JPH0846820A - フレームシンクロナイザ回路 - Google Patents

フレームシンクロナイザ回路

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JPH0846820A
JPH0846820A JP6175524A JP17552494A JPH0846820A JP H0846820 A JPH0846820 A JP H0846820A JP 6175524 A JP6175524 A JP 6175524A JP 17552494 A JP17552494 A JP 17552494A JP H0846820 A JPH0846820 A JP H0846820A
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JP
Japan
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field data
read
write
memory
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Application number
JP6175524A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Takasu
宣行 高須
Motoharu Suda
元治 須田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意のフィールドの情報を欠落させることな
く映像信号の同期変換を行うことができるフレームシン
クロナイザ回路を提供する。 【構成】 判別手段5は、入力されるフィールドデータ
の内容を判別する。制御手段7は、上記判別手段5の判
別結果に応じて記憶手段1,2,3,4へのフィールド
データの読出しを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つ以上の映像信号の
混合、或は、映像信号の切換え等を行う際に用いられる
フレームシンクロナイザ回路に関するものであり、例え
ば、2つの映像信号を混合する場合において、一方の映
像信号の同期を他方の映像信号の同期に変換するフレー
ムシンクロナイザ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、スタジオシステムにおける映像
の素材としては、スタジオカメラの他に、ビデオテープ
レコーダ(以下、VTRと言う。)、フィルム送像装
置、静止画送像装置、他スタジオ及び中継現場・他局か
らの送像等がある。
【0003】ここで、映像信号の同期信号には定められ
た規格、或は、許容差があり、また、放送では番組の切
換え時に映像にショックが出ないようにするために、局
内においては同一の同期信号を使用し、同期信号の周波
数、及び、位相の連続性を保つようにしている。
【0004】このため、上述のような映像素材から得ら
れる映像信号の位相を合わせ、特性を等価した上で、素
材を選択し、切換え・混合・加工してVTR等に出力す
る装置として映像副調整装置、所謂プロダクションスイ
ッチャがある。
【0005】上記プロダクションスイッチャには、同期
信号等の調整機能として、例えば、2つ以上の映像信号
の混合、或は、映像信号の切換えを行うためのフレーム
シンクロナイザ回路が備えられている。
【0006】例えば、他局、または、局外中継の映像信
号を局内の映像信号と混合する場合には、上述のような
ことにより、両信号が同期していることが必要である。
【0007】そこで、上記フレームシンクロナイザ回路
により、1フィールド分の画面メモリに映像信号を書き
込む動作と読出す動作とを独立して行い、映像信号の同
期を変換する。
【0008】具体的に説明すると、上記フレームシンク
ロナイザ回路は、例えば、図*1に示すように、各々が
1フィールド分の画面メモリであるフィールドメモリ1
01,102,103,104を備えている。
【0009】上記フレームシンクロナイザ回路に入力さ
れた映像信号は、図示していない変換処理部でデジタル
変換され、デジタル変換された映像信号は、連続したフ
ィールドデータF1,F2,F3,・・・として上記フ
ィールドメモリ101,102,103,104に出力
される。そして、上記フィールドメモリ101,10
2,103,104には、連続して入力されるフィール
ドデータF1,F2,F3,・・・が順次書き込まれ
る。
【0010】この時の上記フィールドメモリ101,1
02,103,104への書き込み動作は、入力された
映像信号の同期で生成された書き込みアドレスによっ
て、入力されたフィールドデータF1,F2,F3,・
・・を上記フィールドメモリ101,102,103,
104に順次書き込む。
【0011】ここで、上記書き込みアドレスは、フィー
ルド毎に繰り返されるため、各フィールドメモリ10
1,102,103,104に記憶される各内容も更新
される。
