JPH0845291A - 単一低電圧電源を用いてフローティングゲートメモリセルをプログラムする方法および回路 - Google Patents

単一低電圧電源を用いてフローティングゲートメモリセルをプログラムする方法および回路

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JPH0845291A
JPH0845291A JP10879295A JP10879295A JPH0845291A JP H0845291 A JPH0845291 A JP H0845291A JP 10879295 A JP10879295 A JP 10879295A JP 10879295 A JP10879295 A JP 10879295A JP H0845291 A JPH0845291 A JP H0845291A
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John F Schreck
エフ.シュレック ジョン
Cetin I Kaya
アイ.カヤ セティン
David J Mcelroy
ジェイ.マセルロイ デビッド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一低電圧電源を用いるフローティングゲー
トメモリアレイのための、効率的なホットキャリヤ注入
プログラミングの方法および回路を開示する。 【構成】 選択された不揮発性メモリセル10をプログ
ラムするためのドレイン−ソース電圧および電流は、選
択されたセル10のソース11をメモリセルアレイの基
準電圧端子の電圧VSSより低い電圧までポンピング
し、一方同時に、選択されたセル10のドレイン12
を、メモリセルアレイの電源電圧端子の、3Vでありう
る電圧VCCより高い電圧までポンピングすることによ
り、効率的に実現される。セルの基板W2は、ソース1
1の電圧に近い、かつ随意選択的にソース11の電圧よ
り低い、電圧までポンピングされる。1つまたはそれ以
上の簡単な電荷ポンプ回路が、電圧源VCCの出力を、
ホットキャリヤ注入により選択された不揮発性セル10
をプログラムしうる、ソース−ドレイン電圧および電流
に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に消去可能なプ
ログラム可能読取り専用メモリ(EEPROM)アレイ
または電気的にプログラム可能な読取り専用メモリ(E
PROM)のような、不揮発性集積回路メモリアレイに
関する。特に、本発明は、フローティングゲートメモリ
セルのアレイの該セルをプログラムする方法および回路
に関し、該アレイは、単一の低電圧エネルギー源からの
供給を受ける。
【0002】
【従来の技術】ファウラ−ノルトハイム(Fowler
−Nordheim)のトンネル効果プログラミング
(tunneling programming)に対
立するものとしての、ホットキャリヤ注入プログラミン
グを用いるEEPROMは、(a)1985年IEDM
(第616頁ないし第619頁)に所載のS.Mukh
erjee外著「単一トランジスタEEPROMセルお
よびその512K CMOS EEPROM内における
実現(A Single TransistorEEP
ROM cell and its implemen
tation in a 512K CMOS EEP
ROM)」に、また(b)1989年ISSCC(第1
40頁ないし第141頁)に所載のV.Kynett外
著「90ns100K消去/プログラムサイクルメガビ
ットフラッシュメモリ(A 90ns 100K Er
ase Program Cycle Megabit
Flash Memory)」に説明されている。参
考文献(a)の主題は、米国特許第4,698,787
号にも論じられている。
【0003】選択されたセルの、典型的な従来技術のホ
ットキャリヤ注入プログラミングに際し、そのセルの、
ソースと、ドレインと、制御ゲートと、に印加される電
圧は、(1)ソースに印加される、基板電圧(0Vであ
りうるVSS)に等しい基準電圧と、(2)ドレインに
印加される、基準電圧に対し恐らくは+5Vないし+7
Vである、第1正電圧VBLと、(3)制御ゲートに印
加される、基準電圧に対し多分+12Vである、第2正
電圧VPPと、である。
【0004】これらの条件下では、ドレインとソースと
の間のチャネルは、高度に導電的になる。基板−ドレイ
ンPN接合に達した電子は2つの電界を受け、その一方
は逆方向にバイアスされた基板−ドレインPN接合に関
連し、他方は制御ゲートからフローティングゲートに結
合された正電圧に関連する。これら2つの電界は、電子
(ホットキャリヤ)をフローティングゲート内へ注入す
る。
【0005】基板−ドレインPN接合およびフローティ
ングゲートの境界面付近のシリコン基板内に発生した電
界は、EPROMおよびフラッシュEEPROMアレイ
のようなフローティングゲートメモリにおける、ホット
キャリヤ注入によるプログラム可能性の決定上の主要因
子である。その電界は、主としてドレイン−ソース電圧
