JPH0846684A - 回線収容障害対処システム - Google Patents

回線収容障害対処システム

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Publication number
JPH0846684A
JPH0846684A JP6176515A JP17651594A JPH0846684A JP H0846684 A JPH0846684 A JP H0846684A JP 6176515 A JP6176515 A JP 6176515A JP 17651594 A JP17651594 A JP 17651594A JP H0846684 A JPH0846684 A JP H0846684A
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JP
Japan
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line
test
slic
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Application number
JP6176515A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Sugiyama
美津晴 杉山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 呼の発生中に、回線収容装置に障害が発生し
ても、呼を切断することなく、通信誤りを防止すること
ができるようにする。 【構成】 回線収容装置は、動作系の回線収容装置(A
−SLIC)101と予備系の回線収容装置(S−SL
IC)102とからなる二重化構成を有する。このよう
な構成において、A−SLIC101に障害が発生する
と、端末回線201の接続先がA−SLIC101から
S−SLIC102に切り替えられる。この処理が終了
すると、S−SLIC102の状態確認試験が実行され
ているか否かが判定され、実行されていると、これを強
制的に終了させる処理が実行される。この処理が終了す
ると、呼が発生しているか否かが判定され、発生してい
ると、時間スイッチ106の接続先をA−SLIC10
1からS−SLIC102に切り替える処理が実行され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動交換機におい
て、複数の回線を収容する回線収容装置に障害が発生し
た場合に、この障害に対処するための回線収容障害対処
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動交換機においては、呼の発
生中に、回線収容装置に障害が発生すると、通信誤りが
発生する可能性が高くなる。したがって、自動交換機を
構成する場合は、呼の発生中に、回線収容障害が発生し
ても、通信誤りが生じないようにする障害対処機能が必
要になる。
【0003】この要望に応えるため、サービス総合ディ
ジタル通信網(以下、「ISDN」という)に設けられ
るパケット交換機においては、従来、特開平2−598
40号に記載されるような回線収容障害対処技術が考え
られるている。
【0004】この文献に記載された回線収容障害対処技
術は、回線収容装置に障害が発生すると、Q931イン
ターフェース(以下、「ISDNプロトコル」という)
とX25プロトコル(以下、「パケットプロトコル」と
いう)とに基づいて、呼を切断することにより、通信誤
りの発生を防止するようにしたものである。
【0005】このような構成によれば、呼の発生中に、
回線収容障害が発生しても、通信誤りが発生しないよう
にすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、通信サービスの提供者側の都合で、通信
サービスの提供を停止することになるので、通信サービ
スの提供に対する加入者の信頼を失ってしまうという問
題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、回線収容手段を、動作系の回線収容部と
予備系の回線収容部とからなる2重化構成とし、動作系
の回線収容部に障害が発生すると、予備系の回線収容部
の状態を確認するための状態確認試験が実行されている
か否かを判定し、実行されていれば、この試験を強制的
に終了させる手段と、動作系の回線収容部に障害が発生
すると、試験終了処理が終了した後に、使用する回線収
容部を動作系の回線収容部から予備系の回線収容部に切
り替える手段とを設けるようにしたものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、動作系の回線収容部に障害
が発生すると、予備系の回線収容部の状態確認試験が実
行されているか否かを判定し、実行されていれば、この
試験を強制的に終了させる処理が実行される。この処理
が終了すると、使用する回線収容部を動作系の回線収容
部から予備系の回線収容部に切り替える処理が実行され
る。
【0009】これにより、呼の発生中に、動作系の回線
収容部に障害が発生しても、呼を切断することなく、通
信誤りの発生を防止することができる。また、予備系の