【0012】即ち、フィールドメモリ101にはフィー
ルドデータF1、フィールドメモリ102にはフィール
ドデータF2、フィールドメモリ103にはフィールド
データF3が書き込まれ、最後のフィールドメモリ10
4へのフィールドデータF4の書き込みが終了したら、
次のフィールドデータF5は、フィールドメモリ101
へ戻って書き込まれる。
【0013】一方、上記フィールドメモリ101,10
2,103,104に書き込まれた内容を、例えば、ス
タジオで使用している基準同期信号で生成した読出しア
ドレスにより順次読出す。従って、このようにして読み
出された信号は、スタジオの同期信号にロックした映像
信号となる。
【0014】上述のようにして、フレームシンクロナイ
ザ回路では、入力された映像信号を一旦上述のようなフ
ィールドメモリ101,102,103,104に蓄積
して、その蓄積した映像信号を変換したい同期信号で読
出すことにより、上記映像信号の同期変換を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ここで、具体的に上記
フィールドメモリ101,102,103,104にお
ける書き込みと読出しのタイミングを説明すると、例え
ば、図4に示すように、上記フィールドメモリ101,
102,103,104には、入力された映像信号の同
期で生成された周期tWでフィールドデータが順次書き
込まれる。
【0016】尚、上記フィールドメモリ101,10
2,103,104に書き込まれた内容をA,B,C,
Dで示す。
【0017】一方、上記上記フィールドメモリ101,
102,103,104に書き込まれた内容A,B,
C,Dを順番に、基準同期信号で生成された周期tR
読み出す。
【0018】しかし、例えば、読出しの周期tRが書き
込みの周期tWよりも遅い場合(tW<tR)、同図に示
すように、書き込みが読出しに追いついてしまい、フィ
ールドメモリ102において、上記フィールドメモリ1
02の内容Bが上書きされてしまっていた。このため、
どのフィールドデータが欠落するか分からず、必要な情
報を失う可能性が生じてしまっていた。
【0019】例えば、テレビジョンの画像データには、
文字放送等、本来の画像情報以外の情報(以下、クロー
ズドキャプションと言う。)が付加される場合がある。
このクローズドキャプションは、奇数番目のフィールド
データに付加されるため、従来のフレームシンクロナイ
ザ回路における上述のような動作では、必要なクローズ
ドキャプションが欠落する場合があった。
【0020】即ち、上述のようなクローズドキャプショ
ン等の情報が存在する特定のフィールドが欠落してしま
う可能性があり、上記クローズドキャプション等の情報
を保持することができなかった。
【0021】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0022】即ち、本発明の目的は、任意のフィールド
の情報を欠落させることなく映像信号の同期変換を行う
ことができるフレームシンクロナイザ回路を提供するこ
とにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るフレームシンクロナイザ回路は、複
数個の記憶手段へのフィールドデータの書き込みと読出
しを独立して行うことにより映像信号の同期を変換する
フレームシンクロナイザ回路であって、入力されるフィ
ールドデータの内容を判別する判別手段と、上記判別手
段の判別結果に応じて上記複数個の記憶手段への書き込
みと読出しを制御する制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0024】また、本発明に係るフレームシンクロナイ
ザ回路は、上記制御手段は、上記複数個の記憶手段への
書き込みを制御して同期をとることを特徴とする。
【0025】また、本発明に係るフレームシンクロナイ
ザ回路は、上記制御手段は、上記複数個の記憶手段から
の読出しを制御して同期をとることを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明に係るフレームシンクロナイザ回路で
は、判別手段は、入力されるフィールドデータの内容を
判別する。制御手段は、上記判別手段の判別結果に応じ
て複数個の記憶手段へのフィールドデータの書き込みと
読出しを制御する。
【0027】また、本発明に係るフレームシンクロナイ
ザ回路では、上記制御手段は、上記複数個の記憶手段へ
の書き込みを制御して同期をとる。
【0028】また、本発明に係るフレームシンクロナイ
ザ回路では、上記制御手段は、上記複数個の記憶手段か
らの読出しを制御して同期をとる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0030】図1に示す本発明のフレームシンクロナイ
ザ回路は、例えば、デジタルビデオの再生系に適用した
ものであり、フィールドデータを記憶する4個のフィー
ルドメモリ1,2,3,4と、入力されるフィールドデ
ータの内容を判別する判別手段5と、上記フィールドメ