の関数であるが、チャネル領域およびドレイン領域のド
ーピングプロファイルのような他のパラメータをも含
む。
【0006】あるタイプのフローティングゲートメモリ
アレイは、5V電源および12V電源の両者を必要とす
る。そのような二重電源メモリにおいては、12V電源
は、プログラミングに際して必要とされる+5Vないし
+7Vのドレイン電圧VBLを供給するために用いられ
る。別のタイプのフローティングゲートメモリアレイ
は、単一の5V電源を必要とする。このような単一電源
メモリにおいては、5V電源は、プログラミングに際し
て+6Vより高いドレイン電圧VBLを供給するため
に、電荷ポンプ回路によりポンピングされる。+6Vの
電荷ポンプ回路の出力は、+5Vの入力を単に20%増
大させたものにすぎないので、電荷ポンプ技術で十分対
処可能である。
【0007】安価な化学電池で利用できる供給電圧は限
られる為、ゲームおよびコンピュータのような携帯可能
な電子装置は、好ましくは単一の3V電池電源により動
作するよう設計される。その3Vの電池電源から+6V
のドレイン−ソース電圧を供給するためには、上述の従
来技術の例におけるようなわずか20%ではなく、入力
電圧の100%の電荷ポンプ回路出力が要求される。
【0008】電荷ポンプ回路の回路素子の大きさおよび
回路の複雑さは、出力電圧に占める入力電圧の割合が増
えると共に劇的に増大する。要求されるプログラミング
電流はほぼ同じままであるが、この電流を供給する電荷
ポンプ回路の能力は、部品数および一部部品のサイズの
増加が行われなければ、出力電圧の入力電圧に対する比
の増加と共に急速に低下する。
【0009】詳述すると、電荷ポンプ回路が供給しうる
電流のレベルは、出力電圧と、キャパシタの大きさと、
その電荷ポンプ回路内に用いられている発振器の周波数
と、の関数である。より高い出力電圧が要求されるほ
ど、与えられた電荷ポンプ回路が供給しうる電流はます
ます少なくなる。例えば、単一段電荷ポンプ回路は一般
に、電源電圧の2倍に近い出力電圧を供給できる。しか
し、電圧が電源電圧の2倍に近づくのに伴い、電荷ポン
プ回路が電流を供給する能力は、たとえキャパシタンス
を極めて大きく増加させても、極めて小さくなる。多段
電荷ポンプ回路は電源電圧の2倍より高い電圧を供給し
うるが、同じ回路の複雑さの増大および低電流出力問題
を伴う。
【0010】さらに、デコード回路およびバス伝送にお
いて生じる電圧降下のために、電荷ポンプ回路からの追
加の電圧出力が要求される。ホットキャリヤ注入プログ
ラミングは、電荷ポンプ回路が、ファウラ−ノルトハイ
ム(Fowler−Nordheim)プログラミング
を用いる時に要求される電流よりも大きい電流を供給す
ることを要求する。しかし、ホットキャリヤ注入プログ
ラミングは、ファウラ−ノルトハイムプログラミングに
おいて用いられる電界よりも弱い電界により行われる。
さらに、ホットキャリヤ注入プログラミングは、バイト
単位のプログラミングを可能にする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】単一低電圧電源からの
供給を受けるフローティングゲートメモリアレイに用い
られる、効率的なホットキャリヤ注入プログラミングの
方法および回路が必要とされている。
【0012】
【課題を解決するための手段】選択された不揮発性メモ
リセルをプログラムするために必要なドレイン−ソース
電圧および電流は、選択されたセルのソースを、集積回
路メモリの基準端子の電圧より低い電圧までポンピング
し、それと同時に、選択されたセルのドレインを、メモ
リの電源電圧端子の電圧より高い電圧までポンピングす
る、電荷ポンプ回路を用いることにより、効率的に実現
される。例えば、約6Vのドレイン−ソース電圧は3V
電源から、電荷ポンプ回路を用いることにより、ソース
電圧を、その3V電源の基準端子の約1.5V下までポ
ンピングし、それと同時に、ドレイン電圧を、その3V
電源の正端子の1.5V上までポンピングすることによ
って、供給される。電荷ポンプ回路はまた、セル基板の
電圧を、ソース電圧に近い、またはソース電圧より低
い、値までポンピングするためにも用いられる。プログ
ラミング効率を改善するためには、セル基板電圧をソー
ス電圧よりも低い値までポンピングする。
【0013】上述の例においては、電荷ポンプ回路のソ
ース出力およびドレイン出力のそれぞれは、3Vの電池
電源から50%増加した出力を必要とし、もし従来技術
の電荷ポンプ回路が用いられたとすれば要求される10
0%の増加は必要としない。入力電圧から出力電圧への
百分率増加が小さくされているために、電荷ポンプ回路
の回路素子の大きさおよび回路の複雑さが劇的に減少す
るので、電荷ポンプ回路が必要とするダイ領域は、より
大きい電荷ポンプ回路が必要とするダイ領域より著しく
小さくなる。そして、増大した効率は、減少した電力に
より、また減少したダイ領域要求により測定される。効
率は、要求される電圧が高いほど改善される。
【0014】従来技術において公知のように、与えられ