回線収容部の状態確認試験を行う場合であっても、二重
化構成に要求される制約、すなわち、「予備系の回線収
容部は、常に、動作可能状態になければならない。」と
いう制約を満たすことができるので、二重化構成であり
ながら、予備系の回線収容部の状態確認試験を実行する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。なお、以下の説明では、回線収容
装置が端末回線収容装置である場合を代表として説明す
る。ここで、端末回線収容装置とは、自局と端末とを接
続する端末回線を収容する回線収容装置である。
【0011】図1は、この発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、100は、ISDNに
設けられたパケット交換機である。200は、ISDN
プロトコルに準拠したIインターフェースを有し、パケ
ット交換機100に収容されるパケット形態端末(以
下、「PT」という。)である。
【0012】パケット交換機100において、101
は、Iインタフェースにより、PT200の端末回線2
01を収容する動作系の端末回線収容装置(以下、「A
−SLIC」という。)であり、102は、同じく、予
備系の端末回線収容装置(以下、「S−SLIC」とい
う。)である。これらは、二重化構成の端末回線収容装
置を構成する。103は、PT200の端末回線201
の接続先を、A−SLIC101とS−SLIC102
との間で切り替える切替え装置(以下、「SEL」とい
う。)である。
【0013】104は、パケットプロトコルに基づい
て、交換処理を実行する動作系のパケットプロトコル処
理装置(以下、「A−PHM」という。)であり、10
5は、同じく、予備系のパケットプロトコル処理装置
(以下、「S−PHM」という。)である。これらは、
1対N(Nは2以上の正の整数)の冗長構成をとってい
る。 106は、A−SLIC101、S−SLIC1
02とA−PHM104、S−PHM105を接続する
ためのタイムスロットの交換を行う時分割スイッチ(以
下、「TSW」という。)である。
【0014】107,108は、それぞれA−SLIC
101、S−SLIC102とTSW106とを接続す
る時分割ハイウェイ(以下、「HW」という。)であ
る。109,110は、それぞれTSW106とA−P
HM104、S−PHM105を接続するHWである。
【0015】111は、パケット交換機100の各種処
理(交換、保守、運用、障害復旧等)を集中制御する集
中制御装置(以下、「SCM」という。)である。この
SCM111の制御処理のうち、この発明に関係する制
御処理としては、 (1) 状態確認試験強制終了処理 A−SLIC101に障害が発生した場合に、S−SL
IC102の状態を確認するための状態確認試験が実行
されているか否かを判定し、実行されていれば、これを
強制的に終了させる処理 (2) 系切替え処理 A−SLIC101に障害が発生した場合に、使用する
端末回線収容装置をA−SLIC101からS−SLI
C102に切り替える処理 の2つがある。
【0016】112は、SCM111からの命令によ
り、SEL103の切替え動作を制御する切替え制御装
置(以下、「COV」という。)である。113は、S
CM111と各装置を接続する集中制御バス(以下、
「SCM−BUS」という。)である。114は、制御
信号を伝送する制御バス(以下、「S−BUS」とい
う。)である。115は、回線制御信号を伝送するため
の回線制御バス(以下、「L−BUS」という。)であ
る。
【0017】上記構成において、図2を参照しながら、
A−SLIC101に障害が発生した場合の回線障害対
処動作を説明する。なお、図2は、呼の発生中で、か
つ、S−SLIC102の状態確認試験の実行中に、A
−SLIC10に障害が発生した場合の回線障害対処シ
ーケンスを示す。
【0018】この場合、呼が発生中であるため、PT2
00の端末回線201は、SEL103を介してA−S
LIC101に接続され、このA−SLIC101は、
HW107、TSW106、HW109を介してA−P
HM104に接続されている。これにより、PT200
とA−PHM104の間では、Aで示すような経路を使
って、パケットの送受信が行われる。
【0019】また、状態確認試験が実行中であるため、
N個のS−PHMから選択された1個のS−PHM10
5は、HW110を介してTSW110に接続され、こ
のTSW110は、HW108を介してS−SLIC1
02に接続され、このS−SLIC102の内部には、
折返し点Bが設定される。これにより、Cで示すような
折返し経路を使って、S−PHM105の状態を確認す
るための状態確認試験が実行される。
【0020】なお、この場合の状態確認試験は、S−P
HM105から出力されたデータが、S−SLIC10
2で折り返されるか否かを確認することにより、このS
−SLIC102が正常か否かを確認する正常性確認試
験(折返し試験)である。
【0021】図2に示す回線収容障害対処シーケンス
は、上述した試験終了処理(1) と系切替え処理(2) とに
大別される。また、系切替え処理(2) は、 (2-1) 第1の接続先切替え処理 A−SLIC101に障害が発生した場合に、端末回線
201の接続先をA−SLIC101からS−SLIC
