JPH08440B2 - 射出成形布靴の製造方法 - Google Patents
射出成形布靴の製造方法Info
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Description
とする靴底材を、射出成形法により、布を積層してなる
胛被材と接着一体化する射出成形布靴の製造方法に関
し、特に、胛被材に使用される表布の風合いを元来の布
の風合いに保持したままで、胛被材と靴底材との強固な
接合状態を確保することのできる射出成形布靴の製造方
法に関する。
には、布を積層してなる胛被をラストモールドに吊り込
み、このラストモールドにボトムモールドとサイドモー
ルドを適合させて構成されるモールドキャビティ内に熱
可塑性樹脂を主体とする靴底材を射出し、靴底を成型す
ると同時に、該靴底と上記の胛被とを接着一体化する方
法が採用されている。但し、胛被の表布と靴底材とは本
来接着性に欠けるため、両者を強固に接着する手法とし
て、従来、次のような技術が採用されていたが、いずれ
の技術にもそれぞれ次のような問題があった。
する部分の胛被の表布に、溶剤系のポリウレタン系接着
剤,ポリエステル系接着剤等を刷毛塗り等の方法により
塗布し、乾燥した(いわゆる接着剤の部分塗りを行っ
た)後、靴底材を射出し、該接着剤により靴底と胛被と
を接着一体化する。
着部分よりはみ出してしまい、外観品位を劣化させ、ま
た手作業が主体であることから、作業性,生産性が悪
く、コストアップの要因となり、さらに接着安定性に欠
ける。
公平3−20241号公報等に見られるように、胛被の
表布に原反の段階で、ホットメルト型のポリウレタン系
処理剤,ポリエステル系処理剤を30〜50メッシュの
グラビアロールで全面処理したり、ナイフコーター等で
全面コーティーグ処理したものを裁断,縫製して胛被と
し、射出成形により靴底を成型すると同時に、表布のこ
れらの処理剤により靴底と胛被とを接着一体化する。
全面処理するため、生産性は良好で、接着性も安定化す
る反面、処理剤の樹脂分により布の織り組織、編み組織
が固められ、布の風合いが硬くなり、素材本来の触感が
欠如してしまう。さらに、布繊維が樹脂成分で濡れるこ
とにより、素材のカラーが濃色側にシフトしてしまった
り、あるいはボケでしまう等、本来のカラーが製品とし
て生かせない問題がある。加えて、胛被の布として起毛
素材や起毛感のある素材を使用する場合、処理時に毛が
寝てしまい、かつ処理剤の樹脂成分により固着され、全
く起毛や起毛感がなくなってしまい、実質的に適用でき
ない。その他、胛被が処理剤で硬化してしまうため、胛
被のラストモールドへの吊り込み作業が困難になる上、
フィットした吊り込みが不可能ないしは極めて困難にな
る。
と布を積層してなる胛被との接着一体化技術における種
々の問題を解消することのできる新規な射出成形布靴の
製造方法を提供することを目的とする。
は、熱可塑性樹脂を主成分とする靴底材を射出成形し、
布を積層してなる胛被と接着一体化する射出成形布靴の
製造方法において、前記布を積層してなる胛被の表布
が、接着性付与処理がなされておらず、前記靴底材が、
平均重合度が1000〜1400,エチレンの共重合率
が0.5〜10%のエチレン−塩化ビニル共重合体10
0重量部に対し、ポリウレタンを骨格とした分子量が1
0 4 〜10 5 のホットメルト型の熱可塑性ポリウレタン
エラストマー5〜50重量部、および可塑剤80〜12
0重量部を含み、射出成形時の溶融粘度が、1mm割型
ダイスの高化式フローテスターによる190℃,10k
g荷重におい、102〜104g/cm・secであ
る、ことを特徴とする。
胛被の表布が、JISL−1096に規定される気孔容
積率が50〜80%であることをも特徴とする。
布とは、胛被の表面に有る布を意味し、多数枚の布を重
ねて積層する場合には少なくとも最上層の布を意味し、
上記したように、接着性付与のための表面処理がなされ
ていない、言わば接着性未処理(以下、単に「未処理
の」と記す)の布であり、好ましくは上記したように、
気孔容積率が50〜80%の範囲内にあるものである。
合体は、一般的に、射出成形靴底に用いられる塩化ビニ
ルホモポリマーと異なり、エチレンが共重合されたもの
であり、エチレンの共重合率は0.5〜10%、好まし
くは0.8〜5%の範囲のものが使用できる。エチレン
が共重合されることにより、ポリ塩化ビニルの溶融時の
