JPH084447Y2 - 極薄型容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、物品を入れ、かつ簡単に取り出せる極薄
型容器に関するものである。

従来、ハガキでは物品等を郵送することが出来ず、不
適当であった。本案はその欠点を解消するために考案さ
れたもので、図面について説明すれば、 （イ）枠（３）内に収まる大きさの物品を入れた包装資
材（１）の接合部分に切り込みを入れる。

（ロ）その包装資材（１）を２枚づつの枠（３）と切り
取り部（４）で挟み、重ね合わせて接着する。

（ハ）切り取り部（４）を切り取り、物品を取り出す場
合、切り口及び包装自体がつぶれて物品が出ない、ある
いは残らないために包装資材（１）の両面を切り取り線
（５）を入れた枠（３）と切り取り部（４）で出来る長
方形と同じ大きさの平面資材（６）に重ね合わせて接着
する。

（ニ）（ハ）と同時に枠（３）、切り取り部（４）それ
ぞれも平面資材（６）に重ね合わせて接着する。

（ホ）切り込み（２）、枠（３）と切り取り部（４）の
接線、及び切り取り線（５）は同位置にある。

本案は以上のような構造であるから物品を取り出す時
は、 切り取り部（４）を切り取り線（５）を使い平面資材
（６）から切り離し、切り込み（２）を利用して包装資
材を破り、切り口から物品を取り出す。

なお、物品の性状によって包装資材（１）を使わない
枠（３）と切り取り部（４）と切り取り線（５）を入れ
た平面資材（６）とからなる極薄型容器もできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の接着前の斜視図 （１）は物品の入った包装資材 （２）は包装資材の接合部分に入れた切り込み （３）は枠 （４）は切り取り部 （５）は切り取り線 （６）は平面資材

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）枠（３）内に収まる大きさの物品を
   入れた包装資材（１）の接合部分に切り込み（２）を入
   れる。 （ロ）その包装資材（１）を２枚づつの枠（３）と切り
   取り部（４）で挟み、重ね合わせて接着する。 （ハ）さらに、切り取り線（５）を入れた２枚の枠
   （３）と切り取り部（４）で出来る長方形と同じ大きさ
   の平面資材（６）を物品を入れた包装資材（１）、枠
   （３）、切り取り部（４）それぞれと重ね合わせて接着
   する。 （ニ）切り込み（２）、枠（３）と切り取り部（４）の
   接線、及び切り取り線（５）は同位置にある。 以上の如く構成された、極薄型容器
2. 【請求項２】包装資材（１）を使わず、物品を直接入れ
   た実用新案登録請求の範囲第１項記載の極薄型容器。