JPH0845024A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果型磁気ヘッド

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JPH0845024A
JPH0845024A JP17705994A JP17705994A JPH0845024A JP H0845024 A JPH0845024 A JP H0845024A JP 17705994 A JP17705994 A JP 17705994A JP 17705994 A JP17705994 A JP 17705994A JP H0845024 A JPH0845024 A JP H0845024A
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JP
Japan
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magnetic
head
magnetic body
effect element
magnetoresistive effect
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Withdrawn
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JP17705994A
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English (en)
Inventor
Fumi Tsujino
扶美 辻野
Norio Saito
憲男 斎藤
Takamichi Yamagoshi
隆道 山腰
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Ib-optの安定化を図り、BERの安定した
MRヘッドを提供する 【構成】 MR素子4をABS面に対してその長手方向
が垂直となるように配し、そのMR素子4を下部シール
ド磁性体7と上部シールド磁性体8で挟み込んだ,いわ
ゆる縦型MRヘッドにおいて、各シールド磁性体7,8
に対するMR素子4の透磁率の比を、各シールド磁性体
7,8とMR素子4間に形成される再生用磁気ギャップ
のギャップ長L1 ,L2 に応じて定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばハードディスク
に書き込まれた記録情報を読み出すのに好適な磁気抵抗
効果型磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブ装置に搭載され
る磁気ヘッドには、再生ヘッドとして磁気抵抗効果によ
り信号磁界を読み取る磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以
下、MRヘッドという。)が用いられ、記録ヘッドとし
て電磁誘導により信号磁界を書き込むインダクティブヘ
ッドが用いられる。
【0003】これらMRヘッドとインダクティブヘッド
は、通常、スライダと称される基板上に積層形成され、
複合一体化される。すなわち、図7(a)に示す如きA
23 −TiC系の焼結体からなる基板101に、同
図(b)に示すようにスパッタリング、メッキ、フォト
リソグラフィ等の薄膜プロセスを用いてヘッド材料を積
層し、ヘッド素子(MRヘッドとインダクティブヘッド
の複合型磁気ヘッド素子)102を複数作製する。
【0004】そして、図8(a)に示すように、各ヘッ
ドチップ毎に切り出し、外形寸法を決定するための加工
を施してスライダ103を作製する。しかる後、同図
(b)に示すように、ヘッド端子電極にリード線104
をはんだ付けしてサスペンション機構105にスライダ
103を取り付けて完成する。
【0005】上記MRヘッドとインダクティブヘッドか
らなる複合型磁気ヘッドは、磁気記録媒体との対向面に
対してその長手方向を垂直に配した磁気抵抗効果素子
(以下、MR素子と称する。)を一対のシールド磁性体
によって挟み込んだ,いわゆるシールド型構成としたM
Rヘッド上に、上層のシールド磁性体と、この上層シー
ルド磁性体上にヘッド巻線を介して積層される記録コア
とによって閉磁路を構成するインダクティブヘッドが、
