JPH084643B2 - ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘッドの製造方法

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JPH084643B2
JPH084643B2 JP5197651A JP19765193A JPH084643B2 JP H084643 B2 JPH084643 B2 JP H084643B2 JP 5197651 A JP5197651 A JP 5197651A JP 19765193 A JP19765193 A JP 19765193A JP H084643 B2 JPH084643 B2 JP H084643B2
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head
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昇次 田中
米次 小林
克己 飯田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフクラブヘッド
の製造方法であり、所謂カーボンヘッドと呼ばれるゴル
フクラブヘッドの製造に好適な方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカーボン繊維強化プラスチック
(CFRP)材料を用いたゴルフクラブヘッドの製造方
法は、図10に示すようにフェースプレート100とな
るべき部材をCFRPを用いて予め成形し、これを射出
金型内の所定の位置にインサートしておき、射出金型内
にカーボン繊維を混入したプラスチック材料を射出成形
機から射出して成形していた。射出金型で成形されるも
のは、フェースプレート100と一体成形されたソール
部分がない内部が中空の半完成品のヘッド101であ
る。ソールプレート102は別途製作しておき、底があ
いた半完成品のヘッド101にこのソールプレート10
2をビスや接着剤を用いあるいは溶着して取付けてゴル
フクラブヘッドを完成していた。ソールプレート102
は、アルミニウム合金等の金属製のものやプラスチック
材料に金属を取付けたものである。中空部103にはフ
ェースプレート100の背後に位置して補強用のリブ1
04が形成してある。
【0003】射出成形によらずプラスチック材料を加熱
加圧してヘッドを製造する方法としては、特開昭59−
2768号公報に記載のものが知られている。これは、
ヘッド内殻を構成する中空のメタルコアを、ヘッド外周
形状を有する成形型のキャビティに、ヘッド外殻を構成
するFRP成形用材料とともに配置し加熱加圧すること
により、メタルからなる内殻とFRPから成る外殻との
複合外殻層構造のヘッドを製造するものである。メタル
コアの軽量化を図るために肉厚が薄い軽金属合金を使用
するとき、型締圧によりメタルコアが変形するおそれが
あり、これを防止するために加圧時にメタルコアの中空
部に液体を高圧注入して芯部側から加圧したり、発泡プ
ラスチック等の芯部材に孔開け加工が施されたメタルコ
アを被覆形成しておく等の手段が採用されている。ま
た、メタルコアの成形型内での位置決めは、クラブシャ
フト軸部を形成する棒状治具を貫通させ、この棒状治具
に保護体を取付け、割型を閉じたときに棒状治具の最先
端部と保護体とが割型で挟持されることにより図られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の射出成形品で
は、プラスチック材料に混入すべきカーボン繊維の長さ
は制限され、均一な混入を図るため短繊維のものが使用
されていた。また、短繊維のカーボンを混入した場合で
も、短繊維が射出圧力により金型のキャビティ内へ行き