粘度が低下し、射出時の流動特性が著しく改善され、布
を積層してなる胛被の未処理の表布の気孔部に侵入し、
布を積層してなる胛被との接着一体化を容易にするが、
エチレンの共重合率が0.5%を下廻ると射出時の流動
特性が悪化し、この結果として未処理の表布と靴底との
接着強度が低下し、10%を超えると塩化ビニル樹脂本
来の特性低下が大きく靴底材として適さないものとな
る。
ルは重合体の重合度は、平均重合度が1000〜140
0の範囲のものが使用できる。エチレン−塩化ビニル共
重合体の平均重合度が変わると、溶融時の粘度も異なっ
てくるが、平均重合度が1000未満であると溶融粘度
が低下し、射出時の流動特性が良好となり、布を積層し
てなる胛被の表布の気孔部に侵入し易く、該胛被との接
着一体化を容易にする反面、靴底材としての物性が低下
してしまい、靴底として実用に耐え得ないものとなる。
逆に、平均重合度が1400を超えると、靴底材として
の物性は良好になるものの、溶融粘度が高く、射出時の
流動特性が悪化し、未処理の表布を使用している胛被と
の接着一体化が困難となる。
合される熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、1,4
−ブタンジオールアジペート,1,6−ヘキサンジオー
ルアジペート等で代表されるポリアルキレンジアジペー
トや、ε−カプロラクトンを開環重合したポリカプロラ
クトン等の代表的なポリエステルに、エチレングリコー
ル,プロピレングリコール,ネオペンチルグリコール,
1,3−ブタンジオール,1,4−ブタンジオール,
1,5−ペンタンジオール等の低分子量脂肪族グリコー
ル、水添加ビスフェノールAで代表される低分子量脂環
族グリコール、エチレンジアミン,プロピレンジアミ
ン,ピペラジン,イソホロンジアミン,4,4′−ジア
ミノジシクロヘキシルメタン等の有機ジアミン等の鎖延
長剤を必要に応じて使用し、脂肪族,脂環族,又は芳香
族ジイソシアネートと反応させて得られるものが使用さ
れる。なお、このジイソシアネートとしては、靴底の要
求特性,カラー等により、無黄変の脂肪族又は脂環族を
使用したり、黄変タイプの芳香族を使用することができ
る。
は、主成分であるエチレン−塩化ビニル共重合体100
重量部に対し、5〜50重量部、好ましくは8〜30重
量部を使用する。5重量部未満では、本発明の目的であ
る靴底材の射出により靴底を成型すると同時に、該靴底
と未処理の表布を使用している胛被とを接着一体化する
作用、すなわち靴底と未処理の胛被布とを接着する効果
がなくなり、50重量部を超えると射出成形時に射出し
た靴底材が著しく粘着性を帯び、ボトムモールドやサイ
ドモールドと粘着あるいは接着してしまい、成型作業が
困難となる。
エラストマーとして、ポリエステルを骨格とした分子量
が104〜105の範囲、さらに好ましくは2×104
〜5×104の範囲のホットメルト型ポリウレタンエラ
ストマーが使用される。この場合、分子量が104未満
では、射出成形時の流動特性は良好であるが、射出成形
靴底と未処理の胛被布との接着力が低下し、本発明の目
的に合致しなくなり、105より多いと射出時の流動特
性が低下し、やはり射出成形靴底と未処理の胛被布との
接着特性が低下する。
タンエラストマーを射出成形用靴底材配合物に添加,配
合する方法としては、次のような方法が採用できるが、
これらに限定されるものではない。 (1)熱可塑性ポリウレタンエラストマーを他の配合成
分と共にブレンドし、フルコンパウンドとしてペレット
化する。 (2)熱可塑性ポリウレタンエラストマーをエチレン−
塩化ビニル共重合体,可塑剤等と予め高濃度に混合して
おき(すなわち、マスターバッチ化しておき)、必要量
を靴底材コンパウンドに添加する。 (3)熱可塑性ポリウレタンエラストマーを微細化,粉
末化して、靴底材コンパウンドに添加し、ペレット化す
ることなく、パウダー状態のままで使用する。
び熱可塑性ポリウレタンエラストマーに配合される可塑
剤は、通常のポリ塩化ビニル樹脂の配合に使用されるも
のであれば全て使用することができる。例えば、ジブチ
ルフタレート,ジオクチルフタレート等に代表されるフ
タル酸誘導体,ジオクチルアジペート等に代表されるア
ジピン酸誘導体、イソフタル酸誘導体,テトラヒドロフ
タル酸誘導体,アゼライン酸誘導体,セバシン酸誘導
体,マレイン酸誘導体,フマル酸誘導体,トリメリット
酸誘導体,クエン酸誘導体,イタコン酸誘導体,オレイ