同一のスライダ上に積層された構成となっている。
【0006】すなわち、この複合型磁気ヘッドでは、M
R素子を挟み込む一対のシールド磁性体が、再生時に媒
体からの磁界を選択的にMR素子に引き込むための磁気
シールドコアとして機能し、その一方の上層シールド磁
性体とヘッド巻線を挟み込む記録コアが、記録時の誘導
磁気コアとしての機能を持った、つまり記録ギャップと
再生ギャップを別個に持った2ギャップタイプのヘッド
構成となっている。
【0007】このように作製された複合型磁気ヘッド
は、ドライブ装置に搭載され、磁気記録媒体との対向面
(以下、ABS面という。)で媒体と摺動しデータの記
録と再生を行う。再生には、いわゆる電流バイアス方式
を用いるため、媒体からの磁界の変化を検出するセンス
電流をMR素子にABS面と垂直方向に流し、且つMR
素子の磁化状態を外部の磁界変化に対して抵抗変化を起
こし易い状態に合わせこむためにバイアス導体にバイア
ス電流を通電する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、個々のヘッ
ドは、バイアス電流の最適値(以下、これをIb-opt
いう。)を持っている。このIb-optの決め方には、再
生波形の上下非対称性を最も小さいIbを選定する方法
と、再生出力の2次高調波歪(以下、SHDという。)
が最も小さくなるIbを選定する方法とがあるが、これ
らのうちヘッドの周波数特性や測定周波数によらずにI
-optを選定できるSHDを用いている。SHDという
のは、再生信号の基本波成分とヘッドの非線形応答によ
り生じる2次高調波成分との振幅比である。ドライブ装
置に搭載された状態では、上記センス電流・バイアス電
流をそれぞれある所定値、流して再生信号を得る。
【0009】ところが、上述したように個々のMRヘッ
ドでは、Ib-optが微妙に違っており、個々のヘッドに
対して一定の使用バイアス電流(以下、Ib-useとい
う。)を流した場合、Ib-useと各々のIb-optのずれ
量が異なる。また、再生ギャップ長が狭くなると、Ib
-optはシールド磁性体の透磁率に敏感にきいてくるの
で、狭ギャップ化が進につれIb-useはIb-optに一致
し難くなる。
【0010】上記バイアス電流が変わるとSHDが変わ
り、またIb-useとIb-optがかけ離れ程、SHDは大
きくなる。図9にビットエラーレート(以下、BERと
いう。)とSHDの関係における計算値を示すが、SH
Dが大きくなると(−10dBに向かう方向)BERは
劣化する。このBERが悪化すると、読み取りエラーが
頻発し、再生信号の信頼性が失われる。また、再生信号
の信頼性を確保するために、使用周波数を下げれば、結
果的に線方向の記録密度は下がってしまう。
【0011】そこで本発明は、上述の従来の有する技術
的な課題に鑑みて提案されたものであって、再生ギャッ
プ長の狭ギャップ化にも対応してIb-optの安定化を図
り、BERの安定したMRヘッドを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、ABS面に一側縁が臨むと共に、この
ABS面に対してその長手方向が垂直となるように配さ
れるMR素子と、上記ABS面に一側縁が臨み、MR素
子の先端側に積層される先端電極と、上記MR素子の後
端側に積層される後端電極と、上記MR素子にバイアス
磁界を印加するバイアス導体と、これら先端電極と後端
電極が積層されたMR素子及びバイアス導体を上下方向
より挟み込む上部シールド磁性体と下部シールド磁性体
とを備えた,いわゆる縦型MRヘッドである。
【0013】このMRヘッドにおける各シールド磁性体
に対するMR素子の透磁率の比を、MR素子における各
シールド磁性体とMR素子間の膜厚方向における対向距
離であるギャップ長に応じて定めることにより、上述の
課題を解決する。
【0014】すなわち、上部シールド磁性体に対するM
R素子の透磁率の比をα、下部シールド磁性体に対する
MR素子の透磁率の比をβ、ギャップ長をLとしたとき
に、L≧0.45(単位:μm)である場合には、0.
1<α≦1.0、且つ0.1<β≦1.0とする。
【0015】また、0.15≦L<0.45(単位:μ
m)である場合には、0.2<α≦1.0、且つ0.1
<β≦1.0とする。
【0016】さらに、0.05≦L<0.15(単位:
μm)である場合には、0.5<α≦1.0、且つ0.