渡る間に部分的に混入量が不均一になってしまう。した
がって、フェースプレート100と一体成形される半完
成品のヘッド101は、肉厚、特にフェースプレート1
00を含む周囲部分を薄くすると強度的に弱くなるの
で、十分な強度を確保するためにかなりの厚さを必要と
した。この半完成品のヘッド101の肉厚が厚くなると
ヘッドの重量も増大し、ヘッドの大型化を図ろうとすれ
ばヘッドが重くなりすぎて一般のゴルファーには振り切
ることが難しくなってしまうものであった。
【0005】特開昭59−2768号公報に記載のもの
では、メタルコアを使用するためどうしても重量が増大
し、ヘッド自体の大型化が十分に図れないものであっ
た。また、メタルコアの重量をできるだけ軽くしようと
すると、メタルコアの肉厚を薄くしなければならず、そ
のため型締圧によりメタルコアの変形が生ずるおそれが
あった。これを防止するために液体や低溶融金属等をメ
タルコア内部に充填したり、発泡プラスチック等の芯部
材にメタルコアを被覆形成したりする等の工数の増加を
免れず、しかも面倒な作業であった。また、メタルコア
の表面にプリプレグを添着あるいは添貼したものの成形
型内の位置決めは、クラブシャフト軸部を形成する棒状
治具の最先端部とヘッド本体のネック基部周囲を保護す
る保護体取付基部とを割型で挟持することにより図るの
みであり、そのためヘッドのトウ側のメタルコアがプリ
プレグの添着量の不均一とか型締圧が部分的に異なると
かの原因により割型を閉じて圧力をかけたときに棒状治
具の軸線回りに回動して位置ずれを生ずるおそれがあっ
た。メタルコアのトウ側が位置ずれを生ずるとヘッド外
側殻の肉厚が設計形状とは異なるものとなり、例えば均
一な肉厚にしようと設計しても肉厚の薄い部分と厚い部
分とが成形されてしまい、ヘッドバランスが悪く、製造
されたヘッドごとに性能のバラつきが生ずる。また、こ
の従来例では、メタルコアに棒状治具を通すのみである
ので、上述の如き軸線回りの回動によるずれの他に、軸
方向のずれも生じ易いものであった。さらに、メタル材
料の外周面にプラスチック材料を成形すると、プラスチ
ック材料の加熱加圧後にメタル材料はプラスチック材料
よりも冷却するのが早く、そのためにプラスチック材料
にヒケが生ずる。そのため、メタルコアにFRPの外殻
が完全に一体化しないおそれもあり、成形後の外殻に成
形不良が生じるおそれもあった。
【0006】そこで、この発明は、長いカーボン繊維が
使用でき、肉厚が薄くても強度があり、内殻と外殻とが
完全に一体化し、軽量大型化を図れ、ヘッドバランスが
良く製品のバラつきが少なく、製造も容易なゴルフクラ
ブヘッドの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、少なくともコア内部に中空部を形成す
るための凸部を備えた第1上型と、凹部か凸部の少なく
とも1つを備え、かつ第1上型の凸部に形成された突起
が挿入されるシャフト挿通用窪み、又はコアにシャフト
ピンの通り道となるピン挿通孔の一部を形成する突起が
形成された第1下型とに合成樹脂材料を投入し型締めし
加熱加圧してヘッド本体の成形時の加圧によっては変形
しない椀状のコアを形成する工程と、このコアを第1の
上下型から取出してコアの中空部の開口面にシャフトピ
ンの通り道となる部分が開いた蓋を成形する工程と、蓋
が成形されたコアの少なくともコア位置決め用の凸部や
凹部を露出させてコアの外周にシートモールディングコ
ンパウンドを成形後のヘッド本体の形状に倣って貼り付
ける工程と、コアに形成されたコア位置決め用の凸部や
凹部を第2下型に形成されたこれら凸部や凹部に対応す
る凹部や凸部にセットする工程と、コアと蓋とシートモ
ールディングコンパウンドに形成されるシャフト取付想
定位置に挿通されるシャフトピンを備えかつこのシャフ