モリ1,2,3,4の書き込みを制御する書き込み制御
手段6と、上記フィールドメモリ1,2,3,4の読出
しを制御する読出し制御手段7とを備えている。
【0031】上記判別手段5は、入力されたフィールド
データの識別コード(以下、IDと言う。)等をデコー
ドする分析処理部51と、欠落させてはならないフィー
ルドデータがどのフィールドメモリに書き込まれたかの
情報を取り出す情報メモリ52とを備えている。
【0032】上記分析処理部51は、入力されたフィー
ルドデータは欠落させてはならないデータであるか否か
を判別し、その判別結果を情報メモリ52に出力する。
【0033】例えば、クローズドキャプションが付加さ
れている場合、上記クローズドキャプションは奇数番目
のフィールドデータに存在するため、上記分析処理部5
1は、入力されたフィールドデータのIDをデコード
し、上記フィールドデータは奇数番目のフィールドデー
タであるか、偶数番目のフィールドデータであるかを判
別する。即ち、この場合、入力されたフィールドデータ
の先頭のIDをデコードすることにより、奇数番目のフ
ィールドデータは欠落させてはならないデータであると
して判別する。
【0034】上記情報メモリ52につての詳細は後述す
る。
【0035】上記書き込み制御手段6は、2ビットフリ
ーカウンタである書き込みカウンタ61と、上記書き込
みカウンタ61のカウント値により上記フィールドメモ
リ1,2,3,4を選択し書き込みを制御する書き込み
メモリ制御部62とを備えている。
【0036】上記書き込みカウンタ61は、このフレー
ムシンクロナイザ回路に入力されるフィールドデータに
同期してカウント値が0〜4まで変化するカウンタであ
る。即ち、上記書き込みカウンタ61のカウント値0〜
4は、上記フィールドメモリ1,2,3,4に各々対応
しており、上記書き込みメモリ制御部62は、上記カウ
ント値0〜4に対応させて、フィールドデータを書き込
むフィールドメモリ1,2,3,4の何れかを選択す
る。
【0037】このように書き込みを制御することによ
り、入力されたフィールドデータは、フィールドメモリ
1,2,3,4に順次書き込まれる。
【0038】ここで、上記書き込みカウンタ61のカウ
ント値は、上記判別手段5の情報メモリ52に出力され
る。また、上記情報メモリ52には、上述したように、
判別結果が出力される。この時、上記判別結果が、入力
されたフィールドデータは欠落させてはならないデータ
であった場合には、上記情報メモリ52から上記書き込
みカウンタ61からのカウント値が読出し制御手段7に
出力される。
【0039】上記読出し制御手段7は、一定の周期で更
新される読出しカウンタ71と、上記読出しカウンタ7
1のカウント値を制御する遅延制御部72と、上記遅延
制御部72により制御されたカウント値に応じて上記フ
ィールドメモリ1,2,3,4の何れかを選択し読出し
を制御する読出しメモリ制御部73とを備えている。上
記読出しカウンタ71は、一定の周期でカウント値が更
新されるものであり、上述した書き込みカウンタ61と
同様に、カウント値が0〜4まで変化するカウンタであ
る。
【0040】上記遅延制御部72には、上記書き込みカ
ウンタ61からのカウント値と上記読出しカウンタ71
からのカウント値、及び、上述した判別手段5の情報メ
モリ52からのカウント値が入力される。
【0041】上記遅延制御部72は、上記読出しカウン
タ71におけるカウント値の更新の際、上記書き込みカ
ウンタ61のカウント値と、上記読出しカウンタ71の
現在のカウント値とを比較して、一致している場合に
は、上記読出しカウンタ71の現在のカウント値より2
進めた値をロードする。
【0042】具体的に、図2を用いて、上述のようにロ
ードされたカウント値に応じた書き込みと読出しのタイ
ミングについて説明する。ここで、フィールドメモリ
1,2,3,4へ書き込まれたデータをA,B,C,D
とする。
【0043】まず、上記書き込み制御手段6によりフィ
ールドメモリ4へ、書き込み周期tWで書き込みが開始
されると同時に、上記読出し制御手段7の読出しメモリ
制御部73によりフィールドメモリ1から、読出し周期
R(tW<tR)でデータAの読出しが開始される。
【0044】そして、フィールドメモリ4への書き込み
が終了すると、次のフィールドメモリ1への書き込みが
開始される。この時、上記書き込みカウンタ61のカウ
ント値は、“3”から“0”へと変化する。
【0045】ここで、上述のように書き込み周期tW
読出し周期tRよりも速い(tW<tR)ため、上記読出
し制御手段7の読出しカウンタ71のカウント値は
“0”である。 上記読出しメモリ制御部73によりフ
ィールドメモリ1からデータAの読出しが終了すると同
時に、読出しカウンタ71のカウント値の更新が行われ
る。この時、上記書き込みカウンタ61のカウント値と
上記読出しカウンタ71のカウント値とは一致した値
(=“0”)であるため、上記遅延制御部72は、上述
したように、上記読出しカウンタ71の現在のカウント