ン酸誘導体,リノール酸誘導体,ステアリン酸誘導体,
リン酸誘導体,グリコール誘導体,グリセリン誘導体,
パラフィン誘導体等が挙げられるが、これらに制限され
るものではない。
ビニル共重合体、熱可塑性ポリウレタンエラストマーお
よび可塑剤の外に、安定剤、熱分解型発泡剤、フィラ
ー、顔料、その他適宜の添加剤を配合することができ
る。このうち安定剤としては、バリウム・亜鉛系安定剤
が好ましく使用でき、該バリウム・亜鉛系安定剤として
は、ポリ塩化ビニル樹脂に使用されるものであれば全て
使用することができ、特に制限はない。バリウム・亜鉛
系安定剤は、上記の熱可塑性ポリウレタンエラストマー
の耐久性、すなわち耐加水分解性等の物性に影響が少な
い安定剤であると共に、後述する熱分解型発泡剤の分解
触媒の働きも兼ねるものである。このバリウム・亜鉛系
安定剤と共に、エポキシ樹脂,エポキシ化大豆油,ホス
フェート,ホスファイト,酸化防止剤,紫外線吸収剤,
水酸化カルシウム,酸化マグネシウム,酸化カルシウム
等の安定剤を併用することできるが、熱可塑性ポリウレ
タンエラストマーの耐久性(耐加水分解性)に影響を与
えるもの、例えば有機錫系,有機鉛系等は使用すること
は好ましくない。
出成形時における溶融粘度が、102〜104g/cm
・sec(高化式フローテスター,190℃,10kg
荷重,1mm割型ダイス)の範囲内にあることが重要で
ある。射出成形時における溶融粘度は、該靴底材の射出
成形により靴底を成型すると同時に、該靴底と布を積層
してなり、かつ未処理の表布を使用している胛被とが接
着一体化するために最も重要な要素である。さらに詳述
すれば、上記の溶融粘度範囲内にある靴底材は、射出成
形時に未処理の胛被表布の布目および繊維間隙に侵入し
て、靴底と該胛被布とを接着一体化するために最も重要
な投錨(アンカー)効果を実現すると共に、繊維表面と
の濡れを促進し、該靴底材の配合成分である熱可塑性ポ
リウレタンエラストマーによる接着効果との相乗作用に
より、さらに強固な接着を実現する。
未満であると、射出成形時に溶融した靴底材配合物がモ
ールド嵌合部やモールド擦り合わせ部からバリとして洩
れ易くなり、射出成形作業が困難となると共に、安定し
た発泡射出成形が難しくなる。また、104g/cm・
secを超えると、射出した靴底材配合物が未処理の胛
被表布の布目および繊維間隙に効率良く侵入することが
困難となり、靴底材と該胛被を接着一体化するために重
要な投錨(アンカー)効果が実現できなくなると共に、
繊維面との濡れが充分に行われず、靴底材の配合成分で
ある熱可塑性ポリウレタンエラストマーの効果も充分に
発揮できないものとなる。
ましく適用することのできる布を積層してなる胛被の未
処理の表布は、JISL−1096に規定される気孔容
積率が50〜80%の範囲内にある布である。この表布
は、靴用として一般的に使用されている綿,スフ,アク
リル繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維および各繊
維の混紡,混繊の織布,編布,不織布が使用できる。前
述の投錨(アンカー)効果を高めるためには、合成繊維
においては、フィラメント系の繊維より、短繊維,ステ
ープル系繊維による織布,編布,不織布が好ましい。な
お、JISL−1096に規定される気孔容積率は、下
式により表すことができる。
の範囲であり、この範囲において前述の射出時における
靴底材溶融物が未処理の胛被表布の布目および繊維間隙
に効率良く侵入して、靴底と胛被を接着一体化するため
に重要な投錨(アンカー)効果を実現し、さらに繊維表
面との濡れを容易にして、靴底材の配合成分である熱可
塑性ポリウレタンエラストマーの接着効果を発揮させ易
くし、強固な接着一体化を容易に実現する。
における靴底材溶融物が胛被表布の布目および繊維間隙
に効率良く侵入できず、靴底材と未処理の胛被を接着一
体化することが困難となる。また、気孔容積率が80%
を超えると、胛被の表布の物性が靴用としては適さない
ものとなり、実質的に製靴することは不可能となる。
発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 (1)胛被の作成 組織が(20/2×16/3)/(70×24),気孔
容積率68%の綿平織り織布を表布とし、スフ綾織りの
織布を裏布として、溶剤系天然ゴム貼合せ原反を製造し
た。この原反を裁断,縫製後、中底材を逢着し、一般的