たドレイン−ソース電圧におけるフローティングゲート
セルのプログラミング効率は、基板電圧をソース電圧よ
り低い値まで下げることにより増大される。ソース−基
板接合の逆方向バイアスは、与えられたドレイン電圧、
制御ゲート電圧、およびソース電圧におけるフローティ
ングゲート内の充電電流を増大させ、一方またプログラ
ミングに際して発生される基板電流の量を減少させる。
逆方向にバイアスされたソース−基板接合の使用は、例
えば、従来技術の+5Vないし+7Vではなく、わずか
+4.5Vのみのドレイン−ソース電圧を可能にする。
+4.5Vのドレイン−ソース電圧は、本発明の電荷ポ
ンプ回路が、3V電池による入力からそれぞれの端子に
おける出力電圧への25%の増加を与えることを必要と
する。さらに、減少せしめられたソース−ドレイン電流
は、デコード回路およびバス伝送における電圧降下を減
少させ、それはまた電荷ポンプ回路に対する要求を減少
させる。
【0015】ソース電圧を低下させ、同時にドレイン電
圧を上昇させるのに電荷ポンプ回路を用いての、必要な
ソース−ドレイン電圧の供給は、ホットキャリヤ注入に
よりフローティングゲートセルのプログラミングを行い
うるソース−ドレイン電圧および電流を発生させるため
の独特な効率的方法である。ソースおよび基板の電圧を
下げ、同時にドレイン電圧を上げることにより、単一低
電圧電源から電力供給を受けるフラッシュEEPROM
またはEPROMのホットキャリヤ注入プログラミング
のために、簡単で効率的な電荷ポンプ回路を使用しうる
ことになる。効率は、基板電圧をソース電圧より低く低
下させることによりさらに改善される。
【0016】
【実施例】本発明の方法および回路の使用を説明するた
めに、メモリチップの一体的部分であるメモリセルのア
レイの例を図1に示す。それぞれのセルは、ソース11
と、ドレイン12と、フローティングゲート13と、制
御ゲート14とを有するフローティングゲートトランジ
スタ10である。セル10の行内のそれぞれの制御ゲー
ト14はワード線15に接続され、それぞれのワード線
15はワード線デコーダ16に接続されている。セル1
0の行内のそれぞれのソース11はソース線17に接続
されている。セル10の列内のそれぞれのドレイン12
は、ドレイン列線18に接続されている。それぞれのソ
ース線17は共通列線17aにより列デコーダ19に接
続され、それぞれのドレイン列線18は列デコーダ19
に接続されている。
【0017】読取りモードにおいては、ワード線デコー
ダ16は、線20R上のワード線アドレス信号および読
取り/書込み/消去制御回路21(またはマイクロプロ
セッサ21)からの信号に応答して、あらかじめ選択さ
れた正電圧VCC(約+5V)を選択されたワード線1
5に印加し、また低電圧(接地またはVSS)を選択さ
れなかったワード線15に印加するよう機能する。列デ
コーダ19は、あらかじめ選択された正電圧VSEN
(約+1V)を少なくとも選択されたドレイン列線18
に印加し、また低電圧(0V)をソース線17に印加す
るよう機能する。列デコーダ19はまた、アドレス線2
0D上の信号に応答して、選択されたセル10のドレイ
ン列線18をデータ入出力端子22に接続するよう機能
する。選択されたドレイン列線18および選択されたワ
ード線15に接続されたセル10の導電または非導電状
態は、データ入出力端子22に接続されたセンス増幅器
(図示されていない)により検出される。
【0018】フラッシュ消去モードにおいては、列デコ
ーダ19は、全てのドレイン列線18を(「オフ」状態
にバイアスされた電界効果トランジスタのような高イン
ピーダンスに接続された)フローティング状態にしてお
くよう機能する。1オプションを用いると、ワード線デ
コーダ16は、全てのワード線15を負電圧VEE(約
−10Vまたは−13V)に接続するよう機能する。列
デコーダ19はまた、正電圧VCC(約+5Vまたは+
3V)を、全てのソース線17に印加する機能を行う。
この第1オプションにおいては、図2の基板アイソレー
ションウエルW2は、基板制御回路23により、VSS
または0Vに接続される。第2オプションを用いると、
ワード線デコーダ16は、全てのワード線15を負電圧
VEE(約−9V)に接続する機能を行う。列デコーダ
19はまた、全てのソース線17および全てのドレイン
列線18を+6Vに接続するよう機能する。基板アイソ
レーションウエルW2もまた、この動作において+6V
に接続される。いずれのオプションを用いても、これら
の消去電圧は、フローティングゲート13から電荷を転
送し、メモリセル10を消去するファウラ−ノルトハイ
ムトンネル電流を発生させるのに十分な電界強度を、ゲ
ート酸化物領域内に作る。ワード線15上の電圧は負電
圧であるので、セル10は、消去中は非導電状態に留ま
る。
【0019】従来技術の書込みまたはプログラムモード
においては、ワード線デコーダ16は、線20R上のワ
ード線アドレス信号および読取り/書込み/消去制御回
路21(またはマイクロプロセッサ21)からの信号に
応答して、選択された制御ゲート14を含む選択された
