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0297
【補正方法】変更
【補正内容】
【0297】奇数メモリ304b及び偶数メモリ304
eに対する、サブサンプルaの画像データDa及びサブ
サンプルbの画像データDaの記憶が終了すると、統合
処理が開始される。図8B1及び図8B2に示すよう
に、統合制御信号Mconの上位及び下位ビットが何れ
もハイレベル“1”になると、メモリコントローラ30
4fは、この間においては、奇数メモリ304bに対
し、図8Cに示すリードイネーブル信号RE並びにアド
レス信号ADを夫々供給すると共に、偶数メモリ304
eに対し、図8Dに示すリードイネーブル信号RE及び
アドレス信号ADを夫々供給する。
eに対する、サブサンプルaの画像データDa及びサブ
サンプルbの画像データDaの記憶が終了すると、統合
処理が開始される。図8B1及び図8B2に示すよう
に、統合制御信号Mconの上位及び下位ビットが何れ
もハイレベル“1”になると、メモリコントローラ30
4fは、この間においては、奇数メモリ304bに対
し、図8Cに示すリードイネーブル信号RE並びにアド
レス信号ADを夫々供給すると共に、偶数メモリ304
eに対し、図8Dに示すリードイネーブル信号RE及び
アドレス信号ADを夫々供給する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0298
【補正方法】変更
【補正内容】
【0298】これらのリードイネーブル信号REは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号REの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、奇数
メモリ304bに記憶されているサブサンプルaの画像
データの画素データと、偶数メモリ304eに記憶され
ているサブサンプルbの画像データの画素データとが交
互に読み出され、結果的に統合されて出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号REの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、奇数
メモリ304bに記憶されているサブサンプルaの画像
データの画素データと、偶数メモリ304eに記憶され
ているサブサンプルbの画像データの画素データとが交
互に読み出され、結果的に統合されて出力される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0299
【補正方法】変更
【補正内容】
【0299】次に、図8B1及び図8B2に示すよう
に、統合制御信号Mconの上位及び下位ビットが何れ
もローレベル“0”になると、メモリコントローラ30
4fは、この間においては、奇数メモリ304bに対
し、図8Cに示すリードイネーブル信号RE並びにアド
レス信号ADを夫々供給する。この間、図8Dに示すよ
うに、偶数メモリ304eに与えられるリードイネーブ
ル信号REは、インアクティブである、ローレベル
“0”である。
に、統合制御信号Mconの上位及び下位ビットが何れ
もローレベル“0”になると、メモリコントローラ30
4fは、この間においては、奇数メモリ304bに対
し、図8Cに示すリードイネーブル信号RE並びにアド
レス信号ADを夫々供給する。この間、図8Dに示すよ
うに、偶数メモリ304eに与えられるリードイネーブ
ル信号REは、インアクティブである、ローレベル
“0”である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0300
【補正方法】変更
【補正内容】
【0300】これらのリードイネーブル信号REは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号REの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、奇数
メモリ304bに記憶されているサブサンプルaの画像
データの画素データのみが読み出され、結果的に統合さ
れないまま出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号REの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、奇数
メモリ304bに記憶されているサブサンプルaの画像
データの画素データのみが読み出され、結果的に統合さ
れないまま出力される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0301
【補正方法】変更
【補正内容】
【0301】次に、図8B1及び図8B2に示すよう
に、統合制御信号Mconの上位ビットがローレベル
“0”、下位ビットがハイレベル“1”になると、メモ
リコントローラ304fは、この間においては、偶数メ
モリ304eに対し、図8Dに示すリードイネーブル信
号RE並びにアドレス信号ADを夫々供給する。この
間、図8Cに示すように、奇数メモリ304bに与えら
れるリードイネーブル信号REは、インアクティブであ
る、ローレベル“0”である。
