JPH08445Y2 - クリーンルームの間仕切構造 - Google Patents
クリーンルームの間仕切構造Info
- Publication number
- JPH08445Y2 JPH08445Y2 JP9385992U JP9385992U JPH08445Y2 JP H08445 Y2 JPH08445 Y2 JP H08445Y2 JP 9385992 U JP9385992 U JP 9385992U JP 9385992 U JP9385992 U JP 9385992U JP H08445 Y2 JPH08445 Y2 JP H08445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- wall portion
- clean room
- room
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はクリ−ンル−ムの間仕切
構造に関するものである。
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクリ−ンル−ム(1)はそれに隣
接するル−ム(2)と天井面(3)から床面(4)まで
一体に延びる間仕切壁(5)で仕切られていて、生産装
置を隣接ル−ムからクリ−ンル−ムへ搬入し、逆にクリ
−ンル−ムから隣接ル−ムへ搬出する場合には、上記間
仕切壁を全部取り外している(図1)。
接するル−ム(2)と天井面(3)から床面(4)まで
一体に延びる間仕切壁(5)で仕切られていて、生産装
置を隣接ル−ムからクリ−ンル−ムへ搬入し、逆にクリ
−ンル−ムから隣接ル−ムへ搬出する場合には、上記間
仕切壁を全部取り外している(図1)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構成によ
り、間仕切壁を取り外したとき、天井面から吹き出され
る清浄された空気は、その吹き出し口から隣接ル−ムに
流れ、クリ−ンル−ムの清浄度が低下する。
り、間仕切壁を取り外したとき、天井面から吹き出され
る清浄された空気は、その吹き出し口から隣接ル−ムに
流れ、クリ−ンル−ムの清浄度が低下する。
【0004】本考案は上記に鑑み、間仕切壁の一部を取
り外しても清浄度が低下しない間仕切構造を提供しよう
とするものである。
り外しても清浄度が低下しない間仕切構造を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、天井面から床面まで延びる間仕切壁を上部
間仕切壁部と下部間仕切壁部で構成し、上部間仕切壁部
を残して下部間仕切壁部を取り外すことができるように
している。
するために、天井面から床面まで延びる間仕切壁を上部
間仕切壁部と下部間仕切壁部で構成し、上部間仕切壁部
を残して下部間仕切壁部を取り外すことができるように
している。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例につき図面を参照しなが
ら具体的に説明する。
ら具体的に説明する。
【0007】図2は本考案のの間仕切壁(6)で天井面
(3)から床面(4)にわたってクリ−ンル−ム(1)
とそれに隣接するル−ム(2)を仕切った状態を示して
いる。
(3)から床面(4)にわたってクリ−ンル−ム(1)
とそれに隣接するル−ム(2)を仕切った状態を示して
いる。
【0008】上記間仕切壁(6)は,上部間仕切壁部
(7)と、それに連結された下部間仕切壁部(8)で構
成されている。上部間仕切壁部(7)は、その上框
(9)が天井レ−ル(10)で挟持され、下框(11)が中間の
H型状の横枠(12)で支持されると共に挟持されて、天井
面(3)から所定の高さ床面(4)方向に延びる範囲を
仕切るように固定されている。下部間仕切壁部(8)
は、その上框(13)が横枠(12)で挟持され、下框(14)がジ
ャッキ(15)で支持され、上下の框の間に中間の框(16)が
設けられている。
(7)と、それに連結された下部間仕切壁部(8)で構
成されている。上部間仕切壁部(7)は、その上框
(9)が天井レ−ル(10)で挟持され、下框(11)が中間の
H型状の横枠(12)で支持されると共に挟持されて、天井
面(3)から所定の高さ床面(4)方向に延びる範囲を
仕切るように固定されている。下部間仕切壁部(8)
は、その上框(13)が横枠(12)で挟持され、下框(14)がジ
ャッキ(15)で支持され、上下の框の間に中間の框(16)が
設けられている。
【0009】クリ−ンル−ム(1)と隣接ル−ム(2)
の各天井面(3)は清浄された空気を各ル−ム内に吹き
出すフイルタ(17),(18)で構成され、横枠(19)で支持さ
れている。フイルタ(17)からはフイルタ(18)より相対的
に高い圧力で空気が吹出されていて、クリ−ンル−ム
(1)の清浄度を保持している。
の各天井面(3)は清浄された空気を各ル−ム内に吹き
出すフイルタ(17),(18)で構成され、横枠(19)で支持さ
れている。フイルタ(17)からはフイルタ(18)より相対的
に高い圧力で空気が吹出されていて、クリ−ンル−ム
(1)の清浄度を保持している。
【0010】天井レ−ル(10)は横枠(19)に固着され、横
枠(12)は柱(図示せず)に支持されている。床面(4)
はクリ−ンル−ム(1)や隣接ル−ム(2)に吹き出さ
た清浄空気を吸い込む孔(20)を有する。ジャッキ(15)は
ボルト(21)が台座(22)に起立し、該ボルトにナット(23)
が螺合されて、該ナットで下部間仕切壁部(8)の下框
(14)を支持している。
枠(12)は柱(図示せず)に支持されている。床面(4)
はクリ−ンル−ム(1)や隣接ル−ム(2)に吹き出さ
た清浄空気を吸い込む孔(20)を有する。ジャッキ(15)は
ボルト(21)が台座(22)に起立し、該ボルトにナット(23)
が螺合されて、該ナットで下部間仕切壁部(8)の下框
(14)を支持している。
【0011】ジャッキ(15)のナット(23)をゆるめると、