にカリフォルニア甲と呼ばれる袋状の胛被を得た。
ンアジペート,1,4−ブタンジオール,ヘキサメチレ
ンジイソシアネートからなる平均分子量4×104のポ
リウレタンエラストマーのペレットを塊状重合法により
得た。このエラストマーを用いた射出成形靴底材配合物
を表1の配合にてドライブレンド法によりコンパウンデ
ィングした後、バンバリーで混練し、単軸押出機でホッ
トカット法によりペレット化した射出成形靴底材コンパ
ウンドを得た。このコンパウンドの190℃における溶
融粘度は、9×102g/cm・sec(高化式フロー
テスター,10kg荷重,1mm割型ダイス)であり、
本発明の目的に合致するものであった。
込み、該ラストモールドにサイドモールドおよびボトム
モールドを適合させて靴底成型用キャビティを形成し
た。このキャビティ内に、上記の(2)で得た射出成形
靴底材コンパウンドを射出成形機にて射出温度190℃
で射出し靴底を成型すると同時に、該靴底を胛被に底付
し(すなわち、胛被と靴底とを接着一体化し)、冷却
後、靴製品を得た。
から行われていた胛被表布の接着性付与のための表面処
理が施されていないため、胛被表布の風合いはもとよ
り、カラー発色性も良好であるのみならず、胛被がラス
トモールドに良くフィットし、靴としての仕上がりも良
好かつ美麗であった。また、胛被と靴底との接着強度も
3.5kg/cmあり、靴として全く問題のないもので
あった。
容積率73%の綿平織り編布を表布とし、ウレタンフォ
ーム(厚味3mm)とナイロントリコットハーフを片面
ラミネートした複合材を裏材として、溶剤系天然ゴム貼
合糊(目付量400g/m2)で貼合せ、乾燥後、加硫
し、胛被用貼合せ原反を得た。この原反を裁断,縫製
後、中底材を逢着し、一般的にカリフォルニア甲と呼ば
れる袋状の胛被を得た。
ラクトン,1,4−ブタンジオール,イソホロンジイソ
シアネートからなる平均分子量6×104のポリウレタ
ンエラストマーを溶融重合法により製造し、脱溶媒後、
フレーク状のエラストマーを得た。このエラストマーを
用いた射出成形靴底材配合物を表2の配合にてドライブ
レンド法によりコンパウンディングした後、バンバリー
で混練し、単軸押出機でホットカット法によりペレット
化した射出成形靴底材コンパウンドを得た。このコンパ
ウンドの190℃における溶融粘度は、3×103g/
cm・sec(高化式フローテスター,10kg荷重,
1mm割型ダイス)であった。
用靴底材配合物とにより、実施例1と同様にして製靴
し、靴製品を得た。
から行われていた胛被表布の接着性付与のための表面処
理が施されていないため、胛被の風合い,カラー発色性
とも良好であるのみならず、胛被がラストモールドに良
くフィットし、靴としての仕上がりも美麗であった。ま
た、胛被と射出成形靴底との接着強度も3.3kg/c
mあり、靴として良好な強度であり、本発明の目的に合
致するものであった。
に示す配合を採用し、実施例1と同様にして靴底材コン
パウンドペレットを調製した。
より、実施例1と同様にして製靴し、靴製品を得た。
の仕上がりは実施例1と同等であったが、靴として最も
重要な胛被と射出成形靴底との接着強度が0.8kg/
cmしかなく、全く実用に供せるものではなかった。
化剤を5重量部添加し、芳香族ポリエステル系接着剤を
下引層として塗布し、その上にイソシアネート系硬化剤
を含まない芳香族ポリエステル樹脂を塗布した表面処理
仕上げ基布を表布とし、スフ綾織りの織布を裏布とし
て、溶剤系天然ゴム貼合糊(目付量500g/m2)で
貼合せ、乾燥後、加硫し、胛被用貼合せ原反を得た。こ
の原反を裁断,縫製後、中底材を逢着し、一般的にカリ
フォルニア甲と呼ばれる袋状の胛被を調製した。
た。
より、実施例1と同様にして製靴し、靴製品を得た。
と射出成形靴底との接着強度は3.5kg/cmあり、
靴として問題ない強度であったが、胛被表布に接着剤に
よる表面処理が施されているため、胛被布の風合いが非
常に硬い上、カラーもボケており、発色性が悪く、素材
本来が持っている触感、外観が全く消失していた。ま
た、胛被の風合いが硬いことにより、靴爪先部のイセ込
み性が悪く、ラスト(足型)に吊り込んだ際に該ラスト
の形状を再現することができず、靴全体の仕上がりは美
麗と言えないものであった。
胛被表布に接着剤を塗布したり、あるいは接着剤により
表面処理するなどの接着性付与のための表面処理を行う
ことなく、射出成形布靴の製造技術上最も重要な胛被と
