JPH0843286A - 鋳型強度測定器用針 - Google Patents
鋳型強度測定器用針Info
- Publication number
- JPH0843286A JPH0843286A JP19740594A JP19740594A JPH0843286A JP H0843286 A JPH0843286 A JP H0843286A JP 19740594 A JP19740594 A JP 19740594A JP 19740594 A JP19740594 A JP 19740594A JP H0843286 A JPH0843286 A JP H0843286A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- piece
- casting mold
- adhered
- long period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間使用しても針がほとんど摩耗しないと
共に測定精度を悪化させない鋳型強度測定器用針を提供
することを目的とする。 【構成】 金属製針本体1の先端に0.1〜0.5mm
厚さのセラミックス片2を層状に接着したことを特徴と
する鋳型強度測定器用針
共に測定精度を悪化させない鋳型強度測定器用針を提供
することを目的とする。 【構成】 金属製針本体1の先端に0.1〜0.5mm
厚さのセラミックス片2を層状に接着したことを特徴と
する鋳型強度測定器用針
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳型の品質を確認する
ためロ−ドセル等に接続させた測定針を鋳型に突き刺
し、その反力を計測して鋳型強度を測定する鋳型強度測
定器用針に関する。
ためロ−ドセル等に接続させた測定針を鋳型に突き刺
し、その反力を計測して鋳型強度を測定する鋳型強度測
定器用針に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来の鋳型強度測定器用針は針全
体が金属によって作られていた。したがって、かかる針
では以下のような問題点があった。すなわち、鋳型強度
の測定時に鋳型に針を突き刺すと該針の先端角部が砂と
擦れることによって摩耗し、数十回、数百回の測定で摩
滅してしまい使用できなくなっていた。また、このよう
に摩耗が激しく先端部の外径が測定回数を重ねるごとに
小さくなっていくので、測定値を補正しなければならず
正確な強度を測定することが困難であった。かかる不具
合を防止する方法として針全体をセラミックス製とする
ことも可能だがこの場合には製作コストがはるかに高く
なると共に針自体が脆く細いため偏加重が加わると折損
しやすく、またセラミックスは金属に比べて表面が粗く
摩擦抵抗が大きいので計測精度が悪くなるという問題点
があった。さらに、金属製の測定針の場合、測定の毎に
その底面に砂が付着し検知精度が悪くなるのでかかる砂
を除去する手間が必要であり自動計測が困難であった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので測定針の
摩耗がほとんどないことにより精度よく、長期に渡って
測定が可能な鋳型強度測定器用針の提供を目的とする。
体が金属によって作られていた。したがって、かかる針
では以下のような問題点があった。すなわち、鋳型強度
の測定時に鋳型に針を突き刺すと該針の先端角部が砂と
擦れることによって摩耗し、数十回、数百回の測定で摩
滅してしまい使用できなくなっていた。また、このよう
に摩耗が激しく先端部の外径が測定回数を重ねるごとに
小さくなっていくので、測定値を補正しなければならず
正確な強度を測定することが困難であった。かかる不具
合を防止する方法として針全体をセラミックス製とする
ことも可能だがこの場合には製作コストがはるかに高く
なると共に針自体が脆く細いため偏加重が加わると折損
しやすく、またセラミックスは金属に比べて表面が粗く
摩擦抵抗が大きいので計測精度が悪くなるという問題点
があった。さらに、金属製の測定針の場合、測定の毎に
その底面に砂が付着し検知精度が悪くなるのでかかる砂
を除去する手間が必要であり自動計測が困難であった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので測定針の
摩耗がほとんどないことにより精度よく、長期に渡って
測定が可能な鋳型強度測定器用針の提供を目的とする。
【0003】
【問題解決のための手段】 上記問題点を解決するため
に本発明における鋳型強度測定器用針は金属製針本体の
先端部に、該金属製針本体の先端形状と同一形状にする
と共に厚さを0.1〜0.5mmにしたセラミックス片
を接着剤を介して層状に接着したことを特徴とする。
に本発明における鋳型強度測定器用針は金属製針本体の
先端部に、該金属製針本体の先端形状と同一形状にする
と共に厚さを0.1〜0.5mmにしたセラミックス片
を接着剤を介して層状に接着したことを特徴とする。
【0004】
【実施例】 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図1において金属製針本体1はその先端付
近で段付き状に外径が小さくされている。該先端部の先
端面は直径3.1mm円形に形成されている。該金属製
針本体1の先端には直径3.1mmの円形に形成される
と共に厚さを0.5mmにしたアルミナ−ジルコニア系
セラミックス片2がエポキシ樹脂系接着剤にて層状に接
着されている(図2)。また、前記金属製針本体1の上
端にはロッド3が取り付けられ該ロッド3は図示されな
いロ−ドセルと接続されることによって鋳型強度の測定
が可能となっている。さらに、前記金属製針本体1は、
図示されない駆動手段によって垂直方向に上下移動でき
るようにされている。
く説明する。図1において金属製針本体1はその先端付
近で段付き状に外径が小さくされている。該先端部の先
端面は直径3.1mm円形に形成されている。該金属製
針本体1の先端には直径3.1mmの円形に形成される
と共に厚さを0.5mmにしたアルミナ−ジルコニア系
セラミックス片2がエポキシ樹脂系接着剤にて層状に接
着されている(図2)。また、前記金属製針本体1の上
端にはロッド3が取り付けられ該ロッド3は図示されな
いロ−ドセルと接続されることによって鋳型強度の測定
が可能となっている。さらに、前記金属製針本体1は、
図示されない駆動手段によって垂直方向に上下移動でき
るようにされている。
【0005】実際にこの鋳型強度測定器で鋳型の強度を
測定するには鋳型の表面に前記図示されない駆動手段に
よって針を下降させてセラミックス片2を押し当てると
共に、任意の深さまで突き刺し、このときの反力を前記
ロ−ドセルによって読み取り、鋳型強度を測定する。こ
の時の測定精度はセラミックス片2が0.5mmと非常