値より2進めた値(=“2”)をロードする。
【0046】従って、上記読出しメモリ制御部73によ
りフィールドメモリ3からデータCの読出しが開始され
る。
【0047】ここで、例えば、クローズドキャプション
が存在する場合、即ち、上述した判別手段5からの判別
結果が欠落させてはならないフィールドデータである場
合には、上記遅延制御部72は、上記クローズドキャプ
ションが存在するフィールドデータを含むフィールドメ
モリが飛ばされないように、上記読出しカウンタ71の
カウント値のロードを1フィールド分遅らせる。
【0048】上述のようにして、読出しカウンタ71の
カウント値と書き込みカウンタ61のカウント値によ
り、読出し、書き込み双方のフィールドメモリのポイン
タを監視し、接近した場合には、読出し側のポインタを
1フィールド分ジャンプさせて次の読出しを開始する。
また、欠落させてはならないフィールドデータである場
合には、そのフィールドデータを含むフィールドメモリ
が飛ばされないように上記読出しカウンタ71のカウン
ト値のロードを1フィールド分遅延させる。
【0049】これにより、クローズドキャプションが存
在するフィールドデータのような、任意の特殊な情報が
存在するフィールドデータを欠落させることなく同期変
換を行うことができる。
【0050】上述のような構成をしたフレームシンクロ
ナイザ回路の動作を説明する。
【0051】まず、書き込み制御手段6の書き込みカウ
ンタ61と、読出し制御手段7の読出しカウンタ71の
初期値(=“0”)設定が、図示していないシステム制
御部により行われる。
【0052】そして、上記フレームシンクロナイザ回路
に入力された映像信号は、図示していない変換処理部に
よりデジタル信号に変換され、連続したフィールドデー
タとして、上記図1に示したフレームシンクロナイザ回
路の判別手段5、及び、フィールドメモリ1,2,3,
4,に入力される。
【0053】上記判別手段5の分析処理部51は、入力
されたフィールドデータのIDにより上記フィールドデ
ータの内容を判別し、欠落させてはないらないデータで
あるか否かの判別結果を情報メモリ52に出力する。
【0054】上記書き込みカウンタ61は、上記フィー
ルドデータに同期してカウント値を0〜4に変化させ、
そのカウント値を書き込みメモリ制御部62と上記情報
メモリ52、及び、上記読出し制御手段7の遅延制御部
72に各々出力する。
【0055】また、上記読出しカウンタ71は、一定周
期でカウント値を0〜4に変化させ、そのカウント値を
上記遅延制御部72に出力する。
【0056】上記書き込みメモリ制御部62は、上記書
き込みカウンタ61からのカウント値に応じて、連続し
て入力されたフィールドデータが順次フィールドメモリ
1,2,3,4に書き込まれるように制御する。
【0057】また、上記判別手段5の情報メモリ52
は、上記分析処理部51からの判別結果が、入力された
フィールドデータが欠落させてはならないデータであっ
た場合、そのフィールドデータがどのフィールドメモリ
に書き込まれたかの情報、即ち、書き込みカウンタ61
からのカウント値を上記遅延制御部72に出力する。
【0058】上記遅延制御部72は、上記書き込みカウ
ンタ61からのカウント値と、上記読出しカウンタ71
からのカウント値を比較し、一致していた場合には、上
記2進めた値をロードし、読出しメモリ制御部73にカ
ウント値を出力する。
【0059】この時、上記情報メモリ52からのカウン
ト値と、上記読出しカウンタ71からのカウント値が一
致していた場合、即ち、上記読出しカウンタ71からの
カウント値が示すフィールドメモリには、欠落してはな
らないフィールドデータが書き込まれていた場合、上記
上記読出しカウンタ71のロードを1フィールド分遅延
し、読出しメモリ制御部73にカウント値を出力する。
【0060】上記読出しメモリ制御部73は、上記遅延
制御部72からのカウント値に応じてフィールドメモリ
1,2,3,4の何れかを選択し、選択したフィールド
メモリからフィールドデータを読み出す。
【0061】尚、上述の実施例においては、読出し制御
手段7の遅延手段72で読出しカウンタ71のカウンタ
値のロードを1フィールド分遅延させることにより、任
意のフィールドデータが欠落しないようにフィールドデ
ータを読み出すものとしたが、上述のような制御を書き
込み制御手段6で行ってもよい。
【0062】この場合、上記遅延制御部72に相当する
図示していない制御部を上記書き込み制御手段6に備
え、上記制御部は、上記書き込みカウンタ61のカウン
ト値を更新する際に、上記書き込みカウンタ61の現在
のカウント値と読出しカウンタ71のカウント値が一致
している場合には、上記書き込みカウンタ61の現在の
カウント値より2戻した値をロードする。
【0063】そして、書き込みメモリ制御部62は、上
記制御部でロードされたカウント値に応じてフィールド
メモリ1,2,3,4,へフィールドデータを順次書き
込まれるように制御する。
【0064】即ち、上記書き込みカウンタ61の現在の