射出成形靴底との接着一体化を可能とするものであり、
胛被布の持つ自然な持ち味、触感、風合い、カラーをそ
のまま活かせ、かつ胛被の風合いが良好になることによ
り、胛被の縫製性,イセ込み性が著しく改善され、ラス
ト(足型)形状をそのまま再現した製品を製造すること
ができる。また、胛被に接着剤を塗布したり、接着剤に
より表面処理するなどの接着性付与のための表面処理を
行う必要がないため、これらの工程が無くなり、工程の
短縮、合理化が図れ、大きなコストダウンにも繋がるも
のである。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂を主成分とする靴底材料を
射出成形し、布を積層してなる胛被と接着一体化する射
出成形布靴の製造方法において、前記布を積層してなる胛被の表布が、接着性付与処理が
なされておらず、 前記靴底材が、平均重合度が1000〜1400,エチレンの共重合率
が0.5〜10%の エチレン−塩化ビニル共重合体10
0重量部に対し、ポリウレタンを骨格とした分子量が10 4 〜10 5 のホ
ットメルト型の 熱可塑性ポリウレタンエラストマー5〜
50重量部、および可塑剤80〜120重量部を含み、 射出成形時の溶融粘度が、1mm割型ダイスの高化式フ
ローテスターによる190℃,10kg荷重におい、1
02〜104g/cm・secである、 ことを特徴とする射出成形布靴の製造方法。 - 【請求項2】 布を積層してなる胛被の表布が、JIS
L−1096に規定される気孔容積率が50〜80%で
あることを特徴とする請求項1記載の射出成形布靴の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3309839A JPH08440B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 射出成形布靴の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3309839A JPH08440B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 射出成形布靴の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05115304A JPH05115304A (ja) | 1993-05-14 |
| JPH08440B2 true JPH08440B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17997897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3309839A Expired - Fee Related JPH08440B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 射出成形布靴の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08440B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130028636A (ko) * | 2011-09-09 | 2013-03-19 | 화이랏쿠 인타나쇼나루 가부시키가이샤 | 고체형 이차전지의 제조방법 및 상기 제조방법에 기초하는 고체형 이차전지 |
Families Citing this family (3)
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| KR100356150B1 (ko) * | 2000-02-15 | 2002-10-11 | 한국신발피혁연구소 | 가열 냉각에 의한 신발 겉창의 제조 방법. |
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-
1991
- 1991-10-29 JP JP3309839A patent/JPH08440B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05115304A (ja) | 1993-05-14 |
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