トピンが型の作動方向に沿って設けられた第2上型と前
記第2下型とを型締めして前記シャフトピンを挿通した
状態で加熱加圧してヘッド本体を成形するとともに、ヘ
ッド本体と蓋とコアにシャフト挿通用のピン挿通孔を形
成する工程とを有するものである。
【0008】
【作用】この発明によれば、最初に合成樹脂材料で椀状
の硬いコアを成形し、このコアの上面に合成樹脂製の蓋
を成形し、次いでコアに形成された凸部や凹部を第2下
型の凹部や凸部にセットすることで、あるいはさらにシ
ャフトピンの挿通によりコアは第2下型内で位置決め固
定される。第2下型内のコアはシャフトピンだけで位置
決めされたものではなく、またメタルコアのように軽量
化を図るために型締圧により変形を受けるほど肉厚を薄
くしなくても十分に軽量であるため、加圧時にコアの位
置ずれや変形は生じない。このコアにSMCを貼り付け
て加熱加圧するので、SMCから成形されるヘッド本体
は肉厚が薄くても十分な強度があり、コアの位置ずれや
変形がないのでヘッド本体は設計通りの肉厚に成形され
る。また、コアと蓋と成形後のSMCとは合成樹脂材料
同士であるために完全に一体化する。その結果、軽量で
大型のヘッドを製造することができ、ヘッドバランスも
良く、製品のバラつきも生じない。
【0009】
【実施例】以下にこの発明の好適な実施例につき説明す
る。
【0010】図1において、符号1で示すものが合成樹
脂材料で成形された硬いコア1であり、第1下型2から
取出した状態を示す。第1上型3は、打撃部11の背面
の上部からソール部12に亘るリブ13を形成するため
の凹部31を備えかつこのリブ13の両側に中空部16
を形成するための凸部32を備えている(図2参照)。
上型3と下型2とを閉じたとき、この凸部32は第1下
型2内へ挿入される。前記第1下型2は、打撃部11を
構成するインサート部材を収納する凹部21及びソール
プレート(図示せず)の取付用凹部17を形成するため
の凸部22並びにシャフト挿通用窪み又は突起23を備
えている。シャフト挿通用窪み23である場合、第1上
型3の凸部32にこの窪み23に挿入される突起(図示
せず)を形成しておく。シャフト挿通用突起23である
場合、第1上型3の凸部32にこの窪み23に挿入され
る突起(図示せず)を形成しておく。シャフト挿通用突
起23である場合には、この突起23の頂面が第1上型
3の凸部32に接触または極近接するようにしておく。
凹部21を含むキャビティは、取替え可能な置駒21A
により構成してあり、凸部22を含むキャビティも取替
え可能な置駒22Aで構成してある。したがって、打撃
部11の形状や大きさの種類に応じた置駒21Aを第1
下型2の所定個所に差し込むだけで種々の打撃部11が
簡単にインサート成形できる。また、置駒22Aも各種
サイズの凸部22をそろえることにより、取付けるソー
ルプレートの種類に応じることができる。さらに、この
第1下型2の底部には、重量調整ボス14を形成するた
めの凸部(図示せず)やソールプレート固定用ボス15
を形成するための凸部(図示せず)やその他必要な突起
や窪みを形成するための凹凸を自由に設けることができ
る。
【0011】第1下型2に形成される凹部,凸部はいず
れか一方であっても良く、例えばソールプレートの取付
用凹部17を形成するための凸部22を形成せず、ヘッ
ド本体6の成形時にソールプレート取付用の部分を形成
することもできるし、あるいは打撃部11を構成するイ
ンサート部材の収納用凹部21を形成せず、ヘッド本体
6の成形時に打撃部11をインサート成形することも可
能である。要は、コア1を後述する第2下型200に位
置決めするために少なくとも凹部か凸部をコア1に形成
する凸部や凹部があれば良いのであって、実施例ではヘ
ッドを形成する構成部材の一部又は全部(打撃部11,