に、統合制御信号Mconの上位ビットがローレベル
“0”、下位ビットがハイレベル“1”になると、メモ
リコントローラ304fは、この間においては、偶数メ
モリ304eに対し、図8Dに示すリードイネーブル信
号RE並びにアドレス信号ADを夫々供給する。この
間、図8Cに示すように、奇数メモリ304bに与えら
れるリードイネーブル信号REは、インアクティブであ
る、ローレベル“0”である。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0302
【補正方法】変更
【補正内容】
【0302】これらのリードイネーブル信号REは、ア
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号REの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、偶数
メモリ304eに記憶されているサブサンプルbの画像
データの画素データのみが読み出され、結果的に統合さ
れないまま出力される。
クティブがハイレベル“1”であり、アドレス信号AD
は、このリードイネーブル信号REの半周期毎に値がイ
ンクリメントする。従って、図8Eに示すように、偶数
メモリ304eに記憶されているサブサンプルbの画像
データの画素データのみが読み出され、結果的に統合さ
れないまま出力される。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0317
【補正方法】変更
【補正内容】
【0317】タイムコード変更手段403は、使用者に
よって、図4に示した操作パネル25を介して入力さ
れ、入力端子104を介して入力データKEYとして供
給されるタイムコード、即ち、再生側VTR1にセット
されているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上
のイン点のタイムコードPin及びアウト点のタイムコ
ードPout、並びに記録側VTR10にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上のイ
ン点のタイムコードRinに基いて、上記イン点及びア
ウト点のタイムコードPin及びPoutを変更する。
よって、図4に示した操作パネル25を介して入力さ
れ、入力端子104を介して入力データKEYとして供
給されるタイムコード、即ち、再生側VTR1にセット
されているビデオ・テープ・カセットの磁気テープ3上
のイン点のタイムコードPin及びアウト点のタイムコ
ードPout、並びに記録側VTR10にセットされて
いるビデオ・テープ・カセットの磁気テープ17上のイ
ン点のタイムコードRinに基いて、上記イン点及びア
ウト点のタイムコードPin及びPoutを変更する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 9463−5D G11B 27/02 C
Claims (24)
- 【請求項1】 複数フレームからなる記録単位毎の画像
情報に対し、少なくとも1フレームの画像情報を、フレ
ーム内符号化し、残りのフレームの画像情報を、フレー
ム間符号化して符号化画像情報を出力する符号化ステッ
プと、 上記符号化画像情報を、同一フレーム内において、第1
及び第2のグループに分割する分割ステップと、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報に対
し、夫々復号情報を付加する復号情報付加ステップと、 上記記録単位内の上記復号情報の付加された第1のグル
ープの分割符号化画像情報を、記録媒体の第1の記録領
域に記録する第1の記録ステップと、 上記記録単位内の上記復号情報の付加された第2のグル
ープの分割符号化画像情報を、記録媒体の第2の記録領
域に記録する第2の記録ステップと、 上記記録媒体の、上記第1のグループの分割符号化画像
情報及び上記第2のグループの分割符号化画像情報の記
録されている領域に、上記符号化画像情報を重ねて記録
する編集記録時において、上記記録媒体に記録されてい
る符号化画像情報の上記記録単位の途中のフレームに、
記録される符号化画像情報の記録開始フレーム若しくは
記録終了フレームが一致するか否かを判断する判断ステ
ップと、 上記判断ステップにおいて、上記記録媒体に記録されて
いる符号化画像情報の上記記録単位の途中のフレーム
に、記録される符号化画像情報の記録開始フレーム若し
くは記録終了フレームが一致することが検出されたとき
に、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域に
対し、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報を記録する第3の記録ステッ
プとを含む画像情報記録方法。 - 【請求項2】 上記復号情報は、 少なくとも上記記録単位の先頭を示す情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報が、
フレーム内符号化された画像情報であるのか、フレーム
間符号化された画像情報であるのかを示す符号化情報
と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報が、
