JPH084407A - ドアクローザー - Google Patents
ドアクローザーInfo
- Publication number
- JPH084407A JPH084407A JP12736394A JP12736394A JPH084407A JP H084407 A JPH084407 A JP H084407A JP 12736394 A JP12736394 A JP 12736394A JP 12736394 A JP12736394 A JP 12736394A JP H084407 A JPH084407 A JP H084407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- stopper
- door
- spring
- door body
- Prior art date
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- Granted
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ストッパー機能を作用させるのに扉体の任意
の開閉角度を選定できるので、普段は必ず扉を閉める機
能が働き、荷物の搬入や清掃の時など必要時にのみスト
ップ機能を働かすようにすることができる。 【構成】 扉体の開閉に応じて開くアームで回動するギ
ヤに、バネに抗する直線運動するピストンを噛合させて
なる内装式のドアクローザーにおいて、ピストンハウジ
ング内の端部にピストンのバネによる戻りを阻止するス
トッパーを該ピストン移動方向に突出長さ調整可能に設
けた。
の開閉角度を選定できるので、普段は必ず扉を閉める機
能が働き、荷物の搬入や清掃の時など必要時にのみスト
ップ機能を働かすようにすることができる。 【構成】 扉体の開閉に応じて開くアームで回動するギ
ヤに、バネに抗する直線運動するピストンを噛合させて
なる内装式のドアクローザーにおいて、ピストンハウジ
ング内の端部にピストンのバネによる戻りを阻止するス
トッパーを該ピストン移動方向に突出長さ調整可能に設
けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアクローザーに関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】ドアクローザーは、ドアチェックとも称
せられ、扉を自動的に閉めるアーム式の金物である。
せられ、扉を自動的に閉めるアーム式の金物である。
【０００３】このドアクローザーには、外装式と内装式
があるが、このうち図３、図４に内装式のものを示す。
があるが、このうち図３、図４に内装式のものを示す。
【０００４】図中１は扉体、２は扉枠であるが、扉枠２
に対して開閉する扉体１に応じて開くように途中を軸着
した屈折アーム３の一端を扉枠２側に固定する。
に対して開閉する扉体１に応じて開くように途中を軸着
した屈折アーム３の一端を扉枠２側に固定する。
【０００５】また、扉体１側には図４に示すようにつる
巻きバネ４とピストン５を直線的に並べて収納するピス
トンハウジング６を取り付け、このピストンハウジング
６にピストン５に噛合するギヤ７を設け、前記屈折アー
ム３の他端をこのギヤ７に結合させた。
巻きバネ４とピストン５を直線的に並べて収納するピス
トンハウジング６を取り付け、このピストンハウジング
６にピストン５に噛合するギヤ７を設け、前記屈折アー
ム３の他端をこのギヤ７に結合させた。
【０００６】このようにして、扉体１を開くと屈折アー
ム３が開き、ピストンハウジング６側のギヤ７が回動す
る。そして、このギヤ７によりピストン５がバネ４の弾
性に抗してこのバネ４を縮める方向に直線的に移動させ
られる。
ム３が開き、ピストンハウジング６側のギヤ７が回動す
る。そして、このギヤ７によりピストン５がバネ４の弾
性に抗してこのバネ４を縮める方向に直線的に移動させ
られる。
【０００７】そして、ピストン５にはバネ４の弾性が加
えられ、元に戻ろうとするので、扉体１の開く力を止め
れば、ピストン５によりギヤ７が逆回転して屈折アーム
３は閉じられ、扉体１にもそれに伴い閉じる方向で力が
加えられて自動的に閉まる。
えられ、元に戻ろうとするので、扉体１の開く力を止め
れば、ピストン５によりギヤ７が逆回転して屈折アーム
３は閉じられ、扉体１にもそれに伴い閉じる方向で力が
加えられて自動的に閉まる。
【０００８】なお、前記ギヤ７は図４に示すように歯７
ａを部分的に設けた関欠歯車であり、扉体１の開きがあ
る程度〔例えば図３の（ハ）に示すように160 °以上〕
になるとピストン５との噛合が無くなり、扉体１は閉ま
らなくなる。
ａを部分的に設けた関欠歯車であり、扉体１の開きがあ
る程度〔例えば図３の（ハ）に示すように160 °以上〕
になるとピストン５との噛合が無くなり、扉体１は閉ま
らなくなる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のスト
ップ装置機構付きのドアクローザーは、予め設定された
角度になると必ずストップ装置が働くというものであっ
た。このためなにかの拍子で誤って扉体１を大きく開き
すぎるとドアクローザーが作用しなくなるという不都合
を生じる。
ップ装置機構付きのドアクローザーは、予め設定された
角度になると必ずストップ装置が働くというものであっ
た。このためなにかの拍子で誤って扉体１を大きく開き
すぎるとドアクローザーが作用しなくなるという不都合
を生じる。