ワード線15上に、あらかじめ選択された第1プログラ
ミング電圧VPP(約+12V)を供給する機能を行
う。列デコーダ19もまた、選択されたドレイン列線1
8、従って選択されたセル10のドレイン12上に、第
2プログラミング電圧VBL(約+5ないし+10V)
を供給するよう機能する。従来技術の方法および回路に
おいては、ソース線17は、接地電圧でありうる基準電
圧VSSに接続される。全ての選択されなかったドレイ
ン列線18は、基準電圧VSSに接続されるか、または
フローティング状態にある。これらのプログラミング電
圧は、選択されたメモリセル10のチャネル内に(ドレ
イン12からソース11への)高電流状態を作り、その
結果、ドレイン−チャネル接合付近において、チャネル
ホットエレクトロンおよびアバランシブレークダウンエ
レクトロンが発生し、これらはチャネル酸化物を通って
選択されたセル10のフローティングゲート13に注入
される。プログラミング時間は、(0Vの制御ゲート1
4を有する)チャネル領域に対し約−2Vないし−6V
にある負のプログラム電荷を用いて、フローティングゲ
ート13をプログラムするのに十分に長く選択される。
実施例に従って製造されたメモリセル10においては、
制御ゲート14/ワード線15とフローティングゲート
13との間の結合係数は約0.6である。従って、選択
された制御ゲート14を含む選択されたワード線15上
の、例えば12Vの従来技術のプログラミング電圧VP
Pは、選択されたフローティングゲート13上に約+
7.2Vの電圧を生ずる。(約+7.2Vの)フローテ
ィングゲート13と、接地された(約0Vの)ソース線
17との間の電圧差は、ソース11とフローティングゲ
ート13との間のゲート酸化物を通るファウラ−ノルト
ハイムトンネル電流を生じ、選択された、または選択さ
れなかった、セル10のフローティングゲート13を充
電するのには不十分である。選択されたセル10のフロ
ーティングゲート13は、プログラミングに際して注入
されたホットエレクトロンにより充電され、該電子はそ
れによって、選択されたセル10のフローティングゲー
ト13の下部のソース−ドレイン経路を、その制御ゲー
ト上の+5Vにより非導電状態にし、その状態は「0」
ビットとして読取られる。プログラムされなかったセル
10は、制御ゲート上の+5Vによって導電状態にあ
る、フローティングゲート13の下部のソース−ドレイ
ン経路を有し、それらのセル10は「1」ビットとして
読取られる。
【0020】本発明による書込みまたはプログラムオペ
レーションにおいては、プログラミングに必要なドレイ
ン−ソース電圧は、選択されたセル10のソース11
を、(たぶん3Vの)単一低電圧電源の負端子電圧VS
Sの下約−1Vないし−2Vの電圧VSLまでポンピン
グし、それと同時に、選択されたセル10のドレイン1
2を、ソース電圧の上約+6Vの電圧VBLまでポンピ
ングする、電荷ポンプ回路を用いることにより実現され
る。(前述の例を用いると、ドレイン電圧VBLは、基
準電圧VSSの+4Vないし+5V上までポンピングさ
れる。)同時に、基板内の基板アイソレーションウエル
W2の電圧VSUBは、基板制御回路23により、ソー
スと同じ電圧VSLでありうる電圧VSUB、または前
記低電圧電源の負端子電圧VSSの下約−2Vないし−
3Vのもっと負の値、に接続される。基板アイソレーシ
ョンウエルW2は、少なくとも選択されたセル10、か
つ多分全メモリセルアレイを隔離して、ソース11およ
びドレイン12の拡散から基板に向かう順方向バイアス
を阻止する。選択されたセル10のホットキャリヤプロ
グラミングは、その選択されたセル10のゲートに約+
10Vのパルスを印加することにより実現される。1オ
プションを用いると、選択されなかったワード線はVS
Sまたは0Vに接続される。第2オプションを用いる
と、選択されなかったワード線は、VSSに対して約−
1Vないし−2Vである電圧に接続され、選択されなか
ったセルのリークを防止する。便宜上、読取り、書込
み、および消去の諸電圧を以下の表1に記載する。
【0021】
【表1】 注:表1内のソース電圧VSLは約1Vないし2Vの大
きさをもつ正数である。
【0022】図2は、図1のメモリセルアレイ内に用い
られるタイプの、典型的なフローティングゲートセル1
0の断面図である。セル10および恐らくは全メモリセ
ルアレイは、半導体基板24上に形成される。この半導
体基板はP形材料でも良い。基板24の一部は、拡散さ
れたN形半導体材料の深いウエルW1を含み、これに対
して電気接点が備えられている。深いウエルW1は、拡
散されたP形半導体材料の第2半導体アイソレーション
ウエルW2を包囲し、ウエルW2に対して電気接点が備
えられている。埋込み拡散ウエル(タンク)を用いたア
レイ構造を構成する方法は、1992年2月28日出願
の「深いNタンクにより基板から絶縁されたPタンクを
有するフラッシュEEPROMアレイ(FLASH E
EPROM ARRAY WITH P−TANK I
NSULATED FROM SUBSTRATE B
Y DEEP N−TANK)」と題する米国特許出願