上記編集時に上記第3の記録ステップにより記録された
最初の符号化画像情報であるのかを示す編集情報とから
なる請求項1記載の画像情報記録方法。 - 【請求項3】 複数フレームからなる記録単位毎の画像
情報に対し、少なくとも1フレームの画像情報を、フレ
ーム内符号化し、残りのフレームの画像情報を、フレー
ム間符号化して符号化画像情報を出力する符号化ステッ
プと、 上記符号化画像情報を、同一フレーム内において、第1
及び第2のグループに分割するか否かを判別する分割判
別ステップと、 上記分割判別ステップにおける判別結果に基いて、上記
符号化画像情報を、同一フレーム内において、第1及び
第2のグループに分割する分割ステップと、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報、若
しくは上記分割ステップにより第1及び第2のグループ
の分割符号化画像情報に分割されていない非分割符号化
画像情報に対し、夫々復号情報を付加する復号情報付加
ステップと、 上記記録単位内の上記復号情報の付加された第1のグル
ープの分割符号化画像情報を、記録媒体の第1の記録領
域に記録する第1の記録ステップと、 上記記録単位内の上記復号情報の付加された第2のグル
ープの分割符号化画像情報を、記録媒体の第2の記録領
域に記録する第2の記録ステップと、 上記記録単位内の上記復号情報の付加された非分割符号
化画像情報を、記録媒体の第1若しくは第2の記録領域
に記録する第3の記録ステップと、 上記記録媒体の、上記第1のグループの分割符号化画像
情報及び上記第2のグループの分割符号化画像情報の記
録されている領域に、上記符号化画像情報を重ねて記録
する編集記録時において、上記記録媒体に記録されてい
る符号化画像情報の上記記録単位の途中のフレームに、
記録される符号化画像情報の記録開始フレーム若しくは
記録終了フレームが一致するか否かを判断する判断ステ
ップと、 上記判断ステップにおいて、上記記録媒体に記録されて
いる符号化画像情報の上記記録単位の途中のフレーム
に、記録される符号化画像情報の記録開始フレーム若し
くは記録終了フレームが一致することが検出されたとき
に、上記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録
領域の内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域に
対し、上記記録される符号化画像情報の内の一方のグル
ープの分割符号化画像情報、若しくは、上記非分割符号
化画像情報を記録する第4の記録ステップとを含む画像
情報記録方法。 - 【請求項4】 上記復号情報は、 少なくとも上記記録単位の先頭を示す情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報、並
びに上記非分割符号化画像情報が、フレーム内符号化さ
れた画像情報であるのか、フレーム間符号化された画像
情報であるのかを示す符号化情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報、並
びに上記非分割符号化画像情報が、上記編集時に上記第
3の記録ステップにより記録された最初の符号化画像情
報であるのかを示す編集情報と、 上記記録される符号化画像情報が、分割された符号化画
像情報か否かを示す分割情報とからなる請求項3記載の
画像情報記録方法。 - 【請求項5】 画像情報を、複数フレームからなる記録
単位で符号化して符号化画像情報を生成し、該符号化画
像情報を、記録媒体に記録する、画像情報記録装置であ
って、 上記記録単位毎の画像情報に対し、少なくとも1フレー
ムの画像情報を、フレーム内符号化し、残りのフレーム
の画像情報を、フレーム間符号化して符号化画像情報を
出力する符号化手段と、 同一のフレーム内の上記符号化画像情報が、少なくとも
第1及び第2のグループに分割されるよう上記符号化画
像情報を分割する分割手段と、 上記分割手段の出力を上記記録媒体に記録する記録手段
と、 上記記録手段を制御する制御手段とを有し、 上記制御手段は、 通常記録時においては、上記分割手段からの、第1及び
第2のグループの分割符号化画像情報を、上記記録媒体
の互いに異なる位置に配置された第1及び第2の領域に
記録するよう上記記録手段を制御し、 上記記録媒体の上記符号化画像情報が記録されている領
域に上記符号化画像情報を重ねて記録する編集記録時に
おいては、上記記録媒体に記録されている符号化画像情
報の上記記録単位の途中のフレームに、記録される符号
化画像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレー
ムが一致するときに、上記記録媒体の上記途中のフレー
ムに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の
内の一方の領域のみを、上記記録される符号化画像情報
の内の一方のグループの分割符号化画像情報で書き換え
るよう上記記録手段を制御する画像情報記録装置。 - 【請求項6】 上記制御手段は、 少なくとも、上記編集記録時において、上記記録される
符号化画像情報に対し、復号情報を付加する請求項5記