ソールプレート,シャフト挿通用の孔,固定用ボス15
等)を形成する際の凹部や凸部を利用したのであって、
場合によってはこれら構成部材形成用のものではなく単
に凹部や凸部を形成しておいても良い。
【0012】このような構成を備えた第1の上下型3,
2に合成樹脂材料を投入し、両型3,2を閉じて加熱加
圧して中空部16及び各種凹凸を有するコア1が形成さ
れる。打撃面11を形成するためのインサート部材とし
ては、任意のカーボン繊維織物に樹脂を含浸させ、wf
(重量での繊維含有率)40〜75%に調整したもの
(プリプレグ)が好適である。wf<40%の場合には、
成形時に樹脂のみの流動があり外観不良となり、wf>7
5%の場合には、樹脂が含浸しない部分が生じ、外観不
良や耐衝撃性が低下するという欠点がみられた。また、
繊維織物を変えることで各種の模様を形成することも可
能である。コア1を形成するものとしては、例えばSM
C(シートモールディングコンパウンド)を上下型3,
2が形成するキャビティ内(打撃部11となるプリプレ
グが挿入される凹部21を除く)に投入し、加熱加圧成
形することができ、これはwf25〜60%に調整したカ
ーボン繊維を含むものが好ましい。カーボン繊維の繊維
長や繊維集束本数は任意に選択することが可能である。
これら、プリプレグ、SMCの使用位置は任意であり、
これらの使用位置の選択によりヘッド本体6の外観(模
様)を自由に設計できる。ここでいうSMCは熱硬化性
樹脂,充填材,カーボン繊維よりなるシート状の成形材
料であり、圧縮成形により、金型面の60〜90%にチ
ャージし、120〜160℃,20〜300kg/mm2
型締圧で、2〜5分程度の硬化時間で形成される。
【0013】第1の上下型3,2の型温度は120〜1
60℃,好ましくは130〜140℃とし、硬化時間
(キープタイム)は2〜5分程度である。
【0014】このようにして、図1及び図4に示すコア
1を形成し、型から取出したならば、図5に示すように
コア1の中空部16の開口面16Aに蓋1Aを合成樹脂
材料で成形する。この蓋1Aは別個に成形しておき、コ
ア1に嵌合してかぶせてもよいし、コア1に溶着して取
付けてもよい。この蓋1Aにはシャフトピン71の通り
道となる孔を形成しておく。しかる後に、図6に示すよ
うに、このコア1の外周面上にヘッド本体6を形成する
合成樹脂材料(SMC)10をくるむように貼り付けて
このコア1を第2下型200にセットする。この第2下
型200は、第1下型2と同様に置駒201Aよりキャ
ビティを形成してあり、コア1のソールプレート取付用
凹部17に対応する凸部220が置駒220Aに形成し
てある。また、第1下型2のシャフト挿通用窪み又は突
起23と同様の窪み又は突起230が第2下型200の
キャビティ底部に形成されている。この第2下型200
と対になってコア1をおおった合成樹脂材料(SMC)
10からヘッド本体6を成形するための第2上型7は、
前記ピン挿通孔5を成形する予定の個所に挿通されるシ
ャフトピン71を備えている。この第2上型7と第2下
型200とを閉じて加熱加圧し、コア1をおおうヘッド
本体6を成形する(図7参照)。このとき、コア1のソ
ールプレート取付用凹部17(図3参照)は、第2下型
200の凸部220に嵌合して位置決めが図られ、シャ
フトピン71もピン挿通孔5の成形予定個所を貫通する
ことによりヘッドのシャフトに対する傾斜具合も精度良
く保たれ、しかもこれらのことにより全体の前後左右方
向が一義的に定まり、製品における板厚が一定に保持さ
れる。前記第2上型7のシャフトピン71は金型作動方
向と一致するように構成してある。このようにシャフト
ピン71が鉛直方向にあり、第2上型7の作動方向と一
致させてあることにより、製品のライ角度が一定に保持
される。
【0015】前述した実施例により、次のようなNo.
