JPH084632B2 - 安全緩降装置 - Google Patents

安全緩降装置

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JPH084632B2
JPH084632B2 JP29760692A JP29760692A JPH084632B2 JP H084632 B2 JPH084632 B2 JP H084632B2 JP 29760692 A JP29760692 A JP 29760692A JP 29760692 A JP29760692 A JP 29760692A JP H084632 B2 JPH084632 B2 JP H084632B2
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drive control
drive
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brake
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寛一 川原田
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寛一 川原田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全緩降装置に関し、
例えば、ビルディング等の高層建築物からの災害時の脱
出に用いられる安全緩降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルディング等高層建築物からの火災な
ど非常時の緊急脱出装置としては、その高さ又は或る階
層以上について設置が義務づけられ、公知のものとして
は避難梯子、ロープ、脱出シュート等が一般的に知られ
ている。
【0003】然し、他に脱出の道がなく非常時とは言
え、健康で五体満足な人でも前記避難梯子等にて脱出し
なければならないとすれば、たじろぎ、相当の勇気が必
要である。
【0004】まして、高所恐怖性の人や、老人、婦人、
子供、身体障害者に至っては備付けの避難用具も有効に
利用され得ないことになる。而も緊急時には前記避難用
具の上部における安全確実な固定が疎かになりかねな
い。
【0005】従って、安全基準として法的に設置が義務
づけられて、既に設置されている前記の避難用具も決し
て完璧なものでなく、更に安全確実な非常用避難用具の
開発が待たれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであって、例えば、火災その他の
緊急事態の際に老人や婦人、子供、身体障害者でも高所
恐怖性や心体の不活発に関係なく、更に電気やその他の
動力源を用いることなく、安心してビルディング等の高
層階から緩降して避難することのできる安全緩降装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は次のような構成としている。
【0008】本発明は、位置固定された駆動部と、この
駆動部に上下動可能に支持された駆動制御部と、この駆
動制御部に支持された載置部とを有し、前記駆動部は、
この駆動部に設けられた弾性手段によって不使用時には
前記駆動制御部を前記駆動部の側に位置させ、使用時に
は前記載置部に載置された物体の重量によって前記弾性
手段の付勢力に逆らって前記駆動制御部が下降するよう
に構成され、前記駆動制御部には、使用時にこの駆動制
御部の下降速度を制御する制動手段が設けられ、前記載
置部には、前記制動手段を操作する操作具が設けられて
いる安全緩降装置に係る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0010】図1は、本発明全体の右側面図、図2は図
1におけるII−II線断面図で、建物の窓際など所定の位
置にセットした状態を示している。
【0011】図示のとおり、駆動部1は建物の外壁部40
に固定され、装置の全体が支えられている。下部が開放
された枠2の中には3つのケーブルドラム4a、4b、
4cが配され、軸3に同軸に軸支されている。そして、
軸3には渦巻ばね7が設けられ、これにより、前記ケー
ブルドラム4a、4b、4cはケーブルのリールのよう
な役をしている。
【0012】各ケーブルドラムのケーブルは夫々アイド
リングプーリ5a、5b、5cを介して下側の駆動制御
部10を吊下している。即ち、ケーブルドラム4aのケー
ブル6aはアイドリングプーリ5aを介して前側を中央
部で、ケーブルドラム4bのケーブル6bはアイドリン
グプーリ5bを介して建物側を左端部で、ケーブルドラ
ム4cののケーブル6cはアイドリングプーリ5c(図
3参照)を介して建物側を右端部でそれぞれ駆動制御部
10を吊下げている。
【0013】駆動制御部10は、本体11とフレーム12によ
って内部の装置等を支え、建物側は建物壁面側に当接す
る車輪14が設けられ、建物に沿って上下に移動する。
【0014】回転軸15には右側からヘルカルプーリ13が
設けられ後述するリールドラムと係合している。回転軸
15にはブレーキ用のリム17が固定され、下へコの字状に
垂れたフレーム12に固定されたリムブレーキ18Aの1対
のブレーキシュー18aによって制動及び下降速度が制御
されるようにしてある。また、フレーム12にはバンドブ
レーキ18Bが回転軸15を囲むように固定され、リムブレ