載の画像情報記録装置。 - 【請求項7】 上記復号情報は、 少なくとも上記記録単位の先頭を示す情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報が、
フレーム内符号化された画像情報であるのか、フレーム
間符号化された画像情報であるのかを示す符号化情報
と、 上記編集記録時に、上記第1及び第2の領域の内の一方
の領域に記録される、上記符号化画像情報の内の一方の
グループの分割符号化画像情報を示す編集情報とからな
る請求項6記載の画像情報記録装置。 - 【請求項8】 画像情報を、複数フレームからなる記録
単位で符号化して符号化画像情報を生成し、該符号化し
た画像情報を、記録媒体に記録する、画像情報記録装置
であって、 上記記録単位毎の画像情報に対し、少なくとも1フレー
ムの画像情報を、フレーム内符号化し、残りのフレーム
の画像情報を、フレーム間符号化して符号化画像情報を
出力する符号化手段と、 同一のフレーム内の上記符号化画像情報が、少なくとも
第1及び第2のグループに分割されるよう上記符号化画
像情報を分割した分割符号化画像情報、若しくは分割し
ない非分割符号化画像情報として出力する分割手段と、 上記分割手段の出力を上記記録媒体に記録する記録手段
と、 上記記録手段を制御する制御手段とを有し、 上記制御手段は、 通常記録時においては、上記分割手段からの、第1及び
第2のグループの分割符号化画像情報を、上記記録媒体
の互いに異なる位置に配置された第1及び第2の領域に
記録するよう上記記録手段を制御し、 上記記録媒体の上記符号化画像情報が記録されている領
域に上記符号化画像情報を重ねて記録する編集記録時に
おいては、上記記録媒体に記録されている符号化画像情
報の上記記録単位の途中のフレームに、記録される符号
化画像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレー
ムが一致するときに、上記記録媒体の上記途中のフレー
ムに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域の
内の一方の領域のみを、上記記録される符号化画像情報
の内の一方のグループの分割符号化画像情報、若しくは
上記非分割符号化画像情報で書き換えるよう上記記録手
段を制御する画像情報記録装置。 - 【請求項9】 上記制御手段は、 少なくとも、上記編集記録時において、上記記録される
符号化画像情報に対し、復号情報を付加する請求項8記
載の画像情報記録装置。 - 【請求項10】 上記復号情報は、 少なくとも上記記録単位の先頭を示す情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報が、
フレーム内符号化された画像情報であるのか、フレーム
間符号化された画像情報であるのかを示す符号化情報
と、 上記編集記録時に、上記第1及び第2の領域の内の一方
の領域に記録される、上記符号化画像情報の内の一方の
グループの分割符号化画像情報を示す編集情報と、 上記記録される符号化画像情報が、分割された符号化画
像情報か否かを示す分割情報とからなる請求項9記載の
画像情報記録装置。 - 【請求項11】 複数フレームからなる記録単位毎の画
像情報の内、少なくとも1フレームの画像情報がフレー
ム内符号化され、残りのフレームの画像情報がフレーム
間符号化されて符号化画像情報とされ、該符号化画像情
報が、同一フレーム内において、第1及び第2のグルー
プに分割され、更に上記記録単位の先頭を示す情報と、
フレーム内符号化により符号化されたのか、フレーム間
符号化により符号化されたのかを示す情報からなる復号
情報が付加され、上記記録単位内の上記復号情報の付加
された第1のグループの分割符号化画像情報が記録媒体
上の第1の記録領域に記録され、上記記録単位内の上記
復号情報の付加された第2のグループの分割符号化画像
情報が上記記録媒体の第2の記録領域に記録されると共
に、上記記録媒体の上記符号化画像情報が記録されてい
る領域に上記符号化画像情報を重ねて記録する編集記録
時において、上記記録媒体に記録されている符号化画像
情報の上記記録単位の途中のフレームに、記録される符
号化画像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレ
ームが一致するときに、上記記録媒体の上記途中のフレ
ームに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域
の内の一方の領域のみが、上記記録される符号化画像情
報の内の一方のグループの分割符号化画像情報で書き換
えられた記録媒体を再生する画像情報再生方法であっ
て、 上記記録媒体に記録されている上記第1及び第2のグル
ープの分割符号化画像情報を再生して第1及び第2のグ
ループの再生符号化画像情報を得る再生ステップと、 上記第1及び第2のグループの再生復号化画像情報を夫
々復号化して第1及び第2の再生画像情報を得る復号化
ステップと、 上記第1及び第2の再生画像情報から1つの画像情報を
構成する画像構成ステップと、 上記復号情報に基いて、上記記録単位の途中のフレーム
に対応する第1若しくは第2の領域が、上記記録される
符号化画像情報の内の一方のグループの分割符号化画像
情報で書き換えられていることを検出する検出ステップ