第07/890,577号に説明されている。この出願
もまた、テキサス・インスツルメンツ社(Texas
Instruments Incorporated)
による。ソース11およびドレイン12は、ソース11
およびドレイン12の拡散とは反対の形の不純物を有す
る第2半導体アイソレーションウエルW2内への不純物
拡散によって形成される。ソース11は通常、2つの形
の不純物の拡散によって形成される。ソース11とドレ
イン12との間の基板アイソレーションウエルW2の領
域は、セルのチャネル25である。フローティングゲー
ト13は、チャネル25からゲート絶縁体26により絶
縁された、ポリシリコン層から形成されている。図1の
ワード線15の一部であるポリシリコン制御ゲート14
は、フローティングゲート13から、レベル間絶縁体2
7により絶縁されている。
【0023】以上の諸例においては、約+5Vないし+
7Vの範囲内のドレイン−ソース電圧が用いられている
が、フローティングゲートメモリセルに対する10マイ
クロ秒より短いプログラミングパルス中のドレイン−ソ
ース電圧として現在のところ最小+4.5Vという要求
のみが存在する。
【0024】ここで図3を参照すると、典型的な発振器
回路OSCがブロック図形式で示されており、発振器回
路OSCは、直列ループをなして接続され、7つの整相
された出力端子CK1−CK7を有するインバータIN
V1−INV7を含む。端子CK1−CK7における整
相された出力電圧は、図4に示されている。これら7つ
の出力から、図5のNAND、NOR、およびインバー
タ回路を用いて、14の修正された発振器出力CKA1
−CKA7およびCKB1−CKB7が得られる。図6
には、これらの修正発振器出力の代表的な対、CKA1
およびCKB1が示されており、他の出力も同様であ
る。発振器の周波数は、例えば約10MHzである。端
子CK1−CK7、CKA1−CKA7、およびCKB
1−CKB7における整相された電圧は、例えば0Vと
+3Vとの間で変化する。
【0025】図7は、発振器出力CK1−CK7の1つ
と、1対の修正発振器出力CKA1−CKA7およびC
KB1−CKB7と、が印加される、電荷ポンプの1段
であるCPを示す。修正発振器出力CKA1−CKA7
の1つは端子CKAに結合せしめられ、対応する番号の
第2の修正発振器出力CKB1−CKB7は端子CKB
に結合せしめられる。端子CKAは、キャパシタC1を
経てNチャネルトランジスタT1のゲートに接続されて
いる。キャパシタC1は約1pFの大きさのものであり
え、トランジスタT1は約100対1の、チャネルの長
さ対幅を有しうる。トランジスタT1のゲートは、約+
3Vでありうる電源電圧VCCに、ダイオードD1を経
て接続されている。トランジスタT1の第1ソース−ド
レイン端子もまた電源電圧VCCに接続されている。ト
ランジスタT1の第2ソース−ドレイン端子は、約10
0pFのキャパシタンスを有しうるキャパシタC2を経
て、端子CKに接続されている。トランジスタT1の第
2ソース−ドレイン端子は、ダイオードD2によって1
出力端子VBLに接続されている。
【0026】さらに図7を参照すると、端子CKBは、
キャパシタC3を経てPチャネルトランジスタT2のゲ
ートに接続されている。キャパシタC3は約1pFの大
きさのものであってもよく、トランジスタT2は約10
0対1の、チャネルの長さ対幅を有しても良い。トラン
ジスタT2のゲートは、VCCを供給する3Vの電池の
基準端子でありうる基準電圧VSSに、ダイオードD3
を経て接続されている。トランジスタT2の第1ソース
−ドレイン端子もまた基準電圧VSSに接続されてい
る。トランジスタT2の第2ソース−ドレイン端子は、
約100pFのキャパシタンスを有しうるキャパシタC
4を経て、端子CKに接続されている。トランジスタT
2の第2ソース−ドレイン端子は、ダイオードD4によ
って第2出力端子VSLに接続されている。
【0027】次に図8を参照すると、電荷ポンプの諸段
CPに対する、発振器信号CK1−CK7と、修正発振
器信号CKA1−CKA7およびCKB1−CKB7
と、の接続が示されている。電荷ポンプの諸段CPのそ
れぞれの第1出力端子VBLは並列に接続され、前述の
プログラミングオペレーションに際し、ドレイン列線1
8をバイアスするための電圧VBLを供給する。電荷ポ
ンプの諸段CPのそれぞれの第2出力端子VSLは並列
に接続され、前述のプログラミングオペレーションに際
し、ソース線17をバイアスするための電圧VSLを供
給する。
【0028】次に図9を参照すると、端子VSUBに基
板電圧を供給する回路が示されている。修正発振器出力
CKB1は、キャパシタC5を経てPチャネル電界効果
トランジスタT3のゲート端子に結合される。Pチャネ
ル電界効果トランジスタT3のゲートは、ダイオードD
5により基準電圧VSSに接続される。発振器出力CK
1は、キャパシタC6を経てトランジスタT3の第1ソ
ース−ドレイン端子に結合される。トランジスタT3の
第2ソース−ドレイン端子は、基準電圧VSSに接続さ