102に切り替える処理 (2-2) 第2の接続先切替え処理 A−SLIC101に障害が発生し、かつ、呼が発生し
ている場合に、 TSW106の接続先をA−S
LIC101からS−SLIC102に 切り替
える処理 に大別される。
【0022】系切替え処理(2) は、試験終了処理(1) が
終了した後に実行される。これは、「S−SLIC10
2は、常に、動作可能な状態になければならない。」と
いう2重化構成の制約を満足させるためである。なお、
このような制約があるのは、試験を実行したまま、系の
切替えを実行すると、誤動作が生じる可能性があるから
である。
【0023】但し、この実施例では、系切替え処理(2)
のうち、第2の接続先切替え処理(2-2) だけが試験終了
処理(1) が終了した後に実行され、第1の接続先切替え
処理(2-1) は、試験終了処理(2) の開始前に実行され
る。これは、この第1の接続先切替え処理(2-1) が、状
態確認試験が実行される部分とは関係ない部分で実行さ
れ、この試験の影響を受けないからである。
【0024】試験終了処理(1) は、A−SLIC101
に障害が発生し、状態確認試験が実行中であれば、呼が
発生しているか否かに関係なく実行される。これは、A
−SLIC101に障害が発生した後に、呼が発生した
場合に、系の切替えを速やかに実行することができるよ
うにするためである。
【0025】系切替え処理(2) は、A−SLIC101
に障害が発生すれば、実行される。但し、この系切替え
処理のうち、第2の接続先切替え処理(2-2) は、呼の発
生を条件として実行される。これは、呼が発生しなけれ
ば、複数のA−PHM104のうち、どのA−PHM1
04が動作中かわからないからである。これに対し、第
1の接続先切替え処理は、A−SLIC101に障害が
発生すれば実行される。これは、この処理が物理レイヤ
での切替え処理だからである。
【0026】では、図2の回線収容障害対処シーケンス
を詳細に説明する。この回線収容障害対処シーケンスに
おいては、まず、第1の接続先切替え処理(2-1) が実行
される。この第1の接続先切替え処理(2-1) において
は、まず、A−SLIC101に障害が発生しているか
否かを判定する処理が実行される。
【0027】この障害発生判定処理においては、まず、
SCM111からA−SLIC101に、S−BUS1
14を介して、正常性確認要求が送信される。これによ
り、A−SLIC101が正常であれば、このA−SL
IC101からSCM111に、S−BUS114を介
して、正常性確認応答が返送される。これに対し、A−
SLIC101に障害が発生すると、この正常性確認応
答が返送されない。
【0028】SCM111は、これを利用して、A−S
LIC101に障害が発生しているか否かを判定する。
すなわち、正常性確認応答を受けた場合は、A−SLI
C101が正常であると判定し、受けない場合は、A−
SLIC101に障害が発生していると判定する。
【0029】正常と判定された場合は、所定時間経過後
に、再び、上述したような障害発生判定処理が実行され
る。これに対し、障害が発生したと判定された場合は、
端末回線201の接続先をA−SLIC101からS−
SLIC102に切り替える処理が実行される。
【0030】この切替え処理においては、まず、SCM
111からCOV112に、SCM−BUS113を介
して、切替え要求が送信される。これにより、COV1
12は、L−BUS115を介してSEL103の接続
状態を切り替える。その結果、PT200の端末回線2
01の接続先がA−SLIC101からS−SLIC1
02に切り替えられる。この後、COV112からSC
M111に、SCM−BUS113を介して切替え応答
が返送される。
【0031】以上により、第1の接続先切替え処理(2-
1) が終了する。この処理が終了すると、試験終了処理
(1) が実行される。
【0032】この処理(1) においては、まず、S−SL
IC102の状態確認試験が実行されている否かを判定
する処理が実行される。この試験実行判定処理は、SC
M111の内部に設けられた状態メモリに保持されてい
るS−SLIC102の試験実行状態を参照することに
より行われる。
【0033】状態確認試験の実行中と判定されると、こ
の試験を強制的に終了させる処理が実行される。この処
理においては、まず、SCM111からS−PHM10
5及びS−SLIC102に、S−BUS114を介し
て、試験終了要求が送信される。
【0034】これにより、S−PHM105は、試験デ
ータの送信を停止することにより、試験動作を終了させ
るとともに、SCM111に対し、S−BUS114を
介して試験終了応答を送信する。同様に、S−SLIC
102は、折返し点Bのループ設定を解除することによ
り、試験動作を終了させるとともに、SCM111に対
し、S−BUS114を介して試験終了応答を送信す
る。
【0035】SCM111は、S−PHM105及びS
−SLIC102の両方から試験終了応答を受信する
と、S−PHM105とS−SLIC102がTSW1
06を介して接続されるパスを解放する。
【0036】以上により、試験終了処理(1) が終了す
る。この処理(1) が終了すると、第2の接続先切替え処
理(2-2) が実行される。