と、 上記第1若しくは第2の領域の内、一方の領域から再生
された第1若しくは第2のグループの、記録時にフレー
ム内符号化されていた再生画像情報を補間して補間画像
情報を得る補間ステップと、 上記第1若しくは第2の領域の内、一方の領域から再生
された第1若しくは第2のグループの、記録時にフレー
ム間符号化されていた再生画像情報を、上記補間画像情
報及び当該記録単位の隣接記録単位内の、記録時にフレ
ーム内符号化されていた画像情報とに基いて復元し、上
記第1若しくは第2の領域の内、他方の領域から再生さ
れた第2若しくは第1のグループの、記録時にフレーム
内符号化されていた再生画像情報を復元する復元ステッ
プとを含む画像情報再生方法。 - 【請求項12】 複数フレームからなる記録単位毎の画
像情報の内、少なくとも1フレームの画像情報がフレー
ム内符号化され、残りのフレームの画像情報がフレーム
間符号化されて符号化画像情報とされ、該符号化画像情
報若しくは、該符号化画像情報が、同一フレーム内にお
いて、第1及び第2のグループに分割された分割符号化
画像情報に対し、更に上記記録単位の先頭を示す情報
と、フレーム内符号化により符号化されたのか、フレー
ム間符号化により符号化されたのかを示す情報と、分割
されたか否かを示す分割情報とからなる復号情報が付加
され、上記記録単位内の上記復号情報の付加された第1
のグループの分割符号化画像情報若しくは符号化画像情
報が記録媒体上の第1の記録領域に記録され、上記記録
単位内の上記復号情報の付加された第2のグループの分
割符号化画像情報若しくは符号化画像情報が上記記録媒
体の第2の記録領域に記録され、上記記録媒体の上記符
号化画像情報が記録されている領域に上記符号化画像情
報を重ねて記録する編集記録時において、上記記録媒体
に記録されている符号化画像情報の上記記録単位の途中
のフレームに、記録される符号化画像情報の記録開始フ
レーム若しくは記録終了フレームが一致するときに、上
記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録領域の
内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域のみが、
上記記録される符号化画像情報の内の一方のグループの
分割符号化画像情報若しくは符号化画像情報で書き換え
られた記録媒体を再生する画像情報再生方法であって、 上記記録媒体に記録されている上記第1及び第2のグル
ープの分割符号化画像情報若しくは符号化画像情報を再
生して第1及び第2のグループの再生符号化画像情報、
若しくは符号化画像情報を得る再生ステップと、 上記第1及び第2のグループの再生復号化画像情報若し
くは符号化画像情報を夫々復号化して第1及び第2の再
生画像情報若しくは符号化画像情報を得る復号化ステッ
プと、 上記第1及び第2の再生画像情報から1つの画像情報を
構成する画像構成ステップと、 上記復号情報に基いて、上記記録単位の途中のフレーム
に対応する第1若しくは第2の領域が、上記記録される
符号化画像情報の内の一方のグループの分割符号化画像
情報若しくは符号化画像情報で書き換えられていること
を検出する検出ステップと、 上記第1若しくは第2の領域の内、一方の領域から再生
された第1若しくは第2のグループの、記録時にフレー
ム内符号化されていた再生画像情報を補間して補間画像
情報を得る補間ステップと、 上記第1若しくは第2の領域の内、一方の領域から再生
された第1若しくは第2のグループの、記録時にフレー
ム間符号化されていた再生画像情報を、上記補間画像情
報及び当該記録単位の隣接記録単位内の、記録時にフレ
ーム内符号化されていた画像情報とに基いて復元し、上
記第1若しくは第2の領域の内、他方の領域から再生さ
れた第2若しくは第1のグループの、記録時にフレーム
内符号化されていた再生画像情報、若しくは記録時にフ
レーム内符号化されていた再生画像情報を復元する復元
ステップとを含む画像情報再生方法。 - 【請求項13】 複数フレームからなる記録単位毎の画
像情報の内、少なくとも1フレームの画像情報がフレー
ム内符号化され、残りのフレームの画像情報がフレーム
間符号化されて符号化画像情報とされ、該符号化画像情
報が、同一フレーム内において、第1及び第2のグルー
プに分割され、更に上記記録単位の先頭を示す情報と、
フレーム内符号化により符号化されたのか、フレーム間
符号化により符号化されたのかを示す情報からなる復号
情報が付加され、上記記録単位内の上記復号情報の付加
された第1のグループの分割符号化画像情報が記録媒体
上の第1の記録領域に記録され、上記記録単位内の上記
復号情報の付加された第2のグループの分割符号化画像
情報が上記記録媒体の第2の記録領域に記録されると共
に、上記記録媒体の上記符号化画像情報が記録されてい
る領域に上記符号化画像情報を重ねて記録する編集記録
時において、上記記録媒体に記録されている符号化画像
情報の上記記録単位の途中のフレームに、記録される符
号化画像情報の記録開始フレーム若しくは記録終了フレ
ームが一致するときに、上記記録媒体の上記途中のフレ
ームに対応する記録領域の内、上記第1及び第2の領域
の内の一方の領域のみが、上記記録される符号化画像情
報の内の一方のグループの分割符号化画像情報で書き換
えられた記録媒体を再生する画像情報再生装置であっ