2<β≦1.0とする。
【0017】
【作用】本発明においては、MR素子を挟んでその上下
に設けられる各シールド磁性体に対するMR素子の透磁
率の比を、該MR素子における各シールド磁性体とMR
素子間の膜厚方向における対向距離であるギャップ長に
応じて定めているので、狭ギャップ化してもIb-opt
安定なものとなり、BERの安定化が図られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】本実施例は、MRヘッドとインダクティブ
ヘッドを同一のスライダー上に積層形成した,いわゆる
記録再生一体型の複合型磁気ヘッドの例である。
【0020】複合型磁気ヘッドは、図1ないし図3に示
すように、ハードディスクとの媒体対向面となるABS
面1に再生用磁気ギャップg1 を臨ませるMRヘッド
と、このABS面1に記録用磁気ギャップg2 を臨ませ
るインダクティブヘッドをAl2 3 −TiC基板等か
らなるスライダー2の一側面上に積層形成した,いわゆ
る3ポールタイプのヘッド構成とされている。
【0021】MRヘッドは、図2に示すように、先端部
と後端部にそれぞれ図示しない定電流源からのセンス電
流を通ずるための一対の電極3a,3b(以下、ABS
面1側に設けられる電極3aを先端電極3a、後端側に
設けられる電極3bを後端電極3bという。)が積層さ
れたMR素子4と、このMR素子4に所要の向きの磁界
状態を与えるバイアス導体5とからなる。
【0022】MR素子4は、その長手方向が上記ABS
面1に対して垂直となるように設けられると共に、その
一端縁が上記ABS面1に臨むようになされている。ま
た、このMR素子4は、例えばAl2 3 等よりなる非
磁性膜を介して静磁的に結合する一対のMR薄膜を積層
した積層膜構成とされ、バルクハウゼンノイズの発生が
回避されるようになっている。なお、MR薄膜は、例え
ばパーマロイ等の強磁性体薄膜からなり、その膜厚が数
百オングストローム程度とされる。
【0023】先端電極3aは、その一側縁がABS面1
に臨むようにしてMR素子4の先端部に積層されてい
る。かかる先端電極3aは、後述の後端電極3bとの間
に電流を流してMR素子4にセンス電流を通電する電極
としての機能を有する他、再生用磁気ギャップg1 の上
層ギャップ膜としても機能するようになっている。
【0024】一方、後端電極3bは、MR素子4の後端
部にその一部が直接積層してバック側に延在して設けら
れ、当該MR素子4と電気的に接続するようになされて
いる。
【0025】上記バイアス導体5は、MR素子4上に設
けられた絶縁層6上に、このMR素子4に対して略直交
する方向(図2の紙面に対して垂直な方向)、つまりM
R素子4を横切る形で設けられている。そして、このバ
イアス導体5の両端部には、直流電源からのバイアス電
流が通電されるようになされている。したがって、この
両端子部より供給される直流電流はトラック幅方向に流
れ、その結果発生するバイアス磁界がMR素子4の長手
方向に印加されることになる。
【0026】そして、かかるMRヘッドにおいては、上
記MR素子4を絶縁層6を介してパーマロイ(Ni−F
e)等の磁性体からなる下部シールド磁性体7と上部シ
ールド磁性体8とで挟み込んだ,いわゆるシールド型構
成とされている。
【0027】MR素子4の下側に設けられる下部シール
ド磁性体7は、上記スライダ2上に上記ABS面1にそ
の一端を臨ませるようにして、このABS面1に対して
垂直にバック側へ延在するようにして設けられている。
そして、この下部シールド磁性体7とMR素子4との間
には、再生用磁気ギャップg1 の下層ギャップ膜として
機能する絶縁膜9が設けられている。
【0028】一方、これに対向して設けられる他方の上
部シールド磁性体8は、先の下部シールド磁性体7と同
様に上記ABS面1にその一端を臨ませるようにして、
その先端部に再生用磁気ギャップg1 を構成すると共
に、このABS面1に対して垂直にバック側へ延在して
設けられている。なお、この上部シールド磁性体8の先
端側には、先端電極3aが接触するようになっている。
【0029】一方、インダクティブヘッドは、上記MR
素子4のシールドコアとして機能する上部シールド磁性
体8を一方の記録コアとし、この上部シールド磁性体8
に対向して積層される記録コア10とによって上記AB
S面1に臨んでその前方端部間に記録用磁気ギャップg
2 を構成するようになっている。
【0030】すなわち、上部シールド磁性体8に対向し
て積層される記録コア10は、上記ABS面1に臨む前
方端部でこの上部シールド磁性体8側に屈曲され、その
間隙が狭くなされた対向部分に記録用磁気ギャップg2
を構成するようになっている。なお、記録コア9は、後
方端部で上記上部シールド磁性体8と磁気的に接触する
ようになっている。
【0031】そして、上記記録コア10と上部シールド
磁性体8の接続部である磁気的結合部11には、この磁