【0037】この処理においては、まず、呼が発生して
いるか否かを判定する処理が実行される。すなわち、T
SW106を介してA−SLIC101とA−PHM1
04を接続するパスが設定されているか否かを判定する
処理が実行される。この判定は、SCM111内の状態
メモリに保持されているパス設定情報に基づいて、この
SCM111によりなされる。
【0038】パスが設定されている場合、SCM111
は、複数のA−PHMの中から、A−SLIC101と
接続されているA−PHMを検出する。この場合、A−
SLIC101と接続されているA−PHMは、A−P
HM104であるから、このA−PHM104が検出さ
れる。
【0039】この検出が終了すると、SCM111は、
A−PHM104に対応するTSW、すなわち、TSW
106の接続先を、A−SLIC101からS−SLI
C102に切り替える。これにより、TSW106を介
してA−SLIC101とA−PHM104を接続する
パスが解放され、TSW106を介してS−SLIC1
02とA−PHM104を接続するパスが設定される。
その結果、今度は、S−SLIC102がA−SLIC
として動作し、A−SLIC101がS−SLICとし
て動作する。
【0040】以上により、第2の接続先切替え処理(2-
1) が終了する。これにより、呼の発生中に、A−SL
IC101に障害が発生しても、通信をそのまま継続す
ることができる。但し、この場合、系の切替え時に、パ
ケットが欠落する可能性がある。しかし、パケット交換
機100には、通常、パケットの再送機能が設けられて
いるので、この欠落は問題とならない。
【0041】なお、上述した試験実行判定処理により、
状態確認試験が実行されていないと判定された場合は、
A−SLIC101とA−PHM104の間にパスが設
定されているか否かを判定する処理が実行される。この
判定処理により、パスが設定されていないと判定された
場合は、再び、図2に示すような処理が繰り返される。
以下、同様に、呼が発生するまで、上述したような処理
が繰り返され、呼が発生した時点で、第2の接続先切替
え処理(2-2) が実行される。
【0042】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。 (1) まず、この実施例によれば、回線収容構装置を
二重化構成とし、A−SLIC101に障害が発生する
と、系を動作系から予備系に切り替えるようにしたの
で、A−SLIC101に障害が発生しても、呼を切断
することなく、通信誤りの発生を防止することができ
る。これにより、通信サービスに対する加入者の信頼を
確保することができる。
【0043】(2) また、この実施例によれば、A−
SLIC101に障害が発生すると、S−SLIC10
2の状態確認試験が実行されているか否かを判定し、実
行されている場合は、この試験を強制的に終了させるよ
うにしたので、状態確認試験を行う場合であっても、二
重化構成に要求される制約、すなわち、「S−SLIC
101は、常時、動作可能な状態になければならな
い。」という制約を満たすことができる。
【0044】これにより、二重化構成でありながら、状
態確認試験を行うことができるので、例えば、S−SL
IC102を新たに交換機100に組み込む場合に、S
−SLIC102が正常か否かを十分に確認することが
できる。その結果、S−SLIC102のパッケージ交
換時の信頼性を向上させることができる。
【0045】(3) また、この実施例によれば、回線
収容障害対処シーケンスを試験終了処理(1) と系切替え
処理(2) とに分け、前者を実行してから後者を実行する
ようにしたので、系の切替えに伴う誤動作を少なくする
ことができる。
【0046】(4) また、試験終了処理(2) を、呼が
発生しているか否かに関係なく実行するようにしたの
で、A−SLIC101に障害が発生してから、呼が発
生した場合に、系の切替えを迅速に行うことができる。
【0047】以上この発明の一実施例を詳細に説明した
が、この発明は上述したような実施例に限定されるもの
ではない。
【0048】(1) 例えば、先の実施例では、第1の
接続先切替え処理(2-1) を試験終了処理(1) の前に行う
場合を説明した。しかし、この発明は、この処理(2-1)
を第2の接続先切替え処理(2-2) と同様に、試験終了処
理(1) の後に実行するようにしてもよい。
【0049】(2) また、先の実施例では、動作系の
回線収容装置に障害が発生すると、呼が発生しているか
否かに関係なく、第1の接続先切替え処理(2-1) を実行
する場合を説明した。しかし、この発明は、この第1の
接続先切替え処理(2-1) についても、第2の接続先切替
え処理(2-2) と同様に、呼が発生している場合に、初め
て実行するようにしてもよい。
【0050】(3) また、先の実施例では、状態確認
試験が実行されている場合、呼が発生しているか否かに
関係なく、強制的にこれを終了させる場合を説明した。
しかし、この発明は、呼が発生した場合に初めて終了さ
せるようにしてもよい。このようにすれば、障害が発生
しても、呼が発生しない限り、そのまま、状態確認試験
を継続することができる。
【0051】(4) また、先の実施例では、状態確認
試験として、予備系の回線収容装置が正常か否かを確認