れる。トランジスタT3の第1ソース−ドレイン端子
は、ダイオードD6を経て中間端子ITに接続される。
発振器出力CK7は、キャパシタC7を経て中間端子I
Tに結合される。中間端子ITは、ダイオードD7を経
て基準端子VSSに接続される。中間端子ITは、ダイ
オードD8を経て端子VSUBにおいて基板に接続され
る。基板電圧VSUBは公知のようにして、基板クラン
プ回路SCCにより第2基準電圧VREFにクランプさ
れる。
【0029】選択されたセルをプログラムするために必
要なドレイン−ソース電圧は、上述の電荷ポンプ回路を
用いることにより、ソース11を、単一低電圧電源の負
端子の電圧VSSより低い電圧までポンピングし、それ
と同時に、ドレイン12を、その低電圧電源の正端子の
電圧VCCより高い電圧までポンピングすることによっ
て、効率的に実現される。例えば、+6.5Vのドレイ
ン−ソース電圧は3Vの電源から、電荷ポンプ回路を用
いることにより、ソース11の電圧を、その3V電源の
負端子電圧VSSの下1.75V(負電圧)までポンピ
ングし、同時に、ドレイン12を、その3V電源の正端
子電圧VCCより1.75V高い電圧までポンピングす
ることによって、効率的に供給される。この電荷ポンプ
回路はまた、セル基板W2の電圧を、ソース11の電圧
付近の、またはソース11の電圧より低い、値までポン
ピングするためにも用いられる。プログラミングの効率
を改善するためには、セル基板W2の電圧を、ソース1
1の電圧より低い値までポンピングする。
【0030】以上の諸例においては、1形式のフローテ
ィングゲートセル10のみを論じたが、本発明は、いか
なる形式のノンスプリットゲート不揮発性メモリセル1
0を用いた不揮発性メモリにおいても有用である。
【0031】本発明を例示的実施例に関して説明してき
たが、この説明は、限定的な意味に解釈されるべきでは
ない。特に、本発明は、ここで用いられた3Vの例より
も低い電圧出力を有する電源を使用する場合にも適用さ
れうる。この説明を参照すれば、本技術分野に習熟した
者にとって、例示的実施例のさまざまな改変、および本
発明の他の実施例が明らかになるはずである。添付の特
許請求の範囲は、本発明の範囲内に属するいかなるその
ような改変または実施例をも含むように考慮されてい
る。
【0032】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)基準電圧端子と電源電圧端子とを有する不揮発性
集積回路メモリ内においてフローティングゲートメモリ
セルをプログラムする方法であって、該セルが、ドレイ
ンと、ソースと、制御ゲートと、を有し、該方法が、前
記メモリセルの前記ソースに第1電圧を印加するステッ
プであって、該第1電圧が前記基準電圧端子の電圧より
低い、該第1電圧を印加するステップと、前記メモリセ
ルの前記ドレインに第2電圧を印加するステップであっ
て、該第2電圧が前記電源電圧端子の電圧より高い、該
第2電圧を印加するステップと、前記制御ゲートに第3
電圧を印加するステップであって、該第3電圧が前記基
準電圧端子の電圧より高い、該第3電圧を印加するステ
ップと、を含む、ことを特徴とする前記方法。
【0033】(2)さらに半導体基板の中および上に形
成された前記メモリセルを含み、前記方法が前記第1電
圧を該半導体基板に印加するステップを含む、第1項記
載の方法。 (3)さらに半導体アイソレーションウエルの中および
上に形成された前記メモリセルを含み、前記方法が該半
導体アイソレーションウエルに第4電圧を印加するステ
ップを含み、該第4電圧が前記第1電圧より低い、第1
項記載の方法。
【0034】(4)前記基準電圧端子の電圧が0Vであ
り、前記電源電圧端子の電圧が3Vであり、前記第1電
圧が負電圧である、第1項記載の方法。 (5)さらに半導体基板の中および上に形成された前記
メモリセルを含み、該半導体基板がP形材料であり、前
記ソースおよび前記ドレインがN形材料である、第1項
記載の方法。
【0035】(6)さらに電荷ポンプ回路を含み、該電
荷ポンプ回路が、該電荷ポンプ回路の第1端子に結合さ
れた発振器出力と、該電荷ポンプ回路の第2および第3
端子にそれぞれ結合された第1および第2修正発振器出
力と、第1キャパシタにより第1トランジスタのゲート
に結合された前記電荷ポンプ回路の前記第2端子であっ
て、該第1トランジスタのゲートが第1ダイオードによ
り前記電源電圧端子に結合されている、前記電荷ポンプ
回路の前記第2端子と、前記電源電圧端子に結合された
前記第1トランジスタの第1ソース−ドレイン端子と、
第2キャパシタにより前記電荷ポンプ回路の前記第1端
子に結合された前記第1トランジスタの第2ソース−ド
レイン端子と、第2ダイオードにより前記メモリセルの
前記ドレインに結合された前記第1トランジスタの前記
第2ソース−ドレイン端子と、第3キャパシタにより第
2トランジスタのゲートに結合された前記電荷ポンプ回
路の前記第3端子と、第3ダイオードにより前記基準電
圧端子に結合された前記第2トランジスタの前記ゲート
と、前記基準電圧端子に結合された前記第2トランジス