1ウッド(ドライバー)のヘッドを得た。 体積……197cm3 成形品重量……150g ソールプレート取付後重量……165g ヘッド最大巾……77.8mm 重心深さ(ZG )……29.3mm 打撃部肉厚……8mm 外周を構成する最小肉厚……3.5mm 左右方向の慣性モーメント(Ix)……19g・mm・se
c2
【0016】なお、第2上下型7・200の合わせ目、
すなわちパーティングラインは、側周面に設定されるこ
ととなり、製品として体裁が良くなる。
【0017】第2の発明の実施例は、図8及び図9に示
すように、コア1の蓋1Aとコア1にシャフトピン71
の挿通予定の部位を設けずに、ヘッド本体6に設けるよ
うにしたものである。すなわち、コア1や蓋1Aにはシ
ャフトピン71が挿通される部位を形成せず、コア1と
蓋1AにSMC10を貼り付けるとき、このSMC10
で形どられるホーゼルからソールに向けてシャフトピン
71が挿通されるようになっている。
【0018】なお、いずれの実施例におけるコア1もイ
ンサートされた打撃面11(図4及び図5のクロスハッ
チング部分)とソールプレートの取付用凹部17及びこ
の凹部の両隣のうち一方の面(図3のクロスハッチング
部分)は、ヘッド本体6成形後も外表面に露出させるよ
うに構成した。なおまた、第2下型200の底面は傾斜
させてシャフトピン71が上方から垂直に降下してくる
ように構成したが、第2下型7の作動方向が一定の角度
をもって傾斜して下降する場合もあり得る。この場合に
は、第2下型200の底面が水平であっても良いことも
ある。
【0019】また、この製造方法によって得られたゴル
フクラブヘッド(ウッド)は次表の如きものであった。
表中、W♯1はクラブ長さ43インチのウッドの1番、
W♯3は42インチのウッドの3番、W♯4は41.5
インチのウッドの4番、W♯5は41インチのウッドの
5番を示す。慣性モーメントIxは、先にも述べたよう
に左右方向の慣性モーメントであり、Iyは上下方向の
慣性モーメントであり、単位は各々g・mm・sec2であ
る。
【0020】
【表1】
【0021】コア1に形成される凸部(例えば打撃部1
1の一部分)や凹部(例えばソールプレート取付用のも
の)は、第2下型200にこのコアを位置決めするため
のものである。第2下型200に形成された凹部や凸部
にコア1の凸部や凹部をセットすることでコア1は第2
下型200内の所定の位置に位置決めされることとな
る。また、このコア1は従来の発泡体に比べて硬く、型
締圧によってつぶれたり位置ずれを生じたりはしない。
また、コア1のまわりに、コア1の底面を残して、ヘッ
ド本体6が成形されるが、この際、ヘッド本体6の板厚
は従来に比べて著しく薄くしても良い。コア1の厚みと
ヘッド本体6の厚みとをプラスした厚みが所定厚み以上
であれば、インパクト時の耐久性を十分なものとするこ
とができ、クラウン部の板厚は、強度向上にはあまり関
係がなく、むしろ低重心を図る上では薄いものであって
も良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、位置決め用の凸部や凹部が形成された合成樹脂製の
ヘッド本体の成形時の加圧によっては変形しないコアを
予め成形しておき、このコアの中空部の開口面に合成樹
脂製の蓋を成形し、この蓋つきコアを第2下型の凹部や
凸部にコアの凸部や凹部をセットして位置決めするの
で、第2上下型の型締力によってコアが位置ずれを生じ
たりするおそれはない。特にコアや蓋にもシャフトピン
が挿通される製造方法では、コアの位置ずれ防止が確実
になる。したがって、コアの周囲にSMCからヘッド本
体を成形してもヘッド本体の板厚は設計形状通りの厚さ
となる。また、SMCに使用されるカーボン繊維の繊維
長は長いものが使用でき、厚さが薄くても強度的に十分
なヘッド本体を成形することができる。したがって、イ
ンパクト時の衝撃に耐えるだけの強度計算をした上で、
コアの厚みもヘッド本体の厚みも薄くし、軽くて大きな
ヘッドを成形することが可能となる。大きなヘッドにす
ることでスィートエリアが拡大し、軽くすることで振り
抜きも良くなり、ヘッドスピードも速くなる。また、蓋
つきコアとヘッド本体との二重構造であり、しかもとも
に合成樹脂材料から成形されているので、両者は完全に
一体化し、ヘッド本体の厚みをきわめて薄くしても強度
的に十分なものとなり、軽量化が図れる。さらに、シャ
フトピンの存在により製造されるヘッドのライ角は正確
なものとなる。この発明により製造されるヘッドでは、
ヘッド本体の板厚の変動がなくなるので、ヘッドとして
のバランスも良いものとなり、製造のバラつきもなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の上下型によりコアを成形し取出した状態