【００１０】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、普段は必ず扉を閉める機能が働き、荷物の搬入や清
掃の時など必要時にのみストップ機能を働かすことがで
きるドアクローザーを提供することにある。
し、普段は必ず扉を閉める機能が働き、荷物の搬入や清
掃の時など必要時にのみストップ機能を働かすことがで
きるドアクローザーを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、扉体の開閉に応じて開くアームで回動するギ
ヤに、バネに抗する直線運動するピストンを噛合させて
なる内装式のドアクローザーにおいて、ピストンハウジ
ング内の端部にピストンのバネによる戻りを阻止するス
トッパーを該ピストン移動方向に突出長さ調整可能に設
けたこと、および、ストッパーは突出長さ調整の摘みを
ピストンハウジング外に設けることを要旨とするもので
ある。
するため、扉体の開閉に応じて開くアームで回動するギ
ヤに、バネに抗する直線運動するピストンを噛合させて
なる内装式のドアクローザーにおいて、ピストンハウジ
ング内の端部にピストンのバネによる戻りを阻止するス
トッパーを該ピストン移動方向に突出長さ調整可能に設
けたこと、および、ストッパーは突出長さ調整の摘みを
ピストンハウジング外に設けることを要旨とするもので
ある。
【００１２】
【作用】請求項１記載の本発明によれば、ストッパーを
ピストンハウジング内の端部にほとんど突出させないで
おけば、ピストンのバネによる戻りを阻止するものはな
く、開かれた扉体は必ず閉じられることになる。
ピストンハウジング内の端部にほとんど突出させないで
おけば、ピストンのバネによる戻りを阻止するものはな
く、開かれた扉体は必ず閉じられることになる。
【００１３】一方、ストッパーをピストンハウジング内
の端部に突出させれば、このストッパーはバネにより戻
ろうとするピストンに当接し、その動きを阻止するので
扉体は開いたままになる。さらにかかるストッパー機能
を作用させる扉体の開閉状態のタイミングはストッパー
の突出長さで定めることができる。
の端部に突出させれば、このストッパーはバネにより戻
ろうとするピストンに当接し、その動きを阻止するので
扉体は開いたままになる。さらにかかるストッパー機能
を作用させる扉体の開閉状態のタイミングはストッパー
の突出長さで定めることができる。
【００１４】請求項２記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、ストッパーの突出長をピストンハウジング外
から摘みにより簡単に調整することができる。
に加えて、ストッパーの突出長をピストンハウジング外
から摘みにより簡単に調整することができる。
【００１５】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図１は本発明のドアクローザーの１実施例を
示す斜視図、図２は同上平面図で、前記従来例を示す図
３、図４と同一構成要素には同一参照符号を付したもの
である。
説明する。図１は本発明のドアクローザーの１実施例を
示す斜視図、図２は同上平面図で、前記従来例を示す図
３、図４と同一構成要素には同一参照符号を付したもの
である。
【００１６】すなわち、図中６はつる巻きバネ４とピス
トン５を直線的に並べて収納するピストンハウジングで
あり、このピストンハウジング６にピストン５に噛合す
るギヤ７を設け、図示は省略するがピストンハウジング
６は扉体に取り付けるとともに扉枠に対して開閉する扉
体に応じて開くように途中を軸着した屈折アームの一端
を扉枠側に固定するとともに、該屈折アームの他端をこ
のギヤ７に結合させる。
トン５を直線的に並べて収納するピストンハウジングで
あり、このピストンハウジング６にピストン５に噛合す
るギヤ７を設け、図示は省略するがピストンハウジング
６は扉体に取り付けるとともに扉枠に対して開閉する扉
体に応じて開くように途中を軸着した屈折アームの一端
を扉枠側に固定するとともに、該屈折アームの他端をこ
のギヤ７に結合させる。
【００１７】なお、このギヤ７は従来と異なり歯７ａを
部分的に設けた関欠歯車ではなく歯７ａを全周に設けた
通常の歯車でよい。
部分的に設けた関欠歯車ではなく歯７ａを全周に設けた
通常の歯車でよい。
【００１８】図中８はバネ４の一端が当接するネジ栓で
あり、図示は省略するがこのネジ栓８の端面は六角形の
回動用穴があり、この回動用穴に工具を係合させて全体
を回動させ、差し込み深さを調整することでバネ４の係
止位置を定めその弾性力を調整できる。
あり、図示は省略するがこのネジ栓８の端面は六角形の
回動用穴があり、この回動用穴に工具を係合させて全体
を回動させ、差し込み深さを調整することでバネ４の係
止位置を定めその弾性力を調整できる。
【００１９】さらに、ピストンハウジング６内で、前記
ネジ栓８を設けた側の端部とは反対側の端部にピストン
５のバネ４による戻りを阻止する棒状のストッパー９を
該ピストン５の移動方向に突出長さ調整可能に設けた。
ネジ栓８を設けた側の端部とは反対側の端部にピストン
５のバネ４による戻りを阻止する棒状のストッパー９を
該ピストン５の移動方向に突出長さ調整可能に設けた。
【００２０】本実施例ではこのストッパー９はネジによ
り構成し、その一端はピストンハウジング６の側壁を貫
通してピストンハウジング６外へ出て、ここに回動用の
摘み10を設ける。
り構成し、その一端はピストンハウジング６の側壁を貫
通してピストンハウジング６外へ出て、ここに回動用の