タの第1ソース−ドレイン端子と、第4キャパシタによ
り前記第1端子に結合された前記第2トランジスタの第
2ソース−ドレイン端子と、第4ダイオードにより前記
メモリセルの前記ソースに結合された第2トランジスタ
の第2ソース−ドレイン端子と、を含む、第1項記載の
方法。
【0036】(7)前記第1および第3キャパシタの少
なくとも一方の大きさが1pFである、第6項記載の電
荷ポンプ回路。 (8)前記第2および第4キャパシタの少なくとも一方
の大きさが100pFである、第6項記載の電荷ポンプ
回路。 (9)前記第1および第2トランジスタの少なくとも一
方がチャネルを有し、該チャネルが100対1の長さ対
幅比を有する、第6項記載の電荷ポンプ回路。
【0037】(10)プログラミングのために選択され
たフローティングゲートセルを有する不揮発性集積回路
メモリであって、該メモリが基準電圧端子と電源電圧端
子とを有し、前記セルが、ドレインと、ソースと、制御
ゲートと、を有し、前記メモリが、プログラミング中に
前記メモリセルの前記ソースを前記基準電圧端子の電圧
より低い第1電圧までポンピングする電荷ポンプ回路
と、プログラミング中に前記メモリセルの前記ドレイン
を前記電源電圧端子の電圧より高い第2電圧までポンピ
ングする電荷ポンプ回路と、プログラミング中に前記制
御ゲートに前記基準電圧端子の電圧より高い第3電圧を
印加する回路と、を含む、不揮発性集積回路メモリ。
【0038】(11)さらに半導体基板の中および上に
形成された前記メモリセルを含み、前記電荷ポンプ回路
が該半導体基板を前記第1電圧までポンピングするのに
用いられる、第10項記載のメモリ。 (12)さらに半導体アイソレーション井戸の中および
上に形成された前記メモリセルを含み、前記電荷ポンプ
回路が該半導体アイソレーション井戸を前記第1電圧よ
り低い第4電圧までポンピングするのに用いられる、第
10項記載のメモリ。
【0039】(13)さらにプログラミングのために選
択されなかった第2フローティングゲートセルを含み、
該第2フローティングゲートセルが制御ゲートを有し、
前記メモリが、前記基準電圧端子の電圧を該第2フロー
ティングゲートセルの該制御ゲートに印加する回路を含
む、第10項記載のメモリ。
【0040】(14)さらにプログラミングのために選
択されなかった第2フローティングゲートセルを含み、
該第2フローティングゲートセルが制御ゲートを有し、
前記メモリが、前記第1電圧を該第2フローティングゲ
ートセルの該制御ゲートに印加する回路を含む、第10
項記載のメモリ。
【0041】(15)前記基準電圧端子の電圧が0Vで
あり、前記電源電圧端子の電圧が3Vであり、前記第1
電圧が負電圧である、第10項記載のメモリ。 (16)さらに半導体基板の中および上に形成された前
記メモリセルを含み、該半導体基板がP形材料であり、
前記ソースおよび前記ドレインがN形材料である、第1
0項記載のメモリ。
【0042】(17)前記電荷ポンプ回路が、該電荷ポ
ンプ回路の第1端子に結合された発振器出力と、該電荷
ポンプ回路の第2および第3端子にそれぞれ結合された
第1および第2修正発振器出力と、第1キャパシタによ
り第1トランジスタのゲートに結合せしめられた前記電
荷ポンプ回路の前記第2端子であって、該第1トランジ
スタのゲートが第1ダイオードにより前記電源電圧端子
に結合されている、前記電荷ポンプ回路の前記第2端子
と、前記電源電圧端子に結合せしめられた前記第1トラ
ンジスタの第1ソース−ドレイン端子と、第2キャパシ
タにより前記電荷ポンプ回路の前記第1端子に結合され
た前記第1トランジスタの第2ソース−ドレイン端子
と、第2ダイオードにより前記メモリセルの前記ドレイ
ンに結合された前記第1トランジスタの前記第2ソース
−ドレイン端子と、第3キャパシタにより第2トランジ
スタのゲートに結合された前記電荷ポンプ回路の前記第
3端子と、第3ダイオードにより前記基準電圧端子に結
合された前記第2トランジスタの前記ゲートと、前記基
準電圧端子に結合された前記第2トランジスタの第1ソ
ース−ドレイン端子と、第4キャパシタにより前記第1
端子に結合された前記第2トランジスタの第2ソース−
ドレイン端子と、第4ダイオードにより前記メモリセル
の前記ソースに結合された第2トランジスタの第2ソー
ス−ドレイン端子と、を含む、第10項記載のメモリ。
【0043】(18)前記第1および第3キャパシタの
少なくとも一方の大きさが1pFである、第17項記載
の電荷ポンプ回路。 (19)前記第2および第4キャパシタの少なくとも一
方の大きさが100pFである、第17項記載の電荷ポ
ンプ回路。 (20)前記第1および第2トランジスタの少なくとも
一方が100対1のチャネルの長さ対幅比を有する、第
17項記載の電荷ポンプ回路。
【0044】(21)基準電圧端子と電源電圧端子とを
有する不揮発性集積回路メモリ内のフローティングゲー
トメモリセルをプログラムする回路であって、該セル
が、ドレインと、ソースと、制御ゲートと、を有し、該
回路が、前記メモリセルの前記ソースに第1電圧を印加
する手段であって、該第1電圧が前記基準電圧端子の電