気的結合部11を取り囲むようにしてスパイラル状のヘ
ッド巻線12が設けられている。ヘッド巻線12は、記
録コア10と上部シールド磁性体8間の絶縁性を確保す
るために、絶縁層13によって埋め込まれている。
【0032】なお、記録コア10の上には、上記スライ
ダー2上に積層されるMRヘッドとインダクティブヘッ
ドを保護するための保護層14が形成されている。
【0033】そして特に本実施例では、Ib-optのばら
つきを抑えることによりSHDを安定化させるため、各
シールド磁性体7,8に対するMR素子4の透磁率の比
を、ABS面1における各シールド磁性体7,8とMR
素子4間の膜厚方向における対向距離である再生ギャッ
プ長(図3中、L1 ,L2 で示す。)に応じて定めてい
る。なお、通常、L1 とL2 は、同じ長さとされる。
【0034】本実施例の縦型MRヘッドでは、先端電極
3aはMR素子4の感磁部として動作せず、該感磁部へ
の磁気を引き込むガイドの役割をしているため、MR素
子4の透磁率は少なくとも下部シールド磁性体7と上部
シールド磁性体8と同じか、或いはそれ以上必要であ
る。そこで、先ず、MR素子4の透磁率≧シールド磁性
体7,8の透磁率となるように、 α≦1、β≦1・・・・・とする。
【0035】〔但し、αは上部シールド磁性体8に対す
るMR素子4の透磁率の比、すなわち、α=上部シール
ド磁性体8の透磁率/MR素子4の透磁率、βは下部シ
ールド磁性体7に対するMR素子4の透磁率の比、すな
わち、β=下部シールド磁性体7の透磁率/MR素子4
の透磁率〕 また、図6にα=0.1として計算した孤立再生波形を
示す。上部シールド磁性体8の透磁率は、波形ピークの
右肩部分のベースラインへの戻りかたに関係している
が、α=0.1にしたことによってピークの右肩部分の
ベースラインへの戻りかたが緩慢になってしまい、明ら
かにPW50を劣化させてしまうことが判る。また、β
=0.1にして同様に孤立波形を計算すれば、今度は左
肩が広がってPW50を劣化させてしまうと考えられ
る。少なくともこれらの状態では、実用的に使用不可能
であるので、αとβの下限を α>0.1、β>0.1・・・・・とする。
【0036】図5では、α=1、β=1の場合のIb
-optを100%として、下部シールド磁性体7と上部シ
ールド磁性体8の透磁率が劣化すると、Ib-optがどれ
だけ変化しているかを示している。また、以下に示す理
由から、ドライブ装置に搭載された状態で使う定バイア
ス電流(以下、Ib-constという。)をIb-opt±15
%内に抑える必要があるので、Ib-constを図5中の1
15%ラインに設定する。そして、Ib-optのずれの許
容範囲を図5中の100%〜130%にする。
【0037】Ib-constをIb-opt±15%とするの
は、次のことに基づく。すなわち、図9に示すように、
SHDが大きくなるとBERも劣化するが、特にSHD
>−20dBの領域での劣化が著しく、これは信号のS
/N比によらずに同様の傾向を示している。そこで、実
用的なBER(10-6以下)が得られる条件のもとで、
BER劣化を2倍以内に抑えるためには、SHDを−2
5dB以下に抑える必要がある。図4に実測によるMR
ヘッドのSHDとバイアス電流の関係を示す。SHDが
最小な点でのバイアス電流がIb-optである。バイアス
電流が変化しIb-optから離れるに従ってSHDは劣化
していく。このデータでは、Ib-opt±20%近傍内の
IbならばSHDは−25dB以下になっている。実用
的には、Ib-opt±15%程度にすればSHD≦−25
dB以下を確保できる。従って、実用的なBER(10
-6以下)を得るために、Ib-optに対するIb-useのず
れの許容範囲はIb-opt±15%になるようにすればよ
い。
【0038】そして、再生ギャップ長L1 ,L2 が狭く
なるにつれ、透磁率の変化に対してIb-optは敏感にな
るので、この再生ギャップ長L1 ,L2 の範囲で場合分
けを行い、前記及びを考慮すると、次のようにな
る。
【0039】A)L1 ,L2 ≧0.45(単位:μm)
の場合、 0.1<α≦1.0、且つ、0.1<β≦1.0 B)0.15≦L1 ,L2 <0.45(単位:μm)の
場合、 0.2<α≦1.0、且つ、0.1<β≦1.0 C)0.05≦L1 ,L2 <0.15(単位:μm)の
場合、 0.5<α≦1.0、且つ、0.2<β≦1.0 上述のような観点から、シールド磁性体7,8に対する
MR素子4の透磁率の比を、再生用磁気ギャップg1
ギャップ長L1 ,L2 に応じて定めているので、最適バ
イアス電流のばらつきが抑えられ、狭ギャップ化にも対
応してIb-optが安定なものとなり、BERの安定化が
図れる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のMRヘッドによれば、MR素子を挟んで上下に設け
られる各シールド磁性体に対するMR素子の透磁率の比