て、上記記録媒体に記録されている記録情報を再生する
再生手段と、 上記再生手段からの再生出力を復号化して再生画像情報
を得る復号化手段と、 上記復号化手段からの第1及び第2のグループの再生画
像情報から1つの画像情報を得る統合手段と、 上記復号情報に基いて、上記記録単位の途中のフレーム
に対応する第1若しくは第2の領域が、上記記録される
符号化画像情報の内の一方のグループの分割符号化画像
情報で書き換えられていることを検出する検出手段と、 上記第1若しくは第2の領域の内、一方の領域から再生
された第1若しくは第2のグループの、記録時にフレー
ム内符号化されていた再生画像情報を補間して補間画像
情報を得る補間手段と、 上記第1若しくは第2の領域の内、一方の領域から再生
された第1若しくは第2のグループの、記録時にフレー
ム間符号化されていた再生画像情報を、上記補間画像情
報及び当該記録単位の隣接記録単位内の、記録時にフレ
ーム内符号化されていた画像情報とに基いて復元し、上
記第1若しくは第2の領域の内、他方の領域から再生さ
れた第2若しくは第1のグループの、記録時にフレーム
内符号化されていた再生画像情報を復元する復元手段と
を有する画像情報再生装置。 - 【請求項14】 複数フレームからなる記録単位毎の画
像情報の内、少なくとも1フレームの画像情報がフレー
ム内符号化され、残りのフレームの画像情報がフレーム
間符号化されて符号化画像情報とされ、該符号化画像情
報若しくは、該符号化画像情報が、同一フレーム内にお
いて、第1及び第2のグループに分割された分割符号化
画像情報に対し、更に上記記録単位の先頭を示す情報
と、フレーム内符号化により符号化されたのか、フレー
ム間符号化により符号化されたのかを示す情報と、分割
されたか否かを示す分割情報とからなる復号情報が付加
され、上記記録単位内の上記復号情報の付加された第1
のグループの分割符号化画像情報若しくは符号化画像情
報が記録媒体上の第1の記録領域に記録され、上記記録
単位内の上記復号情報の付加された第2のグループの分
割符号化画像情報若しくは符号化画像情報が上記記録媒
体の第2の記録領域に記録され、上記記録媒体の上記符
号化画像情報が記録されている領域に上記符号化画像情
報を重ねて記録する編集記録時において、上記記録媒体
に記録されている符号化画像情報の上記記録単位の途中
のフレームに、記録される符号化画像情報の記録開始フ
レーム若しくは記録終了フレームが一致するときに、上
記記録媒体の上記途中のフレームに対応する記録領域の
内、上記第1及び第2の領域の内の一方の領域のみが、
上記記録される符号化画像情報の内の一方のグループの
分割符号化画像情報若しくは符号化画像情報で書き換え
られた記録媒体を再生する画像情報再生装置であって、 上記記録媒体に記録されている記録情報を再生する再生
手段と、 上記再生手段からの再生出力を復号化して再生画像情報
を得る復号化手段と、 上記復号化手段からの第1及び第2のグループの再生画
像情報から1つの画像情報を得る統合手段と、 上記復号情報に基いて、上記記録単位の途中のフレーム
に対応する第1若しくは第2の領域が、上記記録される
符号化画像情報の内の一方のグループの分割符号化画像
情報若しくは符号化画像情報で書き換えられていること
を検出する検出手段と、 上記第1若しくは第2の領域の内、一方の領域から再生
された第1若しくは第2のグループの、記録時にフレー
ム内符号化されていた再生画像情報を補間して補間画像
情報を得る補間手段と、 上記第1若しくは第2の領域の内、一方の領域から再生
された第1若しくは第2のグループの、記録時にフレー
ム間符号化されていた再生画像情報を、上記補間画像情
報及び当該記録単位の隣接記録単位内の、記録時にフレ
ーム内符号化されていた画像情報とに基いて復元し、上
記第1若しくは第2の領域の内、他方の領域から再生さ
れた第2若しくは第1のグループの、記録時にフレーム
内符号化されていた再生画像情報若しくは符号化画像情
報を復元する復元手段とを有する画像情報再生装置。 - 【請求項15】 複数フレームからなる記録単位毎の画
像情報の内、少なくとも1フレームの画像情報がフレー
ム内符号化され、残りのフレームの画像情報がフレーム
間符号化されて符号化画像情報とされ、上記記録単位内
の第1のグループの分割符号化画像情報が記録媒体上の
第1の記録領域に記録され、上記記録単位内の第2のグ
ループの分割符号化画像情報が上記記録媒体の第2の記
録領域に記録された記録媒体上の所望の位置から入力画
像情報を記録する画像情報編集方法であって、 上記記録媒体上の所望の位置を指定する記録開始点指定
ステップと、 上記記録開始点指定ステップにおいて指定された位置
が、上記記録媒体に記録されている符号化画像情報の上
記記録単位の途中のフレームか否かを判断する判断ステ
ップと、 入力画像情報の第1及び第2のグループの分割符号化画
像情報に対し、夫々復号情報を付加する復号情報付加ス
テップと、 上記記録媒体上の記録開始点及び記録終了点に対応する
上記記録単位内の上記第1及び第2の領域の内の一方の
領域に対し、上記入力画像情報の先頭の符号化画像情報
の内の一方のグループの分割符号化画像情報を記録し、
上記記録開始点と記録終了点との間の期間においては、
上記記録単位内の第1のグループの分割符号化画像情報
