JPH084687Y2 - 積層型金属―ハロゲン電池の電解液流通路 - Google Patents

積層型金属―ハロゲン電池の電解液流通路

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JPH084687Y2
JPH084687Y2 JP1990038712U JP3871290U JPH084687Y2 JP H084687 Y2 JPH084687 Y2 JP H084687Y2 JP 1990038712 U JP1990038712 U JP 1990038712U JP 3871290 U JP3871290 U JP 3871290U JP H084687 Y2 JPH084687 Y2 JP H084687Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案は積層型金属−ハロゲン電池の電解液流通路
に関するものである。
B.考案の概要 この考案は積層型金属−ハロゲン電池の電解液流通路
において、 正極マニホールドおよび負極マニホールドの断面形状
を半円形に形成するとともに、正極マニホールドおよび
負極マニホールドの半円形の弦側を対向配置させたこと
により、 絶縁枠体のスペースを小さくすることができ、これに
よって絶縁枠体の幅を縮小し、これを使用して形成され
る電池の小型軽量化を図るようにしたものである。
C.従来の技術 近時、電池電力貯蔵システムの開発が促進されてお
り、その一環として金属−ハロゲン電池である亜鉛−臭
素電池等が開発されている。ここで、亜鉛−臭素電池を
例にとってその構成の概略を説明する。実用的な亜鉛−
臭素電池は電池反応室をセパレータで区画して形成した
正極室および負極室を有する単セルを、電極をバイポー
ラ型として積層した電池本体と、電解液貯蔵槽と、これ
らの間に電解液を循環させる配管系とで構成されてい
る。
上記のように構成された電池本体のセパレータ板は第
2図A,Bに示すように、微細多孔質膜よりなるセパレー
タ21の周囲に絶縁枠体22が一体形成されて構成されたも
ので、絶縁枠体22の表裏上下平面部にはそれぞれ電解液
をセパレータ21に均一に流すためのマイクロチャンネル
23,24および絶縁枠体22の上下隅角部には電解液流通路
である正極マニホールドと負極マニホールド25,26が形
成されている。
第2図Cは電池本体の概略構成を示す斜視図で、電池
本体は締付端板27,28間に図示しないボルトを通して、
このボルトを締付けることにより構成されている。締付
端板27の上下隅角部には前記正極マニホールド25および
負極マニホールド26に連通された電解液注入口29,30お
よび排出口31,32が形成される。なお、電池本体はセパ
レータ板の他に、中間電極、パッキンおよびスペーサメ
ッシュ等から構成されている。
D.考案が解決しようとする課題 電池本体内の各正極室および負極室内への正極電解液
および負極電解液の循環は、各電極板およびセパレータ
板の絶縁枠体に形成した正極及び負極マニホールドよ
り、各電極板あるいはセパレータ板のいづれかに形成し
たチャンネル及びマイクロチャンネルを介して行われ
る。
ところで、前記正極及び負極マニホールドは、断面が
円形状であり、正極電解液および負極電解液が交ざり合
わないように、前記絶縁枠体に正極負極側別々に位置を
ずらして形成されている。
したがって、絶縁枠体の縦あるいは横方向の幅が大き
くなり、積層した電池本体の小型軽量化が困難と成って
いた。
この考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、電
極板およびセパレータ板の絶縁枠体に形成される正極及
び負極マニホールドの形状および配置位置を改良するこ
とによって、無駄な空間を除き、前記絶縁枠体の幅を減
少させて、電池本体ないしは電池システム全体の縮小軽
量化を図るようにした積層型金属−ハロゲン電池の電解
液流通路を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 この考案は電極板間にセパレータ板を介在して、正極
室および負極室が形成されて成る単電池を、複数積層し
一体化してなり、 前記電極板が、電極と該電極の表面の周囲に一体に形
成された絶縁枠体とから成り、 前記セパレータ板が、セパレータと該セパレータの表
面の周囲に一体に形成された絶縁枠体とから成り、 前記電極板及びセパレータ板の絶縁枠体に形成された
正極マニホールド及び負極マニホールドを介して、前記
各正極室及び負極室内に、それぞれ正極電解液および負
極電解液を循環して成る積層型金属−ハロゲン電池の電
解液循環路において、 前記正極マニホールドおよび負極マニホールドの断面
形状が半円形であるとともに、正極マニホールドおよび