に薄いことから金属製針と同等の結果が得られ、砂との
摩擦抵抗による影響はみられなかった。また、針の先端
にセラミック片2が接着されていることから針の摩耗が
少なく測定精度を低下させることも少なくなった。さら
に針の本体部が金属製になっていることから偏加重が加
わっても折損することもなかった。尚、本実施例におい
てはセラミックス片2としてアルミナ−ジルコニア系セ
ラミックスを用いたが、これと同様に破壊靭性の高い窒
化珪素、サイアロンなどを用いることも可能である。ま
た、セラミックス片2の厚さは薄ければ薄いほど測定精
度に対してはよい結果が得られるが製作上の関係から
0.1〜0.5mmのものが好適であった。
測定するには鋳型の表面に前記図示されない駆動手段に
よって針を下降させてセラミックス片2を押し当てると
共に、任意の深さまで突き刺し、このときの反力を前記
ロ−ドセルによって読み取り、鋳型強度を測定する。こ
の時の測定精度はセラミックス片2が0.5mmと非常
に薄いことから金属製針と同等の結果が得られ、砂との
摩擦抵抗による影響はみられなかった。また、針の先端
にセラミック片2が接着されていることから針の摩耗が
少なく測定精度を低下させることも少なくなった。さら
に針の本体部が金属製になっていることから偏加重が加
わっても折損することもなかった。尚、本実施例におい
てはセラミックス片2としてアルミナ−ジルコニア系セ
ラミックスを用いたが、これと同様に破壊靭性の高い窒
化珪素、サイアロンなどを用いることも可能である。ま
た、セラミックス片2の厚さは薄ければ薄いほど測定精
度に対してはよい結果が得られるが製作上の関係から
0.1〜0.5mmのものが好適であった。
【0006】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
鋳型強度測定器用の針として金属製針本体の先端部に耐
摩耗性の高い0.1〜0.5mm厚さのセラミックス片
を層状に接着したので、長期に渡って使用してもほとん
ど摩耗することがなく針の寿命が飛躍的に伸び、また摩
耗がほとんどないこと及びセラミックス片が薄いことに
より精度よく測定することが可能となり、さらにセラミ
ックス片の底面には砂が付着しにくいので砂を除去する
ための作業が不要で長期に渡っての自動計測が可能とな
った。
鋳型強度測定器用の針として金属製針本体の先端部に耐
摩耗性の高い0.1〜0.5mm厚さのセラミックス片
を層状に接着したので、長期に渡って使用してもほとん
ど摩耗することがなく針の寿命が飛躍的に伸び、また摩
耗がほとんどないこと及びセラミックス片が薄いことに
より精度よく測定することが可能となり、さらにセラミ
ックス片の底面には砂が付着しにくいので砂を除去する
ための作業が不要で長期に渡っての自動計測が可能とな
った。
【0007】
【図1】本発明における実施例の要部正面図である。
【図2】図1におけるA部拡大図である。
1 金属製針本体 2 セラミックス片
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製針本体1の先端部に、該金属製針
本体1の先端形状と同一形状にすると共に厚さを0.1
〜0.5mmにしたセラミックス片2を接着剤を介して
層状に接着したことを特徴とする鋳型強度測定器用針
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19740594A JPH0843286A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 鋳型強度測定器用針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19740594A JPH0843286A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 鋳型強度測定器用針 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0843286A true JPH0843286A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16373971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19740594A Pending JPH0843286A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 鋳型強度測定器用針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0843286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008197010A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Fujikura Ltd | 微小硬度計及びこれを用いた硬度測定方法 |
JP2022015526A (ja) * | 2020-07-09 | 2022-01-21 | 新東工業株式会社 | 強度計測装置及び強度計測方法 |
DE102022209092A1 (de) | 2021-09-07 | 2023-03-09 | Sintokogio, Ltd. | Vorrichtung zur Messung der Formfestigkeit, Formgebungssystem und Verfahren zur Messung der Formfestigkeit |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP19740594A patent/JPH0843286A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008197010A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Fujikura Ltd | 微小硬度計及びこれを用いた硬度測定方法 |
JP2022015526A (ja) * | 2020-07-09 | 2022-01-21 | 新東工業株式会社 | 強度計測装置及び強度計測方法 |
DE102022209092A1 (de) | 2021-09-07 | 2023-03-09 | Sintokogio, Ltd. | Vorrichtung zur Messung der Formfestigkeit, Formgebungssystem und Verfahren zur Messung der Formfestigkeit |
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