圧より低い、該第1電圧を印加する手段と、前記メモリ
セルの前記ドレインに第2電圧を印加する手段であっ
て、該第2電圧が前記電源電圧端子の電圧より高い、該
第2電圧を印加する手段と、前記制御ゲートに、前記基
準電圧端子の電圧より高い第3電圧を印加する手段と、
を含む、基準電圧端子と電源電圧端子とを有する不揮発
性集積回路メモリ内のフローティングゲートメモリセル
をプログラムする回路。
【0045】(22)さらに半導体アイソレーションウ
エルの中および上に形成された前記メモリセルを含み、
さらに、該半導体アイソレーションウエルに第4電圧を
印加する手段であって、該第4電圧が前記第1電圧より
低い、該第4電圧を印加する手段、を含む、第21項記
載の回路。
【0046】(23)選択された不揮発性メモリセル1
0をプログラムするためのドレイン−ソース電圧および
電流は、選択されたセル10のソース11をメモリセル
アレイの基準電圧端子の電圧VSSより低い電圧までポ
ンピングし、一方同時に、選択されたセル10のドレイ
ン12を、メモリセルアレイの電源電圧端子の、3Vで
ありうる電圧VCCより高い電圧までポンピングするこ
とにより、効率的に実現される。セルの基板W2は、ソ
ース11の電圧に近い、かつ随意選択的にソース11の
電圧より低い、電圧までポンピングされる。1つまたは
それ以上の簡単な電荷ポンプ回路が、電圧源VCCの出
力を、ホットキャリヤ注入により選択された不揮発性セ
ル10をプログラムしうる、ソース−ドレイン電圧およ
び電流に変換する。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリセルアレイの部分ブロック形式での電気
的概略図。
【図2】図1のメモリセルアレイに用いられている形式
の、典型的なフローティングゲートセルおよび基板井戸
の断面図。
【図3】本発明の電荷ポンプ回路に用いられる発振器回
路を示す。
【図4】図3の電荷ポンプ回路の整相された出力電圧を
示す。
【図5】図4の整相出力電圧を用いて修正出力電圧を発
生する回路を示す。
【図6】図4の出力電圧と共に、図5の回路の典型的な
修正出力電圧を示す。
【図7】プログラミング用のソース電圧およびドレイン
電圧を発生するための、図3の整相出力電圧と図6の1
対の修正出力電圧とを用いる電荷ポンプ回路の1段を示
す。
【図8】図7の電荷ポンプ回路の7段の接続を示し、か
つ該7段のそれぞれへの入力用の、図4および図6の、
電圧および修正電圧を示す。
【図9】プログラミングに際し、基板をソース電圧より
更に負である電圧にバイアスする回路を示す。
【符号の説明】
10 フローティングゲートメモリセル 11 ソース 12 ドレイン 13 フローティングゲート 14 制御ゲート 16 ワード線デコーダ 19 列デコーダ 23 基板制御回路 24 半導体基板 25 チャネル VCC 電源電圧 VPP プログラミング電圧 VSS 基準電圧 VBL ドレイン電圧 VSL ソース電圧 VSUB 基板電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド ジェイ.マセルロイ アメリカ合衆国テキサス州アレン,ブルッ クヘブン 20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧端子と電源電圧端子とを有する
    不揮発性集積回路メモリにおいて、フローティングゲー
    トメモリセルをプログラムする方法であって、該セル
    が、ドレインと、ソースと、制御ゲートと、を有し、該
    方法が、 前記メモリセルの前記ソースに第1電圧を印加するステ
    ップであって、該第1電圧が前記基準電圧端子の電圧よ
    り低い、該第1電圧を印加するステップと、 前記メモリセルの前記ドレインに第2電圧を印加するス
    テップであって、該第2電圧が前記電源電圧端子の電圧
    より高い、該第2電圧を印加するステップと、 前記制御ゲートに第3電圧を印加するステップであっ
    て、該第3電圧が前記基準電圧端子の電圧より高い、該
    第3電圧を印加するステップと、を含むことを特徴とす
    る前記方法。
  2. 【請求項2】 プログラミングのために選択されたフロ
    ーティングゲートセルを有する不揮発性集積回路メモリ
    であって、該メモリが基準電圧端子と電源電圧端子とを
    有し、前記セルが、ドレインと、ソースと、制御ゲート
    と、を有し、前記メモリが、 プログラミング中に前記メモリセルの前記ソースを前記
    基準電圧端子の電圧より低い第1電圧までポンピングす
    る電荷ポンプ回路と、 プログラミング中に前記メモリセルの前記ドレインを前
    記電源電圧端子の電圧より高い第2電圧までポンピング
    する電荷ポンプ回路と、 プログラミング中に前記制御ゲートに前記基準電圧端子
    の電圧より高い第3電圧を印加する回路と、を含む、不
    揮発性集積回路メモリ。
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