負極マニホールドの半円の弦側を対向させて形成されて
成ることを特徴とするものである。
F.作用 チャンネルの形状を断面半円形状とし、この半円の弦
の方を対向させて、正極および負極マニホールドを、電
極板およびセパレータ板の絶縁枠体にそれぞれ形成する
ことにより、絶縁枠体への配置スペース、すなわち正極
マニホールドの端から負極マニホールドの端までの距離
が減少でき、絶縁枠体の縦あるいは横方向の幅を減少さ
せる。
G.実施例 以下この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図A,Bは、この考案の実施例におけるセパレータ
板の表面および裏面の形状を示す正面図である。
第1図A,Bにおいて、1は微細多孔質膜から成るセパ
レータである。2は、絶縁枠体で、前記セパレータの外
周に一体に形成されている。3,4は、チャンネルであ
り、3a,4aは、マイクロチャンネルであり、絶縁枠体2
の表裏上下部分に凹溝を形成して構成されている。な
お、図示していないが、マイクロチャンネル3a,4a内に
は、電解液を均一に流すために複数の突起が形成されて
いる。
5,6は、マニホールドである。断面が半円形状の孔か
ら構成され、正極側負極側の電解液入り口側および出口
側それぞれ、半円の弦側を互いに対向させて、絶縁枠体
の上下の隅角部分に形成される。なお、電池を構成する
電極板、パッキン等にもセパレータ板に形成したと同一
の形状のマニホールドが形成される。
前記セパレータ板、電極板およびパッキンなどを積層
して電池を構成すると、前記セパレータ板、電極板等の
マニホールドは電池を貫通した、断面が半円形状の正極
側および負極側の電解液の流通路を構成する。
第1図Cはセパレータ板、中間電極,パッキンおよび
スペーサメッシュ等から構成される単セルを積層して電
池本体としたときの斜視図で、第1図Cにおいて、7,8
は締付端板、9,10は電解液注入口、11,12は電解液排出
口である。
上記のように構成された電池本体は図示しない配管系
を介して電解液貯蔵槽(図示省略)と接続され、電解液
が注入口9,10から供給されて、電池本体内の正極,負極
室に流入されて排出口11,12から電解液貯蔵槽に戻るよ
うに構成されている。このとき、電解液が流れる配管は
前記正極および負極マニホールド5,6と同様に断面が半
円形であり正極側負極側の半円の弦側が対向するように
形成されるので、配管スペースを大幅に減少することが
できる。
これにより、正極マニホールドの端から負極マニホー
ルドの端までの長さが短くなり、絶縁枠体の縦方向の長
さを従来のものより、縮小することが出来る。
H.考案の効果 以上述べたように、この考案によれば、正極および負
極マニホールドの形状を半円形状とし、該正極および負
極マニホールドの半円形状の弦側を相互に対向配置して
マニホールドを形成したので、絶縁枠体のスペースを小
さくすることができ、これによって絶縁枠体の幅を縮小
でき、これを使用して形成される電池の小型軽量化を図
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cはこの考案の一実施例を示すもので、第1
図A,Bはセパレータ板の表裏面を示す正面図、第1図C
は電池本体の斜視図、第2図A,B,Cは従来例を示すもの
で、第2図A,Bはセパレータ板の表裏面を示す正面図、
第2図Cは従来例の電池本体の斜視図である。 1……セパレータ、2……絶縁枠体、3,4……チャンネ
ル、3a,4a……マイクロチャンネル、5,6……正極,負極
マニホールド、9,10……電解液注入口、11,12……電解
液排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極板間にセパレータ板を介在して、正極
    室および負極室が形成されて成る単電池を、複数積層し
    一体化してなり、 前記電極板が、電極と該電極の表面の周囲に一体に形成
    された絶縁枠体とから成り、 前記セパレータ板がセパレータと該セパレータの表面の
    周囲に一体に形成された絶縁枠体とから成り、 前記電極板及びセパレータ板の絶縁枠体に形成された正
    極マニホールド及び負極マニホールドを介して、前記各
    正極室及び負極室内に、それぞれ正極電解液および負極
    電解液を循環して成る積層型金属−ハロゲン電池の電解
    液循環路において、 前記正極マニホールドおよび負極マニホールドの断面形
    状が半円形であるとともに、正極マニホールドおよび負
    極マニホールドの半円の弦側を対向させて形成されて成
    ることを特徴とする積層型金属−ハロゲン電池の電解液
    流通路。
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