ーキ18Aと共に制動及び下降速度が制御される。
【0015】ヘリカルプーリ13にはボールラチェットが
内蔵されていて、その内部機構が戻り止めの機能を果た
している。この内部機構については、後に説明する。
【0016】制動制御部10の他方の軸16にはリールドラ
ム20が軸支され、その横には渦巻ばね27が設けられてリ
ールドラム20のリール機能を構成している。このドラム
から送り出されるケーブル21が前記ヘリカルプーリ13に
3回巻付けられてから上へ伸び、その先端が駆動部1に
固定されている。このような機構により、リールドラム
20の駆動力が前記ボールラチェット内部機構を機能させ
ている。
【0017】更に前述の如く本装置は主として3本のケ
ーブルによって吊下され又巻き上げられるものである
が、そのリールドラム20の駆動力及びそのケーブル21も
駆動部1の巻き上げ機能等を補助している。この原理を
明示したのが図3である。
【0018】なお、図3にはブレーキ機構は図示省略し
てあり、これについては後に説明する。図3は、駆動部
1が駆動制御部1を上限近くまで巻き上げた状態であ
り、円弧矢印はドラムの巻き上げ回転方向を示し、他の
矢印はこれに伴うケーブルの進行方向を示している。従
って、下降させた場合の各部の動きはこの反対になる。
【0019】駆動制御部10の下にはその四隅からワイヤ
ロープ37によって搭乗装置のケージ30が吊下されてい
る。ワイヤロープ37は先端がケージ部30の方形床31の四
隅に夫々固定されている。そして床31の建物40側と駆動
制御部10の同側には同様の車輪36が設けられ建物の壁面
に当接している。
【0020】ちなみに、ケージ30の寸法は床31が約 0.6
m2、高さ、つまり駆動制御部10までは約 1.8mである。
床面から約 0.8mの四方側面は囲い32(32a、32b)、
例えばキャンバス等の軟質の材料がリング33を介してワ
イヤロープ37に遊動可能に結合されている。
【0021】更に建物側32a及び反対側32b部は、囲い
材を押し下げてこの部分から人が乗降でいるように次の
ような構造になっている。即ち、図5に示すように、上
記部分のワイヤロープ37の途中に接続された別のワイヤ
ロープ39を併設している。そして、ワイヤロープ39には
コイルスプリング34が外嵌している。従って、乗降の際
には上記部分の囲いを押し下げ、放せばスプリングの力
によって囲いを押上げ復元する。
【0022】図4はケージ部30へ人(搭乗者)50が乗り
込む状態を示している。勿論、囲い32aは手で押し下げ
てから乗り込まなければならない。そのように非常の場
合にはケージ30を建物40の例えば窓41の位置へ合わせて
ロックして置く。
【0023】図5に示すように、ケージ30の床31上面に
は折りたたみ4式のサドル35が設置されている。サドル
35は軸35a部を支柱35bによって支えている。図示のよ
うに支柱35bは中間の床寄り部で軸を設け屈折するよう
になっている。従って、不要時にはサドル35及び支柱35
bを夫々矢印方向へ回転させて倒し、また必要な時には
起立させて使用する。
【0024】また、ケージ部30を吊下している外側左の
ワイヤー37にはケージ部直近にブレーキレバー38が設置
されている。これは搭乗者50がこれを操作することによ
り駆動制御部10に設置されているリムブレーキ18A及び
バンドブレーキ18Bが開放され、搭乗者50の重みによっ
てケージ30が下降するためのものである。従って、この
ブレーキレバー38とブレーキ部の機構とはワイヤ(図示
せず)により結ばれている。
【0025】以上、装置を構成する各部の駆動機構を説
明したが、更に駆動制御機構について詳述する。
【0026】図6は駆動制御部10の内部を示す斜視図、
図7はリムブレーキ18Aのブレーキシュー18a、18aと
ブレーキシュー18a、18aによって制動されるリム17と
の関係を示す図6の部分拡大図である。
【0027】リム17は多数のスポーク17bによってボス
17aに固定される。リム17の図6において後側にはバン
ドブレーキ18Bが設けられ、バンドブレーキ18B及びリ
ムブレーキ18Aにより、不使用時にはヘルカルプーリ13
が停止させられる。使用時には前述したブレーキレバー
38の操作により、前記各ブレーキが微調整されて適度に
弛み、適度な速度を以て前述したようにケージ30が下降
する。
【0028】図8は回転軸15に取付けられた各部を示
し、同図(a)は側面図、同図(b)は同図(a)のb
−b線断面図である。
【0029】リム17は、多数のスポーク17b及びボス17
aを介して回転軸15に固定され、リム17の外周部の両側
面に1対のブレーキシュー18a、18aが圧接する。回転
軸15に固定されたブレーキドラム18bに、両端をフレー
ム12に固定されたブレーキバンド18cが覆っており、ブ
レーキバンド18cのライニング層18dがブレーキドラム
18bに圧接する。
【0030】上記各ブレーキの制動により、搭乗者50が
ケージ30に搭乗しても直ちにケージ30が下降することが
なく、搭乗者50がブレーキレバー38を操作することによ
りブレーキが解放される。このブレーキ機構は、単に制
動と開放との動きをするのみではなく、ブレーキレバー
の操作によって下降速度を調整する機能をも備えてい
る。
【0031】図9は、ヘリカルプーリ13に内設されたボ
ールラチェットを示す。
【0032】回転軸15に固定されたラチェット23の歯部
と、フレーム12に固定されたラチェットカバー25との間