下部間仕切壁部(8)が下降し、その壁部の上框(13)が
横枠(12)の挟持から開放される。これにより、下部間仕
切壁部(8)が取り外され、上部間仕切壁部(7)が残
る。この状態にて、フイルタ(17)から吹き出される空気
は、上部間仕切壁部(7)で床面(4)方向に案内さ
れ、隣接ル−ム(2)から空気の流入を阻止する。その
結果、クリ−ンル−ム(1)内の清浄度が保持される。
そこで、クリ−ンル−ム(1)内の清浄度を損なうこと
なく、生産装置(24)を隣接ル−ム(2)からクリ−ンル
−ム(1)に搬入したり、逆にクリ−ンル−ム(1)か
ら隣接ル−ム(2)に搬出することができる。尚隣接ル
−ム(2)のフイルタ(18)は省略して、清浄空気が吹き
出さないようにしてもよい。
下部間仕切壁部(8)が下降し、その壁部の上框(13)が
横枠(12)の挟持から開放される。これにより、下部間仕
切壁部(8)が取り外され、上部間仕切壁部(7)が残
る。この状態にて、フイルタ(17)から吹き出される空気
は、上部間仕切壁部(7)で床面(4)方向に案内さ
れ、隣接ル−ム(2)から空気の流入を阻止する。その
結果、クリ−ンル−ム(1)内の清浄度が保持される。
そこで、クリ−ンル−ム(1)内の清浄度を損なうこと
なく、生産装置(24)を隣接ル−ム(2)からクリ−ンル
−ム(1)に搬入したり、逆にクリ−ンル−ム(1)か
ら隣接ル−ム(2)に搬出することができる。尚隣接ル
−ム(2)のフイルタ(18)は省略して、清浄空気が吹き
出さないようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】本考案は上記のように間仕切壁を上部間
仕切壁部(7)と下部間仕切壁部(8)で構成し、上部
間仕切壁部を残して下部間仕切壁部を取り外すことがで
きるので、生産装置(24)の搬入・搬出時にクリ−ンル−
ムの清浄度を保持することができる。
仕切壁部(7)と下部間仕切壁部(8)で構成し、上部
間仕切壁部を残して下部間仕切壁部を取り外すことがで
きるので、生産装置(24)の搬入・搬出時にクリ−ンル−
ムの清浄度を保持することができる。
【図1】従来の間仕切構造の使用状態を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本考案の間仕切構造の使用状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】本考案の間仕切構造の他の使用状態を示す断面
図である。
図である。
1 クリ−ンル−ム 2 隣接ル−ム 3 天井面 4 床面 5 間仕切壁 6 間仕切壁 7 上部間仕切壁部 8 下部間仕切壁部 10 天井レ−ル 12 横枠 15 ジャッキ 17 フイルタ 18 フイルタ 24 生産装置
Claims (2)
- 【請求項1】 クリ−ンル−ムとそれに隣接するル−ム
を天井面から床面にわたって間仕切壁で仕切る間仕切構
造において、上記間仕切壁は天井面から床面方向に所定
の高さ延びる上部間仕切壁部と該壁部の下端から床面ま
で延びる下部間仕切壁部で構成され、上記上部間仕切壁
部を残して下部間仕切壁部を取り外すことが可能である
ことを特徴とするクリ−ンル−ムの間仕切構造。 - 【請求項2】 上記上部間仕切壁部は、下部間仕切壁部
が取り外された状態において、天井面から床方向に吹き
出される清浄された空気を床方向に案内するために使用
され、下部間仕切壁部の取り外しにて形成される開口面
は生産装置のクリ−ンル−ムに対する搬入、搬出のため
に使用されるクリ−ンル−ムの間仕切構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9385992U JPH08445Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | クリーンルームの間仕切構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9385992U JPH08445Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | クリーンルームの間仕切構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656383U JPH0656383U (ja) | 1994-08-05 |
JPH08445Y2 true JPH08445Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14094167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9385992U Expired - Lifetime JPH08445Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | クリーンルームの間仕切構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08445Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008038422A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 製造工場内の仕切壁と天井間の密封システム |
JP2008121964A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | 住宅構造及び住宅の構築方法 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP9385992U patent/JPH08445Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656383U (ja) | 1994-08-05 |
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