するための折返し試験を行う場合を説明した。しかし、
この発明は、正常性以外の状態を確認する状態確認試験
を行う場合や折返し試験以外の方法による状態確認試験
を行う場合にも適用することができる。
【0052】(5) また、先の実施例では、この発明
を端末回線収容装置の障害対処システムに適用する場合
を説明した。しかし、この発明は、中継回線を収容する
装置や網回線を収容する装置の障害対処システムにも適
用することができる。
【0053】(6) また、先の実施例では、この発明
を、回線収容装置とパケットプロトコル装置が時分割ス
イッチで接続された分離型のパケット交換機に適用する
場合を説明した。しかし、この発明は、回線収容装置と
パケットプロトコル装置が1つのパッケージに収容され
た一体型のパケット交換機にも適用することができる。
【0054】(7) また、先の実施例では、この発明
をパケット交換機に適用する場合を説明した。しかし、
この発明は、パケット交換機以外の蓄積交換機や回線交
換機にも適用することができる。
【0055】(8) このほかにも、この発明は、その
要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは
勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれは、
回線収容構装置を二重化構成とし、動作系の回線収容装
置に障害が発生すると、使用する回線収容装置を動作系
の回線収容装置から予備系の回線収容装置に切り替える
ようにしたので、回線収容装置に障害が発生しても、呼
を切断することなく、通信誤りの発生を防止することが
できる。これにより、通信サービスに対する加入者の信
頼を確保することができる。
【0057】また、この発明によれば、動作系の回線収
容装置に障害が発生すると、予備系の回線収容装置の状
態確認試験が実行されているか否かを判定し、実行され
ている場合は、この試験を強制的に終了させるようにし
たので、状態確認試験を行う場合であっても、二重化構
成に要求される制約、すなわち、「予備系の回線収容装
置は、常時、動作可能な状態になければならない。」と
いう制約を満たすことができる。これにより、二重化構
成でありながら、状態確認試験を実行することができる
ので、例えば、予備系の回線収容装置を新たに交換機に
組み込む場合に、この回線収容装置が正常か否かを十分
に試験することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】一実施例の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
100…パケット交換機 200…端末、 101…A−SLIC 102…S−SLIC 103…SEL 104…A−PHM 105…S−PHM 106…TSW 107,108,109,110…HW 111…SCM 112…COV 113…SCM−BUS 114…S−BUS 115…L−BUS 201…端末回線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04 9566−5G H04Q 11/04 M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線を収容する回線収容手段に発
    生した障害に対処するための回線収容障害対処システム
    において、 動作系の回線収容部と予備系の回線収容部とからなる2
    重化構成の回線収容手段と、 前記動作系の回線収容部に障害が発生すると、前記予備
    系の回線収容部の状態を確認するための状態確認試験が
    実行されているか否かを判定する試験実行判定手段と、 この試験実行判定手段により、前記状態確認試験が実行
    されていると判定されると、この試験を強制的に終了さ
    せる試験終了手段と、 前記動作系の回線収容部に障害が発生すると、前記試験
    終了手段による試験終了処理が終了した後に、使用する
    回線収容部を前記動作系の回線収容部から前記予備系の
    回線収容部に切り替える系切替え手段とを具備したこと
    を特徴とする回線収容障害対処システム。
  2. 【請求項2】 前記系切替え手段は、 前記動作系の回線収容部に障害が発生すると、前記試験
    終了手段による前記試験終了処理が開始される前に、前
    記複数の回線の接続先を前記動作系の回線収容部から前
    記予備系の回線収容部に切り替える第1の接続先切替え
    手段と、 前記動作系の回線収容部に障害が発生すると、呼が発生
    しているか否かを判定する呼発生判定手段と、 この呼発生判定手段により、呼が発生していると判定さ
    れると、前記試験終了手段による前記試験終了処理が終
    了した後に、前記複数の回線を交換する交換手段の接続
    先を前記動作系の回線収容部から前記予備系の回線収容
    部に切り替える第2の接続先切替え手段とを具備するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の回
    線収容障害対処システム。
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