にはボール24が嵌入していて、ケージ上昇に伴う回転方
向(矢印)にのみボール24が回転してヘリカルプーリ13
が渦巻ばね27の付勢力に逆らって自由に回転する。他
方、逆回転時にはボール24がラチェット23の歯部とラチ
ェットカバー25との間の狭い空間に食い込んで、ヘリカ
ルプーリ13の逆回転が防止される。
【0033】ケージ30が下降し切って搭乗者がケージ30
から脱出すると、前述したようにケージ30が上昇し、こ
れと同時に渦巻ばね27の付勢力によってヘリカルプーリ
が回転し、駆動制御部10が上昇して駆動部10の直下に位
置するようになる。
【0034】本例は前記のとおり3点支持のケーブルに
より吊り下げているのでバランスが良く、ケーブルのた
るみを伴うことがなく安定している。また、図10に示す
ように、支点42a、42b、42cが吊り下げ部、即ち駆動
制御部10以下の重心位置の垂直線より建物40側に片寄っ
ているため、吊り下げ部の搭乗者50を含む重量に伴うト
ルクTは矢印の如く建物40側へ働くことになる。従っ
て、搭乗して下降する時にもケージ30は建物の壁面に張
りつくようにして揺れが起こらない。
【0035】図11は本例の使用状態を示している。この
ように本例は1回に1人づつを原則としているが、下降
後は前述のとおり自動的に元の位置へ上昇するので、連
続して多人数を1人づつ繰り返し脱出させることができ
る。而も、搭乗者50はケージ部30の囲いの中で腰掛けら
れるので下方の視界が遮断されて、搭乗者50が高い位置
に居ることをあまり意識させず恐怖感を和らげる。
【0036】更に、全てが機械的な構造により構成され
ているので、例えば災害に伴う停電にも左右されること
がなく、ブレーキ操作により下降速度を調整しながら安
全な速度で緩降することが可能で、5階建程度の建物に
適用が可能である。
【0037】また本例は、前述のとおり人が単体で搭乗
するのが原則であるが、場合によって起き上がれない患
者等は担架ごと載せることも可能である。そのために大
きさの規定等は本例に拘らず大型の規格に作ることも可
能である。更に各装置の内部機構もこれに限定されるも
のではなく、吊り下げ用のケーブルも増やすことも可能
である。
【0038】図12に示すように、使用後や不使用時に
は、ケージ部30は折りたたまれて駆動制御部10の下部に
収納され、駆動制御部10も駆動部1に密着させて全体を
コンパクトな形にし得るので建物の美観を損なうことは
ない。そして、本例により非常時には安全かつ確実な避
難が期待される。
【0039】本例は機械的な構造によって構成されてい
るので、他の動力源に依存することはない。そして、所
定位置に搭乗者が腰掛けて使用できるため重心位置の偏
心がなく安定が保て、囲いにより搭乗者の恐怖心を和ら
げ、更に各制御機能により緩降することができる。
【0040】本発明に基づく安全緩降装置は、災害時の
建物等からの人の脱出のほか、破損し易い物品を安全に
下降させる(平時、災害時に関係なく)装置として使用
可能である。この場合、物品の重量に応じてブレーキレ
バーによる制御程度を設定しておけば、ケージに人が同
乗する必要は必ずしも無い。
【0041】
【発明の作用効果】本発明は、駆動部に設けられた弾性
手段によって不使用時には駆動制御部及びこの駆動制御
部に支持された載置部を前記駆動部の側に位置させ、使
用時には物体の重量によって前記弾性手段の付勢力に逆
らって前記駆動制御部が下降するように構成されている
ので、電気その他の駆動用エネルギーを供給する必要が
なく、例えば停電が予想される非常時等にあっても、繰
り返し使用が可能である。
【0042】また、駆動制御部の制御手段を操作する操
作具を設けているので、載置部の急激な落下が防止さ
れ、安全に人その他の物体を緩やかに下降させられ、安
全が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の装置全体の右側面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】実施例のケーブルの自動巻き上げ原理を示す概
略図である。
【図4】同、ケージに乗降部囲いの構造及びケージに乗
り込む状態を示す図である。
【図5】同、ケージ内部の構造を示す図である。
【図6】同、駆動制御部の制動機構示す概略斜視図であ
る。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】実施例のブレーキ機構の詳細図で、(a)は正
面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。
【図9】同、ラチェット部の詳細図である。
【図10】同、ケージに生ずるトルクを示す概念図であ
る。
【図11】同、使用状態を示す概略図である。
【図12】同、不使用時の収納状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 駆動部 3 軸 4a、4b、4c ケーブルドラム 5a、5b、5c アイドリングプーリ 6a、6b、6c、21 ケーブル 7、27 渦巻ばね 10 駆動制御部 13 ヘルカルプーリ 15 回転軸 17 リム 18A リムブレーキ 18B バンドブレーキ 20 リールドラム 23 ラチェット 24 ボール 25 ラチェットカバー 30 ケージ 37、39 ワイヤロープ 38 ブレーキレバー 40 建物 50 搭乗者