摘み10を設ける。
【００２１】このようにして摘み10を回すことでストッ
パー９は、その突出長さが調整できる。そして、このス
トッパー９はバネ４により戻ろうとするピストン５の端
に当接し、その動きを阻止するので、その時点から閉じ
ようとする扉体は開いたままになる。
パー９は、その突出長さが調整できる。そして、このス
トッパー９はバネ４により戻ろうとするピストン５の端
に当接し、その動きを阻止するので、その時点から閉じ
ようとする扉体は開いたままになる。
【００２２】
【発明の効果】以上述べたように本発明のドアクローザ
ーは、ストッパー機能を作用させるのに扉体の任意の開
閉角度を選定できるので、普段は必ず扉を閉める機能が
働き、荷物の搬入や清掃の時など必要時にのみストップ
機能を働かすようにすることができるものである。
ーは、ストッパー機能を作用させるのに扉体の任意の開
閉角度を選定できるので、普段は必ず扉を閉める機能が
働き、荷物の搬入や清掃の時など必要時にのみストップ
機能を働かすようにすることができるものである。
【図１】本発明のドアクローザーの１実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図２】本発明のドアクローザーの１実施例を示す横断
平面図である。
平面図である。
【図３】ドアクローザーの概要を示す説明図である。
【図４】従来例を示す横断平面図である。
１…扉体 ２…扉枠 ３…屈折アーム ４…バネ ５…ピストン ６…ピストンハウジ
ング ７…ギヤ ７ａ…歯 ８…ネジ栓 ９…ストッパー 10…摘み
ング ７…ギヤ ７ａ…歯 ８…ネジ栓 ９…ストッパー 10…摘み
Claims (2)
- 【請求項１】 扉体の開閉に応じて開くアームで回動す
るギヤに、バネに抗する直線運動するピストンを噛合さ
せてなる内装式のドアクローザーにおいて、ピストンハ
ウジング内の端部にピストンのバネによる戻りを阻止す
るストッパーを該ピストン移動方向に突出長さ調整可能
に設けたことを特徴とするドアクローザー。 - 【請求項２】 ストッパーは突出長さ調整の摘みをピス
トンハウジング外に設ける請求項１記載のドアクローザ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12736394A JP2899665B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ドアクローザー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12736394A JP2899665B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ドアクローザー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084407A true JPH084407A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2899665B2 JP2899665B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=14958114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12736394A Expired - Lifetime JP2899665B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ドアクローザー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2899665B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100885403B1 (ko) * | 2008-02-15 | 2009-02-24 | 주식회사 쓰리에스도어 | 방화문 도어클로저용 폐쇄력 보조장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101988114B1 (ko) * | 2017-07-18 | 2019-06-11 | 김경태 | 도어 클로저 |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP12736394A patent/JP2899665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100885403B1 (ko) * | 2008-02-15 | 2009-02-24 | 주식회사 쓰리에스도어 | 방화문 도어클로저용 폐쇄력 보조장치 |
| WO2009102122A2 (ko) * | 2008-02-15 | 2009-08-20 | Three.S.Door Co., Ltd | 방화문 도어클로저용 폐쇄력 보조장치 |
| WO2009102122A3 (ko) * | 2008-02-15 | 2009-11-05 | 주식회사 쓰리에스도어 | 방화문 도어클로저용 폐쇄력 보조장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2899665B2 (ja) | 1999-06-02 |
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