を示す斜視図。
【図2】第1上型の底面図。
【図3】コアのソール部の平面図。
【図4】コアの斜視図。
【図5】コアに蓋をした状態の斜視図。
【図6】ヘッド本体を成形する準備工程を示す斜視図。
【図7】第2上下型を閉じた状態の断面図。
【図8】ヘッドの断面図。
【図9】図8のA−A線から上の部分を切除しソール部
内面を詳細に見た平面図。
【図10】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 コア 2 第1下型 3 第1上型 5 ピン挿通孔 6 ヘッド本体 7 第2上型 10 SMC 11 打撃部 16 中空部 23 シャフト挿通用窪み又は突起 32 凸部 71 シャフトピン 200 第2下型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともコア(1)内部に中空部(1
    6)を形成するための凸部(32)を備えた第1上型
    (3)と、凹部か凸部の少なくとも1つを備え、かつ第
    1上型(3)の凸部(32)に形成された突起が挿入さ
    れるシャフト挿通用窪み(23)、又はコア(1)にシ
    ャフトピン(71)の通り道となるピン挿通孔(5)の
    一部を形成する突起(23)が形成された第1下型
    (2)とに合成樹脂材料を投入し型締めし加熱加圧して
    ヘッド本体(6)の成形時の加圧によっては変形しない
    椀状のコア(1)を形成する工程と、 このコア(1)を第1の上下型(3,2)から取出して
    コア(1)の中空部(16)の開口面(16A)にシャ
    フトピン(71)の通り道となる部分が開いた蓋(1
    A)を成形する工程と、 蓋(1A)が成形されたコア(1)の少なくともコア位
    置決め用の凸部や凹部を露出させてコア(1)の外周に
    シートモールディングコンパウンドを成形後のヘッド本
    体(6)の形状に倣って貼り付ける工程と、 コア(1)に形成されたコア位置決め用の凸部や凹部を
    第2下型(200)に形成されたこれら凸部や凹部に対
    応する凹部や凸部にセットする工程と、 コア(1)と蓋(1A)とシートモールディングコンパ
    ウンドに形成されるシャフト取付想定位置に挿通される
    シャフトピン(71)を備えかつこのシャフトピン(7
    1)が型の作動方向に沿って設けられた第2上型(7)
    と前記第2下型(200)とを型締めして前記シャフト
    ピン(71)を挿通した状態で加熱加圧してヘッド本体
    (6)を成形するとともに、ヘッド本体(6)と蓋(1
    A)とコア(1)にシャフト挿通用のピン挿通孔(5)
    を形成する工程と、 を有することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 少なくともコア(1)内部に中空部(1
    6)を形成するための凸部(32)を備えた第1上型
    (3)と、凹部か凸部の少なくとも1つを備えた第1下
    型(2)とに合成樹脂材料を投入し型締めし加熱加圧し
    てヘッド本体(6)の成形時の加圧によっては変形しな
    い椀状のコア(1)を形成する工程と、 このコア(1)を第1の上下型(3,2)から取出して
    コア(1)の中空部(16)の開口面(16A)に合成
    樹脂製の蓋(1A)を成形する工程と、 蓋(1A)が成形されたコア(1)の少なくともコア位
    置決め用の凸部や凹部を露出させてコア(1)の外周に
    シートモールディングコンパウンドを成形後のヘッド本
    体(6)の形状に倣って貼り付ける工程と、 コア(1)に形成されたコア位置決め用の凸部や凹部を
    第2下型(200)に形成されたこれら凸部や凹部に対
    応する凹部や凸部にセットする工程と、 コア(1)をおおうシートモールディングコンパウンド
    に形成されるシャフト取付想定位置に挿通されるシャフ
    トピン(71)を備えかつこのシャフトピン(71)が
    型の作動方向に沿って設けられた第2上型(7)と前記
    第2下型(200)とを型締めし加熱加圧してヘッド本
    体(6)を成形するとともに、ヘッド本体(6)にシャ
    フト挿通用のピン挿通孔(5)を形成する工程と、 を有することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方
    法。
JP5197651A 1993-07-16 1993-07-16 ゴルフクラブヘッドの製造方法 Expired - Lifetime JPH084643B2 (ja)

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