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置固定された駆動部と、この駆動部に
    上下動可能に支持された駆動制御部と、この駆動制御部
    に支持された載置部とを有し、 前記駆動部は、この駆動部に設けられた弾性手段によっ
    て不使用時には前記駆動制御部を前記駆動部の側に位置
    させ、使用時には前記載置部に載置された物体の重量に
    よって前記弾性手段の付勢力に逆らって前記駆動制御部
    が下降するように構成され、 前記駆動制御部には、使用時にこの駆動制御部の下降速
    度を制御する制動手段が設けられ、 前記載置部には、前記制動手段を操作する操作具が設け
    られている安全緩降装置。
JP29760692A 1992-08-21 1992-08-21 安全緩降装置 Expired - Lifetime JPH084632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29760692A JPH084632B2 (ja) 1992-08-21 1992-08-21 安全緩降装置

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JP29760692A JPH084632B2 (ja) 1992-08-21 1992-08-21 安全緩降装置

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JPH0663168A JPH0663168A (ja) 1994-03-08
JPH084632B2 true JPH084632B2 (ja) 1996-01-24

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ID=17848737

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JP29760692A Expired - Lifetime JPH084632B2 (ja) 1992-08-21 1992-08-21 安全緩降装置

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KR100883838B1 (ko) * 2007-12-06 2009-02-13 박병천 무동력 하강 제어장치

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