を、再生用磁気ギャップのギャップ長に応じて定めてい
るので、例え狭ギャップ化されてもIb-optが安定し、
BERの安定化が図れ、再生信号の信頼性が向上する。
また、BERからみたMRヘッドの歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合型磁気ヘッドの平面図である。
【図2】複合型磁気ヘッドの拡大縦断面図である。
【図3】複合型磁気ヘッドの拡大横断面図である。
【図4】SHDとバイアス電流の関係を示す特性図であ
る。
【図5】最適バイアス電流のシールド磁性体に対するM
R素子の透磁率依存性を示す特性図である。
【図6】孤立再生波形の計算結果を示す特性図である。
【図7】従来の複合型磁気ヘッドの製造工程を順次示す
もので、(a)は基板作製工程を示す斜視図であり、
(b)はヘッド素子形成工程を示す斜視図である。
【図8】従来の複合型磁気ヘッドの製造工程を順次示す
もので、(a)はヘッドチップ切り出し工程を示す斜視
図であり、(b)はサスペンション取り付け工程を示す
斜視図である。
【図9】S/Nを変えたときのBERのSHD依存性を
示す特性図である。
【符号の説明】
1・・・ABS面 2・・・スライダー 3a・・・先端電極 3b・・・後端電極 4・・・MR素子 5・・・バイアス導体 7・・・下部シールド磁性体 8・・・上部シールド磁性体 10・・・記録コア 11・・・磁気的結合部 12・・・ヘッド巻線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体との対向面に一側縁が臨む
    と共に、この媒体対向面に対してその長手方向が垂直と
    なるように配される磁気抵抗効果素子と、 上記媒体対向面に一側縁が臨み、磁気抵抗効果素子の先
    端側に積層される先端電極と、 上記磁気抵抗効果素子の後端側に積層される後端電極
    と、 上記磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加するバイア
    ス導体と、 これら先端電極と後端電極が積層された磁気抵抗効果素
    子及びバイアス導体を上下方向より挟み込む上部シール
    ド磁性体と下部シールド磁性体とを備え、 各シールド磁性体に対する磁気抵抗効果素子の透磁率の
    比が、媒体対向面における各シールド磁性体と磁気抵抗
    効果素子間の膜厚方向での対向距離であるギャップ長に
    応じて定められていることを特徴とする磁気抵抗効果型
    磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上部シールド磁性体に対する磁気抵抗効
    果素子の透磁率の比をα、下部シールド磁性体に対する
    磁気抵抗効果素子の透磁率の比をβ、ギャップ長をLと
    したときに、L≧0.45(単位:μm)の場合、 0.1<α≦1.0 且つ 0.1<β≦1.0である
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果型磁気ヘ
    ッド。
  3. 【請求項3】 上部シールド磁性体に対する磁気抵抗効
    果素子の透磁率の比をα、下部シールド磁性体に対する
    磁気抵抗効果素子の透磁率の比をβ、ギャップ長をLと
    したときに、0.15≦L<0.45(単位:μm)の
    場合、 0.2<α≦1.0 且つ 0.1<β≦1.0である
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果型磁気ヘ
    ッド。
  4. 【請求項4】 上部シールド磁性体に対する磁気抵抗効
    果素子の透磁率の比をα、下部シールド磁性体に対する
    磁気抵抗効果素子の透磁率の比をβ、ギャップ長をLと
    したときに、0.05≦L<0.15(単位:μm)の
    場合、 0.5<α≦1.0 且つ 0.2<β≦1.0である
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果型磁気ヘ
    ッド。
JP17705994A 1994-07-28 1994-07-28 磁気抵抗効果型磁気ヘッド Withdrawn JPH0845024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08180329A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Nec Corp 磁気ヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08180329A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Nec Corp 磁気ヘッド

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