カウント値と読出しカウンタ71のカウント値が一致し
ている場合には、前のフィールドデータ書き込まれたフ
ィールドメモリに再度上書きされることとなる。
【0065】この時、上記フィールドメモリに欠落させ
てはならないフィールドデータが書き込まれている場合
には、上記制御部は、上記フィールドメモリにフィール
ドデータが上書きされないように、上記書き込みカウン
タ61のカウント値より1フィールド分前の値をロード
する。
【0066】
【発明の効果】本発明に係るフレームシンクロナイザ回
路では、判別手段は、入力されるフィールドデータの内
容を判別する。制御手段は、上記判別手段の判別結果に
応じて複数個の記憶手段へのフィールドデータの書き込
みと読出しを制御する。これにより、書き込みの周期と
読出しの周期の違いによるデータの上書きを防ぐことが
できるため、任意のフィールドの情報を欠落させること
なく映像信号の同期変換を行うことができる。
【0067】また、本発明に係るフレームシンクロナイ
ザ回路では、上記制御手段は、上記複数個の記憶手段へ
の書き込みを制御して同期をとる。これにより、書き込
みの周期と読出しの周期の違いによるデータの上書きを
防ぐことができるため、任意のフィールドの情報を欠落
させることなく映像信号の同期変換を行うことができ
る。
【0068】また、本発明に係るフレームシンクロナイ
ザ回路では、上記制御手段は、上記複数個の記憶手段か
らの読出しを制御して同期をとる。これにより、書き込
みの周期と読出しの周期の違いによるデータの上書きを
防ぐことができるため、任意のフィールドの情報を欠落
させることなく映像信号の同期変換を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフレームシンクロナイザ
回路の構成を示す図である。
【図2】上記フレームシンクロナイザ回路において、周
期の異なるフィールドメモリへの読出し、書き込み動作
のタイミングを説明するための図である。
【図3】従来フレームシンクロナイザ回路の構成を示す
図である。
【図4】上記フレームシンクロナイザ回路において、周
期の異なるフィールドメモリへの読出し、書き込み動作
のタイミングを説明するための図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 フィールドメモリ 5 判別手段 6 書き込み制御手段 7 読出し制御手段 51 分析処理部 52 情報メモリ 61 書き込みカウンタ 62 書き込みメモリ制御部 71 読出しカウンタ 72 遅延制御部 73 読出しメモリ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の記憶手段へのフィールドデータ
    の書き込みと読出しを独立して行うことにより映像信号
    の同期を変換するフレームシンクロナイザ回路であっ
    て、 入力されるフィールドデータの内容を判別する判別手段
    と、 上記判別手段の判別結果に応じて上記複数個の記憶手段
    への書き込みと読出しを制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするフレームシンクロナイザ回路。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記複数個の記憶手段
    への書き込みを制御して同期をとることを特徴とする請
    求項1記載のフレームシンクロナイザ回路。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記複数個の記憶手段
    からの読出しを制御して同期をとることを特徴とする請
    求項1記載のフレームシンクロナイザ回路。
JP6175524A 1994-07-27 1994-07-27 フレームシンクロナイザ回路 Withdrawn JPH0846820A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003298874A (ja) * 2002-04-05 2003-10-17 Sony Corp 画像同期化装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体
JP2004312428A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Mitsubishi Electric Corp 制御装置及び制御方法

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JP2003298874A (ja) * 2002-04-05 2003-10-17 Sony Corp 画像同期化装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体
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