を上記記録媒体上の第1の記録領域に記録し、上記記録
単位内の第2のグループの分割符号化画像情報を上記記
録媒体の第2の記録領域に記録する記録ステップとを含
む画像情報編集方法。 - 【請求項16】 上記復号情報は、 少なくとも上記記録単位の先頭を示す情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報が、
フレーム内符号化された画像情報であるのか、フレーム
間符号化された画像情報であるのかを示す符号化情報
と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報が、
上記編集時に上記第3の記録ステップにより記録された
最初の符号化画像情報であるのかを示す編集情報とから
なる請求項15記載の画像情報編集方法。 - 【請求項17】 複数フレームからなる記録単位毎の画
像情報の内、少なくとも1フレームの画像情報がフレー
ム内符号化され、残りのフレームの画像情報がフレーム
間符号化されて符号化画像情報とされ、上記記録単位内
の第1のグループの分割符号化画像情報若しくは非分割
符号化情報が記録媒体上の第1の記録領域に記録され、
上記記録単位内の第2のグループの分割符号化画像情報
若しくは非分割符号化情報が上記記録媒体の第2の記録
領域に記録された記録媒体上の所望の位置から入力画像
情報を記録する画像情報編集方法であって、 上記記録媒体上の所望の位置を指定する記録開始点指定
ステップと、 上記記録開始点指定ステップにおいて指定された位置
が、上記記録媒体に記録されている符号化画像情報の上
記記録単位の途中のフレームか否かを判断する判断ステ
ップと、 入力画像情報の第1及び第2のグループの分割符号化画
像情報に対し、夫々復号情報を付加する復号情報付加ス
テップと、 上記記録媒体上の記録開始点及び記録終了点に対応する
上記記録単位内の上記第1及び第2の領域の内の一方の
領域に対し、上記入力画像情報の先頭の符号化画像情報
の内の一方のグループの分割符号化画像情報若しくは上
記非分割符号化画像情報を記録し、上記記録開始点と記
録終了点との間の期間においては、上記記録単位内の第
1のグループの分割符号化画像情報を上記記録媒体上の
第1の記録領域に記録し、上記記録単位内の第2のグル
ープの分割符号化画像情報を上記記録媒体の第2の記録
領域に記録する記録ステップとを含む画像情報編集方
法。 - 【請求項18】 上記復号情報は、 少なくとも上記記録単位の先頭を示す情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報、並
びに上記非分割符号化画像情報が、フレーム内符号化さ
れた画像情報であるのか、フレーム間符号化された画像
情報であるのかを示す符号化情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報、並
びに上記非分割符号化画像情報が、上記編集時に上記記
録ステップにより記録された最初の符号化画像情報であ
るのかを示す編集情報と、 上記記録される符号化画像情報が、分割された符号化画
像情報か否かを示す分割情報とからなる請求項17記載
の画像情報編集方法。 - 【請求項19】 複数フレームからなる記録単位毎の画
像情報の内、少なくとも1フレームの画像情報がフレー
ム内符号化され、残りのフレームの画像情報がフレーム
間符号化されて符号化画像情報とされ、上記記録単位内
の第1のグループの分割符号化画像情報が記録媒体上の
第1の記録領域に記録され、上記記録単位内の第2のグ
ループの分割符号化画像情報が上記記録媒体の第2の記
録領域に記録された記録媒体上の所望の位置から入力画
像情報を記録する画像情報編集装置であって、 上記入力画像情報を出力するための出力手段と、 上記出力手段からの出力画像情報を記録媒体上に記録す
る記録手段と、 上記記録手段にセットされている記録媒体上の所望の位
置を指定する記録開始点指定手段と、 上記記録開始点指定手段により指定された位置が、上記
記録媒体に記録されている符号化画像情報の上記記録単
位の途中のフレームか否かを判断する判断手段と、 入力画像情報の第1及び第2のグループの分割符号化画
像情報に対し、夫々復号情報を付加する復号情報付加手
段と、 上記記録媒体上の記録開始点及び記録終了点に対応する
上記記録単位内の上記第1及び第2の領域の内の一方の
領域に対し、上記入力画像情報の先頭の符号化画像情報
の内の一方のグループの分割符号化画像情報を記録し、
上記記録開始点と記録終了点との間の期間においては、
上記記録単位内の第1のグループの分割符号化画像情報
を上記記録媒体上の第1の記録領域に記録し、上記記録
単位内の第2のグループの分割符号化画像情報を上記記
録媒体の第2の記録領域に記録するよう制御する制御手
段とを有する画像情報編集装置。 - 【請求項20】 上記制御手段は、 少なくとも、上記編集記録時において、上記記録される
符号化画像情報に対し、復号情報を付加する請求項19
記載の画像情報編集装置。 - 【請求項21】 上記復号情報は、 少なくとも上記記録単位の先頭を示す情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報が、
フレーム内符号化された画像情報であるのか、フレーム
間符号化された画像情報であるのかを示す符号化情報
と、 上記編集記録時に、上記第1及び第2の領域の内の一方
の領域に記録される、上記符号化画像情報の内の一方の
グループの分割符号化画像情報を示す編集情報とからな
る請求項20記載の画像情報編集装置。 - 【請求項22】 複数フレームからなる記録単位毎の画
像情報の内、少なくとも1フレームの画像情報がフレー
ム内符号化され、残りのフレームの画像情報がフレーム
間符号化されて符号化画像情報とされ、上記記録単位内
の第1のグループの分割符号化画像情報若しくは非分割
符号化画像情報が記録媒体上の第1の記録領域に記録さ
れ、上記記録単位内の第2のグループの分割符号化画像
情報若しくは非分割符号化画像情報が上記記録媒体の第
2の記録領域に記録された記録媒体上の所望の位置から
入力画像情報を記録する画像情報編集装置であって、 上記入力画像情報を出力するための出力手段と、 上記出力手段からの出力画像情報を記録媒体上に記録す
る記録手段と、 上記記録手段にセットされている記録媒体上の所望の位
置を指定する記録開始点指定手段と、 上記記録開始点指定手段により指定された位置が、上記
記録媒体に記録されている符号化画像情報の上記記録単
位の途中のフレームか否かを判断する判断手段と、 入力画像情報の第1及び第2のグループの分割符号化画
像情報並びに非分割符号化画像情報に対し、夫々復号情
報を付加する復号情報付加手段と、 上記記録媒体上の記録開始点及び記録終了点に対応する
上記記録単位内の上記第1及び第2の領域の内の一方の
領域に対し、上記入力画像情報の先頭の符号化画像情報
の内の一方のグループの分割符号化画像情報若しくは非
分割符号化画像情報を記録し、上記記録開始点と記録終
了点との間の期間においては、上記記録単位内の第1の
グループの分割符号化画像情報を上記記録媒体上の第1
の記録領域に記録し、上記記録単位内の第2のグループ
の分割符号化画像情報を上記記録媒体の第2の記録領域
に記録するよう制御する制御手段とを有する画像情報編
集装置。 - 【請求項23】 上記制御手段は、 上記記録時において、記録される符号化画像情報に対
し、復号情報を付加する請求項22記載の画像情報編集
装置。 - 【請求項24】 上記復号情報は、 少なくとも上記記録単位の先頭を示す情報と、 上記第1及び第2のグループの分割符号化画像情報が、
フレーム内符号化された画像情報であるのか、フレーム
間符号化された画像情報であるのかを示す符号化情報
と、 上記編集記録時に、上記第1及び第2の領域の内の一方
の領域に記録される、上記符号化画像情報の内の一方の
グループの分割符号化画像情報を示す編集情報と、 上記記録される符号化画像情報が、分割された符号化画
像情報か否かを示す分割情報とからなる請求項23記載
の画像情報編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113306A JPH0846915A (ja) | 1994-05-24 | 1995-05-11 | 画像情報記録方法及びその装置、画像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びそのシステム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-109747 | 1994-05-24 | ||
JP10974794 | 1994-05-24 | ||
JP7113306A JPH0846915A (ja) | 1994-05-24 | 1995-05-11 | 画像情報記録方法及びその装置、画像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びそのシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0846915A true JPH0846915A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=26449457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7113306A Pending JPH0846915A (ja) | 1994-05-24 | 1995-05-11 | 画像情報記録方法及びその装置、画像情報再生方法及びその装置、並びに編集方法及びそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0846915A (ja) |
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WO1999022374A1 (fr) * | 1997-10-28 | 1999-05-06 | Sony Corporation | Appareil d'enregistrement de donnees, procede d'enregistrement de donnees, appareil d'edition de donnees et procede d'edition de donnees |
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